JP2007530209A - 不適切な血液潅流、部分除神経、組織の損失、疼痛、浮腫、炎症、及び感染を伴う損傷を治療するための電磁装置 - Google Patents

不適切な血液潅流、部分除神経、組織の損失、疼痛、浮腫、炎症、及び感染を伴う損傷を治療するための電磁装置 Download PDF

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Abstract

【課題】皮膚損傷及び内部損傷、例えば低灌流であるが依然として生存可能な心筋(冬眠心筋)を治療する方法及び電磁装置を提供する。
【解決手段】本発明は、不適切な血液潅流、部分除神経、神経細胞アポトーシス、組織損失、疼痛、浮腫、及び/又は感染を伴う身体の病変を治療するための機器に関する。本発明の機器は、外部の非侵襲性の鎮痛性電磁場(EMF)を病変のある患者の病変の部位から離れた領域に印加するのに用いられる。上述の電磁場は、血管形成、脈管形成、神経組織再生、及び骨形成を増大させ、創傷修復過程を復元し、鎮痛性、抗浮腫、抗炎症性作用を生じ、及び/又は創傷を修復するのに有効である。電磁場には、数ヘルツから約300Hz未満までの周波数、並びに数マイクロテスラと、約0.3及び約0.8mTの間の最大強度との間の静的な場の成分が含まれ、これは、単独で又は約40から約80T又は約400から約800ガウスまでの均一で静的な場と共に印加することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、全体的に、皮膚損傷及び内部損傷、例えば低灌流であるが依然として生存可能な心筋(冬眠心筋)を治療する方法及び電磁装置に関する。より詳細には、本発明は、不十分な血液潅流、組織の損失、部分除神経、損傷、骨折、火傷、及び/又は潰瘍を受ける患者を治療する方法及び装置に関し、被検体に対して特定の特性を用いる時間変化磁場の単一印加又は時間変化磁場及び静的磁場の同時印加に存する。
電磁場(EMF)をラットに局所印加すると、皮膚及び神経組織の再生が促進され、コラーゲンの成熟が強化され、皮膚傷害の治癒過程での引張強度が増大することが観察されている。インビトロ試験では、電磁場は、コラーゲン性繊維芽細胞の増殖及び生成及び間接血管形成を導くことも証明されている。更に、EMFを局所印加すると、軟組織及び神経再生の治癒を促進し、浮腫、炎症、及び疼痛を軽減することも近年において公知である。慢性静脈不全により引き起こされた脚の潰瘍及び圧力(痂皮)により生じた潰瘍は、成長因子、高圧酸素療法(HBO)、赤外線照射、EMF、紫外線照射、及び低出力レーザ、並びに超音波を潰瘍領域に直接に局所印加することを含むいくつかの治療法を適用することによって治療されている。それにも関わらず、「米国保健社会福祉省」の「医療政策研究機構」は、圧力により生じた潰瘍の治療に対して十分に支持する証拠のある単に補助療法としてEMFの局所印加を推奨している。EMFの局所印加は、慢性静脈不全により引き起こされた脚潰瘍を治療するために、神経組織を再生するために、骨の偽関節から生じる合併症を治療するために、及び動物モデルを虚血により誘発される続発症から保護するために用いられてきたが、患部から離れた点にEMFを印加することによって治癒を達成する現在の試みの全ては成功していない。
創傷の領域から離れた区域にEMFを印加することによって創傷及び他の病気を治療し、創傷を改善するか完全な治癒を達成する機能は、特に創傷領域にアクセス不能か又は患者を乱すことが望ましくない場合には極めて有用であろう。この種の治療は、本発明の目的の装置を用いて外来患者に行うことができると考えられ、これには、高い技能を有する職員を必要とせず、治療の費用を下げると同時に、医療技術者を自由にして治療の診断及び処方に集中させ、あらゆる一連の特定の適用で得られる結果に対処させると考えられる。
従って、ヒトの創傷、特に、他のより従来的な治療法に抵抗性であることが示されている創傷の治癒を加速かつ促進する改良された方法及び装置、すなわち、用いるのが容易であり、患者を乱さず、高い技能を有する必要がない職員によって外来患者に用いることができ、患者に快適である方法及び装置に対する明らかな必要性が存在する。
また、電磁治療のための非常に有利な方法及び装置に対する必要性が存在する。
本発明は、いくつかの組織の損傷、火傷、皮膚潰瘍、及び低灌流であるが依然として生存可能な心筋を治療する方法に関し、これには、火傷又は潰瘍を受けた患者の損傷部位から離れた区域への特定の特性を有する低周波電磁場(EMF)の外部非侵襲性適用が含まれ、神経細胞アポトーシスの加速、神経再生、幹細胞の活性化、火傷による創傷の治癒、骨損傷又は潰瘍により引き起こされる損傷の治癒、異なる組織の血管形成及び脈管形成の増幅、他の同時に適用された治療法の効果を増強する目的で有効に適用される。適切なEMFは、時間的に変化可能で数ヘルツ(1よりも大きい)から約300Hz未満の範囲の周波数で発生する電磁場成分と、強度がほぼ数マイクロテスラ(μT)、例えば、約2〜5μT間隔で約20μTから約100μT、また、約0.3mTから約0.8mTの静的磁場成分とを含む。これらのEMFは、個々に又は約40、約50から約70、約80μT(又は、約400、約500から約700、約800ガウス)の均一な静的磁場と組み合わせて印加することができる。一部の場合では、コイル内部で測定した周波数は、約0.3から約0.8mTの範囲であるが、コイルに近接するがその内部ではない皮膚の領域では、EMFの強度は、環境磁場レベルまで徐々に減少する。
本発明の方法及び装置は、単独で存在するか又は他の原因、例えば、アテローム性動脈硬化症、拡張蛇行静脈、糖尿病、高血圧、リウマチ様関節炎、及び外傷などに伴う、皮膚の創傷、例えば火傷、骨折、部分除神経、及び潰瘍のような内部創傷、特に慢性創傷、例えば静脈及び動脈不全による脚潰瘍、圧力による潰瘍、開放創傷、感染創傷、腫大した疼痛組織、低灌流であるが依然として生存可能な心筋のような不適切な血液潅流部位、壊変血管、心筋及び横紋筋、中枢及び末梢神経系の壊変、及び同様の疾患を受けた患者の治療上の処置に対して特別に適応されている。一部の創傷は、外科的方法又は保存的な従来の方法を用いる治療に抵抗性か又は効果がないが、それにも関わらず、本発明の治療法を用いると、それまで無効であった治療への感受性が高まる。本方法は、既にこの治療を受けている患者を有効な期間中に定期的に治療を受けさせることにより、短期間及び長期間の両方で適用され、疼痛、浮腫、炎症、及び感染の強さを弱め、血管形成、脈管形成、神経組織、筋肉組織の再生、骨融合を増大させ、免疫システム及び異なる組織での創傷治癒過程を刺激することができる。
本発明の目的の1つは、予備的な従来の医療法に大きな抵抗性を示していた患者の治癒時間を大幅に短縮することになる電磁場を送出する方法を提供することである。
本発明の別の目的は、極めて低周波の磁場を放出する装置を生成することである。
本発明の別の目的は、患者に送出されて患者の側副循環を増大させる極めて低周波の磁場を放出する装置を提供することである。
本発明の別の目的は、患者の身体の特定の部位、すなわち、腕、手、胸郭、足、脚のような部分に適する極めて低周波の磁場を放出する装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、創傷から離れた領域に有利に印加することができる一定及び可変の両方の特定の成分を備えた極めて低周波の磁場を放出する装置を提供することである。
本発明の目的はまた、免疫システム、好ましくは末梢血単核球(PBMC)を刺激する極めて低周波の磁場を放出する装置を提供することである。
身体の一部を本発明の磁場に露出する2つの好ましい方法がある。第1の形態は、時間変化磁場を静的磁場と組み合わせた設計を用いる。腕又は胸郭上に適用するための携帯式又は固定式の本発明の装置のいくつかの形態を提供する。
本発明の目的及び特定的な特徴は、以下の本発明の詳細説明及び添付図面を通して更に正確に見出されるであろう。
本発明の方法及び装置は、これまで不十分であり、損傷区域に直接適用することも必要とし、このために処置が複雑で実施することが困難であり、患者に対して決定的に不便であった従来技術の方法及びいくつかの治療上の処置を改善することに本発明者が関心を持ったことによって開発されたものである。
驚くべきことに、本発明者は、慢性皮膚傷害及び/又は内部創傷、例えば、骨折、部分除神経、又は依然として生存可能な低灌流心筋を有する患者が、本発明により身体の一部に電磁場(EMF)を印加することによって治療を受けた場合、創傷は、炎症反応及び治癒の活性化を示し、最小の努力で創傷の範囲が劇的に減少し、多くの場合に創傷は完全に治癒し、場合によっては瘢痕になるか又は創傷が完全に消失したことを発見した。これは、他の一般的に有効な療法に抵抗性の創傷にも起こる。低灌流であるが依然として生存可能な心筋を有する患者では、本発明により身体の一部にEMFを印加すると、側副循環及び心筋収縮が増大し、適切に臨床的に回復することになる。本発明者により得られた有利な結果は、腕、胸郭、手、脚、足、又は場合によっては全身のような患者の身体の一部に一定及び可変の両方の特定の成分を備えた特定の電磁場(EMF)を印加することによって達成される。臨床経験によると、内部及び/又は外部創傷を有する患者の何人かは、ある一定の期間後に創傷を治癒するために投与される薬物又は他の一般的に有効な療法に抵抗性になることが示されている。更に、これらの処置に反応しない他の損傷、内部創傷、低灌流組織、火傷、及び潰瘍も存在する。
驚くべきことに、本発明者は、これらの患者が本発明の装置により生成される外部の非侵襲性の電磁場(EMF)に露出されると、以前は無効であった創傷を治療するための以前の治療及び薬物に反応することを見出した。この治療から利益を得ることができる患者の多くは、疾患の中でも、利用可能な外科的又は薬理的方法又は他の従来の治療に抵抗性であるか又は効果がない重篤な心停止、静脈又は動脈不全により引き起こされる脚潰瘍、火傷、圧力により引き起こされる潰瘍、感染性外科的創傷、骨折、組織の損失、部分除神経、不適切な血液潅流及び腫大、及び疼痛軟組織の病歴を有する。
本発明は、創傷から離れた区域に有利に用いることができる本発明の装置により生成される特別に構成された低周波電磁場(EMF)を用いる。本発明のEMFは、患者の免疫システム、好ましくは、患者の活性化及び記憶末梢血単核球(PBMC)を刺激するが、他の露出された身体組織へのEMFの作用も除外されない。患者の免疫システムを活性化すると、火傷、静脈及び動脈の機能不全により引き起こされる脚潰瘍、圧力により引き起こされる潰瘍、慢性感染性創傷、不適切な血液潅流の内部又は外部領域、例えば、低灌流であるが依然として生存可能な心筋などのような創傷;筋肉の損失、骨折、部分除神経、腫大した疼痛性軟組織及び他の皮膚傷害を治療的に治癒させようとする細胞、サイトカイン、血管原性、骨原性及び神経性因子、成長因子、ホルモン及び他の必要な免疫調節物質を供給する自然な反応を損傷区域及び免疫応答の神経内分泌調節の他の領域に引き起こす。本発明の電磁場(EMF)は、時間変化電磁場、例えば、所定の周波数で振動する交流を含む。本発明の実施形態では、交流は、数ヘルツ(約1サイクル/秒よりも大きい)から約10ヘルツ、約50ヘルツから約100ヘルツ、約200ヘルツから約300ヘルツ、最高強度約120ヘルツ、及び高調波共振で振動する周波数のソレノイドに発生する。これらの時間変化磁場は、数マイクロテスラ(μT)から、例えば約2〜5μT、約10μTから約100μT、約0.3mTから約0.8mTの範囲の小さなこれに伴う静的磁場を有する。強度が約40、約50から約60μT、約70μT、約80μT(400から800ガウス)の静的磁場は、ソレノイドの周り又はヘルムホルツコイル内に配置された本発明の装置に用いられる永久磁石内の原子の周りの電子及び結晶網目の電子の運動によって発生する。
本発明の装置は、血管形成、脈管形成、及び創傷治癒を増大させるのに必要な患者の免疫応答により調節される情報伝達ネットワークを復元又は刺激しながら、直接に又は免疫細胞又は他の露出組織と組み合わせるかのいずれか、又はこの細胞により生成される物質により、損傷組織を治癒し、疼痛、浮腫、及び感染を軽減する。身体の一部、例えば腕、又は全身が本発明により生成されるEMFに露出されると、PBMC、並びに他の組織、例えば、皮膚、筋肉、リンパ管及び血管、赤血球、骨、神経組織、及び細胞外基質は、本発明の装置により生成されるEMFの影響下に置かれる。この状態では、露出された組織は同時に刺激され、部位から離れて創傷、低灌流組織、部分的に除神経された領域、骨折治癒、又は免疫応答を調節し、創傷治癒を調節するのに寄与する神経内分泌中枢に作用する生成物を分泌する。
このようにして、本発明は、疼痛、浮腫、炎症、骨折、部分除神経、及び/又は感染傷害性創傷修復機構を伴う身体の損傷、及び/又は創傷領域での不適切な血液潅流、及び/又は免疫システムにより調節される炎症性反応及び創傷で傷害された組織を治癒する過程を示す低灌流組織、例えば、低灌流であるが依然として生存可能な心筋などを治療する方法及び装置に関し、これには、創傷を受ける患者に外部の非侵襲性の有効な電磁場(EMF)を遠隔に印加することを含む。
これらの電磁場は、鎮痛性、血管原性、及び脈管原性作用を有し、神経組織の成長を促進し、浮腫を軽減し、有効に創傷を治癒する。これらのEMFには、数ヘルツから、好ましくは約0.1Hz、約1Hz、約5Hz、約10Hz、約20Hz、約60Hz、約80Hz、約100Hz、約120Hzから約180Hz、約240Hz、約300Hz未満までの範囲の周波数と、最小強度が数マイクロテスラから、例えば、約2〜4μT、約10μT、約50μT、約100μTから、約0.3、約0.4、約0.5、約0.6、約0.7、約0.8mTまでの範囲の静的磁場成分とが含まれる。EMFSは、個々に又は約40、約50から約70、約80μT(又は、約400、約450、約500、約55ガウスから約600、約650、約700、約800ガウス)の静的磁場と組み合わせて印加することができる。
本発明では、EMFを生成するための装置は、患者の手足、腕又は脚、及び一部の場合では患者の手又は足、胸郭又は他の身体部分、場合によっては全身に磁場を印加するようになっている。電磁場は、約5分から約7時間/印加の範囲で数回の期間にわたって印加することができる。好ましい形態では、電磁場(EMF)は、患者の全血液容量をEMFに少なくとも1回露出するのに有効な期間にわたって用いる。この手順により、全血液容量がEMFに露出され、血流に存在する全ての細胞、特に活性化及び記憶末梢単核血液細胞、及びその母細胞に誘起効果が到達することが確実になる。
多くの場合、電磁場(EMF)を1回印加すると十分であるが、必要に応じて多数回繰返して印加することができる。好ましくは、1回/週、2回/週、3、4、5、6、及び7回/週で約1、2、3、4、5、6、7、及び8週、及び場合によっては数ヶ月及び数年である。本方法はまた、EMFの定期的再印加を同様に含む。
本発明の電磁場は、疾患、及び身体損傷に伴うか又はそれによって引き起こされる状態、又は身体損傷を引き起こす状態を治療するための補助として印加することができる。全ての場合で、電磁場(EMF)は、創傷が完全に治癒するまで十分な回数印加して送出することができる。本発明の装置で治療することができる損傷には、慢性損傷、部分除神経、筋肉組織の損失、骨折、火傷、不適切な血液潅流により引き起こされる損傷、例えば、低灌流であるが依然として生存可能な心筋など;不適切な外科処置から及び異なる種類の静脈、動脈及び血管の問題により生じる損傷、例えば、動脈及び静脈の潰瘍が含まれる。
電磁場の印加は、疼痛、浮腫及び/又は炎症を伴う身体の損傷に適用された治療の効果を増大させるのに適切である。多くの場合、患者は、一連の電磁場印加の後、以前無効であった治療への許容度が高まる。従って、本発明の装置及び方法は、治療への反応性を高め、同時に身体損傷を治癒し、これに伴う疼痛、浮腫、及び/又は炎症を軽減することになる。
本発明の方法及び装置は、電磁場(EMF)を印加すると、薬学的又は外科的治療が患者の健康及び移動性を改善する機能が復元されるために、疾患又は状態を治療するのに用いられるあらゆる薬剤に抵抗性になった患者に対して特に価値がある。この種類の治療の一部の例は、特に、血管形成術、外科的処置、伏在静脈切除、皮膚移植、創傷の閉鎖、縫合、包帯、血圧降下薬での治療、薬学的組成物の利用、看護士のケア、及び創傷の全体的清浄化である。一般的に、上述の種類の損傷を受けた患者に送出される薬学的組成物の一部の例は、疼痛遮断薬、抗炎症剤、抗生物質、フラボノイド、組織プラスミノーゲン活性化因子、アセチルサリチル酸、ケタンセリン、酸化亜鉛、親水コロイド、アルギン酸塩、発泡体、ヒドロファイバ、ゲル、コラーゲン混合物、銀、圧縮システム、プロスタサイクリン類似物、プロスタノイド、静脈薬物、繊維素溶解及び血栓溶解剤、及びダイエットなどを含む。これらの薬剤はまた、本発明によれば、同時に送出することができ、又はEMFを送出した後に送出することができる。
本発明の理解を容易にするために図面に言及しながら本発明の好ましい形態を以下に説明する。この治療は、図1から図17の例に示されている本発明の装置で送出することができる。この装置の一部の実施形態の設計形状は、単独で又は静的磁場との組合せのいずれかで本発明の時間変化磁場に露出された同様の問題を有する患者を観察することから導かれる。
多くの回数用いられて成功している好ましい実施形態では、永久磁石は除かれるが、時間変化電磁場は維持される。別の形態では、ヒト身体の一部、例えば、大動脈の上限から肝臓及び脾臓の下限までをチャンバ内の電磁場に露出するのに十分な大きさの内部チャンバを形成する被包コイルを備えた装置を提供する。従って、同じ特徴を有する時間変化磁場は、患者の主血管及びリンパ管:大動脈、大静脈及び胸管、並びに主血液及びリンパ貯蔵部:心臓、肺、肝臓、脾臓及び脊椎傍リンパ節に送出することができる。この治療は、大量の末梢単核血液細胞を電磁場に同時に露出し、治療期間を短縮する。これらの形態の装置は、磁場に露出される間に患者を快適な姿勢にするように設計されたものである。
本発明の装置の更に別の形態では、時間変化磁場の特徴は、上述したものと同じであるが、例えば2つの平行コイル、例えばヘルムホルツコイルにより生成されるものである。コイルは、電磁場を生成し、その磁力線は、コイルの内部空間上に配置される。この方式を用いて、非磁性材料でできた水平板上に患者を横たえて、身体の軸線に平行な時間変化の磁力線に身体部分又は全身を露出することができる。
本発明の他の付加的な形態では、本発明の電磁場は、2つの異なる方法で発生させることができる。1つの方法は、空間を通して電気及び磁気エネルギを運ぶ約27.12MHzの連続波(送信波)を本発明の周波数と同じ周波数又は同様の周波数に変調させることによって電磁場を発生させることから成る(例えば、アンテナで本発明の電磁場を何らかの方向に集中させる)。他方の方法は、テスラコイルで生成される電磁場と同様の(送信波)の高強度及び周波数の電磁場を本発明に用いる周波数に等しいか又は同様の周波数に変調させることによる。この最後の例では、空間を進む電磁場は、患者に装置を接続することを必要とせず、ベッドに横になるか又は椅子に座った患者に到達することができる。
本発明の実施形態では、図1から図17に示すように、身体の一部又は全身をEMFに露出することができる。この設計では、主血管(大動脈及び大静脈)、胸管、脊椎傍リンパ節、及び主血液貯蔵部(肝臓、脾臓、肺、及び心臓)は、EMF(図示せず)に同時に露出することができ、患者の露出時間を減少する。
本発明の装置(1)を構成するヘルムホルツコイル配列の上面図を示す図1を参照すると、装置は、直径が80cmの湾曲側面を有する四辺形のような形状の非磁性材料で作られたシェルを備えた各々625巻回の一対又は平行コイル(4)から成り、コイルは、互いに40cm分離され、このコイルは、その垂直側面の一方に共通ハンドル(3)を有することによってこれらを互いに接合して締結ハンドルとして働かせ、オペレータがコイルを水平方向に適切な位置まで摺動させ、磁場に露出することになっている手足又は身体の一部に照射することを可能にする。コイルは、摺動基部(図示せず)を覆って装着され、水平表面(7)又はレールのフランジに沿って移動する。基部の次には、上部平坦縦方向表面(6)の中心に配置された中心縦方向案内スロット(5)がある。この表面(6)の対向する端部には、表面(6)により範囲を定められた空間を超えてコイル(4)が摺らないようにする遠位停止部(8)がある。表面(6)及びフランジ(7)は、縦方向レール型摺動基部の一部であり、その上を低周波磁力線を生成するヘルムホルツコイルを支持するカートが移動する。本発明の装置は、1から300Hzまで、及び強度が2マイクロテスラから0.8ミリテスラまでの範囲の時間変化及び静的の両方の極めて低周波数の電磁場を生じる。この磁場は、いくつかの期間中に送出され、これは、患者の全血液容量を露出するのに十分である必要がある。この電磁場は、極めて低い周波数を有し、局所的に送出されて皮膚及び神経組織の再生を修復して促進する。
図2は、図1の要素に対応する斜視図(2)を示しており、それぞれの位置決めハンドル(3)を備えたヘルムホルツコイル(4)が矩形摺動基部(20)及び中心下方の逆馬蹄形開口部に配置され、これが次に、基部の左右側面の各下方円に配置された4つの車輪(21)上に装着され、それによってオペレータがハンドル(3)を用いて引っ張ると水平方向に移動する摺動カートを形成し、この動きは、縦方向のレール型基部(22)のフランジの平坦な水平表面(7)上で起こる。レール、コイル基部、及び車輪は、非磁性材料で製造されている。オペレータは、コイルを水平に左及び右に摺動することができるために、疾病を治療するのに適切な位置にコイルを配置することができる。
図3は、装置の側面図であり、板は示さない。レールの基部の厚み(50)及び高さ(51)、並びに端部(8)の遠位停止部の断面、コイル(4)の組、ハンドル(3)、コイルの基部(20)、及び基部を横切って縦方向に移動するカート(40)を形成する一輪車(21)も定めている。
図4は、図2のコイルの位置の断面図であり、コイルによって境界を定められた中空空間又はトンネル(41)を示している。図3の板(30)は、この空間に配置される。それはまた、コイルの基部(20)によって形成された摺動カート(40)の位置も示し、基部の下側区域に接合してハンドルを引っ張るとレール(22)の表面(7)を横切って摺動する一輪車(21)も明瞭に定められている。
図5は、細長い横側面上に上部縦方向スロット(61)を備えた矩形のプリズム形のシェル(60)により覆われたカート(40)及び転がり表面(7)を示す本発明の装置の斜視図である。このスロットは、ヘルムホルツコイルの組(4)が摺動して移動する時、患者が横たわる上板(30)の空間の一部を覆う横空間の境界を形成する。外側シェル(60)は、レール(50)の基部の厚み上にある。板(30)は、レールの基部より長く、外側シェルによって形成される範囲を超えるために、患者は快適に横たえられる。装置は、木材、プラスチック、又は他の非磁性材料により製造し、患者の身体の部分に印加される電磁場とのあらゆる干渉を避けることができる。
図6は、完全に組み立てた電磁場装置の断面図である。コイル(4)は、2つが垂直(82)、2つが水平(81)の4つの湾曲した側面で形成される。側面は、4つの丸みを帯びた縁部(80)で接合され、それにより、コイルによって生成される磁力線が通過する空の空間(41)を形成し、また、磁力線の流れに露出される患者の身体又は手足もこの空間に配置される。患者を板(30)上に横たえ、患者の身体に平行な方向にコイルを手動で摺動させる。板(30)及び傾斜縁部を備えるその基部(70)は、コイルにより境界を定められた内部空間内にある。板は、外側シェル(60)上にあり、装置全体は、基部(50)を利用して床上に置かれる。
図1及び図2に説明した装置はまた、図7の上面図に示す非磁性材料で作られた板(30)を有する。この板は、コイル(4)の基部の上に配置され、コイルにより境界を定められた内部空間を通過する。患者の身体は、ハンドルを用い、板上に快適な姿勢で水平に横たえる。コイルは、適切な位置(3)に位置決めし、コイルにより生成される磁力線を患者に照射する。
図8は、図5の装置の側面図であり、レール(50)の基部に関する外側シェル(60)の位置、及びコイルの下側を通過させ、コイルの水平摺動移動を行うように装着した縦方向横スロットの位置を示し、また、板(30)の厚み及び板を支持する傾斜縁部を備えた基部(70)も示している。コイルは、スロット(61)により可能にされた水平距離に沿って進むことができる。板及びそのそれぞれの基部は、シェルの長さよりも長い。板は、レール型基部を覆うシェルの縁部により境界を定められた限界を超えて延びている。
図9は、本発明の別の実施形態の斜視図であり、この実施形態では、装置が携帯型(90)であり、患者が、自分のいる位置を動くことなくそれを腕又は脚のような手足の上に置くことができる。従って、何らかの理由で動くことができない患者を磁場に露出させることができる。この実施形態は、2つの円形のドーナツ形のヘルムホルツコイル(91)から成る。コイルは、コイルに平行でその内側縁部の間(空間)に位置決めされた半円リング(92)により保持される。リングは、2つの区域に分割された平坦で幅広い入れ子式スタンドにより保持され、その上側区域(93)は、リング形縁部を備えた丸くて平坦な円形基部(95)に接合されたそれよりも厚くて低い区域(94)内部に摺って入ることができ、同時にリング形縁部は、基部を構成するリングの外面上に一様な角距離で分散された4つの一輪車(96)に装着される。コイルの内部には、磁場を照射される患者の手足をその上に置く2つの直線縁部及び長円の断面のような形状の2つの端部を備える平坦で凹状の支持部(97)を収容する空間がある。別の固定点は、コイルの上側部分及び内面に配置される。固定点は、コイルに取り付けられた長くて垂直な固定要素から作られる。制御パネル(99)及び移動ハンドルは、この固定要素の外側端部に配置される。この支持部(100)は、長くてコイルに垂直であり、コイルの1つの外側端部の1つを超えて延びている。この延長部には、スクリーンを備えた正方形の形状の制御パネル(99)がある。端部には、装置に力を加えることによって装置を移動するのに使用する丸い半円形のハンドル(98)がある。装置は、横たわるか又は椅子に座った患者がコイルにより生成された磁場に照射されるように適切な高さ及び距離に配置される。患者は、肢(腕、足、手、又は脚)を表面(101)に置き、装置がオンにされる。
図10は、ヘルムホルツ(平行)構成の2つの丸いコイル(91)の拡大図を示す図9の装置の上面図である。コイルの内面に配置された支持部(100)は、制御パネル(99)及び移動ハンドル(98)を保持する。手足のための支持表面(97)は、上部から見ると、半楕円形を備えた凹型表面(101)を有し、コイル間の中間支持部(92)が装置を基部に保持し、これが次に、4つの一輪車(96)に接続され、それによって装置の上部部分の端部に配置されたハンドル(98)を押すことによってこの群をターゲットに移動させる。
図11は、図9の装置の側面図であり、制御パネル(99)、移動ハンドル(98)、ヘルムホルツコイル(91)、支持部(97)、トレー(110)支持部(97)を示している。この群は、平坦なスタンド(93)により支持され、これは、開口部(111)を通り、使用するのに快適な高さになるまで摺らせることができる。平坦なスタンド(94)は、丸い基部(95)に載っており、装置全体は、この装置を移動する4つの一輪車(96)上に装着される。
図12は、より大きい直径の他の3つの管状スタンド(123)の内部に摺る3つの管状スタンド(バー)(121)により支持されて上方に向いた1つの半円形開放コイル(120)のみから成る本発明の装置の別の形態の側面図であり、コイルの高さを調節するのに、2つの区域、上部及び底部に分割された管状スタンドの配列が必要である。水平支持部(122)は、後者の2つのスタンドの上端に配置される。この支持部により、その位置で薄い円盤形の基部(124)上に載った管状スタンドの群が保持される。中心スタンドは、コイルの電力ケーブル(125)を導くものである。この装置は、軽く、殆ど場所をとらず、携帯性に優れて移動に適している。
図13は、図12の装置の斜視図であり、下側スタンド(123)の環状開口部(131)を通って上向き及び下向きに摺る3つの管状スタンド(121)上に装着されたコイル(120)を示しており、下側スタンド(123)は、上端上の水平支持部(122)及び下端(124)上の円盤形基部により保持され、装置を垂直に適所まで移動するのに役立つ矩形ハンドル(130)を有する。
図14は、2つの円形ドーナツ型ヘルムホルツコイル(141)、及び患者が快適に横たわることができる丸い半円形縁部を備えた1つの短い板(142)から成る本発明の実施形態の1つの上面図(140)である。
図15は、内部に板(142)を含む最終的な位置のヘルムホルツコイル(141)を示す図14で示した形態の装置全体の斜視図である。板は、コイル及び上述の要素の群の全てを保持し、2つの端部の垂直なスタンド(143)上に配置された組み立てた基部(図示せず)上に装着され、スタンド(143)の各々は、長円形又は卵形プラットフォーム又は基部(144)を含み、これが床に配置される。コイルは、コイルにより生成された磁場に照射される患者が横たわる板に水平及び平行に移動することができる。
図16は、板(142)に対するコイル(141)の位置を示す図15の装置の断面図であり、コイルは、地面に連結された基部(144)上に配置されたスタンド(143)上に装着される。板(142)は、板の長さに平行に移動することができるコイルにより境界を定められた内部空間に存在する。
図17は、オペレータが横ハンドル(171)を押すと水平に板(142)と平行に移動し、縦方向板(142)の基部(172)の内部にある内部レールシステム(図示せず)の上を摺動するコイル(141)を示す図15の装置の側面図(170)であり、コイルは、コイルの外側縁部から保持された構造(173)上に装着された下側の長い支持部を有する。上述のこの群全体は、端部スタンド(143)及び基部(144)に保持される。
図18は、コイル(141)と、コイルの内面の下側部分上に配置されたその締結(181)及び摺動(182)システムとの斜視図(180)であり、コイルは平行なままとされ、横ハンドル(171)及び角張った締結構造(181)により適切な距離に分離される。
図19は、コイル(141)と、コイルの内面の下側部分上に配置された付加的な固定要素(190)を備えたその締結システム(181)との断面図である。
図20は、コイル(141)の群と、締結ハンドル(171)と、締結構造(181)と、各々の間に空間を備えた2つの長い平行な支持部で作られ、この群が摺るように装着された他の構造要素に金属フランジが固定されるようにする二対の摺動横桁(182)との上面図である。
図21は、締結ハンドル(171)と、コイルの外側縁部の下側部分上に付加的な固定要素(190)とを備えたコイルの対(141)の側面図であり、これはまた、ハンドル(171)を押してコイルが生じる磁場を照射するのに適切な位置にコイルを配置した時のコイルの摺動システム(182)の横桁のプロフィールも示している。
図22は、図18のコイルの群に接合するための連結要素、すなわち、フランジ(222)を備えた板の基部(172)の斜視図(220)であり、コイルに固定された摺動要素(182)は、板を水平に横切って摺ることができるように連結される。板の下面に配置された水平縦方向フランジも示され、これは、コイル及び板を支持するスタンドの下端部に連結される。
図23は、締結要素(230)、又は垂直スタンドが連結されて基部(144)と共にシステム全体を支持する長い基部の縦方向垂直フランジ(143)を示す構造基部(172)の断面図である。
図24は、摺動横桁(182)との連結フランジ(222)、及びスタンドと共に構造的及び締結横桁の詳細を示す板の構造基部(172)の上面図であり、この横桁は、下向きに延びる垂直フランジである。板の下端に連結された基部の外部側面も示されている。
図25は、板の基部(172)と、スタンド基部(144)に載った端部スタンド(143)との側面図であり、また、コイル(173)の補助締結構造も示している。
本発明の提案する実施形態には、2つのヘルムホルツコイル構成、すなわち、40cm分離した2つの80cm直径のコイル、及び15cm分離した2つの30cm直径のコイルが必要である。第1の構成の断面を測定すると、5.25×5.25cm、625巻回の磁気ワイヤゲージ12を含み、インダクタンスが628.77MHzである。第2の形態の断面を測定すると、2.12×2.12cmであり、625巻回の磁気ワイヤゲージ20を含み、各々25巻回25層に構成され、インダクタンスは221MHzである。
このコイル構成では、1Hzから300Hzまでの極めて低周波数で強度が2マイクロテスラから0.8ミリテスラまでの電磁場が生じる、
ヘルムホルツコイルの標準幾何学的構成は、その半径に等しい距離だけ分離された同相の一対の平行コイルから成る。生じる磁場は、2つの別々のコイルにより生じる磁場の合計であり、コイル間では非常に一様になる。2つの80cmヘルムホルツコイルの間には、磁場の大きさ36.38ガウスが必要である。
本発明の磁気刺激装置には、4つの基本的な構成があり、すなわち:
60Hzの正弦波を用いる磁気刺激装置であり、120ボルトで60Hzの電源(家庭用送電線からのエネルギ)、スイッチ、変圧器、及びインダクタンスコイルから成る装置。
120Hzの正弦波を用いる磁気刺激装置であり、120ボルトで60Hzの電源、スイッチ、変圧器、完全波整流器、及びインダクタンスコイルから成る装置。
直流磁気刺激装置(静的磁場)であり、120ボルトで60Hzの電源、スイッチ、変圧器、完全波整流器、コンデンサ、及び誘導コイルから成る装置。
磁場強度の機械的セレクタを備えた磁気刺激装置であり、120ボルトで60Hz電源、スイッチ、分流器を備えた変圧器、機械的スイッチ、及び誘導コイルから成る装置。
本発明の方法により、皮膚損傷又は内部創傷を受ける患者を治療するためには、単に、患者の手足(例えば、手又は腕の一部)をコイルによって形成されたトンネルに導いて部分的に延ばすだけでよい。次に、電源をオンにしてソレノイド又はヘルムホルツコイルに電流を印加する。トンネル内部に生じる磁場により生成される流線には、可変及び静的磁気流線が含まれる。電磁場が1.0ヘルツよりも大きい値から約300Hz未満の範囲の極めて低周波数で印加されると、治療が更に有効であることが見出されている。時間変化磁場の周波数のスペクトル含量は、約125Hz高く、その高調波共振も高い。これらの周波数は、強度が約0.3から約0.8μTrms(二乗平均平方根)の値の静的磁場成分を有し、これらのEMFは、単独で又は約40から約80μT(約400から約800ガウス)の均一な静的磁場と組み合わせて用いることができる。次に、2つの静的磁場が存在しており、すなわち、一方は、時間変化磁場に沿って生じ、好ましくは、低磁気流密度が数マイクロテスラから最大約0.3から約0.8mT(rms)である。第2の磁場は、これよりも高密度であり、磁気流密度が約40から約80μT(約400から約800ガウスに同等)の永久磁石により生じる。上に示すように、周波数が数ヘルツ(1よりも大きい)から約300Hz未満までの範囲の時間変化磁場及び強度が約0.3から約0.8mTの静的磁場成分を単独で又は約40から80μT又は約400から約800ガウスの均一な静的磁場と同時に用いて印加することが、本発明の方法の本質的な(重大な)特徴である。
本方法及び装置を用いた患者に見られる創傷治癒、神経組織の再生、血管形成、筋肉組織の再生、免疫システム細胞及び母細胞の活性化の作用は、本明細書に説明した時間変化電磁場を単独で又は静的電磁場との組合せのいずれかで用いることによって得られる。それにも関わらず、各別々の成分及びその組合せは、一般的に、末梢単核血液細胞(PBMC)の増殖に異なる程度の作用を示している。この成分は、細胞の増殖に異なる程度の作用を示し、これは、異なる種類の磁場が正常な被験者のPBMCに印加される時に明らかにされている(100%の細胞増殖対照は、本発明のいずれの磁場も存在させずにフィトヘムアグルチニンで刺激されて増殖するPBMCである)。静的磁場及び時間変化磁場を組み合わせて印加すると、PBMC増殖が11.1%増大した(P<0.001スチューデントの「T」検定)。時間変化磁場を印加しても、PBMC増殖が67%減少するだけであり(P<0.001スチューデントの「T]検定)、静的磁場を単独で印加してもPBMC増殖に有意な作用はなかった。
好ましくは、磁場は、約数分から約8時間の範囲の期間にわたって患者の手足に印加し、治療から最大の利益を得る必要がある。好ましい露出時間は、患者の総血液容量と同等の血液容量が少なくとも1回磁場に露出されるように計算される。露出する頻度は、観察した創傷の治癒及び瘢痕化に応じて最大約30分から約7時間/日から、最小約30分/週までと変動させることができる。胸郭に電磁場を印加する場合には、腕より循環する血液が多いために、露出回数は20倍低減する。
以下の実施例は、隔離された末梢単核血液細胞(PBMC)に印加し、その増殖パターン及びインビボでの全身効果を調節する場合の本発明によるEMFの効果、及び外部の時間変化磁場を単独で又は静的磁場と組み合わせて印加し、慢性皮膚潰瘍、慢性創傷、低灌流であるが依然として生存可能な心筋、骨折、及び部分除神経の患者を治療することを示している。
以下の実施例は、本発明の方法の有効性を示している。しかし、これらの実施例は、単に例示的であり、本発明の範囲を限定する意味はない。
実施例
インビトロ効果
以下の実験は、本発明による電磁場(EMF)が末梢単核血液細胞(PBMC)に及ぼす効果を示している。
実施例1:PBMCの増殖に及ぼす異なる電磁場のインビトロ効果
静脈を穿刺することによって末梢単核血液細胞(PBMC)を引き抜き、次に、フィコール勾配上で分画に分けた。PBMCを含む分画は、3回洗浄し、最終的な濃度が5×106細胞/mlになるまで再び生理食塩水、燐酸緩衝液に懸濁した。PBMCの比例部分を引き抜いた。すなわち、5×106細胞/mlの0.2mlの分割量、及び1m/mlのフィトヘムアグルチニンをとり、エッペンドルフチューブに入れた。4つのサブグループ(3つの試験管/サブグループ)を形成した。サブグループ1は、電磁場に露出されないように保護した。サブグループ2は、本発明による時間変化電磁場及び静的な場の組合せに露出した。サブグループ3は、本発明による時間変化電磁場だけに露出し、サブグループ4は、本発明による静的な場だけに露出した。フィトヘムアグルチニンを含まない4つのサブグループ(対照)を調製し、同じ実験条件下に置いた。
全ての試験管は、加湿器を備えたCO2インキュベータ(CO2二重チャンバ水ジャケットインキュベータ、「Forma Scientific Mod.3325」)に入れて温度37℃で培養した。58時間の培養期間後、全ての試験管に3Hチミジン(最終濃度5から6/mM)を加え、これを更に14時間培養した。全ての試験管を回収し、72時間後、セル・ハーベスタ(「Skatron」製、トランバイ、ノルウェイ)でガラス繊維フィルタ紙を通してその内容物を濾過することによって洗浄した。3Hチミジンの付加は、液体シンチレーションカウンタ(「Beckmann Models 6000 SE」)を用いることによって求めた。各サンプルに対する計数平均数/分は、3つ組で得られた。細胞生存度は、トリパン・ブルー排除法により求めると、常に90%よりも大きかった。
時間変化及び静的の両方の電磁場の組合せは、PBMC増殖が11%増加した(P<0.001、スチューデントt検定)。時間変化電磁場単独では、細胞増殖は約67%の減少であった(P<0.001、スチューデントt検定)。静的な場は、PBMC増殖には何ら影響を及ぼさなかった。従って、インビトロ実験は、各磁場又はその組合せに対して、隔離したPBMCへの異なる影響を明らかにした。
インビボ効果及び安全性試験
実施例2:身体損傷に関するEMFの効果
(安全性及び耐性試験)
電磁場は生物学的組織を通過するために、循環するPBMCに関してインビボ効果も生じる。本発明の時間変化電磁場を単独又は静的磁場との組合せのいずれかで用い、本発明により生じさせたEMFを創傷区域から離れた位置の身体部分に約30分から1時間露出した後でも、その慢性の皮膚創傷に関するインビボ効果が観察された。この期間にわたって創傷の乾燥及びその直径の減少が観察されることが多い。
本出願で説明した装置により生じる磁場は、「世界保健機関(WHO)」により安全であると考えられている露出限界よりも低い。それにも関わらず、これは、先駆的な手順であるので、本発明により生じる磁場をヒトに外部印加することの安全性を示すために以下の試験が行われた。磁場プロトコルに参加するというボランティア同意書に署名した後、各患者は、最初に磁場に露出する前に完全な臨床病歴、身体検査、血液の化学的性質、血液細胞数、及び尿検査が行われた。電磁場に露出する前、その間、及びその後に心電図をとって血圧を測定した。3つのボランティア群を形成した。第1の群は、1日に30分の間、第2の群は、1週間に2回30分の間、第3の群は、1週間に1回30分の間電磁場(EMF)に露出した。3つの群は、1年間追跡調査したが、有害な反応は検出されなかった。
近年、100例を超える患者が、本発明の方法により、1から7時間/日、1週間に7回外部の磁場に露出されている。
これらの治療過程では、いずれの患者にもEMFへの露出期間中又はその後に有害又は否定的な2次反応は観察されなかった。本発明の方法及び装置によるEMFを印加しても、心臓疾患のある患者の心電図にも何の影響も示さなかった。この治療は、運動機能又は感覚機能のいずれにも悪影響を生じなかった。
結論
上述の実施例は、本発明の方法により外部の非侵襲性電磁場(EMF)を単独で又は他の医薬的又は外科的治療と組み合わせて印加すると、以前には従来の医薬的又は外科的治療単独に反応しなかった患者の身体の創傷を治癒させるか、又はこの治療の効果を改善する。
このようにして、本発明の詳細説明及び上に挙げた例示的実施例によれば、この治療は、有害な反応である負の副作用を生じることなく患者の健康及び幸福を改善するための明らかに有効な臨床的方法であることは明らかである。
以上の情報は、いくつかの疾病及び疾患、例えば、部分除神経と、損傷、不適切な血液潅流の部位、低灌流であるが依然として生存可能な心筋などを含む内部又は外部創傷と、火傷と、潰瘍との病歴を単独で又は免疫システムに関連する他の疾患又は患部組織の細胞の直接刺激と共に有する患者で例証された。
本発明の特定的な実施形態を示して説明したが、当業者には、意図した範囲から逸脱することなく、いくつかの修正又は変形を行うことができることは明らかであろう。特許請求の範囲は、全ての変形及び修正が本発明の範囲に含まれるように上述の情報を網羅するものとする。
締結要素として及び水平運動のために働く独立な細長いレール型基部に沿う平行なヘルムホルツコイルの対の上面図である。 基部及び運動のための独立レールに沿うコイルの対が示されている図1の装置の斜視図である。 コイルのための水平運動一輪車が示された図2の側面図である。 コイルの基部の断面及び運動レールが示された図2の断面図である。 矩形板及びそれを締結してコイルのための一輪車を覆う外側のシェルが示された完全な装置の斜視図である。 コイル、矩形上板、及び外側シェルの断面を示す図5の完全な装置の断面図である。 図1と同様であるが、患者の身体を横たえる付加的な矩形板を備えた上面図である。 両方のコイルを連結するハンドル、コイルを移動させるシェルの縦方向横スロットを示す図5の装置の側面図である。 脚又は腕のような身体部分に適応させた本発明の携帯可能な実施形態の斜視図である。 2つの丸いヘルムホルツコイル、4つの運動一輪車、制御コンソールを備えた締結及び押しハンドル、及び身体部分を置くための基部を示す図9の装置の上面図である。 4つのカートを備えた平坦な丸い基部上に載った上下に摺る幅広で薄い締結スタンドを示す図6の装置の断面図である。 腕、手、脚、又は腓腹のような身体の一部が置かれる本発明の装置の別の携帯可能な形態の側面図である。 上下に摺って手足を快適な位置に置く3つのバーを有するスタンドを含み、このバーが下側部分に平坦で丸い基部を有する図12の装置の斜視図である。 一対の丸いヘルムホルツコイル及び丸い端部を備えた平坦な板を有するEMF装置の別の実施形態の上面図である。 端部に2つのスタンドを含み、楕円断面の基部を備えた図14の装置の斜視図である。 コイルの丸い断面、板及びスタンドの平坦な断面、及びスタンドの基部の断面を示す図15の装置の断面図である。 両平行コイル、両コイルの間の位置決めハンドル、板及び楕円基部上に載った締結スタンドの断面を示す図15の装置の側面図である。 締結及び摺動縦方向構造システムを備えた丸いコイルの斜視図である。 締結及び摺動構造を備えたコイルの断面図である。 コイル、手足を快適な位置に配置するための逆さハンドル、及び下側部分に平坦で丸い基部を有するバーの上面図である。 コイル、締結ハンドル、及び摺動クロスバーの側面図である。 板の基部、コイル構造と対になったフランジ、スタンド、及び本発明の電磁場を放出するシステム全体が配置された基部の斜視図である。 板の基部、スタンドとの連結部、及び床に置かれた基部の側面図である。 コイルの摺動構造との連結フランジを詳細に示す板の基部の上面図である。 板の基部、それが配置されたスタンド、及び床に載せたそのそれぞれの基部の側面図である。
符号の説明
1 本発明の装置
3 共通ハンドル
4 平行コイル
8 遠位停止部

Claims (34)

  1. 約2ヘルツから約300Hz未満までの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用であって、
    EMFが、薬学的又は外科的治療への反応を促進し、かつ損傷に伴う疾患又は病気の治癒を誘導するのに十分な有効期間中に印加され、
    前記印加は、局所的で全身又は損傷を受けた身体部分のいずれかに対するものであり、前記EMFは、患者の全血液容量を少なくとも一度該EMFに露出するために創傷の部分又は部位から離れた領域に印加され、
    前記電磁場は、皮膚及び神経組織の再生を実質的に修復して促進し、血管形成、脈管形成、神経組織の再生、骨形成を増大させ、創傷の治癒過程を復旧し、鎮痛性抗浮腫及び/又は抗炎症作用を有し、
    前記疾患は、拡張蛇行静脈と、疼痛、浮腫、及び炎症を伴う疾患及び病状と、運動性の制限と、深部静脈血栓症と、高血圧と、外傷又は手術により引き起こされた損傷と、リンパ又は静脈不全と、潰瘍と、脈管炎と、部分除神経と、骨折と、骨融合と、慢性損傷と、慢性潰瘍と、拡張蛇行静脈と、リウマチ様関節炎と、血管壊死と、慢性創傷と、火傷とで構成された群から選択される、
    ことを特徴とする使用。
  2. 患者の脚又は足に位置し、静脈潰瘍、動脈潰瘍、褥瘡潰瘍、圧力により引き起こされる深部潰瘍、踝の中間部潰瘍、人為性潰瘍、外傷又は外科的に引き起こされた潰瘍、及び脚潰瘍から成る群から選択された潰瘍の皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  3. 外科的創傷、非外科的創傷、及び外科的排液から成る群から選択された創傷の皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  4. 緻密創傷及び「Yarkony−Kirk」スケールで「5度」と分類される褥瘡潰瘍から成る群から選択された非外科的創傷の皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  5. 心臓発作、卒中、部分除神経、及び/又は神経細胞アポトーシスを伴う疾患又は病状を修復するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  6. シリコーン移植に伴う血管壊死を受けた皮膚の再生を修復又は促進するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  7. 前記磁場を印加する前に疾患又は病状を治療する薬剤に抵抗性になった患者を治療するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  8. 伏在静脈切除、皮膚移植、手術、創傷の閉鎖、縫合、包帯処置、血圧降下療法、薬学的組成物の供給、看護師のケア、及び身体損傷の全体的清浄化から成る群から選択された薬学的及び外科的治療に対して皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  9. 疼痛遮断剤、抗炎症剤、抗生物質、フラボノイド、組織プラスミノーゲン活性化因子、アセチルサリチル酸、ケタンセリン、酸化亜鉛、親水コロイド、アルギン酸塩、発泡体、ヒドロファイバ、ゲル、コラーゲン混合物、銀、圧縮システム、プロスタサイクリン類似物、プロスタノイド、静脈薬物、繊維素溶解及び血栓溶解剤、ベータブロッカー、アンギオテンシン変換酵素阻害剤、及び可食物の供給から成る群から選択された薬剤を含む組成剤の供給に対する効果を強化するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  10. 不適切な血液潅流に伴う疾患又は身体損傷を治療するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  11. 動物、ヒト、及びヒト以外から成る群から選択された被検体を治療するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  12. 低灌流心筋に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  13. 糖尿病、糖尿病性足、足首骨折、疼痛を伴う足首骨折、浮腫、及び/又は骨折に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  14. 除神経、神経細胞アポトーシス、又は感染に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  15. 脳内血流、注意持続時間、又は精神的鋭敏性の減少に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  16. 脈管遮断に伴う疾患又は病状を治療するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  17. 皮膚及び神経組織の再生を修復又は促進し、コラーゲン成熟過程を強化して治癒処理中の引張強度を増大させ、繊維芽細胞の増殖及び生成、血管形成、及び異なる組織の治癒を誘発するのに用いられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の約2ヘルツから約300Hzまでの範囲の周波数を含む、時間的に変動し、非常に低周波の静的成分を持つ、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを備えた外部非侵襲性電磁場(EMF)の使用。
  18. 約2Hzから約300Hz未満の範囲の周波数で、時間的に変動し、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを有する電磁場を発生する装置であって、
    直径80cmを有する丸い側面の四辺形のような形状であり、互いから40cm分離し、各々が625巻回(各25巻回の25層)を有する2つのヘルムホルツコイル、
    一輪車と中心下方の馬蹄形開口部とを有し、前記コイルの上部側に固定され、各横側面の下側縁部上に2つの一輪車がある矩形基部、
    中心上部スロットと端部の遠位停止部とを有し、中心スロットを備えた前記矩形基部が、レールの横フランジ上を転がる一輪車を用いてその上を摺動する長いレール型基部、
    前記コイルによって形成された内部空間の内側に位置する長い上板、
    長い横側面の上部縁部上に縦方向スロットを有する、矩形プリズムのような形状の外側シェル、及び
    前記コイルの垂直側面上に位置する2つの横ハンドル、
    から成ることを特徴とする装置。
  19. 前記コイルは、前記横ハンドルに何らかの力が印加された場合に水平方向に摺動することも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
  20. 前記上板は、前記縦方向基部を覆う前記外側シェル縁部に連結されていることも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
  21. 前記上板は、前記縦方向基部の前記外側シェルよりも長く、該シェルの範囲を超えて延びていることも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
  22. 前記縦方向横スロットは、前記コイル対の下部側がスロットを通過することができ、かつ該コイルが水平方向に自由に摺動することができるように装着されていることも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
  23. 前記コイルを除く全ての要素が、非磁性材料で作られていることも特徴とする請求項18に記載の電磁場を発生する装置。
  24. 約2Hzから約300Hz未満の範囲の周波数で、時間的に変動し、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを有する電磁場を発生する携帯用装置であって、
    直径30cmで15cm離れた2つのドーナツ形ヘルムホルツコイル、
    前記コイル間の空間にそれらと平行に位置する半円形の固定要素、
    両コイル間の内面に該コイルと垂直に位置し、端部の一方に移動ハンドル及び制御パネルを有する長い上部矩形固定要素、
    前記コイルによって形成された前記内部空間の下側区域に位置し、2つの直線的縁部と楕円の断面のような形状の2つの端部とを有する平坦な凹面の板(原文のまま)、
    上部区域及び底部区域に分割されて基部上に固定され、該上部区域が該底部区域の中に摺動する平坦で幅の広い入れ子式スタンド、及び
    規則的な角度で分配した4つの一輪車が装着されたリング形縁部を有する円形基部、
    から成ることを特徴とする装置。
  25. 前記コイルを除く全ての要素は、非磁性材料で作られていることも特徴とする請求項24に記載の電磁場を発生する装置。
  26. 装置の前記移動ハンドル及び前記制御パネルは、上部支持体の端部かつオペレータの前に位置していることも特徴とする請求項24に記載の電磁場を発生する装置。
  27. 約2Hzから約300Hz未満の範囲の周波数で、時間的に変動し、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを有する電磁場を発生する携帯用装置であって、
    上部区域及び底部区域に分割された3つの管状入れ子式スタンド(バー)上に位置し、円盤形基部上に固定された該底部区域の内側に該上部区域が摺動する半円形コイル、
    下側スタンドの上端に位置する前記スタンドのための固定支持体、及び
    前記基部の底面上に固定された底部位置決めハンドル、
    から成ることを特徴とする装置。
  28. 前記コイルを除く全ての要素は、非磁性材料で作られていることも特徴とする請求項27に記載の電磁場を発生する装置。
  29. 約2Hzから約300Hz未満の範囲の周波数で、時間的に変動し、約2μTから約0.8mTまでの範囲の静的な場の成分とを有する電磁場を発生する装置であって、
    直径80cmで互いから40cm離れ、各々が625巻回(各25巻回の25層)を有する2つのドーナツ形ヘルムホルツ、
    前記コイルの内面の底部部分上に位置する摺動及び固定構造体、
    前記コイルによって形成された内部空間の内側に配置された、半円形端部を有する長い上板、
    前記板のための半円形端部を備え、細長いリング形状を有し、前記コイルの内側のその上部側に位置する前記固定構造体に連結する固定フランジを有し、その底部側に装填スタンドに連結する2つの縦方向垂直フランジを有する長い基部、
    前記板の前記基部の前記端部上に位置し、前記コイルと該板とによって形成された群が設けられた2つの垂直スタンド、及び
    2つの楕円形スタンド基部、
    から成ることを特徴とする装置。
  30. 前記コイルを除く全ての要素は、非磁性材料で作られていることも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
  31. 前記コイルは、前記板の前記基部の前記フランジに連結する2つの角張った固定部品及び摺動横桁から成る内部固定及び摺動構造体を有することも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
  32. 前記上板は、その基部に連結しており、該基部は、該基部を支持する前記スタンド対にその端部で連結し、前記板及び前記コイルとそれらの固定及び摺動構造体と共に連結していることも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
  33. 前記コイルは、前記垂直スタンド間に形成された空間の内側に摺動することができることも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
  34. 前記板及びその対応する基部は、前記垂直スタンドによって定められた限界を超えて突出しないことも特徴とする請求項29に記載の電磁場を発生する装置。
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