JP2007502946A5

JP2007502946A5 -

Info

Publication number: JP2007502946A5
Application number: JP2006523535A
Authority: JP
Filing date: 2004-06-21
Publication date: 2007-05-24

Claims

カウンタトラックジョイントの形の等速ジョイントであって、以下の特徴、即ち、
ジョイント外側部分（１２）が設けられており、該ジョイント外側部分は、第１長手方向軸線（Ｌ_A）と、軸方向で互いに向かい合って位置する接続側と開放側とを有していて、第１外側ボールトラック（２２）と第２外側ボールトラック（２４）とを有しており、
ジョイント内側部分（１３）が設けられており、該ジョイント内側部分は、第２長手方向軸線（Ｌ₁）と、ジョイント外側部分（１２）の開放側に面した軸（１７）のための接続手段と、第１内側ボールトラック（２３）と第２内側ボールトラック（２５）とを有しており、
第１外側ボールトラック（２２）と第１内側ボールトラック（２３）とが一緒に、第１ボール（１４）を収容する第１トラック対偶（２２，２３）を形成しており、
第２外側ボールトラック（２４）と第２内側ボールトラック（２５）とが一緒に、第２ボール（１５）を収容する第２トラック対偶（２４，２５）を形成しており、
ボールケージ（２８）が、ジョイント外側部分（１２）とジョイント内側部分（１３）との間に装着されており、それぞれ１つの第１ボール（１４）を収容するための周方向で分配配置された複数の第１ケージ窓（１８）と、それぞれ１つの第２ボール（１５）を収容するための周方向で分配配置された複数の第２ケージ窓（１９）とを有しており、
第１トラック対偶（２２，２３）は、ジョイントが伸びた状態で開放側から接続側に向かって拡大していて、第２トラック対偶（２４，２５）は、ジョイントが伸びた状態で接続側から開放側に向かって拡大しており、
第１トラック対偶（２２，２３）における第１ボール（１４）のための第１ケージ窓（１８）の周方向の長さ（Ｌ₁）が、第２トラック対偶（２４，２５）における第２ボール（１５）のための第２ケージ窓（１９）の周方向長さ（Ｌ₂）よりも大きい、
の特徴を有していることを特徴とする、カウンタトラックジョイントの形の等速ジョイント。
請求項１記載のジョイントを組み付けるための方法であって、
まず第１ボール（１４）を、第１ケージ窓（１８）から、ジョイントが第１の角度α₁だけ過剰屈曲した状態で次々に装着し、次いで第２ボール（１５）を第２ケージ窓（１９）から、ジョイントがより小さな角度α₂だけ過剰屈曲した状態で次々に装着する、請求項１記載のジョイントを組み付けるための方法。