JP2008003306A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリーニング装置内の廃トナーが満杯間近となってから満杯になるまでの期間を延長する。
【解決手段】 画像を形成するための画像形成ステーションと、画像を担持するための像担持体と、像担持体上の画像を転写材に転写する転写ローラと、像担持体上の現像剤を回収するクリーニング装置と、転写材を供給するための給紙装置と、を有する装置で、クリーニング装置内に回収された現像剤の量に応じて、像担持体上での画像形成間隔を設定する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば電子写真方式、静電記憶方式の複写機、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。特に、複数の画像形成部により形成される各画像を中間転写体上に順次転写して、転写した画像を紙等の転写材上に転写して画像を形成するカラー画像形成装置に関するものである。
カラー画像形成装置の一例として、図1にカラーレーザプリンタの構成の概略を説明する。
カラーレーザプリンタは、画像形成部においてコンピュータ等の外部装置から受信した画像信号に基づいた画像光により静電潜像を形成する。そして、静電潜像を現像して可視画像を重畳転写してカラー可視画像を形成し、このカラー可視画像を転写材2へ転写し、その転写材1上のカラー可視画像を定着させる。画像形成部は、現像色数分、並置した画像形成ステーションが配置される。
各画像形成ステーションは、感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)、帯電装置(7Y、7M、7C、7K)、現像装置(8Y、8M、8C、8K)、トナーカートリッジ(11Y、11M、11C、11K)を有している。そして、プリンタ本体は、その他、感光体上に形成された画像を1次転写する中間転写体12、給紙部としての給紙装置2、転写部(6Y、6M、6C、6K)、および定着部11によって構成されている。なお、中間転写体12は、ローラ18a,18b,18cによって回転駆動される。
感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)は、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転する。駆動モータは感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)を画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)への露光光はスキャナ部(10Y、10M、10C、10K)から照射され、感光ドラム(5Y、5M、5C、5K)の表面を選択的に露光して、静電潜像が形成される。
各画像形成ステーションに、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像を形成するための感光体を帯電する4つの帯電装置(7Y、7M、7C、7K)を備える。そして各帯電器には帯電ローラ(7YS、7MS、7CS、7KS)が備えられている。
また、感光体ドラム上の静電潜像を可視化するために、各画像形成ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像装置(8Y、8M、8C、8K)を備える構成である。各現像装置には、現像ローラ(8YS、8MS、8CS、8CK)が設けられている。
なお、各々の現像装置、感光体ドラム、帯電装置は一体化されたプロセスカートリッジとして、画像形成装置本体に脱着可能な構成である。
中間転写体12は、感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)に接触しており、画像形成時に時計回り方向に回転し、感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)の回転に伴って回転し、可視画像の転写を受ける。また、中間転写体12は画像形成時に後述する転写ローラ9aが接触して転写材1を狭持搬送することにより転写材1に中間転写体12上にカラー可視画像を同時に重畳転写する。
転写ローラ9aは、中間転写体12上にカラー可視画像を重畳転写している間は、中間転写体に当接させるが、図1の矢印方向に当接及び離間できる構成であり、印字処理終了時は9bの位置に離開する。
画像形成する場合には、給紙装置2から給紙ローラ4Aによって転写材1が給紙されて、搬送ローラ群24a、24b、24cによって搬送される。搬送される転写材1の先端をレジストローラ23の手前にある転写材有無センサ19で検知すると、転写材1をレジストローラ23の位置で一時停止させる。一方中間転写体上には感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)から画像が転写されて搬送される。その画像の先端位置と転写材1の先端とのタイミングを考慮して、転写材1の搬送を再開させる。そしてローラ18cと転写ローラ9aとで形成される転写位置で転写材1に可視画像が転写される。
そして定着部13において、転写材1を搬送させながら、転写された可視画像を定着させるものであり、図1に示すように転写材1を加熱する定着ローラ14と転写材1を定着ローラ14に圧接させるための加圧ローラ15とを備えている。定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ16、17が内蔵されている。すなわち、可視画像を保持した転写材1は定着ローラ14と加圧ローラ15により搬送されるとともに、熱および圧力を加えることによりトナーがその表面に定着される。
可視画像定着後の転写材1は、その後図示しない排出ローラ20によって図示しない排紙部に排出して画像形成動作を終了する。
なお、図1の3は手差しトレイであり、給紙装置2以外で転写材を給紙するためのものである。その場合は給紙ローラ4B及び搬送路25を介して転写材を搬送する。
クリーニング装置21は、中間転写体12上に残ったトナーをクリーニングするものである。感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)上に形成されたトナーによる可視画像を中間転写体12に転写した後に、中間転写体9上に形成された可視画像を転写材21に転写した後に、中間転写体上に残留するトナーを回収する装置である。
上述した構成のカラーレーザプリンタは、複数の画像形成ステーションを並置している。そのため、画像形成ステーションや中間転写体の配置構成によっては、中間転写体上での画像形成開始位置から転写材に転写するまでの距離が、給紙装置から画像が転写材に転写される転写位置までの距離よりも長くなる場合がある。画像形成開始位置から転写材に転写するまでの距離が長くなる場合は、転写材を給紙するよりも前に画像形成を開始させる必要がある。そうなると、連続印字時は給紙装置から転写材を1枚給紙している間に、次の紙に対する画像を含めて中間転写体上に複数枚分の画像を形成することになる。
このような構成で、給紙装置から転写材を給紙している最中に、給紙装置から次に給紙する転写材の有無を検出して、転写材が無いと検出した場合には、中間転写体上に転写すべき転写材がないトナー画像が形成されたまま残ってしまう。このような場合は、転写ローラを離開させ(図1の9bの位置に移動)、クリーニング装置21により、そのトナー画像をクリーニングするようにしている。
そして、クリーニング装置21で回収した廃トナーが満杯になると、クリーニング装置21が交換しない限り画像形成不能な状態としている。これは、クリーニング装置内のトナーが満杯の状態で画像形成を継続させてしまうと、クリーニング装置でトナーが回収しきれなくなり、トナー漏れ等の不具合が生じる可能性があるためである。
そこで、画像形成不能な状態になる前に、クリーニング装置内のトナーが満杯間近になることを検知して、ユーザに、満杯間近であることを報知する方法も提案されている。
また、転写材無しになった場合のクリーニング動作を無くすための技術も提案されている。例えば、特許文献1に記載されているように、転写材が少なくなったことを検知したら画像形成間隔を広げることによって、転写材無しを検知した場合に、中間転写体上に無駄な画像を形成しないようにする技術が提案されている。この方法によれば、転写材が少ないことを検知して画像形成間隔を広げるので、転写材無しの場合に中間転写体上に無駄な画像が形成されることが無くなる。
しかし、転写材が少なくなったことを検知した場合は、必ず単位時間あたりの画像形成枚数(以下、スループットと言う)が少なくなってしまう(スループットが低下してしまう)。そのため、大量に連続印刷を行うユーザにとっては装置のパフォーマンスが低下する割合が高くなってしまう。
したがって、画像形成装置としては転写材が少ないことを検知した場合でも、画像形成間隔を広げるような制御を行わず(スループットを低下させず)に制御することが好ましい。
特開2001−005253号公報
上述したように、スループットを低下させずに画像形成を継続した場合、クリーニング装置に回収された廃トナーが満杯近くになったことを検知してから、満杯になるまでの期間がより短くなる可能性がある。
つまり、大量に連続印刷の途中に、クリーニング装置内の廃トナーが満杯に近いことを検知してユーザに報知した場合に、その連続印刷中に廃トナーが満杯になる可能性があり、ユーザが交換用の新しいクリーニング装置21を準備できない場合が発生する。
そうなると、ユーザがクリーニング装置21を交換するまでは画像形成不可能な状態になってしまいユーザビリティがよくない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、クリーニング装置内の廃トナーが満杯近くになってから満杯になるまでの期間をできるだけ延長することが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための、本発明の画像形成装置は、
画像を形成するための画像形成部と、前記画像を担持するための像担持体と、前記像担持体上の画像を転写材に転写する転写部と、前記像担持体上の現像剤を回収するクリーニング装置と、転写材を供給するための給紙装置と、前記クリーニング装置内に回収された現像剤の量に応じて、前記像担持体上での画像形成間隔を設定する制御手段と、を有することを特徴とする。
以上述べたように、本発明によれば、クリーニング装置内の廃トナー量を検出した結果に応じて画像形成間隔を広げるようにして、クリーニング装置内の廃トナーが満杯間近となってから満杯になるまでの期間を延長することが可能になるので、ユーザビリティが良くなる。
[実施例1]
本実施例は、転写材を給紙するよりも前に画像形成を開始する構成の装置において、クリーニング装置内の廃トナー量が多くなった場合、その後、クリーニング装置に余分な廃トナーを回収しないようにするための方法について説明する。
なお、本実施例における画像形成装置の構成は、上述した図1のカラー画像形成装置の構成と同様であるため詳細な説明は省略する。
以下、図2〜図4を参照して、本発明の実施例1における画像形成動作を詳細に説明する。
図2はクリーニング装置21が満杯間近な状態なる前の画像形成タイミングを示している。この場合は、最速のスループット、つまり、単位時間あたりの画像形成枚数が最大になるような給紙及び画像形成タイミングを示している。
図3、図4は、その場合のプリント動作のフローチャートであり、図3に1枚目のプリント動作、図4に2枚目以降のプリント動作を示す。
図2において、201は給紙装置内の転写材の有無を検出する転写材有無検知センサ、210は第1色目(ここでは、イエローを第1色目とする)の露光位置である。211は給紙装置2から給紙された転写材212は、給紙装置内の転写材、213、215は中間転写体上に形成されたトナー画像、214は中間転写体上に形成されるトナー画像の間隔(以後、画像形成間隔という)である。
まず、1枚目のプリント開始時(図3)に、給紙装置2内に転写材があるかを判断する(S301)。転写材があると判断した場合には、露光を開始し感光体ドラムに潜像を形成し、形成した潜像を現像装置で現像して、現像したトナー画像を中間転写体上に転写する(S302)。転写材が無いと判断した場合には、転写すべき転写材が無いと判断してプリント動作を行わず、ユーザに転写材が無い旨を通知する(S309)。そして、ユーザが給紙装置に転写材をセットされたか否かを確認して、セットされたら画像形成を開始する(S310)。
そして、画像形成開始から所定時間経過したかを確認して(S303、1枚目の給紙開始タイミングかを確認)、経過した後に1枚目の転写材211の給紙を開始する(S304)。給紙された転写材の先端がレジローラ23に到達したか否かを確認し(S305)、到達したら転写材の給紙及び搬送動作を一時中断(S306)する。次に、転写材211の再給紙開始のタイミングかを確認する(S307)。再給紙タイミングであれば(予め設定された時間経過後)、中間転写体上に形成されたトナー画像の先端にあわせて、レジローラ23から給紙動作を再開して(S308)、転写材211にトナー画像を転写する。
2枚目以降の画像形成(図4)は、1枚目のトナー画像を形成してから所定の画像形成間隔214を開けるように、露光を開始し感光体ドラムに潜像を形成し、形成した潜像を現像装置で現像して、現像したトナー画像を中間転写体上に転写する(S401)。この時点では、給紙装置から給紙されている1枚目の転写材211の後端が転写材有無検知センサ201にかかっているため、プリンタは、2枚目の転写材が給紙装置内にあるか否かを判断することはできない。
2枚目以降のプリントは、1枚目の転写材の後端が給紙装置内の転写材有無検知センサ201を抜けたタイミングで、2枚目の転写材の有無を検出して転写材が有るか否かを確認する(S402)。転写材があると判断した場合には、次の給紙開始タイミングになったかを確認する(S403)。給紙タイミングになったら(画像形成開始から予め設定した時間経過後)、2枚目の転写材の給紙を開始し(S404)、以降1枚目と同様に、給紙された転写材の先端がレジローラ23手前の転写材有無センサ19に到達したか否かを確認する(S405)。到達したら転写材の給紙及び搬送動作を一時停止(S406)する。転写材211の再給紙開始のタイミングかを確認して(S407)、再給紙タイミングであれば(一次停止してから予め設定された時間経過後)、中間転写体上に形成されたトナー画像の先端にあわせて、レジローラ23から給紙動作を再開して(S408)、転写材にトナー画像を転写する。
また、2枚目以降の転写材が無いと判断した場合(S402)、3枚目以降の画像形成を中止する(S409)。そして、先行の転写材の転写終了後、転写すべき転写材がない中間転写体上のトナー画像で、転写ローラを汚さないように転写ローラを離開させ(S410)、中間転写体上に形成されたトナー画像をクリーニング装置21に回収する(S411)。
上述したプリント動作は、常に装置における最大のスループット(単位時間あたりの画像形成枚数が最大)で画像形成動作を行えるという利点がある。
しかし、このような画像形成タイミングで制御を継続していくと、転写材無しを検知した際には、多くの廃トナーがクリーニング装置21に回収されることになる。つまりクリーニング容器21内の廃トナーが満杯になってプリント不能となるまでの期間が早まることになる。
ユーザが大量の連続印刷を実行している場合等は、特にクリーニング容器21内の廃トナーが満杯間近を検出してから満杯になるまでの期間が短くなる可能性が高まる。そのため、ユーザに交換を報知しても新しいクリーニング装置を入手するまでに、クリーニング装置21内の廃トナーが満杯となり、プリント不能な状態になる状況が発生する。
本実施例では、クリーニング装置内の廃トナー量が満杯に近いことを示す閾値を超えたことを検出した場合は、画像形成間隔及び給紙装置からの給紙間隔を広げて、転写すべき転写材があることを確認してから画像形成を開始するようにする。これによって、無駄な廃トナーをクリーニング装置に回収しないようにして、満杯間近のクリーニング装置が満杯になるまでの期間を延長している。
次に、図5、図6を参照して、本実施例の特徴的な動作を詳細に説明する。
図5は、本実施例の転写材の給紙及び画像形成タイミングを示し、図6は、本実施例の2枚目以降のプリント動作を説明するためのフローチャートを示す。1枚目のプリント動作に関しては、上述の図3と同じであるため説明を省略する。
図5のは給紙装置内の転写材の有無を検出する転写材有無検知センサである。この201のセンサから出力されるの情報に基づいて給紙装置内の転写材の有無を検出する。
図6において(2枚目以降のプリント開始後)、まず、クリーニング装置内の廃トナー量がある閾値以上であるか(満杯間近であるか)否かを判断する(S600)。閾値以上であると判断した場合、先行している転写材511の後端が給紙装置内のセンサ201をぬけて、転写すべき転写材512が存在すること確認する(S601)。転写材512を確認した時点で、感光体ドラム上への画像形成及び中間転写体への画像形成動作を開始する(S602)。ここで、上記の閾値は、例えば、クリーニング装置21内に収容可能な廃トナー量の80%に相当する値に設定する。なお、この値はプリンタの仕様などによって適宜変更することが可能である。
ここで、クリーニング装置21内の廃トナーが満杯近くになったこと、満杯になったことを検知する構成を図9に示す。検知装置は、発光素子と受光素子とを用いて構成される。発光素子51と受光素子52とは廃トナーTが満杯になったことを検知する。発光素子53と受光素子54とは廃トナーが満杯近くになったこと(本例では約80%)を検知する。図9の構成では、受光素子52,54で光を受光しなくなった場合に、廃トナーTが満杯、もしくは満杯近くであると検知することができる。発光素子として例えばLED、受光素子としては例えばフォトトランジスタ等を使用することができる。
転写材が無いと判断した場合には、転写すべき転写材が無いと判断してプリント動作を行わず、ユーザに転写材が無い旨を通知し(S609)、ユーザが給紙装置に転写材をセットされてかを確認して、セットされたら画像形成を開始する(S610)。
そして、画像形成開始から所定時間後に転写材512の給紙タイミングか否かを確認して(S603)、給紙タイミングであれば(画像形成開始のタイミングから予め設定した時間経過後)給紙を開始する(S604)。給紙された転写材512の先端がレジローラ23の手前にあるに転写材有無センサ19に到達したかを確認し(S605)、到達したら給紙動作を一時停止する(S606)。その後、転写材の再給紙タイミングであるかを確認し(S607)、再給紙タイミングであれば(一次停止してから予め設定されている時間経過後)、中間転写体上に形成されたトナー画像の先端位置にあわせて、レジローラ23から給紙動作を再開して、転写材512にトナー画像を転写する(S608)。
上述した図5のフローに基づく制御を実行するための制御ブロックを図8に示す。
図8の100はプリンタの動作を制御するコントローラ100であり、CPU101とプログラムやデータを記憶するメモリ102とを有している。30は中間転写体12や感光ドラム5(5Y,5M,5C,5K)を駆動するためのモータであり、31は転写材を給紙するために給紙装置2の給紙ローラ4を駆動する。またモータ31は定着装置13も駆動する。
コントローラ100は、クリーニング装置21内の廃トナーが満杯近くになったこと示す信号を検知装置(50、53)から受け取り、その信号に基づいて給紙装置2からの給紙間隔及び画像形成間隔を広げるように制御する。その際には給紙装置2の転写材の有無を検知する転写材有無センサ19から転写材有りを示す信号を受信した後に、次の転写材に対する画像形成を開始するように制御する。
以上のように本実施例では、プリンタがクリーニング装置21内の廃トナー量が閾値を超えた場合、つまりクリーニング装置21内の廃トナー満杯間近を検出した場合は、給紙間隔及び画像形成間隔を広げて、転写すべき転写材があることを確認してから画像形成を開始するようにした。
これによって、廃トナーが満杯間近になった後に無駄な廃トナーをクリーニング装置に回収しないようにして、クリーニング装置内の廃トナーが満杯になってプリント不能となるまでの期間を延長することが可能となる。つまり、ユーザが新しいクリーニング装置を準備する期間が長くなるためユーザビリティが良くなる。
なお、上述の実施例は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能である。
[実施例2]
実施例1では、クリーニング装置内の廃トナー量が多くなった場合、余分な廃トナーをクリーナ容器に回収しないようにするため、転写材有りを確認した後に画像形成を開始する方法について説明した。
しかしながら、実施例1の方法では、クリーニング装置内の廃トナー量が閾値を超える(満杯間近になる)と、プリンタは転写材の有無を確認してから画像形成を開始するようになるため、最適なスループットで画像形成を行えなくなってしまう。
スループットがダウンしても廃トナー量が満杯になるまでの期間を延長してクリーニング装置交換のための時間を確保したいと考えるユーザもいるが、逆に、廃トナー量が増加するよりもスループットを優先したいユーザも存在する。
そこで、本実施例では、クリーニング装置内の廃トナー量によらず、転写材有りを確認した後に画像形成を開始するスループットを優先するモードと、実施例1のような廃トナー量をセーブするモードとをユーザが選択可能にする方法について説明する。
図7は、本実施例の2枚目以降のプリント動作を説明するためのフローチャートである。1枚目のプリント動作に関しては、実施例1記載の図3と同じであるため説明を省略する。
プリンタは、スループットを優先するモードの指定の有無を確認する(S700)。
このスループットを優先するモードの指定方法としては、プリンタに設けられたオペレーションパネル(不図示)からユーザが設定するように構成してもよいし、プリンタと接続されるコンピュータからコマンド等で指示できるようにしても良い。
スループットを優先するモードが指定されている場合、露光を開始し、感光ドラム上に潜像を形成し、形成した潜像を現像装置で現像して、現像した画像を中間転写体上に転写する(S701)。この時点では、給紙装置から給紙されている1枚目の転写材の後端が給紙装置の転写材有無検知センサ201の位置にかかっているため、プリンタは、次の転写材が給紙装置内にあるか否か判断することはできない。
そして、搬送中の転写材の後端が給紙装置内の転写材有無検知センサ201を抜けたタイミングで、次の転写材の有無を検出する(S702)。転写材があると判断した場合には、次の給紙開始タイミングで有るか否かを確認し(S703)、給紙タイミングであれば転写材の給紙を開始する(S704)。
給紙された転写材の先端がレジローラ23手前の転写材有無センサ19に到達したか否かを確認し(S705)、到達したら給紙動作を一時停止(S706)する。そして、再給紙タイミングであるか否かを確認し(S707)、再給紙タイミングであれば、中間転写体上に形成された画像の先端位置にあわせて、レジローラ23から給紙動作を再開して(S708)、転写材にトナー画像を転写する。
次の給紙タイミングで、転写材が無いと判断した場合は、以降の画像形成を中止し(S709)、先行の転写材の転写終了後、転写すべき転写材がない中間転写体上のトナー画像で、転写ローラを汚さないように転写ローラを離開させ(S709)、中間転写体上に形成されたトナー画像をクリーニング装置21内に回収する(S711)。
また、スループットを優先するモードが指定されていない場合(つまり、廃トナー量をセーブするモードが指定された場合)は、次のように動作する。つまり、先行している転写材の後端が給紙装置内の転写材有無検知センサ201の位置を抜け、転写すべき転写材が存在することを確認するまで画像形成を行わない。つまり転写すべき転写材が有ることを確認したら画像形成を開始する(S712、S715)。
ここで、転写材が無いと判断した場合には、プリント動作を行わず、ユーザに転写材が無い旨を通知し(S713)、ユーザが給紙装置に転写材をセットするのを待って画像形成を開始する(S714、S715)。
本実施例においても、実施例1と同様、図7に示した動作を制御するのは図8の制御ブロックで示されるようにコントローラ100である。
以上、本実施例の構成によれば、クリーニング装置内の廃トナー量によらず、スループットを優先するモードと、廃トナー量をセーブするモードをユーザが選択可能となる。つまり、ユーザの用途にあわせてモード選択することができるので、ユーザビリティが向上する。
なお、上述の実施例は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能である。
本発明のカラー画像形成装置の構成を示す図。 本発明の画像形成タイミングを示す図。 本発明の1枚目の画像形成動作を示すフローチャート。 本発明の2枚目以降の画像形成動作を示すフローチャート。 本発明の実施例1における画像形成タイミングを示す図。 本発明の実施例1における画像形成動作を示すフローチャート。 本発明の実施例2における画像形成動作を示すフローチャート。 本発明の画像形成動作を制御するための制御ブロック図。 本発明のクリーニング装置の廃トナーを検知する構成を示す図。
符号の説明
1 転写材
2 給紙装置
3 手差しトレイ
4A、4B 給紙ローラ
5Y、5M、5C、5K 感光体ドラム
6Y、6M、6C、6K 転写ローラ
7Y、7M、7C、7K 帯電装置
7YS、7MS、7CS、7KS 帯電ローラ
8Y、8M、8C、8K 現像装置
8YS、8MS、8CS、8KS 現像ローラ
9a 転写ローラ
10Y、10M、10C、10K スキャナ部
11Y、11M、11C、11K トナーカートリッジ
12 中間転写体
13 定着装置
19 転写材有無センサ
21 クリーニング装置

Claims (6)

  1. 画像を形成するための画像形成部と、
    前記画像を担持するための像担持体と、
    前記像担持体上の画像を転写材に転写する転写部と、
    前記像担持体上の現像剤を回収するクリーニング装置と、
    転写材を供給するための給紙装置と、
    前記クリーニング装置内に回収された現像剤の量に応じて、前記像担持体上での画像形成間隔を設定する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クリーニング装置内に回収された現像剤が満杯間近であることを検知する検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段で満杯間近であることを検知した場合に、前記画像形成間隔を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記クリーニング装置内に回収された現像剤が満杯間近であることを検知する検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段で満杯間近であることを検知した場合に、前記画像形成間隔を変更する第1のモードと、前記クリーニング装置内の現像剤の量にかかわらず、前記画像形成間隔を変更しない第2のモードとを選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1モードとは、前記給紙装置から転写材を供給する前に前記像担持体に画像を形成するモードであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記給紙装置内の転写材の有無を検知する検知手段を有し、
    前記検知手段で転写材があることを検知した後に、前記像担持体に画像を形成することを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体とは中間転写体を含み、
    前記クリーニング装置は、前記中間転写体に残留した現像剤を回収する装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2006172658A 2006-06-22 2006-06-22 画像形成装置 Withdrawn JP2008003306A (ja)

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