JP2002518146A - 異常細胞のサバイバルプロセスを妨げる装置と方法 - Google Patents

異常細胞のサバイバルプロセスを妨げる装置と方法

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JP2002518146A
JP2002518146A JP2000555670A JP2000555670A JP2002518146A JP 2002518146 A JP2002518146 A JP 2002518146A JP 2000555670 A JP2000555670 A JP 2000555670A JP 2000555670 A JP2000555670 A JP 2000555670A JP 2002518146 A JP2002518146 A JP 2002518146A
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サンティ トファニ,
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サンティ トファニ,
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N2/00Magnetotherapy
    • A61N2/02Magnetotherapy using magnetic fields produced by coils, including single turn loops or electromagnets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常細胞のサバイバルプロセスを妨げる装置と方法を提供する。 【解決手段】 正常な細胞に悪影響を与えることのない磁場を使うことによって直接的に、もしくは、間接的にアポプトシスを生きている異常細胞に与えることを含む、異常細胞のサバイバルプロセスを妨ぐ方法と装置である。1から100mTまでの範囲内の、好ましくは、1から30mTの範囲内の低強度の静磁場(S)と極低周波(ELF)の磁場が使われる。特に、SELF場が使われ、これは、異なるシーケンスのS場やELF場、即ち、S場の次にELF場、ELF場の次にS場、同時にS場とELF場、S場、もしくは、ELF場単独のものである。ここで、ELF場は、1から1000ヘルツの範囲内のフィールド周波数をもつ。本方法を実行する装置は、動作環境を横切る静磁場を生成する手段や、S場に加えてさらに極低周波(ELF)の電磁場を動作環境に生成する手段を備える。S場生成手段に関連するS場を変調し、1から100mTまでの範囲内で、好ましくは、1から30mTまでの範囲内で所定の関するに基づきS場の強度を変える手段が提供される。また、ELF場生成手段に関するELF場を変調し、1から100mTの範囲内で、好ましくは、1から30mTの範囲内で所定の関数に基づく強度で1から1000ヘルツの範囲内の周波数をELF場に与える手段が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の分野】
本発明は、一般的に、異常細胞のサバイバルプロセスを妨げる装置に関する。
【0002】 更に、本発明は、異常細胞のサバイバルを防止する装置によって実行される微
生物学的な方法に関する。特に、細胞サバイバルのメカニズムの変質から引き起
こされるガンやその他の疾病からの影響を受ける細胞に関する。
【0003】 特に、その防止は、装置によって生成された極低周波の静電磁場(ELF)か
ら誘導されるものである。
【0004】 以下では、静磁場と極低周波電磁場はそれぞれSとELFとも呼ばれる。更に
、様々なシーケンスの一連のSやELF場の可能な組合せ、例えば、S場の次に
ELF場、ELFの次にS場、SとELF場、単独のS場、もしくは、ELF場
を以下SELF場と呼ぶ。
【0005】 本発明の背景 ペリセルラ領域と、極低周波(ELF)電磁場によって誘導される電流によっ
て、特定の細胞膜に電気化学的事象を誘導することが知られている。ここで、そ
の周波数範囲は1ヘルツから300ヘルツであるが、場合によっては1000ヘ
ルツまでの範囲である。また、その事象は、主要な生物学的信号の伝達/増幅プ
ロセスにとって重要なものである。
【0006】 これらの生化学的で媒介的な事象により、細胞質の第2の伝達子と内部の効果
器、例えば、フリーCa++と蛋白質ホスホリラーゼ(キナーゼ)が生成される。
これによって、細胞の増殖分化と機能特性の変質が引き起こされるだけでなく、
高分子の生合成の特定の変化も引き起こされる[1M. ブランク、1993年
]。
【0007】 更に、S場とELF場がDNAの合成、DNAの統合、転写、翻訳に影響を与
える可能性に関する文書がある[2ライボフ 1984年、3トファニ 199
5年、4グッドマン 1991年、5フィリップス 1992年]。
【0008】 実験に基づく発見の一部を説明可能な物理的メカニズムの1つは、イオン(即
ち、Ca++)に対する直接的な効果、即ち、細胞膜で配位子によって連結させる
ことに対する直接的な効果についてである[6ライボフ 1985、7チアブレ
ラ 1985、8レドネフ 1991、9ブランチャード 1994]。
【0009】 Ca++代謝の変化に影響が及ぶことで、細胞のアポプトシス(プログラムされ
た細胞の死)が導かれることがある[10プレストン、11トランプ 1997
年]。
【0010】 他の物理的な相互作用のメカニズムは、不対電子を持つ原子と分子の電子スピ
ンの動きに対する直接的電界効果が細胞の適切な細胞信号伝達経路(カルシウム
代謝を含む)の動力学に影響を及ぼす可能性に関する。この影響が、スピンと相
互相関のあるフリーラジカル対の組換え比率に作用することがあり、その結果、
酸化還元反応による信号伝達が起こる[12グランドラー 1992、13ポル
ク 1992、14ウォレゼェックとバディンガー 1992、15アデイ 1
993]。
【0011】 特に、フリーラジカルのスピンの一量状態−三重項状態のエネルギーレベルの
遷移は、スピンと相互相関のあるフリーラジカル対の組換え比率を上げるために
重大なものである。
【0012】 低レベルで非熱的な(30mTまでの強さの)S磁場とELF磁場がラジカル
対の反作用の動力学とその効果に影響を与える可能性については、試験管内実験
での磁気化学では周知のことである[16ステイナー 1989]。
【0013】 自然発生するフリーラジカルには、酸素、もしくは、窒素に基づく不対電子、
例えば、超酸化物の陰イオン、ヒドロキシラジカル、窒素酸化物等がある。これ
らの活性酸素類(ROS)と活性窒素類(RNS)は蛋白質を目標とし、フリー
ラジカル媒介の信号伝達事象に機械的な解釈を明瞭に与えることができる。これ
らの事象は、成長因子、イオン輸送(即ち、Ca++の経路)、転写、アポプトシ
スに影響を与えることがある[17ランダー 1997]。
【0014】 アポプトシスとは、形態論的に全く異なる形態の、プログラムされた細胞死で
ある。これは、成長とホメオスタシスの期間と、ガンと後天性免疫不全症候群と
神経退行性障害と、その他の疾病を含む多くの疾病で重要な役割を果たす細胞の
サバイバルプロセスに関係がある。ここで、その他の疾病とは、一変した細胞の
サバイバルプロセスによって特徴づけられる病気に類似するものである。アポプ
トシスは、細胞固有の自殺プログラムが活動することによって発生する。 アポ
プトシスの基本的な遺伝のメカニズムは、基本的に全ての哺乳動物の細胞でいつ
でも存在するようである。しかし、自殺プログラムの活動は、細胞内部と細胞外
部の環境の両方から起こる多くの様々な信号によって制限される。
【0015】 アポプトシスを制限することに関与する全遺伝子の中で、p53遺伝子が特に
注目されている。転写因子を符号化する、多くの人間のガンに共通のこの遺伝子
は、ある環境的な損傷に対する細胞の反応を調停する。p53蛋白質は、変質し
たDNAを細胞が修理できるように一時的に細胞分裂を停止させるか、もしくは
、細胞をアポプトシス的な死に導く。
【0016】 公表されたデータによれば、以下の3工程のプロセスによるアポプトシスの際
に、p53が出現するとしている。即ち、1)酸化還元反応に関与する遺伝子の
転写反応の誘発、2)活性酸素類(ROS)の形成、3)ミトコンドリア要素の
酸化による退化であり、これによって細胞が死に至る[18ポルヤック 199
7]。
【0017】 更に、酸化防止エージェントが低酸素症の腫瘍細胞19[ワルク、 1988
]を治療し、血管生長因子20[アミルクホスラヴィ、 1998]の効果があ
る薬に結合される。
【0018】 更に、公表されたデータは、ELF場の刺激に対して異常細胞は正常細胞と異
なる反応を行うという考え方を支持するものである。21カドッシ[1992年
]によれば、ELF場に曝され(前もってミトゲンを使って)た場合、正常な患
者のリンパ球からの応答は、ダウン症候群、エイズ、慢性のリンパ球白血病の患
者のリンパ球と異なる。
【0019】 正常なリンパ球ではなく、白血病のリンパ球では、細胞膜を横断して流入する
Ca++がELF場に影響されることもわかっている[22ウォレクゼック、 1
996]。
【0020】 変質した細胞のサバイバルプロセスでは電気的な乱れが発生して、異常な電気
的振る舞いが起こる。実際に正常な細胞と比較すると、急速に激増する変質した
細胞は電気的に脱極化した細胞膜を持つ[23ビンゲリ 1986、24マリノ
1994]。また、ガンの発生時には、皮膜組織の細胞は経上皮性ポテンシャ
ルを失うことも知られている[25デイビース 1987、26ゴーラー 19
86、27キャプコ 1996]。正常な細胞と比較して、腫瘍細胞での異なる
電気的な振る舞いは新たに提案されたガン検診様式の基礎となる[28クジック
1998]。更に、変質した細胞と組織のフリーラジカル濃度は、不変質のも
のよりも高い[29ザトロースキ 1991、30シュルヤコフスカヤ 199
3、31イワガキ 1995]。
【0021】 殺すのではなく、ガンの直接信号伝達療法(STDT)を使って生体内で細胞
のアポプトシスを引き起こすことに、全ての化学療法に関する努力が捧げられて
いる[32レビン 1998]。
【0022】 信号伝達とは、遺伝情報を翻訳して、例えば、外部刺激を細胞が解釈しそれに
応答して自己の複製を作ることを許す信号伝達カスケードを作ることを意味する
機能用語である。最近の証拠から示唆されることは、細胞のサバイバルプロセス
の変質の原因が、ガン、ウイルス感染、自己免疫性の疾病、神経退行性障害、エ
イズを含む多くの人間の疾病の病原体にあることである。サバイバルプロセスの
メカニズムに関係するアポプトティックな閾値を特別に変更するようにもくろま
れた治療は、これらの疾病の一部の自然進行を変える可能性を持つ[33トンプ
ソン 1995]。
【0023】 これまでは、高強度の電場、電磁場、磁場を使って異常細胞を破壊していた。
【0024】 34US4665898では、悪性の細胞を選択的に中性化/破壊するために
高強度のパルス性磁場を使って悪性細胞をもつ動物を治療する装置について説明
している。本装置は、1テスラから10テスラまでの範囲の強度で、また、5−
1000キロヘルツの範囲で極性を変えた熱的磁場を生成する。好適な実施形態
では、磁場の強度は1から50テルサの範囲内に設定される。特に、複数の例で
は、5テルサで8キロヘルツから、18テルサで250キロヘルツまで設定した
【0025】 試験管内でのガン防止療法のために様々なELFの熱的で連続的な場、もしく
は、パルス場が使われた[35ナリタ 1997、 36ライルマン 1996
]。
【0026】 これらのケースでは、それらの場は非常に高強度のものであり、人々が安全基
準内で被曝する強度よりもはるかに高い。また、熱を生み出すので、正常な組織
と細胞に損傷を与えることになる。
【0027】 さらに、ELFの低強度の電磁場を使って、DE4122380A1とUS5
156587に示されているような悪性細胞の有糸分裂を抑制していた。しかし
ながら、これらの文献では、一定の基本周波数と一定強度のシヌソイド場を使っ
て、限られた範囲のエネルギーレベルで細胞組織内を走査する可能性について述
べている。
【0028】
【発明の概要】
本発明の目的は、正常な細胞に悪影響を与えない磁場を使うことによって、生
きている異常細胞(即ち、ガン細胞)の細胞サバイバルプロセス(即ち、アポプ
トシスを含む)を妨げる方法を提供する。
【0029】 本発明の他の目的は、異常細胞のサバイバルプロセスを妨げる装置を提供する
ことである。
【0030】 前者とその他の目的は異常細胞のサバイバルを妨げる本発明の方法によって達
成される。この特徴は、異常細胞(即ち、ガン細胞と、細胞のサバイバルメカニ
ズムの変質によって引き起こされた他の疾病に冒された細胞)に非熱的なSEL
F磁場を適用することによってアポプトシスを選択的に引き起こすことである。
【0031】 本発明の目的のために、SELF場は、様々なシーケンスのS場やELF場、
即ち、S場の次にELF場、ELF場の次にS場、同時にS場とELF場、S場
やELF場単独と考えられる。
【0032】 本発明の方法の基礎をなす概念は、細胞が信号を送って、異常細胞内で細胞の
病的な振る舞いを支持することをSELF場が防止する、即ち、フリーラジカル
によって信号を伝達する酸化還元反応をSELF場が防止することによって、細
胞のサバイバルプロセスを回復させることである。これには、p53遺伝子の発
現の変化による直接的な、もしくは、間接的なアポプトシスが含まれる。
【0033】 本方法によって、酸素に基づくフリーラジカルが組替えられると考えられ、ま
た、酸化防止エージェントとしても使うことができる。また、低酸素症の腫瘍細
胞の治療薬と血管生長因子に影響を与える薬の組み合わせも考えられる。
【0034】 SELF場が選択的に異常細胞(即ち、ガン細胞)にアポプトシスを誘引する
理由は、変質した異常細胞の電気的振る舞いと正常細胞の振る舞いの比較に関連
する。
【0035】 このため、悪影響を与えることなく、直接的に、もしくは、間接的に、試験管
内と生体内で、信号がプログラムされた細胞の死(アポプトシス)をSELF場
が引き起こすことができる。
【0036】 異常細胞に(即ち、腫瘍防止活動)与えると期待される生物学的な効果に基づ
いてフリーラジカルの組換えが起こるという仮説の元で、酸素に基づくフリーラ
ジカル不対電子の一量状態−三重項状態の遷移について検討する必要がある。実
際に、この遷移は、適用される磁場に依存するものであり、スピンと相互相関の
あるフリーラジカル対の組換え比率を上げるために重大なものである。しかしな
がら、期待される腫瘍防止効果に関与する反応中心はわかっていないため、スピ
ン状態の存続期間と、一量状態と三重項状態間を分離するエネルギーをスピンの
ハミルトニアンから精密に確定することができない[37ハーバーコーン 19
79、 38ラーチ 1983]。
【0037】 本発明ではこの問題を取り扱い、振幅変調された異なる強度をもつ磁場のシー
ケンスを使って、ELF磁場を重畳することができる。変調された場を使うこと
は、フリーラジカルの組換えプロセスで必要とされる一量状態−三重項状態のス
ピンの状態変化のための最適条件に達するためのニーズに一致する[13ポルク
1992]。
【0038】 このため、強度や周波数対時間の所定の関数に従ってS場やELF場やSEL
F場が変調される場合、これらの場によって期待される生物学的効果が誘引され
る確率は高い。何故ならば、この方法では、上述の遷移を誘引する確率が高いか
らである。
【0039】 S場やELF場の様々なシーケンスが、時間インターバルT1、T2、…、Tn
、に対して都合良く設定される。ここで、強度IS、IELFとそれらの比IS/IEL F が、固定値IS1、IS2、…、Isn;IELF1、IELF2、…、IELFn、IS1/IELF 1 、IS2/IELF2、…、ISn/IELFnにそれぞれ設定される。
【0040】 同じ理由で、ウイルス感染、AIDS、自己免疫性の疾病等の多くの疾病によ
って影響される細胞の治療に、変調された、非熱的なSELF場を利用する可能
性がある。ここでは、細胞のサバイバルの変質がそれらの病原体に寄与する。
【0041】 本発明の別の態様によれば、試験管内と生体内で異常細胞のサバイバルプロセ
スを選択的に妨げる装置は、動作環境を横切る静磁場を生成する手段と、動作環
境に極低周波(ELF)の電磁場だけを生成するか、もしくは、S場に加えて更
にそれを生成する手段とを備えることを特徴とする。
【0042】 S場を生成して、1から100mTの範囲内で、好ましくは、1から30mT
までの範囲内でS場の強度を変える手段に関するS場を変調する手段が提供され
る。
【0043】 また、1から30mTまでの範囲内の強度をもち、1から1000ヘルツまで
の範囲内の周波数でELF場単独を変調するか、もしくは、S場に関する手段が
提供される。好ましくは、ELF場は10から100ヘルツの範囲内の周波数を
もつ。
【0044】 本発明の特定の実施形態によれば、S場の変調手段は、代替的に、もしくは、
組合せで、 時間インターバルT1、T2、…、Tnに対応する複数の所定のステップ値IS1
、IS2、…、ISnに従う強度を設定し、 時間インターバルT1、T2、…、Tnに対応する複数の所定のステップ値IELF 1 、IELF2、…、IELFnに従う強度振幅を設定し、 時間インターバルT1、T2、…、Tnに対応する複数の所定のステップ値f1
2、…、fn、に従う周波数を設定し、 時間インターバルT1、T2、…、Tnに対応する複数の所定のステップ値IS1
/IELF1、IS2/IELF2、…、ISn/IELFnに従うS/ELF比率を設定するプ
ログラム手段を備える。
【0045】 好ましくは、プログラム手段は、1から30mTまでの範囲内の全体強度に基
づきS場とELF場を設定する。また、それぞれ0.1から10の範囲内の比S
/ELFを設定する。特に好適な実施形態によれば、1から10mTの範囲内の
全体強度に基づき、それぞれ0.5から5までの範囲内の比S/ELFを設定す
る。
【0046】 時間インターバルを1から40分までの範囲内に設定するのが好ましい。
【0047】 動作環境の少なくとも一部は、S場とELF場を通すことができる壁によって
定義される。また、動作環境の少なくとも一部は、都合良く、第1と第2のコイ
ルのそれぞれと、DCとAC電流を変調してそれらのコイルにそれぞれ供給する
手段の近傍にある。
【0048】 本装置の複数の実施形態を添付の図面で示したが、これはそれらに限定するた
めではなく、一例として示されたものである。
【0049】
【好適な装置の説明】
図1では、動作環境は1で、壁は2で示される。第1のコイルと第2のコイル
にはそれぞれ、参照番号3、4が与えられる。変調手段は箱5、6のそれぞれに
よって模式的に示されており、AC電源とDC電源に接続されている。
【0050】 図2の、異常細胞のサバイバルプロセスを試験管内と生体内で選択的に妨げる
ために利用される装置の別の実施形態では、動作環境21の向かい合う面で互い
に同軸で配置される2つのコイル23、24が備えられている。可変変圧器25
、26が提供され、50ヘルツのAC電気ネットワーク27に接続される。切り
替え可能なダイオードブリッジ28が提供され、AC電源を変えてコイルに供給
する。DC変圧器29a、整流器29b、タイマー29cが提供され、20kV
/mまでの、好ましくは、約6kV/mの静的な(即ち、1000ヘルツまでの
可変低周波数)電場を実験条件に合う好適なインターバルで動作環境21に生成
することができるように、2枚のプレート29に供給する。
【0051】 図3には、異常細胞のサバイバルを試験管内で妨げるために使われる装置のさ
らに別の実施形態が示されている。本装置は、SELF変調器35(1−100
ヘルツ)と、動作環境31の向かい合う面で互いに同軸で配置される2つのコイ
ル33、34を備える。変調器35とコイル33、34の間で増幅器36が使わ
れる。これらのコイルには同じ電流が供給されるので、環境31にS磁場、もし
くは、ELF磁場の一方が生成される。
【0052】 異常細胞のサバイバルを試験管内と体内で妨げるために使われる本発明の装置
のその他の実施形態(図4)は、動作環境41の向かい合う面で互いに同軸で配
置される2つのヘルムホルツコイル43、44を備える。増幅器46は、パーソ
ナルコンピュータ49に接続された分路要素47を介して変調器45とコイル4
3、44間で使われる。
【0053】 異常細胞のサバイバルを妨げるために、SELF変調された非熱的な場を生成
する各装置を使うことができる。
【0054】 図5Aから5Cには、装置をプログラムする例が示されている。これにより、
強度、周波数、S場とELF場の強度比の変調が行われる。
【0055】 図5Aは時間に対して強度Iが変化する状態を示す。I1、I2、I3、Inは強
度、即ち、S場、もしくは、ELF場の場の強さ(mT)、または、全体強度I S +IELFである。
【0056】 図5Bでは、S場とELF場の両方がある場合は、それらの強度、即ち、強度
振幅だけでなくIS/IELF比も変調することができる。例えば、時間インターバ
ルT1、T2、T3等に対して様々な比1、1.5、2等を使うことができる。
【0057】 また、図5Cで示されるように周波数を変調することができる。また、周波数
を2つ以上の以下のインターバルT1、T2で変調することができる。ここでは、
同じ強度I1-2が適用される。
【0058】 図5A−5Cの基本的な例から始めると、変調されたS場、ELF場、S+E
LF場のシーケンスを生成でき、また、周期的に繰返すことができる。
【0059】 ここで、本発明の方法について具体的な例を用いて詳細に説明する。
【0060】 例1 本実験では、試験管内での場の強度と周波数の関数であるSELF磁場によっ
てアポプトシスを引き起こす能力を調べた。
【0061】 本実験では、T25フラスコ内で、融合単層状態(confluent mo
nolayers)で成長する人間の結腸腺ガン細胞(WiDr)が使われた。
各被曝状態で、約1千万個の細胞をそれぞれ含む6つのフラスコを使った。ここ
では、3個を被曝させ、3個をシャム被曝(即ち、被曝なし)させた。
【0062】 被曝時は、DC電流と100ヘルツまでのAC電流を供給する回路に接続され
た2つのコイル間にそれらのフラスコを配置した。温度は連続的に監視され、3
7(0.2°Cに維持された。
【0063】 各実験での被曝期間は20分間であり、SELF場は一定に維持された。3時
間後、細胞をメイ、グランドワルド、ジムサ(May− Grunwald−
Giemsa)を使って治療した。光学顕微鏡を使って、10種類の高パワー場
(HPF)毎にアポプトティックな核の数をカウントすることによってアポプト
シスを評価した。
【0064】 被曝したグループ内で発見されたアポプトティックな細胞の数と、シャム被曝
させたグループで発見されたアポプトティックな細胞の数の比によって誘導され
たアポプトシスの量を評価した。尚、シャム被曝させたグループとは、本発明の
磁場に曝されなかったグループである。
【0065】 テーブル1は、様々な被曝条件で得られた結果の報告である。
【0066】
【表1】
【0067】 全結果は統計的に有意度が高かった(t検定)。テーブル1から、2mTでア
ポプトシスの効果が現われ、3mTからは2倍となることがわかる。
【0068】 その他の重要な発見は、アポプトシスがSELF場の周波数に依存しないこと
である。言い換えれば、生物学的結果(アポプトシス)に作用するメカニズムの
存続期間では、ELF場は基本的に一定であると考えられる。このことは、2つ
の仮定的なメカニズム、即ち、フリーラジカル(ナノ秒とマイクロ秒の時間スケ
ールで発生する)とイオン共鳴に似たメカニズムのうち、フリーラジカルな方が
役割を果たすことを意味する[39カイアノ 1994、 40エングストロム
1997]。
【0069】 例2 この実験では、SELF磁場を選択することの効果を検証することによって、
3つの細胞系統が明らかになった。2つの系統は悪性で、これは人間の結腸腺ガ
ン細胞(WiDr)と人間の胸部ガン細胞(MCF−7)である。正常な細胞系
は人間の肺線維芽細胞(MRC−5)であった。
【0070】 例1では、T25フラスコ内で融合単層状態で各細胞系を成長させた。実験の
プロトコルは例1と同じであった。各細胞系の6個のフラスコ(3個は被曝、3
個はシャム被曝)を20分間被曝させた。3時間後にアポプトシスを評価した。
使用された被曝条件はテーブル1のR種であった。
【0071】 テーブル2はその結果の報告である。
【0072】
【表2】
【0073】 テーブル2に示されているように、ガン細胞だけがアポプトシスの増大を示し
ており、これは統計的に高い有意度をもつ。他方、正常な細胞系ではそれがない
。2つのガン細胞系間でのアポプトシスの割合の違いは、2つの異なる複製作成
時間が原因であると考えられる。事実、WiDrの複製作成はMCF−7よりも
速い。この結果はt検定で求められた。
【0074】 例3 本例では、皮下腫瘍をもつ無毛ハツカネズミ(nu/nu)を使って、腫瘍成
長の防止に関してSELF磁場の影響を評価した。
【0075】 各ハツカネズミの皮下に、千万個の人間の結腸腺ガン細胞(WiDr)を接種
した。2つの実験は成功した。
【0076】 第1の実験では、36匹の雌のハツカネズミをランダムに4つの実験グループ
に割り当てた。各グループは被曝させる6匹とシャム被曝させる3匹からなり、
合計24匹の動物は4つの異なるSELF磁場で被曝させ、12匹はシャム被曝
させる。
【0077】 また、腫瘍と正常な組織間での異なる電気的振る舞いを利用するために、6k
V/mまでの静電場を適用した[41トロントン 1984、 42ベルサミア
ン 1987]。
【0078】 第2の実験では、24匹の雌のハツカネズミをランダムに2つの実験グループ
に割り当てた。ここでは、前の実験(被曝条件番号4)で使われた4つの被曝条
件の中で最高の結果を出したSELF被曝条件で12匹を被曝させ、残りの12
匹をシャム被曝させた。
【0079】 各動物の腫瘍塊が触診可能になった後で、両方の実験用の全ハツカネズミを複
数の実験グループに分割した。
【0080】 動物達を一日一回70分間、週に5日で4週間被曝させた。被曝中は、各ハツ
カネズミは、DC電流と100ヘルツまでのAC電流をそれぞれ供給する回路に
接続された2つのコイル間に固定されたプレキシガラス製の単独の箱の中に入れ
た。
【0081】 無毛ハツカネズミは、特定の病原体が存在しない条件下に置かれ、"自由な"規
定食が供給された。N.I.H.(全米健康協会)とN.C.I.(全米ガン協
会)から出されたプロトコルに従って全検査を実行した。
【0082】 腫瘍塊を週2回測定し、以下の式に基づいて体積をmm3で計算した。 [(長直径)x(短直径の2乗)]/2 4週間後、動物達は犠牲となって検死解剖された。腫瘍塊を抽出して、体重を
測定し寸法を測定した。腫瘍の一部を使って様々な分析を行った。即ち、 免疫組織化学: 増殖因子用Ki−67抗原、p−53遺伝子発現用のp−
53抗原 組織病理学: たくさんの有糸分裂を評価するためのHE染色 超構造: 電子顕微鏡による検査 核酸の形成: アポプトシス評価のためのタネル(Tunel)法 更に、各動物から以下の臓器を組織学的に検査するために摘出し、毒性的治療
の評価を行った。即ち、脳、心臓、腎臓、肝臓、肺、腋の下と鼠けい部のリンパ
節、縦隔のリンパ節、卵巣、皮膚、脾臓、骨髄、皮下組織(腫瘍細胞系の移植部
位)、血液の検査である。
【0083】 第1の実験で得られた結果についてはテーブル3に、第2の実験についてはテ
ーブル4に示した。
【0084】
【表3】
【0085】
【表4】
【0086】 テーブル3、4のデータは、SELF場が体内で腫瘍の成長を抑制させる効果
をもつことを示す。この両方で発見された効果は、ダネット(Dunnet)検
定とt検定のそれぞれで統計的に高い有意度をもつ(第1の実験では、被曝条件
4ではほとんどの場合)。
【0087】 全グループの各動物の12個の臓器の組織学的検査では、被曝したハツカネズ
ミとシャム被曝したハツカネズミ間に差はなかった。また、血液検査でも差がな
かった。これらの発見は、SELF場の治療に関して毒性がないことを証明する
ものである。
【0088】 電子顕微鏡による超構造分析によって、被曝した動物の腫瘍細胞中に多くの細
胞の変質があることがわかった。即ち、アポプトティックな事象特性をもつ核細
胞膜の近傍にアポプトティックな物質と凝縮染色質の存在することである。
【0089】 更に、形態学的な変異、ミトコンドリアと核小体の数と寸法の増大、細胞質内
の多くの小胞の存在によって、一貫性のある結果が示された。非腫瘍性細胞(即
ち、上皮細胞と間質細胞)は、被曝した動物とシャム被曝した動物には差がない
ことを示した。これは、各動物で検査された12個の正常な臓器で発見された毒
素が存在しないことと一致する。
【0090】 アポプトシスの増大と、被曝したハツカネズミの腫瘍(テーブル3、4参照)
で発見されたp53遺伝子の発現の減少は統計的に高い有意度をもつ(t検定)
【0091】 テーブル3、4で示される結果は、体外で得られテーブル1、2に示された結
果と一致する。
【0092】 p53の発現にSELF磁場をかけることによって導かれる効果によってアポ
プトシスを起すことになるので、このことは仮説の生物物理的メカニズム(即ち
、フリーラジカルでの組換え)と一致する。このメカニズムでは、SELF場が
活性酸素類の形成とミトコンドリアの要素を退化させるので、腫瘍防止の効果が
ある。
【0093】 例4 本実験では、千万個の人間の結腸腺ガン細胞(WiDr)を皮下に予め接種し
た無毛ハツカネズミ(nu/nu)を被曝させて、動物のサバイバルの研究を行
った。
【0094】 細胞への接種後に、ランダムにハツカネズミの2グループ、即ち、被曝させる
16匹のグループとシャム被曝させる17匹のグループを作った。前者のグルー
プのハツカネズミを、腫瘍の接種の24時間後から始まる全寿命中に、一日一回
70分間で週5日被曝させた。
【0095】 被曝条件は、テーブル4で示される結果をもたらす実験と同じものを使った。
【0096】 前述の例では、ハツカネズミに"自由な"規定食が供給し、特定の病原体がいな
い条件下に置いた。N.I.H.とN.C.I.から出されたプロトコルに基づ
いて全テストが行われた。
【0097】 N.C.I.方式、即ち、被曝した動物とシャム被曝した動物の動物の平均寿
命の比を使って、本処置の腫瘍防止の効率を評価した。この平均は、各実験グル
ープ毎に動物数で除算されるサバイバル時間を合計することによって求められる
。N.C.I.方式の結果として、1.25以上の指標値が得られるときは効率
的と言える。
【0098】 テーブル5は、実験開始から色々な時間(日)に、各実験グループで生きてい
る動物の数を報告したものである。
【0099】
【表5】
【0100】 テーブル5で示された結果をもたらしたN.C.I.方式では、指標値は1.
25より大きい1.31である。194日後には、6匹の被曝したハツカネズミ
が生存していたが、シャム被曝した全てのハツカネズミは死んだ。
【0101】 前述の特定の実施形態の説明によって概念的な観点から本発明が明らかされた
ので、他の者は、最新の知識を使って、さらに調査を行うことなく、また、本発
明から離れることなく、本実施形態を修正したり様々なアプリケーションに適用
することができる。従って、そのような適用や修正は、具体的に示された実施形
態と等価と考えられることを理解すべきである。このため、ここで記述された様
々な機能を達成するための手段とマテリアルは、本発明の分野から離れることの
ない特性を備えることができる。ここで使われた言葉遣い、表現法、専門用語、
術語学は、限定する目的ではなく、説明するためのものであることを理解すべき
である。
【0102】
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、ガンの生物物理学的見解における、チャールズ大学、プラハ、P152〜15
9。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る装置の第1の実施形態の概略図を示す。
【図2】 図2は、本発明に係る装置の第2の実施形態のブロック図を示す。
【図3】 図3は、本発明に係る装置の第3の実施形態のブロック図を示す。
【図4】 図4は、本発明に係る装置の第4の実施形態のブロック図を示す。
【図5A】 図5Aは、本発明に係る装置のプログラマブルな場の強度対時間の関数の概略
を示す。
【図5B】 図5Bは、S場とELF場の強度対時間の関数の概略を示す。この時間により
他の各場に関する比率も変化させる。
【図5C】 図5Cは、場の強度と周波数対時間の関数の概略を示す。
【符号の説明】
1…動作環境、2…壁、3、4…コイル、5,6…変調手段、21…動作環境、
23,24…コイル、25,26…可変変圧器、27…AC電気ネットワーク、
28…ダイオードブリッジ、29a…DC変圧器、29b…整流器、29c…タ
イマー、31…動作環境、33,34…コイル、36…増幅器、41…動作環境
、43,44…ヘルムホルツコイル、46…増幅器、47…分路要素、49…パ
ーソナルコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A 【要約の続き】 づきS場の強度を変える手段が提供される。また、EL F場生成手段に関するELF場を変調し、1から100 mTの範囲内で、好ましくは、1から30mTの範囲内 で所定の関数に基づく強度で1から1000ヘルツの範 囲内の周波数をELF場に与える手段が提供される。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作環境を横切る静磁場(S)を生成する手段と、 前記S場に加えて、前記動作環境に極低周波(ELF)の電磁場を生成する手
    段を備え、 S場を生成する前記手段に関する前記S場を変調する手段であって、前記S場
    を変調する前記手段は強度対時間の所定の関数に基づき前記S場の強度を1から
    100mTの範囲内に設定する、当該手段と、 ELF場を生成する前記手段に関する前記ELF場を変調する手段であって、
    前記ELF場を変調する前記手段は、1から100mTの範囲内の強度の振幅と
    1から1000ヘルツの範囲内の周波数対時間の所定の関数に基づき前記ELF
    場を設定する、当該手段とをさらに備えることを特徴とする、異常細胞のサバイ
    バルプロセスを体外と体内で選択的に妨げる装置。
  2. 【請求項2】 動作環境を横切る静磁場(S)を生成する手段と、 前記生成する手段に関する前記S場を変調する手段であって、前記S場を変調
    する前記手段は、強度対時間の所定の関数に基づき1から100mTまでの範囲
    内に前記S場の強度を設定する、当該手段をさらに備えることを特徴とする、異
    常細胞のサバイバルプロセスを体外と体内で選択的に妨げる装置。
  3. 【請求項3】 異常細胞のサバイバルプロセスを体外と体内で選択的に妨げ
    る装置であって、 前記動作環境に極低周波(ELF)の電磁場を生成する手段と、 生成する前記手段に関する前記ELF場を変調する手段であって、前記ELF
    場を変調する前記手段は、1から100mTの範囲内の強度の振幅と1から10
    00ヘルツの範囲内の周波数対時間の所定の関数に基づき前記ELF場を設定す
    る、当該手段とをさらに備えることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 前記S場を変調する前記手段は、時間インターバルT1、T2 、…、Tnに対応する複数の所定のステップ値IS1、IS2、…、ISnに従って前
    記強度を設定するプログラム手段を備える請求項1又は2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ELF場を変調する前記手段は、時間インターバルT1
    、T2、…、Tnに対応する複数の所定のステップ値IELF1、IELF2、…、IELFn に従って前記強度振幅を設定するプログラム手段を備える請求項1又は3の装置
  6. 【請求項6】 前記ELF場を変調する前記手段は、時間インターバルT1
    、T2、…、Tnに対応する複数の所定のステップ値f1、f2、…、fnに従って
    前記周波数を設定するプログラム手段を備え、前記ステップ値は10から100
    ヘルツの範囲内である請求項1又は3に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記SとELF場を変調する前記手段は、時間インターバル
    1、 T2、…、Tnに対応する複数の所定のステップ値IS1/IELF1、IS2
    ELF2、…、ISn/IELFnに基づくS/ELF比を設定するプログラム手段を備
    える請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 前記プログラム手段は、1から30mTの範囲内の強度全体
    と、各々が0.1と10の間の値を備えるS/ELF比に基づき前記S場とEL
    F場を設定する請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 前記プログラム手段は、1から10mTの範囲内の強度全体
    と、各々が0.5と5の間の値を備えるS/ELF比に基づき前記S場とELF
    場を設定する請求項7の装置。
  10. 【請求項10】 前記プログラム手段は、前記時間インターバルを1分と4
    0分の間の値に設定する請求項4から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記動作環境の少なくとも一部は、前記場を通す壁によっ
    て定められる請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記S場やELF場を生成する前記手段は、少なくとも第
    1と第2のコイルのそれぞれを前記動作環境の少なくとも一部の回りに備え、変
    調する前記手段は前記コイルのそれぞれにDC電流やAC電流を供給する、請求
    項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記S場やELF場を生成する前記手段は、互いに同軸の
    少なくとも第1と第2のコイルを備え、前記動作環境は前記第1と第2のコイル
    間に配置され、前記変調手段は前記コイルにそれぞれDC電流やAC電流を供給
    する、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記動作環境に静電場、もしくは、1000ヘルツまでの
    低周波で20kV/mまでの強度をもつ可変電場を生成する手段が提供される、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 非熱的なSELF場が1から100mTまでの範囲内の強
    度をもち、前記SELF場は異るシーケンスのS場やELF場、即ち、S場の次
    にELF場、ELF場の次にS場、同時のS場とELF場、S場、もしくは、E
    LF場単独であり、前記ELF場は1から1000ヘルツの範囲内の周波数の場
    をもつことを特徴とする、特に、ガン、ウイルス感染、自己免疫性の疾病、神経
    退行性障害、エイズ等に冒された細胞である異常細胞のサバイバルを選択的に妨
    げる非熱的なSELF場を使用する方法。
  16. 【請求項16】 非熱的なSELF場が1から100mTまでの範囲内の強
    度をもち、 前記SELF場は異なるシーケンスのS場やELF場、即ち、S場
    の次にELF場、ELF場の次にS場、同時にS場とELF場、S場、もしくは
    、ELF場単独であり、前記ELF場は1から1000ヘルツまでの範囲内の周
    波数の場をもつ、生物工学的な遺伝子の変異、特に、突然変異したp53遺伝子
    の変異のために非熱的なSELF場を使用する方法。
  17. 【請求項17】 前記SELF場に加えて化学物質を更に使用する、請求項
    15又は16の非熱的なSELF場を使用する方法。
  18. 【請求項18】 前記異なるシーケンスのS場やELF場は時間インターバ
    ルT1、T2、…、Tnに設定され、前記時間インターバルで、前記S場やELF
    場の強度がそれぞれ、固定値IS1、IS2、…、Isn;IELF1、IELF2、…、IEL Fn 、IS1/IELF1、IS2/IELF2、…、ISn/IELFnに設定される、請求項15
    、もしくは、請求項16の非熱的なSELF場を使用する方法。
  19. 【請求項19】 前記S場とELF場は、0.1から10までの範囲内のS
    /ELF比をそれぞれもつ1から30mTの範囲内の全体強度に設定される、請
    求項15、もしくは、請求項16の非熱的なSELF場を使用する方法。
  20. 【請求項20】 前記S場とELF場は、0.5から2.5までの範囲内の
    S/ELF比をそれぞれもつ1から10mTの範囲内の全体強度に設定される、
    請求項15、もしくは、請求項16の非熱的なSELF場を使用する方法。
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