JP2007525888A - マルチパスを補償する方法 - Google Patents

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Abstract

基地局は、所定のフィールドユニットからリバースリンク信号を受信し、所定のフィールドユニットは、共通コード(すなわち、その他のフィールドユニットによって共用される)と、一意な直交コード(すなわち、所定のフィールドユニットと、その他のフィールドユニットとを識別する)とを有する。リバースリンク信号は、マルチパス環境において、プライマリパスと、少なくとも1つのセカンダリパスとを介して、移動する。基地局は、2つの異なる位相において確認される、一意な直交コードに基づいて、ダイバーシチの決定をする。基地局は、大まかなタイミングオフセットを決定して、一意な直交コードを使用するその他のフィールドユニットからの共通コードとともに、所定のフィールドユニットの共通コードを整合する。所定のフィールドユニットは、それに合わせて、自身の共通コードの位相を粗調整する。

Description

本願は、2004年1月29日に出願された米国出願番号10/767843の継続出願である。米国出願番号10/767843は、「Method for Allowing Multi-User Orthogonal and Non-Orthogonal Interoperability of Code Channels」という名称で2001年7月3日に出願された米国出願番号09/898514の一部継続出願である。米国出願番号09/898514は、「Method for Allowing Multi-User Orthogonal and Non-Orthogonal Interoperability of Code Channels on the Reverse Link of a CDMA System」という名称で出願された米国仮出願番号60/219789を基礎とした優先権を主張している。上記出願群における全ての教示が、参照することにより本明細書に組み込まれる。
この20年間、ワイヤレス通信サービスの種類、および、ワイヤレス通信サービスに対する需要が、かつてないほど増大している。現在では、セルラ電話、パーソナル通信サービス(PCS:Personal Communication Service)、および、同様のシステムを含むワイヤレス音声通信サービスが、ユビキタスカバレッジ(ubiquitous coverage)を提供していると言ってもよい。そのようなネットワーク用の基盤(infrastructure)がますます構築されてきており、米国、ヨーロッパ、および、世界のその他の先進工業地域における大部分の居住者が、1つのサービスプロバイダだけでなく、複数のサービスプロバイダを選択するまでに達している。
エレクトロニクスおよびコンピュータ産業における持続的な成長が、ますます、インターネットへのアクセスと、インターネットへのアクセスにより提供される無数のサービスおよび機能とに対する需要に寄与するようになってきている。コンピューティング機器、特に、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルドの携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、インターネットに接続可能なセルラ電話、および、同様のデバイスなどの、持ち運び可能な様々なデバイスの使用が普及することにより、それに合わせて、ワイヤレスデータアクセスに対する必要性の増加がもたらされた。
セルラ電話およびPCSネットワークが広範囲にわたって展開されているが、こうしたシステムは、元々、データトラフィックを伝送するためのものではなかった。そうではなく、こうしたネットワークは、インターネット通信のために必要なバーストモードのデジタル通信プロトコルと比較すると、連続的なアナログ信号を効率的にサポートするように、設計されている。また、音声通信は、約3キロヘルツ(kHz)の通信チャネルの帯域幅を用いるだけで十分であることを考慮されたい。しかしながら、ウェブ閲覧などの効率的なインターネット通信のためには、少なくとも毎秒56キロビット(56kbps)、または、56kbpsよりも高速なデータ速度が必要であるとして、一般的に受け入れられている。
加えて、データトラフィック自体の真の性質は、音声通信の性質とは異なる。音声は、連続的な全二重接続を必要とする。すなわち、接続の一端にいるユーザは、接続の他端にいるユーザに対して、連続的に送受信できることを期待するが、それと同時に、他端にいるユーザもまた、送受信することができる。しかしながら、インターネットを介したウェブページへのアクセスは、一般に、非常にバースト指向である(burst oriented)。通常、リモートクライアントコンピュータのユーザは、ウェブサーバ上などのコンピュータファイルのアドレスを指定する。次いで、この要求が、通常は1000バイトよりも短い、比較的短いデータメッセージとして、フォーマットされる。次いで、ネットワーク内のウェブサーバなど、接続の他端は、10キロバイトから数メガバイトに至る可能性がある、テキスト、イメージ、オーディオ、ビデオデータ、または、それらの組合せとすることができる要求されたデータファイルをもって、応答する。インターネット自体に内在する遅延を理由として、ユーザは、しばしば、要求したコンテンツがユーザに配信され始める前に、少なくとも数秒、または、それよりも長い時間の遅延があることを予想する。そして、コンテンツが配信されると、ユーザは、ダウンロードすべき次のページを指定する前に、ページの内容を閲覧して読むのに、数秒、または、数分さえも費やすであろう。
さらに、音声ネットワークは、移動性の高い使用法(high mobility usage)をサポートするように構築されている。すなわち、移動性の高い使用法においては、音声ベースのセルラネットワーク、および、PCSネットワークのユーザが、高速道路に沿って高速で移動しているとき、高速道路における速度のような移動性をサポートして、長距離にわたって接続を維持する必要がある。しかしながら、ラップトップコンピュータの通常のユーザは、机に向かうなど、比較的動かない状態にある。したがって、ワイヤレス音声ネットワークにとって極めて重要であると考えられる、セル間、および、セル内の高速移動性は、通常、データアクセスをサポートするためには必要とされない。
既存のワイヤレス基盤における、いくつかのコンポーネントを改良して、より効率的にワイヤレスデータを提供することは価値がある。
データ速度は高速であるが、移動性は低いユーザである、新たなクラスのユーザ用に実装される更なる機能性は、データ速度が低速であり、移動性が高いユーザ用の既存の機能性との後方互換性を有するべきである。これにより、同一の周波数割当計画、基地局アンテナ、構築場所、および、既存の音声ネットワーク基盤におけるその他の特徴を使用して、新たな高速データサービスを提供することが可能となる。
例えば、リモートユニットから基地局へ、リバースリンクを介してデータを伝送しているネットワークのようなリバースリンクにおいて、できる限り高速のデータ速度をサポートすることが、特に重要であろう。IS−95 符号分割多重接続(CDMA:Code Division Multiple Access)などの既存のデジタルセルラ標準は、チャネル間の最小限の干渉を維持するために、フォワードリンク方向においては異なるコードシーケンスの使用を定めていることを考慮されたい。具体的に、そのようなシステムは、フォワードリンクにおいて、直交コードを用い、直交コードが、個々の論理チャネルを定義している。しかしながら、そのようなシステムが最適に動作するには、受信器において直交性を維持するため、そのような全てのコードが、特定の境界に対して、時間整合される(time aligned)必要がある。したがって、その伝送は同期されなければならない。
これは、フォワードリンク方向においては、特別の問題とはならない。というのは、全ての伝送が、同一のロケーション、すなわち、基地局のロケーションにおいて、発生するからである。しかしながら、現在、デジタルセルラCDMA標準は、リバースリンク方向では、チャネル間の直交性の使用を試みようとしてはいないし、または、求めてもいない。一般的には、基地局からの距離が極めて相違すると考えられるリモートユニットから、および、様々なロケーションに位置するリモートユニットにて発生する伝送を同期させるのは難しすぎると考えられている。その代わり、こうしたシステムは、通常、チップレベルのスクランブリングコードを使用して、この長い擬似乱数コードを一意にシフトさせ、個々のリバースリンクチャネルを識別している。しかしながら、それ故に、このスクランブリングの使用は、異なるユーザの伝送が互いに直交する可能性を妨げている。
したがって、本発明の一実施形態は、第1のグループのユーザと、第2のグループのユーザとのメンバ間の通信をサポートするシステムを含む。デジタル符号分割多重接続(CDMA)のセルラ電話システムのレガシーユーザ(legacy user)とすることができる第1のグループのユーザは、共通の第1のコードを用いて、それらユーザの伝送を符号化する。このような第1のグループのユーザは、各ユーザごとに一意なコード位相オフセットを提供することにより、一意に識別可能である。高速データサービスのユーザとすることができる第2のグループのユーザは、同一のコードを用いて、それらユーザの伝送を符号化し、そのコードのコード位相オフセットのうちの1つを共用する。しかしながら、第2のグループの各ユーザは、第2のグループの各ユーザごとに一意な更なるコードを用いて、さらに、それらユーザの伝送を符号化する。これにより、第2のグループのユーザの伝送が、集合的には第1のグループの単一のユーザのように見えるよう依然として維持しながら、互いに直交することが可能となる。
第1のグループのユーザに割り当てられるコードは、共通のチップ速度の擬似乱数コードとすることができる。第2のグループの端末に割り当てられるコードは、通常、一組の一意な直交コードとすることができる。第1のグループにおける端末の個々のメンバは、選択された、より長い擬似乱数ノイズシーケンスの一意な位相オフセットを有するスクランブリングコードによって、識別することができる。
好ましい実施形態においては、第2のグループのユーザ間における信号伝達の適切な動作を確実にするために、いくつかのステップ、すなわち、「ハートビート」を要する。具体的には、共通のコードチャネルを、同期チャネルとして使用するために専用とすることができる。これにより、例えば、符号化スキームがリバースリンク方向に対して実装された場合、第2のグループの端末からの伝送の適切なタイミングを維持することが可能となる。
別の実施形態において、第2のグループのユーザには、特定のタイムスロットを割り当てることができる。第2のグループのユーザは、このタイムスロットにおいて、時分割多重接続を使用することによって送信し、その結果、直交性を維持することができる。この場合も、重要な点は、第2のグループのユーザが、第1のグループにおけるユーザの伝送に対して、集合的には単一のユーザのように見えるということである。
直交信号伝達のため、本発明の原理により、マルチパス環境において、たった1つのアンテナしか有さないCDMAシステムが、ダイバーシチの決定をすることができる。というのは、2以上の異なる位相において、一意な直交コードを確認することができるからである。好ましい実施形態においては、マルチパス環境における、第2のグループ内の所定のフィールドユニットからの多重位相における受信信号に関して、基地局は、それら位相のうちの1つにおける「最良の」リバースリンク信号を選択することにより、ダイバーシチの決定をする。選択された位相におけるリバースリンク信号は、選択されたグループ内のその他のフィールドユニットのリバースリンク信号とともに、直交的に整合される(aligned)。本明細書では、直交的に整合されたリバースリンク信号を、直交リンク(orthogonal link)と呼ぶことにし、第2のグループ内のその他のフィールドユニットの信号とともに、直交的には整合されていない位相におけるリバースリンク信号(群)を、非直交リンク(non-orthogonal link)と呼ぶことにする。
直交リンクは、一ユーザから次のユーザへの直交性を維持するために、時間整合されなければならないので、基地局からのタイミング制御ループが用いられて、第2のグループ内のその他のフィールドユニットのリバースリンク信号とともに、選択された位相におけるリバースリンク信号が直交的に整合された状態を保つ。
既存のCDMAシステムは、非直交的なものとして、リバースリンクチャネライゼーション(reverse-link channelizaion)を定義している。これは、各リバースリンクユーザごとに、一意なスプレッディングコードシフトを定義することにより、実行される。直交および非直交後方互換性(orthogonal and non-orthogonal backward compatibility)は、同一のスプレッディングコードを共用する主基地局の直交ユーザ(orthogonal user)によって、実現することができる。こうしたユーザ信号がその他の基地局にて受信されたとき、それら信号が、時間整合されている可能性は低いが、それら信号は全て、一意なコードシフトを有しており、コードシフトと、直交コードとの組合せに基づいて、一意に識別することができる。
ダイバーシチの選択が生じて、リバースリンク信号のコード位相がシフトされるとき、大幅なコード位相オフセットを要することがある。従来の1ビット差分タイミング制御ループ(one-bit differential timing control loop)を用いると、遅すぎて、その他のフィールドユニットからのリバースリンク信号との直交性を迅速に得ることができない場合がある。したがって、ダイバーシチの選択が生じるとき、大まかな(gross)タイミング調整のコマンドまたはメッセージを用いて、迅速にリバースリンクを再整合することができる。大まかなタイミング調整は、絶対値であっても、または、相対値であってもよい。タイミングコマンドの場合、フィールドユニットは、タイミング粗調整(coarse timing adjustment)をするよう、伝えられる。タイミングメッセージの場合、加入者ユニットは、タイミングメッセージ内の情報に、自律的に応答する。
タイミング制御の選択(すなわち、ダイバーシチの選択)に関する基準は、以下のうちの少なくとも1つを含む基準に基づくことができる。
1.代替パスのメトリック(metric)が、指定された時間期間の間、閾値を超える;
2.セカンダリパス(すなわち、選択されなかったパス)のメトリックが、指定された時間期間の間、現在のパスとの相対閾値を超える;
3.プライマリパス(すなわち、現在選択されているパス)が、絶対メトリック(absolute metric)未満に下がる;または、
4.セカンダリパスが、絶対メトリックを超える
ただし、メトリックは、以下のうちの1つ、または、複数とすることができる。
a.パワー;
b.SNR;
c.パワーの分散(variance);
d.SNRの分散;または、
e.プライマリパスとセカンダリパスとの間の、上記メトリック群の相対比。
前述およびその他の本発明の目的、特徴、および利点は、以下に続く本発明の好ましい実施形態のより詳細な説明から明らかになるであろう。本発明の好ましい実施形態は、添付の図面に例示されている。図面において、類似した参照符号は、様々な図全体を通じて、同一部分を示している。図面は、必ずしも、一定の縮尺とはなっておらず、配置ではなくて、本発明の原理を例示することが強調されている。
以下において、本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は、信号符号化スキームを利用する符号分割多重接続(CDMA)通信システム10のブロック図である。この信号符号化スキームでは、第1のクラスの論理チャネルには、異なるコード位相オフセットを有する一意なロングコードが割り当てられ、第2のクラスの論理チャネルは、共通のロングコードおよび共通のコード位相オフセットを、各チャネルごとに一意な直交コードを使用する追加の符号化プロセスと組み合わせて、使用することにより、提供される。
以下の好ましい実施形態についての詳細な説明において、通信システム10は、共用されるチャネルリソースがワイヤレスチャネル、またはラジオ(radio)チャネルであるよう、記載されている。しかしながら、本明細書で説明する技術を適用して、電話接続、コンピュータネットワーク接続、ケーブル接続、および、要求駆動方式で(on a demand driven basis)アクセスが許可される、その他の物理的媒体などの、その他の種類の媒体への共用アクセスを実現できることを理解されたい。
システム10は、第1のグループのユーザ110とともに、第2のグループのユーザ210のためのワイヤレス通信をサポートする。第1のグループのユーザ110は、通常、ワイヤレスハンドセット(handset)113−1、113−2、および/または、車の中に取り付けられたセルラ移動電話113−Kなどの、セルラ電話機器のレガシーユーザである。この第1のグループのユーザ110は、主に、それらユーザの通信が、連続的な伝送として符号化される音声モードで、ネットワークを使用する。好ましい実施形態において、それらユーザの伝送は、加入者ユニット113から、フォワードリンク40のラジオチャネル、および、リバースリンク50のラジオリンクを介して、転送される。その信号は、基地局アンテナ118、基地局(BTS:Base Transceiver Station)120、基地局制御装置(BSC:Base Station Controller)123を含む中央ロケーションにて管理される。したがって、第1のグループのユーザ110は、通常、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Network)124を介して電話接続に接続するために、移動加入者ユニット113、BTS120、およびBSC123を使用して、音声対話を行う。
第1のグループのユーザによって使用されるフォワードリンク40は、アメリカ電気通信工業会(TIA:Telecommunications Industry Association)によって規定されたIS−95Bにおいて定義された符号分割多重接続(CDMA)標準などの、周知のデジタルセルラ標準に従って、符号化できる。このフォワードリンク40は、少なくとも、ページングチャネル(paging channel)141と、トラフィックチャネル(traffic channel)142とを含み、加えて、その他の論理チャネル144も含む。これらフォワードリンク40のレガシーチャネル(legacy channel)141、142、144は、直交的に符号化されたチャネルを使用することにより、このようなシステムにおいて、定義される。この第1のグループのユーザ110はまた、IS−95B標準に従って、リバースリンク50を介したその伝送を符号化する。したがって、それらユーザは、リバースリンク50方向では、アクセスチャネル(access channel)151、トラフィックチャネル152、および、その他の論理チャネル154を含む複数の論理チャネルを利用する。このリバースリンク50において、第1のグループのユーザ110は、通常、異なるコード位相オフセットを使用する共通のロングコードを用いて、信号を符号化する。リバースリンク50におけるレガシーユーザ110用の信号を符号化する方法もまた、当技術分野においては周知である。
通信システム10はまた、第2のグループのユーザ210も含む。この第2のグループのユーザ210は、通常、高速ワイヤレスデータサービスを必要とするユーザである。そのシステムコンポーネントには、リモートに位置する複数のパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)デバイス212−1、212−2、...、212−hと、対応するリモート加入者アクセスユニット(SAU:Subscriber Access Unit)214−1、214−2、...、214−hと、関連するアンテナ216−1、216−2、...、216−hとが含まれる。中央に位置する設備には、基地局アンテナ218と、基地局プロセッサ(BSP:Base Station Processor)220とが含まれる。BSP220は、インターネットゲートウェイ222への、および、インターネットゲートウェイ222からの接続を提供し、同様に、インターネットゲートウェイ222も、インターネット224などのデータネットワーク、および、ネットワーク224に接続されたネットワークファイルサーバ230へのアクセスを提供する。BTS120が、BSP220と同一の方法により動作し、インターネットゲートウェイ222への、および、インターネットゲートウェイ222からの同様の接続を提供するように、BTS120を改造してもよいことを理解されたい。したがって、いくつかの実施形態においては、SAU214は、フォワードリンク40およびリバースリンク50を介して、BSP220またはBTS120と通信することができる。
PC212は、レガシーユーザ110により使用されるフォワードリンク40およびリバースリンク50上で実現される双方向ワイヤレス接続を介して、ネットワークサーバ230へデータを送信し、ネットワークサーバ230からデータを受信することができる。図示したポイントツーマルチポイント型(point to multi-point)の多重接続ワイヤレス通信システム10においては、所定の基地局プロセッサ220が、セルラ電話通信ネットワークと類似した方法により、多数の様々な動作中の(active)加入者アクセスユニット214との通信をサポートする。
当状況では、第1のグループ110による使用のために割り当てられるラジオ周波数は、第2のグループ210による使用のために割り当てられるラジオ周波数と同一である。本発明の一側面は、詳細には、第1のグループ110に対しては、最小限の干渉しか生じないようにしつつ、どのようにして第2のグループ220によって使用される別の符号化構造を可能にするかに、関する。
PC212は、通常、ラップトップコンピュータ212−1、ハンドヘルドユニット212−h、インターネットに接続可能なセルラ電話、または、携帯情報端末(PDA)型のコンピューティングデバイスである。PC212は、それぞれ、イーサネット(登録商標)型の接続などの、適切な有線接続を介して、各々のSAU214に接続される。
SAU214は、SAU214に関連付けられたPC212が、BSP220、インターネットゲートウェイ(IG)222、およびネットワーク224を介して、ネットワークファイルサーバ230に接続されることを可能にする。リバースリンク方向、すなわち、データトラフィックがPC212からサーバ230に向かって移動する場合、PC212は、IP(Internet Protocol)レベルのパケットをSAU214に提供する。次いで、SAU214は、適切なワイヤレス接続のフレーミングおよび符号化により、有線フレーミング(すなわち、イーサネット(登録商標)フレーミング)をカプセル化する。次いで、適切にフォーマットされたワイヤレスデータパケットは、リバースリンク50を構成するラジオチャネルのうちの1つを介し、アンテナ216および218を経由して、移動する。次いで、中央基地局ロケーションにて、BSP220は、ラジオリンクフレーミングを抽出して、IP形式のパケットに再フォーマットし、そして、インターネットゲートウェイ222を介して、そのパケットを転送する。次いで、そのパケットは、任意の数、および/または、任意の種類のTCP/IPネットワーク、例えば、インターネット224を介して、ネットワークファイルサーバ230などの、最終目的地にルーティングされる。
データはまた、ネットワークファイルサーバ230からPC212へ、フォワードリンク40方向に送信することもできる。この例では、ファイルサーバ230にて発生するIPパケットは、インターネット224を介し、インターネットゲートウェイ222を経由して、BSP220に到達する。次いで、適切なワイヤレスプロトコルフレーミングおよび符号化が、そのIPパケットに対して付加される。次いで、そのパケットは、アンテナ218および216を経由して、対象とする受信器SAU214に移動する。受信するSAU214は、ワイヤレスパケットフォーマッティングを復号化して、そのパケットを対象とするPC212に転送し、PC212は、IP層処理を実行する。
したがって、所定のPC212およびファイルサーバ230は、IPレベルにおける二重接続(duplex connection)の端点とみなすことができる。接続が確立されると、PC212のユーザは、その後、ファイルサーバ230へデータを送信し、ファイルサーバ230からデータを受信することができる。
第2のグループのユーザ210の観点からすると、リバースリンク50は、実際には、複数の様々な種類の論理ラジオチャネル、および/または、物理ラジオチャネルから構成される。これらのラジオチャネルには、アクセスチャネル251、複数のトラフィックチャネル252−1、...、252−t、および、メンテナンスチャネル(maintenance channel)253が含まれる。SAU214は、トラフィックチャネルがSAU214に与えられるよう要求するために、リバースリンクのアクセスチャネル251を使用して、BSP220にメッセージを送る。次いで、割り当てられたトラフィックチャネル252が、SAU214からBSP220へ、ペイロードデータを伝送する。所定のIP層接続(IP layer connection)は、実際には、これに割り当てられる2以上のトラフィックチャネルを有することができることを理解されたい。加えて、メンテナンスチャネル253は、同期およびパワー制御メッセージなどの情報を伝送して、リバースリンク50を介した情報の伝送をさらにサポートすることもできる。
同様に、第2のグループのユーザ210は、フォワードリンク40を有する。このフォワードリンク40には、ページングチャネル241、複数のトラフィックチャネル242−1、...、242−t、および、メンテナンスチャネル243が含まれる。BSP220が、ページングチャネル241を使用して、フォワードリンクのトラフィックチャネル242がSAU214に割り当てられたことをSAU214に通知するだけでなく、リバースリンク方向において割り当てられたトラフィックチャネル252もSAU214に通知する。代替の実施形態では、BSP220は、リバースリンク方向において、割り当てられるトラフィックチャネル252を命じない。この場合、例えば、スロッテッドアロハ(slotted aloha)方式を使用することができる。次いで、フォワードリンク40におけるトラフィックチャネル242−1、...、242−tを使用して、BSP220からSAU214へ、ペイロードデータ情報を伝送する。加えて、メンテナンスチャネル243が、フォワードリンク40を介して、基地局プロセッサ220からSAU214へ、同期およびパワー制御情報を伝送する。
通常は、ページングチャネル241またはメンテナンスチャネル243よりも、トラフィックチャネル242がはるかに多く存在することを理解されたい。好ましい実施形態において、論理フォワードリンクチャネル241、242、および243、ならびに、論理リバースリンクチャネル251、252、および253は、各チャネルに擬似乱数ノイズ(PN:Pseudorandom Noise)チャネルコードを割り当てることによって、定義される。したがって、システム10は、いわゆる符号分割多重接続(CDMA)システムであり、このシステム10では、複数の符号化されたチャネルが、同一のラジオ周波数(RF:Radio Frequency)チャネルを使用することができる。論理チャネルまたはコードチャネルをまた、さらに分割することも、あるいは、複数の動作中のSAU214間に割り当てることもできる。
通常、信号シーケンスの処理操作は、リバースリンク50のそれぞれの論理チャネル251、252、および253を符号化するように、実施される。リバースリンク方向において、送信機は、SAU214のうちの1つであり、受信機は、基地局プロセッサ(BSP)220である。本発明の好ましい実施形態は、例えばIS−95B標準に従って動作するシステムなどの、CDMAデジタルセルラ電話システムのレガシーユーザもリバースリンク50上に存在する環境において、実装される。IS−95Bシステムにおいて、リバースリンクのCDMAチャネル信号は、非直交擬似乱数ノイズ(PN)コードを割り当てることによって、識別される。
次に図2に注目して、第1のグループのレガシーユーザ110のためのチャネル符号化プロセスをより詳細に説明する。この第1のクラスのユーザには、例えば、上述したIS−95B標準に従って信号を符号化するデジタルCDMAセルラ電話システムのユーザが含まれる。したがって、個々のチャネルは、各チャネルごとに、デジタル化された入力音声信号を擬似乱数ノイズ(PN)コードシーケンスにより変調することによって、識別される。具体的には、チャネル符号化プロセスにより、送信される情報を表す入力デジタル信号302が取得される。直交変調器304が、同相(i)および直交位相(quadrature)(q)信号パスを、一対の乗算器(multiplier)306−iおよび306−qに提供する。ショート擬似乱数ノイズ(PN)コード生成器305が、スペクトラム拡散の目的のために使用される、短い長さのコード(この場合では、215−1、すなわち、32767ビット)を提供する。したがって、このショートコードは、通常、第1のグループ110のための各論理チャネル用のコードと同一である。
第2コード変調ステップが、(i)および(q)信号パスの2つの信号パスに更なるロングPNコードを乗算することによって、(i)および(q)信号パスに適用される。これは、ロングコード生成器307と、ロングコード乗算器308−iおよび308−qとにより、実行される。ロングコードは、リバースリンク50における各ユーザを、一意に識別するのに役立つ。ロングコードは、例えば、単に各242−1を繰り返す、非常に長いコードとすることができる。ロングコードは、更なるスペクトラム拡散が生じないように、ショートコードチップ速度にて適用され、例えば、ロングコードのうちの1ビットが、ショートコード変調プロセスによって出力された各ビットに適用される。
個々のユーザは、異なる位相オフセットのPNロングコードが各ユーザに適用されることにより、識別される。
第1のグループのユーザ110のために、その他の同期ステップを取る必要がないことを理解されたい。具体的には、リバースリンク50におけるこうした伝送は、非同期であるよう設計されており、したがって、必ずしも完全に直交するわけではない。
図3は、第2のグループのユーザ210のためのチャネル符号化プロセスのより詳細な図である。この第2のグループ210には、例えば、データ伝送のために最適化されたフォーマットに従って信号を符号化するワイヤレスデータユーザが含まれる。
個々のチャネルは、第1のグループのユーザ110のために使用されるコードシーケンスと同一の擬似乱数ノイズ(PN)コードシーケンスにより、入力データを変調することによって、識別される。しかしながら、簡単に理解されるように、第2のグループ210におけるチャネルは、ウォルシュコード(Walsh code)などの、特定の直交コードによって、一意に識別される。具体的には、第2のグループのユーザ210のためのチャネル符号化プロセスにより、入力デジタル信号402が取得され、ショートコード生成器405と、ウォルシュコード生成器413と、ロングコード生成器407とによって生成された複数のコードが適用される。
第1ステップとして、直交変調器404が、同相(i)および直交位相(q)信号パスを、第1の一対の乗算器406−iおよび406−qに提供する。ショート擬似乱数ノイズ(PN)コード生成器405が、スペクトラム拡散の目的のために使用される短い長さのコード、この場合では215の長さのコードを提供する。したがって、このショートコードは、第1のグループ110における各チャネルについて使用されるショートPNコードと同一である。
このプロセスの第2ステップは、例えば、ウォルシュコード生成器413によって生成された直交コードを適用することである。これは、同相および直交位相信号パスの各々に直交コードを印加する(impress)乗算器412−iおよび412−qによって、実行される。各論理チャネルに割り当てられた直交コードは、異なっており、このようなチャネルを一意に識別する。
このプロセスの最終ステップにおいて、第2の擬似乱数ノイズ(PN)ロングコードが、(i)および(q)信号パスに適用される。したがって、ロングコード生成器407は、同相および直交位相乗算器408−iおよび408−qのうちの対応する1つに、ロングコードを転送する。このロングコードは、第2のグループ210における各ユーザを一意に識別しない。具体的には、このコードは、第1のグループのユーザ110を一意に識別する、第1のグループにおいて使用されるロングコードと、まさに同一のロングコードのうちの1つとすることができる。したがって、例えば、ロングコードのうちの1ビットが、ショートコード変調プロセスによって出力された各ビットに適用されるように、これは、ショートコードチップ速度のコードと同一の方法により、適用される。このようにして、第2のグループにおける全てのユーザが、第1のグループ110の単一のレガシーユーザのように見える。しかしながら、第2のグループ210のユーザに、一意な直交ウォルシュコードが割り当てられたならば、第2のグループ210のユーザを一意に識別することができる。
好ましい実施形態における実施は、リバースリンク50上で行われるので、更なる情報が、第2のグループ210における様々なユーザの間で直交性を維持するために、フィードバックされなければならない。したがって、具体的に言うと、フォワードリンク40には、メンテナンスチャネル243が含まれる。メンテナンスチャネル、すなわち、「ハートビート」チャネル253もまた、リバースリンク50上に存在し、これが、同期情報、および/または、その他のタイミング信号を提供して、リモートユニット214は、その伝送を適切に同期させることができる。メンテナンスチャネルは、タイムスロットに区切ることができる。このリバースリンクメンテナンスチャネル253のフォーマッティングの更なる詳細に関しては、「MAINTENANCE LINK USING ACTIVE/STANDBY REQUEST CHANNELS」という名称で2001年2月1日に出願された、同時継続の米国特許出願番号09/775305を参照することができる。前述の出願が、参照することにより、完全に本明細書に組み込まれる。
したがって、所定の基盤が、第2のグループのユーザ210および第1のグループのユーザ110の双方によって共用できることを理解されたい。例えば、図1においては、別々の基地局アンテナとして示されているアンテナ218および118を、実際には、共用のアンテナとすることができる。したがって、同様に、アンテナのロケーションを同一とすることができる。これにより、第2のグループのユーザ210は、すでに配置されていて、レガシーユーザ110により使用されている、設備および物理的な構築場所を共用することが可能となる。これにより、この新たなグループのユーザ210のためのワイヤレス基盤の展開(deployment)が、大いに簡単になされ、例えば、新たなロケーションおよび新たなアンテナ場所は、構築される必要がない。
BTS120、BSP220、BSC123、または、BTS120およびBSP220と通信するその他のネットワークデバイスは、BSP220による使用のために利用可能なロングコードの位相オフセットを調整することができる。非レガシーユーザ(non-legacy user)用に利用可能な位相オフセットは、BTS120に対して、および/または、BTS120により割り当てられたセットとするが、それらは、BTSのレガシーユーザ110によって、使用されない。
BTS120およびBSP220は、(i)(不図示の)通信リンクを介して、互いに直接的に通信することにより、(ii)BSC123からの入力に応じて、または、(iii)ネットワーク124、224を介して、間接的に通信することにより、BTS120およびBSP220のフォワードリンクのタイミングを調整する(すなわち、同期させる)ことができる。同期は、リバースリンク50を時間整合することと、BTS120からBSP220へ、および、BSP220からBTS120へ移動している時、レガシーユーザおよび非レガシーユーザ110、210の適切な転送が生じることを確実にすることとに、役立つ。
加えて、レガシーユーザ113およびSAU214からのリバースリンク信号のパワー制御は、様々な技術を用いて、行うことができる。例えば、BTS120およびBSP220の双方が、パワーコマンドまたはパワーメッセージを、ユーザ110、210に発することができる。SAU214および加入者ユニット113は、例えば、(i)BTS120およびBSP220の双方が、パワーを増大するよう指示した場合、それらそれぞれのリバースリンク信号のパワーを、より少量だけ増大し、(ii)BTS120およびBSP220の双方が、パワーを低下するよう指示した場合、それらそれぞれのリバースリンク信号のパワーを、より多量に低下(すなわち、よりマイナスの値に)することができる。一方がパワーを増大するよう指示し、一方がパワーを低下するよう指示した場合、この例では、影響を受けるSAU214は、自身のパワーを低下する。代替のリバースリンク信号のパワー制御技術を使用してもよい。
図4は、第2のグループにおけるユーザの1人が、基地局120と通信している、複数のパス(すなわち、「マルチパス」)環境400の図である。この例では、ユーザは、加入者アクセスユニット(SAU)214−1を使用する。SAU214−1は、車401に配置され、リバースリンクを介し、アンテナタワー118を経由して、BSP220と通信する。この図では、リバースリンク信号は、マルチパス環境400内での伝送のため、SAU214−1とBSP220との間で、複数のパス405、405’(まとめて405とする)を介して伝送される。この例では、マルチパス環境400は、RF伝送を反射するという電磁気特性を有する、人工構造物(すなわち、建物)402によって、生じる。マルチパス群405は、リバースリンクプライマリパス405およびリバースリンクセカンダリパス(群)405’を指す。2以上のパスがある結果として、共通のロング直交コードと、例えば、ウォルシュコード(または、図3を参照して説明した、その他の適切な直交コード)などの、一意な直交コードとを有する、類似した複数のリバースリンク信号410、410’(まとめて410とする)が、BSP220にて受信される。
2つのリバースリンク信号410、410’が、同一の一意な直交コードをもって、BSP220にて受信されるので、BSP220には、リバースリンク信号410、410’のダイバーシチ選択を行う機会が与えられる。BSP220は、例えば、最高の信号対ノイズ比(SNR:Signal-to-Noise Ratio)を有するリバースリンク信号410、410’を選択して、加入者ユニット214−1とBSP220との間におけるリバースリンクの通信性能を最大にすることができる。その他のメトリックを使用して、加入者ユニット214−1からの「最良の」リバースリンク信号を選択してもよい。
「最良の」リバースリンク信号を選択した後、BSP220は、選択されたリバースリンク信号410とともに直交的に整合されることになる、第2のグループにおけるその他の加入者ユニット214−2、...、214−h(図1)のリバースリンク信号からのタイミングオフセットに基づいて、選択されたリバースリンク信号410の大まかなタイミングオフセットを決定する。BSP220は、フォワードリンク415を介して、SAU214−1に大まかなタイミングオフセットを送信し、選択されたリバースリンク信号410を、その他の加入者ユニット214−2、...、214−hからのリバースリンク信号とともに、整合する。微細な(fine)タイミングオフセットもまた、フォワードリンク415を介して、送信される。大まかな、および、微細なタイミングオフセットのフィードバックは、タイミングコマンドまたはタイミングレポートの形態で、加入者ユニット214−1に送信することができる。
タイミングレポートの場合、加入者ユニット214−1は、その他の加入者ユニットのロングコードとともに、直交的に整合されるように、ロングコード(すなわち、グループ内のその他の加入者ユニットによって使用されるロングコード群に共通する直交コード)の位相を自律的にシフトさせる。それによって、第2のグループのユーザ210が、第1のグループのユーザ110にとって、単一のユーザに見えるようになる。
BSP220はまた、選択されたリバースリンク信号のパワーレベルを決定し、そのパワーレベルのフィードバックを、コマンドまたはレポートいずれかの形態で、加入者ユニット214−1に提供することができる。BSP220は、選択されたリバースリンク信号のSNRが品質基準を満たすか否かを判定することができる。その品質基準には、次のうちの少なくとも1つを含めることができる:(a)セカンダリパス(すなわち、代替(alternative)または候補(candidate))のメトリックが、予め定められた時間スパンの間、閾値を超える、(b)セカンダリパスのメトリックが、予め定められた時間スパンの間、プライマリパスとの相対閾値を超える、(c)プライマリパスのメトリックが、絶対メトリック未満に下がる、および、(d)セカンダリパスのメトリックが、絶対メトリックを超える。このメトリックには、次のうちの少なくとも1つを含めることができる:(a)パワー、(b)SNR、(c)パワーの分散、(d)SNRの分散、(e)2つのパスの、パワー、SNR、または、それらの分散の相対比、(f)ビット誤り率、および、(g)チップあたりのエネルギを干渉密度(interference density)で割った値(E/I)。代替パスは、同一のグループにおけるその他のフィールドユニットのリバースリンク信号とともに直交的に整合された位相(すなわち、現在のパス)におけるリバースリンク信号とは異なる位相における、基地局内の受信器により受信されたリバースリンク信号を意味する。
パワーレベルのフィードバックにより、加入者ユニット214−1が、そのフィードバックに応じて、符号化された信号のパワーレベルを調整することが可能となる。例えば、(i)選択されたパスのSNRが品質基準を満たさないとき、または、(ii)選択されなかったパスのSNRが品質基準を満たすとき、BTS120は、大まかな、および、微細なタイミングオフセットを使用することにより、リバースリンク信号のタイミングをシフトさせ、加入者ユニットにおけるロングコードの位相をシフトさせることが可能となる。ロングコードの位相シフトにより、同一のロングコードを使用するその他の加入者ユニットからのリバースリンク信号とともに、「最良の」リバースリンク信号を時間整合することが可能となる。
図5は、BSP220のブロック図であり、BTS120により使用されて、大まかなタイミングオフセットを決定することができる処理ユニット505−520の一例である。処理ユニットには、受信器(群)505、相関器(群)510、選択器(selector)515、および、直交タイミング制御器(orthogonal timing controller)520が含まれる。
マルチパス環境400内での動作中、BSP220は、受信器(群)505にて、アンテナタワー118からマルチパスリバースリンク信号410、410’を受信する。受信器(群)505は、プライマリパス405と、少なくとも1つのセカンダリパス405’とを介して、加入者ユニット241−1からBSP220へ移動するマルチパスリバースリンク信号410、410’を受信する。これら信号は、同一の共通コードおよび一意な直交コードを含む。
受信器(群)505は、各々が共通のロングコードおよび一意な直交コードを含む類似した複数のリバースリンク信号(すなわち、マルチパス環境400における、リバースリンクパス405、405’の数に対応する)を出力する。受信器(群)505により処理された後、受信されたリバースリンク信号410、410’の各々は、ベースバンド信号412、412’の形態で、相関器(群)510および直交タイミング制御器520に送信される。相関器(群)510は、メトリックと、受信されたリバースリンク信号410、410’の各々のデータとを関連付ける。相関器(群)510は、最良のメトリックに関連付けられたリバースリンク信号410、410’を選択するための選択器515に、そのメトリックと、リバースリンク信号データとを送信する。すなわち、リバースリンク通信にとって最良の信号を提供するリバースリンク信号410、410’が、選択されて、第2のグループ210におけるその他の加入者ユニット214−2、...、214−hからのリバースリンク信号とともに、直交的に整合される。
選択器515は、直交タイミング制御器520に、選択されたリバースリンク信号に対応する情報517を送信する。情報517に基づいて、直交タイミング制御器520は、対応する(すなわち、「最良の」)リバースリンク信号に対して処理を実行し、大まかな、および、微細なタイミングオフセット(群)417および418を決定する。制御器520は、図3を参照して説明したように、同一のロングコードを使用するその他の加入者ユニット214−2...、214−hからのリバースリンク信号のタイミングと関連する、選択されたリバースリンク信号のタイミングに基づいて、オフセット(群)417、418を決定する。
続けて図5を参照すると、大まかな、および、微細なタイミングオフセット417、418が、送信器(TX)525に送信される。送信器525は、図4を参照して説明したように、フォワードリンク415を介して、加入者アクセスユニット214−1に、大まかな、および、微細なタイミングオフセット417、418を送信する。最初に大まかなタイミングオフセット417を送信し、次いで、リバースリンク信号が、その他の加入者ユニット214−2...、214−hからのリバースリンク信号とともに、直交整合(orthogonal alignment)に十分に近い状態にシフトされた後、直交タイミング制御器520が、微細なタイミングオフセット418を決定することによって、直交タイミング制御器520は、加入者ユニット214−1に送信するために、大まかな、および、微細なタイミングオフセット417、418を発することができる。
図6は、マルチパス環境400の場合において、5つのフィールドユニットA−Eから受信された複数のリバースリンク信号410、410’のタイミングを例示するタイミング図605である。タイミング図605には、マルチパス環境において動作する5つのフィールドユニットA−E(例えば、214−1、214−2、214−3、113−1、および214−h)のセットについての、垂直の目盛り(tick mark)によって表される信号が含まれる。フィールドユニットA−CおよびEは、非レガシーワイヤレスデバイスである。これらは、リバースリンクにおける伝送用の共通コードを大まかに位相シフトさせることができ、さらに、伝送されるリバースリンク信号内に一意な直交コードを含めて、自身のリバースリンク信号と、その他の非レガシー加入者ユニットからのリバースリンク信号とを識別することもできる。フィールドユニットDは、レガシーワイヤレスデバイスである。これは、リバースリンク信号内の一意な直交コードをサポートせず、共通コードの大まかな位相シフトもサポートしない。
非レガシーフィールドユニットA−CおよびEのリバースリンク信号が、直交整合の状態にあるため、それらフィールドユニットが、単一のフィールドユニットのように見えるが、一意な直交コードに基づいて、識別されるとき、リバースリンクの各々のタイミングは、共通の整合時間610に整合される。しかしながら、マルチパスの場合における所定のフィールドユニットについては、その所定のフィールドユニットから伝送される複数のリバースリンク信号が、基地局120にて受信されて、同一の一意な直交コード(例えば、図1を参照して説明したウォルシュコード)により識別され、基地局120は、共通の整合時間610における整合に関して、複数のリバースリンク信号のうちの1つを選択することができる。
続けて図6を参照すると、例えば、フィールドユニットAは、目盛り615および615’により示されるように、BSP220により、時間軸の2点において受信される同一のリバースリンク信号を有する。本実施形態では、目盛りによって表された、受信されたフィールドユニットAのリバースリンク信号に関して、オフセット時間および信号メトリックが、相関器510(図5)により、決定される。その信号メトリックに基づいて、選択器515は、2つのリバースリンク信号615、615’のうちのどちらが、同一のグループ内のその他のフィールドユニット(すなわち、フィールドユニットB、C、およびE)とともに、共通の直交整合時間610に整合されるようにするかを決定する。この例におけるフィールドユニットAの場合、共通の直交整合時間610により近いリバースリンク信号615が、信号メトリックに基づいて、BSP220による使用のために選択される。したがって、BSP220は、オフセット時間と一致する大まかなタイミングオフセット417を発して、選択されたリバースリンク信号615を、共通の直交整合時間610に、直交整合の状態にする。フィールドユニットAは、共通のロングコードの位相をシフトさせて、フィールドユニットB、C、およびEのリバースリンク信号とともに、整合する。当然ながら、フィールドユニットAから受信された他方のリバースリンク信号615’は、ロング直交コードの位相シフトに起因して、同一の量だけ、シフトする。
フィールドユニットBは、直交整合時間610に、整合された状態にあり、自身の時間軸に沿った単一の目盛りによって決定されるので、マルチパス環境内には存在しない。したがって、BSP220は、整合されていない受信されたリバースリンク信号がより高いメトリックを有するか否かに関して判定することも、タイミングオフセットをフィールドユニットBにフィードバックすることも必要ない。
フィールドユニットCは、マルチパス環境400内に存在する別のフィールドユニットである。フィールドユニットCの場合、BSP220における選択器515は、その他のフィールドユニットのリバースリンクとともに整合された状態にある受信されたリバースリンク信号625が、整合されていないリバースリンク信号625’よりも望ましくないメトリックを有していると判定する。
整合されていないリバースリンク信号625’は、プライマリパスまたはセカンダリパスを介して移動するいずれのリバースリンク信号であってもよいことを理解されたい。いずれの場合でも、BSP220は、ロングコードをシフトさせるために使用される大まかなタイミングオフセット417を送信して、共通の直交整合時間610に、第2のリバースリンク信号625’を整合する。したがって、他方の受信されたリバースリンク信号625は、直交整合からシフトされる。
フィールドユニットDは、レガシーフィールドユニットであり、そのリバースリンク信号は、非レガシーフィールドユニットA−CおよびEとともに、整合された状態にはならない。フィールドユニットDからのリバースリンクが、その他のフィールドユニットのリバースリンクとともに、整合された状態になると仮定すると、非レガシーフィールドユニットA−CおよびEの場合と同様に、フィールドユニットDには、一意な直交コードが含まれないため、有害な干渉が起こり得る。フィールドユニットDは、レガシーフィールドユニットであるので、これは、非レガシーフィールドユニットA−CおよびEのどれにも(時間的に)接近しない、それ自身の一意なロングコード位相オフセットを有する必要がある。
フィールドユニットEの場合、そのリバースリンク信号は、共通の整合時間610に、整合され、マルチパス環境による影響を受けない。したがって、このリバースリンク信号には、タイミング調整がなされない。
図7は、上述の説明に従った、BSP220および加入者アクセスユニット(SAU)214−1によりそれぞれ実行される、プロセス700および765のフロー図である。本実施形態では、SAU214−1におけるプロセス765が開始して(ステップ745)、共通のロングコードおよび一意な直交コードを有するリバースリンク信号を、BSP220に送信する(ステップ750)。マルチパス環境400においては、自然および人工構造物によって生じ得るプライマリパス405およびセカンダリパス(群)405’が、リバースリンク信号410、410’がBSP220へと移動するパスである。
BSPにおけるプロセス700が開始して(ステップ705)、リバースリンク信号410、410’を受信する(ステップ710)。BSPにおけるプロセス700は、メトリックと、受信されたリバースリンク信号410、410’の各々とを関連付ける(ステップ715)。そのメトリックに基づいて、BSPにおけるプロセス700は、SAU214−1から、プライマリパスおよびセカンダリパス405、405’の各々を介して受信されたリバースリンク信号の中から、「最良の」リバースリンク信号を選択する(ステップ720)。
BSPにおけるプロセス700は、選択されたリバースリンク信号が、共通のロングコードを使用するその他の加入者ユニットからのリバースリンク信号とともに、直交的に整合されているか否か(図6参照)を判定する(ステップ725)。SAU214−1からの最良のリバースリンク信号が、直交的に整合されていた場合、BSPにおけるプロセス700は、タイミング調整情報をSAU214−1に送信し返すことなく、終了する(ステップ740)か、または、代替の実施形態では、ゼロ位相シフトを送信して、終了する(ステップ740)。最良のリバースリンク信号が、共通のロングコードを使用するその他の加入者ユニットからのリバースリンク信号とともに、直交的に整合されていなかった場合、BSPにおけるプロセス700は、大まかなタイミングオフセットを決定し(ステップ730)、その大まかなタイミングオフセットをSAU214−1に送信する(ステップ735)。
SAU214−1が大まかなタイミングオフセットを受信すると、SAU214−1におけるプロセス765は、リバースリンク信号における共通のロングコードの位相粗調整を行う(ステップ755)。SAUにおけるプロセス765は、終了してもよい(ステップ760)し、または、図5を参照して説明したように、BTS120から、大まかな、または、微細なタイミングオフセットを受信し続けてもよい(不図示)。
本明細書で説明したプロセスは、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアにより、実装されてもよいことを理解されたい。ソフトウェアにより実装された場合、そのソフトウェアを、RAM、ROM、CD−ROM、磁気もしくは光ディスク、または、その他のコンピュータが読取り可能な媒体などの、コンピュータが読取り可能な媒体に記憶してもよい。そのソフトウェアは、汎用または専用プロセッサなどの、BSP220内、および、状況に応じては、BTS120内で動作するプロセッサにより、メモリからロードされ、実行される。同様に、ソフトウェアにより実装された、加入者ユニットにおけるプロセスも、コンピュータが読取り可能な媒体に記憶され、加入者ユニット内で動作するプロセッサにより、実行される。
さらに、第2のグループ210における1人のユーザは、2以上の一意な直交(ウォルシュ)コードを使用できることを理解されたい。例えば、そのユーザは、BSP220に伝送すべき重大なペイロードを有することがあり得るので、そのユーザは、一意な直交コードに基づいて2つのチャネルの各々がそのユーザと関連付けられた、その2つのチャネルを使用することができる。また、別の実施形態またはネットワーク環境においては、ロングコードを、ショートコード、直交コード、または、上記にて説明したロングコードと同様の目的で使用できるその他のコードとしてもよい。
さらに、本発明は、その他のワイヤレスネットワークに適用されることを理解されたい。例えば、802.11ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)において、アクセスポイント(AP:Access Point)が、本明細書に開示した基地局と同様の処理を実行し、クライアント局が、本明細書に開示したフィールドユニット/加入者ユニットと同様の処理を実行する。
本発明を、本発明の好ましい実施形態に関して、詳細に例示し、説明したが、当業者であれば、特許請求の範囲に包含される本発明の範囲から逸脱することなく、形態および詳細が様々に変形可能であることが理解されよう。
直交および非直交リバースリンクをサポートするワイヤレス通信システムのブロック図である。 図1のアクセス端末によって使用される回路のブロック図である。 その他のアクセス端末に関する直交リバースリンクに対して作用するコード生成器をさらに含む図2の回路のブロック図である。 マルチパスの存在下において、直交リバースリンク信号のタイミングを制御する図1の基地局が存在する環境のブロック図である。 図1の基地局(BTS)のブロック図である。 図4の基地局において受信されたリバースリンク信号のタイミング図である。 図4の基地局、および、アクセス端末によって実行することができるプロセスのフロー図である。

Claims (21)

  1. マルチパス環境において、加入者ユニットからのリバースリンク信号のタイミングを制御する装置であって、
    共通コードおよび一意な直交コードを含むリバースリンク信号を受信する基地局内の受信器であって、前記リバースリンク信号は、所定の加入者ユニットから、プライマリパスと、少なくとも1つのセカンダリパスとを介して、前記基地局に移動し、かつ、類似した複数のリバースリンク信号として受信され、前記複数のリバースリンク信号の各々は、前記共通コードおよび一意な直交コードを含む、受信器と、
    前記受信器に連結された相関器であって、メトリックと、前記受信したリバースリンク信号の各々とを関連付ける相関器と、
    前記相関器に連結された選択器であって、最良のメトリックに関連付けられた前記受信したリバースリンク信号を選択する選択器と、
    前記選択器に連結されたタイミング制御器であって、共通の位相を有する前記共通コードを使用するが、一意な直交コードを使用するその他の加入者ユニットからのリバースリンク信号とともに、前記選択したリバースリンク信号を整合するために、前記選択したリバースリンク信号の大まかなタイミングオフセットを決定するタイミング制御器と
    を備えたことを特徴とする装置。
  2. 前記タイミング制御器は、微細なタイミングオフセットを決定し、前記選択したリバースリンク信号の前記共通コードの微細な位相調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記タイミング制御器は、前記大まかなタイミングオフセットを、タイミングコマンドの形態で、前記加入者ユニットに提供することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記タイミング制御器は、前記大まかなタイミングオフセットを、タイミングレポートの形態で、前記加入者ユニットに提供することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 前記選択器は、受信品質基準が満たされているか否かを判定し、かつ、前記受信品質基準が満たされていた場合には、その他の加入者ユニットからのリバースリンク信号とともに、前記所定の加入者ユニットからの整合されていないリバースリンク信号を、前記直交タイミング制御器に整合させることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記受信品質基準は、
    (a)整合されていないリバースリンク信号のメトリックが、予め定められた時間スパンの間、閾値を超えることと、
    (b)整合されていないリバースリンク信号のメトリックが、予め定められた時間スパンの間、最良のメトリックとの相対閾値を超えることと、
    (c)最良のメトリックが、絶対メトリック未満に下がることと、
    (d)整合されていないリバースリンク信号のメトリックが、絶対メトリックを超えることと
    のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記メトリックは、
    (a)パワーと、
    (b)SNRと、
    (c)前記パワーの分散と、
    (d)前記SNRの分散と、
    (e)2つのパスの、前記パワー、SNRまたは分散の相対比と、
    (f)ビット誤り率と、
    (g)チップあたりのエネルギを干渉密度で割った値(E/I)と
    のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記整合したリバースリンク信号のパワーレベルを決定し、かつ、前記パワーレベルのフィードバックを、前記加入者ユニットに提供するパワー制御器をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 前記パワー制御器は、前記パワーレベルを、パワーコマンドの形態で、前記加入者ユニットに提供することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記パワー制御器は、前記パワーレベルを、パワーレポートの形態で、前記加入者ユニットに提供することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. マルチパス環境において、加入者ユニットからのリバースリンクを介した信号のタイミングを制御する方法であって、
    共通の直交ロングコードおよび一意な直交コードを含むリバースリンク信号を受信することであって、前記リバースリンク信号は、所定の加入者ユニットから、リバースリンクのプライマリパスと、少なくとも1つのセカンダリパスとを介して、前記基地局に移動し、かつ、類似した複数のリバースリンク信号として受信され、前記複数のリバースリンク信号の各々は、前記共通の直交コードおよび一意な直交コードを含む、受信することと、
    メトリックと、前記受信したリバースリンク信号の各々とを関連付けることと、
    最良のメトリックに関連付けられた前記受信したリバースリンク信号を選択することと、
    共通の位相を有する前記共通コードを使用するが、一意な直交コードを使用するその他の加入者ユニットからのリバースリンク信号とともに、前記選択したリバースリンク信号を整合するために、前記選択したリバースリンク信号の大まかなタイミングオフセットを決定することと
    を備えることを特徴とする方法。
  12. 微細なタイミングオフセットを決定することと、前記選択したリバースリンク信号の前記共通コードの微細な位相調整を行うこととをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記大まかなタイミングオフセットを、タイミングコマンドの形態で、前記加入者ユニットに提供することをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記大まかなタイミングオフセットを、タイミングレポートの形態で、前記加入者ユニットに提供することをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 受信品質基準が満たされているか否かを判定することと、前記受信品質基準が満たされていた場合には、その他の加入者ユニットからのリバースリンク信号とともに、前記所定の加入者ユニットからの整合されていないリバースリンク信号を、直交タイミング制御器に整合させることとをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  16. 前記受信品質基準は、
    (a)整合されていないリバースリンク信号のメトリックが、予め定められた時間スパンの間、閾値を超えることと、
    (b)整合されていないリバースリンク信号のメトリックが、予め定められた時間スパンの間、前記プライマリパスとの相対閾値を超えることと、
    (c)前記プライマリパスのメトリックが、絶対メトリック未満に下がることと、
    (d)整合されていないリバースリンク信号のメトリックが、絶対メトリックを超えることと
    のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記メトリックは、
    (a)パワーと、
    (b)SNRと、
    (c)前記パワーの分散と、
    (d)前記SNRの分散と、
    (e)2つのパスの、前記パワー、SNRまたは分散の相対比と、
    (f)ビット誤り率と、
    (g)チップあたりのエネルギを干渉密度で割った値(E/I)と
    のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記整合したリバースリンク信号のパワーレベルを決定することと、前記パワーレベルのフィードバックを、前記加入者ユニットに提供することとをさらに備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  19. 前記加入者ユニットに送信するために前記パワーレベルを前記提供することは、前記パワーレベルの前記フィードバックを、パワーコマンドの形態で、前記加入者ユニットに送信することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記加入者ユニットに送信するために前記パワーレベルを前記提供することは、前記パワーレベルの前記フィードバックを、パワーレポートの形態で、前記加入者ユニットに送信することを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  21. 加入者ユニットからのリバースリンク信号のタイミングを制御する装置であって、
    共通コードおよび一意な直交コードを含むリバースリンク信号を受信する手段であって、前記リバースリンク信号は、所定の加入者ユニットから、プライマリパスと、少なくとも1つのセカンダリパスとを介して、基地局に移動し、かつ、類似した複数のリバースリンク信号として受信され、前記複数のリバースリンク信号の各々は、前記共通コードおよび一意な直交コードを含む、受信する手段と、
    メトリックと、前記受信したリバースリンク信号の各々とを関連付ける手段と、
    最良のメトリックに関連付けられた前記受信したリバースリンク信号を選択する手段と、
    共通の位相を有する前記共通コードを使用するが、一意な直交コードを使用するその他の加入者ユニットからのリバースリンク信号とともに、前記選択したリバースリンク信号を整合するために、前記選択したリバースリンク信号の大まかなタイミングオフセットを決定する手段と
    を備えたことを特徴とする装置。
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