JP2007525307A - 非オーバーラップ部分を有する脈管閉塞コイル - Google Patents

非オーバーラップ部分を有する脈管閉塞コイル Download PDF

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Abstract

【課題】
【解決手段】脈管閉塞インプラントは、主軸と、三次元の二次形状を規定する一次螺旋コイル形状を有する。二次形状は、ほぼ螺旋形のセクションと、複数の非オーバーラップループまたはループセクションを有する第2セクションを具える。各ループは、直前のループまたは直後のループによって規定される面に対して主軸に沿って約30−150度の角度をなす方向にある面を規定する。このコイルセクションまたはループは、ほぼ円形ループであるか、またはその他の平滑形状である。
【選択図】 図1

Description

発明の属する技術分野
本発明は、一般的に、脈管閉塞デバイスに関し、特に、螺旋形コイルの一次形状と、非オーバーラップ部分を有する二次形状を有する脈管閉塞インプラントに関する。
発明の背景
脈管閉塞デバイスは、例えば、脳の脈管構造中に位置する動脈瘤内など、患者の脈管構造内のキャビティ内に配置するインプラントである。このデバイスは、通常、処置部位へ腔内を通って進める送出カテーテルを用いてインプラントされる。
よく知られた脈管閉塞デバイスの一例は、送出カテーテル内に閉じ込められているときには細長い螺旋形に巻回した「一次形状」を、カテーテルから一旦展開して残った、インプラント部位で多少開放された、三次元の「二次形状」を有する。螺旋形の一次形状のため、これらのデバイスは一般的に脈管閉塞デバイスと呼ばれている。このコイルは、典型的には、例えばプラチナ合金などの、非常に柔軟でフレキシブルな金属でできている。動脈瘤の大きさおよび/または形状に応じて、動脈瘤が成長する及び/又は破裂するリスクを低減するために、一またはそれ以上の閉塞コイルがインプラントされる。脈管閉塞コイルはまた、動脈瘤の塞栓を促進する。
脈管閉塞コイルを製造するためには、まず、コイル材料でできたワイヤを径の小さい第一マンドレルに巻回して加熱し、螺旋形の一次形状を作る。次いでこの一次形状コイルを、より径の大きい第二マンドレルに巻きつけて、加熱し、一次形状コイルの中に二次形状をセットする。
このプロセスの一つの欠点は、一次形状コイルを二次マンドレルの上または周囲に巻回するときに、二次巻線(細長い一次コイルによって形成されたより大きなループである)がしばしば互いに重なってしまうことである。特に、二次マンドレルの周りで巻線が重なり合う結果、よじれや急な曲がりがコイルに形成され、熱処理を行う間にコイルの二次形状に「プログラム」されることがある。これらのよじれや曲がりによって、送出カテーテルを介してコイルが進む際に、コイルの摩擦抵抗が増えて、動脈瘤キャビティの中へコイルを展開させるのにより多くの力が必要となる。ねじれや曲がりはまた、部分的に展開したコイルを身体から取り出す必要がある場合に、その部位において別の展開したコイルに容易にからまるため、問題を起こす。更に、不均一あるいは重なった二次巻線によって、コイルが動脈瘤の壁により大きな応力を与えることになり、動脈瘤の壁がダメージを受けたり、破壊される機会が増える。
発明の概要
一の実施例によれば、脈管閉塞コイルは、主軸を規定する細長で螺旋形の一次形状と、ほぼ螺旋形の第1セクションと第2セクションを有する三次元二次形状と、を具える。第2セクションは、複数の非オーバーラップループを具える。各ループは、主軸に沿って直前又は直後のループによって規定される面に対して約30度ないし約150度の角度をなす面を規定している。
別の実施例によれば、脈管閉塞コイルは、主軸を規定するほぼ螺旋形の一次形状を具え、この一次形状が三次元の二次形状に巻回されている。二次形状は、ほぼ螺旋形の第1セクションと主軸に沿ってこの第1セクションのすぐ後に続く第2セクションを具える。第2セクションは、複数の非オーバーラップループを具える。このループは、第1ループと、主軸に沿って第1ループのすぐ後に続く第2ループと、主軸に沿って前記第2ループのすぐ後に続く第3ループとを具える。第1ループは、第2ループによって規定される面に対して少なくとも約30度の角度を成す面を規定する。第2ループは、第3ループによって規定される面に対して少なくとも約30度の角度を成す面を規定する。
実施例の詳細な説明
以下の説明において、添付の図面が参照されており、この図面は、本発明の特別な実施例を例示するものである。その他の実施例も利用できると解するべきである。
一般的に、脈管閉塞コイルは、螺旋形の一次形状を有する細長コイルを巻回して、二次マンドレルの周囲に主軸を規定することによって作られる。二次マンドレルと巻回された一次形状コイルは、加熱され、三次元二次形状をプログラムする、あるいは設定する。二次形状は、ほぼ螺旋形の第1セクションと、複数の非オーバーラップループを具える第2セクションを有する。コイルはまた平滑面を有する。各ループは、主軸に沿って直前の又は直後のループによって規定される面に対して角度(例えば30−150度)をなす方向にある面を規定する。
特に、図1を参照すると、ワイヤまたはコイル材料100を処理して、主軸120を規定する一次構造あるいは形状110とする。一次コイル形状110は、細長螺旋形一次コイル形状であってもよく、公知の製造方法を用いて設定することができる。一次形状110を有するコイル材料100の軸方向の長さは、例えば、約0.5乃至100cmの間、好ましくは約2乃至40cmの間であっても良い。一次コイル形状110は、例えば1cm当たり約10乃至75ターン、好ましくは1cm当たり10乃至40ターンである。一次形状110を有するコイル材料100は、さらに二次形状を取るように処理される。
図2を参照すると、一次形状110がセットされた後、一次形状110コイルを二次マンドレル200に巻回することができる。二次マンドレル200と巻回した一次形状110のコイルを熱処理して、二次形状210を有する一次形状110コイルを形成する、あるいはプログラムすることができる。
例示的な二次マンドレル200は、シャフト220と一又はそれ以上のポスト230a−d(一般的に230)を有する。ポスト230は、シャフト220から様々な角度と方向に延在できる。「ポスト」が「シャフト」であっても良く、二次マンドレル200を再度位置決めすることによって、「シャフト」が「ポスト」であっても良い。しかしながら説明と図解のために本明細書は「シャフト」220から1又はそれ以上の「ポスト」230に言及して、基準点を設定している。
二次マンドレル200は、コイルを製造する間、例えば、コイル材料又はワイヤ100を熱処理するときに、加熱できるさまざまな公知材料で作ることができる。例示的な二次マンドレル200の材料には、セラミック、またはその他の耐熱性材料があり、限定されるものではないが、これには、アルミナ又はジルコニアが含まれる。
二次マンドレル200は、一次形状110コイルを巻回する支持体を提供し、また、二次マンドレル200と一次形状110コイルを加熱するときに、特定の二次形状210を提供する。例えば、プラチナ/タングステン合金でできており、二次マンドレル200に巻回した一次形状110コイル材料は、約15−20分間、華氏約1100度に加熱して、二次形状210をプログラムする、あるいはセットすることができる。
加熱温度と期間は、様々な材料によって異なる。例えば、加熱温度と期間は、金属だけでできておらず、例えば一またはそれ以上の金属成分と溶解プラスチックなどの非金属成分を具えるコイル材料を加熱するときには低くすることができる。
一次形状110コイルを、シャフト220及び/又はポスト230の周囲に、様々な角度で1又はそれ以上の回数巻きつけて二次形状210コイルを形成することができる。図2に示すように、二次形状210は、ほぼ螺旋形の第1セクション211と、第2セクション212の2つのセクションを有する。ほほぼ螺旋形の第1セクション211は、シャフト230の周りに形成される。第2セクション212は、第1セクション211の上に、一またはそれ以上のポスト230の周りに形成される。図に示す実施例では、第1セクション211は、第2セクション212の下にあるが、第1セクション211を、第2セクション212の上に形成することもできる。
第1セクション211は、ポスト220の回りに巻きつけた複数の螺旋形巻線を具える。第2セクション212は、複数の非オーバーラップループを有する。第2セクション212の各ループは、主軸120に沿って直前または直後のループによって規定される平面に対して角度(30−150度)をなす面を規定する。このループで規定される面間の角度は、二次マンドレル200のポスト220の数と配置に依存して変化する。
一次形状110コイルは、シャフト220及び/又は一またはそれ以上のポスト230の周囲に、様々な角度で巻き付けることができる。例えば、必要な二次コイル形状210と、非オーバーラップループの数と配置に依存して、約360°未満、270°を越えない、および180°を越えない角度である。二次形状210を設定またはプログラムした後、この形状は二次マンドレル200から切り取ることができる。例えば、二次形状210コイルは、第1の螺旋形セクション211と第2のセクションまたはループセクション212の間で、あるいは必要に応じてその他の位置で切り取ることができる。
二次マンドレル200上に巻いた非オーバーラップ一次形状110コイルのシーケンスとパターンは、所望の二次形状220に依存して変化する。一次形状110コイルは、ポスト230またはシャフト220の上、下または上下両方に、様々な角度で巻回することができる。いくつかのケースでは、一次形状110コイルは、シャフト220の上には巻回されておらず、いくつかのポスト230の上にのみ巻回されているだけである。
図3は、代替の実施例を示す図であり、二次形状310が、3つのセクションを具えている。ほぼ螺旋形の第1セクション311が、シャフト220の周囲に形成されており、第2又は中間セクション312が第1セクション311の上の一またはそれ以上のポスト230の周囲に形成されており、ほぼ螺旋形状の第3セクション313がシャフト220の周りの第2セクション312の上に形成されている。この実施例では、第2または中間セクション312が、ポスト230の周囲に、2つのほぼ螺旋形セクション311と313の間に形成されている。二次形状310コイルは、第1及び第2のセクション311と312の間で、及び、第2及び第3セクション312と313の間または必要に応じてその他の位置で、切ることができる。
図4及び5は、二次形状210と310(一般的に210)の第2セクション212と312(一般的に212)の例示的なループ構造を示す。しかしながら、図4及び5は、上記の一またはそれ以上の実質的に螺旋形のセクションから離れている第2セクション212を示す。更に、力がかかったときにコイルがフレキシブルであることを考慮すると、図4及び5は、初期の、力がかかっていない弛緩した状態のコイルを示している。
図4を参照すると、二次形状210コイルの一実施例は、複数の非オーバーラップループを具える。このループは一般的に、平滑であり、尖ったあるいはねじれたセクションがない。特に、第2セクション212のこの実施例は、各々の面を規定する5つのほぼ円形ループあるいはループセクション410a−e(一般的に410)を具える。第1のループ410aは、第2ループ410bに直接連結されている。ループ410bは、第3ループ410cに直接連結されている。ループ410cは、第4ループ410dに直接連結されている。ループ410dは、第5ループ410eに直接連結されている。図5は、代替の第2セクション212の実施例を示す図であり、この例は、各々の面を規定する6つのループ510a−fを具える。図4及び5のループは、ほぼ同じサイズと形状であるように示されているが、例えば、その他のサイズおよび/又は平滑形状を有するシャフトまたはポストを用いて、必要に応じて、その他のサイズ及び形状を利用することができる。従って、図4及び5に示す二次コイルセクション212は、その他の可能なコイルと巻線パターンの例示である。
例えば、様々な長さのコイルループまたはループセクション410と510(一般的に410)を、二次形状210中の軸の周囲に形成することができる。コイルセクション212のループまたはループセクション410は、約360°未満で軸の周囲に延在することができる。例えば、図に示すループ410は、一般的に約360°未満でコイル巻線を有する部分的ループである。巻線のその他の角度も使用可能である。例えば、270°未満、180°未満などである。実際、様々なコイル構造が、二次マンドレル200の周囲の様々な角度の巻線を必要とし、様々なループまたはループセクション構造を形成する。
第2コイルセクション212の一のループからその他のループへの関係も、特別な非オーバーラップ巻線パターンと二次コイル形状210に依存して変化する。例えば、個々の隣接するループ410は、例えば、約30度とか、約150度といった、互いに関連する様々な角度で方向づけられた面を形成している。例えば、約30度の角度は、巻回ポストがより多数ある結果であり、角度がより大きくなるのは、より少ないポストを用いた結果である。
図に示す実施例にあるように、第2コイルセクション212のループ410によって規定される各面は、隣接するループで規定される面にほぼ直交している。例えば、図4では、ループ410a(コイルの側部)で規定される面は、ループ410b(コイルの前部)で規定される面とループ410c(コイルの底部)で規定される面にほぼ直交している。同様に、ループ410aと410bで規定される面は、ループ410dと410eで規定される面に対して、それぞれほぼ平行である。従って、巻線とコイルの構成に依存して、様々な数のループで規定される面は、反対側の対向する面に対してほぼ平行であっても良く、隣接する面に対して直交していても良く、特定の構造に依存して、様々な角度をなしていても良い。
様々な数のループは、様々なコイル形状をつくり、このループは様々な巻線メカニズムを用いて造ることができる。例えば、第2コイルセクション212は、約15以下のループなど、様々な数のループを具えていても良い。図4は、5つのループまたはループセクションを有する第2コイルセクション212を示す図であり、図5は、6つのループまたはループセクションを有する第2コイルセクションを示す図である。ループ及び/又は非オーバーラップコイルパターンの数によっては、コイルのセクションは、互いに接触していてもよく、接触しなくても良い。更に、図に示す実施例にあるように、コイルの端部は、例えば、対向するループ内、隣接するループ内、互いにほぼ直交している隣接ループ内、など、様々な位置におくことができる。
非オーバーラップコイルセクションを有する脈管閉塞コイルは、特定のアプリケーションに依存して、様々な材料でつくることができる。例えば、コイルは、金属、ポリマ、合金、またはこれらの合成物でできていても良い。コイルは、磁気共鳴画像処理に適合する材料を具えることが好ましい。
更に、コイルは、金属、合金、またはポリマなどの放射線不透過性材料を具えていても良い。コイルを規定するワイヤに好適な金属及び合金には、タングステン、金、銀、タンタル、およびこれらの金属の合金に加えて、プラチナ族金属、特に、プラチナ、ロジウム、パラジウム、およびレニウムが含まれる。これらの材料は、有意な放射線不透過性を有し、これらの合金は、コイル用のフレキシビリティと剛性を併せ持つように調整することができる。これらの材料は、また、一般的に生物学的に不活性である。プラチナ/タングステン合金は、この合金と混合した鉄材料あるいはこの合金を担持した鉄材料と伴うものが、最も好ましい。
代替的にあるいは追加的に、コイルは、Dacron(ポリエステル)、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、フルオロポリマ(ポリテトラフルオロエチレン)、Nylon(ポリアミド)及び/又は、絹などの、放射線透過性のファイバまたはポリマ(または、放射線透過性あるいは放射線不透過性ファイバで被覆された金属スレッド)で構成されているか、あるいは、このファイバまたはポリマを具えるものであっても良い。ポリマが脈管閉塞デバイスの主成分として使用されている場合、デバイスは、粉状タンタル、タングステン、酸化ビスマス、硫化バリウム、その他の、いくらかの量の放射線不透過性材料で補充されていても良い。更に、鉄粒子、フィラメント、などの鉄材料を、ポリマと混合したり、及び/又は、ポリマに埋め込むようにしても良い。
コイルが、プラチナ合金または、ニチノールなどの超弾性合金、あるいはその他の材料でできている場合、コイルを規定するワイヤの径は、約0.0005乃至0.006インチ(0.012−0.15mm)である。ワイヤは、一次径約0.005乃至0.035インチ(0.125−0.625mm)、好ましくは約0.010乃至0.018インチ(0.25−0.45mm)の一次コイルに巻回されていても良い。このようなワイヤは、十分なフープ強度を提供し、脈管閉塞デバイスを、選択した身体キャビティ内の適宜の場所に、キャビティの壁を膨張させることなく、及び/又は、脈管システム内に生じる各液体パルスの結果としてキャビティから実質的に移動することなく、保持するような、適宜の径でできている。
更に、様々な二次マンドレル200の形状を用いて、様々な二次形状210を作ることができる。例えば、図6は、シャフト620の周囲に「T」字形状に配置した3つのポスト630a−cを有する二次マンドレル600の平面図である。図7は、二次マンドレル700の平面図であり、シャフト720の周囲に三角形に配置した3つのポスト群730a−cを有する。従って、一のポスト群は、四角形に、あるいは直交する配置(すなわち図2−3)、T字形状(例えば、図6)、三角形状(例えば図7)、及び、様々な斜め形状または必要に応じてオフセット形状とすることができる。従って、図は、一般的に、シャフトに対して横切る方向、様々な横切らない方向、またはオフセットした方向に配置された全てのポストが使用できる旨を意味する。
その他のポスト群及び複数のポスト群も、特定のアプリケーションに依存して使用することができる。例えば、2つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、10、およびその他の数のポストを必要に応じて使用することができる。説明の目的であり、限定するものではないが、この明細書は、シャフトから3本または4本のポストが延在している二次マンドレル200を主に参照して説明している。
様々な数のポストを用いることに加えて、ポストのその他の構造および方向を、非オーバーラップ巻線に使用することができる。非オーバーラップ巻線技術は、一般的な円形形状以外の平滑形状を有するポストと共に使用することができる。例えば、図8及び9を参照すると、平滑楕円形シャフト820、920及び/又はポスト830、930の形状を用いることができる。台形、なし型、ダンベル型などのその他の形状、およびその他の平滑形状も必要に応じて使用することができる。
更に、例えば、所望の二次コイル形状210と二次マンドレル200の周囲に非オーバーラップ態様で巻きつけるコイル材料の長さに依存して、様々なサイズのシャフト220とポスト230を選択することができる。例えば、一例のシャフト/ポストは、円筒状であり、約1mm乃至40mm、好ましくは約2mm乃至20mmの径を有する。その他のポストとシャフトの径とサイズは、特定のアプリケーションと作るべきデバイスに応じて使用することができる。
使用に際しては、結果物はコイルを一次形状110内に閉じ込められており、弛緩状態において三次元二次形状210を取るようにバイアスされている。従って、コイルが外力であるいはバリヤで制限されていない場合は、コイルは弛緩した、三次元二次形状210を取る。脈管閉塞デバイスを製造するための好適な方法についての更なる情報は、米国特許第6,322,576号に見ることができる。
コイルは、カテーテル、又は患者の身体内に送出するのに使用するその他の送出デバイス内にコイルを配置するときに、その一次形状(細長螺旋形コイル)110をとる。カテーテルは、従来良く知られているように、一般的に経皮的入口サイトから、例えば、大腿部または頚部動脈(図示せず)などの周辺動脈内へと、患者の身体内に導入される。カテーテルは、ガイドワイヤ、または公知の方法を用いて患者の脈管内に予め配置されているその他のレールの上に載せて進めるようにしても良い。カテーテルは遠位端が、動脈瘤近傍の血管内に配置されるまで、患者の脈管を介して進められる。
カテーテルが正しく配置されると、一次形状110をとっている脈管閉塞コイルがカテーテルのルーメンを通って動脈瘤中に進められる。脈管閉塞コイルが展開して、膨張あるいは弛緩されると、上述したとおり、三次元二次形状210を取る。好ましくは、二次形状は、脈管閉塞コイルが実質的に動脈瘤を埋めるように選択される。
図1は、一般的に主軸を規定する細長螺旋形一次形状を有するコイル材料の一部を示す図である。 図2は、ほぼ螺旋形の第1セクションと、複数の非オーバーラップループを有する第2セクションを有する、三次元の二次形状を有する脈管閉塞コイルの一実施例を示す図である。 図3は、ほぼ螺旋形の第1セクションと、複数の非オーバーラップループを有する第2セクションと、ほぼ螺旋形の第3セクションを有する脈管閉塞コイルの一実施例を示す図である。 図4は、マンドレルからとりはずされた、二次形状を有する、脈管閉塞コイルの第2の、あるいは中央セクションの実施例を示す図である。 図5は、マンドレルからとりはずされた、二次形状を有する、脈管閉塞コイルの第2の、あるいは中央セクションの別の実施例を示す図である。 図6は、「T」字構造に配列した3つのポストを有する代替のマンドレル構造を示す平面図である。 図7は、一般的な三角形に配列した3つのポストを有するもうひとつの代替のマンドレル構造を示す平面図である。 図8は、楕円形状位置を有する代替のマンドレル構造を示す部分的側面図である。 図9は、異なる方向に楕円形状のポストを有する別の代替のマンドレル構造を示す部分的側面図である。

Claims (13)

  1. 細長の螺旋形一次形状を有する脈管閉塞コイルにおいて、前記一次形状が主軸を規定しており、前記コイルが更に、三次元二次形状を有し、前記二次形状が、ほぼ螺旋形の第1セクションと、複数の非オーバーラップループを有する第2セクションを具え、各ループが前記主軸に沿って直前あるいは直後にあるループで規定される面に対して約30度から約150度の角度に方向付けられた面を規定することを特徴とする脈管閉塞コイル。
  2. 請求項1に記載のコイルにおいて、前記複数の非オーバーラップループがほぼ円形ループを具えることを特徴とする脈管閉塞コイル。
  3. 請求項1又は2に記載のコイルにおいて、前記複数の非オーバーラップループがほぼ楕円ループを具えることを特徴とする脈管閉塞コイル。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のコイルにおいて、前記一次形状が前記二次形状内に巻回されており、前記複数の非オーバーラップループが、互いに接触することなく巻回されていることを特徴とする脈管閉塞コイル。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のコイルにおいて、前記非オーバーラップループのループが互いに接触せず、前記二次形状に与えられる外力がないことを特徴とする脈管閉塞コイル。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のコイルにおいて、前記二次形状がさらに、ほぼ螺旋形の第3セクションを具え、前記第2セクションが前記主軸に沿って、前記第1及び第3のセクションの間に配置されていることを特徴とする脈管閉塞コイル。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のコイルにおいて、前記非オーバーラップループの各々が、前記主軸に沿って直前あるいは直後のループによって規定される面とほぼ直交する方向の面を規定することを特徴とする脈管閉塞コイル。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のコイルにおいて、前記非オーバーラップループの少なくとも2つのループが、互いにほぼ平行に配置された各面を規定することを特徴とする脈管閉塞コイル。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のコイルにおいて、前記非オーバーラップループの各々が、前記非オーバーラップループの別のループで規定される面に対してほぼ平行に配置されている面を規定することを特徴とする脈管閉塞コイル。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載のコイルにおいて、前記第2セクションが、約15の非オーバーラップループを有することを特徴とする脈管閉塞コイル。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載のコイルにおいて、前記非オーバーラップループのうちの少なくとも一つが、前記軸の周囲に約360度未満で巻回されていることを特徴とする脈管閉塞コイル。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載のコイルにおいて、前記非オーバーラップループのうちの少なくとも一つが、前記軸の周囲に約270度未満で巻回されていることを特徴とする脈管閉塞コイル。
  13. 請求項1乃至12のいずれかに記載のコイルにおいて、前記非オーバーラップループのうちの少なくとも一つが、前記軸の周囲に約180度未満で巻回されていることを特徴とする脈管閉塞コイル。
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