JP2008141578A - 車両周辺視認装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のドアミラー又はルームミラー等の代替として乗員が違和感なく利用することができる車両周辺視認装置を提供する。
【解決手段】車両1内に乗員を撮像する左車内カメラ31及び右車内カメラ32を設け、これらにより撮像した2つの画像から乗員の頭部100の位置を検出する。左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13が撮像して取得した画像から、検出した頭部100の位置に応じた表示範囲の画像を抽出して、表示部20の左ディスプレイ21、右ディスプレイ22及び中央ディスプレイ23にそれぞれ表示する。これにより、乗員の頭部100の移動に応じて、表示部20の各ディスプレイに表示する画像を変化させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載したカメラで車両の周辺を撮像し、車内に設けられたディスプレイに撮像した画像を表示することができる車両周辺視認装置に関し、特に、車両の後方を撮像して表示する車両用周辺視認装置に関する。
従来、車両の前側、後側又は左右側等にカメラを搭載して車両の外界を撮像し、撮像により取得した画像を車内に設けられたディスプレイに表示することによって、運転者へ種々の情報を提供する車両周辺視認装置が実用化されている。車両の運転席から死角となる部分を撮像するカメラを搭載することによって、車両に乗車する乗員が直接に目視できない部分をディスプレイに表示することができるため、事故を未然に防ぐことが可能となる。
また、従来から車両には後方を視認するためにドアミラー及びルームミラー等が設けられている。近年の車両周辺視認装置においては、車両の後方をカメラにより撮像してディスプレイに表示することによって、車両周辺視認装置をドアミラー及びルームミラー等の代替として利用することが試みられている。しかし、ドアミラー及びルームミラー等で車両の後方を視認する場合には、乗員が頭部を移動させて視点を変更したときにドアミラー及びルームミラー等に写る像は視点の変更に伴って変化するが、車両周辺視認装置を用いて車両の後方を視認する場合には、ディスプレイに表示される車両の後方の画像は乗員が頭部を移動させて視点を変更したときであっても変化することはない。このため、乗員は違和感を感じることが多く、車両周辺視認装置をドアミラー及びルームミラー等の代替とするには不十分であった。
特許文献1においては、ドアミラーの視野よりも広い映像範囲を有するカメラをドアミラーの前側に設置し、運転席シートの位置から求めた運転者の視点及びドアミラーの反射角度から視点変換方向を決定し、カメラの撮像映像をドアミラーに映し出される映像と同じ視点の映像に変換して表示部に表示すると共に、ドアミラーの輪郭を表示部に重ねて表示する車両用周辺監視装置が提案されている。この車両用周辺監視装置は、ドアミラーに写される映像と表示部の映像との視点が同じであるため、両映像の整合性が保たれ、ドアミラーの輪郭を指標として、表示された自車両と他の車両などとの相対的な位置関係を即座に容易に認識することができるという利点がある。
特開2003−339044号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用周辺監視装置は、運転者の視点を運転席シートの位置を基に決定する構成であるため、運転席シートの位置を一度決定した後には、運転席シートに座った運転者が頭部を移動させて視点を変更した場合であっても、表示部に表示された画像が変化することはない。よって、上述のように、運転者は違和感を感じるため、ドアミラーの代替とするには不十分である。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、車両に搭載した撮像手段が、表示手段の表示範囲より広い撮像範囲で撮像を行うと共に、乗員の頭部の位置を検出して、検出結果を基に撮像手段が撮像して取得した画像から所定範囲の画像を抽出し、抽出した画像を表示する構成とすることにより、乗員の頭部の移動に伴って表示する画像の範囲を変更することができる車両周辺視認装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、車両の後部に撮像手段を設けて車両の後方を撮像し、撮像手段が取得した画像から頭部の位置に応じて所定範囲の画像を抽出する構成とすることにより、ルームミラーの代替として利用できる車両周辺視認装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、車両の左側部又は右側部に撮像手段を設けて車両の側方及び後方を撮像し、撮像手段が取得した画像から頭部の位置に応じて所定範囲の画像を抽出する構成とすることにより、ドアミラーの代替として利用できる車両周辺視認装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、撮像手段により車両の後方を撮像し、車両にドアミラー又はルームミラー等の後方視認用ミラーを設けた場合に視認することができる視野範囲に相当する画像を撮像した画像から抽出する構成とすることにより、後方視認用ミラーが設けられていない車両であっても、表示手段に表示された画像により後方視認を行うことができ、後方視認用ミラーの代替として利用できる車両周辺視認装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、車両に乗員を撮像する乗員撮像手段を搭載し、乗員撮像手段が撮像して取得した複数の画像を基に、乗員の頭部の位置を検出する構成とすることにより、乗員の頭部の位置を正確に検出することができる車両周辺視認装置を提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、静電容量検知手段を用いて乗員の頭部との間での静電容量を検知し、検出結果を基に乗員の頭部の位置を検出する構成とすることにより、乗員の頭部の位置を簡単に検出することができる車両周辺視認装置を提供することにある。
第1発明に係る車両周辺視認装置は、車両に搭載され、該車両の周辺を撮像して画像を取得する撮像手段と、該撮像手段が撮像して取得した画像を表示する表示手段とを備える車両周辺視認装置において、前記撮像手段は、前記表示手段が表示する前記車両の周辺の表示範囲より広い撮像範囲で撮像を行うようにしてあり、前記車両に乗車した乗員の頭部の位置を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に応じて、前記撮像手段が撮像して取得した画像から所定範囲の画像を抽出する抽出手段とを備え、前記表示手段は、前記抽出手段が抽出した所定範囲の画像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、車両に搭載したカメラなどの撮像手段により、車内に設けたディスプレイなどの表示手段に表示する表示範囲より広い撮像範囲で、車両の周辺を撮像する。また、車両に乗車した乗員の頭部の位置を検出し、検出した頭部の位置に応じて撮像手段が撮像した画像から所定範囲の画像を抽出して表示する。これにより、乗員が頭部を移動させて視点を変更した場合に、視点の変更に伴って表示手段に表示される画像が変化する。
また、第2発明に係る車両周辺視認装置は、前記撮像手段が、前記車両の後部に設けられて、前記車両の後方を撮像するようにしてあり、前記抽出手段は、前記車両の後方の所定範囲の画像を抽出するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、カメラなどの撮像手段を車両の後部に設けて、車両の後方を撮像する。撮像により取得した車両の後方の画像から乗員の頭部の位置に応じて所定範囲の画像を抽出して表示する。乗員の頭部の位置に応じて車両の後方の画像の表示が変化するため、表示される画像を違和感なくルームミラーの代替として利用できる。
また、第3発明に係る車両周辺視認装置は、前記撮像手段が、前記車両の左側部又は右側部に設けられて、前記車両の側方及び後方を撮像するようにしてあり、前記抽出手段は、前記車両の側方又は後方の所定範囲の画像を抽出するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、カメラなどの撮像手段を車両の左側部又は右側部に設けて、車両の側方及び後方を撮像する。撮像により取得した車両の側方及び後方の画像から乗員の頭部の位置に応じて所定範囲の画像を抽出して表示する。乗員の頭部の位置に応じて車両の側方及び後方の画像の表示が変化するため、表示される画像を違和感なくドアミラーの代替として利用できる。
また、第4発明に係る車両周辺視認装置は、前記撮像手段が、前記車両の後方を撮像するようにしてあり、前記抽出手段は、前記撮像手段が撮像して取得した画像から、前記車両に後方視認用ミラーを設けた場合の該後方視認用ミラーによる視野範囲の画像を抽出するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、撮像手段が車両の後方を撮像する。撮像により取得した画像から、車両にドアミラー又はルームミラー等の後方視認用ミラーを設けた場合に視認することができる視野範囲に相当する画像を抽出して表示する。これにより、表示された車両後方の画像を乗員の視点の変更に伴って変化させることができるため、乗員が違和感を感じることを低減でき、車両周辺視認装置を後方視認用ミラーの代替として利用できる。
また、第5発明に係る車両周辺視認装置は、前記乗員を撮像する乗員撮像手段を備え、前記検出手段は、前記乗員撮像手段が撮像して取得した複数の画像を基に、前記乗員の頭部の位置を検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、乗員を撮像する乗員撮像手段を車両に搭載する。乗員撮像手段により撮像を行って複数の画像を取得し、取得した複数の画像を基に頭部の位置の検出を行う。例えば、車両に乗員の頭部を2方向から撮像する2つのカメラを搭載し、それぞれのカメラが撮像して取得した画像を基に、ステレオ方式の距離測定によりカメラから頭部までの距離を算出することによって、乗員の頭部の位置を正確に検出することができる。
また、第6発明に係る車両周辺視認装置は、前記乗員の頭部との間での静電容量を検知する静電容量検知手段を備え、前記検出手段は、前記静電容量検知手段が検知した静電容量を基に、前記乗員の頭部の位置を検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、乗員の頭部との間の静電容量を検知する静電容量検知手段を車両に搭載し、検知した静電容量を基に頭部の位置の検出を行う。例えば、車両の天井部分の複数箇所に静電容量を検知するセンサを設け、各センサが検出した静電容量を基に各センサから頭部までの距離を算出することによって、乗員の頭部の位置を簡単に検出することができる。
第1発明による場合は、車両に搭載した撮像手段が、表示手段の表示範囲より広い撮像範囲で撮像を行うと共に、乗員の頭部の位置を検出して、検出結果を基に撮像手段が撮像して取得した画像から所定範囲の画像を抽出し、抽出した画像を表示する構成とすることにより、乗員が頭部を移動させて視点を変更した場合に、視点の変更に伴って表示手段に表示される画像を変化させることができるため、乗員が直接的に車両の周辺を視認する場合と同様の感覚で表示手段に表示された車両の周辺の視認を行うことができ、車両周辺視認装置を乗員が違和感なく利用することができる。
また、第2発明による場合は、車両の後部に撮像手段を設けて車両の後方を撮像し、撮像手段が取得した画像から頭部の位置に応じて所定範囲の画像を抽出する構成とすることにより、車両周辺視認装置をルームミラーの代替として違和感なく利用できるため、車両周辺視認装置の利便性を高めることができる。
また、第3発明による場合は、車両の左側部又は右側部に撮像手段を設けて車両の側方及び後方を撮像し、撮像手段が取得した画像から頭部の位置に応じて所定範囲の画像を抽出する構成とすることにより、車両周辺視認装置をドアミラーの代替として違和感なく利用できるため、車両周辺視認装置の利便性を高めることができる。
また、第4発明による場合は、撮像手段により車両の後方を撮像し、車両に後方視認用ミラーを設けた場合に視認することができる視野範囲に相当する画像を撮像した画像から抽出する構成とすることにより、後方視認用ミラーが設けられていない車両であっても、後方視認用ミラーの代替として車両周辺視認装置を用いて後方の視認を違和感なく行うことができる。よって、車両周辺視認装置の利便性を高めることができると共に、車両に後方視認用ミラーを設ける必要がないため、車両の車体デザイン又は設計等の自由度を高めることができる。
また、第5発明による場合は、乗員を撮像する乗員撮像手段を車両に搭載し、乗員撮像手段が撮像して取得した複数の画像を基に、乗員の頭部の位置を検出する構成とすることにより、例えば複数の撮像手段により撮像して取得した画像を基に、ステレオ方式の距離測定により頭部の位置を正確に検出することができるため、乗員の頭部の移動に伴って確実に表示手段に表示する画像を変化させることができ、車両周辺視認装置を乗員がより確実に違和感なく利用することができる。
また、第6発明による場合は、静電容量検知手段を用いて乗員の頭部との間での静電容量を検知し、検知結果を基に乗員の頭部の位置を検出する構成とすることにより、例えば車両の天井部分の複数箇所にて静電容量を検知し、検知した静電容量を基に各箇所から頭部までの距離を算出することができ、乗員の頭部の位置を簡単に検出することができるため、乗員の頭部の移動に伴って簡単に表示手段に表示する画像を変化させることができる。よって、低コストで頭部の位置を検出することができ、頭部の位置を検出して表示する画像を変化させる機能を有する車両周辺視認装置を低コストで提供できる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に係る車両周辺視認装置の構成を示すブロック図である。図において11は、車両1の左側に設けられたドアミラー2(図2において図示する)に搭載され、車両1の左後方を撮像する左サイドカメラである。また、図において12は、車両1の右側に設けられたドアミラー3(図2において図示する)に搭載され、車両1の右後方を撮像する右サイドカメラである。また、図において13は、車両1の後部に搭載され、車両1の後方を撮像するリアカメラである。左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13が撮像して取得した画像は、車両1に搭載されたECU(Electronic Control Unit)15に与えられるようにしてある。
ECU15は、左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13が撮像して取得した画像に種々の画像処理を施して、車両1の運転席近傍に配設された表示部20に画像の表示を行う処理を主として行うものである。また、ECU15は車両1に搭載されたその他の電子機器の動作を制御することも可能であり、例えば車両1に搭載されたヘッドライト、テールライト、ブレーキライト及びルームライト等の点灯/消灯を行うための電子機器、オートマチックにより変速を行うための電子機器等の動作を更に制御する構成としてもよい。ECU15は、具体的には、演算処理を行うCPU又はMPU等の処理装置、データを記憶するSRAM、DRAM又はフラッシュメモリ等のメモリ、及び他の電子機器と通信を行うための通信インタフェース等により構成されるものである。
車両1の運転席近傍、例えばダッシュボードなどに配設される表示部20は、左ディスプレイ21、右ディスプレイ22及び中央ディスプレイ23の3つの液晶ディスプレイにより構成してある。3つのディスプレイは、左ディスプレイ21、中央ディスプレイ23、右ディスプレイ22の順に左から水平方向に並べて配設してある。左ディスプレイ21は左サイドカメラ11が撮像した画像を表示するためのディスプレイであり、右ディスプレイ22は右サイドカメラ12が撮像した画像を表示するためのディスプレイであり、中央ディスプレイ23はリアカメラ13が撮像した画像を表示するためのディスプレイである。ただし、車両1にテレビチューナ又はカーナビゲーション装置等を搭載している場合には、表示部20にテレビ番組又はカーナビゲーション装置の経路案内等の画像を表示することも可能である。
また、本発明に係る車両周辺視認装置は、車両1の運転席に乗車した乗員の頭部100及びその近傍を撮像する乗員撮像部30を備えており、乗員撮像部30は左車内カメラ31及び右車内カメラ32の2つのカメラを有してこれらにより乗員を2方向から撮像するようにしてある。左車内カメラ31は、車両1内の運転席より前側の左寄りに配設されて、運転席に乗車した乗員を左前側から撮像するようにしてあり、また、右車内カメラ32は、車両1内の運転席より前側の右寄りに配設されて、運転席に乗車した乗員を右前側から撮像するようにしてある。
左車内カメラ31及び右車内カメラ32がそれぞれ撮像して取得した画像は乗員撮像部30からECU15へ与えられるようにしてあり、ECU15は与えられた2つの画像を基に、運転席に乗車した乗員の頭部100の位置を検出するようにしてある。このとき、例えば、ECU15は、ステレオ方式の距離測定を行って乗員の頭部100までの距離を取得することによって、乗員の頭部100の位置を検出することができる。ステレオ方式の距離測定は既存の技術であるため詳細な説明は省略するが、左車内カメラ31及び右車内カメラ32がそれぞれ撮像して取得した2つの画像を基に、一の画像に写された対象物の他の画像での撮像位置を探索し、両画像での撮像位置の差を算出することによって、撮像位置の差から距離を求める方法である。
また、ECU15は、乗員撮像部30からの2つの画像を基に乗員の頭部100の位置を検出した後、検出した頭部100の位置に応じて表示部20の各ディスプレイに表示する車両1の周辺の画像を変化させるようにしてある。左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13は、表示部20の各ディスプレイに表示する表示範囲より十分に広い撮像範囲で撮像を行うようにしてあり、ECU15は各カメラが撮像した画像から所定範囲の画像を抽出して表示部20の各ディスプレイに表示するようにしてある。よって、ECU15は、検出した乗員の頭部100の位置に応じて、各カメラが撮像した画像から抽出する位置を変更することにより、表示部20の各ディスプレイに表示する画像を変化させることができる。
図2は、本発明に係る車両周辺視認装置の左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13の撮像範囲を示す模式図である。なお、図2においては各カメラの撮像範囲を実線で図示し、車両1に搭載されたドアミラー2、3及びルームミラー4を用いて乗員が車両1の周辺を視認することができる視野範囲を破線で図示してある。なお、図示の撮像範囲及び視野範囲は、車両1の車体及び車内を除く部分について図示してある。
左側のドアミラー2に搭載された左サイドカメラ11の撮像範囲は、図2に示すように、ドアミラー2より左後方の約60°の範囲にしてある。これに対して、左側のドアミラー2を用いて乗員が左後方を視認した場合、視野範囲は左後方の約30°の範囲となる。同様に、右側のドアミラー3に搭載された右サイドカメラ12の撮像範囲は、ドアミラー3より右後方の約60°の範囲にしてある。これに対して、右側のドアミラー3を用いて乗員が右後方を視認した場合、視野範囲は右後方の約30°の範囲となる。また、車両1の後部に搭載されたリアカメラ13の撮像範囲は、図2に示すように、車両1の後方の約170°の範囲にしてある。これに対して、車両1内に設けられたルームミラー4を用いて乗員が後方を視認した場合、視野範囲は約60°の範囲となる。
このように、左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13の撮像範囲は、ドアミラー2、3及びルームミラー4による乗員の視野範囲より十分に広くしてある。ただし、図2に示したドアミラー2、3及びルームミラー4による視野範囲は、乗員が頭部100を動かさずに視点を固定した場合の視野範囲の一例を図示したものであり、乗員が頭部100を移動させて視点を変えた場合には、視野範囲の広さは変化しないが、視認できる方向が変化する。
図3は、ドアミラー2を用いて車両1の左後方を視認する場合の視野範囲の変化を説明するための模式図である。なお、以下においてはドアミラー2の場合について説明するが、ドアミラー3及びルームミラー4についても同様であるため詳細な説明は省略する。図3において頭部位置(1)にて乗員がドアミラー2を用いて左後方を視認した場合、視野範囲は破線で示した視野範囲(1)となる。乗員が頭部位置(1)から右方向へ頭部位置(2)まで頭部100を移動させて左後方を視認した場合、視野範囲は実線で示した視野範囲(2)となり、視野範囲(1)と比較して車両1のより左側方を視認することができる。
このように、ドアミラー2を用いて左後方を視認する場合には、乗員は頭部100を移動させて視点を変化させることにより、視認する方向を変化させることができる。なお、図3においては乗員の頭部100を左右方向に移動させた場合について図示したが、乗員が頭部100を上下方向又は前後方向に移動させた場合についても同様に、視認する方向を変化させることができる。
図4は、ドアミラー2を用いて車両1の左後方を視認する場合の視野範囲の変化を説明するための模式図であり、(a)に車両1の垂直方向の視野範囲の一例を示し、(b)に車両1の水平方向の視野範囲の一例を示してある。ドアミラー2を用いて乗員が視点を変化させずに車両1の左後方を視認した場合、車両1の垂直方向について視野範囲は約25°である。乗員は頭部100を移動させて視点を変化させることにより、より上方又はより下方を視認することができるが、車両1内での頭部100の移動には限度があるため、頭部100の移動を含めてドアミラー2により視認できる最大の範囲(以下、全視野範囲という)は図4(a)の破線で示した範囲となる。この場合の全視野範囲は、例えば実測で約38°であり、ドアミラー2に搭載された左サイドカメラ11の垂直方向についての撮像範囲はこの範囲と略同じか又はこの範囲より大きくしてある。
また、車両1の水平方向について、乗員が視点を変化させずにドアミラー2を用いて車両1の左後方を視認した場合、視野範囲は約35°である。乗員は頭部100を移動させて視点を変化させることにより、より左方向又はより右方向を視認することができるが、車両1内での頭部100の移動には限度があるため、ドアミラー2による水平方向の全視野範囲は図4(b)の破線で示した範囲となる。この場合の全視野範囲は、例えば実測で約56°であり、ドアミラー2に搭載された左サイドカメラ11の水平方向についての撮像範囲はこの全視野範囲と略同じか又はこの全視野範囲より大きくしてある。
図5は、本発明に係る車両周辺視認装置の左サイドカメラ11の撮像範囲と左ディスプレイ21の表示範囲との対応関係を示す模式図であり、(a)に左サイドカメラ11の撮像範囲を図示し、(b)に左ディスプレイ21に表示する画像の表示範囲を図示してある。左サイドカメラ11の撮像範囲は、上述のように、乗員が頭部100を移動させた場合にドアミラー2を利用して視認することができる全視野範囲と同程度であり、表示部20の左ディスプレイ21に表示する画像は、左サイドカメラ11がこの範囲で撮像して取得した撮像画像から一部を抽出したものである。このとき、左ディスプレイ21に表示する画像の撮像画像に対する表示範囲は、乗員が頭部100を移動させずに視野を固定した場合のドアミラー2による視野範囲と略同じにしてある。
例えば、乗員の頭部100の位置が図3における頭部位置(1)であり、ドアミラー2による視野範囲が図3における視野範囲(1)である場合、ECU15は図5に破線で示す表示範囲(1)の画像を左サイドカメラ11が撮像した撮像画像から抽出して左ディスプレイ21に表示する。乗員が頭部100を図3における頭部位置(2)に移動させて視点を変更した場合、ドアミラー2による視野範囲は車両1の左側方へ移動して視野範囲(2)となるため、ECU15はこれに応じて左ディスプレイ21に表示する表示範囲を表示範囲(1)より左側へ移動させ、図5に実線で示す表示範囲(2)の画像を抽出して表示するようにしてある。検出された乗員の頭部100の位置と撮像画像から抽出する表示範囲との対応関係は、予めECU15のROMなどに記憶してあり、ECU15は乗員の頭部100の位置を常時検出してこの対応関係に基づいて左ディスプレイ21に表示する表示範囲の変更を常時行うようにしてある。
なお、乗員の頭部100の位置とドアミラー2による視野範囲とは車両1の車種毎に異なるものであり、左サイドカメラ11による撮像範囲は車種又はカメラの種類毎に異なるものであるため、頭部100の位置と表示範囲との対応関係もまた車種毎に異なる。ただし、視野範囲及び撮像範囲等は車種毎に予め測定することができるため、頭部100の位置と表示範囲との対応関係もまた予め決定してECU15のROMなどに記憶しておくことが可能である。ECU15のROMなどに記憶しておく頭部100の位置と表示範囲との対応関係は、頭部100の絶対的な位置に対して表示範囲を対応付けたものであってもよく、頭部100の基準位置からの移動量に対して表示範囲を対応付けたものであってもよく、その他の構成であってもよい。
図6は、本発明に係る車両周辺視認装置のECU15が行う車両1の周辺の画像を表示部20に表示する処理の手順を示すフローチャートである。車両1の周辺の画像を表示する場合、まずECU15は左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13により車両1の周辺(左後方、右後方及び後方)の撮像を行い(ステップS1)、各カメラから画像を取得する。また、乗員撮像部30の左車内カメラ31及び右車内カメラ32により乗員の撮像を行い(ステップS2)、撮像により取得した2つの画像を基にステレオ方式の距離測定を行うことによって乗員の頭部100の位置を検出する(ステップS3)。
次いで、検出した乗員の頭部100の位置に応じて、左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13が撮像した画像から表示部20の左ディスプレイ21、右ディスプレイ22及び中央ディスプレイ23に表示する表示範囲を決定し(ステップS4)、決定した表示範囲の画像を表示画像として抽出し(ステップS5)、抽出した表示画像を表示部20へ与えて各ディスプレイに表示する(ステップS6)。その後、例えば乗員により表示部20の表示をテレビ番組又はカーナビゲーション装置の経路案内の画像等に切り替える指示が与えられることによって、車両周辺の画像を表示部20に表示する処理を終了する指示が与えられたか否かを調べ(ステップS7)、終了する指示が与えられていない場合(S7:NO)、ステップS1へ戻り、上述の処理を繰り返し行う。車両周辺の画像の表示処理を終了する指示が与えられた場合(S7:YES)、ECU15は表示処理を終了する。
以上の構成の車両周辺視認装置においては、乗員撮像部30の左車内カメラ31及び右車内カメラ32の2つのカメラで撮像して得られた2つの画像を基に乗員の頭部100の位置を検出し、検出した頭部100の位置に応じて左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13が撮像して取得した画像から表示用の画像をそれぞれ抽出して表示部20の左ディスプレイ21、右ディスプレイ22及び中央ディスプレイ23に表示する構成とすることにより、乗員が頭部100を移動させて視点を変更した場合に、頭部100の移動に伴って表示部20に表示する画像を変化させることができるため、ドアミラー2、3及びルームミラー4の代替として乗員が違和感を感じることなく車両周辺視認装置を利用することができる。
なお、本実施の形態においては、左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13の3つのカメラが撮像した画像を表示するために、表示部20に左ディスプレイ21、右ディスプレイ22及び中央ディスプレイ23の3つのディスプレイを設ける構成としたが、これに限るものではなく、表示部20がディスプレイを1つのみ備え、乗員の操作に応じて3つのカメラが撮像した画像のいずれかを選択的に表示する構成としてもよく、1つのディスプレイに3つのカメラが撮像した3つの画像を分割して表示する構成としてもよく、その他の構成であってもよい。また、乗員撮像部30が左車内カメラ31及び右車内カメラ32の2つのカメラを備える構成としたが、これに限るものではなく、カメラを1つのみ備える構成であってもよく、3つ以上のカメラを備える構成であってもよい。また、図2〜図5に図示したドアミラー2、3及びルームミラー4の視野範囲、左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13の撮像範囲、並びに表示部20の左ディスプレイ21、右ディスプレイ22及び中央ディスプレイ23に表示する画像の表示範囲等は、一例であってこれに限るものではない。
また、車両1のドアミラー2、3に左サイドカメラ11及び右サイドカメラ12を搭載する構成としたが、これに限るものではなく、車両1の他の部分に左サイドカメラ11及び右サイドカメラ12を搭載する構成としてもよい。同様に、リアカメラ13を車両1の後部に搭載する構成としたが、これに限るものではなく、車両1の他の部分に搭載する構成としてもよい。また、本実施の形態に係る車両周辺視認装置を車両1に搭載した場合には、車両周辺視認装置をドアミラー2、3又はルームミラー4の代替として利用できるため、車両1がドアミラー2、3又はルームミラー4を搭載しない構成であってもよい。
(変形例)
図7は、本発明の変形例に係る車両周辺視認装置の構成を示すブロック図である。また、図8は、本発明の変形例に係る車両周辺視認装置における頭部100の位置の検出方法を説明するための模式図である。図1に示した車両周辺視認装置は乗員の頭部100の位置を左車内カメラ31及び右車内カメラ32にて撮像して得られた2つの画像を基に検出する構成であるが、変形例に係る車両周辺視認装置は、4つの静電容量センサ51〜54を用いて乗員の頭部100の位置を検出する構成である。
変形例に係る車両周辺視認装置の静電容量センサ51〜54は、車両1の運転席の上側の天井部分に配設してある。各静電容量センサ51〜54の配設位置は、乗員が運転席に正面を向いて座り、車両1を運転している状態での頭部100の位置を基準位置とした場合に、基準位置を中心に頭部100を四方から囲む位置にしてある。詳しくは、静電容量センサ51は基準位置に対して左前側に配設してあり、静電容量センサ52は基準位置に対して右前側に配設してあり、静電容量センサ53は基準位置に対して左後側に配設してあり、静電容量センサ54は基準位置に対して右後側に配設してある。また、乗員の頭部100が基準位置にある場合、各静電容量センサ51〜54と頭部100との間の距離は略等しくなるようにしてある。
静電容量は2つの導電体の間に蓄積することができる電荷の量を示すものであり、静電容量センサ51〜54は、内部に一方の導電体をなす電極を有しており、この電極と他方の導電体をなす乗員の頭部100との間の静電容量を検知し、検知結果をそれぞれECU15に与えるようにしてある。静電容量センサ51〜54が検知する静電容量は、静電容量センサ51〜54と乗員の頭部100との間の距離が近いほど大きく、遠いほど小さい。このため、ECU15は、静電容量センサ51〜54の検知結果を基に、各静電容量センサ51〜54から乗員の頭部100までの距離を調べることができ、この4つの距離を基に乗員の頭部100の位置を検出することができる。
例えば、図8(a)に示すように乗員の頭部100が基準位置にある場合、静電容量センサ51から頭部100までの距離をL1とし、静電容量センサ52から頭部100までの距離をL2とし、静電容量センサ53から頭部100までの距離をL3とし、静電容量センサ54から頭部100までの距離をL4とすると、L1=L2=L3=L4である。このとき、静電容量センサ51が検知する静電容量をC1とし、静電容量センサ52が検知する静電容量をC2とし、静電容量センサ53が検知する静電容量をC3とし、静電容量センサ54が検知する静電容量をC4とすると、検知結果はC1=C2=C3=C4となるため、ECU15は乗員の頭部100が各静電容量センサ51〜54から等しい距離の位置、即ち基準位置にあると判断することができる。
また、図8(b)に示すように乗員が頭部100を右前側へ移動させた場合、各静電容量センサ51〜54と頭部100との距離はL2<L1=L4<L3となる。このとき、ECU15が取得する静電容量センサ51〜54の検知結果はC2>C1=C4>C3となるため、ECU15は乗員の頭部100が静電容量センサ52に最も近く、静電容量センサ53に最も遠い位置にあると判断することができる。
このように、4つの静電容量センサ51〜54を用いて乗員の頭部100の位置を検出することが可能であり、上述のように左サイドカメラ11、右サイドカメラ12及びリアカメラ13が撮像した画像から、検出した頭部100の位置に応じた表示範囲で画像を抽出し、表示部20の左ディスプレイ21、右ディスプレイ22及び中央ディスプレイ23にそれぞれ表示することができる。なお、本変形例においては、4つの静電容量センサ51〜54を用いる構成としたが、これに限るものではなく、3つ以下又は5つ以上の静電容量センサを用いる構成であってもよい。また、4つの静電容量センサ51〜54を基準位置の左前、右前、左後及び右後の4箇所に配設する構成としたが、これに限るものではなく、基準位置の前後左右の4箇所に配設してもよく、その他の位置に配設してもよい。また、静電容量センサ51〜54を車両1の天井部分に配設する構成としたが、これに限るものではなく、その他の部分に配設する構成としてもよい。
本発明に係る車両周辺視認装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る車両周辺視認装置の左サイドカメラ、右サイドカメラ及びリアカメラの撮像範囲を示す模式図である。 ドアミラーを用いて車両の左後方を視認する場合の視野範囲の変化を説明するための模式図である。 ドアミラーを用いて車両の左後方を視認する場合の視野範囲の変化を説明するための模式図である。 本発明に係る車両周辺視認装置の左サイドカメラの撮像範囲と左ディスプレイの表示範囲との対応関係を示す模式図である。 本発明に係る車両周辺視認装置のECUが行う車両の周辺の画像を表示部に表示する処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る車両周辺視認装置の構成を示すブロック図である。 本発明の変形例に係る車両周辺視認装置における頭部の位置の検出方法を説明するための模式図である。
符号の説明
1 車両
2、3 ドアミラー
4 ルームミラー
11 左サイドカメラ(撮像手段)
12 右サイドカメラ(撮像手段)
13 リアカメラ(撮像手段)
15 ECU(検出手段、抽出手段)
20 表示部(表示手段)
21 左ディスプレイ(表示手段)
22 右ディスプレイ(表示手段)
23 中央ディスプレイ(表示手段)
30 乗員撮像部(乗員撮像手段)
31 左車内カメラ(乗員撮像手段)
32 右車内カメラ(乗員撮像手段)
51、52、53、54 静電容量センサ(静電容量検知手段)
100 頭部

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、該車両の周辺を撮像して画像を取得する撮像手段と、該撮像手段が撮像して取得した画像を表示する表示手段とを備える車両周辺視認装置において、
    前記撮像手段は、前記表示手段が表示する前記車両の周辺の表示範囲より広い撮像範囲で撮像を行うようにしてあり、
    前記車両に乗車した乗員の頭部の位置を検出する検出手段と、
    該検出手段の検出結果に応じて、前記撮像手段が撮像して取得した画像から所定範囲の画像を抽出する抽出手段と
    を備え、
    前記表示手段は、前記抽出手段が抽出した所定範囲の画像を表示するようにしてあること
    を特徴とする車両周辺視認装置。
  2. 前記撮像手段は、前記車両の後部に設けられて、前記車両の後方を撮像するようにしてあり、
    前記抽出手段は、前記車両の後方の所定範囲の画像を抽出するようにしてある請求項1に記載の車両周辺視認装置。
  3. 前記撮像手段は、前記車両の左側部又は右側部に設けられて、前記車両の側方及び後方を撮像するようにしてあり、
    前記抽出手段は、前記車両の側方又は後方の所定範囲の画像を抽出するようにしてある請求項1に記載の車両周辺視認装置。
  4. 前記撮像手段は、前記車両の後方を撮像するようにしてあり、
    前記抽出手段は、前記撮像手段が撮像して取得した画像から、前記車両に後方視認用ミラーを設けた場合の該後方視認用ミラーによる視野範囲の画像を抽出するようにしてある請求項1に記載の車両周辺視認装置。
  5. 前記乗員を撮像する乗員撮像手段を備え、
    前記検出手段は、前記乗員撮像手段が撮像して取得した複数の画像を基に、前記乗員の頭部の位置を検出するようにしてある請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の車両周辺視認装置。
  6. 前記乗員の頭部との間での静電容量を検知する静電容量検知手段を備え、
    前記検出手段は、前記静電容量検知手段が検知した静電容量を基に、前記乗員の頭部の位置を検出するようにしてある請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の車両周辺視認装置。
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