JP2007508500A5 - - Google Patents

Claims (1)

1. 自動車の駆動系の多板クラッチ（２）の操作のための軸線方向作動装置であって、
   ケーシング（３）を備えており、該ケーシング内に２つの構成部分（４，５）を同軸的に互いに相対回動可能に支承してあり、該構成部分は前記ケーシング（３）内に配置された前記多板クラッチ（２）によって互いに連結されるようになっており、
   シリンダーユニット（１５）を備えており、該シリンダーユニットは液圧室（２２）及び、前記多板クラッチ（２）の操作のために該液圧室（２２）内に軸線方向移動可能に受容されたピストン（２１）を有しており、
   前記シリンダーユニット（１５）内への液体供給のための液圧機構を備えており、該液圧機構は、ケーシング（３）及び液圧室（２２）内のための共有の所定量の充填油並びに、１つのポンプ（１８）を有しており、該ポンプは前記ケーシング（３）に接続された第１の接続部（２３）及び前記液圧室（２２）に接続された第２の接続部（２４）を有しており、
   かつ前記ポンプ（１８）は、内接歯車ポンプとして形成されていて、内転トロコイド（４３）を備えた円筒車（３９）、並びに外転トロコイド（４５）を備えたロータ（４４）から成っており、
   前記円筒車（３９）の内転トロコイド（４３）は、円筒車の部分円筒状の凹設部内に回転可能に受容された複数の歯車（４２）によって形成されており、前記ロータは外周に外転トロコイド（４５）として歯列を有しており、該歯列は前記複数の歯車（４２）によって形成された内転トロコイドとしての歯列に係合していることを特徴とする、軸線方向作動装置。