JP2008004764A - 圧電アクチュエータおよびその製造方法、磁気ディスク装置 - Google Patents

圧電アクチュエータおよびその製造方法、磁気ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】圧電材料膜積層体よりなる圧電アクチュエータにおいて、優れた絶縁耐圧特性と大きな駆動変位量を、高温高湿度環境下においても維持する。
【解決手段】圧電材料膜と金属電極パターンを交互に積層した積層体の少なくとも側壁面を覆うように、圧電材料よりなる側壁保護膜を25μm以下の膜厚で形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は圧電アクチュエータに係り、特に微細化され、かつ信頼性の高い圧電アクチュエータ、およびかかる圧電アクチュエータを使った磁気ディスク装置に関する。
近年の情報機器の小型化および機能の高度化に伴い、物体を微小な距離だけ、精密に、かつ高速に移動させることができる小型で安価なアクチュエータが要求されている。
たとえばインクジェットプリンタ装置のインクジェットヘッドや、磁気ディスク装置の磁気ヘッドでは、物体を微小距離だけ高速かつ正確に移動させることができる圧電アクチュエータが必要とされている。また光ディスク装置の光ヘッドにおいても、光学系の焦点補正や傾角制御のための圧電アクチュエータが要求されている。
これらの用途では、機器の小型化に伴い圧電アクチュエータも小型化されており、その結果、圧電アクチュエータを構成する圧電材料膜の膜厚も減少され、またかかる圧電アクチュエータを駆動する駆動電圧も減少されている。しかし、このような圧電材料膜の膜厚が小さい圧電アクチュエータでは、圧電材料に印加される電界は増大する傾向にあり、圧電アクチュエータの信頼性を確保することが重要な課題となる。
特に磁気ディスク装置では、圧電アクチュエータに要求される制御距離、すなわちストロークが大きく、このため圧電材料膜に大きな電界が印加される。また磁気ディスク装置は、高温・多湿の環境においても動作を保証する必要があり、このため、圧電アクチュエータには、特に優れた信頼性が要求される。

特開2004−30823号公報 特開2003−284362号公報 特開2003−61370号公報 特開2002−71871号公報 特開平3−155180号公報 特開2002−319715号公報
図1は、本発明の関連技術による圧電アクチュエータ10の構成を示す。
図1を参照するに、圧電アクチュエータ10はPZT(Pb(Zr,Ti)O3)やPNN((Pb(Ni1/3Nb2/3)O3)0.5)などの圧電膜11,13,15,17,19が、Ptなどの電極パターン12,14,16,18を介して交互に積層された圧電膜積層体構成を有し、前記電極パターン12,14,16,18に駆動電圧を印加することにより、前記圧電膜積層体に、図1中に矢印で示すような上下方向への膨張・収縮、あるいは長さ方向への伸縮が発生する。
また前記圧電膜積層体の両端部には、Auなどよりなる電極膜10A,10Bが形成されている。
通常、このような圧電材料膜11,13,15,17,19はグリーンシート法により形成され、また電極パターン12,14,16,18はスクリーン印刷により形成されている。
ところで、このような構成の圧電アクチュエータでは、側壁面に電極パターン12,14,16,18が露出しており、圧電アクチュエータが高温・多湿環境で使われた場合、露出面における絶縁抵抗が著しく劣化し、絶縁破壊を生じてしまう問題が生じる。これは、電極パターンのこのような露出面において電界集中が発生し、かかる電界集中がエレクトロマイグレーションなどのプロセスを促進するためと考えられる。このように圧電素子の側壁面において絶縁破壊が生じると、前記電極パターン12,14,16,18が、前記素子側壁面の露出部において短絡を生じる。
このような圧電膜積層体の絶縁耐圧の劣化は、高湿度環境において促進され、乾燥環境中においては高温でも安定に長期間動作する圧電アクチュエータが、高湿度環境下では100時間程度の運転で絶縁性が低下してしまうことが報告されている。これは、雰囲気中の水分子が圧電膜積層体の表面に吸着され、エレクトロマイグレーションを加速しているものと考えられる。
そこで、このような圧電素子側壁面における絶縁破壊を回避するために、特許文献5あるいは6においては、圧電積層体の側壁面を様々な被膜により覆う技術が開示されている。
しかし、かかる側壁保護膜を有機絶縁膜により形成した場合には、高温多湿環境下において有機絶縁膜の耐電圧が圧電膜材料よりも低くなることがあり、このような場合、圧電アクチュエータを作動させると保護膜が先に絶縁破壊してしまい、引き続いて圧電膜の絶縁破壊が発生するのを回避することができない。
またこのような側壁保護膜を無機絶縁膜により形成した場合には密着性が劣り、圧電アクチュエータの作動時に側壁保護膜が剥離してしまう問題が生じる。さらにこのような側壁保護膜をスパッタやCVDなどの真空プロセスにより形成することも考えられるが、その場合には多大な費用と時間が費やされることになる。
一の側面によれば本発明は、圧電セラミック材料よりなる本体と、前記本体中に埋設された電極パターンとよりなる圧電アクチュエータであって、前記本体の少なくとも側壁面においては、前記電極パターンが、圧電セラミック材料よりなる側壁保護膜により覆われていることを特徴とする圧電アクチュエータ、およびかかる圧電アクチュエータを使った磁気ディスク装置を提供する。
他の側面によれば本発明は、圧電セラミック材料よりなり電極パターンが埋設された本体表面に、有機金属を含む圧電セラミック材料の液体原料被膜を、コーティングにより形成する工程と、前記液体原料被膜より、前記本体表面に圧電セラミック材料よりなる保護膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする圧電アクチュエータの製造方法を提供する。
本発明によれば、圧電アクチュエータ本体の側壁面において電極パターンを、圧電セラミック材料よりなり厚さが25μm以下の側壁保護膜により覆うことにより、圧電アクチュエータを構成する圧電膜積層体側壁面での絶縁破壊が、圧電アクチュエータを高温高湿環境下において使用した場合であっても回避され、圧電アクチュエータ、あるいはかかる圧電アクチュエータを搭載した磁気ヘッドアセンブリのような電子装置を、幅広い環境下安定に動作させることが可能となる。
先に説明した問題に対しては、例えば図2Aに示すように焼成基板100上に並行して形成される圧電素子電極パターン101,102,103,・・・の間隔を増大させ、ダイシングラインL1,L2,L3,・・・,L4,L5,L6,・・・に沿って前記焼成基板をダイシングすることにより、図2Bに示すように圧電膜材料と同じ材料により側壁保護膜を、前記圧電膜積層体と一体的に形成することが考えられる。ただし図2B中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。図2B中、簡単のため、圧電材料膜11,19および電極14,16のみが示してある。また前記圧電積層膜構造の両端部に形成される電極パターン10A,10Bの図示は省略している。また図2A中、電極パターン10aは図2Bの下側電極パターン14に、電極パターン10bは図2Bの上側電極パターン16に対応する。
このような構成の圧電アクチュエータ15では、側壁面を保護する側壁保護膜が圧電材料膜により、圧電膜積層体と一体的に形成されるため、先に説明したような側壁保護膜の絶縁破壊や脱落などの問題は生じないと考えられる。
しかし、このような構造を図2に示すように焼成基板に形成する場合、電極パターンを、圧電材料膜を構成するセラミックグリーンシート上にスクリーン印刷により形成し、形成されたグリーンシートの積層体を焼成することが行われるが、このような焼成プロセスにより形成された圧電膜積層体は大きな収縮を示し、焼成後における電極パターンの位置ずれを数μm以内に抑制することは困難である。
このため、図2Bの構成において電極パターンを積層体側壁面において覆う側壁保護膜を形成しようとした場合、かかる側壁保護膜の膜厚を、ダイシングの際の誤差も考えて、少なくとも数十μm程度に設定しておかないと、前記電極パターン14,16が圧電膜積層体の側壁面において露出してしまい、あるいは高温高湿度雰囲気の影響を受けてしまい、絶縁破壊の問題が解決されない可能性がある。
そこで、図2A,2Bの方法により側壁保護膜を圧電アクチュエータを構成する圧電膜積層体の側壁面に形成するならば、前記側壁保護膜について少なくとも数十μm程度の膜厚を確保する必要があるが、このように圧電アクチュエータを構成する圧電膜積層体の側壁面に、厚さが数十μmを超えるような厚さの保護膜を形成した場合には、圧電アクチュエータを駆動しても、前記保護膜が圧電アクチュエータの変形に抵抗し、所望の変位を実現できない可能性がある。
図3は、後で説明する図11の圧電アクチュエータ32A,32Bにおいて、側壁保護絶縁膜の膜厚を0μmから50μmまで増大させた場合の、磁気ヘッド34の変位量の変化を示す。ただし図3中、圧電アクチュエータは同一構造を有し、同一の条件で駆動されている。
図3を参照するに、側壁保護膜が設けられない場合に800nmを超えていた変位量は、側壁保護膜の膜厚と共に減少し、膜厚が50μmに達すると、当初の値の半分以下の400nmを割り込むのがわかる。
このように、圧電アクチュエータの側壁保護膜の形成は、圧電アクチュエータの駆動性能と相反する側面があり、これらを安価に実施できる構成で両立させることが、従来困難であった。
[第1の実施形態]
図4は、本発明の第1の実施形態による圧電アクチュエータ20の構成を示す斜視図、図5は、図4の圧電アクチュエータ20の、ラインA−A'に沿った縦断面図、図6は、図4の圧電アクチュエータ20の端面図を示す。
図4を参照するに、圧電アクチュエータはPZTあるいはPNNなどの圧電材料よりなる本体20Aを有し、前記本体20A中には、PtやPtRhなどの耐熱金属材料よりなる電極パターン21A,21B,21C,21Dが埋設されている。
図5の縦断面図に示すように、電極パターン21A,21Cは、前記本体20Aの第1の端面に露出し、Auなどのやはり耐熱金属材料よりなり前記第1の端面に形成された電極パッド22Aにより覆われている。同様に電極パターン21B,21Dは第2の端面に露出し、同様に前記第2の端面に形成された電極パッド22Bにより覆われている。
さらに前記電極パッド22Aには、Auなどの耐熱金属よりなるリードワイヤ23Aがボンディングされ、前記電極パッド22Bには、同様なリードワイヤ23Bがボンディングされている。
典型的には、前記圧電アクチュエータ20は長さが1mm,幅が0.25mm,高さが0.25mmの直方体形状を有しており、図6の端面図に示すように、圧電材料膜20a〜20eと電極パターン21A〜21Dを交互に繰り返し積層し、側壁面に電極パターン21A〜21Dが露出している積層体20Bの周囲が、圧電材料膜20Cにより覆われている。ただし図6中、電極パッド22A,22Bの図示は省略している。
前記圧電材料膜20Cはディップコーティング法などの塗布法により形成され、厚さが25μm以下、好ましくは10μm以下、典型的には2〜3μmの膜厚を有する。ここで前記圧電材料膜20Cは、前記積層体20Bに対して優れた密着性が得られることから前記積層体20Bを構成する圧電材料膜20a〜20eと同一の結晶構造および同一の組成を有するのが好ましいが、異なる組成を有するものであってもよい。また組成が異なる場合であっても、前記圧電材料膜20Cは前記圧電材料膜20a〜20eと同一の、例えばペロブスカイト型の結晶構造を有するのが好ましい。
ここで前記圧電材料膜20Cはディップコーティング法により形成されるため、膜厚が先に述べたように25μm以下、好ましくは10μm以下、より好ましくは2〜3μmになるように形成するのが容易で、その結果、先に図3で説明したように、圧電アクチュエータ20を構成する積層体20Bの周囲にこのような圧電材料膜20Cを形成することにより、圧電アクチュエータの変位量が減少する問題が生じても、その程度はわずかであり、図3の例でも、前記圧電材料膜20Cを設けない場合に生じていた約850nmの変位に対し、前記圧電材料膜20Cが25μmの膜厚に形成されている場合、600nmの変位を確保することができるのがわかる。同様に前記圧電材料膜20Cの膜厚が10μmの場合には、700nmを超える変位が得られ、さらに前記圧電材料膜20Cの膜厚が2〜3μmの場合には、約800nmの変位が得られるのがわかる。この約800nmの変位量は、図3の関係から、前記圧電積層体が、周囲に圧電材料膜20Cが設けられない場合に示す変位量に極めて近い。ここで前記圧電材料膜20Cの膜厚をさらに減少させ、膜厚が1μmを下回ると十分な絶縁抵抗を確保できなくなるため、前記圧電材料膜20Cは、1μm以上の膜厚に形成する必要がある。
ここで図3の関係は、本発明の発明者が、本発明の基礎となる研究において得たものであり、本発明の一部を構成するものであることに注意すべきである。
次に図4〜6の圧電アクチュエータの製造工程を、図7A,7Bを参照しながら説明する。
図7Aを参照するに、前記圧電材料膜20a〜20eのいずれかを構成する圧電セラミック材料のグリーンシート上には、各々の圧電アクチュエータの電極パターン20A〜20Dのいずれかに対応する電極パターンが並んで印刷されており、このようなグリーンシートを積層した後、脱脂および焼成・結晶化を行い、前記圧電アクチュエータが多数並んだ焼成基板が形成される。
次に図7Bの工程において図7Aの焼成基板をダイシングし、個々の圧電アクチュエータを分離させる。このようなダイシングにより形成された圧電アクチュエータは、側壁面に電極パターン21A〜21Dが露出しており、図6の積層体20Bに対応する。
さらに図7Bの工程では、このような積層体20Bの端面に、Au電極膜22A,22Bおよび対応するAuリードワイヤ23A,23Bが形成される。
さらに図7Cの工程において、図6の積層体20Bは、PZTあるいはPNNなど、前記圧電材料膜20a〜20eと同一あるいはほぼ同一の組成を有し、同一の、例えばペロブスカイト型の結晶構造を有する圧電材料膜の原料となる有機金属液体原料50中に浸漬され、これにより、前記積層体20Bの周囲に、前記有機金属液体原料50の被膜が形成される。
図7Cの工程の後、前記積層体20Bは前記液体原料50から引き上げられ、200℃での乾燥工程、450℃での熱分解工程および650℃での結晶化工程を経て、前記積層体20Bの周囲に前記圧電材料膜20Cが形成される。
なおかかる結晶化工程の際に、前記圧電材料膜20C中の揮発性金属、例えばPbなどが気化する場合があり、その結果、前記圧電材料膜20Cの組成は、前記積層体20Bを構成する圧電材料膜20a〜20eの組成と必ずしも一致しないことがある。前記圧電材料膜20Cの組成を、圧電材料膜20a〜20eにできるだけ近づけるために、前記有機金属液体原料50中のPbなど、揮発性金属元素の濃度を、圧電材料膜20Cの組成に対応した理論値よりも高く設定することも可能である。
図8は、図4〜6の圧電アクチュエータ20の絶縁抵抗と駆動時間の関係を、同一の寸法および構成を有する図1の圧電アクチュエータ10と比較して示す図である。ただし図8の実験では、図9に示すように厚さが40μmの3層の圧電材料膜20a〜20cを積層して前記積層体20Bを形成しており、前記合計で2層の電極パターン21A,21Bが形成されている。
図8の実験では、圧電材料膜20a〜20eとしてPZT膜を使い、圧電材料膜20Cとして、厚さが2〜3μmのPZT膜(図中、PZT−1,PZT−2)、あるいはPNN((Pb(Ni1/3Nb2/3)O3)0.5)−PT(PbTiO3)−PZ(PbZrO3)系の圧電材料膜(図中、PNN−1,PNN2)を使っている。また図中、Ref−1,Ref−2は、前記圧電材料膜20Cを省略した場合を示す。また実験は、圧電アクチュエータを温度80℃、湿度80%の環境下に保持し、ピーク−ピーク電圧が約60Vで周波数が1kHzのパルス電圧を連続的に印加しながら行っている。
さらに図8の実施例では、圧電アクチュエータは、長さが4mm、幅が1mm、高さが0.25mmの寸法を有している。
図8を参照するに、前記圧電材料膜20Cを設けず、電極パターンが積層体20Bの側壁面において露出している場合(Ref−1,Ref−2)、当初100GΩ以上あった絶縁抵抗が、70時間後には100MΩ以下に低下してしまうのがわかる。
これに対し、前記圧電材料膜20CとしてPZT膜を2〜3μmの膜厚で形成した場合(PZT−1,PZT−2)、またPNN-PT-PZ系圧電材料膜を2〜3μmの膜厚で形成した場合、200時間を経過しても、10GΩ以上の絶縁抵抗が維持されるのが確認された。
先にも図3に関連して説明したように、本実験では前記圧電材料膜20Cを2〜3μmの厚さに形成しているため、圧電アクチュエータが生じる変位量が低減する問題は生じない。
なお、図4〜6の実施形態では、前記圧電材料膜20Cは、前記積層体20Bの側壁面のみならず、上下面も覆っているが、前記圧電材料膜20Cは前記積層体20Bの側壁面を覆うことが重要であり、図9の端面図に示すように上下面を覆わない構成も可能である。ただし図9においても、電極パターン22A,22Bは図示を省略している。
なお、以上の本実施形態の説明では、前記圧電材料膜20a〜20eおよび20CとしてPbを含むペロブスカイト構造の材料を使う例を説明したが、本発明はかかる特定の圧電材料に限定されるものではなく、他の圧電材料を使うことも可能である。また電極21A〜21Dの材料もPtに限定されるものではなく、Pt−Rh合金やPt−Ru合金など、他の耐熱金属を使うことが可能である。前記電極パッド22A,22Bおよびリードワイヤも同様であり、Auに限定されるものではない。

[第2の実施形態]
図11は、本発明の第2の実施形態による磁気ヘッドアセンブリ30の構成を示す。
図11を参照するに、磁気ヘッドアセンブリ30は、ジンバルプレート31Aを含むサスペンション31を含み、前記ジンバルプレート31A上に、各々は図4〜6の圧電アクチュエータ20よりなる圧電素子32A,32Bが、接着剤により取付けられる。
さらに前記圧電素子32A,32B上に、前記圧電素子32A,32Bをまたぐように、セラミック材料よりなり磁気ヘッド34を担持するヘッドスライダ33が、やはり接着剤により取付けられる。
かかる構成の磁気ヘッドアセンブリ30を使った磁気ディスク装置では、高温高湿度環境下においても、圧電アクチュエータの絶縁耐圧劣化が少なく、安定した動作が実現される。

[第3の実施形態]
図12は、前記図11の磁気ヘッドアセンブリ30を使った磁気記録装置105の構成を示す。
図12を参照するに、磁気記録装置105はスピンドルモータ106により回転駆動される磁気ディスク110を含み、さらに前記磁気ディスク110の表面を、略半径方向に、所定の浮上量で走査するアーム120が設けられ、前記アーム120の先端部に、先の磁気ヘッドアセンブリ30が担持される。
かかる構成の磁気記録装置105では、圧電アクチュエータの側壁面において、電極が圧電セラミック材料よりなり圧電アクチュエータの動作を妨げないような薄い保護膜で覆われているため、高温多湿環境中においても、高い信頼性を示す。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
(付記1)
圧電セラミック材料よりなる本体と、
前記本体中に埋設された電極パターンとよりなる圧電アクチュエータであって、
前記本体の少なくとも側壁面においては、前記電極パターンが、圧電セラミック材料よりなる側壁保護膜により覆われていることを特徴とする圧電アクチュエータ。
(付記2)
前記側壁保護膜は、前記側壁面を25μm以下の膜厚で覆うことを特徴とする付記1記載の圧電アクチュエータ。
(付記3)
前記保護膜は、10μm以下の膜厚を有することを特徴とする付記1記載の圧電アクチュエータ。
(付記4)
前記側壁保護膜は、2〜3μmの膜厚を有することを特徴とする付記1記載の圧電アクチュエータ。
(付記5)
前記側壁保護膜は、前記本体を構成する圧電セラミック材料と同一の結晶構造を有することを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載の圧電アクチュエータ。
(付記6)
前記側壁保護膜は、前記本体を構成する圧電セラミック材料と同一の組成を有することを特徴とする付記1〜5のうち、いずれか一項記載の圧電アクチュエータ。
(付記7)
回動駆動される磁気ディスクと、
前記磁気ディスク表面を略半径方向に走査するアームと、
前記アーム上に保持され、磁気ヘッドを担持する、付記1〜6のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータとよりなることを特徴とする磁気ディスク装置。
(付記8)
圧電セラミック材料よりなり電極パターンが埋設された本体表面に、有機金属を含む圧電セラミック材料の液体原料被膜を、コーティングにより形成する工程と、
前記液体原料被膜より、前記本体表面に圧電セラミック材料よりなる保護膜を形成する工程と、
を含むことを特徴とする圧電アクチュエータの製造方法。
(付記9)
前記コーティングは、前記本体を前記液体原料中に浸漬することにより実行されることを特徴とする付記8記載の圧電アクチュエータの製造方法。
(付記10)
前記本体を構成する圧電セラミック材料および前記液体原料はいずれもPbを含み、前記液体原料はPbを、前記保護膜のPb組成が、理論上、前記本体を構成する圧電セラミック材料中のPb組成よりも多くなるように含むことを特徴とする付記8または9記載の圧電アクチュエータの製造方法。
本発明の関連技術による圧電アクチュエータの構成を示す図である。 本発明の関連技術の課題を説明する図(その1)である。 本発明の関連技術の課題を説明する図(その2)である。 本発明の関連技術の課題および本発明の効果を説明する図である。 本発明の第1の実施形態による圧電アクチュエータの構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態による圧電アクチュエータの構成を示す縦断面図である。 本発明の第1の実施形態による圧電アクチュエータの構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態による圧電アクチュエータの構成の製造工程を示す図(その1)である。 本発明の第1の実施形態による圧電アクチュエータの構成の製造工程を示す図(その2)である。 本発明の第1の実施形態による圧電アクチュエータの構成の製造工程を示す図(その3)である。 本発明の第1の実施形態による圧電アクチュエータの、高温高湿度環境下における絶縁抵抗の時間変化を示す図である。 図8の実験で使った圧電アクチュエータの構成を示す図である。 本発明第1の実施形態の一変形例による圧電アクチュエータの構成を示す端面図である。 本発明の第2の実施形態による磁気ヘッドアセンブリの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態による磁気ディスク装置の構成を示す図である。
符号の説明
10,15,20 圧電アクチュエータ
10A,10B,22A,22B 電極パッド
101,102,103,12,14,16,18,21A,21B,21C,21D 電極パターン
11,13,15,17,19,20a,20b,20c,20d,20e, 圧電材料膜
20A 圧電アクチュエータ本体
20B 圧電膜積層体
20C 圧電材料膜
23A,23B リードワイヤ
30 磁気ヘッドアセンブリ
31 サスペンション
31A ジンバルプレート
32A,32B 圧電素子
33 磁気ヘッドスライダ
34 磁気ヘッド
50 有機金属液体原料
100 焼成基板
105 磁気ディスク装置

Claims (8)

  1. 圧電セラミック材料よりなる本体と、
    前記本体中に埋設された電極パターンとよりなる圧電アクチュエータであって、
    前記本体の少なくとも側壁面においては、前記電極パターンが、圧電セラミック材料よりなる側壁保護膜により覆われていることを特徴とする圧電アクチュエータ。
  2. 前記側壁保護膜は、2〜3μmの膜厚を有することを特徴とする請求項1記載の圧電アクチュエータ。
  3. 前記側壁保護膜は、前記本体を構成する圧電セラミック材料と同一の結晶構造を有することを特徴とする請求項1または2記載の圧電アクチュエータ。
  4. 前記側壁保護膜は、前記本体を構成する圧電セラミック材料と同一の組成を有することを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の圧電アクチュエータ。
  5. 回動駆動される磁気ディスクと、
    前記磁気ディスク表面を略半径方向に走査するアームと、
    前記アーム上に保持され、磁気ヘッドを担持する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧電アクチュエータとよりなることを特徴とする磁気ディスク装置。
  6. 圧電セラミック材料よりなり電極パターンが埋設された本体表面に、有機金属を含む圧電セラミック材料の液体原料被膜を、コーティングにより形成する工程と、
    前記液体原料被膜より、前記本体表面に圧電セラミック材料よりなる保護膜を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする圧電アクチュエータの製造方法。
  7. 前記コーティングは、前記本体を前記液体原料中に浸漬することにより実行されることを特徴とする請求項6記載の圧電アクチュエータの製造方法。
  8. 前記本体を構成する圧電セラミック材料および前記液体原料はいずれもPbを含み、前記液体原料はPbを、前記保護膜のPb組成が、理論上、前記本体を構成する圧電セラミック材料中のPb組成よりも多くなるように含むことを特徴とする請求項6または7記載の圧電アクチュエータの製造方法。
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