JP2007519685A5 - - Google Patents

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(式中、Xは−C(=O)−、−C(=O)−O−、−C(=O)−N−、−SO2−又は−SO2−N−基を表し;
Rは水素原子又はメチル基を表し;
1は水素原子又は(C1−C3)−アルキル基を表し;
2は水素原子;(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5若しくは6員環ヘテロアリール基;(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル−(C1−C4)−アルキル基又はヘテロアリール−(C1−C4)−アルキル基;又は次式:
−(CH2r−Y−(CH2m−A
(式中、Aはフェニル基;窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5若しくは6員環ヘテロアリール基であって、いずれの基も(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよく;
Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子、直鎖又は分岐鎖(C1−C3)アルキル基、(C1−C3)−アルコキシカルボニル基又はベンジルオキシカルボニル基を表す)を表し;
rは1〜3の整数であり;
mは0〜3の整数である)で表される鎖を表し;
3は水酸基であるか、R3とR4で(=O)基又は=N−O−R5基(R5は水素原子、(C1−C4)−アルキル基、ベンジル基又は−X−R2基(XとR2は上に定義される))を形成し;
4は、水素原子であるか、R4とR3で(=O)基又は=N−O−R5基(R5は上に定義される)を形成し;
更に、 2 は(C 1 −C 10 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基を表す)で表される化合物及び医薬として許容されるそれらの塩を提供することを目的とする。
式Iで表される化合物のうち好ましい化合物は、R、R1、R2が式Iで定義した通りであり、Xが−C(=O)−、−C(=O)−N−又は−SO2−基であり、R3が水酸基であるか又はR3とR4が(=O)基又は=N−O−R5基(R5は水素原子、メチル、ベンジル又は−X−R2基(XとR2は、上の式Iで定義した通り)を表す)を形成する化合物である。
また、このグループに属する更により好ましい化合物は、R2が水素原子;(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5若しくは6員環ヘテロアリール基;(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル−(C1−C4)−アルキル基又はヘテロアリール−(C1−C4)−アルキル基;又は次式:
−(CH2r−Y−(CH2m−A
(式中、Aはフェニル基又はフラン、チオフェン、オキサゾール、イミダゾール、ピリジン、ピリミジン及びトリアゾールから選択されるヘテロアリール基であって、いずれの基も(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよく;
Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子又はメチル基を表す)を表し;
rは1〜3の整数であり;
mは0〜3の整数である)で表される鎖であり;
更に、 2 は(C 1 −C 10 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である化合物である。
このグループのうちより好ましい化合物は、R1がメチル基であり、R2がメトキシ−(C1−C3)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基;又は(C1−C4)−アルキル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよいベンジル基又はヘテロアリール−(C1−C4)−アルキル基;又は次式:
−(CH2r−Y−(CH2m−A
(式中、Aはフェニル基;又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基であって、いずれの基も(C1−C4)−アルキル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよく;
Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子を表す)を表し;
rは1〜3の整数であり;
mは0〜1から選択される整数である)で表される鎖であり;
更に、 2 は(C 1 −C 7 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である化合物である。
このグループに属する更により好ましい化合物は、R1が水素原子又はメチル、Xが−
C(=O)−、−C(=O)−N−又は−SO2−基である化合物である。
このグループに属する化合物のうち更により好ましい化合物は、R2が水素原子;(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C3)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5若しくは6員環ヘテロアリール基;(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよいフェニル−(C1−C4)−アルキル基又はヘテロアリール−(C1−C4)−アルキル基;又は次式:
−(CH2r−Y−(CH2m−A
(式中、Aはフェニル基又はフラン、チオフェン、オキサゾール、イミダゾール、ピリジン、ピリミジン及びトリアゾールから選択されるヘテロアリール基であって、いずれの基も(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよく;
Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子又はメチル基を表す)を表し;
rは1〜3の整数であり;
mは0〜3から選択される整数である)で表される鎖であり;
更に、 2 は(C 1 −C 7 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である化合物である。
このグループに属する更により好ましい化合物は、R1がメチル基であり、R2が水素原子;メトキシ−(C1−C3)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基;(C1−C4)−アルキル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよいベンジル基又はヘテロアリール−メチル基(ヘテロアリールはフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択される);又は次式:
−(CH2r−Y−(CH2m−A
(式中、Aはフェニル基;又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基であって、いずれの基もメチル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよく;
Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子を表す)を表し;
rは1〜3の整数であり;
mは0〜1から選択される整数である)で表される鎖であり;
更に、 2 は(C 1 −C 7 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である化合物である。
このグループに属する化合物のうち更により好ましい化合物は、R2がメトキシ−メチル基;シクロヘキシル基;フェニル基;又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基;メチル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよいベンジル基又はチオフェン−イル−メチル基;又は次式:
−(CH2r−Y−(CH2m−A
(式中、Aはフェニル;又はピリジンであって、いずれもメトキシ基によって置換されていてもよく;
Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子を表す)を表し;
rは1〜3の整数であり;
mは0〜1から選択される整数である)で表される鎖であり;
更に、 2 は(C 1 −C 7 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である化合物である。
本発明に係る化合物の具体例としては、式Iにおいて、RとR4は式Iでの定義と同義であり;Xは、−C(=O)−、−C(=O)−N−又は−SO2−基であり;R1はメチル基であり;R2は水素、メトキシ−メチル、シクロヘキシル、フェニル、ベンジル、4−メチルフェニル、4−メトキシ−フェニル、4−フルオロ−フェニル、2−フリル、3−ピリジル、2−チオフェニル、2−クロロ−3−ピリジル、2−チオフェン−イル−メチル、3−メチル−5−オキサゾリル、(4−メトキシ−ピリジン−2−イル−メチル)−オキシメチル、フェニル−チオ−メチル、メチル、エチル、t−ブチル又はヘプチルであり;R3は水酸基であるか、R3とR4で(=O)基又は=N−O−R5基(R5は水素、アセチル、ピバロイル、4−メトキシ−ベンゾイル、2−チオフェンカルボキシル、2−チオフェン−アセチル)を形成する化合物である。

Claims (18)

  1. 次式:
    Figure 2007519685
    (式中、Xは−C(=O)−、−C(=O)−O−、−C(=O)−NH−、−SO2−又は−SO2−N−基を表し;
    Rは水素原子又はメチル基を表し;
    1は水素原子又は(C1−C3)−アルキル基を表し;
    2は水素原子;(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5若しくは6員環ヘテロアリール基;(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル−(C1−C4)−アルキル基又はヘテロアリール−(C1−C4)−アルキル基;又は次式:
    −(CH2r−Y−(CH2m−A
    (式中、Aはフェニル基;窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5若しくは6員環ヘテロアリール基であって、いずれの基も(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよく;
    Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子、直鎖又は分岐鎖(C1−C3)アルキル基、(C1−C3)−アルコキシカルボニル基又はベンジルオキシカルボニル基を表す)を表し;
    rは1〜3の整数であり;
    mは0〜3の整数である)で表される鎖を表し;
    3は水酸基であるか、R3とR4で(=O)基又は=N−O−R5基(R5は水素原子、(C1−C4)−アルキル基、ベンジル基又は−X−R2基(XとR2は上に定義される))を形成し;
    4は、水素原子であるか、R4とR3で(=O)基又は=N−O−R5基(R5は上に定義される)を形成し;
    更に、 2 は(C 1 −C 10 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基を表す)で表される化合物、及び医薬として許容されるそれらの塩。
  2. R、R1、R2は式Iで定義した通りであり、Xが−C(=O)−、−C(=O)−N−又は−SO2−基であり、R3が水酸基であるか又はR3とR4が(=O)基又は=N−O−R5基(R5は水素原子、メチル、ベンジル又は−X−R2基(XとR2は、上の式Iで定義した通り)を表す)を形成する、請求項1に記載の化合物。
  3. 1が水素原子又はメチルであり、R5が水素原子又は−X−R2基(XとR2は上の式Iで定義した通り)である、請求項2に記載の化合物。
  4. 2が水素原子;(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5若しくは6員環ヘテロアリール基;(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよいフェニル−(C1−C4)−アルキル基又はヘテロアリール−(C1−C4)−アルキル基;又は次式:
    −(CH2r−Y−(CH2m−A
    (式中、Aはフェニル基又はフラン、チオフェン、オキサゾール、イミダゾール、ピリジン、ピリミジン及びトリアゾールから選択されるヘテロアリール基であって、いずれの基も(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される1〜3個の置換基によって置換されていてもよく;
    Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子又はメチル基を表す)を表し;
    rは1〜3の整数であり;
    mは0〜3の整数である)で表される鎖であり;
    更に、 2 は(C 1 −C 10 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である、請求項3に記載の化合物。
  5. 1がメチル基であり、R2がメトキシ−(C1−C3)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基;又は(C1−C4)−アルキル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよいベンジル基又はヘテロアリール−(C1−C4)−アルキル基;又は次式:
    −(CH2r−Y−(CH2m−A
    (式中、Aはフェニル基又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基であって、いずれの基も(C1−C4)−アルキル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよく;
    Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子を表す)を表し;
    rは1〜3の整数であり;
    mは0〜1から選択される整数である)で表される鎖であり;
    更に、 2 は(C 1 −C 7 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である、請求項1に記載の化合物。
  6. R、R1、R2及びXは式Iで定義した通りであり、R3が水酸基、R4が水素原子である、請求項1に記載の化合物。
  7. 1が水素原子又はメチル、Xが−C(=O)−、−C(=O)−N−又は−SO2−基である、請求項6に記載の化合物。
  8. 2が水素原子;(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C3)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;窒素、酸素及び硫黄から選択される1〜3個のヘテロ原子を有する5若しくは6員環ヘテロアリール基;(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよいフェニル−(C1−C4)−アルキル基又はヘテロアリール−(C1−C4)−アルキル基;又は次式:
    −(CH2r−Y−(CH2m−A
    (式中、Aはフェニル基又はフラン、チオフェン、オキサゾール、イミダゾール、ピリジン、ピリミジン及びトリアゾールから選択されるヘテロアリール基であって、いずれの基も(C1−C4)−アルキル基、(C1−C4)−アルコキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよく;
    Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子又はメチル基を表す)を表し;
    rは1〜3の整数であり;
    mは0〜3から選択される整数である)で表される鎖であり;
    更に、 2 は(C 1 −C 7 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である、請求項7に記載の化合物。
  9. 1がメチル基であり、R2が水素原子;メトキシ−(C1−C3)−アルキル基;(C5−C7)−シクロアルキル基;フェニル基;又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基;(C1−C4)−アルキル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよいベンジル基又はヘテロアリール−メチル基(ヘテロアリールはフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択される);又は次式:
    −(CH2r−Y−(CH2m−A
    (式中、Aはフェニル基又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基であって、いずれの基もメチル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよく;
    Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子を表す)を表し;
    rは1〜3の整数であり;
    mは0〜1から選択される整数である)で表される鎖であり:
    更に、 2 は(C 1 −C 7 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である、請求項8に記載の化合物。
  10. 2がメトキシ−メチル基、シクロヘキシル基、フェニル基又はフラン、チオフェン、オキサゾール及びピリジンから選択されるヘテロアリール基;メチル基、メトキシ基及びハロゲンから選択される置換基によって置換されていてもよいベンジル基又はチオフェン−イル−メチル基;又は次式:
    −(CH2r−Y−(CH2m−A
    (式中、Aはフェニル又はピリジンであって、いずれもメトキシ基によって置換されていてもよく;
    Yは、O、S又はNR6(R6は水素原子を表す)を表し;
    rは1〜3の整数であり;
    mは0〜1から選択される整数である)で表される鎖であり;
    更に、 2 は(C 1 −C 7 )−アルキル基であり、但し、Xが−C(=O)−基、R1が(C1−C3)−アルキル基、R3が水酸基であるか又はR3とR4が=N−O−R5基(R5は−X−R2と異なる)を形成するという条件が同時に満たされる場合、R2 は(4−C10)−アルキル基である、請求項9に記載の化合物。
  11. 5の意味における置換基−X−R2が、3’位の置換基X及びR2と同一の意味を有する、請求項1に記載の化合物。
  12. 次の工程:
    a.次式:
    Figure 2007519685
    (式中、R、R3及びR4は請求項1で定義される)で表される化合物の3’位のジメチルアミノ基の脱メチル化と、
    b.加水分解反応によるL−クラジノースの除去と、
    c.a項によって得られる第1級又は第2級アミン性基のアミド化反応とを含む、請求項1に記載の化合物の調製方法。
  13. 式IIにおけるR3が水酸基でありR4が水素原子である、請求項12に記載の方法。
  14. クラジノースの除去は、鉱酸とプロトン性有機溶媒の存在下で酸触媒加水分解によって行われる、請求項12に記載の方法。
  15. 医薬として許容される担体と共に、請求項1に記載の化合物を治療有効量含む、医薬組成物。
  16. 炎症性疾患の治療に有用な請求項15に記載の医薬組成物。
  17. 呼吸器疾患の治療に有用な請求項16に記載の医薬組成物。
  18. 胃腸疾患の治療に有用な請求項16に記載の医薬組成物。
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