JP2008005359A - ドキュメントカメラ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スクリーンに投影される投影用の画像データを撮影するドキュメントカメラ1であって、投影される画像データの切り替えタイミングを検出する画像取得部31と、発言者の音声を音声データとして取り込むマイク9と、画像取得部31の検出した切り替えタイミングに応じて音声データを分割する音声取得部32と、投影用の画像データと、この画像データの投影中に入力した音声データとを関連付けて、記憶手段に格納する関連付け処理部33とを有している。
【選択図】 図2
Description
また、撮影された画像データを保存できるドキュメントカメラであっても、画像の変化を検出して、必要な画像データだけを保存しなければ、記憶装置の容量を無駄に消費するという課題を有している。
このように本発明は、撮影した画像データと、この画像データに対する発言とが関連付けされて記憶手段に格納されるので、画像データを表示しながら音声データを再生することができる。従って、会議の様子を忠実に再現することができ、会議の内容理解が容易となる。
従って、画像に変化のある画像データだけを取り込んで記憶手段に格納しておくので、不要な画像データを記憶手段に記憶することがなく、記憶手段の記憶容量を無駄に消費しない。
従って、操作手段からの入力によって画像の切り替えタイミングを検出するので、音声データと画像データの関連付けを正確に行うことができる。
従って、画像データと、この画像データに関連付けられた音声データとを再生し、会議の様子を再現することができる。
従って、会議で使用した資料と、その資料に対する発言とを再現すると共に、会議中の発言者や会議室の様子を利用者に認識させることができる。
また、前記検出手段は、画像のカラーヒストグラムと、色分布と、濃度一様な画像パターン数と、画素数と画素配列と、画像のエッジ数との少なくとも1つを前記画像特徴量として抽出するとよい。
さらに、前記検出手段は、画像データから抽出したテキスト情報と、前記直前の画像データから抽出したテキスト情報とを比較して、前記画像に変化のある画像データを検出してもよい。
従って、画像の変化を正確に検出することができる。
従って、画像の変化を正確に検出することができる。
従って、サムネイル画像を表示して、選択されたサムネイル画像に関連付けられた画像データや音声データを再生することができる。
従って、検索語を入力して所望の画像データや音声データを検出することができる。
図1に示すように本実施例のドキュメントカメラ1は、カメラ等の第1画像入力部(第1撮影手段)2と、第1画像入力部2を支え、被写体となるドキュメントを好適な位置から撮影できるようにXYZ方向に稼動するフレキシブルアーム3と、被写体となるドキュメントを載置するスタンド4とを有している。また、ドキュメントカメラ1は、マイク端子8を備え、マイク9を接続することができる。さらに、第1画像入力部2で撮影された画像をスクリーン等に表示するプロジェクタ装置10がドキュメントカメラ1には接続可能となっている。
図2に示すようにドキュメントカメラ1は、第1画像入力部2と、画像処理部21と、記録開始・終了操作部22と、音声入力部9と、再生制御情報入力部23と、登録データ表示部24と、撮影指示操作部25とを有している。
記録開始・終了操作部22は、画像・音声記録再生部30に画像と音声の取り込み開始や終了を指示するための操作部である。再生制御情報入力部23は、画像・音声記録再生部30に記録された画像や音声の再生操作を行うための操作部である。記録開始・終了操作部22と、再生制御情報入力部23と、撮影指示操作部25とは、ドキュメントカメラ本体のスタンド4上に設けられたコントロールパネル7によって構成される。
図3に、コントロールパネルの一例を示す。本実施例のコントロールパネル7には、画像データと音声データの取り込みを画像・音声記録再生部30に指示する画像・音声記録ボタン71と、第1画像入力部2に画像の撮影を指示する撮影ボタン72と、再生制御情報入力部23として機能する再生ボタン73、巻き戻し76、早送り77、一時停止75、停止74の各ボタンとが設けられている。この他にメニュー表示ボタン78、ズーム設定ボタン79などが設けられている。
また、関連付け処理部33は、1回のプレゼンテーションで得られるデータセットを識別できるようにプレゼン識別子を付与する。プレゼンテーションの最初に得られるデータセットには、このプレゼンテーションに共通するプレゼン識別子と、プレゼンテーションの開始点であることを示すStart情報とが付与される。また、1回のプレゼンテーションで最後に得られるデータセットには、プレゼン識別子と、プレゼンテーションの終了点であることを示すEnd情報とが付与される。
なお、画像データには、画像取得部31で画像データ識別子が付与され、音声データには音声取得部32で音声データ識別子が付与される。画像取得部31は、生成した画像データ識別子を生成順に関連付け処理部33に出力する。同様に音声取得部32は、生成した音声データ識別子を生成順に関連付け処理部33に出力する。関連付け処理部33は、画像取得部31から入力される画像データ識別子と、音声取得部32から入力される音声データ識別子とを関連付けて索引ファイルを作成する。
画像処理部21から画像取得部31に画像データ(プレゼンテーションが開始されて、最初に入力した画像データを以下では基準画像データと呼ぶ)と、この画像データの撮影時間情報とが出力されると(ステップS1)、画像取得部31は、音声取得部32にタイミング信号を出力して画像データの取得を通知する(ステップS2)。画像取得部31は、取得した画像データの特徴量を抽出する(ステップS3)。抽出される特徴量には、カラーヒストグラム、色分布、一様性パターン、ピクセル数とその配列、エッジ数などが挙げられる。また、画像取得部31は、取得した画像データのサムネイル画像を生成する(ステップS4)。
第1に、OCR(Optical Character Reader)によって画像データからテキスト情報を抽出し、文字数、文字サイズ、文字の一致性を判定して変化画像の抽出を行うことができる。
第2に、スタンド4上の原稿設置領域5にフォトセンサ(本発明の第2検出手段に該当する)を設けて、資料の切り替えと、そのタイミングとを記録してもよい。
第3に、利用者が行うズームやマーカ表示などによって入力される操作信号に基づいて、直後の画像を変化画像として抽出することもできる。
第4に、撮影指示操作部25の操作によって、ユーザが資料の撮影を指示すると、第1画像入力部2で撮影した画像を画像取得部31で取得するようにしてもよい。
また、以上述べた方法を組み合わせて用いてもよい。
本実施例のドキュメントカメラでは、データ格納部35に格納した画像データのサムネイル表示が可能であり、サムネイル画像をコントロールパネル7から選択することによって、対応する画像データの全画面表示と、音声再生とが可能となる。
再生開始、再生終了、一時停止、巻き戻し、早送りなどの操作は、コントロールパネル7上のボタン操作で行うことができる。なお、サムネイルや画像は、本体スタンド4上部の液晶ディスプレイ6に表示されるが、プロジェクタやディスプレイをドキュメントカメラ1に接続すれば、これらの表示装置でも表示することができる。
なお、図3に示す液晶ディスプレイ6の例では、左上のサムネイルが選択可能な状態にある。ユーザは、コントロールパネル7を操作して、画像を表示させたいサムネイルを選択可能状態にする。また、同じプレゼン識別子で登録されたサムネイルの表示が終了しても、画像データが選択されない場合、再生制御部34は、次に新しい資料を選択して、このサムネイル画像を表示させる。
しかしこれらの情報だけでは、発言者が誰なのか、そのとき誰が会議に参加していたのか、どの会議室で行われた会議なのかといったことまでは分からない。
そこで、本実施例では、画像データと音声データに加えて、発言者や会議参加者の顔写真、会議室の様子を撮影し、撮影した画像を資料画像や音声データに対応付けてデータ格納部35に格納する。そして、資料画像や音声の再生時に、発言者や会議参加者の顔画像も一緒に表示できるようにする。
第2画像入力部40は、別々の被写体(発言者と会場)を撮影するために複数台設置してもよいし、またカメラをアームに固定せずに三脚を利用してもよい。また、会議参加者が第2画像入力部40としてのカメラを持って撮影してもよい。
また、第1画像入力部2の撮影画像に変化画像が抽出された後の一定時間後に撮影してもよいし、各種センサを利用して、センサ値に変化が表れた時に撮影してもよい。例えば、音量センサを設けて、一定以上の音量が検出された時に撮影することができる。なお、第2画像入力部40のカメラで撮影された画像データや、撮影時刻情報は、第2画像入力部40内部の記憶領域に格納しておき、後からドキュメントカメラ1に取り込んでもよいし、無線を利用してリアルタイムにドキュメントカメラ1に転送して保存することもできる。
ユーザ端末70に表示されるHTMLトップ画面には、格納された画像のサムネイルが表示される。表示されたサムネイルから、ユーザが所望のものを選択すると、選択情報がデータ配信部50からデータ取得部39に送られる。データ取得部39は、データ格納部35にアクセスし、選択されたサムネイルと組になった画像データ、音声データ、索引データを抽出する。所望とする画像データ、音声データ、索引データは、データ配信部50に渡され、1つの配信データファイルにまとめられ、クライアント端末に転送される。なお、データ取得部39での処理は、CGI(Common Gateway Interface)プログラムによって実現することができる。
2 画像入力部
3 フレキシブルアーム
4 スタンド
5 原稿設置領域
6 液晶ディスプレイ
7 コントロールパネル
8 マイク端子
9 マイク
10 表示装置
21 画像処理部
22 記録開始・終了操作部
23 再生制御情報入力部
24 登録データ表示部
25 撮影指示操作部
31 画像取得部
32 音声取得部
33 関連付け処理部
34 再生制御部
35 データ格納部
36 画像・音声再生部
37 撮影タイミング制御部
38 URL割り当て部
39 データ取得部
40 第2画像入力部
Claims (11)
- スクリーンに投影される投影用の画像データを撮影するドキュメントカメラ装置であって、
投影される画像データの切り替えタイミングを検出する検出手段と、
発言者の音声を音声データとして取り込む音声入力手段と、
前記検出手段の検出した切り替えタイミングに応じて前記音声データを分割する分割手段と、
前記投影用の画像データと、該画像データの投影中に入力した音声データとを関連付けて、記憶手段に格納する関連付け手段と、
を有することを特徴とするドキュメントカメラ装置。 - 前記検出手段は、撮影された画像データを順次入力し、直前の画像データと比較して画像に変化のある画像を検出して、前記切り替えタイミングを検出することを特徴とする請求項1記載のドキュメントカメラ装置。
- 前記投影用の画像データを撮影する第1撮影手段を備え、
前記検出手段は、前記第1撮影手段に撮影を指示する操作手段からの操作入力を検出して、前記切り替えタイミングを検出することを特徴とする請求項1記載のドキュメントカメラ装置。 - 前記投影用の画像データと、該画像データに関連付けられた音声データとを前記記憶手段から読み出して、再生させる再生制御手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のドキュメントカメラ装置。
- 発言者や会議室の様子を撮影する第2撮影手段を備え、
前記関連付け手段は、前記第2撮影手段で撮影された画像データと、前記投影用の画像データとを関連付けて、前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のドキュメントカメラ装置。 - 前記検出手段は、画像データの画像特徴量を抽出し、該画像特徴量と前記直前の画像データの画像特徴量とを比較することで、前記画像に変化のある画像データを検出することを特徴とする請求項2記載のドキュメントカメラ装置。
- 前記検出手段は、画像のカラーヒストグラムと、色分布と、濃度一様な画像パターン数と、画素数と画素配列と、画像のエッジ数との少なくとも1つを前記画像特徴量として抽出することを特徴とする請求項6記載のドキュメントカメラ装置。
- 前記検出手段は、画像データから抽出したテキスト情報と、前記直前の画像データから抽出したテキスト情報とを比較して、前記画像に変化のある画像データを検出することを特徴とする請求項2記載のドキュメントカメラ装置。
- 前記投影用の画像データを撮影する第1撮影手段を備え、
前記検出手段は、前記第1撮影手段の撮影位置に資料が配置されているか否かを検出する第2検出手段からの信号を入力して、前記切り替えタイミングを検出することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載のドキュメントカメラ装置。 - 撮影された画像データのサムネイル画像を作成するサムネイル作成手段を有し、
前記関連付け手段は、前記サムネイル画像を、該サムネイル画像の作成元の画像データに関連付けて前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項記載のドキュメントカメラ装置。 - 撮影された画像データからテキスト情報を抽出し、形態素解析を行って前記テキスト情報から分離した形態素を前記記憶手段に格納する文字認識手段と、
前記音声入力手段から入力された音声データに対して、音声認識処理を行ってテキスト情報を抽出し、形態素解析を行って前記テキスト情報から分離した形態素を前記記憶手段に格納する音声認識手段とを有し、
前記関連付け手段は、前記形態素を、該形態素を検出した画像データや音声データに関連付けて前記記憶手段に格納し、
検索語を含む画像データ又は音声データを前記記憶手段から検索する検索手段を有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項記載のドキュメントカメラ装置。
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