JP2007534861A - テールゲートの釣合ヒンジ - Google Patents

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Abstract

テールゲート釣合ヒンジ組立体は、直線状のトルクロッドと、トルクロッドに固定された、第1の端部組立体及び第2の端部組立体と、を含んでいる。ピボット軸回りにテールゲートと動作するために、トルクロッド端部がテールゲートに堅固に接続されている際に、一方の端部組立体がテールゲートを回転可能なように支持している。他方の端部組立体がテールゲートを回転可能なように支持し、トルクロッドの他端を車両ボディに堅固に接続する。テールゲートに固定されたブラケットによって、これら組立体は容易に車両内に取付可能とされる。そして、車両ボディヒンジピンは、ブッシュを位置合わせされた細長いキーと結合し、釣合ヒンジ組立体の据付及び取り外しを単純化する。

Description

[関連出願]
本出願は、2004年3月10日に出願された米国特許仮出願第60/552,063号明細書に基づく優先権を主張し、参照により、すべての内容が本明細書に組み込まれている。
本発明は、テールゲートと接続し、且つ、テールゲートを車両ボディから取り外すことを可能とする、付勢されないテールゲートの位置を規定するように設計されたキーによって、端部組立体が閉鎖パネルと車両ボディのピラーとの間にピボット結合を形成する状態で、釣合ヒンジ(counterbalancing hinge)が直線状のトルクロッドを有していることを特徴とする、車両ボディの閉鎖部材に関する。
車両ボディ閉鎖部材(例えば、テールゲート)は、車両後部にピラーを形成している、ボディの側面パネル間に旋回可能なように取り付けられている。テールゲートは、水平位置(開位置)と垂直位置(閉位置)との間にあるヒンジ軸回りに旋回する。テールゲート用の取付組立体によって、テールゲートが取り外されることが望ましい。そして、テールゲートが全開位置又は全閉位置の間の所定位置に旋回された場合には、このことは既知の構成で達成される。例えば、テールゲートは、トラックのボディに装着されたブラケットに取り外し可能なように接続されたヒンジ軸に沿って、外方に延伸しているヒンジピンを含んでいる。テールゲートが所定の中間位置(例えば、全閉位置から15°外れた位置)に旋回された場合には、テールゲートがトラックのボディから一端で持ち上げられるので、少なくとも1つのヒンジピンが結合ブラケットのスロットを通じてスリップする。
幾つかのテールゲート取付組立体は、テールゲートを開閉する際に、テールゲートの動作を補助し、且つ、テールゲートの重量を取り合わせるために、バネ付勢補助部を含んでいる。トルクロッドがテールゲートとボディパネルのピラーとの間にバネ付勢部を備えている、従来から知られている一機構は、テールゲートについてのピボットを形成している。トルクロッドがピボット組立体の一部を形成しているので、トルクロッドは、テールゲートが旋回するように据え付けられていなければならない。さらには、トルクロッドは、組立前における部品の製造を複雑化する、特に整えられた(configured)端部を必要とする。
従来から知られているテールゲートは、ヒンジピントルニオン(hinge pin trunions)を利用可能であり、トルクロッドは予備成形され、複雑且つ入り込んだ手順でテールゲートに据え付けられる。例えば、テールゲートを組み立てる際に、ロッドの静止された端部は、テールゲートの外側で取付用の端部を露出させる開口部と共に位置合わせされていなければならない。その一方で、固着された端部はテールゲート内側に配置された補強板と共に位置合わせされている。トルクロッドがテールゲート内部に装着される際には、すべての前記位置合わせが実施されなくてはならない。但し、前記作業手順は困難且つ時間を要するものである。さらには、トルクロッドをテールゲートに組み付けるために、多数の構成部材が必要とされる。ヒンジ組立体の取付前に共に結合される内部パネル及び外部パネルから成るというテールゲートの制約を受けずに、トルクロッドの代替として利用される他のタイプのバネは据付することは困難である。さらには、そのような組立体は修理困難であり、交換部品は複雑であり高価である。
米国特許第5,988,724号明細書
テールゲートに取り付けられ、且つ、車両ボディに取り付けられたキーによって支持されている、ブラケット内に装着されたブッシュカップを備えている、第1の組立体及び第2の組立体を有している、軸方向に延在されたトルクロッドを含んでいる車両閉鎖組立体内にテールゲート釣合ヒンジを設けることによって、本発明は上述の欠点を克服するものである。少なくとも1つの端部組立体のブッシュは、トルクロッドから容易に脱着可能とされる。キーは、初期据付位置及び取り外し位置を規定するように位置合わせされている。
第1の端部組立体のブッシュは、旋回可能なようにボディピラーに隣接してテールゲートを装着するために、テールゲートと共に第1の支持部回りに旋回することが望ましい。当該実施例においては、第1の支持部は、好ましくはブラケットによって、ボディピラー上に装着されたインサート及びキーを含んでいることが望ましい。第2の端部組立体は、旋回可能なように第2のボディピラーに隣接してブッシュを装着するために、第2の支持部を有していることが望ましい。好ましい実施例においては、キーを対向するボディパネル(好ましくは、ボディピラー)に固定するために、スプリゲット(spriget)はキーを取付部と結合している。ピボットボディは、キーを受容するように構成されているスロットを有している。ピボットボディは、ピボットボディを装着しているブッシュカップの開口部に受容される。トルクロッドは、ブッシュカップと共に動作するために、第1の端部組立体内に堅固に受容された第1の端部、及びピボットボディによって第2の端部組立体内に堅固に受容された第2の端部を有している。
トルクロッドは、少なくともその一端で止めネジを用いて固定されていることが望ましい。さらに、トルクロッドは、少なくともその一端でファセット断面(faceted cross-section)を有していることが望ましい。ファセット断面は、対応する形状とされ、且つ、互換性を有する部品内部における回転を防止する、少なくとも一面を不連続的に有している任意の断面とされる。容易にトルクロッドを製造するために、トルクロッドの断面は長手方向で連続とされる。又は、ファセット断面は、ロッドの一部のみに形成される。
本発明は、テールゲートの各端部で取り外し可能とされるテールゲートを車両ボディピラーに選択的に組み付けるための方法を含むものである。ここで、ピボットボディがテールゲートに取り付けられたブラケットによって保持されたブッシュカップ内に装着されている状態で、ヒンジ軸は、軸方向に延在されたトルクロッドを含んでいる。少なくともロッドの端部は(好ましくは、ファセット断面と共に)、端部組立体の一部分に受容されている。前記方法は、ファセット断面を有しているステムと共にピボットボディを装着しているカップ内にトルクロッドの第2の端部を受容する段階と、テールゲートに対してブッシュカップを保持する段階と、ボディピラーに固定されたキー(好ましくは、スプリゲット)に対してカップを滑動可能に受容することによって、カップを保持する段階と、を含んでいる。前記取付方法で車両ボディピラーに固定されたキー全体に亘りブッシュカップを滑動させることによって、ピラーは、旋回可能なようにテールゲート上に取り付けられているブッシュを支持している。
本発明の前記特徴及び他の特徴は、平易な説明である明細書及び図面から最も良く理解される。
添付図面と関連して読んだ場合に、好ましい実施例の詳細な説明を参照することによって、本発明はより明確に理解される。同様の参照符号は、本明細書を通じて同様の部品を参照するものである。
まず、図1を参照すると、側面パネル16,18と、テールゲート20の形状を成した閉鎖部材と、によって囲まれた後部区画又は後部ベッド14を含む車両ボディ12を有している自動車両10が表わされている。以下により詳細に説明するように、釣合ヒンジ組立体22は、側壁16と側壁18との間でテールゲート20を旋回可能なように支持している。
テールゲート20は、側面パネル16,18によって形成されたピラー間で旋回可能なように支持されている。一般に、図1の破断図において表わされるように、ボディパネル(例えば、側面パネル16,18やテールゲート20)は、内部パネル24及び外部パネル26によって形成されている。該内部パネル及び該外部パネルはそれぞれ、オーバーラップフランジ又はそれに類するもの(前記側面パネルを形成する薄板金属の平面的に広がった部分を補強するもの)によって、ボディパネルの端部で結合された薄板金属から成る。車両ボディ12及びヒンジ組立体22を構成する際に、本発明の技術的範囲から逸脱することなく、他の材料が利用可能であることは自明である。その結果として、図1は、独立したパネル16,18がテールゲート20の旋回動作を支持するピラーを形成する薄板金属構造を表わしているが、他の構造であっても、本発明の技術的範囲を逸脱することなく、構造的に高剛性なピラーを形成することが可能であることがわかる。同様に、図2に表わすように、テールゲート20は内部パネル(図示しない)及び外部パネル29から成り得る。しかしながら、本発明は、本発明が適用され得る車両構造に依存しないことに、特に、ヒンジブラケット(例えば、図2及び図3に表わすブラケット46や86)によって、ブラケット46,86のテールゲート20に対する固定方向に依存せず、ブッシュ52及び90(図2及び図3に表わす)が適切に取付及び位置決め可能とされることに留意すべきである。
釣合ヒンジ組立体22は、軸方向に延在されたトルクロッド30を含んでいる。該トルクロッドは、側面パネル16と側面パネル18との間で旋回軸に沿って位置合わせされている。トルクロッド30は、第1の端部組立体32及び第2の端部組立体34を備えている。トルクロッド30は、第1の端部組立体によって第1の端部(左側の端部)で車両ボディ12に対して固定可能とされ、さらには、第2の端部組立体によって第2の端部(右側の端部)でテールゲート20に対して固定可能とされる。しかしながら、第1端部組立体の左側の位置及び第2端部組立体の右側の位置を入れ替えても、本発明の技術的範囲から逸脱しないことに留意すべきである。本発明の技術的範囲から逸脱することなく、ボディ12及びテールゲート20の結合部分で組立体32,34を取り付ける他の手段を利用可能であることは自明である。
第1の端部組立体32は、トルクロッド30をボディ12に固定する一方で、図2に表わすように、車両10の左パネル24に隣接する左側のボディピラーで旋回可能なようにテールゲート20を支持している。第1の端部組立体32は、左側の所領ヒンジピンを形成する端部サブ組立体62を含んでいる。サブ組立体62は、円筒状チャンバー42及び取付ステム44を有しているブッシュ40を含んでいる。取付ステム44は、ブッシュ40を取付ブラケット46に固定している。取付ブラケット46は、テールゲート20と係合し取り付けられるように形成されていることが望ましい。例えば、ブラケット46は、テールゲート20の側縁部49と係合するフランジ48、及びテールゲート20の底部51と係合するフランジ50を有していても良い。
サブ組立体62は、トルクロッド30をボディ12にも固定している。当該固定を実現するためには、端部サブ組立体62は、旋回又は回転可能なようにブッシュ40のチャンバー42に挿通されているピボットボディ52も含んでいることが望ましい。ピボットボディ52は、内部スロット54及び突出しているステム56を含んでいることが望ましい。ステム56は内部ボア66を有している。該内部ボアは、トルクロッド30の相補的なファセット端部(faceted end)58を受容し保持するようなファセットチャンバーとされていることが望ましい。ピボットボディ52は、トルクロッド30の端部58に溶接されているか、さもなければ、取り付けられていても、本発明の技術的範囲を逸脱することはない。ステム56は、ボア66及びトルクロッドの端部58が相補的な面を形成していない場合でさえも、トルクロッドの端部58に抗して固定する止めネジ53を含んでいる。例えば、トルクロッド30が多角形状端部58(例えば、六角形)を含んでいる場合には、ボア66は多角形状端部58を受容するように相補的に構成されている。これにより、前記ボアは、ピボットボディ52とトルクロッドの端部58との間における相対的な回転を防止する。また、トルクロッド30が半円状端部58を含んでいる場合にも、ボア66は、半円状端部58を受容するように相補的に構成されている。
例えば、冷間圧造によって、保持肩部45がステム44の方向に配置されている状態で、ブッシュ40のステム44が形成されていることが望ましい。保持肩部45はブラケット46の開口部55に挿通され、ブッシュ40をブラケット46に固定していることが望ましい。もう一つの好ましい実施例においては、ブッシュ40の表面47は、テールゲート端部パネル23Aの、拡大された開口部57に係合可能とされ、テールゲート端部パネル23Aの一部を通じて延伸しているピボット軸と位置合わせされている。表面47、又はステム44の表面45は、ピボットブッシュ40とテールゲート端部23Aとの間で相対的な回転をしないように、その外部に構成されているか、さもなければ、固定されている。これにより、ピボットブッシュ40がテールゲート20と共に旋回する。例えば、表面45は、ブラケット開口部55と形状的に適合する形状とされているので、表面45と開口部55との間における相対的な回転、及びブッシュ40とテールゲート20との間における相対的な回転が防止される。他のブッシュ取付を利用しても、本発明の技術的範囲から逸脱しない。
第1端部組立体32は、車両10の側面パネル16に向かってピボットボディ52のスロット54に挿通されているキー64を取り付けるために、取付サブ組立体102も含んでいる。取付サブ組立体102は、キー64を取付ステム70と結合するスプリゲット68(spriget)を含んでいることが望ましい。取付ステム70は、ブラケット74の開口部72に挿通されるように適合されている。前記ブラケットは、テールゲート20に隣接するピラー上で、ボルト、リベット、溶接、又はそれらに類する手段によって側面パネル16に固定されている。ブラケット74がネジ77によって側面パネル16に固定された場合には、ステム70をブラケット74(最も好ましくは、側面パネル16)に固定するために、固定装置(例えば、ナットやそれに類するもの)は、ブラケット74の下に位置決めされることが望ましい。ブラケット74の開口部72がネジ加工されており、対応するようにネジ加工されたステム70を受容し保持することが望ましい。しかしながら、他の取付手段(例えば、ボルトや溶接)を利用しても、本発明の技術的範囲から逸脱しないことに留意すべきである。
図3を参照すると、第2端部組立体34は、トルクロッド30をテールゲート20に固定している一方で、図2に表わすように、右側の側面パネル24に隣接する右側のボディピラーで旋回可能なようにテールゲート20を支持している。第2端部組立体34は、右側の車両ヒンジピンを形成するサブ組立体63も含んでいる。サブ組立体63は、ブラケット86に取り付けるためのステム94を有しているピボットブッシュ90、及びブッシュ挿通部80を含んでいる。該ブッシュ挿通部は、旋回又は回転可能なようにピボットブッシュ90に挿通されている。
ピボットブッシュ90のステム94は、締り嵌め、ファセット当て(faceted fit)、又はこれら以外の固定係合手段でトルクロッド30の右側端部を受容するように適合されているボア92を有していることが望ましい。ピボットブッシュ90は、テールゲートブラケット86の開口部85に取り付けられている。開口部85はブラケット86に形成され、テールゲート端部23Bの、より大きな開口部91と共に位置合わせされていることが望ましい。ピボットブッシュ90のステム94は、対応するように構成されている、テールゲートブラケット86の開口部85でロックされていることが望ましい。例えば、ステム94は半円筒状である場合には、開口部85の構成も半円筒状であるので、回転不能なようにエンドブラケット86でピボットブッシュ90を保持可能となる。ピボットブッシュ90は、保持係合ステム94によっても開口部85に保持され得る。サブ組立体63は、ピボットブッシュ90内部に挿通されているブッシュ挿通部80をさらに含んでいる。ブッシュ挿通部80は、ピボットブッシュ90の内部と係合する円筒状ボディの表面82と、及びボディの表面82を阻害し、且つ、スロット83がピボットブッシュ90のボディ内で切断された状態で位置合わせされている、半径方向のスロット84と、を順番に含んでいる。
第2の端部組立体34は、ピボットブッシュ90のスロット83及びブッシュ挿通部80のスロット84に受容されている第2のキー78を取り付けるために、取付組立体103を含んでいる。図3に表わすように、キー78はスプリゲット101の一部であり、ネジ加工されたステム79を含んでいる。該ステムは、車両10の右側の側面パネル18に固定されている第2のブラケット73の開口部75に受容されている。ブラケット73は、ネジ76によって側面パネル18に螺合されていることが望ましい。しかしながら、他の取付手段(例えば、ボルトや溶接)を利用しても、本発明の技術的範囲を逸脱しないことに留意すべきである。
端部組立体32,34は類する方法で構成されている。テールゲート20の据付、交換、及び取り外しに関連する、組立体32,34の特定構成部材は異なるが、前記組立体で利用される他の構成部材は、車両10の両側で利用され得る同一構成部材である。例えば、取付サブ組立体102,103は同一部品を含んでいる。サブ組立体102は、スプリゲット68を含んでいることが望ましい。該スプリゲットは、パネル16に螺合されたブラケット74によってキー64を側面パネル16に固定するために、キー64を取付ステム70と結合するものである。同様に、サブ組立体103は、スプリゲット101を含んでいることが望ましい。該スプリゲットは、パネル18に螺合されたブラケット73によってキー78を側面パネル18に固定するために、キー78を取付ステム79と結合するものである。ここで、前記構成部材の唯一の相違点は、キー64の配置とキー78の配置とであって、これにより、テールゲート20の据付及び取り外しが容易となる。この点に関しては、図3において右側のキー78に関して独立した参照符号“78”を利用していることは、据付に関する説明を続けるための、単なるラベルであって、キー64と異なる構造を必要とする訳ではなく、キー64と同一であっても良いことに留意すべきである。キー64,78は細長い形状とされることが望ましい。細長い形状のキー78は、テールゲート20の、垂直方向の閉位置と水平後方の開位置との中間とされる所定方向に位置合わせされており、キー78の長軸(elongated axis)に沿った取り外し方向を規定している。しかし、取付組立体62,63が同一であるか、又は勝手違いである場合でさえ、右側のキー78が左側のキー64より垂直線に対して異なる角度で位置合わせされ得る。組立体62,63の構成部品の形状において相違があっても、本発明の技術的範囲を逸脱しないことが自明であり、留意すべきである。
図2に表わされるように組み立てられた場合には、トルクロッド30の右側端部87が、止めネジ96によって、ピボットブッシュ90のボア92内でロックされていることが望ましい。トルクロッド30はピボットブッシュ90に対して堅固に結合されているので、テールゲートが回転された場合には、トルクロッド30はテールゲート20と共に移動される。従って、テールゲート20が垂直な閉位置と水平な開位置との間で回転された場合には、テールゲート20の動作と共に、トルクロッド30は捩られる。テールゲート20が右側のキー78の長手軸に位置合わせされた場合には、トルクロッド30は付勢されない位置に移動する。これにより、テールゲートのラッチが外された場合には、前記閉位置から離隔されるようにテールゲート20を旋回させるように、バネ張力が生じる。さらに、テールゲートのラッチが前記開位置から外された場合には、前記閉位置に向かってテールゲートを引き上げるように、バネ張力が生じる。前記閉位置及び前記開位置の両方における、テールゲート20のラッチ動作(latching)は、よく知られた方法で実施される。例えば、釣合ヒンジ組立体63の構造の外側にある改良部分(例えば、テールゲート端部におけるオーバーセンタロックアーム)は、前記開位置で利用可能である。
ステム94は、端部パネル23Bの開口部91(図3に示す)上方の、テールゲート20の端部パネル23Bに取り付けられているテールゲートパネル取付ブラケット86の開口部85に対応して係合するような大きさとされていることが望ましい。開口部91は、ブッシュ90のステム94を受容し、且つ、テールゲート20に対してトルクロッド30の右側端部87を保持するように拡大されている。
適切な大きさとされ設定された、テールゲートパネル23Aの開口部を形成しようとするよりもむしろ、開口部55が単にブラケット48に設けられているだけである。開口部55は、テールゲートパネル23Aの、拡大された開口部57(図3に示す)に隣接して位置決めされている。開口部85,55は、テールゲート20を通じて延伸しているピボット軸と位置合わせされている。
上部フランジ48は、ボルト60及びナット100によってテールゲート20に締結されていることが望ましい。しかしながら、溶接又は他の固定手段を利用しても、本発明の技術的範囲を逸脱しない。開口部55は、ステム44と据付ブラケット46との間における相対的な回転を防止し、組立時に、据付ブラケット46及びピボットブッシュ40がテールゲート20と共に旋回するようにするように構成されている。ピボットボディ52のステム56がトルクロッド30の端部58を受容するチャンバー66を含むことによって、図に示すように、ピボットボディ52がトルクロッド30に効果的にロックされる。
その結果として、トーションロッド組立体63をテールゲート20に、及び取付組立体62を左側面パネル16にそれぞれ取り付けることによって、ヒンジ組立体22の部品が組み立てられる。止めネジ96を締めることによって、バネ張力が釣合ヒンジ組立体22に作用する前に、前記部品が位置決めされる。最初に、ブッシュ40,90がブラケット46,86に取り付けられる。そして、該ブラケットが、好ましくは溶接によってテールゲート20に取り付けられる。これにより、設定された開口部55,85がテールゲート20の端部で開口部57,91の上方で位置合わせされる。このことによって、テールゲート20が製造された後であっても、設定された開口部55,85の適切な大きさ、形状、及び位置決めを可能とされることが望ましい。このことは、元のテールゲートパネルの打ち抜きされた開口部の形状、大きさ、及び位置合わせに合わせることの困難性を克服するものである。止めネジ96は、製造前( pre-production)又は製造時の組立工程において初期的に取り付けられているが、組立工場で締め付けるために緩められたままとされている。端部87が開口部55,57を通じて挿通され、テールゲート20を通じて延伸しているように、端部58でピボットボディ52に接続されているトルクロッド30が位置決めされている。トルクロッド30は、例えば、溶接又は機械的結合によって、従来の生産前作業又は製造作業においてブラケット86に既に取り付けられたブッシュ90を通じて挿通されている。好ましい機械的結合は、ステム94を受容する開口部91又は開口部85の外周部を越えて前記ステムの壁を拡張し回転させる。従って、トルクロッド30の端部87はブッシュ90のステム94におけるボア92に挿通された後に、止めネジ96が締められる。
テールゲート20がトルクロッド30及びサブ組立体62,63を保持し、ボディの側面パネル16,18それぞれの上に取り付けられたサブ組立体102,103を取り付けた状態で、テールゲート20が据付のために位置決めされている。当初、キー64の軸は垂直に位置合わせされている。さらには、ピボットボディ52がスロット54にキー64を受容するように、テールゲート20は移動される。従って、テールゲート20は、スロット84をキー78と位置合わせするように旋回される。該キーは、中間角度(例えば、垂直状態から10°傾斜した角度)で取り付けられている。従って、傾斜されたテールゲート20は下がって、ブッシュ90内で位置合わせされたスロット84,83にキー78を係合する。
車両ボディにおける、互いに離隔配置された側面パネル(例えば、側面パネル16,18)の間にある、取り外し可能なように取り付けられた閉鎖部材(例えば、テールゲート20)が、上述の如く説明された組立体に設けられている。この構造は、特許文献1に開示されている構造体と略一致している。しかし、ヒンジがどのように単純化されるか、及びテールゲートの両側面(横方向の端部)を横切って延伸している直線的なトルクロッドを利用することによって、どのように前記組立体が改善されるかを示している。例えば、ブラケット46,86の各々がヒンジブラケットであり、それぞれがピボットブッシュ40,90に設けられている。さらに、ピボットブッシュは、回転又は旋回可能なようにブッシュ内でピボットボディ90,52と係合されている車両ボディヒンジピン(横方向の側面)を形成する。その一方で、スプリゲット68,101は、テールゲート端部で側面パネルについて取り付けられている車両ボディヒンジピンを形成する。端部組立体32,34は、前記ヒンジピンを形成する前記ブッシュによる、テールゲートの回転可能とされる支持に依存せず、駆動係合部(drive engagement)内のトルクロッドをブッシュ内部の車両ボディヒンジピンと結合するための手段を提供する。以前特許権が付与された、テールゲートの単一端部上に取り付けるように構成されたトルクロッドと同様に、本発明によって、閉鎖部材が取り外し位置にある車両ボディヒンジピンの少なくとも一部に亘り、ブッシュが横方向且つ下方に受容される。従って、閉鎖部材が取り外し位置から閉位置又は開位置のいずれかとなるように旋回された場合には、張力が作用した状態でトルクロッドは捩れる。前記張力は、前記閉鎖部材の旋回動作を補助する釣合効果を提供する。それにもかかわらず、前記閉鎖部材が前記取り外し位置にある場合には、前記組立体によって、車両ボディから前記閉鎖部材を容易に取り外すことが可能とされる。
本発明は、特定の実施例に基づいて説明されているが、本発明を当該実施例に限定することを意図する訳ではない。本発明の技術的思想の範囲内にある実施例の改良は、当業者にとっては自明である。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって規定される。
車両ボディのテールゲート組立体の斜視図である。 図1に表わされるテールゲート組立体を通過する断面図である。 図1及び図2のテールゲート組立体に組み込まれているヒンジ組立体の拡大分解図である。
符号の説明
10 自動車量
12 車両ボディ
14 後部区画(後部ベッド)
16 側面パネル
18 側面パネル
20 テールゲート
22 ヒンジ組立体
23A テールゲート端部
23B テールゲート端部
24 内部パネル
26 外部パネル
29 外部パネル
30 トルクロッド
32 第1の端部組立体
34 第2の端部組立体
40 ブッシュ
46 ブラケット
48 フランジ
50 フランジ
52 ピボットボディ
53 止めネジ
62 端部サブ組立体
63 釣合ヒンジ組立体
64 キー
68 スプリゲット
70 ステム
74 ブラケット
80 ブッシュ挿通部
90 ピボットボディ
94 ステム
96 止めネジ
101 スプリゲット
102 取付組立体
103 取付組立体

Claims (30)

  1. 開位置、閉位置、及び取り外し位置の間で閉鎖部材をピボット軸回りに動作させるために、車両ボディの、離隔配置された第1のボディ側面パネルと第2のボディ側面パネルとの間に前記閉鎖部材を取り外し可能なように取り付けるための機構であって、
    前記閉鎖部材の旋回動作における軸と一致しているピボット軸で、それぞれに第1のブッシュ及び第2のブッシュを装着し、且つ、前記閉鎖部材の対向する端部に固定されている、第1のヒンジブラケット及び第2のヒンジブラケットと、
    離隔配置された前記第1のボディ側面パネル及び前記第2のボディ側面パネルそれぞれの上に取り付けるための第1の車両ボディヒンジピン及び第2の車両ボディヒンジピンであって、前記閉鎖部材の旋回動作の軸と一致し、且つ、第1のブッシュ及び第2のブッシュ上で該第1のブッシュ及び第2のブッシュを支持し、次いで前記第1のヒンジブラケット及び前記第2のヒンジブラケットが取り付けられている前記閉鎖部材を支持するように構成されている、前記第1の車両ボディヒンジピン及び前記第2の車両ボディヒンジピンと、
    外周に位置決めされ横方向に開口されたスロットを有しており、前記閉鎖部材が前記取り外し位置にある場合に、前記ブッシュが前記第1の車両ボディヒンジピン及び前記第2の車両ボディヒンジピンのうち対応する1つのピンの少なくとも一部と横方向で係合する、前記第1のブッシュ及び前記第2のブッシュのうち一のブッシュと、
    前記第2のヒンジピン上で、前記第2のブッシュの回転支持部とは独立して、駆動係合部内で前記第1のヒンジブラケットに結合された第1の端部、及び前記第2のブッシュ内部で駆動係合部内のトルクロッドを前記第2の車両ボディヒンジピンと結合するための第2の端部を有している、軸方向に延在された前記トルクロッドと、
    を備え、
    前記閉鎖部材が前記取り外し位置から前記閉位置又は前記開位置のいずれかに旋回された場合に、張力が作用した状態で前記トルクロッドが捩れ、これにより、前記閉鎖部材が前記取り外し位置にある場合に、前記閉鎖部材の旋回動作を補助する釣合効果を提供し、且つ、前記閉鎖部材を前記車両ボディから容易に取り外し可能とすることを特徴とする機構。
  2. 前記第1の車両ボディヒンジピン及び前記第2の車両ボディヒンジピンの各々のうち少なくとも一部分が、前記第1のブッシュ及び前記第2のブッシュ内の、前記横方向に開口されたスロット又はもう一つのスロットと係合するために、キーを備えていることを特徴とする請求項1に記載の機構。
  3. 前記トルクロッドの少なくとも1つの端部が、ファセット断面を有し、
    前記ブッシュのうち少なくとも1つのブッシュが、前記トルクロッドの前記ファセット端部を堅固に受容するために、相補的なファセットチャンバーを有していることを特徴とする請求項1に記載の機構。
  4. 前記ファセットトルクロッドの端部及び前記ファセットチャンバーが、互いに固着係合するために多角形状とされていることを特徴とする請求項3に記載の機構。
  5. 前記ファセットトルクロッドの端部及び前記ファセットチャンバーが、互いに固着係合するために半円状とされていることを特徴とする請求項3に記載の機構。
  6. 前記トルクロッドが、少なくとも1つの端部で止めネジによって固定されていることを特徴とする請求項1に記載の機構。
  7. 前記トルクロッドは、前記トルクロッドの端部の各々で止めネジによって固定されていることを特徴とする請求項1に記載の機構。
  8. 前記ファセットトルクロッドが、止めネジによって固定されていることを特徴とする請求項3に記載の機構。
  9. 第1のボディパネルに隣接してテールゲートを旋回可能なように装着するための、第1の支持部を有している第1の端部組立体であって、
    前記第1の支持部が、細長いキーを有しているピボット部材、及び前記ピボット部材よって旋回可能なように受容されているブッシュを備え、且つ、前記テールゲートに対して前記ブッシュをロックするために、ステムを含んでいる第1の端部組立体と、
    前記第1のボディパネルに対向する第2のボディパネルに隣接して前記テールゲートを旋回可能なように装着するために、第2の支持部を有している第2の端部組立体であって、
    前記第2の支持部が、キーであって、前記第2のボディパネルに前記キーを固定するための取付部を有しているキーと、前記キーを受容するように位置合わせされているスロットを有しているピボットボディと、前記テールゲートの開口部に受容され、且つ、前記ピボットボディを装着しているピボットブッシュと、前記ピボットボディに対して固定された保持ブッシュ及び第2の端部と共に動作するように固定されている第1の端部を有しているトルクロッドと、を備えている前記第2の端部組立体と、
    を備えていることを特徴とするテールゲート釣合ヒンジ。
  10. 前記トルクロッドの少なくとも1つの端部が、ファセット断面を有していることを特徴とする請求項9に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  11. 前記ファセット断面が、多角形状とされていることを特徴とする請求項10に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  12. 前記トルクロッドが、止めネジによって前記保持ブッシュ内に固定されていることを特徴とする請求項9に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  13. 前記トルクロッドが、止めネジによって前記ピボットボディ内に固定されていることを特徴とする請求項9に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  14. 前記ピボットボディが、前記ピボットブッシュによって回転可能なように受容されていることを特徴とする請求項9に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  15. 前記ピボットボディが、ステムと、前記ブッシュ内で回転するように前記ステムをロックするための保持部と、を含んでいることを特徴とする請求項14に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  16. 前記ファセット断面が、半円状とされていることを特徴とする請求項10に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  17. ベッドと、
    第1の側面及び第2の側面のそれぞれの上にある、前記ベッドの第1のピラー構造体及び第2のピラー構造体と、
    テールゲートと、
    前記第1のピラー及び前記第2のピラーで前記テールゲートを、旋回可能且つ選択的に取り外し可能なように支持しているヒンジ構造体と、
    を備えている車両ボディであって、
    前記ヒンジ構造体が、
    前記第1のボディピラーに隣接し、且つ、前記テールゲートを旋回可能なように装着するための第1の支持部を備えている第1の端部組立体であって、
    前記第1の支持部が、ピボット部材、及び前記ピボット部材によって旋回可能なように受容されるブッシュを含み、前記ブッシュが、前記テールゲートに対して前記ブッシュをロックするためのステムを含んでいる前記第1の端部組立体と、
    前記第2のボディピラーに隣接し、且つ、前記テールゲートを旋回可能なように装着するための第2の支持部を備えている第2の端部組立体であって、
    細長いキー、及びスプリゲットを前記第2のボディピラーに固定するための取付ステムを含んでいる前記スプリゲットと、前記キーを受容するために位置合わせされているスロットを含んでいるピボットボディと、前記テールゲートの開口部に受容され、且つ、前記ピボットボディを装着しているピボットブッシュと、前記ブッシュと共に動作するように固定されている第1の端部と、前記ピボットボディに対して固定されている第2の端部と、を含んでいるトルクロッドと、を備えている前記第2の端部組立体と、
    を備えていることを特徴とする車両ボディ。
  18. 前記トルクロッドの少なくとも1つの端部が、ファセット断面を有し、
    前記ピボットブッシュが、前記トルクロッドの前記ファセット端部を堅固に受容するための相補的なファセットチャンバーを有し、
    前記ファセットトルクロッドが、前記ピボットブッシュ内部で止めネジによって固定されていることを特徴とする請求項17に記載の車両ボディ。
  19. ファセット断面を有している第1の端部を備えるトルクロッドを含んでいるヒンジ構造体と共に、選択的に取り外し可能とされるテールゲートを、前記テールゲートの第1の端部及び第2の端部に隣接して位置決めされている、第1の車両ボディのピラー及び第2の車両ボディのピラーに組み付けるための方法であって、
    対応するファセット断面を有している第1のチャンバーを含んでいるブッシュに前記トルクロッドの前記第1の端部を挿通する段階と、
    対応するファセット断面を有している第2のチャンバーを含んでいるピボットボディ内に前記トルクロッドの前記第2の端部を挿通する段階と、
    前記ブッシュを前記テールゲートの前記第1の端部に固定する段階と、
    前記第2のボディピラーに取り付けられているキー全体に亘り、前記ピボットボディを滑動させる段階と、
    前記第1の車両ボディピラーに取り付けられている、位置合わせされた細長いキーの全体に亘り、前記ブッシュを滑動させる段階と、
    前記細長いキーによって前記ブッシュを旋回可能なように支持する段階と、
    を備えていることを特徴とする組立方法。
  20. 前記ブッシュを前記テールゲートの前記第1の端部に固定する前記段階が、前記テールゲートの前記第1の端部に開口部を有しているブラケットを据え付ける段階と、前記ブッシュを前記開口部に挿通する段階と、を備えていることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. テールゲートに取り付けられた第1のブラケット内に装着され、且つ、車両ボディに取り付けられた第1のキーによって解放可能なように支持されている第1のブッシュを含んでいる第1の端部組立体と、
    前記テールゲートの対向する端部に取り付けられた第2のブラケット内に装着され、且つ、前記第2のブッシュに横方向に挿通され、前記車両ボディの対向する側面に取り付けられた第2のキーによって解放可能なように支持されている、開口された第2のブッシュを含んでいる第2の端部組立体と、
    前記第1のブッシュ及び前記第2のブッシュのそれぞれに挿通された第1の端部及び第2の端部を有している、軸方向に延在されたトルクロッドであって、
    前記トルクロッドの前記第1の端部及び前記第2の端部のうち少なくとも1つの端部が、前記第1の端部組立体及び前記第2の端部組立体のうち対応する1つの端部組立体に堅固に挿通されているトルクロッドと、
    を備え、
    前記第1のキー及び前記第2のキーが、前記テールゲートの初期据付位置及び取り外し位置を規定するように独立して位置合わせされていることを特徴とする車両閉鎖組立体のテールゲート釣合ヒンジ。
  22. 前記第1のブッシュが、第1のボディピラーに隣接して前記テールゲートを旋回可能なように装着している第1の支持部を中心に前記テールゲートと共に旋回し、
    前記第1の支持部が、前記第1のボディピラー上に第1のブラケットによって装着された第1のスプリゲットを含み、
    前記第1のスプリゲットが、前記第1のキーと、前記第1のキーを前記第1のブラケットに固定するための第1の取付部と、を含み、
    前記第2のブッシュが、第2のボディピラーに隣接して前記テールゲートを旋回可能なように装着している第2の支持部を中心に前記テールゲートと共に旋回し、
    前記第2の支持部が、前記第2のボディピラー上に第2のブラケットによって装着されたスプリゲットを含み、
    前記スプリゲットが、前記第2のキーと、前記第2のキーを前記第2のブラケットに固定するための取付部と、を含んでいることを特徴とする請求項21に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  23. 前記第1のブッシュ及び前記第2のブッシュのそれぞれに挿通された、第1のピボットボディ及び第2のピボットボディをさらに備え、
    前記第1のピボットボディ及び前記第2のピボットボディが、それぞれ前記第1のキー及び前記第2のキーを受容するために、第1のスロット及び第2のスロットを含んでいることを特徴とする請求項22に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  24. 前記トルクロッドが、前記第1のブッシュと共に動作するために前記第1の端部組立体に堅固に挿通されている第1の端部と、前記第2のピボットボディによって前記第2の端部組立体に堅固に挿通されている第2の端部と、を有していることを特徴とする請求項23に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  25. 前記トルクロッドが、少なくとも1つの端部で止めネジによって固定されていることを特徴とする請求項21に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  26. 前記トルクロッドが、少なくとも1つの端部でファセット断面を有していることを特徴とする請求項21に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  27. 前記トルクロッドのファセット断面が、対応する形状とされ適合するブッシュ内部における回転を防止する、少なくとも1つの表面不連続部を有していることを特徴とする請求項26に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  28. 前記トルクロッドのファセット断面が、前記トルクロッドを容易に製造するために、長手方向に連続的とされることを特徴とする請求項26に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  29. 前記トルクロッドのファセット断面が、前記トルクロッドの一部分のみに形成されていることを特徴とする請求項26に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
  30. 前記トルクロッドのファセット断面が、多角形状又は半円状とされることを特徴とする請求項26に記載のテールゲート釣合ヒンジ。
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