JP2008005023A - 画像形成装置、電子演算装置、印刷システム、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

画像形成装置、電子演算装置、印刷システム、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットファクシミリ装置の記憶装置の大容量化を抑えつつ、より高い機密性を実現したセキュアプリントを行うインターネットファクシミリ装置、クライアントPCを提供する。
【解決手段】
ネットワーク上に配置されたいずれかのクライアントPCなどの記憶装置においてユーザ別に設けたフォルダに印刷データを記憶する。インターネットファクシミリ装置1に入力されたユーザIDによって当該ユーザのフォルダを特定する。さらに、パスワードの入力を受け付け、フォルダに設定されたパスワードと一致する場合に、当該フォルダに記憶されている印刷データを印刷する。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置、電子演算装置などに関し、詳しくは、セキュアプリントを行う画像形成装置、電子演算装置に関するものである。
従来より、複数のクライアントPCなどの電子演算装置(電子機器装置)が配置されたネットワーク上に、ファクシミリ複合機やプリンタなどの画像形成装置を配置し、クライアントPCなどで作成された印刷データをファクシミリ複合機やプリンタで印刷するシステムが存在する。ファクシミリ複合機やプリンタによって印刷データを印刷すると、印刷した記録紙(印刷物)はホッパに出力され、クライアントPCによって当該印刷を指示したユーザが記録紙をホッパから回収するまで記録紙は放置された状態となる。したがって、ホッパに出力された記録紙は、当該印刷を指示したユーザ以外の人間の目にさらされ、当該ユーザ以外の人間が容易に持ちさることが可能である。
そのため、機密情報を扱う業種の仕事の現場などでは、印刷する情報(印刷データ)の機密を保護しつつファクシミリ複合機やプリンタで印刷できることが望まれている。このような機密を保護しつつ行う印刷はセキュアプリントと呼ばれている。セキュアプリントを実現するプリンタの発明が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている発明では、まず、端末機から、印刷許可コードが付加された印刷データをプリンタに対して送信する。プリンタは送信された印刷データを自装置内の所定の記憶装置に記憶する。そして、プリンタにIDカードなどによって識別コードが入力されると、当該識別コードと印刷データに付加された印刷許可コードとを比較し、両コードが一致した場合に、当該印刷許可コードが付加された印刷データを他の印刷データの印刷ジョブに優先して印刷する。
特開平7−81154号公報
ところで、特許文献1に記載されている発明に係るプリンタでは、印刷データは、必ずプリンタ(自装置)内の所定の記憶装置に記憶される。したがって、大勢のユーザによってプリンタを使用する場合には、大勢のユーザによってセキュアプリントが指示された大量の印刷データを自装置内に記憶しなければならず、プリンタに大容量の記憶装置を搭載しなければならないという問題がある。また、プリンタはネットワークに接続されており、印刷データは自装置内の記憶装置にのみ記憶されているので、プリンタがクラッキングされると、印刷データの記憶場所が容易に特定されて印刷データが奪われかねないというセキュリティ上の問題もある。
本発明は、かかるか課題に鑑みてなされたものであり、ファクシミリ複合機やプリンタなどの自装置の記憶装置の大容量化を抑えつつ、より高い機密性を実現したセキュアプリントを行う画像形成装置、電子演算装置などを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置され、印刷データの印刷を行う画像形成装置であって、前記電子機器装置の記憶領域におけるデータ管理の観念上定められたデータの保管場所の選択を受け付ける保管場所選択受付手段と、前記保管場所に記憶されている印刷データの選択を受け付ける印刷データ選択受付手段と、前記印刷データ選択受付手段によって受け付けられた印刷データの印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、画像形成装置は、1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置される。そして、保管場所選択受付手段により、電子機器装置の記憶領域におけるデータ管理上の観念上定められたデータの保管場所の選択が受け付けられ、印刷データ選択受付手段により、保管場所に記憶されている印刷データの選択が受け付けられ、印刷手段により、印刷データ選択受付手段によって受け付けられた印刷データの印刷が行われる。なお、電子機器装置には、画像形成装置が含まれ、印刷データは画像形成装置の記憶領域における保管場所にも記憶され得る。
このように、ネットワーク上に配置されたいずれかの電子機器装置の記憶領域における保管場所に記憶された印刷データの選択を画像形成装置で受け付け、選択された印刷データを印刷するので、印刷データの保管場所を秘匿しておくことにより、印刷データの機密性を保護することができる。また、画像形成装置において印刷データの選択を受け付けたその場で印刷を行うので、印刷データが印刷された印刷物(記録紙)が他の人間の目に触れたり、持ち去られたりすることを防止することができ、このことによっても印刷データの機密性を保護することができる。また、印刷データは、画像形成装置に限らず、ネットワーク上に配置されたいずれかの電子機器装置の記憶領域における保管場所に記憶されるので、印刷データの保管場所が分散され、画像形成装置に必要な記憶装置の記憶容量の大容量化を防ぐことができる。さらに、印刷データの保存場所が分散されているので、クラッキングされた場合であっても、印刷データを記憶している保管場所が容易に特定されて印刷データが奪われることがなく、印刷データの機密性を保護することができる。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、認証用情報の入力を受け付ける認証用情報受付手段を備え、前記印刷データ選択受付手段は、前記認証用情報受付手段によって受け付けられた認証用情報により前記保管場所選択受付手段によって受け付けられた保管場所へのアクセスが認証された場合に、印刷データの選択を受け付けることを特徴としている。
この構成によれば、認証用情報受付手段により、認証用情報の入力が受け付けられ、印刷データ選択受付手段により、認証用情報受付手段によって受け付けられた認証用情報により保管場所選択受付手段によって受け付けられた保管場所へのアクセスが認証された場合に、印刷データの選択が受け付けられる。
このように、認証用情報によって保管場所へのアクセスが認証された場合にのみ、印刷される印刷データの選択が受け付けられるので、認証用情報によってアクセスの認証を受けることができない人間によって印刷データが印刷されることを防止して印刷データの機密性を保護することができる。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記印刷データ選択受付手段は、前記保管場所選択受付手段によって保管場所の選択が受け付けられたとき、当該保管場所に記憶されているすべての印刷データが選択されたとして受け付けることを特徴としている。
この構成によれば、印刷データ選択手段により、保管場所選択受付手段によって保管場所の選択が受け付けられたとき、当該保管場所に記憶されているすべての印刷データが選択されたとして受け付けられる。
このように、保管場所が選択された場合に、当該保管場所に記憶されている印刷データがすべて選択されて印刷されるので、ユーザが印刷データを個別に選択する必要がなく、簡便に印刷データの印刷を行うことができる。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記保管場所に記憶され、前記印刷手段によって印刷が行われた印刷データを消去する消去手段を備えることを特徴としている。
この構成によれば、保管場所に記憶され、印刷手段によって印刷が行われた印刷データは消去されるので、印刷データの機密性を保護することができる。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記印刷データ選択受付手段は、前記保管場所選択受付手段によって受け付けられた保管場所に記憶されている印刷データを表示する表示手段を備え、前記表示手段による表示に基づいて行われる操作にしたがって、印刷データの選択を受け付けることを特徴としている。
この構成によれば、表示手段により、保管場所選択受付手段によって受け付けられた保管場所に記憶されている印刷データが表示され、印刷データ選択受付手段により、表示手段による表示に基づいて行われる操作にしたがって、印刷データの選択が受け付けられる。
このように、表示手段による表示に基づいて保管場所に記憶された印刷データを選択して印刷するので、印刷を所望する印刷データを簡便に印刷することができる。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置において、印刷データはTIFF形式であることを特徴としている。
この構成によれば、印刷データはTIFF形式であるので、既存のTIFF形式のデータを採用して簡便に、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置を実現することができる。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の電子演算装置は、1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置される電子演算装置であって、前記電子機器装置の記憶領域におけるデータ管理の観念上定められたデータの保管場所の登録を受け付ける保管場所登録受付手段と、所定のアプリケーションソフトウェアによって作成されたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データを前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく前記電子機器装置に送信する送信手段とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、電子演算装置は、1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置される。そして、保管場所登録受付手段により、電子機器装置の記憶領域におけるデータの管理の観念上定められたデータの保管場所の登録が受け付けられ、印刷データ生成手段により、所定のアプリケーションソフトウェアによって作成されたアプリケーションデータに基づいて印刷データが生成され、送信手段により、印刷データ生成手段によって生成された印刷データが保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく電子機器装置に送信される。なお、電子機器装置には、電子演算装置が含まれ、印刷データは電子演算装置の記憶領域における保管場所にも記憶され得る。
このように、ネットワーク上に配置されたいずれかの電子機器装置の記憶領域における保管場所に印刷データを記憶するので、ファクシミリ複合機やプリンタなどで保管場所を指定し、指定した保管場所に記憶された印刷データを印刷するようにすれば、印刷データの保管場所を秘匿しておくことにより印刷データの機密性を保護することができる。また、印刷データは、ファクシミリ複合機やプリンタなどに限らず、ネットワーク上に配置されたいずれかの電子機器装置の記憶領域における保管場所に記憶されるので、印刷データの保管場所が分散され、ファクシミリ複合機やプリンタなどに必要な記憶装置の記憶容量の大容量化を防ぐことができる。さらに、印刷データの保存場所が分散されているので、クラッキングされた場合であっても、印刷データを記憶している保管場所が容易に特定されて印刷データが奪われることがなく、印刷データの機密性を保護することができる。
請求項8に記載の電子演算装置は、請求項7に記載の電子演算装置において、前記印刷データは、TIFF(Tagged Image File Format)形式のデータであることを特徴としている。
この構成によれば、印刷データはTIFF形式であるので、既存のTIFFファイル生成手段を利用して、請求項7に記載の電子演算装置を実現することができる。
請求項9に記載の電子演算装置は、請求項7又は8に記載の電子演算装置において、前記送信手段による印刷データの送信に先立ち、前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に印刷データが存在するか否かを検知し、存在する場合にその旨を示す警告を発する警告手段を備えることを特徴としている。
この構成によれば、警告手段により、送信手段による印刷データの送信に先立ち、保管場所登録手段によって登録が受け付けられた保管場所に印刷データが存在するか否かが検知され、存在する場合にその旨を示す警告が発せられる。
このように、印刷データを記憶する保存場所に既に印刷データが存在する場合には警告が発せられるので、保存場所に印刷済みなどであって印刷をすることが不適当な印刷データがある場合には、ユーザはこれを知り、削除などすることがきる。
請求項10に記載の電子演算装置は、請求項7乃至9のいずれかに記載の電子演算装置において、認証用情報の入力を受け付ける認証用情報受付手段を備え、前記送信手段は、前記認証用情報受付手段によって受け付けられた認証用情報により前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所へのアクセスが認証された場合に、印刷データを送信することを特徴としている。
この構成によれば、認証用情報受付手段により、認証用情報の入力が受け付けられ、送信手段により、認証用情報受付手段によって受け付けられた認証用情報により保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所へのアクセスが認証された場合に、印刷データが送信される。
このように、アクセスが認証された場合に、印刷データを保管場所に記憶するべく送信するので、保管場所をアクセス制限が設定されたものとすることができる。したがって、保管場所に記憶された印刷データを印刷する場合にも保管場所へのアクセスの認証を必要とすることができ、印刷データの機密性を保護することができる。
請求項11に記載の電子演算装置は、請求項10に記載の電子演算装置であって、前記認証用情報は、自装置の使用の開始に際して自装置の使用権限の認証に用いる情報であることを特徴としている。
この構成によれば、認証用情報は、電子演算装置の使用の開始に際して自装置の使用権限の認証に用いる情報、例えば、コンピュータにログインする場合のパスワードなどであるので、保管場所へのアクセスの認証を受けるためにわざわざ認証用情報を入力する必要がないので印刷データの印刷操作における利便性を向上することができる。
上記目的を達成するために、請求項12に記載のコンピュータプログラムは、1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置されるコンピュータを、前記電子機器装置の記憶領域に記憶されるデータの管理上の観念において定められたデータの保管場所の登録を受け付ける保管場所登録受付手段、所定のアプリケーションソフトウェアによって作成されたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段、前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データを前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく前記電子機器装置に送信する送信手段として動作させることを特徴としている。
このコンピュータプログラムによれば、1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置されるコンピュータが、電子機器装置の記憶領域に記憶されるデータの管理上の観念において定められたデータの保管場所の登録を受け付ける保管場所登録受付手段、所定のアプリケーションソフトウェアによって作成されたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段、印刷データ生成手段によって生成された印刷データを保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく電子機器装置に送信する送信手段として動作させられる。
上記目的を達成するために、請求項13に記載の印刷システムは、1又は2以上の電子機器装置が配置されたネットワーク上に配置され、所定のアプリケーションソフトウェアで作成されたアプリケーションデータから印刷データを生成する電子演算装置と、前記ネットワーク上に配置され当該印刷データの印刷を行う画像形成装置とを有する印刷システムであって、前記電子演算装置は、前記ネットワーク上に配置された電子機器装置の記憶領域に記憶されるデータ管理の観念上定められたデータの保管場所の登録を受け付ける保管場所登録受付手段と、所定のアプリケーションソフトウェアによって作成したアプリケーションデータに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データを前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく前記電子機器装置に送信する送信手段とを備え、前記画像形成装置は、前記保管場所の選択を受け付ける保管場所選択受付手段と、前記保管場所に記憶されている印刷データの選択を受け付ける印刷データ選択受付手段と、前記印刷データ受付手段によって受け付けられた印刷データの印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、電子演算装置において、保管場所登録受付手段により、ネットワーク上に配置された電子機器装置の記憶領域に記憶されるデータ管理の観念上定められたデータの保管場所の登録が受け付けられ、印刷データ生成手段により、所定のアプリケーションソフトウェアによって作成したアプリケーションデータに基づいて印刷データが生成され、送信手段により、印刷データ生成手段によって生成された印刷データが保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく電子機器装置に送信される。そして、画像形成装置において、保管場所選択受付手段により、保管場所の選択が受け付けられ、印刷データ選択受付手段により、保管場所に記憶されている印刷データの選択が受け付けられ、印刷手段により、印刷データ受付手段によって受け付けられた印刷データの印刷が行われる。なお、電子機器装置には、電子演算装置及び画像形成装置が含まれ、印刷データは電子演算装置及び画像形成装置の記憶領域における保管場所にも記憶され得る。
このように、電子演算装置によって、ネットワーク上に配置されたいずれかの電子機器装置の記憶領域における保管場所に印刷データを記憶し、画像形成装置において、保管場所の選択を受け付け、選択された保管場所に記憶されている印刷データの印刷を行う。したがって、印刷データの保管場所を秘匿しておくことにより、印刷データの機密性を保護することができる。また、画像形成装置において印刷データの選択を受け付けたその場で印刷を行うので、印刷データが印刷された印刷物(記録紙)が他の人間の目に触れたり、持ち去られたりすることを防止することができ、このことによっても印刷データの機密性を保護することができる。また、印刷データは、画像形成装置に限らず、ネットワーク上に配置されたいずれかの電子機器装置の記憶領域における保管場所に記憶されるので、印刷データの保管場所が分散され、画像形成装置に必要な記憶装置の記憶容量の大容量化を防ぐことができる。さらに、印刷データの保存場所が分散されているので、クラッキングされた場合であっても、印刷データを記憶している保管場所が容易に特定されて印刷データが奪われることがなく、印刷データの機密性を高めることができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一例としてのインターネットファクシミリ装置1、及び、電子演算装置の一例としてのクライアントPC(Personal Computer)2について説明する。図1に示すように、インターネットファクシミリ装置1は、LAN(Local Area Network)4に接続され、このLAN4には、複数のクライアントPC2や複数のストレージサーバPC3が接続されている。
このようなネットワークシステムでは、クライアントPC2のユーザによって作成された印刷データは、インターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2(自装置を含む)、ストレージサーバPC3などのいずれかの記憶装置に記憶される。そして、ユーザが、インターネットファクシミリ装置1に対して所定の操作を行うことにより、インターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3のいずれかの記憶装置に記憶されている印刷データが印刷される。
図2は、インターネットファクシミリ装置1の構成例を示したブロック図である。このインターネットファクシミリ装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、操作部104、報知部105、原稿読取部106、画像処理部107、コーデック(CODEC:Coder and Decoder)108、画像メモリ109、ラスタライズ回路110、プリンタ111、FAX通信部112、及び、LAN−I/F(Local Area Network Interface)113を備えており、各部101乃至113は、バス114によって通信可能に接続されている。
CPU101は、ROM102に格納されている制御プログラムに従って、インターネットファクシミリ装置1の各部の動作を制御する。ROM102は、CPU101によりこのインターネットファクシミリ装置1の各部の動作を制御するための前記制御プログラムなどを格納する。RAM103は、インターネットファクシミリ装置1の動作に用いる設定情報をはじめとする各種データを、読み出し及び書き込みが可能な状態で記憶するものである。
操作部104は、図示しないが、原稿の読み取り動作の開始を指示するためのスタートキー、ファクシミリ番号、コピー部数などを入力するためのテンキー、操作対象を指定するためのカーソルキーなどを備えている。報知部105は、各種の設定状態や自装置1の動作状態などを文字や図形などで表示するタッチパネル式の液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)(オペレーションパネル)や、点灯又は消灯で表示するLED(Light Emitting Diode)ランプ、所定の警告音を鳴動するスピーカなどを備えている。操作部104が備える各キーの操作に応じて報知部105が備える液晶表示装置の表示が変化し、この表示が行われた液晶表示装置のパネルへのタッチにより各種の入力が行われる。
原稿読取部106は、原稿の画像を読み取って画像データを生成するものであり、図示しないが、例えば、透明な原稿載置板に載置された原稿を読み取るフラット・ベッド・スキャナ(FBS:Flat Bed Scanner)や、原稿トレイに載置された原稿を読み取るべく、その原稿を搬送する自動原稿給送装置(ADF:Automatic Document Feeder)を備えている。
画像処理部107は、原稿読取部106から出力された画像データに対して、色調整、色空間変換、2値化などの処理を行うものである。コーデック108は、画像処理部107などによって処理された画像データを符号化(エンコード)し、また、符号化された画像データを復号(デコード)するものである。コーデック108に入力された画像データは、JPEG、MH、MR、MMR、JBIG方式などに基づいて符号化され、画像メモリ109に記憶される。画像メモリ10には、セキュアプリントを行うべくクライアントPC2、ストレージサーバPC3などのいずれかから取得した印刷データも記憶される。ここで、セキュアプリントが実行される印刷データは、例えば、TIFF形式のデータである。
ラスタライズ回路110は、セキュアプリントを行うべくクライアントPC2などから取得され画像メモリ109に記憶されている印刷データを読み出し、この印刷データをラスタライズしてプリンタ110によって印刷が可能な印刷用画像データを生成するものである。なお、ラスタライズ回路110は、PDL(Page Description Language)によって記述された印刷データを解析して印刷用画像データに展開することも可能である。
プリンタ111は、ラスタライズ回路110によって生成された印刷用画像データを所定の記録紙上に印刷するものである。
FAX通信部112は、原稿の画像データをファクシミリ通信するものであり、図示しないが、モデム(MODEM:MOdulator-DEModulator)及びNCU(Network Control Unit)を備えている。モデムは、例えばITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)の勧告V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信データの変調及び復調を行うものである。NCUは、電話回線を制御して電話をかけたり、切ったりする回線網制御装置であり、図示しないPSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆交換電話網)に接続される。PSTNには、インターネットファクシミリ装置1の他にG3ファクシミリ装置などが通信可能に接続され、インターネットファクシミリ装置1は、G3ファクシミリ装置などとの間で画像データをファクシミリ送受信することが可能である。
LAN−I/F112は、インターネットファクシミリ装置1をLAN4に接続可能にするものである。インターネットファクシミリ装置1は、SMB(Server Message Block)プロトコルによって、LAN4上に接続されたクライアントPC2やストレージサーバPC3に存在する共有フォルダやファイルにアクセスすることが可能である。また、LAN4は、図示しないルータを介してインターネットに接続されている。したがって、インターネットファクシミリ装置1は、他のインターネットファクシミリ装置との間でインターネットファクシミリ通信を行うことも可能である。
図3は、クライアントPC2の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、クライアントPC2は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD(Hard Disk Drive)204、操作部205、表示部206、及び、LAN−I/F207を備えており、各部201乃至207は、バス208によって通信可能に接続されている。
制御部201は、HDD204から読み出されてRAM203に格納された制御プログラムに従って、クライアントPC2の各部の動作を制御する。ROM302は、クライアントPC2の動作に必要な各種の設定データなどを格納する。RAM203は、制御部201のワークエリアなどとして機能するものであり、実行するプログラムの一部又は全部がHDD204から読み出されて格納される。HDD204は、制御部201によりこのクライアントPC2の各部の動作を制御するための前記制御プログラムや、ユーザの利用に供されるアプリケーションソフトウェアなどの種々のプログラムやデータを記憶する。このHDD204には、インターネットファクシミリ装置1によって印刷処理が行われる印刷データを、アプリケーションソフトウェアで生成されたアプリケーションデータに基づいて生成したり、印刷の条件を指定したりするプリンタドライバも記憶されている。
操作部205は、ユーザが情報を入力するマウス、キーボードなどから構成され、ユーザによる各種の入力操作は、この操作部205を介して行われる。表示部206は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなり、各種の画面情報を表示するものである。LAN−I/F207は、クライアントPC2とLAN4とを、引いては、クライアントPC2とインターネットファクシミリ装置1やストレージサーバPC3を通信可能に接続するものである。
このようなクライアントPC2は、例えば、HDD204に記憶されているMicrosoft社のWindows(登録商標)というOS(Operating System)によって、操作環境などが提供される。
なお、ストレージサーバPC3は、図3に示したクライアントPC2の構成と同様の構成によって実現される。そして、ストレージサーバPC3もまた、LAN4を介して、インターネットファクシミリ装置1やクライアントPC2との間で通信が可能である。
このようなインターネットファクシミリ装置1とクライアントPC2とでは、次のようにしてセキュアプリントが実現される。まず、クライアントPC2のユーザは、印刷データを記憶する記憶装置の記憶領域おけるデータ管理の観念上定められたデータの保管場所を、予め自装置2に登録しておく。この“保管場所”の概念は、Windows(登録商標)によるシステムであれば“フォルダ”と呼ばれ、UNIX(登録商標)によるシステムであれば“ディレクトリ”と呼ばれる概念に相当する。以下においては、この“保管場所”を“フォルダ”と呼ぶ。この印刷データの記憶場所として自装置2に登録するフォルダは、自装置(クライアントPC)2上の記憶装置におけるものであってもよいし、他のクライアントPC2、ストレージサーバPC3、及び、インターネットファクシミリ装置1のいずれの記憶装置の記憶領域におけるものであってもよい。この印刷データを記憶するためのフォルダはユーザ毎に設けられ登録される。また、このフォルダにはアクセス制限が設定され、ユーザID、パスワードなどの認証用情報による認証処理によりアクセスが認証された場合にのみアクセスが可能となる。
セキュアプリントを実行する場合には、ユーザにより、クライアントPC2において、アプリケーションソフトウェアを利用してアプリケーションデータが作成される。そして、クライアントPC2において、プリンタドライバによってアプリケーションデータに基づいてTIFF形式の印刷データが生成される。生成された印刷データは、プリンタドライバによって、インターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3などのいずれかに送信されることにより、自装置2に登録されたフォルダに記憶される。
そして、ユーザが、インターネットファクシミリ装置1に対して所定の操作を行うことによって、印刷データを記憶させたフォルダの特定、及び、当該フォルダに対するアクセスが認証され、当該フォルダに記憶されている印刷データが選択される。そして、選択された印刷データがインターネットファクシミリ装置1によって記録紙上に印刷される。
次に、図4を用いて、ユーザがセキュアプリントを行う印刷データを記憶させるフォルダをクライアントPC2に登録する場合に、クライアントPC2のCPU201が実行する処理の例を説明する。クライアントPC2のCPU201は、HDD204から読み出されてRAM203に格納されている制御プログラムに従って処理を実行する。なお、図4に示す各処理の実行順序は図示するものに限定されるものではなく、実行の順序を変更しても本発明を実現できる場合には適宜に変更してもよい。また、クライアントPC2には、ユーザのユーザIDとパスワードとが予め登録されているものとする。
ユーザがクライアントPC2の電源を投入すると、CPU201は、例えば、Windows(登録商標)システムを起動させ(S101)、表示部206にログイン画面を表示し、システムの使用権限の認証を行うためのユーザIDとパスワードとの入力を受け付ける(S102)。入力を受け付けたユーザIDとパスワードとはRAM203に記憶される。そして、入力を受け付けたユーザID及びパスワードと、予め登録されてHDD204に記憶されているユーザIDとパスワードとに基づいてユーザの認証を行う(S103)。続いて、認証処理による認証が成功したか、つまり、ユーザが認証されたか否かを判断する(S104)。ユーザが成功しなかったと判断すると(S104:NO)、ステップS102に戻り、エラーメッセージとともに再びログイン画面を表示する。一方、認証が成功したと判断すると(S104:YES)、ユーザのログインを認め、当該クライアントPC2のシステムの使用を許可する(S105)。
ユーザが操作部205を介して、プリンタドライバのプロパティを起動させる操作を行うと、その操作に応じて、CPU201はプリンタドライバのプロパティを起動し、プロパティの画面を表示部206に表示する(S106)。
ユーザがプロパティの画面表示に基づいて操作部205を介して印刷データを記憶するための操作を行うと、CPU201はこの操作に応じて印刷データを記憶するためのフォルダを作成する(S107)。このとき、CPU201は、ユーザによるプロパティの画面表示に基づく操作に応じて、LAN4に接続されているインターネットファクシミリ装置1、クライアントPC(自装置を含む。)2、ストレージサーバPC3などの共有フォルダを表示部206に表示し、この表示に基づいてユーザが選択した共有フォルダの中に、印刷データを記憶するためのユーザ専用のフォルダ(共有フォルダ)を作成する。ここで作成されるフォルダには、パスワード(認証用情報)によるアクセス制限が設定される。このアクセス制限は、例えば、このフォルダにアクセスする際には、パスワードによる認証が必要であるが、フォルダへのアクセス後に、フォルダ内にデータを書き込んだり、フォルダ内のデータを読み出したりする際にはパスワードによる認証は不要であるというものである。なお、フォルダのアクセス制限の設定に使用するパスワードは、例えば、ステップ102(S102)で、クライアントPC2へのログインのために受け付けた当該ユーザのパスワードを使用する。しかし、ログイン用のパスワードとは異なるパスワードの入力を別途受け付け、受け付けたこのパスワードを用いてフォルダにアクセス制限を設定するようにしてもよい。
印刷データを記憶するためのフォルダを作成すると、作成したフォルダのLAN4により構成されるネットワークにおける場所を示すパスを、ステップ102(S102)のログイン時に入力された当該ユーザのユーザIDと対応付けて、プリンタドライバに登録され、HDD204の所定の記憶領域に記憶される(S108)。そして、ユーザの操作部205を介したプリンタドライバのプロパティの画面表示への操作に応じてプリンタドライバのプロパティを終了する(S109)。
このようにして、パスワードによってアクセスが制限され、印刷データを記憶するためのフォルダが、LAN4上のインターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3などのいずれかの記憶装置上のフォルダに作成され、そのフォルダのパス(path)がユーザのユーザIDに対応付けてクライアントPC2(プリンタドライバ)に登録される。
次に、図5を用いて、ユーザがインターネットファクシミリ装置1に対して、印刷データを記憶させるフォルダの登録を行う場合に、インターネットファクシミリ装置1のCPU101が実行する処理の例を説明する。インターネットファクシミリ装置1のCPU101は、ROM102に格納されている制御プログラムに従って処理を実行する。なお、図5に示す各処理の実行順序は図示するものに限定されるものではなく、実行の順序を変更しても本発明を実現できる場合には適宜に変更してもよい。また、ユーザによってLAN4によって、構成されるネットワーク上に既に印刷データを記憶させるフォルダが作成されているものとする。
ユーザは、操作部104が備える各キーへの操作、及び、報知部105が備える液晶表示装置のパネルへのタッチにより、当該ユーザが印刷する印刷データが記憶されるフォルダの登録をインターネットファクシミリ装置1に対して指示する。
インターネットファクシミリ装置1のCPU101は、フォルダの登録の指示が行われたか否かを判断する(S201)。フォルダの登録が指示されていないと判断すると(S201:NO)、フォルダの登録が指示されるまで待機する。一方、フォルダの登録が指示されたと判断すると(S201:YES)、報知部105が備える液晶表示装置にユーザIDの入力を促す表示を行い、当該ユーザのユーザIDの入力を受け付ける(S202)。なお、ここで入力するユーザIDは、当該ユーザがクライアントPC2にログインする際に使用するユーザIDとは異なるIDであってもよい。
そして、次に、LAN4に接続されているインターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3などに存在する共有フォルダの一覧を液晶表示装置に表示し、当該ユーザの印刷データが記憶されるフォルダの選択を受け付ける(S203)。このとき、ユーザによるフォルダの選択により、当該フォルダのLAN4における場所を示すパスが特定される。そして、ステップ202(S202)で受け付けたユーザIDとステップ203(S203)で特定されたフォルダのパスとを対応付けてRAM103の所定の記憶領域に記憶する(S204)。
このようにして、インターネットファクシミリ装置1にユーザのユーザIDと当該ユーザが印刷する印刷データを記憶するフォルダのパスとが対応付けて記憶される。
次に、図6を用いて、ユーザがセキュアプリントを行うために、印刷データを当該ユーザが専用するフォルダに記憶させる場合に、当該ユーザが使用するクライアントPC2のCPU201が実行する処理の例を説明する。クライアントPC2のCPU201は、HDD204から読み出されてRAM203に格納されている制御プログラムに従って処理を実行する。なお、図6に示す各処理の実行順序は図示するものに限定されるものではなく、実行の順序を変更しても本発明を実現できる場合には適宜に変更してもよい。なお、ユーザによって、LAN4によって構成されるネットワーク上に既に印刷データを記憶させるフォルダが作成されているものとする。
ユーザがクライアントPC2の電源を投入すると、CPU201は、例えば、Windows(登録商標)システムを起動させ(S301)、表示部206にログイン画面を表示し、システムの使用権限の認証を行うためのユーザIDとパスワードとの入力を受け付ける(S302)。入力を受け付けたユーザIDとパスワードとはRAM203に記憶される。そして、入力を受け付けたユーザID及びパスワードと、予め登録されてHDD204に記憶されているユーザIDとパスワードとに基づいてユーザの認証を行う(S303)。続いて、認証処理による認証が成功したか、つまり、ユーザが認証されたか否かを判断する(S304)。ユーザが成功しなかったと判断すると(S304:NO)、ステップS302に戻り、エラーメッセージとともに再びログイン画面を表示する。一方、認証が成功したと判断すると(S304:YES)、ユーザのログインを認め、当該クライアントPC2のシステムの使用を許可する(S305)。
CPU201は、ユーザが操作部205を介して行うワープロソフトウェアを起動させる操作に基づいてワープロソフトウェアを起動し、ユーザの操作部205に対する操作に応じた処理を行うことによって、機密文書などのアプリケーションデータを作成する(S306)。
アプリケーションデータの作成を終えると、ユーザは操作部205を介して操作を行い、ワープロソフトウェアに対して、当該アプリケーションデータの印刷を指示する。
CPU201は、印刷の指示が行われたか否かを判断し(S307)、印刷の指示が行われていないと判断すると(S307:NO)、印刷の指示が行われるまで待機する。一方、印刷の指示が行われたと判断すると(S307:YES)、プリンタドライバを起動し(S308)、ユーザに印刷の条件などの指定及び印刷の実行の指示を促す画面を表示部206に表示する。
ユーザは、表示部206に表示された画面に基づいて、操作部205を介して、印刷の諸条件やセキュアプリントの実行を指示をプリンタドライバに対して行う。
セキュアプリントの指示を受けると、CPU201は、プリンタドライバに従った処理を実行し、セキュアプリントの実行が指示されたアプリケーションデータに基づいて、TIFF形式の印刷データを生成する(S309)。そして、次に、当該印刷データを記憶されるフォルダについてのアクセス認証処理を行う。印刷データは、ステップ302(S302)におけるログイン時に入力された当該ユーザのユーザIDと対応付けてHDD204に記憶されている(プリンタドライバに登録されている)パスによって特定されるフォルダに記憶される。したがって、このパスによって特定されるフォルダについてのアクセス認証処理を行う。このアクセス認証処理は、当該フォルダに設定されているパスワードと、ステップ302(S302)において、クライアントPC2のシステムへのログイン時に入力されたパスワードとを比較することによって行う。この比較の結果、2つのパスワードが一致する場合に当該フォルダへのアクセスが認証される。なお、フォルダへのアクセスの認証処理には、ログイン時に入力されたパスワードを使用するのではなく、別途、入力を受け付けたパスワードを使用するようにしてもよい。
ステップ311(S311)では、2つのパスワードの比較により、認証が成功したか、つまり、アクセスが認証されたか否かを判断する。認証が成功しなかったと判断すると(S311:NO)、エラー処理を実行する(S312)。このエラー処理では、具体的には、報知部120が備える液晶表示装置に、認証に失敗して印刷データの記憶用のフォルダへのアクセスが拒否された旨を告げるエラーメッセージを表示し、LEDランプを点滅させ、さらに、スピーカーから所定の警告音を鳴動させる。なお、このエラー処理では、上記の表示、点滅、鳴動を行うとともに、パスワードの入力を促し、フォルダへのアクセスの認証の処理を再度実行するようにしてもよい。一方、認証が成功したと判断すると(S311:YES)、プリンタドライバによって生成された印刷データ(TIFF形式のデータ)を、HDD204に記憶しているフォルダのパスに基づいて、インターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3などに送信する(S313)。これにより、当該ユーザが専用するフォルダに印刷データが記憶される。
次に、図7を用いて、ユーザがインターネットファクシミリ装置1に対してセキュアプリントを指示する操作を行う場合に、インターネットファクシミリ装置1のCPU101が実行する処理の例を説明する。インターネットファクシミリ装置1のCPU101は、ROM102に格納されている制御プログラムに従って処理を実行する。なお、図7に示す各処理の実行順序は図示するものに限定されるものではなく、実行の順序を変更しても本発明を実現できる場合には適宜に変更してもよい。また、ユーザのフォルダには、既に印刷データが記憶されているものとする。
ユーザは、操作部104が備える各キーへの操作、及び、報知部105が備える液晶表示装置のパネルへのタッチにより、セキュアプリントの開始をインターネットファクシミリ装置1に対して指示する。
インターネットファクシミリ装置1のCPU101は、セキュアプリントの開始が指示されたか否かを判断する(S401)。セキュアプリントの開始が指示されていないと判断すると(S401:NO)、開始が指示されるまで待機する。一方、セキュアプリントの開始が指示されたと判断すると(S401:YES)、報知部105が備える液晶表示装置に、ユーザIDの入力を促す画面を表示してユーザIDの入力を受け付ける(S402)。そして、入力を受け付けたユーザIDに基づいて、RAM103に記憶している当該ユーザIDに対応したフォルダのパスを特定する(S403)。つまり、入力を受け付けたユーザIDと同一のユーザIDに対応付けてRAM103に記憶しているフォルダのパスを、当該ユーザがこれからセキュアプリントを行う印刷データが記憶されているフォルダの場所を示すパスであると特定する。
フォルダのパスを特定すると、報知部105が備える液晶表示装置に、特定された当該フォルダにアクセスするためのパスワードの入力を促す画面を表示してパスワードの入力を受け付ける(S404)。そして、ユーザIDと対応付けられたパスによって特定されるフォルダについてのアクセス認証処理を行う(S405)。このアクセス認証処理は、当該フォルダに設定されているパスワードと、ステップ404(S4040)において入力を受け付けたパスワードとを比較することによって行う。この比較の結果、2つのパスワードが一致する場合に当該フォルダへのアクセスが認証される。
ステップ406(S406)では、2つのパスワードの比較の結果、認証が成功したか、つまり、アクセスが認証されたか否かを判断し、認証が成功しなかったと判断すると(S406:NO)、エラー処理を実行する(S407)。このエラー処理では、具体的には、報知部120が備える液晶表示装置に、認証に失敗して印刷データの記憶用のフォルダへのアクセスが拒否された旨を告げるエラーメッセージを表示し、LEDランプを点滅させ、さらに、スピーカーから所定の警告音を鳴動させる。なお、このエラー処理では、上記の表示、点滅、鳴動を行うとともに、パスワードの入力を促し、フォルダへのアクセスの認証の処理を再度実行するようにしてもよい。
一方、認証が成功したと判断すると(S406:YES)、当該フォルダにアクセスして、当該フォルダに記憶されているすべての印刷データを取得し(S408)、機密保護のためフォルダ内のすべての印刷データを消去する(S409)。そして、プリンタ111などを駆動してフォルダから取得した印刷データを記録紙上に記録する(S410)。印刷データの印刷を終えると、機密保護のためインターネットファクシミリ装置1内に記憶されている印刷データをすべて消去する(S411)。なお、フォルダに複数の印刷データが存在する場合に、印刷データを一括してインターネットファクシミリ装置1に取得するのではなく、1つずつ印刷データを取得して当該印刷データをフォルダから消去し、当該印刷データの印刷を終えると次の印刷データをフォルダから取得するようにしてもよい。なお、ステップ408(S408)において、印刷データを取得する場合には、データの形式に対応していないなどの理由により印刷することができないデータについては取得しないようにするとよい。
このように、ユーザは、インターネットファクシミリ装置1に対して直接的にセキュアプリントの実行を指示することによって、自分が専用するフォルダに記憶された印刷データをその場で一括して印刷する。
上述の図7を用いた例では、フォルダに記憶されているすべての印刷データを一括して印刷したが、フォルダに記憶されている印刷データを選択可能としてもよい。印刷データを選択可能とする場合のインターネットファクシミリ装置1のCPU101が実行する処理の例を図8を用いて説明する。なお、図8におけるステップ501〜507の処理は、図7におけるステップ401〜407と同じであるので当該処理についての説明を省略する。
フォルダに対するアクセスの認証が成功したと判断すると(S506:YES)、当該フォルダにアクセスし、フォルダ内に記憶されている印刷データの一覧を報知部105が備える液晶表示装置に表示し、ユーザに印刷データの選択を促す(S508)。このとき、液晶表示装置には、印刷が可能なデータ形式(ここでは、TIFF形式)のデータのみを表示するようにするとよい。
ユーザは、液晶表示装置の表示に基づき、操作部104の各種キーを操作し、液晶表示装置にタッチすることによって、1又は2以上の印刷データを選択する。
インターネットファクシミリ装置1のCPU101は、ユーザによる印刷データの選択を受け付け(S509)、選択された印刷データをフォルダから取得し(S510)、取得した印刷データの印刷を行う(S511)。そして、印刷を終えた印刷データをインターネットファクシミリ装置1の内部から消去する(S512)。
なお、このように印刷データを選択して印刷する場合においても、フォルダ内に存在する印刷が可能な印刷データが1つである場合には、ユーザによる選択を受けることなく、無条件に当該印刷データを印刷するようにしてもよい。
以上に説明したように、本発明のインターネットファクシミリ装置1とクライアントPC2によれば、クライアントPC2のプリンタドライバには、LAN4上に配置された、インターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3などの記憶装置におけるフォルダからユーザ毎に選択されたフォルダのパスが登録される。ユーザがセキュアプリントを行う場合には、クライアントPC2において、プリンタドライバによって、アプリケーションデータに基づいてTIFF形式の印刷データが生成され、生成された印刷データが、プリンタドライバに登録されているパスによって特定される当該ユーザが専用するフォルダに記憶される。
インターネットファクシミリ装置1には、ユーザ毎に、ユーザIDと当該ユーザの印刷データを記憶するフォルダのパスが記憶されている。ユーザがセキュアプリントを行う場合には、インターネットファクシミリ装置1にユーザIDを入力することによって、印刷データを記憶しているフォルダを指定する。そして、パスワードを入力することによって当該フォルダへのアクセスの認証を受け、当該フォルダから印刷する印刷データを選択し、印刷を行う。
したがって、ユーザは、インターネットファクシミリ装置1の設置場所に赴き、その場所で即座に印刷データを印刷して印刷物(記録紙)を手にすることができるので、印刷物が他人の目に触れたり、他人によって持ち去られることを防止できるので印刷物の機密性を保護することができる。
また、印刷データを記憶しているフォルダの場所を秘匿しておけば、ユーザ以外の人間が印刷データの存在を知り、当該印刷データを印刷したりすることを防止できるので、印刷データの機密性を保護することができる。
さらに、印刷データを記憶するフォルダはパスワードによるアクセス制限が設定されているので、ユーザ以外のパスワードを知らない人間によって印刷データが印刷されることを防止できるので、印刷データの機密性を保護することができる。
また、印刷データを記憶するフォルダの存在場所は、インターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3などに分散されるので、インターネットファクシミリ装置1などがクラッキングされた場合にも、印刷データの記憶場所の特定が容易でなく、印刷データが奪われ難いので、印刷データの機密性を保護することができる。
さらに、印刷データを記憶するフォルダの存在場所は、インターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3などに分散されるので、インターネットファクシミリ装置1に集中して印刷データを記憶する必要がなく、インターネットファクシミリ装置1が備える記憶装置の記憶容量の大容量化を防止することができる。
なお、本発明の実施形態は上述の形態に限らず、種々に変更してもよい。例えば、上述の実施形態では、印刷データをパスワードによるアクセス制限が設定されたフォルダに記憶する形態としたが、印刷データを記憶するフォルダはアクセス制限が設定されたフォルダには限られない。ユーザは、LAN4上に配置されたインターネットファクシミリ装置1、クライアントPC2、ストレージサーバPC3などに存在する任意のフォルダを選択して印刷データを記憶させることができるので、印刷データを記憶するフォルダの場所を秘匿することによって印刷データの機密性を高めることができる。この場合、インターネットファクシミリ装置1で印刷データを行う際に、ユーザIDによって印刷データを記憶しているフォルダを特定するのではなく、ユーザがフォルダの場所を入力するようにすることによってフォルダを特定するようにするとよい。印刷データを記憶するフォルダには、アクセス制限が設定されたフォルダとアクセス制限が設定されていないフォルダの両方が存在するようにしてもよい。
また、クライアントPC2において、プリンタドライバで生成した印刷データを登録されているフォルダに記憶させる際に、当該フォルダ内に既に印刷データなどのデータが存在するか否かを検知し、存在する場合には、その旨を知らせる警告を行い、フォルダ内に存在するデータの一覧を表示して、不要なデータをユーザにフォルダから消去させるようにしてもよい。このようにすれば、インターネットファクシミリ装置1で、指定されたフォルダに記憶されている印刷データを一括して印刷する場合でも、不要な印刷データなどが印刷されることを防止することができる。
さらに、クライアントPC2において、プリンタドライバが、アプリケーションソフトウェアによって作成したアプリケーションデータに基づいて印刷データを生成する際に、アプリケーションソフトウェア名、ファイル名、生成年月日などの属性情報を印刷データに付加するようにしてもよい。
また、印刷データのデータ形式は、TIFF形式に限られず、どのような形式であってもよく、例えば、PDF(Portable Document Format)形式であってもよい。
さらに、インターネットファクシミリ装置1においてセキュアプリントを行う際には、ユーザIDとパスワードとを入力して、印刷する印刷データを記憶しているフォルダの特定や当該フォルダについてのアクセス認証をすることとしたが、インターネットファクシミリ装置1の使用に際してネットワーク認証を行う場合には、インターネットファクシミリ装置1に対する操作を開始する際のログイン時に入力されたユーザIDとパスワードとを使用して、フォルダの特定及びアクセス認証をするようにしてもよい。
また、インターネットファクシミリ装置1に対してユーザIDを入力することによって、当該ユーザの印刷データを記憶しているフォルダを特定することとしたが、インターネットファクシミリ装置1にユーザ毎にセキュアプリントキーを設け、当該キーを操作することによって当該ユーザに対応するフォルダを特定するようにしてもよい。しかし、印刷データを記憶しているフォルダを秘匿してセキュアプリントにおける機密性をより高いものとするためには、ユーザがユーザIDを入力するようにすることがより好ましい。
さらに、インターネットファクシミリ装置1にセキュアプリントキーを1つだけ設け、当該キーを操作することによって所定のフォルダが特定され、ユーザは当該フォルダ内に存在するフォルダから、アクセス制限が設定された自分に専用のフォルダを選択することによって印刷データを指定するようにしてもよい。
なお、上述の実施形態では、セキュアプリントについてのみ説明したが、インターネットファクシミリ装置1は、クライアントPC2からPDL(Page Description Language)などによって記述された印刷データを直接的に受信し、受信した印刷データを通常に印刷することができるようにしてもよいことは言うまでもない。
本発明は、例えば、セキュアプリントを行う装置及びシステムに適用可能である。
本発明に係る印刷システムの構成例を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の一例としてのインターネットファクシミリ装置1の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る電子演算装置の一例としてのクライアントPC2及びストレージサーバ3の構成例を示すブロック図である。 印刷データを記憶させるフォルダを登録する場合に、クライアントPC2のCPU201が実行する処理の例を説明するフローチャートである。 インターネットファクシミリ装置1に対して、印刷データを記憶させるフォルダの登録を行う場合に、インターネットファクシミリ装置1のCPU101が実行する処理の例を説明するフローチャートである。 セキュアプリントを行うために、印刷データをLAN4によって構成されるネットワーク上のフォルダに記憶させる場合に、当該ユーザが使用するクライアントPC2のCPU201が実行する処理の例を説明するフローチャートである。 インターネットファクシミリ装置1に対してセキュアプリントを行う指示を行った場合に、インターネットファクシミリ装置1のCPU101が実行する処理の例を説明するフローチャートである。 がインターネットファクシミリ装置1に対してセキュアプリントを行う指示を行った場合に、インターネットファクシミリ装置1のCPU101が実行する処理の例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 インターネットファクシミリ装置(画像形成装置)
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 操作部
105 報知部
2 クライアントPC(電子演算装置、電子機器装置)
201 CPU201
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 操作部
206 表示部

Claims (13)

  1. 1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置され、印刷データの印刷を行う画像形成装置であって、
    前記電子機器装置の記憶領域におけるデータ管理の観念上定められたデータの保管場所の選択を受け付ける保管場所選択受付手段と、
    前記保管場所に記憶されている印刷データの選択を受け付ける印刷データ選択受付手段と、
    前記印刷データ選択受付手段によって受け付けられた印刷データの印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 認証用情報の入力を受け付ける認証用情報受付手段を備え、
    前記印刷データ選択受付手段は、前記認証用情報受付手段によって受け付けられた認証用情報により前記保管場所選択受付手段によって受け付けられた保管場所へのアクセスが認証された場合に、印刷データの選択を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷データ選択受付手段は、前記保管場所選択受付手段によって保管場所の選択が受け付けられたとき、当該保管場所に記憶されているすべての印刷データが選択されたとして受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記保管場所に記憶され、前記印刷手段によって印刷が行われた印刷データを消去する消去手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷データ選択受付手段は、
    前記保管場所選択受付手段によって受け付けられた保管場所に記憶されている印刷データを表示する表示手段を備え、
    前記表示手段による表示に基づいて行われる操作にしたがって、印刷データの選択を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷データは、TIFF(Tagged Image File Format)形式であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置される電子演算装置であって、
    前記電子機器装置の記憶領域におけるデータ管理の観念上定められたデータの保管場所の登録を受け付ける保管場所登録受付手段と、
    所定のアプリケーションソフトウェアによって作成されたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データを前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく前記電子機器装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする電子演算装置。
  8. 前記印刷データは、TIFF(Tagged Image File Format)形式のデータであることを特徴とする請求項7に記載の電子演算装置。
  9. 前記送信手段による印刷データの送信に先立ち、前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に印刷データが存在するか否かを検知し、存在する場合にその旨を示す警告を発する警告手段を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の電子演算装置。
  10. 認証用情報の入力を受け付ける認証用情報受付手段を備え、
    前記送信手段は、前記認証用情報受付手段によって受け付けられた認証用情報により前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所へのアクセスが認証された場合に、印刷データを送信することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の電子演算装置。
  11. 前記認証用情報は、自装置の使用の開始に際して自装置の使用権限の認証に用いる情報であることを特徴とする請求項10に記載の電子演算装置。
  12. 1又は2以上の電子機器装置とともにネットワーク上に配置されるコンピュータを、
    前記電子機器装置の記憶領域に記憶されるデータの管理上の観念において定められたデータの保管場所の登録を受け付ける保管場所登録受付手段、
    所定のアプリケーションソフトウェアによって作成されたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段、
    前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データを前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく前記電子機器装置に送信する送信手段として動作させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 1又は2以上の電子機器装置が配置されたネットワーク上に配置され、所定のアプリケーションソフトウェアで作成されたアプリケーションデータから印刷データを生成する電子演算装置と、前記ネットワーク上に配置され当該印刷データの印刷を行う画像形成装置とを有する印刷システムであって、
    前記電子演算装置は、
    前記ネットワーク上に配置された電子機器装置の記憶領域に記憶されるデータ管理の観念上定められたデータの保管場所の登録を受け付ける保管場所登録受付手段と、
    所定のアプリケーションソフトウェアによって作成したアプリケーションデータに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データを前記保管場所登録受付手段によって登録が受け付けられた保管場所に記憶するべく前記電子機器装置に送信する送信手段とを備え、
    前記画像形成装置は、
    前記保管場所の選択を受け付ける保管場所選択受付手段と、
    前記保管場所に記憶されている印刷データの選択を受け付ける印刷データ選択受付手段と、
    前記印刷データ受付手段によって受け付けられた印刷データの印刷を行う印刷手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
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