JP2008004563A - 有機elヘッドとその作製方法及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微小光共振器構造を採用した際に、レンズを用いない簡略化された構成でも像担持体上で所定の大きさのスポットを結像させて光の利用効率を向上させた有機ELヘッドを提供すること。
【解決手段】 基板1上に誘電体多層膜からなる反射層2を形成し、反射層2上に陽極3を形成する。陽極3上に有機EL(正孔輸送層4、発光層5)をインクジェット法により形成し、有機EL上に蒸着法により陰極6を形成する。基板1の反対側には絞り12を形成し、像担持体8上のスポット形状を調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、微小光共振器構造を採用することにより光の利用効率を向上させるとともに、レンズレスとして構成を簡略化した、有機ELヘッドとその作製方法、およびそれを用いた画像形成装置に関するものである。
従来、像担持体上に潜像を書き込む画像形成装置において、書き込み手段として、レーザ走査光学系を用いたものが使用されている。また、書き込み手段として、LEDアレイを用いたものも知られている。
前記レーザ走査光学系を用いたものは、レンズなどの種々の光学部品が必要となるので装置が大型になる上に、高速処理には限界があるという問題があった。また、LEDアレイを用いたものは、基板やドライバが高価であるという問題の外に、像担持体上に結像させるためにロッドアレイレンズが必要となるため構成が複雑になるという問題があった。
そこで、近年有機EL(有機電界発光素子)アレイを前記書き込み手段として使用する試みが提案されている。特開2000−77184号においては、有機ELで発光層を形成すると共に、陽極側にSiO2、TiO2などで形成された半透明反射層と、Mg、Alなどを用いた陰極層間で微小光共振器構造を構成して、発光効率を高めている。
また特開2000−77188号においては、前記微小光共振器構造を構成すると共に、マイクロレンズを使用することにより発光効率を更に高めている。特開2000−77188号には、マイクロレンズ作成方法として、基板上面にインオ交換法でマイクロレンズを作成する方法や、基板裏面にフォトレジストを用いる方法あるいはレプリカ法が記載されている。このようにして作成されたマイクロレンズに位置合わせをして、微小光共振器構造を持つ有機ELアレイを蒸着により堆積している。
前記特開2000−77184号、特開2000−77188の先行技術においては、SiO2、TiO2などで形成された半透明層と、Mg、Alなどを用いた陰極間で微小光共振器構造を構成している。このような微小光共振器構造を採用した場合には、発光しない側の反射率は1に近いほど発光強度は高まるという特性がある。
このように、前記各先行技術のものは微小光共振器構造を採用しているので、光の放射角を小さくして光の利用効率を高めることができるという利点がある。しかしながら、先行技術のように微小光共振器構造を採用した場合でも、像担持体上で所定の大きさのスポットを結像させることが困難であり、画像がボケてしまうという問題がある。
このため、前記先行技術においては、ロッドレンズやマイクロレンズを用いて像担持体上で所定の大きさのスポットを結像させる試みがなされている。このため、構成が複雑になる上に、レンズの特性に起因したバラツキにより画質が劣化することがあるという問題があった。
また、有機ELアレイにマイクロレンズを一体化する特開2000−77188の場合には、マイクロレンズの材料に制約を受ける等の問題がある。さらに、この例においては、有機EL層を蒸着で形成するため有機EL層の材料の選択性が狭い等の問題があった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、微小光共振器構造を採用した際に、レンズを用いない構成でも像担持体上で所定の大きさのスポットを結像させて光の利用効率を向上させることができるようにして、構成が簡略化された、有機ELヘッドとその作製方法およびそれを用いた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成する本発明の有機ELヘッドは、基板上に形成された反射層と、前記反射層上に形成された陽極と、前記陽極上に形成された有機ELからなる発光層と、前記発光層上に被着された陰極とを有し、前記反射層と陰極で微小光共振器を構成すると共に、前記発光層および像担持体との間に発光層から射出される光の絞り手段を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の有機ELヘッドは、次のような特徴を有するものである。(1)発光層および像担持体の間には、前記発光層から発光する光を前記像担持体に対して集光作用を有するレンズが設けられていない。(2)絞りの大きさを、少なくとも記録媒体の搬送方向である副走査方向では画素間隔以下に選定する。(3)有機ELを液相法により形成する。(4)絞りと像担持体とを接触させる。(5)反射層を誘電体多層膜で形成する。(6)陰極は、光を透過する厚さの金属薄膜で形成され、一面を前記発光層上に被着し、他面に半透明反射層が形成される。(7)絞りを隣接する発光層から射出される光を互いに遮蔽する隔壁で形成する。(8)発光層から射出される光を前記基板とは反対側に出力する。(9)半透明反射層を誘電体多層膜で形成する。(10)発光層から射出される光を陽極側から像担持体に向けて出力する。
本発明の有機ELヘッドは、
基板上に誘電体多層膜からなる反射層を形成する工程と、
前記反射層上に陽極を形成する工程と、
前記陽極上に有機ELを液相法により形成する工程と、
前記有機EL上に蒸着法により陰極を形成する工程と、
前記有機ELと像担持体との間に光の絞り手段を形成する工程とにより作製することを特徴とするものである。
また、本発明の有機ELヘッドは、
基板上に誘電体多層膜からなる反射層を形成する工程と、
前記反射層上に陽極を形成する工程と、
前記陽極上に有機ELを液相法により形成する工程と、
前記有機EL上に蒸着法により光を透過する厚さの金属薄膜で陰極を形成する工程と、
前記陰極上に誘電体多層膜からなる半透明反射層を形成する工程と、
前記有機ELと像担持体との間に光の絞り手段を形成する工程とにより作製することを特徴とするものである。
本発明の画像形成装置は、請求項1から請求項11のいずれか1項記載の有機ELヘッドを、像担持体に像を書き込むための露光ヘッドとして備えていることを特徴とするものである。この画像形成装置は、像担持体の周囲に帯電手段、露光ヘッド、現像手段、転写手段を配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、カラー画像形成を行うタンデム方式の画像形成装置であることを特徴とするものである。
本発明の有機ELヘッドにおいては、レンズレスであるので簡略化された構成とすることができ、レンズに起因したバラツキを低減することができる。また、絞りを設けこの絞りの形状を適宜選定することにより、ボケのない高画質の画像を得ることができる。また、絞りを隔壁で形成することにより、光の放射角をそれほど小さくしない場合でもクロストークを防止することができる。更に、絞りを像担持体と接触させることにより、ヘッドを像担持体に対して正確に位置決めでき、ヘッドと像担持体との位置決め不良に起因するスポットの形状変化や光量変化を防止することができる。
また、微小光共振器構造と組み合わせることにより、光の放射角を小さくすることができ、クロストークを防止することができる。なお、陽極側から光を射出する構成を採用することにより、効率の良い微小光共振器構造が得られ、光の利用効率を高めることができる。また、光学系を有する有機ELヘッドを液相法、特にインクジェット法により容易に構成することができる。
また、反射層として機能する誘電体多層膜では、層数、各層の層厚、材質などを調整することにより、反射率を略1(0.999)に近づけることが可能となり、不要な面からの光の漏出を防止することができる。更に、発光層と像担持体との間に基板が存在しないので、発光層と像担持体との距離を短くすることができ、光の利用効率が向上する。なお、本発明の有機ELヘッドを用いることにより、画像形成装置の小型化が図れる。
以下、本発明の有機ELヘッドの実施例をその作製方法に基づいて説明する。図1は、有機ELヘッド10の一例を示す縦断正面図である。図1において、ガラスや樹脂フィルムを用いた基板1の上に、スパッタ法により誘電体多層膜からなる反射層2を形成する。
この誘電体多層膜からなる反射層2は、例えば一対のSiO2とTiO2からなる層で形成される。本発明によるこのような誘電体多層膜で形成された反射層2は、反射率が0.6程度のものが得られえる。
次に、反射層2上に、陽極3をスパッタ法により形成する。陽極3には、光透過性、かつ導電性の材料が使用される。このような特性を有する材料として、例えばITO(インジウム錫酸化物)などの仕事関数の大きな材料を用いる。
次に、有機ELヘッド10の発光部に対応する穴11を有し、所定の高さで隔壁(バンプ)9を形成する。この隔壁9は、特開2000−353594に開示されているように、フォトリソグラフィ法や印刷法等、任意の方法で作成することができる。
例えば、リソグラフィ法を使用する場合は、スピンコート、スプレーコート、ロールコート、ダイコート、ディップコート等所定の方法でバンプの高さに合わせて有機材料を塗布し、その上にレジスト層を塗布する。そして、隔壁9の形状に合わせてマスクを施し、レジストを露光・現像することにより隔壁9の形状に合わせたレジストを残す。最後に隔壁材料をエッチングしてマスク以外の部分の隔壁材料を除去する。
また、下層が無機物で上層が有機物で構成された2層以上でバンプ(凸部)を形成してもよい。また、特開2000−323276に開示されているように、隔壁9を構成する材料としては、EL材料の溶媒に対し耐久性を有するものであれば特に限定されないが、フロロカーボンガスプラズマ処理によりテフロン化できることから、例えばアクリル樹脂、エポキシ樹脂、感光性ポリイミド等の有機材料が好ましい。液状ガラス等の無機材料を下層にした積層隔壁であってもよい。また、隔壁9は、上記材料にカーボンブラック等を混入してブラックあるいは不透明にすることが望ましい。
次いで、有機ELの発光層用インク組成物を塗布する直前に、隔壁9を設けた基板を酸素ガスとフロロカーボンガスプラズマの連続プラズマ処理を行う。これにより例えば隔壁9を構成するポリイミド表面は撥水化され、インクジェット液滴を微細にパターニングするための基板側に対する濡れ性の制御ができる。プラズマを発生する装置としては、真空中でプラズマを発生する装置でも、大気中でプラズマを発生する装置でも同様に用いることができる。
次に、陽極3の上に、正孔輸送層4をインクジェット法により形成する。また、穴11内に正孔輸送層4を形成した後、インク組成物を穴8内にインクジェットプリント装置のヘッドから吐き出し、各画素の発光層上にパターニング塗布を行う。塗布後、溶媒を除去し、熱処理して発光層5を形成する。
正孔輸送層4と、発光層5との有機EL層は、上記のようにインクジェット方式でインク組成物を塗布することにより作成する代わりに、公知のスピンコート法、ディップ法などの他の液相法で作成することもできる。
また、正孔輸送層4、発光層5に用いる材料については、例えば、特開平10−12377号、特開2000−323276等に記載されている公知の種々のEL材料が利用できる。その詳細な説明は省略する。次に、陰極6を蒸着法により形成する。陰極6の材料としては、例えばAlを使用する。
次に、基板1を反転して基板1の発光部が形成された側とは反対側の面に絞り12をインクジェット法で形成する。このようにして、有機ELヘッドが作製される。上記構成の有機ELヘッド10は、発光部10x〜10zの出力光La〜Lfが基板1内を進行し、絞り12により絞られて像担持体8上に射出される。
絞り12を通過した射出光Lp〜Lq、Lr〜Ls、Lt〜Luは、像担持体8上に結像されるスポットとなる。本発明においては、絞り12の形状を種々変更することにより、像担持体上に結像されるスポットの形状を調整することが可能となる。なお、絞り12は、基板1に発光部の形成に先立って形成することも可能である。この場合には、絞り12を形成した基板1を反転し、誘電体多層膜からなる反射層2、陽極6などの部品を順次形成する。このように、本発明においては有機ELヘッドにレンズを設けていないので、構成が簡略化される。また、レンズに起因したバラツキを低減し、高画質化が可能となる。
ここで、本発明で使用されるインクジェット方式とは、圧電素子等の機械的エネルギーを利用してインク組成物を吐き出すピエゾジェット方式、ヒータの熱エネルギーを利用して気泡を発生させ、その気泡の生成に基づいてインク組成物を吐き出すサーマル方式の何れでもよいものである{(社)日本写真学会・日本画像学会合同出版委員会編「ファインイメージングとハードコピー」1999.1.7発行、(株)コロナ社p.43}。
図2は、ピエゾジェット方式のヘッドの構成例を示す断面図である。インクジェット用ヘッド21は、例えばステンレス製のノズルプレート22と振動板23とを備え、両者は仕切部材(リザーバープレート)24を介して接合されている。ノズルプレート22と振動板23との間には、仕切部材24によって複数のインク室25と液溜り(不図示)とが形成されている。インク室25及び液溜りの内部はインク組成物で満たされており、インク室25と液溜りとは供給口を介して連通している。
さらに、ノズルプレート22には、インク室25からインク組成物をジェット状に噴射するためのノズル孔26が設けられている。一方、インクジェット用ヘッド21には、液溜りにインク組成物を供給するためのインク導入孔が形成されている。また、振動板23のインク室25に対向する面と反対側の面上には、インク室25の位置に対応させて圧電素子28が接合されている。
この圧電素子28は、一対の電極29の間に位置し、通電すると圧電素子28が外側に突出するように撓曲する。これによってインク室25の容積が増大する。したがって、インク室25内に増大した容積分に相当するインク組成物が液溜りから供給口を介して流入する。
次に、圧電素子28への通電を解除すると、圧電素子28と振動板23は共に元の形状に戻る。これにより空間も元の容積に戻るためインク室25内部のインク組成物の圧力が上昇し、ノズル孔26から隔壁9を設けた基板に向けてインク組成物が噴出するものである。
図1の構成では、発光層からの出力光の中で、誘電体多層膜2の反射光は、陰極6で反射して陽極3側から基板1と絞り7を通過して像担持体上に射出される。本発明においては、誘電体多層膜からなる反射層2と陰極6により微小光共振器を構成しており、更に図1のように反射層2が形成されている陽極3側から光を射出しているので、光の利用効率が高められる。
次に、図1の正孔輸送層4、発光層5に用いる有機EL層の材料について説明する。発光層5として、次の化学式1で示されるMEH−PPV{poiy[2−methoxy−5−(2‘−ethyl−hexyloxy)−1,4−phenylene vinylene]}を使用する。
Figure 2008004563
また、正孔輸送層4として、次の化学式2で示されるPEDOT−PPS(polyethylene dioxythiophene/polystyrene sulphonate)を使用する。
Figure 2008004563
このように、本発明においては、有機EL層を高分子系の材料で液相法により形成している。ここで、低分子系の材料も液相法により有機EL層として構成できなかどうかを検討する。低分子系の材料も溶剤に溶けることから、液相法により塗布することは可能である。
しかしながら、低分子系の材料は、結晶性が高いので、成膜時にすぐ結晶化して凝集し、均一な膜にはならないという特性がある。このため、本発明においては、液相法で成膜する有機EL層には、低分子系の材料を採用していない。
図1の構成では、基板1からみて下側に陽極2を、上側に陰極6を配置している。次に、このような電極配置とした理由について説明する。図1においては、陽極を上側に形成する場合には、有機EL層を形成した後にITOをスパッタ法で処理することになる。
このように、ITO分子を有機材料の上に高速で飛ばすことになると、有機材料が劣化するという問題が生じる。陽極材料であるITOを液相法で形成することも可能であるが、液相法を使用した場合でも製造工程で加熱処理が必要となる。このため、有機材料の劣化が避けられないという問題がある。
このため、本発明においては、有機材料を熱で劣化させないように、有機材料の上に蒸着で形成可能な金属材料を使用している。この金属材料は、仕事関数が小さなAlなどが使用され、陰極を形成している。
本発明においては、前記のように誘電体多層膜からなる反射層2と陰極6とにより、微小光共振器を構成している。次に、微小光共振器を構成することによる利点を図6、図7の光強度分布特性図で説明する。図6、図7の例では、最大値を1とした場合の光強度の相対分布を示している。
図6は、微小光共振器構造を採用しない場合の特性図である。有機EL素子の発光面は完全拡散面に近くこの場合の光強度の角度分布は、略球面分布
となる。また、図7は、図1の微小光共振器構造を採用した場合の特性図である。この場合の光強度の角度分布は、角度0の方向(正面方向)に指向性が強められた特性が得られている。すなわち、像担持体方向の光分布強度が大きくなる。
したがって、微小光共振器構造を採用することにより、光の拡散を抑制し、露光スポットの広がりが少なくなる。すなわち、光の放射角を小さくすることができるので、クロストークを防止することができる。また、発光波長の半値幅を狭くしてピーク波長の出力を強めて発光効率を向上させることができる。このような微小光共振器構造による光学的な特性は、発光部で発光する光の方向が共振方向に揃えられる作用があるために得られている。
本発明の実施形態について、有機ELヘッドの各部の諸元を表1に示す。
Figure 2008004563
表1は、発光ピーク波長が636nmにおける有機ELヘッドの各部の諸元を示している。誘電体多層膜からなる反射層(誘電体ミラー)2は、一対のSiO2とTiO2からなる層で形成される。誘電体多層膜2に使用されるSiO2は、屈折率が1.45、厚さが109.7(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25である。また、TiO2は、屈折率が2.3、厚さが69.1(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25である。
正孔輸送層4の材料であるPEDOT−PSSは、屈折率が1.51、厚さが105.3(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25である。発光層5の材料であるMEH−PPVは、屈折率が1.7、厚さが93.5(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25である。
また、陽極に用いるITOは、屈折率が1.9、厚さが167.4(nm)、光学長が318(nm)、光学長/波長が0.5の特性である。陰極6に使用されるアルミニューム(Al)は、屈折率が0.76、厚さが0.5(nm)以下のものである。
図3は、本発明の他の実施形態に係る有機ELヘッドの一例を示す縦断正面図である。図1と異なる構成について説明する。図3の有機ELヘッド10aは、各発光部10x〜10zに対応した断面形状が凹状とされている陰極6に、隔壁9の穴内における厚みを光が透過できるレベルとした薄膜部6a〜6cを形成している。
各発光部10x〜10zにおいて、陰極6の凹所底部にはスパッタ法により複数層の誘電体多層膜からなる半透明反射層(誘電体ミラー)7を形成する。この誘電体多層膜からなる半透明反射層7a〜7cは、一対のSiO2とTiO2からなる層を例えば3層積層している。本発明によるこのような誘電体多層膜で形成した半透明反射層7は、反射率が0.9程度となる。
このように、図3の実施形態においては、陰極6に薄膜部6a〜6cを形成し、この薄膜部6a〜6cにより光を透過させている。すなわち、図1のように陰極を所定の厚みに形成して、陰極で光を反射させる構成とはしていない。
図3の実施形態では、陰極を蒸着法で形成しているが有機EL層と接触する陰極の部分は薄膜として光を透過している。このため、正孔輸送層4、発光層5の有機EL層をインクジェット法などの液相法で形成した場合でも、EL層と陰極との接触部の平滑性に起因して反射率が低下するという問題は生じないという利点がある。
また、図3の実施形態においては、有機EL層をインクジェット法の外にディップ法などの液相法で成膜することができる。このため、3色の発光層のパターニングが容易になるという利点がある。
9aは、各発光部10x〜10zを隔離する隔壁(バンプ)で、穴11a〜11cが形成されている。誘電体多層膜からなる反射層7a〜7cは、穴11a〜11c内の陰極6凹所に形成されることになる。各発光部10x〜10zから射出される出力光は、隔壁9aにより拡散が防止され絞りをかけられて像担持体8上に射出光Lg〜Lmが到達する。射出光Lg〜Lh、Li〜Lj、Lk〜Lmは、像担持体8上に結像されるスポットとなる。
このように、図3の例では隔壁9aが図1の絞り12の機能を併有している。この場合には、隣接する発光部から斜め方向に射出する光を隔壁9aで遮蔽できるので、光の放射角をそれほど小さくしなくても、クロストークを効果的に防止することが可能となる。また、基板1とは反対方向に光を射出するので、発光部と像担持体の間には基板が存在していない。したがって、発光部と像担持体との距離を短縮することができ、光の利用効率が高められる。次に、図3の構成とした場合の各部分の諸元について表2で説明する。
Figure 2008004563
表2は、発光ピーク波長が636nmにおける有機ELヘッドの各部の諸元を示している。誘電体多層膜からなる半透明反射層(誘電体ミラー)7a〜7cは、一対のSiO2とTiO2からなる層を3層積層して形成されている。また、誘電体多層膜からなる反射層(誘電体ミラー)2は、一対のSiO2とTiO2からなる層を8層積層して形成されている。
誘電体多層膜からなる反射層2および半透明反射層7a〜7cに使用されるSiO2は、屈折率が1.45、厚さが109.7(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25である。また、TiO2は、屈折率が2.3、厚さが69.1(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25である。
なお、表2には誘電体多層膜の特性の一例を示すものである。本発明においては、誘電体多層膜の層数、各層の層厚、材質などを適宜選定することにより、反射率が1に近い値とすることができる。このため、発光層の出力光は有機ELの無駄な面から射出することなく、出力光の有効利用を図ることができる。
正孔輸送層4の材料であるPEDOT−PSSは、屈折率が1.51、厚さが105.3(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25である。発光層5の材料であるMEH−PPVは、屈折率が1.7、厚さが93.5(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25である。
また、陽極に用いるITOは、屈折率が1.9、厚さが167.4(nm)、光学長が318(nm)、光学長/波長が0.5の特性である。陰極6に使用されるアルミニューム(Al)は、屈折率が0.76、厚さが0.5(nm)以下のものである。
図4は、図3の有機ELヘッドの概略構成を示す斜視図である。図4において、隔壁9aの穴11nの形状、すなわち、絞りの形状は、記録媒体(用紙)の搬送方向(副走査方向)をXとするときに、副走査方向Xが短軸となる楕円形状となっている。また、発光部10mの形状も副走査方向Xが短軸となる楕円形状に形成されている。
絞りの形状を図4のような形状としたのは、次のような理由による。すなわち、主走査方向に関しては、絞りの大きさは像担持体上に光が照射されない領域がないようにするために画素間隔を超える大きさとする必要がある。これに対して、副走査方向の絞りの大きさに関しては、解像度を上げるために画素間隔以下の大きさとしている。このように、副走査方向の絞りの大きさを画素間隔以下の大きさとすることにより、解像度が向上し、ボケのないシャープな画像を得ることができる。
図4の構成では、絞りの大きさを記録媒体の副走査方向では楕円の短軸方向の大きさに、主走査方向の大きさを楕円の長軸方向の大きさとしている。本発明においては、一般に絞りの大きさを主走査方向では画素間隔を超える大きさに選定し、また、少なくとも副走査方向では絞りの大きさを画素間隔以下に選定するものである。
図5は、本発明の他の実施形態に係る有機ELヘッドの縦断正面図である。図1の構成と異なる部分について説明する。図5の有機ELヘッド10bは、絞り12を像担持体8に接触させるものである。図5の構成とすることにより、有機ELヘッド10bを像担持体8に対して正確に位置決めすることができる。このため、有機ELヘッドと像担持体との位置決め不良に起因するスポットの形状変化や、光量変化を防止することができる。なお、図3のように基板とは反対側から発光層の射出光を像担持体に向けて出力する構成とした場合でも、絞りを像担持体に接触させることができる。
本発明においては、上記のような構成の有機ELヘッドを、例えば電子写真方式のカラー画像を形成する画像形成装置の露光ヘッドとして用いることができる。図8は、有機ELアレイ露光ヘッドの一例を模式的に示す平面図である。
この実施形態の有機ELアレイ露光ヘッド15は、2列のアレイ16、16’が平行で相互の画素が千鳥状になるように配列されている。各アレイ16、16’は直線状に配置された多数の画素17からなるが、各画素17の構成は同じである。各画素17は、有機ELヘッド18と、その有機ELヘッド18の発光を制御するTFT19とから構成されている。
図9は、図8で説明した有機ELアレイ露光ヘッドを用いた画像形成装置の一例を示す正面図である。この画像形成装置は、同様な構成の4個の有機ELアレイ露光ヘッド1K、1C、1M、1Yを、対応する同様な構成である4個の感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの露光位置にそれぞれ配置した、タンデム方式の画像形成装置として構成されている。
図9に示すように、この画像形成装置は、駆動ローラ51と従動ローラ52とテンションローラ53が設けられており、テンションローラ53によりテンションを加えて張架されて、図示矢印方向(反時計方向)へ循環駆動される中間転写ベルト50を備えている。この中間転写ベルト50に対して所定間隔で配置された4個の像担持体としての外周面に感光層を有する感光体41K、41C、41M、41Yが配置される。
前記符号の後に付加されたK、C、M、Yはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローを意味し、それぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエロー用の感光体であることを示す。他の部材についても同様である。感光体41K、41C、41M、41Yは、中間転写ベルト50の駆動と同期して図示矢印方向(時計方向)へ回転駆動される。
各感光体41(K、C、M、Y)の周囲には、それぞれ感光体41(K、C、M、Y)の外周面を一様に帯電させる帯電手段(コロナ帯電器)42(K、C、M、Y)と、この帯電手段42(K、C、M、Y)により一様に帯電させられた外周面を感光体41(K、C、M、Y)の回転に同期して順次ライン走査する本発明の上記のような有機ELアレイ露光ヘッド1(K、C、M、Y)が設けられている。
また、この有機ELアレイ露光ヘッド1(K、C、M、Y)で形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像装置44(K、C、M、Y)と、この現像装置44(K、C、M、Y)で現像されたトナー像を一次転写対象である中間転写ベルト50に順次転写する転写手段としての一次転写ローラ45(K、C、M、Y)と、転写された後に感光体41(K、C、M、Y)の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニング装置46(K、C、M、Y)とを有している。
ここで、各有機ELアレイ露光ヘッド1(K、C、M、Y)は、有機ELアレイ露光ヘッド1(K、C、M、Y)のアレイ方向が感光体ドラム41(K、C、M、Y)の母線に沿うように設置される。そして、各有機ELアレイ露光ヘッド1(K、C、M、Y)の発光エナルギーピーク波長と感光体41(K、C、M、Y)の感度ピーク波長とは略一致するように設定されている。
現像装置44(K、C、M、Y)は、例えば、現像剤として非磁性一成分トナーを用いるもので、その一成分現像剤を例えば供給ローラで現像ローラへ搬送し、現像ローラ表面に付着した現像剤の膜厚を規制ブレードで規制し、その現像ローラを感光体41(K、C、M、Y)に接触あるいは押厚させることにより、感光体41(K、C、M、Y)の電位レベルに応じて現像剤を付着させることによりトナー像として現像するものである。
このような4色の単色トナー像形成ステーションにより形成された黒、シアン、マゼンタ、イエローの各トナー像は、一次転写ローラ45(K、C、M、Y)に印加される一次転写バイアスにより中間転写ベルト50上に順次一次転写され、中間転写ベルト50上で順次重ね合わされてフルカラーとなったトナー像は、二次転写ローラ66において用紙等の記録媒体Pに二次転写され、定着部である定着ローラ対61を通ることで記録媒体P上に定着され、排紙ローラ対62によって、装置上部に形成された排紙トレイ68上へ排出される。
なお、図9中、63は多数枚の記録媒体Pが積層保持されている給紙カセット、64は給紙カセット63から記録媒体Pを一枚ずつ給送するピックアップローラ、65は二次転写ローラ66の二次転写部への記録媒体Pの供給タイミングを規定するゲートローラ対、66は中間転写ベルト50との間で二次転写部を形成する二次転写手段としての二次転写ローラ、67は二次転写後に中間転写ベルト50の表面に残留しているトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレードである。
このように、図9の画像形成装置は、書き込み手段として図1に示した有機ELヘッドを用いているので、レーザ走査光学系を用いた場合よりも、装置の小型化を図ることができる。
以上、本発明の有機ELアレイ露光ヘッドとその作製方法及びそれを用いた画像形成装置を実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明の有機ELヘッドにおいては、レンズレスであるので簡略化された構成とすることができ、レンズに起因したバラツキを低減することができる。また、絞りを設けこの絞りの形状を適宜選定することにより、ボケのない高画質の画像を得ることができる。また、絞りを隔壁で形成することにより、光の放射角をそれほど小さくしない場合でもクロストークを防止することができる。
更に、絞りを像担持体と接触させることにより、ヘッドを像担持体に対して正確に位置決めでき、ヘッドと像担持体との位置決め不良に起因するスポットの形状変化や光量変化を防止することができる。また、微小光共振器構造と組み合わせることにより、光の放射角を小さくすることができ、クロストークを防止することができる。なお、陽極側から光を射出する構成を採用することにより、効率の良い微小光共振器構造が得られ、光の利用効率を高めることができる。また、光学系を有する有機ELヘッドを液相法、特にインクジェット法により容易に構成することができる。
また、反射層として機能する誘電体多層膜では、層数、各層の層厚、材質などを調整することにより、反射率を略1(0.999)に近づけることが可能となり、不要な面からの光の漏出を防止することができる。更に、発光層と像担持体との間に基板が存在しないので、発光層と像担持体との距離を短くすることができ、光の利用効率が向上する。なお、本発明の有機ELヘッドを用いることにより、画像形成装置の小型化が図れる。
本発明に基づく有機ELヘッドの一例を示す縦断正面図である。 インクジェット方式におけるピエゾジェット方式のヘッドの構成例を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に基づく有機ELヘッドの一例を示す縦断正面図である。 図2に示した有機ELヘッドの概略構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に基づく有機ELヘッドの一例を示す縦断正面図である。 光放射強度分布の特性図である。 本発明による光放射強度分布を示す特性図である。 有機ELアレイ露光ヘッドの概略構成を示す平面図である。 本発明の有機ELヘッドを配置したタンデム方式の画像形成装置の概略構成を示す正面図である。
符号の説明
1…基板
2…誘電体多層膜
3…陽極
4…正孔輸送層
5…発光層
6…陰極
7…誘電体多層膜
8…像担持体
9、9a…隔壁(バンク)
10、10a、10b…有機ELアレイ
10x、10y、10z…発光部
11…隔壁の穴
12…絞り
15…有機ELアレイ露光ヘッド
16、16‘…アレイ
17…画素
18…有機ELヘッド
19…TFT
21…ヘッド
22…ノズルプレート
23…振動板
24…仕切部材(リザーバープレート)
25…インク室
26…ノズル孔
28…圧電素子
29…電極
1(K、C、M、Y)…有機ELアレイ露光ヘッド
41(K、C、M、Y)…感光体ドラム
42(K、C、M、Y)…帯電手段(コロナ帯電器)
44(K、C、M、Y)…現像装置
45(K、C、M、Y)…一次転写ローラ
46(K、C、M、Y)…クリーニング装置
50…中間転写ベルト
51…駆動ローラ
52…従動ローラ
53…テンションローラ
61…定着ローラ対
62…排紙ローラ対
63…給紙カセット
64…ピックアップローラ
65…ゲートローラ対
66…二次転写ローラ
67…クリーニングブレード
68…排紙トレイ
P…記録媒体

Claims (15)

  1. 基板上に形成された反射層と、前記反射層上に形成された陽極と、前記陽極上に形成された有機ELからなる発光層と、前記発光層上に被着された陰極とを有し、前記反射層と陰極で微小光共振器を構成すると共に、前記発光層および像担持体との間に発光層から射出される光の絞り手段を設けたことを特徴とする、有機ELヘッド。
  2. 前記発光層および像担持体の間には、前記発光層から発光する光を前記像担持体に対して集光作用を有するレンズが設けられていないことを特徴とする、請求項1記載の有機ELヘッド。
  3. 前記絞りの大きさを、少なくとも記録媒体の搬送方向である副走査方向では画素間隔以下に選定したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の有機ELヘッド。
  4. 前記有機ELを液相法により形成したことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の有機ELヘッド。
  5. 前記絞りと像担持体とを接触させたことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の有機ELヘッド。
  6. 前記反射層を誘電体多層膜で形成したことを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の有機ELヘッド。
  7. 前記陰極は、光を透過する厚さの金属薄膜で形成され、一面を前記発光層上に被着し、他面に半透明反射層が形成されたことを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の有機ELヘッド。
  8. 前記絞りを、隣接する発光層から射出される光を互いに遮蔽する隔壁で形成したことを特徴とする、請求項7に記載の有機ELヘッド。
  9. 前記発光層から射出される光を前記基板とは反対側に出力することを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の有機ELヘッド。
  10. 前記半透明反射層は、誘電体多層膜で形成されたことを特徴とする、請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の有機ELヘッド。
  11. 前記発光層から射出される光を陽極側から像担持体に向けて出力することを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の有機ELヘッド。
  12. 基板上に誘電体多層膜からなる反射層を形成する工程と、
    前記反射層上に陽極を形成する工程と、
    前記陽極上に有機ELを液相法により形成する工程と、
    前記有機EL上に蒸着法により陰極を形成する工程と、
    前記有機ELと像担持体との間に光の絞り手段を形成する工程とにより有機ELヘッドを作製することを特徴とする、有機ELヘッドの作製方法。
  13. 基板上に誘電体多層膜からなる反射層を形成する工程と、
    前記反射層上に陽極を形成する工程と、
    前記陽極上に有機ELを液相法により形成する工程と、
    前記有機EL上に蒸着法により光を透過する厚さの金属薄膜で陰極を形成する工程と、
    前記陰極上に誘電体多層膜からなる半透明反射層を形成する工程と、
    前記有機ELと像担持体との間に光の絞り手段を形成する工程とにより有機ELヘッドを作製することを特徴とする、有機ELヘッドの作製方法。
  14. 請求項1から請求項11のいずれか1項記載の有機ELヘッドを、像担持体に像を書き込むための露光ヘッドとして備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  15. 前記画像形成装置が、像担持体の周囲に帯電手段、露光ヘッド、現像手段、転写手段を配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、カラー画像形成を行うタンデム方式の画像形成装置であることを特徴とする、請求項14記載の画像形成装置。
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