JP2007508428A - 包装グラビアおよびフレキソ印刷用アゾ顔料調合物 - Google Patents
包装グラビアおよびフレキソ印刷用アゾ顔料調合物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007508428A JP2007508428A JP2006534643A JP2006534643A JP2007508428A JP 2007508428 A JP2007508428 A JP 2007508428A JP 2006534643 A JP2006534643 A JP 2006534643A JP 2006534643 A JP2006534643 A JP 2006534643A JP 2007508428 A JP2007508428 A JP 2007508428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- azo pigment
- weight
- pigment
- resin
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B68/00—Organic pigments surface-modified by grafting, e.g. by establishing covalent or complex bonds, in order to improve the pigment properties, e.g. dispersibility or rheology
- C09B68/40—Organic pigments surface-modified by grafting, e.g. by establishing covalent or complex bonds, in order to improve the pigment properties, e.g. dispersibility or rheology characterised by the chemical nature of the attached groups
- C09B68/42—Ionic groups, e.g. free acid
- C09B68/423—Cationic groups
- C09B68/4235—Ammonium groups or derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0001—Post-treatment of organic pigments or dyes
- C09B67/0004—Coated particulate pigments or dyes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0071—Process features in the making of dyestuff preparations; Dehydrating agents; Dispersing agents; Dustfree compositions
- C09B67/0084—Dispersions of dyes
- C09B67/0085—Non common dispersing agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B68/00—Organic pigments surface-modified by grafting, e.g. by establishing covalent or complex bonds, in order to improve the pigment properties, e.g. dispersibility or rheology
- C09B68/40—Organic pigments surface-modified by grafting, e.g. by establishing covalent or complex bonds, in order to improve the pigment properties, e.g. dispersibility or rheology characterised by the chemical nature of the attached groups
- C09B68/44—Non-ionic groups, e.g. halogen, OH or SH
- C09B68/444—Polyether
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
本発明は、a)少なくとも1種のアゾ顔料、b)320mgKOH/g以上の酸価を有するコロホニウムまたは変性コロホニウム、およびc)スルホン化ジアリール黄色顔料のアンモニウム塩を含むアゾ顔料調製に関する。
Description
本発明は、高酸価を有し、改善された性能特性、例えば包装グラビア印刷およびフレキソ印刷インキ用の濃縮物において使用された場合に、特に改善されたレオロジーを有する特定の天然樹脂誘導体により調合されたアゾ顔料に関する。
印刷インキ、特に包装グラビアおよびフレキソ印刷インキは、高顔料濃度でワニスおよび溶媒中に分散される。印刷インキ用に得られる濃縮物を、さらに処理して、簡便に調整される印刷インキを得ることができる。一般に、印刷インキ用濃縮物は、35%までの顔料含有量を有している。分散後、濃縮物は、通常特定の容器に一度貯蔵されてから、後にさらに処理される。印刷インキへの、変換の前の貯蔵による時間遅れは、殆んどの場合、ゲル構造が再構築された印刷インキの濃縮物を生じる。このゲル構造再構築は、高濃度および顔料粒子が互いに関連する相互作用による。極端な場合には、ゲル構造再構築は、インキ濃縮物を濃密にさせ、このことは、濃密になった濃縮物を溶媒で希釈する必要を生じる。構造における変化は、時間に依存するので、このレオロジー作用は、チキソトロピーと呼ばれる。
EP−A−0 796 900は、300mgKOH/gまでの酸価を有する樹脂を含む水希釈性印刷インキ用の顔料調合物を開示している。しかし、アゾ顔料の場合には、これらの調合物は、依然として明確なチキソトロピー挙動を示す。
本発明の目的は、良好な彩色特性、例えば光沢を有するのみならず、特に印刷インキ濃縮物製造過程において、さらに処理過程において、および貯蔵過程において、流動可能であるようなアゾ顔料を配合することである。
本発明者らは、この目的が、驚くべきことには本明細書の以下のアゾ顔料調合物によって実現されることを見出した。
したがって、本発明は、
a)少なくとも1種のアゾ顔料、好ましくはジアリール黄色顔料、
b)ロジンまたは変性ロジンをベースとし、320mgKOH/g以上および好ましくは330mgKOH/g以上の酸価を有する樹脂、および
c)スルホン化ジアリール黄色顔料のアンモニウム塩
を含むアゾ顔料調合物を提供する。
a)少なくとも1種のアゾ顔料、好ましくはジアリール黄色顔料、
b)ロジンまたは変性ロジンをベースとし、320mgKOH/g以上および好ましくは330mgKOH/g以上の酸価を有する樹脂、および
c)スルホン化ジアリール黄色顔料のアンモニウム塩
を含むアゾ顔料調合物を提供する。
好ましいアゾ顔料調合物は、すべてアゾ顔料調合物の総重量に基づいて、
成分a)50%から90重量%および特に60%から80重量%、
成分b)5%から45重量%および特に10%から38重量%、および
成分c)0.1%から20重量%および特に2%から10重量%
から本質的になる。
成分a)50%から90重量%および特に60%から80重量%、
成分b)5%から45重量%および特に10%から38重量%、および
成分c)0.1%から20重量%および特に2%から10重量%
から本質的になる。
有用なアゾ顔料a)には、モノアゾ、ジアゾ、β−ナフトール、Naphtol AS、アセトアセチルアミノ−ベンズイミダゾロン、アセトアセチルアミノ−キナゾリンジオンおよびまたアセトアセチルアミノ−キノキサリンジオン顔料が含まれる。
有用なアゾ顔料には、アニリン、2−ニトロアニリン、メチルアンスラニレート、2,5−ジクロロ−アニリン、2−メチル−4−クロロアニリン、2−トリフルオロメチル−4−クロロアニリン、2,4,5−トリクロロ−アニリン;3−アミノ−4−メチルベンズアミド、4−アミノ−3−クロロ−N’−メチルベンズアミド、o−トルイジン、o−ジアニシジン、2,2’,5,5’−テトラクロロベンジジン、2−アミノ−5−メチル−ベンゼンスルホン酸、および2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼンスルホン酸からなる群のアミン成分を有するものが含まれる。以下のアミン成分は、アゾ顔料に対して特に興味がある。
4−メチル−2−ニトロフェニルアミン、4−クロロ−2−ニトロフェニルアミン、3,3’−ジクロロビフェニル−4,4’−ジアミン、3,3−ジメチルビフェニル−4,4’−ジアミン、4−メトキシ−2−ニトロフェニルアミン、2−メトキシ−4−ニトロフェニルアミン、4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−フェニルベンゼンスルホンアミド、ジメチル5−アミノイソフタレート、アントラニル酸、2−トリフルオロメチルフェニルアミン、ジメチル2−アミノテレフタレート、1,2−ビス(2−アミノフェノキシ)エタン、2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼンスルホン酸、2−メトキシフェニルアミン、4−(4−アミノベンゾイルアミノ)ベンズアミド、2,4−ジニトロフェニルアミン、3−アミノ−4−クロロベンズアミド、4−ニトロフェニルアミン、2,5−ジクロロフェニルアミン、4−メチル−2−ニトロフェニルアミン、2−クロロ−4−ニトロフェニルアミン、2−メチル−5−ニトロフェニルアミン、2−メチル−4−ニトロフェニルアミン、2−メチル−5−ニトロフェニルアミン、2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼンスルホン酸、2−アミノナフタレン−1−スルホン酸、2−アミノ−5−クロロ−4−メチルベンゼンスルホン酸、2−アミノ−5−クロロ−4−メチルベンゼンスルホン酸、2−アミノ−5−メチルベンゼンスルホン酸、2,4,5−トリクロロフェニルアミン、3−アミノ−4−メトキシ−N−フェニルベンズアミド、4−アミノベンズアミド、メチル2−アミノベンゾエート、4−アミノ−5−メトキシ−2,N−ジメチルベンゼンスルホンアミド、モノメチル2−アミノ−N−(2,5−ジクロロフェニル)テレフタレート、ブチル2−アミノベンゾエート、2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニルアミン、4−(3−アミノ−4−メチルベンゾイルアミノ)ベンゼンスルホン酸、4−アミノ−2,5−ジクロロ−N−メチルベンゼンスルホンアミド、4−アミノ−2,5−ジクロロ−N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミド、6−アミノ−1H−キナゾリン−2,4−ジオン、4−(3−アミノ−4−メトキシベンゾイルアミノ)ベンズアミドおよび4−アミノ−2,5−ジメトキシ−N−メチルベンゼンスルホンアミド。
有用なアゾ顔料には、例えば、
一般式(I)のアセトアセトアリーリド:
一般式(I)のアセトアセトアリーリド:
nは、0から3の数であり、
R1は、メチルもしくはエチルなどのC1〜C4−アルキル基;メトキシもしくはエトキシなどのC1〜C4−アルコキシ基;トリフルオロメチル基;ニトロ基;フッ素、塩素もしくは臭素などのハロゲン原子;NHCOCH3基;SO3H基;SO2NR10R11基(ここで、R10およびR11は同一または異なり、水素またはC1〜C4−アルキルを表す。);COOR10基(ここで、R10は上記で定義した通りである);またはCOONR12R13基[ここで、R12およびR13は、独立に水素、C1〜C4−アルキルまたはフェニル(このフェニル環は、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、トリフルオロメチル、ニトロ、ハロゲン、COOR10(ここで、R10は上記で定義した通りである。)、COONR10R11(ここで、R10およびR11は同一または異なり、それぞれ上記で定義した通りである。)からなる群からの1、2または3個の同一または異なる置換基で置換されていてもよい。)を表わす。]であってよく、各R1は、n>1のとき同一または異なる。};
一般式(II)の2−ヒドロキシナフタレン:
ビスアセトアセチル化ジアミノフェニルおよびビスアセトアセチル化ジアミノビフェニル[ここで、フェニルまたはビフェニル環は、非置換、または1、2、3もしくは4個の同一もしくは異なる基CH3、C2H5、OCH3、OC2H5、NO2、F、Cl,CF3で置換されていてもよい。];
一般式(IV)の二核複素環のアセトアセトアリーリド:
一般式(IV)の二核複素環のアセトアセトアリーリド:
Q1、Q2、およびQ3は、同一または異なってよく、N、NR2、CO、N−CO、NR2−CO、CO−N、CO−NR2、CH、N−CH、NR2−CH、CH−N、CH−NR2、CH2、N−CH2、NR2−CH2、CH2−N、CH2−NR2またはSO2を表し[ここで、R2は、水素原子;メチルもしくはエチルなどのC1〜C4−アルキル基;またはフェニル基(このフェニル基は、非置換であってよく、またはハロゲン、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、トリフルオロメチル、ニトロ、シアノによって単一または多重に置換されていてもよい。)である。]、ただし、Q1、Q2およびQ3とフェニル環の2個の炭素原子との組合せは、飽和または不飽和5−または6−員環を生じる。};および、また
一般式(V)のピラゾロン:
R3は、CH3、COOCH3またはCOOC2H5基であり、
R4は、CH3、SO3H基または塩素原子であり、
pは、0から3の数であり、
ここで、各R4は、p>1に対して同一または異なってよい。];
の群からのカップリング成分を有するものがある。
ジアリール黄色顔料は、本発明の目的に対して特に好ましいアゾ顔料である。ジアリール黄色顔料は、一般に次式(1)を有する。
成分b)は、好ましくは、無水マレイン酸またはフマル酸などのジェノフィル成分と、ロジンとのディールス−アルダー付加物であり、ロジンは、好ましくはアビエチン酸、デヒドロアビエチン酸、左旋性ピマル酸、およびパルストリン酸からなる群の樹脂酸を含む、市販のさまざまなロジンの形態で使用される。また、言及した樹脂酸は、勿論それ自体で使用することができる。特に、ディ−ルス−アルダー反応は、平衡反応により他の樹脂酸から形成することもできる左旋性ピマル酸と、ジェノフィルとの間である。かかる化合物は、知られており、Encyclopedia of Chem.Tech.、17巻、1968年、488−490頁に記載されている。本発明によれば、利用される樹脂は、少なくとも320、好ましくは少なくとも330、および特に340mgKOH/g以上の樹脂の高酸価を有する。樹脂における酸作用は、元の樹脂酸のカルボキシル基、およびジェノフィルの2個のカルボキシル基または酸無水物作用である。酸無水物基は、鹸化することができる。
成分c)はスルホン化ジアリール黄色顔料のアンモニウム塩および好ましくはテトラアルキルアンモニウム塩であってよい。ジアリール黄色顔料は、任意の上記で言及したものであってよいが、P.Y.12が、特に好ましい。成分c)は、理想的には水に僅かだけ可溶性であるべきであるので、Ar1基またはAr2(式(1))に配置されているただ1個のスルホ基を好ましくは有する。アンモニウムイオンのアルキル基は、C1〜C20アルキル基であってよい。好ましくはアンモニウムイオンは、少なくとも1個のC10〜C20アルキル基、およびさらに好ましくは2個のC10〜C20アルキル基を含む。特に好ましいアンモニウムイオンは、ジオクタデシルジメチルアンモニウムおよびジヘキサデシルジメチルアンモニウムである。特に好ましい成分c)は、Pigment Yellow 12のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネートである。成分c)として記載されている化合物は、それ自体知られており、EP−A−0 076 024に開示されている。
本発明のアゾ顔料調合物には、さらに助剤d)、たとえば、分散剤、ポリエステルアミド、アニオン、カチオンまたはノニオン界面活性剤(たとえばアルコールオキシアルキレート)、静電防止剤、態様質顔料、標準化剤、ワックス、消泡剤、防塵剤、防腐剤、湿潤剤、抗酸化剤、UV吸収剤、さらに調色用着色剤、光安定剤またはこれらの組合せ、が含まれる。EP−A−0 587 021に記載されている脂肪アルコール−エチレンオキシド−プロピレンオキシド付加物をベースとする化合物を使用することが好ましい。さらに、助剤は、アゾ顔料調合物の総重量に基づいて、0から40重量%、好ましくは0.01から20重量%および特に0.1から10重量%の量において通常使用される。調色着色剤は、アゾ顔料調合物の総重量に基づいて、10重量%まで、および通常0.01から10重量%までの量において一般に使用される。
また本発明は、本発明のアゾ顔料調合物を製造する方法を提供する。この方法は、成分a)、b)、c)、および妥当であるならば助剤d)を互いに混合することを含む。成分c)およびd)は、原則としてアゾ顔料製造の間に、1つまたは複数の段階で添加することができる。成分a)がジアリール黄色顔料である場合、好ましくは、アセトアセチルアニリドを、対応するベンジジンのテトラゾ化ジアゾニウム塩と、好ましくはアゾ顔料調合物の総重量に基づいて、0.1から20重量%の量における成分c)の存在下で、連結させ、得られた顔料懸濁液と、5%から45重量%の量において成分b)の水性アルカリ溶液と混ぜ合わせ、65と150℃の間の温度に加熱し、;酸性にすることによってジアリール黄色顔料調合物を沈殿させ、妥当ならば、0から40重量%の量において、さらに成分d)を組み込む。
ジアゾ成分(好ましくは3,3’−ジクロロベンジジン)のジアゾ化は、通常の方法において実施することができる。使用されるカップリング成分には、例えば、有利には水性または水性−有機懸濁液において、アセトアセトアニリド、アセトアセト−o−トルイジン、アセトアセト−m−トルイジン、アセトアセト−m−キシリジン、アセトアセト−アニシジン、アセトアセト−2,5−ジメトキシ−4−クロロアニリンが含まれる。アゾカップリングは、成分c)の1種または複数の化合物の存在下で、実施することができる。この場合、成分c)を、水性懸濁液またはプレスケーキとして、カップリング懸濁液またはベンジジンのテトラゾニウム塩にまたは両方に添加することができ、または言及した反応物は、同時に添加される。アゾカップリングは、好ましくは水性または水性−有機媒体において、好ましくは3と7の間の、特に4と6の間のpHで、15と30℃の間の、特に20と30℃の間の温度で実施する。
顔料懸濁液は、引き続いて、樹脂b)の水性アルカリ溶液と(例えば希水酸化ナトリウム水溶液または希水酸化カリウム水溶液中において)混合される。顔料に基づいてこの樹脂量は、5%から60%重量%および好ましくは10%から50%重量%である。混合物を引き続いて、好ましくは少なくとも15分間、通常30分間から10時間、65から150℃、好ましくは80から120℃、およびさらに好ましくは85から100℃に加熱する。好ましくは2から6のpHに、およびさらに好ましくは3から5のpHに、例えば塩酸、硫酸または酢酸で設定すると、本発明のアゾ顔料調合物が沈殿する。懸濁液を濾過し、洗浄して塩を除去し、乾燥し、妥当ならば粉砕する。
特に好ましい実施形態において、例えばEP−B1−0587 021に記載されている脂肪アルコールアルコキシレートの1%から3重量%を、成分d)としてアゾ顔料の懸濁液に添加する。
本発明のアゾ顔料調合物は、天然または合成由来の高分子有機材料、例えば、プラスチック、樹脂、コーティング、ペイント、電子写真用トナーおよび顕色剤、エレクトレット材料、カラーフィルター、および(印刷インキを含む)インクも、ならびにシードを顔料着色するために有用である。
本発明のアゾ顔料調合物で顔料着色することができる高分子有機材料は、例えば、セルロース化合物、例えばセルロースエーテルおよびエステル(エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロースまたは酪酸セルロースなどの)、天然のバインダー、例えば脂肪酸、脂肪油、樹脂およびそれらの変換生成物、または人工樹脂(ポリ縮合物、ポリ付加物、付加ポリマーおよび付加コポリマーなどの)であり、これらの例は、アミノ樹脂(特に尿素−ホルムアルデヒド樹脂およびメラミン−ホルムアルデヒド樹脂)、アルキド樹脂、アクリル樹脂、フェノプラストおよびフェノール樹脂(ノボラックまたはレゾールなどの)、尿素樹脂、ポリビニル(ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、酢酸ポリビニル、またはポリビニルエーテルなどの)、ポリカーボネート、ポリオレフィン(ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの)、ポリ(メタ)アクリレート、およびそれらのコポリマー(ポリアクリル酸エステルまたはポリアクリロニトリルなど)、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、クマロン−インデンおよび炭化水素樹脂、エポキシ樹脂、種々の硬化機作を有する不飽和合成樹脂(ポリエステル、アクリレート)、ワックス、アルデヒドおよびケトン樹脂、ガム、ゴムおよびこの誘導体およびラテックス、カゼイン、シリコーンおよびシリコーン樹脂などであり、個々のまたは混合物におけるものである。言及した高分子有機材料が、可塑的に変形できる組成物の形態、溶融物、または紡糸液、分散液、コーティング、ペイントもしくは印刷インキの形態であるかは、重要ではない。意図する使用によれば、本発明のアゾ顔料調合物をブレンドとして、または調合物または分散液の形態において使用することが有利である。本発明のアゾ顔料調合物は、顔料着色されるべき高分子有機材料に基づいて、0.05%から30重量%、および好ましくは0.1%から15重量%の量において使用される。また、ある場合は、対応する粉砕された、および/または仕上げされた本発明のアゾ顔料調合物の替わりに、2m2/gおよび好ましくは5m2/gを超えるBET表面積を有する粗原料を使用することが可能である。この粗原料は、5%から99重量%の濃度において、単独、または妥当であれば他の粗原料または既製顔料との混合物において、液体または固体形態の濃厚顔料を製造するために使用することができる。
また、本発明のアゾ顔料調合物は、電子写真用トナーおよび展色剤、例えば1成分または2成分粉体トナー(1成分または2成分展色剤としても知られている)、磁気トナー、液体トナー、ラテックストナー、付加重合トナー、およびまた特殊トナーにおける着色剤として有用である。典型的トナー結合剤は、付加重合、ポリ付加およびポリ縮合樹脂(スチレン、スチレン−アクリレート、スチレン−ブタジエン、アクリレート、ポリエステル、フェノール−エポキシ樹脂、ポリスルホン、ポリウレタン、個々にまたは組み合わせて、およびまたポリエチレンおよびポリプロピレンなどの)である。この樹脂は、それぞれ、さらに荷電制御剤、ワックス、または流動助剤などの成分を含むことができ、または引き続いてこれらの添加剤により変性することができる。
本発明のアゾ顔料調合物は、粉体および粉体コーティングにおいて、特に、例えば、金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンクリート、織物材料、紙またはゴムからなる物品の表面コーティングのために使用する摩擦電気的または界面動電的噴霧粉体コーティングにおいて、着色剤として、さらに有用である。有用な粉体コーティング樹脂は、通常の硬化剤と共に、エポキシ樹脂、カルボキシル−およびヒドロキシル−含有ポリエステル樹脂、ポリウレタンおよびアクリル樹脂を通常含む。樹脂の組合せも使用することができる。例えば、エポキシ樹脂は、しばしばカルボキシル−およびヒドロキシル−含有ポリエステル樹脂と組合せて使用される。典型的硬化剤成分(樹脂システムによる)には、例えば、酸無水物、イミダゾールおよびジシアンジアミドもおよびこれらの誘導体、ブロックドイソシアナート、ビスアッシルウレタン、フェノールおよびメラミン樹脂、トリグリシジルイソシアヌレート、オキサゾリン、ならびにジカルボン酸が含まれる。
また、本発明のアゾ顔料調合物は、水性および非水性ベースのインクジェットインキ、ミクロエマルジョンインキにおいて、およびまたホットメルトプロセスによって操作するようなインキにおいて、着色剤として有用である。一般にインクジェットインキは、総量において0.5%から15重量%および好ましくは1.5%から8重量%(ドライ計算)の1種または複数の本発明のアゾ顔料調合物を含む。ミクロエマルジョンインキは、有機溶媒、水および妥当ならば他のハイドロトロピー性物質(界面媒体)をベースとする。ミクロエマルジョンインキは、一般に0.5%から15重量%のおよび好ましくは1.5%から8重量%の1種または複数の本発明のアゾ顔料調合物、5%から99重量%の水、および0.5%から94.5重量%の有機溶媒、および/またはハイドロトロピー性化合物を含む。溶媒ベースのインクジェットインキは、好ましくは0.5%から15重量%の1種または複数の本発明のアゾ顔料調合物、85%から99.5重量%の有機溶媒、および/またはハイドロトロピー性化合物を含む。ホットメルトインキは、通常ワックス、脂肪酸、脂肪アルコールまたはスルホンアミドをベースとし、ホットメルトインキは、室温で固体であり、加熱により液化し、好ましい溶融範囲は、約60℃と約140℃の間である。ホットメルトインクジェットインキは、例えば本質的に20%から90重量%のワックス、および1%から10重量%の1種または複数の本発明のアゾ顔料調合物からなる。ホットメルトインクジェットインキは、さらに0%から20重量%の別のポリマー(「染料溶解剤」として)、0%から5重量%の分散助剤、0%から20重量%の粘度改質剤、0%から20重量%の可塑剤、0%から10重量%の粘着性付与添加剤、0%から10重量%の透明性安定剤(例えば、ワックスの結晶化を防止する)、および0%から2重量%の抗酸化剤もを含む。
本発明のアゾ顔料調合物は、色の加法のみならず減法発生用のカラーフィルターに対する着色剤として、およびまた電子インキ(または「e−インキ」)または電子紙(「e−紙」)に対する着色剤として、さらに有用である。
本発明の顔料調合物は、例えば、グラビアおよびフレキソ印刷用の通常のグラビア印刷インキワニス中に容易に分散可能であり、高光沢および特に良好なレオロジー特性、すなわち、低チキソトロピーをもつ印刷インキが得られる。
したがって、本発明は、さらに印刷インキ、特にグラビア印刷インキおよびフレキソ印刷インキを製造するための、開示されたアゾ顔料調合物の使用を特に提供する。
以下の実施例において、他に指示がなければ、百分率は重量による。
(実施例1)
アセトアセト−m−キシリジド37.6部を33%水酸化ナトリウム水溶液29.4部と共に、水500部中に溶解し、引き続いて80%酢酸20部で沈殿することによって調製したカップリング成分懸濁液(pH5.6を有する。)を、EP−A−0 587 021の実施例1に記載の脂肪アルコールアルコキシレート4部およびP.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチル−アンモニウムスルホネート3.2部と混合する。この懸濁液を引き続いて、約10%強度3,3−ジクロロベンジジンテトラゾ溶液(希HCl中の3,3−ジクロロベンジジン23部および亜硝酸ナトリウムのビスジアゾ化によって調製される。)と、20から25℃の温度、pH範囲5.6から4で、2時間にわたって結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、水200部、33%NaOH22.2部および酸価360のマレイン酸ロジン付加物16.9部からなる樹脂溶液と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、1.5時間維持する。65℃(氷で冷却)で、懸濁液を塩酸でpH5に調整し、濾過し、洗浄して塩を除去し、80℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.Y.13を含むジアリール黄色顔料調合物85gが得られる。
アセトアセト−m−キシリジド37.6部を33%水酸化ナトリウム水溶液29.4部と共に、水500部中に溶解し、引き続いて80%酢酸20部で沈殿することによって調製したカップリング成分懸濁液(pH5.6を有する。)を、EP−A−0 587 021の実施例1に記載の脂肪アルコールアルコキシレート4部およびP.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチル−アンモニウムスルホネート3.2部と混合する。この懸濁液を引き続いて、約10%強度3,3−ジクロロベンジジンテトラゾ溶液(希HCl中の3,3−ジクロロベンジジン23部および亜硝酸ナトリウムのビスジアゾ化によって調製される。)と、20から25℃の温度、pH範囲5.6から4で、2時間にわたって結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、水200部、33%NaOH22.2部および酸価360のマレイン酸ロジン付加物16.9部からなる樹脂溶液と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、1.5時間維持する。65℃(氷で冷却)で、懸濁液を塩酸でpH5に調整し、濾過し、洗浄して塩を除去し、80℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.Y.13を含むジアリール黄色顔料調合物85gが得られる。
(比較例1a)
酸価300のフマル酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例1を繰り返し、P.Y.13を含むジアリール黄色顔料調合物85gが得られる。
酸価300のフマル酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例1を繰り返し、P.Y.13を含むジアリール黄色顔料調合物85gが得られる。
(比較例1b)
酸価150のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例1を繰り返し、P.Y.13を含むジアリール黄色顔料調合物84gが得られる。
酸価150のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例1を繰り返し、P.Y.13を含むジアリール黄色顔料調合物84gが得られる。
(実施例2)
33%水酸化ナトリウム水溶液81部を水400部に溶かした中に溶解したN−(4−クロロ−2,5,−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボキサミド69.5部の間接的沈殿により、および引き続く水400部中での沈殿により調製されたカップリング成分懸濁液(pH5.0を有する。)、31%塩酸81部、および80%酢酸10.2部を、EP−A−0 587 021の実施例1に記載の脂肪アルコールアルコキシレート3部と混合する。この懸濁液を、3−アミノ−4−メトキシ−N−フェニル−ベンズアミドの塩化ジアゾニウム(希HCl中の3−アミノ−4−メトキシ−N−フェニル−ベンズアミド44部および亜硝酸ナトリウムをジアゾ化することによって調製される)の約9%強度水溶液と、40℃の温度および5のpH範囲で1時間にわたり、引き続いて結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、水400部、33%NaOH32部および酸価360のマレイン酸ロジン付加物17部からなる樹脂溶液と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、2時間維持する。この懸濁液を、引き続いて市販のEP−A−0 587 021の実施例1に記載の脂肪アルコールアルコキシレート5.5部と混合する。65℃(氷で冷却)で、この懸濁液を塩酸でpH5に調整し、濾過し、洗浄して塩を除去し(このプレスケーキはこれに混練されたP.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネート1.8部を有している)、80℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.R.146を含む顔料調合物134gが得られる。
33%水酸化ナトリウム水溶液81部を水400部に溶かした中に溶解したN−(4−クロロ−2,5,−ジメトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−2−ナフタレンカルボキサミド69.5部の間接的沈殿により、および引き続く水400部中での沈殿により調製されたカップリング成分懸濁液(pH5.0を有する。)、31%塩酸81部、および80%酢酸10.2部を、EP−A−0 587 021の実施例1に記載の脂肪アルコールアルコキシレート3部と混合する。この懸濁液を、3−アミノ−4−メトキシ−N−フェニル−ベンズアミドの塩化ジアゾニウム(希HCl中の3−アミノ−4−メトキシ−N−フェニル−ベンズアミド44部および亜硝酸ナトリウムをジアゾ化することによって調製される)の約9%強度水溶液と、40℃の温度および5のpH範囲で1時間にわたり、引き続いて結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、水400部、33%NaOH32部および酸価360のマレイン酸ロジン付加物17部からなる樹脂溶液と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、2時間維持する。この懸濁液を、引き続いて市販のEP−A−0 587 021の実施例1に記載の脂肪アルコールアルコキシレート5.5部と混合する。65℃(氷で冷却)で、この懸濁液を塩酸でpH5に調整し、濾過し、洗浄して塩を除去し(このプレスケーキはこれに混練されたP.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネート1.8部を有している)、80℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.R.146を含む顔料調合物134gが得られる。
(比較例2a)
酸価300のフマル酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例2を繰り返し、P.Y.146を含む顔料調合物136gが得られる。
酸価300のフマル酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例2を繰り返し、P.Y.146を含む顔料調合物136gが得られる。
(比較例2b)
酸価150のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例2を繰り返し、P.Y.146を含む顔料調合物136gが得られる。
酸価150のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例2を繰り返し、P.Y.146を含む顔料調合物136gが得られる。
(実施例3)
ノニオン界面活性剤(ノニルフェノールオキセチレート)0.3部、33%水酸化ナトリウム水溶液19部、80%酢酸19部を攪拌しながら、続いて10℃で、アセトアセトアニリド64.7部を水600部に添加する。懸濁液を引き続いて、約10%強度3,3−ジクロロベンジジンテトラゾ溶液(希HCl中の3,3−ジクロロベンジジン23部および亜硝酸ナトリウムのビスジアゾ化によって調製される)と、20から25℃の温度、pH範囲5.6から4で、2時間にわたって結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、EP−A−0 587 021の実施例1に記載の脂肪アルコールアルコキシレート0.4部と、水82部、33%NaOH6.1部および酸価360のマレイン酸ロジン付加物8.17部からなる樹脂溶液と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、3時間維持する。引き続いて、この懸濁液をP.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネート1.2部と混合する。65℃(氷で冷却)で、この懸濁液を塩酸でpH5に調整し、濾過し、洗浄して塩を除去し、80℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.Y.12を含むジアリール黄色顔料調合物65gが得られる。
ノニオン界面活性剤(ノニルフェノールオキセチレート)0.3部、33%水酸化ナトリウム水溶液19部、80%酢酸19部を攪拌しながら、続いて10℃で、アセトアセトアニリド64.7部を水600部に添加する。懸濁液を引き続いて、約10%強度3,3−ジクロロベンジジンテトラゾ溶液(希HCl中の3,3−ジクロロベンジジン23部および亜硝酸ナトリウムのビスジアゾ化によって調製される)と、20から25℃の温度、pH範囲5.6から4で、2時間にわたって結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、EP−A−0 587 021の実施例1に記載の脂肪アルコールアルコキシレート0.4部と、水82部、33%NaOH6.1部および酸価360のマレイン酸ロジン付加物8.17部からなる樹脂溶液と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、3時間維持する。引き続いて、この懸濁液をP.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネート1.2部と混合する。65℃(氷で冷却)で、この懸濁液を塩酸でpH5に調整し、濾過し、洗浄して塩を除去し、80℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.Y.12を含むジアリール黄色顔料調合物65gが得られる。
(比較例3a)
酸価300のフマル酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例3を繰り返し、P.Y.12を含むジアリール黄色顔料調合物65gが得られる。
酸価300のフマル酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例3を繰り返し、P.Y.12を含むジアリール黄色顔料調合物65gが得られる。
(比較例3b)
酸価150のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例3を繰り返し、P.Y.12を含むジアリール黄色顔料調合物66gが得られる。
酸価150のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例3を繰り返し、P.Y.12を含むジアリール黄色顔料調合物66gが得られる。
(実施例4)
33%水酸化ナトリウム水溶液25部を水200部に溶かした中に溶解したアセトアセト(2,5−ジメトキシ−4−クロロアニリド)49.9部の間接的沈殿によりおよび引き続く水400部、80%酢酸23.4部中での沈殿によって調製されたカップリング成分懸濁液(pH5.6を有する。)を、ノニオン界面活性剤(ノニルフェノールオキセチレート)5部と混合する。この懸濁液を引き続いて、約10%強度3,3−ジクロロベンジジンテトラゾ溶液(希HCl中のDCB23部および亜硝酸ナトリウムのビスジアゾ化によって調製される。)と、20から25℃の温度、pH範囲5.6から4.5で、1時間にわたって結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、水150部、NaOH8部および酸価360のマレイン酸ロジン付加物9.7部と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、0.5時間維持する。この懸濁液を、引き続いてP.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネート5部と混合する。65℃(氷で冷却)で、この懸濁液を塩酸でpH4.5に調整し、濾過し、洗浄して塩を除去し、70℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.Y.83を含むジアリール黄色顔料調合物91gが得られる。
33%水酸化ナトリウム水溶液25部を水200部に溶かした中に溶解したアセトアセト(2,5−ジメトキシ−4−クロロアニリド)49.9部の間接的沈殿によりおよび引き続く水400部、80%酢酸23.4部中での沈殿によって調製されたカップリング成分懸濁液(pH5.6を有する。)を、ノニオン界面活性剤(ノニルフェノールオキセチレート)5部と混合する。この懸濁液を引き続いて、約10%強度3,3−ジクロロベンジジンテトラゾ溶液(希HCl中のDCB23部および亜硝酸ナトリウムのビスジアゾ化によって調製される。)と、20から25℃の温度、pH範囲5.6から4.5で、1時間にわたって結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、水150部、NaOH8部および酸価360のマレイン酸ロジン付加物9.7部と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、0.5時間維持する。この懸濁液を、引き続いてP.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネート5部と混合する。65℃(氷で冷却)で、この懸濁液を塩酸でpH4.5に調整し、濾過し、洗浄して塩を除去し、70℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.Y.83を含むジアリール黄色顔料調合物91gが得られる。
(実施例4a)
酸価340のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例4を繰り返し、P.Y.83を含むジアリール黄色顔料調合物92gが得られる。
酸価340のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例4を繰り返し、P.Y.83を含むジアリール黄色顔料調合物92gが得られる。
(比較例4b)
酸価300のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例4を繰り返し、P.Y.83を含むジアリール黄色顔料調合物91.5gが得られる。
酸価300のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例4を繰り返し、P.Y.83を含むジアリール黄色顔料調合物91.5gが得られる。
(比較例4c)
酸価150のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例4を繰り返し、P.Y.83を含むジアリール黄色顔料調合物92gが得られる。
酸価150のマレイン酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例4を繰り返し、P.Y.83を含むジアリール黄色顔料調合物92gが得られる。
(実施例5)
アセトアセト−o−アニシジド39.0部を水200部に溶かした33%水酸化ナトリウム水溶液48.3部と溶解し、および引き続く80%酢酸33部による沈殿によって調製されたカップリング成分懸濁液(pH5.5を有する。)を、5−ニトロ−2−アミノアニソールの塩化ジアゾニウム(希HCl中の5−ニトロ−2−アミノアニソール30.6部および亜硝酸ナトリウムのジアゾ化によって調製される。)の約10%強度水溶液と、18から20℃の温度、pH範囲5.5から4で、2時間にわたって結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、水235部、33%NaOH17.6部、酸価360のマレイン酸ロジン付加物11部、および曇点約40℃の市販の脂肪アルコールアルコキシレート2部と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、0.5時間維持する。65℃(氷で冷却)で、この懸濁液を塩酸でpH5に調整し、P.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネート5部と混合し、濾過し、洗浄して塩を除去し、80℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.Y.74を含むジアリール黄色顔料調合物85gが得られる。
アセトアセト−o−アニシジド39.0部を水200部に溶かした33%水酸化ナトリウム水溶液48.3部と溶解し、および引き続く80%酢酸33部による沈殿によって調製されたカップリング成分懸濁液(pH5.5を有する。)を、5−ニトロ−2−アミノアニソールの塩化ジアゾニウム(希HCl中の5−ニトロ−2−アミノアニソール30.6部および亜硝酸ナトリウムのジアゾ化によって調製される。)の約10%強度水溶液と、18から20℃の温度、pH範囲5.5から4で、2時間にわたって結合させる。この顔料懸濁液を、水酸化ナトリウム水溶液で約pH9に調整し、水235部、33%NaOH17.6部、酸価360のマレイン酸ロジン付加物11部、および曇点約40℃の市販の脂肪アルコールアルコキシレート2部と混合する。この懸濁液の温度を95℃に上げ、0.5時間維持する。65℃(氷で冷却)で、この懸濁液を塩酸でpH5に調整し、P.Y.12(成分c)のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネート5部と混合し、濾過し、洗浄して塩を除去し、80℃で乾燥して、ピン粉砕すると、P.Y.74を含むジアリール黄色顔料調合物85gが得られる。
(比較例5a)
酸価300のフマル酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例5を繰り返し、P.Y.74を含むジアリール黄色顔料調合物85gが得られる。
酸価300のフマル酸ロジン付加物を樹脂として使用する以外は、実施例5を繰り返し、P.Y.74を含むジアリール黄色顔料調合物85gが得られる。
(使用実施例)
チキソトロピーを求めるための分散濃縮物の製造
この試験法は、特に高顔料濃度を有する溶媒含有印刷インキ濃縮物を作製するために使用される顔料および顔料調合物を試験するために使用される。
チキソトロピーを求めるための分散濃縮物の製造
この試験法は、特に高顔料濃度を有する溶媒含有印刷インキ濃縮物を作製するために使用される顔料および顔料調合物を試験するために使用される。
装置:
DIN 53 238振とう機。形式「分散機DAS 200K”ベントステージ1、振とう振動数ステージ2(660rpm);
酸化ジルコニウムボール:SAZビーズ 酸化ジルコニウム69%、ER120S、細かい篩、φ=1.0−1.25mm;
インキを酸化ジルコニウムボールから分離するための篩、例えば金属または織物篩またはE−D−Schnellsieb迅速な粗い篩、1000μm;
ガラス壜(210ml)φ55mm×105mm金属ねじ蓋付。
DIN 53 238振とう機。形式「分散機DAS 200K”ベントステージ1、振とう振動数ステージ2(660rpm);
酸化ジルコニウムボール:SAZビーズ 酸化ジルコニウム69%、ER120S、細かい篩、φ=1.0−1.25mm;
インキを酸化ジルコニウムボールから分離するための篩、例えば金属または織物篩またはE−D−Schnellsieb迅速な粗い篩、1000μm;
ガラス壜(210ml)φ55mm×105mm金属ねじ蓋付。
以下の組成を有するNCアルコールグラビア印刷ワニス:
25.0% ニトロセルロース(100%)
75.0% エタノール(無水)
合計100.0%
以下の組成を有する溶媒混合物:
98.0% エタノール(99.9%)
2.0% 酢酸エチル(99.9%)
合計100.0%
25.0% ニトロセルロース(100%)
75.0% エタノール(無水)
合計100.0%
以下の組成を有する溶媒混合物:
98.0% エタノール(99.9%)
2.0% 酢酸エチル(99.9%)
合計100.0%
手順:
振とう機粉砕
顔料調合物(表1参照)に従って、酸化ジルコニウムボール150g、続いて適宜秤量したワニス、溶媒混合物、および顔料調合物を、ガラス壜に充填する。ガラス壜を振とう機(分散機DAS 200K”ベントステージ1、振とう振動数ステージ2(660rpm))により45分間振とうする。
振とう機粉砕
顔料調合物(表1参照)に従って、酸化ジルコニウムボール150g、続いて適宜秤量したワニス、溶媒混合物、および顔料調合物を、ガラス壜に充填する。ガラス壜を振とう機(分散機DAS 200K”ベントステージ1、振とう振動数ステージ2(660rpm))により45分間振とうする。
流動曲線の測定
分散濃縮物を23℃で温度制御する。HaakeのAn RS1回転粘度計を使用して流動曲線を求めた:
第1回転(せん断速度γ)−ランプ−上昇、例えば3分間に0から250 1/s。
第2回転(せん断速度γ)−ランプ−下降、例えば3分間に250から0 1/s。
分散濃縮物を23℃で温度制御する。HaakeのAn RS1回転粘度計を使用して流動曲線を求めた:
第1回転(せん断速度γ)−ランプ−上昇、例えば3分間に0から250 1/s。
第2回転(せん断速度γ)−ランプ−下降、例えば3分間に250から0 1/s。
チキソトロピーの計算:
チキソトロピー値ΔAを、τ軸の上昇曲線とτ軸の下降曲線の間の面積における差として求めた。この計算を測定プロセスに取り入れた。
チキソトロピー値ΔAを、τ軸の上昇曲線とτ軸の下降曲線の間の面積における差として求めた。この計算を測定プロセスに取り入れた。
本発明によれば、非常に小さいΔA値が望まれる。結果を表2に要約する。
Claims (10)
- a)少なくとも1種のアゾ顔料、
b)ロジンまたは変性ロジンをベースとし、320mgKOH/g以上の酸価を有する樹脂、および
c)スルホン化ジアリール黄色顔料のアンモニウム塩
を含むアゾ顔料調合物。 - アゾ顔料が、ジアリール黄色顔料である請求項1に記載のアゾ顔料調合物。
- ジアリール黄色顔料が、C.I.Pigment Yellow 12、13、14、17、55、63、81、83、87、90、106、113、114、121、124、126、127、136、152、170、171、172、174、176、および188、またはそれらの組合せからなる群の顔料である請求項2に記載のアゾ顔料調合物。
- 樹脂が、330mgKOH/g以上の酸価を有する請求項1から3の少なくとも一項に記載のアゾ顔料調合物。
- 樹脂が、無水マレイン酸またはフマル酸とロジンとのディールス−アルダー付加物である請求項1から4の少なくとも一項に記載のアゾ顔料調合物。
- c)が、Pigment Yellow 12のジオクタデシルジメチルアンモニウムスルホネートである請求項1から5の少なくとも一項に記載のアゾ顔料調合物。
- すべてアゾ顔料調合物の総重量に基づいて、
成分a)50%から90重量%、
成分b)5%から45重量%、
成分c)0.1%から20重量%、および
さらに助剤d)0%から40重量%
から本質的になる請求項1から6の少なくとも一項に記載のアゾ顔料調合物。 - 前記成分a)、b)、c)および適切な場合はd)を混合することによる請求項1から7の一項または複数項に記載のアゾ顔料調合物を製造する方法。
- 天然または合成由来の高分子有機材料、例えば、プラスチック、樹脂、コーティング、ペイント、電子写真用トナーおよび顕色剤、エレクトレット材料、カラーフィルター、およびインキもまた(インクジェットインキを含む印刷インキを含む。)、ならびにシードを顔料着色するための請求項1から7の一項または複数項に記載のアゾ顔料調合物の使用。
- 印刷インキ、特にグラビア印刷インキおよびフレキソ印刷インキを顔料着色するための請求項9に記載の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10348106A DE10348106A1 (de) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | Azopigmentpräparationen für den Verpackungstief- und Flexodruck |
PCT/EP2004/011102 WO2005037929A1 (de) | 2003-10-16 | 2004-10-05 | Azopigmentpräparationen für den verpackungstief- und flexodruck |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007508428A true JP2007508428A (ja) | 2007-04-05 |
Family
ID=34442002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006534643A Withdrawn JP2007508428A (ja) | 2003-10-16 | 2004-10-05 | 包装グラビアおよびフレキソ印刷用アゾ顔料調合物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7318863B2 (ja) |
EP (1) | EP1675913A1 (ja) |
JP (1) | JP2007508428A (ja) |
CN (1) | CN100381503C (ja) |
DE (1) | DE10348106A1 (ja) |
WO (1) | WO2005037929A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012149255A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Xerox Corp | 転相インク組成物および転相インク組成物中で使用する着色剤 |
JP2020055970A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | Dicグラフィックス株式会社 | ラミネート用印刷インキ |
JP2021080402A (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Dicグラフィックス株式会社 | リキッド印刷インキ、及び積層体 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005021160A1 (de) * | 2005-05-06 | 2006-11-09 | Clariant Produkte (Deutschland) Gmbh | Pigmentzubereitung auf Basis einer Azopigments |
JP5350827B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2013-11-27 | 富士フイルム株式会社 | インク組成物、及び、インクジェット記録方法 |
CN115216750A (zh) * | 2022-07-28 | 2022-10-21 | 河南华福包装科技有限公司 | 一种氧化硅高阻隔膜、温变高阻隔包装材料及其制备工艺 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1356254A (en) * | 1970-07-16 | 1974-06-12 | Ciba Geigy Uk Ltd | Pigment compositions |
DE2757815A1 (de) * | 1977-12-23 | 1979-06-28 | Sherwin Williams Co | Leicht dispergierbares alkaliblaupulver und verfahren zu seiner herstellung |
NZ201300A (en) * | 1981-08-11 | 1985-12-13 | Ici Plc | Pigment:fluidising compositions containing disazo compounds |
US4885033A (en) | 1987-10-03 | 1989-12-05 | Ciba-Geigy Corporation | Pigment compositions based on acetoacetarylide derivatives |
DK0587021T3 (da) | 1992-09-02 | 1995-12-04 | Hoechst Ag | Anvendelse af azopigmentpræparater til den opløsningsmiddelholdige indpakningsdyb- og flexografiske trykning |
DE4415084A1 (de) * | 1994-04-29 | 1995-11-02 | Hoechst Ag | Modifizierte Resinate |
DE19610702A1 (de) | 1996-03-19 | 1997-09-25 | Basf Ag | Für wasserverdünnbare Druckfarben und Lacke geeignete Pigmentzubereitungen |
DE19710977A1 (de) | 1997-03-17 | 1998-09-24 | Clariant Gmbh | Illustrationstiefdruckfarbe auf Basis von C.I.Pigment Yellow 139 |
DE19806397B4 (de) | 1997-04-11 | 2006-07-06 | Basf Ag | Pigmentzubereitungen in Granulatform auf Basis von mit Harzsäure/Harzseife-Gemischen belegten organischen Pigmenten |
DE19735487A1 (de) * | 1997-08-16 | 1999-02-18 | Basf Ag | Pigmentzubereitungen in Granulatform auf Basis von mit Harzgemischen belegten organischen Pigmenten |
DE19837302A1 (de) | 1998-08-18 | 2000-02-24 | Clariant Gmbh | Pigmentpräparation für den Offsetdruck mit verbesserten rheologischen Eigenschaften |
GB9920107D0 (en) * | 1999-08-26 | 1999-10-27 | Avecia Ltd | Fluidising agents |
US6998152B2 (en) * | 1999-12-20 | 2006-02-14 | Micron Technology, Inc. | Chemical vapor deposition methods utilizing ionic liquids |
US6271136B1 (en) * | 2000-04-04 | 2001-08-07 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company | Multi-step plasma process for forming TiSiN barrier |
DE10023286A1 (de) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Merck Patent Gmbh | Pigmentpräparation mit modifizierten Kolophoniumharzen |
DE10138770A1 (de) | 2001-08-07 | 2003-02-20 | Clariant Gmbh | Neue Azopigmente |
US6576538B2 (en) * | 2001-08-30 | 2003-06-10 | Micron Technology, Inc. | Technique for high efficiency metalorganic chemical vapor deposition |
-
2003
- 2003-10-16 DE DE10348106A patent/DE10348106A1/de not_active Withdrawn
-
2004
- 2004-10-05 US US10/576,222 patent/US7318863B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-10-05 WO PCT/EP2004/011102 patent/WO2005037929A1/de active Application Filing
- 2004-10-05 CN CNB200480030147XA patent/CN100381503C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2004-10-05 EP EP04765816A patent/EP1675913A1/de not_active Withdrawn
- 2004-10-05 JP JP2006534643A patent/JP2007508428A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012149255A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Xerox Corp | 転相インク組成物および転相インク組成物中で使用する着色剤 |
JP2020055970A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | Dicグラフィックス株式会社 | ラミネート用印刷インキ |
JP2021080402A (ja) * | 2019-11-21 | 2021-05-27 | Dicグラフィックス株式会社 | リキッド印刷インキ、及び積層体 |
JP7392195B1 (ja) | 2019-11-21 | 2023-12-05 | Dicグラフィックス株式会社 | リキッド印刷インキ、及び積層体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2005037929A1 (de) | 2005-04-28 |
US7318863B2 (en) | 2008-01-15 |
CN100381503C (zh) | 2008-04-16 |
US20070204762A1 (en) | 2007-09-06 |
CN1867639A (zh) | 2006-11-22 |
DE10348106A1 (de) | 2005-05-19 |
EP1675913A1 (de) | 2006-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7855041B2 (en) | Pigment preparation based on an azo pigment | |
US7255734B2 (en) | Phthalocyanine pigment preparations | |
JP4745248B2 (ja) | CIPigmentYellow74をベースとする顔料調製物の使用 | |
JP4815428B2 (ja) | CIPigmentYellow74ベースの混晶を含む顔料組成物の使用 | |
JP5243241B2 (ja) | 微細なアゾ顔料及びそれの製造方法 | |
JP4694559B2 (ja) | フタロシアニン色素に基づいた色素調製物 | |
JP4653114B2 (ja) | CIPigmentYellow74をベースとするモノアゾ顔料調製物 | |
JP2007508428A (ja) | 包装グラビアおよびフレキソ印刷用アゾ顔料調合物 | |
JP2007502875A (ja) | Ciピグメントレッド170誘導体を含有する混晶 | |
JPH10251533A (ja) | 易分散キナクリドン顔料およびその製造方法 | |
KR101746884B1 (ko) | C.i. 피그먼트 옐로우 155계 이분산성 안료 제제 | |
US5256772A (en) | Monoazo lake pigment and uses thereof | |
JP2018529785A (ja) | ナフトールas顔料混合物 | |
US10752779B2 (en) | Naphthol as-pigments | |
JP4276438B2 (ja) | ナフトールスルホン酸をベースとするレーキ化モノアゾ顔料 | |
JP6944401B2 (ja) | 微細樹脂処理有機顔料の製造方法、微細樹脂処理有機顔料、着色分散液、着色樹脂組成物、成品及び着色樹脂成形体 | |
KR20070017475A (ko) | 포장용 그라비어 및 철판 인쇄를 위한 아조 안료 제형 | |
JP2000160047A (ja) | 顔料組成物及び顔料分散体 | |
JPH0826243B2 (ja) | モノアゾレーキ顔料及び顔料分散組成物 | |
JPH05320532A (ja) | モノアゾレーキ顔料、その製造方法および顔料分散体 | |
JP2004051969A (ja) | 有機顔料組成物の製造方法および顔料分散体 | |
JP2003089754A (ja) | アゾ顔料組成物、顔料分散剤及び有機顔料組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070528 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080818 |