JP2007523518A - 充電昇圧器を伴うパルス電流源回路 - Google Patents

充電昇圧器を伴うパルス電流源回路 Download PDF

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Abstract

【解決手段】被テストデバイスに電流パルスを供給するためのパルス電流発生回路は、被テストデバイスに電流を印加するための電流源と、被テストデバイスから電流を分流させるための制御された電流分流器とを備える。また、制御された電流分流器が開放され、被テストデバイスに再び電流が流れるときに、被テストデバイスに昇圧電流を供給することによって、被テストデバイスに付随する寄生キャパシタンスの再充電を促進するための昇圧回路も装備される。
【選択図】図3

Description

本発明は、概して、電気部品および電気回路をテストするための回路構成に関する。本発明は、より具体的には、このようなテストに用いられる電流パルス回路構成に関する。
電流パルスは、電気部品および電気回路をテストする際によく用いられる。例えばパルスエレクトロマイグレーションテストなど、繰り返し率の高い電流パルスを必要とするテストに用いられる場合は、所望のパルス波形は、長方形であるのが通常である。したがって、各電流レベルで所期の電流駆動を効果的に得るためには、電流レベル間の推移が急で、且つ行き過ぎ量が極小である必要がある。図1に示された両極性パルスおよび単極性パルスをそれぞれ参照せよ。接地レベル(「0」)から所要の電流レベル(「Ap」、または「An」、または簡単のために概して「A」)への推移は、図1に示されるように、急であるのが理想である。しかしながら、このような推移は、所要の最大レベルに達するまでに時間がかかりすぎるのが実情である。
電流パルスを得る効果的な技術は、図2に示されるように、定電流(DC)源を大地に接続し、それによって被テストデバイス(DUT)から電流を分流させることによって実現される。このとき、被テストデバイス(DUT)を通る電流の流れは、P点における制御信号を受けて、分流トランジスタQsによって大地に分流される。P点は、抵抗器Rxを介して分流トランジスタQsに接続されている。所望の波形は、所要期間T、「オン」時間t、および「オフ」時間(T−t)を有するタイミング発生器に応じて得られる。例として、Kriegerらによる米国特許第6,249,137号「パルス信頼性テストのための回路および方法」を参照せよ。
一般に、メインの分流トランジスタQsのゲート(図2の「P」点)では、理想的な駆動パルスを比較的容易に生成することが可能である。同様に、最新のパワートランジスタでも、オン状態とオフ状態との間の両方向で、非常に低いオン抵抗および非常に高速な固有の推移を得ることが可能である。問題となるのは、Qsの出力キャパシタンスと、DUTに付随する任意の浮遊キャパシタンスと、DC電流源の出力キャパシタンスと、ケーブルまたはテスト備品などのテスト装備によって持ち込まれる任意の他のキャパシタンスとを含む、出力ノード「C」と接地(Gnd)との間の寄生キャパシタンスCoである。このキャパシタンスは、Idcと、Qsの電流シンク能力とに強く関連しているので、所望のレベルに下げることが困難である。広範囲の電流レベルをしばしば必要とするパルス電流の用途では、低電流性能のために高電流特性を、あるいは高電流性能のために低電流特性を犠牲にすることは非実用的である。実際は、この問題は、低電流と、場合によっては中電流とに限られる。しかしながら、適切な高電流駆動を確実に可能にするためには、QsおよびDC電流源の両方が充分に強くなければならず、これは、相応してCoが大きくなければならないことを意味する。
この制約は、電流ではなく電圧のパルスの場合は問題にならない。ほとんどの電圧源は、所期のレベル(Aまたは大地。個々の推移次第)に近づきつつ比較的大電流を駆動することができるので、したがって、高速な推移を固有に生じることができる。パルス電流源において、Idcは、Qsがオン状態にある最中に単純にQsに迂回され、同時にCoは、Qsを介して放電される。Qsがオフ状態にあるときは、Coは、τ=(Co)(Rdut)の時定数で、定常状態レベルVo=(Rdut)(Idc)まで指数関数的に充電される。低電流の用途は数キロオーム(kΩ)のRdutをしばしば必要とし、Coは滅多に20pFを下回らないので、結果として得られる時定数は数十ナノ秒である。その一方で、Ronは非常に小さいので、Coは、Qsがオン状態に入ると非常に迅速に放電され、したがって、実質的な遅延をほとんど示さない。
本発明は、推移時間tが関連のパルス継続時間tp、tnより大幅に短く、且つ行き過ぎ量が許容範囲内で極小である、DUTを介した0からAへの高速な電流推移を促進することに関する。
DUTを通じて電流が再印加される際に、DUTに付随する寄生キャパシタンスの高速な再充電を促進することができるように、本発明にしたがって、充電昇圧回路が提供される。分流トランジスタがオン状態からオフ状態へと推移するとき、電流は突発的な急増を生じるので、このとき、充電電流の量はパルス電流の量を上回る。電流制限器は、寄生キャパシタンスの過剰充電を阻止することによって、得られる電流パルス波形における許容範囲外の行き過ぎ量の発生を回避する。
本発明、並びにその目的および特徴は、図面を参照にした以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲から容易に明らかになる。
図3は、図2の回路に対応した回路であって、分流トランジスタQsがオン状態からオフ状態へと推移する際に電流の突発的な急増を起こさせるための、本発明にしたがった昇圧回路10を伴う回路である。この推移期間のあいだ、昇圧回路10は、スイッチS1を介して電流を供給する。これは、寄生キャパシタCoの充電を促進する。昇圧電流は、電流源からの電流Idcを大きく上回るので、寄生キャパシタの再充電は促進される。昇圧回路10およびスイッチS1は、制御回路構成12と、Pノードに印加される分流トランジスタQs用の制御電圧とに応じて作動する。
図4は、図3のパルス電流発生器の一実施形態を示した説明図であって、昇圧回路10および制御回路12を更に詳しく示されている。ここで、端子Pにおけるタイミング発生器は、直列に接続された2つのバッファ20,22を介してメインの分流トランジスタQsのゲートに接続され、各バッファは、その入力信号を、僅かな遅延(td)を加えつつ反転させる。結果として得られるP1,P2における波形、およびPにおけるタイミング発生信号は、いずれも図中に示されている。なお、結合ゲート抵抗器Rxは不可欠ではなく、トランジスタゲートと駆動信号との直結を回避するために通例的に追加されるものである。
回路の残りの部分は、10で示された昇圧器を構成する。昇圧器によって出力ノードCに注入される電流の経路は、NMOSトランジスタQnおよびPMOSトランジスタQp、並びにキャパシタCbaおよび抵抗器Ryを備える。昇圧器の作動/停止は電子的に成されるので、スイッチS1の役割は、単に、浮遊キャパシタンスおよび電流漏れを通じて生じるあらゆる寄生結合を排除することにある。抵抗器Ryは、過度の加熱および過大な行き過ぎ量を回避するために、昇圧電流の上限を設定している。キャパシタCbaは、強い昇圧動作を必要とされる場合でも共通ソースノードSにおいて定(DC)電圧を保証するに足る、充分な大きさ(約1μFまたはそれ以上)である。
昇圧器の適切な動作は、Cノードにおける実際の状況に関するリアルタイムの明確な知識、およびそれと設定目的との比較に基づくものである。目的とは、単純に、Cノードにおいて得られる「高」電圧レベルと、同様のDC動作のもとで得られる電圧レベルとが同じであることである。すなわち、所期のタイミング発生器の使用に先だって、先ず、Idcが所要レベルに設定され、その結果として得られるCノードの電圧が測定され、取得される。次に、タイミング発生器が作動され、その結果として得られるCノードの電圧がピーク検出器(不図示)を使用して測定される。ピーク検出器は、測定された波形の最高レベルを取得する検出器である。本来の趣旨は、メインの分流トランジスタQsがオフ状態にある際にIdcをDUTに流れさせることにあるので、このピークは、同様のDC条件下で観測されるピークと全く同じである場合に動作の適切性を保証するものである。より低レベルまたは高レベルが測定される場合は、反復アルゴリズムにおいて、昇圧動作の強さがそれぞれ増大または低減される。これは、このようないくらかの繰り返し後に適切な収束に達することを保証するものである。
上記の内容を実現するためには、Cノードにおいてピーク検出器から得られた関連データに基づいて、Y1およびX1における電圧レベルを適切に設定する必要がある。先ず第1に、最も重要なのは、DC電流をQpに流れさせないことである。これは、Pにタイミング信号が印加されない限り、QpまたはQnのいずれかがオフであることを意味する。この要件は、以下の関係式によって満たされる。
X1−VY1>Vtp−Vtn
ここで、Vtnは、エンハンスメント型デバイスに対しては正で、デプレッション型デバイスに対しては負である。一方で、Vtpは、エンハンスメント型デバイスに対しては負で、デプレッション型デバイスに対しては正である。具体的に言うと、デプレッション型NMOSトランジスタ(Qn)とエンハンスメント型PMOSトランジスタ(Qp)との組み合わせが選択され、それらの絶対値がほぼ同じである(すなわち|Vtn|≒|Vtp|)と仮定すると、VY1を僅かに上回るようにVX1を設定すれば、QpにDC電流が流れないように保証することができる。実際は、回路調整の一貫として、製造の際に10分の数ボルトの余分な「安全域」を追加することができる。最適の差異VX1−VY1がひとたび既知になると、システムは、それをあらゆるレベルにおいて維持する必要がある。この点について、図4の実装形態は、独立した可変電圧源を2つ必要とし、その一方のみが内部アルゴリズムによって変更され、もう一方はそれから一定の間隔にある(すなわち、上述された事前調整済みの定数をΔとすると、VX1=VY1+Δである)ので、不必要に煩雑である。1つの可変電圧源と、もう1つの固定電圧源とを用いて上記の内容を実現した他の2つの実施形態が、図5,6にそれぞれ示されている。キャパシタCbaと同様に、キャパシタCbb,Cbcも、それぞれY1およびX1においてDC条件を保証するに足る、充分な大きさである。抵抗器Rdは、キャパシタンスの大きい演算増幅器の挿入を回避するために追加される。Y点はQnのゲートにのみ接続され、そこを流れる漏れ電流は無視できる程度であるので、VYはVY1にほぼ等しく、抵抗器Reはあまり重要でない。Qpのゲート(X点)では、状況が異なる。すなわち、パルス運転のもとでの波形はVX1と大幅に異なり、RfおよびCtの具体値のみならず、固有のPMOS入力キャパシタンスCipですら重要である。
図5において、Vbは、入手可能な任意の低電圧供給源(例えば+5V)であれば良く、更に、可変抵抗器Rpは、以下の関係式にしたがって、VX1を上回るおよび下回る所望の範囲内にVY1を事前設定することを可能にする。
X1=Vb(Rc/Ra)−Vbst(Rc/Rb)(Vbst≡可変電圧源)
Y1=Vb[Rc/(Ra−δ+Rp)]−Vbst(Rc/Rb)(δ<Rpmax<Ra)
これは、以下のことを意味する。
X1−VY1=Vb[Rc(Rp−δ)]/[Ra(Ra−δ+Rp)]≡Δ
Rpを0とRpmaxとの間で調整することによって、(VX1−VY1)の必要値が得られる。同様に、図5の左上に示された部分50に代わるものとして、VX1−VY1=Δである別の一実施形態が図6に示される。ここでは、入手可能な2つの固定電圧源の任意の組み合わせによって所望の差異Δが提供される一方で、VY1はVbst、すなわち可変電圧源である。振幅が同じで極性が反対の固定電圧源(例えば+5Vと−5V)を使用することによって、差異は、Rpの中央端子の位置に応じて−|Vb|Rp/(2Ry+Rp)と+|Vb|Rp/(2Ry+Rp)との間で可変である。
QpにDC電流を流れさせない所要の値Δを事前に設定することによって、実際の昇圧動作を起こさせることができる。これは、トランジスタQdと、結合キャパシタCtと、抵抗器Rtと、抵抗器Rfとを以下のように切り替え操作することによって達成される。P点におけるタイミング生成器の反転パルスが低レベル(Gnd)から高レベルへと立ち上がると、Qdは、強力な電流シンクに急速に切り替わり、そのドレインノードを大地レベルに近づける。この推移は、Qpのゲート(X点)に急速に伝播し、それを急激に引き下げる(この降下は、厳密には、関連の各種成分のかなり複雑な関数である)。この瞬間に、反転器の僅かな遅延tdは終了し、P2点における信号によってゲートを駆動されるメインの分流トランジスタQsは、P2における信号がGndレベルに降下するのに伴ってオフにされる。Qpが強力なオン状態にあるときは、昇圧電流の高まりがCoおよびDUTに流れ込み、Cノードを素早く充電する。その一方で、Xノードは、Qpがオフ状態に入るまで、Ct、Cip(Cpの入力キャパシタンス)、Rt、およびRfによって定められた率でレベルVX1に向かって上昇する。Qdがオンになった時点からQpが再びオフになる時点までの合計時間は、システムによってサポートされるあらゆる用途およびパルス繰り返し率について、Qdがオン状態にある最小継続時間、すなわち(T−t)よりも短い必要がある。原則的に、このタイミングメカニズムは、昇圧動作を終結させるために使用することができる。しかしながら、過度の行き過ぎ量を伴うことなくC点において所要のレベルを実現できるように、適切な昇圧を保証するためには、追加のメカニズムが使用される。昇圧電流を流れさすためには、|Vds|>0である必要があるので、S点における電圧をDC条件下のVdutとほぼ同レベルに設定すれば、それを正しく実現することができる。
アルゴリズムが正しく設定されている状態で、C点における高レベルがひとたび所望の値(DC条件下でIdcが流れる際に達するのと同レベル)に達すると、Qpは、Vds≧0になるので、昇圧電流の駆動を停止する。ほどなく、そのゲートにかかる電圧がオフ条件に達し、次いで、P1における波形が再び地電位に戻る。これは、Qdを直ちにオフにし、VaからRtへと流れる電流によってCtを更に強制的に充電させ、X点をVX1より高くする。したがって、Rfを流れる電流の方向は逆転される。この方向の逆転は、実際の昇圧動作とは直接関係していないものの、先立つ動作中に生じたキャパシタCbcの充電損を快復するのに有効である。演算増幅器Aによる電流駆動には限界があるので、RtおよびRfの値によって制御されるこの充電は重要である。更には、図5に(破線で)示されるように、ダイオードD1をRfの両端に並列に設けることによって、必要に応じて関連のタイミングを短くすることができる。この充電動作は、Qdのドレインが充電され、Rtを流れる充電電流が減少するのに伴って、Xにおける電圧が小ピークに達し、次いでVX1に向かって徐々に収束しはじめるまで継続される。次の推移は、新たなパルスサイクルおよびその他もろもろの開始を示すものである。
上記の動作には、リアルタイムコンピュータによって制御され、且つ測定された関連データを供給される、適切なアルゴリズムが不可欠である。第1の段階は、スイッチS1を開かれ、Pにおいてタイミング発生器を用いられず、且つVX1≧0または必要に応じてVX1を僅かに負にするようなレベルにVbstを設定された状態で、Idcを適切なレベルに設定する。次いで、C点における電圧がピーク検出器から取得され、基準値(以下では「Vcdc」)として格納される。VX1は(およびVY1はそれぞれ)充分に低く、昇圧電流を阻むことができるので、S1の係合、およびPにおけるタイミング発生器の使用は、Qpに昇圧電流を流れさすことなく、相応にQsをオンに、且つQdをオフにする。次に、ピーク検出器の測定値(Vcp)が取得され、Vcdcと比較される。もしVcp>Vcdcであるならば(極めて可能性は低い)、S1は、切り離されることが望ましい。より可能性の高いVcp<Vcdcである場合は、昇圧が必要である。昇圧を開始させるため、Vbstは、結果として得られるVcpがVcdcを超えるまで増大される。この瞬間にVcpは低減され、更なる変化による影響がごく僅かになるまで同様のプロセスが収束方式で繰り返される。ここからは、所要のパルス動作が効力を発する。パルスが充分に長い場合は、C点における電圧は、昇圧を受けずとも所要のレベルVcdcに徐々に「収束」する。しかしながら、関連の時定数は短パルス(通常はt<500)より大幅に長いので、このような「収束」はほとんど役に立たず、したがって、効率的な昇圧が必要となる。なお、上記の反復に用いられる実際のアルゴリズムは、効率的な収束に関する問題であるので、本発明とは無関係である。実際は、二分探索法またはそれに類似するアプローチが効果的であるものの、本発明は、特定のアルゴリズムに限定されず、使用される任意の反復アルゴリズムに対して有効であることが望まれる。
図7の波形は、P1点、P2点、X点、およびC点(図5を参照せよ)における波形を詳細に示している。図中、左側は、Δ(VX1−VY1)を適切に設定し、期待された通りの出力波形を得た場合を示している。右側は、Δを過度に大きく設定したために昇圧が充分でなく、その結果として不適切な出力波形を得た場合を示している。
以上では、具体的な実施形態を参照にしながら発明の説明を行ってきた。しかしながら、以上の説明は、本発明を限定することを意図したものではなく、当業者ならば、添付の特許請求の範囲によって定められた発明の真の趣旨および範囲から逸脱することなく、各種の変更および応用を考えつくことが可能である。
電子デバイスのテストに用いられる両極性パルスおよび単極性パルスを示した説明図である。 DUT用の従来のパルス電流発生器を示した説明図である。 本発明にしたがったパルス電流発生器を示した説明図である。 本発明にしたがったパルス発生器および充電昇圧回路の一実施形態を示した説明図である。 本発明にしたがったパルス発生器および充電昇圧回路の別の一実施形態を示した説明図である。 本発明にしたがった充電昇圧回路の別の一実施形態を示した説明図である。 図5の回路における波形を、適切な設定および不適切な設定の各場合についてそれぞれ示した説明図である。
符号の説明
10…昇圧回路
12…制御回路構成
20,22…バッファ

Claims (10)

  1. パルス電流発生回路であって、
    a)被テストデバイスに電流を印加するための電流源と、
    b)前記被テストデバイスから電流を分流させるための制御された電流分流器と、
    c)前記制御された電流分流器が開放され、前記被テストデバイスに再び電流が流れるときに、前記被テストデバイスに昇圧電流を供給することによって、前記被テストデバイスに付随する寄生キャパシタンスの再充電を促進するための昇圧回路と、
    を備えるパルス電流発生回路。
  2. 請求項1に記載のパルス電流発生回路であって、
    前記昇圧回路は、
    電圧電位と前記寄生キャパシタンスとの間において、PMOSトランジスタに直列に接続されたNMOSトランジスタと、
    前記NMOSトランジスタと前記PMOSトランジスタとの共通点にDC電圧を供給するために、前記NMOSトランジスタから分路して設けられたキャパシタと、
    分流制御信号を受信して、それに応じて前記PMOSトランジスタにおける伝導および前記昇圧電流の供給を制御するために結合された制御回路構成と
    を含む、パルス電流発生回路。
  3. 請求項2に記載のパルス電流発生回路であって、
    前記共通点におけるDC電圧は、前記寄生キャパシタにかかる所望の電圧にほぼ等しい、パルス電流発生回路。
  4. 請求項3に記載のパルス電流発生回路であって、
    前記昇圧回路は、前記NMOSトランジスタおよび前記PMOSトランジスタのためのバイアス回路構成を含み、そのため、前記PMOSトランジスタにかかるバイアス電圧は、前記NMOSトランジスタにかかるバイアス電圧よりも電圧増分Δだけ大きく、いずれのトランジスタも、定常状態条件中は非導電性である、パルス電流発生回路。
  5. 請求項4に記載のパルス電流発生回路であって、
    前記バイアス回路構成は、固定電圧Vbおよび可変電圧Vbstに応じて作動する第1および第2の演算増幅器を含む、パルス電流発生回路。
  6. 請求項4に記載のパルス電流発生回路であって、
    前記バイアス回路構成は、電圧振幅が等しく極性が反対である2つの固定電圧間の電圧と、可変電圧Vbstとに応じて作動する演算増幅器を含み、Vbstは、前記NMOSトランジスタにバイアスをかけ、前記演算増幅器は、前記PMOSトランジスタにバイアスをかける、パルス電流発生回路。
  7. 請求項4に記載のパルス電流発生回路であって、
    昇圧電流に制限をかけるために、前記PMOSトランジスタを前記被テストデバイスに接続する抵抗器を備えるパルス電流発生回路。
  8. 請求項4に記載のパルス電流発生回路であって、
    前記制御回路構成は、印加される入力信号を反転および遅延させるための複数のカスケードバッファを含み、そのうちの一バッファは、前記制御された電流分流器を開放させる電圧レベルに前記分流制御信号が切り替わるのに応じて、前記PMOSトランジスタに対する伝導バイアスの印加を制御する、パルス電流発生回路。
  9. 請求項2に記載のパルス電流発生回路であって、
    昇圧電流に制限をかけるために、前記PMOSトランジスタを前記被テストデバイスに接続する抵抗器を備えるパルス電流発生回路。
  10. 請求項2に記載のパルス電流発生回路であって、
    前記制御回路構成は、印加される入力信号を反転および遅延させるための複数のカスケードバッファを含み、そのうちの一つのバッファは、前記制御された電流分流器を開放させる電圧レベルに前記分流制御信号が切り替わるのに応じて、前記PMOSトランジスタに対する伝導バイアスの印加を制御する、パルス電流発生回路。
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