JP2007515934A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 大気へ化学調合物を蒸発させることができる携帯機器であって、
   カートリッジを受け入れ、化学調合物を貯えるカートリッジが挿入される開口部および凹部を有する受入手段と、
   カートリッジが受入手段に挿入され、電圧が加えられるとき、化学調合物に接触して化学調合物を蒸発させる加熱器手段と、
   蒸発した化学調合物を大気に案内する孔手段とを含み、
   受入手段の凹部およびカートリッジは、カートリッジを加熱器手段に対して予め決定された位置に配置するために締まり嵌めをなす手段を有する
   ことを特徴とする携帯機器。
2. 請求項１に記載の携帯機器において、
   凹部は、カートリッジに設けられたくぼみ手段と締まり嵌めをなす突出手段を有し、
   それにより、カートリッジが予め決定された位置に到達したことの触知可能な表示を使用者に与える
   ことを特徴とする携帯機器。
3. 請求項１に記載の携帯機器において、
   凹部は、カートリッジに設けられた突出手段と締まり嵌めをなすくぼみ手段を有し、
   それにより、カートリッジが予め決定された位置に到達したことの触知可能な表示を使用者に与える
   ことを特徴とする携帯機器。
4. 請求項２または請求項３に記載の携帯機器において、
   カートリッジは、化学調合物と接触する芯を有し、予め決定された位置に到達したときに芯が加熱器手段と接触する
   ことを特徴とする携帯機器。
5. 請求項２から請求項４のいずれかに記載の携帯機器において、
   凹部は、カートリッジが凹部に挿入されるときカートリッジを案内するためのガイド手段を有する
   ことを特徴とする携帯機器。
6. 請求項２から請求項５のいずれかに記載の携帯機器において、
   くぼみ手段は一つまたはそれ以上の切欠である
   ことを特徴とする携帯機器。
7. 請求項２から請求項５のいずれかに記載の携帯機器において、
   突出手段は、一つまたはそれ以上の出っ張りである
   ことを特徴とする携帯機器。
8. 請求項１から請求項７のいずれかに記載の携帯機器において、
   加熱器手段が化学調合物を蒸発させることができるように、一つまたはそれ以上のパルスを連続的に加熱器手段に与えるための電気回路手段を更に含む
   ことを特徴とする携帯機器。
9. 請求項８に記載の携帯機器において、
   仕切りが、機器の内部を第一の区画と第二の区画とに分割する
   ことを特徴とする携帯機器。
10. 請求項９に記載の携帯機器において、
    仕切りは、電気回路手段を収容する電気回路基板からなる
    ことを特徴とする携帯機器。
11. 請求項１０に記載の携帯機器において、
    電気回路基板は、電気回路手段の電気部品との電気接続をなす両面を有する
    ことを特徴とする携帯機器。
12. 請求項１１に記載の携帯機器において、
    電気回路手段の電気部品は、電気回路基板の一方か両方の面のいずれかに配置される
    ことを特徴とする携帯機器。
13. 請求項１２に記載の携帯機器において、
    加熱器手段は、第一の区画内の電気回路基板側に設けられ、
    第一の区画は、受入手段を収容し、かつカートリッジが受入手段に挿入されたときに加熱器手段がカートリッジの化学調合物と接触できるように、孔手段を有する
    ことを特徴とする携帯機器。
14. 請求項８に記載の携帯機器において、
    該携帯機器は、二つの分割可能な部材として構成され、第一の部材は受入手段を収容し、かつ孔手段を有し、第二の部材は電源を収容する
    ことを特徴とする携帯機器。
15. 請求項１４に記載の携帯機器において、
    電気回路手段は、第一の部材と第二の部材との間の仕切りとして作用する電気回路基板に設けられる
    ことを特徴とする携帯機器。
16. 請求項１５に記載の携帯機器において、
    電気回路基板は、両面を有している
    ことを特徴とする携帯機器。
17. 請求項１６に記載の携帯機器において、
    加熱器手段は、カートリッジが受入手段に挿入されたときにカートリッジの化学調合物と接触することができるように、電気回路基板の第一の部材側の面に設けられる
    ことを特徴とする携帯機器。
18. 請求項１７に記載の携帯機器において、
    加熱器手段に供給される電力を入れたり切ったりするスイッチ手段を更に含む
    ことを特徴とする携帯機器。
19. 請求項１８に記載の携帯機器において、
    電池の充電状態および／または機器の故障を知らせる表示手段を更に含む
    ことを特徴とする携帯機器。