JP2008001276A - バックル装置およびこれを用いたシートベルト装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乗員が車両シート2のシート部2aに着座すると、乗員の体重で荷重作用部材29が下降する。すると、可撓性のパウル作動部材26が下方に撓んで引っ張られ、支持レバーロック手段16のロック部材19が引っ張られる。これにより、ロック部材19と支持レバー11の係合凹部11aとの係合が解除されて支持レバー11がスプリング15の付勢力で回動し、バックル6が格納位置から使用位置Aに設定される。
【選択図】 図4
Description
この特許文献2に開示のバックル装置では、シートベルトの非使用時は、バックル6が格納位置に設定されている。乗員が車両シート2に着座して、シートベルト4を引き出すと、電動モータが駆動される。この電動モータの回転でねじ式伸縮機構が伸張し、バックル2が使用位置に設定される。また、タング5がバックル6から離脱されると、モータが逆方向に駆動される。このモータの逆回転でねじ式伸縮機構が収縮し、バックル6が格納位置に設定される。
また、特許文献3に開示のバックル装置では、バックル6の使用位置への移動が電磁アクチュエータで行われる。
特許文献3に開示のバックル装置でも、高価な電磁アクチュエータを用いているため、コストが高いものとなっている。
更に、請求項4の発明のバックル装置は、前記力伝達部材が可撓性ワイヤからなることを特徴としている。
更に、請求項6の発明のバックル装置は、前記荷重作用部材に加えられる荷重が、前記車両シートに着座する乗員の体重の少なくとも一部であることを特徴としている。
更に、請求項7の発明のバックル装置は、前記バックルが前記格納位置と前記使用位置との間を前記バックル移動手段により回転運動または直進運動で移動するようになっていることを特徴としている。
このようにして、本発明のバックル装置によれば、バックル装置を、車両シートに対する乗員の着座あるいは離座をスムーズに行い、かつシートベルトの装着を簡単に行うようにしつつ、より簡単な構造で設置自由度が高く、しかもより安価に形成することができる。
図1は本発明にかかるバックル装置の実施の形態の一例を模式的に示す斜視図である。なお、前述の図10に示す従来例と同じ構成要素には同じ符号を付すことで、その詳細な説明は省略する。
バックル6はタング5が係合・解離可能に係合される従来公知のバックルである。このバックル6は、前述の特許文献2に開示のバックル装置と同様に実線で示す使用位置Aと二点鎖線で示す格納位置Bとが設定されていて、支持レバー11の回動によりこれらの使用位置Aと格納位置Bのいずれかに設定されるようになっている。
第1力伝達部材21は、ロック部材19に連結されたロッドまたはワイヤからなるロック部材作動部材23と、ロック部材作動部材23のロック部材19との連結端と反対側の端部に連結されたフック部材24とから構成されている。
乗員が車両シート2に着座しないバックル装置10の非使用時では、支持レバー11が格納位置位置決め部12bに当接し、バックル6が格納位置Bに位置している。また、荷重検出手段28の荷重作用部材29が非作動位置Dにあり、パウル作動部材26は撓み変形しない。したがって、パウル25が図2(a)に二点鎖線で示す非作動位置に位置しているとともに、フック部材24が図2(a)に示す非作動位置に位置している。これにより、ロック部材19が支持レバー11の係合凹部11aに係合して、支持レバー11が格納位置位置決め部12bに当接した位置に保持されているとともに、バックル6が格納位置Bに保持されている。
こうして、バックル6が使用位置Aに設定されて保持されるので、乗員はタング5を容易にバックル6に挿入係合してシートベルト4をフィットさせて装着するようになる。
更に、バックル6が格納位置Bでは車両シート2のシート部2bによって隠されるようになるので、バックル6の非使用時での外観が良好になる。
この例のバックル装置1の他の構成および他の作用効果は、前述の例と同じである。
これにより、バックル装置10および荷重検出手段28の各取付位置をシート部2aの内部構造に基づいて自由に設定することができる。したがって、車両シート2の大きさや形状、あるいは車室内の空間構造に応じて、乗員のシート部2aへの着座をより正確に検出するとともに、バックルをより適正位置に配置することができる。
また、本発明のシートベルト装置は、自動車等の車両に装備され、シートベルトに支持されたタングがバックルに係止されることで、シートベルトにより乗員を拘束保護するシートベルト装置に好適に利用することができる。
Claims (8)
- シートベルトに支持されたタングが係合されるバックルを有し、前記バックルが、非使用時に格納される格納位置とシートベルトの装着時に前記タングが係合可能な使用位置との間でバックル移動手段により移動可能に設けられているバックル装置において、
前記バックル移動手段は、荷重が加えられたとき移動する荷重作用部材と、前記バックルを前記使用位置に設定する使用位置設定手段と、前記荷重作用部材が前記荷重を加えられて移動したとき、前記荷重作用部材からの力を前記使用位置設定手段に伝達する力伝達部材とを備え、
前記使用位置設定手段は前記力伝達部材から前記力を伝達されたとき、前記バックルを前記使用位置に設定することを特徴とするバックル装置。 - 前記使用位置設定手段は、前記バックルの非使用時に前記バックルを格納位置に保持するとともに、前記力伝達部材から前記力を伝達されたときに前記バックルの格納位置の保持を解除する保持手段と、前記保持手段が前記バックルの格納位置の保持を解除したときに前記バックルを前記使用位置に設定する付勢手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載のバックル装置。
- 前記保持手段は前記バックルの非使用時に前記バックルを格納位置にロックするロック手段であり、また、前記付勢手段は前記バックルを前記使用位置の方へ常時付勢するスプリングであることを特徴とする請求項2記載のバックル装置。
- 前記力伝達部材は可撓性ワイヤからなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載のバックル装置。
- 前記バックルは前記格納位置で車両シートによって隠され、かつ前記使用位置で前記車両シートの乗員が着座するシート部側に進出するようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載のバックル装置。
- 前記荷重作用部材に加えられる荷重は、前記車両シートに着座する乗員の体重の少なくとも一部であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1記載のバックル装置。
- 前記バックルは前記格納位置と前記使用位置との間を前記バックル移動手段により回転運動または直進運動で移動するようになっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1記載のバックル装置。
- 乗員に装着されるシートベルトと、このシートベルトに移動可能に支持されたタングと、このタングが係止されるバックルを有するバックル装置とを少なくとも備え、前記タングが前記バックルに係合されることで前記シートベルトが乗員に装着されるシートベルト装置において、
前記バックル装置が請求項1ないし7のいずれか1に記載されたバックル装置であることを特徴とするシートベルト装置。
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