JP2007509538A - Cdma通信システムのためのデータ復調 - Google Patents

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Abstract

部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う集積回路は、逆拡散ユニット(620)、チャネル補償ユニット(640)、およびシンボル結合器(650)を含む。逆拡散ユニット(620)は、入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率をもつ第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを与える。チャネル補償ユニット(640)は、逆拡散されたシンボルをチャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを与える。シンボル結合器(650)は、復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率をもつ第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得る。チャネル補償およびシンボル結合は、送信ダイバーシティが使用されるかどうかに依存する。TDM設計では、多数の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを、TDM方式で、一度に1本のチャネルずつ、処理し、多数の第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得る。チャネル補償ユニットおよびシンボル結合器は、パイプライン方式で動作することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、概ね、通信、より具体的には、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)通信システムにおいてデータ復調を行うための技術に関する。
CDMAシステムにおいて、基地局は、“符号”チャネル上のデータを無線端末へ伝送する。各符号チャネルは、それぞれの直交符号と関係付けられている。基地局は、符号チャネル上で伝送される各データシンボルを、符号チャネルに割り当てられたLチップの直交符号内の全Lチップと乗算し、L個のチャネル化されたデータシンボルを得ることによって、符号チャネルのためのデータをチャネル化し、その後で、それらは伝送される。Lは、直交符号の拡散率(spreading factor, SF)または長さであり、4以上(すなわち、L≧4)に等しい。受信端末は、符号チャネル上で送られたデータを、先ず、受信サンプルをLチップの同じ直交符号と乗算し、パターンを解かれたサンプルを得ることによって復元する。次に、端末は、全直交符号のためのL個のパターンを解かれたサンプルのグループを蓄積して、復元されたデータシンボル、すなわち、基地局によって符号チャネル上で送られたデータシンボルの推定値を得る。
チャネル化は、基地局によって同時に伝送される全符号チャネル間の直交性を達成する。広帯域CDMA(Wideband-CDMA, W-CDMA)では、チャネル化を“拡散(spreading)”と言い、符号チャネルを“物理(physical)”チャネルと言い、直交可変拡散係数(orthogonal variable spreading factor, OVSF)符号が直交符号に使用される。IS−95およびIS−2000では、チャネル化を“カバリング(covering)”と言い、符号チャネルを“トラヒック(traffic)”チャネルと言い、ウォルシュ符号および疑似直交関数(quasi-orthogonal functions, QOF)が直交符号に使用される。したがって、チャネル化処理において、異なるCDMA標準が、異なる用語を使用し得る。分かり易くするために、後述では、W−CDMAの用語を使用する。
基地局は、より高いデータレートを達成するために、多数の物理チャネル上のデータを1つの端末へ伝送し得る。基地局は、データシンボルに対して、端末へ伝送する前に、他の処理も行い得る。例えば、基地局は、空間時間送信ダイバーシティ(space time transmit diversity, STTD)を使用し、多数のアンテナからデータシンボルを送信し、空間ダイバーシティを得て、劣悪な経路の影響を抑制することができる。端末は、データ復調を行って、多数の物理チャネル上で送られたデータシンボルを復元する。データ復調の一部として、端末は、通常、各物理チャネルに逆拡散を行って、その物理チャネルのための逆拡散されたシンボルを得る。次に、端末は、各物理チャネルのための逆拡散されたシンボルに対して他の処理(例えば、チャネル補償、およびSTTD復号)を行って、その物理チャネルのための復元されたデータシンボルを得る。データ復調のための処理は、物理チャネルの数が増加するのにしたがって、大幅に増加する。
したがって、CDMAシステムにおけるデータ復調をより効率的に行う技法が、当技術において必要とされている。
本明細書には、部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う技術が与えられている。Lの拡散率をもつ物理チャネルのための部分的に逆拡散されたシンボルは、パターンを解かれたサンプルを、Lよりも短い長さの間、蓄積する(例えば、L/2またはL/4の間、蓄積する)ことによって得られる。部分的に逆拡散されたシンボルに対するデータ復調は、必要とされる乗算数を低減する。
1つの実施形態では、部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行うように動作可能な集積回路は、逆拡散ユニット、チャネル補償ユニット、およびシンボル結合器を含む。逆拡散ユニットは、入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率(例えば、SF=8)をもつ第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを与える。チャネル補償ユニットは、逆拡散されたシンボルをチャネル推定値で乗算し、復調されたシンボルを与える。シンボル結合器は、復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率(例えば、SF=16)をもつ第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得る。チャネル補償およびシンボル結合は、別途記載されるように、STTDが使用されるかどうかに依存する。
時分割多重化(time division multiplex, TDM)設計では、多数の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルをTDM方式で処理し、多数の第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得ることができる。チャネルセレクタは、多数の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを受信し、一度に1本の第1の符号チャネルのための1つの逆拡散されたシンボルを、チャネル補償ユニットに与える。チャネル補償ユニットおよびシンボル結合器は、パイプライン方式で動作する。チャネル補償ユニットは、チャネルセレクタからの逆拡散されたシンボルを、チャネル推定値で乗算し、復調されたシンボルを与える。シンボル結合器は、チャネル補償ユニットからの復調されたシンボルを、蓄積されたシンボルと結合し、結合されたシンボルを与える。蓄積されたシンボルは、復元されたデータシンボルのための部分的な結合結果を示し、結合されたシンボルは、復元されたデータシンボルのための最新の結合結果を示す。シンボル緩衝器は、蓄積されたシンボルを供給し、結合されたシンボルを記憶する。
本明細書に記載されている技術は、種々のCDMAシステムおよび標準に使用され得る。例えば、第2の符号チャネルは、W−CDMAにおける高速物理ダウンリンク共有チャネル(high-speed physical downlink shared channel, HS-PDSCH)、IS−2000におけるパケットデータチャネル(packet data channel, PDCH)、等であり得る。
本発明の種々の態様および実施形態は、さらに詳しく別途記載される。
本発明の特徴および性質は、別途記載される詳細な説明から、同じ参照符号が全体的に対応して同定している図面と共に採用されるとき、より明らかになるであろう。
“例示的”という用語は、本明細書において“例、事例、または実例としての役割を果たす”ことを意味するために使用されている。本明細書に記載されている何れの実施形態または設計も、他の実施形態または設計よりも好ましいまたは好都合であると、必ずしも解釈されると限らない。
W−CDMAのリリース5は、高速ダウンリンクパケットアクセス(high-speed downlink packet access, HSPDA)を支援する。HSDPAは、ダウンリンク上での高速パケットデータ伝送を可能にするチャネルおよび手続きの組である。HSDPAでは、データは、ブロックで処理され、高速ダウンリンク共有チャネル(high-speed downlink shared channel, HS-DSCH)上へ多重化される。次に、HS−DSCHは、物理チャネルである1本以上の高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS−PDSCH)にマップされる。物理チャネルは、OVSF符号および他の属性(例えば、電力制御)と関係付けられる。HS−PDSCHは、時間および符号分割多重化(time and code division multiplexed, TDM/CDM)方式で、データを多数の端末へ伝送するのに使用され得る。HS−PDSCHのための制御情報は、1本以上のHS−SCCH上で伝送される。HS−SCCHは、HS−DSCHのための共有制御物理チャネルである。制御情報は、HS−PDSCHを適切に受信し、処理するために、端末によって使用される種々のパラメータを含む。
図1は、W−CDMAシステムにおける基地局110および無線端末150のブロック図を示している。W−CDMAの用語では、基地局はノードBと呼ばれ、端末はユーザ装置(user equipment, UE)と呼ばれる。端末150は、任意の所与の瞬間において、ダウンリンク(すなわち、基地局から端末への通信リンク)、またはアップリンク(すなわち、端末から基地局への通信リンク)、あるいはこの両者上で、1つ以上の基地局と通信し得る。
ダウンリンク上では、送信(TX)データプロセッサ112は、トランスポートチャネル(transport channel)のためのデータを受信し、処理し(例えば、フォーマット、符号化、およびインターリーブ)、処理されたデータを物理チャネル上にマップし、各物理チャネルのためのデータシンボルを与える。変調器(modulator, MOD)120は、TXデータプロセッサ112からのデータシンボルをさらに処理し(例えば、チャネル化、スペクトル拡散、および基準化)、データ伝送に使用される各アンテナに、1つの出力チップストリームを与える。各出力チップストリームは、それぞれの送信機ユニット(transmitter unit, TMTR)130によって調整され(例えば、アナログへ変換、増幅、フィルタリング、および周波数アップコンバート)、ダウンリンク被変調信号を生成し、次に、これは、それぞれのアンテナ132から伝送される。
端末150では、ダウンリンク被変調信号は、アンテナ152によって受信され、受信機ユニット(receiver unit, RCVR)154に与えられる。受信機ユニット154は、アンテナ152からの受信信号を調整し(例えば、周波数ダウンコンバート、フィルタリング、および増幅)、調整された信号をディジタル化し、受信サンプルを得る。復調器(demodulator, DEMOD)160は、受信サンプルをさらに処理し(例えば、デスクランブル、逆拡散、および復調)、復元されたデータシンボル、すなわち、基地局110によって伝送されたデータシンボルの推定値を得る。RXデータプロセッサ162は、復元されたデータシンボルをさらに処理し(例えば、デインターリーブ、および復号)、復号されたデータを得る。
アップリンク上では、TXデータプロセッサ180は、種々のタイプのデータ(例えば、ダウンリンクのパケットデータ伝送に対する確認応答)を受信し、処理する。TXデータプロセッサ180からの処理されたデータは、変調器182によってさらに処理され(例えば、拡散、およびスクランブル)、送信機ユニット(transmitter unit, TMTR)154によって調整され、アップリンク被変調信号を生成し、次に、これは、アンテナ152によって伝送される。基地局110では、アップリンク被変調信号は、アンテナ132aおよび132bによって受信され、受信機ユニット130aおよび130bによって調整され、ディジタル化され、サンプルを与える。復調器134およびRXデータプロセッサ136は、サンプルをさらに処理して、端末150によって伝送されたデータを復元する。
制御装置140および170は、それぞれ、基地局110および端末150内の種々の処理ユニットの動作を指示する。メモリ142および172は、それぞれ、基地局110および端末150内の種々の処理ユニットによって使用されるデータおよびプログラムコードを記憶する。
図2は、図1における基地局110内の変調器120のブロック図を示している。基地局は、通常、任意の所与の瞬間に、多数の物理チャネルを使用して、1つ以上の端末へデータを伝送する。変調器120は、データ伝送に使用される各物理チャネルに対して1個のチャネルプロセッサずつ、N個のチャネルプロセッサ210aないし210nを含む。物理チャネルChSF,iのためのチャネルプロセッサ210内で、STTD符号器212は、その物理チャネルのためのデータシンボルを受信する。非STTDモード(すなわち、STTDがイネーブルされていないモード)では、STTD符号器212は、同じデータシンボルを乗算器220aおよび220bの両者に与える。STTDモード(すなわち、STTDがイネーブルされているモード)では、図2に示されているように、STTD符号器212は、アンテナ1のためのSTTD符号化されたシンボルを乗算器220aに、アンテナ2のためのSTTD符号化されたシンボルを乗算器220bに与える。STTDは、基地局110によって選択可能である。
各アンテナにおいて、乗算器220は、そのアンテナのためのSTTD符号化されたシンボルを、チャネルChSF,iに割り当てられたOVSF符号ChSF,iと乗算する。乗算器220は、チャネルChSF,iに対して拡散を行う。Tが1データシンボル期間であるとき、乗算器220へのシンボルレートは、1/Tであり、乗算器220からのシンボルレートは、SF/Tである。各物理チャネルは、異なるOVSF符号を割り当てられるが、同じOVSF符号が、物理チャネルの両アンテナに使用される。次に、各アンテナためのチャネル化されたシンボルが、乗算器230によって、複素数値のスクランブリング符号Sdl,uでスクランブルされ(すなわち、乗算され)、さらに、乗算器232によって重み係数Gで基準化される。スクランブリング符号Sdl,uは、チャネルChSF,iが方向付けられている端末に割り当てられている。重み係数Gは、チャネルChSF,iに使用される伝送電力量を判断する。乗算器232aは、アンテナ1のためのスクランブルされ、重み付けされたシンボルを、結合器234aに与え、乗算器232bは、アンテナ2のためのスクランブルされ、重み付けされたシンボルを、結合器234bに与える。
結合器234aは、チャネルChSF,iのためのスクランブルされ、重み付けされたデータを受信し、アンテナ1のための他の物理チャネルのためのデータと結合し、アンテナ1のための合成シンボルを与える。乗算器236aは、合成シンボルを複素数値の重み係数Wと乗算し、アンテナ1のための重み付けされたシンボルを与える。結合器234bおよび乗算器236bは、アンテナ2のために同様の処理を行う。重み係数WおよびWは、W−CDMAにおいて閉ループモード1における位相調整に、閉ループモード2における位相および振幅調整に使用される。閉ループモード1および2のみが、DSCHおよび対応するPDSCHに適用される。閉ループモードがイネーブルされるとき、データはSTTD符号化されず、乗算器236aおよび236bは、適切な重み係数WおよびWを与えられる。閉ループモードがイネーブルされないとき、乗算器236aおよび236bは、両者の重み係数WおよびWを1に設定することによって無視される。乗算器236aおよび236bは、アンテナ1および2のための重み付けされたシンボル(すなわち、出力チップストリーム)を、送信機ユニット130aおよび130bにそれぞれ与える。なお、重み付けは、1または1以外の重み係数WおよびWを用い得る。
図3は、W−CDMAにおけるSTTD符号化を示している。各物理チャネルのためのデータは、{b,b,b,b,b,b,b,b,...}として表現することができるビット列である。STTD符号器212は、入力ビット列を受信し、2本のアンテナのための2本の出力ビット列を与える。アンテナ1のための出力ビット列は、入力ビット列と同じである。アンテナ2のための出力ビット列は、{−b,b,b,−b,−b,b,b,−b,...}である。各アンテナのための出力ビット列は、同相(I)系列と直角位相(Q)系列とへデマルチプレックスされる。アンテナ1のためのI系列は、{b,b,b,b,...}であり、アンテナ1のためのQ系列は、{b,b,b,b,...}である。アンテナ1のためのIおよびQ系列は、複素数値のシンボル系列{s,s,s,s,...}(なお、s=b+jb,s=b+jb、等である)として考えられる。同様に、アンテナ2のためのI系列は、{−b,b,−b,b,...}であり、アンテナ2のためのQ系列は、{b,−b,b,−b,...}である。アンテナ2のためのIおよびQ系列は、複素数値のシンボル系列
Figure 2007509538
として考えられる。STTD符号化では、データシンボル(例えば、sおよびs)の各対を2本のアンテナによって効率的に送信し、空間ダイバーシティを達成し、劣悪な経路の影響を抑制することができる。さらに加えて、アンテナ2のためのデータシンボルは、並べ替えられて、時間ダイバーシティを与える。
図4は、W−CDMAにおいて使用されるOVSF符号の生成を示している。各OVSF符号は、表示CSF,iによって識別され、なお、添字“SF”は、OVSF符号の拡散率を示し、iは、符号番号を示す。拡散率は、OVSF符号の長さであり、チップ数で与えられる。符号番号iは、0ないしSF−1にわたり、すなわち、i=0,1,...,SF−1である。OVSF符号は、構造化された符号であり、連続するより長いOVSF符号は、規定の規則にしたがって、より短いOVSF符号から生成されることができる。長さ2LのOVSF符号は、各々が長さLのより短いOVSF符号を用いて、2つのより長いOVSF符号を形成することによって、生成することができる。第1のより長いOVSF符号は、より短いOVSF符号を2回反復することによって形成される。すなわち、Ch2L,2i=(ChL,i,ChL,i)である。第2のより長いOVSF符号は、より短いOVSF符号を2回反復し、2回目の反復を反転することによって形成される。すなわち、Ch2L,2i+1=(ChL,i,−ChL,i)である。別途記載されるように、OVSF符号の構造化された性質を利用して、データ復調を単純化することができる。
HSDPAでは、基地局は、任意の所与の瞬間において、5本までのHS−PDSCHを所与の端末へ伝送し得る。HS−PDSCHは、基地局の受信可能領域に属する全端末間で共有される。各HS−PDSCHは、拡散率16(SF=16)をもつ特定のOVSF符号を割り当てられる。基地局は、4本までのHS−SCCHも伝送する。各HS−SCCHは、拡散率128をもつ特定のOVSF符号を割り当てられる。HSDPAのためのHS−PDSCHおよびHS−SCCHは、公に使用可能であるW−CDMAのリリース5標準によって記載されている。
HS−SCCHは、HS−PDSCHのための制御情報を搬送する。制御情報は、各HS−PDSCHのためのOVSF符号、変調方式、および受信端末を示す。基地局は、HS−SCCH上の制御情報を、HS−PDSCH上の対応するパケット伝送の2スロット前に送る。端末は、1本のみのHS−SCCHから制御情報を受信するが、1本以上のHS−PDSCHからパケットデータを受信することもある。
図5は、HS−PDSCHのための完全に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う復調器160aのブロック図を示している。復調器160aは、図1の復調器160の1つの実施である。
復調器160a内では、乗算器512は、受信機ユニット154からの受信サンプルを、端末150に割り当てられたデスクランブリング符号
Figure 2007509538
と乗算し、デスクランブルされたサンプルを与える。HSDPAでは、デスクランブルされたサンプルは、16個のSF=16の逆拡散器520aないし520pに与えられ、1つの逆拡散器520は、基地局110によってHS−PDSCHのために使用され得る16本のSF=16のCh16,0ないしCh16,15の各々に用いられる。チャネルCh16,iのための逆拡散器520内では、乗算器522が、デスクランブルされたサンプルを、チャネルCh16,iのためのOVSF符号Ch16,iと乗算する。次に、アキュムレータ(accumulator, ACC)524は、乗算器522の出力を、OVSF符号Ch16,iの長さ(拡散率16において16チップ)の間蓄積し、チャネルCh16,iのための逆拡散されたシンボルを与える。乗算器522およびアキュムレータ524は、チャネルCh16,iのための逆拡散を行う。
非STTDモードでは、各物理チャネルのためのデータシンボルは、1本の基地局アンテナから伝送される。端末における受信シンボルは、次のように表現され得る。
r=h・s+n 式(1)
なお、sは、基地局によって伝送されたデータシンボルであり、
rは、端末によって受信されたシンボルであり、
hは、基地局アンテナから端末アンテナへの信号経路利得であり、
nは、受信シンボルrと関係付けられるノイズである。
Figure 2007509538
式(2)における処理は、データ復調または整合フィルタリングと呼ばれる。
STTDモードでは、端末は、相補的なSTTD復号を行って、伝送されたデータシンボルを復元する。1対のデータシンボルsおよびsのSTTD伝送において、基地局は、図3に示されているように、アンテナ1から2データシンボル期間においてsおよびsを連続的に伝送し、アンテナ2から同じ2シンボル期間において連続的に
Figure 2007509538
を伝送する。端末が1本のアンテナを装えているとき、受信シンボルは、次のように表現され得る。
Figure 2007509538
なお、それぞれ、rおよびrは、2シンボル期間において端末によって受信される2つのシンボルであり、
およびhは、2シンボル期間において、基地局アンテナ1および2から端末アンテナへの信号経路利得であり、
およびnは、2つの受信シンボルrおよびrと関係付けられるノイズである。
端末は、次のように、2つの送信シンボルsおよびsの推定値を求め得る。
Figure 2007509538
式の組(4)における処理は、STTDのためのデータ復調と呼ばれる。
復調器160aは、16本のSF=16のチャネルのための16個のデータ復調器530aないし530pを含む。式の組(4)に示されているように、各データ復調器530は、1本のSF=16のチャネルに対してSTTDのデータ復調を行う。チャネルCh16,iのためのデータ復調器530内では、(式の組(4)におけるrに対応する)チャネルCh16,iのための逆拡散されたシンボルは、遅延ユニット532、複素共役ユニット534b、および乗算器536aに与えられる。遅延ユニット532は、1つのSF=16の遅延シンボル期間を与え、(rに対応する)遅延された逆拡散されたシンボルを、複素共役ユニット534aおよび乗算器536cに与える。
Figure 2007509538
チャネル推定値は、通常、基地局によって伝送されたパイロットに基づいて得られ、したがって、一般に、パイロット推定値と呼ばれる。
Figure 2007509538
図5に示されている実施では、16個の乗算器522aないし522pが、16本のSF=16のチャネルCh16,0ないしCh16,15のための逆拡散されたシンボルを得るために使用される。4個の複素数乗算器536aないし536dは、各物理チャネルのためのSTTDチャネル補償に使用される。HS−PDSCHに使用され得る16本のチャネルCh16,0ないしCh16,15を処理するには、合計64個の複素数乗算器が必要とされる。
OVSF符号の構造化された性質を利用し、HS−PDSCHのための部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行うように、復調器を設計することができる。拡散率Lをもつ物理チャネルのための部分的に逆拡散されたシンボルは、Lよりも短い長さの間蓄積する(例えば、L/2またはL/4の間蓄積する)ことによって得られる。拡散率Lをもつ物理チャネルのための部分的に逆拡散されたシンボルは、Lよりも小さい拡散率をもつ別の物理チャネルのための完全に逆拡散されたシンボルである。部分的に逆拡散されたシンボルに対するデータ復調は、必要とされる乗算数を低減する。
HS−PDSCHのための部分的に逆拡散されたシンボルに対するデータ復調は、種々のやり方で行われ得る。2つの例示的な方式を次に記載する。
1.SF=4のチャネルCh4,iのための逆拡散されたシンボルを、チャネル推定値と乗算し、SF=4の復調されたシンボルを結合し、4本のSF=16のチャネルCh16,4iないしCh16,4i+3のための復元されたデータシンボルを得る。
2.SF=8のチャネルCh8,iのための逆拡散されたシンボルを、チャネル推定値と乗算し、SF=8の復調されたシンボルを結合し、2本のSF=16のチャネルCh16,2iおよびCh16,2i+1のための復元されたデータシンボルを得る。
方式2は、より少ない計算と、より少ないメモリアクセスとを必要とする。方式2のための例示的な設計は、別途記載される。
非STTDモードにおいて、SF=8の逆拡散されたシンボルを用いたSF=16のチャネルのためのデータ復調は、次のように表現され得る。
Figure 2007509538
なお、Pは、チャネル推定値であり、
SF,i,nは、シンボル期間nにおける、チャネルChSF,iのための逆拡散されたシンボルであり、
SF,i,nは、シンボル期間nにおける、チャネルChSF,iのための復元されたシンボルである。
STTDモードにおいて、SF=8の逆拡散されたシンボルを用いたSF=16のチャネルのためのデータ復調は、次のように表現され得る。
Figure 2007509538
式(6)ないし(9)において、S16,2i,nは、偶数のSF=16のチャネルのための偶数の復元されたデータシンボルであり、S16,2i,n+1は、偶数のSF=16のチャネルのための奇数の復元されたデータシンボルであり、S16,2i+1,nは、奇数のSF=16のチャネルのための偶数の復元されたデータシンボルであり、S16,2i+1,n+1は、奇数のSF=16のチャネルのための奇数の復元されたデータシンボルである。偶数のSF=16のチャネルは、偶数の指数2iをもち、奇数のSF=16のチャネルは、奇数の指数2i+1をもつ。偶数の復元されたデータシンボルは、偶数のSF=16のシンボル期間の指数nをもち、奇数の復元されたデータシンボルは、奇数のシンボル期間の指数n+1をもつ。
式(6)ないし(9)に示されているように、STTDモードでは、1本のSF=8のチャネルCh8,iのための4つの連続する逆拡散されたシンボルR8,i,2nないしR8,i,2n+3を処理して、2本のSF=16のチャネルCh16,2iおよびCh16,2i+1のための4つの復元されたデータシンボル(すなわち、各SF=16のチャネルのための1つの奇数および1つの偶数の復元されたデータシンボル)を得る。
Figure 2007509538
各復調されたシンボルは、チャネルCh16,2iおよびCh16,2i+1のための4つの復元されたデータシンボルの2つに使用される。したがって、各SF=8の逆拡散されたシンボルR8,i,xは、チャネルCh16,2iおよびCh16,2i+1のための全4つの復元されたデータシンボルのために使用される。
図6は、HS−PDSCHのためのSF=8の逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う復調器160bのブロック図を示している。復調器160bは、図1の復調器160の実施形態である。復調器160b内では、乗算器612は、受信サンプルをデスクランブリング符号
Figure 2007509538
と乗算し、デスクランブルされたサンプルを、8本のSF=8のチャネルCh8,0ないしCh8,7のための8個のSF=8の逆拡散器620aないし620hにそれぞれ与える。
チャネルCh8,iのための逆拡散器620内では、乗算器622は、デスクランブルされたサンプルを、チャネルCh8,iのためのOVSF符号Ch8,iと乗算する。アキュムレータ624は、乗算器622からの出力をOVSF符号Ch8,iの長さの間(すなわち、8チップの間)蓄積し、チャネルCh8,iのための逆拡散されたシンボルを与える。逆拡散器620aないし620hは、8本のチャネルCh8,0ないしCh8,7のための逆拡散されたシンボルを、データ復調器630aないし630hへそれぞれ与える。
各データ復調器630は、チャネル補償ユニット640およびシンボル結合器650を含んでいる。チャネルCh8,iのためのデータ復調器630内では、チャネルCh8,iのための逆拡散されたシンボルが、チャネル補償ユニット640内のユニット642aおよび642bに与えられる。各ユニット642は、式(6)ないし(9)によって示されているように、受信された逆拡散されたシンボルか、または複素共役の逆拡散されたシンボルかの何れかを、関係付けられた乗算器644に与える。
Figure 2007509538
Figure 2007509538
図6に示されている実施形態では、SF=8の逆拡散されたシンボルを用いたデータ復調は、SF=16のチャネルの各対のための2つのみの複素数乗算器644aおよび644bか、または全16本のSF=16のチャネルのための合計16個の複素数乗算器を必要とする。これは、図5に示されている実施において必要とされる複素数乗算器の数の4分の1である。
復調器のためのハードウェアは、TDM設計でさらに低減され得る。TDM設計では、1つのデータ復調エンジン(data demodulation engine, DDE)ユニットを使用して、TDM方式で、全8本のSF=8のチャネルのための処理を行って、全16本のSF=16のチャネルのための復元されたデータシンボルを得る。1つの実施形態では、DDEユニットは、8本のSF=8のチャネルを8クロックサイクルにおいて循環する。各SF=8のチャネルにおいて、DDEユニットは、そのSF=8のチャネルのための逆拡散されたシンボルにおいて2つの復調されたシンボルを計算し、これらの復調されたシンボルを、SF=8のチャネルに対応する2本のSF=16のチャネルのための4つの復元されたデータシンボルの部分的な結合結果と共に蓄積する。シンボル緩衝器は、結合結果を記憶するのに使用される。
図7は、TDM方式においてHS−PDSCHのためのSF=8の逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う復調器160cのブロック図を示している。復調器160cは、図1の復調器160の別の実施形態である。復調器160cは、逆拡散ユニット710、HS−PDSCHのためのDDEユニット720、およびHS−SCCHのためのDDEユニット770を含んでいる。復調器160cは、(例えば、他の物理チャネルのための)他の処理ユニットを含み得る。それは、簡潔化のために、図7には示されていない。
逆拡散ユニット710内では、乗算器712は、受信サンプルをデスクランブリング符号
Figure 2007509538
と乗算し、デスクランブルされたサンプルを与える。8チャネル逆拡散器714は、8本のSF=8のチャネルCh8,0ないしCh8,7のためのデスクランブルされたサンプルに対して逆拡散を行い、これらの8本のチャネルのための逆拡散されたシンボルを与える。逆拡散器716は、全4本のHS−SCCHのためのデスクランブルされたサンプルに対して逆拡散を行い、これらの4本のチャネルのための逆拡散されたシンボルを与える。
DDEユニット720内では、チャネルセレクタ730は、逆拡散器714から、8本のSF=8のチャネルCh8,0ないしCh8,7のための逆拡散されたシンボルを受信し、一度に1本のチャネルのための1つの逆拡散されたシンボルを、チャネル補償ユニット740に与える。
Figure 2007509538
シンボル結合器750は、各復元されたデータシンボルのための復調されたシンボルの全てを結合する。結合は、各SF=8の逆拡散されたシンボルのための復調されたシンボルが得られるように、区分して行われる。結合は、別途記載されるように、基地局がSTTDを使用するかどうかにも依存する。シンボル緩衝器760は、蓄積されたシンボル、すなわち結合の中間結果を、シンボル結合器750に与える。シンボル結合器750は、蓄積されたシンボルを、現在の復調されたシンボルと結合し、結合されたシンボル、すなわち結合の最新の結果を与える。シンボル緩衝器760は、シンボル結合器750からの結合されたシンボルを記憶し、これは、全ての復調されたシンボルが結合された後で、復元されたデータシンボルになる。DDE制御装置762は、チャネルセレクタ730、チャネル補償ユニット740、シンボル結合器750、およびシンボル緩衝器760を制御する。
DDEユニット770内では、チャネルセレクタ772は、逆拡散器716から、HS−SCCHに使用される4本のSF=128のチャネルのための逆拡散されたシンボルを受信し、一度に1本のチャネルのための逆拡散されたシンボルを、チャネル補償ユニット774に与える。チャネル補償ユニット774内では、マルチプレクサ(multiplexer, MUX)778は、チャネル推定値
Figure 2007509538
を受信し、適切なアンテナのためのチャネル推定値を乗算器776に与える。乗算器776は、チャネルセレクタ772からの逆拡散されたシンボルを、マルチプレクサ778からのチャネル推定値と複素数の乗算をし、復調されたシンボルをシンボル結合器780に与える。シンボル結合器780は、HS−SCCHのための各復元されたデータシンボルのための復調されたシンボルの全てを結合する。シンボル緩衝器782は、現在の復調されたシンボルと結合するために、蓄積されたシンボルをシンボル結合器780に与え、シンボル結合器780からの結合されたシンボルを記憶する。DDE制御装置784は、チャネルセレクタ772、チャネル補償ユニット774、シンボル結合器780、およびシンボル緩衝器782を制御する。
図8は、復調器160c内の8チャネル逆拡散器714のブロック図を示している。入力サンプル(すなわち、デスクランブルされたサンプル)は、それぞれ、4本のSF=4のチャネルCh4,0ないしCh4,3のための4つの乗算器812aないし812dに与えられる。各乗算器812は、デスクランブルされたサンプルを、チャネルC4,iのための各OVSF符号C4,iと乗算し、パターンを解かれたサンプルを与える。アキュムレータ814は、OVSF符号Ch4,iの4チップのための4つのパターンを解かれたサンプルの各グループを蓄積して、チャネルCh4,iのための逆拡散されたシンボルを得る。アキュムレータ814aないし814dは、SF=4のチャネルCh4,iないしCh4,3のための逆拡散されたシンボルをそれぞれ与える。
4つの逆拡散器820aないし820dは、チャネルCh4,0ないしCh4,3のための逆拡散されたシンボルをそれぞれ受信する。チャネルCh4,iのための逆拡散器820内では、このチャネルのための逆拡散されたシンボルは、加算器822、824、およびマルチプレクサ826に与えられる。SF=4の逆拡散されたシンボルの各対において、対の中の第1のシンボルは、マルチプレクサ826へ送られ、レジスタ(register, REG)828に記憶される。対の中の第2の逆拡散されたシンボルが受信されると、加算器822は、対の中の第1および第2のシンボルを加算し、SF=8のチャネルCh8,2iのための逆拡散されたシンボルを得る。加算器824は、対の中の第2のシンボルを第1のシンボルから減算し、SF=8のチャネルCh8,2i+1のための逆拡散されたシンボルを得る。チャネルCh8,2iのための逆拡散されたシンボルは、マルチプレクサ826へルート設定され、レジスタ828に記憶され、チャネルCh8,2i+1のための逆拡散されたシンボルは、レジスタ830に記憶される。各逆拡散器820は、SF=8のチャネルCh8,2iおよびCh8,2i+1の対のための逆拡散されたシンボルを与える。チャネルセレクタ730内では、マルチプレクサ840は、逆拡散器820aないし820dから、全8本のSF=8のチャネルCh8,0およびCh8,7のための逆拡散されたシンボルを受信する。マルチプレクサ840は、DDE制御装置762からの制御信号に基づいて、一度に1本のSF=8のチャネルのための逆拡散されたシンボルR8,iを与える。ユニット842は、マルチプレクサ840から逆拡散されたシンボルを受信し、共役の逆拡散されたシンボル
Figure 2007509538
を与える。
復調器160cは、非STTDモードおよびSTTDモードの両者において、部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行うことができる。STTDモードにおけるデータ復調は、別途記載される。
図9は、HS−PDSCHのためのDDEユニット720のブロック図を示している。DDEユニット720は、パイプライン方式で動作し、各クロックサイクルにおいて、1本のSF=8のチャネルのための1つの逆拡散されたシンボルを処理する。チャネルセレクタ730は、逆拡散ユニット710から、8本のSF=8のチャネルCh8,0ないしCh8,7のための逆拡散されたシンボルを受信する。チャネルセレクタ730は、8本のSF=8のチャネルを8クロックサイクルで循環し、各クロックサイクルにおいて、1本のチャネルのための1つの逆拡散されたシンボルを、チャネル補償ユニット740に与える。
Figure 2007509538
1クロックサイクル当たりに1つのSF=8の逆拡散されたシンボルの希望のスループットを達成するために、シンボル緩衝器760の各メモリアクセスは、4本のSF=16のチャネルに対して行われる。各読み出し動作において、4本のSF=16のチャネルのための偶数および奇数の蓄積されたシンボルが、シンボル緩衝器760から検索される。各書き込み動作において、4本のSF=16のチャネルのための偶数および奇数の結合されたシンボルが、シンボル緩衝器760に書き込まれる。16本のSF=16のチャネルは、次のように、4つのグループに分割される。
チャネルグループ0:Ch16,0,Ch16,1,Ch16,2,およびCh16,3
チャネルグループ1:Ch16,4,Ch16,5,Ch16,6,およびCh16,7
チャネルグループ2:Ch16,8,Ch16,9,Ch16,10,およびCh16,11、並びに、
チャネルグループ3:Ch16,12,Ch16,13,Ch16,14,およびCh16,15
チャネルグループ0に対する処理は、別途記載される。チャネルセレクタ730が、チャネルCh8,0のための逆拡散されたシンボルR8,0を与えると、グループ0内の4本のSF=16のチャネルのための偶数および奇数の蓄積されたシンボルが、シンボル緩衝器760から検索され、偶数の蓄積されたシンボルが、レジスタ958aに記憶され、奇数の蓄積されたシンボルが、レジスタ958bに記憶される。マルチプレクサ954aは、グループ内の第1および第3のSF=16のチャネルCh16,0およびCh16,2のための偶数の蓄積されたシンボルを受信し、マルチプレクサ954bは、グループ内の第2および第4のSF=16のチャネルCh16,1およびCh16,3のための偶数の蓄積されたシンボルを受信する。図9内の“k”は、グループ内のチャネルの指数を示す。マルチプレクサ954cは、チャネルCh16,0およびCh16,2のための奇数の蓄積されたシンボルを受信し、マルチプレクサ954dは、チャネルCh16,1およびCh16,3のための奇数の蓄積されたシンボルを受信する。
チャネルCh8,0のための逆拡散されたシンボルR8,0において、マルチプレクサ954aおよび954bは、チャネルCh16,0およびCh16,1のための偶数の蓄積されたシンボルを、加算器952aおよび952bにそれぞれ与え、マルチプレクサ954cおよび954dは、チャネルCh16,0およびCh16,1のための奇数の蓄積されたシンボルを、加算器952cおよび952dにそれぞれ与える。各加算器952は、関係付けられたレジスタ946からの復調されたシンボルを、関係付けられたマルチプレクサ954からの蓄積されたシンボルで加算または減算し、結合されたシンボルをレジスタ956に与える。指定された時間において、レジスタ956は、加算器952aないし952dからの(チャネルCh16,0およびCh16,1のための偶数および奇数のシンボルにおける)4つの結合されたシンボルを、シンボル緩衝器760に記憶のために与える。
チャネルCh8,1のための逆拡散されたシンボルR8,1において、マルチプレクサ954aおよび954bは、チャネルCh16,2およびCh16,3のための偶数の蓄積されたシンボルを、加算器952aおよび952bにそれぞれ与え、マルチプレクサ954cおよび954dは、チャネルCh16,2およびCh16,3のための奇数の蓄積されたシンボルを、加算器952cおよび952dにそれぞれ与える。各加算器952は、関係付けられたレジスタ946からの復調されたシンボルを、関係付けられたマルチプレクサ954からの蓄積されたシンボルで加算または減算し、結合されたシンボルをレジスタ956に与える。レジスタ956は、チャネルCh16,2およびCh16,3のための4つの結合されたシンボルを、シンボル緩衝器760に記憶のために与える。
チャネルグループ1、2、および3のための他のSF=8の逆拡散されたシンボルのための処理は、チャネルグループ0と同様のやり方で進められる。チャネルセレクタ730が、SF=8のチャネルCh8,2、Ch8,4、およびCh8,6のための逆拡散されたシンボルを与えると、シンボル緩衝器760は、グループ1、2、および3内の4本のSF=16のチャネルのための偶数および奇数の蓄積されたシンボルを、マルチプレクサ954aないし954dにそれぞれ与える。偶数のSF=8のチャネルにおいて、マルチプレクサ954aないし954dは、グループ内のSF=16のチャネルの第1の対のための偶数および奇数の蓄積されたシンボルを与える。奇数のSF=8のチャネルにおいて、マルチプレクサ954aないし954dは、グループ内のSF=16のチャネルの第2の対のための偶数および奇数の蓄積されたシンボルを与える。
図10Aおよび10Bは、STTDモードにおけるDDEユニット720によるパイプライン処理を示している。クロックサイクル0において、チャネルCh16,0ないしCh16,3のための偶数および奇数の蓄積されたシンボルが、シンボル緩衝器760から検索され、レジスタ958aおよび958bに記憶される。
Figure 2007509538
Figure 2007509538
Figure 2007509538
図10Aに示されているように、1本のSF=8のチャネルのための1つの逆拡散されたシンボルに対する処理は、4クロックサイクルにまたがる。他のSF=8のチャネルのための逆拡散されたシンボルに対する処理は、同様のやり方で進められる。図10Aおよび10Bは、1クロック期間当たりの1本のSF=8の逆拡散されたシンボルのスループットレートも示している。シンボル緩衝器760は、偶数の全クロックサイクルにおいて、4本のSF=16のチャネルのグループのための蓄積されたシンボルを検索するためにアクセスされ、奇数の全クロックサイクルにおいて、4本のSF=16のチャネルのグループのための結合されたシンボルを記憶するためにアクセスされる。
図11は、DDEユニット720内のシンボル緩衝器760の実施形態を示している。1クロック期間当たりの1本のSF=8の逆拡散されたシンボルのデータ復調を支援するのに必要とされる高データ転送レートを達成するために、シンボル緩衝器760は、2つのメモリバンク1110aおよび1110bを用いて実施される。メモリバンク1110aは、グループ0および2内の8本のSF=16のチャネルのための結合されたシンボルを記憶する。メモリバンク1110bは、グループ1および3内の8本のSF=16のチャネルのための結合されたシンボルを記憶する。各メモリバンク1110は、全8本のSF=16のチャネルのための結合されたシンボルの1スロットを記憶する。W−CDMAにおいて、スロットは、SF=16において160シンボルを含むので、各メモリバンク1110は、8本のSF=16のチャネルにおいて1280シンボル(すなわち、1280=160×8)を記憶する。
各アドレス位置は、4本のSF=16のチャネルのための2つの連続する結合されたシンボルを記憶する。図11に示されているメモリ構造を用いて、4本のSF=16のチャネルの1グループのための偶数および奇数のシンボルを、1クロックサイクルにおいて、1つのメモリバンク内の1つのメモリ位置から検索することができる。4本のSF=16のチャネルの別のグループのための結合されたシンボルは、次のクロックサイクルにおいて、別のメモリバンク内の1つの位置に書き込まれることができる。したがって、メモリバンク1110aおよび1110bは、交互のクロックサイクルにおいてアクセスされる。
両者のメモリバンク1110aおよび1110bは、各スロットの最初にフラッシュされ、蓄積されたシンボルの全てをゼロに設定する。このようにして、蓄積は、各復元されたデータシンボルのための第1の逆拡散されたシンボルが到達するときに、適切に行われることができる。メモリバンク内の復元されたデータシンボルは、結合が完了すると直ぐに、RXデータプロセッサ162によって処理されることができる。
図10Bに戻って参照すると、シンボル期間2nにおいて8本のSF=8のチャネルCh8,0ないしCh8,7のための全8個の逆拡散されたシンボルが処理された後で、図10Bの太実線1010の右側から始まる次のシンボル期間2n+1において、同じ処理が、これらのSF=8のチャネルのための逆拡散されたシンボルに対して反復される。
式(6)ないし(9)に示されているように、SF=8のチャネルCh8,iのための4つの連続するシンボル期間2nないし2n+3における4つの復調されたシンボルが結合され、2本のSF=16のチャネルCh16,2iおよびCh16,2i+1のための4つの復元されたデータシンボルを得る。テーブル1は、(1)乗算器942aおよび942bに対して、マルチプレクサ940aおよび940bによって与えられる逆拡散されたシンボルと、マルチプレクサ944aおよび944bによって与えられるチャネル推定値、並びに(2)各シンボル期間において、各加算器952aないし952dによって行われる処理(加算または減算)とを記載している。マルチプレクサ940aおよび940b、944aおよび944b、並びに954aないし954dに対する制御は、DDE制御装置762によって与えられる。
Figure 2007509538
復調器160cは、非STTDモードにおいてもデータ復調を行うことができる。この場合に、シンボル結合器750内の処理ユニットは、非STTDモードにおいて式の組(5)を実施するように構成されている。SF=8のチャネルCh8,1のための逆拡散されたシンボルR8,iを、1本のアンテナのための1つのみのチャネル推定値Pと乗算し、1つの復調されたシンボルを生成する。式(5)に示されているように、2つのシンボル期間における復調された2つのシンボルを結合(加算および減算)し、2本のSF=16のチャネルCh16,2iおよびCh16,2i+1のための2つの復元されたデータシンボルを得る。
図7ないし11に示されている実施形態では、復調器160cは、SF=8チャネルのための逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行って、SF=16のチャネルのための復元されたデータシンボルを得る。復調器160cは、SF=4のチャネルCh4,iのための2つの連続する逆拡散されたシンボルを結合し、2本のSF=8のチャネルCh8,2iおよびCh8,2i+1のための2つの逆拡散されたシンボルを得る。復調器160cは、チャネルCh8,2iのための逆拡散されたシンボルを、チャネル推定値と乗算し、復調シンボルを、2本のSF=16のチャネルCh16,4iおよびCh16,4i+1のための蓄積されたシンボルと結合する。復調器160cは、さらに加えて、チャネルCh8,2i+1のための逆拡散されたシンボルを、チャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを、2本のSF=16のチャネルCh16,4i+2およびCh16,4i+3のための蓄積されたシンボルと結合する。復調器160cは、全4本のSF=16のチャネルCh16,4iないしCh16,4i+3のための結合されたシンボルを、シンボル緩衝器に再び記憶する。
別の実施形態では、復調器は、SF=4のチャネルのための逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行って、SF=16のチャネルのための復元されたデータシンボルを得ることができる。この実施形態では、復調器は、SF=4のチャネルCh4,iのための逆拡散されたシンボルを、チャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを、4本のSF=16のチャネルCh16,4iないしCh16,4i+3のための蓄積されたシンボルと結合し、これらの4本のSF=16のチャネルのための結合されたシンボルを、シンボル緩衝器に再び記憶することができる。
通常、復調器は、SF=Lのチャネルのための逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行って、SF=M・L(なお、M>1)のチャネルのための復元されたデータシンボルを得ることができる。M=2のときは、より少ない計算およびより少ないメモリアクセスが必要とされ得る。例えば、SF=8の逆拡散されたシンボルに対するデータ復調は、SF=4の逆拡散されたシンボルに対するデータ復調よりも、少ない計算およびより少ないメモリアクセスを必要とする。
図12は、部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う処理1200のフローチャートを示している。入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率L(例えば、SF=L=8)をもつ第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを得る(ステップ1212)。逆拡散されたシンボルをチャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを得る(ステップ1214)。次に、異なるシンボル期間における復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率M・L(例えば、SF=M・L=16、およびM=2)をもつ第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得る(ステップ1216)。OVSF符号のような構造化された直交符号では、1本の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを使用して、M本の第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得ることができる。
チャネル補償およびシンボル結合は、非STTDモードが使用されるか、またはSTTDモードが使用されるに依存する。非STTDモードでは、各逆拡散されたシンボルを、1本のアンテナのための1つのチャネル推定値と乗算し、1つの復調されたシンボルを得る。Mシンボル期間におけるM個の復調されたシンボルを結合し、第2の符号チャネルのための1つの復元されたデータシンボルを得る。STTDモードでは、各逆拡散されたシンボルを、2本のアンテナのための2つのチャネル推定値と乗算し、2つの復調されたシンボルを得る。2・Mシンボル期間における2・M個の復調されたシンボルを結合し、第2の符号チャネルのための1つの復元されたデータシンボルを得る。
多数の第1の符号チャネルにおいて、ステップ1212における逆拡散、ステップ1214におけるチャネル補償、およびステップ1216におけるシンボル結合が行われ得る。チャネル補償およびシンボル結合は、ハードウェアの複雑さを低減するために、TDMおよびパイプライン方式で行われ得る。
基地局110によって伝送された信号は、多数の信号経路を介して端末150に到達し得る。したがって、端末における受信信号は、1本の信号経路に対して1つのマルチパス成分ずつ、多数のマルチパス成分を含み得る。受信信号内の複数のマルチパス成分を処理するために、しばしばレーキ受信機が使用される。レーキ受信機は、通常、受信信号内の強いマルチパス成分を探索する1つ以上のサーチャ素子(または、単に“サーチャ”)を含む。サーチャは、受信信号内で検出された各マルチパス成分のタイミングおよび強さを与える。次に、対象の(例えば、十分な強さをもつ)各マルチパス成分を処理して、そのマルチパス成分に対する復元されたデータシンボルを得る。対象の全マルチパス成分に対する復元されたデータシンボルを結合し、最終的な復元されたデータシンボルを得て、次に、それを処理し(例えば、デインターリーブ、および復号)、伝送されたデータを復元する。
復調器160cは、対象のマルチパス成分の幾つかを処理するようにも動作され得る。受信機ユニット154内では、受信サンプルは、サンプル緩衝器に記憶され、異なるマルチパス成分のために、多数回、検索され、処理され得る。処理される各マルチパス成分において、受信サンプルの適切なセグメントが、(例えば、マルチパス成分のタイミングに基づいて)サンプル緩衝器から検索され、処理され、シンボル境界に整列した逆拡散されたシンボルを得る。各逆拡散されたシンボルは、チャネル推定値と乗算され、復調されたシンボルは、シンボル緩衝器760からの適切な蓄積されたシンボルと結合される。DDE制御装置762は、処理されるマルチパス成分のためのタイミング情報を受信し、適切な蓄積されたシンボルを判断し、結合のためにシンボル緩衝器760から検索する。シンボル緩衝器760は、“デスキュー(deskew)”緩衝器としても機能し、異なるマルチパス成分のためのシンボル結合のために時間整列させる。
分かり易くするために、部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う技術が、W−CDMAにおけるHSDPAに使用されるHS−PDSCHについて、具体的に記載された。これらの技術は、他のCDMAシステムおよび標準に使用され得る。例えば、これらの技術は、当技術において周知の標準である1xEV−DV(1x Evolution, Data and Voice)に使用され得る。本明細書に記載されている技術は、送信ダイバーシティ(例えば、STTD)を用いて、または用いずに使用され得る。本明細書に記載されている技術は、ダウンリンクに加えて、アップリンクにも使用され得る。
本明細書に記載されている技術は、種々の手段によって実施され得る。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせにおいて実施され得る。ハードウェアの実施では、部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行うために使用される処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、ディジタル信号処理デバイス(digital signal processing device, DSPD)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device, PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、本明細書に記載されている機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせの中で実施され得る。この技術は、1つ以上の集積回路上でも実施され得る。
ソフトウェアの実施では、本明細書に記載されている技術は、本明細書に記載されている機能を行うモジュール(例えば、手続き、機能、等)を用いて実施され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニット(例えば、図1のメモリユニット142または172)に記憶され、プロセッサ(例えば、制御装置140または170)によって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサ内に構成されても、またはプロセッサの外部に構成されてもよく、外部の場合は、メモリユニットは、当技術において知られている種々の手段を介して、プロセッサに通信上で接続されることができる。
開示されている実施形態の上記説明は、当業者が本発明を構成または使用することを可能にすべく提供されている。これらの実施形態への種々の変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書に定義されている一般的な原理は、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は本明細書に示されている実施形態に制限されることを意図されるものではなく、本明細書に開示されている原理および新規な特徴と合致する最大の範囲に一致すべきものである。
W−CDMAシステムにおける基地局および無線端末を示す図 基地局内の変調器を示す図。 W−CDMAにおけるSTTD符号化を示す図。 W−CDMAにおいて使用されるOVSF符号の生成を示す図。 完全に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う復調器を示す図。 部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う復調器を示す図。 TDM方式において部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う復調器を示す図。 8チャネル逆拡散器を示す図。 データ復調エンジン(DDE)ユニットを示す図。 DDEユニットによるパイプライン処理を示す図。 DDEユニットによるパイプライン処理を示す図。 DDEユニット内のシンボル緩衝器を示す図。 部分的に逆拡散されたシンボルに対してデータ復調を行う処理を示す図。
符号の説明
220,230,232,236,512,522,536,612,622,644,712,776,812,942・・・乗算器、234・・・結合器、534,642,842・・・複素共役ユニット、538,656,822,824,952・・・加算器、1200・・・処理。

Claims (26)

  1. 入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率をもつ第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを与えるように動作可能な逆拡散ユニットと、
    逆拡散されたシンボルをチャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを与えるように動作可能なチャネル補償ユニットと、
    復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率をもつ第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得るように動作可能なシンボル結合器とを含む集積回路。
  2. 第2の拡散率が、第1の拡散率の2倍である請求項1記載の集積回路。
  3. シンボル結合器が、復調されたシンボルのグループを結合して、第2の拡散率をもつ第3の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得るように動作可能である請求項1記載の集積回路。
  4. チャネル補償ユニットが、逆拡散されたシンボルの各々を、1本の送信機アンテナのためのチャネル推定値と乗算し、逆拡散されたシンボルのための1つの復調されたシンボルを得るように動作可能である請求項1記載の集積回路。
  5. シンボル結合器が、第1の符号チャネルの2シンボル期間における2つの復調されたシンボルのグループを結合し、第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得るように動作可能である請求項4記載の集積回路。
  6. チャネル補償ユニットが、逆拡散されたシンボルの各々を、2本の送信機アンテナのためのチャネル推定値と乗算し、逆拡散されたシンボルのための2つの復調されたシンボルを得るように動作可能である請求項1記載の集積回路。
  7. シンボル結合器が、第1の符号チャネルの4シンボル期間における4つの復調されたシンボルのグループを結合し、第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得るように動作可能である請求項6記載の集積回路。
  8. シンボル結合器が、空間時間送信ダイバーシティ(space time transmit diversity, STTD)に基づいて、復調されたシンボルのグループを結合するように動作可能である請求項1記載の集積回路。
  9. 第2の符号チャネルが、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, W-CDMA)における高速物理ダウンリンク共有チャネル(high-speed physical downlink shared channel, HS-PDSCH)である請求項1記載の集積回路。
  10. 第2の符号チャネルが、IS−2000におけるパケットデータチャネル(packet data channel, PDCH)である請求項1記載の集積回路。
  11. 符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)通信システムにおけるデバイスであって、
    入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率をもつ第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを与えるように動作可能な逆拡散ユニットと、
    逆拡散されたシンボルをチャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを与えるように動作可能なチャネル補償ユニットと、
    復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率をもつ第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得るように動作可能なシンボル結合器とを含むデバイス。
  12. チャネル補償ユニットが、各逆拡散されたシンボルを、2本の送信機アンテナのためのチャネル推定値と乗算し、逆拡散されたシンボルのための2つの復調されたシンボルを得るように動作可能であり、シンボル結合器が、第1の符号チャネルの4シンボル期間における4つの復調されたシンボルのグループを結合し、第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得るように動作可能である請求項11記載のデバイス
  13. 符号分割多元接続(CDMA)通信システムにおける装置であって、
    入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率をもつ第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを得る手段と、
    逆拡散されたシンボルをチャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを得る手段と、
    復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率をもつ第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得る手段とを含む装置。
  14. 入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率をもつ第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを与え、
    逆拡散されたシンボルをチャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを得て、
    復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率をもつ第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得るための、無線デバイスにおいて実施可能な命令を記憶するプロセッサ読み出し可能媒体。
  15. 符号分割多元接続(CDMA)通信システムにおいてデータ復調を行う方法であって、
    入力サンプルを逆拡散して、第1の拡散率をもつ第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを得ることと、
    逆拡散されたシンボルをチャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを得ることと、
    復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率をもつ第2の符号チャネルのための復元されたデータシンボルを得ることとを含む方法。
  16. 入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率をもつ複数の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを与えるように動作可能な逆拡散ユニットと、
    複数の第1の符号チャネルの各々のための逆拡散されたシンボルをチャネル推定値と乗算し、第1の符号チャネルのための復調されたシンボルを与えるように動作可能なチャネル補償ユニットと、
    複数の第1の符号チャネルの各々のための復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率をもち、第1の符号チャネルに対応する第2の符号チャネルの組のための復元されたデータシンボルを得るように動作可能なシンボル結合器とを含む集積回路。
  17. 第2の拡散率が、第1の拡散率の2倍である請求項16記載の集積回路。
  18. シンボル結合器が、空間時間送信ダイバーシティ(STTD)に基づいて第1の符号チャネルの4シンボル期間における4つの復調されたシンボルのグループを結合し、復元されたデータシンボルを得るように動作可能である請求項17記載の集積回路。
  19. 複数の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルが、チャネル補償ユニットおよびシンボル結合器によって、時分割多重化(time division multiplex, TDM)方式で、一度に1本の符号チャネルずつ、処理される請求項16記載の集積回路。
  20. チャネル補償ユニットおよびシンボル結合器が、パイプライン方式で動作する請求項16記載の集積回路。
  21. 複数の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを受信し、一度に1本の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを、チャネル補償ユニットに与えるように動作可能なチャネルセレクタをさらに含む請求項16記載の集積回路。
  22. チャネル補償ユニットが、チャネルセレクタからの逆拡散されたシンボルを、チャネル推定値と乗算し、復調されたシンボルを得るように動作可能であり、シンボル結合器が、チャネル補償ユニットからの復調されたシンボルを、蓄積されたシンボルと結合し、結合されたシンボルを得るように動作可能であり、蓄積されたシンボルが、復元されたデータシンボルのための部分的な結合結果を示し、結合されたシンボルが、復元されたデータシンボルのための最新の結合結果を示している請求項21記載の集積回路。
  23. 蓄積されたシンボルを与え、結合されたシンボルを記憶するように動作可能なシンボル緩衝器をさらに含む請求項22記載の集積回路。
  24. シンボル緩衝器が、
    第1の複数の第2の符号チャネルのための結合されたシンボルを記憶するように動作可能な第1のメモリバンクと、
    第2の複数の第2の符号チャネルのための結合されたシンボルを記憶するように動作可能な第2のメモリバンクとを含む請求項23記載の集積回路。
  25. 第1および第2のメモリバンクが、交互にアクセスされる請求項24記載の集積回路。
  26. 符号分割多元接続(CDMA)通信システムにおける装置であって、
    入力サンプルを逆拡散し、第1の拡散率をもつ複数の第1の符号チャネルのための逆拡散されたシンボルを得る手段と、
    複数の第1の符号チャネルの各々のための逆拡散されたシンボルを、チャネル推定値と乗算し、第1の符号チャネルのための復調されたシンボルを得る手段と、
    複数の第1の符号チャネルの各々のための復調されたシンボルのグループを結合し、第1の拡散率の整数倍である第2の拡散率をもち、第1の符号チャネルに対応する第2の符号チャネルの組のための復元されたデータシンボルを得る手段とを含む装置。
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