JP2012116400A - コーナーポール投影装置 - Google Patents

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Kazumi Arakage
Katsuyoshi Nishitani
和美 荒蔭
勝義 西谷
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Jvc Kenwood Corp
株式会社Jvcケンウッド
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Abstract

【課題】ドライバーの身長や座席位置に関係なく、ドライバーに最適なコーナーポール映像を作成してフロントガラスに投影することが可能なコーナーポール投影装置を提供する。
【解決手段】本発明は、ドライバーの車両感覚を補助するために、運転席のドライバーの顔映像をカメラで撮影し、その映像からドライバーの眼の位置を解析・検出して、車両のコーナー位置にあたかもコーナーポールが存在するようにコーナーポール映像211を作成して、フロントガラス上に投影するコーナーポール投影装置である。ドライバーの顔映像を解析処理することで、ドライバーの身長や座席位置に関係なく、如何なるドライバーに対しても一定の長さのコーナーポールを見えるようにすることが可能となる。また、コーナーポール映像とともに実座標を固定した仮想目標物映像516を投影することで、両者から生じる運動視差から距離感が掴みやすくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両前方の左右コーナー部に設置するコーナーポールを自動車のフロントガラスに投影するコーナーポール投影装置に関する。
従来より、車両運転中に、車両前側のバンパーと障害物との距離感を認識し易くするために、車両前方のコーナー部にコーナーポールを設けることが行われている。コーナーポールを設けることにより、ドライバーは座席から見難い車両の前方コーナー部の位置を容易に認識することができ、バンパーと障害物との接触を容易に回避できる。
コーナーポールの従来例として、固定長のコーナーポールをバンパー或いは車両左前方の適所に設置することにより、ポールの材質や意匠性を向上させることが提案されている(特許文献1参照)。更に、エンジン始動時にバンパーや車両に格納された複数本の筒状のポール部材を伸縮自在としたコーナーポールを電動で所定長まで伸ばすことで、運転時のみにコーナーポールを出現する技術が提案されている(特許文献2参照)。
また、車両のフロントウインドにホログラムシールが貼り付け、更に、車両に設置した光源から光散乱性を持たせた円筒状被写体を車両のコーナー位置に投影することにより、擬似的なコーナーポールを表示する技術が提案されている(特許文献3参照)。
特開2006−131020 特開2001−206142 特開平6−167923
しかしながら、上述した特許文献1,2に記載された従来例では、ドライバーの視線位置に関わらずコーナーポールの長さ、及びその取り付け位置が固定されており、必ずしもドライバーの運転操作の目安となるように設置されているとはいえない。また、コーナーポールが装着されていることで、他者から運転が未熟であると見られる心理的不快感を受ける。更に、車種によって、取り付けるバンパーや車両の形状、或いは車両内部に配置される電源等の接続ケーブルや各種ユニットの取り付け位置が異なる為、車種別にコーナーポール装置を設計する必要がある。また、特許文献3に記載された従来例では、フロントウインドにホログラムシールを貼り付けるので、前方視認性を損なう可能性がある。
更に、コーナーポールを設置することにより、ドライバーにとっての視認性を向上させることができるものの、美観を損なったり走行中の空気抵抗を生じる等の問題点も考えられる。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ドライバーの身長や座席位置に関係なく、ドライバーに最適なコーナーポール映像を作成してフロントガラスに投影することが可能なコーナーポール投影装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、ステアリング操作、或いは車速に応じて自車位置を解析する自車位置解析手段(自車位置解析部110)と、ドライバの顔を撮影する撮影手段(カメラ101)と、前記撮影手段で撮影された映像からドライバーの眼の位置を解析・検出する映像解析手段(映像解析部102)と、コーナーポール画像、及び仮想目標物画像を記録する記憶手段(メモリ105)と、前記映像解析手段で解析されたドライバーの眼の位置、及び前記自車位置解析手段で解析された自車位置に合わせて、前記記憶手段に記録されているコーナーポール画像、及び仮想目標物画像を読み込み、拡大縮小して投影像を作成する映像合成手段(映像合成部103)と、前記映像合成手段で作成されたコーナーポール映像、及び仮想目標物映像をフロントガラスに投影する投影手段(104)と、ドライバーによる操作指令を入力する入力手段(ユーザI/F部107)と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るコーナーポール投影装置によれば、フロントガラスに投影されるコーナーポール映像によって、障害物と車両左前方との位置関係を視覚にとらえることが可能となり、車両にコーナーポールを設置することで運転が未熟に見られるというドライバーの心理的な不快感を回避することができる。
また、ドライバーの顔映像を撮影手段で撮影して処理することで、ドライバーの身長や座席位置に関係なく、如何なるドライバーに対しても一定の長さのコーナーポールを見えるようにコーナーポール画像を投影することが可能となる。
更に、実座標を固定した仮想目標物映像を合わせて投影することにより、コーナーポール映像と仮想目標物映像、及び背景との間に運動視差が生じ、距離感を掴みやすくすることができる。また、最近の自動車に装備されるコーナーセンサー、カメラ等の設置場所や電源確保に寄与することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置を備えた車両の俯瞰図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置を備えた車両内部の構成図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置を備えた車両内部の側面図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置を備えた車両の俯瞰図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置を備えた車両内部の側面図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置で投影される仮想目標物の形状を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置で投影される仮想目標物の位置を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置の、映像解析部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置の、カメラで撮影されるドライバーの顔画像を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置による投影の一例を示す説明図である。
本発明を実施する好適な例として、本発明に係るコーナーポール投影装置を装備した車両内部の構成を図3に示す。運転席に着座したドライバー213がフロントガラス205越しに前方方向を視界にとらえており、ドライバー213の視界の中に、車両ボンネット302の左前方のコーナー部にあたかもコーナーポールが存在するように、投影装置204からフロントガラス205に向けてコーナーポール映像211を投影する。また、コーナーポール映像211近傍の所定の位置に、仮想目標物映像516を投影する。
また、カメラ101により撮影されたドライバー213の目線の高さや位置を推定して、フロントガラス205に投影するコーナーポール映像211、及び仮想目標物映像516の位置を算出すると共に、ドライバー213の顔の向きから、フロントガラス205に投影するコーナーポール映像211、及び仮想目標物映像516の投影位置を修正する機能も有する。
更に、図示を省略するが、ステアリングセンサや車速センサなどのセンサからの運転操作信号に応じて、自車の位置の変化を解析し、仮想目標物映像516の投影位置を修正する機能も有する。
ドライバー213の目線の高さや位置、コーナーポール映像211の投影位置、自車位置の解析、及び仮想目標物映像516の投影位置の演算は、例えば車両内部の電気信号を制御する電子制御ユニットECU(Electronic Control Unit)、或いは専用の演算回路等で処理が行われる。
本発明では、カメラ101からの映像信号やステアリングセンサ、車速センサ等からの運転操作信号を処理し、投影装置204にコーナーポール映像211、及び仮想目標物映像516の投影位置を出力する演算回路を車両内部に装備しているものとする。以下に、この演算回路の詳細を説明する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るコーナーポール投影装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、このコーナーポール投影装置は、車両内に搭載して、該車両のフロントガラスにコーナーポール映像211、及び仮想目標物影像516を投影する機能を有しており、運転席に着座するドライバー213の顔を撮影するカメラ101と、該カメラ101で撮影されたドライバー213の顔画像を解析して、ドライバー213の視線位置の解析等に必要とされる各種の数値情報を生成する映像解析部102を備えている。
更に、ステアリングセンサや車速センサ等の、車両の走行に関する挙動を検出し、運転操作信号を出力するセンサ109と、該センサ109で検出される運転操作信号に基づいて車両の位置を解析する自車位置解析部110を備えている。
また、映像解析部102より出力される各種の数値情報、及び自車位置解析部110より出力される自車位置情報に基づいて、後述するコーナーポール202及び仮想目標物307の投影像を作成する映像合成部103と、該映像合成部103で作成された投影像を車両のフロントガラス適所に投影する投影部104と、映像合成部103で作成される投影像に使用されるコーナーポール202及び仮想目標物307の原画像を記憶するメモリ105を備えている。
更に、上述した自車位置解析部110、映像解析部102、及び投影部104は、内部バス108を介して制御部106に接続されている。
制御部106は、コーナーポール投影装置全体を総括的に制御する。また、該制御部106は、ドライバーによる操作を入力するユーザI/F部107と接続されている。
次に、本実施形態に係るコーナーポール投影装置によるコーナーポール映像の投影について、図2〜図4を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るコーナーポール投影装置が搭載された車両の平面図(天井部から俯瞰した図)、図3は、同車両の運転席前方の様子を示す説明図、図4は、同車両の側面図である。
図2〜図4に示すように、車両内部の運転席正面のメータパネル上段には、撮影面がドライバー213側に向けられて、該ドライバー213(最前部のときを213、最後部のときを213aで示している)の顔部分を正面方向から撮影するためのカメラ101が設けられている。この際、該カメラ101は、メータパネルの上側に設置する構成としても良いし、また、メータパネルの上部に埋め込む構成としても良い。
また、車両内部のダッシュボード上段には、投影装置204が設置されている。該投影装置204は、図1に示した投影部104で生成される映像を車両の左側前方のフロントガラス205に向けて投影し、更に、後述する手法により投影画像が所定位置に投影されるように調整する機能を備えている。この際、投影装置204は、ダッシュボード上段に設置するように構成しても良いし、ダッシュボードに埋め込むように構成しても良い。
次に、車両内部の空間を表現する3次元空間の座標軸の定義について説明する。本実施形態では図2,図4に示すように、カメラ101のレンズ部分を原点(0,0,0)とし、車両の縦方向(進行方向)をx軸、車両の横方向をy軸とし、それぞれ地面と平行となるように設定される。更に、地面と直交する方向(「x−y」平面と直交する方向)をz軸として設定する。また、x軸は、カメラ101から車両後方に向く方向を正方向、車両前方に向く方向を負方向とし、y軸は、カメラ101から車両左側(図2,図3の左側)に向く方向を正方向、車両右側に向く方向を負方向とし、z軸はカメラ101から車両上方に向く方向を正、車両下部に向く方向を負方向とする。
ここで、カメラ101の解像度と水平方向、及び垂直方向の視野角は既知である。また、カメラ101の撮像範囲の画素数を、幅w画素、高さh画素とし、カメラ101の撮影中心位置の延長線は、上述したx軸と平行に設置されることとする。
また、投影装置204からフロントガラス205に投影される映像面は、上述の車両内部の空間座標系で表されるものであり、フロントガラス205に投影される映像面と投影装置204から出力される映像との対応は既知であることとし、周知の演算手法により車両内部の空間座標系への変換及び逆変換が可能であることとする。
以上の座標軸定義から、車両の左前部分に仮想的に表示するコーナーポール202の仮想位置を決定することが可能となる。そして、図2,図4に示すように、カメラ101を原点とすると、コーナーポール202の上端部の3次元座標(これをP2とする)は、図中に示す距離dp,wp,hpを用いて、(−dp,wp,−hp)で示すことができる。また、コーナーポール202の車両ボンネット302からの高さをlpとすると、コーナーポール202の下端部の3次元座標(これをP3とする)は、(−dp,wp,−(hp+lp))で示すことができる。
更に、カメラ101により撮影されるドライバーの眼の位置を、同一の3次元空間に変換して表現することで(この眼の位置の座標をP1とする)、ドライバーの目線とコーナーポール202の仮想位置とを結ぶ直線と、フロントガラス205と、の交点位置を算出することができることが理解される。
フロントガラス205に投影されるコーナーポール映像211(または211a)は、該フロントガラス205の一部範囲にのみ限定されることから、カメラ101を原点とした3次元空間上に平面として表現することが可能である。従って、この平面方程式をF(x,y,z)=ax+by+cz+d=0で示すことができる。ここで、各定数a,b,c,dは、車両の形状(車種)毎に決定するので、既知の値である。こうして、フロントガラス205に投影されるコーナーポール映像211(ドライバーがシート最前部のときは211、最後部のときは211a)を作成することが可能となる。
次に、図5,図6を参照して、車両の左側前方に仮想目標物307を投影する際の原理について説明する。図5は車両の平面図であり、図6は車両の側面図である。なお、図5,図6において、前述した図2,図4と同一構成については同一符号を付している。
図5,図6において、車両外部の空間を表現する3次元空間の座標軸を、仮想目標物投影処理の開始時における車両内部の空間座標系を用いて以下のように定義する。
本実施形態では、仮想的なコーナーポール202の位置におけるカメラ101のレンズ部分と同等の高さの点を原点(0,0,0)とし、車両の縦方向(進行方向)をX軸、車両の横方向をY軸とし、それぞれ地面と平行となるように設定する。更に、地面と直交する方向(X−Y平面と直交する方向)をZ軸として設定する。即ち、X軸、Y軸、Z軸はそれぞれ、車両内部の空間を表現する座標軸であるx軸、y軸、z軸と同一方向に設定されており、それぞれが平行とされている。
上記した座標軸の定義に基づき、仮想目標物307の投影処理開始時において、車両外部の任意の点に設置される仮想目標物307の位置(これを、Pexとする)は、図5、図6に示すように、Pex=(−DP,WP,−HP)で示すことができる。また、点Pexは、車両内部の座標系に変換するとPin=(−(DP+dp),(WP+wp),−(HP+hp))で示すことができるので、仮想目標物307の上端部の車両外部の座標系における3次元座標を、P4out =(−DP,WP,HP),仮想目標物307の下端部の3次元座標をP5out=(−DP,WP,−(HP+LP))とすると、車両内部の座標系を用いてそれぞれ、P4in=(−(DP+dp),(WP+wp),−(HP+hp)), P5in=((−(DP+dp),(WP+wp),−(HP+LP+hp))で示すことができる、P2,P3と同様に、フロントガラス205に投影される仮想目標物映像516(516a)を作成することが可能となる。
以下では、フロントガラス205に投影されるコーナーポール映像211(211a)、仮想目標物映像516(516a)を作成する際の処理について説明する。
最初に、運転席に着座したドライバーに対応するコーナーポール映像を作成するために必要となるドライバーの眼の位置を算出する。車両内の運転席にドライバーが着座し、エンジンを起動させると、本実施形態に係るコーナーポール投影装置が起動し、カメラ101によるドライバー213の顔近傍の映像の撮影が開始される。
そして、ドライバー213がハンドルを握って運転姿勢となり、車両の発進動作を行うと、このときのドライバー213の映像がカメラ101にて撮影され、撮影された画像データは図1に示す映像解析部102に出力される。
映像解析部102は、カメラ101で撮影された画像データに基づいて、ドライバー213の顔近傍の映像を解析し、ドライバー213の眼線の高さを算出する。以下、図9を参照して、映像解析部102による処理手順について詳細に説明する。
カメラ101より出力される画像データは、まず眼検出部901に入力される。そして、該眼検出部901では、ドライバー213の顔近傍の映像に基づき、該ドライバー213の両眼の画像を抽出する。眼の画像の抽出方法としては、既に様々な研究論文や昨今のデジタルカメラに代表される顔検出機能、及び赤目抑制機能等から公知の手法を採用することができる。本実施形態では、比較的簡便な手法として、エッジ抽出に基づいた画像抽出方法を例に挙げて説明する。
眼検出部901では、入力された顔近傍の映像をグレースケール化し、そのグレー画像からエッジを抽出して2値映像を生成する。そして、生成した2値映像の、エッジから顔の輪郭を推定し、この輪郭内において眼が存在する眼領域への絞り込みを行う。更に、元の顔近傍の映像から白眼部分、及び黒眼部分の高コントラスト領域を抽出することにより、先に絞り込みを行った眼領域と、高コントラスト領域とが重複する領域を、眼に該当する領域として抽出する。こうして、図10(a)に示すように、眼領域を検出処理した2値画像を得ることができる。
更に、眼検出部901は、図10(b)に示すように、眼領域の上下、左右の各端部の画素位置(原点(0)からの画素数)を抽出し、眼領域上端の画素数u_e、及び下端の画素数d_eを図9に示す眼位置算出部902に出力する。
眼位置算出部902は、眼領域上端の画素数u_e、及び下端の画素数d_eに基づいて、眼の画像の中心位置の画素数c_eを、以下の(1)式により算出する。
c_e=u_e+(d_e−u_e)/2 …(1)
更に、(1)式で求めた中心位置の画素数c_eに基づいて、眼の画面中心からの画素数he(図10(a)参照)を、以下の(2)式により算出する。
he=(h/2)−c_e …(2)
(2)式において、「h」は、カメラ101の解像度の高さを表す画素数である。そして、上記の(2)式で算出した画素数heは、座標変換部903に出力される。
座標変換部903は、車両内部の空間を表現する3次元空間に基づく座標系にドライバー213の眼の位置座標を変換し、眼の位置の座標P1を算出する。また、座標変換部903には、上記の画素数heのデータと共に、図1に示した制御部106より内部バス108を介して、図4に示したカメラ101から、ドライバー213の顔位置412までの距離dmのデータが供給される。
ここで、距離dmは、運転席のスライドレール(シートを前後方向に移動させるためのレール)に設けられているスライドピッチの位置データを制御部106に送信し、この位置データに基づいて制御部106にて換算される距離として定義することができる。また、他の方法として、カーナビゲーション等の機器に装備されるユーザI/Fを、本実施形態のユーザI/F部107(図1参照)として利用することで、ユーザI/F部107を介して、ドライバーが直接的に制御部106に距離dmを入力する構成としても良い。
更に、カメラ101にて運転席のヘッドレストを撮影し、このヘッドレストの大きさに基づいて距離dmを算出することも可能である。具体的には、運転席のシートが最前部にあるとき、即ち、ヘッドレストがカメラ101から最も近い位置にあるとき、及び運転席のシートが最後部にあるとき、即ち、ヘッドレストがカメラ101から最も遠い位置にあるときに、該ヘッドレストをカメラ101で撮影し、各位置において画像内のヘッドレストの幅、或いは高さの画素数と、カメラ101から運転席までの距離との関係を示すマップを作成し、このマップを予めメモリ105(図1参照)に記憶しておく。そして、カメラ101で撮影された運転席のヘッドレストの映像から得られる画素数と、メモリ105に記憶したヘッドレストの画素数とに基づいて、上記の距離dmを求めることが可能となる。
そして、図9に示す座標変換部903は、カメラ101にて撮影された画像の画素数、及びカメラ101からドライバー213までの距離dmに基づいて、ドライバー213の眼の高さhmを以下の(3)式を用いて算出する。
hm=(2*dm*he/h)*tanφ …(3)
(3)式において、φはカメラ101の垂直方向の視野角(図4の符号411)である。こうして、ドライバー213の眼の位置の座標P1(dm,0,hm)を算出することができる。そして、この座標データは、図1に示す映像合成部103に出力される。
映像合成部103では、投影部104にて投影するコーナーポール映像211を作成する。該映像合成部103では、まず、映像解析部102にて算出されたドライバー213の眼の位置の座標P1と、仮想的に配置されるコーナーポール202の上端部の座標P2、及び下端部の座標P3に基づいて、コーナーポール映像211として投射する映像面内のコーナーポール202の位置を算出する。
図11は、ドライバー213の視界上にある車両ボディ201の左前部分に、あたかもコーナーポール202が設置されているかのように、投影装置204から投影されるフロントガラス205上の投影面にコーナーポール映像211を投影する場合の一例を示す説明図である。
ここでは、説明を簡単にするために、ドライバー213の眼の位置となる座標をP1(x1,y1,z1)とし、仮想的に配置されるコーナーポール202の上端部の座標をP2(x2,y2,z2)とし、フロントガラス205上に投射される映像平面904の方程式をF(x,y,z)=ax+by+cz+d=0とする。
そして、ドライバー213の目線から見た仮想的なコーナーポール202と、該ドライバー213の眼の位置とを結ぶ直線を設定し、この直線と映像平面との交点をQ(xq,yq,zq)とすると、交点Qがフロントガラス205に投影されるコーナーポール映像211の上端部の位置となり、投影部104(図1参照)は、交点Qの座標にコーナーポール映像211の上端部が投影されるように調整する。以下に、交点Qの座標の計算手順について説明する。
初めに、点P1(x1,y1,z1)と、点P2(x2,y2,z2)とを結ぶ直線の単位ベクトルeを求める。
点P1から点P2に向くベクトルvは、次の(4)式で示される。
また、点P1と点P2との間の距離lは、次の(5)式で示される。
従って、ベクトルvの単位ベクトルeは、次の(6)式で示される。
交点Qは、点P1と点P2を結ぶ直線上の点であり、点P1から距離kにある直線上の点として、次の(7)式で示される。
交点Qが映像平面904上に存在する条件は、平面方程式F(x,y,z)=0を満たすことであるので、次の(8)式となる。
そして、上記の(8)式を変形すると、次の(9)式により距離kを算出することができる。
そして、(9)式で算出された距離kを、上述の(7)式に代入して、交点Qを求めることができる。
同様にして、コーナーポール映像211の下端部の座標を求めることにより、フロントガラス205上に投影されるコーナーポール映像211の位置を算出することができる。
こうして、算出されたコーナーポール映像211の位置に、メモリ105に記録されているコーナーポール画像を読み出して、コーナーポール202に対応する上端部及び下端部の座標の範囲にコーナーポール映像211が収まるように拡大縮小処理を実施して、コーナーポール映像211を作成し、投影画面に合成してコーナーポール映像211として出力する。
投影部104では、映像合成部103より出力されたコーナーポール映像211をフロントガラス205上に投影する。
また、ドライバー213がユーザI/F部107を介して、仮想目標物の表示を指示すると、映像合成部103は前述したコーナーポール映像211に加え、車外の任意の点に目標物が仮想的に設置されているように、仮想目標物映像516を投影する。映像合成部103では前述した方法により、仮想目標物の座標を車内の座標系に変換し、前述したコーナーポール映像211映像と同様の方法で、フロントガラス205上に投影される仮想目標物映像516の位置を算出する。
図7に仮想目標物の形状の一例を示す。目標物が仮想的に設置される点は、既定されていても良いし、ドライバー213がユーザI/F部107を介して位置を設定できるようにしても良い。この際、実座標において固定されているものとする。
更に、ドライバーによる運転操作により車両位置が変化すると、自車位置解析部110においてセンサ109からの運転情報に基づいて、車両の位置を解析し、順次映像合成部103に出力する。図8に車両位置移動後の仮想目標物の位置の一例を示す。目標物投影処理開始時の車両を符号801、仮想コーナーポール位置を符号802、時間Tが経過後の車両を符号803、仮想コーナーポール位置を符号804、仮想目標物を符号805とする。
図8に示すように、車両位置及び仮想コーナーポールの位置802はドライバー213の運転操作により移動するが、仮想目標物805は、実座標において固定されている。よって、ドライバー213はコーナーポール映像211と同時に実座標を固定した仮想目標物805を見ることとなり、運動視差によってより距離感が掴みやすくなる。
以上のように、逐次カメラ101にて撮影されるドライバー213の顔画像を解析して、顔の向きを検出し、ドライバー213の顔の向きに応じたコーナーポール映像211、及び仮想目標物映像516をフロントガラス205上に投影する。
コーナーポール映像211が必要でない場合には、ドライバー213は、ユーザI/F部107を介して、投影を停止するコマンドを送信して、制御部106から内部バス108を介して投影部104に投影をしないように制御することも可能である。
また、ユーザI/F部107から、フロントガラス205上に投影されたコーナーポール映像211を、実際にコーナーポール202が設置される車両左前部に位置合わせの微小調整をすることも可能である。この場合、最初に投影されたコーナーポール映像211のコーナーポール投影部の下端部と車両左前部、即ちボンネットの上部とが重なるようにコーナーポール映像211を上下左右に移動させることで調整可能である。
更に、ユーザI/F部107から手動で初期設定を開始することも可能であり、例えば長時間の運転に因る疲労で運転姿勢を変える場合や、高速道路運転時に座席位置を変更する場合等に、ユーザI/F部107で提供される初期設定コマンドを送信することが実現される。
このようにして、本実施形態に係るコーナーポール投影装置では、ドライバー213の顔を撮影・解析して、眼の位置を検出することで、ドライバー213の身長や座席位置に関係なく、コーナーポール映像211がドライバー213の視界に映るようにするので、ドライバー213の身長、体格に関係なく、コーナーポール映像211を視認させることができる。
また、コーナーポール映像211に加えて、実座標を固定した仮想目標物映像516を合わせて投影するので、運動視差による距離感を掴みやすくすることができる。更に、車両外装に直接コーナーポールを設置する必要が無いので、見栄えを良くすることができる。
以上、本発明のコーナーポール投影装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
本発明は、コーナーポール映像211をフロントガラス205に表示することにより、ドライバー213の運転操作を支援することに利用することができる。
101 カメラ
102 映像解析部
103 映像合成部
104 投影部
105 メモリ
106 制御部
107 ユーザI/F部
108 内部バス
109 センサ
110 自車位置解析部
201 車両ボディ
202 コーナーポール
204 投影装置
205 フロントガラス
211,211a コーナーポール映像
213,213a ドライバー
302 車両ボンネット
307 仮想目標物
516,516a 仮想目標物映像
901 眼検出部
902 眼位置算出部
903 座標変換部
904 映像平面

Claims (1)

  1. ステアリング操作、或いは車速に応じて自車位置を解析する自車位置解析手段と、
    ドライバの顔を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段で撮影された映像からドライバーの眼の位置を解析・検出する映像解析手段と、
    コーナーポール画像、及び仮想目標物画像を記録する記憶手段と、
    前記映像解析手段で解析されたドライバーの眼の位置、及び前記自車位置解析手段で解析された自車位置に合わせて、前記記憶手段に記録されているコーナーポール画像、及び仮想目標物画像を読み込み、拡大縮小して投影像を作成する映像合成手段と、
    前記映像合成手段で作成されたコーナーポール映像、及び仮想目標物映像をフロントガラスに投影する投影手段と、
    ドライバーによる操作指令を入力する入力手段と、
    を備えたことを特徴とするコーナーポール投影装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105636830A (zh) * 2014-10-22 2016-06-01 深圳瀚飞科技开发有限公司 车用后视投影仪
JP2017502876A (ja) * 2014-02-24 2017-01-26 インテル コーポレイション 車両のミラー調整
KR101760995B1 (ko) 2014-02-13 2017-07-24 가부시키가이샤 고이토 세이사꾸쇼 차량의 운전 지원 장치

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