JP2007506702A - 3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンの多形相 - Google Patents

3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンの多形相 Download PDF

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Abstract

本発明は、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンの新規化合物、その調製方法、それを含む組成物、ならびにCNSおよび他の疾患の処置におけるその使用に関する。

Description

発明の詳細な説明
(技術分野)
本発明は、薬理活性を有する新規化合物、その調製方法、それを含む組成物、ならびに、CNSおよび他の疾患の処置におけるその使用に関する。
WO 2003/080580(Glaxo Group Limited)は、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(実施例16)、ならびに3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態I;実施例51および形態II;実施例52)の2つの多形相を記載している。3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンは、WO 2003/080580において、5−HT受容体への親和性を有するものとして開示されており、そして、CNSおよび他の疾患の処置における有用性が主張されている。
今、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンが、形態IおよびIIよりも高い融点を有するという点で主に特徴付けられる、さらなる多形相で存在することが見出された。3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンのこのさらなる多形相を形態IIIと言う。
故に、本発明の第一の態様に従って、我々は、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン、形態IIIを提供する。
適当には、本発明は、以下の少なくとも1つにより提供されるデータによって適切に特徴付けられるものとして、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンを提供する:本明細書中提供される部分スペクトルデータを含む、本明細書中提供されるような赤外線、ラマン、粉末X線回折または核磁気共鳴および融点データ。
故に、本発明の一の態様は、
(i)724、758、777、804、818、838、856、905、918、948、1023、1055、1081、1092、1118、1136、1153、1178、1244、1302、1318、1365、1378、1403、1444、1471、1490、1569、1584、1603および2819cm−1におけるピークを含む赤外線スペクトル;および/または
(ii)159、184、214、241、285、304、318、429、545、558、614、706、724、803、856、1000、1023、1080、1093、1136、1152、1233、1243、1317、1343、1364、1378、1403、1446、1569、1584、1602、3050および3073cm−1におけるピークを含むラマンスペクトル;および/または
(iii)10.29、11.94、17.47、19.55、19.84および20.33°において算出された格子面間隔を与える粉末X線回折(XRPD)パターン;および/または
(iv)188°Cの融点:
を提供する点で特徴付けられる、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンの多形相を提供する。
一の好ましい態様において、本発明の多形相は、実質的に図1に従う赤外線スペクトルを提供する。
一の好ましい態様において、本発明の多形相は、実質的に図2に従うラマンスペクトルを提供する。
一の好ましい態様において、本発明の多形相は、10.29、10.76、11.94、14.33、14.61、14.93、16.02、16.80、17.47、17.92、19.13、19.55、19.84、20.33、21.16、21.36、23.33、23.96、24.44、24.67、25.51、26.12、27.13、27.77、28.06、28.35、29.23、29.46、30.06、30.35、31.27、32.35、32.66、33.08、33.77、34.49、35.18、36.42、37.34、38.39および39.51°において算出された格子面間隔を与える粉末X線回折(XRPD)パターンを提供する。
一のより好ましい態様において、本発明の多形相は、実質的に図3に従う粉末X線回折(XRPD)パターンを提供する。
本発明は、純粋な形態にて単離されたか、または他の物質、例えば、既知形態の3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンもしくは任意の他の物質と混合された場合の多形相を包含する。
故に、一の態様において、単離された形態にある多形相が提供される。さらなる態様において、純粋な形態にある多形相が提供される。さらなる態様において、結晶形態にある多形相が提供される。最も好ましくは、多形相は純粋な形態にて提供される。
「純粋な形態にて単離された」は、単離された試料中に存在してもよい他の化合物または3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンの多形相と比べて、好ましくは、>75%、より好ましくは、>90%、特に、>95%、とりわけ、>99%の量で存在する3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン、形態IIIを言う。
本発明の化合物は、5−HT受容体への親和性を有し、そして、不安、鬱、癲癇、強迫性障害、偏頭痛、認知記憶障害(例えば、アルツハイマー病、加齢関連認知低下および軽度認知障害)、パーキンソン病、ADHD(注意欠陥障害/多動性症候群)、睡眠障害(概日リズム障害を含む)、拒食症および過食症などの摂食障害、不安発作、コカイン、エタノール、ニコチンおよびベンゾジアゼピンなどの薬物濫用に起因する禁断症状、総合失調症(特に、総合失調症の認知障害)、脳卒中のごとき特定のCNS疾患、ならびに脊髄外傷および/または水頭症などの頭部傷害に関連する疾患の処置における使用の可能性が考えられる。本発明の化合物は、IBS(過敏性腸症候群)などの特定のGI(胃腸)疾患の処置における使用も期待される。本発明の化合物は、肥満の処置における使用も期待される。
故に、本発明は、特に、上記疾患の処置または予防において、治療物質として使用するために、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)も提供する。特に、本発明は、鬱、不安、アルツハイマー病、加齢関連認知低下、ADHD、肥満、軽度認知障害、総合失調症、総合失調症における認知障害および脳卒中の処置における使用のために、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)を提供する。
本発明は、ヒトを含む哺乳類における上記疾患の処置または予防方法であって、治療的に有効量の3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)を患者に投与することを含んでなる方法をさらに提供する。
別の態様において、本発明は、上記疾患の処置または予防において使用するための医薬の製造における、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)の使用を提供する。
5−HTアンタゴニストは、WO 2003/066056に記載のように、ラット側頭葉内側および関連する海馬のごとき脳領域において、基礎および学習により誘導される、ポリシアル酸化されたニューロン細胞頻度を増大させ得る可能性を有する。故に、本発明のさらなる態様に従って、我々は、哺乳類の中枢神経系内のニューロン成長を促進する方法であって、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)を投与する工程を含んでなる方法を提供する。
本発明の化合物を治療において用いるために、それは、通常、標準的な薬務に従って、医薬組成物中に処方されるだろう。本発明は、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)および医薬上許容されるキャリアーを含む医薬組成物も提供する。
本発明の医薬組成物は、混合により、適当には、周囲温度および大気圧にて調製されてもよく、通常は、経口、非経口または直腸投与に適用され、そして、それ自体が、錠剤、カプセル剤、経口液体調製物、散剤、顆粒剤、トローチ剤、復元散剤、注射可能なもしくは注入可能な溶液もしくは懸濁液、または坐剤の形態であってもよい。経口投与可能な組成物が一般的に好ましい。
経口投与用の錠剤およびカプセル剤は、単位投与形態であってもよく、そして慣用的な賦形剤、例えば、結合剤、充填剤、錠剤化滑沢剤、崩壊剤および許容される湿潤剤を含んでもよい。錠剤は、通常の薬務においてよく知られている方法に従って、コーティングされてもよい。
経口液体調製物は、例えば、水性または油性懸濁液、溶液、エマルジョン、シロップまたはエリキシルの形態であってもよく、或いは、使用前に水もしくは他の適当なビヒクルで復元するための乾燥製品の形態であってもよい。かかる液体調製物は、慣用的な添加剤、例えば、懸濁剤、乳化剤、非水性ビヒクル(食用油脂を含んでもよい)、防腐剤、ならびに所望により、慣用的な着香剤もしくは着色剤を含んでもよい。
非経口投与のために、本発明の化合物もしくはその医薬上許容される塩および滅菌ビヒクルを利用した流体単位投与形態が調製される。化合物は、用いるビヒクルおよび濃度に依存して、ビヒクル中に懸濁されるかもしくは溶解され得る。溶液を調製する際に、化合物は注入のために溶解され、そして適当なバイアルもしくはアンプルへ充填されて密封される前に、濾過滅菌され得る。有利には、局所麻酔剤、防腐剤およびバッファー剤などのアジュバントが、ビヒクル中に溶解される。安定性を高めるために、組成物は、バイアルへ充填された後に凍結されて、水が減圧下で除去され得る。非経口懸濁液は、化合物がビヒクル中に溶解される代わりに懸濁され、かつ滅菌が濾過により達成され得ないことを除いて、本質的に同じ様式で調製される。化合物は、滅菌ビヒクル中に懸濁される前に、エチレンオキシドに曝されることにより滅菌され得る。有利には、界面活性剤もしくは湿潤剤が組成物中に含まれて、化合物の一様分布を促進する。
組成物は、0.1重量%ないし99重量%、好ましくは、10ないし60重量%の活性物質を、投与方法に依存して、含んでもよい。
前記した疾患の処置において用いる化合物の用量は、疾患の重篤度、患者の体重および他の同様の因子に伴う通常の様式にて変化するだろう。しかしながら、一般的な規準として、適当な単位用量は、0.05ないし1000mg、より適当には、0.05ないし200mg、例えば、20ないし40mgであってもよく;そしてかかる単位用量は、1日1回以上の投与も必要とされてよいが、好ましくは、1日1回投与されるだろう;そして、かかる治療は、数週間もしくは数ヶ月に及んでもよい。
本明細書中にて引用した、特許、特許出願を含め、全ての文献は、出典明示によりその全てを本明細書の一部となす。
以下の説明および実施例は、本発明の化合物の調製を示す。
説明1
3−ヨード−8−ニトロキノリン(D1)
酢酸(500ml)中の8−ニトロキノリン(100g、0.57mol)の攪拌混合物を、N−ヨードスクシンイミド(155g、0.69mol)で10分間にわたって少しずつ処理し、6時間、62℃に温めた。N−ヨードスクシンイミド(25g、0.14mol)をさらに加え、さらに16時間攪拌し、その後に、混合物を周囲温度に冷却した。溶媒を真空除去し、温度を35℃未満に保った。残渣をジクロロメタン(2L)中に溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2×1L)、10%のチオ硫酸ナトリウム水溶液(1L)、水(1L)、ブライン(100ml)で連続して洗浄し、ついで、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥した。混合物を濾過し、溶媒を除去し、黄色固体を得、これを酢酸エチルから再結晶して、表題化合物(D1)(168g、97%)を黄色固体として得た;
δ(CDCl)7.65(1H,app.t),7.94(1H,dd),8.07(1H,dd),8.66(1H,d,J=2Hz),9.19(1H,d,J=2Hz);
質量分析:CIN 計算値300;測定値301(MH).
説明2
8−ニトロ−3−フェニルスルホニルキノリン(D2)
3−ヨード−8−ニトロキノリン(D1)(135g、0.45mol)を、オーバーヘッドスターラー装着の5Lの3口フラスコ中、アルゴン雰囲気下でジメチルホルムアミド(2.4L)中に懸濁させた。この混合物を、無水フェニルスルフィン酸ナトリウム(99.6g 0.608mol)およびビス−(銅(I)トリフレート)−ベンゼン複合体(170g、0.338mol)で連続して処理した。得られたスラリーを65℃に18時間加温した。混合物を冷却し、濾過し、溶媒を真空蒸発させた。アセトン(2.5L)を残渣へ加えて、溶液を濾過した。濾液を真空蒸発し、さらに2.5Lのアセトンを加えて、混合物を再度濾過した。溶媒を真空蒸発させ、残渣をクロロホルム(3L)中に溶解し、10%の水性アンモニア(2×2L)で洗浄し、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を真空蒸発させた。暗褐色の残渣を、Biotage フラッシュ−150 クロマトグラフィー装置(5kgのシリカゲル)を用いて、ヘキサンおよび酢酸エチルの割合を増加させて、溶離して精製し、表題化合物(D2)(81.5g、58%)を黄色固体として得た;
δ(d6−DMSO)7.67(2H,t),7.57(1H,d,7.96(1H,t),8.13(2H,d),8.51(1H,d),8.59(1H,d),9.42(1H,d),9.50(1H,d);
質量分析:C1510SO 計算値314;測定値315(MH).
説明3
8−アミノ−3−フェニルスルホニルキノリン(D3)
テトラヒドロフラン(750ml)中の8−ニトロ−3−フェニルスルホニルキノリン(D2)(46.7g、172mmol)のスラリーを、温度が35℃未満に維持される速度で、氷浴中で冷却した水性HCl(470ml)[BDHより供給]中の30%の塩化チタン(III)の攪拌溶液へ加えた。添加が完了したら、溶液をさらに10分間攪拌し、ついで、水(1.5L)を加え、混合物を5Lのビーカーへ注いだ。速やかに攪拌した溶液を、固体炭酸水素カリウムを少しずつ加えることにより処理し、pH約8.5を得た。EDTA(250g、0.86mol)を加え、つづいて、さらに炭酸カリウムを加えて、pH約8.5を維持した。混合物をジクロロメタン(3×1L)で抽出し、合わせた有機相をシリカプラグ(silica plug)(500g)に通し、さらなるジクロロメタン(1L)およびジクロロメタン(1L)中の10%の酢酸エチルで溶離した。合わせた有機相を蒸発させ、残渣をBiotage フラッシュ−75 クロマトグラフィー装置(2kgのシリカゲル)を用いて、ジクロロメタンおよびエーテルの割合を増加させて、溶離して、表題化合物(D3)(34.5g、72%)を淡茶色固体として得た;
δ(CDCl)5.0(2H,br s),7.02(1H,dd),7.25(1H,dd),7.44(1H,t),7.50−7.59(3H,m),8.00−8.40(2H,m),8.70(1H,s),0.09(1H,s);
質量分析:C1512SO 計算値284;測定値285(MH).
説明4
8−ヨード−3−フェニルスルホニルキノリン(D4)
8−アミノ−3−フェニルスルホニルキノリン(D3)(31.6g、0.11mol)を、トリフルオロ酢酸(60ml)中に溶解し、混合物を蒸発させた。得られた茶色油状物をアセトニトリル(200ml)中に溶解し、温度を<5℃に保ちながら、アセトニトリル(300ml)中のn−ブチルニトリル(6.1ml)の攪拌溶液へ滴下して加えた。添加が完了したら、混合物を5分間攪拌し、ついで、温度を10℃未満に保ちながら、ヨウ化テトラ−(n−ブチル)アンモニウム(82g、0.22mol)を少しずつ加えた。混合物をさらに20分間攪拌し、ついで、真空濃縮した。暗色の残渣を、フラッシュ−75クロマトグラフィー(2kgのシリカゲル)にさらし、ヘキサンおよびジクロロメタンで溶離して、茶色固体を得た。これを、ジクロロメタン(500ml)中に溶解し、10%の水性チオ硫酸ナトリウム(2×300ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、オレンジ色固体を得た。これをメタノールでトリチュレートして、表題化合物(D4)(25.2g、75%)を淡黄色固体として得た;
δ(CDCl)7.39(1H,t),7.53−7.63(3H,m),7.96(1H,d),8.04(2H,dd),8.50(1H,dd),8.79(1H,d),9.32(1H,d);
質量分析:C1510NOSI 計算値395;測定値396(MH).
説明5
3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(D5)
100mlの3口フラスコに、Pd(dba)(174mg、0.19mmol、0.03eq)、8−ヨード−3−フェニルスルホニルキノリン(D4)(2.5g、6.33mmol)、1,1’−ビス−ジフェニルホスフェノフェロセン(316mg、0.57mmol)、ナトリウムtertブトキシド(851mg、8.86mmol、1.4eq)およびピペラジン(2.72g、31.6mmol、5eq)を添加した。そのフラスコを脱気し、窒素で4回充填し、ついで無水1,4−ジオキサン(17.5ml、7vol)を加えた。混合物を攪拌し、16.5時間、40℃に加温した。
暗色の溶液を室温に冷却しておき、ジクロロメタン(12.5ml)を加え、溶液をHO(12.5ml)で洗浄した。水性の洗液をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機相を5MのHCl(2×12.5ml)で抽出した。合わせた水相を、(ジクロロメタン2.5ml)で洗浄し、ついで、コニカルフラスコへ移し、ジクロロメタン(12.5ml)を加え、そのフラスコを氷/水浴中で冷却した。10Mの水性水酸化ナトリウム(13ml)を、攪拌しながら加えて、ついで、全固体が溶解するまで、混合物を室温で攪拌した。下側の有機相を除去し、水相をジクロロメタン(7.5ml)で抽出し、合わせた有機相を、減圧下で濃縮して、約5mlにした。イソオクタン(2.5ml)を暗褐色溶液へ加え、結晶体を得、混合物を室温で5分間攪拌し、ついで、イソオクタン(22.5ml)を5分にわたって加えた。混合物を室温で1.5時間熟成させて、その後、氷/水浴中で30分間冷却し、混合物を濾過し、ケークをイソオクタン(5ml)で洗浄した。そのケークを、減圧下で乾燥し、表題化合物D5を得た;収率1.67g、75%。
δ(CDCl):1.6(1H,bs),3.18(4H,m),3.34(4H,m),7.27(1H,m),7.49−7.60(5H,m),8.01(2H,dd),8.75,(1H,d),9.21(1H,d).
(実施例)
実施例1
3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)の結晶化
3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(D5)(5g)を、加熱還流しながら、イソプロパノール(60ml)中に溶解した。ついで、得られた溶液を木炭(1.25g)で処理し、濾過し、ついで溶液を周囲温度に冷却しておき、約60℃で結晶化を開始した。生成物を濾過により収集し、イソプロパノール(10ml;)で洗浄し、45℃で真空乾燥し、表題化合物、3.1g、62%を得た。融点188°C
実施例2
3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)の結晶化(代替法)
3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(D5)(10g)を、70℃に温めながら、エタノール(80ml)中に溶解した。ついで、得られた溶液を木炭(1g)で処理し、濾過し、濾床をエタノール(20ml)でリンスした。合わせた濾液を54℃に調節し、ついで15分にわたって50℃に冷却した。溶液に3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)(10mg)を加え、30分にわたって35℃に冷却し、1時間維持し、ついで30分にわたって20℃に冷却し、さらに1時間15分の間、攪拌した。生成物を濾過により収集し、冷エタノール(2×10ml;)で洗浄し、40℃で真空乾燥し、表題化合物、6.64g、66.4%を得た。融点188°C
実施例3
3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)の結晶化(代替法)
3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(D5)(10g)を、72℃に温めながら、エタノール(80ml)中に溶解した。ついで、得られた溶液を、Cuno R55SPフィルターから、焼結漏斗(sinter funnel)を通じて、(予め55℃に加温した)第2の容器へ注いだ。初めのフラスコおよびCunoフィルターをエタノール(20ml)で洗浄した。合わせた濾液を72℃に加温し、物質を再溶解し、ついで、50℃に調節した。その溶液に、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)(10mg)を加え、30分にわたって35℃に冷却し、1時間維持し、ついで30分にわたって20℃に冷却し、さらに48時間攪拌した。生成物を濾過により収集し、エタノール(20ml)で洗浄し、50℃で真空乾燥し、表題化合物、5.64g、56.4%を得た。融点188°C
実施例1に関して記録された特徴的データ:
固体生成物の赤外線スペクトルを、ユニバーサルATRアクセサリー装着のNicolet Avatar 360 FT−IR分光計を用いて記録した。FT−IRスペクトル(図1)は、724、758、777、804、818、838、856、905、918、948、1023、1055、1081、1092、1118、1136、1153、1178、1244、1302、1318、1365、1378、1403、1444、1471、1490、1569、1584、1603および2819cm−1におけるバンドを示す。
ガラス管中の試料のFT−ラマンスペクトルを、ThermNicolet 960E.S.P.分光計を用いて得た。1064nmにおける励起は、試料位置において400mWの出力のNd:YVOレーザーにより与えられた。1200スキャンは4cm−1の分解能において記録された。
FT−ラマンスペクトル(図2)は、159、184、214、241、285、304、318、429、545、558、614、706、724、803、856、1000、1023、1080、1093、1136、1152、1233、1243、1317、1343、1364、1378、1403、1446、1569、1584、1602、3050および3073cm−1におけるバンドを示す。
固体生成物の粉末X線回折パターン(図3)を、以下の獲得条件を用いて記録した:未粉砕の物質を頂部充填式Siカップに詰めた。粉末パターンを、Cu陰極(40kV、40mA)、可変発散スリット、第1および第2のソーラースリットならびに位置検出素子が組み込まれたBruker D8 Advance 粉末X線回折計を用いて得た。データを、2−40°の2θ範囲にわたり、1工程の大きさとして0.0145°の2θ(1工程あたり1秒)を用いて得た。データ収集の間、試料を回転させた。特徴的な2θのXRPDの角度は、10.29、10.76、11.94、14.33、14.61、14.93、16.02、16.80、17.47、17.92、19.13、19.55、19.84、20.33、21.16、21.36、23.33、23.96、24.44、24.67、25.51、26.12、27.13、27.77、28.06、28.35、29.23、29.46、30.06、30.35、31.27、32.35、32.66、33.08、33.77、34.49、35.18、36.42、37.34、38.39および39.51°であった。
図1は、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)について得られた、赤外線スペクトルを示す。 図2は、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)について得られた、ラマンスペクトルを示す。 図3は、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリン(形態III)について得られた、粉末X線回折を示す。

Claims (17)

  1. (i)724、758、777、804、818、838、856、905、918、948、1023、1055、1081、1092、1118、1136、1153、1178、1244、1302、1318、1365、1378、1403、1444、1471、1490、1569、1584、1603および2819cm−1におけるピークを含む赤外線スペクトル;および/または
    (ii)159、184、214、241、285、304、318、429、545、558、614、706、724、803、856、1000、1023、1080、1093、1136、1152、1233、1243、1317、1343、1364、1378、1403、1446、1569、1584、1602、3050および3073cm−1におけるピークを含むラマンスペクトル;および/または
    (iii)10.29、11.94、17.47、19.55、19.84および20.33°において算出された格子面間隔を与える粉末X線回折(XRPD)パターン;および/または
    (iv)188°Cの融点:
    を提供する点で特徴付けられる、3−フェニルスルホニル−8−ピペラジン−1−イル−キノリンの多形相。
  2. 実質的に図1に従う赤外線スペクトルを提供する、請求項1記載の多形相。
  3. 実質的に図2に従うラマンスペクトルを提供する、請求項1または請求項2記載の多形相。
  4. 10.29、10.76、11.94、14.33、14.61、14.93、16.02、16.80、17.47、17.92、19.13、19.55、19.84、20.33、21.16、21.36、23.33、23.96、24.44、24.67、25.51、26.12、27.13、27.77、28.06、28.35、29.23、29.46、30.06、30.35、31.27、32.35、32.66、33.08、33.77、34.49、35.18、36.42、37.34、38.39および39.51°において算出された格子面間隔を与える粉末X線回折(XRPD)パターンを提供する、請求項1ないし3いずれか1項に記載の多形相。
  5. 実質的に図3に従う粉末X線回折(XRPD)パターンを提供する、請求項1ないし4いずれか1項に記載の多形相。
  6. 単離された形態にある、請求項1ないし5いずれか1項に記載の多形相。
  7. 純粋な形態にある、請求項1ないし5いずれか1項に記載の多形相。
  8. 結晶形態にある、請求項1ないし5いずれか1項に記載の多形相。
  9. 請求項1ないし8いずれか1項に記載の多形相および医薬上許容されるキャリアーまたは賦形剤を含む、医薬組成物。
  10. 治療における使用のための、請求項1ないし8いずれか1項に記載の多形相。
  11. 鬱、不安、アルツハイマー病、加齢関連認知低下、ADHD、肥満、軽度認知障害、総合失調症、総合失調症における認知障害および脳卒中の処置における使用のための、請求項1ないし8いずれか1項に記載の、多形相。
  12. 鬱、不安、アルツハイマー病、加齢関連認知低下、ADHD、肥満、軽度認知障害、総合失調症、総合失調症における認知障害および脳卒中の処置または予防のための医薬の製造における、請求項1ないし8いずれか1項に記載の多形相の使用。
  13. 鬱、不安、アルツハイマー病、加齢関連認知低下、ADHD、肥満、軽度認知障害、総合失調症、総合失調症における認知障害および脳卒中の処置における使用のための、請求項1ないし8いずれか1項に記載の多形相を含む、医薬組成物。
  14. 鬱、不安、アルツハイマー病、加齢関連認知低下、ADHD、肥満、軽度認知障害、総合失調症、総合失調症における認知障害および脳卒中の処置方法であって、安全かつ治療的に有効量の請求項1ないし8いずれか1項に記載の多形相をその必要にある患者へ投与することを含んでなる、方法。
  15. 哺乳類の中枢神経系内のニューロン成長を促進する方法であって、請求項1ないし8いずれか1項に記載の多形相を投与する工程を含んでなる、方法。
  16. 哺乳類の中枢神経系内のニューロン成長を促進するための医薬の製造における、請求項1ないし8いずれか1項に記載の多形相の使用。
  17. 哺乳類の中枢神経系内のニューロン成長の促進において用いるための、請求項1ないし8いずれか1項に記載の多形相を含む、医薬組成物。
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