JP2007523668A - 手動又はポンプ式の流体ディスペンサー - Google Patents

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Abstract

【課題】手動又はポンプ式の流体ディスペンサー
【解決手段】逆さ状態の容器の周囲に配置した、中に回転翼を有するチャンバーであって、回転翼が回転するとチャンバーから流体が払い出される。
【選択図】図24

Description

本発明は流体ディスペンサーに関し、より具体的には自動及び/又は手動ポンプ式の流体ディスペンサーに関する。
公知のソープディスペンサーの大部分は、特にモーター式ポンプで自動的に流体を払出すタイプのものは、安価で単純にかつ/又はエネルギー効率良く流体を払出すものではないという点で不都合である。更に不都合なことに、モーター式ポンプを備えた公知のディスペンサーでは、例えばモーター式ポンプが作動しない場合に、モーター式ポンプを使用せずに液体を手動で払出すことができない。ポンプが作動しない理由としては、例えば、ポンプ機構の故障、停電やポンプ作動用のバッテリーの消耗等による動力不足が考えられる。
従来公知のディスペンサーの上記欠点を少なくとも部分的に解決するため、本発明は、ある態様において、逆さ状態の容器の開口部の周りに設置されたチャンバーであって、その内部に配置した回転翼が回転してチャンバーから流体を払出すようなチャンバーを提供する。このようなチャンバーは真空除去用チャンバーであることがより好ましい。
本発明の一つの目的は、モーター式ポンプで流体を払出す簡易型流体ディスペンサーの提供である。
本発明の別の目的は、流体を払出すためのモーター式ポンプを備えていて、バッテリーでの使用に特に適した安価な流体ディスペンサーの提供である。
別の目的は、モーター又は手動でポンプを作動させることによる払出しが可能な流体ディスペンサーの提供である。
別の目的は、不使用時に液体が垂れない液体ディスペンサーの提供である。
従って、本発明はある態様において、以下:
一方の側がくびれていて排出口がある以外は閉鎖された弾性容器、
端壁、及び、端壁から上へ伸びる側壁を有するキャップ、
側壁を貫通するキャップ出口、
くびれ部とキャップの側壁の間の、くびれ部の外側でかつ側壁の内側にある、容器出口及びキャップ出口の両方につながる通路、
キャップの端壁の上に配置されていて、軸の周りを回転できるように軸受けに受けられ、容器出口の少なくとも少し下に配置された回転翼:
を含み、
上記キャップはくびれ部がキャップの中に入る形でくびれ部に受けられ、
キャップのくびれ部周囲の部分はくびれ部とかみ合わされることによって流体浸透防止用密閉部を形成し、
容器が逆さになっていてくびれ部が容器の下に位置した状態にある場合に、容器出口はキャップ出口より下にあり、
キャップの側壁は軸の周りに配置され、
容器出口はキャップの側壁の内側に同軸方向に配置され、
回転翼は、回転すると、容器出口から流出した回転翼の上にある流体を受け、かつ、液体を通路の中に放射状に外側へ流動させ、回転翼の回転によって流体を通路に流入させて通路の中の流体面をキャップ出口よりも高く上昇させ、流体をキャップ出口から流出させることができ、
回転翼は、回転していない場合に、キャップ出口から容器出口への空気の流動を妨げないことを特徴とする液体ディスペンサーを提供する。
別の態様において、本発明は、以下:
一方の下端がくびれていて排出口がある以外は閉鎖された弾性容器、
回転自在な状態でチャンバーの中に配置され、回転時には硬い通路を通して容器から液体を引っ張り、チャンバー中の液面を空気流入口よりも上昇させるような回転翼:
を含み、
容器出口は、チャンバー外郭であるチャンバー形成要素と密閉状態でつながっていて、
チャンバーは空気流入口及び液体流入口を有し、
液体流入口はチャンバーの空気流入口よりも下にあり、
空気流入口は大気圧の空気とつながっていてチャンバー内部の圧力を大気圧とし、
液体流入口は液体通路を介して容器中の液体とつながっていて、
液体流入口は容器中の液面よりも下にあって、容器内部の圧力が大気圧である場合に、重力によって容器から流出した液体により液体通路が満たされ、かつ、液体通路を介して液体流入口よりも高くて空気流入口よりも下の位置までチャンバーが満たされることによって、容器から液体が払出される際に容器内部の圧力が大気圧よりも低くなって真空度が増大し、チャンバー中の液面が液体流入口よりも下まで下がって液体流入口とチャンバー中の空気とがつながることにより、チャンバー中の空気が重力で液体通路を通って容器へと上向きに流れて貯蔵器内部の真空度を減少させる
ことを特徴とする液体ディスペンサーを提供する。
別の態様において、本発明は、以下:
電動モーター、
バッテリー、
電子制御回路、及び、
電磁放射感知及び/又は受信装置:
を含み、
モーターが作動して流体ディスペンサーから流体が払出され、
制御装置はバッテリーからモーターへの動力供給を制御し、かつ、感知及び/又は受信装置を制御し、
モーター、バッテリー、制御盤並びに感知及び/又は受信装置は、同一のユニットと交換するために取り外し可能な一体型電動組み立てユニットを構成する
ことを特徴とする自動流体ディスペンサーを提供する。
別の態様において、本発明は、土台、土台から上へ伸びる側壁、及び、土台よりも高い位置に排出口を有する容器から流体を払出す方法であって、
排出口より低い位置にある容器に流体を供給すること、
軸の周りを回転して、回転翼に接触している流体を放出できる回転翼を容器の中に設置して、容器中で流体を流動させて容器中の流体面を排出口の高さまで上昇させ、排出口より上にある流体を排出口から容器の外へ流出させること:を含む
ことを特徴とする方法を提供する。
図面の簡単な説明
本発明の上記以外の態様及び利点は、以下の記載及び付随の図面から明らかに分かるであろう。
図1は、本発明の第一の実施形態によるソープディスペンサーの透視図である。
図2は、図1のソープディスペンサーを分解した部分断面概略図である。
図3は、図3中の断面3−3’におけるボトルの端面図である。
図4は、図5中の断面4−4’におけるキャップの断面図である。
図5は、図1のソープディスペンサーを閉じた状態の部分断面図である。
図6は、ソープディスペンサーを開いた状態の図3と同様の図である。
図7は、ディスペンサーの全体を示す図6と同様の図である。
図8は、第一の実施形態と同様のディスペンサーで使用するために改変したボトルの側面断面図である。
図9は、第一の実施形態と同様のボトルを圧迫する手動レバー機構の概略図である。
図10は、本発明の第二の実施形態によるディスペンサーの図6と同様の断面図である。
図11は、本発明の第三の実施形態によるディスペンサーの後部の縦方向の断面図である。
図12は、図11中の断面12−12’における断面図である。
図13は、本発明の第三の実施形態によるディスペンサーの図6と同様の断面図である。
図14は、図13中の断面14−14’における断面図である。
図15〜21は、流体ディスペンサーとして使用する際の流体貯蔵器、圧力除去機構及びポンプの配置をそれぞれ示す。
図22は、本発明の第四の実施形態によるディスペンサーの概略図である。
図23は、図22のディスペンサーの正面図である。
図24は、断面A−A’における図23のディスペンサーの断面図である。
図25は、図22のディスペンサーを分解した概略図である。
図26は、図25中に示すディスペンサーを分解した構成要素の正面概略図である。
図27は、図25中に示す容器の代わりに使用する難燃性容器の側面断面図である。
本発明による流体ディスペンサーの第一の実施形態を示す図1〜7について説明する。
図1は、ボトル202及びキャップ204を含むディスペンサー200を示す。
ボトル202は、図3中に示すように断面が長方形である胴部206、及び、縦軸210の周囲の断面が概して円形であるくびれ部208を有する。くびれ部208は、中心に雄ねじ214を有するくびれ部分212を含む。中心部分212の先は液体管42になっており、その端は容器出口44になっている。
キャップ204は土台34を有し、この土台から側壁36が上へ伸び、その上部に開口部37がある。側壁36の上部230は雌ねじ216を有していて、これをボトル202のくびれ部分212に取り付けることにより流体を密閉できる。空気管38は、側壁36から放射状に伸びている。側壁36の円筒状の最下部228は土台34から上へ伸びていて、その先は上向きに開いた漏斗状(frustoconical)部分229になっており、この漏斗状部分の上端の先は円筒状になっている。空気管38は、キャップ最上部のねじ部216より下から放射状に伸びている。
キャップは支持部238を含み、この支持部の側壁240は土台34の周りから下へ外側に伸びていてその先は平坦な土台面242になっており、平坦な机や作業台の表面等への取り付け、及び、図示のようなディスペンサーの垂直方向での支持に適している。支持部238の内部はチャンバー244になっている。
回転翼250は、キャップ204内部の土台34の上の、円筒状の側壁36の内部に配置される。回転翼250は軸210の周りを回転するように配置される。この点について、好ましい実施形態においては、土台34を貫通する軸210と同軸方向に軸穴252があいている。シャフト254がこの穴252を通っていて、このシャフトの上端は回転翼250と、下端はチャンバー244内部に固定されたモーター256と連結している。穴252の中のシャフト254周辺に密閉リングが配置されていて、穴252から液体が外へ通過するのを妨げる流体浸透防止用密閉部を形成している。モーター256が作動すると、回転翼が軸210の周りを回転する。
組み立てたディスペンサーを閉じた状態を示す図5について説明する。この位置においては、ボトル202のくびれ部208がキャップ204の中に下向きに差し込まれていて、ボトルの液体管42下部の外面が側壁36の漏斗状部分229の内側とかみ合い、かつ、液体管42が密閉されて流体が実質上ボトル202の中に流れ込んだり外に流出したりしない。
ボトル202を図5の位置からキャップに対して相対的に、好ましくは180度回転することによって、ボトルのくびれ部の液体管42の入り口44がキャップの側壁36から垂直に動いて開いた状態になり、流体及び/又は空気がボトルの中及び/又は外へ流動できるようになる。図6の開いた状態において、キャップ204とボトルのくびれ部208とが組み合わさって真空除去弁として機能する。
この点において、ボトル202は、吹き込み成形で形成された、内容積が一定の本来の形になる傾向を本質的に有する弾性プラスチックボトルであることが好ましい。ボトルは圧縮されて側面が内側に変形し、本来の形とは異なる形に変形されていてもよい。ボトルは容積が本来の容積よりも小さい異なる形に変形されてもよく、また、この変形した形から本来の形になろうとする傾向を本質的に有してよい。
キャップ204とボトルのくびれ部208とが組み合わさって閉鎖チャンバー33が形成され、この閉鎖チャンバーは、空気管38により大気圧の空気とつながった空気流入口40、及び、液体管42により貯蔵器202中の液体とつながった液体流入口44を有する。チャンバー33の液体流入口44は、チャンバー33の空気流入口40の位置よりも下にある。
図6及び7は、組み立てたディスペンサーの、流体が払出されてディスペンサー自体が平衡状態になった後の開いた状態を示す。ボトルの下部は液体26で満たされていて、ボトルの上部には空気27がある。チャンバー33中の液面は、液体流入口44よりも高く、かつ、空気流入口40及び空気管38よりも低い。チャンバー33中の流体面が空気流入管38よりも低いため、流体はチャンバー33から流出しない。ボトル202内部が真空状態になっているため、流体がボトル202から流出してチャンバー33の中に流れ込むことはない。
図6中に示す位置にあるキャップ204及びボトルのくびれ部は、ボトル202の内部が十分に真空状態になっている場合に真空除去装置として機能し、また、ボトルが本質的に弾性を有するために液体がチャンバー33からボトル202の中に上向きに引っ張られて、チャンバー33の中の液面が液体流入口44の高さになるか又はそれより高くなることが可能となる。こうなるとチャンバー33の中の空気がボトルの中に入り、ボトルの中を上昇する。ボトルの中に十分量の空気が入るとボトル202内部の真空状態が十分に除去され、チャンバー33の中の流体面が液体流入口44と同じか又はこれよりも高くなるため、空気が更にボトル202に流入してボトル内部の真空状態がこれ以上除去されることはないであろう。
回転翼を作動させてボトルから液体を引っ張ることによって、又は、ボトルを圧縮して容積を小さくした後で圧縮状態から回復させることによってボトル内部が真空状態になる。
図6中に示すように、液体管42がキャップ204内部に同軸方向に配置され、環状通路41が側壁36と液体管42の間にできている。図6中に示すように、チャンバー33の側壁36と液体管44の間にこの環状通路41ができている。空気流入口40及び空気管38はこの通路41につながっている。図5中に示すように、組み立てたディスペンサーを閉じた状態においては、液体管42と側壁36とがかみ合っているために環状通路41の下端がチャンバー33に密着している。図6中では逆に、通路41につながる環状開口部が、液体管42の端と側壁36の間の環状の間隔の形でできている。
図6中に示す開いた状態において、液体は二通りの経路でボトル202から払出されるであろう。
第一の経路としては、ボトル202を圧縮して容積を小さくすることによりボトル202から液体が払出されるであろう。使用者はボトルをつかんでボトルの両側をくっつけることにより、ボトル202を手で圧縮できる。この圧縮は、ボトル中の含有物に圧力を加えて液体管42からチャンバー33の中へ液体を流し、チャンバー33中の液量を空気管38の高さまで増加させて液体を流動させかつ/又は空気管38から流出させることによってボトルの容積を小さくするために実施するものである。ボトルにかけた圧縮力を除去すると、ボトルは本質的に本来の形になろうとする傾向があることから、ボトル内部が真空状態であるために、液体流入口44とつながっている液体及び/又は空気が上向きに引き戻されてボトルの中に流入するであろう。このようにして、チャンバー33の中の液体がボトルの中に引き戻されるためにチャンバー33内部の液面が液体流入口44よりも低くなり、これによって空気がボトル202の中に引き戻されることから、ボトル202内部の真空状態が少なくとも部分的に除去されるであろう。
容器33から液体を払出す第二の経路は、回転翼250の回転によるものである。モーター356が作動すると、回転翼250が縦軸210の周りを回転する。図示によると、回転翼250は円板251を有し、この円盤は、軸と、外縁の間隔があいた軸方向に放射状の三つの翼249とに垂直である。回転翼250が回転すると、流体が回転翼の中心から外側に向かって放射状に流れる。具体的には、図中の回転翼250によって、液体流入口44から流出した回転翼上部の流体が回転翼によって外側に向かって放射状に流れ、これにより液体管42と側壁36の間の間隙から環状通路41の中に流入する。流体が通路41の中に放射状に流れ込んで通路41内部の流体面が空気管38よりも高くなり、チャンバー33から空気管38を通って液体が流出する。これにより回転翼250が回転してボトル202から流体が下向きに引っ張られ、外周にポンプがあってくみ上げられるかのように流体が上へくみ上げられて、環状通路41を通って空気流入口40から放出される。このようにボトル202から流体が引っ張られることによって、ボトル202内部の真空度が増大する。モーターが停止して回転翼250の回転が停止すると、ボトル202内部の真空度は増大しているが、ボトルが本質的にその本来の形に戻ろうとするために、チャンバー33中の液体及び/又は空気がボトル202の中に引き戻されて、上記と同様にボトル内部の真空状態が除去されるであろう。回転翼250は、液体及び/又は空気が液体流入口44と空気流入口40の間を流れて、液体のボトルからの流出又は液体及び/若しくは空気のボトルへの流入を妨げないような構造になっている。
従ってその結果、第一の実施形態中に示す液体ディスペンサーは、ボトルを圧縮することにより手動で、又は、ポンプをモーターで作動させることにより自動的に、流体を払出すことができる。
従ってモーターが作動しない場合には、ディスペンサーを改良せずに手動で使用できる。
モーター356を作動させる機構を概略的に示す図5及び6について説明する。バッテリー364、制御回路盤366及びスイッチ368を概略的に示す。これらの構成要素を接続する配線は図示しない。図示されたスイッチ368は、光を放射する赤外線送信機、及び、空気管38の真下に置いた使用者の手に反射された光を感知する受信機を含むことが好ましい。このような状態であれば、制御回路盤366によって回転翼250を所望の時間作動させて、液体を適量払出すことができるであろう。センサースイッチ及びモーターの作動は、公知の方法で単純な制御回路によって制御されてもよい。
スイッチ368の詳細な性質は滝に渉るものであってよく、また、スイッチは、使用者が第二の手を空気管38の真下に置いた際に第一の手で手動で操作するための単純なオン/オフスイッチを含んでもよい。
バッテリー364が図示されているが、モーターが遠隔の電力源によって操作されてもよいということは言うまでもない。
モーター356は、比較的高速で回転し所要電力が最小である安価な巻き電動DCモーターであることが好ましい。回転翼250は、モーターにより最小のパワードロー(power draw)で回転翼を比較的高速で回転させるために、モーターの性質、及び、流体の粘度を考慮して選択されることが好ましい。キャップ204とボトルのくびれ部208の相対的な配置は、払出しの際に回転翼が流体を通路41の中へ引き上げる必要のある高さを最も低くするために、回転翼、モーター及びモーターが利用できる動力を考慮して選択されることが好ましい。
好ましい安価な電動モーターは、電力定格が1.0〜0.2ワットの範囲のものである。例えば、好ましいモーターの一つとして、電荷をかけていない場合には直流(DC)3ボルトで約0.1アンペア、又は、直流6ボルトで約0.05アンペアを出力する、商標MABUCHIの型番RE−260 RA−18130が市販されている。
電力消費を最小とすることが望ましいことから、回転翼の個々の翼249の相対的な大きさを最も小さくすれば、他の考慮すべき事項については変更せずに回転翼の回転速度を上げることができる。
回転翼の詳細な構造は、広い範囲で変更できる。例えば、回転翼には下部プレート251と平行に円形の第二の上部プレートが設置されていてもよく、この両プレートの間にプレートから間隔をあけて翼249が配置され、上部プレートの中心には穴があいていて、上記プレートの中心から翼の回転により流体が放射状に外側に向かって流れるようになっていてもよい。しかし、液体管42下の中心で渦を発生させることにより環状通路41を放射状に上へ流れる流体の流動を増大させる目的においては、図示されるような単純な回転翼が好ましいと考えられる。
好ましい実施形態において、図示されるように、容器202は液体流入口44以外は閉じられている。好ましくは、キャップ34及びボトル202の両方を含む液体ディスペンサーは、ボトルのくびれ部を上向きにした状態で輸送して使用するまで保管し、最初に使用する際にのみ使用前に図5中に示すように逆さにする。
本発明によるディスペンサーは、液状石鹸や他の洗剤等の液体の払出しに特に適している。上記ディスペンサーは、粘度が高くない液体と共に使用するのに特に有利であり、市販の一般的な液状石鹸と共に使用するのに有用である。
また、上記ディスペンサーは、粘度が水とほぼ同等の液体、及び、水より粘度の低い、病院内で使用されるようなアルコール性消毒剤等の液体の払出しに特に有利であることが分かっている。
第一の実施形態の液体ディスペンサーを標準的に使用する際には、ボトル202内部が真空状態であるために液体が空気管38からチャンバー33の中に引き戻されるので、液体は本質的に空気管38から垂れない。
図示する好ましい実施形態は、円筒状の下部228より上の側壁36と半径がほぼ等しい円筒状の液体管42を示す。図示されるように、回転翼250の半径は、側壁36の下部228の半径よりわずかに小さい。好ましい実施形態において、図示されるように、側壁36は円筒状の下部から上へ開いた漏斗状部分229を含む。当業者であれば、多くの改変及び変形形態を見出せるであろう。例えば、回転翼がキャップ204の下部の液体管42より半径の大きい部分に配置されていて回転翼の半径は液体管42の半径と同じでもこれより小さくても大きくてもよいが、しかし、回転翼の半径は、回転翼から放射状に外側に向かう側壁36の半径よりごくわずかに小さいものであることが好ましいと考えられる。
好ましい実施形態において、モーターはエネルギー消費量が低いことが好ましく、キャップ上に充電式バッテリーと小型太陽電池パネルとを組み合わせて有するディスペンサーが有利な構造であろう。
好ましい実施形態によれば、回転翼250から放射状に放出された流体が入る通路41の断面積は、比較的大きい。この実施形態は、チャンバー33の中の流体面を空気管38より高くして流体を払出すのに必要な圧力の増大がごくわずかでよいため、有利である。
図1〜7中に示す配置と同様の配置で使用できるように改変したボトル202を図示する図8について説明する。この改変したボトル202は一つの側面に半球状に膨らんだ突出部260を有していて、手でボトルを圧縮して流体を払出すのに適している。図示されるように、ボトル202は硬い囲い板262に覆われていて、この囲い板は例えばハウジングの一部であってディスペンサーを壁264に固定していてもよい。ボトル202の膨らんだ突出部260は、囲い板262の穴266から外に出た状態であることが好ましい。突出部は、使用者が手で押しやすいように大きく、ハウジングを取り付けた壁に押し付けることによってボトルを手で圧縮して流体を払出すのに有用である。
ボトルを手で圧縮するための別の機構を示す図9について説明する。軸272に対して回転するレバー270がハウジング(図示せず)に取り付けられていて、このレバーの一方の側274を使用者が手でつかみ、もう一方の側276が圧縮可能なボトル202の中に入ってボトルを圧縮できるようになっている。このような配置が図9中に簡潔に示される。
本発明の第二の実施形態によるディスペンサーの、図6と同様の断面図である図10について説明する。
図10中の実施形態は、二つの点について図6を改変したものである。
第一に、空気管38及び空気流入口40の他に、キャップ204の側壁36の空気管38よりも高い位置に第二の空気流入口400が貫通している。
図5中に示す実施形態に対する第二の改変としては、図10中の回転翼250は磁気駆動機構によって回転する。磁気駆動機構は公知である。適切な駆動機構としては、例えば1967年2月28日公開のGoodpastureによる米国特許No.3,306,221中に記載されるものがある。図10中に示すように、側壁36の下部と土台34とによって閉じた円筒状下部228が形成されており、土台34のジャーナルの入る穴(見えない位置にある)の中にスタブ車軸253が下向きに入っていて、この円筒状下部の内部で回転翼250が軸210の周りをジャーナルに対して回転することができる。スタブ車軸253には従動磁石(driven magnet)402が固定されている。
環状の駆動磁石404がカップ型の円筒状担体406の上に円筒状下部228と同軸上に配置され、この駆動磁石は軸210の周りを回転できるように軸受けに受けられていて、シャフト254を介してモーター256に連結していることにより回転する。公知のように、モーター256が駆動磁石404を回転させることによって従動磁石402が回転し、これによって回転翼250が回転する。このような磁気連結型モーターは市販されていて、回転翼とモーターとの間を密閉しなくてよいという点で有利である。
図10中の実施形態の作動は、第一の実施形態で記載されるものと同様である、すなわち、回転翼が回転していない場合には、ボトル202内部が少なくとも部分的に真空状態であるために液体26の水面が空気流入口40と液体流入口44の間で維持される。回転翼250が回転すると、液体が通路41を通って軸方向に汲み出されて空気管38から放出される。空気穴400が配置されていることによって、流体を連続的に払出すことが容易となる。
多くのソープディスペンサーについては、ポンプが一回作動すると液体が一回分だけ払出されることが望ましい。このことは、ポンプの作動時間の制御等、様々な手段によって達成できる。図6中に示される第一の実施形態によれば、回転翼250が回転して空気管38から液体が払出されることによってボトル202内部が真空状態になり、ポンプにより液体が空気管の外へそれ以上汲み出されないようにディスペンサーを配置することができる。従って、回転翼250が回転し続けてキャップの内部で渦が発生している間、ボトル202内部が真空状態になっているために液体がそれ以上払出されることはないであろう。
図6のポンプを作動させるための有利な方法としては次のような方法が挙げられる:モーターが作動した場合に、更にはモーターの作動が継続した場合にのみボトル202内部が真空状態になることによって本質的に、ある量の液体の払出し後に所定量の液体の払出しが可能であり、ボトル内部が真空状態になるために液体が更に払出されることはない。従って、回転翼がいくらか余分に回転しても、液体を一回分のみ払出すことが可能である。二回目に払出すためには回転翼の回転を停止する必要があるが、こうすることによって、ボトル内部が真空状態であるために通路41の中の液体が引き戻され、空気との界面が液体流入口44よりも低くなることによって、ボトル内部の真空状態が除去される。
図10中に示される実施形態によれば、第二の空気流入口である空気穴400が配置されることによって、容器から液体を連続的に払出すことが容易になる。図10の実施形態において、回転翼が回転して液体が空気管38から流出する際に図示のように空気管38が液体で事実上満たされることにより、第二の空気流入口である穴400から空気が通路41の中に流入することができる。通路41の中で発生する可能性のある激しい渦によって液体がキャップの外壁36に押し付けられ、これにより空気が液体管44の周辺に向かって放射状に内側に流入して液体流入口44に向かって下へ流れるのが促進され、その後ボトル202の中を上昇して内部の真空状態を除去するため、連続的な汲み出しが可能となる。図10は、回転翼250が高速で回転し、液体管42の中だけでなく通路41の中にも渦が発生して、渦の中に空気と液体の境目があるような状態を図示するものである。
図10中には、空気が理論的には渦の中へ下向きに流入し、その後泡408で図示するように液体管42を上昇する様子が示される。
本発明の第三の実施形態を示す図11及び12について説明する。図中、同じ番号は同じ構成要素を示す。図11及び12の実施形態は、回転翼250が水平軸420の周りを回転する配置を示すものである。図11中に示すように、ボトル202は垂直方向の供給管422にねじ止めされており、この管を通って流体26がボトル202からポンプハウジング424へ流入し、このポンプハウジングの下部246はほぼ円筒状の側壁248を有していて、その上部250から空気流入管38が外側に伸び、その先に排気口40がある。供給管422はボトルの液体管42を事実上広げており、図11中に明瞭に示すように空気流入口40よりも低い位置に事実上の液体流入口444がある。図12中に破線で示す位置にある液体流入口444は、回転翼250の中心にある。回転翼250が回転するとその翼によって液体がその周りを外側に流れ、渦巻きポンプ様の作用により流体が液体管42から上へ汲み上げられてハウジング424内部の液面が上がることによって、空気管38から液体が流出できる。
図11中に示されるような回転翼を使用することによって、回転翼が回転していない場合に空気及び液体をボトル202と空気管38の間で有利に流動させることができ、このことは、ボトル202を圧縮して液体を手動で払出し、空気管38からボトル202の中に空気を引き戻して真空状態を除去するのに有利である。
好ましい実施形態中に示される回転翼は垂直又は水平の軸の周りを回転するように配置されているが、ほぼ全ての角度で配置された軸の周りを回転翼が回転できる方が便利であることが認識される。
図13及び14中に図示する本発明によるディスペンサーの第四の実施形態について説明する。
この実施形態は多くの点で第一の実施形態と類似しているが、ボトル202が硬くて本質的に圧縮不可能であるという点が顕著に異なる。
キャップ204及びボトル208のくびれ部は改変されていて、第一の実施形態でのように真空除去装置を形成していない。この点について、図10中の出口管38は、キャップの側壁36の最下部から伸びている。空気は、ディスペンサー内部ではボトルの上端にのみ存在するとされる。真空除去管300が回転翼250の一方の側から垂直に上へ伸びていて、管の上端はボトル202の中にある。空気流入管300はその下端が通路600とつながっていて、この通路は下向きにキャップを貫通して通路602に合流する。閉じた状態にあるキャップの通路600の管の中に(略図のみを示す)弁608が配置されていて、単純な電磁弁式で電気的に開くようになっている。
出口管38は上向きに伸びていてその先が下を向いており、排出口40になっている。流体を流入管38から外へ汲み出すためには、モーターにより回転翼250を作動させ、電磁弁608を開き、回転翼250によって比較的低い圧力を発生させる必要がある。回転翼の回転が停止している場合、電磁弁608が閉じると、ボトル202が圧縮不可能であるために空気除去管300が塞がれ、出口管38が上を向いた後で下を向いていることによって出口40から液体が事実上全く垂れなくなるであろう。回転翼とそのモーターによって、真空除去管300及びその電磁弁602によりボトル内部の真空状態を除去することによって流体を払出すための便利で安価な渦巻きポンプが提供される。
閉じた電磁弁は、回転翼が回転して重力によるボトルからの液体の流動が促進されている間の少なくとも一部の間開いて、回転翼の回転によって補助されてもよい。弁は、モーターの作動/非作動周期で弁を閉じるための制御回路によって制御でき、恐らくより好ましくは、弁が閉じた後もある程度の間回転翼が回転し続けて、弁がボトル内部を少なくとも部分的に真空状態にするのを補助する。
貯蔵器500、圧力除去装置502及びポンプ504を含む図15〜21について説明する。これらの図の各々において、液体管42は貯蔵器から出ていて、この液体流入口が圧力除去装置502内部で空気管38すなわち排気口より下にあり、圧力除去装置502の中の液面は液体流入口と空気流入口の間にある。
図15は、ポンプ504が貯蔵器に接続された状態を図示する。ポンプを作動させて貯蔵器500から流体を払出す際に貯蔵器500内部が真空状態になり、真空除去装置502によりある時点で空気を引っ張り上げることができるため、液体管42を介して貯蔵器500の中の圧力を除去できる。図15に図示するものは、連続的な払出しが可能である。
図16は、圧力除去装置502の下部に溜まった液面よりも下にポンプ504が接続された状態を図示する。ポンプを作動させると、液体が貯蔵器500から圧力除去装置502内部に溜まった水の中へ引っ張られ、空気が空気管38に流入して、貯蔵器500内部に発生した真空状態を除去できる。
図17は、圧力除去装置502内部に溜まった水の中にポンプ504が配置され、貯蔵器に接続された液体管42から排出された流体がこのポンプの中に入るような配置を図示する。ポンプによって液体が圧力除去装置の中に排出される。液体が空気管38から排出されるが、この配置は、管38を通る空気及び液体の両方の流動に適していて、かつ、ポンプ504を通る空気及び液体の流動にも適している。
図18は図15と同様の配置を図示するものであるが、液体はポンプ504によって圧力除去装置502内部に溜まった水の中に排出される。
図19は図16と同様の状態を図示するものであるが、空気管38は、ポンプ504から伸びる液体排出口508に連結している。
図20は図16と同様の配置を図示するものであるが、ポンプ504は、圧力除去装置502内部に溜まった水の中に配置されている。
図21は図20と同様の状態を図示するものであるが、空気管38は、ポンプ504から伸びる排出口508に接続している。
図1〜7中に図示する実施形態を図17中に概略的に示すが、この実施形態において、ポンプ504、並びに、空気管38及び液体管42を空気と液体の両方が内方向及び外方向に通過する。こうした配置においては内方向及び外方向の流動を可能にするポンプが必要であり、このような配置によって空気が貯蔵器500に流入して貯蔵器内部の真空状態を除去できる。また、このような配置によれば、貯蔵器を手で圧縮することによる払出しも可能である。
図15の配置において、ポンプ504を通る流動は外方向にのみ可能であることが好ましい。しかし、図15の配置によれば、ポンプが貯蔵器500の圧縮により作用しない場合には手動で作動させることも可能である。また、図16においては、ポンプ504を通る流動は外方向にのみである。図16の配置によれば、圧縮可能な容器500を圧縮することにより手動で払出すことも可能である。
図18の配置においては、ポンプ504を通る流体の流動は一方向にのみ可能であることが好ましいが、流体及び/又は空気が双方向に流動可能であってもよい。いずれにしても、図18の配置は、容器500の圧縮による手動での払出しに適している。図18中において、作動がポンプによるものであっても手で圧縮することによるものであっても、空気と液体の両方が空気管38を通って排出されることが可能であり、ポンプ504を通る流体の流動は貯蔵器500から外方向以外に可能でなくてもよい。
図20の配置は、ポンプ504を通る液体の流動は外方向にのみ可能である図16中に図示する配置と本質的に同一である。図20は、液体制御装置内部に溜まった水の中にポンプが配置されているように図示されており、これが便利である可能性があるという点で図16とは異なる。
図21は図20中に示すものと本質的に同一の配置を図示するものであるが、空気管38がポンプ排出管508に接続され、また、図21の実施形態においては、ポンプを通る液体の流動は外方向にのみ可能であることが好ましい。
図15〜21のそれぞれの実施形態において、容器は、本質的に本来の形をとる傾向のある折り畳み可能な容器であることが好ましい。それぞれの開口部からの空気又は液体の流動は、空気については「A」、液体については「L」で示される。
作動機構が図1〜7のディスペンサーのものと類似する、本発明によるディスペンサーの第四の実施形態を示す図22〜26について説明する。同じ構成要素を示すために、図1〜7中の同じ番号を図25〜27中においても使用する。
土台キャップ204は胴部分520、ノズル522及び遮蔽板524を含み、これらはそれぞれプラスチックを射出成形した一体型要素であることが好ましい。
あらかじめ組み立てた装置であることが好ましい電動装置526には、モーター256、モーターシャフト254、バッテリー364、制御回路盤366並びに二つのスイッチ装置368及び369が設置されている。二つのスイッチ装置はそれぞれ、放射線を放射する送信機と反射された放射線を感知する受信機の両方を含むことが好ましい。電動装置526は、土台キャップ204内部の空洞528に垂直に挿入するのに適しており、密閉部253が、モーターシャフト254の周り、及び、シャフト254が入る穴を有する土台キャップ204の軸穴263と電動装置526の一部256からなるモーター最上端との間を密閉している。
電動装置526は、土台キャップ204の中の適当な位置に遮蔽板524によって固定されていて、土台キャップ202と遮蔽板524との間に電動装置526がはさまれた状態である。
土台キャップ202の中の適当な位置にある場合には、電動装置526の二つのスイッチ装置368及び369は、土台キャップ202の正面のノズル522の真下の凹部534及び536にある二つのスイッチ穴530及び532を密閉状態で貫通している。
コスト削減のためには、制御要素、センサー、及び、モーターとバッテリーの電気接続(又は外部動力への接続)を全て有する回路基盤366を一つ以上、好ましくは一つだけ電動装置526に組み込むことが有利である。
従来のねじやまを切ったくびれ部208を有する標準ボトルであるボトル202と共に使用できるようにするため、アダプタスリーブ538の第一の管状部分540がボトル202のくびれ部208の中に擦り状態で入り、かつ、この第一の管状部分から下へ第二の管状の部分542が伸びている。図24は図5と同様に組み立てたディスペンサーを閉じた状態を図示するものであり、アダプタスリーブ538と土台キャップ202の側壁36の漏斗状部分229とが密閉されている。
図示するように、環状通路41は、アダプタスリーブ538の第二の管状部分542と土台キャップ202の側壁36の間に放射状に外側に向かった状態である。
図6中に示す状態と同様に使用して払出しを行うために、図24中のボトル202を土台キャップ202に対して回転させることにより、アダプタスリーブ538の下端と側壁の漏斗状部分229の間に軸に沿った空間ができる。
図22〜26のディスペンサーは、持ち運び可能であり、テーブル等の土台面上に設置した遮蔽板524に接した状態で配置されていてよい。図22〜26は、ボトル202が取り外し可能な形で任意の壁取付用腕木544に固定されていて、ボトル202の下のねじやまを有するくびれ部分208の両側に支持用腕部546及び548が伸びている状態を示す。
図22〜27のディスペンサーは、アルコール清浄液を払出す際に使用されるのが好ましい。このような液体は可燃性で、引火点が例えば処方によっては21℃以下といったように比較的低いものであってよい。ノズル522若しくはボトル202の中に伸びる回転翼チャンバーの中が燃える危険性を減らすために、又は、ボトル202の中で爆発する危険性を回避するために、金属メッシュ又は遮蔽物等の火炎障壁を様々な通路を横切る形で設置し、遮蔽物の一方の側の炎が遮蔽物を通り越さないようにしてもよい。図24中のみに示される遮蔽メッシュ550は、アダプタスリーブ538の内部の端を横切って、図24中に示されるスリーブ538の上端に設置されることが好ましい。また、遮蔽メッシュはノズル又は通路を横切って回転翼チャンバーからノズルに向かって設置されていてもよい。更に、多孔質金属メッシュ等の耐爆発性材料を、ボトル202に充填する形で設置してもよい。
図22〜26中のボトル202の代わりとなるボトルアセンブリー600を示す図27について説明する。ボトルアセンブリーは上部ボトル602及び下部容器604を含む。上部ボトル602は、雄ねじを有するくびれ部605を有していて払出されたアルコール液のみが入る典型的なボトルである。下部容器604は、上部のボトル602のくびれ部605をねじ止め式に受けるために雌ねじを有する入り口606を有する。下部容器604は、土台キャップ204に取り付けるための雄ねじの切られたくびれ部608を有する。容器604には、略して示すように薄い金属メッシュからなる耐爆発性の基材610が充填されており、この金属メッシュは潰した状態で容器604中に詰め込んであり、実質上容器604を満たしている。基材610は多孔質であり、アルコールがこれを通過できる。公知のように、この基材は炎が容器の中に入ったり容器を通過するのを妨げたり、可燃性の蒸気及び液体の容器中での爆発を妨げる補助をするものである。基材610は、熱の分布を補助して爆発を抑えるフィルターの塊の挿入物であることが好ましく、例えばSzgoによる米国特許USP3,356,256、Schrenkによる米国特許USP4,613,054、又は、Fentonによる米国特許USP4,673,098若しくは米国特許USP4,925,053中に教示される種のものであってよい。
図1〜7、10、11及び12中に図示されるディスペンサーは、中で回転翼が回転できるチャンバーをそれぞれ有する。チャンバーは土台、土台から上向きに伸びる側壁、及び、土台よりも高い位置に排出口を有する。流体はチャンバーの中の、排出口より低い位置にある。チャンバーの中の回転翼が軸の周りを回転して、回転翼に接している流体を排出することができ、これによってチャンバーの中の流体面が排出口の高さまで引き上げられて、排出口よりも高い位置にある流体が排出口からチャンバーの外へ流出する。回転翼が回転することによってチャンバーの中の流体が流動し、定常波が発生して容器の中の流体面が上昇することが好ましい。好ましい定常波の一つとしては、流体を側壁の中に、かつ、側壁の上に向かって放射状に外側へ流動させる渦がある。ディスペンサーは、チャンバーに流体を補給するための貯蔵器を、好ましくはチャンバーへの流体供給源であるチャンバーの上に垂直に有する。チャンバーと貯蔵器とは互いに接続されている必要はない。好ましい実施形態において、圧力除去機構によって容器の上の貯蔵器からの流体の流動が制限され、また、圧力除去機構は回転翼が作動していない時にチャンバー中の流体量が最小限度よりも少なくなったり最大限度を超えたりするのを止めることができる。チャンバー中の流体量を最小量と最大量の間で維持するために、チャンバー中の流体面に浮かぶフロートバルブ機構、又は、作動可能な状態でバルブに連結されていて貯蔵器から流体を払出すためのチャンバー流体表示器等の、圧力除去機構以外の機構を使用してもよく、その例としては例えば図10中の電磁弁600がある。
本発明を好ましい実施形態について記載したが、当業者であれば多くの変異形態及び改変が考えられるであろう。本発明を定義するために、別添の特許請求の範囲を参照する。
本発明の第一の実施形態によるソープディスペンサーの透視図である。 図1のソープディスペンサーを分解した部分断面概略図である。 図3中の断面3−3’におけるボトルの端面図である。 図5中の断面4−4’におけるキャップの断面図である。 図1のソープディスペンサーを閉じた状態の部分断面図である。 ソープディスペンサーを開いた状態の図3と同様の図である。 ディスペンサーの全体を示す図6と同様の図である。 第一の実施形態と同様のディスペンサーで使用するために改変したボトルの側面断面図である。 第一の実施形態と同様のボトルを圧迫する手動レバー機構の概略図である。 本発明の第二の実施形態によるディスペンサーの図6と同様の断面図である。 本発明の第三の実施形態によるディスペンサーの後部の縦方向の断面図である。 図11中の断面12−12’における断面図である。 本発明の第三の実施形態によるディスペンサーの図6と同様の断面図である。 図13中の断面14−14’における断面図である。 流体ディスペンサーとして使用する際の流体貯蔵器、圧力除去機構及びポンプの配置を示す。 流体ディスペンサーとして使用する際の流体貯蔵器、圧力除去機構及びポンプの配置を示す。 流体ディスペンサーとして使用する際の流体貯蔵器、圧力除去機構及びポンプの配置を示す。 流体ディスペンサーとして使用する際の流体貯蔵器、圧力除去機構及びポンプの配置を示す。 流体ディスペンサーとして使用する際の流体貯蔵器、圧力除去機構及びポンプの配置を示す。 流体ディスペンサーとして使用する際の流体貯蔵器、圧力除去機構及びポンプの配置を示す。 流体ディスペンサーとして使用する際の流体貯蔵器、圧力除去機構及びポンプの配置を示す。 本発明の第四の実施形態によるディスペンサーの概略図である。 図22のディスペンサーの正面図である。 断面A−A’における図23のディスペンサーの断面図である。 図22のディスペンサーを分解した概略図である。 図25中に示すディスペンサーを分解した構成要素の正面概略図である。 図25中に示す容器の代わりに使用する難燃性容器の側面断面図である。
符号の説明
26、液体
27、空気
33、チャンバー
34、土台
36、側壁
37、開口部
38、空気管
40、空気流入口
41、環状通路
42、液体管
44、容器出口
200、ディスペンサー
202、202
204、キャップ
206、胴部
208、くびれ部
210、縦軸
212、くびれ部分
214、雄ねじ
216、雌ねじ
228、側壁の円筒状の最下部
229、漏斗状部分
230、側壁の上部
238、支持部
240、支持部の側壁
242、平坦な土台面
244、チャンバー
246、ポンプハウジングの下部
248、ほぼ円筒状の側壁
249、翼
250、回転翼
251、円板
252、軸穴
253、スタブ車軸
254、シャフト
256、モーター
260、半球状に膨らんだ突出部
262、囲い板
263、軸穴
264、壁
266、穴
270、レバー
272、軸
274、レバーの一方の側
276、レバーのもう一方の側
300、真空除去管
356、モーター
364、バッテリー
366、制御回路盤
368、スイッチ装置
369、スイッチ装置
400、第二の空気流入口
402、従動磁石
404、駆動磁石
406、カップ型の円筒状担体
408、泡
420、水平軸
422、供給管
424、ポンプハウジング
444、液体流入口
500、貯蔵器
502、圧力除去装置
504、ポンプ
508、液体排出口
520、胴部分
522、ノズル
524、遮蔽板
526、電動装置
528、土台キャップ内部の空洞
530、スイッチ穴
532、スイッチ穴
534、凹部
536、凹部
538、アダプタスリーブ
540、第一の管状部分
542、第二の管状部分
544、壁取付用腕木
546、支持用腕部
548、支持用腕部
550、遮蔽メッシュ
600、ボトルアセンブリー
602、上部ボトル
604、下部容器
605、くびれ部
606、入り口
608、くびれ部
610、基材
A、空気、
L、液体
3−3’、断面
4−4’、断面
12−12’、断面
14−14’、断面
A−A’、断面

Claims (41)

  1. 以下:
    一方の側がくびれていて排出口がある以外は閉鎖された弾性容器、
    端壁、及び、端壁から上へ伸びる側壁を有するキャップ、
    側壁を貫通するキャップ出口、
    くびれ部とキャップの側壁の間の、くびれ部の外側でかつ側壁の内側にある、容器出口及びキャップ出口の両方につながる通路、
    キャップの端壁の上に配置されていて、軸の周りを回転できるように軸受けに受けられ、容器出口の少なくとも少し下に配置された回転翼:
    を含み、
    前記キャップはくびれ部がキャップの中に入る形でくびれ部に受けられ、
    キャップのくびれ部周囲の部分はくびれ部とかみ合わされることによって流体浸透防止用密閉部を形成し、
    容器が逆さになっていてくびれ部が容器の下に位置した状態にある場合に、容器出口はキャップ出口より下にあり、
    キャップの側壁は軸の周りに配置され、
    容器出口はキャップの側壁の内側に同軸方向に配置され、
    回転翼は、回転すると、容器出口から流出した回転翼の上にある流体を受け、かつ、液体を通路の中に放射状に外側へ流動させ、回転翼の回転によって流体を通路に流入させて通路の中の流体面をキャップ出口よりも高く上昇させ、流体をキャップ出口から流出させることができ、
    回転翼は、回転していない場合に、キャップと容器出口の間の空気又は流体の流動を妨げない
    ことを特徴とする液体ディスペンサー。
  2. 回転翼は、回転していない場合に、キャップと容器との間の空気又は流体の流動を妨げない
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  3. 回転翼、キャップ及び容器くびれ部は組み合わさって渦巻きポンプを形成し、流体を容器出口から通路に放射状に流入させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  4. キャップの軸に対する断面は円形であり、容器くびれ部の軸に対する断面も円形であり、かつ、
    通路は軸に対して環状である
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体ディスペンサー。
  5. 回転翼の半径は容器出口の半径よりもやや小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  6. 回転翼の半径は小さくても容器出口の半径と同じである
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  7. キャップの側壁の円筒状の下部の半径は回転翼の半径よりもわずかに大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  8. 容器くびれ部の円筒状の下端にある容器出口部分の半径は、キャップの円筒状の下部の半径と実質的に同じである
    ことを特徴とする請求項7に記載の液体ディスペンサー。
  9. キャップの側壁は円筒状の下部から上向きに開いていて漏斗状になっている
    ことを特徴とする請求項7に記載の液体ディスペンサー。
  10. 容器は、本来の形は一定の内容積を有するが、弾性があって変形可能であり、
    弾性を有するために、圧力がかかって本来の形とは異なる形に変形されて容積が本来の容積よりも小さくなった後に、圧力を除去すると、容器の弾性によって本来の形に戻ろうとし、これにより容器内部が真空状態になり、
    容器が、逆さ状態になっている場合に、本来の形とは異なる形に変形されると、容器の中の液体が容器出口から通路を通って容器の外へ流出させられてキャップ出口へと流され、
    逆さ状態の容器内部が真空状態である場合に、キャップの中の液体は容器の中に引き戻されてキャップの中の液面が容器出口よりも下になり、容器出口がキャップの中の空気とつながって、キャップの中の空気が重力によりくびれ部を通って容器の中へと上昇し、容器内部の真空状態を除去し、
    容器出口が容器の中の液面よりも下にあって、容器内部の圧力が大気圧である場合に、容器から排出された液体によって重力によりくびれ部及び通路が満たされ、液面が容器出口よりも高くかつキャップ出口よりも低くなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  11. キャップはくびれ部に対して、キャップによって通路を流体が流動できないような閉じた状態と通路が開いていて流体が流動できる開いた状態との間で動くことができる
    ことを特徴とする請求項7に記載の液体ディスペンサー。
  12. 閉じた状態において、キャップの端壁がくびれ部に取り付けられることによって容器出口が塞がれて流体がその間を通過できず、開いた状態において、この端壁は容器出口から間隔があいている
    ことを特徴とする請求項11に記載の液体ディスペンサー。
  13. キャップの側壁がくびれ部の周りに同軸方向に配置され、キャップはくびれ部に対して開いた状態と閉じた状態との間で軸の周りを動くことができる
    ことを特徴とする請求項12に記載の液体ディスペンサー。
  14. 回転翼に連結したモーターを含む液体ディスペンサーであって、
    モーターはキャップの端壁の下に配置され、
    軸の周りを回転可能なシャフトが密閉状態でキャップの端壁を通過していて、その下端でモーターと、上端で回転翼と連結している
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  15. キャップが更に支持部を含み、この支持部は下へ伸びていてその先は土台面になっており、平坦な作業台に取り付けて払出し使用時にディスペンサーを垂直方向に支持できる
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  16. キャップが更に支持部を含み、この支持部は下へ伸びていてその先は土台面になっており、平坦な作業台に取り付けて払出し使用時にディスペンサーを垂直方向に支持でき、
    チャンバーがキャップの土台の下の支持部内部に配置されていて、このチャンバーの中にモーターが配置されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の液体ディスペンサー。
  17. モーターが電動モーターであり、モーター作動用のバッテリーがチャンバーの中に配置されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の液体ディスペンサー。
  18. 作動時に回転翼を回転させるためのモーターが連結され、モーターを作動させるためのスイッチ機構を含む液体ディスペンサーであって、
    液体は、モーター作動時に回転翼の回転によって、又は、容器を手で圧縮することによって払い出されることが可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  19. 容器の側面についた第一の部分、及び、手で動かして第一の部分が容器の側面を圧迫して内容積を小さくできる第二の部分を有するレバーのうちの一つから選択される、容器を圧縮するための手動の機構、及び、
    容器の側壁の一部であって、手で変形させて内容積を小さくするための膨らんだ弾性部分を含む
    ことを特徴とする請求項18に記載の液体ディスペンサー。
  20. 以下:
    一方の下端がくびれていて排出口がある以外は閉鎖された弾性容器、
    回転自在な状態でチャンバーの中に配置され、回転時には液体通路を通して容器から液体を引っ張り、チャンバー中の液面を空気流入口よりも上昇させるような回転翼:
    を含み、
    容器出口は、チャンバー外郭であるチャンバー形成要素と密閉状態でつながっていて、
    チャンバーは空気流入口及び液体流入口を有し、
    液体流入口はチャンバーの空気流入口よりも下にあり、
    空気流入口は大気圧の空気とつながっていてチャンバー内部の圧力を大気圧とし、
    液体流入口は液体通路を介して容器中の液体とつながっていて、
    液体流入口は容器中の液面よりも下にあって、容器内部の圧力が大気圧である場合に、重力によって容器から流出した液体により液体通路が満たされ、かつ、液体通路を介して液体流入口よりも高くて空気流入口よりも下の位置までチャンバーが満たされることによって、容器から液体が払出される際に容器内部の圧力が大気圧よりも低くなって真空度が増大し、チャンバー中の液面が液体流入口よりも下まで下がって液体流入口とチャンバー中の空気とがつながることにより、チャンバー中の空気が重力で液体通路を通って容器へと上向きに流れて貯蔵器内部の真空度を減少させる
    ことを特徴とする液体ディスペンサー。
  21. 回転翼に磁気的に連結していて回転翼を回転させるためのモーターを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体ディスペンサー。
  22. 回転翼が回転していない場合に空気又は液体の通過を妨げない
    ことを特徴とする請求項20に記載の液体ディスペンサー。
  23. ディスペンサーの中の液体が、容器を圧縮して内容積を小さくすることによって、又は、回転翼の回転によって払出される可能性がある
    ことを特徴とする請求項22に記載の液体ディスペンサー。
  24. 以下:
    一方の側がくびれていて排出口がある以外は閉鎖された弾性容器、
    端壁、及び、端壁から上へ伸びる側壁を有するキャップ、
    側壁を貫通するキャップ出口、
    くびれ部とキャップの側壁の間の、くびれ部の外側でかつ側壁の内側にある、容器出口及びキャップ出口の両方につながる通路、
    キャップの端壁の上に配置されていて、軸の周りを回転できるように軸受けに受けられ、容器出口の少なくとも少し下に配置された回転翼:
    を含み、
    前記キャップはくびれ部がキャップの中に入る形でくびれ部に受けられ、
    キャップのくびれ部周囲の部分はくびれ部とかみ合わされることによって流体浸透防止用密閉部を形成し、
    キャップの側壁は軸の周りに配置され、
    容器出口はキャップの側壁の内側に同軸方向に配置され、
    回転翼は、回転すると、容器出口から流出した回転翼の上にある流体を受け、かつ、液体を通路の中に放射状に外側へ流動させ、回転翼の回転によって流体を通路に流入させてキャップ出口から流出させることができる
    ことを特徴とする液体ディスペンサー。
  25. キャップがくびれ部の中に入っていて、軸を中心にして開いた状態と閉じた状態との間で動くことができ、
    閉じた状態においては、容器出口の周囲のくびれ部がキャップの側壁に取り付けられることによって容器出口と通路とがつながっておらず、
    開いた状態においては、容器出口の周囲のくびれ部とキャップの側壁との間に間隔があいていて、容器出口と通路とがつながっている
    ことを特徴とする請求項24に記載の液体ディスペンサー。
  26. 以下:
    電動モーター、
    バッテリー、
    電子制御回路、及び、
    電磁放射感知及び/又は受信装置:
    を含み、
    モーターが作動して流体ディスペンサーから流体が払出され、
    制御装置はバッテリーからモーターへの動力供給を制御し、かつ、感知及び/又は受信装置を制御し、
    モーター、バッテリー、制御盤並びに感知及び/又は受信装置は、同一のユニットと交換するために取り外し可能な一体型電動組み立てユニットを構成する
    ことを特徴とする自動流体ディスペンサー。
  27. 電動組み立てユニットは、モーター、バッテリー、制御盤、並びに、感知及び/又は受信装置の相互連結に必要な電気接続を全て含む
    ことを特徴とする請求項26に記載のディスペンサー。
  28. 電動組み立てユニットは、全ての電気接続を流体浸透防止用密閉障壁の中に有する
    ことを特徴とする請求項27に記載のディスペンサー。
  29. 電動組み立てユニットから伸びる、回転翼と連結させてモーターで作動させるためのモーターシャフトを含む
    ことを特徴とする請求項28に記載のディスペンサー。
  30. 電動組み立てユニットを入れるために内部に空洞を有する土台ハウジングを含む
    ことを特徴とする請求項29に記載のディスペンサー。
  31. モーターシャフトが内部の空洞から土台ハウジングの穴を通って伸びている
    ことを特徴とする請求項30に記載のディスペンサー。
  32. 土台ハウジングを貫通する穴を有し、この穴を通して感知及び/又は受信装置を作動させることができ、この穴によって感知及び/又は受信装置がノズルの近くにされ、これによって流体がディスペンサーから払出される
    ことを特徴とする請求項26に記載のディスペンサー。
  33. 感知及び/又は受信装置が制御回路に配置されている
    ことを特徴とする請求項26に記載のディスペンサー。
  34. 土台、土台から上へ伸びる側壁、及び、土台よりも高い位置に排出口を有する容器から流体を払出す方法であって、
    排出口より低い位置にある容器に流体を供給すること、
    軸の周りを回転して、回転翼に接触している流体を放出できる回転翼を容器の中に設置して、容器中で流体を流動させて容器中の流体面を排出口の高さまで上昇させ、排出口より上にある流体を排出口から容器の外へ流出させること:を含む
    ことを特徴とする方法。
  35. 回転翼によって定常波又は渦が発生して、流体を側壁の中にかつ側壁の上に向かって放射状に外側へ流動させる
    ことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. 側壁はほぼ円形であり、回転翼の回転軸に対してほぼ垂直である
    ことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  37. 容器が、側壁から内側に間隔をあけて円形の内壁を有し、側壁と円形の内壁との間に、開口部に向かう上向きの環状の通路が形成されていて、
    下部の円形の開口部の環状の通路は、容器の中に、下向きに、かつ、放射状に内側に向かっていて、
    回転翼によって流体が下部の円形の開口部へと流動して、環状の通路の中の流体面を排出口よりも上に上昇させることを含む
    ことを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 容器の垂直方向の上に位置する貯蔵器から容器の中に流体を補充することを含む
    ことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  39. モーターを連続的に作動させることによって、容器の中の定常波を維持し、かつ、容器から流体を更に払出し、また、モーターの速度を増大させて定常波の高さを増大させる
    ことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  40. 容器の上の貯蔵器からの流体の流動を制御する圧力除去弁によって、容器の中の流体面の高さを制御する
    ことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  41. モーターを連続的に作動させることによって、容器の中の定常渦を維持し、かつ、容器から流体を更に払出し、また、モーターの速度を増大させて定常渦の高さを増大させる
    ことを特徴とする請求項36に記載の方法。
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