JP2008002626A - 等速自在継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】止め輪(サークリップ)等の部品を使用することなく内輪周り部品の抜けを防止でき、内輪周り部品を外輪に組み込んだ状態での搬送(取り扱い)が容易となり、組立作業性(生産性)の向上を図ることが可能な等速自在継手を提供する。
【解決手段】車両取付け用フランジ側の継手開口部を塞ぐエンドプレート37を備える。エンドプレート37を、フランジ側の外輪22に装着されてフランジ側に突出するアダプタ38と、アダプタ38のフランジ側の開口部を塞ぐエンドキャップ39とから構成する。アダプタ38の外輪装着状態でのエンドキャップ39のアダプタ38への結合を可能とする。アダプタ38の一部を、内輪周り部品70のフランジ側への抜けを規制するストッパ部とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械などに用いられる動力伝達装置である等速自在継手に関し、特に、摺動タイプのクロスグルーブ型等速自在継手に関する。
クロスグルーブ型等速自在継手はプロペラシャフト用やドライブシャフト用に使用されている。クロスグルーブ型等速自在継手には、フロートタイプとノンフロートタイプの二種類に大別され、両タイプはプロペラシャフトが装備される車両の特性(スライド量など)に応じて使い分けられている。
フロートタイプの等速自在継手を図7に示し、ノンフロートタイプの等速自在継手を図10に示し、この両タイプの等速自在継手は、内輪1、外輪2、ボール3およびケージ4を主要な構成要素としている。
内輪1は、その外周面に複数のトラック溝6が形成されている。この内輪1の中心孔5にプロペラシャフトのスタブシャフト8を挿入してスプライン嵌合させ、そのスプライン嵌合により両者間でトルク伝達可能としている。なお、スタブシャフト8は、スナップリング11により内輪1に対して抜け止めされている。
そして、外輪2は、内輪1の外周に位置し、その内周面に内輪1のトラック溝6と同数のトラック溝7が形成されている。内輪1のトラック溝6と外輪2のトラック溝7は軸線に対して反対方向に傾斜した角度をなし、対をなす内輪1のトラック溝6と外輪2のトラック溝7との交叉部にボール3が組み込まれている。内輪1と外輪2の間にケージ4が配置され、ボール3は、ケージ4のポケット9内に保持されている。
そして、図示省略の車両取付け用フランジ(コンパニオンフランジ)側にエンドキャップ10が装着されている。エンドキャップ10は、外周側の外輪嵌合部10aと、反外輪側に膨出する深皿状部10bとを備える。外輪嵌合部10aが、フランジ側の外輪端面2aおよび外輪外周面の一部(フランジ側の一部)に嵌合する。
この際、車両取付け用フランジと外輪2とでエンドキャップ10を挟み込んだ状態で、外輪2の挿通孔17に挿通されるボルト部材を、車両取付け用フランジのねじ孔に螺合させる。これによって、この等速自在継手が車両取付け用フランジに締結される。すなわち、エンドキャップ10は車両取付け用フランジに締結される際のボルト締めにより固定される。
外輪2の反フランジ側には密封装置が装着されている。この密封装置はゴムや樹脂からなるブーツ12と金属製のブーツアダプタ13とからなる。ブーツ12は小端部12aと大端部12bを有し、中間にてV字形に折り返した格好になっている。ブーツアダプタ13は、円筒状部13aと、外輪嵌合部13bとを有し、この外輪嵌合部13bが外輪2の反フランジ側端面2bおよび外輪2の外周面の一部(反フランジ側の一部)に嵌合する。
このブーツアダプタ13も、前記ボルト部材によるボルト締めにより外輪2に固定される。また、ブーツ12の小端部12aはスタブシャフト8に取り付けてブーツバンド14で締め付けられている。ブーツ12の大端部12bはブーツアダプタ13の端部を加締めて保持されている。
また、フロートタイプは、ケージ4の最小内径が内輪1の最大外径よりも小さく設定され、ノンフロートタイプは、ケージ4の最小内径が内輪1の最大外径よりも大きく設定されている。
このため、フロートタイプでは、図8(a)(b)に示すように、軸方向変位量は比較的小さい。すなわち、図8(a)に示すように、外輪2に対して内輪1、ボール3およびケージ4等からなる内輪周り部品15が、エンドキャップ10側へ移動した際には、内輪1がケージ4に接触して、そのエンドキャップ10側へ移動が規制される。また、図8(b)に示すように、内輪周り部品15が、反エンドキャップ側へ移動した際には、内輪1がケージ4に接触して、反エンドキャップ側へ移動が規制される。
図8(a)において、Aは継手中心を示し、A2は内輪周り部品15がエンドキャップ10側へ最大に移動した際の内輪1の中心線を示し、A1は内輪周り部品15がエンドキャップ10側へ最大に移動した際のボール3の中心線を示している。図8(b)において、Aは継手中心を示し、A4は内輪周り部品15が反エンドキャップ側へ最大に移動した際の内輪1の中心線を示し、A3は内輪周り部品15が反エンドキャップ側へ最大に移動した際のボール3の中心線を示している。このため、継手中心Aからエンドキャップ10側へのボール3の最大移動量がXであり、継手中心Aからエンドキャップ10側への内輪1の最大移動量がX1である。また、継手中心Aから反エンドキャップ側へのボール3の最大移動量がXであり、継手中心Aから反エンドキャップ側への内輪1の最大移動量がX1である。すなわち、継手中心Aにボール中心が一致した状態(中立状態)からエンドキャップ側へスライドする軸方向変位可能量と中立状態から反エンドキャップ側へスライドする軸方向変位可能量とが同じである。
フロートタイプでは、内輪周り部品15の軸方向位置と作動角との関係は図9に示すようになる。すなわち、スライドイン状態(図8(a)に示す状態)では、エンドキャップ側で内輪1とケージ4とが干渉し、スライドアウト状態(図8(b)に示す状態)では、反エンドキャップ側で内輪1とケージ4とが干渉する。また、スライドイン状態とスライドアウト状態で作動角をとった場合では、ブーツアダプタ13とブーツバンド14とが干渉する。
これに対して、ノンフロートタイプでは、図10と図11に示すように、ケージ4の最小内径が内輪1の最大外径よりも大きく設定されているため、軸方向変位がフロートタイプよりも大きくとることができる。そのため、ノンフロートタイプでは、フロートタイプのように、内輪1とケージ4との干渉で軸方向変位規制を行うことができない。
また、ノンフロートタイプの等速自在継手の組立は、一般的に、図14に示すような方法で行われる。すなわち、図14(a)に示すように、片側(この場合、外輪2の他端面2b側)において、外輪2とケージ4と内輪1とを軸方向に沿ってずらせて(いわゆる段違いとして)、全てのボール3をケージ4のポケット9に収容する。その後、矢印方向に沿って外輪2内に押し込むことによって、図14(b)のように、内輪1とケージ4とボール3とを外輪2に収容することができる。
このため、片側(この場合、外輪2の他端面2b)から組み込むことになるので、軸方向にスライドさせない状態でのボール中心が、他端面2b寄りに配置されるように設定している。すなわち、この場合の継手中心Bが、外輪2の他端面2b側に寄っている。そのため、図11(a)に示すように、外輪2の一端面2a側に内輪周り部品15がスライドした場合、図12に示すように、ボール3とケージ4のポケット9との干渉によってこの方向へのスライドを規制することができる。なお、図11(a)において、B2は内輪周り部品が外輪2の一端面2a側に最大にスライドした際の内輪1の中心線であり、B1はボール中心線である。
しかしながら、外輪2の他端面2b側に内輪周り部品15がスライドした場合、継手中心Bから外輪2の端面2bまでの寸法が短いので、ボール3とケージ4のポケット9との干渉によってそのスライドを規制できない。このため、図11(b)に示すように、密封装置のブーツアダプタ13の一部16(円筒状部13aと外輪嵌合部13bとの間のコーナ部にボール3に対応して形成される円弧状膨出部)に当接させて、内輪周り部品の外輪2の他端面2b側へのスライドを規制することになる。なお、図11(b)において、B4は内輪周り部品15が外輪2の他端面2b側に最大にスライドした際の内輪1の中心線であり、B3はボール中心線である。
すなわち、ノンフロートタイプでは、内輪周り部品15の軸方向位置と作動角との関係は図13に示すようになる。スライドイン状態(図11(a)に示す状態)では、エンドキャップ側でボール3とケージ4のポケット9とが干渉し、またはボール3とエンドキャップ10とが干渉し、また、スライドアウト状態(図11(b)に示す状態)では、ボール3とブーツアダプタ13とが干渉する。さらに、スライドイン状態とスライドアウト状態の間で作動角をとった場合では、ブーツアダプタ13とブーツバンド14とが干渉する。
ところで、ジョイントサブアッシー(等速自在継手のみ)の製造工場と、シャフトを含めた総アッシー組立工場とが異なる場所にある場合がある。このような場合、サブアッシー工場から、サブアッシー状態で総アッシー組立工場に搬送しなくてはならない。
このため、従来技術で記載したように、ノンフロートタイプの等速自在継手の場合、サブアッシー状態では、ブーツアダプタ13が装着されていないので、片側のスライド規制がない。このため、搬送途中や、プロペラシャフトの組立てが完了する(厳密には、ブーツアダプタ13又はエンドキャップ10を取付ける)までの間に、内輪周り部品15が外輪2から外れてしまうおそれがある。そこで、十分な梱包形態をとるとともに、組立作業においては外れないように十分な注意を払う必要があった。
このため、従来には、内輪周り部品の抜けを規制するために、サークリップ(止め輪)を使用したものがある(特許文献1、特許文献2、及び特許文献3)。
特開平7−42752号公報 実開平6−32755号公報 実開平6−32756号公報
従来のノンフロートタイプの等速自在継手においては、前記特許文献1等に記載のように、外輪内径部等にサークリップを設けることになる。しかしながら、サークリップを設けると、内輪周り部品のスライド量を十分に確保できなくなる。また、スライド量を確保しようとすると、外輪にクリップを取付けるための長さが必要である。このため、外輪幅が増大するとともに、重量増となる。
本発明は、上記課題に鑑みて、止め輪(サークリップ)等の部品を使用することなく内輪周り部品の抜けを防止でき、内輪周り部品を外輪に組み込んだ状態での搬送(取り扱い)が容易となり、組立作業性(生産性)の向上を図ることが可能な等速自在継手を提供する。
本発明の等速自在継手は、内輪の外周面と外輪の内周面の各々に直線状のトラック溝を軸方向に対して互いに反対方向に傾斜させた状態で軸方向に形成し、両トラック溝の交叉部にボールを組み込み、それらボールを前記内輪の外周面と外輪の内周面との間に配置したケージにより保持して、外輪に対して内輪周り部品が軸方向にスライド可能に構成した等速自在継手において、車両取付け用フランジ側の継手開口部を塞ぐエンドプレートを備えると共に、前記エンドプレートを、外輪のフランジ側に装着されるアダプタと、このアダプタのフランジ側の開口部を塞ぐエンドキャップとから構成し、アダプタの外輪装着状態でのエンドキャップのアダプタへの結合を可能とし、かつ前記ブーツアダプタの一部を、前記内輪周り部品のフランジ側への抜けを規制するストッパ部としたものである。ここで、内輪周り部品とは、内輪、ケージ、ボール等で構成される部品である。
本発明の等速自在継手では、エンドプレートのアダプタの外輪装着状態でのエンドキャップのアダプタへの結合を可能としたので、エンドキャップをアダプタに取付けることなく、アダプタのみを外輪に装着した状態とすることができる。このように、アダプタを外輪に装着した状態では、アダプタの一部を、内輪周り部品のフランジ側への抜けを規制するストッパ部と機能させることができるので、内輪周り部品のフランジ側への軸方向変位規制が行われる。
継手中心を、外輪の軸方向中心よりもフランジ側にずらせることができる。これにより、継手中心から外輪のフランジ側の端面までの寸法が短くなり、内輪周り部品をこの端面側から組み込むことができる。しかも外輪のフランジ側にはエンドプレートのアダプタを装着することになり、内輪周り部品のフランジ側への抜けをこのアダプタにて規制することができる。また、継手中心から外輪の反フランジ側の端面までの寸法を大きくとることができ、反フランジ側へは、ボールがケージのポケットに干渉するまで、内輪周り部品の軸方向変位を許容できる。
本発明の他の等速自在継手では、反フランジ側の継手開口部を塞ぐ密封装置を備え、この密封装置を、前記外輪の反フランジ側に装着されるブーツアダプタと、前記内輪に嵌入されるシャフトとこのブーツアダプタとに装着されるブーツとで構成し、ブーツアダプタの外輪装着状態でのブーツのブーツアダプタへの結合を可能とし、前記ブーツアダプタの一部を、前記内輪周り部品の反フランジ側への抜けを規制するストッパ部としたものである。
本発明の他の等速自在継手では、ブーツアダプタの外輪装着状態でのブーツのブーツアダプタへの結合を可能としので、ブーツをブーツアダプタに取付けることなく、ブーツアダプタのみを外輪に装着した状態とすることができる。このように、ブーツアダプタを外輪に装着した状態では、このブーツアダプタの一部を、内輪周り部品の反フランジ側への抜けを規制するストッパ部として機能させることができるので、内輪周り部品の反フランジ側への軸方向変位規制が行われる。このため、外輪の軸方向長さをボールとケージのポケットとが干渉するまでの寸法とする必要がなくなって、外輪の全体としての軸方向長さを短縮することができる。また、継手中心から外輪のフランジ側の端面までの寸法と、継手中心から外輪の反フランジ側の端面までの寸法とをそれぞれ短くとれるので、内輪周り部品を外輪の両端面側から組み込むことができる。
本発明の等速自在継手では、アダプタを外輪に装着した状態では、アダプタの一部を、内輪周り部品のフランジ側への抜けを規制するストッパ部として機能させることができるので、内輪周り部品のフランジ側への軸方向変位規制が行われる。このため、ジョイントサブアッシー状態(等速自在継手が組立られてアダプタが装着された状態)で内輪周り部品が外輪から飛び出してばらけることがない。これによって、出荷形態(梱包)の簡素化ができ、組立作業において生産性の向上を図ることができる。また、エンドキャップを取付けていない状態では、アダプタが開口状となっているので、内輪へのシャフト固定作業が可能となる。すなわち、内輪へのシャフトの固定は、一般には、内輪の中心孔にシャフトを挿入して、スプライン嵌合を行って、内輪から突出しているシャフト端部に止め輪を装着することになる。このため、アダプタが開口状となっていれば、シャフト端部への止め輪の装着作業が可能となる。これに対して、エンドプレートが、アダプタとエンドキャップとに分離できないものであれば、内輪へのシャフト固定作業時には、エンドプレートが取付けられていないことが必要となる。このため、内輪周り部品のフランジ側への軸方向変位に対するストッパがなく、フランジ側からの内輪周り部品が飛び出し分解してしまうおそれがある。
継手中心を、外輪の軸方向中心よりもフランジ側にずらせることによって、継手中心から外輪の反フランジ側の端面までの寸法を大きくとることができ、反フランジ側へは、ボールがケージのポケットに干渉するまで、内輪周り部品の軸方向変位を許容できる。このため、反フランジ側へ内輪周り部品が軸方向変位した際に、ボールがケージのポケットに干渉して、その軸方向変位が規制される。すなわち、反フランジ側に別途ストッパを設けることなく、反フランジ側からの内輪周り部品の飛び出しを規制できる。
他の等速自在継手では、ブーツアダプタの外輪に装着した状態では、ブーツアダプタの一部を、内輪周り部品の反フランジ側への抜けを規制するストッパ部として機能させることができるので、内輪周り部品の反フランジ側への軸方向変位規制が行われる。このため、外輪の軸方向長さをボールとケージのポケットとが干渉するまでの寸法とする必要がなくなって、外輪の全体としての軸方向長さを短縮することができ、軽量化及びコンパクト化を図ることができる。
また、継手中心から外輪のフランジ側の端面までの寸法と、継手中心から外輪の反フランジ側の端面までの寸法とをそれぞれ短くとれるので、内輪周り部品を外輪の両端面側から組み込むことができる。このため、組立作業性の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1に本発明の等速自在継手の要部を示し、この等速自在継手は、ノンフロートタイプであって、内輪21、外輪22、ボール23およびケージ24を主要な構成要素としている。
内輪21は、その外周面に複数のトラック溝26が形成されている。この内輪21の中心孔25にプロペラシャフトのスタブシャフト28を挿入してスプライン嵌合させ、そのスプライン嵌合により両者間でトルク伝達可能としている。なお、スタブシャフト28は、スナップリング31により内輪21に対して抜け止めされている。
そして、外輪22は、内輪21の外周に位置し、その内周面に内輪21のトラック溝26と同数のトラック溝27が形成されている。内輪21のトラック溝26と外輪22のトラック溝27は軸線に対して反対方向に傾斜した角度をなし、対をなす内輪21のトラック溝26と外輪22のトラック溝27との交叉部にボール23が組み込まれている。内輪21と外輪22の間にケージ24が配置され、ボール23は、ケージ24のポケット29内に保持されている。
また、外輪22の車両取付け用フランジ(コンパニオンフランジ)側にエンドプレート37が装着され、反フランジ側に密封装置40が装着されている。なお、外輪22の一端面22a側の外周面には、エンドプレート37が装着されるための切欠凹溝43が設けられている。
車両取付け用フランジ34と外輪22とでエンドプレート37を挟み込んだ状態で、外輪22の挿通孔30に挿通されるボルト部材36を、車両取付け用フランジ34のねじ孔に螺合させる。これによって、この等速自在継手が車両取付け用フランジ34に締結される。すなわち、エンドプレート37は車両取付け用フランジ34に締結される際のボルト締めにより固定される。
エンドプレート37は、車両取付け用フランジ側の継手開口部を塞ぐものであって、継手内部に充填したグリースの漏洩を防ぐと共に異物の侵入を防止する。エンドプレート37は、フランジ側の外輪22に装着されてフランジ側に突出する金属製のアダプタ38と、このアダプタ38のフランジ側の開口部を塞ぐゴムや樹脂の弾性材からなるエンドキャップ39とから構成している。
前記アダプタ38は、外輪22のコンパニオンフランジ34側の前記周方向凹部43に外嵌される外輪嵌合部47と、円筒部49と、外輪嵌合部47と円筒部49とを連結する連結部48とを備える。外輪嵌合部47は、軸方向に延びる短筒部47aと、この短筒部47aの連結部側のから内径方向に延びる径方向壁47bからなる。また、連結部48は、コンパニオンフランジ34の凹部33の内周壁60に接する第1部48aと、この第1部48aと円筒部49との間に配設される第2部48bとからなる。
ところで、前記コンパニオンフランジ34の凹部33は、凹部本体61と、開口側の大径部62とからなり、大径部62にアダプタ38の外輪嵌合部47が嵌合している。また、凹部本体61と大径部62との間に、周方向に沿って所定ピッチ(等速自在継手のボールピッチに対応するピッチ)にて切欠部63が形成されている。
そして、アダプタ38には、外輪嵌合部47と連結部48との間に、前記切欠部63に対応する膨出部64が設けらている。この膨出部64が後述するように、ボール23のストッパとなる。
エンドキャップ39は、円板状本体部39aと、この円板状本体部39aの外周縁から軸方向に延びる円筒部39bとからなる。そして、この円筒部39bがアダプタ38の円筒部49に外嵌され、バンド46により締付けられて固定されている。また、円筒部39bの基部、つまり円板状本体部39aの内周面には周方向凹溝65が設けられ、この周方向凹溝65に、アダプタ38の円筒部49の端縁側折返部66(外径側に折返された折返部)が嵌合している。
外輪22の反フランジ側には密封装置40が装着されている。この密封装置40はブーツ41と金属製のブーツアダプタ42とからなる。ブーツ41は小端部41aと大端部41bを有し、中間にてV字形に折り返した格好になっている。ブーツアダプタ42は、円筒状部42aと、外輪嵌合部42bとを有し、この外輪嵌合部42bが外輪22の反フランジ側端面(他端部22b)および外輪22の外周面の一部(反フランジ側の一部)に嵌合する。
このブーツアダプタ42も、前記ボルト部材によるボルト締めにより外輪22に固定される。また、ブーツ41の小端部41aはスタブシャフト28に取付けてブーツバンド44で締め付けられている。ブーツ41の大端部41bはブーツアダプタ42の円筒状部42aの端部を加締めて保持されている。
また、円筒状部42aと、外輪嵌合部42bとの間に、周方向に沿って所定ピッチ(等速自在継手のボールピッチに対応するピッチ)にて、膨出部67が形成されている。この膨出部67が後述するように、ボール23のストッパとなる。
この等速自在継手においては、図3に示すように、継手中心Bは外輪22の軸方向中心よりも外輪22の一端面22a側に寄っている。すなわち、外輪22の一端面22aから継手中心Bまでの長さL1よりも、他端面22bから継手中心Bまでの長さL2を長くしている。
次に、前記のように構成される等速自在継手の組立方法を説明する。まず、図3(a)に示すように、外輪22の一端面22a側において、外輪22とケージ24と内輪21とを軸方向に沿ってずらせて(いわゆる段違いとして)、全てのボール23をケージ24のポケット29に収容する。
そして、図3(a)の矢印の方向に沿って、内輪21とボール23とケージ24とを外輪22に嵌入する。その後、図3(b)に示すように、アダプタ38の外輪嵌合部47を外輪22の周方向凹部43に嵌合させる。この際、図4に示すように、加締めても装着することが可能である。この場合、周方向凹部43の奥側(他端面22b側)に溝45を設け、この溝45に嵌合するように、外輪嵌合部47の端縁部47cを加締てもよい。
このように、アダプタ38が装着された等速自在継手に、予め、ブーツ41が挿通されているシャフト28を、外輪22の他端面22b側から内輪21の中心孔25に嵌入する。そして、内輪21の中心孔25から外輪22の一端面22a側に突出したシャフト端部の止め輪嵌合用凹周溝に止め輪31を嵌合させ、シャフト28と内輪21との一体化を図る。すなわち、止め輪31を装着する際には、エンドプレート37にはエンドキャップ39が装着されていないので、アダプタ38の開口部から止め輪31の装着作業を行うことができる。
次に、グリース等の潤滑剤を継手内部及びブーツ41に封入した後、ブーツアダプタ42を外輪22に取り付けるとともに、ブーツ41の小径部41aをシャフト28の所定部位に固定する。
その後、アダプタ38内にもブリース等の潤滑剤を封入した後、このアダプタ38にエンドキャップ39を装着する。すなわち、エンドキャップ39の円筒部39bをアダプタ38の円筒部49に外嵌してバンド46を締付ける。
前記等速自在継手では、外輪22の一端面22aから継手中心Bまでの長さL1よりも、他端面22bから継手中心Bまでの長さL2を長くしているので、内輪周り70(内輪21とボール23とケージ24等で構成される部品)が外輪22の他端面22b側にスライドした際には、ボール23とケージ24のポケット29とが干渉して、この外輪22の他端面22b側への内輪周り部品70のスライド(軸方向変位)を規制することができる
このように、本発明の等速自在継手では、アダプタ38を外輪22に装着した状態では、アダプタ38の一部を、図2に示すように、内輪周り部品70のフランジ側への抜けを規制するストッパ部と機能させることができるので、内輪周り部品70のフランジ側への軸方向変位規制が行われる。このため、ジョイントサブアッシー状態(等速自在継手が組立られてアダプタ38が装着された状態)で内輪周り部品70が外輪22から飛び出してばらけることがない。これによって、出荷形態(梱包)の簡素化ができ、組立作業において生産性の向上を図ることができる。また、エンドキャップを取付けていない状態では、アダプタ38が開口状となっているので、内輪21へのシャフト固定作業が可能となる。すなわち、内輪21へのシャフト28の固定は、一般には、内輪21の中心孔25にシャフト28を挿入して、スプライン嵌合を行って、内輪21から突出しているシャフト端部に止め輪31を装着することになる。このため、アダプタ38が開口状となっていれば、シャフト端部への止め輪の装着作業が可能となる。これに対して、エンドプレートが、アダプタとエンドキャップとに分離できないものであれば、内輪21へのシャフト固定作業時には、エンドプレートが取付けられていないことが必要となる。このため、内輪周り部品のフランジ側への軸方向変位に対するストッパがなく、フランジ側からの内輪周り部品が飛び出し分解してしまうおそれがある。
継手中心Bを、外輪22の軸方向中心よりもフランジ側にずらせることができる。これにより、継手中心Bから外輪22のフランジ側の端面までの寸法が短くなり、内輪周り部品70をこの端面側から組み込むことができる。しかも外輪22のフランジ側にはエンドプレート37のアダプタ38を装着することになり、内輪周り部品70のフランジ側への抜けをこのアダプタ38にて規制することができる。また、継手中心Bから外輪22の反フランジ側の端面22bまでの寸法を大きくとることができ、反フランジ側へは、ボール23がケージ24のポケット29に干渉するまで、内輪周り部品70の軸方向変位を許容できる。このため、反フランジ側へ内輪周り部品が軸方向変位した際に、ボール23がケージ24のポケット29に干渉して、その軸方向変位が規制される。すなわち、反フランジ側に別途ストッパを設けることなく、反フランジ側からの内輪周り部品70の飛び出しを規制できる。
次に、図5と図6は、第2実施形態を示す。反フランジ側の継手開口部を塞ぐ密封装置40の一部を、内輪周り部品70の反フランジ側への抜けを規制するストッパ部としている。すなわち、図5に示すように、ブーツ41の大端部41bを外径側に折り返して折返し部50を設け、この折返し部50の内径側にブーツアダプタ42の円筒状部42aの端部を挿入し、バンド51にて折返し部50を締付けている。なお、この折返し部50の基部側の内面には、周方向凹溝68が形成され、この周方向凹溝68に、ブーツアダプタ42の開口端部の折返部69が嵌合している。
この等速自在継手においては、図6に示すように、継手中心Bは外輪22の軸方向中心と一致している。すなわち、外輪22の一端面22aからBまでの長さL1と、他端面22bからBまでの長さL1との長さが同一となっている。このため、外輪22の軸方向長さL4が図3(b)に示す外輪22の軸方向長さL3よりも短く設定することができる。
従って、図5と図6に示す等速自在継手では、内輪周り部品の外輪22の他端面22b側へのスライド量を大きくとることができない。すなわち、ボール23とケージ23のポケット29とが干渉するまでの軸方向変位を確保できず、内輪周り部品70が外輪22から外れるおそれがある。
そこで、この図5と図6に示す等速自在継手では、ブーツアダプタ42に膨出部67を設け、内輪周り部品70が輪22の他端面22b側へのスライドした際に、ボール23をこの膨出部67に干渉させることによって、この方向のスライドを規制するようにしている。なお、図5や図6に示す外側継手部材において、図1と図2に示す外側継手部材と同様の構成については、図1や図2と同一符号を付してその説明を省略する。
次に図5に示す等速自在継手の組立方法を説明する。まず、図3(a)に示すように、内輪21とボール23とケージ24とを外輪22の嵌入する。その後、図6に示すように、エンドプレート37のアダプタ38と、密封装置40のブーツアダプタ42とを外輪22に装着する。次に、この図6に示す状態のものに、予め、ブーツ41が挿通されているシャフト28を、外輪22の他端面22b側から内輪21の中心孔25に嵌入する。
そして、内輪21の中心孔25から外輪22の一端面22a側に突出したシャフト端部の止め輪嵌合用凹周溝に止め輪31を嵌合させ、シャフト28と内輪21との一体化を図る。次に、グリース等の潤滑剤を継手内部及び密封装置40に封入した後、ブーツ41の大端部41bの折返し部50をブーツアダプタ42の円筒状部42aの端部に外嵌してバンド51にて締付ける。そして、ブーツ41の小径部41aをシャフト28の所定部位に固定し、バンド44で締付ける。
その後、アダプタ38内にもブリース等の潤滑剤を封入した後、このアダプタ38にエンドキャップ39を装着する。すなわち、エンドキャップ39の円筒部39bをアダプタ38の円筒部49に外嵌してバンド46を締付ける。
このため、第2実施形態の等速自在継手では、ブーツアダプタ42の外輪22に装着した状態では、ブーツアダプタ42の一部を、内輪周り部品70の反フランジ側への抜けを規制するストッパ部として機能させることができるので、内輪廻り部70の反フランジ側への軸方向変位規制が行われる。このため、外輪22の軸方向長さをボール23とケージ24のポケット29とが干渉するまでの寸法とする必要がなくなって、外輪の全体としての軸方向長さを短縮することができ、軽量化及びコンパクト化を図ることができる。
また、継手中心Bから外輪22のフランジ側の端面22aまでの寸法と、継手中心Bから外輪22の反フランジ側の端面22bまでの寸法とをそれぞれ短くとれるので、内輪周り部品70を外輪22の両端面側から組み込むことができる。このため、組立作業性の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、前記実施形態では、エンドプレート37において、アダプタ38とエンドキャップ39との連結にはバンド46を使用したが、エンドキャップ39の円筒部39bをアダプタ38の円筒部49に密嵌状に外嵌させることができて、安定した連結状態を維持できるものであれば、このようなバンド46を省略することもできる。
本発明の第1実施形態を示す等速自在継手の断面図である。 前記図1の等速自在継手の内輪周り部品が外輪の一端面側にスライドした状態の断面図である。 前記図1に示す等速自在継手の内輪周り部品外輪への組込み方法を示し、(a)は組込み開始状態の断面図であり、(b)は組込み完了後、エンドプレートのアダプタを組付けた状態の断面図である。 前記図1の外輪の要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す等速自在継手の断面図である。 前記図4に示す等速自在継手の内輪周り部品の外輪への組込み完了後、エンドプレートのアダプタ及び密封装置のブーツアダプタを組付けた状態の断面図である。 従来の等速自在継手の断面図である。 前記図7の等速自在継手の要部を示し、(a)は内輪周り部品が外輪の一端面側にスライドした状態の断面図であり、(b)は内輪周り部品が外輪の他端面側にスライドした状態の断面図である。 前記図7に示す等速自在継手の内輪周り部品のスライド範囲を示すグラフ図である。 従来の他の等速自在継手の断面図である。 前記図10の等速自在継手の要部を示し、(a)は内輪周り部品が外輪の一端面側にスライドした状態の断面図であり、(b)は内輪周り部品が外輪の他端面側にスライドした状態の断面図である。 前記図10の等速自在継手において内輪周り部品が外輪の一端面側にスライドした状態のケージのポケットとボールとの関係を示す簡略図である。 前記図10に示す等速自在継手の内輪周り部品のスライド範囲を示すグラフ図である。 前記図10に示す等速自在継手の内輪周り部品外輪への組込み方法を示し、(a)は組込み開始状態の断面図であり、(b)は組込み完了後の断面図である。
符号の説明
21 内輪
22 外輪
23 ボール
24 ケージ
26 トラック溝
27 トラック溝
37 エンドプレート
38 アダプタ
39 エンドキャップ

Claims (3)

  1. 内輪の外周面と外輪の内周面の各々に直線状のトラック溝を軸方向に対して互いに反対方向に傾斜させた状態で軸方向に形成し、両トラック溝の交叉部にボールを組み込み、それらボールを前記内輪の外周面と外輪の内周面との間に配置したケージにより保持して、外輪に対して内輪周り部品が軸方向にスライド可能に構成した等速自在継手において、
    車両取付け用フランジ側の継手開口部を塞ぐエンドプレートを備えると共に、前記エンドプレートを、外輪のフランジ側に装着される筒状のアダプタと、このアダプタのフランジ側の開口部を塞ぐエンドキャップとから構成し、アダプタの外輪装着状態でのエンドキャップのアダプタへの結合を可能とし、かつ前記アダプタの一部を、前記内輪周り部品のフランジ側への抜けを規制するストッパ部としたことを特徴とする等速自在継手。
  2. 継手中心を、外輪の軸方向中心よりもフランジ側にずらせたことを特徴とする請求項1の等速自在継手。
  3. 反フランジ側の継手開口部を塞ぐ密封装置を備え、この密封装置を、前記外輪の反フランジ側に装着されるブーツアダプタと、前記内輪に嵌入されるシャフトとこのブーツアダプタとに装着されるブーツとで構成し、ブーツアダプタの外輪装着状態でのブーツのブーツアダプタへの結合を可能とし、前記ブーツアダプタの一部を、前記内輪周り部品の反フランジ側への抜けを規制するストッパ部としたことを特徴とする請求項1の等速自在継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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