JP2007531129A - 相互作用機器の機能のシーケンス制御 - Google Patents

相互作用機器の機能のシーケンス制御 Download PDF

Info

Publication number
JP2007531129A
JP2007531129A JP2007505550A JP2007505550A JP2007531129A JP 2007531129 A JP2007531129 A JP 2007531129A JP 2007505550 A JP2007505550 A JP 2007505550A JP 2007505550 A JP2007505550 A JP 2007505550A JP 2007531129 A JP2007531129 A JP 2007531129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
functions
diagnostic
executed
management unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007505550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4559468B2 (ja
Inventor
ヒルナー,ハンス
ヘルツ,クラウス
チェン,ルー
エバート,ミヒャエル
ケーニッヒ,ティモ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2007531129A publication Critical patent/JP2007531129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4559468B2 publication Critical patent/JP4559468B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0421Multiprocessor system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/52Program synchronisation; Mutual exclusion, e.g. by means of semaphores
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/22Pc multi processor system
    • G05B2219/2222Use of priority levels for gaining access to resources
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/24Pc safety
    • G05B2219/24063Select signals as function of priority, importance for diagnostic
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/26Pc applications
    • G05B2219/2623Combustion motor
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/35283Plausibility check for function, program, inhibit dangerous, unallowed program

Abstract

本発明は、少なくとも2つの相互作用する機器(2、3)で実行可能な複数の機能(4、5)をシーケンス制御する方法であって、第1の機能(4、5)が第1の機器(2、3)で、第2の機能(4、5)が第2の機器(2、3)で実行される。本発明は、また、相互に妨げる影響を及ぼすような、第1の機能(4、5)と第2の機能(4、5)との同時実行を回避するように、機能(4、5)の実行を制御する、管理ユニット(6、7)を備える方法を実施するシステムに関する。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも2つの相互作用する機器(Geraete)で実行可能な複数の機能をシーケンス制御する方法に関するものであって、第1の機能が第1の機器で、第2の機能が第2の機器で実行される。本発明は、さらに、実行可能な機能を伴う少なくとも2つの相互作用する機器を備えたシステム、特に当該方法を実施するシステムに関するものであって、第1の機能が第1の機器で、第2の機能が第2の機器で実行される。機能は、特に、機器によって制御される装置(Vorrichtung)の駆動方法またはコンポーネントを検査するための、いわゆる診断機能でありうる。
少なくとも2つのかかる機器によって制御される装置の例として、最近の車両の内燃機関が挙げられる。エンジンは、例えば噴射弁、絞り弁、アクターのような多様なコンポーネント、または温度センサ、回転数センサもしくはラムダセンサのような多様なセンサを備えうる。かかる内燃機関では、制御機器(Steuergeraete)とも称される機器が、例えばエンジンの燃料供給、点火時点および他の設定された駆動パラメータを制御するために使用される。制御機器は、通常、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラに付随して構成される。制御機器では、数百にも及ぶ診断機能が実行されうる。これらの診断機能は、内燃機関の極めて多様な駆動方法およびコンポーネントをそれらの駆動中に検査する。これらの診断機能は、エンジンに組込まれたセンサから提供される、例えば温度または回転数のような、エンジンの駆動パラメータの値を利用する。幾つかの診断機能は、受動的に実行され、センサから提供される値を単に読出す一方で、他の診断機能は、エンジン駆動に能動的に介入し、センサから提供される値を照会する。診断機能の1つによって、エンジンの駆動方法またはコンポーネントにおけるエラーが検出されると、電子データ形式のエラープロトコルにエラーに関する情報が記憶され、情報は、後にスキャンツールによって読出されうる。エラーの重要度に応じて、車両の計器盤では警告信号が作動されうる。
多様な制御機器によって実行される診断機能は、必ずしも互いに両立しない。例えば、エンジンの所定の駆動パラメータまたは所定の状態におけるコンポーネントを測定するために、エンジン駆動に介入する診断機能は、測定時間の間に亘って、内燃機関の他の駆動パラメータを予め定められた値に調節しうる。かかる能動的な1つの診断機能と並列して、エンジン駆動に能動的に介入する診断機能によって調節された駆動パラメータの値にアクセスする、他の診断機能が実行されれば、他の診断機能はエラーを伴う結果に達する。よって、かかる診断機能の少なくとも1つを他の診断機能が妨げる影響を及ぼすような、診断機能の同時実行を回避する必要がある。
この目的に対して、2つの制御機器を伴う既知の内燃機関において、例えば、2つの制御措置で実行される診断機能の時間的な順序を、少なくとも1つの診断機能を他の診断機能が妨げる影響を及ぼすような、2つの診断機能を同時に実行しないように決定することが知られている。この実行順序は、プログラムコードに伝達され、制御機器に対して固有に予め定められる。これにより、この実行順序は、もはや内燃機関の駆動中は変更不能となる。
この解決からは、幾つかの重大な問題が生じる。これらの問題の1つは、かかるシステムの柔軟性が欠如してしまうことにある。後に、例えば、少なくとも1つを他が妨げる影響を及ぼすような、診断機能の新しい組合せが決定されると、該当する診断機能の実行順序を変更する必要が生ずる。しかし、このためには、必然的に多くの労力を伴ってプログラムコードが変更されねばならない。
他の大きな問題は、各診断機能に固有の実行順序によって、各診断機能の実行のために限定された時間フレームが固有に設定される、という事実からも生ずる。エンジンの幾つかの駆動パラメータに対する診断機能を実行するためには、しばしば、例えば所定の負荷もしくは相対的な空気質量、回転数または温度のような、適切な値が必要となるため、それらの必要な値が、実行のために診断機能に与えられる、限定された時間フレームの間に存在しない、という場合が頻繁に生ずる。それゆえ、当該診断機能が割り当てられた時間フレームの間には準備されていないことになる。よって、診断機能が実行されず、時間フレームは利用されずに経過してしまう。診断機能は、後に割り当てられた時間フレーム内で再び実行の機会を初めて与えられ、その場合には、必要とされる駆動パラメータの値が次の時間フレーム内に存在するか否かが再び問題となる。
(発明の利点)
本発明によれば、前述した問題を回避するために、少なくとも2つの相互作用する機器で実行される複数の機能をシーケンス制御する方法と、当該方法を実施するシステムとが提供される。
本発明に基づく方法によれば、機能は、時間的に定められた実行順序にもはや束縛されない。対照的に、方法のステップ(a)において、同時に実行されると、少なくとも1つの機能を他の機能が妨げる影響を及ぼすような、第1および第2の機能の禁止された組合せが決定される。後続のステップ(b)において、第1の機能の各々に優先値が割り当てられ、ステップ(c)において、第1の機能のうち最も優先値の高い機能が選択され、選択に際しては、第2の機能が実行されると、実行されている第2の機能とともに禁止された組合せを形成する、第1の機能の各々が考慮されず;ステップ(d)において、残されている選択された第1の機能が識別され、ステップ(e)において、識別された機能が開始される。上記説明から明らかなように、機能が実行される順序は、機能に割り当てられた優先値に依存する。優先値は、機器の駆動中において、常に新たに計算されうる。例えば、機能が最後に実行されてからの経過時間が優先値により考慮されうるため、最後の実行からの経過時間が長い機能ほど、相対的に高い優先値が割り当てられる。機器が装置を制御する限り、このような方法により機能の実行が装置の様々な駆動状態に適合され、機能によって装置の駆動サイクルの時間的な要求を満たすことがさらに確実となる。本発明の他の利点は、多くの労力を伴わずに修正が行われうるという可能性により生ずる。例えば、機器が駆動を開始した後の時点において、第1および第2の機能が同時に実行され、予期に反して2つの機能のいずれか1つを他の機能が妨げる影響を及ぼすことが検出された場合には、当該2つの機能を労力を伴わずに禁止される組合せとして追加的に決定しうる。機能全体について複雑な実行順序を新たに決定する必要はなく、面倒なプログラムコードの新たな決定も不要である。本発明に基づく方法を装置として実行するためには、管理ユニットを伴う既知の機器が使用されうる。例えば、実行される機能を伴う1つの機器のみを用いて装置を制御するために使用されるような、既知の機器が使用されうる。
本発明の望ましい実施形態において、ステップ(b)、(c)および(d)は、全ての機器に共通の管理ユニットによって実行される。よって、管理ユニットは、ステップ(b)〜(d)に関して、全ての機器に関する権限を有する。次に、識別された機能を開始させるために、管理ユニットは、識別された機能が実行されている機器に当該機能に係る開始指令を与える。
他の本発明に基づく実施形態においては、第1の機器に属する第1の管理ユニットが、ステップ(b)、(c)および(d)を実行する一方で、第2の機器に属する管理ユニットが、第2の機能に関して相当するステップ(b’)、(c’)および(d’)を実行し、ステップ(e’)においてステップ(d’)で識別された第2の機能を開始させる。本実施形態においては、第1の管理ユニットと第2の管理ユニットとが機能のシーケンス制御に組み込まれており、その場合に各管理ユニットは、各機器の機能に関する権限を有する。
2つの管理ユニットの各々がステップ(b)、(c)および(d)もしくは(b’)、(c’)および(d’)を同時に実行する場合には、2つの機器は、同時に実行されるステップ(d)および(d’)において、禁止された組合せを形成する機能を各々に識別するかもしれない。この結果から生ずる問題を回避するために、2つの識別された機能の第1の機能のみが開始される一方で、識別された第2の機能に対する開始指令が禁じられる。次に、機能が開始されなかった第2の管理ユニットがステップ(d’)を繰り返す場合には、管理ユニットは、第1の機器が実行している機能を考慮しうる。
一般に、識別された第2の機能が同時であれば、開始を禁ずる代わりに、2つの管理ユニットによって同時に識別された機能が禁止された組合せを形成するか否かが予め検査されうる。この場合にのみ、第2の機能が棄却される。
管理ユニットの各々が、他の管理ユニットの各々の少なくとも1つの機能とともに禁止された組合せを形成する、少なくとも1つの開始された機能および当該機能の終了を、他の管理ユニットの各々に報告することができる。各管理ユニットが他の管理ユニットの機能の開始および終了を報告されることによって、各管理ユニットは、それ以上の照会を行う必要なしに、ステップ(c)もしくは(c’)で機能を選択する際には、常に、目下実行されている機能とともに禁止された組合せを形成する機能を考慮する必要がない。この際には、一方では、各機能の各開始および各終了を他の管理ユニットの各々に報告可能であり、他方では、他の機能とともに禁止された組合せを形成する、それら機能の開始および終了のみを他の管理ユニットの各々に報告可能である。
機能の開始および終了の実行の代りに、管理ユニットの各々は、機能の意図される開始の各々を他の管理ユニットの各々に報告し、または、ステップ(a)で他の管理ユニットの各々の少なくとも1つの機能とともに禁止された組合せとして決定されている、機能の意図される開始のみを報告しうる。この際には、報告を受信した管理ユニットは、最後に識別され、かつ、開始を意図されている機能が、受信した管理ユニットによって既に開始されている機能とともに禁止された組合せを形成するか否か、を報告元の管理ユニットに返答する。禁止された組合せを形成する場合には、報告元の管理ユニットによって、機能の意図される開始が放棄される。
この際には、管理ユニットの1つは、中央の管理ユニットとして形成可能であり、全ての他の管理ユニットが各々の機能の意図される開始に際して、予め当該機能が既に実行されている機能とともに禁止された組合せを形成するか否か、を中央の管理ユニットに照会しうる。
望ましくは、2つの機器によって1つの装置が制御され、第1および第2の機能が装置と相互作用する。この場合には、望ましくは、各第1の機能もしくは各第2の機能について優先値を割り当てる際に、装置の所定の駆動パラメータの値を用いて、第1もしくは第2の機能が実行可能であるか否か、を判断しうる。本実施形態においては代りに、ステップ(c)における最も優先値の高い機能の選択は、実行可能として評価された機能の元でのみ行われる。それゆえ、ある機能が高い優先値に基づいて選択されたが、実行に必要とされる、装置の所定の駆動パラメータの値が与えられていないために開始不能である、というような場合が生ずることは回避される。
第1および第2の機能のうち少なくとも1つは、機器によって制御される装置の少なくとも1つの駆動方法または少なくとも1つのコンポーネントを検査する機能である。かかる機能は、一般に、診断機能と称される。
同様に、望ましくは、かかる診断機能によって検出された、装置の駆動方法またはコンポーネントの特性、特に駆動方法またはコンポーネントのエラーが、他の機能に優先値を割り当てるために援用される。これによって機能の選択に際して、装置の機能またはコンポーネントのエラーのような、既に診断された特性が考慮される。場合によっては、装置の駆動方法またはコンポーネントのかかるエラーまたは所定の特性に基づいて実行可能ではなく、あるいは実行によってエラーを伴う結果を提供する機能は、このような方法によって選択から除外されうる。その特性が機能に優先値を割り当てる際に用いられる、装置の駆動方法またはコンポーネントは、禁止された組合せと同様に、製造者によっても予め決定されうる。
優先値の割り当てに際して、特性が考慮されうるように割り当てを行おうとする一方の機器の管理ユニットが、他方の機器で実行されている診断機能の各々によって検出された特性について各々に報告されなければならない。この際には、かかる情報が伝送される、2つの機器を接続するバスは、大量の情報によって過負荷となる恐れがある。よって、機器間のデータ伝送を可能な限り低く抑えるために、望ましくは、診断機能によって検出された、機能に優先値を割り当てるために援用されるべき、装置の駆動方法またはコンポーネントの特性のみが、管理ユニットの少なくとも1つによって、他の管理ユニットの各々に報告される。
診断機能の実行に際しては、複数の原因を伴いうるエラーが検出される限り、原因の少なくとも1つの存在を検査するために、少なくとも1つの他の診断機能が実行される。例えば、診断機能によって検出された、装置の駆動方法またはコンポーネントのエラーの原因は、診断機能が当該検査のためにセンサの測定値にアクセスしている場合には、装置の駆動方法またはコンポーネントが実際に故障しているか、またはセンサが故障していることにある。よって、装置の駆動方法またはコンポーネントの検出されたと思しきエラーを検証するために、センサについてのエラーを調べる、他の診断機能が開始されうる。センサが故障しておらず、正常に機能していることが他の診断機能によって検出されれば、装置の駆動方法またはコンポーネントの診断機能によって検出されたと思しきエラーが確認される。これによって、装置の駆動方法またはコンポーネントのエラーの存在に関する信頼に足る説明が得られる。他の診断機能を可能な限り即座に実行するためには、診断機能の優先値が適切な方法により高く設定される。
機能が実行される限り、機能の極端に頻繁な実行を回避するために、機能の優先値が下げられうる。
第1および第2の機器がマイクロコントローラに付随して各々に構成され、管理ユニットは、2つのマイクロコントローラのいずれか1つで、処理リソースの一部を要求しながら実行される。さらに、2つのマイクロコントローラが同一であるようにしてもよい。これは、例えば、2つの機器のために専用の管理ユニットが各々に設けられる場合である。
さらに、システムが中間バッファを備えるようにしてもよく、中間バッファには、機能の開始もしくは終了、または機能を開始させる意図に関する報告が一時的に記憶されうる。この際には、機能の開始を決定せねばならない管理ユニットは、中間バッファにアクセスし、記憶されている情報を用いて機能の開始を許可または拒否しうる。
特に望ましくは、システムは、機器によって制御される装置を備える。ここで、装置は、特に望ましくはエンジン、特に自動車の内燃機関である。
同様に、システムは、特に望ましくはCANバスを備える。かかるバスは、すでに多くの車両で使用されているため、追加的なコストを伴うことなしに、望ましくは本発明に基づく方法もしくはシステムとともに使用されうる。
(実施例の説明)
本発明の好ましい実施例は、以下で図面を参照しながら詳細に説明される。
図1に図式的に示されるシステムは、2つの制御機器2、3によって制御される内燃機関1を備える。制御機器2では複数の診断機能4が、制御機器3では複数の診断機能5が実行される。管理ユニット6は、CANバス14を介して2つの制御機器2、3と接続される。管理ユニット6は、計算モジュール10とバリデータ(Validator)12とを備える。各制御機器2、3には、エラーバッファ8、9が各々に対応づけられており、各制御機器2、3および管理ユニット6がエラーバッファにアクセスを有する。
内燃機関1の駆動は、一部が制御機器2、一部が制御機器3によって制御される。ここで、内燃機関1とそのコンポーネント上では、様々な処理と機能が実行される。これらの機能は、全体もしくは一部のみとしての内燃機関1、または内燃機関1のコンポーネントに関するものとなりうる。内燃機関1のエラーを伴わない機能を保証するために、これらの機能は、永続的に管理され、かつ監視されねばならない。これらの課題のために、診断機能4、5が権限を有する。診断機能4、5には、例えば所定の温度または回転数のような、内燃機関1の様々な駆動パラメータの特殊な値においてのみ実行可能なものがある。さらに、制御機器2で実行される診断機能4には、同時実行により、制御機器3で実行される診断機能5の幾つかを妨げる影響を及ぼすことでエラーを伴う結果を提供する、所定の診断機能4がある。このため、かかる2つの診断機能4、5の同時実行は、回避されねばならない。
診断機能4、5の実行を制御する方法が、図2のフローチャートに示される。ここで、ステップS0は、処理の開始を示す。後続のステップS1において、同時実行により、少なくとも1つを他の診断機能が妨げる影響を及ぼすような、クリティカルな診断機能4、5の全ての組合せが算出され、計算モジュール10に記憶される排他マトリクス(Exklusionsmatrix)内の禁止された組合せとして決定される。
計算モジュール10は、ステップS2において各診断機能4、5のために優先値を算出し、各診断機能4、5に割り当てる。診断機能4、5の優先値の算出に際しては、例えば、特に当該診断機能4、5が最後に実行されてからの経過時間が考慮されうる。ここで、診断機能4、5には、例えば、最後の実行からの経過時間が長い診断機能4、5ほど、相対的に高い優先値が割り当てられうる。
優先値の割り当ての後、管理ユニット6は、ステップS3において制御機器2、3のいずれか1つを選択する。管理ユニット6は、例えば、目下利用されていない最大の処理能力を伴う制御機器2、3を選択しうる。説明の簡略化のために、普遍性を制限することなしに、管理ユニット6がステップS3において制御機器2を選択するものと仮定する。
後続のステップS4において、計算モジュール10は、制御機器2で実行される診断機能4のうち最も優先値が高く、かつ、内燃機関の駆動パラメータの現在値において同時に実行可能な診断機能を選択する。
次にステップS5において、制御機器3の診断機能5が目下実行されているか否かが決定される。診断機能5が実行されていなければ、下方に示されているステップS8の別の処理が続行される。診断機能5が実際に実行されていれば、計算モジュール10は、ステップS6において、ステップ4で選択された実行可能な診断機能4の各々と実際に実行されている診断機能5との組合せを形成し、後続のステップS7において、排他マトリクスに記憶されている禁止された組合せと当該組合せとを比較して、ステップ4で選択された診断機能4から、実際に実行されている診断機能5とともに、禁止された組合せを形成する各診断機能を選択する。ここで、ステップS4で選択された実行可能な診断機能4の全てが選択されれば、処理は、ステップS7からS2に復帰する。実際に実行されている診断機能5とともに禁止された組合せを形成しない、ステップS4で選択された診断機能4の少なくとも1つが残されている限り、処理は、ステップS8によって続行され、残されている診断機能4から診断機能4の各々が計算モジュール10によって識別される。ステップS5で実際に実行されている診断機能5が検出されず、それゆえにステップS8が続行される上述の場合において、ステップS3で選択された診断機能4の1つがステップS8において識別される。そして、ステップS8で識別された診断機能4の各々が、ステップS9において開始される。処理は、ステップS2以降のステップの反復により続行する。ステップS3で制御機器3が選択された場合には、ステップS4において診断機能5のうち最も優先値の高い診断機能が選択されて、処理は、選択された診断機能4の代りに選択された診断機能5により上述のように実行される。
このように開始されて実行される各診断機能4、5は、内燃機関1で実行されている他の機能、もしくは内燃機関1のコンポーネントを検査する。診断機能4、5の1つが検査された機能もしくはコンポーネントにおいてエラーを検出する限り、診断機能は、エラーをエラーバッファ8、9に記憶し、エラーバッファは、診断機能が実行される制御機器2、3に対応づけられる。エラーを検出した診断機能4、5の1つは、以下では4’ないし5’と示される。エラーバッファ9の登録は、必要の際にはCANバス14を介してエラーバッファ8に伝達されうるが、エラーバッファ9内で消去されることはない。これは、内燃機関1で実行される一部の機能がエラーバッファ8、9のいずれか一方にアクセスしうる一方で、他の機能がエラーバッファ8、9のいずれか他方に含まれるエラーを登録することを指示されうるため、必要となりうる。
エラーバッファ8、9のエラー登録は、さらに、ステップS2で診断機能4、5のための優先値の計算において考慮される。すなわち、エラー登録が診断機能4、5の1つによって必要とされる内燃機関1の故障したコンポーネントに関するものであれば、当該診断機能4、5は、コンポーネントの故障によって、もはや正しい結果を提供しえない。かかる場合には、診断機能4、5は、ステップS2において、診断機能4、5の実行が禁止されるように、相対的に低い優先値を割り当てられる。優先値の決定に際してエラー登録を考慮するために、各エラー登録に対して禁止すべき診断機能4、5を詳細に示す、所定の禁止マトリクス(Sperrmatrix)が使用されうる。
診断機能4、5によって検出されたエラーには、様々な原因が存在しうる。例えば、実際に、内燃機関1の検査された機能またはコンポーネントの故障が存在しうる。しかし、診断機能4’、5’によって使用される、例えば測定センサのような機器が故障し、エラーを伴う測定値が診断機能4’、5’に提供されることで、当該診断機能4’、5’によるエラー報告がなされる場合もありうる。かかる理由により、バリデータ12が備えられる。バリデータ12には、各診断機能4、5によって使用される、内燃機関1のコンポーネントもしくは機能を示すテーブルが格納される。診断機能4’、5’によって検出されたと誤認されたエラーが、エラーバッファ8に記憶される限り、バリデータ12は、テーブルを用いて診断機能4’、5’によって使用されるコンポーネントもしくは機能を決定し、コンポーネントもしくは機能の検査のために、診断機能4”、5”の実行を計算モジュール10に要請する。これは、ステップS2で計算モジュール10によって優先値を算出するに際して、要請される診断機能4”、5”の優先値が高く設定され、即座に実行されることで考慮されうる。診断機能4”、5”が、検査されたコンポーネントによって正しい機能を検出すれば、エラーは、バリデータ12によってエラーバッファ8に検査済みとして記憶される。診断機能4”、5”の1つがエラーを伴うコンポーネントまたは機能を検出すれば、そのコンポーネントまたは機能は、診断機能4’または5’によって検出されたエラーの原因とみなされ、診断機能4’、5’のための登録が従属エラーとして記憶されて、該当する原因となるエラーが登録される。すなわち、技術者は、エラーバッファ8、9の内容を用いて、障害原因を即座に認識して除去しうる。
図1に示すシステムの変形例においては、管理ユニット6、制御機器2およびエラーバッファ8を、図1に破線で示す輪郭として示唆される、単一のマイクロコントローラ16によって形成しうる。
他の変形例によれば、制御機器3もマイクロコントローラ17によって形成される。これは、マイクロコントローラ16と同様な構造であるため、マイクロコントローラ16と同様に、計算モジュールおよびバリデータを伴う管理ユニットを備える。この管理ユニットは、前述されたシステムの駆動には必要とされないため、非稼動状態にされ、それゆえに破線で示される。このように、図1に示すシステムは、既知の内燃機関において内燃機関の制御に各々に使用されるような、制御ユニット、管理ユニットおよびエラーバッファを伴う2つの既知のマイクロコントローラを用いて実施される。
図3は、2つの同一のマイクロコントローラ16、17を伴うシステムで使用可能なシーケンス処理方法のフローチャートを示しており、それらマイクロコントローラの管理ユニット6、7は、稼動状態にある。図2のフローチャートのように、ステップS0は、処理の開始を示す。同様に、ステップS1においては、図2と同様な禁止された組合せが決定される。これは、もちろん、2つの管理ユニット6、7の計算モジュール10、11に排他マトリクスとして記憶される。
後続のステップS2〜S8は、診断機能4のための管理ユニット6によって実行され、対応するステップS’2〜S’8は、診断機能5のための管理ユニット7によって実行される。ステップS2〜S8もしくはS’2〜S’8は、図2に関して前述された同一の処理ステップである。もはや制御機器2、3のいずれも選択される必要がないため、図2のフローチャートのステップS3のみが、図3のフローチャートでは省略される。
ステップS8もしくはS’8で診断機能4もしくは5が識別された後、管理ユニット2もしくは3は、ステップS10もしくはS’10において、識別された診断機能を他の管理ユニットに報告する。管理ユニット7が受信した報告を記憶することで、処理のいかなるステップの状態においても、ステップS’6の次の実行に際して当該報告が考慮される。管理ユニット6は、ステップS10の状態にない場合、すなわち報告の受信が自ら送信した報告と重ならない場合にのみ、受信した報告を記憶する。2つの報告が重なる場合には、さらに、管理ユニット7は、ステップS’11において自らが識別した診断機能を棄却し、ステップS’2に復帰する。
ステップS9もしくはS’9において、管理ユニットは、自らが識別した診断機能を各々に開始する。
診断機能の完了は、ステップS12もしくはS’12の各々において他方の管理ユニットに各々に報告される。
図4には、2つの同一のマイクロコントローラ16、17を伴うシステムの他の実施形態が示される。マイクロコントローラ16には、制御機器2、管理ユニット6およびエラーバッファ8が、図1に示される実施形態で設けられる。同様に、マイクロコントローラ17は、診断機能5を伴う制御機器3、計算モジュール11およびバリデータ13を伴う管理ユニット7、およびエラーバッファ9を備える。中間バッファ15は、CANバスを介して2つの管理ユニット6、7によって到達されうる。
診断機能4、5のシーケンス制御は、図5に示される方法によって行われる。ステップS0、S1は、2つのマイクロコントローラ16、17に対して、図3について説明したように行われる。同様に、ステップS2〜S8は、マイクロコントローラ16に対して、図3の対応するステップと同様に実行され、すなわちそれらの処理ステップによって診断機能4の実行が制御される。マイクロコントローラ17で実行されるステップS’2、S’4およびS’8は、ステップS2、S4およびS9と同様である。この後、ステップS’4で選択された診断機能5が、直後のステップS’8で識別される。しかし、後続のステップS’13において、開始が意図されることをステップS’8で識別された診断機能5に関する情報が中間バッファ15に記憶される。管理ユニット6は、ステップS’14において、中間バッファ15から当該情報を読み出し、ステップS’15において、識別された診断機能5と実際に実行されている全ての診断機能4との組合せを形成し、ステップS’16において、管理ユニット7によって開始が意図されることを識別された診断機能5が、目下実行されている診断機能4とともに禁止された組合せを形成するか否かを検査する。組合せが形成される場合には、管理ユニット7は、ステップS’17において、CANバス14を介して管理ユニット7に報告し、識別された診断機能5に対する開始許可を拒絶する。この場合には、処理がステップS’2によって再び続行される。管理ユニット7によって開始が意図されることを識別された診断機能5が、目下実行されている診断機能4のいずれとも禁止された組合せを形成しないという、他の場合には、管理ユニット6は、ステップS’18において、識別された診断機能5に対する開始許可を与え、それに続いて、当該診断機能は、ステップS’9において管理ユニット7によって開始される。よって、図4に示される、本発明に基づくシステムの実施形態においては、管理ユニット6が管理ユニット7より上位に設けられるため、管理ユニット7は、自らが識別した診断機能5を開始させるために、管理ユニット6における許可を取得せねばならない。
本発明に基づく第1のシステムを図式的に示す図である。 図1のシステムのための診断機能を制御するフローチャートである。 変形されたシステムのための診断機能を制御する第2のフローチャートである。 本発明に基づく第2のシステムを図式的に示す図である。 図4のシステムのための診断機能を制御するフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2,3 機器
4,5 診断機能
6,7 管理ユニット
8,9 エラーバッファ
10,11 計算モジュール
12,13 バリデータ
14 CANバス
15 中間バッファ
16,17 マイクロコントローラ

Claims (21)

  1. 少なくとも2つの相互作用する機器(2、3)で実行可能な複数の機能(4、5)をシーケンス制御する方法であって、第1の前記機能(4、5)が第1の前記機器(2、3)で、第2の前記機能(4、5)が第2の前記機器(2、3)で実行される前記方法において、
    (a)同時に実行されると、少なくとも1つの前記機能を他の前記機能が妨げる影響を及ぼすような、第1および第2の機能(4、5)の禁止された組合せが決定され、
    (b)前記第1の機能(4、5)の各々に優先値が割り当てられ、
    (c)前記第1の機能(4、5)のうち最も優先値の高い機能が選択され、前記選択に際しては、第2の機能(4、5)が実行されると、実行されている前記第2の機能(4、5)とともに禁止された組合せを形成する、前記第1の機能(4、5)の各々が考慮されず、
    (d)残されている選択された第1の機能(4、5)が識別され、
    (e)識別された前記機能(4、5)が開始される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記ステップ(b)、(c)および(d)が、全ての機器(2、3)に共通の管理ユニット(6、7)によって実行される、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 第1の機器(2、3)に属する第1の管理ユニット(6、7)が、ステップ(b)、(c)および(d)を実行する一方で、第2の機器(2、3)に属する第2の管理ユニット(6、7)によって、
    (b’)第2の機能(4、5)の各々に優先値が割り当てられ、
    (c’)前記第2の機能(4、5)のうち最も優先値の高い機能が選択され、前記選択に際しては、第1の機能(4、5)が実行されると、実行されている前記第1の機能(4、5)とともに禁止された組合せを形成する、前記第2の機能(4、5)の各々が考慮されず、
    (d’)残されている選択された第2の機能(4、5)が識別され、
    (e’)ステップ(d’)で識別された前記機能(4、5)が開始される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ステップ(d)および(d’)で第1および第2の機能(4、5)が同時に識別されると、前記2つの機能(4、5)が禁止された組合せを形成するか否かが検査され、形成する場合には、識別された前記機能(4、5)のいずれか1つが開始されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記管理ユニット(6、7)の各々が、前記他の管理ユニット(6、7)の各々の少なくとも1つの機能(4、5)とともに禁止された組合せを形成する、ステップ(e)もしくは(e’)で開始された少なくとも1つの機能および前記機能の終了を、前記他の管理ユニット(6、7)の各々に報告することを特徴とする、請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記管理ユニット(6、7)の各々が、前記他の管理ユニット(6、7)の各々の少なくとも1つの機能(4、5)とともに禁止された組合せを形成する、少なくとも1つの機能(4、5)の意図される開始を、前記他の管理ユニット(6、7)の各々に報告することを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記2つの機器(2、3)によって装置(1)が制御され、前記第1および第2の機能(4、5)が前記装置(1)と相互作用することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. ステップ(c)で第1の機能(4、5)の各々もしくはステップ(c’)で第2の機能(4、5)の各々について、前記装置(1)の所定の駆動パラメータの値を用いて、前記第1もしくは第2の機能(4、5)が実行可能であるか否かが評価され、最も優先値が高く、かつ実行可能と評価された前記第1もしくは第2の機能(4、5)の各々が選択されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 前記機能(4、5)の少なくとも1つが診断機能であって、前記診断機能によって前記装置(1)の少なくとも1つの駆動方法またはコンポーネントが検査されることを特徴とする、請求項7または8に記載の方法。
  10. 実行された診断機能(4、5)によって検出された、前記装置(1)の駆動方法またはコンポーネントの特性、特に前記駆動方法またはコンポーネントのエラーが、ステップ(b)もしくはステップ(b’)で機能(4、5)に優先値を割り当てるために援用されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 診断機能(4、5)によって検出された、ステップ(b)もしくはステップ(b’)で機能(4、5)に優先値を割り当てるために援用されるべき、前記装置(1)の駆動方法またはコンポーネントの特性のみが、前記管理ユニット(6、7)の少なくとも1つによって、前記他の管理ユニット(6、7)の各々に報告されることを特徴とする、請求項10または11に記載の方法。
  12. 診断機能(4、5)の実行によって複数の原因を伴いうるエラーが検出された場合には、前記原因の少なくとも1つの存在を検査するために、少なくとも1つの他の診断機能(4、5)が実行されることを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記原因の存在を検査するための前記他の診断機能(4、5)を即座に開始するために、前記他の診断機能(4、5)の前記優先値が高く設定されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 機能(4、5)の優先値が、前記機能(4、5)の実行後に低く設定されることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 実行可能な機能(4、5)を伴う少なくとも2つの相互作用する機器(2、3)を備え、特に請求項1〜14のいずれかに記載の方法を実行するシステムであって、第1の前記機能(4、5)が第1の前記機器(2、3)で、第2の前記機能(4、5)が第2の前記機器(2、3)で実行される前記システムにおいて、
    相互に妨げる影響を及ぼす第1の機能(4、5)と第2の機能(4、5)との同時実行を回避するように、前記機能(4、5)の実行を制御する、少なくとも1つの管理ユニット(6、7)を備えることを特徴とするシステム。
  16. 前記第1および第2の機器(2、3)がマイクロコントローラ(16、17)に付随して構成され、前記管理ユニット(6、7)は、前記2つのマイクロコントローラ(16、17)のいずれか1つで、処理リソースの一部を要求しながら実行されることを特徴とする、請求項15に記載のシステム。
  17. 同一のマイクロコントローラ(16、17)であることを特徴とする、請求項16に記載のシステム。
  18. 請求項5または6に記載される前記報告を中間バッファ(15)によって一時的に記憶することを特徴とする、請求項16または17に記載のシステム。
  19. 前記機器(2、3)によって制御される装置(1)であることを特徴とする、請求項15〜18のいずれかに記載のシステム。
  20. 前記装置(1)がエンジン、特に内燃機関であることを特徴とする、請求項19に記載のシステム。
  21. CANバス(14)であることを特徴とする、請求項15〜20のいずれかに記載のシステム。
JP2007505550A 2004-03-31 2005-03-24 相互作用機器の機能のシーケンス制御 Expired - Fee Related JP4559468B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004016473A DE102004016473A1 (de) 2004-03-31 2004-03-31 Ablaufsteuerung von Funktionen auf miteinander wechselwirkenden Geräten
PCT/EP2005/051389 WO2005096108A2 (de) 2004-03-31 2005-03-24 Ablaufsteuerung von funktionen auf miteinander wechselwirkenden geräten

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007531129A true JP2007531129A (ja) 2007-11-01
JP4559468B2 JP4559468B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=34962263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007505550A Expired - Fee Related JP4559468B2 (ja) 2004-03-31 2005-03-24 相互作用機器の機能のシーケンス制御

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7757018B2 (ja)
EP (1) EP1733284B1 (ja)
JP (1) JP4559468B2 (ja)
CN (1) CN1938657B (ja)
DE (1) DE102004016473A1 (ja)
WO (1) WO2005096108A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI335528B (en) * 2007-05-15 2011-01-01 Htc Corp A device with multiple functions, and a method for switching the functions and related electronic devices thereof
DE102007032066B3 (de) * 2007-07-10 2009-01-02 Continental Automotive Gmbh Betriebsverfahren für eine Einspritzanlage
WO2013038472A1 (ja) * 2011-09-12 2013-03-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
CN109356732B (zh) * 2018-09-29 2021-10-29 潍柴动力股份有限公司 一种实现发动机越控模式的控制方法及装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856001A (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 Hitachi Ltd 分散型マイクロコントロ−ラ電源のn「あ」1バツクアツプ方式
JPH09151780A (ja) * 1995-12-04 1997-06-10 Toyota Motor Corp 車両用電子制御装置
JPH10283015A (ja) * 1997-04-01 1998-10-23 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御システム
JPH11191002A (ja) * 1997-10-07 1999-07-13 Robert Bosch Gmbh システム用制御装置及び制御装置の作動方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4642756A (en) * 1985-03-15 1987-02-10 S & H Computer Systems, Inc. Method and apparatus for scheduling the execution of multiple processing tasks in a computer system
US4780821A (en) * 1986-07-29 1988-10-25 International Business Machines Corp. Method for multiple programs management within a network having a server computer and a plurality of remote computers
US6301602B1 (en) * 1996-03-08 2001-10-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Priority information display system
JP3115237B2 (ja) * 1996-09-03 2000-12-04 株式会社東芝 制御プログラム作成装置及び制御プログラム作成方法
DE19709317B4 (de) * 1997-03-07 2008-04-30 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung eines Fahrzeugs
DE19731116A1 (de) * 1997-07-19 1999-01-28 Bosch Gmbh Robert Steuergerät für ein System und Verfahren zum Betrieb eines Steuergerätes
JP2001146121A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Toyota Motor Corp 変速機付きハイブリッド車両の制御装置
DE10025493B4 (de) 2000-05-23 2008-05-29 Daimler Ag Verfahren und Vorrichtung zur Koordination mehrerer Fahrsystemeinrichtungen eines Fahrzeugs
DE10043072A1 (de) * 2000-09-01 2002-03-14 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Gemischadaption bei Verbrennungsmotoren mit Benzindirekteinspritzung

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856001A (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 Hitachi Ltd 分散型マイクロコントロ−ラ電源のn「あ」1バツクアツプ方式
JPH09151780A (ja) * 1995-12-04 1997-06-10 Toyota Motor Corp 車両用電子制御装置
JPH10283015A (ja) * 1997-04-01 1998-10-23 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御システム
JPH11191002A (ja) * 1997-10-07 1999-07-13 Robert Bosch Gmbh システム用制御装置及び制御装置の作動方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE102004016473A1 (de) 2005-10-20
US7757018B2 (en) 2010-07-13
JP4559468B2 (ja) 2010-10-06
WO2005096108A2 (de) 2005-10-13
EP1733284A2 (de) 2006-12-20
WO2005096108A3 (de) 2006-07-20
EP1733284B1 (de) 2013-08-14
CN1938657A (zh) 2007-03-28
CN1938657B (zh) 2011-01-26
US20090106457A1 (en) 2009-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4763109B2 (ja) システムに対する制御装置および制御装置の駆動方法
EP0853722B1 (en) Diagnostic system particularly for an engine management system
US8306783B2 (en) Method for determining faulty components in a system
JP4509098B2 (ja) モデルに基づくオンボード診断を行う装置および方法
US6604032B1 (en) Diagnostic system in an engine management system
JP4559468B2 (ja) 相互作用機器の機能のシーケンス制御
US8874330B2 (en) Method for monitoring components of a motor vehicle and motor vehicle with corresponding monitoring device
US8260490B2 (en) Method for improving diagnosis of a possible breakdown in a vehicle
US6208917B1 (en) Ambient temperature/inlet air temperature sensor dither
CN105204818B (zh) 用于管理机动车辆的故障消息的方法
JP3550062B2 (ja) 車載電子制御装置の故障診断装置
US20200005561A1 (en) Method for setting an iumpr of a vehicle, computer program, memory means, control unit and vehicle
KR101100985B1 (ko) 차량용 제어기 진단장치 및 방법
US7809986B2 (en) Fault diagnosis
US8249728B2 (en) Method for operating a management system of function modules
JP2017082702A (ja) 車載電子制御装置
JP2020083139A (ja) 車両電子制御装置及び診断システム
JP2005014743A (ja) 車両用故障部品探知装置
US20240003311A1 (en) Method And Device For Diagnosing An Internal Combustion Engine Of A Powertrain
PT2284633E (pt) Processo para acesso a dispositivos de controlo, programa de controlo e dispositivos de controlo de comunicações ordenados num veículo
JP6746539B2 (ja) 自動車用電子制御装置
CN114371683B (zh) 诊断仪的诊断功能验证方法、系统、存储介质及设备
JP2009005160A (ja) エラー発生装置
JP2005315235A (ja) 車載式故障診断システムの検査装置
CN117870951A (zh) 一种爆震传感器故障检测方法、电路和系统

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090120

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090420

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090427

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090520

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100204

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100212

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100304

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4559468

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees