JPH11508162A - 球形または多面体のクリーニング物品 - Google Patents
球形または多面体のクリーニング物品Info
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Abstract
(57)【要約】
家庭におけるドライクリーニングに特に適合する物品は、クリーニング組成物で含浸された球形または多面体の形態の担体を含んでなる。多数の物品を汚れた衣服と一緒に密閉されたバッグの中に入れ、好ましくは熱空気布乾燥器において、タンブリングして衣服をクリーニングしかつ更新する。
Description
【発明の詳細な説明】
球形または多面体のクリーニング物品
発明の分野
本発明は、ドライクリーニング法において被服をクリーニングするための組成
物を担持する、自由流動性、圧縮可能な球または多面体に関する。この球は家庭
におけるドライクリーニングにおいて特に有用である。
発明の背景
古典的定義によると、用語「ドライクリーニング」は非水性溶剤を使用して繊
維材料をクリーニングする方法を記載するために使用されてきている。クリーニ
ングは古い技術であり、溶剤によるクリーニングは1860年代に英国において
最初に記録されている。典型的には、ドライクリーニングは、水性洗濯浴中で収
縮するか、または水性洗濯法に対して高価であり過ぎるか、または繊細であり過
ぎる羊毛のような衣服とともに使用される。種々の炭化水素およびハロカーボン
の溶剤は浸漬ドライクリーニング法において伝統的に使用されてきており、そし
てこのような溶剤を取扱いかつ再生する必要性は従来のドライクリーニングを商
業的に確立されたものとして実施することを主として制限してきた。
溶剤に基づくドライクリーニング法は油の汚れおよび汚染を除去するために非
常に有効であるが、粒状物質、例えば、粘土の汚れを除去するためには最適では
なく、タンパク質の汚染を除去するためには特別の処理を必要とすることがある
。理想的には、粒状物質およびタンパク質の汚染は、慣用のドライクリーニング
よりも水性洗濯法にいっそう類似する洗浄性成分および操作条件を使用して、布
地から除去される。
クリーニング機能に加えて、ドライクリーニングは、また、重要な「更新」の
利益を提供する。例えば、ドライクリーニングは望ましくない臭いおよび余分の
物質、例えば、毛および糸屑を衣服から除去し、次いでこれらの衣服は一般に折
り畳まれるか、またはプレスされてしわを除去され、それらのもとの形状を回復
する。もちろん、このような更新の利益は、また、水性洗濯法により提供される
。
上記から理解できるように、ある種の布地、例えば、羊毛製品についての作用
を別として、布地のクリーニングまたは更新に関して、水性クリーニング法を越
える特別かつ固有の利点は溶剤に基づくドライクリーニングについて存在しない
。そのうえ、衣類ごとの基準でいえば、商業的ドライクリーニングは水性クリー
ニング法よりもさらに一層費用がかかる。したがって、家庭において使用できる
非浸漬ドライクリーニング法を提供することは消費者にとって極めて有益であろ
う。
家庭のドライクリーニング系の1つのタイプは、種々のクリーニング剤を含有
する担体シートと、プラスチックバッグとを含んでなる。クリーニングすべき被
服をバッグの中にシートと一緒に入れ、次いで慣用の衣服乾燥器中でタンブリン
グする。商業的態様において、多数の1回使用の平らなシートと、単一の多数回
使用のプラスチックバッグがパッケージで提供される。不都合なことには、この
ようなシートはタンブリング操作の間に被服の中に捕捉され、その結果として、
シートはもはや適切に機能しなくなる。
本発明によれば、前述の平らなシートの代わりに、乾燥クリーニング組成物を
解放可能に含有する多数の(典型的には2〜100の)3次元の物品に置き換え
ることができることが発見された。この物品のいくつかが被服の中に捕捉される
ようになる場合であっても、残りの物品は自由であり、クリーニングを完結する
。これにより、クリーニング性能は改良される。したがって、本発明の目的はク
リーニング操作において使用するための改良された物品を提供することである。
他の目的は、家庭用ドライクリーニング法において改良されたクリーニング性能
を提供することである。これらおよび他の目的は、ここににおいて、ならびに下
記
の開示から明らかとなるであろう。
背景技術
ドライクリーニング法は下記の特許明細書に開示されている:欧州特許(EP
)第429,172A号(Leigh、et al.、1991年5月29日発
行)、および米国特許第5,238,587号(Smith、et al.、1
993年8月24日発行)。ドライクリーニングの組成物および方法、ならびに
布地のしわの処理に関する他の参考文献は下記のものを包含する:英国特許第1
,598,911号;米国特許第4,126,563号、同第3,949,13
7号、同第3,593,544号、同第3,647,354号、同第3,432
,253号および同第1,747,324号;およびドイツ国特許出願第2,0
21,561号および同第2,460,239号、同第0,208,989号お
よび同第4,007,362号。クリーニング/前スポッティングの組成物およ
び方法は、また、例えば、下記の特許に開示されている:米国特許第5,102
,573号、同第5,041,230号、同第4,909,962号、同第4,
115,061号、同第4,886,615号、同第4,139,475号、同
第4,849,257号、同第5,112,358号、同第4,659,496
号、同第4,806,254号、同第5,213,624号、同第4,130,
392号、および同第4,395,261号。洗濯乾燥器において使用するため
のシート支持体は、カナダ国特許第1,005,204号に開示されている。米
国特許第3,956,556号および同第4,007,300号は、衣服乾燥器
における布地のコンディショニングのための有孔シートに関する。米国特許第4
,692,277号明細書には、液状クリーナーにおける1,2−オクタンジオ
ールの使用が記載されている。また、下記の参考文献を参照のこと:米国特許第
3,591,510号、同第3,737,387号、同第3,764,544号
、同第3,882,038号、同第3,907,496号、同第4,097,3
97号、同第
4,102,824号、同第4,336,024号、同第4,606,842号
、同第4,758,641号、同第4,797,310号、同第4,802,9
97号、同第4,943,392号、同第4,966,724号、同第4,98
3,317号、同第5,004,557号、同第5,062,973号、同第5
,080,822号、同第5,173,200、欧州特許(EP)第0,213
,500号、欧州特許公開(EPO)第0,261,718号、英国特許第1,
397,475号、WO第91/09104号、WO第91/13145号、W
O第93/25654号およびHunt、D.G.およびN.H.Morris
、″PnB and DPnB Glycol Ethers″、HAPPI、
April 1989、pp.78−82。
発明の概要
本発明は、それらとの接触により布地に対して除去可能なクリーニング組成物
を担持する圧縮可能な、実質的に球形の、吸収性基材からなる、好ましい布地ク
リーニング物品に関する。典型的なモードにおいて、球は約1cm〜約5cmの
範囲の直径を有する。球に近似する多面体構造物、例えば、2つの二十面体構造
物を含有することによって形成された「ジオデシック」構造物は、本発明が目的
とする球と同等である。他の多面体構造物もまた、以下において一層明らかにな
るように、有用である。
本発明において使用するために好ましいクリーニング組成物は、有機溶剤、ポ
リアクリレート乳化剤,水、任意の1,2−オクタンジオールおよび任意の界面
活性剤を含んでなる。最も好ましくは、有機溶剤はメトキシ−、エトキシ−、プ
ロポキシ−、およびブトキシ−プロポキシプロパノール、およびそれらの混合物
から成る群より選択されるものからなる。
本発明は、また、布地を1またはそれ以上、好ましくは少なくとも約3、典型
的には約3〜約6つの前述の物品と一緒に容器の中に入れ、前記容器を閉じ、そ
して前記布地を前記物品と一緒にタンブリングすることからなる、タンブリング
装置において布地をクリーニングする方法に関する。この方法は、好都合には熱
空気衣服乾燥器において実施される。
本発明は、また、下記の成分:
(a) 典型的には、1回の使用に意図される、本明細書において開示するよ
うな、多数の、球形または多面体の物品;
(b) 熱空気衣服乾燥器または他の、同等の、タンブリング装置において使
用するための再使用可能な容器、特にプラスチックバッグ;および
(c) 前記成分(a)および(b)を含有する外側パッケージ;
を含んでなる、キット形態の乾燥クリーニング組成物に関する。
本発明の方法の1つの利点は、配合者が異なる、そうでなければ非相容性の、
クリーニングおよび布地ケア成分を別々の物品上に使用できるということである
。使用において、各々が異なる成分を含有する、いくつかの物品を使用すること
ができ、これにより多数のクリーニングおよび布地ケアの効果を提供することが
できる。
本明細書におけるすべての百分率、比および比率は、特記しない限り、重量に
よる。引用するすべての刊行物は、関係する部分において、引用することによっ
て本明細書の一部とされる。
図面の簡単な説明
第1図は、本発明のクリーニング球の斜視図である。
第2図は、折り畳む前の状態におけるプラスチック担体バッグ上に静止する3
つの球の斜視図である。
第3図は、ドライクリーニングすべき布地を受容する準備ができたバッグ内の
3つの球の斜視図である。
発明の詳細な説明
本発明におけるクリーニング組成物のための担体の球形または多面体および本
発明のクリーニング法におけるそれらの使用を下記において説明する。
基材 − 本発明における担体は、クリーニング過程を通じてその構造的一体
性を実質的に維持する、柔軟な、圧縮可能な球形(または多面体の)物体の形態
である。このような球形(または多面体の)物体は、例えば、不織シート、ペー
パータオル、繊維質バット、包帯のコア、おむつおよび月経用品、およびその他
を製造するためのよく知られている方法により、木材パルプ、綿、レーヨン、ポ
リエステル繊維、およびそれらの混合物のような物質を使用して製造することが
できる。織布を使用することもできるが、コストを考慮すると不織材料よりも好
ましくない。デキスター、ナン−ウヴンス・ディビジョン、ザ・デキスター・コ
ーポレーション(Dexter,Non−Wovens Division,T
he Dexter Corporationn)からHYDRASPUNR、
特に等級10244で入手可能なハイドロエンタングルド吸収性材料は本発明に
おいて好ましい。最も好ましくは、圧縮可能な担体は吸収性の天然または合成の
、吸収性連続気泡の泡、例えば、ポリウレタン、およびその他から製造される。
担体は本発明の方法の意図する操作条件下に安全かつ有効であるように設計さ
れる。担体は本発明の方法の間に易燃性であってはならず、また、クリーニング
組成物またはクリーニングされる布地と有害な相互作用をしてはならない。本発
明において使用する担体は、最も好ましくは非リンティング(non−lint
ing)である。本発明における「非リンティング」とは、担体はクリーニング
される布地上への可視繊維または他の残基の脱落、すなわち、普通の用語法にお
いて「リント」として知られている付着に対して抵抗性である。担体をダークブ
ルーの羊毛布上でこすり、布をリント残留物について検査することによって、担
体をリンティングに関する許容性について容易かつ適切に判定することができる
。
本発明において使用する非リンティング担体はいくつかの手段により製造する
ことができ、このような手段は下記のものを包含するが、これらに限定されない
:繊維の単一のストランドから球または多面体の形態で担体を製造する;または
普通に不織材料を使用する既知の結合技術、例えば、点結合、プリント結合、接
着/樹脂飽和結合、接着/樹脂スプレー結合、ステッチ結合および結合剤繊維を
用いる結合の使用。別のモードにおいて、次いで、本明細書におけるクリーニン
グ組成物を通過させるが、コアからのリントを通過させない孔径を有する、多孔
質の、非リンティング材料のシート内にコアを包む。このようなコアの1例は、
不織ポリエステルスクリムの中に包まれたセルロース繊維からなる。好ましい連
続気泡のフォームまたはスポンジを使用するとき、リント抵抗性はほとんど関係
しない。
好ましい担体の球(他の多面体)は、担体の表面と、クリーニングされる布地
の表面との間の有効な接触が達成される、十分な表面積を提供する大きさを有す
るべきである。もちろん、この大きさはユーザーにとって扱いにくいほど大きく
あってはならない。典型的には、球の寸法は少なくとも約12cm2、好ましく
は約12cm2〜約315cm2の範囲の微視的合計表面積を提供する。
本発明において最も好ましい圧縮可能な球形担体は、圧縮可能なフォームから
製造される。球および関係する多面体に加えて、球のすべての利点を保持する、
いっそう簡単な幾何学的形態も可能である。例えば、約2cm〜10cmの厚さ
を有するスラブから切断することができる繰り込まれたパターン、例えば、正方
形、長方形、六角形、蝶ネクタイ形、ドッグボーン(dogbones)形、お
よび同様な反復ジオメトリーは切断廃棄物の発生を防止するであろう。他の半ネ
スチング形態、例えば、八角形、十角形、星形、半月形、およびその他は有用で
あるが、フォームのスクラップを形成するであろう。これらの形態および厚さの
混合物も可能である。圧縮切断技術は、例えば、「卵かご」を製造する分野にお
いて知られている技術を、繰り込まれた形態および他の形態と組み合わせると、
このような混合物が直接的に生ずるであろう。これらの非球形の実在物を利用す
るための標準はアスペクト比であり、これは最長の断面寸法/最短の断面寸法の
比である。本発明における多面体の担体は、20:1より小さい、好ましくは1
0:1より小さい、最も好ましくは5:1より小さいアスペクト比を有するべき
である。
担体はその意図する目的のために有効であるために十分な量のクリーニング組
成物を含有することを意図する。クリーニング組成物の担体の容量は、目的とす
る用途に応じて変化するであろう。例えば、1回の使用に意図する担体/クリー
ニング組成物の物品は、多数回の使用に意図するこのような物品よりも少ない容
量を必要とするであろう。
クリーニング組成物 − 本発明のドライクリーニング法においてクリーニン
グ機能を提供するために使用される化学的組成物は、それらの意図する使用につ
いて安全でありかつ有効である成分を含んでなる。本発明における方法は水性す
すぎ工程を含まないので、本明細書において開示する方法において使用するとき
、クリーニング組成物は望ましくない残留物を残さない成分を使用する。そのう
え、この方法は熱空気布乾燥器において実施できるので、組成物はこのような使
用について安全とされる引火点を有する成分のみを含有する。水はクリーニング
機能を促進するばかりでなく、かつまた、特に熱空気乾燥器において、しわを除
去しかつ布地のドレープ性および外観を回復させることができるので、クリーニ
ング組成物は水を含有する。慣用の洗濯洗剤は典型的には綿および綿/ポリエス
テルブレンドの布地にすぐれたクリーニングを提供するように配合されるので、
本発明におけるクリーニング組成物は、また、布地、例えば、羊毛、絹、レーヨ
ン、レーヨンアセテート、およびその他を安全かつ効果的にクリーニングしかつ
更新するように配合されなくてはならない。
さらに、本発明におけるクリーニング組成物は、クリーニングされる布地から
染料が除去されるのを最小とするように、特別に選択および配合された成分を含
んでなる。これに関して、浸漬ドライクリーニング法において典型的に使用され
る溶剤は、ある種のタイプの布地のある種の染料の一部分を除去することがある
ことが認識されている。しかしながら、このような除去は浸漬法において許容可
能である。なぜなら、染料は布地の表面にわたって比較的に均一に除去されるか
らである。対照的に、布地表面上の特別の部位におけるある種のタイプのクリー
ニング成分の高い濃度は、許容されえない局存化された染料の除去を生じさせる
ことがあることが今回判明している。本発明において好ましいクリーニング組成
物は、この問題を最小とするように配合される。
本発明のクリーニング組成物の染料除去の属性は、写真的または測光的測定を
使用するか、または簡単であるが、有効な視覚的等級づけ試験により、この分野
において開示されたクリーナーと比較することができる。所望ならば、数字のス
コア単位を割り当てて、視覚的等級づけを促進しそしてデータの統計学的処理を
可能とする。したがって、1つのこのような試験において、吸収性、白色の紙ハ
ンドタオルを使用してクリーナー上にパジングすることによって、着色された被
服(典型的には、絹、これは大部分の羊毛またはレーヨンの布地よりも染料の損
失に感受性である傾向がある)を処理する。手の圧力を加え、そして白色タオル
上に転移した染料の量を視覚的に評価する。数字の単位は下記の範囲である:
(1)「タオル上に染料がほとんど見られないと考える」;(2)「タオル上に
多少の染料が見られることを知る」;(3)「タオル上に多くの染料を見る」;
および(4)「タオル上に非常に多くの染料が見られることを認める」。
上記の考察に加えて、本発明におけるクリーニング組成物は、担体のパッケー
ジからの担体の除去を不便とするか、または困難するほど接着性をもたないよう
に、好ましくは配合される。そのうえ、本発明における担体は感触が湿潤性であ
ることは許容できるが、好ましくはねばねばした、または粘着性の触感をもたな
いことが好ましい。クリーニング組成物を含有する担体のこのような物質に関す
る許容可能性は、不都合な実験を用いることなく判定することができる。しかし
ながら、本発明を限定することを意図するものではないが、下記のクリーニング
組成物は、それらの意図するクリーニングおよび布地の更新の目的および美感の
双方に有効である、本発明のタイプの乾燥クリーニング物品を提供する。
上記の考察を十分に考慮して、本発明におけるクリーニング組成物において使
用する成分を下記において例示するが、これらの例示は限定を意図するものでは
ない。
(a) 溶剤 − 組成物は好ましくは少なくとも4重量%、典型的には約5
〜約25重量%の溶剤を含む。この目的はクリーニングされる布地の1kg当た
り約0.5g〜約2.5gの溶剤を提供することである。
(b) 乳化剤 − 組成物は成分(a)、(b)および(d)を含んでなる
安定な、均質な組成物を提供するために十分な乳化剤を含む。下記に開示する好
ましい乳化剤について、0.05重量%程度に少ない、好ましくは0.07〜約
0.20重量%のレベルは非常に満足すべきものである。低い効率の乳化剤を使
用する場合、約2重量%までのレベルを使用することができるが、布地上に多少
感知しうる残留物を残すことがある。
(c) 水 − 組成物は少なくとも60重量%、典型的には約80〜約95
重量%の水を含む。換言すると、この目的はクリーニングされる布地の1kg当
たり少なくとも6gの水を提供することである。
(d) 任意成分 − 本発明における組成物は、香料、慣用の界面活性剤、
少なくともを包含する種々の任意の成分を含んでなる。使用する場合、
このような任意の成分は、典型的には、クリーニングされた布帛上の結果を十分
に考慮して、組成物の約0.1〜約10重量%を構成するであろう。
1,2−オクタンジオール(「OD」)は本発明におけるクリーニング組成物
の配合において特別の利点を提供することが今回判明している。美感の観点から
、ODは比較的無害であり、臭いの少ない物質である。そのうえ、ODは可視の
残留物を残さないで布地の表面から揮発するように見える。これはすすぎ工程な
しに実施される本発明のタイプのドライクリーニング法において特に重要である
。性能の観点から、ODはグリース/油の汚染のための溶剤として、および粒子
の汚れおよび水溶性汚染の「偽界面活性剤」と呼ぶことができるものとして、機
能するように見える。どんな物理化学的理由であっても、家庭用クリーニング組
成物および方法の本発明の関係においてクリーニングおよび使用容易性の双方に
関して、ODはよりすぐれた湿潤剤であることが今回見出された。使用する場合
、ODは本発明におけるクリーニング組成物の少なくとも約0.05重量%、典
型的には約0.1〜約1.5重量%を構成するであろう。
本発明において好ましい溶剤は、約等しい量の異性体混合物として商業的量で
入手可能である、ブトキシプロポキシプロパノール(BPP)である。異性体、
およびそれらの混合物は本発明において有用である。異性体の構造は下記の通り
である:
n−C4H9−O−CH2CH2CH2−O−CH2CH2CH2−OH
BPPはクリーニングに顕著であり、そして非常に有効であるので、比較的高
価な1,2−オクタンジオールの量を最小とすることができる。そのうえ、それ
は慣用の界面活性剤を使用しないで本発明におけるクリーニング組成物の配合を
可能とする。重要なことには、BPPの臭いは慣用の香料成分により比較的容易
にマスクできるという程度でありかつ特性を有する。BPPは完全には水と混和
性ではなく、それゆえ、本発明におけるクリーニング組成物のプロセシングにマ
イナスの影響を与えることがあり、その潜在的問題は、後述するように、PEM
ULEN型ポリアクリレート乳化剤により首尾よく克服された。
本発明において使用するBPP溶剤は、好ましくは前述の異性体の混合物であ
る。好ましいモードにおいて、クリーニング組成物は約1:250〜約2:1、
好ましくは約1:200〜約1:5の範囲のOD:BPPの重量比における、1
,2−オクタンジオールとBPPとの混合物である。
本発明において高度に好ましい乳化剤は、商標PEMULEN(The B.
F.Goodrich Company)で商業的に入手可能であり、そして米
国特許第4,758,641号および米国特許第5,004,557号明細書(
引用することによって本明細書の一部とされる)に記載されている。PEMUL
ENポリマー乳化剤は、高分子量のポリメタクリル酸ポリマーである。PEMU
LENの構造は、油ラビング(loving)(親油性)である小さい部分と、
大きい水ラビング(親水性)とを含む。この構造はPEMULENを主として水
中油型乳化剤として機能させる。親油性部分は油−水界面において吸着し、そし
て親水性部分は水中で膨潤して油の液体粒子の回りに網状構造を形成して、乳濁
液の安定性を提供する。このような本発明におけるポリアクリレート乳化剤を使
用する重要な利点は、溶剤を含有するか、またはそうでなければ可溶性でないか
、または水と容易に混和性(相容性)でないレベルの溶剤を含有するクリーニン
グ組成物を製造することができることである。他の利点は、極めて低い使用レベ
ル(0.05〜0.2%)においてPEMULEN型乳化剤を使用して有効な乳
化を達成することができ、これにより製品の使用後において布地上の残留物のレ
ベルを最小にすることができることである。比較のため、水中油乳濁液を安定化
するためには、典型的には約3〜7%の慣用のアニオンまたは非イオン界面活性
剤を必要とし、これは残留物が布地上に残る可能性を増加する。他の利点は、乳
化(プロセシング)を室温において有効に達成することができることである。
本発明におけるクリーニング組成物は1,2−オクタンジオール、BPP、P
EMULENおよび水のみを使用して非常によく機能するが、それらは、また、
必要に応じて洗浄性界面活性剤を含有して、それらのクリーニング性能を増強す
ることができる。広範な種類の洗浄性界面活性剤、例えば、C12−C16アルキル
サルフェートおよびアルキルベンゼンスルホネート、C12−C16エトキシル化(
EO平均0.5〜10)アルコール、C12−C14N−メチルグルカミド、および
その他を使用できるが、高いグリース/油の除去を提供する界面活性剤を使用す
ることが高度に好ましい。このような好ましい界面活性剤には、C12−C16アル
キルエトキシサルフェート(AES)、特にそれらのマグネシウム塩の形態、お
よびC12−C16ジメチルアミンオキシドが含まれる。特に好ましい混合物は、約
1:1:1の重量比のMgAE1S/MgAE6.5S/C12ジメチルアミンオキシ
ドと、2:1の重量比のMgAE1S/C12ジメチルアミンオキシドとを含んで
なる。使用する場合、このような界面活性剤は本発明におけるクリーニング組成
物の典型的には約0.005〜約2.5重量%を構成する。
前述の好ましい溶剤および乳化剤に加えて、本発明におけるクリーニング組成
物は種々の任意の成分、例えば、香料、保存剤、補助溶剤、増白剤、粘度コント
ロール塩、pH調節剤、着色剤、ガ防止剤、昆虫忌避剤、およびその他を含有す
ることができる。
容器 − 本発明のクリーニング法は、柔軟性容器を使用して実施される。前
述したように、クリーニングすべき布地をいくつかの球または多面体/担体/ク
リーニング組成物の物品とともに容器の中に入れ、容器を撹拌し、これによりク
リーニング物品と布地表面とを接触させる。
本発明において使用する柔軟性容器は、任意の数の形状で提供され、好都合に
はクリーニングされる布地を含有するために十分な体積を有する、柔軟性パウチ
または「バッグ」の形態である。容器は任意の好都合な大きさであることができ
、そして容器およびその中の布地のタンブリングを可能とするが、タンブリング
装置の操作を妨害するほと大きくあってはならない。熱空気布乾燥器において使
用することを意図する容器を特に考慮して、容器は空気の排出をブロックするほ
ど大きくあってはならない。所望ならば、容器は1枚のみのシャツ、ブラウスま
たはセーターを取扱うために十分に小さいか、または男性のスーツを取扱うため
に十分に大きくあることができる。適当な容器は任意の経済的材料、例えば、ポ
リエステル、ポリプロピレン、およびその他から製作することができるが、ただ
し容器は、熱乾燥空気と接触する場合、溶融してはならない。容器の壁は意図す
る使用条件下に水蒸気および溶剤蒸気に対して実質的に透過性であることが好ま
しい。また、このような容器はクリーニング法の間に実質的に安定に閉じてた状
態を維持する密閉手段を有することが好ましい。簡単な結束ひもまたはワイヤ、
種々のスナップクロージャー、例えば、ZIP LOKRクロージャー、および
VELCROR型クロージャー、接圧接着剤、接着型、ジッパー型クロージャー
、およびその他は十分である。
方法 − 本発明のクリーニング法は、クリーニングされる布地を有する機械
的撹拌、例えば、タンブリング作用を提供する任意の方法において実施すること
ができる。所望ならば、撹拌は手により与えることができる。しかしながら、好
都合なモードにおいて、いくつかのクリーニング物品および汚れた布地を有する
容器を密閉し、自動的布乾燥器のドラムの中に入れる。ドラムを回転させ、これ
は容器にタンブリング作用を付与し、タンブリングと同時にその内容物を撹拌す
る。この撹拌によって、布地はクリーニング組成物を解放可能に含有するクリー
ニング物品と接触するようになる。組成物は担体との接触により布地に解放され
る。この方法の間に加熱を用いることが好ましい。もちろん、加熱は容易に布乾
燥器において行うことができる。タンブリングおよび任意の(しかし好ましい)
加熱は少なくとも約10分間、典型的には約20〜約30分間実施される。この
方法は、布地の汚れの程度および種類、汚れの特質、布地の特質、布地の装入量
、加える熱の量、およびその他のような因子に依存して、ユーザーの要求に従い
、より長くまたはより短く実施することができる。
下記において典型的な球形物品をより詳細に例示するが、これは限定を意図す
るものではない。
実施例I
球形の乾燥クリーニング物品を連続気泡のフォームを使用してアセンブリング
し、下記の成分を混合することによってクリーニング組成物を製造する。
成分 重量%
BPP* 7.0
1,2−オクタンジオール 0.5
PEMULEN TR−1** 0.15
KOH 0.08
香料 0.75
水および少量成分*** 残部
*ダウ・ケミカル・カンパニーから入手可能である異性体混合物。
**PEMULEN TR−2、B.F.グッドリッチを代わりに使用できる
。
***KATHONRのような保存剤を含む。
クリーニング組成物は、また、必要に応じて0.50重量%の1:1:1〜0
.5:1:1の範囲のMgAE1S、MgAE6.5SおよびC12アミンオキシド界
面活性剤の混合物を含有することができる。MgAE1S/C12アミンオキシド
の1:1〜2:1混合物を使用することもできる。
慣用の連続気泡のポリウレタンフォーム、またはその同等物を使用して、第1
図に示す担体球(1)を製造する。球の各々は約3cmの直径を有する。
約7gの前述のクリーニング組成物を浸漬または球上へスプレーし、必要に応
じてローラーまたは1対のニップローラーで絞ることによって、すなわち、「浸
漬−絞り」または「スプレー絞り」により、クリーニング組成物を球の各々に均
一に適用する。球の外表面は湿っているが、触れたとき粘着性ではない。
上記方法において製造したドライクリーニング球は、下記の実施例IIに開示
する方法で使用する状態にあり、実施例IIIに開示する方法でパッケージされ
る。
実施例II
下記において本発明における典型的な方法をより詳細に例示するが、これは限
定を意図するものではない。
第2図に示すように、VelcroR型ファスナーのパッチを有する柔軟性プ
ラスチックの平らなシート(2)を密閉手段(3)として準備する。シートを折
り畳み、境界(4)に沿って結合することによって、バッグを形成する。第3図
に示すように、密閉手段(3)を有するクロージャーフラップ(5)は、密閉手
段(3)を接触表面(6)上に押し付けることによって、バッグの閉鎖および密
閉を可能とする。典型的なモードにおいて、3〜10個、好ましくは5〜10個
の実施例Iに記載する型のドライクリーニング球(1)を、第3図に示すように
、約25,000cm3の体積を有するプラスチックバッグの中に入れる。次い
で、クリーニングすべき約2kgまでの乾燥被服をバッグの中に入れる。被服お
よびドライクリーニング球がバッグの中に入れられたとき、閉鎖および密閉の前
に、空気を好ましくはバッグから絞り出さない。これはバッグを膨らませ、これ
により布地およびクリーニング球が一緒に自由にタンブリングするために十分な
空間を提供する。次いでバッグを閉じ、密閉し、慣用の熱空気布乾燥器の中に入
れる。乾燥器を始動させ、バッグを約50℃〜約85℃の範囲の乾燥器空気温度
に20〜30分間タンブリングさせる。この時間の間に、ドライクリーニング球
は自由に動き、これにより布地との有効な接触を提供する。機械サイクルが完結
したとき、バッグおよびその内容物を乾燥器から取り出し、使用済みドライクリ
ーニング球を廃棄する。プラスチックバッグ再使用のために保持する。布地はク
リーニングされ、更新される。クリーニング組成物の中に存在する水は布地中の
しわを最小にする働きをする。
別のモードにおいて、クリーニングされる布地のひどく汚れた区域上に本発明
による新鮮なドライクリーニング球をプレスまたはこすることによって、前記区
域を必要に応じて前もって処理することができる。次いで、いくつかの球および
前処理された布地を容器の中に入れ、ドライクリーニング法を本明細書において
記載する方法において実施する。
実施例III
下記において本発明における典型的なドライクリーニングキットをより詳細に
例示するが、これは限定を意図するものではない。
ドライクリーニングキットをアセンブリングして、本明細書において記載しか
つ図面に描写した型の多数(典型的には、10〜6)の1回使用のドライクリー
ニング球を、密閉可能な、再使用可能な、プラスチックの容器のバッグと一緒に
、
小売りに適当な慣用の厚紙ボックスからなるパッケージの中に包装する。
本発明を記載し、例示したが、本発明の実施において配合し、使用できる、種
々のクリーニング組成物を下記においてさらに例示する。
実施例IV
成分 処方範囲(重量%)
BPP* 5〜25
1,2−オクタンジオール 0.1〜7
MgAE1S 0.01〜0.8
MgAE6.5S 0.01〜0.8
C12ジメチルアミンオキシド 0.01〜0.8
PEMULEN** 0.05〜0.20
香料 0.01〜1.5
水 残部
pH範囲 約6〜約8
*本発明において使用できる他の溶剤は下記のものを包含する:種々のグリコー
ルエーテル、例えば、カルビトール(Carbitol)、メチルカルビトール
、ブチルカルビトール、プロピルカルビトール、およびヘキシルセロソルブ(C
ellosolve)のような商品名で市販されている物質、および特にメトキ
シプロポキシプロパノール(MPP)、エトキシプロポキシプロパノール(EP
P)、プロポキシプロポキシプロパノール(PPP)、および、それぞれ、MP
P、EPP、およびPPPのすべての異性体、およびそれらの混合物、およびそ
の他、およびそれらの混合物。事実、多少好ましいが、それぞれ、MPP、EP
P、およびPPPを前述のクリーニング組成物においてBPP溶剤の代わりに使
用することができる。これらの溶剤のレベル、および1,2−オクタンジオール
とのそれらの比は好ましいBPP溶剤の場合と同一である。所望ならば、家庭に
おける
使用のための安全性および臭いを十分に考慮して、種々の慣用の塩素化および炭
化水素のドライクリーニング溶剤を使用することもできる。これらには、1,2
−ジクロロエタン、トリクロロエチレン、イソパラフィン、およびそれらの混合
物が包含される。
**米国特許第4,758,641号および米国特許第5,004,557号明
細書に開示されているように、このようなポリアクリレートは種々の程度に架橋
されていてもよいホモポリマー、ならびに非架橋ホモポリマーを包含する。
約100,000〜約10,000,000、好ましくは200,000〜5,
000,000の範囲の分子量を有するホモポリマーは本発明において好ましい
。
クリーニングされる布地の1kgの当たり約5g〜約50gのクリーニング組
成物を提供するように、前述の非浸漬方法および物品のいずれを使用しても、き
わめてすぐれたクリーニング性能が保証される。
実施例V
前述したように、布帛からの染料の「ブリード」または除去を引き起こす傾向
が減少した乾燥クリーニング組成物は、下記の通りである。
*シェル:C12−C13アルコール、平均6.5のEOでエトキシル化された。
15〜25gの前述の型の組成物を本明細書において開示する方法において使
用する5〜10個の担体球上に配置する。球形の製造に使用される好ましい担体
は、結合剤不含(または必要に応じて少ない結合剤)、ハイドロエンタグルド吸
収性材料、特にセルロース、レーヨン、ポリエステルおよび任意の2成分繊維の
ブレンドから配合された材料からなる。このような材料は、デキスター、ナン−
ウヴンス・ディビジョン、ザ・デキスター・コーポレーションからHYDRAS
PUNR、特に等級10244で入手可能である。このような材料の製造は本発
明の一部分を形成せず、既に文献に開示されている。参照、例えば、米国特許第
5,009,747号(Viazmensky et al.、1991年4月
23日)および米国特許第5,292,581号(Viazmensky et
al.、1994年3月8日)(引用することによって本明細書の一部とされる)
。本発明において使用するために好ましい材料は、下記の物理的性質を有する。
米国特許第5,009,747号および米国特許第5,292,281号明細
書に開示されているように、ハイドロエンタグリング法は、セルロース繊維、好
ましくは少なくとも約5重量%の合成繊維からなる不織材料を提供し、そして改
良された湿式強度および湿式靭性を達成するために2%より少ない強度剤を必要
とする。
驚くべきことには、ハイドロエンタグルド担体は本発明におけるクリーニング
組成物について単に受動的ではなく、実際にクリーニング性能を最適化する。理
論に拘束されるものではないが、この担体はクリーニング組成物を汚れた布地に
送出ときいっそう有効であると推測することができる。または、この特定の担体
は、繊維の混合物を有するために、汚れた布地との接触により汚れを除去するた
めによりすぐれるであろう。いかなる理由であっても、改良されたドライクリー
ニング性能は保証される。
前述の型の5〜10球は、前述したような寸法および密閉手段を有する柔軟性
容器のバッグの中に、ドライクリーニングすべき布地と一緒に入れられる。好ま
しいモードにおいて、容器のバッグは、ある乾燥器において発生することがある
ホットスポット(350°F〜400°F;177℃〜204℃)に対する抵抗
を提供するために、耐熱性フィルムから構築される。これはバッグの内部の自己
密閉性および外部の表面の変形を回避する。
好ましい態様において、0.0025mm〜0.0075mmの厚さのナイロ
ンフィルムを26インチ(66cm)×30インチ(76cm)のバッグに変換
する。バッグの製造は、慣用方法において、標準的インパルス加熱装置、空気ブ
ローウィング技術、およびその他を使用して達成することができる。別のモード
において、ナイロンシートを半分に折り畳み、2つのそのへりに沿って密閉する
。
熱安定性「ナイロンのみ」のバッグに加えて、また、ポリプロピレンのような
熱的にそれほど適当ではない内側コア取り囲む、同時押出されたナイロンおよび
/またはポリエステルまたはナイロンおよび/またはポリエステルの外側および
/または内側層を使用して。本発明における容器のバッグを製造することができ
る。別のモードにおいて、耐熱性材料、例えば、ナイロンまたはポリエチレンテ
レフタレートからなる不織外側「シェル」、および蒸気バリヤーを提供するポリ
マーの内側シートを使用して、バッグを構築する。不織外側シェルはバッグを溶
融から保護し、改良された触知性の印象をユーザーを提供する。構成が何であっ
ても、目的は、少なくとも約400〜500°F(204〜260℃)までの温
度における熱的ストレスの条件下に、バッグの完全性を保護することである。ナ
イロンVELCROR型、ZIP−LOKR型および/またはジッパー型クロージ
ャーを使用して、使用において、バッグを密閉することができる。
好ましくはC8−C18エトキシル化(EO1〜15)アルコールまたは対応す
るエトキシル化アルキルフェノールである、本発明におけるクリーニング組成物
および物品において使用される任意の非イオン界面活性剤の外に、組成物はクリ
ーニング性能をさらに増強するために酵素を含有することができる。リパーゼ、
アミラーゼおよびプロテアーゼ酵素、またはそれらの混合物を使用することがで
きる。使用する場合、このような酵素は組成物の典型的には約0.001〜約5
重量%、好ましくは約0.01〜約1重量%を構成するであろう。商用洗浄性酵
素、例えば、リポラーゼ(LIPOLASE)、エスペラーゼ(ESPERAS
E)、アルカラーゼ(ALCALASE)、サビナーゼ(SAVINASE)お
よびターマミル(TERMAMYL)(すべてのNOVOから)およびマクサタ
ーゼ(MAXATASE)およびラピダーゼ(RAPIDASE)(Inter
national Bio−Synthesis,Inc.から)を使用するこ
とができる。
静電防止効果を望む場合、本発明において使用する組成物は静電防止剤を含有
することができる。使用する場合、このような静電防止剤は組成物の典型的には
少なくとも約0.5重量%、好ましくは約2〜約8重量%を構成するであろう。
好ましい静電防止剤は、ベルサフレックス(VERSAFLEX)157、20
7、1001、2004および7000(National Starch a
nd Chemical Companyから)として入手可能なスルホン化ポ
リマーの系列を包含する。
本発明における組成物は必要に応じて慣用の保存剤、例えば、カソン(KAT
HONR)を0.001〜1重量%のレベルにおいてを使用して貯蔵のために安
定化することができる。
本発明における組成物をスポットクリーニングモードにおいて使用する場合、
ループ化繊維、例えば、アプリックス(APLIX)200または960アンカ
ット・ループ(Uncut Loop)(Aplix,Inc.、ノースカロラ
イナ州カーロッテから)として入手可能なループ化繊維からなるアプリケーター
パッドを使用して、本発明における組成物を好ましくは布地上にスポット化区域
においてプレスする(こすらない)。ループ化繊維のパッドの下に横たわる吸収
性シートを、この操作モードにおいて、必要に応じて布地の下に配置することが
できる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),BR,CA,CN,C
Z,HU,JP,KR,MX
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. それらとの接触により布地に対して除去可能なクリーニング組成物を担 持する実質的に球形または多面体の圧縮可能な基材からなることを特徴とする、 布地クリーニング物品。 2. 前記基材が球形であり、そして1cm〜5cmの範囲の直径を有する、 請求項1に記載の物品。 3. 前記基材が多面体であり、そして20:1未満のアスペクト比を有する 、請求項1に記載の物品。 4. 前記クリーニング組成物が、有機溶剤、ポリアクリレート乳化剤、水、 任意の1,2−オクタンジオールおよび任意の界面活性剤を含んでなる、請求項 1に記載の物品。 5. 前記有機溶剤が、メトキシ−、エトキシ−、プロポキシ−、およびブト キシ−プロポキシプロパノール、およびそれらの混合物から成る群より選択され るものからなる、請求項4に記載の物品。 6. 前記クリーニング組成物中に1,2−オクタンジオールが含まれてなる 、請求項5に記載の物品。 7. 布地を1またはそれ以上の請求項1に記載のクリーニング物品と一緒に 容器の中に入れ、前記容器を閉じ、そして前記布地を前記クリーニング物品と一 緒にタンブリングすることからなる、タンブリング装置において布地をクリーニ ングする方法。 8. 熱空気衣服乾燥器において実施する、請求項6に記載の方法。 9. 下記の成分: (a) 請求項1に記載の多数の物品; (b) 熱空気衣服乾燥器において使用するために適当な再使用可能な容器; および (c) 前記成分(a)および(b)を含有する外側パッケージ; を含んでなる、キット形態の乾燥クリーニング組成物。
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