JP2007505234A - 吸収性の裏当て材料を用いる包括的な染み抜きキットおよび染み抜き方法 - Google Patents

吸収性の裏当て材料を用いる包括的な染み抜きキットおよび染み抜き方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】包括的な染み抜きキットは、染み抜きプランのために、複数の洗浄剤と、複数のリンス剤と、高吸収性クロスとを備えている。また、この染み抜きキットは、染みおよび布地の分類に基づいて染み抜きプランを定めるための染み抜きガイドを備えている。洗浄剤およびリンス剤は、指定された染み抜きプランにしたがって、高吸収性クロスの存在する下で交互に布地に塗布される。化合形態の染みを含む各種の染みを完全に除去するため、洗浄剤およびリンス剤は、染み物質と共に高吸収性クロスに吸収される。この染み抜きキットは、染み抜き処理を所望される様々な場所で容易に使用または保管される携帯型のパケットとして提供される。
【選択図】なし

Description

本発明は、概して、布地の染みを抜くことに関するものである。本発明は、とりわけ、指定の基準にしたがって染みを処理するためのキットおよび方法に関するものである。
衣服を含む布地の染みや、染み込んだ汚れは、しばしば、時宜に適したまたはユーザのニーズに叶った方法による除去が困難である。例えば、染みの付いた衣類を着用している人の多くは、高価で時間のかかる専門のクリーニングサービスに衣類を出すことを望まない、または、出すことができない。また、ドライクリーニングなどのクリーニングサービスに衣服を持ち込む場合も、非常に時間がかかるので、その間に染みが更に定着して除去しにくくなる可能性が高い。染み物質は、時間の経過とともに酸化され、布地との間に結合を生じる傾向があるので、染みは、処理を施されない間に更に定着する可能性が高く、したがって、安全な方法で消すことがますます困難になる。染み抜きが困難であるのは、満足のいくクリーニングを実現するための他の数々の要因を考慮しなくてはならないからである。例えば、染み抜きに適した技術を選択するためには、その染みのタイプを考慮に入れるべきである。また、適切な染み抜き処理が布地に損傷を及ぼすか否かを判断するためには、その染み抜き処理を施される布地のタイプを考慮に入れるべきである。したがって、布地に損傷を及ぼすことなく素早く染みを抜くためには、染みのタイプおよび染みの付いた布地のタイプを素早く且つ容易に判断して、適切な染み抜き処理を実施することが望まれている。
染み抜き処理に伴う欠点の1つは、塗布された染み抜き剤が染みの付いた布地に染み込んで、染み部分の外側まで拡散する可能性があることである。染み抜き剤の拡散は、染みのない部分の布地にまで染み物質を広がらせて、染み部分の面積を増大させ、もとの染みより広い面積の布地を変色させる可能性がある。したがって、染み部分の外側まで染み抜き剤が拡散するのを阻止する手段を提供すること、そして、染み抜き剤の洗浄力を染み部分に集中させることが望まれている。
また、布地に染み込ませた洗浄剤は、もしすすがれないと、乏しい最終結果に繋がる可能性がある。例えば、染み粒子および洗浄剤は、もしすすがれないと、例えば布地に残留して染み部分の周りにリングを形成するなどの悪影響を布地に及ぼす可能性がある。
染み抜き処理に伴うもう1つの回避すべき欠点は、染みを抜くのではなく反対に染みを定着させる可能性のある洗浄剤が不適切に使用されることである。洗浄剤の多くは、パッケージ化および取り扱いの要件が厳しいので、特殊な塗布方法を必要とする。洗浄剤または洗浄溶剤を正しく処置することは、しばしば面倒であったうえに、ドライクリーニング業界に対する実際的な配慮のために、しばしば不十分であった。
個人使用の洗浄剤を簡単な製品の形態で提供する試みが、ミラーに属する米国特許第2,980,941号、同じくミラーに属する米国特許第3,686,125号、およびシュミッドガルに属する米国特許第3,993,190号に開示されている。これらの染み抜き方式は、染み部分に染み抜き用の洗浄溶液を供給する技術を提供する。これらの取り組みは、極度に単純化された染み抜き方法である。しかしながら、1タイプの洗浄剤を用意するだけでは、あらゆるタイプの布地に有効であることも、または例えば化合形態の染みなどのあらゆるタイプの染み物質の除去に対応することも、いずれも不可能である。また、あらゆるカテゴリの染みに効果的であるような普遍的な洗浄剤は存在しない。ある化合形態の染みを洗浄するのに適さない洗浄剤は、その染みを布地に更に定着させて、染みに対して悪影響を及ぼす場合がある。
複数の異なるタイプの布地に付いた化合形態の特定の染みを抜くための別の取り組みが、マデシアンに属する米国特許第6,013,614号に開示されている。この特許は、引用によって内容全体を本出願に組み込まれるものとする。マデシアンは、様々な素材に付いた様々な染みを抜くために、特定の順序にしたがって洗浄剤およびリンス剤を交互に使用することを開示している。マデシアンによるこの取り組みは、染みのタイプに応じて異なる洗浄剤を塗布するので、様々なタイプの染みを効果的に抜くことができる。この取り組みによれば、洗浄剤に関する特定の順序にしたがって各洗浄剤を塗布し、そのたびにリンス剤を塗布することによって、複合形態の染みを抜くことができる。しかしながら、洗浄剤および染みの拡散によって、洗浄される布地に及ぼされる悪影響を克服するためには、この取り組みを更に改善することが望まれている。
リーに属する米国特許出願第2002/0078510号、ディークに属する米国特許出願第2003/0060396号、およびバーナバスらに属する米国特許出願第2003/0008799号は、いずれも、布地の片側に洗浄剤を塗布して、布地のもう片側に吸収材料をあてがうことを開示している。しかしながら、これらの染み抜き技術は、依然として、複合形態または化合形態の染みを単一の洗浄剤で抜こうとする上述の技術と同じ欠点を有する。
本発明にしたがって、染み抜きプランが提供される。該プランは、所定の一連の洗浄剤を使用するものであり、例えばクロスなどの吸収材料の存在する下で、それらの洗浄剤を塗布し、そのたびにリンスステップを実施する。吸収材料は、高吸収剤として一般に知られるタイプの吸収材料であり、容易に流体をたっぷり含むことができる、すなわち、流体を吸収することができる。染みに塗布される洗浄剤としては、染みのタイプおよび染みの組成に応じて様々な洗浄剤が用意される。洗浄剤すなわち洗浄剤は、概して、ほとんどの布地および正しく固定された染料に対して安全である。洗浄剤は、最良の染み抜き効果を実現するために、適切な順序で塗布される。洗浄剤の塗布順序において、洗浄剤の塗布後は、結合した洗浄剤および染み粒子を布地材料から除去するリンスステップを可能にするために、例えば蒸留水を収容したリンス剤パケットが用意される。そして、洗浄剤およびリンス剤を順次塗布された側と反対の側の布地に、例えば高吸収性クロスがあてがわれる。この高吸収性クロスは、洗浄剤と共に染み粒子を収集する。すなわち、高吸収性クロスは、染み部分の布地を通る流れを形成することによって、染み物質の除去を促進する。
洗浄剤は、例えば、各種の洗浄剤をたっぷり含ませたクロスを収容した密封パケットの形態で用意される。同様に、リンス液も、リンス液の簡単な取り扱いおよび布地への塗布を可能にするクロスまたはウェブ材料を収容した密封パケットの形態で用意される。また、内部に複数の高吸収性クロスを収容した密封パケットも用意され、これは、新しいクロスを取り出すために開いたり、未使用のクロスを仕舞うために使用したりできる。これらの高吸収性クロスは、蒸発性の液体を含ませたものではないので、絶えず密封しておく必要はない。高吸収性クロスは、最初のステップにおいて、本発明にしたがって過剰の染み粒子および染み物質を吸収および除去して染みの広がりを阻止するために使用することもできるし、染み抜き処理の最中および終了時において、布地に染み込んだ過剰のリンス液を乾燥させるまたは除去するために使用することもできる。高吸収性クロスは、染み粒子、洗浄剤の残留物、もしくは無機物が布地内で分散した、または布地に残留したまま乾燥された場合に生じうるあらゆるリング効果を相殺する、あるいは阻止するのに有用である。
本発明は、また、最良の染み抜き効果を得るために、洗浄剤を使用した染み抜きに関するガイドを提供する。このガイドは、適切な洗浄剤の選択およびそれらを塗布する適切な順序を得るために、染みのタイプおよび布地のタイプに照らして参照されるものである。洗浄剤パケット、リンス剤パケット、および高吸収性クロスパケットは、染み抜きガイドと共に包括的な染み抜きキットに組み込まれる。この染み抜きキットは、コンパクトで且つ持ち運びが容易であるうえに、染みの付いた布地から素早く且つ容易に染みを抜くべく種々様々な設定で使用することが可能である。
以下では、添付の図面を参照にしながら、より詳細に本発明が説明される。
図1は、本発明にしたがったキットおよびその構成要素の具体例を、概してキット10として例示した図である。キット10は、キットの中身を保持するため、そしてキットを使用するための取扱説明を提供するための包み12を備える。セットパケット14〜16は、本発明にしたがって、染みの付いた布地に塗布するための洗浄剤パケットとリンス剤パケットとの組み合わせを提供する。パケット13は、染み抜きの際にセットパケット14〜16と併用される高吸収性クロスを収容している。パケット13〜16は、包み12の中にぴたりと収まることによって、染み抜きのキットおよびシステムとして使用されるコンパクトで且つ簡易なパッケージを形成する。
染みの付いた布地を処理するにあたって、時間は、染みの付いた布地の染みを首尾良く抜くための重要な要素である。染みは、適切に処理されるのが早ければ早いほど、より容易に且つ安全に除去される。また、染みは、未処理の状態で置かれる時間が長ければ長いほど、より早く酸化して布地に定着する。したがって、染み抜きキット10は、染みが付く可能性のあるあらゆる場所で便利に携帯したり収納したりできるように、持ち運び可能に且つコンパクトに構成される。
図1には、3つの異なるタイプの洗浄剤パケットが、リンス剤パケットとセットでセットパケット14〜16として示されている。セットパケット14〜16は、ミシン目11で隔てられた2つの別々のパケットから構成されるので、その専用調合剤パケットおよびリンス剤パケットは、染みの付いた布地に対して別々に塗布することができる。セットパケット14〜16を用意すれば、洗浄剤パケットからリンス剤パケットへと都合良くアクセスすることができるので、洗浄剤を塗布した後にリンス剤を都合良く塗布することができる。
セットパケット14〜16は、洗浄剤パケット17〜19を含む。各洗浄剤パケット17〜19は、個々の洗浄剤をたっぷり含ませた吸収性クロス22〜24をそれぞれ含む。好ましくは、洗浄剤パケット17〜19によって、3つの異なるタイプの洗浄剤F1,F2,F3を使用可能である。例えば、パケット17は、例えばフルーツジュース、紅茶、コーラ、およびアルコール飲料など、天然系の染みを洗浄するための洗浄剤をたっぷり含ませたクロス22を含む。パケット18は、例えば血液、汗、牛乳、および卵など、蛋白質および乳製品を主とした染みを洗浄するための洗浄剤をたっぷり含ませたクロス23を含む。パケット19は、例えば植物油、鉱物油、石油、動物性脂肪、およびサラダドレッシングなど、油を主とした染みを洗浄するための洗浄剤をたっぷり含ませたクロス24を含む。
パケット17〜19内のクロス22〜24にたっぷり含まされた洗浄剤は、それぞれリンス剤パケット20を伴っている。リンス剤パケット20は、概してRと称される、またはRでラベル表示され、リンス剤をたっぷり含ませたクロス25を有する。クロス25にたっぷり含まされたリンス剤は、蒸留水であることが好ましい。しかしながら、キット10では、異なる複数のタイプのリンス剤を使用することができ、それぞれ、パケット17〜19内の個々の洗浄剤と組み合わせ可能である。例えば、セットパケット14内において、洗浄剤パケット17に付随するリンス剤パケット20は、クロス22にたっぷり含まされた洗浄剤をリンスするために特別に調合されたリンス剤を収容することができる。その他の洗浄剤およびリンス剤パケットについても同様である。
概してSでラベル表示されるパケット13は、パケット17〜20による洗浄剤およびリンス剤の塗布に併せて使用される3枚の高吸収性クロス27を含むことが好ましい。なお、当然ながら、高吸収性クロスの代わりに他の吸収材料も使用可能である。例えば、布地から流体を吸収することができる吸収性のコットンボール、パッド、およびスポンジなどが使用可能である。
高吸収性クロス27は、布地から染み物質を除去するための第1の処理として使用することができる。すなわち、クロス27は、先ず、染みの付いた布地にあてがわれ、染み物質を吸い取るとともに過剰の染み物質を除去することによって、洗浄するべき染みの量を減少させる。クロス27は、また、染みの付いた布地の、洗浄剤およびリンス剤を塗布される側とは反対の側にもあてがわれる。反対の側に高吸収性クロス27をあてがわれた状態で洗浄剤およびリンス剤を塗布する処理は、染み物質を布地を通して移動させて、高吸収性クロス27に染み込ませるのに有用である。高吸収性クロス27は、したがって、洗浄剤、リンス剤、および染み物質を洗浄するべき布地を通して引き寄せることによって、染み物質を除去するための機械的な流れを形成するのに有用である。また、高吸収性クロス27の使用は、染みを布地内でこれ以上拡散させないようにするにも有用である。すなわち、高吸収性クロス27は、洗浄剤およびリンス剤を布地内で大きく広がらせることなく布地を通して引き寄せる。従来の染み抜き処理は、染み物質を布地内で拡散させ、その結果として染み部分の面積を拡大させるのが常であった。洗浄剤およびリンス剤を慎重に塗布するのに併せて高吸収性クロス27を使用する処理は、染みを布地内で更に拡散させることなく元の面積内に閉じ込めることができる。
染み抜きキット10は、また、パケット13およびセットパケット14〜16を収容するための包み12を含む。包み12は、図示しないポケットを備える。ポケットは、使いやすい収容室として、パケット13およびセットパケット14〜16を収納する。包み12は、幾重かに折り畳まれて、染み抜きキット10のためのコンパクトな携帯ケースを構成することが好ましい。このとき、包み12の幾つかの区画には、染み抜き処理に関する情報およびガイドが記述される。また、包み12は、後ほど詳述されるように、染み抜きのためのガイドを記述されているだけでなく、染み抜きキット10を使用するための取扱説明も印刷されている。
パケット13およびセットパケット14〜16は、識別表示および使用上の取扱説明も印刷されていることが好ましい。例えば、パケット17は、洗浄剤1の識別表示を印刷されており、その一方で、パケット18,19は、洗浄剤2,3の識別表示をそれぞれ印刷されている。パケット20は、その内容および用途を洗浄剤のそれらと容易に見分けられるように、リンスの識別表示を印刷されていることが好ましい。また、パケット17〜19は、それぞれの洗浄剤を染みの付いた布地に塗布するための取扱説明も印刷されていることが好ましい。
図2は、図示された各パケット17〜19の外側に印刷された取扱説明の代表例を示したものである。パケットに印刷された内容は、使用上の取扱説明だけでなく、デリケートな布地を扱う際の警告情報と、安全で適切な使用のための注意事項とを定めている。これらの取扱説明は、対応する洗浄剤で処理するべき布地の反対側に高吸収性クロス27を配するように要求する。
パケット17〜19に印刷された取扱説明は、任意のクロス22〜24を使用して洗浄剤を塗布するための好ましいテクニックについても記載している。高吸収性クロス27を使用して染みを吸収する処理に加えて、図2のステップ2に挙げられたテクニックは、染み物質を布地内で更に広がらせる代わりに染みの中心に引き込むのに有用である。好ましい本実施形態によると、洗浄剤をたっぷり含ませたクロス22〜24は、円を描くように染みの周りの布地を軽く叩いて使用されることによって、染み部分の中心に向けて作用する。このテクニックは、染みの付いた布地に洗浄剤を流し込む一方で、染みを局所的な小面積に閉じ込める働きをする。また、ステップ2は、クロス22〜24の全面積を使用して染み部分を処理すると望ましい旨を指摘している。クロス22〜24の全面積を使用すると、クロス22〜24に取り込まれた染み物質が布地に逆戻りする、または布地の他の部分に移ることを避けられる。また、クロス22〜24の全面積を使用すると、全面積を使用しない場合と比べて、染みの付いた布地に供給される洗浄剤の染み物質による汚染の度合いが小さい。この結果、より効果的な染み抜きを実現することができる。図2のステップ3に挙げられた取扱説明は、クロス22〜24による洗浄剤の塗布後にリンス剤パケット20を使用すると望ましい旨を示している。クロス25は、リンス剤パケット20から取り出された後、対応する洗浄剤をリンスするため、および更に染み物質を布地から追い出すための流れを形成するために、布地にあてがわれる。また、高吸収性クロス27は、供給されたリンス剤を吸収して、染みの付いた布地からの染み抜きを更に進行させるためにも使用される。
リンス剤パケット20も、使用上の取扱説明を含んでいる。その一例が、図3Aに示されている。図3Aのステップ2にしたがうと、リンス剤をたっぷり含ませたクロス25は、染み部分の中心近くにあてがわれ、染みの縁へと円を描きながら移動することによって、染み全体に作用を及ぼす。これ以上は他の洗浄剤が塗布されない場合は、布地を更に乾燥させて布地からリンス剤を除去するために、別の高吸収性クロス27が使用される。
パケット13も、取扱説明および識別表示を印刷されている。パケット13上の取扱説明は、高吸収性クロス27の1つをあてがうことから染み抜きプロセスを開始すると望ましいことを示している。図3Bには、高吸収性クロス27を使用するための幾つかのステップが例示されている。図3Bのステップ1にしたがうと、高吸収性クロス27は、洗浄剤、リンス剤、および染み物質を吸い取るためにその全面積を使用可能であるように、移動または回転させながら用いられる。
本発明の好ましい一実施形態にしたがうと、クロス25にたっぷり含まされたリンス剤は、蒸留水である。蒸留水は、染みの付いた布地から染み粒子および洗浄剤を洗い流すのに役立つうえに、高吸収性クロス27に容易に吸収される。また、蒸留水は、鉄および他の各種鉱物を含有する通常の水道水と異なり、リングを残留させることなく布地を乾燥させることができる。水道水を使用して布地を局所的にリンスすると、水道水に含まれる鉄およびその他の鉱物を直接の要因として、しばしば黄色いリングが残留する。
染み抜きキット10を使用するにあたっては、先ず、染み抜きのためのガイドが参照され、所定の染みを抜くのに適した洗浄剤および手順が決定される。そして、染みの付いた布地の片方の側に、高吸収性クロス27が配される。
次いで、染みの付いた布地のもう一方の側に、例えばパケット17〜19の洗浄剤1、2、または3の洗浄剤が塗布される。これらの洗浄剤を様々な組み合わせで使用すれば、あらゆるタイプの染みを優れた効果で除去することができる。洗浄剤2,3は、それぞれ蛋白質および油を主とする染みを除去するように設計され、その一方で、洗浄剤1は、天然系の染みを除去するように設計されることが好ましい。これらの洗浄剤は、適切に希釈され、布地に直に接触させるのに適した添加物を加えられた状態で市販されている。
代表的な一実施形態において、洗浄剤1,2,3は、それぞれ、クロス22〜24にたっぷり含ませてある。これらの洗浄剤は、液体の状態で塗布されるので、洗浄剤を含ますためのクロスまたはウェブ材料は、洗浄剤との化学的相互作用を回避すること、および洗浄ツールとして機能することを目的として選択される。例えば、クロス材料は、レーヨンとポリプロピレンとを3対1でブレンドして浮き出し模様を施した不織の塗布材であり、ヴェラテック社よりNOVONETTEの商標名で市販されている。塗布材に施された浮き出し模様は、機械的清浄作用を高める一方で、洗浄される布地の表面から除かれた染み物質を収容する窪みとして機能する。パケット14〜19は、いずれも同じクロス材料を用いていることが好ましい。なお、クロスまたはウェブ材料としては、その他の合成ブレンドまたは処理済み天然繊維も使用可能である。
代表的な一実施形態において、パケットそれら自体は、ラミネート30で作成される。各ラミネート30は、カットされた1対の半完成品を、辺縁に沿ってヒートシールしたものである。ラミネート30としては、洗浄剤との化学的相互作用を回避することができる蒸気不浸透性の任意の適切なラミネートを使用可能である。ラミネート30は、ペーパー外層と、ホイル中間層と、ヒートシール可能である変性ポリエチレンイオノマー内層とを含む。
代表的な一実施形態において、リンス剤パケット20は、蒸留水をたっぷり含ませたクロスを収容していることが好ましい。パケット17〜19は、洗浄剤の後にパケット20のリンス剤を塗布すると望ましいことをラベル表示されている。パケット20は、洗浄剤の塗布およびリンス剤によるリンスの一連の手順の前、および場合によっては後に高吸収性クロス27を使用すること、または完全に乾くまで布地を自然乾燥させることをラベル表示されている。パケット20上のラベル表示は、また、高吸収性クロス27の望ましい使用方法を示している。すなわち、パケット20上のラベル表示は、高吸収性クロス27を布地の濡れた部分の外縁から中心へと円を描くように使用すると望ましいことを示している(図3Aおよび図3B)。そして、パケット13も、洗浄剤の使用前に高吸収性クロスをあてがう方法をラベル表示されていることが好ましい。
図4に示されるように、代表的な一実施形態において、キットの使用は、ブロック40において染みを識別すること、および、ブロック42において染み抜きガイドを参照して染み抜き処理を得ることから開始される。染みのタイプが未知である場合は、ブロック44に示されるように、染みの付いた布地の裏側に高吸収性クロス27を配した状態で、19,20,17,20,18,20の順番でパケットが使用される。高吸収性クロス27は、染み抜きガイドにしたがって洗浄剤およびリンス剤によって処理される側と反対の側に配されることが好ましい。
染み抜きガイドは、特定の手順にしたがって洗浄剤およびリンス剤を塗布することによって効果的に処理される、複数の化合形態の染みを列挙している。例えば、ブロック46において、ウェットタイプの特定の染みは、高吸収性クロス27を配した後に18,20,17,20,13の順序でパケットを使用することを要求する。第3のタイプの染みは、ボックス48において、順列3によって処理される。すなわち、高吸収性クロス27の存在下で17,18,20,13の順序でパケットを使用される。図5A〜5Bに示されるように、染みおよび順列のタイプとしては、その他にも多くの組み合わせが定められている。図5Aは、単一の洗浄剤を必要とする場合の染み抜きガイドの一般形態を示している。例えば、パケット17,18の各洗浄剤の塗布後は、引き続きパケット20を使用すること、および、更に引き続きパケット13を使用して布地を乾燥させることが必要である。
図5Bは、代表的な一実施形態について、染み抜きガイドの別の部分の一般形態を示している。図5Bの塗布手順によって扱われる染みは、2タイプまたはそれ以上の推奨の洗浄剤によって抜くことができる化合形態の染みである。染み抜きガイドは、化合形態の染みごとに、使用するべきパケットおよびそれらを使用する順番を詳細に示している。なお、2タイプの洗浄剤を一度に塗布し、次いでそれら両方を一度にリンスすることも可能である。
高吸収性クロス27は、1タイプまたはそれ以上の洗浄剤およびリンス剤の塗布によって分解または解放された染み物質を吸収するのみならず、洗浄剤およびリンス剤そのものを吸収する働きもする。したがって、高吸収性クロス27は、洗浄剤、リンス剤、および染み物質を吸い取り、染みの付いた布地を通って出ていく流体の流れを形成することによって、染み物質を除去するための機械的手段を提供する。布地を通って高吸収性クロス27に達する流れは、更なる溶剤および/またはリンス剤の塗布に伴って強化され、布地からの染み物質の除去に寄与する。
更に、高吸収性クロス27は、布地内で洗浄剤、リンス剤、および染み物質が更に広がることを阻止するのに役立つ。布地を通して洗浄剤およびリンス剤を引き寄せると、洗浄剤およびリンス剤が布地内で拡散する可能性が小さくなる。洗浄化学剤、リンス剤、および(場合によっては)染み物質を吸収する布地の面積を減少させると、染み抜きプロセスは効力を増して、より優れた成果を得ることができる。
図6A〜6Bは、染み抜きガイドの更に別の代表例を、ガイド82,84として例示している。ユーザは、ガイド82に記載された、染み抜きキットに関する使用上の取扱説明に単純にしたがえば良い。ガイド84は、本発明の染み抜きキットについて、各パケットに収容された調合剤によって処理される染みのタイプを例示したものである。
ガイド82に記載されるように、染みの洗浄は、染みの付いた布地の片方の側に高吸収性クロス27をあてがうこと、ガイド84に示された適切なパケットを選択すること、そして、パケットを開き、高吸収性クロス27をあてがわれた側と反対の側の布地にパケットの内容を塗布することによって実施される。選択されたパケットから取り出されたクロスまたはウェブは、染みの付いた布地を軽く叩いて使用することが好ましく、このとき、高吸収性クロス27は、洗浄剤、リンス剤、および染み物質を染みの付いた布地を通して引き出す働きをする。布地を通して染み物質と共に引き出される洗浄剤が布地に十分に染み込むと、使用されたクロスは単純に廃棄され、染み抜き手順の次のステップが開始される。化合形態の染みを処理する場合、すなわち、ガイド84の別々の欄に列挙された2つまたはそれ以上の材料を含む染みを処理する場合は、更に別の洗浄剤を塗布する手順が要求される。
図7は、代表的な一実施形態において、複合形態の染みを抜くためのプロセスに関するガイドの一般形態を、ガイド86として示したものである。ガイド86は、例えば、染み抜きキットのパッケージのカバーまたはパッケージ上のラベルである。ガイド86を使用するユーザは、複合染みを抜くプロセスの対象となる染みを列挙したリストを吟味することによって、抜くべき染みおよびその染み抜きのためのプロセスを識別する。リストに含まれない場合は、その複合染みは未知の染みとして扱われ、未知の染みを抜くための手順が採用される。あるいは、ユーザは、ガイド84に列挙された項目を参照することによって、リストに含まれない複合染みをガイド84の別々の欄に挙げられた複数の項目の組み合わせとして扱うことが可能であるか否かを決定することができる。
例えば、ガイド84(図6B)の別々のカテゴリに分類された成分を有する複合染みは、ガイド86の特定の染み抜き手順に対応させることができる。ガイド84において、ブラックコーヒーによる染みは独自の調合剤1を用いて除去され、ミルクは独自の調合剤2を塗布することによって除去される。したがって、ガイド86に示されるように、ミルク入りのコーヒーからなる染みは、独自の調合剤1の塗布と、それに続くリンスステップ、そして、独自の調合剤2の塗布と、それに続くリンスステップとによって処理される。
ガイド86は、更に、もし複合染みがその染みを抜くための塗布手順の終了前に完全に抜かれた場合は、その塗布手順は切り捨て可能であることを注記している。洗浄剤の塗布後は、洗浄剤および残留するあらゆる染み物質の両方を除去するために、リンス剤パケットを使用することが好ましい。洗浄剤、リンス材料(好ましくは蒸留水)、および染み物質は、いずれも高吸収性クロスに吸収される。これは、処理プロセスの全体を通じて、流体の流れの形成および染み抜きの処理を補助する働きをする。使用済みのパケットおよび高吸収性クロスは、処理プロセスの後に単純に廃棄可能である。
処理される染み物質および布地のタイプを分類すれば、3つの異なるタイプの洗浄剤を装備した、あらゆるタイプの染みを洗浄することができる、自己完結型のキットが提供される。パケットとガイドとは、併せてパッケージ化されて1つのキットを構成する。このキットは、完全に持ち運び可能であり、尚かつ、車、ジャケット、ポケット、または財布などに入れて携帯したり、家、オフィス、レストラン、ホテル、または即座の染み抜きを必要とするその他の施設に保管したりするのに適している。包括的なこのような染み抜きキットは、したがって、あらゆるタイプの材料および染みに対して優れた洗浄効果を呈することができる。
以上では、具体的な実施形態に基づいて、本発明が説明された。しかしながら、当業者ならば、その他に多くの変更、修正、および使用の形態を考えつくことが可能である。したがって、本発明は、本明細書で特定された詳細に限定されないことが好ましい。
本発明にしたがったキットを構成する要素の代表例を示した図である。 本発明の一実施形態にしたがった洗浄剤パケットのラベル表示を例示した図である。 本発明の一実施形態にしたがったリンス剤パケットのラベル表示を例示した図である。 本発明の一実施形態にしたがった(高)吸収性クロスのラベル表示を例示した図である。 染み抜きのために本発明に適用される塗布手順の各ステップの一般例を示した流れ概念図である。 本発明にしたがった染み抜きガイドの一般形態を示した図である。 本発明にしたがった染み抜きガイドの一般形態を示した図である。 本発明に適用するための染み抜きガイドの具体的情報を示した図である。 本発明に適用するための染み抜きガイドの具体的情報を示した図である。 複合形態の染みを抜くための、本発明にしたがったプロセスを示した図である。
符号の説明
10…キット
11…ミシン目
12…包み
13…パケット
14,15,16…セットパケット
17,18,19…洗浄剤パケット
20…リンス剤パケット
22,23,24…吸収性クロス
25…吸収性クロス
27…高吸収性クロス
30…ラミネート
82,84…染み抜きガイド
86…染み抜きガイド

Claims (27)

  1. 包括的な染み抜きキットであって、
    染みの付いた布地を洗浄するための少なくとも1つの洗浄剤と、
    前記洗浄剤を塗布した後に前記布地をリンスするためのリンス液と、
    前記洗浄剤を塗布することによる特定の染みの処理に関する情報を含む染み抜きガイドと、
    染み物質を含む前記洗浄剤およびリンス剤のうちの少なくとも一つを吸収させるために、染み抜き処理を施される側と反対の側の前記布地にあてがわれる吸収材料と
    を備える包括的な染み抜きキット。
  2. 請求項1に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤は酸性洗浄剤である、包括的な染み抜きキット。
  3. 請求項1に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤はアルカリ洗浄調合剤である、包括的な染み抜きキット。
  4. 請求項1に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤は脱脂剤である、包括的な染み抜きキット。
  5. 請求項1に記載の包括的な染み抜きキットであって、更に、
    前記少なくとも1つの洗浄剤のうちの少なくとも1つと前記リンス剤を封じ込めた蒸気不浸透性のパケットを備え、
    前記パケットは識別情報を含む、包括的な染み抜きキット。
  6. 請求項5に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記パケットは、前記少なくとも1つの洗浄剤のうちの少なくとも1つと前記リンス剤を使用するための情報を含む、包括的な染み抜きキット。
  7. 請求項2に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤は酢酸を含む、包括的な染み抜きキット。
  8. 請求項2に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤はシュウ酸である、包括的な染み抜きキット。
  9. 請求項2に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤はフッ化水素酸を含む、包括的な染み抜きキット。
  10. 請求項3に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤はアンモニアを含む、包括的な染み抜きキット。
  11. 請求項4に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤は柑橘系の脱脂剤である、包括的な染み抜きキット。
  12. 請求項4に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤は溶剤型の脱脂剤である、包括的な染み抜きキット。
  13. 請求項1に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤は有機洗浄剤を含む、包括的な染み抜きキット。
  14. 請求項1に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記少なくとも1つの洗浄剤は洗浄酵素を含む、包括的な染み抜きキット。
  15. 請求項1に記載の包括的な染み抜きキットであって、更に、
    前記少なくとも1つの洗浄剤および前記リンス液の媒体としてのクロスまたはウェブを備える包括的な染み抜きキット。
  16. 請求項15に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記ウェブは、浮き出し模様を施された不織のウェブである、包括的な染み抜きキット。
  17. 請求項15に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記ウェブは、加工繊維、天然繊維、合成繊維、および超極細繊維よりなる群から選択される、包括的な染み抜きキット。
  18. 請求項15に記載の包括的な染み抜きキットであって、
    前記ウェブは、レーヨンとポリエステルとで作成される、包括的な染み抜きキット。
  19. 染みの付いた布地から染みを抜くための方法であって、
    染みの付いた布地の片側に吸収材料を配し、
    洗浄剤および染み物質が前記吸収材料によって吸収されるように、前記吸収材料を配した側と反対の側の前記布地に前記洗浄剤を塗布し、
    リンス剤が前記布地を通して前記吸収材料によって吸収されるように、前記吸収材料を配した側と反対の側の前記布地に前記リンス剤を塗布する方法。
  20. 請求項19に記載の方法は、更に、
    洗浄プランに照らして、前記染みの付いた布地を分類し、
    前記洗浄プランにしたがって、洗浄剤およびリンス剤を特定の順序で塗布する方法。
  21. 染みの付いた布地を洗浄するための方法であって、
    染み洗浄プランを得るために染みを分類し、
    前記染みの付いた布地の第1の側に吸収材料を配し、
    前記染みを抜くために、前記洗浄プランにしたがって複数の洗浄剤および複数のリンス剤を交互に塗布し、前記洗浄剤および前記リンス剤は、前記吸収材料に吸収される方法。
  22. 布地から染みを抜くために使用されるキットであって、
    染みの付いた布地を洗浄するための洗浄剤と、
    前記洗浄剤を塗布した後に前記布地をリンスするためのリンス液と、
    前記洗浄剤および前記リンス液を順次に塗布することによる特定の染みの処理に関する情報を含む染み抜きガイドと、
    塗布された洗浄剤、リンス液、および染み物質を吸収させるために、染み抜き処理を施される側と反対の側の前記布地にあてがわれる吸収材料と
    を備えるキット。
  23. 包括的な染み抜きキットであって、
    染みの付いた布地を洗浄するための異なる洗浄剤をそれぞれ収容した蒸気不浸透性の少なくとも3つのパケットと、
    1つまたはそれ以上の洗浄剤を塗布した後に前記布地をリンスするためのリンス液を収容した蒸気不浸透性の少なくとも1つのパケットと、
    少なくとも1つの洗浄剤およびリンス液を順次に塗布することによる特定の染みの処理に関する情報を含む染み抜きガイドと、
    塗布された洗浄剤、染み物質、およびリンス液を吸収させるために、染み抜き処理を施される側と反対の側の前記布地にあてがわれる吸収材料と
    を備えるキット。
  24. 請求項23に記載のキットであって、
    前記洗浄剤は、酸性、アルカリ性、および脱脂性の洗浄剤を含む、キット。
  25. 請求項23に記載のキットであって、
    前記リンス液は蒸留水である、キット。
  26. 請求項23に記載のキットであって、更に、
    前記吸収材料を収容するためのパケットを備えるキット。
  27. 請求項23に記載のキットであって、
    前記パケットには、使い方の情報がラベル表示されている、キット。
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