JP2013512591A - 非直交チャネルセットのための干渉除去 - Google Patents

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Abstract

CDMAシステムにおける干渉除去のための技術。例示的な実施形態では、セカンダリスクランブリング符号(SSC)を使用してスクランブリングされたチャネルセットが、プライマリスクランブリング符号(SSC)を使用してスクランブリングされたチャネルセットと共に推定および除去される。SSCチャネルセットの推定および除去は、PSCチャネルセットの推定および除去と連続して開始しうる。代替的に、SSCチャネルセットの推定は、PSCチャネルセットの推定と並行して開始し、PSCおよびSSCチャネルセットの除去は同時に実行されうる。このような推定および除去の複数回の反復が、連続干渉除去(SIC)スキームにおいて実行されうる。

Description

関連出願
本願は、「無線通信のための反復検出および除去(Iterative Detection and Cancellation for Wireless Communication)」と題され、2006年11月15日に出願された米国特許出願11/560060号、および「無線通信のための連続等化および除去と連続ミニマルチ−ユーザ検出(Successive Equalization and Cancellation and Successive Mini Multi-User Detection for Wireless Communication)」”と題され、2006年11月15日に提出された米国特許出願11/560206号に関する。上記出願の内容は、それらの全体が、参照によりここに組み込まれている。
本発明は一般的にデジタル通信に関し、特に、無線通信システムにおける干渉除去のための技術に関する。
背景
無線通信システムは、音声やパケットデータなどのような様々なタイプの通信を提供するために広く展開される。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、あるいは、その他の多元接続技術に基づきうる。例えば、このようなシステムは、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2あるいは「cdma2000」)、第3世代パートナーシップ(3GPPあるいは「W−CDMA」)、あるいはロングタームエボリューション(「LTE」)のような規格に適合できる。
無線通信システムにおいて、リソースを与えられたときに、キャパシティ、または、システムが信頼性を持ってサポートすることができるユーザの数を最大化することが一般的に望ましい。CDMAシステムにおいて、キャパシティは利用可能な符号チャネルディメンジョンによって制限されうる。これは、例えば、「プライマリ」スクランブリング符号(a “primary” scrambling code)のような、所与のスクランブリング符号(a given scrambling code)を使用してスクランブリングされるような利用可能な直交チャネライゼーション(orthogonal channelization)(例えば、ウォルシュ(Walsh))符号の数によって決定されうる。利用可能なチャネライゼーション符号よりも多くのユーザを承認することが望まれる場合、システムは、例えば、1又は複数の「セカンダリ」スクランブリング符号を使用してスクランブリングされるような、1又は複数の非直交チャネルセットを用いうる。しかし、このような非直交チャネルセットの使用は、単一の送信機局からのチャネルディメンジョンがもはや互いに直交していないことを意味しており、システムにおけるセル内およびセル間の干渉の増大をもたらす可能性がある。
送信機における非直交チャネルセットの使用によってもたらされる干渉を、CDMA受信機において除去するための技術を提供することが望ましいだろう。
本開示の態様は、第1のプライマリスクランブリング符号(a first primary scrambling code)によってスクランブリングされた(スクランブルをかけられた)(scrambled)第1のPSCチャネルセットを推定すること(estimating);推定された第1のPSCチャネルセットを受信信号から除去すること;第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定すること、第1のSSCチャネルセットは第1のPSCチャネルセットに対して非直交であり、第1のPSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信される;および、推定された第1のSSCチャネルセットを除去すること;を備える方法を提供する。
本開示の別の態様は、第1のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のPSCチャネルセットを推定するように構成された第1のPSC推定ユニットと;推定された第1のPSCチャネルセットを受信信号から除去するように構成された第1のPSC除去ユニット;第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定するように構成された第1のSSC推定ユニット、第1のSSCチャネルセットは第1のPSCチャネルセットに対して非直交であり、第1のPSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信される;および、推定された第1のSSCチャネルセットを除去するように構成された第1のSSC除去ユニット;を備える装置を提供する。
本開示の更に別の態様は、第1のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のPSCチャネルセットを推定する手段;推定された第1のPSCチャネルセットを受信信号から除去する手段;第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定する手段、第1のSSCチャネルセットは第1のPSCチャネルセットに対して非直交であり、第1のPSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信される;および、推定された第1のSSCチャネルセットを除去する手段;を備える装置を提供する。
本開示の更に別の態様は、第1のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のPSCチャネルセットを推定すること;推定された第1のPSCチャネルセットを受信信号から除去すること;第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定すること、第1のSSCチャネルセットは第1のPSCチャネルセットに対して非直交であり、第1のPSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信される;および、推定された第1のSSCチャネルセットを除去すること;をコンピュータに実行させるための命令群を格納するコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
図1は、本開示の技術が適用されうる無線セルラ通信システムを例示する。 図2Aは、CDMAシステムに従って1又は複数の基地局において実行されるダウンリンク処理の例を示す。 図2Bは、図2Aに示される局のうちの任意の局のためにベースバンド処理ユニット内で実行されうる例示的な処理を更に示す。 図2Cは、図2Aに示されるコンポジット信号から所望のユーザのデータを受信および回復するために受信機において実行されうる例示的な処理を示す。 図2Dは、ユニットのための干渉除去スキームの実施を示す。 図3は、プライマリスクランブリング符号に加えて、セカンダリスクランブリング符号を利用して、追加的なチャネルを提供(accommodate)する任意の局のためのベースバンド処理の例示的な実施形態を示す。 図4は、コンポジット信号を処理するための受信機における干渉除去スキームの例示的な実施形態を示し、ここにおいて、セカンダリスクランブリング符号(SSC)が使用される。 図4Aは、複数のセカンダリスクランブリング符合を集合的に利用する局からの干渉を除去するための汎用スキームの例示的な実施形態を示す。 図5は、コンポジット信号を処理するための干渉除去スキームの代替の例示的な実施形態を示し、ここにおいて、1又は複数のセカンダリスクランブリング符号が使用される。 図6は、本開示にしたがう方法の例示的な実施形態を示す。 図7Aは、本開示の原理が適用されうるUMTSに従うラジオネットワーク動作(radio network operating)の例を説明する。 図7Bは、本開示の原理が適用されうるUMTSに従うラジオネットワーク動作の例を説明する。 図7Cは、本開示の原理が適用されうるUMTSに従うラジオネットワーク動作の例を説明する。 図7Dは、本開示の原理が適用されうるUMTSに従うラジオネットワーク動作の例を説明する。
詳細な説明
添付の図面に関連して以下に示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態の説明として意図されており、本発明が実施されることができる唯一の例示的な実施形態を表すようには意図されてはいない。説明を通して使用される用語「例示的」は、「例、インスタンス、あるいは例示として役立つ」を意味しており、必ずしも、その他の例示的な実施形態よりも好適であるあるいは有利なものであると解釈されるべきではない。詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態の十分な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。本発明の例示的な実施形態が、これらの特定の詳細無しに、実施されうることは、当業者にとって明らかだろう。いくつかのインスタンスにおいて、よく知られた構造およびデバイスは、本明細書に示される例示的な実施形態の新規性を曖昧にすることを回避するために、ブロック図形態で示される。
本明細書および請求項の範囲において、要素が別の要素に「接続」あるいは「結合」される場合、それがその他の要素に直接的に接続あるいは結合されうるか、あるいは介在要素が存在しうるということが理解されるだろう。対照的に、要素が別の要素に「直接的に接続」あるいは「直接的に結合」されていると称される場合、介在要素は存在しない。
通信システムは、単一のキャリア周波数あるいは複数のキャリア周波数を使用しうる。図1に関して、無線セルラ通信システムでは、参照番号102A乃至102Gはセルを指し、参照番号160A乃至160GはノードBを指し、参照番号106A乃至106Iはユーザ機器(UE)を指す。通信チャネルは、ノードB160からUE106への伝送のための(フォワードリンクとも称される)ダウンリンクと、UE106からノードB160での伝送のための(リバースリンクとも称される)アップリンクとを含む。基地局も、基地トランシーバシステム(base transceiver system)(BTS)、アクセスポイント、あるいは基地局と称される。UE106はまた、アクセス局、リモート局、モバイル局、あるいは加入者局として知られている。UE106は、移動式あるいは据置式でありうる。各リンクは、異なる数のキャリア周波数を組み込みうる。更に、UE106は、無線チャネルか、例えば、光ファイバケーブルあるいは同軸ケーブルのような、有線チャネルによって通信する任意のデータデバイスでありうる。UE106はさらに、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部モデム又は内蔵モデム、あるいは無線又は有線電話を含むが、それらに限定されることはない多数のタイプのデバイスのうちの任意のものでありうる。
現代の通信システムは、複数のユーザが共通通信媒体にアクセスできるように設計されている。時分割多元接続(TDMA)と、周波数分割多元接続(FDMA)と、空間分割多元接続と、分極分割多元接続と、符号分割多元接続(CDMA)と、それら同様の多元接続技術のような、多数の多元接続技術とが当該技術分野において知られている。多元接続のコンセプトは、共通通信リンクへのマルチユーザアクセスを可能にするチャネル割当方法体系である。チャネル割当は、特定の多元接続技術に依存して様々な形態を取ることができる。例えば、FDMAシステムでは、全周波数スペクトルは多数のより小さなサブバンドに分割され、各ユーザは通信リンクにアクセスするために独自のサブバンドを与えられる。代替的に、CDMAシステムでは、各ユーザが常に周波数スペクトル全体を与えられるが、符号を使用することによってその伝送を区別する。
本開示の特定の例示的な実施形態が、W−CDMA規格にしたがう動作に関してこれより以下に記載されうるが、この技術がその他のデジタル通信システムに容易に適用されうることを当業者は認識するだろう。例えば、本開示の技術は、cdma2000無線通信技術規格および/あるいはその他任意の通信規格に基づくシステムにも適用することができる。このような代替の例示的な実施形態が、本開示の範囲に含まれるように意図されている。
図2Aは、CDMAシステムにしたがって、1又は複数のノードB(あるいは基地局)において実行されるダウンリンク処理の例を示す。図2Aは例示のみを目的として示されており、本開示の範囲を限定するものではないということが理解されるだろう。本明細書に開示される技術は、例えば、1又は複数のアップリンクのようなその他のタイプの通信リンクに容易に適用されることができ、このような代替の例示的な実施形態は、本開示の範囲に含まれるよう意図されているということが更に認識されるだろう。
図2Aには、複数の局210.1乃至210.Nが示される。例えば、局は、セルラ通信システムにおけるセルあるいはセクタに関連付けられたノードBあるいは基地局である。局210.1に関して、複数のユーザ210.1aからのデータが、無線通信リンクによる伝送のために局210.1に提供される。局210.1内で、ベースバンド処理ユニット214.1は、ユーザ210.1aからデータを受信し、当該技術分野において知られている信号処理技術にしたがって情報を処理する。例えば、W−CDMAダウンリンクでは、ユニット214.1は、符号化、インタリービング、レートマッチング、チャネライゼーション、スクランブリングなどのような動作を実行しうる。本開示に関連するユニット214.1によって実行される特定の動作は、図2Bに関連して、本明細書において後に更に詳細に説明される。
ユニット214.1によるベースバンド処理の後、ベースバンド信号214.1aは、ラジオ処理ユニット(radio processing unit)216.1に提供される。ユニット216.1は、例えば、ラジオ周波数(radio frequency)(RF)に対してベースバンド信号214.1aのアップコンバージョンを実行し、更に、当該技術分野において知られている原理にしたがって、RF信号の信号調整および/あるいは増幅を実行しうる。ユニット216.1は、信号218.1aとしてオーバザエア(over the air)での伝送のために、アンテナ218.1に結合されるラジオ信号(radio signal)216.1aを生成する。図2Aでは、局210.2乃至210.Nは各々、ユーザ210.2a乃至210.Naのセットに、局210.1に関して説明されたものに対応する動作を実行し、ラジオ信号218.2a乃至218.Naの生成をもたらしうる。
ラジオ信号218.1a乃至218.Naの各々は、対応するラジオチャネル(radio channel)220.1乃至220.Nによって伝搬される。これらは、チャネル転送関数H(f)乃至H(f)によってそれぞれ特徴付けられる。ラジオチャネルは、マルチパス遅延、フェージング、その他のパス損失などのような影響をラジオ信号に導入しうることが理解されるだろう。受信機(図2Aに図示せず)において、全てのラジオチャネルによって受信信号は、コンポジットラジオ信号225aを生成するために、225において付加的に結合される。
図2Bは更に、図2Aに図示される局210.1乃至210.Nのうちの任意の局210.nのために、ベースバンド処理ユニット214.n内で実行されうる例示的な処理を示す。図2Bは、例示のみを目的として示されており、本開示の範囲を限定するものではないということが理解されるだろう。
図2Bでは、送信されるべきデータは、複数Lのチャネル230.1a乃至230.La(あるいは、「第1のPSCチャネルセット」)にマッピングされる。実施において、チャネル230.1a乃至230.Laの各々は、例えば、W−CDMA規格にしたがってダウンリンクのために定義されるような、1又は複数の物理チャネルに対応しうる、また、送信している局210.nによってサービス提供されるユーザ210.na(図示せず)に関連付けられたデータを搬送しうる。
チャネル230.1aを参照すると、データがベースバンドサブ処理ユニット230.1に提供される。これは、図2Aに示されるユニット214.1によって実行される動作のサブセットを実施して(implement)、ベースバンド信号230.1aを生成しうる。チャネル230.1aにおけるデータは、マルチプライヤ232.1を使用してチャネライゼーション符号Cで多重化され、「チャネライゼーション」として知られる処理において信号232.1aが生成される。CDMAシステムでは、各チャネライゼーション符号は、その他のチャネルのチャネライゼーション符号に直交するように設計され、チャネル230.1a乃至230.Laのためのベースバンド信号230.1a乃至230.1Lは、単一のコンポジット信号に多重化されうる。例示的な実施形態では、チャネライゼーション符号は、ウォルシュ符号あるいはウォルシュベースの直交可変拡散率(OVSF)符号でありうる、また、システムの仕様に依存して、実数あるいは複素数でありうる。
チャネライゼーションに続いて、信号232.1aは、プライマリスクランブリング符号(PSC)PSC nで多重化され、「スクランブリング」として知られる処理において、信号234.1aが生成される。実施において、各局210.nは別個のPSC(a distinct PSC)を割り当てられ、各局のPSCは、その他の局のPSCと低い相互相関特性(low cross-correlation properties)を有するように設計されうる。この形式では、全ての局からの信号を含む図2Aの信号225aのようなコンポジット信号を受信する受信機は、局210.nからの信号を、その局に割り当てられたプライマリスクランブリング符号PSC nを使用して分離し(separate out)、そのチャネルに割り当てられたチャネライゼーション符号を使用して、局210.nからの複数のチャネルからチャネルを分離しうる。
チャネル230.1a乃至230.Laの各々のためのスクランブリングは、局210.nに関連付けられた同じプライマリスクランブリング符号PSC nを使用しうることに留意されたい。図2Bでは、スクランブリングされた信号234.1a乃至234.Laが加算器240に提供される。これはまた、その他のチャネル240aに対応する信号を加算し、コンポジット信号240aを生成しうる。このようなその他のチャネル240aは、例えば、チャネル230.1a乃至230.Laのために図示されたもの以外の技術を使用して処理されうる。信号240aは、例えば、局210.nの残り(rest)において実施される変調およびラジオ処理技術(modulation and radio processing techniques)を使用して、更に処理されうる。
図2Cは、図2Aに示されるコンポジット信号225aからの所望のユーザのデータを受信および回復するために受信機250において実行されうる例示的な処理を示す。図2Cは、例示のみを目的として示されており、本開示の範囲を限定するものではないということが理解されるだろう。
図2Cでは、アンテナ252はコンポジット信号225aを受信し、この信号をラジオ処理ユニット254に結合する。ラジオ処理ユニット254は、ベースバンド処理ユニット256による更なる処理のために、ラジオ信号をベースバンドサンプル254aに変換するための当該技術分野において知られる処理を実行しうる。ユニット256は、ユーザデータ256aを回復するためのベースバンド動作を実行しうる。これは、所望のユーザに関連付けられた図2Aに示されるユーザデータストリームのうちの1又は複数に対応しうる。このようなベースバンド動作は、例えば、復調(demodulation)、逆スクランブリング(de-scrambling)、逆チャネライゼーション(de-channelization)、逆インタリービング(de-interleaving)、復号(decoding)などを含みうる。
所望のユーザに関連付けられたデータストリームを回復するために、受信機250は、例えば、(その他のPSCを使用してスクランブリングされた)その他の局によって送信された信号のみならず、(複数の)無線チャネルにおけるマルチパス伝搬によってもたらされる(同じPSCを使用してスクランブリングされた)所望のユーザからのマルチパスコンポーネント(multipath componebts)にも起因して、コンポジット信号225aに存在する実質的な干渉に直面しうる。ユニット256は、このような干渉の影響に対処するための干渉除去ユニット260を含みうる。
図2Dは、ユニット260のための干渉除去スキームの実施260.1を例示する。図2Dは、例示のみを目的として示されており、本開示の範囲を限定するものではないと認識されるだろう。
図2Dでは、ユニット260.1は、受信されたサンプル260aを処理して、これらのサンプルに存在する干渉を取り除く。実施では、サンプル260aは、ラジオ処理ユニット254によって出力されるベースバンドサンプル254aから導出されうる。サンプル260aは、第1の反復干渉除去ユニット280.1に提供される。ユニット280.1は、PSC1推定ユニット281.1を含む。これは、PSC1を使用してスクランブリングされた符号チャネルから受信されたサンプル260aに対する寄与を推定する。例えば、実施において、ユニット281.1は、共通パイロットチャネル(すなわち、CPICH)のためのチャネライゼーション符号およびスクランブリング符号PSC1のナレッジ(knowledge)を与えられて、受信されたサンプルにおけるCPICHに対応するサンプルを推定しうる。同様に、PSC1によってスクランブリングされたその他の(例えば、専用)チャネルに対応するサンプルも推定されうる。例えば、逆スクランブリングおよび逆拡散(descrambling and de-spreading)は、PSC 1によってスクランブリングされたチャネルのうちの任意のもののために実行され、これらのチャネルで送信されたシンボルの推定が取得され、これらのシンボルはサンプル260aに対する寄与を再構築するために逆スクランブリングおよび逆拡散されうる。実施では、推定の処理は、フィルタリング(filtering)と、等化(equalization)と、推定の品質を向上させるための当該技術分野において知られるその他の技術とを含みうる。ユニット281.1はPSC1のための符号チャネルに対応する推定されたサンプルの合計を出力し、この合計はその後、減算ユニット282.1を使用して、受信されたサンプル260aから除去される。
ユニット282.1の出力は更に、PSC2推定ユニット281.2に提供される。これは、PSC2(あるいは、「第2のPSCチャネルセット」)を使用してスクランブリングされた符号チャネルから、ユニット282.1の出力に対する寄与を推定する。ユニット281.2の出力は、減算ユニット282.2に提供される。それの出力は更に、(「第3のPSCチャネルセット」を推定するために)PSC3推定ユニット281.3および減算ユニット282.3に結合される。3つの局からのチャネルの推定および除去が図2Dに示されているが、任意の数の局の推定および除去が、説明される技術を使用して提供されうることが理解されるだろう。
干渉除去の間、例えば、推定ユニット281.1、281.2、および281.3のうちの任意のものあるいは全てによって計算される、所望のユーザのデータ専用のチャネルのような、対象の所望のチャネルに対応するサンプルの実行中あるいは更新された推定が、280.1aに示されるようにメモリ(例えば、サンプルRAM)に格納されうる。例えば、所望のユーザのチャネルがPSC1によってスクランブリングされると仮定して、そのユーザのチャネルに対応する推定されたサンプルは、ユニット281.1が推定を実行している間にメモリに格納されうる。代替的に、所望のユーザのチャネルがPSC1、PSC2、およびPSC3によってスクランブリングされた(例えば、所望のユーザが、3つの局とソフトハンドオフ通信中である)場合、そのユーザのチャネルに対応する推定されたサンプルは、ユニット281.1、281.2、および281.3が推定を実行している間にメモリに格納されうる。PSC 1、PSC 2、およびPSC 3によってスクランブリングされたチャネルの干渉除去がユニット282.1、282.2、および282.3によってそれぞれ実行された後、メモリに格納された所望のユーザのサンプルは、283.1aに示されるように、283.1において信号ストリームに追加し戻される(added back)。
第1の反復280.1の後、干渉除去の更なる反復がオプション的に開始しうる。例えば、干渉除去の第2の反復がユニット280.2において開始しうる。第2の反復の間にユニット280.2(図示せず)において実行される動作は、第1の反復の間にユニット280.1において実行される同様の動作に対応しうることが理解されるだろう。後続の反復280.3、280.4の間に、対応する動作が実行され、全4つの反復が図2Dに示される。
図2Dに示される除去スキームは、連続干渉除去(successive interference cancellation)(SIC)と称されうる、すなわち、個別の局からの寄与の除去が連続して(in series)実行されるということと、SICの複数の反復が更に連続して実行され、干渉除去を更に向上させうるということが理解されるだろう。第2の反復の間に実行された信号推定は、第1の反復の間に実行される干渉除去から利益を得ることができるので、後続の反復は、第1の反復について既に実行された除去から利益を得ることができることを、理解されるだろう。
簡潔にするために、図2Dに示される干渉除去スキームは、3つの局(例えば、基地局)から受信信号に除去を実行する。この技術が、3つの局よりも少ないあるいは多い局からの干渉を除去するために容易に提供されうることを当業者は理解するだろう。例示的な実施形態では、選ばれた3つの局は、全ての局のうちの、最も高い受信信号強度を有する3つの局に対応しうる。例示的な実施形態では、PSC 1は、最も高い受信信号強度を有する局のPSCに対応し、PSC 2は、第2の最も高い受信信号強度を有する局のPSCに対応し、PSC 3は、第3の最も高い受信信号強度を有する局のPSCに対応しうる。このように、除去は一般に、最も強い干渉源をまず除去することによって開始しうる。
メモリから所望のユーザのサンプルを復元することは、図2Dに示される方法から代替として(alternatively from)実行されることが理解されるだろう。例えば、推定ユニット281.1、281.2、および281.3からのメモリに格納された所望のユーザのサンプルは、283.1において、信号に同時に追加し戻される必要がない。推定ユニット281.2によって提供される推定されたサンプルが、第1の反復280.1の間にメモリに格納される場合、信号ストリームに戻されるこれらのサンプルの復元(すなわち、加算(addition))は、第2の反復280.2などの間、推定ユニット281.2の次の反復の直前まで遅延されうる。推定されたサンプルをメモリに格納すること、および連続干渉除去のためにそれらを信号ストリームに復元することは、当該技術分野において知られており、本明細書において明確に示されるものに対する代替の例示的な実施形態が本開示の範囲に含まれるように意図されていることが、理解されるだろう。
当該技術分野において知られている代替のSICスキームは、図2Dに示されるものとは異なるアーキテクチャを採用しうることが更に理解されるだろう。本明細書に開示される技術は、このような代替的なSICスキームに容易に適用され、このような代替の例示的な実施形態は、本開示の範囲に含まれるよう意図されている。干渉除去のための技術は、本明細書において先にも参照された“Iterative Detection and Cancellation for Wireless Communication,”と題された米国特許出願11/560060号、および“Successive Equalization and Cancellation and Successive Mini Multi-User Detection for Wireless Communication,”と題された米国特許出願11/560206号において更に説明される。
図2Bに示されるチャネライゼーションおよびスクランブリングスキームにしたがって、複数Lのチャネル230.1a乃至230.1Lが、互いに直交する複数Lのチャネライゼーション符号C乃至Cを提供することによって、信号局210.1によって提供されうるということが理解される。例えば、各PSCに割り当てられる最大数Lのチャネライゼーション符号が存在しうる。いくつかのシステムでは、局によってサポートされるチャネルの数を、このような最大数を超えて増大させ、それにより、サポートされるユーザの数を潜在的に増大させることが望ましい可能性がある。これは、1又は複数のセカンダリスクランブリング符号を導入して追加的なチャネルおよび/あるいはユーザをサポートすることによって達成されうる(例えば、“Modulation and spreading,” 3GPP TS 25.213 V5.6.0(2005−06)を参照)。
図3は、プライマリスクランブリング符号に加えてセカンダリスクランブリング符号を利用して追加的なチャネルを提供する任意の局210.nのためのベースバンド処理の例示的な実施形態を示す。
図3では、複数Kのチャネル330.1a乃至330.ka(あるいは、「第1のSSCチャネルセット」)が、図2Bに関して先に説明された複数Lのチャネル230.1a乃至230Laと共に提供される。チャネル330.1aに関して、チャネル330.1aのためのデータは、ベースバンドサブ処理ユニット330.1に提供される。これの出力は、マルチプライヤ332.1を使用してチャネライゼーション符号Cで多重化され、信号332.1aが生成される。チャネライゼーションの後、信号332.1aは、セカンダリスクランブリング符号(SSC)SSC n.1で多重化され、信号334.1aが生成される。対応する動作がその他のチャネルの各々に対して実行され、複数の信号334.1a乃至334.Kaが生成されうる。信号334.1a乃至334.Kaと、信号234.1a乃至234.Laと、その他のチャネル信号240aとが、加算器240に提供される。
実施では、チャネル330.1a乃至330.Kaの各々が、同じセカンダリスクランブリング符号SSC n.1を使用してスクランブリングされる。W−CDMAでは、信号局210.nは、1つのPSCおよび1又は複数のSSCを割り当てられうる(このうちの1つが図3に示される)。SSCが使用される場合、信号局210.nによって生成される符号チャネルは、もはや互いに直交していない可能性があるということが理解されるだろう。例えば、PSCによってスクランブリングされたチャネル230.1aおよびSSCによってスクランブリングされた330.1aの両チャネル上で、同じチャネライゼーション符号C1が、データをチャネライゼーションするために用いられる場合、そのときは、PSCおよびSSCは、一般に、ある有限相互相関(some finite cross-correlation)を有しうるので、結果として生じたスクランブリングされたシーケンスは、一般に、互いに直交していない。したがって、受信機は、その他の局からの干渉(すなわち、セル間干渉)に加えて、それにサービス提供している局によって送信されるその他のチャネルからの干渉(すなわち、セル内干渉)を経験するだろう。
図3において適応される、単一のSSC n.1が示されているが、代替の例示的な実施形態は、サポートされるチャネルの数を更に増大させために、例えば、SSC n.2やSSC n.3などのような、より多くのSSCを適応させることができる、ということに注意してください。このような代替の例示的な実施形態は、本開示の範囲に含まれるよう意図されている。
非直交チャネル符号のセットは、本明細書において、例えば、「プライマリ」対「セカンダリ」スクランブリング符号を使用してスクランブリングされた符号を指すと理解されるだろう。またその一方で、代替の例示的な実施形態は、非直交チャネルセットのために異なる名称を用いうるということが理解されるだろう。例えば、cdma2000システムにおいて、非直交チャネライゼーション符号は「擬似直交関数(quasi-orthogonal functions))」(QOF)と呼ばれうる。本明細書および特許請求の範囲において、用語「プライマリスクランブリング符号」および「セカンダリスクランブリング符号」は、本開示のW−CDMAに対する応用のみに制限されるものではなく例示的な実施形態を包含するものであり、ここにおいて、2つ以上の非直交チャネル符号セットが用いられる。このような代替の例示的な実施形態は、本開示の範囲に含まれるよう意図されている。
図4は、コンポジット信号を処理するための受信機における干渉除去スキームの例示的な実施形態400を示している、なお、ここにおいて、セカンダリスクランブリング符号(a secondary scrambling code)(SSC)が使用される。スキーム400は、例えば、図2Cに関して本明細書において先に説明された受信機250のための干渉除去ユニット260において採用されうる。例示を簡略化するために、例えば、図2Dの280.1aおよび283.1aに示されるように、推定されたサンプルをメモリに格納すること、およびそれらを信号ストリームに復元することは、本明細書における図4、図4A、および図5から省略されている。
図4では、ユニット400は、受信されたサンプル460aを処理して、これらのサンプルに存在する干渉を取り除く。実施では、サンプル460aは、ラジオ処理ユニット254によって出力されるベースバンドサンプル254aから導出されうる。ここにおいて、ラジオ処理ユニット254によって受信されるコンポジット信号225aは、SSCを使用してスクランブリングされた1又は複数の信号を含む。サンプル460aは、第1の反復干渉除去ユニット480.1に提供される。ユニット480.1は、PSC1推定ユニット481.1を含む。これは、PSC1を使用してスクランブリングされた符号チャネルから受信されたサンプル460aに対する寄与の推定を計算する。ユニット481.1は、PSC1のための符号チャネルに対応する推定されたサンプルの合計を出力し、この合計は、減算ユニット482.1を使用して、受信されたサンプル460aからその後除去される。
ユニット482.1の出力は更に、SSC1.1推定ユニット481.1.1に提供される。ユニット481.1.1は、SSC1.1を使用してスクランブリングされた符号チャネルからユニット482.1の出力に対する寄与の推定を計算する。ユニット481.1.1は、SSC1.1のための符号チャネルに対応する推定されたサンプルの合計を出力し、この合計はその後、減算ユニット482.1.1を使用して、ユニット482.1の出力から除去される。ユニット482.1.1の出力は更に、本明細書において先に説明された技術にしたがって、PSC2およびPSC3チャネルの推定および除去のためにユニット481.2、482.2、481.3、および482.3に提供される。更に、後続の反復は、図2Dに関して上述されたSIC技術にしたがって実行されうる。
図4に示される除去スキームは、PSCチャネルセットの除去と同じ形式でSSC1.1チャネルセットの除去を効率的に処理することが理解されるだろう。追加的なSSC1.1チャネルのための追加的な推定および除去は、例えば、ユニット260.1に関連して、より広い計算帯域幅を相応に(correspondingly)要求し、ユニット400によって実行される反復の総数が相応に低減されうることに留意されたい。例示的な実施形態では、3つの反復がユニット400によって実行されうる。
簡略化のために、図4に示される干渉除去スキームは、単一のSSCおよび3つのPSCを使用してスクランブリングされた信号からの干渉を除去する。例示的な実施形態では、除去された単一のSSCチャネルセットは、干渉除去を実行する受信機にサービス提供している局によって使用されるSSCに対応しうる、すなわち、その他の局からのSSCチャネルセットは干渉除去処理において無視されうる。更に、この技術が、明確に示されているよりも少ないあるいは多いSSCおよび/あるいはPSCからの干渉を除去するために容易に適用されうるということを当業者は理解するだろう。
本開示の例示的な実施形態では、SSCチャネルセットに存在するノイズパワーを推定する際に受信機を助けるために、SSCチャネルセットにおけるチャネルのうちの1又は複数が、TXパワーを用いることなく送信されうる。例えば、図3のチャネル330.1a乃至330.Kaのうちの1つは、受信機がSSCチャネルセットに関連付けられたノイズパワーを推定することができるように、パワーを用いることなく送信されうる。このようなノイズパワー推定は、例えば、図4のユニット481.1.1によって実行される推定における、MMSE等化のような特定の等化スキームにおいて使用されうるということが理解されるだろう。
図4Aは、複数のセカンダリスクランブリング符号を集合的に利用して局からの干渉を除去するための汎用スキームの例示的な実施形態400Aを示す。
図4Aでは、図4に関連して説明されるユニットに加えて、推定および除去ユニット481.2.1、482.2.1、481.3.1、および482.3.1は、SSC2.1およびSSC3.1を使用して、チャネルスクランブリングのために提供される。これらのユニットの動作は、本開示を考慮して、当業者にとって明確になるだろう。示される例示的な実施形態では、SSCを使用してスクランブリングされたチャネルの推定および除去は、同じ局のためのPSCを使用してスクランブリングされたチャネルの推定および除去が実行された直後に実行される。代替の例示的な実施形態では、推定および除去のシーケンシング(sequencing)が、代替的に実行されうる。例示的な実施形態では、スキーム400Aの計算帯域幅が、例えば、図2Dに示されるスキーム260.1に比べて高いとき、2つの反復がスキーム400Aによって実行されうる。
図4および図4Aに示されるスキームはPSCおよびSSCのための任意の数の干渉除去ユニットを提供するために容易に変形され、このような代替の例示的な実施形態は、本開示の範囲に含まれるよう意図されていることが理解されるだろう。
図5は、コンポジット信号を処理するための干渉除去スキームの代替の例示的な実施形態500を示し、ここにおいて、1又は複数のセカンダリスクランブリング符号が使用される。スキーム500は、受信されたサンプル460aを処理して、これらのサンプルに存在する干渉を取り除く。PSC1推定ユニット581.1は、PSC1チャネルセットから受信されたサンプル460aに対する寄与を推定する。SSC1.1推定ユニット581.1.1は、SSC1.1チャネルセットから受信されたサンプル460aに対する寄与を推定する。ユニット581.1および581.1.1は、PSC1およびSSC1.1チャネルセットの推定値を出力し、この推定値はその後、減算ユニット582.1を使用して、受信されたサンプル460aから除去される。
ユニット581.1および581.1.1がこれらの計算を並行して(in parallel)(連続して(in series)とは対照的に)効率的に実行するとき、SSC1.1チャネルセットの推定値はPSC1チャネルセットの前の除去から利益を得ることはなく、逆もまた同様であるということが理解されるだろう。しかし、並列計算に必要とされる時間は、連続計算のために必要とされる時間に比べて低減されうるということが理解されるだろう。
更に、PSC2推定ユニット581.2、SSC2.1推定ユニット581.2.1、除去ユニット582.2、PSC3推定ユニット581.3、SSC3.1推定ユニット581.3.1および除去ユニット582.3が図5に示される。これらのユニットは、PSCチャネルの推定が対応するSSCチャネルの推定と並列して実行されるように結合され、これらの動作は、本明細書において先に説明された原理を考慮して、当業者に対して明らかとなるだろう。
図5のSSC干渉除去技術に対する様々な変形が、本開示の範囲内において可能であるということが理解されるだろう。例えば、SSCチャネルは、同じ局から送信されたPSCチャネルと平行して除去される必要はない。更に、2つ以上のスクランブリング符号のチャネルが、任意のステージにおいて並行に除去されうる、例えば、第1の局からのPSCチャネルセットは、第1の局からの第1および第2の(あるいはそれより多くの)SSCチャネルセットと共に除去され、ここにおいて、ここにおいて、2つ以上のSSCが第1の局のために使用される。
図6は、本開示にしたがって、方法600の例示的な実施形態を示す。
図6では、ブロック610は、第1のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のPSCチャネルセットを推定することを含む。
ブロック620は、推定された第1のPSCチャネルセットを受信信号から除去することを含む。
ブロック630は、第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定することを含み、なお、第1のSSCチャネルセットは第1のPSCチャネルセットに非直交しており、第1のPSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信されている。
ブロック640は、推定された第1のSSCチャネルセットを除去することを含む。
ブロック650は、第2のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第2のPSCチャネルセットを推定することを含む。
ブロック660は、推定された第2のPSCチャネルセットを除去することを含む。
ブロック670は、第3のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第3のPSCチャネルセットを推定することを含む。
ブロック680は、推定された第3のPSCチャネルセットを除去することを含む。
更に、本開示の原理が適用されうるUMTSにしたがうラジオネットワーク動作の例が、図7A−図7Dを参照して本明細書に説明される。図7A−図7Dは、例示的な背景を示すことのみを目的としており、本開示の範囲をUMTSに従うラジオネットワーク動作に限定するものではないということに留意されたい。
図7Aはラジオネットワークの例を示す。図7Aでは、ノードB110、111、114およびラジオネットワークコントローラ141−144は、「ラジオネットワーク」、「RN」、「アクセスネットワーク」、あるいは「AN」と呼ばれるネットワークの一部である。ラジオネットワークは、UMTS地上ラジオアクセスネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network)(UTRAN)でありうる。UMTS地上ラジオアクセスネットワーク(UTRAN)は、ノードB(あるいは基地局)と、それが含むノードBについての制御機器(あるいは、ラジオネットワークコントローラ(RNC)とに対する総称であり、それは、UMTSラジオアクセスネットワークを構成する。これは、リアルタイム回路交換式およびIPベースのパケット交換式のトラフィックタイプの両方を搬送できる3G通信ネットワークである。UTRANは、ユーザ機器(UE)123−127のためのエアインタフェースアクセス方法を提供する。接続性が、UTRANによってUEとコアネットワークとの間に提供される。ラジオネットワークは、複数のユーザ機器デバイス123−127間でデータパケットをトランスポートしうる。
UTRANは、4つのインタフェース、Iu、Uu、Iub、およびIurによってその他の機能エンティティに内面的あるいは外面的に接続される。UTRANは、Iuと呼ばれる外部インタフェースによってGSM(登録商標)コアネットワーク121に取り付けられる。(図7Bに示される)ラジオネットワークコントローラ(RNC)141−144がこのインタフェースをサポートする。これらのうちの141、142は、図7Aに示されている。それに加えて、RNCは、Iubとラベルされたインタフェースを介して、ノードBと呼ばれる基地局のセットを管理する。Iurインタフェースは、2つのRNC141、142を互いに接続させる。UTRANは、RNC141−144がIurインタフェースによって相互接続しているので、コアネットワーク121から大部分が自立している。図7Aは、RNCと、ノードBと、IuおよびUuインタフェースとを使用する通信システムを開示する。Uuはまた、外側にあり、ノードBをUEと接続するが、IubはRNCをノードBと接続する内部インタフェースである。
ラジオネットワークは更に、企業イントラネット、インターネット、あるいは上述されたような従来の公衆交換電話ネットワークのようなラジオネットワークの外部の追加的なネットワークに接続され、各ユーザ機器デバイス123−127と、このような外部ネットワークとの間でデータパケットをトランスポートしうる。
図7Bは、通信ネットワーク100Bの選択されたコンポーネントを示す。これは、ノードB(あるいは、基地局または無線基地トランシーバ局)110、111、および114に結合されたラジオネットワークコントローラ(RNC)(あるいは、基地局コントローラ(BSC))141−144を含む。ノードB110、111、114は、対応する無線通信155、167、182、192、193、194を介してユーザ機器(あるいは、リモート局)123−127と通信する。RNC141−144は、1又は複数のノードBのための制御機能を提供する。ラジオネットワークコントローラ141−144は、モバイル交換センター(MSC)151、152を介して公衆交換電話ネットワーク(PSTN)148に結合される。別の例では、ラジオネットワークコントローラ141−144は、パケットデータ・サーバノード(「PDSN」)(図示せず)を介してパケット交換ネットワーク(PSN)(図示せず)に結合される。ラジオネットワークコントローラ141−144およびパケットデータ・サーバノードのような様々なネットワーク要素間のデータ交換が、例えば、インターネットプロトコル(「IP」)、非同期転送モード(「ATM」)プロトコル、T1、E1、フレームリレー、およびその他のプロトコルのような任意の数のプロトコルを使用して実施されうる。
RNCは複数の役割を果たす。第1に、ノードBを使用しようとしている新たなモバイルあるいはサービスの承認を制御しうる。第2に、ノードB、あるいは基地局の観点から、RNCは制御しているRNCである。承認を制御することは、ネットワークが有している利用可能なものが何であるかに合致して、モバイルが、ラジオリソース(radio resources)(帯域幅および信号/ノイズ比)を割り当てられることを確実にする。ここで、ノードBのIubインタフェースは終了する。UE、あるいはモバイルの観点から、RNCは、サービス提供しているRNCとして動作し、そこにおいて、それはモバイルのリンクレイヤ通信を終了させる。コアネットワークの観点から、サービス提供しているRNCはUEのためのIuを終了させる。サービス提供しているRNCはまた、Iuインタフェースを介してコアネットワークを使用しようとしている新たなモバイルあるいはサービスの承認を制御する。
エアインタフェースに関して、UMTSは、広帯域符号分割多元接続(あるいは、W−CDMA)として知られる広帯域拡散スペクトルモバイル・エアインタフェースを通常使用する。W−CDMAは、直接シーケンス符号分割多元接続シグナリング方法(あるいはCDMA)を使用してユーザを分離する。W−CDMA(広帯域符号分割多元接続)は、モバイル通信のための第3世代規格である。GSM(グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション)/GPRSから発展したW−CDMAは、第2世代規格である。これは、制限されたデータ・ケイパビリティでの音声通信に向けられている。W−CDMAの第1の商業的な展開は、W−CDMAリリース99と呼ばれる規格のバージョンに基づく。
リリース99の仕様は、アップリンクパケットデータを可能にする2つの技術を定義する。通常、データ伝送は、専用チャネル(CDH)あるいはランダムアクセスチャネル(RACH)の何れかを使用してサポートされる。しかし、DCHは、パケットデータサービスのサポートのためのプライマリチャネルである。各リモート局123−127は、直交可変拡散率(OVSF)符号を使用する。OVSF符号は、当業者によって理解されるように、個別の通信チャネルを独自に識別することを容易にする直交符号である。それに加えて、マイクロダイバーシティが、ソフトハンドオーバを使用してサポートされ、閉ループパワー制御がDCHと共に用いられる。
擬似ランダムノイズ(PN)シーケンスは通常、送信されたパイロット信号を含む送信されたデータを拡散するために、CDMAシステムにおいて使用される。PNシーケンスの単一の値を送信するのに必要とされる時間はチップとして知られ、このチップが変化するレートはチップレートとして知られる。直接シーケンスCDMAシステムの設計においては固有なものは、受信機が、そのPNシーケンスを、ノードB110、111、114のものに対して調整する(align)という要件(requirement)である。W−CDMA規格によって定義されるもののような、いくつかのシステムは、プライマリスクランブリング符号として知られる各々のための独自のPN符号を使用して、基地局110、111、114を差別化する。W−CDMA規格は、ダウンリンクをスクランブリングするための2つのゴールド符号シーケンスを定義し、そのうちの1つは同相コンポーネント(I)のためのものであり、もう一方は直角位相(Q)のためのものである。IおよびQ PNシーケンスは、データ変調なしでセルを介して一緒にブロードキャストされる。このブロードキャストは、共通パイロットチャネル(CPICH)と称される。生成されたPNシーケンスは、38400チップの長さまで切り捨てられる。34800チップの期間は、ラジオフレームと称される。各ラジオフレームは、スロットと称される15個の等しいセクションに分割される。W−CDMAノードB 110、111、114は、互いに関して同時に動作するので、1つの基地局110、111、114のフレームタイミングのナレッジが、その他任意のノードB 110、11、114のフレームタイミングのナレッジになる(translate into)ことはない。このナレッジを獲得するために、W−CDMAシステムは同期チャネルおよびセルサーチ技術を使用する。
3GPPリリース5およびそれ以降のものは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)をサポートする。3GPPリリース6およびそれ以降のものは、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)をサポートする。HSDPAおよびHSUPAは、ダウンリンクおよびアップリンクそれぞれでの高速パケットデータ伝送を可能にするチャネルおよび手順のセットである。リリース7HSPA+は、3つのエンハンスメントを使用してデータレートを向上させる。第1に、これは、ダウンリンクでの2×2MIMOのためのサポートを導入した。MIMOでは、ダウンリンクでサポートされるピークデータレートは28Mbpsである。第2に、より高次の変調が、ダウンリンクで導入された。ダウンリンクでの64QAMの使用が、21Mbpsのピークデータレートを可能にする。第3に、より高次の変調がアップリンクで導入された。アップリンクでの16QAMの使用が、11Mbpsのピークデータレートを可能にする。
HSUPAにおいて、ノードB 110、111、114は、いくつかのユーザ機器デバイス123−127が同時に特定のパワーレベルで送信することを許可する(allows)。これらの許可(grants)は、短期ベースで(数十ミリ秒毎に)リソースを割り当てる高速スケジューリングアルゴリズムを使用することによって、ユーザに割り当てられる。HSUPAの迅速なスケジューリングは、パケットデータのバーストな性質に適している。ハイアクティビティ(high activity)の期間中、ユーザは、より多くのパーセンテージの利用可能なリソースを確保しうるが、その一方で、ローアクティビティ期間中は帯域幅をほとんどあるいは全く確保できない可能性がある。
3GPPリリース5HSDPAにおいて、アクセスネットワークの基地トランシーバ局110、111、114は、高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)でユーザ機器デバイス123−127にダウンリンク・ペイロードデータを送り、高速共有制御チャネル(HS−SCCH)でダウンリンクデータに関連付けられた制御情報を送りうる。データ伝送のために使用される256個の直交可変拡散率(OVSF又はウォルシュ)符号が存在する。HSDPAシステムにおいて、これらの符号は、セルラ電話通信(音声)のために通常使用されるリリース1999(レガシシステム)符号と、データサービスのために使用されるHSDPA符号とに分割される。伝送時間インターバル(TTI)毎に、HSDPA使用可能なユーザ機器デバイス123−127に送られた専用制御情報は、符号空間内のどの符号がデバイスにダウンリンク・ペイロードデータを送るために使用されるのかと、ダウンリンク・ペイロードデータの伝送のために使用される変調とをデバイス対して示しうる。
HSDPA動作では、ユーザ機器デバイス123−127に対するダウンリンク伝送は、15個の利用可能なHSDPA OVSF符号を使用して、異なる伝送時間インターバルに対してスケジューリングされうる。所与のTTIでは、各ユーザ機器デバイス123−127が、TTIの間、デバイスに割り当てられるダウンリンク帯域幅に依存して、15個のHSDPA符号のうちの1又は複数を使用中でありうる。すでに上述されたように、TTI毎に、制御情報は、符号空間内のどの符号がデバイスにダウンリンク・ペイロードデータ(ラジオネットワークの制御データ以外のデータ)を送るために使用されるのかを、ユーザ機器デバイス123−127に対して示す。
MIMOシステムにおいて、送信および受信アンテナからのN(送信機アンテナの数)×M(受信機アンテナの数)個の信号パスが存在し、これらのパス上の信号は同一ではない。MIMOは複数のデータ伝送パイプを生成する。パイプは時空間領域において直交している。パイプの数はシステムのランクに等しい。これらのパイプは、時空間領域において直交しているので、互いに対する干渉をほとんど引き起こさない。データパイプは、N×M個のパスで信号を適切に結合させることによって、適切なデジタル信号処理を用いて実現される。伝送パイプは、アンテナ伝送チェインあるいは任意の1つの特定の伝送パスに対応しないということが留意される。
通信システムは、単一のキャリア周波数あるいは複数のキャリア周波数を使用しうる。各リンクは異なる数のキャリア周波数を組み込みうる。更に、アクセス端末123−127は、無線チャネルによって、あるいは、例えば、光ファイバー又は同軸ケーブルを使用して有線チャネルによって通信する任意のデータデバイスでありうる。アクセス端末123−127は、PCカード、コンパクトフラッシュ、外部又は内蔵モデム、あるいは無線又は有線電話を含むが、それらに限定はされない多数のタイプのデバイスのうちの任意のものでありうる。アクセス端末123−127は、ユーザ機器(UE)、リモート局、モバイル局あるいは加入者局としても知られる。更に、UE123−127は、移動式あるいは据置式でありうる。
1又は複数のノードB110、111、114とのアクティブトラフィックチャネルを確立したユーザ機器123−127は、アクティブユーザ機器123−127と呼ばれ、トラフィック状態にあると見なされる。1又は複数のノードB110、111、114とのアクティブトラフィックチャネル接続を確立する処理中のユーザ機器123−127は、接続セットアップ状態にあると見なされる。ユーザ機器123−127は、無線チャネルによって、あるいは、例えば、光ファイバー又は同軸ケーブルを使用して有線チャネルによって通信する任意のデータデバイスでありうる。ユーザ機器123−127がノードB110、111、114に信号を送るための通信リンクはアップリンクと呼ばれる。ノードB110、111、114がユーザ機器123−127に信号を送るための通信リンクはダウンリンクと呼ばれる。
図7が以下に詳細に説明されうる。ここにおいて、特に、ノードB110、111、114およびラジオネットワークコントローラ141−144は、パケットネットワーク・インタフェース146とインタフェースする(図7Cにおいて、ノードB110、111、114が、簡略化のために1つだけ示されることに留意されたい)。ノードB110、111、114およびラジオネットワークコントローラ141−144は、1又は複数のノードB110、111、114およびラジオネットワークコントローラ141−144を囲む点線のように、図7Aおよび図7Cにおいて示されるラジオネットワークサーバ(RNS)66の一部でありうる。送信される関連付けられた量のデータは、ノードB110、111、114におけるデータキュー172から取り出され、データキュー172に関連付けられたユーザ機器123−127(図7Cに図示せず)への伝送のためにチャネル要素168に提供される。
ラジオネットワークコントローラ141−144は、モバイル交換センター151、152を介して、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)148とインタフェースする。更に、ラジオネットワークコントローラ141−144は、通信システム100BにおいてノードB110、111、114とインタフェースする。それに加えて、ラジオネットワークコントローラ141−144は、パケットネットワーク・インタフェース146とインタフェースする。ラジオネットワークコントローラ141−144は、通信システムにおけるユーザ機器123−127と、パケットネットワーク・インタフェース146およびPSTN148に接続されたその他のユーザとの間の通信を調整する。PSTN148は、標準電話ネットワークを介してユーザとインタフェースする(図7に図示せず)。
簡略化のために、図7に図示されているのは1つのみであるが、ラジオネットワークコントローラ141−144は、多くのセレクタ要素136を含む。各セレクタ要素136は、1又は複数のノードB110、111、114と1つのリモート局123−127(図示せず)との間の通信を制御するように割り当てられる。セレクタ要素136が所与のユーザ機器123−127に割り当てられていない場合、コール制御プロセッサ140は、ユーザ機器123−127をページする必要性を知らされる。コール制御プロセッサ140はその後、ユーザ機器123−127をページするようノードB110、111、114に指示する。
データソース122は多量のデータを含み、これは、所与のユーザ機器123−127に送信されるものである。データソース122は、パケットネットワーク・インタフェース146にデータを提供する。パケットネットワーク・インタフェース146はデータを受信し、データをセレクタ要素136にルーティングする。セレクタ要素136はその後、ターゲットユーザ機器123−127と通信しているノードB 110、111、114にデータを送信する。例示的な実施形態では、各ノードB 110、111、114はデータキュー172を保持する。これは、ユーザ機器123−127に送信されるデータを格納する。
データパケット毎に、チャネル要素168は、制御フィールドを挿入する。例示的な実施形態では、チャネル要素168は、巡回冗長チェック(CRC)と、データパケットおよび制御フィールドの符号化とを実行し、符合テールビットのセットを挿入する。データパケットと、制御フィールドと、CRCパリティビットと、符号テールビット(code tail bit)とは、フォーマットされたパケットを備える。例示的な実施形態では、チャネル要素168はその後、フォーマットされたパケットを符号化し、符号化されたパケット内にシンボルをインタリーブする(あるいは、順序付けし直す(reorder))。例示的な実施形態では、インタリーブされたパケットは、ウォルシュ符号を用いてカバーされ、短いPNIおよびPNQ符号を用いて拡散される。拡散されたデータは、信号を直交変調、フィルタ、および増幅するRFユニット170に提供される。ダウンリンク信号は、オーバザエアでアンテナを経由して、ダウンリンクへと送信される。
ユーザ機器123−127において、ダウンリンク信号は、アンテナによって受信され、受信機にルーティングされる。受信機は、信号をフィルタ、増幅、直交変調、および量子化する。デジタル化された信号は、復調器に提供され、そこで、そのデジタル化された信号は、短いPNIおよびPNQ符号を用いて逆拡散され(despread)、ウォルシュカバーを用いてデカバーされる(decovered)。復調されたデータは、ノードB110、111、114においてなされる信号処理機能、特に、デインタリービング、復号、およびCRCチェック機能の逆を実行する復号器に提供される。復号されたデータは、データシンクに提供される。
図7Dは、ユーザ機器(UE)123−127が、(PA108を含む)送信回路164と、受信回路109と、パワーコントローラ107と、復号プロセッサ158と、処理ユニット103と、メモリ116とを含むUE123−127の実施形態を示す。
処理ユニット103は、UE123−127の動作を制御する。処理ユニット103は、CPUとも称されうる。読取専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含みうるメモリ116は、処理ユニット103に命令群およびデータを提供する。メモリ116の一部分はまた、非揮発性のランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含みうる。
セルラ電話のような無線通信デバイスに組み込まれうるUE123−127はまた、UE123−127とリモートロケーションとの間のオーディオ通信のような、データの送信および受信を可能にするための送信回路164および受信回路109を含むハウジングを含みうる。送信回路164および受信回路109は、アンテナ118に結合されうる。
UE123−127の様々なコンポーネントが、データバスに加えて、パワーバスと、制御信号バスと、状態信号バスとを含みうるバスシステム130によって一緒に結合される。しかし、明確性のために、これらの様々なバスは、バスシステム130として図7Dに示される。UE123−127はまた、信号を処理するために使用する処理ユニット103を含みうる。更に、パワーコントローラ107と、復号プロセッサ158と、パワー増幅器108とが示される。
説明される方法のステップはまた、図7Cに示されるような、ノードB110、111、114におけるメモリ161内に位置するソフトウェアあるいはファームウェア43の形態で、命令群として格納されうる。これらの命令群は、図7CにおけるノードB110、111、114の制御ユニット162によって実行されうる。代替的に、あるいはそれと併せて、説明された方法のステップが、UE123−127におけるメモリ116内に位置するソフトウェアあるいはファームウェア42の形態で、命令群として格納されうる。これらの命令群は、図7DのUE123−127の処理ユニット103によって実行されうる。
情報および信号が、様々な異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して表されうることを当業者は理解するだろう。例えば、上記にわたって参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁気フィールド又は磁気粒子、光学フィールド又は光学粒子、あるいはそれら任意の組合せによって表されうる。
当業者は更に、本明細書に開示される例示的な実施形態に関連付けて説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電気ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実施されうるということを理解するだろう。このハードウェアおよびソフトウェアの互換性を明確に例示するために、多様な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能の観点から上記で説明されている。そのような機能がハードウェアあるいはソフトウェアのどちらとして実現されるかは、システム全体に課せられている特定のアプリケーションおよび設計の制約に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションのために方式を変化させて、説明された機能性を実施しうるが、こういった実施の決定は本発明の例示的な実施形態の範囲からの逸脱をまねくものと解釈されるべきではない。
本明細書に開示される例示的な実施形態に関連付けて説明された多様な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートもしくはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書において説明された機能を実行するために設計された、それら任意の組合せで実施あるいは実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替例として、任意の従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシンでありうる。プロセッサはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1又は複数のマイクロプロセッサ、もしくはその他任意のこのような構成のような、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、実現されうる。
本明細書に開示される例示的な実施形態に関連付けて説明された方法あるいはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアにおいてか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいてか、あるいはそれら2つの組み合わせにおいて実現されうる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取専用メモリ(ROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能プログラマブル(ROM)EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野において知れられているその他任意の形態の記憶媒体に存在しうる。 例示的な記憶媒体は、記憶媒体から情報を読み取り、かつそれに情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサと結合される。代替例においては、記憶媒体はプロセッサに統合されうる。プロセッサ及び記憶媒体はASIC内に存在しうる。ASICはユーザ端末内に存在しうる。代替例においては、プロセッサおよび記憶媒体は離散的なコンポーネントとしてユーザ端末内に存在しうる。
1又は複数の例示的な実施形態において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれら任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアにおいて実現される場合、機能は、1又は複数の命令群あるいはコードとして、コンピュータ読取可能媒体に記憶されうる、もしくはそれによって送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝達を容易にする任意の媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体である。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAMや、ROMや、EEPROMや、CD−ROMもしくはその他の光学ディスク記憶装置や、磁気ディスク記憶装置もしくはその他の磁気記憶デバイスや、あるいは命令群もしくはデータ構造の形態で希望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用されうる、又は、コンピュータによってアクセスされうる、その他任意の媒体を備えうる。更に、任意のコネクションが、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。例えば、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、ツイストペアや、デジタル加入者回線(DSL)や、あるいは、赤外線、ラジオ、及びマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、ツイストペアや、DSLや、あるいは赤外線、ラジオ、及びマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)(disc)、レーザディスク(disc)、光学ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)(disk)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含む。ここで、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生するが、ディスク(disc)はレーザを用いてデータを光学的に再生する。上記のものによる組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示された例示的な実施形態に関する以上の説明は、当業者が本発明を製造あるいは使用できるように提供される。これらの例示的な実施形態に対する様々な変形例が当業者に対して容易に明らかになるだろう。 また本明細書で規定された一般的原理は、本発明の精神あるいは範囲から逸脱することなくその他の例示的な実施形態に適用されうる。よって、本発明は、本明細書に示される例示的な実施形態に限定されるように意図されたものではなく、本明細書において開示された原理および新規の特徴と矛盾しない最大範囲であると認められるべきである。

Claims (28)

  1. 第1のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のPSCチャネルセットを推定する(610)こと;
    前記推定された第1のPSCチャネルセットを受信信号から除去する(620)こと;
    第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定する(630)こと、なお、前記第1のSSCチャネルセットは前記第1のPSCチャネルセットに対して非直交であり、前記PSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信される;および
    前記推定された第1のSSCチャネルセットを除去する(640)こと;
    を備える方法。
  2. 前記第1のPSCチャネルセットは、パイロットチャネルおよび専用チャネルを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記推定された第1のSSCチャネルセットを除去することは、前記推定された第1のSSCチャネルセットを、前記推定された第1のPSCチャネルセットを前記受信信号から除去することの結果から、除去することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記推定された第1のSSCチャネルセットを除去することは、前記推定された第1のSSCチャネルセットを前記受信信号から除去することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 第2のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第2のPSCチャネルセットを推定する(650)こと;
    前記推定された第2のPSCチャネルセットを除去する(660)こと;
    第3のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第3のPSCチャネルセットを推定する(670)こと;および
    前記推定された第3のPSCチャネルセットを除去する(680)こと;
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記推定された第1のPSCチャネルセットを除去することは、前記第2のPSCチャネルセットを推定することの前に実行され、前記第2のPSCチャネルセットを除去することは、前記第3のPSCチャネルセットを推定することの前に実行される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のPSCチャネルセットは最も高い受信信号強度を有し、前記第2のPSCチャネルセットは2番目に最も高い受信信号強度を有し、前記第3のPSCチャネルセットは3番目に最も高い受信信号強度を有する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のPSCチャネルセットを除去することは、前記第1のSSCチャネルセットを推定することの前に実行され、前記第1のSSCチャネルセットを除去することは、前記第2のPSCチャネルセットを推定する前に実行される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1のSSCチャネルセットを推定することは、前記推定された第1のPSCチャネルセットが前記受信信号から除去された後に、前記受信信号から前記第1のSSCチャネルセットを推定することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のPSCチャネルセットを推定すること、前記推定された第1のPSCチャネルセットを除去すること、前記第1のSSCチャネルセットを推定すること、および前記推定された第1のSSCチャネルセットを除去すること、を通して、複数回反復する(280.1、280.2、280.3、280.4)こと、を更に備える請求項9に記載の方法。
  11. 第2のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第2のSSCチャネルセットを推定する(481.2.1)こと;
    前記推定された第2のSSCチャネルセットを除去する(482.2.1)こと;
    第3のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第3のSSCチャネルセットを推定する(481.3.1)こと;および
    前記推定された第3のSSCチャネルセットを除去する(482.3.1)こと;
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1のSSCチャネルセットを推定することは、前記第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされたゼロパワーチャネルのノイズパワーを推定することを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1のSSCチャネルセットは、少なくとも1つの擬似直交関数を備える請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1のPSCチャネルセットを推定することは、前記PSCチャネルセットのうちの少なくとも1つのチャネルを逆拡散および逆スクランブリングすることと、前記逆拡散および逆スクランブリングされたシンボルを等化することとを備える、請求項1に記載の方法。
  15. 第1のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のPSCチャネルセットを推定するように構成された第1のPSC推定ユニット(481.1)と;
    前記推定された第1のPSCチャネルを受信信号から除去するように構成された第1のPSC除去ユニット(482.1)と;
    第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定するように構成された第1のSSC推定ユニット(481.1.1)と、なお、前記第1のSSCチャネルセットは前記第1のPSCチャネルセットに対して非直交であり、前記第1のPSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信される;および
    前記推定された第1のSSCチャネルセットを除去するように構成された第1のSSC除去ユニット(482.1.1)と;
    を備える装置。
  16. 前記第1のPSCチャネルセットは、パイロットチャネルおよび専用チャネルを備える、請求項15に記載の装置。
  17. 前記第1のSSC除去ユニットは前記第1のPSC除去ユニットの出力に結合される、請求項15に記載の装置。
  18. 第2のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第2のPSCチャネルセットを推定するように構成された第2のPSC推定ユニット(481.2)と;
    前記推定された第2のPSCチャネルセットを前記受信信号から除去するように構成された第2のPSC除去ユニット(482.2)と;
    第3のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第3のPSCチャネルセットを推定するように構成された第3のPSC推定ユニット(481.3)と;および
    前記推定された第3のPSCチャネルセットを前記受信信号から除去するように構成された第3のPSC除去ユニット(482.3)と;
    を更に備える請求項15に記載の装置。
  19. 前記第2のPSC推定ユニットは前記第1のPSC除去ユニットの出力に結合され、前記第3のPSC推定ユニットは前記第2のPSC除去ユニットの出力に結合される、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1のPSCチャネルセットは最も高い受信信号強度を有し、前記第2のPSCチャネルセットは、2番目に最も高い受信信号強度を有し、前記第3のPSCチャネルセットは、3番目に最も高い受信信号強度を有する、請求項19に記載の装置。
  21. 前記第1のSSC除去ユニットは前記第1のPSC推定ユニットの出力に結合され、前記第2のPSC推定ユニットは前記第1のSSC除去ユニットの出力に結合される、請求項18に記載の装置。
  22. 第2のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第2のSSCチャネルセットを推定するように構成された第2のSSC推定ユニット(481.2.1)と;
    前記推定された第2のSSCチャネルセットを除去するように構成された第2のSSC除去ユニット(482.2.1)と;
    第3のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第3のSSCチャネルセットを推定するように構成された第3のSSC推定ユニット(481.3.1)と;および
    前記推定された第3のSSCチャネルセットを除去するように構成された第3のSSC除去ユニット(482.3.1)と;
    を更に備える請求項15に記載の装置。
  23. 前記第1のSSC推定ユニットは、前記第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされたゼロパワーチャネルのノイズパワーを推定するように構成される、請求項15に記載の装置。
  24. 前記第1のSSCチャネルセットは、少なくとも1つの擬似直交関数を備える、請求項15に記載の装置。
  25. 第1のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のPSCチャネルセットを推定する手段(481.1)と;
    前記推定された第1のPSCチャネルセットを受信信号から除去する手段(482.1)と;
    第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定する手段(481.1.1)と、なお、前記第1のSSCチャネルセットは前記第1のPSCチャネルセットに対して非直交であり、前記第1のPSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信される;および
    前記推定された第1のSSCチャネルセットを除去する手段(482.1.1)と;
    を備える装置。
  26. 第2のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第2のPSCチャネルセットを推定する手段(481.2)と;
    前記推定された第2のPSCチャネルセットを除去する手段(482.2)と;
    第3のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第3のPSCチャネルセットを推定する手段(481.3)と;および
    前記推定された第3のPSCチャネルセットを除去する手段(482.3)と;
    を更に備える請求項25に記載の装置。
  27. 命令を保存するコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記命令は、コンピュータに、
    第1のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のPSCチャネルセットを推定させ(610);
    前記推定された第1のPSCチャネルセットを受信信号から除去させ(620);
    第1のセカンダリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第1のSSCチャネルセットを推定させ(630)、なお、前記第1のSSCチャネルセットは前記第1のPSCチャネルセットに対して非直交であり、前記第1のPSCおよびSSCチャネルセットは単一の局から送信される;そして
    前記推定された第1のSSCチャネルセットを除去させる(640);
    コンピュータ可読記憶媒体。
  28. コンピュータに、
    第2のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第2のPSCチャネルセットを推定させ(650);
    前記推定された第2のPSCチャネルセットを除去させ(660);
    第3のプライマリスクランブリング符号によってスクランブリングされた第3のPSCチャネルセットを推定させ(670);そして
    前記推定された第3のPSCチャネルセットを除去させる(680);
    命令、
    をさらに保存する、請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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