JP2007527745A - 外科的切開器具から妨害物を除去するための器具と方法 - Google Patents

外科的切開器具から妨害物を除去するための器具と方法 Download PDF

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Abstract

本発明は外科的処置時に外科的切開器具から妨害物除去することを促進する装置と方法に関する。本発明の装置は妨害物が切開器具に検出された時に吸引チューブ中の流れを中断するように配置する。次いで本装置により吸引チューブを圧縮し流体を切開器具に向かって洗い流し、それにより手術部位から本装置を取り外す必要なしに迅速且つ効果的な方法で本装置の妨害物を除去する。
【選択図】図6

Description

本発明は外科関節鏡法分野に、より具体的には外科手術時に外科的切開器具に詰まった微粒子物の除去を促進する器具と方法に関する。
機械切削システムやマイクロデブリッダーのような外科的切開器具が関節のような種々の身体位の損傷組織治療に用いられることは周知である。多くの在来の切開器具は連続回転か刃先の相反回転により操作する。この切開器具は手術部位に洗浄流体と一緒に使用し、手術部位から切除体組織及び洗浄流体を吸引する吸引源の提供と併せて使用しも良い。又吸引源は組織を創傷清拭する前に組織を刃先に近づける働きする。
在来の切開器具関連の共通問題はきれいに切断しなかった組織で切開末端開口部が詰まるか、直径が大きすぎて刃先開口部を通れないことである。詰まった切開器具を外科関節鏡下部位から取り外し吸引を停止する必要がある。次いで医師か助手はその組織を切開器具から手で引っ張り出す必要がある。多くの場合医師は妨害物を装置から取り除けず手術を続けるために新しい装置を使う必要がある。
従ってこのような切開器具の詰まりにより外科関節鏡下手術は時間的に非常に遅れ、又追加切開器具の使用による追加費用を生じる。
以前の発明では外科的切開器具詰まりに関連した問題の低減や除去が試みられてきた。例えばベイズ(Bays)の米国特許5,782,795では内部洗浄付きの外科的吸引切開器具が記載されている。その装置は外管状部材と外管状部材に回転できるように嵌めた内管状部材からなる。内管状部材の遠心端が刃先を形成し吸引管腔を内管状部材内に形成する。更に細長い管状部材を外管状部材に取り付け、この装置の刃先に洗浄流体を供給するように配置する。
操作時には内部部材の回転刃先がかみ合って組織を外科的に切除し、流体を細長い管状部材から切除室に送る。外科的に切除した組織と洗浄流体を内部管状部材の吸引管腔から継続的に除去する。洗浄流体を切除室に供給して組織を流体により洗い流し切除室での詰まりを減らす。
ベイズの特許に記載の装置はいくつかの欠点がある。第一に吸引管腔内の流れは決して中断されず、その結果組織が切除室に詰まると洗浄流体が供給されているにもかかわらずその吸引により詰まりを悪化する。更に外管状部材に取り付けた細長い管状部材が本装置の外形に加わり、既存の外科的吸引切開器具との使用に容易に適さない。これは細長い管状部材を外管状部材に取り付ける必要があり、次いで切除室と流体がやりとりするように配置するためで、在来装置のデザインに改良するのは困難になる。
以前に知られたシステムのこれらの欠点を考えると妨害物を外科的切開器具から迅速且つ効率よく除去する装置と方法を提供されることが望まれる。
外科的切開器具を手術部位から取り外さずに妨害物を除去し、その結果操作時間を節約する装置と方法が提供されることが望まれる。
更に妨害物を外科的切開器具から切開器具に連結した吸引器具を止める必要なしに手術部位内で除去する装置と方法が提供されることが望まれる。
既存の外科的吸引切開器具と一緒に使用できる外科的切開器具から妨害物を除去する装置と方法が提供されることが望まれる。
前述のことを考えると本発明の目的は妨害物を外科的切開器具から迅速且つ効率よく除去する装置と方法を提供することである。
本発明の目的は又外科的切開器具を手術部位から取り外さずに妨害物を除去し、その結果操作時間を節約する装置と方法を提供することである。
本発明の更なる目的は妨害物を外科的切開器具から切開器具に連結した吸引器具を止める必要なしに手術部位内で除去する装置と方法を提供することである。
本発明の更なる目的は妨害物を既存の外科的吸引切開器具と一緒に使用できる外科的切開器具から除去する装置と方法を提供することである。
本発明のこれら目的と他の目的は中断手段と洗い流し手段からなる装置を提供することで達成できる。この中断手段は切開器具と連結したチューブ内の吸引流を中断するように配置する一方、洗い流し手段は中断手段に対して遠位にあるチューブ内で流体を遠位方向に洗い流すように配置する。洗い流し手段は流体により手術部位に向かって遠位になるように強制し切開器具から障害物を洗い出す。
本発明の第一実施形態では本装置は好ましくは球状外面をもつ作動手段からなる。作動手段が使用時に吸引チューブを周囲から囲むように作動手段を切開器具と連結した吸引チューブと一緒に使用できるように配置する。
本実施形態では中断手段は球状外面と吸引チューブの一部の間に配置した少なくとも一つの内向き突起部からなる。更に洗い流し手段は外面と中断手段に遠位にある吸引チューブ間に配置した少なくとも一つの流体室からなる。
操作時には本吸引チューブを創面切除組織と洗浄流体のような微粒子物を手術部位から吸引するように配置する。作動手段に外からの圧縮力が加わらないと、内向き突起部は大きな力を吸引チューブに加えず、その結果チューブ全体で吸引が達成できる。
一旦医師が切開器具に妨害物があると判断すると、その医師は作動手段の球状外面を圧縮し内向き突起部を吸引チューブの一部に押しつける。これによりこの内向き突起部に遠位にあるチューブでの吸引を阻止する。
本医師が更に球状外面を圧縮すると、洗い流し手段の流体室が圧縮される。これにより中断手段から遠位にあるチューブの一部が圧縮される。中断手段に遠位にある吸引チューブ内の流体は次いで遠位方向に洗い流される。吸引チューブ中の流体を遠位方向に流すことにより、この流体は詰まった組織を切開器具から洗い出す。
好都合にも本発明の原理に従うと妨害組織を手術部位から効果的に除去できるので、医師は切開器具を手術部位から取り外したり代わりの装置を提供する必要がない。更に中断手段により吸引を止めることができるため、医師はこの妨害物を除くために吸引器具を止める必要はない。好都合にも外科的処置を大きく遅延したり置換装置を使用しないことで時間と費用をかなり節約できる。
本発明の代替え実施形態では作動手段は第一ローラーと第二ローラーを作動するように配置した第一ハンドルと第二ハンドルからなる。第一ローラーと第二ローラーはハンドルの各チャネル内で動き、且つ吸引中断手段と吸引チューブ内の流体洗い流し手段として働くように配置する。
全面的な吸引状態ではローラーはそれぞれのチャネルの近位部位に配置し、吸引チューブには大きな力をかけない。医師が切開器具の刃先に妨害組織を検出すると、この医師はハンドルを圧縮してローラーをそれぞれのチャネル内部で遠方に前進させる。ハンドルが圧縮されるとローラーは先ずチューブ内の吸引流を中断する。次いでこのローラーによりローラーに対し遠位にあるチューブ内の流体を遠位方向に前進するように遠位的に促す。遠位方向に促された流体は手術部位を洗い流し切開器具から詰まった組織の除去を促進する。
本発明の更なる代替え実施形態では好ましくは球状外面と外面内にある少なくとも一つの弓形バネをもつ作動手段を用いる。ローラーは各弓形バネの遠位端と連結し、それぞれのローラーを作動手段内に配置のローラーガイド内で前進するように配置する。
操作時には医師は球状外面を圧縮して弓形バネ中央部を圧縮する。バネを圧縮するとローラーガイドがローラーを内方向に向けさせ吸引チューブを圧縮し吸引流を中断する。
作動手段の球状外面が更に圧縮されるとローラーをチューブ内の流れを締め付け遠位方向に誘導する。これによりローラーに対し遠位にある吸引チューブ内の流体を遠位方向に洗い流し妨害組織の除去を促進する。
本発明の更なる代替え実施形態では中断手段と洗い流し手段を外科的切開器具自身のハンドル内に配置する。医師はこれらの構成要素を電子的に、例えばハンドル上に配置のボタンを押して作動するか、代わりに機械的手段を用いてこの構成要素を作動しても良い。
本発明の更なる代替え実施形態を更に開示する。各実施形態は先ず中断手段を用いて吸引チューブ内の吸引を中断し、次いで中断手段に対して遠位にある吸引チューブ内の流体を遠位方向に洗い流し詰まった微粒子物を洗い出す原理に基づいている。この原理に基づく本発明の代替え実施形態を以下に詳細に記載する。
図1を参照しながら本発明の装置と一緒に使用できる外科的吸引切開器具を説明する。外科的吸引切開器具4は技術的に既知のいずれの在来切開器具でも良く、図1に示した特性は例示目的のためだけに提供する。図1に示した実施形態では切開器具4は近位端と遠位端をもつハンドル6からなり、更に近位端と遠位端をもつ外側シャフト8からなる。図1に示すように外側シャフト8の近位端はハンドル6の遠位端と連結する一方、外側シャフト8の遠位端は開口部10からなる。
外側シャフト8に近位端と遠位端をもつ内側シャフト11を収容する。内側シャフト11の近位端はハンドル6内に配置し作動手段16が作動したときにシャフト11の遠位端にある刃先12を回転するように配置したモーター(図示していない)と連結する。技術の熟知者には明白なように、開口部10は刃先12を外側シャフト8に関して回転して組織を切開できるように配置する。
図1をなお参照して外科的吸引切開器具4は更に電気供給手段13とハンドル6に連結した吸引ライン14からなる。電気供給手段13はモーターと連結し、それにより刃先12を回転させる。
図1において吸引ライン14は近位端と遠位端を有する吸引チューブ22と連結する。吸引チューブ22の近位端は吸引器具(図示していない)と連結する一方、吸引チューブ22の遠位端は端子15により吸引ライン14と連結する。代わりに吸引チューブ22と吸引ライン14が実質的には同一ラインであるように端子15を省いても良い。
吸引器具が作動すると、吸引は外側シャフト8の遠位端と流体をやりとりする吸引チューブ22の管腔23を通じて提供される。従って吸引により組織を刃先に引き寄せるように刃先12と開口部10を提供し、創傷切除組織と洗浄流体の手術部位からの除去を促進する。
図2A―2Bを参照して本発明の第一実施形態を説明する。器具20を図1の切開器具4のような外科的切開器具から詰まった組織の除去を促進するように配置する。
装置20は図2Aに示すようにそれぞれ近心部位25と遠心部位26を有する作動手段24からなる。作動手段24を例えば図1に示したように切開器具と流体でやりとりする少なくとも一つの一個の吸引チューブ22と一緒に使用するように配置する。
作動手段24は好ましくは人の手で握れるようにした球状部材の外面30からなる。外面30は力をかけたときには外面が内側に圧縮でき、圧縮力を取り除いたときには最初の圧縮されていない状態に戻るゴムのような適切材料を用いて製造しても良い。
装置20は更に図2Bに示したように中断手段32からなる。図2−3の実施形態では中断手段32は外面30内部に配置し吸引チューブ22を選択的に圧縮するように配置した少なくとも一つの内向き突起部34からなる。内向き突起物34は好ましくは図2Bに示すように少なくとも一つの頂点又はかみ合い点35をもつ彎曲型を有する。内向き突起部34の頂点35は吸引チューブ22の外面を選択的に圧縮し、チューブ22を完全に囲み一カ所でこのチューブと接触するか、二つの反対位置でこのチューブと接触するか、チューブ22に圧縮力をかけるに適したいずれかの他法でこのチューブと接触するように配置する。
頂点35がチューブ22を完全に囲む場合には球状外面30を備えることが好ましい。しかし二つの反対の頂点を備えている場合には外面30下の頂点35の外周位置に対応した印(図示していない)をもつ外面30を備えることが好ましい。この印により使用者は以下に記載するように本装置作動のために頂点を最も有効に圧縮させる位置で外面30を圧縮できる。代わりに二個の反対の頂点35を用いる場合には、外面30は医師が単に両側の表面を圧縮して頂点を効率よく圧縮できるように楕円形か卵形からなっても良い。
内向き突起部34は作動手段24の外面30と同一材料で形成しても良いし、代わりに外面30の内側部位と接着した別材料を用いて製造しても良い。別材料を用いた場合には内向き突起部34は外面30より硬い部材が備わるのが好ましく、その結果外面30の圧縮によりチューブ22がより強く、より直接的に圧縮される。
装置20は頂点35の近位位置で吸引チューブ22と外面30間で形成した少なくとも一つの近位流体室42からなっても良い。更に窪み部38を図2Bに示すように内向き突起部34と外面30間に形成しても良い。代わりにこれら部位は窪み部38及び/又は流体室42を全て省略するように中空でなくても良い。
図2Bをまだ参照して装置20は更に図2−3の実施形態では吸引チューブ22と外面30間に形成した少なくとも一つの流体室44からなる洗い流し手段43からなる。洗い流し手段43の流体室44は図2Bに示すように頂点35の遠位位置に配置する。
次いで図3A−3Cを参照して外科関節鏡下手術のような外科的処置に際して切開器具4から詰まった組織の除去を促進するために用いられる図2A―2Bの装置20の使用について説明する。技術の熟練者には明白なように洗浄流体を手術部位に送る一方、吸引チューブ22を用いて手術部位から洗浄流体と切除組織を吸引する。洗浄ライン(図示していない)を必要なら本発明の装置20と一緒に使用しても良い。
図3Aに“開放した”状態、つまり全面的な吸引状態での作動手段24を示す。吸引チューブ22の近位端が吸引装置と連結し、吸引チューブ22は切開器具4の遠位端と流体を通してやりとりする。従って図3Aの矢印で示すように手術部位からの洗浄流体と切除組織は切開器具4の開口部10から、次いでチューブ22を通して近位方向に吸引される。
以上に記したように外科関節鏡下手術での在来外科的吸引切開器具に関する一つの共通問題は切除組織により開口部10や切開器具の刃先12が詰まりやすいことである。本発明の一様態によると一旦切開器具が詰まると、医師は手で外面30を圧縮し図3Bに示すように頂点35が吸引チューブ22の一部を圧縮する。これにより頂点35に遠位での吸引が中断され頂点35にある遠位のチューブ22で十分流体が流れなくなる。
次いで図3Cを参照して医師が更に作動手段24を圧縮すると、洗い流し手段43が作動する。具体的には外面30をチューブ22に対して圧縮すると室44内の流体がチューブ22を圧縮する。チューブ22を圧縮すると頂点35に遠位にあるチューブ22内の洗浄流体を遠位方向、即ち開口部10と刃先12に向かうよう促す。頂点35は吸引チューブ22の封止とかみ合うから、チューブ22中の流体は遠位方向に洗い流される。
チューブ22中の流体に圧力をかけ遠位方向に流体を洗い流すことで遠位に流れる流体が詰まった組織を切開器具の開口部10と刃先12から洗い流す。一旦圧縮が解放されるとこの組織は切開器具に取り戻され、大きさが小さくなりチューブ22を通じて効果的に吸引される。
好都合にも本発明の一様態によると医師は切開器具を手術部位から取り外し且つ詰まった組織を手で取り除く必要なしに、作動手段24を用いて妨害組織を外科的切開器具から除去できる。医師は又切開器具を異なる器具で置換する必要を予想しなくても良く、それにより時間と費用を節約できる。
詰まった組織の除去がうまく行くと医師は作動手段24に課した圧縮力を取り除いてその結果図3Aに示すように作動手段24をその最初の形状に戻せる。この時点で吸引はチューブ全体で回復する。
次いで図4A―4Cを参照して図2−3の装置20の代替え実施形態を説明する。装置20’は以下に記すこと以外は装置20と類似である。特に少なくとも一つの内部圧縮部材44’からなる代替え洗い流し手段を用いる。内部圧縮部材44’を以下に記載するように吸引チューブ22に圧縮力を直接かけるように配置する。
装置20’は更に好ましくは図4Aに示すように外面30と内部圧縮部材44’間に配置した少なくとも一つの支持構造47を有する。流体室46を支持構造47、外面30及び/又は内部圧縮部材44’の間に形成しても良い。支持構造47は圧縮力を外面30から内部圧縮部材44’への伝達を促進する一方、流体室46は操作中に柔軟性と快適性を提供するのに対応する。
装置20’の操作は上記の図3A−3Cに記載の装置20の使用と類似である。第一段階では図4Aに示すように“開放した”状態、つまり全面的に吸引状態の作動手段24が提供される。一旦切開器具4が詰まると、医師は手で作動手段24の外面30を圧縮し、図4Bに示すように中断手段34の頂点35が吸引チューブ22の一部を封止するように圧縮する。これにより頂点35に遠位での吸引を防ぐ。
次いで図4Cを参照して医師が更に作動手段24の外面30を圧縮したときの装置20’を示す。チューブ22に対して外面30を圧縮すると支持構造47が圧縮力を内部圧縮部材44’に伝達し、続いて頂点35に遠位にあるチューブ22の一部を直接圧縮する。チューブ22を直接圧縮することにより頂点35に遠位にあるチューブ22内の洗浄流体を遠位方向、即ち開口部10と刃先12に向かうように促す。上述のようにチューブ22中の流体に圧力をかけ流体を遠位方向に流すことにより、この流体は詰まった組織を本装置の刃先から洗い出す。
上記の図2−4の実施形態では空気か液体のいずれかを室38、42,44,46及び49内に配置できることは技術の熟知者には明白である。特に室44、46及び49内に液体を供給することでチューブ22の圧縮を促進することが期待される。代わりに上に示した流体室のいずれかを省略しても非中空部位で置き換えても良い。
代替え実施形態では図3A―3Cの部屋44にたまった流体を吸引チューブ22に送り切開器具に詰まった組織を除去するのを促進することもできる。この実施形態では頂点35と遠位部位26間にあるチューブ22の一部が複数の小さな穿孔(図示していない)からなっても良い。図3Cに記載の段階で室44に配置の流体を複数の小さな穿孔からチューブ22に注入しても良い。注入流体は次いで管腔23から遠位方向に流れ詰まった組織の除去を促進する。同様に図4A−4Cに記載の実施形態に関しては、穿孔をチューブ22に備えて室49に配置の液体を外面30の圧縮により管腔23に注入しても良い。
更に技術の熟知者には明白であるように吸引チューブ22の硬さが違う度合いをもっても良い。例えば空気を部屋44と49に配置した場合、空気によりこのチューブが確実に圧縮されるように比較的柔らかい吸引チューブ22を備えても良い。それに反して液体を室44と49に配置した場合、比較的硬いチューブを圧縮するように比較的硬い吸引チューブを備えても良い。いずれの実施形態でもチューブ22は又少なくとも一つの比較的柔らかい部分と少なくとも一つの比較的硬い部分からなっても良い。
本発明の他様態によると装置20はいずれかの既存切開器具4と一緒に使用できることを特記する必要がある。装置20はチューブ22周りにしっかりした配置を備えるか、代わりに装置20は別要素として備えても良い。後者の場合には装置20はチューブ22の上を滑り、使用者は近位部位25と遠位部位26をチューブ22上の所望位置に固定しても良い。例えば装置20を適切な接着剤、可塑性接着剤を用いるかクランプのような機械的手段を用いてチューブ22周りに固定しても良い。それ故医師は装置20をチューブ22に関しての長手方向位置を変えることができる。しかし装置20を装置が切開器具4に比較的近くにあるようにチューブ22の遠位末端に向けて配置するのが望ましい。
次に図5A−5Dを参照して本発明の代替え実施形態では外科的処置時に詰まった組織を除去するのを促進することに関して説明する。装置120は第一ハンドル124aと第二ハンドル124bをもつ作動手段からなる。図5Aに示すように第一ハンドル124aはその中にチャネル132aを有する一方、第二ハンドル124bはその中にチャネル132bを有する。第一ハンドル124aと第二ハンドル124bは吸引チューブ22を一部か全てを囲むように配置した駆動ピン130を用いてそれぞれの近位端で一緒に連結する。
装置120は好ましくは更に近位端と遠位端をそれぞれ有するバネ134aと134bからなる。図5Aに示したようにバネ134aと134bの近位端は好ましくはそれぞれハンドル124aと124bの近位端と連結する一方、バネ134aと134bの遠位端はそれぞれハンドル124aと124bの遠位端と連結する。代わりに以下の図5C−5Dに更に記載するように、本装置が作動したときにバネの近位端が曲がるようにバネの近位端を固定しないままでも良い。
装置120は更に中断手段と洗い流し手段からなる。ここに示した実施形態では中断手段と洗い流し手段は同一で、第一ローラー128aと第二ローラー128bからなる。第一ローラー128aと第二ローラー128bは好ましくチャネル132aと132bの高さhよりわずかに小さい外径からなり、それによりローラーが以下に記載するようにそれぞれのチャネル内で長手方向に移動できる。
図5Aをなお参照すると“開放した”状態か全面的な吸引状態の装置120が示され、この場合にはハンドル124aと124bは遠く離れている。吸引状態ではローラー128aと128bはそれぞれのチャネルの近位部位に配置している。ローラー128aと128bは全面的な吸引状態ではチューブ22に大きな力をかけない。
次いで図5Bを参照すると医師は切開器具4が外科的処置中に詰まったことに気づく。これが起こるとその医師は第一ハンドル124aと第二ハンドル124bに圧縮力をかける。図5Bに示すように圧縮力によりハンドルの近位端を回転中心130の周りを回転させ、ハンドルの遠位端をより一緒に近づける
ハンドル124aと第二ハンドル124bが一緒に圧縮されると、図5Bに示すようにローラー128aと128bは吸引チューブ22に圧縮力をかける。ローラーの圧縮力によりこのチューブを締め付け管腔23(ローラーの遠位にある)内の流体の吸引を更に防ぐ。比較的軽い圧縮力をハンドル124aと第二ハンドル124bにかけた場合には、バネ134aと134bは余り移動せずそれ故ローラー128aと128bをそれぞれのチャネルの近位部位に制限する。
次いで図5Cを参照すると医師がハンドル124aと124bを更に圧縮すると、バネ134aと134bの近位部位がローラーに抗して移動する。バネ134aと134bの移動が前もって決めた圧縮閾値を越すと、ローラー128aと128bは各チャネル内で遠位に前進する。
次いで図5Dを参照するとハンドル124aとハンドル124bを更に圧縮すると、ローラー128aと128bはそれぞれチャネル132aと132bの遠位端に向かって前進する。ローラー128aと128bはその前進によりローラーに遠位に位置する管腔23内の流体を遠位方向に洗い流すようにチューブ22とかみ合い続ける。
チューブ22中の流体に圧力をかけこの流体を遠位方向に洗い流すことにより、流体流が開口部10と刃先12から詰まった組織を洗い流す。詰まった組織の除去がうまく行くとその医師は以前にハンドル124aと124bにかけた圧縮力を除き、その結果図5Aに示すようにハンドルをその初期位置に戻せる。
技術の熟知者には明白であるがバネ134aと134bの特性は装置120を作動するに必要な手の力を変化して変えても良い。しかしバネはチューブ22中が最初に圧縮されるまで余り移動しないような十分な硬さがあるのが好ましい。閾値の力をチューブ22にかけて圧縮した後、バネをローラー128aと128bがチャネル132aと132bの遠位に前進できるに十分に移動するように配置する。
更に回転中心130とチャネル132aと132bの近位端間の距離は装置120を作動するに必要な力を変化するように変えても良い。例えばこの距離を増加するとより大きなてこ作用が得られるので装置120の作動に必要な力を減少しても良い。
次いで図6A−6Cを参照して本発明の更なる代替え実施形態で切開器具4からの妨害物除去に関して記載する。装置220は外面230からなる作動手段224からなる。装置220は更に図6A−6Cの実施形態と同じ中断手段と洗い流し手段からなる。中断手段と洗い流し手段は第一弓形バネ240aと第二弓形バネ240bからなり、更にローラー244aとローラー244bからなる。
弓形バネ240aと240bは近位端、遠位端及びこれらの間にある中央部位241を有する。弓形バネ240aと240bの近位端は図6Aに示すように固定点260の外面230の内部に固定式に取り付ける。弓形バネ240aと240bの遠位端はそれぞれローラー244aと224bに連結する。ローラー224aと224bは好ましくは図6Aに示すように中央ピン245を用いてそれぞれのバネと連結する。
装置220に外力がかかっていない場合は弓形バネ240aと240bの中央部位241は図6Aに示す湾曲配置となるように配置する。圧縮力がかかると以下により詳細に記述するようにそれに併せて変形しても良い。
装置220は更に近位部位251と遠位部位252をそれぞれもつ第一ローラーガイド250aと第二ローラーガイド250bからなる。各近位部位251は湾曲か傾斜253により遠位部位252に移る。各近位部位251は図6Aに示し以下により詳細に記述するように、ローラー224aと224bを吸引状態で収容するように配置する。
本発明の一様態によると装置220を図1の切開器具4のような既存外科的切開器具と一緒に使用するように配置する。装置220は例えば近位部位225と遠位部位226でチューブ22に取り付けるか、代わりに装置220はチューブ上を長手方向に滑らせても良い。後者の実施形態では医師はチューブを装置220の中央部位に挿入し、装置220をチューブに対して所望位置に置いても良い。
装置220の操作は図3A−3Cに記載したように装置20の使用と類似である。第一段階で“開放した”状態又は全面的な吸引状態の装置220となり、この場合装置220には殆ど外力はかからない。この状態では弓形バネ240aと240bの中央部位241は図6Aに示したように湾曲配置をとる。このときローラー244aと244bを各ローラーガイド250aと250bの近位部位251内に配置する。これによりローラーは図6Aに示すように吸引状態でチューブ22に殆ど力をかけない。上に記したようにチューブ22の近位端が吸引装置(図示していない)と連結すると、図6Aに矢印で示したように手術部位から洗浄流体と切除組織を吸引チューブ22を通して近位方向に吸引する。
次いで図6Bを参照すると一旦吸引チューブ22が詰まると、医師は手で外面230を圧縮して弓形バネ240aと240bの中央部位241を圧縮しても良い。弓形バネの圧縮により弓形スプリングの近位端は点260に固定されたままであるからローラー224aと244bを遠位に前進させる。
圧縮をかけると図6Bに示すように、傾斜253によりローラー224aと244bを内側方向、即ちチューブ22に向かうようにしむける。ローラー224aと244bは吸引チューブ22の一部を封ずるように圧縮し、その結果管腔23(ローラーに対し遠位にある)内での吸引を防ぐ。
次いで図6Cを参照して医師が作動手段224の外面230を圧縮した場合の装置220を示す。吸引チューブ22に向かって外面230を圧縮するとバネ240aと240bは真っ直ぐになり、その結果図6Cに示すようにローラー224aと244bを遠位方向に前進させる。ローラーはローラーガイド250aと250bの遠位部位252により誘導され、ローラーがチューブ22と確実にかみ合うことを保証する。ローラー244aと244bの前進によりローラーに遠位にあるチューブ22中の洗浄流体を遠位方向に、即ち開口部10と刃先12に向かって洗い流させ、その結果妨害物を切開器具から洗い出す。
詰まった組織の除去がうまく行くと医師は以前に印加した圧縮力を取り除き、それにより図6Aに示したようにバネ240aと240bをその好ましい弓形形状に戻させることができる。この時点ではチューブ全体に吸引が回復しこの医師が更に圧縮力をかけて次いで詰まった組織を除去するまで吸引状態を維持する。
技術の熟知者には明白であるがバネ240aと240bの特性は装置220を作動するに必要な手の力を変化するように変えても良い。しかしバネはローラー244aと244bを最初に内側に殆ど曲げずに、即ちチューブが移動する前にバネを単に内側に曲げないでチューブ22を圧縮するに十分な硬さでなければならない。閾値の力をかけてチューブ22を圧縮した後、バネをローラー244aと244bがチャネル250aと250b内で遠位に前進するのに十分移動できるように配置する。
更に二つ以上のローラーガイド250aと250bの代わりに一つの連続した円周型ローラーガイド250を外面230内に配置することは技術の熟知者には明白である。この連続した円周型ガイドを各ローラー244に誘導するために適応しても良い。この実施形態では球状外面230が好ましい。
しかし二個のローラーと二個のローラーガイドを用いると、図6A−6Cに示すように外面230下のバネ244aと244bの円周位置に相当する印(図示していない)をもつ外面230を提供するのが好ましい。この印により使用者はバネ240aと240bが最も効果的に作動できる位置で外面230を圧縮できる。
代わりに二個のバネと二個のローラーガイドを用いた場合、外面は楕円形か卵形からなっても良く、その結果医師は反対部位を圧縮して本装置を効果的に作動できる。
最後に二個のローラー244aと244bを示したがより多くかより少ないローラーを用いて上記の効果を得ても良い。
次に図7A−7Cを参照して本発明の更なる代替え実施形態を記載する。装置320はローラー324と筺体330からなり、全体に通じる管腔23を有する吸引チューブ22と一緒に使用するように配置する。この実施形態ではローラー324は以下により詳細に説明するように作動手段、中断手段及び洗い流し手段として働く。
筺体330は他の形状も使用できるが好ましくは長方形からなる。図7Aに示すように近位部位336、中央部位337及び遠位部位338を有するチャネル334を筺体330内に配置する。好ましい実施形態では遠位部位338は近位部位336よりより長く伸びている。
図7Bに示すようにローラー324はローラー軸325を連結している。ローラー軸325は好ましくはチャネル334の高さh’よりわずかに小さい外径を有し、その結果ローラー324がローラー軸325によりチャネル324内で長手方向に前進できる。
図7Bに示すようにチューブ22は筺体330の近位開口部351と遠位開口部352に通じるように配置する。チューブは図7Aに示すようにローラー324がチャネル334の近位部位336にある時に近位開口部と遠位開口部に挿入しても良い。近位開口部351と遠位開口部352を好ましくはチューブ22が操作中に底面354にあるように、筺体330の底面354の真上に配置する。
医師は筺体330がチューブに対して所望位置に配置されるまで装置320をチューブ22に関して長手方向に前進しても良い。この医師は筺体330の位置をチューブ22に関して、例えば接着剤や機械的手段を用いて固定しても良いし、或いはこの筺体を固定しないままでも良い。
図7Aを参照して“開放した”状態又は全面的に吸引状態の装置220が提供され、この場合にはローラー324はチャネル334の近位部位336に配置する。このときローラーはチューブに大きな圧縮力をかけないようなチューブ22からの距離にローラー324を制限する。これによりチューブの近位端が吸引装置と連結するとチューブ22を通じて吸引が可能になる。
次に図7Bを参照して一旦チューブ22に連結した切開器具が外科的処置時に詰まると、医師はローラー324を手か機械的手段(図示していない)を用いて遠位に前進しても良い。ローラー324は図示しているように円形でも、或いは代わりにこの医師による器具の作動を助ける摩擦抵抗を与える一つ以上の溝や盛り上がった表面からなっても良いという点を指摘する必要がある。
ローラー324が遠位に前進すると中央部位337の外形によりローラー軸325がローラー324を内方向、即ちチューブ22に向かう方向に向ける。次いでローラー324は図7Bに示すようにローラーと筺体330の底面354間のチューブを圧縮してチューブ22を締め付ける。このローラー324の前進により管腔23内(このローラーに遠位にある)での吸引を防ぐ。
次に図7Cを参照して医師がローラー324を更に遠位に前進したときの装置320を示す。ローラー軸325をチャネル334の遠位部位338に沿って誘導するする。この間にローラー324はチューブ22を継続的に圧縮し、底面354にチューブを圧縮する。
ローラー324の前進によりローラー324に遠位にあるチューブ22内の洗浄流体を遠位方向、即ち開口部10と刃先12に向かって洗い流す。上に記載のようにチューブ22の流体に圧力をかけ流体を遠位方向に流すことにより、この流体は詰まった組織を刃先12から洗い出す。
詰まった組織の除去がうまく行くと医師はローラー324を近位的に近位部位に引っ込め、それによりローラー324をチューブ22から全部または実質的に解放する。チューブ22は圧縮されていない形状に戻りチューブ全体に吸引を回復する。
次いで図8を参照して図7A−7Cの装置320の代替え実施形態を説明する。図8では装置320’は以下に記す以外は装置320と同様に機能する。装置320’はチャネル334’を有する筺体330’からなる。チャネル334’は近位部位370、好ましくは仕切り374で分離した前進チャネル371及び戻りチャネル372からなる。装置320’は見やすさのために図8では省略した図7A−7Cのローラー324からなる。
作動中はローラー324は吸引状態のチャネル334’の近位部位370内に位置する。一旦切開器具が詰まると医師はローラー324を遠位に仕切り374の一方向ガイド376に向かって前進しても良い。一方向ガイド376によりローラー324を前進チャネル371に遠位的に前進させる。
ローラー324が前進チャネル371に前進すると続いてローラー324はローラーと筺体330の底面351間のチューブを圧縮してチューブ22の一部を締め付ける。このときローラー324は管腔23(このローラーの遠位にある)内での吸引を妨げる。ローラー324が更に前進チャネル371に前進すると、このローラーに遠位にあるチューブ22内の洗浄流体を遠位方向、即ち刃先12に向かって洗い流す。
ローラー324が前進チャネル371の遠位端向かって前進する場合には、仕切り374の遠位ストップ377によりローラー軸325に抵抗をもたしても良い(図7B−7C参照)。外科医はローラー324にやや大きい力をかけローラー軸を遠位ストップ377を越えて前進させても良い。
一旦ローラー軸が遠位ストップ377を越えて前進すると、このローラーは戻りチャネル372により近位部位370に戻る。一実施形態では医師は手で近位方向のローラー324を戻りチャネル372を通じて近位部位370に前進しても良い。代わりに技術の熟知者には明白であるが、このローラーが遠位ストップ377を通過後バネ機構(図示していない)を用いてローラー324の近位部位370への戻りを促進しても良い。手による戻りかバネによる戻りの実施形態のいずれでも、遠位ストップ377を又完全に省略しても良いことを指摘する必要がある。
上に記載の実施形態全てに関して中断手段と洗い流し手段は完全に別の構成要素であり、それぞれを自身の別作動手段を用いて作動しても良いことは技術の熟知者には明白である。具体的には中断手段はチューブ22の第一部位を圧縮してチューブ内の吸引を中断しても良い。次いで中断手段に遠位にあるチューブ22に沿った第二位置に配置した洗い流し手段を次いで作動して、洗浄流体を刃先12に向かって洗い流しても良い。
更に他実施形態では洗い流し手段を加圧されるように配置しても良い。例えば所望量の圧力を球状圧縮機内で発生させても良い。一旦所望圧に達すると洗い流し手段が作動して加圧流体でチューブ22を圧縮し、それにより切開器具の開口部10に流れる高速流体を生ずる。必要ならば一旦前もって決めた圧力閾値に達すると、この加圧洗い流し手段が自動的に流体を放出するように配置できる。
次いで図9−10を参照して本発明の更なる代替え実施形態を記載する。図2−8の実施形態では外科的切開器具からの妨害物除去を促進する装置について記載し、その場合この装置を切開器具外側の吸引チューブの一部上に実質的に殆どか全てを配置した。図9−10の実施形態では類似の装置を記載する。しかしこれらの実施形態では切開器具のハンドルに実質的に一体化されている。
図9を参照すると装置400は近位端と遠位端を有する切開器具ハンドル406からなる。ハンドル406は以下に記す以外は図1の切開器具4のハンドル6と類似している。図1の実施形態のように図9のハンドル406の遠位端は遠位開口部10をもつ外シャフト8と連結しても良い(図1参照)。
装置400は更にハンドル406内に配置され図1の内シャフト11を動かすように配置したモーター409からなる。電気供給手段413がハンドル406と連結し以下に記述するように装置400の複数構成要素とのやりとりに対応する。
近位端と遠位端を有する吸引チューブ22も又備えている。吸引チューブ22の近位端は吸引源(図示していない)と連結する一方、遠位端は切開器具の刃先12と流体でやりとりするように選択的に配置する(図1参照)。
装置400は更に中断手段425と洗い流し手段435からなる。中断手段425は図9に示すように洗い流し手段435の近位にあるハンドル406内に配置し、好ましくはチューブ部位22aに隣接して配置する。中断手段425は電気供給手段413とやりとりし、更に作動手段419とやりとりする。
洗い流し手段435は図9に示すように中断手段425の遠位に配置し、電気供給手段413と作動手段419と又やりとりする。洗い流し手段435は図9に示すようにチューブ部位22bを完全に囲むかチューブ部位22bに隣接して配置しても良い。
操作時には電気供給手段413の近位端は電源(図示していない)と連結し、チューブ22の近位端は吸引源(図示していない)と連結する。この装置に“開放した”状態、つまり全面的な吸引状態が与えられ、チューブ22を通して近位方向での流体吸引と組織切除が可能になる。全面的吸引状態で中断手段425や洗い流し手段435のいずれもチューブ22に大きな圧縮力をかけない。
一旦この切開器具が詰まると医師は中断手段425を、例えば作動手段419により作動しても良い。上に記載の実施形態のように中断手段425を作動時にチューブ部位22aに圧縮を加え、それによりチューブ22(部位22aに遠位にある)内への吸引流を中断する。
次段階で洗い流し手段435を、例えば作動手段419により作動する。上に記載の実施形態のように又洗い流し手段435を作動してチューブ22bに圧縮力をかけそれにより流体を遠位方向に洗い流す。遠位に流れる流体により詰まった組織を切開器具の刃先12から洗い出す。
好都合には図9の実施形態では中断手段425と洗い流し手段435はチューブ部位22aと22bのそれぞれを圧縮する種々の機械的又は電気的作動手段からなる。例えば中断手段425は上に記載の方法でチューブを圧縮するようにチューブ22aに圧縮力をかけられる技術的に既知の弁、ソレノイド或いは他の機構のいずれからなっても良い。
同様に中断手段435はチューブ部位22bに圧縮力をかけるように配置した弁、ソレノイド又は空気ポンプのいずれかからなっても良い。特に有効な実施形態では洗い流し手段435を近位方向から遠位方向にチューブ部位22bに周方向の圧縮力をかけるように配置する。
技術の熟知者には明白なように超小型演算装置と記憶装置(図示していない)を用いて中断手段425及び/又は洗い流し手段435の作動を促進しても良い。超小型演算装置から受けた命令に応答して中断手段425と洗い流し手段435がそれに従って作動しても良い。
特に有用な実施形態では超小型演算装置を作動手段419、例えばボタンが一旦押されると中断手段425を作動させるようにプログラムする。次いでこの超小型演算装置は洗い流し手段435を後ほど、例えば1秒後に作動させるように自動的に命令する。このようなプログラミングは医師が一サイクルの洗い流しを達成するのに何回もボタン419を作動する必要性を無くすので特に有益である。
代わりに技術の熟知者には明白であるが作動手段419は中断手段425と洗い流し手段435を順々に機械的に作動するように配置した多位置ボタンからなっても良い。例えば作動手段419がボタンからなりそのボタンを一部押し込んだときに、中断手段425が作動しても良い。次いでボタンを完全に押し込んだときに、洗い流し手段435は次いで作動する。
中断手段425と洗い流し手段435の両手段に関する一作動手段419を記載したが、他のデザインも使用できる。例えば作動手段419を中断手段425だけを作動するように配置する一方、洗い流し手段435を作動するために第二作動手段(図示していない)をハンドル406上に配置しても良い。本実施形態では中断手段425が開放状態の場合には超小型演算装置が洗い流し手段435は作動できないことを保証するような命令を指定してもよい
更に技術の熟知者には明白であるが図2−8に関して上に記載のものと類似の機械的手段を用いて中断手段425及び/又は洗い流し手段435を作動しても良い。例えば空気袋(図示していない)を中断手段425及び/又は洗い流し手段435に隣接したハンドル406内に配置しても良い。本実施形態では医師がハンドル406に一つ以上の外側部位を圧縮し、次いで中断手段425及び/又は洗い流し手段435に隣接した空気袋を圧縮しても良い。これにより次いでチューブ22の対応部位の圧縮が起こる。
図9に記載の装置の更なる代替え実施形態では中断手段425及び/又は洗い流し手段435は図5−8に関して上に一般的に記載のように、チューブ22を圧縮するように配置した一個以上のローラーからなっても良い。本実施形態では作動手段419が作動すると超小型演算装置(図示していない)により一個か複数のローラーが所望位置でチューブ22を圧縮するように連結装置のような一つ以上の構成要素に命令しても良い。
更なる代替え実施形態では中断手段425及び/又は洗い流し手段435の作動をフットペダル(図示していない)を用いて達成しても良い。本実施形態では、例えばフットペダルを1回以上押したとき、中断手段425及び/又は洗い流し手段435を作動するようにプログラムした超小型演算装置とフットペダルを連結しても良い。
図10を参照して本発明の更なる代替え実施形態を記載する。図10では装置400’は以下に記す関連した例外以外は図9の装置400と類似である。装置400’は近位端と遠位端を有する洗浄流体ライン439からなる。洗浄流体ライン439の近位端は洗浄源(図示していない)と連結しその遠位端は洗い流し手段435’と連結する。図10の実施形態では洗い流し手段435’は好ましくは作動手段419に電子工学的に連結した一方向弁からなるが、他の機械弁又は電気弁を使用しても良い。
操作時には刃先12で妨害物が検知されると、中断手段425’が作動して例えば上に記載の方法のいずれかを用いてチューブ部位22b’を圧縮して吸引を中断する。次段階で洗い流し手段435’を作動する。具体的には好ましい実施形態では電気信号を一方向弁が開くように中断手段435’に送る。一方向弁が開くことにより洗浄ライン439内の流体は弁を通ってチューブ部位22c’に向かって前進することができる。洗浄流体をチューブ部位22c’から導入し、次いで刃先12に圧力をかけ組織妨害物を切開器具から洗い出す。
技術の熟知者には明白であるがチューブ22c’に導入する洗浄流体の圧力は妨害物除去を促進するように調整しても良い。更に中断手段425’及び洗い流し手段435’を図9に関して上に記載のように超小型演算装置を用いて前もってプログラムした順序で作動するか、上に記載のように多位置スイッチを用いて機械的に順々に作動しても良い。
図10の実施形態では三個のチューブ部位22a’−22c’を使用していることに注目する必要がある。チューブ部位22a’はチューブ部位22b’と封止するように連結する一方、チューブ部位22b’はチューブ部位22c’と封止するように連結している。本実施形態ではチューブ部位22b’がこの部位22b’の圧縮をし易くするように部位22a’と22c’より曲がりやすい材料からなっても良い。
装置400の実例的構成要素が装置400’の構成要素と交換可能であり、且つその逆も同じであることは技術の熟知者には明白である。例えば図9の装置400は図10に示したように三個の別のチューブ部位からなっても良い。更に図9の中断手段425は図10に示したように吸引チューブの円周に配置しても良い等々である。
組織妨害物は医師により検知され次いで上に記載の装置を作動するか、代わりに切開器具に連結した一つ以上のセンサーを用いて組織妨害物を検知しても良いことは技術の熟知者には明白である。後者の場合そのセンサーが組織妨害物を直接検出するか、妨害物が関連しそうな流れの低下をもとに妨害物の存在を決定しても良い。一旦妨害物が疑われるとセンサーが医師の介入が殆どないか全くなしに、妨害物除去を促進するために中断手段及び/又は洗い流し手段を自動的に作動する信号を送っても良い。
上に本発明の好ましい実例的実施形態を記載したが、種々の変更や改良が本発明から離脱することなしにその中で可能なことは技術の熟知者には明白である。添付の特許請求項は本発明の真の精神と範囲内に入るそのような変更と改良の全てを含む。
本発明のさらなる特徴、その性質や種々の利点は添付の図面と好ましい実施形態の詳細説明から明白であり、その図は次の通りである。
図1は本発明の装置と一緒に用いることができる仮想的な外科的吸引切開器具の略図である。 図2Aと2Bはそれぞれ図1の切開器具から妨害物の除去を促進するのに用いることができる本発明の第一実施形態の側面図と側断面図である。 図3A−3Cはそれぞれ流体吸引状態、中断状態及び洗い流し状態での図2A−2Bの装置の側断面図である。 図4A−4Cはそれぞれ流体吸引状態、中断状態及び洗い流し状態での図2−3の装置の代替え実施形態の側断面図である。 図5A−5Dは流体吸引状態、流体中断状態及び洗い流し状態での本発明の更なる代替え実施形態の側面図である。 図6A―6Cはそれぞれ流体吸引状態、中断状態及び洗い流し状態での本発明の代替え実施形態の側断面図である。 図7A―7Cはそれぞれ流体吸引状態の本発明の更なる代替え実施形態の側面図と流体中断状態及び洗い流し状態でのこの装置の側断面図である。 図8は図7A−7Cに記載の本発明の代替え実施形態である。 図9は外科的切開器具ハンドル内に配置の中断手段と洗い流し手段を示す本発明の代替え実施形態である。 図10は図9の装置の代替え実施形態である。

Claims (53)

  1. 外科的処置時に妨害物を切開器具から除去するのに適した装置で、本装置が
    本切開器具と連結したチューブ内の吸引流を中断するように配置した中断手段と
    前記中断手段に遠位に位置した前記チューブ内の流体を遠位方向に洗い流すように配置した洗い流し手段からなり、
    それにより前記流体を遠位方向に洗い流して前記妨害物の除去を促進する装置。
  2. 更に外面を有する作動手段からなり、本外面が前記中断手段と前記洗い流し手段を囲む請求項1の装置。
  3. 前記外面が球状である請求項2の装置。
  4. 前記中断手段が前記チューブの一部を圧縮するように配置した少なくとも一つの内向き突起部からなる請求項2の装置。
  5. 前記洗い流し手段が外面内で前記中断手段より遠位に配置した少なくとも一つの流体室からなる請求項4の装置。
  6. 前記流体室が空気を含み、前記流体室の圧縮により前記チューブが圧縮されるように配置した請求項5の装置。
  7. 前記流体室が流体を含み、前記流体室の圧縮により前記チューブが圧縮されるように配置した請求項5の装置。
  8. 前記洗い流し手段が前記中断手段に遠位にある前記チューブの一部を選択的に圧縮するように配置した内部圧縮部材からなる請求項2の装置。
  9. 前記中断手段が前記作動手段の外面内に配置した少なくとも一つのローラーからなり、そのローラーが前記チューブの一部を選択的に圧縮するように配置した請求項2の装置。
  10. 前記中断手段が更に近位端と遠位端を有する少なくとも一つのバネからなり、前記ローラーをバネの遠位端と連結した請求項9の装置。
  11. 前記バネの近位端を前記作動手段の近位部位に固定して取り付けた請求項10の装置。
  12. 少なくとも一つのローラーガイドを前記外面内に配置し前記ローラーの移動を誘導するように配置した請求項9の装置。
  13. 前記洗い出し手段が少なくとも一つのローラーを前記チューブに関して遠位方向に前進するように配置した請求項1の装置。
  14. 前記中断手段がそれぞれ第一ハンドルと第二ハンドルと連結した第一ローラーと第二ローラーからなり、この第一ハンドルと第二ハンドルの作動により第一ローラーと第二ローラーを前記チューブの一部に選択的に圧縮する請求項1の装置。
  15. 前記第一ローラーと前記第二ローラーが、又前記洗い流し手段である請求項14の装置。
  16. 更に前記装置が前記第一ハンドルに配置の第一チャネルと前記第二ハンドルに配置の第二チャネルからなり、第一チャネルと第二チャネルをそれぞれ前記第一ローラーと前記第二ローラーの動きを誘導するように配置した請求項14の装置。
  17. 前記中断手段がローラー軸と連結した少なくとも一つのローラーからなり、ローラー軸が筺体チャネル内で動くように配置し且つローラー前記をチューブの一部を選択的に圧縮するように配置した請求項1の装置。
  18. 前記ローラーが前記又洗い流し手段でもある請求項17の装置。
  19. 前記チャネルが前進チャネルと戻りチャネルからなる請求項18の装置。
  20. 外科的処置時に妨害物を切開器具から除去するに適した装置で、本装置が
    前記切開器具に連結したチューブの一部に周りからかみ合うように配置した外面を有する作動手段と、
    前記外面内に配置の少なくとも一つの内向き突起部で、この内向き突起部をチューブの外部を選択的に圧縮するように配置した突起部からなり
    これにより前記作動手段の圧縮により前記内向き突起部が前記チューブを圧縮し前記チューブ内の吸引流を中断するように配置し、且つ
    前記作動手段の更なる圧縮により前記チューブ内の流体が前記妨害物の除去を促進し遠位方向に洗い出すように配置する装置。
  21. 前記装置が更に前記内向き突起部に遠位に配置した少なくとも一つの流体室からなり、前記作動手段の圧縮により前記流体室の流体が前記チューブ上に圧縮力をかけるように配置した請求項20の装置。
  22. 前記装置が更に前記内向き突起部に遠位に配置した少なくとも一つの内部圧縮室からなり、前記チューブ上に選択的に圧縮力をかけるように配置した請求項20の装置。
  23. 外科的処置時に妨害物を切開器具から除去するに適した装置で、本装置が
    前記切開器具に連結したチューブの一部に周りからかみ合うように配置した外面を有する作動手段と、
    前記作動手段の外面内に配置した近位端と遠位端を有する少なくとも一つのバネと、
    このバネの遠位端と連結し前記チューブの外部と選択的にかみ合う少なくとも一つのローラーからなり、
    これにより前記作動手段の圧縮により前記ローラーが前記チューブ内の吸引流を中断するように配置し、且つ前記チューブ内の流体が更に前記妨害物の除去を促進するように遠位方向に洗い出すように配置した装置。
  24. 前記バネの近位端が前記作動手段の近位端に固定的に取り付けた請求項23の装置。
  25. 前記装置が外面内に配置した少なくとも一つのローラーガイドからなり前記ローラーの動きを誘導するように配置した請求項23の装置。
  26. 前記ローラーガイドが近位部位と遠位部位及びその間に配置の傾斜部を有する請求項25の装置。
  27. 前記ローラーガイドの近位部位を前記ローラーが前記チューブの大きな力をかけないように前記ローラーを収容するように配置した請求項26の装置。
  28. 前記バネが作動手段に大きな外力がかからない場合に前記ローラーを前記ローラーガイドの近位部位に戻すように配置した請求項27の装置。
  29. 前記ローラーガイドの遠位部位を前記ローラーが遠位部位内に前進した場合に前記ローラーが前記チューブに圧縮力をかけるように配置した請求項28の装置。
  30. 外科的処置時に妨害物を切開器具から除去するに適した装置で、本装置が
    その中に配置の少なくとも一つのチャネルを有する筺体からなり、その筺体を前記切開器具に連結したチューブの一部を受け入れるように配置し、且つ
    ローラー軸に連結した少なくとも一つのローラーからなり、前記ローラー軸が前記チャネル内で動くように配置し、
    これにより前記ローラーを前記チューブ内の吸引流を中断するように前記チューブの外部を選択的に圧縮作動するように配置し、且つ前記チューブ内の流体が前記妨害物の除去を促進するように遠位方向に洗い出すように配置した装置。
  31. 前記筺体が底を有し、前記チューブの一部が底表面上にあるように配置した請求項30の装置。
  32. 前記チャネルが湾曲型を有する中央部位により分離した近位部位と遠位部位を有する請求項30の装置。
  33. 前記チャネルの近位部位で前記ローラーが前記チューブに大きな力をかけないように完全な吸引状態で前記ローラー軸を収容するように配置した請求項32の装置。
  34. 前記チャネルの遠位部位を前記ローラーが遠位部位に前進したときに前記ローラーが前記チューブに大きな力をかけるように配置した請求項33の装置。
  35. 前記チャネルが仕切りで分離した前進チャネルと戻りチャネルからなる請求項30の装置。
  36. 前記前進チャネルを前記ローラーが前記前進チャネル内に前進したときに前記ローラーが前記チューブに圧縮力をかけるように配置した請求項35の装置。
  37. 外科的処置時に妨害物を切開器具から除去するに適した装置で、本装置が
    前記切開器具と一緒に用いるように配置したハンドルと、
    前記ハンドル内に配置した中断手段と、
    前記中断手段に遠位にある前記ハンドル内に配置した洗い流し手段からなり、
    前記中断手段を前記ハンドル内で洗浄流体を中断するように配置し、且つ前記洗い流し手段を前記中断手段より遠位にある流体により前記妨害物の除去を促進するように遠位方向に洗い出すように配置した装置。
  38. 前記装置が更に前記中断手段と前記洗い流し手段に連結した電気供給手段からなる請求項37の装置。
  39. 前記装置が更に前記ハンドル内に配置の吸引チューブの少なくとも一部からなる請求項37の装置。
  40. 前記中断手段を前記吸引チューブの一部に隣接して配置した請求項39の装置。
  41. 前記中断手段が前記吸引チューブの一部を完全に囲む請求項39の装置。
  42. 前記装置が近位端と遠位端を有する洗浄流体供給ラインからなり、この洗浄流体供給ラインの遠位端が前記洗い流し手段と連結する請求項39の装置。
  43. 前記洗い流し手段が前記洗浄流体供給ラインと前記吸引チューブ間で選択的に流体とやりとりできるように配置した一方向弁からなる請求項42の装置。
  44. 前記装置が複数のチューブ部位を備え且つチューブの少なくとも一部位がチューブの他部位に比してより曲がりやすい請求項39の装置。
  45. 前記装置が更に前記中断手段と前記洗い流し手段を作動する作動手段からなる請求項39の装置。
  46. 前記作動手段を前もって決めたルーチンを用いて前記中断手段と前記洗い流し手段を順々に電子的に作動するように配置した請求項45の装置。
  47. 前記作動手段を前記中断手段と前記洗い流し手段を逐次的に機械的作動するように配置した請求項45の装置。
  48. 外科的処置時に妨害物を切開器具から除去する方法で、本法が
    前記切開器具に連結したチューブ内の吸引流を中断し、且つ
    前記チューブ内の流体を遠位方向に洗い流し、
    それにより遠位方向へ流体を洗い流すことにより前記妨害物の除去を促進する方法。
  49. ローラーを作動させ、前記チューブ上に圧縮力をかけることで前記吸引流の中断を行うことからなる請求項48の方法。
  50. 前記ローラーを作動することが作動手段の外面を圧縮することからなり、前記作動手段がその中に配置した前記ローラーを有する請求項48の方法。
  51. 遠位方向の前記チューブ内の流体を洗い流すことが更に前記ローラーを遠位方向に前進するように前記作動手段の外面を圧縮することからなる請求項50の方法。
  52. 吸引流の中断が作動手段内に配置の内向き突起部を前記チューブの第一部位に圧縮力をかけるように前記作動手段を圧縮することからなる請求項48の方法。
  53. 前記チューブ内の流体を遠位方向に洗い流すことが前記チューブの第二部位を圧縮するように更に前記作動手段を圧縮し、第二部位を前記チューブの第一部位に対して遠位に配置することからなる請求項52の方法。
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