JP2007502691A - 適応性がある多ヘッドの強力縫い機 - Google Patents

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Abstract

自動ボビン装着機は、ボビン収容部(20)を有した縫い面の下方に取り付けられたフックアセンブリ(14)を含んでいる。フックアセンブリは駆動軸(22)によって駆動され、動作のための第1位置から装着のための第2位置へ移動できる。ボビン装着機はボビン芯など残っているものを除去する吸引チューブ(42)を含んでいる。ボビン装着機は、フックアセンブリがその動作位置に戻る前に、ボビン装着アセンブリ(46)から替えのボビンをボビン収容部に装填する。加えて、厚みのある材料を貫いて縫うために、針は針キャリッジ(60)によって保持される。針キャリッジは縫われつつある材料に合わせて移動し、それにより、材料が縫われる間針をほぼ垂直に維持することができる。

Description

本発明は、ミシンもしくは縫い機に関し、特に、針で移動する上糸と下糸とを用いて二重縫いあるいはその他の工業用縫いを行うミシンもしくは縫い機に関するものである。
ミシンは、縫い合わされる材料の層を貫いて挿入される針によって移動する上糸を用いるものとして長い間知られている。フックシャトル機構は、針の端における糸の輪に係合し、また、ボビンの周りに糸の輪を作り、これによって、材料が次の縫いに進められるとき針が材料を通って引き抜かれて戻る前に二重縫いを形成することができる。このようなミシンは、何年にもわたって電子制御とともに改善され、それによって様々な種類の自動縫いが可能となっている。しかしながら、これら公知の種類のミシンの問題点は、いくつかの要因によって限られた厚みの生地ないし材料しか貫通できないことである。それらの要因には、針が、その挿入される間に縫われつつある材料とともに移動するために針が材料を出入りするときに傾くと言う事実がある。また、ボビンは、二重縫いを形成するため上糸によって取り巻かれる必要がある。このため、そのような自動化された作業のための機械の収容容積は、下糸が排出されるときにボビンを定期的に元に戻す必要性から限られたものとなることである。
下糸の残り量の検知に関するいくつかの発明があり、それらによってオペレータは糸切れの前にボビンを交換する時期を知ることができる。しかしながら、これは、ボビンを交換し縫いを再び開始するのに必要な中断時間に対処したものではない。また、多くの場合ボビンに近づくための、上糸や下糸を除くための処理や縫われつつある材料を取り除くのに必要なことが、所要のボビンの交換に起因した生産性の損失についてのさらなる阻害要因となることが明らかにされている。
ストラップ材料、例えば、20000ポンドの補給品や装備を辺鄙な地域に落とすため用いられ、および/または軍用のため用いられるようなストラップを縫い合わせるような用途では、高強度のストラップ材料の多くの層を貫いて縫うことができる要請は公知の装置にはなく、あるのは多層領域でより少ない材料を貫いて縫うような対処である。
荒い地の織物のストラップの表面における材料の非透過層を縫うような他の用途では、公知のミシンはこの目的を達成することができない。これは、ある程度、高さの容量が制限されていることや、針が貫通しさらには一様な二重縫いを行うことができる厚みの材料に対処できないことに起因している。加えて、防水シートや大きな覆いを縫うような用途の中には、平行な縫い目が必要なものがあり、それらの縫い目は数インチの間隔で、および/またはそれらの縫い目が強度のために多数の列になっていることが必要なものである。現在、これらの点は、ミシンを通る多くの経路によってなす必要があり、これは、縫われる材料の長さやボビンに巻かれる下糸の量によっては、多大な時間を必要とし、また、面倒なことにもなる。
以上の多くの問題に対処する適応性を持ったミシンを製造すること、また、1つまたはいくつかの縫い目で多層の材料を縫い合わせることを可能とすることは望ましいことである。また、縫い目の中途でボビンを取り替えなければならないという長い間知られている問題を解決することはきわめて有益なことでもある。
簡潔には、本発明は、上述した従来のミシンに関する懸案事項に対処する強力なミシンを提供し、また、それが最大で約4インチまたはそれ以上の厚みで材料の多くの層を縫うことを可能とするものである。
本発明の1つの実施態様では、自動ボビン装着機を有したミシンが提供される。自動ボビン装着機は、ボビン収容部を有した縫い面の下方に取り付けられたフックアセンブリを具える。このフックアセンブリは駆動軸によって駆動され、動作のための第1位置から装着のための第2位置へ、好ましくは治悪回転によって移動できる。ボビン装着機は第2の位置におけるフックアセンブリに隣接して取り付けられる。ボビン装着機は、ボビン芯やほつれた糸など残っているものを除去する吸引チューブを含んでいる。この吸引が行われることによりほとんど使い果たされて残っているボビンの芯が引き出される。ボビン装着機は、ボビン装着アセンブリから替えのボビンをボビン収容部に装填する。ボビン装着機は、好ましくはフックアセンブリから離れるように動き、フックアセンブリが動作のための第1位置に戻る。
好ましい実施形態では、フックアセンブリはフック駆動軸の回りに回転でき、それによって、フックアセンブリが駆動系統に係合しまた係合を解除する必要がなくなり、時間調整が不要とすることもできる。
好ましくは、ボビン装着機はフックアセンブリに向かって、また、フックアセンブリから離れるように移動でき、これにより、ボビンを装着でき、また、フックアセンブリが移動する間にそれとの間に隙間を設けることができる。
好ましい実施形態では、フックアセンブリはセンサを含み、それによってボビンがほとんど使い果たされたことを検出することができる。また、好ましくは、材料をミシンを通して駆動するためのドッグが複数の歯付きローラとして設けられ、このローラは、フックアセンブリがその動作ための第1位置からボビン装着のための第2位置へ移動するときに駆動ホイールと係合し、また、その係合を解除するものである。
好ましい実施形態では、ボビン装着機は供給棒にボビンの補給物を含んでいる。フックアセンブリのボビン収容部に1つのボビンを装填するため、供給捧のボビンは最後のボビンが供給捧の端からスライドして抜け出てボビン収容部に入るように前方に押し出される。好ましくは、制御アームによってただ1つのボビンが供給捧から離れてボビン収容部に入る。
好ましい実施形態では、ボビン装着機は少なくとも2つの軸線で移動できるように取り付けられ、これにより、フックアセンブリが装着のための第2位置にあるときにそのフックアセンブリに向かって、また、これから離れるように動くことができる。好ましい実施形態では、吸引チューブがベンチュリを伴って形成され、また、ボビン装着機において軸回転可能に取り付けられる。
好ましくは、ボビン押し下げアームが、フックアセンブリとは別に取り付けられ、ミシンの動作に合わせて、ボビンから上方へ上げられて上糸の輪を当該アームの下側を通すように上および下へ駆動される。また、センサが上記アームに取り付けられ、このセンサは、ボビンがほとんど使い果たされたときを検出し、コントローラに知らせてボビンの取替え動作を引き起こす。
好ましい実施形態では、上記押し下げアームがボビン収容器におけるボビンがほとんど使い果たされたことを検出したとき、下糸切断機が下糸と係合し、その下糸を切断する。また、好ましくは、上糸切断機が上糸と係合し、その上糸を切断してボビン取替え動作の間にさらに糸を引っ張ることを防止する。フックアセンブリは、その後動作のための第1位置から装着のための第2位置まで回転する。その第2位置では、最初のボビンが吸引チューブによって取り除かれ、新しいボビンが装填されている。
好ましい実施形態では、フックアセンブリは上記駆動軸に沿ってスライドでき、複数の位置のいずれにも位置することができ、これにより、以下で詳細に説明するように、ミシンのスロート幅を調節でき、および/または多数の縫いヘッドをそれぞれの間の距離を変えて配置することができる。
本発明の他の態様では、1つまたはそれ以上の複数の縫いヘッドをミシンに取り付けられて、所望の間隔に調整でき、複数の縫いを同時に実施できる。
1つの好ましい実施形態では、フックアセンブリは上記第1位置から上記第2位置へ回転駆動によって回転させられる。
本発明の他の態様では、ボビン保持捧に配されたさらなるボビンは、空気圧による噴流を利用してフックアセンブリの前記ボビン収容部内に入れられる。
本発明の他の態様では、ボビン装着機は、1つまたはそれ以上の新しいボビンを当該ミシンが動作し続ける間に装着できる補給位置に移動できる。好ましくは、ボビン保持供給捧が、複数の新しいボビンを同時に装着できるような補給位置のオペレータまたは自動補給装置に向かって回転できる。
本発明の他の態様では、ミシンが複数の層の厚い材料、でその厚みが、2インチ、3インチ、また、4インチあるいはそれ以上でもあり、これらの層は一様な二重縫いを用いて一緒に縫われる材料を貫いて縫うことを可能にするため、上記針キャリッジが、縫われつつある材料の前記ミシンを通る移動に合わせて、水平方向にスライドして移動できるように取り付けられる。これにより、針が上方および下方に動き、上記針キャリッジ全体が縫われる材料の動きに合わせて水平方向で前後に動く間に縫うことができる。この際、上記針は、当該針が縫い動作の間ほぼ平行で垂直な配置を維持されて当該針の傾きが除かれるように挿入される。これによって、一緒に縫い合わされる厚くおよび/または堅い材料において針折れを生じさせるような針の傾きを排除することができる。また、針の傾き動作を結合するような動きがないので、複数の厚みの材料を高速で縫うことができる。
好ましくは、針キャリッジは、少なくとも2つの水平なガイド捧上をスライドして移動し、また、縫われる材料内への針の動きに合わせて駆動され、縫われる材料をミシンを通して引っ張る供給ローラに合わせて水平方向に動かされる。
好ましい実施形態では、ミシンの多数の上側ヘッドがミシンのフレームおよび駆動軸上をスライドして移動でき、それによって平行縫いのための複数の針の間の距離を所望の間隔に調整することができる。
好ましくは、上糸用の糸引きおよび糸切り装置が設けられ、この糸引きおよび糸切り装置が、アクチュエータによって駆動されて上糸に余分なたるみを生成する第1フックと、針からアクチュエータ駆動の切断装置に糸を引っ張る第2アクチュエータとを含み、上記切断装置は針を通る糸の尾が未だ残っている間に当該糸を切断し、再び針に糸を通すことなく縫い動作を再開する。
本発明の特徴および要素は好適な実施形態において特定の組合せで説明されるが、それぞれの特徴ないし要素は、(好適実施形態における他の特徴や要素を伴わない)それ自身で、または本発明の他の特徴や要素を伴うかまたは伴わない様々な組み合わせで用いることができるものである。
前述の概要は、以下の本発明の好適実施形態の詳細な説明と同じく、添付の図面と併せて読まれるときによりよく理解できる。本発明を説明する目的で、図面には現在のところ好適である実施形態が示されている。しかし、本発明は図に示されるそのままの構成には限られない。
以下の説明では、特定の用語は説明の便宜のためにのみ用いられるものであり、限定するものではない。「下の」、「上の」、「右の」および「左の」と言う用語は、参照されている図面内の方向を指している。また、特にことわらない限り、参照される項目の用語は1つまたはそれ以上を含むものとして定義されるものである。
図1−9には、本発明による、ボビンを自動装着するミシン10が示されている。ミシン10は、好ましくはフレーム11(図12および13により詳細に示される。)を含み、このフレームは、上側の針保持ヘッド12と、ボビン16を移動させる下側のフックアセンブリ14とを、それぞれの上側針ヘッド12/下側フックアセンブリ14の組み合わせごとに有している。図1に示すように、フックアセンブリ14は、好ましくはボビン収容部20の周りを回転する回転フック18を含む。フック18は駆動軸22と一対のかさ歯車24、25によって駆動される。材料供給歯車26の形態の駆動ドッグは針開口に隣接して配置され、図7に示すように分離駆動歯車27によって駆動される。遊び歯車28が歯車26の間に配されることにより、これらの歯車は総て同じ方向に駆動される。ボビン保持/センサアーム30は、ボビン16の位置を保ち、また、駆動軸22上のカム31によってローラ従動部32を経由して駆動される。ここでローラ従動部はフック18の動きにあわせてアーム支持捧33を上下させ、上糸の輪がボビン16を取り囲むようにすることができる。センサ34は図8に示すようにアームの端に取り付けられ、これにより、ボビン16の下糸がほとんど無くなったことを示す、アーム30が下方に沈むときを検知することができる。アクチュエータ歯車36は、フックアセンブリ14に連結し、好ましくは歯付きベルト37によって駆動される。これにより、ボビン装着/センサアーム30が下糸がほとんど使い尽くされたことを示した後、フックアセンブリ14をボビン装着位置に移動させることができる。
90度回転する移動が好ましいが、フックアセンブリ14がボビン装着位置を垂直におよび/または水平に横切るのに利用される構成は他の構成であってもよい。
図2に示されるように、上糸および下糸が自動切断機構によって切断された後、以下で述べるように、フックアセンブリ14全体が、このアセンブリ14に取り付けられたアクチュエータ歯車36を駆動する歯付きベルト37によって下方に回転させられる。この回転は好ましくは駆動軸22の回りに行われるものである。材料供給歯車26は駆動歯車27(図7参照)から離れる。フックアセンブリ14が図2の位置まで回転すると、図3−6に示す自動ボビン装着機40を利用して新しいボビン16がボビン収容部20に挿入される。図3に示すように、自動ボビン装着機40は、概略ボビン収容部20から離れる方向を向いたエアージェット43を有した吸引チューブ42を含む。ボビン装着機40は好ましくはXおよびY方向に移動できるように装着されている。好適な実施形態では、ボビン装着機40はZ方向にも移動できる。これにより、ボビン装着機40はフックアセンブリ14の邪魔にならないように移動でき、これによって、フックアセンブリが概略図3に示される第1の位置に動く前に所定の位置に回転することが可能となる。この第1の位置では、吸引チューブ42はボビン収容部20に隣接している。エアージェット43を介してエアーが噴出すと、ベンチュリ効果を生じてボビン収容部20に残っている下糸あるいは静止したスプールのどれも外へ吸引して離れたところに持って行き捨てるようにすることができる。好ましくは、吸引チューブ42はアクチュエータ45によって作動する回転アーム44上に装着され、これにより、吸引チューブ42がボビン収容部20から離れるようにわずかに軸回転されて、ボビン装着機40が次の移動でX方向にのみ横断してボビン装着捧46が、図4に示すように、ほぼボビン収容部20に整列するようにすることができる。
ボビン装着捧46は好ましくは、複数のボビン16が容易にスライドできる捧を具える。これによって、例えば、チューブに入れられて積み重なったボビンを供給し、次にそれら積み重ねられたボビンが抜け出て捧46上にスライドして掛かるようにすることができる。好適な実施形態では、ボビン16は装着捧46上に置かれ、その上を自由にスライドする。ボビンをより容易に装着するには、その詳細は後述されるようにボビン装着機自身が再装着位置に移動でき、あるいは捧46が軸回転可能に装着されて捧が装着位置に容易に近づくことができることである。
アーム48を具えたアクチュエータ47(図11にその詳細が示される)はボビン装着捧46の端に隣接して配され、これにより、ボビン16が何かの事情で装着棒の端から抜けるのを防いでいる。ボビン装着捧46がボビン収容器20に隣に位置すると、図5に示すように、ノズル50を介して装着捧46上のカップ状のドライバ52にエアーが供給され、これによりドライバはボビン16を前方に押す。そして、アクチュエータ47がアーム48を移動させて1つのボビン16をボビン収容部20内に装填するようにする。その後アクチュエータ47は、アーム48を、他のボビン16が装着捧46から抜けるのを防ぐ位置に再び固定する。自動ボビン装着機40は、その後図6に示すようにボビン収容部20から離れ、ボビン16がボビン収容部20内に残るようにする。
なお、本発明の実施形態では、ボビン16の糸の後尾17は結ばれずに解かれた状態である必要があり、実際には、後尾が数インチぶら下がった状態で何の問題もなくボビン16がボビン装着捧46に装着されていることが見受けられる。ボビン装着機40をX、YおよびZ方向に動かすための機構は、好ましくはエアシリンダアクチュエータと適切な直線状のガイドであるが、適したものであればどのような機構をも用いることができる。また、ボビン装着機40のプログラムされた工程の特定の経路によっては、軸回転アームを省くことができる。しかしながら、装着機が内側に傾いて吸引チューブ42をボビン収容部20に近接配置することは、使い切ったボビンのどのような残存部分をも完全に吸い出すことを確実にする上で特に有効であることが分っている。
図7には、フックアセンブリ14を動作位置で保持する前部支持捧54が示されている。支持捧54は内側および外側に移動させることができ、また、好ましくはフックアセンブリ14のスロット56に係合してしっかりとした支持し、針13が縫われる材料の中を通過するときに針によって生じる圧力に耐えるようにできる。好ましくは、フックアセンブリ14の後部もまたミシン10のフレーム11における固定された支持部材58と接して、付加的に支持や圧力に耐える機能を果たす。
図8は動作のための第1位置のフックアセンブリ14および待機位置のボビン装着機40の詳細な図を示している。供給ローラ91および93が、フック14の後部の位置に示されており、これらのローラによって材料を押さえ95まで引張り、さらに押さえを通るようにする。この押さえは上記の材料を駆動歯車26に押し付ける位置まで下げされるものである。好ましくは、押さえ95は空気圧で上昇および下降し、また、好ましくはローラを有している。歯付きベルトを駆動するのに用いられる軸回転アクチュエータ軸38が明瞭に示されている。これは本実施形態における作動の回転手段であるが、軸回転連結を備えた真っ直ぐなリニアアクチュエータを必要に応じて用いることもできる。アーム33の制限留め具33Aも明瞭に示されている。この止め具33Aは好ましくは調節可能であり、それによってアーム33が進み過ぎないようにすることができる。特に、フックアセンブリ14が図9に示されるボビン装着位置に向けて下方に回転するとき、アーム33が進み過ぎないようにする。センサ34の取り付け具34Aも明瞭に示されている。自動ボビン装着機40もまたより詳細に示されている。
図9を参照すると、ボビン収容部20に自動ボビン装着機40によって新しいボビン16が装填される位置まで回転したフックアセンブリ14の詳細が示されている。アーム33から延びるボビン保持/センサアーム30は、その位置が止め具33Aによって維持され、フックアセンブリ14に伴って下方に回転することはない。アーム33が軸回転する軸39もまた明瞭に示されている。駆動歯車27はそれに関連した歯付きベルトやプーリとともに、供給歯車26から離れた状態で示されている。
ミシン10の自動ボビン装着機40の実施形態を説明してきたが、フックアセンブリ14の移動を実施する実施形態の重要な特徴は、フックアセンブリ14を駆動軸22に関して軸回転できるようにすることである。この構成によって、フック駆動部を離すあるいは再び接続することによって生じるタイミングの問題がないことが保証される。また、この構成によって、フックアセンブリ14上のボビン収容部20が下方に回転してボビン16の自動交換のためにより容易なアクセスが可能となる。フックアセンブリ14は、また、中央ピンに関するラッチ、これはたいていのフックアセンブリに共通のものであるが、このラッチを含まず、また、中央ピンは必要に応じて省くことができる。本件の場合、フックアセンブリ14は、日本のセイコーが販売している標準的なフックを中央ピンのラッチを取り除くことによる変更によって作成されたものである。中央ピンは、また、取り除いてボビンかごないし収容部の底の小さな芯だしボールに置き換えることもできる。ボビンはその位置がフックアセンブリ14が動作のための第1位置にある通常の縫い動作の間アーム30によって保持されるので、ラッチを必要としない。
図8を再び参照すると、下糸(ボビンの糸)16をカッター59内に引き込むアクチュエータ57が示されている。下糸を引っ掛けカッターへと引っ張る端部を有した捧61のフック端が点線で示されている。また、カッターアクチュエータ63は下糸を切断するために作動する。カッター59とアクチュエータ57および63は、好ましくは回転可能なフックアセンブリ14に装着され、それによって、下糸の切断が近接して行われることと、下糸を捕まえてカッター59に引き込む捧61の配置との両方を維持することができる。
図10および11は、本発明の他の態様を示し、これらには、2つの針/2つのフックのミシンにおける2つのボビン装着アセンブリ40、40´が示されている。ボビン装着アセンブリ40は上述したものと同じである。また、2番目のボビン装着アセンブリ40´はアセンブリ40の鏡像となるものであり、これによってボビン装着アセンブリ40、40´の位置を相互により近づけることができる。2つのボビンアセンブリ40、40´が示されているが、備えられる針/フック構成の数に応じて、より多くのあるいはより少ないボビン装着アセンブリ40、40´を用いることができる。
ボビン装着アセンブリ40、40´は軸廻りに回転できるフレーム部材110に取り付けられる。フレーム部材110は、図11に明瞭に示されるように、それぞれの端部にベアリングブロック112を有し、また、アクチュエータ114によって90度回転される。この回転によって、ボビン装着捧46、46´を、新しいボビンを補給するためのほぼ垂直な位置まで動かすようにする。この動作はミシンが動作している間に行うことができ、それによって中断時間を最小限にすることができる。
好適な実施形態では、アクチュエータ114はリニアアクチュエータであり、ベルト116に連結している。ベルト116はブロック112から出ている軸に連結したプーリ118を回転させ、上記ブロックは移動可能なフレーム部材110に連結している。この構成が好ましいが、回転アクチュエータを含み他のアクチュエータ構成を必要に応じて用いることができ、また、特有の構成に応じて回転量も約75度から約135度まで変化させることができる。好ましくは、ボビン装着アセンブリのアクチュエータは総て空気圧で動くものであり、空気圧の経路(不図示)は充分に余分な遊びがあり、それによって再装着に必要な回転が可能となる。
さらに図11を参照すると、ボビン装着アセンブリ40、40´のZ方向アクチュエータ128、128´が示されている。また、X方向アクチュエータ129、129´も示されている。アーム48、48´の下でぎっしり詰まったアクチュエータ47、47´についても詳細が示されており、これらのアクチュエータは前述したように、新しいボビンが1つだけ装着されるように作動するものである。カップ状のドライバ52、52´を備えたボビン装着捧46、46´が明瞭に示されている。
好ましい実施形態では、回転可能なフレーム部材110は、その全体がボビン装着アセンブリ40、40´を伴ってY方向において上昇および下降できるように装着される。ベアリングブロック112がアクチュエータ130に連結され、このアクチュエータがフレーム部材110を上および下に動かしてボビン装着アセンブリの高さを調節する。好ましくは、アクチュエータ130は、フレーム部材110を旋回させてボビン装着アセンブリ40、40´を図11に示す補給位置まで回転させる前に下げるようにする。
図12−14には、好適実施形態において、ミシン10は2つの針保持ヘッド12、12´を具える。2つのヘッド12、12´が示されるが、当業者であれば1、2、3あるいはそれ以上のヘッドを用い得ることを理解でき、また、ヘッド12、12´はフックアセンブリ14、14´とともにミシン10のフレーム11に沿ってスライドでき隣り合う相互に鏡像のヘッド12、12´の間隔を必要に応じておよそ3インチあるいはそれ以下までに、付加的な手段を何も用いないで実現できることを理解できる。ボビン装着アセンブリ40,40´は同様に位置することができる。
好ましくは、ヘッド12、12´とフックアセンブリ14、14´それぞれの駆動軸66、22はそれぞれの軸に沿って延びる平らな面を有し、また、駆動のためのプーリ、歯車および/またはスプロケットは軸66、22それぞれに沿って所望の位置へスライドすることができる。
図15を参照すると、針13が針移動軸62に装着され、この軸は針キャリッジ60内を上および下へスライドする。駆動アーム64は、針軸62に連結し、また、駆動軸66によるタイミングベルト駆動部によって駆動される。糸進め機68の他の動きは、釣合い力とレバーのシステムによって当業者であればわかる方法で行われる。
針キャリッジ60は、また、少なくとも2つの平行な軸70上を、縫われつつある材料の移動する方向に水平にスライドできるように装着されている。好適な実施形態では、図15に示されるように、4つの平行な軸70が設けられ、これら軸は針キャリッジ60内のブッシュを通って延在するものである。駆動軸74に連結した別個の駆動アーム72はリンク構成76を介して針キャリッジ60に連結し、これにより、針キャリッジ60を縫われつつある材料と同じ速度で矢印82で示される材料送りの方向に動かすことができる。このとき、針13はそれが縫われる材料を貫いた状態の下降位置にある。針キャリッジ60は、針13が上昇位置で縫われる材料に係合していないときに動き出し位置に戻される。以上の構成により、針13は、どのような傾く動きをも伴わずに材料に入りまたそこから抜け出す、上昇および下降の移動経路を維持することが確実になる。以上の構成によれば、厚い材料、例えば、12層またはそれ以上の層で厚みが11/2インチ以上のナイロンストラップを容易に縫い合わせることが可能となり、また、電話帳の2インチ以上の厚みのページを針13が折れることなく、また、ミシン10に損傷を与えることなく縫うことが可能になる。
本発明によれば、種々の材料を縫うのに市販の4インチ針を用いている。しかし、縫い合わせる材料の厚みに応じ、必要に応じて長い針を用いることができ、また、必要に応じて中間に調節可能な支持材を針の隣に用いることもできる。
特に好適な実施形態では、ミシン10は2つの異なる種類の材料を縫うのに用いられる。そのうち1つの材料は不織布であって、繊維をランダムに配列したメッシュ状の少なくとも厚みが0.5インチで好ましくは少なくとも40%の開き領域を有したものである。この布はポリマーの非浸透性層に縫い付けられてメッシュの領域が多孔性の複合材料を形成することができる。
図16‐18には、本発明によるヘッド12の他の好適な実施形態が詳細に示されている。図16において、針13は、“上”位置で示され、図17では中間位置で示され、また、図18では最大限“下”の位置で示されている。なお、これらの図において針キャリッジ60を動かすためのリンク装置76は、図示を明瞭化するため動いた状態で示されていない。しかし、本開示に基づけば、実際の縫い動作の間、針キャリッジ60は、図16において軸70の最右端にあり、図17では軸70上をわずかに左側に動き、さらに、図18では軸70の中間にあることは理解できることである。キャリッジ60は、針13が材料から上に抜け出るときに動き続ける。
図15に示す実施形態のヘッド12と図16−18に示される実施形態のヘッド12が異なる1つの点は、図16−18では軸70を2本だけ用いることである。これらの軸70は同じように機能して針キャリッジ60をスライドさせることができる。押さえ95を上昇および下降させるためのアクチュエータ96も示されている。
再び図12−14を参照すると、これらの図には上糸84、84´の自動糸切りシステム83、83´の詳細が示されている。自動糸切りシステム83、83´は上側の針保持ヘッド12、12´それぞれに設けられる。自動糸切りシステムは、第1アクチュエータ85、85´を具え、これらのアクチュエータによって切断の前に糸供給部(不図示)からの余分な糸を引っ掛けて引っ張る。そして、切断アクチュエータ86、86´が作動して糸をカッターアセンブリ87、87´内に引き込む。これらのアセンブリでは、糸は、はさみ型の切刃を固定の刃に対して閉じるアクチュエータ88、88´(図14に最も良く示される)によって切断される。以上の自動糸切りは、材料を取り除くときや、自動ボビン装着機40が使い切ったボビンを取り替えるのに用いられる際に糸を切るときに有益なものである。
図13には、ミシン10を通して材料を引くための材料駆動ホイール91、93(図15における上および下ホイール)が、上駆動ホイール91を上および下に移動させるアクチュエータ131とともに示されている。これらの材料駆動ホイール91、93は、駆動軸133および135上を前後にスライドし、これにより、これらホイールは針保持ヘッド12、12´とフックアセンブリ14、14´の位置に応じて適切な位置に位置することができる。
好適な実施形態にかかるミシン10の2つのヘッド12、12´、フックアセンブリ14、14´およびボビン装着機40、40´の駆動構成が図19−21に示されている。駆動軸の総てが図19の左端に示される電気モータ201によって駆動され、この駆動は、一連の駆動用のスプロケット、歯付きプーリ、カムおよび従動部と、ミシン10の被駆動部分に正確なタイミングの回転や往復運動をもたらすための往復構成とを介して行われる。モータ201は、図20に示されるように、プーリ204を介して歯付き駆動ベルト202を駆動する。遊び車206が駆動ベルト202に張力を与えるために取り付けられる。このベルトはフック駆動軸22に取り付けられたプーリ208に連結されている。第2のプーリ210がモータ201の軸に取り付けられ、第2の歯付き駆動ベルト212を駆動する。図19および図21に示されるように、第2の歯付き駆動ベルト212は針駆動のための駆動軸66上の駆動プーリ214に連結される。軸66上のプーリ216は、ベルト218を介して、手動駆動ハンドル222の軸上に取り付けられたプーリ220に連結される。好ましくは、速度センサ224が軸66の端に配置される。偏心駆動構成226がフック駆動軸22に連結され、下側供給ロール駆動軸133を連結ロッドおよび一方クラッチの構成を用いて駆動する。手動駆動ハンドル222に連結された、同様の偏心駆動部228が、連結ロッド230および一方クラッチを介して針キャリッジ駆動軸232に連結される。さらに、アーム234およびリンク装置236が軸232に連結され、上側供給ロール駆動軸135を一方クラッチ238を介して駆動する。好ましくは、逆動の構成240および242が、駆動ローラおよび軸232の駆動系統に設けられる。好ましくは、図8および9に示すように、軸38を回転させるのに個別のモータもしくはアクチュエータが設けられ、フックアセンブリ14、14´を動作のための第1位置からボビン装着のための第2位置まで回転するのに用いられるベルト37を駆動することができる。
好ましい駆動構成が図19−21に示されるが、当業者にはたいていは理解できるように、駆動の特定の態様が重要な意味を持つのではなく、正確なタイミングの動作がもたらされる限りその態様は変わりうるものである。
好ましい実施形態では、ミシン10のアクチュエータは空気圧の作用によるものである。しかし、当業者であれば、特定の用途に応じて、電気または液圧などの他の種類のアクチュエータを用いることもできる。
本発明のミシン10を用いることにより、ストラップ材料および/または4インチ以上の他の厚みのある材料の連続した強力縫いを効果的に行うことができ、その場合に、ボビンを使い切ったことを自動的に検出しその交換が行われるのでボビン16を手動で交換する必要がなくなる。多数のヘッド12が同時に動作するとき、それらのヘッドは、特定の用途に応じて互いに近づきまたは離れることができる。また、間隔が非常に近い2つの針を保持するキャリッジ構成を備えて2つの隣接する上ヘッド12、12´を結ぶことも可能である。フックアセンブリ14.14´は近づいて(1インチ以内)ともに移動するようにでき、これにより、きわめて近い間隔で、平行な強力縫いを行うことができる。そして、この強力縫いは、防水シートあるいは他の強力なストラップの用途に有効である。
ボビン16は自動的に交換されるので、この種のミシンは連続的に作動できる。従って、ボビン16を装着している間、過剰な摩擦を防ぐためにフックアセンブリ14のフック18にオイルを自動的に付与することが望ましいことがわかっている。標準的なフックアセンブリは本発明のミシン10によってもたらされる連続的な負荷のための十分な大きさのオイル容器を保持していない。フックアセンブリ14は、好ましくは標準タイプのものであり、変えるのは普通の取り付けと比較して移動可能に取り付けられるようにすることだけである。このようにすることによって、フックアセンブリ14が駆動軸22の廻りに回転できるようになる。その他の点では、フック18は公知の仕方で動作し、縫われる材料を貫いた針13から取った上糸を、縫われる材料がミシン10を通って前方へ引っ張られるときにボビン16の周りに環状にする。
自動ボビン装着機は本発明のミシンにおいて好適なものであるが、この装着機は他のミシンで用いるようにすることもでき、これにより頻繁にボビンを交換することの必要性を緩和することができる。これは、主に、フックアセンブリ14が好ましくは駆動軸22の周りを旋回する動きによって可能となるものであり、それによって、フックおよび針の駆動のタイミングを維持しながら新しいボビン16を取り付ける手段を提供できる。加えて、自動装着アセンブリは補給位置へ移動できるように取り付けられ、これにより自動または手動で新しいボビンを補給できることが好ましいが、このことは本発明において必要なことではない。
また、上糸および下糸の自動切断機は好ましくは自動ボビン装着とともに実施されるものであるが、自動切断機を別のものとして縫い終わった物品における糸を自動的に切断するように実施することができる。
針キャリッジアセンブリ60も、またミシンにおいて個別のものとして実施でき、これにより、針13を、針折れを生じ得る傾斜運動が一切なく、縫われる材料に対して垂直方向だけに移動させることができる。これは、針が挿入されている間に縫われる材料に合わせて針キャリッジ60を水平に移動させることによってなされる。
本発明によるミシン10は、従って、厚くおよび/または堅いものを連続動作でまた針の破損がなく縫う上でいくつかの利点がある。
好ましくは、ミシン10の制御はPLC(プログラマブルコントローラ)によって実行され、それによってアクチュエータの動きが備えられたセンサに基づいて制御される。
好適な実施形態では種々の駆動部が歯付きベルトや歯付きプーリを利用するものとして説明したが、当業者であれば、直線歯車、チェーン、スプロケットの駆動部、あるいは様々な部品間のタイミングを維持するようにする公知の駆動部など、他の種類の駆動部も用いることができることは理解できることである。
本発明の好ましい実施形態を詳細に説明したが、本発明は上述したこれら特定の実施形態に限定されず、単なる例として説明したものである。また、本発明の変形や拡張は特許請求の範囲で規定される本発明の範囲内にあるものみなされる。
本発明の実施形態によるミシンにおける上側針とボビンを備えた下側フックアセンブリを、一部断面で示す正面図である。 フックアセンブリを90度回転してボビン収容器が概略垂直の向きから水平の向きに移動した状態を示す、図1と同様の正面図である。 ボビン装着機アセンブリがほぼ使用の終わったボビンをボビン収容器から取り除く位置に移動する状態の、図2に示す位置のフックアセンブリを部分切り欠きで示す斜視図である。 ボビン装着機が、ボビン装着機構がフックアセンブリにおけるボビン収容器と整列する第2の位置に移動し終わった状態の、図3と同様の斜視図である。 ボビン装着アセンブリにおけるボビン保持捧上の最端のボビンをフックアセンブリのボビン収容器内に装着される状態で示す図4と同様の斜視図である。 ボビン相違着アセンブリが離れたときの位置の装着されたボビンを示す、図3と同様の斜視図である。 動作のための第1位置に回転して戻ったフックアセンブリを示す側面図である。 フックアセンブリの第1の位置におけるフックアセンブリとボビン装着アセンブリを示す、本発明の実施形態の詳細な斜視図である。 ボビン収容器新しいボビンを装着することができる位置に回転したフックアセンブリを示す図8と同様の詳細な斜視図である。 2つの平行な持針器を持つミシンにおける、互いに隣接する2つのボビン装着アセンブリをボビン装着位置で示す、本発明の他の実施形態の斜視図である。 ボビン補給位置に移動した2つのボビン装着アセンブリを示す、図10と同様の斜視図である。 ミシンフレーム上の2つの移動可能な上側ヘッド、2つのフックアセンブリおよび2つのボビン装着アセンブリを備えた、図10および11に示す本発明の実施形態によるミシンを示す模式的正面図である。 図12の2つの移動可能な上側ヘッド、2つのフックアセンブリおよび2つのボビン装着アセンブリを備えたミシンの詳細な正面図である。 上糸の糸引きおよび糸きり機構を示す、図13の針ヘッドアセンブリの拡大正面斜視図である。 本発明の実施形態による針キャリッジアセンブリおよび駆動構成を示す上ミシンヘッドの概略側面図である。 針が最上部に位置する状態(この位置で針キャリッジは右へ駆動された後針が縫われる材料に係合する。)の針キャリッジアセンブリおよび駆動構成を示す本発明の他の実施形態による上ミシンヘッドの側面図である。 針が縫われる材料にほぼ完全に係合している、針の中間位置での上ミシンヘッドを示す図16と同様の図である。 フックが糸と係合する最下部の位置へ針が駆動される状態の上ミシンヘッドを示す図16および17と同様の図である。 上ミシンヘッドの駆動部を示す、図13のミシンの詳細な背面図である。 図13に示す本発明の実施形態によるミシンにおける駆動システムを示す詳細な拡大正面斜視図である。 図13に示す本発明の実施形態によるミシンにおける駆動システムを示す詳細な拡大背面斜視図である。

Claims (31)

  1. 上側の縫いヘッドおよび下側のフックアセンブリをその上に支持するフレームと、
    縫われる材料を支持する面の下に取り付けられボビン収容部を含んだフックアセンブリであって、駆動軸によって駆動され、また、前記駆動軸の軸線回りに動作のための第1位置からボビン装着のための第2位置へ回転できるフックアセンブリと、
    前記装着のための第2の位置にある前記フックアセンブリに隣接した位置で動作できるよう取り付けられたボビン装着機であって、残っているボビンの芯を除く除去装置と、前記フックアセンブリにおける前記ボビン装着機から取替え用のボビンを前記ボビン収容部内へ入れるボビン供給機とを含むボビン装着機と、
    を具えたことを特徴とするミシン。
  2. 前記フックアセンブリは前記ボビンがほとんど使い果たされたことを検出するためのセンサを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記ミシンを通すように材料を駆動する、複数の歯付きローラとして形成された回転ドッグをさらに具え、前記複数の歯付き歯車は前記フックアセンブリが前記動作のための第1位置から前記ボビン装着のための第2位置へ動くとき駆動ホイールとの係合が解かれることを特徴とする請求項1または2に記載のミシン。
  4. 前記ボビン装着機は、供給捧に装着されたボビンの補給物を含んでいることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のミシン。
  5. 1つのボビンを前記フックアセンブリの前記ボビン収容部に装填するため、供給捧上のボビンが、最後のボビンがスライドして前記供給捧の端から抜け前記ボビン収容部に入るように、押し器によって前方へ押されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のミシン。
  6. 制御アームが前記ボビン装着機に配され、ボビン供給捧からボビンを1つだけ取り外し前記ボビン収容部に入れるようにすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のミシン。
  7. 前記ボビン装着機は、少なくとも2つの軸線の動きができるように取り付けられ、前記フックアセンブリが前記装着のための第2位置にあるとき、前記フックアセンブリに向かって、また、前記フックアセンブリから離れるように動くことができることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のミシン。
  8. 前記除去装置は吸引チューブを備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のミシン。
  9. 前記吸引チューブにベンチュリ管が用いられ、使い果たしたボビンを前記ボビン収容部から取り除くことを特徴とする請求項8に記載のミシン。
  10. 前記吸引チューブは前記ボビン装着機において旋回動作が可能に取り付けられていることを特徴とする請求項8に記載のミシン。
  11. ボビン押し下げアームが、前記フックアセンブリとは別に取り付けられ、ミシンの動作に合わせて、ボビンから上方へ上げられて上糸の輪を当該アームの下側を通すように上および下へ駆動されることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のミシン。
  12. 前記アームに取り付けられたセンサをさらに具え、該センサは、ボビンがほとんど使い果たされたときを検出し、コントローラに知らせてボビンの取替え動作を引き起こすことを特徴とする請求項11に記載のミシン。
  13. 下糸切断機をさらに具え、該切断機は、下糸と係合し、当該下糸を前記押し下げアームがボビン収容器におけるボビンがほとんど使い果たされたことを検出したときに切断することを特徴とする請求項12に記載のミシン。
  14. 上糸切断機をさらに具え、該切断機は、上糸と係合し、当該上糸を切断してボビン取替え動作の間にさらに糸を引っ張ることを防止することを特徴とする請求項13に記載のミシン。
  15. 前記フックアセンブリは前記駆動軸に沿ってスライドでき、当該アセンブリは複数の位置のいずれにも位置することができることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載のミシン。
  16. 上側の第2のヘッドおよび下側の第2のフックアセンブリをさらに具え、前記上側のヘッドおよび前記フックアセンブリは、前記フレームおよび前記駆動軸に沿ってスライドでき、これによって、ミシンのスロート幅を調節でき、および/または多数の縫いヘッドをそれぞれの間の距離を変えて配置することができることを特徴とする請求項1ないし15のいずれかに記載のミシン。
  17. 前記フックアセンブリは前記第1位置から前記第2位置へ回転駆動によって回転させられることを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載のミシン。
  18. 前記ボビン供給機は、その上に複数のボビンをスライド可能に配置したボビン保持捧と、前記ボビン保持捧から最後のボビンを前記ボビン収容部内に押し出すための押し器とを備えたことを特徴とする請求項1ないし17のいずれかに記載のミシン。
  19. 前記ボビンは空気圧による噴流を利用して前記フックアセンブリの前記ボビン収容部内に入れられることを特徴とする請求項18に記載のミシン。
  20. 前記ボビン装着機は、1つまたはそれ以上の新しいボビンを当該ミシンが動作し続ける間に装着できる補給位置に移動できることを特徴とする請求項1ないし19のいずれかに記載のミシン。
  21. ボビン保持供給捧が前記ボビン装着機に回転可能に取り付けられ、複数の新しいボビンを同時に装着できるような補給位置のオペレータに向かって回転できることを特徴とする請求項20に記載のミシン。
  22. 前記フレームに取り付けられた複数の縫いヘッドおよびフックアセンブリを具え、前記複数の縫いヘッドおよびフックアセンブリはそれぞれの間隔を調整でき、複数の縫いを同時に実施できることを特徴とする請求項1ないし21のいずれかに記載のミシン。
  23. 前記上側ヘッドの上糸保持針は針キャリッジに取り付けられ、前記ミシンが厚い材料の複数の層を貫いて縫うことを可能にすることを特徴とする請求項1ないし22のいずれかに記載のミシン。
  24. 前記針キャリッジは、縫われつつある材料の前記ミシンを通る移動に合わせて、水平方向にスライドして移動できるように取り付けられることを特徴とする請求項23に記載のミシン。
  25. 前記針は前記針キャリッジを横断する移動ができるように取り付けられ、これによって、前記針は、前記針キャリッジが前記縫われる材料の動きに合わせて水平方向で前後に動く間に上方および下方に動いて縫うことができることを特徴とする請求項23または24に記載のミシン。
  26. 前記針は、当該針が縫い動作の間ほぼ平行で垂直な配置を維持されて当該針の傾きが除かれるように挿入されることを特徴とする請求項23ないし25のいずれかに記載のミシン。
  27. 前記針キャリッジは、少なくとも2つの水平なガイド捧上をスライドして移動し、また、縫われる材料内への前記針の動きに合わせて駆動され、前記縫われる材料を前記ミシンを通して引っ張る供給ローラに合わせて水平方向に動かされることを特徴とする請求項23ないし26のいずれかに記載のミシン。
  28. 上糸の上側ヘッドに配された糸引きおよび糸切り装置をさらに具え、該糸引きおよび糸切り装置は、アクチュエータによって駆動されて上糸に余分なたるみを生成する第1フックと、針からアクチュエータ駆動の切断装置に糸を引っ張る第2アクチュエータとを含み、前記切断装置は針を通る糸の尾が未だ残っている間に当該糸を切断し、再び針に糸を通すことなく縫い動作を再開することを特徴とする請求項1ないし27のいずれかに記載のミシン。
  29. 上側の縫いヘッドおよび下側のフックアセンブリをその上に支持するフレームを具え、
    前記上側ヘッドの上糸保持針は針キャリッジに取り付けられ、
    前記針キャリッジは、縫われつつある材料の前記ミシンを通る移動に合わせて、水平方向にスライドして移動でき、それによって、前記針は、当該針が縫い動作の間ほぼ平行で垂直な配置を維持されて当該針の傾きが除かれるように挿入されて、前記ミシンが厚い材料の複数の層を貫いて縫うことを可能にすることを特徴とするミシン。
  30. 前記針キャリッジは2つのほぼ水平なガイド軸にスライド可能に装着されることを特徴とする請求項29に記載のミシン。
  31. 前記針キャリッジに駆動リンク構成が連結することを特徴とする請求項29または30に記載のミシン。
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