JP2007530209A - 不適切な血液潅流、部分除神経、組織の損失、疼痛、浮腫、炎症、及び感染を伴う損傷を治療するための電磁装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、不適切な血液潅流、部分除神経、神経細胞アポトーシス、組織損失、疼痛、浮腫、及び/又は感染を伴う身体の病変を治療するための機器に関する。本発明の機器は、外部の非侵襲性の鎮痛性電磁場(EMF)を病変のある患者の病変の部位から離れた領域に印加するのに用いられる。上述の電磁場は、血管形成、脈管形成、神経組織再生、及び骨形成を増大させ、創傷修復過程を復元し、鎮痛性、抗浮腫、抗炎症性作用を生じ、及び/又は創傷を修復するのに有効である。電磁場には、数ヘルツから約300Hz未満までの周波数、並びに数マイクロテスラと、約0.3及び約0.8mTの間の最大強度との間の静的な場の成分が含まれ、これは、単独で又は約40から約80T又は約400から約800ガウスまでの均一で静的な場と共に印加することができる。
【選択図】図1
Description
また、電磁治療のための非常に有利な方法及び装置に対する必要性が存在する。
本発明の別の目的は、極めて低周波の磁場を放出する装置を生成することである。
本発明の別の目的は、患者に送出されて患者の側副循環を増大させる極めて低周波の磁場を放出する装置を提供することである。
本発明の別の目的は、患者の身体の特定の部位、すなわち、腕、手、胸郭、足、脚のような部分に適する極めて低周波の磁場を放出する装置を提供することである。
本発明の目的はまた、免疫システム、好ましくは末梢血単核球(PBMC)を刺激する極めて低周波の磁場を放出する装置を提供することである。
身体の一部を本発明の磁場に露出する2つの好ましい方法がある。第1の形態は、時間変化磁場を静的磁場と組み合わせた設計を用いる。腕又は胸郭上に適用するための携帯式又は固定式の本発明の装置のいくつかの形態を提供する。
本発明の目的及び特定的な特徴は、以下の本発明の詳細説明及び添付図面を通して更に正確に見出されるであろう。
驚くべきことに、本発明者は、慢性皮膚傷害及び/又は内部創傷、例えば、骨折、部分除神経、又は依然として生存可能な低灌流心筋を有する患者が、本発明により身体の一部に電磁場(EMF)を印加することによって治療を受けた場合、創傷は、炎症反応及び治癒の活性化を示し、最小の努力で創傷の範囲が劇的に減少し、多くの場合に創傷は完全に治癒し、場合によっては瘢痕になるか又は創傷が完全に消失したことを発見した。これは、他の一般的に有効な療法に抵抗性の創傷にも起こる。低灌流であるが依然として生存可能な心筋を有する患者では、本発明により身体の一部にEMFを印加すると、側副循環及び心筋収縮が増大し、適切に臨床的に回復することになる。本発明者により得られた有利な結果は、腕、胸郭、手、脚、足、又は場合によっては全身のような患者の身体の一部に一定及び可変の両方の特定の成分を備えた特定の電磁場(EMF)を印加することによって達成される。臨床経験によると、内部及び/又は外部創傷を有する患者の何人かは、ある一定の期間後に創傷を治癒するために投与される薬物又は他の一般的に有効な療法に抵抗性になることが示されている。更に、これらの処置に反応しない他の損傷、内部創傷、低灌流組織、火傷、及び潰瘍も存在する。
多くの場合、電磁場(EMF)を1回印加すると十分であるが、必要に応じて多数回繰返して印加することができる。好ましくは、1回/週、2回/週、3、4、5、6、及び7回/週で約1、2、3、4、5、6、7、及び8週、及び場合によっては数ヶ月及び数年である。本方法はまた、EMFの定期的再印加を同様に含む。
電磁場の印加は、疼痛、浮腫及び/又は炎症を伴う身体の損傷に適用された治療の効果を増大させるのに適切である。多くの場合、患者は、一連の電磁場印加の後、以前無効であった治療への許容度が高まる。従って、本発明の装置及び方法は、治療への反応性を高め、同時に身体損傷を治癒し、これに伴う疼痛、浮腫、及び/又は炎症を軽減することになる。
多くの回数用いられて成功している好ましい実施形態では、永久磁石は除かれるが、時間変化電磁場は維持される。別の形態では、ヒト身体の一部、例えば、大動脈の上限から肝臓及び脾臓の下限までをチャンバ内の電磁場に露出するのに十分な大きさの内部チャンバを形成する被包コイルを備えた装置を提供する。従って、同じ特徴を有する時間変化磁場は、患者の主血管及びリンパ管:大動脈、大静脈及び胸管、並びに主血液及びリンパ貯蔵部:心臓、肺、肝臓、脾臓及び脊椎傍リンパ節に送出することができる。この治療は、大量の末梢単核血液細胞を電磁場に同時に露出し、治療期間を短縮する。これらの形態の装置は、磁場に露出される間に患者を快適な姿勢にするように設計されたものである。
本発明の装置(1)を構成するヘルムホルツコイル配列の上面図を示す図1を参照すると、装置は、直径が80cmの湾曲側面を有する四辺形のような形状の非磁性材料で作られたシェルを備えた各々625巻回の一対又は平行コイル(4)から成り、コイルは、互いに40cm分離され、このコイルは、その垂直側面の一方に共通ハンドル(3)を有することによってこれらを互いに接合して締結ハンドルとして働かせ、オペレータがコイルを水平方向に適切な位置まで摺動させ、磁場に露出することになっている手足又は身体の一部に照射することを可能にする。コイルは、摺動基部(図示せず)を覆って装着され、水平表面(7)又はレールのフランジに沿って移動する。基部の次には、上部平坦縦方向表面(6)の中心に配置された中心縦方向案内スロット(5)がある。この表面(6)の対向する端部には、表面(6)により範囲を定められた空間を超えてコイル(4)が摺らないようにする遠位停止部(8)がある。表面(6)及びフランジ(7)は、縦方向レール型摺動基部の一部であり、その上を低周波磁力線を生成するヘルムホルツコイルを支持するカートが移動する。本発明の装置は、1から300Hzまで、及び強度が2マイクロテスラから0.8ミリテスラまでの範囲の時間変化及び静的の両方の極めて低周波数の電磁場を生じる。この磁場は、いくつかの期間中に送出され、これは、患者の全血液容量を露出するのに十分である必要がある。この電磁場は、極めて低い周波数を有し、局所的に送出されて皮膚及び神経組織の再生を修復して促進する。
図4は、図2のコイルの位置の断面図であり、コイルによって境界を定められた中空空間又はトンネル(41)を示している。図3の板(30)は、この空間に配置される。それはまた、コイルの基部(20)によって形成された摺動カート(40)の位置も示し、基部の下側区域に接合してハンドルを引っ張るとレール(22)の表面(7)を横切って摺動する一輪車(21)も明瞭に定められている。
図1及び図2に説明した装置はまた、図7の上面図に示す非磁性材料で作られた板(30)を有する。この板は、コイル(4)の基部の上に配置され、コイルにより境界を定められた内部空間を通過する。患者の身体は、ハンドルを用い、板上に快適な姿勢で水平に横たえる。コイルは、適切な位置(3)に位置決めし、コイルにより生成される磁力線を患者に照射する。
図11は、図9の装置の側面図であり、制御パネル(99)、移動ハンドル(98)、ヘルムホルツコイル(91)、支持部(97)、トレー(110)支持部(97)を示している。この群は、平坦なスタンド(93)により支持され、これは、開口部(111)を通り、使用するのに快適な高さになるまで摺らせることができる。平坦なスタンド(94)は、丸い基部(95)に載っており、装置全体は、この装置を移動する4つの一輪車(96)上に装着される。
図14は、2つの円形ドーナツ型ヘルムホルツコイル(141)、及び患者が快適に横たわることができる丸い半円形縁部を備えた1つの短い板(142)から成る本発明の実施形態の1つの上面図(140)である。
図17は、オペレータが横ハンドル(171)を押すと水平に板(142)と平行に移動し、縦方向板(142)の基部(172)の内部にある内部レールシステム(図示せず)の上を摺動するコイル(141)を示す図15の装置の側面図(170)であり、コイルは、コイルの外側縁部から保持された構造(173)上に装着された下側の長い支持部を有する。上述のこの群全体は、端部スタンド(143)及び基部(144)に保持される。
図19は、コイル(141)と、コイルの内面の下側部分上に配置された付加的な固定要素(190)を備えたその締結システム(181)との断面図である。
図20は、コイル(141)の群と、締結ハンドル(171)と、締結構造(181)と、各々の間に空間を備えた2つの長い平行な支持部で作られ、この群が摺るように装着された他の構造要素に金属フランジが固定されるようにする二対の摺動横桁(182)との上面図である。
図22は、図18のコイルの群に接合するための連結要素、すなわち、フランジ(222)を備えた板の基部(172)の斜視図(220)であり、コイルに固定された摺動要素(182)は、板を水平に横切って摺ることができるように連結される。板の下面に配置された水平縦方向フランジも示され、これは、コイル及び板を支持するスタンドの下端部に連結される。
図24は、摺動横桁(182)との連結フランジ(222)、及びスタンドと共に構造的及び締結横桁の詳細を示す板の構造基部(172)の上面図であり、この横桁は、下向きに延びる垂直フランジである。板の下端に連結された基部の外部側面も示されている。
図25は、板の基部(172)と、スタンド基部(144)に載った端部スタンド(143)との側面図であり、また、コイル(173)の補助締結構造も示している。
ヘルムホルツコイルの標準幾何学的構成は、その半径に等しい距離だけ分離された同相の一対の平行コイルから成る。生じる磁場は、2つの別々のコイルにより生じる磁場の合計であり、コイル間では非常に一様になる。2つの80cmヘルムホルツコイルの間には、磁場の大きさ36.38ガウスが必要である。
60Hzの正弦波を用いる磁気刺激装置であり、120ボルトで60Hzの電源(家庭用送電線からのエネルギ)、スイッチ、変圧器、及びインダクタンスコイルから成る装置。
120Hzの正弦波を用いる磁気刺激装置であり、120ボルトで60Hzの電源、スイッチ、変圧器、完全波整流器、及びインダクタンスコイルから成る装置。
直流磁気刺激装置(静的磁場)であり、120ボルトで60Hzの電源、スイッチ、変圧器、完全波整流器、コンデンサ、及び誘導コイルから成る装置。
磁場強度の機械的セレクタを備えた磁気刺激装置であり、120ボルトで60Hz電源、スイッチ、分流器を備えた変圧器、機械的スイッチ、及び誘導コイルから成る装置。
以下の実施例は、本発明の方法の有効性を示している。しかし、これらの実施例は、単に例示的であり、本発明の範囲を限定する意味はない。
インビトロ効果
以下の実験は、本発明による電磁場(EMF)が末梢単核血液細胞(PBMC)に及ぼす効果を示している。
静脈を穿刺することによって末梢単核血液細胞(PBMC)を引き抜き、次に、フィコール勾配上で分画に分けた。PBMCを含む分画は、3回洗浄し、最終的な濃度が5×106細胞/mlになるまで再び生理食塩水、燐酸緩衝液に懸濁した。PBMCの比例部分を引き抜いた。すなわち、5×106細胞/mlの0.2mlの分割量、及び1m/mlのフィトヘムアグルチニンをとり、エッペンドルフチューブに入れた。4つのサブグループ(3つの試験管/サブグループ)を形成した。サブグループ1は、電磁場に露出されないように保護した。サブグループ2は、本発明による時間変化電磁場及び静的な場の組合せに露出した。サブグループ3は、本発明による時間変化電磁場だけに露出し、サブグループ4は、本発明による静的な場だけに露出した。フィトヘムアグルチニンを含まない4つのサブグループ(対照)を調製し、同じ実験条件下に置いた。
実施例2:身体損傷に関するEMFの効果
(安全性及び耐性試験)
電磁場は生物学的組織を通過するために、循環するPBMCに関してインビボ効果も生じる。本発明の時間変化電磁場を単独又は静的磁場との組合せのいずれかで用い、本発明により生じさせたEMFを創傷区域から離れた位置の身体部分に約30分から1時間露出した後でも、その慢性の皮膚創傷に関するインビボ効果が観察された。この期間にわたって創傷の乾燥及びその直径の減少が観察されることが多い。
これらの治療過程では、いずれの患者にもEMFへの露出期間中又はその後に有害又は否定的な2次反応は観察されなかった。本発明の方法及び装置によるEMFを印加しても、心臓疾患のある患者の心電図にも何の影響も示さなかった。この治療は、運動機能又は感覚機能のいずれにも悪影響を生じなかった。
上述の実施例は、本発明の方法により外部の非侵襲性電磁場(EMF)を単独で又は他の医薬的又は外科的治療と組み合わせて印加すると、以前には従来の医薬的又は外科的治療単独に反応しなかった患者の身体の創傷を治癒させるか、又はこの治療の効果を改善する。
このようにして、本発明の詳細説明及び上に挙げた例示的実施例によれば、この治療は、有害な反応である負の副作用を生じることなく患者の健康及び幸福を改善するための明らかに有効な臨床的方法であることは明らかである。
本発明の特定的な実施形態を示して説明したが、当業者には、意図した範囲から逸脱することなく、いくつかの修正又は変形を行うことができることは明らかであろう。特許請求の範囲は、全ての変形及び修正が本発明の範囲に含まれるように上述の情報を網羅するものとする。
3 共通ハンドル
4 平行コイル
8 遠位停止部
Claims (34)
- 約2ヘルツから約300Hz未満までの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用であって、
EMFが、薬学的又は外科的治療への反応を促進し、かつ損傷に伴う疾患又は病気の治癒を誘導するのに十分な有効期間中に印加され、
前記印加は、局所的で全身又は損傷を受けた身体部分のいずれかに対するものであり、前記EMFは、患者の全血液容量を少なくとも一度該EMFに露出するために創傷の部分又は部位から離れた領域に印加され、
前記電磁場は、皮膚及び神経組織の再生を実質的に修復して促進し、血管形成、脈管形成、神経組織の再生、骨形成を増大させ、創傷の治癒過程を復旧し、鎮痛性抗浮腫及び/又は抗炎症作用を有し、
前記疾患は、拡張蛇行静脈と、疼痛、浮腫、及び炎症を伴う疾患及び病状と、運動性の制限と、深部静脈血栓症と、高血圧と、外傷又は手術により引き起こされた損傷と、リンパ又は静脈不全と、潰瘍と、脈管炎と、部分除神経と、骨折と、骨融合と、慢性損傷と、慢性潰瘍と、拡張蛇行静脈と、リウマチ様関節炎と、血管壊死と、慢性創傷と、火傷とで構成された群から選択される、
ことを特徴とする使用。 - 患者の脚又は足に位置し、静脈潰瘍、動脈潰瘍、褥瘡潰瘍、圧力により引き起こされる深部潰瘍、踝の中間部潰瘍、人為性潰瘍、外傷又は外科的に引き起こされた潰瘍、及び脚潰瘍から成る群から選択された潰瘍の皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 外科的創傷、非外科的創傷、及び外科的排液から成る群から選択された創傷の皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 緻密創傷及び「Yarkony−Kirk」スケールで「5度」と分類される褥瘡潰瘍から成る群から選択された非外科的創傷の皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 心臓発作、卒中、部分除神経、及び/又は神経細胞アポトーシスを伴う疾患又は病状を修復するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - シリコーン移植に伴う血管壊死を受けた皮膚の再生を修復又は促進するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 前記磁場を印加する前に疾患又は病状を治療する薬剤に抵抗性になった患者を治療するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 伏在静脈切除、皮膚移植、手術、創傷の閉鎖、縫合、包帯処置、血圧降下療法、薬学的組成物の供給、看護師のケア、及び身体損傷の全体的清浄化から成る群から選択された薬学的及び外科的治療に対して皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 疼痛遮断剤、抗炎症剤、抗生物質、フラボノイド、組織プラスミノーゲン活性化因子、アセチルサリチル酸、ケタンセリン、酸化亜鉛、親水コロイド、アルギン酸塩、発泡体、ヒドロファイバ、ゲル、コラーゲン混合物、銀、圧縮システム、プロスタサイクリン類似物、プロスタノイド、静脈薬物、繊維素溶解及び血栓溶解剤、ベータブロッカー、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、及び可食物の供給から成る群から選択された薬剤を含む組成剤の供給に対する効果を強化するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 不適切な血液潅流に伴う疾患又は身体損傷を治療するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 動物、ヒト、及びヒト以外から成る群から選択された被検体を治療するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 低灌流心筋に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 糖尿病、糖尿病性足、足首骨折、疼痛を伴う足首骨折、浮腫、及び/又は骨折に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 除神経、神経細胞アポトーシス、又は感染に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 脳内血流、注意持続時間、又は精神的鋭敏性の減少に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 脈管遮断に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進し、コラーゲン成熟過程を強化して治癒処理中の引張強度を増大させ、繊維芽細胞の増殖及び生成、血管形成、及び異なる組織の治癒を誘発するのに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。 - 約2Hzから約300Hz未満の範囲の周波数で、時間的に変動し、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを有する電磁場を発生する装置であって、
直径80cmを有する丸い側面の四辺形のような形状であり、互いから40cm分離し、各々が625巻回(各25巻回の25層)を有する2つのヘルムホルツコイル、
一輪車と中心下方の馬蹄形開口部とを有し、前記コイルの上部側に固定され、各横側面の下側縁部上に2つの一輪車がある矩形基部、
中心上部スロットと端部の遠位停止部とを有し、中心スロットを備えた前記矩形基部が、レールの横フランジ上を転がる一輪車を用いてその上を摺動する長いレール型基部、
前記コイルによって形成された内部空間の内側に位置する長い上板、
長い横側面の上部縁部上に縦方向スロットを有する、矩形プリズムのような形状の外側シェル、及び
前記コイルの垂直側面上に位置する2つの横ハンドル、
から成ることを特徴とする装置。 - 前記コイルは、前記横ハンドルに何らかの力が印加された場合に水平方向に摺動することも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
- 前記上板は、前記縦方向基部を覆う前記外側シェル縁部に連結されていることも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
- 前記上板は、前記縦方向基部の前記外側シェルよりも長く、該シェルの範囲を超えて延びていることも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
- 前記縦方向横スロットは、前記コイル対の下部側がスロットを通過することができ、かつ該コイルが水平方向に自由に摺動することができるように装着されていることも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
- 前記コイルを除く全ての要素が、非磁性材料で作られていることも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
- 約2Hzから約300Hz未満の範囲の周波数で、時間的に変動し、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを有する電磁場を発生する携帯用装置であって、
直径30cmで15cm離れた2つのドーナツ形ヘルムホルツコイル、
前記コイル間の空間にそれらと平行に位置する半円形の固定要素、
両コイル間の内面に該コイルと垂直に位置し、端部の一方に移動ハンドル及び制御パネルを有する長い上部矩形固定要素、
前記コイルによって形成された前記内部空間の下側区域に位置し、2つの直線的縁部と楕円の断面のような形状の2つの端部とを有する平坦な凹面の板(原文のまま)、
上部区域及び底部区域に分割されて基部上に固定され、該上部区域が該底部区域の中に摺動する平坦で幅の広い入れ子式スタンド、及び
規則的な角度で分配した4つの一輪車が装着されたリング形縁部を有する円形基部、
から成ることを特徴とする装置。 - 前記コイルを除く全ての要素は、非磁性材料で作られていることも特徴とする請求項24に記載の電磁場を発生する装置。
- 装置の前記移動ハンドル及び前記制御パネルは、上部支持体の端部かつオペレータの前に位置していることも特徴とする請求項24に記載の電磁場を発生する装置。
- 約2Hzから約300Hz未満の範囲の周波数で、時間的に変動し、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを有する電磁場を発生する携帯用装置であって、
上部区域及び底部区域に分割された3つの管状入れ子式スタンド(バー)上に位置し、円盤形基部上に固定された該底部区域の内側に該上部区域が摺動する半円形コイル、
下側スタンドの上端に位置する前記スタンドのための固定支持体、及び
前記基部の底面上に固定された底部位置決めハンドル、
から成ることを特徴とする装置。 - 前記コイルを除く全ての要素は、非磁性材料で作られていることも特徴とする請求項27に記載の電磁場を発生する装置。
- 約2Hzから約300Hz未満の範囲の周波数で、時間的に変動し、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを有する電磁場を発生する装置であって、
直径80cmで互いから40cm離れ、各々が625巻回(各25巻回の25層)を有する2つのドーナツ形ヘルムホルツ、
前記コイルの内面の底部部分上に位置する摺動及び固定構造体、
前記コイルによって形成された内部空間の内側に配置された、半円形端部を有する長い上板、
前記板のための半円形端部を備え、細長いリング形状を有し、前記コイルの内側のその上部側に位置する前記固定構造体に連結する固定フランジを有し、その底部側に装填スタンドに連結する2つの縦方向垂直フランジを有する長い基部、
前記板の前記基部の前記端部上に位置し、前記コイルと該板とによって形成された群が設けられた2つの垂直スタンド、及び
2つの楕円形スタンド基部、
から成ることを特徴とする装置。 - 前記コイルを除く全ての要素は、非磁性材料で作られていることも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
- 前記コイルは、前記板の前記基部の前記フランジに連結する2つの角張った固定部品及び摺動横桁から成る内部固定及び摺動構造体を有することも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
- 前記上板は、その基部に連結しており、該基部は、該基部を支持する前記スタンド対にその端部で連結し、前記板及び前記コイルとそれらの固定及び摺動構造体と共に連結していることも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
- 前記コイルは、前記垂直スタンド間に形成された空間の内側に摺動することができることも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
- 前記板及びその対応する基部は、前記垂直スタンドによって定められた限界を超えて突出しないことも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
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