JP2008006914A - キャリアプレートおよび該キャリアプレートを備えたウインドレギュレータ - Google Patents

キャリアプレートおよび該キャリアプレートを備えたウインドレギュレータ Download PDF

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Abstract

【課題】車輌の窓ガラスの摺動抵抗を大きく変化させることなく、窓ガラスを上昇あるいは下降させる。
【解決手段】ガイドレールに摺動自在に取り付けられたプレート本体と、車輌の窓ガラスを支持するために前記プレート本体に係合して設けられ、かつ、水平方向に移動自在に設けられた窓ガラス支持手段と、一端が前記プレート本体に接続され、他端が前記窓ガラス支持手段に接続された付勢手段とを有するキャリアプレートであって、前記付勢手段が、前記窓ガラス支持手段の移動方向に対して平行に前記窓ガラス支持手段を付勢することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャリアプレートおよび該キャリアプレートを備えたウインドレギュレータに関する。さらに詳しくは、ガイドレールに摺動自在に取り付けられたキャリアプレート本体と、車輌の窓ガラスを固定するために前記プレート本体に係合して設けられ、かつ、水平方向に移動自在に設けられた窓ガラス支持手段とを有するキャリアプレートおよび該キャリアプレートを備えたウインドレギュレータに関する。
従来、車輌の窓ガラス(ドアガラス)を昇降させるために、ウインドレギュレータが用いられている。一般に、ウインドレギュレータは、ドアガラスの移動方向に延びたガイドレールと、ガイドレールの下端に取り付けられた駆動部と、駆動部による回転トルクを受けて回転するドラムと、一部がドラムに巻き付けられ、ドラムの回転運動に伴ってガイドレールの長手方向に移動するコントロールケーブル(インナーケーブル)と、ガイドレールの上端に取り付けられ、コントロールケーブルの移動方向を180°変えるためのプーリと、コントロールケーブルの両端を係止し、ガイドレールに摺動自在にとりつけられたドアガラスを保持するためのキャリアプレートとから構成されている。
また、車輌のドアガラスは、ピラー部の側縁を基準として取り付けられ、ドアガラスの側縁がピラー部の側縁に沿って摺動し、上昇あるいは下降している。しかしながら、ピラー部の側縁には部品形状のバラツキなどによる凹凸(uneveness)が生じているのが実情である。この凹凸によりドアガラス上昇中に、ドアガラスの姿勢が面方向に回転するように傾いて、ピラー部側縁とドアガラス側縁との摺動抵抗が増大してしまうという問題があった。
この問題を解決するために、ガイドレールに摺動させるためのプレート本体と、プレート本体に係合させて設けられ、かつ、水平方向に移動自在に設けられたドアガラス支持体とから構成されているキャリアプレートの技術が知られている(特許文献1)。この技術によれば、ドアガラスがピラー部の凹凸に達した際に、ドアガラスおよびドアガラス支持体を水平方向にスライドさせて、ドアガラスの姿勢を大きく傾かせることなく、ドアガラスを昇降させることができる。
実開平3−103811号公報
しかしながら、前述の従来の技術では、ドアガラスがピラー部の凹凸を通過した後も、ドアガラス支持体はプレート本体に対して水平方向にずれたままの状態である。したがって、ドアガラス支持体により支持されているドアガラスも本来の位置(ピラー部に摺動する位置)に戻らないまま、昇降を続ける。そのため、ドアガラスは、ピラー部の側縁とドアガラスの側縁とが離間した状態で昇降しており、ガラスの姿勢は傾きやすく、摺動抵抗が大きくなったり、変化しやすいという問題があった。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたもので、車輌の窓ガラスの摺動抵抗を可能な限り変化させることなく、窓ガラスを上昇あるいは下降させることができるキャリアプレートおよび該キャリアプレートを備えたウインドレギュレータを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様にかかわるキャリアプレートによれば、ガイドレールに摺動自在に取り付けられたプレート本体と、車輌の窓ガラスを支持するために前記プレート本体に係合して設けられ、かつ、水平方向に移動自在に設けられた窓ガラス支持手段と、一端が前記プレート本体に接続され、他端が前記窓ガラス支持手段に接続された付勢手段とを有するキャリアプレートであって、前記付勢手段が、前記窓ガラス支持手段の移動方向に対して平行に前記窓ガラス支持手段を付勢することにより、上記目的が達成される。
さらに、前記付勢手段が、圧縮コイルバネであることが好ましい。
また、前記窓ガラス支持手段に、前記圧縮コイルバネを収容するためのケースが前記窓ガラス支持手段と一体的に設けられてなることが好ましい。
また、前記プレート本体に、前記窓ガラス支持手段を係合させるための係合片が一体的に設けられてなることが好ましい。
また、前記窓ガラス支持手段に、該窓ガラス支持手段の移動方向に対して平行に形成され、前記係合片に対して摺動する摺動部が設けられてなることが好ましい。
本発明の第2の態様にかかわるウインドレギュレータは、前記キャリアプレートと、
当該キャリアプレートが、その長手方向に摺動自在に設けられたガイドレールと、
当該キャリアプレートをコントロールケーブルを介して前記ガイドレールの長手方向に駆動させるための駆動手段と
からなり、前記駆動手段がガイドレールの一端に前記ガイドレールと一体的に設けられてなることを特徴としている。
本発明の第3の態様にかかわるウインドレギュレータは、前記キャリアプレートと、
当該キャリアプレートが、その長手方向に摺動自在に設けられたガイドレールと、
当該キャリアプレートをコントロールケーブルを介して前記ガイドレールの長手方向に駆動させるための駆動手段と
からなり、前記駆動手段が前記ガイドレールから分離して設けられてなることを特徴としている。
本発明によれば、ガイドレールに摺動自在に取り付けられたプレート本体と、水平方向に移動自在に設けられた窓ガラス支持手段とを、付勢手段が、窓ガラス支持手段の移動方向に対して平行な方向に付勢する。このことにより、窓ガラス支持手段に支持されたドアガラスが、ピラー部の側縁部に沿って上昇あるいは下降する際に、ピラー部の側縁における凹凸で窓ガラス支持手段と共に水平方向に移動したとしても、窓ガラスがピラー部の側縁における凹凸を通過した時点で、付勢手段の付勢力により窓ガラス支持手段および窓ガラス支持手段により支持されたドアガラスが元の位置(ピラー部に接する位置)に戻される。それゆえ、本発明のキャリアプレートは、ドアガラスの摺動抵抗を大きく変化させることなく、ドアガラスを上昇あるいは下降させることができる。
本発明のキャリアプレートは、ガイドレールに摺動自在に取り付けられたプレート本体と、車輌の窓ガラスを支持するために前記プレート本体に係合して設けられ、かつ、水平方向に移動自在に設けられた窓ガラス支持手段と、一方の端が前記プレート本体に接続され、他方の端が窓ガラス支持手段に接続された付勢手段とを有する。さらに、前記付勢手段が、前記窓ガラス支持手段の移動方向に対して平行に窓ガラス支持手段を付勢する。
以下で、添付図面を参照しながら、本発明のキャリアプレートを詳細に説明する。
図1は、実施の形態1のキャリアプレートを説明するための斜視図、図2は、実施の形態1のキャリアプレートのプレート本体を説明するための斜視図、図3は、実施の形態1のキャリアプレートの窓ガラス支持手段を説明するための斜視図、図4は、実施の形態1のキャリアプレートの圧縮コイルバネケースを説明するための斜視図、図5(a)は、実施の形態1のキャリアプレートの動作を説明するための縦断面図であり、ピラー部の凹凸に従って、窓ガラス支持手段が水平方向に移動した状態を示す図、図5(b)は、実施の形態1のキャリアプレートの動作を説明するための縦断面図であり、窓ガラス支持手段が圧縮コイルバネの付勢力を受けて、ピラー部の凹凸に従って水平方向に移動した状態を示す図、図6は本発明のキャリアプレートをウインドレギュレータに適用した例を示す説明図である。
実施の形態1
実施の形態1のキャリアプレート100は、図1に示されるように、ガイドレールRに摺動自在に取り付けられるプレート本体2と、プレート本体2に係合され、水平方向に移動自在に設けられる窓ガラス支持手段(ガラス支持体3とする)と、プレート本体2とガラス支持体3との間に設けられ、ガラス支持体3に一体的に取り付けられる圧縮コイルバネケース4と、一方の端が圧縮コイルバネケース4の内部に接続され、他方の端がプレート本体2に接続される付勢手段5とから構成されている。
プレート本体2は、図2に示されるように、板状の部材である。プレート本体2には、一方の面に、付勢手段5となる圧縮コイルバネの一端を接続するための2つの係止部(第1係止部21、第2係止部22)と、後述するガラス支持体3を係合させるための、ガラス支持体3の移動方向に平行なラインl上に並んだ2つの係合片(第1係合片23、第2係合片24)と、ガラス支持体3の移動を係止するためのストッパー25とが、突出して設けられている。また、プレート本体2の他方の面には、キャリアプレート100をガイドレールRに摺動させるための摺動方向に延びるように形成されたガイドレール摺動溝2aが形成された部材26と、インナーケーブルの両端を係止するための溝が形成された部材(図示せず)が取り付けられている。なお、キャリアプレート100をガイドレールRに摺動させるための部材26および、インナーケーブルの両端を係止するための溝が形成された部材については、とくに限定されるものではなく、通常、キャリアプレートとして使用されるものを用いることができる。
ガラス支持体3には、図3に示されるように、ドアガラスGを挟持したホルダーhをガラス支持体3に固定するための2つのホルダー固定部30と、プレート本体2に設けられた第1係合片23、第2係合片24およびストッパー25をガラス支持体3に係合させて、ガラス支持体3を摺動させるための摺動部31と、ホルダーhをホルダー固定部30の中央にガイドするための側壁部32と、圧縮コイルバネケース4をガラス支持体3に嵌合させて一体的にプレート本体2とガラス支持体3の間に収容するための付勢手段収容部33とから構成されている。
2つのホルダー固定部30は、付勢手段収容部33を間に配置するように、凹状に設けられている。さらに、ホルダー固定部30にはホルダーhとガラス支持体3とを連結部材h1を介して固定するためのホルダー固定孔3aが形成されている。また、付勢手段収容部33には、圧縮コイルバネケース4をガラス支持体3と一体的に固定するための一対の第1嵌合孔3cおよび一対の第2嵌合孔3dとが形成されている。また、ホルダー固定部30および付勢手段収容部33の下部に設けられている摺動部31は、ガラス支持体3の移動方向に平行に延びた断面C字状の形状であり、摺動部31により形成された摺動空間3e内にプレート本体2に設けられた係止部(第1係合片23、第2係合片24)が嵌合されている。摺動部31であって、付勢手段収容部33の下部には、プレート本体2に設けられたストッパー25を嵌め込んでガラス支持体3の移動を係止するための、長辺がガラス支持体3の移動方向に平行な長方形状のはずれ止め孔3bが形成されている。さらに、ガラス支持体3の側部に沿って、ホルダー固定部30の面に対して垂直に突出するように側壁部32が設けられている。
圧縮コイルバネケース4は、図4に示されるように、直方体状のバネケース本体40の一方の面に、後述する第1圧縮コイルバネ51を収容するための半筒状の空間4bと、空間4bと平行に並ぶように、後述する第2圧縮コイルバネ52を収容するための半筒状の空間4aとが形成されている。また、使用状態では、この空間4a内に第2圧縮コイルバネ52のほかプレート本体2に設けられた第2係止部22が収容され、空間4b内に第1圧縮コイルバネ51のほかプレート本体2に設けられた第1係止部21が収容される。さらに、バネケース本体40の一つの面には、一対のL字状の嵌合爪41と、一対の円柱状の凸部42が突出して設けられている。この嵌合爪41は、ガラス支持体3に形成された第1嵌合孔3cに、凸部42は、ガラス支持体3に形成された第2嵌合孔3dに嵌合されることにより、圧縮コイルバネケース4が、ガラス支持体3に一体的に固定される。
付勢手段5は、図4に示されるように、圧縮コイルバネケース4の空間4b内に収容され、一方の端が圧縮コイルバネケース4の内部に接続され、他方の端がプレート本体2の第1係止部21に接続される第1圧縮コイルバネ51と、圧縮コイルバネケース4の空間4a内に収容され、一方の端が圧縮コイルバネケース4の内部に接続され、他方の端がプレート本体2の第2系止部22に接続されている第2圧縮コイルバネ52とから構成されている。このように、圧縮コイルバネ51、52を、ガラス支持体3に固定された圧縮コイルバネケース4に収容することで、圧縮コイルバネ51、52を間接的にガラス支持体と接続する。第1圧縮コイルバネおよび第2圧縮コイルバネは、図1、図5(a)および図5(b)に示されるように、それぞれの圧縮コイルバネの軸線方向が、ガラス支持体3の移動方向に対して平行な方向になるように配置されている。すなわち、ガラス支持体3がプレート本体2上を移動した際には、この第1圧縮コイルバネ51および第2圧縮コイルバネ52が、それぞれ、ガラス支持体3の移動方向の反対方向に向かってガラス支持体3を付勢する。
上記構成により、実施の形態1のキャリアプレート100の動作を図5(a)および図5(b)を用いて説明する。
本発明のキャリアプレート100は、図5(a)および図5(b)に示されるように、ウインドレギュレータWR(図6参照)を構成するガイドレールRに摺動自在に取り付けられ、両端がキャリアプレート100に係止されたインナーケーブルCの移動にともなって、ガイドレールの長手方向に摺動する。なお、本発明のキャリアプレート100は、インナーケーブル(コントロールケーブル)を介してキャリアプレート100をガイドレールRの長手方向に駆動させるための駆動手段(駆動部M)が、ガイドレールRの一端に当該ガイドレールRと一体的に設けられているウインドレギュレータWRのみならず、当該駆動手段がガイドレールRから分離して設けられているウインドレギュレータWRにも適用することができる。
まず、ドアガラスGを上昇させる場合の動作を説明する。利用者が、車輌ドア内側に設けられたスイッチを押すなどのウインドレギュレータWRの駆動操作を行うと、ウインドレギュレータWRの駆動部Mが駆動する。駆動部Mの回転力は減速伝達機構などを介してドラムに伝達され、ドラムが回転し、ドラムに一部が巻きつけられているインナーケーブルCがその長手方向に移動する。インナーケーブルCの両端が係止されたキャリアプレート100は、インナーケーブルCの移動に伴い、ガイドレールRに沿って上方向(図5、上方向)に移動する。このとき、ドアガラスGは、キャリアプレート100のガラス支持体3に固定された状態で、上昇する。ドアガラスGの側縁は、車輌ドアのピラーPの側縁に沿って摺動する。
つぎに、ドアガラスGが、ピラーPの側縁の凸部Aに達すると、図5(a)に示されるように、ドアガラスGおよびドアガラスGを固定して支持しているガラス支持体3が共に水平方向(図5(a)、左方向)に凸部Aの高さxだけ水平に移動する。このとき、第1圧縮コイルバネ51および第2圧縮コイルバネ52は圧縮され、ガラス支持体3を水平方向(図5(a)、右方向)に付勢する。
さらに、ドアガラスGが上昇し、ドアガラスGがピラーPの側縁の凸部Aを通過すると、図5(b)に示されるように、第1圧縮コイルバネ51および第2圧縮コイルバネ52の付勢力により、ガラス支持体3およびガラス支持体3に固定されて支持されたドアガラスGが、共に水平方向(図5(b)、右方向)に凸部Aの高さxだけ移動して、ドアガラスGの初期状態の位置(ピラー部の側縁に摺動する位置)に戻る。
ドアガラスGを下降させる場合も、本実施の形態のキャリアプレート100は、上記と同様に動作するので、ここでの説明は省略する。
以上の実施の形態のキャリアプレート100によれば、ガイドレールRに摺動自在に取り付けられたプレート本体2と、車輌のドアガラスGを支持するために前記プレート本体2に係合して設けられ、かつ、水平方向に移動自在に設けられたガラス支持体3と、一方の端が前記プレート本体2に接続され、他方の端が前記ガラス支持体3に接続された圧縮コイルバネ5とを有し、前記圧縮コイルバネ5が、前記ガラス支持体3の移動方向に対して平行にガラス支持体3を付勢する。このことにより、キャリアプレート100のガラス支持体3に支持されたドアガラスGが、ピラー部Pの側縁部に沿って上昇あるいは下降する際に、ピラー部Pの側縁における凸凹でガラス支持体3が水平方向に移動したとしても、窓ガラスGがピラー部Pの側縁における凹凸を通過した時点で、圧縮コイルバネ5の付勢力によりガラス支持体3およびガラス支持体3により支持されたドアガラスGが元の位置(ピラー部の側縁に摺動する位置)に戻されて、ドアガラスGの姿勢が面方向に回転するように傾くことを防ぐ。それゆえ、本発明のキャリアプレート100は、ドアガラスGの摺動抵抗を大きく変化させることなく、ドアガラスGを上昇あるいは下降させることができる。
なお、上記実施の形態1では、付勢手段として圧縮コイルバネを2つ用いた場合について説明したが、本発明のキャリアプレートはこれに限らず、付勢手段として圧縮コイルバネを1または2以上用いても構わない。
さらに、上記実施の形態1では、圧縮コイルバネケースを介して付勢手段をガラス支持体に間接的に接続した場合について説明したが、本発明のキャリアプレートはこれに限らず、付勢手段を直接的にガラス支持体に接続しても構わない。
実施の形態1のキャリアプレートを説明するための斜視図である。 実施の形態1のキャリアプレートのプレート本体を説明するための斜視図である。 実施の形態1のキャリアプレートの窓ガラス支持手段を説明するための斜視図である。 実施の形態1のキャリアプレートの圧縮コイルバネケースを説明するための斜視図である。 実施の形態1のキャリアプレートの動作を説明するための縦断面図であり、ピラー部側縁の凹凸に従って、窓ガラス支持手段が水平方向に移動した状態を示す。 実施の形態1のキャリアプレートの動作を説明するための縦断面図であり、窓ガラス支持手段が圧縮コイルバネの付勢力を受けて、ピラー部側縁の凹凸に従って水平方向に移動した状態を示す。 本発明のキャリアプレートをウインドレギュレータに適用した例を示す説明図である。
符号の説明
100 キャリアプレート
2 プレート本体
23 第1係合片
24 第2係合片
3 ガラス支持体(窓ガラス支持手段)
31 摺動部
4 圧縮コイルバネケース
5 圧縮コイルバネ(付勢手段)
C インナーケーブル(コントロールケーブル)
R ガイドレール
G ドアガラス(窓ガラス)
WR ウインドレギュレータ

Claims (7)

  1. ガイドレールに摺動自在に取り付けられたプレート本体と、
    車輌の窓ガラスを支持するために前記プレート本体に係合して設けられ、かつ、水平方向に移動自在に設けられた窓ガラス支持手段と、
    一端が前記プレート本体に接続され、他端が前記窓ガラス支持手段に接続された付勢手段とを有するキャリアプレートであって、
    前記付勢手段が、前記窓ガラス支持手段の移動方向に対して平行に前記窓ガラス支持手段を付勢する
    キャリアプレート。
  2. 前記付勢手段が、圧縮コイルバネである請求項1記載のキャリアプレート。
  3. 前記窓ガラス支持手段に、前記圧縮コイルバネを収容するためのケースが前記窓ガラス支持手段と一体的に設けられてなる請求項1または2記載のキャリアプレート。
  4. 前記プレート本体に、前記窓ガラス支持手段を係合させるための係合片が一体的に設けられてなる請求項1、2または3記載のキャリアプレート。
  5. 前記窓ガラス支持手段に、該窓ガラス支持手段の移動方向に対して平行に形成され、前記係合片に対して摺動する摺動部が設けられてなる請求項1、2、3または4記載のキャリアプレート。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載されたキャリアプレートと、
    当該キャリアプレートが、その長手方向に摺動自在に設けられたガイドレールと、
    当該キャリアプレートをコントロールケーブルを介して前記ガイドレールの長手方向に駆動させるための駆動手段と
    からなり、前記駆動手段がガイドレールの一端に前記ガイドレールと一体的に設けられてなる
    ウインドレギュレータ。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載されたキャリアプレートと、
    当該キャリアプレートが、その長手方向に摺動自在に設けられたガイドレールと、
    当該キャリアプレートをコントロールケーブルを介して前記ガイドレールの長手方向に駆動させるための駆動手段と
    からなり、前記駆動手段が前記ガイドレールから分離して設けられてなる
    ウインドレギュレータ。
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