JP2008004639A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給電圧よりも高電圧で駆動する種々のチップを搭載でき、電圧の異なる複数のチップを短時間でテスト可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】内部回路21及び内部回路21の駆動に必要な内部電圧を生成する内部電圧生成回路22をそれぞれ有する複数の半導体チップ20と、複数の半導体チップ20に電気的に接続され、供給電圧V1を昇圧する昇圧回路14、供給電圧V1を降圧する降圧回路15を含み、供給電圧V1から複数の半導体チップ20に供給するための複数の電源電圧を生成する電源電圧生成回路11と電源電圧生成回路11を制御する制御回路12とを有する電源チップ10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に係り、特に、複数のチップを組み合わせたマルチチップパッケージ型の半導体装置に関する。
携帯機器等の電子機器の高機能化及び小型化の要求に伴い、単一のパッケージ内に複数のチップを搭載するマルチチップパッケージ(MCP)型の半導体装置が用いられてきている。MCPは、組み合わせによっては各チップで使用される電源電圧が異なるため、それぞれの電源電圧を外部から供給する必要があるが、各チップに供給するための数種類の電源を基板上に準備しなければならないため、基板面積の増大を招いていた。
基板面積の増大を防ぎ、高集積化を図るために、定電圧発生回路を基板上の四隅に配置し、定電圧発生回路の出力電圧を定電圧発生回路に隣接する他の半導体チップに供給する半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の半導体装置では、定電圧発生回路が供給電圧以下の電圧しか出力できないため、不揮発性半導体装置等のように、消去・書き込み等の動作によっては供給電圧より高電圧で駆動させる必要のある種々のチップを搭載することができない。また、特許文献1の半導体装置を電圧加速試験によりテストする場合、耐圧の観点から電圧値の最も低い半導体チップにテスト時の電圧値を設定しなければならないため、試験時間が延びてしまう。
特開平3−21050号公報
本発明は、供給電圧よりも高電圧で駆動する種々のチップを搭載でき、電圧の異なる複数のチップを短時間でテスト可能な半導体装置を提供する。
本願発明の態様によれば、内部回路及び内部回路の駆動に必要な内部電圧を生成する内部電圧生成回路をそれぞれ有する複数の半導体チップと、複数の半導体チップに電気的に接続され、供給電圧を昇圧する昇圧回路、供給電圧を降圧する降圧回路を含み、供給電圧から複数の半導体チップに供給するための複数の電源電圧を生成する電源電圧生成回路と電源電圧生成回路を制御する制御回路とを有する電源チップとを備える半導体装置が提供される。
本願発明の他の態様によれば、内部回路、内部回路の駆動に必要な内部電圧の供給を受けるための複数の端子及び内部電圧の供給を制御するチップ制御回路をそれぞれ有する複数の半導体チップと、複数の半導体チップに電気的に接続され、供給電圧を昇圧する昇圧回路、供給電圧を降圧する降圧回路を含み、内部電圧を生成する電源電圧生成回路とチップ制御回路に接続されチップ制御回路からの制御信号に応じて電源電圧生成回路を制御する制御回路とを有する電源チップとを備える半導体装置が提供される。
本発明によれば、供給電圧よりも高電圧で駆動する種々のチップを搭載でき、電圧の異なる複数のチップを短時間でテスト可能な半導体装置を提供する。
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。また、以下に示す第1及び第2の実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
−半導体装置−
第1の実施の形態に係る半導体装置は、図1に示すように、複数の半導体チップ(第1〜第3半導体チップ20,30,40)と、複数の半導体チップ20,30,40に電気的に接続され、外部から供給される供給電圧V1を基に複数の半導体チップ20,30,40に供給するための複数の電源電圧を生成する電源電圧生成回路11及び電源電圧生成回路11を制御する制御回路12とを有する電源チップ10とを備える。第1〜第3半導体チップ20,30,40及び電源チップ10は、基板1上に搭載されている。
図1では、3個の第1〜第3半導体チップ20,30,40を例示したが、半導体チップの個数は、半導体装置の仕様に応じていくつあってもよい。第1〜第3半導体チップ20,30,40としては、DRAM、SRAM、擬似SRAM(PSRAM)、NAND型フラッシュメモリ、NOR型フラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリを搭載した半導体チップが利用可能である。
第1半導体チップ20は、内部回路21,及び内部回路21の駆動に必要な内部電圧を生成する内部電圧生成回路22、及び出力端子16aに電気的に接続されたチップ電源端子23を有する。第2半導体チップ30は、内部回路31,及び内部回路31の駆動に必要な内部電圧を生成する内部電圧生成回路32、及び出力端子16bに電気的に接続されたチップ電源端子33を有する。第3半導体チップ40は、内部回路41,及び内部回路41の駆動に必要な内部電圧を生成する内部電圧生成回路42、及び出力端子16dに電気的に接続されたチップ電源端子43を有する。
電源チップ10は、電源電圧生成回路11及び制御回路12に電気的に接続された電源端子13を更に有する。電源端子13には、半導体装置の外部から供給電圧V1が供給される。供給電圧V1は、半導体装置の仕様によって異なるが、一定電圧が供給される。
電源電圧生成回路11は、供給電圧V1を昇圧する昇圧回路14及び供給電圧V1を降圧する降圧回路15を備える。昇圧回路14は、第1昇圧回路141,第2昇圧回路142,・・・・・,及び第k昇圧回路143を有する(kは3以上の任意の整数)。降圧回路15は、第1降圧回路151,第2降圧回路152,・・・・・,及び第k降圧回路153を有する(kは3以上の任意の整数)。「kは3以上の任意の整数」と記載したが、第1〜第k昇圧回路141〜143及び第1〜第k降圧回路152の数は、それぞれ2つでも良く、半導体チップ数とその仕様に応じていくつ設けてもよい。
制御回路12は、昇圧回路14及び降圧回路15を制御し、電源端子13に供給された供給電圧V1から複数の半導体チップ20,30,40に供給するための複数の電源電圧を電源電圧生成回路11に生成させる。制御回路12には、電源電圧生成回路11の制御情報が記憶される。電源電圧生成回路11の制御情報としては、例えば、複数の半導体チップ20,30,40に供給する複数の電源電圧をいずれの昇圧回路14又は降圧回路15を用いて生成するか等の制御情報が含まれる。また、多様な電圧値の供給電圧V1が投入されても対応可能とするために、供給電圧V1の大きさに応じて複数の電源電圧を生成させるための複数の設定条件が制御情報に含まれている。第1〜第k昇圧回路141〜143又は第1〜第k降圧回路151〜153が生成した電源電圧は、電源チップ10内に配置された出力端子16a,16b,・・・・・,16c,16d,16e,・・・・・,16fに供給される。
−半導体装置の動作−
図1に示す第1の実施の形態に係る半導体装置の動作の一例を、図2に示すフローチャートを用いて説明する。以下の説明では、一例として、図1に示す第1半導体チップ20がNOR型フラッシュメモリを、第2半導体チップ30がNAND型フラッシュメモリを、第3半導体チップ40がPSRAMをそれぞれ搭載する場合を説明する。また、供給電圧V1は2.0Vとし、第1半導体チップ20に入力される電源電圧が3.0V、第2半導体チップ30に入力される電源電圧が5.0V、第3半導体チップ40に入力される電源電圧が1.8Vである場合を説明する。
図2のステップS11において、図1の電源端子13に電圧供給装置(図示せず)が接続され、電圧供給装置を介して電源端子13に一定電圧の供給電圧V1が入力される。供給電圧V1の供給を受けて、電源チップ10の制御回路12及び電源電圧生成回路11が駆動する。
ステップS13において、制御回路12が、制御回路12に記憶された制御情報を読み出して、第1〜第k昇圧回路141〜143及び第1〜第k降圧回路151〜153のいずれかを制御し、第1〜第3半導体チップ20,30,40に供給する複数の電源電圧を生成させる。
例えば、第1昇圧回路141が、制御回路12からの制御信号に基づいて、2.0Vの供給電圧V1を電源電圧3.0Vに昇圧して、出力端子16aに出力する。第2昇圧回路142が、制御回路12からの制御信号に基づいて、供給電圧V1を電源電圧5.0Vに昇圧して、出力端子16bに出力する。第3降圧回路151が、制御回路12からの制御信号に基づいて、供給電圧V1を電源電圧1.8Vに降圧して、出力端子16dに出力する。
ステップS15において、出力端子16aに出力した電源電圧3.0Vを、第1半導体チップ20のチップ電源端子23に出力する。更に、出力端子16bに出力した電源電圧5.0Vを、第2半導体チップ30のチップ電源端子33に出力し、出力端子16dに供給された電源電圧1.8Vを、第3半導体チップ40のチップ電源端子43に出力する。この結果、出力端子16a,16b,16dからの電源電圧供給を受けて、第1〜第3半導体チップ20,30,40それぞれの内部電圧生成回路22,32,42が動作する。
ステップS17において、内部電圧生成回路22,32,42が、内部電圧生成回路22,32,42のそれぞれに記憶された内部電圧制御情報をそれぞれ読み出して、内部回路21,31,41のそれぞれが有する複数の機能ブロックに対応した複数の内部電圧をそれぞれ生成する。ステップS19において、内部回路21,31,41が、内部電圧の供給を受けて種々の動作を実行する。
例えば、第3半導体チップ40の内部回路41に搭載されたNAND型フラッシュメモリのデータを消去する制御信号が内部電圧生成回路42に入力された場合、内部電圧生成回路42が、チップ電源端子43に入力された電源電圧5.0Vから例えば内部電圧10Vを生成する。そして、内部回路41が、内部電圧10Vの供給を受けて、制御信号に基づきNAND型フラッシュメモリのデータを消去する。
第1の実施の形態に係る半導体装置によれば、電源電圧生成回路11内の昇圧回路14及び降圧回路15により、単一電源(供給電圧V1)から多様な電源電圧を生成できるため、供給電圧V1の大きさに関係なく様々な種類の半導体チップを搭載できる。また、第1〜第3半導体チップ20,30,40毎に電源電圧生成回路を設置しなくて済むため、半導体チップの面積及び半導体装置の小型化が図れる。
また、後述する半導体装置の試験方法により更に明らかとなるが、図1の半導体装置をテスト(試験)する場合に、テスト信号Sの入力に基づいて、電源電圧生成回路11が第1〜第3半導体チップ20,30,40それぞれの耐圧限界となる電源電圧をそれぞれ生成できるので、電圧値の最も低い半導体チップに合わせるように、テスト時の電圧値を設定する必要がなく、試験時間を短縮できる。
−半導体装置の試験方法−
図3に示すフローチャートを用いて、図1に示す第1の実施の形態に係る半導体装置を試験する場合の試験方法の一例を説明する。ステップS11及びS13に示す手順は、図2のステップS11及びS13と実質的に同様であるので、重複した記載を省略する。
図3のステップS131において、図1の制御回路12に、半導体装置の外部からテスト信号Sが入力されたか否かが判定される。テスト信号Sが入力された場合には、制御回路12が、制御回路12に記憶されたテスト信号の入力に基づく制御情報を読み出して、第1〜第k昇圧回路141〜143及び第1〜第k降圧回路151〜153のいずれかを制御し、第1〜第3半導体チップ20,30,40それぞれの耐圧限界となる電源電圧に昇圧する。耐圧限界まで昇圧された複数の電源電圧は、出力端子16a,16b,16dに出力する。
ステップS151において、出力端子16a、16b,16dにそれぞれ出力した電源電圧を、第1〜第3半導体チップ20,30,40のチップ電源端子23,33,43のそれぞれに出力する。これにより、出力端子16a,16b,16dからの電源電圧供給を受けて、内部電圧生成回路22,32,42が動作する。
ステップS171において、内部電圧生成回路22,32,42が、内部電圧生成回路22,32,42に記憶された内部電圧制御情報をそれぞれ読み出して、内部回路21,31,41のそれぞれに含まれる複数の機能ブロックの耐圧限度となる複数の内部電圧を生成する。内部回路21は、内部電圧の供給を受けて、種々の動作を実行する。ユーザは、内部回路21の動作を観察、検証等することにより、図1に示す半導体装置の試験(電圧加速試験)が可能となる。
図1に示す半導体装置によれば、制御回路12が、第1〜第3半導体チップ20,30,40の特性を試験する場合に、昇圧回路14及び降圧回路15を制御して、第1〜第3半導体チップ20,30,40それぞれの耐圧限界となる電源電圧をそれぞれ生成させる。これにより、各半導体チップ毎に好適な電圧をそれぞれ供給して電圧加速試験を行うことができるので、電圧値の最も低い半導体チップに試験時の電圧値を設定する必要がなく、試験時間を短縮できる。
また、第1〜第3半導体チップ20,30,40がそれぞれ内部電圧生成回路22,32,42を備えるため、図1の半導体装置に対して電圧加速試験を行う場合に、内部回路21,31,41に含まれる各モジュールの耐圧限界となる複数の内部電圧を生成できる。これにより、試験時間を短縮可能な精度の高い電圧加速試験が実施できる。
なお、図3に示す試験方法においては、供給電圧V1として一定電圧が供給される場合を説明したが、供給電圧V1は可変であってもよい。例えば、供給電圧V1が、任意の傾きで所定の電圧値まで昇圧される場合には、制御回路12により、電源電圧生成回路11が出力端子16a,16b,16c,・・・・・,に供給する複数の電源電圧を、一律に決まった傾きで、一定の電源値まで上げていくように制御するのが好ましい。
供給電圧V1が可変の場合も、第1〜第3半導体チップ20,30,40が電源投入を検知して、各内部回路21,31,41のリダンダンシー(冗長)置換情報、各種トリミング情報のフェーズ情報の読み込みなどを実行する。これらの動作の実行時に、出力端子パッド16a,16b,16c,・・・・・から出力される電源電圧の傾きが一定になることにより、供給電圧V1が可変であっても、第1〜第3半導体チップ20,30,40の動作保証がし易くなる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る半導体装置は、図4に示すように、複数の半導体チップ20,30と、複数の半導体チップ20,30に電気的に接続され、供給電圧V1を昇圧する昇圧回路14、供給電圧V1を降圧する降圧回路15を含み、内部電圧を生成する電源電圧生成回路11及び制御回路12とを有する電源チップ10とを備える。複数の半導体チップ20,30及び電源チップ10は、基板1上に搭載されている。
図2においては、基板1上に2つの第1及び第2半導体チップ20,30を搭載する例を示すが、半導体チップの個数は、仕様に応じていくつあってもよい。第1及び第2半導体チップ20,30としては、DRAM、SRAM、PSRAM、NAND型フラッシュメモリ、NOR型フラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリを搭載した半導体チップが利用可能である。
第1半導体チップ20は、内部回路21、内部回路21の駆動に必要な内部電圧の供給を受けるための複数の端子26a,26b,26c及び内部電圧の供給を制御するチップ制御回路24を有する。端子26a,26b,26cは、電源チップ10の出力端子16a,16b,16cに電気的に接続されている。端子26a,26b,26cの数は、内部回路21の機能ブロックの数や仕様に応じていくつあってもよい。チップ制御回路24は、電源チップ10の制御回路12に電気的に接続されている。
第2半導体チップ30は、内部回路31、内部回路31の駆動に必要な内部電圧の供給を受けるための複数の端子36v,36w,36x,36y及び内部電圧の供給を制御するチップ制御回路34を有する。端子36v,36w,36x,36yは、電源チップ10の出力端子16v,16w,16x,16yに電気的に接続されている。端子36v,36w,36x,36yの数は、内部回路34の機能ブロックの数や仕様に応じていくつあってもよい。チップ制御回路34は、電源チップ10の制御回路12に電気的に接続されている。
電源チップ10の制御回路12は、昇圧回路14及び降圧回路15を制御し、電源端子13に供給された供給電圧V1から、複数の半導体チップ20,30に供給するための複数の電源電圧を電源電圧生成回路11に生成させる。制御回路12は、チップ制御回路24,34から入力される制御信号に基づいて動作する。第1〜第k昇圧回路141〜143又は第1〜第k降圧回路151〜153により生成された複数の内部電圧は、電源チップ10内に配置された出力端子16a,16b,16c,・・・・・,16v,16w,16x,16y,・・・・・に出力され、第1及び第2半導体チップ20,30の各端子26a〜26c,36v,36w,36x,36yに出力される。
−半導体装置の動作−
図4に示す第2の実施の形態に係る半導体装置の動作の一例を、図5及び図6に示すフローチャートを用いて説明する。以下の説明では、一例として、図4に示す第1半導体チップ20がNAND型フラッシュメモリを、第2半導体チップ30がNOR型フラッシュメモリをそれぞれ搭載する場合を説明する。
図5のステップS11において、図4の電源端子13に電圧供給装置(図示せず)が接続され、電圧供給装置を介して電源端子13に一定電圧の供給電圧V1が入力される。供給電圧V1の供給を受けて、図4の電源チップ10の制御回路12、電源電圧生成回路11、及び第1及び第2半導体チップ20,30のチップ制御回路24,34が動作する。
ステップS20において、チップ制御回路24,34に内部回路21,31の動作に関わる種々の命令が外部から入力されると、チップ制御回路24,34が、各種命令を実行するために必要な内部電圧値及び各種命令を実行するタイミングを表す制御情報等を制御回路12に転送する。
ステップS30において、電源チップ10の制御回路12が、チップ制御回路24,34から転送された制御情報を読み出して、第1〜第k昇圧回路141〜143及び第1〜第k降圧回路151〜153のいずれかを制御し、第1及び第2半導体チップ20,30に供給する複数の内部電圧を生成させて、出力端子16a〜16yから第1半導体チップの端子26a〜26cへ、及び第2半導体チップ30の端子36v〜36yへそれぞれ出力する。
ステップS40において、第1及び第2半導体チップ20,30のチップ制御回路24,34が、チップ制御回路24,34に入力された制御情報に基づいて、第1半導体チップの端子26a〜26cに入力された内部電圧を内部回路21、31に出力し、内部回路21,31の種々の動作を実行させる。
図6のフローチャートを用いて、図4の第1半導体チップ20に、内部回路21のデータを消去する命令(コマンド)が外部から入力された場合の第1半導体チップ20及び電源チップ10の動作の一例を説明する。
図6のステップS21において、第1半導体チップ20のチップ制御回路24にデータ消去コマンドが入力されると、チップ制御回路24が、内部回路21の駆動に必要な内部電圧値(オンレベル)を設定するための制御信号を電源チップ10の制御回路12に出力する。
ステップS31において、制御回路12がチップ制御回路24から出力された制御信号を読み出して、第1〜第k昇圧回路141〜143のいずれかを制御し、供給電圧V1を昇圧して、第1半導体チップ20に供給する内部電圧を生成させる。ステップS32において、昇圧が完了すると、第1〜第k昇圧回路141〜143が、生成した内部電圧を、例えば図4の出力端子16aに出力する。
ステップS41において、チップ制御回路24が、チップ制御回路24に入力された制御信号を読み出して、出力端子16aに接続された第1半導体チップ20の端子26aからの内部電圧を内部回路21に供給し、内部回路21のデータの消去を実行する。ステップS42において、チップ制御回路24が、データの消去が完了したか否かを検証する。データの消去が完了しない場合は、ステップS41において再びデータの消去を実行する。データの消去が完了した場合は、ステップS43において、チップ制御回路24が、電源チップ10の制御回路12に対し、昇圧回路14の動作を停止(オフ)するための制御信号を出力する。
ステップS43において、電源チップ10の制御回路12が、チップ制御回路24からの制御信号の出力を受けて、昇圧回路14の動作を停止させる制御信号を昇圧回路14に出力し、ステップS44において、制御回路12が昇圧回路14の動作を停止させる制御信号を昇圧回路14に転送し、ステップS45において、昇圧回路14が動作を停止する。
第2の実施の形態に係る半導体装置によれば、第1及び第2半導体チップ20,30のチップ制御回路24,23の制御信号の入力に基づいて、電源チップ10から必要な内部電圧を生成させて供給する。これにより、第1及び第2半導体チップ20,30に必要な内部電圧生成回路を削減できるので、半導体チップの縮小化及び半導体装置の小型化が図れる。
また、後述する第2の実施の形態に係る半導体装置の試験方法により更に明らかとなるが、図4の第2の実施の形態に係る半導体装置をテストする場合に、チップ制御回路24,34から転送される制御信号に基づいて、内部回路21,31内の複数の機能ブロックそれぞれの耐圧限界となる内部電圧をそれぞれ生成させることにより、電圧値の最も低い半導体チップにテスト時の電圧値を設定する必要がなく、試験時間を短縮できる。
なお、チップ制御回路24が制御回路12に転送する制御信号としては、供給電圧V1起因又は消費ピーク電流起因で電源チップ10が所望の内部電圧を生成できなくなる場合に強制的に第1及び第2半導体チップ20,30の動作を中断させるための信号を含んでもよい。これにより、第1及び第2半導体チップ20,30の動作保証をし易くすることができる。
−半導体装置の試験方法−
図4に示す第2の実施の形態に係る半導体装置を試験する場合は、第1の実施の形態において説明した図2のフローチャートに示す試験方法と実質的に同様であり、まず、図4の制御回路12に、半導体装置の外部からテスト信号が入力されているか否かが判定される。テスト信号が入力された場合には、制御回路12が、制御回路12に記憶されたテスト信号の入力に基づく制御情報を読み出して、チップ制御回路24,34から転送される内部回路21の制御情報に基づき第1〜第k昇圧回路141〜143及び第1〜第k降圧回路151〜153のいずれかを制御し、内部回路21,31に含まれる各機能ブロックの耐圧限界となる電圧値に昇圧する。そして、出力端子16a〜16yを介して第1及び第2半導体チップ20,30へ入力する。
チップ制御回路24,34は、端子26a〜26c,36v〜36yに入力された内部電圧を内部回路21に供給し、内部回路21,31に種々の動作を実行させる。ユーザは、内部回路21,31の動作を観察し、検証等することにより、図4に示す半導体装置の試験が可能となる。
図4に示す半導体装置によれば、制御回路12が、第1及び第2半導体チップ20,30の特性を試験する場合に、昇圧回路14及び降圧回路15を制御して、第1〜第3半導体チップ20,30の内部回路21,31の耐圧限界となる内部電圧をそれぞれ生成させる。これにより、内部回路21,31毎に好適な電圧をそれぞれ供給して電圧加速試験を行うことができるので、電圧値の最も低い半導体チップに試験時の電圧値を設定する必要がなく、試験時間を短縮できる。
(実装例)
第1及び第2の実施の形態に係る半導体装置に好適な実装例を図7及び図8に示す。図7に示す半導体装置は、基板1上に直接、電源チップ10が実装されている。電源チップ10は、図8に示すように、電源チップ10内で生成した電源電圧又は内部電圧を第1半導体チップ20及び第2半導体チップ30に供給するための複数の電極パッド18が配置された素子面10Aを有している。電源チップ10は、電極パッド18に接続されたボール電極19を介して、基板1上にフェイスダウンでフリップチップ実装される。電極パッド18から取り出される電源電圧又は内部電圧は、図7において図示を省略した基板1上の配線を介してパッド3に供給される。
第1半導体チップ20は、スペーサ51を介して電源チップ10上に実装されている。第1半導体チップ20にはパッド27が配置されている。パッド27は、ボンディングワイヤ4を介して基板1上のパッド3に接続されている。第2半導体チップ30は、スペーサ52を介して第2半導体チップ20上に実装されている。第2半導体チップ30にはパッド37が配置されている。パッド37は、ボンディングワイヤ4を介して基板1上のパッド3に接続されている。
図7及び図8に示す半導体装置によれば、電源チップ10の素子面を基板1上に対向させて実装することにより、電源チップ10と基板1の間に挿入するスペーサを省略できるため、半導体装置の厚さを低減でき、小型化が実現できる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1及び第2実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
図7及び図8に示す半導体装置では、電源チップ10,第1及び第2半導体チップ20,30のパッド3,27,37を矩形のチップの外形を定義する2辺に沿って配置する例を示したが4辺に沿って配置してもよい。また、電源チップ10をフェイスアップで基板1上に実装し、スペーサ51に対向する電極パッド18と基板1上のパッド3をボンディングワイヤ等により接続しても、一定の目的を達成可能である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の試験方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1及び第2の実施の形態に係る半導体装置に好適な実装例を示す斜視図である。 図8の電源チップの素子面からみた平面図である。
符号の説明
10…電源チップ
10A…素子面
11…電源電圧生成回路
12…制御回路
14…昇圧回路
15…降圧回路
20,30,40…半導体チップ
21,31,41…内部回路
22,32,42…内部電圧生成回路
51…スペーサ
52…スペーサ

Claims (5)

  1. 内部回路及び前記内部回路の駆動に必要な内部電圧を生成する内部電圧生成回路をそれぞれ有する複数の半導体チップと、
    前記複数の半導体チップに電気的に接続され、供給電圧を昇圧する昇圧回路、前記供給電圧を降圧する降圧回路を含み、前記供給電圧から前記複数の半導体チップに供給するための複数の電源電圧を生成する電源電圧生成回路と前記電源電圧生成回路を制御する制御回路とを有する電源チップ
    とを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記制御回路が、前記複数の半導体チップの特性をテストするためのテスト信号の入力に基づいて前記昇圧回路及び前記降圧回路を制御し、前記複数の半導体チップそれぞれの耐圧限界となる前記複数の電源電圧を生成させることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記制御回路が、前記昇圧回路及び前記降圧回路を制御し、前記供給電圧をそれぞれ一定の傾きで昇圧又は降圧して前記複数の電源電圧を生成させることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 内部回路、前記内部回路の駆動に必要な内部電圧の供給を受けるための複数の端子及び前記内部電圧の供給を制御するチップ制御回路をそれぞれ有する複数の半導体チップと、
    前記複数の半導体チップに電気的に接続され、供給電圧を昇圧する昇圧回路、前記供給電圧を降圧する降圧回路を含み、前記内部電圧を生成する電源電圧生成回路と前記チップ制御回路に接続され前記チップ制御回路からの制御信号に応じて前記電源電圧生成回路を制御する制御回路とを有する電源チップ
    とを備えることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記電源チップを搭載する基板を更に備え、
    前期電源チップが、前記複数の半導体チップに電気的に接続される複数の電極パッドが配置される素子面を前期基板に対向するようにフェイスダウンで搭載され、前記複数の半導体チップのそれぞれが、スペーサを介して前記電源チップ上に積層されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
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