JP2007510185A - デジタル印刷機におけるインク厚の一貫性 - Google Patents

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Abstract

デジタル印刷機のための方法は、デジタル印刷機の状態パラメータの測定値に現像器電圧推定モデルを適用することにより、現像器電圧を推定することを含む。
【選択図】図1

Description

背景
HP Indigoラインのデジタル印刷機は、紙上のインク(ink-on-paper)品質を、広範囲の用紙、フォイル、及びプラスチック基板でのマルチカラー印刷と組み合わせた、デジタルオフセットカラー技術に基づいている。これらのデジタル印刷機は、短期間印刷、オンデマンドサービス、及びパーソナライズをすべて手頃な価格で提供する。
色の一貫性は、デジタル印刷機において重要である。デジタル印刷機がイメージの多数の印刷物を作成する場合、1回の運転での最初の印刷物は、その運転での最後の印刷物と同じであるべきであり、2週間後に作成される印刷物と同じであるべきであり、その6ヶ月後に作成される印刷物と同じであるべきである。しかしながら、色は印刷機のドリフトに起因して時間と共にシフトする可能性がある。1つの結果は、ドットがそれぞれの命令されたサイズで印刷されないことである。物理的な(印刷される)ドットのサイズは、デジタルドットサイズ(即ち、印刷されているはずのドットサイズ)と異なる。
ドット改善テーブルを使用して、色の一貫性を向上させることができる。ドット改善テーブルは、物理的なドットサイズをデジタル(命令された)ドットサイズに関連付ける。印刷中、デジタル印刷機はドット改善テーブルを使用して、適切なサイズのドットを生成するデジタルドットサイズを選択又は補間する。
ドットテーブルは2段階で生成され得る。第1の段階は、各インクに適切な現像器電圧設定値を求めるために実施される。デジタル印刷機は、第1の組のテストパターンを印刷し、これらテストパターンを使用して、所望のインク厚を生成する現像器電圧を求める。インク厚は、100%の印刷画線比率での光学濃度から推測され得る。例えば、テストパターンを一定の現像器電圧及び100%の画線比率(coverage:適用範囲)で印刷し、テストパターンの光学濃度を測定する。光学濃度が100%の印刷画線比率での望ましい光学濃度よりも低い場合、現像器電圧を増加させ、新しいテストパターンを印刷し、新しいテストパターンの光学濃度を測定する。新しい現像器電圧を探索するステップ、新しいテストパターンを新しい現像器電圧で印刷するステップ、及び光学濃度を測定するステップは、テストパターンが100%のインク画線比率で印刷されるまで繰り返される。
所望のインク厚を生成する現像器電圧は、各インク毎に求められる。デジタル印刷機が7つの異なるインクを使用する場合、7つの異なる現像器電圧が求められる。したがって、新しい現像器電圧を探索するステップ、新しいテストパターンを印刷するステップ、及び光学濃度を測定するステップが、各インク毎に行われる。
所望のインク厚を生成する現像器電圧がひとたび設定されると、第2の段階が行われる。均一なデジタルドット面積のモノクロ見本を有するテストパターンの複数のシートが印刷され、各デジタルドット面積の物理的なドット面積が測定される。これらのドット面積はドット改善テーブルに加えられる。
多くのテストパターンを印刷して測定することは、時間を浪費し、インク及び被印刷物の無駄になる可能性がある。ドット改善テーブルを生成する、より高速で、より安価で、且つより効率的な方法が望まれる。
概要
本発明の一態様によれば、デジタル印刷機のための方法は、デジタル印刷機の状態の現在の測定値及び過去の測定値に基づいて、インク厚制御パラメータ(例えば、現像器電圧)を推定することを含む。
本発明の別の態様によれば、印刷装置は、制御パラメータにより部分的に決定される厚さでインクを付着させるための印刷エンジンを含む。印刷装置は、推定モデルを印刷装置の状態の現在の測定値に適用することによって制御パラメータを推定する。
本発明のさらに別の態様によれば、現像器電圧のモデルは、現像器電圧の過去の測定値及びデジタル印刷機の特定の状態パラメータから生成される。このモデルを使用して、デジタル印刷機の現在の状態に基づいて現像器電圧を推定することができる。
本発明の他の態様及び利点は、本発明の原理を一例として示す添付図面に関連してなされる以下の詳細な説明から明らかになろう。
詳細な説明
例示的なデジタル印刷機100を示す図1を参照する。デジタル印刷機100は、フォトイメージングプレート(PIP:Photo Imaging Plate)ドラム112に巻き付けられたPIPフォイル110、及びPIPドラム112の周囲に配置された複数のバイナリインク現像(BID:Binary Ink Development)ユニット118を含む。PIPフォイル110は光導電性材料を含む。
各BIDユニット118は単一のインクを収容するが、異なるBIDユニット118は異なる色のインクを収容することができる。例えば、図1の7つのBIDユニット118は合計で7つの異なるインクを収容する。
デジタル印刷機100は以下のように印刷物を生成することができる。PIPフォイル110がスコロトロンアセンブリ114によって帯電する。PIPドラム112が回転する際に、書き込みヘッド116がレーザビームを生成し、このレーザビームがPIPフォイル112上の特定領域を放電させる。これら放電された領域が潜像を画定する。
PIPドラム112の各回転中に、1つのBIDユニット118がインクをフォイル110に付着する。BIDユニット118はフォイル110の近くに移動する。BIDユニット118は、PIPフォイル110上の帯電領域よりも低い電位、及びPIPフォイル110上の放電領域よりも高い電位に帯電した現像器119を含む。BIDユニット118内の帯電したインクが、フォイル110上の放電領域に引き付けられる。インクドットが、現像器ローラ119から放電領域に転写される。インクは、現像器ローラ119よりも高い電位を有するフォイル領域には転写されない。このようにして、インクがPIPフォイル110上に付着される。PIPドラム112が回転する際に、イメージの色平面がPIPフォイル110上に形成される。
PIPドラム112がさらに回転する都度、書き込みヘッド116はフォイル110上の特定領域を放電し、別のBIDユニット118がインクを放電領域に付着する。このようにして、現像されたイメージがフォイル110上に形成される。
現像されたイメージは、PIPフォイル110から、中間転写部材(ITM)122に巻き付けられたブランケット120に転写される。現像されたイメージの転写は、電気的な力及び機械的な力を通して達成される。ブランケット120は帯電し、ブランケット120上のインクの温度を上げるために加熱される。温度の上昇により、インクは膨張し、ゼラチン様形態を得る。別のドラム124の助けを借りて、現像されたイメージはブランケット120から被印刷物(substrate)126(即ち、印刷媒体)に転写される。
デジタル印刷機100は、デジタル印刷機100の各種パラメータを測定するためのセンサ(図示せず)を含む。これらのパラメータには、インク濃度、インク導電率、インク温度、インク分離、イメージングオイル温度、イメージングオイル汚濁度、ITM温度、ITMブランケットカウンタ(ブランケット120が取り付けられてからブランケット120によりなされた印刷の回数のような、ブランケットの使用期間、又は使用頻度の測度)、コロナ電圧(スコロトロンアセンブリ114内のコロナ電圧)、グリッド電圧(スコロトロンアセンブリ114内のグリッドの電圧)、及びvlight/vbackground(フォイル110の放電後/放電前のPIPフォイル110上の電圧)が含まれ得る。別のパラメータは現像器電圧である。
これらパラメータのいくつかは、デジタル印刷機110を制御するために使用される。デジタル印刷機の制御ハードウェア128は、制御パラメータに目標値を設定し、制御パラメータをそれらの目標値に、又はそれらの目標値近くに維持する。
BIDユニット118の内部の現像器ローラ119に印加される現像器電圧は、フォイル110の放電領域上に付着するインクドットの厚さを制御する。現像器電圧を増大させることにより、インクドットの厚さが増大する。
BIDユニット118内の異なるインクは、異なる物理的特性を有する可能性がある。したがって、同じ現像器電圧により、すべてのインクが同じ厚さで付着しない可能性がある。それ故に、別個の現像器電圧が各BIDユニット118毎に求められる。例えば、図1の7つのBIDユニット118は、7つの異なる現像器電圧に制御される。
現像器電圧は、連続した印刷を行う前に求められる。しかしながら、時間を浪費し、高価であり、且つ無駄の多い較正手順を通して現像器電圧を求める代わりに、現像器電圧は推定される。
ここで、単一の現像器電圧を推定する方法に関して説明する。この方法は、デジタル印刷機100におけるBIDユニット118のそれぞれの現像器電圧を推定するために使用され得る。
さらに図2を参照すると、現像器電圧は、デジタル印刷機の「現在の状態」を測定すること(210)、及び測定された現在の状態に現像器電圧推定モデルを適用すること(212)によって推定され得る。デジタル印刷機100の「状態」は、1組の状態パラメータによって定義される。「現在の」状態は、デジタル印刷機100の状態パラメータの最新の測定値とすることができる。所望のインク厚のための現像器電圧の推定値を提供する現像器電圧推定モデルは、同じ組の状態パラメータの過去の測定値に基づくことができる。デジタル印刷機100の制御ハードウェア128又はプロセッサを使用して、測定された現在の状態にモデルを適用することができる。
現像器電圧の推定値は一般に、線形回帰及び状態パラメータの適切な数の過去の測定値から導き出される単純なモデルを用いる場合であっても正確である。しかしながら、推定値を生成することは、従来の方法により現像器電圧を求めることよりもはるかに高速であり、安価であり、且つ無駄が少ない。
図2の方法を使用して、デジタル印刷機100の各BIDユニット118の較正電圧を推定することができる。したがって、各BIDユニット118に別個のモデルを生成し、使用することができる。例えば、7つのBIDユニット118を有するデジタル印刷機100に対し、7つの現像器電圧推定モデルを生成して使用することができる。異なるモデルを同じ組の過去の測定値から生成し、同じ組の現在の測定値に適用することができる。代案において、入力としてインク種類を有する単一モデルを生成し、BIDユニット118のすべてに使用することができる。
ここで、現像器電圧推定モデルを生成する方法を示す図3を参照する。複数の組の測定が行われる(310)。測定を行うことは、デジタル印刷機100を使用して種々のモノクロ見本を印刷すること、見本の光学濃度を測定すること、見本が印刷されたときの現像器電圧を測定すること、及び見本が印刷されたときの状態パラメータの組を測定することを含むことができる。
状態パラメータの組は、特定の状態パラメータのいずれにも限定されない。例えば、19個1組のパラメータを測定することができる。組は、インク濃度、インク導電性、インク温度、イメージングオイル温度、ブランケットの使用期間、及びITM温度のようなパラメータを含むことができる。現像器電圧は、状態パラメータの組の構成要素ではない。
測定のいくつか又はすべては、デジタル印刷機100により行うことができる。測定のいくつか又はすべては、デジタル印刷機100以外の手段により行うことができる。
光学式濃度計を使用して、各見本の平均光学濃度を測定することができる。光学濃度測定値からノイズを除去して、測定値の精度を向上させることができる。
各見本は、一定の現像器電圧で単色で印刷される。また、状態パラメータも、単一の見本の印刷中に一定に保持される。
しかしながら、見本の集合体は、現像器電圧と状態パラメータの異なる組み合わせで印刷された見本を含む。異なる見本は、或る範囲の現像器電圧にわたって印刷され得る。例えば、第1の群の見本は第1の現像器電圧で印刷され、第2の群の見本は第2の現像器電圧で印刷され、第3の群の見本は第3の現像器電圧で印刷され、以下同様である。各群内で、1つ又は複数の状態パラメータが見本毎に変化する。相互作用しない状態パラメータ(即ち、変更された場合に、異なる状態パラメータがシステムに対してどのように影響するかを変化させない状態パラメータ)については、これら状態パラメータのうちの2つ以上を見本毎に変更することができる。見本毎に2つ以上の状態パラメータを変更することにより、印刷され測定される見本の数を低減することができる。
用紙と時間を節約するために、複数の見本を同じ被印刷物上に作ることができる。例えば、25mm×12.5mmの多くの見本を、464mm×320mmの寸法を有する被印刷物上に印刷することができる。各被印刷物は、異なる分離(インク)の見本を含むことができる。
測定値のすべてを含むテーブルが生成される(312)。テーブルは、現像器電圧の列、光学濃度の列、及び各状態パラメータの列を含むことができる。テーブルの各行は、現像器電圧、光学濃度、及び状態パラメータの測定値の組を含むことができる。
テーブルは、統計的学習システムに供給される(314)。統計的学習システムは、複数の線形回帰を使用してモデルを生成することができる。このようなモデルは、各状態パラメータ毎に単一の切片及び傾きを含む。単変量線形回帰は2つのパラメータ(a及びb)を使用し、出力関数はf=a×x+bであり、ここで、a、b、及びxはすべてスカラー値である。多変量線形回帰は単純な拡張f=dot(a,x)+bであり、ここで、a及びxはベクトルであり、bはスカラーである。関数dot(a,b)はベクトルドット積であり、その結果はスカラー値である。
より高度なシステムは、入力ベクトルの組でニューラルネットワークをトレーニングすることを含む。各入力ベクトルは、テーブルの行中の状態パラメータを含む。結果としてのモデルはトレーニング済みニューラルネットワークであり、ニューラルネットワークの出力、即ち推定された現像器電圧と測定された現像器電圧との間の誤差を低減するために最適化されたノード及び接続重みを有する。現在の状態パラメータの測定値の入力ベクトルをトレーニング済みニューラルネットワークに供給することにより、トレーニング済みニューラルネットワークをデジタル印刷機100の測定された現在の状態に適用することができる。
別の高度なシステムは、測定値を使用してサポートベクトルマシンを作成することを含む。サポートベクトルマシンは、統計的学習に対するカーネルベースの手法である。サポートベクトルマシンの説明については、例えば、Christopher J. C. Burges著、「A tutorial on Support Vector Machines for pattern recognition」Data Mining and Knowledge Discovery、 2、 pp. 121-167、 Kluwer Academic Press、 Boston (1998年)、Nello Cristianini and John Shawe-Taylor著、「An Introduction to Support Vector Machines and other kernel-based learning methods」Cambridge University Press、 Cambridge UK (2000年)、及びladimir Vapnik著、「The nature of statistical leaning theory, second edition」Statistics for engineering and information science、 Springer-Verlag、 New York、 New York (2000)を参照のこと。また、サポートベクトルマシンは入力ベクトルの組でもトレーニングされ、この場合、各入力ベクトルはテーブルの行中の状態パラメータを含む。現在の状態パラメータ測定値の入力ベクトルをサポートベクトルマシンに供給することにより、サポートベクトルマシンをデジタル印刷機100の測定された現在の状態に適用することができる。
さらに別の高度な学習システムは、「k最近傍」を含む。各近傍は、テーブルの行中の状態パラメータを含む。標準的な「k最近傍」アルゴリズムを使用して、推定された現像器電圧を生成することができる。
統計的学習システムは特定の種類のいずれにも限定されない。各システムは、その独自の利点を有する。1つの種類のシステムは、条件によっては別の種類のシステムよりも良好に機能することができるが、他の条件によってはそうでないであろう。
モデルを生成した後、追加の組の測定を行うことができる。例えば、測定は、デジタル印刷機100の通常動作中、及び追加の較正手順中に行われ得る。これらの追加の測定値はテーブルに追加されることができ、更新されたテーブルを統計的学習システムに供給することができる。このようにして、現像器電圧推定モデルが更新される(316)。
ここで、BIDユニット118を使用してPIPフォイル110上に1つの色平面を付着させる例を示す図4を参照する。印刷前に、そのBIDユニット118の現像器電圧が推定され(410)、推定された現像器電圧が現像器ローラ119に印加される(412)。この現像器電圧は、その色平面の付着の全体にわたってその推定値に、又はその推定値近くに維持される。ドット改善テーブルにアクセスして、所望の画線比率を生成するデジタルドット面積を求める(414)。
PIPドラム112が回転する際に、書き込みヘッド116がPIPフォイル110上の領域を放電させ、BIDユニット118は、推定された現像器電圧に制御されながら、被印刷物上にドットを付着させる(416)。推定された現像器電圧が正確な場合、各ドットは所望の厚さで生成される。
現像器電圧は通常、印刷前に推定され、印刷の合間に再推定され得る。しかしながら、現像器電圧は通常、印刷中に変更されない。
ここで、推定された現像器電圧を使用してドット改善テーブルを生成する例を示す図5を参照する。一般に、異なる見本が異なるデジタルドット面積で生成される(510)。推定された現像器電圧を使用して、異なるインク厚を生成することになる現像器電圧を推定する。これは、0と推定された現像器電圧との間で現像器電圧を補間することによって行われ得る。
推定された現像器電圧は、見本を印刷する前に改良され得る。例えば、推定される現像器電圧でテストパターンを印刷し、テストパターンの光学濃度が測定される。測定される光学濃度が期待される光学濃度に一致しない場合、推定された現像器電圧が調整される。このプロセスを繰り返して、現像器電圧をさらに改良することができる。
見本の光学濃度が測定される(512)。光学濃度は、見本においてインクにより覆われた平均面積を示す。
物理的なドット面積が、測定された光学濃度から算出される(514)。ドット面積の画線比率が、ドット改善テーブルに付加される(516)。
ドット改善テーブルの生成に向けたより高度な手法が、本願の譲受人の、2003年6月16日に出願され、「SYSTEMS AND METHODS FOR DOT GAIN DETERMINATION AND DOT GAIN BASED PRINTING」と題する米国特許出願第10/463,371号に開示されており、これを参照により本明細書に組み込む。この出願では、デジタル印刷機の状態の測定値も、ドット改善テーブルの生成に使用される。この出願において開示されるいくつかの実施形態では、現像器電圧及び光学濃度が統計的学習システムに供給されてドット改善率が生成される。図5の方法に適用される際、現像器電圧及び光学濃度は、入力として統計的学習システムに供給されない。
ここで、現像器電圧推定モデル620を生成するためのマシン610を示す図6を参照する。マシン610は、プロセッサ612及びコンピュータメモリ614を含む。メモリ614は、プログラム616及び過去の測定値のテーブル618を格納する。プログラム616は、統計的学習システムを使用して過去の測定値のテーブル618から現像器電圧推定モデル620を生成するようにプロセッサ612に命令する。
マシン610は、デジタル印刷機100の一部とすることができ、又はパーソナルコンピュータのような独立したマシンとすることができる。マシン610がデジタル印刷機100の一部ではない場合、モデル620はマシン610からデジタル印刷機100に伝達され得る。例えば、現像器電圧推定モデルは、取り外し可能な媒体622(例えば、CD−ROM)に格納されてもよく、(例えば、インターネットを介して)伝送されてもよく、又は他の方法で転送されてもよい。
上記の方法は、図1に示されたデジタル印刷機に限定されない。本方法は他の種類のデジタル印刷機に適用することも可能である。
上記の方法は、特定の組の状態パラメータのいずれにも限定されない。状態パラメータは、デジタル印刷機の異なる種類毎に変化することができる。さらに、上記の方法は、デジタル印刷機を使用して状態パラメータを測定することに限定されない。
上記方法は、光学濃度を測定することによりインク厚を推測することに限定されない。他の方法を使用してインク厚を求めることができる。
デジタル印刷機は、現像器電圧以外のパラメータによって制御される厚さでインクを付着する印刷エンジンを有することができる。このようなデジタル印刷機の場合、制御パラメータは、推定モデルをこのようなデジタル印刷機の現在の状態に適用することによって推定される。
本発明は、上述した特定の実施形態に限定されない。それよりむしろ、本発明は以下の特許請求の範囲に従って解釈される。
本発明の一実施形態によるデジタル印刷機の図である。 本発明の一実施形態による現像器電圧を推定する方法の図である。 本発明の一実施形態による現像器電圧推定モデルを生成する方法の図である。 本発明の一実施形態による、推定された現像器電圧を使用する方法の図である。 本発明の一実施形態による、デジタル印刷機を較正する方法の図である。 本発明の一実施形態による、現像器電圧推定モデルを生成するための装置の図である。

Claims (10)

  1. デジタル印刷機の状態の現在の測定値及び過去の測定値に基づいて、インク厚制御パラメータを推定すること(210、212)を含む、デジタル印刷機(100)のための方法。
  2. 前記制御パラメータが現像器電圧である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記印刷機(100)が複数の異なるインク(118)を含み、現像器電圧が各インク毎に推定される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記過去の測定値を使用して推定モデルを生成し(310〜314)、前記モデルが前記デジタル印刷機の前記状態の前記現在の測定値に適用される(212)、請求項1に記載の方法。
  5. 前記モデルが、現像器電圧の過去の測定値の少なくとも1つの組、インク厚測定値、及び少なくとも1つの状態パラメータに基づいている、請求項4に記載の方法。
  6. 前記インク厚測定値が光学濃度の測定値から推測される、請求項5記載の方法。
  7. 追加の測定値により前記モデルを更新すること(316)をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  8. 異なるデジタルドット面積で見本を印刷する(510)ために前記推定された現像器電圧を使用し、各見本毎に、光学濃度を測定し、物理的なドット面積を算出し(512〜514)、及びドット面積の画線比率をドット改善テーブルに追加すること(516)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ドット改善テーブルが、前記デジタル印刷機の前記状態の過去の観測に基づいている、請求項8に記載の方法。
  10. 前記制御パラメータが現像器電圧であり、前記方法が、BIDユニットを使用してインクドットを付着している(416)間に前記推定された現像器電圧を前記BIDユニットに印加すること(412)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
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