JP2012126219A - シート検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像時に乗員による隠蔽が生じた場合であってもシートを適切に検知する。
【解決手段】シート検知装置10は、車室内の撮像領域を撮像して3次元空間での撮像領域の距離の情報を有する距離画像を生成する処理部23と、距離画像に基づき、車室内のシート16のヘッドレストの位置およびシート16の腰部の位置を検知するヘッドレスト位置算出部53および腰部位置算出部56と、ヘッドレスト位置算出部53および腰部位置算出部56により検知されたヘッドレストの位置および腰部の位置に基づき、シート16の前面形状を算出する前面形状算出部57と、距離画像において、前面形状算出部57により算出された前面形状よりも車両後方側の領域をシート16の領域であると検知するシート領域検知部58とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、シート検知装置に関する。
従来、例えば、シートバック側縁部の背面側でシート後方から前方に走査して、最初に検出される形状の点列からシートバックの背面とシートバック肩部を検出する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、例えばカメラの単一視点によって乗員の表面立体形状を検出するとともに、この単一視点の影部分となる裏側形状を規定する基準面をシート情報に基づいて設定し、表面立体形状と基準面とから乗員の体積を算出する装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−1136号公報 特開2006−176075号公報
ところで、上記従来技術に係る装置においては、例えばカメラの撮影方向などに応じて、乗員によってシートの特定部位が隠蔽されていると、シートバックの背面とシートバック肩部を精度良く検出することができなかったり、シートの特定部位の表面に沿って形成される基準面を適切に設定することが困難になる場合が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、撮像時に乗員による隠蔽が生じた場合であってもシートを精度良く検知することが可能なシート検知装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1態様に係るシート検知装置は、車室内の撮像領域を撮像して撮像結果を出力する撮像手段(例えば、実施の形態での受光部22)と、前記撮像結果に基づき、3次元空間での前記撮像領域の距離の情報を有する距離画像を生成する距離画像生成手段(例えば、実施の形態での処理部23)と、前記距離画像に基づき、前記車室内のシートのヘッドレストの位置および前記シートの腰部の位置を検知する位置検知手段(例えば、実施の形態でのヘッドレスト位置算出部53、腰部位置算出部56)と、前記ヘッドレストの位置および前記腰部の位置に基づき、前記シートの前面形状を算出する前面形状算出手段(例えば、実施の形態での前面形状算出部57)と、前記距離画像において、前記前面形状算出手段により算出された前記前面形状よりも車両後方側の領域を前記シートの領域であると検知するシート領域検知手段(例えば、実施の形態でのシート領域検知部58)とを備える。
さらに、本発明の第2態様に係るシート検知装置では、前記位置検知手段は、前記距離画像に基づいて、前記ヘッドレストの位置を中心とする2つの異なる円弧間において前記シートの腰部の領域を探索する腰部領域探索手段(例えば、実施の形態での腰部領域探索部54)と、前記腰部の領域の車両後方側の端部と前記ヘッドレストの位置とを含む直線に直交する方向での前記腰部の領域の厚さを検知する腰部厚さ検知手段(例えば、実施の形態での腰部厚さ検知部55)と、前記腰部の領域の厚さが所定厚さ以上の場合には、前記腰部の領域の厚さから予め記憶している所定シート厚さを車両後方側から差し引いて前記腰部の位置を算出し、前記腰部の領域の厚さが前記所定厚さ未満の場合には、前記腰部の領域の厚さから予め記憶している所定人体厚さを車両前方側から差し引いて前記腰部の位置を算出する腰部位置算出手段(例えば、実施の形態での腰部位置算出部56)とを備える。
さらに、本発明の第3態様に係るシート検知装置では、前記位置検知手段は、前記距離画像を構成する複数の画素毎に前記3次元空間での法線方向を算出し、該法線方向が車両左右方向に傾く角度が所定閾角度以下である領域を正面領域として前記距離画像から抽出する正面領域抽出手段(例えば、実施の形態での正面領域抽出部52)と、前記正面領域のうち前記車両左右方向の位置が所定位置範囲内かつ前記車両左右方向の長さが所定長さ範囲内である前記正面領域をヘッドレスト領域であると検知し、該ヘッドレスト領域に基づき前記ヘッドレストの位置を算出するヘッドレスト位置算出手段(例えば、実施の形態でのヘッドレスト位置算出部53)とを備える。
さらに、本発明の第4態様に係るシート検知装置は、前記車室内の乗員の頭部領域の位置を取得する頭部領域位置取得手段(例えば、実施の形態での頭部領域位置取得部81)を備え、前記位置検知手段は、前記頭部領域の位置に基づき前記ヘッドレストの位置を検知するヘッドレスト位置検知手段(例えば、実施の形態でのヘッドレスト位置算出部53)を備える。
本発明の第1態様に係るシート検知装置によれば、シートは背もたれの角度が変化した場合であっても、ヘッドレストの位置と腰部の位置との相対的な位置関係は不変であることから、撮像時に乗員による隠蔽が生じた場合であっても、ヘッドレストおよび腰部の位置からシートの前面形状を精度良く算出することができる。これにより、前面形状よりも車両後方側に存在するシートの領域を精度良く検知することができる。
さらに、本発明の第2態様に係るシート検知装置によれば、腰部の領域の厚さが所定厚さ以上の場合には、シートと乗員との両方が適切に撮像されていると判断して、乗員に比べて位置変動が限定的なシート側の厚さ(所定シート厚さ)を腰部の領域の厚さから差し引くことによって腰部の位置を精度良く算出することができる。
また、腰部の領域の厚さが所定厚さ未満の場合には、シートが乗員によって隠蔽されていると判断して、腰部の領域の厚さから所定人体厚さを差し引くことによって腰部の位置を精度良く算出することができる。
さらに、本発明の第3態様に係るシート検知装置によれば、演算負荷が増大することを防止しつつヘッドレストの位置を精度良く算出することができる。
さらに、本発明の第4態様に係るシート検知装置によれば、乗員の頭部領域の位置に対する相対的な位置関係に応じてヘッドレストの位置を精度良く検知することができる。
本発明の実施の形態に係るシート検知装置の構成図である。 本発明の実施の形態に係るシート検知装置の構成図である。 本発明の実施の形態に係るシート座標系での法線ベクトルN(v,u)と正面領域SAとの対応関係の一例を示す図と、距離画像から抽出された正面領域SAの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るTH画像においてヘッドレストの位置を中心とする2つの異なる円弧間の所定中心角範囲において探索されたシートの腰部の領域の厚さの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る単眼距離画像センサから見てシートおよび乗員の両方が適度に撮像可能である場合の腰部の位置の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る単眼距離画像センサから見てほぼ乗員のみが撮像可能である場合の腰部の位置の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るシートの前面形状の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るシートおよびシートに着座した乗員が存在する画像領域を含む画像と、乗員が存在する画像領域のみを含む画像との例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るシート検知装置の動作を示すフローチャートである。 図9に示す内正面領域抽出の処理を示すフローチャートである。 図9に示すヘッドレスト位置算出の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に係るシート検知装置の構成図である。 本発明の実施の形態に係る単眼距離画像センサから見てヘッドレストおよび乗員の頭部領域の両方が適度に撮像可能である場合のヘッドレストの位置の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る単眼距離画像センサから見てほぼ乗員の頭部領域のみが撮像可能である場合のヘッドレストの位置の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るシート検知装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態によるシート検知装置10は、例えば図1、図2に示すように、単眼距離画像センサ11と、制御装置12とを備えて構成され、例えば車両13に搭載されたエアバッグ(例えば、フロントエアバッグ)14の展開を制御するエアバッグシステム15の一部を構成している。
単眼距離画像センサ11は単眼の撮像装置であって、例えば、車両13のルーフ前部の中央部(例えば、左右のサンバイザー間の位置など)に配置され、少なくとも車室内のシート16(例えば、助手席)およびシート16に着座した乗員やシート16に設置されたチャイルドシートなどを撮像対象として含み、これらの撮像対象を斜め上方の前方側から撮像するように設定されている。
単眼距離画像センサ11は、例えば、発光部21と、受光部22と、処理部23とを備えて構成されている。
発光部21は、例えば、赤外線領域の光を発光するLEDなどの発光体31と、発光体31の発光を制御する駆動回路32と、発光体31の発光による光を撮像対象に向けて拡散させる散乱板33とを備えて構成されている。
駆動回路32は、例えば、受光部22から出力される発光制御の指令信号と、処理部23から出力される光量制御の指令信号とに応じて制御される。
受光部22から出力される発光制御の指令信号は、発光部21の動作と受光部22の動作との同期をとって、発光部21から出力された発光パルスと、この発光パルスが撮像対象で反射されて受光部22に入力されて成る受光パルスとの位相差(時間差)を検知可能にするために、発光パルスの発光タイミングを指示する。
処理部23から出力される光量制御の指令信号は、発光部21から出力される発光パルスの発光量を指示する。
受光部22は、例えば、発光部21から撮像対象に向けて照射された発光パルスが撮像対象で反射されてなる受光パルスを受けるレンズ36と、フィルター37と、レンズ36およびフィルター37を透過した受光パルスを検出するCMOSセンサなどの受光素子38とを備えて構成されている。
受光部22は、処理部23から出力される制御信号に応じて発光部21に発光制御の指令信号を出力すると共に、受光素子38による受光パルスの検出結果として画像データを出力する。
この画像データは、受光素子38において受光パルスが検出された位置(つまり、撮像対象での発光パルスの反射点の位置)に対応する二次元配列の画素から構成され、各画素は、受光素子38で検出された受光パルスの光量(つまり、パルス数)の情報と、発光パルスと受光パルスとの位相差(時間差)の情報とを有している。
処理部23は、発光部21に光量制御の指令信号を出力すると共に、受光部22に各種動作を指示する制御信号を出力しており、例えば、距離画像生成部41と、輝度画像生成部42とを備えて構成されている。
距離画像生成部41は、受光部22から出力された画像データに基づき、各画素毎に、発光パルスと受光パルスとの位相差(時間差)の情報と発光パルスおよび受光パルスの速度(つまり光の速度)とから、3次元空間での単眼距離画像センサ11から撮像対象の反射点までの距離の情報を生成する。そして、二次元配列の各画素毎に単眼距離画像センサ11から撮像対象までの距離を示す距離画像を生成して、この距離画像を制御装置12に出力する。
輝度画像生成部42は、受光部22から出力される画像データに基づき、二次元配列の各画素毎に受光素子38により検出された受光パルスの光量(つまり、パルス数)を示す輝度画像を生成して、この輝度画像を制御装置12に出力する。
制御装置12は、例えば、画像処理部51と、正面領域抽出部52と、ヘッドレスト位置算出部53と、腰部領域探索部54と、腰部厚さ検知部55と、腰部位置算出部56と、前面形状算出部57と、シート領域検知部58と、乗員判定部59と、駆動制御部60とを備えて構成されている。
画像処理部51は、先ず、単眼距離画像センサ11から出力された距離画像に基づき、二次元配列の各画素毎の距離の情報に対応する3次元空間での撮像対象の反射点の位置をカメラ座標系で記述し、このカメラ座標系での各軸成分(X座標、Y座標、Z座標)を、二次元配列の各画素毎に対応させて示す3つのX画像およびY画像およびZ画像(XYZ画像)を生成する。
なお、カメラ座標系は、例えば単眼距離画像センサ11の受光素子38の撮像面に直交する受光軸をZ軸とするXYZ座標系である。
そして、これらのXYZ画像に対して、輝度画像を参照して平滑化およびノイズ除去などの画像処理を行なう。
さらに、画像処理部51は、カメラ座標系での各軸成分(X座標、Y座標、Z座標)を、シート座標系つまり車両前後方向をT軸かつ車両左右方向をB軸かつ車両上下方向をH軸とするTBH座標系での各軸成分(T座標、B座標、H座標)に変換して、予め記憶している車室内の所定の構造物(例えば、ピラー、ドア、ダッシュボード、センターコンソールなど)に関連するデータを除去する。
そして、このデータ除去後のシート座標系での各軸成分(T座標、B座標、H座標)をカメラ座標系での各軸成分(X座標、Y座標、Z座標)に変換して、この変換後の各軸成分(X座標、Y座標、Z座標)による3つのX画像およびY画像およびZ画像(XYZ画像)を出力する。
正面領域抽出部52は、距離画像を構成する複数の画素毎に3次元空間での法線方向を算出し、該法線方向が車両左右方向に傾く角度が所定閾角度以下である領域を正面領域として距離画像から抽出する。
先ず、正面領域抽出部52は、画像処理部51から出力された3つのXYZ画像に対して、例えばソーベルフィルターなどの偏微分フィルターによる畳み込み演算により、各画素毎に横方向の偏微分と縦方向の偏微分とを行なうことによって、3つのXYZ画像毎に横偏微分画像(X横偏微分画像Xu、Y横偏微分画像Yu、Z横偏微分画像Zu)および縦偏微分画像(X縦偏微分画像Xv、Y縦偏微分画像Yv、Z縦偏微分画像Zv)を算出する。
そして、正面領域抽出部52は、例えば下記数式(1)に示すように記述される縦画素vおよび横画素uで指定される距離画像の各画素(v,u)毎の法線ベクトルN(v,u)を、各横偏微分画像の画素値(X横偏微分画像Xu(v,u)、Y横偏微分画像Yu(v,u)、Z横偏微分画像Zu(v,u))および各縦偏微分画像の画素値(X縦偏微分画像Xv(v,u)、Y縦偏微分画像Yv(v,u)、Z縦偏微分画像Zv(v,u))と、カメラ座標系での各軸(X軸、Y軸、Z軸)の単位ベクトル(i、j、k)とに基づき算出する。
そして、正面領域抽出部52は、例えば図3(A),(B)に示すように、法線ベクトルN(v,u)が車両左右方向(B方向)に傾く角度が所定閾角度以下である領域を正面領域SAとして距離画像から抽出する。
ヘッドレスト位置算出部53は、正面領域抽出部52により抽出された複数の正面領域SA毎に、シート座標系でのB軸の最大値および最小値から、車両左右方向(B方向)の位置(例えば、中心位置など)および長さ(B方向幅)を算出する。
そして、車両左右方向(B方向)の位置が所定位置範囲内かつ車両左右方向(B方向)の長さが所定長さ範囲内である正面領域SAを、シート16のヘッドレスト16aが存在するヘッドレスト領域であると検知し、該ヘッドレスト領域に基づきヘッドレスト16aの位置(例えば、3次元空間での中心位置など)を算出する。
なお、車両左右方向(B方向)の位置に対する所定位置範囲および車両左右方向(B方向)の長さに対する所定長さ範囲は、シート16のヘッドレスト16aを抽出するために予め記憶されている値である。例えば図3に示すように、ヘッドレスト位置算出部53により算出されるヘッドレスト16aのB方向長さLB1は所定長さ範囲内となり、ヘッドレスト位置算出部53により算出されるバックレスト16bのB方向長さLB2は所定長さ範囲よりも長くなるように設定されている。
腰部領域探索部54は、ヘッドレスト位置算出部53により算出されたヘッドレスト16aの位置に基づき、ヘッドレスト16aの位置を中心とする2つの異なる円弧Ca,Cb間においてシート16の腰部の領域を探索する。
先ず、腰部領域探索部54は、例えば図4(A)〜(C)に示すように、カメラ座標系のXYZ画像に基づきシート座標系でのT軸およびH軸の2次元座標によるTH画像(つまり、単眼距離画像センサ11の撮像領域を車両左右方向から見たサイドビュー画像)を生成する。
そして、TH画像上において、ヘッドレスト16aの位置Pを中心とする2つの異なる円弧Ca,Cbを設定し、これら2つの異なる円弧Ca,Cb間の所定中心角範囲を探索領域として設定する。
なお、シート16はシートバック16bの角度が変化した場合であっても、ヘッドレスト16aの位置Pと腰部の位置(例えば、腰部の中心位置など)との相対的な位置関係は不変であることに基づいて、2つの異なる円弧Ca,Cbの各半径として、腰部の位置の範囲を指定する所定の異なる固定値が予め記憶されている。
また、所定中心角範囲は、例えば、ヘッドレスト16aの位置Pから車両上下方向の下方に向かう軸線AHを基準として、ヘッドレスト16aの位置Pから車両前後方向の前方に向かう軸線ATまでに到る90°の範囲とされている。
そして、腰部領域探索部54は、例えば図4(A)に示すように、TH画像上において軸線AHを基準として中心角θを90°まで徐々に増大させつつ、2つの異なる円弧Ca,Cb間の領域でデータ点の存在を探索する。
そして、例えば図4(B)に示すように、データ点が存在する領域をシート16の腰部の領域Bであると検知する。
腰部厚さ検知部55は、例えば図4(C)に示すように、腰部領域探索部54により探索された腰部の領域Bの車両後方側の端部Baとヘッドレスト16aの位置Pとを含む直線ALに直交する方向での腰部の領域Bの厚さBWを検知する。
腰部位置算出部56は、例えば図5(A)〜(C)に示すように、単眼距離画像センサ11から見てシート16および乗員Mの両方が適度に撮像可能であることに伴って、腰部厚さ検知部55により検知された腰部の領域Bの厚さBWが所定厚さ以上の場合には、腰部の領域Bの厚さBWから予め記憶している所定シート厚さSWを車両後方側から差し引いて腰部の位置BPを算出する。
一方、例えば図6(A)〜(C)に示すように、単眼距離画像センサ11から見てほぼ乗員Mのみが撮像可能であることに伴って、腰部厚さ検知部55により検知された腰部の領域Bの厚さBWが所定厚さ未満の場合には、腰部の領域Bの厚さBWから予め記憶している所定人体厚さHWを車両前方側から差し引いて腰部の位置BPを算出する。
前面形状算出部57は、ヘッドレスト16aの位置Pおよび腰部位置算出部56により算出された腰部の位置BPに基づき、シート16の前面形状を算出する。
例えば図7(A)〜(C)に示すように、前面形状算出部57は、TH画像上においてヘッドレスト16aの位置Pおよび腰部の位置BPを含む直線を、シートバック16bの前面側の表面上での車両左右方向の中央部を近似して示す近似直線SLとする。
そして、この近似直線SLから車両左右方向の両端部SHL,SHRに向かうことに伴い、漸次、車両前後方向の前方側に突出するようにして形成されるV字型溝の溝面を、シート16の前面形状FSとする。
シート領域検知部58は、前面形状算出部57により算出された前面形状FSよりも車両前後方向の後方側の領域をシート16の領域であると検知し、このシート16の領域をXYZ画像から除去する。
これにより、例えば図8(A)に示すようにシート16およびシート16に着座した乗員Mが存在する画像領域を含む画像から、例えば図8(B)に示すような乗員が存在する画像領域のみを含む画像が得られる。
なお、図8(A),(B)には、XYZ座標系でのXYZ画像に対応する輝度画像を示した。
なお、シート領域検知部58は、前面形状算出部57により算出された前面形状FSに加えて、ヘッドレスト16aの前面形状FSHとして、例えば図7(B),(C)に示すように、近似直線SLに対して車両前後方向の前方側に所定角度φだけ傾く平面を設定してもよい。
この場合、シート領域検知部58は、前面形状FSおよび前面形状FSHよりも車両前後方向の後方側の領域をシート16の領域であると検知し、このシート16の領域をXYZ画像から除去する。
乗員判定部59は、シート領域検知部58によりシート16の領域が除去されたXYZ画像に基づき、乗員の種別や姿勢や各種の補助シート(チャイルドシートやブースターシートなど)の有無などを判定する。
駆動制御部60は、乗員判定部60による判定結果と、例えば車両13の急減速を検出する加速度センサなどの衝突センサ70から出力される検出結果の信号とに基づき、車両13に搭載されたエアバッグ(例えば、フロントエアバッグ)14の展開を制御する。
本実施の形態によるシート検知装置10は上記構成を備えており、次に、このシート検知装置10の動作について説明する。
先ず、例えば図9に示すステップS01においては、単眼距離画像センサ11から出力された距離画像に対する前処理として、カメラ座標系でのXYZ画像を生成し、これらのXYZ画像に対して輝度画像を参照して平滑化およびノイズ除去などの画像処理を行なう。
そして、画像処理後のXYZ画像を、一時的にシート座標系の画像に変換して車室内の所定の構造物(例えば、ピラー、ドア、ダッシュボード、センターコンソールなど)に関連するデータを除去し、この除去後の画像を、再びカメラ座標系でのXYZ画像に変換する。
次に、ステップS02〜ステップS03においては、ヘッドレスト16aの位置を検知する処理を行なう。
先ず、ステップS02においては、距離画像から正面領域を抽出する正面領域抽出の処理を行なう。
次に、ステップS03においては、正面領域に基づきヘッドレスト16aの位置(3次元空間での中心位置など)を算出するヘッドレスト位置算出の処理を行なう。
次に、ステップS04〜ステップS06においては、シート16の腰部の位置を検知する処理を行なう。
先ず、ステップS04においては、ヘッドレスト16aの位置に基づき、ヘッドレスト16aの位置を中心とする2つの異なる円弧Ca,Cb間においてシート16の腰部の領域を探索する。
このステップS04においては、例えばTH画像上においてヘッドレスト16aの位置Pから車両上下方向の下方に向かう軸線AHを基準とし、さらに、ヘッドレスト16aの位置Pから車両前後方向の前方に向かう軸線ATを設定する。そして、軸線AHから軸線ATまでに到るようにして、2つの異なる円弧Ca,Cbの中心角θを90°まで徐々に増大させつつ、円弧Ca,Cb間の領域でデータ点の存在を探索する。そして、データ点が存在する領域をシート16の腰部の領域Bであると検知する。
次に、ステップS05においては、シート16の腰部の領域の厚さ、例えば腰部の領域Bの車両後方側の端部Baとヘッドレスト16aの位置Pとを含む直線ALに直交する方向での腰部の領域Bの厚さBWを検知する。
次に、ステップS06においては、シート16の腰部の領域の厚さに基づき、シート16の腰部の位置(例えば、シートバック16bの前面側の表面上での位置など)を算出する。
例えば、腰部の領域Bの厚さBWが所定厚さ以上の場合には、腰部の領域Bの厚さBWから所定シート厚さSWを車両後方側から差し引いて腰部の位置BPを算出し、腰部の領域Bの厚さBWが所定厚さ未満の場合には、腰部の領域Bの厚さBWから所定人体厚さHWを車両前方側から差し引いて腰部の位置BPを算出する。
次に、ステップS07〜ステップS08においては、シート16の領域をXYZ画像から除去する処理を行なう。
先ず、ステップS07においては、ヘッドレスト16aの位置Pおよび腰部位置算出部56により算出された腰部の位置BPに基づき、シート16の前面形状を算出する。
例えば、TH画像上においてヘッドレスト16aの位置Pおよび腰部の位置BPを含む直線を、シートバック16bの前面側の表面上での車両左右方向の中央部を近似して示す近似直線SLとする。そして、この近似直線SLから車両左右方向の両端部SHL,SHRに向かうことに伴い、漸次、車両前後方向の前方側に突出するようにして形成されるV字型溝の溝面を、シート16の前面形状FSとする。
次に、ステップS08においては、前面形状FSよりも車両前後方向の後方側の領域をシート16の領域であると検知し、このシート16の領域をXYZ画像から除去する。
次に、ステップS09においては、シート16の領域が除去されたXYZ画像に基づき、乗員の種別や姿勢や各種の補助シート(チャイルドシートやブースターシートなど)の有無などを判定する乗員判定の処理を行なう。
次に、ステップS10においては、乗員判定の処理による判定結果と、例えば車両13の急減速を検出する加速度センサなどの衝突センサ70から出力される検出結果の信号とに基づき、車両13に搭載されたエアバッグ(例えば、フロントエアバッグ)14の展開を制御し、エンドに進む。
以下に、上述したステップS02での正面領域抽出の処理について説明する。
先ず、例えば図10に示すステップS21においては、3つのXYZ画像に対して、例えばソーベルフィルターなどの偏微分フィルターによる畳み込み演算により、各画素毎に横方向の偏微分と縦方向の偏微分とを行なうことによって、3つのXYZ画像毎に横偏微分画像および縦偏微分画像を算出する。
次に、ステップS22においては、上記数式(1)を用いて、横偏微分画像および縦偏微分画像と、カメラ座標系での各軸(X軸、Y軸、Z軸)の単位ベクトルとにより、縦画素vおよび横画素uで指定される距離画像の各画素(v,u)毎の法線ベクトルN(v,u)を算出する。
次に、ステップS23においては、距離画像の各画素(v,u)毎の法線ベクトルN(v,u)が車両左右方向(B方向)に傾く角度が所定閾角度以下である領域を正面領域SAとして距離画像から抽出する。
以下に、上述したステップS03でのヘッドレスト位置算出の処理について説明する。
先ず、例えば図11に示すステップS31においては、正面領域SAのシート座標系でのB軸の最大値および最小値から、車両左右方向(B方向)の位置(例えば、中心位置など)および長さ(B方向幅)を算出する。
次に、ステップS32においては、B方向の位置が所定位置範囲かつB方向幅が所定長さ範囲の正面領域SAを、シート16のヘッドレスト16aが存在するヘッドレスト領域であると検知する。
次に、ステップS33においては、ヘッドレスト領域に基づきヘッドレスト16aの位置(例えば、3次元空間での中心位置など)を算出する。
上述したように、本実施の形態によるシート検知装置10によれば、シート16はシートバック16bの角度が変化した場合であっても、ヘッドレスト16aの位置と腰部の位置との相対的な位置関係は不変であることから、撮像時に乗員による隠蔽が生じた場合であっても、ヘッドレスト16aおよび腰部の位置からシート16の前面形状を精度良く算出することができる。これにより、前面形状よりも車両後方側に存在するシート16の領域を精度良く検知することができる。
さらに、シート16の腰部の領域の厚さが所定厚さ以上の場合には、シート16と乗員との両方が適切に撮像されていると判断して、乗員に比べて位置変動が限定的なシート16側の厚さ(所定シート厚さSW)を腰部の領域の厚さBWから差し引くことによって腰部の位置BPを精度良く算出することができる。
また、腰部の領域の厚さが所定厚さ未満の場合には、シート16が乗員によって隠蔽されていると判断して、腰部の領域の厚さBWから所定人体厚さHWを差し引くことによって腰部の位置BPを精度良く算出することができる。
さらに、法線ベクトルN(v,u)が車両左右方向(B方向)に傾く角度が所定閾角度以下である領域を正面領域SAとし、B方向の位置が所定位置範囲かつB方向幅が所定長さ範囲の正面領域SAを、シート16のヘッドレスト16aが存在するヘッドレスト領域であると検知することにより、演算負荷が増大することを防止しつつヘッドレスト16aの位置を精度良く算出することができる。
なお、上述した実施の形態において、ヘッドレスト位置算出部53は、適宜のラベリング処理によって得られる画像、つまり複数の分離された画像領域により構成される画像を参照して、正面領域SAが抽出された各画像領域毎に、シート16のヘッドレスト16aに特徴的な形状(B方向の位置が所定位置範囲かつB方向幅が所定長さ範囲の形状)を有するか否かの判定を行なってもよい。
このラベリング処理は、例えば、シート16のヘッドレスト16aが、所定の大きさの球形状領域として検知可能であることに基づいて実行され、先ず、距離画像を構成する複数の画素(v,u)毎に3次元空間での法線ベクトルN(v,u)の逆方向に固定長の逆ベクトルを算出し、該逆ベクトルにより指定される3次元空間での位置座標を内部座標とする。
そして、3次元空間を構成する複数の単位空間毎に該単位空間内に含まれる内部座標の総数に係るスコア値を算出し、複数の画素毎に対応する内部座標が含まれる単位空間のスコア値を、所定の大きさの球形状の指標として、複数の画素毎に対応させて示すスコア画像を生成する。
そして、3次元空間での複数の内部座標の分布に対してエッジを抽出し、該エッジに応じて複数に分割された画像領域により構成される内部エッジ画像を生成し、各画像領域に異なるラベルを設定する。
なお、上述した実施の形態において、ヘッドレスト位置算出部53は、正面領域抽出部52により抽出された正面領域SAに基づいてヘッドレスト16aの位置を算出するとしたが、これに限定されず、例えば図13に示す上述した実施の形態の変形例に係るシート検知装置10のように、正面領域抽出部52を省略し、正面領域抽出部52の代わりに、車室内の乗員の頭部領域の位置を取得する頭部領域位置取得部81を備えてもよい。
この変形例では、ヘッドレスト位置算出部53は、頭部領域位置取得部81により取得された乗員の頭部領域の位置に基づいてヘッドレスト16aの位置を算出する。
先ず、ヘッドレスト位置算出部53は、頭部領域位置取得部81により取得された乗員の頭部領域から後方側および上方側にヘッドレスト16aの位置の探索領域EAを設定する。
そして、例えば図13(A)に示すように、単眼距離画像センサ11から見てシート16のヘッドレスト16aおよび乗員Mの頭部領域HAの両方が適度に撮像可能である場合には、ヘッドレスト位置算出部53は、例えば図13(B),(C)に示すような適宜のラベリング処理によって得られる画像、つまり複数の分離された画像領域PA1,…により構成される画像を取得する。
この画像において、ヘッドレスト位置算出部53は、車両上下方向の上方側に最も高い位置に存在する画像領域PA1をヘッドレスト16aが存在する領域であると検知する。
そして、この画像領域PA1における所定位置(例えば、中心位置など)をヘッドレスト16aの位置Pであると検知する。
一方、例えば図14(A)に示すように、単眼距離画像センサ11から見てほぼ乗員Mの頭部領域HAのみが撮像可能である場合には、ヘッドレスト位置算出部53は、例えば図14(B),(C)に示すような適宜のラベリング処理によって得られる画像、つまり複数の分離された画像領域PB1,…により構成される画像を取得する。
この画像において、ヘッドレスト位置算出部53は、頭部領域HAの後方直近の位置をヘッドレスト16aの位置Pであると検知する。
なお、この変形例において、頭部領域位置取得部81は、例えば、適宜の特徴量抽出や、テンプレートマッチングや、人体モデルとの比較などの各種の処理によって、乗員の頭部領域を距離画像から取得することができる。
例えば、所定の大きさの球形状の領域を距離画像から抽出する処理では、頭部領域位置取得部81は、先ず、距離画像を構成する複数の画素(v,u)毎に3次元空間での法線ベクトルN(v,u)の逆方向に固定長の逆ベクトルを算出し、該逆ベクトルにより指定される3次元空間での位置座標を内部座標とする。
そして、3次元空間を構成する複数の単位空間毎に該単位空間内に含まれる内部座標の総数に係るスコア値を算出し、複数の画素(v,u)毎に対応する内部座標が含まれる単位空間のスコア値を、所定の大きさの球形状の指標として、複数の画素(v,u)毎の画素値に対応させて示すスコア画像を生成する。
そして、頭部領域位置取得部81は、3次元空間での複数の内部座標の分布に対してエッジを抽出し、該エッジに応じて複数に分割された画像領域により構成される内部エッジ画像を生成する。
そして、複数の画像領域のうち内部座標の平均値の差が所定差以下の画像領域同士を単一の結合領域に結合した後に、スコア値の平均値が閾平均値以下の画像領域と、体積が上限体積値以上または下限体積値以下の画像領域と、所定方向の幅寸法(例えば、B方向幅など)が所定閾値以上の画像領域とを、頭部領域の候補から除外する。
そして、これらの処理を実行した後に、頭部領域の候補として残っている複数の画像領域のうち、スコア値の平均値が最も高い画像領域を、乗員の頭部が存在する頭部領域であると判定する。
なお、上述した実施の形態において、前面形状算出部57はシート16の前面形状FSをV字型溝の溝面としたが、これに限定されず、他の形状、例えばU字型などの適宜の溝の溝面などであってもよいし、溝面以外の他の表面形状であってもよい。
10 シート検知装置
11 単眼距離画像センサ
12 制御装置
22 受光部(撮像手段)
23 処理部(距離画像生成手段)
51 画像処理部
52 正面領域抽出部(正面領域抽出手段)
53 ヘッドレスト位置算出部(位置検知手段、ヘッドレスト位置算出手段、ヘッドレスト位置検知手段)
54 腰部領域探索部(腰部領域探索手段)
55 腰部厚さ検知部(腰部厚さ検知手段)
56 腰部位置算出部(位置検知手段、腰部位置算出手段)
57 前面形状算出部(前面形状算出手段)
58 シート領域検知部(シート領域検知手段)
81 頭部領域位置取得部(頭部領域位置取得手段)

Claims (4)

  1. 車室内の撮像領域を撮像して撮像結果を出力する撮像手段と、
    前記撮像結果に基づき、3次元空間での前記撮像領域の距離の情報を有する距離画像を生成する距離画像生成手段と、
    前記距離画像に基づき、前記車室内のシートのヘッドレストの位置および前記シートの腰部の位置を検知する位置検知手段と、
    前記ヘッドレストの位置および前記腰部の位置に基づき、前記シートの前面形状を算出する前面形状算出手段と、
    前記距離画像において、前記前面形状算出手段により算出された前記前面形状よりも車両後方側の領域を前記シートの領域であると検知するシート領域検知手段とを備えることを特徴とするシート検知装置。
  2. 前記位置検知手段は、
    前記距離画像に基づいて、前記ヘッドレストの位置を中心とする2つの異なる円弧間において前記シートの腰部の領域を探索する腰部領域探索手段と、
    前記腰部の領域の車両後方側の端部と前記ヘッドレストの位置とを含む直線に直交する方向での前記腰部の領域の厚さを検知する腰部厚さ検知手段と、
    前記腰部の領域の厚さが所定厚さ以上の場合には、前記腰部の領域の厚さから予め記憶している所定シート厚さを車両後方側から差し引いて前記腰部の位置を算出し、前記腰部の領域の厚さが前記所定厚さ未満の場合には、前記腰部の領域の厚さから予め記憶している所定人体厚さを車両前方側から差し引いて前記腰部の位置を算出する腰部位置算出手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート検知装置。
  3. 前記位置検知手段は、
    前記距離画像を構成する複数の画素毎に前記3次元空間での法線方向を算出し、該法線方向が車両左右方向に傾く角度が所定閾角度以下である領域を正面領域として前記距離画像から抽出する正面領域抽出手段と、
    前記正面領域のうち前記車両左右方向の位置が所定位置範囲内かつ前記車両左右方向の長さが所定長さ範囲内である前記正面領域をヘッドレスト領域であると検知し、該ヘッドレスト領域に基づき前記ヘッドレストの位置を算出するヘッドレスト位置算出手段と
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート検知装置。
  4. 前記車室内の乗員の頭部領域の位置を取得する頭部領域位置取得手段を備え、
    前記位置検知手段は、前記頭部領域の位置に基づき前記ヘッドレストの位置を検知するヘッドレスト位置検知手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート検知装置。
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