JP2007536835A - 多帯域ofdmシステムのためのデータトーンのガードトーンへのマッピング - Google Patents

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Abstract

無線通信のための装置が提供される。本装置は、直交周波数分割多重シンボルを送信可能な送信機(200)を含んでいる。直交周波数分割多重シンボルは、直交周波数分割多重シンボルの第一端部に隣接した複製されたトーンの第一の組と、直交周波数分割多重シンボルの第二端部に隣接した複製されたトーンの第二の組と、複製されたトーンの第一及び第二の組の間に設けられた複数のデータトーンとを含んでいる。複製されたトーンの第一及び第二の組は、複数のデータトーンの少なくともいくつかのデータトーンの複製を含んでいる。

Description

本発明は、無線通信に関し、特に、直交周波数分割多重システムのデータトーンをガードトーンにマッピングする方法に関する。
ネットワークは、ネットワークの各部間で通信が行なえるようにするものである。無線ネットワークにより、コネクションレス型の通信が可能となる。無線ローカルエリアネットワークは、通常、コンピュータで利用するために構成され、通信を実現するために複雑なプロトコルを利用する。概ね10メートルの到達距離を有する個人用無線ネットワークは開発の途上にあり、個人用無線ネットワークをサポートするプロトコルの開発を目指して活発な技術開発が行なわれている。
個人用無線ネットワークは、限られた通信距離を有するため、無線ローカルエリアネットワークに比べて、通信対象の数は少なく、より低出力での通信が求められる。IEEE(米国電気電子工学会)は、IEEE802.15.3a個人用無線ネットワーク規格を開発中である。用語“ピコネット(piconet)”は、通信装置を含むアドホック(ad hoc)構成を有する個人用無線ネットワークを指すものである。ピコネットは、ピコネットコーディネータ(PNC)によって統括される。様々な無線装置が相互の近接領域に進入、離脱を行なう際には、自発的に、通信の形成、再形成及び停止を行なう。ピコネットは、運用時間と運用空間が限定されるという特徴を有している。物理的に隣接しあう無線装置は、グループ化して、同時に動作する複数のピコネットに対応づけられる。
IEEE802.15.3aタスクグループへの提案の一つは、3.1GHzから10.6GHzの範囲で7.5GHzの帯域を有するウルトラワイドバンド(UWB)を14の帯域に分割し、各帯域を528MHzの周波数幅とするものである。これらの14の帯域は、各帯域グループが3つの528MHz帯域を有する4つの帯域グループと、2つの528MHz帯域を有する1つの帯域グループから構成されている。ピコネットの一例では、第一の多帯域直交周波数分割多重(MB−OFDM)シンボルを、一番目の312.5ナノ秒の継続時間の間に、帯域グループの第一周波数帯域で送信し、第二のMB−OFDMシンボルを二番目の312.5ナノ秒の継続時間の間に、帯域グループの第二の周波数帯域で送信し、さらに、第3のMB−OFDMシンボルを三番目の312.5ナノ秒の継続時間の間に、帯域グループの第3の周波数帯域で送信する。他のピコネットでも、同一の周波数グループを同時に用い、異なる時間周波数符号と特徴的なプリアンブルシーケンスを用いて、異なるピコネット間を識別する。帯域グループの3つの528MHzの周波数帯域の各々で送信することにより、複数のピコネットが1つの帯域グループを共有するという方法は、時間周波数符号化又は時間周波数インターリーブ(TFI)と呼ばれている。一方、ピコネットが、帯域グループの1つの周波数帯域を独占して送信することも可能であり、これは、固定周波数インターリーブ(FFI)と呼ばれている。固定周波数インターリーブを用いたピコネットは、特徴的なプリアンブルシーケンスを用いて時間周波数インターリーブを行なう他のピコネットとは区別される。実際には、時間周波数インターリーブを識別する目的のために、4つの特徴的なプリアンブルシーケンスが割り当てられ、さらに、固定周波数インターリーブのために、1つの特徴的なプリアンブルシーケンスが割り当てられる。異なるピコネットでは、異なる時間周波数符号化が用いられる。さらに、異なるピコネットでは、異なるプリアンブルシーケンスが用いられる。
多帯域OFDM分科会が規定する物理層の仕様によると、メッセージパケットの構造は、プリアンブルフィールド、ヘッダフィールド及びペイロードフィールドを含んでいる。プリアンブルフィールドは、特徴的なプリアンブルシーケンスの複数のインスタンスを含んでいる。プリアンブルフィールドは、さらに、パケット及びフレーム検出シーケンスと、チャネル評価シーケンスに分割されている。チャネル評価シーケンスとは、受信機が無線通信チャネルの特性を評価する際に、逆チャネル状態を効果的に補償するために、受信機が用いる既知のシーケンスである。プリアンブルフィールド、ヘッダフィールド及びペイロードフィールドの各々は、さらに、複数のOFDMシンボルに分割されている。
一実施例によれば、無線通信のための装置が提供される。本装置は、直交周波数分割多重シンボルを送信可能な送信機を含んでいる。直交周波数分割多重シンボルは、直交周波数分割多重シンボルの第一端部に隣接した複製されたトーンの第一の組と、直交周波数分割多重シンボルの第二端部に隣接した複製されたトーンの第二の組と、複製されたトーンの第一及び第二の組の間に設けられた複数のデータトーンとを有している。複製されたトーンの第一及び第二の組は、複数のデータトーンの中の少なくともいくつかのデータトーンの複製を含んでいる。
他の実施例によれば、直交周波数分割多重シンボルの無線通信のための装置が提供される。本装置は、直交周波数分割多重シンボルの少なくともいくつかのデータトーンを、直交周波数分割多重シンボルのガードトーンにマッピング可能なトランシーバを含んでいる。ガードトーンは、直交周波数分割多重シンボルのデータトーンの隣接した端部に設けらている。
一実施例によれば、無線通信のための方法が提供される。本方法は、直交周波数分割多重シンボルを生成するステップを含んでおり、その直交周波数分割多重シンボルは、直交周波数分割多重シンボルの第一端部に隣接したガードビン(bin)の第一の組と、直交周波数分割多重シンボルの第二端部に隣接したガードビンの第二の組と、ガードビンの第一及び第二の組の間に設けられ、データを保持するための複数のデータビンとを有している。本発明は、ガードビンの第一及び第二の組が、複数のデータビン中に設けられたいくつかのデータのうち少なくともいくつかのデータの複製を保持するように、データを複製するステップを含んでいる。
上記の特徴及びその他の特徴並びに利点は、付属した図面及びクレームとともに、以下の詳細な記述によって、より明確に理解されるものとなる。
本発明は、既にガードトーンとして割り当てられた直交周波数分割多重シンボルの周波数ビンを、データビンの部分を複製するために割り当てることに関するものである。一実施例においては、既にガードトーンとして割り当てられた周波数ビン上に複製又はマッピングするために選択されたデータビンが、直交周波数分割多重シンボルの二つの周波数極値に近接したものとなっており、このため、フィルタが低次あるいは低価格であるために、通過帯域の両端付近で隣接チャネル間の干渉又は減衰の影響を受けるものとなる。データビンの複製により、データビンのSN比が向上し、直交周波数分割多重シンボルの受信特性が向上する。
図1のブロック図は、多数の電子素子で構成されたピコネット100を示している。第一トランシーバ102は、ピコネット100のピコネットコントローラとして動作する。第二トランシーバ104、第三トランシーバ106及び第四トランシーバは、ピコネット100の一部分として動作する。トランシーバ102、104、106及び、又は108は、ピコネット100のピコネットコントローラとしても動作可能であるが、ここでは、その役割を果たすものとしては描かれていない。第一トランシーバ102は、ビーコンメッセージをブロードキャストし、ピコネット100の各部間での通信を行なう。ここで、ビーコンメッセージは、単に、ビーコンと称してもよい。ビーコンメッセージの有効到達範囲、すなわち、ピコネットの有効な通信限界は、図1において破線で示してある。第一トランシーバ102は、加入電話回線網110又は公衆データ交換回線網112のいずれかに接続されており、これにより、ピコネット100の各部、例えば、トランシーバ102、104、106及び108は、インターネット又は相互接続された通信装置の他のネットワークと通信可能となっている。トランシーバ102、104、106及び108は、IEEE802.15.1a規格の個人用無線ネットワークプロトコルに従い無線で通信することが可能となっている。ピコネット100内での無線通信は、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルのシーケンスとして送受信される。
図2は、ピコネット100での通信のためにOFDMシンボルを生成するために好適な、周波数範囲の一例を、周波数ビンとして示したものである。各周波数ビンは、トーンと呼ばれる。周波数ビンの完全集合は、図2に示された、集合1、集合2及び集合3の3つの各集合の周波数ビンを結合して得られる。集合1の周波数ビンは、集合2の周波数ビンに先行するものであり、さらに、集合2の周波数ビンは、集合3の周波数ビンに先行するものである。周波数ビンは、nからnと記された5個のヌルトーンと、gからg10と記された10個のガードトーンと、pからp12と記された12個のパイロットトーンと、DCと記された1個の直流トーンと、cからc100と記された100個のデータトーンとを含んでいる。
パイロットトーンは、既知の値を含み、OFDMシンボルのコヒーレント復調を行なうために設けられている。ヌルトーンは、値が0であり、528MHzの帯域をもつ各周波数帯域間に周波数バッファを形成するために設けられる。ガードトーンは、0値でない非データであり、528MHzの帯域をもつ各周波数帯域間に別の周波数バッファを形成するために設けられる。データトーンは、通信パケットの情報コンテンツであり、プリアンブルフィールド、ヘッダフィールド又はデータフィールドから構成されたコンテンツである。データトーンは、様々な変調手順、例えば、4相位相変異変調(QPSK)に従って、情報の複数ビットを符号化する。
図3において、無線送信機200は、無線受信機202に対して通信するものとして示されている。無線送信機200は、本発明の一実施例に従いフォーマットされたOFDMシンボルを送信するのに好適なものであり、無線受信機202は、本発明の一実施例に従いフォーマットされたOFDMシンボルを受信するのに好適なものである。信号源204は、変調器206に送られるデータを生成する。復調器206は、複数のデータトーンに従ってデータを分割し、適切な変調方式に従って各データトーンの値を符号化する。変調器206は、ガードトーンとパイロットトーンの値も符号化する。変調器206は、データの周波数領域表現をそのデータの時間領域表現に変換する高速逆フーリエ変換器208にトーンを出力する。
高速逆フーリエ変換器208は、信号の時間領域表現を、D/A変換器210に送り、D/A変換器210は、信号のデジタル表現をアナログ形式に変換する。信号をアナログ形式で表すと、528MHz幅のベースバンド信号となる。D/A変換器210は、528MHz幅のベースバンド信号を送信のための所定の周波数帯域に周波数変換するアップコンバータ212に、528MHz幅のベースバンド信号を送る。アップコンバータ212は、アップコンバートされた528MHz幅の信号を、無線伝送のための信号強度まで増幅する増幅器214に送る。増幅器214は、アップコンバートされ増幅された528MHz幅の信号を、帯域選択フィルタ216に送る。帯域選択フィルタ216は、通常、1584MHzの帯域幅を有しており、アップコンバートされた信号の、MB−OFDM信号の所定の3つの帯域の外側にあるスプリアス周波数成分を減衰させる。帯域選択フィルタ216は、送信アンテナ218に信号を供給し、アンテナは、アップコンバートされ、増幅され、帯域選択フィルタで濾波された528MHz幅の信号を無線で送信する。
無線信号は、受信アンテナ220によって受信する。受信アンテナ220は、受信帯域選択フィルタ222に信号を供給する。受信帯域選択フィルタ222は、通常、1584MHzの帯域幅を有しており、受信アンテナ220が受信可能な全帯域の中から、MB−OFDM信号の全ての3つの帯域を選択する。受信帯域選択フィルタ222は、選択されたMB−OFDM信号を、ダウンコンバータ224に送り、ダウンコンバータ224は、MB−OFDM信号の周波数を、528MHzのベースバンド信号に変換する。ダウンコンバータ224は、528MHzのベースバンド信号を、通常、528MHzの帯域を有するベースバンド・ローパスフィルタ225に送る。ベースバンド・ローパスフィルタ225は、濾波された528MHzベースバンド信号を、A/D変換器226に送り、そこで、528MHzベースバンド信号を離散化する。A/D変換器226は、離散化された528MHzベースバンド信号を高速フーリエ変換器228に送る。高速フーリエ変換器228は、離散化された528MHzベースバンド信号を、時間領域から周波数領域に変換し、離散化された528MHzベースバンド信号は、100個のデータトーンと、12個のパイロットトーンと、10個のガードトーンと、5個のヌルトーンと1個の直流トーンとから構成される128個のトーンに分解される。高速フーリエ変換器228は、周波数領域のトーンを、100個のデータトーンをデータストリームに復調する復調器230に送る。復調器230は、12個のパイロットトーンと10個のガードトーンに含まれる情報を用いて、100個のデータトーンから情報内容を復元する。復調器230は、データストリームを、ストリームデータを解釈し利用する媒体アクセス制御(MAC)処理部232に送る。
上述した無線送信機220と無線受信機202の構造は、トランシーバと称される単一の装置の形で組み合わされ、いくつかの実施例では、例えば、図1に示すように、トランシーバ102、104、106及び108のように構成することが可能である。送信帯域フィルタ216及び増幅器214は、独立した装置として示してあるが、いくつかの実施例では、これらの機能は、単一の装置に統合することも可能である。さらに、いくつかの実施例では、アップコンバートされた528MHz帯域信号は、増幅器214で増幅される前に、帯域選択フィルタ216によって帯域濾波されることも可能である。これらの目的のために、他のシステム、装置及び技術を適用することが可能であるが、それは、当業者にとって容易に類推されるものであり、本発明の主旨と範囲を逸脱するものではない。
次に、528MHzの帯域を有する理想的なベースバンド・ローパスフィルタの周波数特性を図4Aに示す。528MHz幅の通過帯域内では、フィルタは減衰を与えることはない。528MHz幅の通過帯域の外側では、フィルタは急峻な減衰を与える。
次に、概ね528MHzの帯域を有する物理的に実現可能なベースバンド・ローパスフィルタの周波数特性を図4Bに示す。528MHzの帯域の中心付近では、ベースバンド・ローパスフィルタは、基本的に減衰を与えない。528MHzの帯域の充分外側では、ベースバンド・ローパスフィルタは、強い減衰を与える。しかし、理想的なベースバンド・ローパスフィルタとは異なり、帯域の両側には過渡的な領域が存在し、その領域では、ベースバンド・ローパスフィルタは、中間的で不完全な減衰を与える。フィルタが、減衰のない領域から強い減衰の領域に遷移する率は、例えば、フィルタの複雑度の関数となるが、概ね、フィルタのコストの関数となる。フィルタの複雑度は、フィルタの次数に対応したものとなり、高次数のフィルタは、より複雑なフィルタであり、低次数のフィルタは、あまり複雑でないフィルタとなる。より急峻で高速な減衰領域への遷移や、確実な濾波効果を得るためには、より高い複雑度をもったフィルタ回路が必要となる。
図2において、OFDMシンボルの528MHz帯域の両側のそれぞれ5個のガードトーン、すなわち、合計10個のガードトーンが、帯域選択フィルタ216及び、又はベースバンド・ローパスフィルタ225の減衰遷移の領域内に存在する。さらに、最初の数個のデータトーン及び最後の数個のデータトーンも、帯域選択フィルタ216及び、又はベースバンド・ローパスフィルタ225の減衰遷移の領域内に存在するため、最初の数個のデータトーン及び最後の数個のデータトーンのS/N比は下がってしまう。
次に、他の周波数領域の例を、図5Aに示す。CからC及びC96からC100のデータトーンは、図2のガードトーンに割り当てられた周波数ビンに複製される。従って、C’は、Cの複製、C’は、Cの複製と以降続き、最後のC’100は、C100の複製である。C’nのトーンは、複製トーン又はマップトーンと称する。図5Aに示された周波数領域の組に従って送信されたOFDMシンボルを、受信機が復調する際には、復調器230は、例えば、最大比率組合せ手法、同一ゲイン組合せ手法又は他の手法によって、C’とC、C’とCを組合せ、さらに組合せを続け、最後にC’100とC100を組み合わせる。この手法により、データトーンCからC及びC96からC100の受信機におけるS/N比を向上させることができる。
次に、他の周波数領域の例を、図5Bに示す。図5Aに示した周波数領域と図5Bに示した周波数領域との違いは、528MHzの帯域の中心領域に近くにあり、フィルタの減衰及び干渉の影響が少ない周波数ビンを、528MHzの帯域の外縁部に近くにある周波数ビンに複製することにある。通常は、周波数領域の外縁部に、隣接チャネル間の干渉とフィルタ減衰が起こる可能性が高いため、この手法により、データトーンCからC及びC96からC100のS/N比を向上させることができる。このように構成したシステムでは、例えばCとC100など、損傷を受けやすいデータトーンを、比例的により強力に保護することが可能となる。
次に、他の周波数領域の例を、図5Cに示す。図5Aに示した周波数領域と図5Cに示した周波数領域との違いは、528MHzの帯域の下端の周波数ビンを、528MHzの帯域の上端の周波数ビンに複製し、528MHzの帯域の上端の周波数ビンを、528MHzの帯域の下端の周波数ビンに複製することにある。もし、528MHzの帯域の一方あるいは他方の端部に、強い干渉が発生した場合には、この端部に位置する周波数ビンを、その近接位置に複製したとしても、強力な干渉をそれほど緩和することはできないが、528MHzの帯域の反対側の端部では、強力な干渉の影響を受けないため、そこに複製することにより、より良い効果をもたらす結果が得られる。
次に、他の周波数領域の例を、図5Dに示す。図5Cに示した周波数領域と図5Dに示した周波数領域との違いは、複製した周波数ビンの順序を反転することであり、これにより、いくつかの実施例では有利な結果が得られるものとなる。
ここで注目すべき点は、10個のデータトーンCからC及びC96からC100は、OFDMシンボルの周波数領域の両端部に最も隣接した位置にあり、フィルタ減衰及び、又は隣接チャネルの干渉の影響を最も受けやすいということである。データトーンの複製により、受信機202によって処理される信号のS/N比(SNR)を向上させることが可能であり、これにより、雑音の多い環境でも通信を可能としたり、又は、より高いデータ伝送レートが得られる。さらに、これらの10個のデータトーンを複製することにより、これら10個のデータトーンに対する周波数ダイバーシティを実現し、任意のチャネルヌル(arbitrary channel null)や干渉スパイク(spike)の影響を少なくできる。10個のデータトーンを複製することにより、図2A、2B及び2Cに図示した周波数ビンの構成に比べて、伝送エネルギーを向上させ、528MHzの帯域をより効率的に利用することができる。10個のデータトーンを複製することにより、帯域選択フィルタ216に対する要求を緩和することが可能となり、例えば、トランシーバ202、204、206及び208の複雑度を減らし、製造又は購入コストを減らすことが可能となる。本開示では、他の周波数領域の構成も可能である。さらに単一のデータトーンを複数のガードトーンに複製しても良い。データトーンを10個のガードトーンに複製するという上述した実施例は、10個より少ないガードトーン又は10個より多いガードトーンといった任意の数のガードトーンに容易に拡張することが可能である。
いくつかの実施例においては、複製されたデータトーンC’からC’及びC’96からC’100に対して、正の値をもつ係数を掛け合わせることにより、例えば、データトーンCからC及びC96からC100から複製されたデータトーンに比べて異なる振幅に倍率を与えることができる。いくつかの実施例においては、同一の比例定数を用いて、全てのデータトーンに倍率を与えることができる。他の実施例において、この比例定数は、複製されたデータトーンの位置に応じて変化させ、ヌルトーンとデータトーンの間にランプ状又は遷移領域を設けることができる。適切な倍率を与えることにより、複製される周波数ビンの構成を変えることができる。この倍率は、帯域選択フィルタ216の能力に対応して調整する。例えば、送信機200が、狭い遷移領域を有する極めて高品質の帯域選択フィルタ216を用いる場合には、データトーンを全振幅で複製し、単一の出力で送信することが可能となる。もし、送信機が、より広い遷移領域を有する低品質の帯域選択フィルタ216を用いる場合には、振幅を下げたり、振幅を上げたりして、528MHzの帯域の端部に近づくに従って、倍率が増えるようにしてもよい。単一の倍率以外のものを使う場合には、パケットのプリアンブルのチャネル評価シーケンスに、同じ倍率又は電力エンベロープを適用して受信機を適切に調節して、倍率が与えられたデータトーンを受信できるようにするべきである。
上述したトランシーバ102、104、106及び108は、様々な方法で実装することが可能であり、それには、当業者にとって公知となっている単一の集積回路又は複数の集積回路を組合せた構造上での実装が含まれている。
図6において、システム360は、ピコネットの通信装置の一例を示したものである。トランシーバカード362は、特定用途向け集積回路(ASIC)364又は他の形態のデジタルプロセッサ、D/Aコンバータ210、A/Dコンバータ226、増幅器214、受信増幅器370、スイッチ368及び送受信アンテナ366を含んでいる。特定用途向け集積回路364は、図3において説明した、変調/復調機能及び高速フーリエ変換/高速逆フーリエ変換機能を提供するものである。スイッチ368は、アンテナが信号を受信し、受信信号を受信増幅器370に入力するか、アンテナが増幅器214から出力された信号を送信するかを選択する。特定用途向け集積回路364は、(中央処理ユニット又はCPUと称される)プロセッサ382に接続されている。CPU382は、例えば、データリンク層のパケットである通信パケットを、特定用途向け集積回路364に送り、通信パケットを特定用途向け集積回路364から受け取る。
プロセッサ382は、補助記憶装置384、読出し専用メモリ(ROM)386、ランダムアクセスメモリ(RAM)388などの記憶素子、入出力(I/O)390装置及びネットワーク接続装置392と通信可能なように接続されている。プロセッサは、一つあるいはそれ以上の数のCPUチップとして実装されている。
補助記憶装置384は、通常、一つあるいはそれ以上の数のディスクドライブ又はテープドライブから構成され、RAM388が全ての作業データを格納できる容量がない場合にオーバーフローしたデータを格納する装置として、データの不揮発性格納のために用いられる。補助記憶装置384は、当該プログラムを実行するように選択された際に、RAM388にロードするプログラムを格納するためにも用いられる。ROM386は、不揮発性の記憶装置であり、通常は、補助記憶装置のような大きい記憶容量に比べて小さい記憶容量を有している。RAM388は、揮発データを格納することに用いられ、たいていは、命令を格納することに用いられる。ROM386及びRAM388の両者へのアクセスは、通常、補助記憶装置384へのアクセスよりも高速である。
I/O390装置としては、プリンタ、ビデオモニタ、液晶表示装置(LCD)、タッチスクリーン表示装置、キーボード、キーパッド、スイッチ、ダイヤル、マウス、トラックボール、音声認識装置、カードリーダ、紙テープ読取装置や、その他既知の入力装置がある。ネットワーク接続装置392としては、モデム、モデム集合装置、イーサネット(登録商標)カード、汎用シリアルバス(USB)インターフェースカード、シリアルインターフェース、トークンリングカード、光ファイバー分散データインターフェース(FDDI)カード、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)カード、汎欧州デジタル自動車電話方式(GSM)無線トランシーバカードなどの無線トランシーバカードや、その他既知のネットワーク装置がある。これらのネットワーク接続装置392により、プロセッサ382は、インターネット又は一つあるいはそれ以上の数のイントラネットとの通信が可能となる。このネットワーク接続を介して、上述した方法のステップを実行することにより、プロセッサ382は、ネットワークから情報を受信し、ネットワークに情報を送信することが可能となる。この情報は、しばしばプロセッサ382を用いて実行される一連の命令を表すものであり、例えば、搬送波に載せたコンピュータデータ信号の形で、ネットワークとの間で送受信される。
この情報は、例えば、データ又はプロセッサ382を用いて実行される一連の命令を含み、例えば、コンピュータデータベースバンド信号又は搬送波に載せた信号の形で、ネットワークとの間で送受信される。ベースバンド信号又はネットワーク接続装置392により生成された搬送波に載せられた信号は、電導体の内部又は表面上、同軸ケーブル内、導波管内、例えば、光ファイバーなどの光媒体内、又は、空間あるいは自由空間内を伝播する。ベースバンド信号又は搬送波に載せられた信号に含まれる情報は、情報の処理、生成、送信、受信に適した形で、様々なシーケンスに従って配置される。ベースバンド信号又は搬送波に載せられた信号、あるいは、現在用いられているか、将来開発される伝送媒体で扱われるその他の種類の信号は、当業者にとって既知となっているいくつかの方法によって生成することが可能である。
プロセッサ382は、命令、コード、コンピュータプログラム、スクリプトを実行し、それらは、ハードディスク、フロッピディスク、光ディスク(これら様々な種類のディスクを利用したシステムは、補助記憶装置384と考えられる)、ROM386、RAM388又は、ネットワーク接続装置392に対してプロセッサがアクセスして取得するものとなっている。
以上、本発明のいくつかの実施例を説明してきたが、本発明のシステムと方法は、本発明の主旨と範囲を逸脱することがない限り、他の多くの特定の形態で実施することが可能であると考えられる。本例は、例示的なものであり、制限を与えるものではなく、ここで説明した詳細な内容に限定されるものではないが、特許請求の範囲に相当する全範囲の中で、変形させることが可能である。例えば、多くの要素又は機器を組合せたり統合して他のシステムを構成したり、いくつかの特徴を省いたり、実装しないことが可能である。
また、様々な実施例で説明し図示した、個々のあるいは単独の技術、システム、サブシステム及び方法は、本発明の範囲を逸脱することがない限り、他のシステム、モジュール、技術又は方法と組合せたり統合することが可能である。直接結合させたり通信可能なものとして説明してきた他の部分についても、これらの部分が互いに直接結合しているとは捕らえることはできないが、電気的、機械的又は他の方法の如何を問わず、間接的に結合されているものとして捕らえることが可能となるように、何らかのインターフェースや装置を介してこれらの部分を結合することが可能である。
本発明の一実施例を実施するための無線ピコネットの一例を示す図。 直交周波数分割多重メッセージフォーマット中の周波数ビン又は搬送周波数の組の一例を示す図。 本発明の一実施例における、受信機と送信機のブロック図。 理想的なベースバンド・ローパスフィルタの周波数応答の例を示す図。 本発明の一実施例を実装するための、現実的なベースバンド・ローパスフィルタの周波数応答の例を示す図。 他の直交周波数分割多重メッセージフォーマット中の周波数ビン又は搬送周波数の組の一例を示す図。 他の直交周波数分割多重メッセージフォーマット中の周波数ビン又は搬送周波数の組の一例を示す図。 他の直交周波数分割多重メッセージフォーマット中の周波数ビン又は搬送周波数の組の一例を示す図。 他の直交周波数分割多重メッセージフォーマット中の周波数ビン又は搬送周波数の組の一例を示す図。 本発明のいくつかの実施例を実施するために好適な、無線トランシーバカードを有する汎用コンピュータシステムの一例を示す図。

Claims (20)

  1. 直交周波数分割多重シンボルの第一端部に隣接した複製されたトーンの第一の組と、直交周波数分割多重シンボルの第二端部に隣接した複製されたトーンの第二の組と、複製されたトーンの第一及び第二の組の間に設けられた複数のデータトーンとを有する直交周波数分割多重シンボルを送信可能な送信機であり、複製されたトーンの第一及び第二の組は、複数のデータトーンの中の少なくともいくつかのデータトーンの複製を含むことを特徴とする送信機を含むことを特徴とする、通信のための装置。
  2. 請求項1記載の装置において、100個のデータトーンと、複製されたトーンの第一の組の5個の複製されたトーンと、複製されたトーンの第二の組の5個の複製されたトーンとが存在することを特徴とする装置。
  3. 請求項1記載の装置において、直交周波数分割多重シンボルは、さらに、
    5個のヌルトーンであり、その中の3個のヌルトーンは、複製されたトーンの第一の組に隣接した直交周波数分割多重シンボルの第一端部に設けられ、その中の2個のヌルトーンは、複製されたトーンの第二の組に隣接した直交周波数分割多重シンボルの第二端部に設けられていることを特徴とする5個のヌルトーンと、
    直交周波数分割多重シンボルの実質的に中心に位置した直流トーンと、
    複数のデータトーンの中に点在する12個のパイロットトーンとを含むように定義されていることを特徴とする装置。
  4. 請求項1記載の装置において、送信機は、多帯域直交周波数分割多重分科会が規定する物理層の仕様にもとづき、直交周波数分割多重シンボルを送信することを特徴とする装置。
  5. 請求項1記載の装置において、複製されたトーンの第一および第二の組の複製されたトーンの各々は、比例定数によって、複製されたトーンの少なくとも一つのデータトーンに関係付けられており、比例定数の各々は0に等しいか0よりも大きいことを特徴とする装置。
  6. 請求項1記載の装置において、複製されたトーンの第一の組は、直交周波数分割多重シンボルの第一端部に隣接したガードトーンの第一の組として定義され、複製されたトーンの第二の組は、直交周波数分割多重シンボルの第二端部に隣接したガードトーンの第二の組として定義され、ガードトーンの第一及び第二の組は、複数のデータトーンの中の少なくともいくつかのデータトーンの複製を含むことを特徴とする装置。
  7. 請求項1記載の装置において、送信機は、パケットの一部として直交周波数分割多重シンボルを送信し、パケットは、プリアンブルフィールド、ヘッダフィールド及びデータフィールドを含み、プリアンブルフィールドは、チャネル評価シーケンスを含み、チャネル評価シーケンスは、直交周波数分割多重シンボルに対して定義された電力エンベロープに等しい電力エンベロープを用いることを特徴とする装置。
  8. 請求項7記載の装置において、プリアンブルは、さらに、パケット及びフレーム検出シーケンスを含み、パケット及びフレーム検出シーケンスは、直交周波数分割多重シンボルに対して定義された電力エンベロープに等しい電力エンベロープを用いることを特徴とする装置。
  9. 直交周波数分割多重シンボルの少なくともいくつかのデータトーンを、直交周波数分割多重シンボルのガードトーンにマッピングすることが可能なトランシーバであって、ガードトーンは、直交周波数分割多重シンボルのデータトーンの隣接し合う端部に設けられることを特徴とするトランシーバを含む、直交周波数分割多重シンボルの無線通信のための装置。
  10. 請求項9記載の装置において、ガードトーンは、さらに、直交周波数分割多重シンボルの第一端部の5個のガードトーンの第一の組と、直交周波数分割多重シンボルの第二端部の5個のガードトーンの第二の組として定義され、10個のデータトーンの複製が、ガードトーンの第一及び第二の組のガードトーンに対して供給されることを特徴とする装置。
  11. 請求項10記載の装置において、直交周波数分割多重シンボルの第一端部に隣接した5個のデータトーンと、直交周波数分割多重シンボルの第二端部に隣接した5個のデータトーンの複製が、ガードトーンの第一及び第二の組のガードトーンに対して供給されることを特徴とする装置。
  12. 請求項9記載の装置において、無線通信装置は、多帯域直交周波数分割多重分科会が規定する物理層の仕様にもとづき、通信することを特徴とする装置。
  13. 請求項9記載の装置において、選択されたガードトーンへの選択されたデータトーンの各マッピングは、マッピングされるガードトーンを決定する比例定数を選択されたデータトーンに掛け合わせることにより得られ、比例定数の各々は0に等しいか0よりも大きいことを特徴とする装置。
  14. 直交周波数分割多重シンボルの第一端部に隣接したガードビンの第一の組と、直交周波数分割多重シンボルの第二端部に隣接したガードビンの第二の組と、ガードビンの第一及び第二の組の間に設けられたデータを保持するための複数のデータビンを生成するステップと、
    ガードビンの第一及び第二の組が、複数のデータビン中に設けられた同一のデータの少なくともいくつかの複製を保持するように、データを複製するステップとを含むことを特徴とする無線通信方法。
  15. 請求項14記載の方法は、さらに、
    直交周波数分割多重シンボルを無線送信するステップと、
    直交周波数分割多重シンボルを無線受信するステップと、
    直交周波数分割多重シンボルの中から、データトーンと複製されたトーンを抽出するステップと、
    複製されたトーンを用いて、複製されたデータを解釈するステップとを含むことを特徴とする方法。
  16. 請求項15記載の方法において、
    複製されたトーンを用いて、複製されたデータを解釈するステップは、同一ゲイン組合せ手法及び最大比率組合せ手法の一つを用いて、複製されたトーンと、データトーンの少なくともいくつかとを組み合わせることを特徴とする方法。
  17. 請求項14記載の方法は、さらに、
    5個のヌルトーンであり、5個のヌルトーンのうち2個は、直交周波数分割多重シンボルの第一端部に設けられ、5個のヌルトーンのうち3個のヌルトーンは、直交周波数分割多重シンボルの第二端部に設けられていることを特徴とする5個のヌルトーンを符号化するステップと、
    直交周波数分割多重シンボルの中心に位置する直流トーンを符号化するステップと、
    複数のデータトーンの中に点在する12個のパイロットトーンを符号化するステップとを含むことを特徴とする方法。
  18. 請求項14記載の方法において、
    無線送信及び無線受信は、多帯域直交周波数分割多重分科会が規定する物理層の仕様にもとづき、行なわれることを特徴とする方法。
  19. 請求項14記載の方法において、
    複製されたデータは、複数のデータビン中の一つのデータビンのデータにもとづき、マッピングされるガードトーンを決定する比例定数をデータビンのデータに掛け合わせることにより得られ、比例定数の各々は0に等しいか0よりも大きいことを特徴とする方法。
  20. 請求項19記載の方法において、データビン及びガードビンにデータが与えられる前に、データが複製されることを特徴とする方法。
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