JP2007526711A - ビデオ処理回路およびビデオ処理方法 - Google Patents

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Abstract

MPEGデコーディングおよびその後に続くポストプロセッシングを含む処理などのビデオ・ストリーム処理には、第1および第2のビデオ・ストリーム処理機能を実行するために信号処理回路(102、106)を使用することが必要である。第1のビデオ・ストリーム処理機能は、フレームの時間的に順序付けられた出力順の連続するビデオ・フレームのフレーム・データを生成する。第2のビデオ・ストリーム処理機能は、たとえば、Bフレームをデコードするためにその後のPフレームが必要とされるので、出力順と異なるフレームの順序付けられた入力順にフレーム・データを使用する。フレーム・データは、フレーム・データに対する第1と第2のビデオ処理機能の適用の間でバッファされる。第1および第2のバッファ・メモリ(12、106)が使用される。第1のバッファ・メモリ(12)は、外部IC端子など共用可能なチャネル(15)を介して信号処理回路に結合されるが、この処理回路は、第2のバッファ・メモリ(106)にアクセスするために、共用可能なチャネル(15)を使用しない。第2のビデオ処理機能は、フレームの第1および第2のものからのフレーム・データをそれぞれ第1および第2のバッファ・メモリ(12、106)から選択的に読み出す。フレームの第2のものは入出力いずれの順でも同じ時間的順序で発生する。フレームの第1のものは、出力順でのフレームの第2のものに対するその位置が、入力順でのフレームの第2のものに対する特定のフレームの位置と異なる少なくとも全ての特定のフレームを含む。

Description

本発明は、ビデオ処理回路およびビデオ処理方法に関する。
ビデオ処理を実行するハードウェアは、一般に、処理されなければならない画像フレームからのフレーム・データを格納しておくバッファ・メモリを必要とする。従来のビデオ処理では、一般に、連続するフレームが交互にそこに書き込まれるあるいはそこから読み出される単一のフレーム・バッファまたは1対のフレーム・バッファがあれば十分である。ディスプレイ・ドライバ機能または信号変換機能など、データを使用する処理機能は、バッファ・メモリまたはメモリから周期的にフレームを読み出す。
米国特許第5,909,224号は、MPEGデコーディング装置について記載している。良く知られているように、MPEGは様々なタイプのビデオ・フレーム、すなわち、Iフレーム、PフレームおよびBフレームを使用する。デコーディングによって、I、PまたはBフレームとしてコード化された連続するフレームのストリームが生じる。デコーディング中に、Pフレームは、ストリーム内でPフレームに先行するIフレームに対して更新を行うことによって発生される。Bフレームは、ストリーム内でBフレームに先行するIフレームまたはPフレーム、および/またはストリーム内でBフレームに続くPフレームへの更新を行って生成される。したがって、Pフレームは、結果として生じるデコードされたフレームのストリーム内でPフレームの前に発生するBフレームの前に計算される。
MPEGデコーディングの場合、少なくとも3つのフレーム(の一部分)の同時格納のためのバッファ・メモリ、すなわち、更新することによって他の(PまたはB)フレームがそれらから導出され得るIフレームおよびPフレームのためのメモリ、ならびにそのような得られたフレームの少なくとも一部分のためのメモリが必要である。
米国特許第5,909,224号は、フレーム・バッファの古い内容が必要でなくなってしまった後で、フレーム・バッファがどのようにして新しいI、PまたはBフレーム用に使用可能とされるかについて記載している。米国特許第5,909,224号で使用される回路は、フレームをデコードするプロセッサを結合するバスおよびフレームを格納するSDRAMメモリを含む。他の回路もまたバスに結合される。一般に、様々な集積回路を含む印刷回路基板が使用される。すなわち、1枚はプロセッサを含み、1枚または複数の基板はSDRAMメモリを含む。その結果、フレーム・バッファにアクセスするためのデータ転送は、他の目的のためのアクセスとでバス帯域幅を取り合うことになる。
この帯域幅問題は、デコードされたフレームがさらに(非MPEGデコーディング固有の)ビデオ・ポストプロセッシングを行うために使用される場合、いっそう大きくなる。この場合、追加のプロセッサまたは処理が、ストリーム内で属する順にフレームを読み出すために、フレーム・バッファにアクセスしなければならない。これは、使用可能な帯域幅をやはり取り合わなければならない追加のメモリ・アクセスを必要とする。
この競合は、デコーダが外部メモリに書き込むフレーム・データのコピーを保持するデータ・キャッシュ・メモリの使用によって、ある程度緩和されることができる。これにより、コピーされたデータがキャッシュに入っている場合、外部メモリからの読み出しを回避することができるようになる。しかし、競合の完全な排除には、4つのフレームを格納するのに少なくとも十分に大きく、他の処理によってフレームがキャッシュから取り除かれることができないようにするデータ・キャッシュが必要であろう。このサイズのキャッシュは、特に、信号処理動作を行うプロセッサと共にチップ上のシリコン・エリアの使用を必要とする場合は、非常に高くつく。さらに、必要なキャッシュ管理は、回路を複雑にし、他の処理も関係する場合は、不確定な遅延を導入するであろう。
とりわけ、オフチップ・メモリなど帯域幅限定メモリが使用される、また帯域幅限定メモリへのアクセス帯域幅の使用が低減されるビデオ・データ・ストリーム処理回路を提供することが、本発明の一目的である。
とりわけ、キャッシュ技法使用時の固有の問題の少なくともいくつかを回避することは、本発明の一目的である。
ビデオ・フレームの圧縮ストリームからフレーム・データを生成するMPEGデコーディング機能などの第1のビデオ処理機能、ならびに、そのフレーム・データを入力として使用する第2のビデオ処理機能が実行される。この第2の機能は、第1のビデオ処理機能がフレームを生成する時間的順序と異なる時間的順序、一般に表示順にフレームを使用する。第1および第2のバッファ・メモリが、フレーム・データをバッファするために、第1および第2のビデオ処理機能の間に提供される。第1および第2のビデオ処理機能を実行する信号処理回路を含む集積回路(IC)の一般に外にあるメモリである第1のバッファ・メモリが、帯域幅シェアリングを条件とするチャネルを介して信号処理回路に接続される。この処理回路から、信号処理回路を含むIC内の一般に内部メモリである第2のバッファ・メモリへの接続は、このチャネルを通らない。第2のバッファ・メモリへの別個の接続が使用されてもよく、あるいは、何らかの帯域幅シェアリングが発生する第1のメモリ用と同じ接続の一部分が使用されてもよいが、第1のメモリまでずっと延びる接続は使用しない。外部メモリにアクセスすることは一般により多くの電力を消費するので、このようにすると電力消費量が低減される。
本発明は特にMPEGデコーディングに有利であるが、本発明はMPEGデコーディングに限定されず、他のタイプの処理機能にも適用されることを理解すべきである。
第2のビデオ処理機能がフレーム・データを読み出す場合、第2のビデオ処理機能は、そのデータが第1のバッファ・メモリから読み出されなければならないか、それとも第2のバッファ・メモリから読み出されなければならないかを示す。第2のビデオ処理機能は、選択されたフレームのフレーム・データを第2のバッファ・メモリ(一般にIC内部メモリ)から読み出す。したがって、第1のバッファ・メモリへのチャネル上での帯域幅の使用が低減される。選択されたフレームは、第1および第2のビデオ処理機能それぞれによって、同じ時間的順序で読み書きされるフレームである。
第2のビデオ処理機能は、第1のバッファ・メモリ(一般にIC外部メモリ)から他のフレームを読み出す。これらの他のフレームは、第2の処理機能が第2のバッファ・メモリ(一般にIC内部メモリ)から読み出す選択されたフレームに対して互いに異なる位置で読み書きされる少なくとも全てのフレームを含む。第1および第2のビデオ処理機能は、第2のバッファ・メモリを介して伝達されるデータを同じ順に生成し消費し、また、データはこれらのビデオ処理機能によって生成され消費されるので、一時に少量ずつ生成し消費する。これは、選択されたフレームのフレーム・データをそれが生成された後短い時間間隔内に読み出すことによって、第2のバッファ・メモリ(あるいは、そのバッファ・メモリ内で使用されるメモリ・スペースの量)をかなり小さく、一般に、完全なフレームのために、たとえば20未満のイメージ・ラインのために必要とされる量より小さくしておくことを可能にする。第2のビデオ処理機能が、たとえばスライディング・ウィンドウからのピクセル・データを必要とする場合、この時間間隔はウィンドウに含まれるラインの数を受け取るのに必要であるより長くする必要はない。その時間間隔の後、第2のバッファ・メモリ内の最も古いデータは上書きされることができる。
第2のビデオ処理機能が第2のメモリから読み出すフレームの少なくともいくつかの場合に、第1のビデオ処理機能がフレームからのフレーム・データを第1のバッファ・メモリに書き込まない場合は、第1のバッファ・メモリへのチャネル上の帯域幅がさらに節約されることが好ましい。
一実施形態では、第1のビデオ処理機能はMPEGデコーディングを含む。この場合、第2のビデオ処理機能は、Bフレームおよび/またはIフレームを第2のバッファ・メモリから読み出し、Pフレームを必ず含むその他のフレームを第1のバッファ・メモリから読み出すことが好ましい。第2のビデオ処理機能がIフレームを第2のバッファ・メモリから読み出す場合、第1のビデオ処理機能は、Iフレームのコピーを第1および第2のバッファ・メモリの両方に書き込むことが好ましく、前者はデコーディング中に第1のビデオ処理機能によって使用される。第2のビデオ処理機能がBフレームを第2のバッファ・メモリから読み出す場合、第1のビデオ処理機能は、さらにデコーディングする際にこれらのBフレームを使用しないので(また、他のどのビデオ処理機能も第1の(大きな)バッファ・メモリからBフレームにアクセスする必要がないならば)、第1のビデオ処理機能は、コピーを第1および第2のバッファ・メモリの両方には書き込まないことが好ましい。
しかし、本発明はMPEGデコーディングに限定されないことを理解すべきである。MPEGデコーディングを含む諸実施形態以外の諸実施形態では、第1のビデオ・ストリーム処理機能は、全てのフレームを第1のバッファ・メモリに書き込み、通常の時間に(in normal temporal)読み出される全てのフレームを第2のバッファ・メモリに書き込む。これにより、後者のフレームを読み出し中の資源の使用および/または電力の消費を低減することができるようになる。第1の他の実施形態では、電力の消費をさらに節約するために、他のフレームは第2のバッファ・メモリに書き込まれない。しかし、他の実施形態では、全てのフレームが第2のバッファ・メモリに書き込まれ、それによって書き込みが簡単になり、その結果、電力の消費が少し増えるだけである。他の実施形態では、第1のビデオ処理機能は、フレームの第1のものを第1のバッファ・メモリだけから読み出す。これにより、第2の処理機能が少なくともいくつかのフレームを第2のバッファ・メモリから読み出すので、読み出しが簡単になり、帯域幅がさらに節約される。他の実施形態では、第1のビデオ処理機能がフレームを第1のバッファ・メモリだけから読み出し、第2のビデオ処理機能がフレームを第2のバッファ・メモリだけから読み出す。これにより、第2のビデオ処理機能による帯域幅の使用および/または電力の消費量がさらに低減される。
本発明のこれらのおよび他の目的ならびに有利な形態は、以下の図を使用して例によって説明される。
図1は、処理集積回路10を有するビデオ・デコーディングおよび処理回路、ならびにアドレス/データ・バス14、16によって結合されたメモリ集積回路12を示す。処理集積回路10は、デコーダ・プロセッサ102、ポストプロセッサ104および内部メモリ106を含む。デコーダ・プロセッサ102は、処理集積回路10の外部入力100に結合された、圧縮ビデオ・ストリームを受け取るための入力を有する。デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104は、アドレス/データ・バス14、16の外部インターフェース15を介してメモリ集積回路12に結合される。さらに、デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104は、内部メモリ106を介して互いに結合される。
一実施形態では、内部メモリ106は、デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104によって明示的にアドレス指定される必要のないFIFOバッファ・メモリである。他の実施形態では、内部メモリは比較的小さいアドレス指定可能なメモリである。たとえば、フィルタリングでは、複数のライン上の隣接するピクセルのスライディング・ウィンドウに関するピクセル・データへのアクセスをそれぞれが必要とする連続した計算を実行することがしばしば必要である。この場合、フレーム内のピクセルのウィンドウから様々なピクセルについて内部メモリ内のデータをアドレス指定することが可能でなければならない。
一般に、ポストプロセッサ104は、データが内部メモリ106およびメモリ集積回路12からそれぞれ読み出されるべきかどうか示すために様々な命令を使用するように設計されるか、あるいは、好ましくは、ポストプロセッサ104は、データが内部メモリ106およびメモリ集積回路12から読み出されるべきかどうかを示すために様々なアドレス範囲内のアドレスを有する読み出し命令を使用する。
動作中に、デコーダ・プロセッサ102は、外部入力100からMPEGエンコードされたビデオ・ストリームを受け取り、エンコードされたストリームからデコードされたフレームを生成する。デコーディング中に、デコーダ・プロセッサ102は、データ・アドレス・バス14、16を介してメモリ集積回路12を使用して、デコードされたIおよびPフレームを格納したり取り出したりする。ポストプロセッサ104は、たとえば空間フィルタリング処理、色調整などを適用することによって、デコードされたフレームを処理する。(デコーダ・プロセッサ102はまた、本発明から逸脱しなければ、何らかの後処理、たとえば個々のピクセル値の変換のための後処理を行ってもよい。)
デコーダ・プロセッサ102がフレーム・データを書き込むメモリは、フレームごとに変化する。デコーダ・プロセッサ102は、フレームの一部分を内部メモリ106に書き込み、フレームの一部分または全てをメモリ集積回路12に書き込むように構成される。いくつかのフレームのコピーはまた、内部メモリ106とメモリ集積回路12の両方に書き込まれてもよい。同様に、ポストプロセッサ104がフレーム・データを読み出すメモリは、フレームごとに変化する。したがって、デコードされたフレームは、内部メモリ106を介してデコーダ・プロセッサ102からポストプロセッサ104に渡り、フレームの一部分はメモリ集積回路12を通過する。内部メモリ106およびメモリ集積回路12にわたるフレームのいくつかの様々な分散が使用されてよい。
図2は第1の実施形態を概略的に示し、ここでは、IおよびBフレーム・データが内部メモリ106を通ってデコーダ・プロセッサ102からポストプロセッサ104まで行き、Pフレーム・データがメモリ集積回路12を通過する。デコーダ・プロセッサ102は、IおよびPフレームからのデータをメモリ集積回路12に書き込み、デコードするためにIおよびPフレーム・データをメモリ集積回路12から読み出す。
動作中には、デコーダ・プロセッサ102は、Iフレームと、その後に続く、いくつかのBフレームからなるいくつかの連続するサブサイクルとそれに続くPフレームとの繰り返されるサイクルでフレームを生成する。表Iは、様々なタイプのフレーム生成順序、およびデコーダ・プロセッサ102がフレームを書き込むメモリを示す。様々な列に様々なフレーム・サイクル(1〜10の番号がつけられている)がリストされている。行はメモリ集積回路12および内部メモリ106に提供され、表内のエントリは、サイクル内で生成されるフレームのタイプ、およびデコーダ・プロセッサ102がフレーム・データを書き込む1つの(または複数の)メモリを示す。
表I フレームの書き込み
Figure 2007526711
デコーダ・プロセッサ102は、Iフレームをメモリ集積回路12と内部メモリ106の両方に(前者はアドレス・データ・バス14、16を介して)書き込む。次にデコーダ・プロセッサ102は、Pフレームを発生し、メモリ集積回路12だけに書き込む。続いて、デコーダ・プロセッサ102は、いくつかのBフレーム(簡単にするために1つしか示されていない)を生成し、内部メモリ106だけに書き込む。PフレームおよびいくつかのBフレームの書き込みは、数回繰り返される。その後、デコーダ・プロセッサ102は、Iフレームを生成する前に1フレーム・サイクルを待った後で、Iフレームからのサイクルを繰り返す。Pフレームの生成では、デコーダ・プロセッサ102は、メモリ集積回路12から、先行するIフレームからのデータをアドレス指定し、読み出す。Bフレームの生成では、デコーダ・プロセッサ102は、メモリ集積回路12から、最後に生成されたPフレームおよび/または最後から2番目に生成されたPフレーム、あるいは最後に生成されたIフレームからのデータを読み出す。
ポストプロセッサ104は、Iフレーム、およびそれぞれいくつかのBフレームからなる繰り返されるサブサイクル、その後に続く、Bフレームを生成するPフレームの順に、これらのフレームを読み出す。この後に、I、PおよびBフレームなどの次のサイクルが続く。表2は、様々なタイプのフレームを読み出す順序、およびデコーダ・プロセッサ102がフレームをそこから読み出すメモリを示す。それぞれの列には、それぞれ異なるフレーム・サイクル(1〜10の番号がつけられている)がリストされている。行はメモリ集積回路12および内部メモリ106に提供されており、表内のエントリは、1つのサイクルで生成されたフレームのタイプ、およびポストプロセッサ104がフレーム・データを読み出す1つの(または複数の)メモリを示す。
表2 フレームの読み出し
Figure 2007526711
ポストプロセッサ104は、内部メモリ106からIおよびBフレームを、これらのフレームが生成された順に読み出す。ポストプロセッサ104は、アドレス/データ・バス14、16を介して、メモリ集積回路12からPフレームを読み出す。IまたはBフレーム全体からのデータはいつでも内部メモリ106に一緒に格納される必要はなく、前のデータがポストプロセッサ104によってすでに使用されている場合は、フレームからのデータを書き込み中に、そのフレームからの前のデータを上書きしてもよい。したがって、内部メモリ106の記憶容量は、デコードされたフレーム全体に必要な記憶容量より小さくてよい。第2のフレーム・サイクルでは(デコーダ・プロセッサがIフレームの後で第1のPフレームを生成するときは)、ポストプロセッサ104は休止する。
デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104が休止するフレーム・サイクルは、内部メモリ106を介して受け渡されるフレームでは、内部メモリ106への書き込みと内部メモリ106からの読み出しの間の遅延は最小であることを保証するために挿入され、その結果、完全なフレームより小さいフレームのための(たとえば、フレームからのラインのサブセットのためだけの)メモリ・スペースで十分である。より大きな内部メモリが使用される場合、これらの休止は低減されても排除されてもよい。内部メモリ106のメモリ・スペースのサイズは、休止が、システム(たとえばデジタルTV)全体の正しい動作のために(たとえば、システム全体の出力上でフレームを生成するための全てのデッドラインを満たすように)必要な範囲内にあるように選択されてよい。より大きなメモリ・スペースは、より小さな休止を提供する。ポストプロセッサ104の後で一定のフレーム・レートが(たとえば表示のために)必要な場合は、ポストプロセッサ104の後でバッファ・メモリ(示されていない)が使用されてよい。この場合、デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104は、(休止されなければ)一定のフレーム・レートより上で動作させられる。バッファ・メモリは一定のフレーム・レートで読み出され、その結果、バッファされたデータの量は、ポストプロセッサがそこで休止するフレーム・サイクルまで増大する。
このようにすると、ポストプロセッサ104はメモリ集積回路12からIおよびBフレームを読み出すためにバス14、16のアクセス・サイクルを全く使用しないことが理解されるであろう。これはアドレス・データ・バス14、16のバスの使用を低減する。内部メモリ106がバス14、16に接続される実施形態では、バスの使用を低減する必要はないが、依然として一般に電力消費を節約する外部メモリへのアクセスを低減し、外部メモリへの他のアクセスとの干渉を回避し、かつ/またはアクセス時間を低減する。
図3は第2の実施形態を概略的に示す。この実施形態では、フレームを読み書きする順序は図2の場合と同じであるが、デコーダ・プロセッサ102は、Bフレームを内部メモリ106に書き込む代わりに、それらのBフレームをメモリ集積回路12に書き込む。デコーダ・プロセッサ102は、Iフレーム・データを内部メモリ106とメモリ集積回路12の両方に書き込む。ポストプロセッサ104は、Iフレーム・データを内部メモリ106から読み出し、PおよびBフレーム・データをメモリ集積回路12から読み出す。
このようにすると、ポストプロセッサ104は、Iフレーム・データをメモリ集積回路12から読み出すためにデータ/アドレス・バス14、16のアクセス・サイクルを使用せず、それによってメモリ集積回路12へのアクセスを低減する。図3の実施形態と比較すると、図2の実施形態では、Bフレーム用のバス14、16への読み書きサイクルも排除されるので、アドレス/データ・バス14、16上のアクセス・サイクルはより少なくてよいことが分かる。
図4は、第3の実施形態を概略的に示す。この実施形態では、フレームを読み書きする順序は、図2の場合と同じであるが、デコーダ・プロセッサ102は、Iフレームのコピーを内部メモリ106とメモリ集積回路12の両方に書き込む代わりに、Iフレームをメモリ集積回路12に書き込むだけである。ポストプロセッサ104は、IおよびPフレーム・データをメモリ集積回路12から読み出し、Bフレーム・データを内部メモリ106から読み出す。
このようにすると、ポストプロセッサ104は、Bフレームをメモリ集積回路12から読み出すためにデータ/アドレス・バス14、16のアクセス・サイクルを使用せず、それによって、バスの使用を低減する。これは、アドレス・データ・バス14、16のバスの使用を低減する。図4の実施形態と比較すると、図2の実施形態では、Iフレーム用のバス14、16への読み出しサイクルも排除されるので、アドレス/データ・バス14、16上のアクセス・サイクルはより少なくてよいことが分かる。しかし、その結果、Iフレームのコピーが内部メモリ106とメモリ集積回路12の両方に書き込まれなければならないので、図2では、より多くの総回数の書き込み動作が必要になる。これは電力消費量の増大につながる可能性がある。しかし、内部メモリへのアクセスは、一般に外部メモリへのアクセスより少ない電力消費量を必要とする。
図4の実施形態では、デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104を休止させる必要はない。デコーダ・プロセッサ102がIフレームを生成し書き込むフレーム・サイクルでは、ポストプロセッサ104は、最後の先行するPフレームをメモリ集積回路12から読み出す。次のフレーム・サイクルでは、デコーダ・プロセッサ102は、第1のPフレームを生成し書き込み、ポストプロセッサ104はIフレームを読み出す。次のフレーム・サイクルでは、デコーダ・プロセッサ102は、Bフレームを生成し読み込み、ポストプロセッサ104は、このBフレームが生成されている間に、このBフレームを内部メモリ106から読み出す。したがって、Bフレームは全て、デコーダ・プロセッサ102の動作中に内部メモリ106から読み出されることができ、その結果、デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104を休止させることなく、メモリはほとんど必要がなくなる。次に続くポストプロセッサ104をバッファするフレーム・レートの正規化の必要はない。
本発明は、MPEGデコーディングに典型的なフレームの読み書きの順序に関して説明されてきたが、本発明は他のデコーディング方式またはエンコーディングに適用できることが理解されるであろう。また、本発明は、特定のタイプの全てのフレームを特定のメモリ(内部メモリ106またはメモリ集積回路12)に書き込むことにも限定されない。いくつかのフレームがメモリ集積回路12に書き込まれない、あるいはそれから読み出されない場合は、もはや消費される帯域幅が少なくなることが理解されるであろう。
1つの例は、Iフレームの直前の最終Bフレームが、最終Bフレームの前にポストプロセッサ104によって処理されるPフレームを使用して生成される、デコーディング方式が使用される場合である。この例では、図4の実施形態は、最終Bフレームをメモリ集積回路12に格納し、他のBフレームが依然として内部メモリ106にだけ格納されるように変更されてよい。これは、内部メモリが小さい場合、デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104を1フレーム・サイクルの間休止させる必要を回避する。
エンコーダ集積回路では、エンコーダ・プロセッサの前にプレプロセッサがあってよい。この場合、メモリ帯域幅を節約するために、内部メモリが、選択されたフレームをバッファするようにプレプロセッサとエンコーダ・プロセッサの間で使用されてもよい。たとえば、Bフレームとしてエンコードされるフレームは、内部メモリを介してエンコーダ・プロセッサに送られてよく、他のフレームは外部メモリ集積回路を介して送られる。あるいは、PおよびBフレームとしてエンコードされる両方のフレームが、内部メモリを介してエンコーダ・プロセッサに送られてもよく、この場合、Pフレームとしてエンコードされるフレームもメモリ集積回路に書き込まれ、後者はBフレーム・エンコーディングに使用される。
本発明は、これらの例に限定されないことを理解すべきである。たとえば、電力消費量を低減するために、ポストプロセッサ104がメモリ集積回路12から読み出すフレームにフレーム・データが属する場合、そのフレーム・データは内部メモリ106に書き込まれないことが望ましいが、それにもかかわらず、本発明から逸脱しなければ内部メモリ106に書き込まれてもよい。ただし、読み出されることはない。
同様に、データが、帯域幅使用を低減するために内部メモリ106を介してメモリ集積回路12に送られる場合、帯域幅が不足していない期間中には、内部メモリ106は使用される必要がないことが理解されるであろう。帯域幅が不足している場合は、少なくともときどき、本実施形態の1つに従って内部メモリが使用されることが好ましい。
さらに、別個のデコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサが例として示されてきたが、その代わりに、2つの対応するソフトウェア処理を実行する単一のプロセッサが使用されてもよいことは理解されよう。この場合、内部メモリ106は、プロセス間通信に役立ち、1群のプロセッサ・レジスタ、または格納命令とロード命令の間でFIFOとして機能する1つのレジスタとして実装されてよい。これに反して、デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104は、それらのそれぞれの機能だけを実行することができる別個の専用ハードウェア回路でもよい。
さらに、内部メモリ106はアドレス/データ・バス14、16から分離して示され、アドレス/データ・バス14、16はデコーダ・プロセッサ102、ポストプロセッサ104およびメモリ集積回路12に接続するように示されているが、異なるアーキテクチャが使用されてもよいことが理解されるであろう。たとえば、内部メモリ106、デコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104は、処理集積回路10の内部アドレス/データ・バスを介して結合されてよく、メモリ集積回路12は、外部バスを介してデコーダ・プロセッサ102およびポストプロセッサ104に結合される。この場合、外部バスは、バス・インターフェースを介して内部バスに結合されてよい。したがって、本発明は、帯域幅が内部バス上よりも強く制約される外部バス上で帯域幅を低減する。
さらに、本発明はデータを書き込み、後でそのデータを読み出すデコーダ・プロセッサ102が使用される図1の例にとって特に有用であるが、本発明はこの種のプロセッサに限定されないことを理解すべきである。
図5は、デコーダ・プロセッサ102の読み出し動作などの読み出し動作が、別の目的で、その代わりに第3のプロセッサ50によって行われる図2の実施形態の一バージョンを示す。この実施形態では、フレームを読み出さない(あるいはデコーディングとは違う他の機能を実行する)プロセッサ102が使用されてよい。ポストプロセッサ104は、図2のポストプロセッサ104のように、完全なフレームのバッファリングを必要としない。第3のプロセッサ50は、デコーダ・プロセッサ102のように、いくつかの完全なフレームだけのバッファリングを必要とする。この場合、図2に関して説明されたのと同じ読み書き方式が使用されても、あるいは説明されている他の方式のどの方式が使用されてもよい。
ビデオ・デコーディングおよび処理回路を示す図である。 メモリへのおよびメモリからのデータ・フローを示す図である。 メモリへのおよびメモリからのデータ・フローを示す図である。 メモリへのおよびメモリからのデータ・フローを示す図である。 メモリへのおよびメモリからのデータ・フローを示す図である。

Claims (12)

  1. 第1のビデオ・ストリーム処理機能を実行するように構成された信号処理回路と、
    第1のバッファ・メモリが共用可能なチャネルを介して前記信号処理回路に結合され、前記信号処理回路が前記共用可能なチャネルの外の第2のバッファ・メモリへのアクセスを有する、前記第1のビデオ・ストリーム処理機能によって生成されたフレーム・データをバッファするために前記信号処理回路に結合された第1および第2のバッファ・メモリと
    を備えるビデオ・ストリーム処理回路であって、
    前記第1のビデオ・ストリーム処理機能が、連続したビデオ・フレームのフレーム・データをフレームの時間的に順序付けされた出力順に、前記第1および/または第2のバッファ・メモリに書き込むことを含み、
    前記信号処理回路が、前記出力順と異なるフレームの時間的に順序付けされた入力順に前記書き込まれたフレーム・データを使用して第2のビデオ・ストリーム処理機能を実行するよう構成され、前記第2のビデオ・ストリーム処理機能が、前記フレームの所定の第1および第2のものの前記フレーム・データをそれぞれ前記第1および第2のバッファ・メモリから選択的に読み出すことを選択するように構成され、前記フレームの前記第2のものが前記入出力いずれの順でも同じ時間的順序で発生し、前記フレームの前記第1のものが、前記出力順の前記フレームの前記第2のものに関するその位置が前記入力順の前記フレームの第2のものに関する前記特定のフレームの位置と異なる少なくとも全ての特定のフレームを含む、
    ビデオ・ストリーム処理回路。
  2. 前記信号処理回路および前記第2のバッファ・メモリを含む第1の集積回路と、前記第1のバッファ・メモリを含み、前記共用可能なチャネルが前記第1および第2の集積回路の間の接続の一部分を形成する、第2の別個の集積回路とを備える、請求項1に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  3. 前記第2のビデオ・ストリーム処理機能が、前記第2のバッファ・メモリからのフレーム・データの各特定のアイテムを、それぞれの時間で、それぞれ前記第1のビデオ・ストリーム処理機能がフレーム・データのその特定のアイテムの後で完全なフレームを書き込んでしまう前に、最後に読み出すように構成された、請求項1に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  4. 前記第1のビデオ・ストリーム処理機能が、MPEGデコーディング機能を含み、前記フレームの最初のものが少なくともデコードされたMPEG Pフレームを含み、前記MPEGデコーディング機能がフレーム・データをデコードされたMPEG Iフレームから、またデコードされたMPEG Pフレームを前記第1のバッファ・メモリから読み出す、請求項1に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  5. 前記フレームの前記第2のものがBフレームを含む、請求項4に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  6. 前記第1のビデオ・ストリーム処理機能がBフレームを前記第2のバッファ・メモリだけに書き込む、請求項5に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  7. 前記フレームの前記第2のものがIフレームを含み、前記第1のビデオ・ストリーム処理機能が前記Iフレームのコピーを前記第1および第2のバッファ・メモリの両方に書き込む、請求項4に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  8. 前記フレームの第2のものがBフレームを含む、請求項7に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  9. 前記第1のビデオ・ストリーム処理機能がMPEGデコーディング機能を含み、前記第2のビデオ・ストリーム処理機能が少なくともデコードされたMPEG Pフレームを前記第1のバッファ・メモリから読み出す、請求項1に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  10. 前記処理回路によって実行される前記第1のビデオ・ストリーム処理機能、または第3のビデオ・ストリーム処理機能が、前記フレームの選択されたものだけを前記第1のバッファ・メモリから読み出し、前記第1のビデオ処理機能が、前記フレームの第2のものでもある前記ビデオ・フレームの前記選択されたもののコピーを前記第1および第2のバッファ・メモリの両方に書き込むように構成され、前記第1のビデオ処理機能が、前記ビデオ・フレームの選択されたものでない前記フレームの第2のものを前記第2のバッファ・メモリだけに書き込む、請求項1に記載のビデオ・ストリーム処理回路。
  11. 第1のビデオ・ストリーム処理機能を実行するように構成された信号処理回路と、
    第1のバッファ・メモリが共用可能なチャネルを介して前記信号処理回路に結合され、前記信号処理回路が前記共用可能なチャネルの外の前記第2のバッファ・メモリへのアクセスを有する、前記第1のビデオ・ストリーム処理機能によって生成された前記フレーム・データをバッファするための、前記信号処理回路に結合された第1および第2のバッファ・メモリと
    を含む、ビデオ・ストリーム処理回路であって、
    前記第1のビデオ・ストリーム処理機能が、連続するビデオ・フレームのフレーム・データをフレームの時間的に順序付けされた出力順に前記第1および/または第2のバッファ・メモリに書き込むことを含み、
    前記信号処理回路が、前記出力順と異なるフレームの時間的に順序付けられた入力順に前記書き込まれたフレーム・データを使用して第2のビデオ・ストリーム処理機能を実行するように構成され、前記第1のビデオ・ストリーム処理機能が、前記フレームの所定の第1および第2のものの前記フレーム・データを選択的に前記第1および第2のバッファ・メモリにそれぞれ書き込むことを選択するように構成され、前記フレームの前記第2のものが、前記入出力いずれの順でも同じ時間的順序で発生し、前記フレームの前記第1のものが、前記出力順の前記フレームの前記第2のものに関するその位置が前記入力順の前記フレームの前記第2のものに関する前記特定のフレームの前記位置と異なる少なくとも全ての特定のフレームを含む、
    ビデオ・ストリーム処理回路。
  12. ビデオ・ストリーム処理の方法であって、
    第1のビデオ・ストリーム処理機能が、連続するビデオ・フレームのフレーム・データをフレームの時間的に順序付けされた出力順に生成し、第2のビデオ・ストリーム処理機能が、前記フレーム・データを前記出力順と異なるフレームの順序付けされた入力順に使用する第1および第2のビデオ・ストリーム処理機能を、信号処理回路を使用して実行すること、
    第1および/または第2のバッファ・メモリ内の前記フレーム・データに対する前記第1と第2のビデオ処理機能の適用の間で前記フレーム・データをバッファし、前記第1のバッファ・メモリが共用可能なチャネルを介して前記信号処理回路に結合され、前記処理回路が前記第2のバッファ・メモリにアクセスするために前記共用可能なチャネルを使用しないこと、
    前記第2のビデオ処理機能によって使用される前記フレームの所定の第1および第2のものからのフレーム・データをそれぞれ前記第1および第2のバッファ・メモリから選択的に読み出し、前記フレームの前記第2のものが前記入出力いずれの順でも同じ時間的順序で発生し、前記フレームの前記第1のものが、前記出力順の前記フレームの前記第2のものに関するその位置が前記入力順の前記フレームの前記第2のものに関する前記特定のフレームの前記位置と異なる少なくとも全ての特定のフレームを含むこと
    を備える方法。
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