JP2008001136A - 車両乗員シート検出システム、作動装置制御システム、車両 - Google Patents

車両乗員シート検出システム、作動装置制御システム、車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2008001136A
JP2008001136A JP2006170124A JP2006170124A JP2008001136A JP 2008001136 A JP2008001136 A JP 2008001136A JP 2006170124 A JP2006170124 A JP 2006170124A JP 2006170124 A JP2006170124 A JP 2006170124A JP 2008001136 A JP2008001136 A JP 2008001136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle occupant
seat
occupant seat
vehicle
seat back
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006170124A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Aoki
洋 青木
Masato Yokoo
正登 横尾
Yutaka Hakomori
裕 箱守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP2006170124A priority Critical patent/JP2008001136A/ja
Priority to EP07110268A priority patent/EP1870296B1/en
Priority to DE602007000940T priority patent/DE602007000940D1/de
Priority to CNA2007101101620A priority patent/CN101093163A/zh
Priority to US11/812,492 priority patent/US20070289800A1/en
Publication of JP2008001136A publication Critical patent/JP2008001136A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/015Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting the presence or position of passengers, passenger seats or child seats, and the related safety parameters therefor, e.g. speed or timing of airbag inflation in relation to occupant position or seat belt use
    • B60R21/01554Seat position sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0244Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits
    • B60N2/0268Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits using sensors or detectors for adapting the seat or seat part, e.g. to the position of an occupant
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • G06T7/73Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods
    • G06T7/74Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods involving reference images or patches
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/59Context or environment of the image inside of a vehicle, e.g. relating to seat occupancy, driver state or inner lighting conditions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/103Static body considered as a whole, e.g. static pedestrian or occupant recognition
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2200/00Indexing scheme for image data processing or generation, in general
    • G06T2200/04Indexing scheme for image data processing or generation, in general involving 3D image data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10028Range image; Depth image; 3D point clouds

Abstract

【課題】 車両に搭載される検出システムにおいて、車両乗員シートの配置状態を精度良く検出するのに有効な技術を提供する。
【解決手段】 車両に搭載される車両乗員シート検出システム100は、カメラ112により車両乗員シートの単一視点に関する表面立体形状を検出する構成を用いて、当該車両乗員シートの各部位のうちシートバック肩部に関する情報を導出する処理を行い、導出したシートバック肩部に関する情報に基づいて、車両乗員シートの配置状態を検出する構成とされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に搭載される対象物の検出技術に係り、詳しくは車両乗員シートに関する情報を検出する検出システムの構築技術に関するものである。
従来、カメラ等の撮影手段を用いて、車両乗員シート上の着座物に関する情報を検出する種々の技術が知られている。例えば、下記特許文献1には、車両乗員の前方に設置したカメラを用い、車両乗員シートに着座する車両乗員の位置を検出しようとする乗員検知装置の構成が開示されている。
特開2003−294855号公報
ところで、上記特許文献1に記載のような乗員検知装置を用いて、車両乗員シートの配置状態を検出する技術に対する要請がある。車両乗員シートの配置状態を検出することで、当該車両乗員シートの前後位置、シートバックの角度、シートクッションの高さなどの情報を得ることが可能となるうえに、例えば当該車両乗員シートと密着状態にある車両乗員の状態を判定することも可能となる。しかしながら、車両乗員シートは、その前面部分が着座状態の車両乗員によって覆われるため、カメラ等の撮影手段を用いて車両乗員シート全体を精度良く検出するのが難しい。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、車両に搭載される検出システムにおいて、車両乗員シートの配置状態を精度良く検出するのに有効な技術を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明が構成される。本発明は、典型的には自動車において車両乗員シートに関する情報を検出する検出システムに適用することができるが、自動車以外の車両において、車両乗員シートに関する情報を検出する検出システムの構築技術に対しても本発明を適用することが可能である。
(本発明の第1発明)
前記課題を解決する本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの車両乗員シート検出システムである。
請求項1に記載のこの車両乗員シート検出システムは、表面立体形状検出手段、数値化手段、処理手段を少なくとも備える。
本発明の表面立体形状検出手段は、車両乗員シートの単一視点に関する表面立体形状を検出する機能を有する手段として構成される。本構成は、三次元立体画像を検出する3Dカメラを車室内に装着することによって可能とされる。また、ここでいう「単一視点」とは、カメラの設置箇所が単一、すなわち一台のカメラが一箇所に設定されている態様をあらわすものである。従って、単一視点に関する画像を得るこのカメラとしては、一台の単眼C−MOS3Dカメラや複眼ステレオ3Dカメラを用いることができる。また、本発明は、「単一視点」に関し、車両乗員シートへの単一視点設定を行う構成を少なくとも有していれば足り、その他の目的で使用される別のカメラや視点についての設置を妨げるものではない。また、本発明の表面立体形状検出手段による検出対象は、少なくとも車両乗員シートであって、当該車両乗員シートの検出にあわせて当該車両乗員シート上の車両乗員や載置物などが検出されてもよい。
本発明の数値化手段は、表面立体形状検出手段によって検出された表面立体形状を、数値座標として数値化する機能を有する手段として構成される。これにより、表面立体形状検出手段によって検出された、車両乗員シートの単一視点に関する表面立体形状に関し、当該表面立体形状が数値座標として数値化される。
本発明の処理手段は、数値化手段によって数値化された表面立体形状の数値座標に基づいて、車両乗員シートの各部位のうちシートバック肩部に関する情報を導出する構成とされる。ここで、「シートバック肩部」は、シートバックの肩の部位、すなわち側縁部から上縁部へとわたって形成される部位及びその周辺部位として規定される。また、「シートバック肩部に関する情報」としては、シートバック肩部の位置や角度等に関する情報が挙げられる。シートバックは、車両乗員シートの各部位のうち、車両乗員シート全体の配置状態と密接な関連性がある。具体的には、シートバック肩部の位置や角度は、シートバック全体の位置や角度を知るための基準となり、またこのシートバック肩部を基準とすれば、シートバックの位置や、シート前後位置や、シートクッションの高さなどを知ることが可能となる。そのうえ、シートバックの中でも特にシートバック肩部は、位置的にみて車両乗員に妨げられることなく表面立体形状検出手段によって容易に検出が可能な部位とされる。よって、車両乗員シート全体が検出されなくても、この車両乗員シートのシートバック肩部の部分的な情報(位置や角度など)を少なくとも導出することができれば、車両乗員シートのシートバックの角度、シート前後位置、シートクッション高さ等、車両乗員シートの配置状態を精度良く判別することが可能となる。
請求項1における上記構成の車両乗員シート検出システムによれば、シートバック肩部に関する情報を導出することで、車両乗員シートの配置状態を精度良く検出することが可能とされる。
(本発明の第2発明)
前記課題を解決する本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの車両乗員シート検出システムである。
請求項2に記載のこの車両乗員シート検出システムは、請求項1に記載の構成において、更に記憶手段を備える。この記憶手段は、シートバック肩部の複数種類の配置情報を記憶する手段として構成される。ここでいう「シートバック肩部の複数種類の配置情報」として、シートバック肩部の位置や角度等を変えた場合の配置に関する情報を用いることができる。そして、処理手段は、記憶手段に予め記憶されている複数種類の配置情報の中から、表面立体形状検出手段を介して検出した情報との合致度合いが最も高い情報を、シートバック肩部に関する情報として導出する構成とされる。
請求項2における上記構成の車両乗員シート検出システムによれば、予め記憶したシートバック肩部の配置情報を用いて、シートバック肩部に関する情報を導出することで、車両乗員シートの配置状態を精度良く検出することが可能とされる。特に、記憶手段に予め記憶するシートバック肩部の配置情報の数を増やすことによって、車両乗員シートの配置状態の検出精度をより高めることが可能となる。
(本発明の第3発明)
前記課題を解決する本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの車両乗員シート検出システムである。
請求項3に記載のこの車両乗員シート検出システムでは、請求項1に記載の処理手段は、数値化手段によって数値化された表面立体形状の数値座標において、車両後方から車両前方へと向かう走査線を、シートバック側縁部の背面側にて上下方向の複数箇所に走査(「スキャン」ともいう)し、当該走査によって検出されたシートバック側縁部の複数箇所の情報に基づいて、シートバック肩部に関する情報を導出する構成とされる。ここで、「シートバック側縁部」は、シートバックの各部位のうち側方の縁の部位として規定される。このシートバック側縁部の背面側を上下方向に走査した場合には、ヘッドレストを検出することなく、シートバックの背面部分のみが連続的に検出されることとなる。このとき、最上端の検出部位がシートバック肩部の位置とされる。また、シートバックの背面部分の角度が、シートバック肩部の角度に相当する。
請求項3における上記構成の車両乗員シート検出システムによれば、車両後方から車両前方へと向かう走査線を用いて、シートバック肩部に関する情報を導出することで、車両乗員シートの配置状態を精度良く検出することが可能とされる。
(本発明の第4発明)
前記課題を解決する本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの車両乗員シート検出システムである。
請求項4に記載のこの車両乗員シート検出システムでは、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の処理手段は、更に、シートバック肩部に関し導出した情報に基づいて、当該車両乗員シートの配置状態を判別する処理を行う構成とされる。この処理手段を用いることによって、車両乗員シートの配置状態が判別されることとなる。ここでいう「車両乗員シートの配置状態」には、車両乗員シート(運転席、助手席、後部席)の位置や姿勢などが広く包含され、典型的には車両乗員シートのシートクッション高さ、シートバック角度、シート前後位置などが車両乗員シートの配置状態として挙げられる。なお、本発明の処理手段においては、シートバック肩部に関する情報を導出する処理と、車両乗員シートの配置状態を判別する処理が、単一の処理部分によって行われる構成であってもよいし、或いは別々の処理部分によって行われる構成であってもよい。
請求項4における上記構成の車両乗員シート検出システムによれば、シートバック肩部に関する情報を導出するとともに、当該情報から両乗員シートの配置状態を精度良く判別するシステムが構築されることとなる。
(本発明の第5発明)
前記課題を解決する本発明の第5発明は、請求項5に記載されたとおりの作動装置制御システムである。
請求項5に記載のこの作動装置制御システムは、請求項4に記載の車両乗員シート検出システム、作動装置、駆動制御手段を少なくとも備える。
本発明の作動装置は、車両乗員シート検出システムの処理手段にて判別された、前記車両乗員シートの配置状態に基づいて作動する装置として構成され、駆動制御手段によって駆動制御される。この作動装置としては、検出した車両乗員シートに関する情報自体を報知する構成、当該情報により車両乗員シートの配置状態が基準範囲を外れたことを示す警報を発する構成、当該情報から更に車両乗員の位置、体格、動作などを判別したうえで、この判別情報に基づいて、エアバッグやシートベルトによる乗員拘束態様を可変とする構成などを採用することができる。
従って、請求項5に記載の作動装置制御システムのこのような構成によれば、車両乗員シート検出システムの判別結果に応じた適正な態様で、作動装置を駆動制御することで、作動装置のきめ細かい制御が可能となる。
(本発明の第6発明)
前記課題を解決する本発明の第6発明は、請求項6に記載されたとおりの車両である。
請求項6に記載のこの車両は、エンジン走行系統、電装系統、駆動制御装置、車両乗員シート検出手段を少なくとも備える。エンジン走行系統は、エンジン及び車両の走行に関与する系統として構成される。電装系統は、車両に使われる電機部品に関与する系統として構成される。駆動制御装置は、エンジン走行系統及び電装系統の駆動制御を行う機能を有する装置として構成される。車両乗員シート検出手段は、車両乗員シートの配置状態を検出する手段として構成される。本発明では、この車両乗員シート検出手段が、請求項4に記載の車両乗員シート検出システムを用いて構成される。
このような構成によれば、車両乗員シートの配置状態を精度良く検出することが可能な車両乗員シート検出システムを搭載する車両が提供されることとなる。
以上のように、本発明によれば、特に車両乗員シートの単一視点に関する表面立体形状を検出する構成を用いて、当該車両乗員シートの各部位のうちシートバック肩部に関する情報を導出することによって、車両乗員シートの配置状態を精度良く検出することが可能となった。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、図1〜図7を参照しながら、本発明における「車両乗員シート検出システム(車両乗員シート検出手段)」の一実施の形態である車両乗員シート検出システム100につき説明する。
本実施の形態に係る車両搭載用の車両乗員シート検出システム100のシステム構成が図1に示される。
本実施の形態の車両乗員シート検出システム100は、本発明における「車両」としての自動車車両にて、少なくとも車両乗員シートに関する情報を検出するために搭載される。図1に示すように、この車両乗員シート検出システム100は、撮影手段110、制御手段120を主体として構成される。
更に、この車両乗員シート検出システム100は、車両側の駆動制御装置であるECU200及び作動装置210とともに、本発明における「作動装置制御システム」を構成する。また、当該車両は、特に図示しないものの、エンジン及び車両の走行に関与する系統であるエンジン走行系統、車両に使われる電機部品に関与する系統である電装系統、エンジン走行系統及び電装系統の駆動制御を行う駆動制御装置(ECU200)を備える。
本実施の形態の撮影手段110は、撮影デバイスとしてのカメラ112及びデータ転送回路(図示省略)を含む構成とされる。カメラ112は、CCD(電荷結合素子)またはC−MOSを用いたうえで、光センサをアレイ状(格子状)に配置した3D(3次元画像)式のカメラ(「モニター」ともいう)として構成される。このカメラ112は、特に図示しないものの、光学レンズと、CCD(電荷結合素子)またはC−MOSチップとして構成される距離計測イメージチップを備え、光学レンズを通じて距離計測イメージチップに対し入射した光は、当該距離計測イメージチップ116の結像領域にて結像されるようになっている。また、このカメラ112に関連して、対象物に向けて配光を行う光源を適宜設置することもできる。このような構成のカメラ112によって、対象物までの距離情報が複数回計測されて表面立体形状が検出され、当該対象物の有無、大きさ、位置、姿勢、動作などの認識に用いられる。従って、この撮影装置110が、本発明において対象物である車両乗員シートの表面立体形状を検出する「表面立体形状検出手段」を構成する。
上記構成のカメラ112は、自動車の車両前方のインパネ、Aピラー又はフロントガラス周辺に埋め込み状に設置されるとともに、1または複数の車両乗員シートに向けて取り付けられる。ここで、このカメラ112の設置態様の具体例として、本実施の形態のカメラ112側から車内を視た様子を示す斜視図が図2に示される。図2に示すように、助手席22側のAピラー10の上部において、運転者シート12上の車両乗員Cを画像の中心として撮影可能な向きにこのカメラ112を設置する。このカメラ112によるこの撮影は、例えばイグニッションキーがON状態になったとき、あるいは運転者シート内に装着された着座センサ(図示省略)が、当該運転者シートに着座した車両乗員を検知したときに開始されるように設定される。
本実施の形態の制御手段120は、更に数値化手段130、記憶手段150、演算手段(MPU)170、入出力手段190、また特に図示しないものの周辺装置等を少なくとも備える。
数値化手段130は、画像処理部132を備え、品質の良い画像を得るためのカメラ制御や、カメラ112によって撮影した画像を加工分析するための画像処理制御がこの画像処理部132によって行われる。具体的には、カメラ制御においては、フレームシート、シャッター時間、感度調整、精度補正が行われ、ダイナミックレンジや輝度、ホワイトバランスなどが調整される。この画像処理制御においては、画像の回転補正やレンズ歪み補正、フィルター演算、差分演算などの画像前処理演算と、形状判定やトラッキングなどの画像認識処理演算が実行される。また、この数値化手段130では、カメラ112によって検出された表面立体形状を数値座標として数値化する処理が実行される。この数値化手段130が、本発明において「表面立体形状検出手段によって検出された表面立体形状を数値座標として数値化する数値化手段」に相当する。この数値化手段130において得られた情報は、記憶手段150の記憶部152に一旦記憶され、演算手段170おける演算処理において記憶部152から都度読み出される。
記憶手段150は、記憶部152を備え、演算制御ソフトウエアに加えて、補正用のデータや前処理用のバッファーフレームメモリー、認識演算のための定義データや基準パターン、数値化手段130の画像処理部132における画像処理結果や、演算手段170における演算結果などを記録(記憶)する手段として構成される。詳細については後述するが、本実施の形態の記憶手段150は、車両乗員シートのシートバックに関し、その角度を一定間隔で変えたときの複数のシートバック肩部の形状、すなわちシートバック肩部の複数種類の配置状態における位置情報及び角度情報を予め記憶している。この記憶情報は、後述する「パターンマッチング」において用いられる。この記憶手段150(記憶部152)が、本発明において「シートバック肩部に関する複数種類の配置情報を記憶する記憶手段」に相当する。
演算手段170は、画像処理部132の処理によって得られた情報に基づいて、対象物である車両乗員シート(図2中の運転者シート12)に関する情報を抽出する処理を行う手段として構成され、具体的には、シートクッション高さ検出部172、シートバック角度検出部174、シート前後位置検出部176を少なくとも備える。シートクッション高さ検出部172は、運転者シート12のシートクッションの高さを検出する機能を有する。シートバック角度検出部174は、運転者シート12のシートバックの角度を検出する機能を有する。シート前後位置検出部176は、運転者シート12のシート前後位置を検出する機能を有する。この演算手段170は、車両乗員シートの各部位のうちシートバック肩部に関する情報を導出する行う処理を行う機能、及び車両乗員シートの配置状態を判別する処理を行う機能を有するものであり、この演算手段170によって本発明における「処理手段」が構成される。
入出力手段190は、車両全体に関する制御を行うECU200との間で、車両に関する情報、周辺の交通状況に関する情報、天候や時間帯に関する情報などが入力され認識結果を出力する。車両に関する情報の例としては、車両ドアの開閉、シートベルトの装脱着、ブレーキの作動、車速、ステアリング操舵角度などがある。本実施の形態では、この入出力手段190から出力された情報に基づいて、ECU200が駆動対象である作動装置210に対し駆動制御信号を出力する構成とされる。この作動装置210が、本発明における「作動装置」に相当し、この作動装置210を駆動制御するECU200が、本発明における「駆動制御手段」に相当する。この作動装置210の具体例としては、エアバッグやシートベルトにより乗員を拘束するべく作動する乗員拘束装置や、報知或いは警報に関する出力(表示出力、音声出力など)を行う装置などが挙げられる。
次に、上記構成の車両乗員シート検出システム100の動作を、図1及び図2に加え図3〜図7を参照しながら説明する。
図3には、本実施の形態の車両乗員シート検出システム100において、運転者シート(車両乗員シート)に関する情報を検出する「車両乗員シート検出処理」のフローチャートが示される。本実施の形態において、この「車両乗員シート検出処理」は、図1中の撮影手段110(カメラ112)及び制御手段120によって実行されるように構成されている。
本実施の形態の「車両乗員シート検出処理」では、まず、図3中のステップS101において、カメラ112によって運転者シート(図2中の運転者シート12及び車両乗員(図2中の車両乗員C)を画像の中心となるように撮影する。そして、図3中のステップS102においては、カメラ112により得られた画像に基づいて、少なくとも対象物である運転者シート12の表面立体形状の検出を行う。このカメラ112を含む撮影手段110は、車両乗員シートとしての運転者シート12の単一視点に関する表面立体形状を検出する手段として構成される。なお、本実施の形態のカメラ112による検出対象は、少なくとも車両乗員シートであって、当該車両乗員シートの検出にあわせて当該車両乗員シート上の車両乗員や載置物などが検出されてもよい。ここでいう「単一視点」とは、カメラの設置箇所が単一、すなわち一台のカメラが一箇所に設定されている態様をあらわすものである。従って、単一視点に関する画像を得るこのカメラ112としては、一台の単眼C−MOS3Dカメラや複眼ステレオ3Dカメラを用いることができる。
特に、本実施の形態では、「Time−Of−Fry方式」で被写体の3D(三次元)画像を検出する3D式のカメラをカメラ112として用いる構成とされる。この「Time−Of−Fry方式」とは、被写体に反射した光がカメラに受光されるまでの時間によって、被写体までの距離を計測(測定)する方法であり、複数点の距離を計測することによって当該被写体の表面立体形状の検出が可能とされる既知の技術である。この方式として、超音波或いは光を用いてその往復時間をカウントする飛行時間計測型や、正弦波状に振幅変調した光を用いて、被写体までの距離に応じて位相のずれを検出する位相検出型を用いることができる。
次に、図3中のステップS103において、ステップS102で得られた表面立体形状の点画像を、多数の画素に分割する分割処理を行う。この分割処理では、表面立体形状の点画像が(X64)×(Y64)×(Z32)の立体格子に分割される。本実施の形態における画素の分割態様が図4に示される。図4に示すように、カメラ撮影面中心に原点を、左右方向にX軸を、上下方向にY軸を、前後方向にZ軸を置く。そして、表面立体形状の点画像に関し、X軸及びY軸の一定範囲を64画素に分割し、Z軸の一定範囲を32画素に分割する。なお、同じ画素に複数点が重なった場合は、その平均値をとることとする。このような処理によって、例えば図5に示すような、表面立体形状の分割処理画像C1を得る。図5には、本実施の形態の分割処理画像C1を示す図である。この分割処理画像C1は、車両乗員Cをカメラ112側から視た斜視図に対応したものであり、カメラ112を中心とした座標系が示されている。このように、カメラ112によって検出された表面立体形状は、数値座標として数値化され、これによって分割処理画像C1が得られることとなる。
次に、図3中のステップS104において、ステップS103で得られた分割処理画像C1を用いて、運転者シート12のシートバック(図4中のシートバック14)につき、シートバック肩部の位置及び角度を検出する処理を行う。ここで、「シートバック肩部」は、シートバックの肩の部位、すなわち側縁部から上縁部へとわたって形成される部位及びその周辺部位として規定される。この検出処理は、図1中のシートバック角度検出部174によって実行される。なお、シートバック肩部の位置及び角度に関する情報は必ずしも両方が必要ではなく、いずれか一方の情報に関しては、部分情報から推定するか、或いは既定値を用いることもできる。
具体的には、カメラ112を介して実際に検出された運転者シート12のシートバック肩部14aの画像と、記憶手段150の記憶部152に予め記憶されている、複数のシートバック肩部の形状とを比較し、同じ形状若しくは最も近い形状を検索する「パターンマッチング」を行う。ここで、本実施の形態の記憶手段150の記憶部152に予め記憶されている、複数のシートバック肩部の形状の一例が図6に示される。図6では、運転者シート12のシートバック肩部14aの形状に関し、シートバック14の角度を一定間隔で変えた(a)〜(j)の計10種類を示している。図6中の矢印は、シートバック14(シートバック肩部14a)の向きを示している。図6中の(c)は、シートバック肩部14aがほぼ垂直方向に立設した状態であり、(a)及び(b)は、(c)の立設位置から車両前方へと前傾した状態であり、(d)〜(j)は、(c)の立設位置から車両後方へと後傾した状態である。
そして、記憶手段150の記憶部152に予め記憶されているこれらの複数の形状のうち、実際に検出されたシートバック肩部14aの画像の合致度合い(合致率)が最も高い角度と位置から、シートバック肩部14aの角度及び位置が導出され、結果として、図7に示されるような、シートバック14の角度θと、シートバック14のシートバック肩部14aの中心位置Aを導出することができる。本実施の形態のシートバック14の角度θ、シートバック肩部14aの中心位置A等が図7に示される。このとき、シートバック14の角度θは、シートバック肩部14aの角度と合致する。
この処理態様が、本発明における「記憶手段に予め記憶されている複数種類の配置情報の中から、表面立体形状検出手段を介して検出した情報との合致度合いが最も高い情報を、シートバック肩部に関する情報として導出する」との処理態様に相当する。
なお、運転者シート12の動きとしては、前後のスライド移動とシートバックのリクライニング角度の調整があるが、これら2つの動きを組み合わせてもシートバック肩部14aの動く範囲には制限がある。また、シートバック肩部14aが車両上部(天井パネル)に近い位置にあればシートバック14がより立設した状態である一方、シートバック肩部14aが車両下部(床)に近い位置にあればシートバック14がより倒れた(寝た)状態であるなどの限定がある。これらの情報を考慮することによって、効率の良いパターンマッチングが可能となる。
次に、図3中のステップS105において、運転者シート12につき、シートクッション13の高さ(座面高さ)及びシート前後位置を検出する処理を行う。この検出処理は、図1中のシートクッション高さ検出部172及びシート前後位置検出部176によって実行される。
この処理に際しては、記憶手段150の記憶部152に、図7に示すシートバック14の長さLを予め記憶させておく。図7に示すように、この長さLは、シートバック肩部14aの中心位置Aと、シートクッション13の基準位置Bとの間の距離である。従って、予め記憶された長さLと、ステップS104において実際に導出したシートバック14の角度θ及び中心位置Aを用い、中心位置Aから角度θで距離Lだけ下方へと離間した位置が、シートクッション13の高さ(座面高さ)であり、且つシート前後位置の最後端(最後部)であるとすることができる。
この処理態様が、本発明における「シートバック肩部に関し導出した情報に基づいて、当該車両乗員シートの配置状態を判別する処理を行う」との処理態様に相当する。
なお、本実施の形態において、上記「パターンマッチング」とは別の方法を用いて、シートバック14の角度、シートクッション13の高さ(座面高さ)、シート前後位置を導出することもできる。ここで、図8及び図9を参照しながら、車両乗員シートに関する情報の別の導出方法を説明する。図8には、本実施の形態の車両乗員シート検出処理のステップS103で得られた分割処理画像C1に基づいて、車両後方から車両前方へと向かう走査線Mが、シートバック側縁部14bの背面側にて上下方向の複数箇所に走査される場合が示される。また、図8中の走査線Mを用いた走査範囲15を運転者シート12の情報からみた様子が図9に示される。
図8及び図9に示すように、まず運転者シート12のシート後方からシート前方へ向かう走査線Mを、シートバック側縁部14bの背面側にて上下方向の複数箇所に走査(「スキャン」ともいう)することによって検索を行い、最初に形状が認められる点を検出する。図8に示す例では、走査線Mによって検出された計5個の検出点を示している。ここで、「シートバック側縁部14b」は、シートバック14の側方の縁の部位として規定される。このシートバック側縁部14bの背面側を上下方向に走査した場合には、ヘッドレストを検出することなく、シートバック14の背面部分のみが連続的に検出されることとなる。このとき、検出点のうちの最も上方に位置する最上端の検出点Cが、シートバック肩部14aの背面側の部位に相当すると判定することができる。
すなわち、図9に示す走査範囲15は、シートバック14に干渉する一方ヘッドレストに干渉しない領域であるから、この走査範囲15において検出された最も上方の検出点Cが、シートバック14の上端部であるシートバック肩部14aに相当する。このとき、シートバック14の厚みdを予め記憶させておけば、検出点Cを車両前方側へおよそ(d/2)だけ移動させた位置が、シートバック肩部14aの中心位置Aとされる。また、複数の検出点を結ぶ線のなす角度によって、シートバック14(シートバック肩部14a)の角度θを導出することができる。
この処理態様が、本発明における「車両後方から車両前方へと向かう走査線を、シートバック側縁部の背面側にて上下方向の複数箇所に走査し、当該走査によって検出されたシートバック側縁部の複数箇所の情報に基づいて、シートバック肩部に関する情報を導出する」との処理態様に相当する。
更に、シートクッション13の高さ(座面高さ)及びシート前後位置の検出は、上記「パターンマッチング」におけるステップS105と同様の方法によって可能となる。
かくして、上記構成の車両乗員シート検出システム100を用いて検出された、シートバック14の角度、シートクッション13の高さ(座面高さ)及びシート前後位置の検出情報に基づいて、作動装置210が作動する。具体的には、検出(導出)した車両乗員シートに関する情報自体を報知する構成、当該情報により車両乗員シートの配置状態が基準範囲を外れたことを示す警報を発する構成、当該情報から更に車両乗員の位置、体格、動作などを判別したうえで、この判別情報に基づいて、エアバッグやシートベルトによる乗員拘束態様を可変とする構成などを採用することができる。
以上のように、本実施の形態の車両乗員シート検出システム100は、運転者シート12の各部位のうち、シートバック肩部14aの位置及び角度を検出することによって、運転者シート12の配置状態を判別する構成とされる。ここで、車両乗員シートは、その前面部分が着座状態の車両乗員によって覆われるため、カメラ等の撮影手段を用いて車両乗員シート全体を精度良く検出するのが難しい。そこで、本実施の形態においては、運転者シート12全体の配置状態と密接な関連性があるシートバック肩部14aに着目し、運転者シート12の配置状態の検出に際し、当該シートバック肩部14aの位置及び角度を検出することとしたのである。すなわち、シートバック肩部14aの位置や角度は、シートバック14全体の位置や角度を知るための基準となり、またこのシートバック肩部14aを基準とすれば、シートバックの位置や、シート前後位置や、シートクッションの高さなどを知ることが可能となる。そのうえ、シートバック14の中でも特にシートバック肩部14aは、位置的にみて車両乗員に妨げられることなくカメラ112によって容易に検出が可能な部位とされる。よって、運転者シート12全体が検出されなくても、この運転者シート12のシートバック肩部14aの部分的な情報(位置や角度など)を少なくとも導出することができれば、運転者シート12のシートバックの角度、シート前後位置、シートクッション高さ等、車両乗員シートの配置状態を精度良く判別することが可能となる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記実施の形態では、処理手段としての演算手段170が、運転者シート12の各部位のうちシートバック肩部14aに関する情報を導出する行う処理を行う機能と、運転者シート12の配置状態を判別する処理を行う機能の両機能を備える場合について記載したが、本発明における処理手段は、車両乗員シートの各部位のうちシートバック肩部に関する情報を導出する処理を少なくとも行う機能を有していればよい。
また、上記実施の形態では、運転者シート12をカメラ112の検出対象とする場合について記載したが、本発明では、運転者シートのみならず、助手シートや後部シートをカメラ112の検出対象とすることもできる。この際、撮影手段(表面立体形状検出手段)としてのカメラは、必要に応じて自動車の車両前方のインパネ、ピラー、ドア、ガラス、シート等、各種の車体構成部分に適宜設置される。
また、上記実施の形態では、自動車に装着される車両乗員シート検出システム100の構成について記載したが、自動車をはじめ、航空機、船舶、バス、電車等の各種の車両に装着される車両乗員シート検出システムの構成に対し本発明を適用することができる。
本実施の形態に係る車両搭載用の車両乗員シート検出システム100のシステム構成を示す図である。 本実施の形態のカメラ112側から車内を視た様子を示す斜視図である。 本実施の形態の車両乗員シート検出システム100において、運転者シートに関する情報を検出する「車両乗員シート検出処理」のフローチャートである。 本実施の形態における画素の分割態様を示す図である。 本実施の形態の分割処理画像C1を示す図である。 本実施の形態の記憶手段150の記憶部152に予め記憶されている、複数のシートバック肩部の形状の一例を示す図である。 本実施の形態のシートバック14の角度θ、シートバック肩部14aの中心位置A等を示す図である。 本実施の形態の車両乗員シート検出処理のステップS103で得られた分割処理画像C1に基づいて、車両後方から車両前方へと向かう走査線Mが、シートバック側縁部14bの背面側にて上下方向の複数箇所に走査される場合を示す図である。 図8中の走査線Mを用いた走査範囲15を運転者シート12の情報からみた様子を示す図である。
符号の説明
10…Aピラー
12…運転者シート
13…シートクッション
14…シートバック
14a…シートバック肩部
14b…シートバック側縁部
15…走査領域
16…助手シート
100…車両乗員シート検出システム
110…撮影手段
112…カメラ
120…制御手段
130…数値化手段
132…画像処理部
150…記憶手段
152…記憶部
170…演算手段(MPU)
172…シートクッション高さ検出部
174…シートバック角度検出部
176…シート前後位置検出部
190…入出力手段
200…ECU
210…作動装置

Claims (6)

  1. 車両乗員シートの単一視点に関する表面立体形状を検出する表面立体形状検出手段と、
    前記表面立体形状検出手段によって検出された表面立体形状を数値座標として数値化する数値化手段と、
    前記数値化手段によって数値化された前記表面立体形状の数値座標に基づいて、前記車両乗員シートの各部位のうちシートバック肩部に関する情報を導出する処理を行う処理手段と、
    を備えることを特徴とする車両乗員シート検出システム。
  2. 請求項1に記載の車両乗員シート検出システムであって、
    前記シートバック肩部に関する複数種類の配置情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記処理手段は、前記記憶手段に予め記憶されている複数種類の配置情報の中から、前記表面立体形状検出手段を介して検出した情報との合致度合いが最も高い情報を、前記シートバック肩部に関する情報として導出することを特徴とする車両乗員シート検出システム。
  3. 請求項1に記載の車両乗員シート検出システムであって、
    前記処理手段は、前記数値化手段によって数値化された前記表面立体形状の数値座標において、車両後方から車両前方へと向かう走査線を、シートバック側縁部の背面側にて上下方向の複数箇所に走査し、当該走査によって検出された前記シートバック側縁部の複数箇所の情報に基づいて、前記シートバック肩部に関する情報を導出することを特徴とする車両乗員シート検出システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両乗員シート検出システムであって、
    前記処理手段は、更に、前記シートバック肩部に関し導出した情報に基づいて、当該車両乗員シートの配置状態を判別する処理を行うことを特徴とする車両乗員シート検出システム。
  5. 請求項4に記載の車両乗員シート検出システムと、
    前記車両乗員シート検出システムの処理手段にて判別された、前記車両乗員シートの配置状態に基づいて作動する作動装置と、
    前記作動装置を駆動制御する駆動制御手段と、
    を備えることを特徴とする作動装置制御システム。
  6. エンジン走行系統と、電装系統と、前記エンジン走行系統及び電装系統の駆動制御を行う駆動制御装置と、車両乗員シートの配置状態を検出する車両乗員シート検出手段と、を有し、
    前記車両乗員シート検出手段は、請求項4に記載の車両乗員シート検出システムを用いて構成されることを特徴とする車両。
JP2006170124A 2006-06-20 2006-06-20 車両乗員シート検出システム、作動装置制御システム、車両 Withdrawn JP2008001136A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006170124A JP2008001136A (ja) 2006-06-20 2006-06-20 車両乗員シート検出システム、作動装置制御システム、車両
EP07110268A EP1870296B1 (en) 2006-06-20 2007-06-14 Vehicle seat detecting system, operation device controlling system, and vehicle
DE602007000940T DE602007000940D1 (de) 2006-06-20 2007-06-14 Fahrzeugsitzerfassungssystem, Steuersystem für eine Betriebsvorrichtung und Fahrzeug
CNA2007101101620A CN101093163A (zh) 2006-06-20 2007-06-18 车辆乘员座椅检测系统、动作装置控制系统、车辆
US11/812,492 US20070289800A1 (en) 2006-06-20 2007-06-19 Vehicle seat detecting system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006170124A JP2008001136A (ja) 2006-06-20 2006-06-20 車両乗員シート検出システム、作動装置制御システム、車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008001136A true JP2008001136A (ja) 2008-01-10

Family

ID=38521736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006170124A Withdrawn JP2008001136A (ja) 2006-06-20 2006-06-20 車両乗員シート検出システム、作動装置制御システム、車両

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20070289800A1 (ja)
EP (1) EP1870296B1 (ja)
JP (1) JP2008001136A (ja)
CN (1) CN101093163A (ja)
DE (1) DE602007000940D1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243332A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Mitsubishi Electric Corp 表面検査装置および表面検査方法
JP2012126219A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Honda Motor Co Ltd シート検知装置
CN111216783A (zh) * 2018-11-27 2020-06-02 上海擎感智能科技有限公司 一种隐藏式方向盘的控制方法、控制系统和存储介质

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006176075A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Tkj Kk 検知システム、乗員保護装置、車両、検知方法
JP5311876B2 (ja) * 2008-05-20 2013-10-09 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 座席制御装置
KR20120053713A (ko) * 2010-11-18 2012-05-29 에스엘 주식회사 차량용 카메라의 제어 장치 및 방법
KR20130047459A (ko) * 2011-10-31 2013-05-08 삼성전기주식회사 차량용 디스플레이 장치 및 그 제어 방법
WO2013101049A1 (en) * 2011-12-29 2013-07-04 Intel Corporation Systems, methods, and apparatus for enhancing a camera field of view in a vehicle
CN103940410B (zh) * 2014-04-14 2016-05-18 西安煤航信息产业有限公司 一种超高倍放大成图的数字航空摄影测量方法
FR3045902B1 (fr) * 2015-12-22 2018-05-11 Renault S.A.S. Procede et dispositif de reglage automatique d'elements du poste de conduite
US10604259B2 (en) 2016-01-20 2020-03-31 Amsafe, Inc. Occupant restraint systems having extending restraints, and associated systems and methods
TWI681740B (zh) * 2019-03-06 2020-01-11 華碩電腦股份有限公司 坐墊
DE102019128880A1 (de) * 2019-10-25 2021-04-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vorrichtung für einen Sitz, Sitz und Fahrzeug mit einer solchen Vorrichtung, und Verfahren zur Wiedergabe von Medieninhalten
CN112274130A (zh) * 2020-10-30 2021-01-29 重庆长安汽车股份有限公司 减肥分析车载管理系统
DE102022121614A1 (de) * 2022-08-26 2024-02-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren und system zum erkennen einer innenraumkonfiguration eines fahrzeugs
CN117173181B (zh) * 2023-11-03 2024-01-26 沈阳金杯李尔汽车座椅有限公司 一种基于图像分解的座椅出厂校验方法与系统

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7415126B2 (en) * 1992-05-05 2008-08-19 Automotive Technologies International Inc. Occupant sensing system
US6393133B1 (en) * 1992-05-05 2002-05-21 Automotive Technologies International, Inc. Method and system for controlling a vehicular system based on occupancy of the vehicle
US6856873B2 (en) * 1995-06-07 2005-02-15 Automotive Technologies International, Inc. Vehicular monitoring systems using image processing
US6422595B1 (en) * 1992-05-05 2002-07-23 Automotive Technologies International, Inc. Occupant position sensor and method and arrangement for controlling a vehicular component based on an occupant's position
US6772057B2 (en) * 1995-06-07 2004-08-03 Automotive Technologies International, Inc. Vehicular monitoring systems using image processing
US6442465B2 (en) * 1992-05-05 2002-08-27 Automotive Technologies International, Inc. Vehicular component control systems and methods
US6078854A (en) * 1995-06-07 2000-06-20 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for adjusting a vehicle component
US6242701B1 (en) * 1995-06-07 2001-06-05 Automotive Technologies International, Inc. Apparatus and method for measuring weight of an occupying item of a seat
DE19648268A1 (de) * 1996-11-21 1998-05-28 Siemens Ag Fahrzeugsitz mit einer Steuervorrichtung
US6005958A (en) * 1997-04-23 1999-12-21 Automotive Systems Laboratory, Inc. Occupant type and position detection system
JP3532772B2 (ja) * 1998-09-25 2004-05-31 本田技研工業株式会社 乗員の乗車状態検出装置
DE19905363C1 (de) * 1999-02-10 2000-05-04 Daimler Chrysler Ag Fahrzeugsitz mit Sitzflächenelement und verstellbarem Rückenlehnenelement
DE50006518D1 (de) * 1999-09-10 2004-06-24 Siemens Ag Verfahren und vorrichtung zum steuern des betriebs einer einem sitz zugeordneten insassenschutzvorrichtung, insbesondere in einem kraftfahrzeug
JP4810052B2 (ja) * 2000-06-15 2011-11-09 オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド 乗員センサ
DE10063697B4 (de) * 2000-12-20 2006-07-13 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zur Erfassung der Position eines Elements in einem Fahrzeug, insbesondere für Insassenschutzsysteme
JP2006176075A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Tkj Kk 検知システム、乗員保護装置、車両、検知方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243332A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Mitsubishi Electric Corp 表面検査装置および表面検査方法
JP2012126219A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Honda Motor Co Ltd シート検知装置
CN111216783A (zh) * 2018-11-27 2020-06-02 上海擎感智能科技有限公司 一种隐藏式方向盘的控制方法、控制系统和存储介质
CN111216783B (zh) * 2018-11-27 2022-07-22 上海擎感智能科技有限公司 一种隐藏式方向盘的控制方法、控制系统和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
EP1870296B1 (en) 2009-04-22
US20070289800A1 (en) 2007-12-20
EP1870296A1 (en) 2007-12-26
CN101093163A (zh) 2007-12-26
DE602007000940D1 (de) 2009-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008001136A (ja) 車両乗員シート検出システム、作動装置制御システム、車両
EP1693254B1 (en) Detection system, informing system, actuation system and vehicle
JP2008002838A (ja) 車両乗員検出システム、作動装置制御システム、車両
JP4412380B2 (ja) 運転支援装置、運転支援方法及びコンピュータプログラム
US7983475B2 (en) Vehicular actuation system
EP1674347B1 (en) Detection system, occupant protection device, vehicle, and detection method
JP4898261B2 (ja) 対象物検出システム、作動装置制御システム、車両、対象物検出方法
JP2008129948A (ja) 乗員検出装置、作動装置制御システム、シートベルトシステム、車両
JP2008261749A (ja) 乗員検出装置、作動装置制御システム、シートベルトシステム、車両
JP2007276577A (ja) 対象物検出システム、作動装置制御システム、車両、対象物検出方法
JP2009113621A (ja) 乗員画像撮像装置、運転支援装置
JP2007022401A (ja) 乗員情報検出システム、乗員拘束装置、車両
JP2008269496A (ja) 乗員情報検出システム、乗員拘束システム、車両
JP2007218626A (ja) 対象物検出システム、作動装置制御システム、車両
JP2008141578A (ja) 車両周辺視認装置
JP2006044596A (ja) 車両用表示装置
JP2020068515A (ja) 画像処理装置
JP2004310522A (ja) 車両用画像処理装置
JP4501708B2 (ja) 運転者の顔向き判定装置
JP3988551B2 (ja) 車両周囲監視装置
JP2003127824A (ja) 車両用乗員保護装置
WO2017086057A1 (ja) 車両用表示装置および車両用表示方法
JP2005075261A (ja) 乗員検知システム
JP4930728B2 (ja) 表示装置
US20230316777A1 (en) Image processing device and image processing method

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090901