JP2007501048A - 外科的処置に使用するガイドワイヤ - Google Patents

外科的処置に使用するガイドワイヤ Download PDF

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Abstract

末端部(3)と基端部(4)との間に延びているガイドワイヤ(1)は、中心軸線(5)を画定する。ガイドワイヤ(1)の主管状部材(6)は、末端部(3)に隣接する屈曲制御部分(15)で終端させ、中心軸線(5)に対して角度(α1,α2)をなすよう末端部(3)をオフセットするための屈曲を生じ易くする。屈曲制御部分(15)の第1部材(19)および第2部材(21)は、末端部(3)において球状チップ(7)に固着し、第2部材(21)は第1部材(19)に対して矢印AおよびCの方向にスライド可能にして、屈曲制御部分(15)で屈曲を生ずることができるようにし、それによって末端部(3)が中心軸線(5)から矢印BおよびDの方向にそれぞれオフセットできるようにする。操作部材(17)で終端する接続ワイヤ(35)を、第2部材(21)に連結して延在させ、第2部材(21)を第1部材(19)に対して矢印AおよびCの方向に押圧変位し易くする。

Description

本発明は、対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするよう外科的もしくは他の処置に使用するためのガイドワイヤに関し、特に(しかしそれに限定はしないが)カテーテルに使用するガイドワイヤに関するものである。さらに、本発明はガイドワイヤを形成する方法、およびカテーテルとガイドワイヤとの組み合わせ、また、対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするのに使用するガイドワイヤに関する。
対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にカテーテルの末端部を位置決めするためのガイドワイヤは、知られている。この種のガイドワイヤは、一般的には、対象となる生体の狭い血管に沿ってカテーテルを心臓血管系の部位に案内するのに使用し、心臓血管の処置を行うことができるようにする。典型的には、ガイドワイヤは、対象となる生体の腿または腕の適切な血管に挿入したカニューレ内に導入し、血管を通って心臓血管系の所望の部位に至らしめる。ガイドワイヤが所望の部位に達した後に、カテーテルを、このガイドワイヤの周囲にガイドワイヤに沿って所望部位まで前進させる。さらに、ガイドワイヤは、血管系内を通ってカテーテルを他の部位へ案内することにも広く用いられ、腎臓系ならびに対象となる生体の他の部位にも、他のアクセス系を経て案内するのにも使用される。実際、ガイドワイヤはカテーテルを遠隔部位に案内すること以外の目的で、対象となる生体であるヒトもしくは動物の体内の遠隔部位にアクセスするのにも用いられる。
ガイドワイヤが通過しなければならない血管や脈管の直径が小さく、特に血管系またはその他の系の血管の曲折性や血管系内の血管が数多く分岐していることによって、ガイドワイヤは、血管系または他の系内にガイドワイヤを前進させる際に、ガイドワイヤを通すべき所望の分岐血管に対してガイドワイヤの末端部を容易に整列させることができる構造であることが重要である。この構造により、血管系または他の系内へのガイドワイヤの更なる押圧により、所望の分岐血管にガイドワイヤを進入させ、この分岐血管内に挿通することができる。
ガイドワイヤの末端部を分岐血管に整列させ、押し入れることができるガイドワイヤを設けるための様々な試みが成されてきた。例えば、末端部を所要の湾曲形状に曲げて中心軸線に対してある角度をなすようオフセットさせることができる末端部をガイドワイヤに設け、血管系やその他の系内でガイドワイヤを回転させることにより、ガイドワイヤの末端部がガイドワイヤを通すべき所望の分岐血管に対して整列でき、したがって、ガイドワイヤを血管内で更に前進させることによりガイドワイヤを分岐血管内に押し入れて挿通することは知られている。しかしながら、この種のガイドワイヤにおいて対象となる生体の血管系やその他の系内にガイドワイヤを進入させるのに先立って、ガイドワイヤの末端部において屈曲が曲げ部を形成しなければならず、更に、ガイドワイヤの末端部を曲た後には、血管系やその他の系内をガイドワイヤを前進させている間それを真っ直ぐな状態に戻すことはできない。このことは、血管系において血管が多様な横断面を有するとき、断面が変化する血管、特に血管の横断面が小さい血管系にガイドワイヤを用いる際には望ましくない。なぜならば屈曲可能な末端部において引き起こされた曲げによってガイドワイヤの実効横断面は増加しているからである。これは血管の横断面が比較的小さい心臓血管系では、とくに問題となる。
この問題を解決する努力の結果、遠隔操作で選択的な屈曲を容易にするガイドワイヤが作成された。これにより、ガイドワイヤが対象となる生体の血管系やその他の系内を前進する際のガイドワイヤの末端部の曲げ伸ばしが可能となった。そのようなガイドワイヤの一つとしては、サレム氏(Salem)らの米国特許明細書第3,802,440号に記載されているものがある。サレム氏らの特許のガイドワイヤは、末端部と基端部の間に延びている管状ガイドワイヤを有している。この管状ガイドワイヤの末端部分の片側側面に、互いに間隔を置いて横方向に延びた複数個のスロットを形成し、末端部分においてガイドワイヤの屈曲を容易にし、ガイドワイヤによって画定される中心軸線に対して特定の角度をなすようにガイドワイヤの末端部をオフセットできるようにしている。ガイドワイヤの末端に固着したロッドを、管状ガイドワイヤのボア内で基端部に向かってに軸方向に延在させ、ガイドワイヤの基端部に位置する操作レバーに連結いる。管状ガイドワイヤ内で、ガイドワイヤに対して軸方向にロッドを押圧変位することで末端部で屈曲が引き起こされ、末端チップが中央軸線に対し、横方向スロットを形成したガイドワイヤの側面に近づく方向と離れる方向に押圧変位される。
しかしながら、サレム氏らの特許のガイドワイヤの問題点は、屈曲をロッドと管状ガイドワイヤの相対移動によって末端部分に生ずる曲げ部の曲率を制御することが困難な点である。互いに離れる横方向スロットから生じる末端部分における管状部材の強度の不均一性のために、末端部分の屈曲が、横方向スロットのうち1個の周りでのみ、もしくは数個の周りで、もしくは全体の周りで、生ずることもありうる。したがって、末端部分の屈曲が横方向スロットのうち1個もしくはそれ以上の周辺で起こるかどうかに応じて、引き起こされる屈曲の曲率の大小が変化する。屈曲が横方向スロットのうちの1個の周辺のみで起こる場合、屈曲の曲率は極めて鋭角的となるが、一方、屈曲が多数のスロットに沿って引き起こされる場合、屈曲曲率は鋭角度が少なくなる。屈曲が全ての横方向スロットに沿って引き起こされる場合でも均一な曲率を保つことは困難である、なぜなら特定の一つまたは複数の横方向スロット周辺において他の横方向スロットの周辺よりも鋭角的に屈曲することがありうるからである。これは望ましくない、なぜなら中心軸線に対して末端チップがオフセットされる角度の制御が制限を受けるからである。一般に、末端部がガイドワイヤの中心軸線に対してオフセットされる角度は、末端部を分岐血管に対して容易に整列できるよう、比較的正確に制御可能であることが望ましい。
したがって、ガイドワイヤの屈曲制御部分における屈曲を比較的正確に制御できる、したがって、ガイドワイヤが対象となる生体内の遠隔部位に向かって体内を前進する際にガイドワイヤの末端がガイドワイヤの中心軸線からオフセットされる角度を比較的正確に制御することができるガイドワイヤに対する要望がある。
本発明は、この種のガイドワイヤを提供することを目的とし、更に本発明は、そのようなガイドワイヤ、ならびにカテーテルとガイドワイヤとの組み合わせを形成する方法を提供することを目的とし、さらに、本発明は対象となる生体としてのヒトもしくは動物における身体内の遠隔部位にアクセスするのに使用するガイドワイヤを提供することを目的とする。
本発明によれば、対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするよう外科的もしくは他の処置に使用するための細長いガイドワイヤであって、ガイドワイヤが軸線方向に延びる中心軸線を画定し、遠隔部位にアクセスするための末端部とこの末端部から離れている基端部との間に延びており、ガイドワイヤの末端部寄りに位置して前記末端部を前記中心軸線に対して角度をなすようオフセットする屈曲制御部分を設け、この屈曲制御部分は、屈曲を引き起こす細長い第1部材と、屈曲を引き起こす細長い第2部材とを有し、これら第1部材および第2部材の各末端部に隣接する位置で互いに連結し、これら第1部材および第2部材はそれぞれ末端部から基端部に向かって軸線方向に延びており、屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を生ずるよう互いに軸線方向に相対移動できるようにした該外科処置用ガイドワイヤにおいて、前記屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を形成するよう第1部材および第2部材を保持して互いに相対平行移動させる保持手段を設けたことを特徴とする。
本発明の利点は数多い。ガイドワイヤを対象となる生体内の遠隔部位に前進させる際に、ガイドワイヤの末端部を中心軸線に対してオフセットした角度を比較的正確に制御することができ、したがって、遠隔部位へと前進させる間にガイドワイヤを挿通すべき所望の分岐血管と直ちに簡単に整列できる。屈曲を引き起こす第1および第2の部材が互いに平行に動くために拘束されているという事実によって、屈曲制御部分において引き起こされる屈曲の量は第1部材と第2の部材間の軸線方向相対移動量と比例し、したがって屈曲制御部分における屈曲を比較的正確に制御することができる。その上、ガイドワイヤの末端部をガイドワイヤの中心軸線に対してオフセットする角度は屈曲制御部分において引き起こされる屈曲と比例しているので、したがって、中心軸線に対してガイドワイヤの末端部をオフセットする角度も、第1部材と第2部材間の軸線方向相対移動量と比例する。第1部材と第2部材との間の軸線方向相対移動量が連結手段(操作手段と第2部材を連結する)によって正確に制御することができるので、ガイドワイヤの末端部をガイドワイヤの中心軸線に対してオフセットする角度は、ガイドワイヤを形成している管状部材に対して連結部材を押圧変位する量を制御することによって直ちに容易に制御することができる。したがって、本発明によるガイドワイヤにおいては、ガイドワイヤの末端部を中心軸線に対してオフセットする角度と、ガイドワイヤを形成している管状部材に対して連結部材を押圧変位する量との間には直接的な相関がある。したがって、中心軸線に対してガイドワイヤの末端部をオフセットする所望の角度はガイドワイヤの管状部材の内方もしくは外方に連結手段を操作手段によって適切に押圧変位することにより、選択することができる。
このようにして、中心軸線に対するガイドワイヤの末端部をオフセットする角度を、容易かつ比較的正確に設定することが可能となり、これはガイドワイヤを対象となる生体の血管系またはその他の系内を前進させる際に遠隔操作によって実行しうる。
さらに、一旦ガイドワイヤの末端が分岐血管内に進入した後は、屈曲制御部分を直ちに真っ直ぐな状態にすることができ、それによりガイドワイヤの末端をガイドワイヤの中心軸線と一致するように戻す。連結手段が、第1部材に対して第2部材を両方向に押圧変位するために充分な柱強度のガイドワイヤを形成している管状部材と協働する本発明の実施例においては、ガイドワイヤの末端は第2部材を第1部材に対して連結手段によって逆方向に押圧変位することでガイドワイヤの中心軸線と一致するように戻すことが可能である。あるいは、第1部材と第2部材の一方または双方を弾性材料で形成し、中心軸線と一致するようにガイドワイヤの末端部を弾性的に押圧変位して戻す場合、連結部材を放すとき、第1部材と第2部材のうちの弾性を有する方、または双方の部材がガイドワイヤの末端部をガイドワイヤの中心軸線と一致するように戻す。
第2部材に側方に延びている案内タングを設け、この案内タングに対応する形状の第1部材における軸線方向に延びている案内溝を嵌合させることにより、第1部材と第2部材は互いに平行に動くように拘束され、更に、案内タングと案内溝を協働させることにより第1部材と第2部材の相対的平行摺動は保障される。さらに、第2部材に案内タングを、第1部材に案内溝を設けることにより、比較的簡便にガイドワイヤを製造できる。
本発明の一実施例においては、第1部材および第2部材を互いに並置し、軸線方向に互いに摺動可能とする。
本発明の一実施例においては、第1部材および第2部材を互いに平行移動させる前記保持手段を、第2部材から側方に突出する案内タングであって、この案内タングに対応させて第1部材に形成した軸線方向に延在する案内溝に対して摺動可能に掛合する案内タングにより構成する。
望ましくは、保持手段は、案内タングの側方を案内溝内に捕捉するよう保持するものとして構成する。
保持手段は、屈曲制御部分において屈曲を引き起こすことが可能な平面内で案内タングの側方を保持するものとして構成すると有利である。
本発明の一実施例においては、保持手段は、案内溝の横断面と連係動作する案内タングの横断面により設ける。
本発明の他の実施例においては、案内タングは、屈曲制御部分において屈曲を引き起こすことが可能な平面と平行な平面内に第2部材から突出するものとする。
望ましくは、案内溝を、第1部材内で軸線方向に延びている細長い案内ボアによって形成し、また、この案内ボア内に前記案内タングを収容するよう前記第1部材に沿って軸線方向に延在する案内スロットによって形成する。理想的には、案内スロットの横幅を、この案内スロットの横幅に平行な方向に見た案内溝の横方向寸法より小さくし、案内タングの側方を案内溝に捕捉して保持するようにする。
本発明の一実施例においては、案内ボアを円形横断面を有する形状にする。
本発明の他の実施例においては、案内タングは、案内ボア内で摺動可能な案内部材と、この案内部材を第2部材に連結するよう案内スロットに貫通する連結部材とにより構成する。
望ましくは、案内部材を、第2部材の長さにわたり軸線方向に延在させ、連結部材を、第2部材の長さにわたり軸線方向に延在させるとよい。
本発明の一実施例においては、第1部材および第2部材のうち一方の軸線方向長さを、他方の軸線方向長さよりも短くし、第1部材および第2部材のうち一方を他方に対して軸線方向の相対移動を可能にし、好適には、第2部材の軸線方向長さを、第1部材の軸線方向長さよりも短くする。
望ましくは、第1部材および第2部材は、円形の外周縁を有する横断面領域を画定するものとする。
本発明の一実施例においては、ガイドワイヤは、末端部と基端部の間に延びている細長い管状部材を有するものとして構成する。
本発明の他の実施例においては、第1部材を、ガイドワイヤの管状部材によって形成する。
望ましくは、操作手段をガイドワイヤの基端部に設け、第1部材および第2部材のうち一方を他方の部材に対して相対移動させることによって屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を生ずるようにし、第1部材および第2部材のうち一方に操作手段を連結する連結手段が設けると有利である。
本発明の一実施例においては、連結手段を第2部材に連結する。望ましくは、前記連結手段を、ガイドワイヤを形成する管状部材によって画定されるボア内に貫通させ、また、前記連結手段を、ガイドワイヤを形成している管状部材と連係動作するようにし、接続手段の柱強度が第2部材を第1部材に対して軸線方向両方向に容易に押圧変位するに十分な強度とする。
本発明の一実施例においては、前記連結手段は細長い連結ワイヤを有するものとして構成し、前記操作手段を、ガイドワイヤを形成している管状部材から延びている連結ワイヤの基端部における一部分によって形成し、第2部材を第1部材に対して対応する軸線方向に押圧変位するようガイドワイヤを軸線方向の少なくとも一方に押圧変位し易くする。
本発明の他の実施例においては、ガイドワイヤを形成している管状部材を、ポリマー材料により形成する。
本発明の別の実施例においては、屈曲制御部分を、ガイドワイヤの末端部と隣接する位置に設け、好ましくは、第1部材および第2部材の末端部を、ガイドワイヤの末端部に一致させる。
本発明の他の実施例においては、第1部材および第2部材のうち少なくとも一方を、弾性材料により形成し、ガイドワイヤの末端部を弾性的に押圧変位してガイドワイヤの中心軸線に対して軸方向に整列させることができるようにする。
本発明の別の実施例においては、第1部材を、ポリマー材料により形成し、また、別の実施例では第2部材を、ポリマー材料により形成する。
本発明の一実施例においては、ガイドワイヤの末端部を、球状チップに終端させる。
本発明の他の実施例においては、球状チップを、屈曲制御部分の第1部材と第2部材を互いに固定するために使用する材料によって形成し。望ましくは、球状チップは、半球状の末端チップを画定するものとする。
本発明の一実施例において、スリーブをガイドワイヤの末端部から基端部に向かって軸線方向に延在させ、前記屈曲制御部分を前記スリーブ内に位置させ、しており、好ましくはリーブを、前記末端部から、前記末端部と基端部との中間の位置まで延在させる。
本発明の一実施例においては、スリーブをらせん状に巻いたコイルによって形成し、好ましくはスリーブを、密に巻回したヘリカルコイルによって形成する。
本発明の一実施例においては、スリーブを金属材料で形成し、また別の実施例では、スリーブをプラスチック材により形成する。本発明の別の実施例においては、スリーブを、プラスチック材および金属材料で形成する。
好ましくは、少なくともガイドワイヤの末端に隣接するスリーブの一部を、X線不透過性材料で形成する。
本発明の一実施例においては、少なくともガイドワイヤの末端部に隣接するガイドワイヤの一部を、X線不透過性材料により形成する。
本発明の一実施例においては、屈曲制御部分において引き起こされる屈曲が第1部材と第2部材との間の相対移動量と比例するものとし、好適には中心軸線に対してガイドワイヤの末端部をオフセットする角度が、第1部材と第2部材との間の相対移動量と比例するものとする。
本発明は、対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするのに使用するガイドワイヤも提供する。
本発明は対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするよう外科的もしくは他の処置に用いるカテーテルと、本発明によるガイドワイヤである細長いガイドワイヤとの組み合わせを提供し、本発明ガイドワイヤは、軸線方向に延びる中心軸線を画定し、遠隔部位にアクセスするための末端部とこの末端部から離れている基端部との間に延びており、ガイドワイヤの末端部寄りに位置して前記末端部を前記中心軸線に対して角度をなすようオフセットする屈曲制御部分を設け、この屈曲制御部分は、屈曲を引き起こす細長い第1部材と、屈曲を引き起こす細長い第2部材とを有し、これら第1部材および第2部材の各末端部に隣接する位置で互いに連結し、これら第1部材および第2部材はそれぞれ末端部から基端部に向かって軸線方向に延びており、屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を生ずるよう互いに軸線方向に相対移動できるようにした該外科処置用ガイドワイヤにおいて、前記屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を形成するよう第1部材および第2部材を保持して互いに相対平行移動させる保持手段を設けたことを特徴とする。
更に、本発明によれば、対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするよう外科的もしくは他の処置に使用する細長いガイドワイヤを形成する方法であり、長手方向に延びる中心軸線を画定しかつ前記遠隔部位にアクセスするための末端部とこの末端部から離れた基端部との間で延在するガイドワイヤを設けるステップと、前記中心軸線に対して特定の角度で前記末端部をオフセットするための屈曲制御部分をガイドワイヤの末端部寄りに配置するステップと、屈曲を引き起こす細長い第1部材、および屈曲を引き起こす細長い第2部材を、それぞれの末端部に隣接する位置で連結して前記屈曲制御部分を設けるステップとよりなり、前記第1部材および第2部材を各々末端部から基端部に向けて軸線方向に延在させ、前記屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を生ずるよう軸線方向の相対移動を可能にしたガイドワイヤ形成方法において、前記屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を形成するよう第1部材および第2部材を保持して互いに相対平行移動させる保持手段を設けたことを特徴とする。
本発明の一実施例においては、第1部材および第2部材を互いに並置し、軸線方向に互いに摺動可能にする。第1部材および第2部材を互いに平行移動させる前記保持手段を、第2部材から側方に突出する案内タングであって、この案内タングに対応させて第1部材に形成した軸線方向に延在する案内溝に対して摺動可能に掛合する案内タングにより構成すると有利である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明することによって、本発明をより明確に理解できるであろう。
図面(ただし、縮尺通りではない)を参照して説明すると、参照符号1によって全体的に示す本発明によるガイドワイヤは、カテーテル(図示せず)に使用するものであり、カテーテルを対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位に案内するのに用いる。ガイドワイヤ1は、特に対象となる生体の心臓血管系の遠隔部位にアクセスすることに適しており、カテーテルを心臓血管系の遠隔部位に案内する。例えば、カテーテルを心臓における遠隔部位に案内する。しかしながら、ガイドワイヤ1が対象となる生体のいかなる遠隔部位(血管系、腎臓系または他の器官系)にアクセスすることにも適していることは当業者には明らかであろう。例えば、ガイドワイヤ1は、腎臓脈管、神経脈管構造系、卵管、その他の脈管や部位にアクセスすることにも適している。
ガイドワイヤ1は、末端部3および基端部4の間に延びており、縦方向に延びる中心軸線5を画定する。ガイドワイヤ1は、可撓性のある弾性材料、この実施例ではポリマー材料の細長い主管状部材6を有し、この主管状部材6は基端部4から末端部3まで延びている。この主管状部材6は、球状チップ7が固定されている末端部3で終端する。球状チップ7は半球状の面8を画定し、それがガイドワイヤ1の先導末端面を形成し、対象となる生体の血管系または他の器官系内に進入し、ガイドワイヤ1を送り込む血管及び他の脈管への損傷を最小限にする。この実施例においては、主管状部材6は、テーパ部分9で平行部分10まで次第に細くなり、テーパ部分11で平行部分12まで次第に細くなり、この平行部分12は末端部3まで延びている。
可撓性のあるスリーブ13は、この実施例では、密に巻回したヘリカルコイルによって構成し、球状チップ7から軸線方向に基端部の方向に延び、主管状部材6に沿った末端部3および基端部4の中間で末端部3寄りの位置14で終端する。ヘリカルコイル型のスリーブ13は、球状チップ7および主管状部材6の位置14に固定する。本発明のこの実施例においては、ヘリカルコイル型のスリーブ13をX線不透過性材料(すなわち、プラチナ合金材)により形成することで、対象となる生体の血管系または他の器官系内にガイドワイヤ1が進入する際の画像形成を容易にする。
屈曲制御部分15を、主管状部材6の末端部3に隣接する位置に形成し、ヘリカルコイル型スリーブ3内に位置し、中心軸線5に対して角度α1またはα2をなすよう末端部3をオフセットするための屈曲を遠隔位置から操作し易くする(図7参照)。この実施例ではガイドワイヤ1の基端部4に位置する操作部材17とした操作手段は、後述するように、屈曲制御部分15に所望の屈曲を選択的に引き起こすために設ける。
屈曲制御部分15は、末端部3から基端方向に距離Sにわたって存在し、主管状部材6の平行部分12における末端部分20によって形成され、末端部3から距離Sにわたって存在して屈曲を引き起こす細長い第一部材19を有する。屈曲を生じ易くする細長い第2部材21はまた、ポリマー材料から成り、球状チップ7に固定することで主管状部材6の末端部3に連結し、第2部材21は第1部材19と並置し、また第1部材19に対して平行に延びている。さらに、第2部材21は第1部材19に対して軸線方向かつ平行にスライド可能であり、屈曲制御部分15において屈曲を引き起こす。第2部材21を第1部材19に対して矢印Aの方向に押圧変位すると、屈曲制御部分15において屈曲が引き起こされ、中心軸線5に対して角度α1をなすように、ガイドワイヤ1の末端部3を中心軸線5に対して矢印Bの方向にオフセットする(図7参照)。第2部材21を第1部材19に対して矢印Cの方向に押圧変位すると、屈曲制御部分15において屈曲が引き起こされ、中心軸線5に対して角度α2をなすようにガイドワイヤ1の末端部3を中心軸線5に対して矢印Dの方向にオフセットする(図7参照)。
第1部材19および第2部材21を相互に軸線方向に平行に動くよう拘束するための手段は、第2部材21から側方に突出する細長い案内タング25を有し、この案内タング25は、第1部材19内で軸線方向に延びている細長い案内溝27にスライド可能に掛合する。案内溝27は案内ボア28によって形成し、この案内ボア28は、主管状部材6に画定されるメインボア29によって形成される。細長い案内スロット30は、第1部材19に沿って軸線方向に延び、かつ案内ボア28に連通し、案内ボア28内に案内タング25を収容する。案内タング25は、案内ボア28内で軸線方向にスライド可能な細長い案内部材32を有し、第2部材21と案内部材32との間にわたり延びている連結部材33によって第2部材21に連結し、この連結部材33は案内スロット30内でスライド可能とする。本発明のこの実施例において、案内部材32はほぼ円形の横断面を有し、案内ボア28および案内スロット30の横断面は、案内部材32および連結部材33の横断面を画定し、第1部材19および第2部材21間の相対的平行摺動を容易にするため、案内部材32および連結部材33が、案内ボア28および案内スロット30内における滑らかな摺動嵌合部を形成する。本発明のこの実施例において、案内部材32および連結部材33はポリマー材料により形成し、第2部材21と一体的に形成する。案内タング25の案内部材32は、案内溝27の案内ボア28と協働して、案内溝27内で側方を拘束するよう案内タング25を保持する保持手段として作用し、特に屈曲制御部分15において屈曲を生じ、また、末端部3の球状チップ7を中心軸線に対して矢印BとDの方向にオフセットする(図7参照)平面内で側方を拘束し、第1部材19に対する第2部材21の軸線方向の平行移動を拘束する。
操作部材17を第2部材21に連結し、連結手段(すなわち細長い連結ワイヤ35)により屈曲制御部分15において屈曲を生ぜしめるために、第1部材19に対し軸線方向に第2部材21を押圧変位できるようにする。連結ワイヤ35も、やはりポリマー材料により形成し、接着剤によって案内部材32に固定する。連結ワイヤ35は主管状部材6のメインボア29の内部において軸線方向に延び、基端部4においてメインボア27を抜け出て、操作部材17を形成する。本発明のこの実施例において、連結ワイヤ35の直径は以下のように選択する。すなわち、連結ワイヤ35が主管状部材6と協働し、連結ワイヤ35の柱強度が第2部材21を第1部材19に対して矢印AおよびCの方向に押圧変位し易くし、ガイドワイヤ1の末端チップ3を各々中心軸線5の両側で矢印BとDの各々の方向にオフセットし易くし、また、オフセット位置から末端部3をガイドワイヤ1の中心軸線5と一致するように戻すことを容易にできるう直径にする。
第2部材21が、案内タング25と案内溝27との連係動作によって第1部材19に対し平行に移動するよう拘束しているという事実により、屈曲制御部分15における屈曲の度合いは、連結ワイヤ25の操作部材17を主管状部材6のメインボア29の内方または外方に押圧変位する量に比例する。ガイドワイヤ1の末端部3を中心軸線5に対してオフセットする角度は屈曲制御部分15において引き起こされる屈曲と比例しているので、中心軸線5に対して末端部3をオフセットする角度は、連結ワイヤ35主管状部材6のメインボア29の操作部位17をメインボア29の内方または外方へ押圧変位する量と比例している。従って、末端部3を中心軸線5からオフセットする角度α1およびα2の値は、操作部材17を主管状部材6の内方または外方に押圧変位する量を選択することによって、容易に選択できる。
本発明のこの実施例において、第1部材19は、主管状部材6の材料の一部を除去することにより、主管状部材6から、平坦支持面36を生ずるよう形成し、第2部材21の対応する平坦支持面37に対してスライド可能に掛合し得るようにする。案内スロット30は、平坦支持面36から案内ボア28を機械加工する。第2部材21の横断面は以下のようにする。すなわち、第1部材19および第2部材21の組み合わせ横断面が、主管状部材6の周縁40と一致する円形の周縁39を画定する横断面にする。案内タング25を形成する案内部材32および連結部材33は、第2部材21の長さにわたり延びている。しかしながら、第2部材21の軸線方向長さは、第一部材19の軸線方向長さよりも短く、第1部材19に対する第2部材21の相対移動を容易にし、屈曲制御部分15において屈曲を引き起こす。
本発明のこの実施例において、球状チップ7は主管状部材6のポリマー材料と類似するポリマー材料から機械加工し、主管状部材6に接着剤で固定する。球状チップ7は、接着剤によって第2部材21に固定する。ヘリカルコイル型スリーブ13を、接着剤によって、球状チップ7に固定し、また、位置14で主管状部材6に固定する。
使用の際に、屈曲制御部分15がまっすぐに延び、末端部3が中心軸線5と一致している状態で、ガイドワイヤ1を対象となる生体の適当な静脈または動脈に挿入して、この脈管内に前進させる。分岐した血管に進入することが望ましいとき、ガイドワイヤ1の末端部3を中心軸線5に対してα1またはα2の角度にオフセットし、屈曲制御部分15に対応する屈曲を引き起こす。これは操作部材17を主管状部材6のメインボア29の内方または外方に、適切な量だけ押圧変位させることによって屈曲制御部分15において所望の屈曲が得られる。中心軸線5から矢印Bの方向に末端部3をオフセットすることが望ましいとき(図7参照)、操作部材15を主管状部材6のメインボア29から第1部材19に対して矢印Aの方向に適当な量引き出すことで、第2部材21を第一部材19に対して矢印Aの方向に押圧変位する。あるいは、中心軸線5から矢印Dの方向に末端部3をオフセットすることが望ましいとき、操作部材17を矢印Cの方向に主管状部材6のメインボア29の内方に押し込むことで、第2部材21を第1部材19に対して矢印Cの方向に押圧変位する。
操作部材17を、場合に応じて適当な量だけメインボア29の内方または外方に押圧変位することで、屈曲制御部分15において所望の屈曲を生じ、それに伴いオフセット角度α1またはα2の所望の値を得る。ガイドワイヤ1の末端部3を中心軸線5に対して所望の角度α1またはα2にオフセットしても、末端部3が分岐した血管に整列しない場合、ガイドワイヤ1は分岐した血管に整列するまで血管系内で回転する。その段階で、ガイドワイヤを対象となる生体の脈管系もしくは他の器官系内に更に押し込むと、末端部3は分岐した血管内に進入する。
末端部3を分枝した血管内に押し込んだ後には、屈曲制御部分15は中心軸線5と一致するように真っ直ぐにすることができる。これは、操作部材17を反対の方向に、主管状部材6のメインボア29の内方または外方にそれぞれの場合に応じて押圧変位し、屈曲制御部分15を真っ直ぐにすることによって達成される。対象となる生体の脈管系または他の器官系内にガイドワイヤ1をさらに押し込むことにより、ガイドワイヤ1は分枝した血管内を進む前進する。
更に血管の湾曲部に遭遇した際は、湾曲部に沿ってガイドワイヤ1を前進させ易くするために、屈曲制御部分15において上記のように再び屈曲を引き起こし、ガイドワイヤ1の末端部3を湾曲部に沿って押圧変位できる。
好ましくは、連結ワイヤ35から延びている操作部材17には、中心軸線5に対する操作部材17の単位移動に対応するガイドワイヤ1の末端部3の角度オフセット量を示す目盛りを付ける。
以上、主管状部材6の基端部から延びている連結ワイヤ35の一部を操作部材17とすると記載してきたが、場合によっては、操作部材7に連結したもしくは連結ワイヤ35に直接連結した枢着レバーを含む操作機構をガイドワイヤの基端部に設けることもでき、このとき枢着レバーの回動によって連結ワイヤ35を主管状部材6に対して矢印AおよびCの方向に押圧変位する。この種の操作機構を設ける場合、枢着レバーは、角度目盛りのついたスケールの上を移動可能にし、スケールは、枢着レバーの単位角度移動に応じた、ガイドワイヤ1の末端3の中心軸線5に対する角度変位量を示すようにすると好適である。
以上、ガイドワイヤには、密に巻回した特定の材料のヘリカルコイルによって形成したスリーブを設けると記載してきたが、ヘリカルコイルは他のいかなる適切または望ましい材料とすることができ、また、ヘリカルコイルを放射線不透過性材料で形成することが望ましいが、このことは必須ではない。更に、スリーブはヘリカルコイルによって形成される代わりに、管状部材、例えばプラスチックまたはポリマー材料の管状部材によって形成することができる。実際、特定の場合では、スリーブはヘリカルコイルと管状スリーブの組合せによって形成することもでき、この場合、スリーブはその軸線方向長さにわたりヘリカルコイルと管状スリーブとを交互に配列することによって形成する。実際、場合によっては、スリーブは省くことができる。
また、ガイドワイヤの主管状部材は、ポリマー材料以外の任意の材料でもあってもよく、実際、多くの場合、主管状部材は、金属材料、例えばステンレス網、プラチナ合金、ニッケル‐チタン合金等であってもよい。また、第2部材も、ポリマー材料以外の任意の材料でもあってもよく、また、それはガイドワイヤを形成する主管状部材の材料と同一もしくは異なる金属とすることもできる。
以上、第1部材は、主管状部材と一体に形成してこの主管状部材によって形成すると記載してきたが、第1部材とは個別に形成し、第1部材および主管状部材の材料に応じて、接着、ろう付け、溶接、はんだ付け等によって主管状部材に固着することができる。
以上、連結ワイヤを特定の材料で形成すると記載してきたが、連結ワイヤは他の任意の適切な材料、例えばステンレス網、プラチナ合金、ニッケル‐チタン合金または他の任意の適切な材料であってもよく、また、第一部材に対して第2部材を両方向に押圧変位するため、連結ワイヤ35に充分な柱強度を持たせるよう主管状部材6に適合する材料で形成してこの主管状部材6と連係動作させると記載してきたが、このことは必須ではない。第1部材または第2部材、もしくは第1部材および第2部材の双方を弾性材料により形成し、常態では真っ直ぐに延びており、連結ワイヤを引っ張ることにより屈曲を引き起こし、連結ワイヤを放すことにより第1部材および第2部材はガイドワイヤの末端部がそこの中軸線に整列する元の真っ直ぐな状態に弾性的に復元できるようにする。実際、場合によっては、屈曲制御部分を元の真っ直ぐな状態に弾性的に復元させ、末端部をガイドワイヤの中心軸線に弾性的に一致させる復帰手段を設けることができ、このような復帰手段は、第2部材と第1部材との間で作用するもしくは第2部材とガイドワイヤを形成する主管状部材との間で作用するばね、または他のこのような弾性手段により設けることができる。
以上、案内タングおよび案内溝は、第1部材および第2部材を互いに軸線方向に相対平行摺動できるように保持する特別な形状および構造にすると記載してきたが、案内タングおよび案内溝は、他の形状および構造にすることもできる。
さらに、以上、案内タングおよび案内溝が、第1部材と第2部材とを互いに平行に移動するように拘束すると記載してきたが、第1部材と第2部材とを互いに平行に移動するように拘束するのに適した他の任意の手段を設けることもできる。
以上、ガイドワイヤはカテーテルを遠隔部位に案内するために用いると記載してきたが、ガイドワイヤは他のいかなる目的のためにも用いることができ、実際、場合によっては、ガイドワイヤをカテーテルなしで使用することもできる。
本発明によるガイドワイヤの正面図である。 図1のガイドワイヤの一部の斜視図である。 図1のIII‐III線上の断面図である。 図1のガイドワイヤの一部の斜視図である。 図4のガイドワイヤの一部を別の位置から見た斜視図である。 図1のガイドワイヤの一部の詳細の斜視図である。 図2のガイドワイヤを使用した際の一部の側面図である。

Claims (51)

  1. 対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするよう外科的もしくは他の処置に使用するための細長いガイドワイヤであって、ガイドワイヤが軸線方向に延びる中心軸線を画定し、遠隔部位にアクセスするための末端部とこの末端部から離れている基端部との間に延びており、ガイドワイヤの末端部寄りに位置して前記末端部を前記中心軸線に対して角度をなすようオフセットする屈曲制御部分を設け、この屈曲制御部分は、屈曲を引き起こす細長い第1部材と、屈曲を引き起こす細長い第2部材とを有し、これら第1部材および第2部材の各末端部に隣接する位置で互いに連結し、これら第1部材および第2部材はそれぞれ末端部から基端部に向かって軸線方向に延びており、屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を生ずるよう互いに軸線方向に相対移動できるようにした該外科処置用ガイドワイヤにおいて、前記屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を形成するよう第1部材および第2部材を保持して互いに相対平行移動させる保持手段を設けたことを特徴とする外科処置用ガイドワイヤ。
  2. 請求項1に記載のガイドワイヤにおいて、第1部材および第2部材を互いに並置し、軸線方向に互いに摺動可能にしたガイドワイヤ。
  3. 請求項1または2記載のガイドワイヤにおいて、第1部材および第2部材を互いに平行移動させる前記保持手段を、第2部材から側方に突出する案内タングであって、この案内タングに対応させて第1部材に形成した軸線方向に延在する案内溝に対して摺動可能に掛合する案内タングにより構成したガイドワイヤ。
  4. 請求項3に記載のガイドワイヤにおいて、保持手段は、案内タングの側方を案内溝内に捕捉するよう保持するものとして構成したガイドワイヤ。
  5. 請求項4に記載のガイドワイヤにおいて、保持手段は、屈曲制御部分において屈曲を引き起こすことが可能な平面内で案内タングの側方を保持するものとして構成したガイドワイヤ。
  6. 請求項4または5に記載のガイドワイヤにおいて、保持手段は、案内溝の横断面と連係動作する案内タングの横断面により設けたガイドワイヤ。
  7. 請求項3〜6のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、案内タングは、屈曲制御部分において屈曲を引き起こすことが可能な平面と平行な平面内に第2部材から突出するものとしたガイドワイヤ。
  8. 請求項3〜7のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、案内溝は、案内タングの横径の横断面を画定する横断面を有するものとしたガイドワイヤ。
  9. 請求項3〜8のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、案内溝を、第1部材内で軸線方向に延びている細長い案内ボアによって形成し、また、この案内ボア内に前記案内タングを収容するよう前記第1部材に沿って軸線方向に延在する案内スロットによって形成したガイドワイヤ。
  10. 請求項9に記載のガイドワイヤにおいて、案内スロットの横幅を、この案内スロットの横幅に平行な方向に見た案内溝の横方向寸法より小さくし、案内タングの側方を案内溝に捕捉して保持するようにしたガイドワイヤ。
  11. 請求項9または10に記載のガイドワイヤにおいて、案内ボアを円形横断面を有する形状にしたガイドワイヤ。
  12. 請求項9〜11ものうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、案内タングは、案内ボア内で摺動可能な案内部材と、この案内部材を第2部材に連結するよう案内スロットに貫通する連結部材とにより構成したガイドワイヤ。
  13. 請求項12に記載のガイドワイヤにおいて、案内部材を、第2部材の長さにわたり軸線方向に延在させたガイドワイヤ。
  14. 請求項12または13に記載のガイドワイヤにおいて、連結部材を、第2部材の長さにわたり軸線方向に延在させたガイドワイヤ。
  15. 請求項1〜14のうちいずれか一項に記載されたガイドワイヤにおいて、第1部材および第2部材のうち一方の軸線方向長さを、他方の軸線方向長さよりも短くし、第1部材および第2部材のうち一方を他方に対して軸線方向の相対移動を可能にしたガイドワイヤ。
  16. 請求項15に記載のガイドワイヤにおいて、第2部材の軸線方向長さを、第1部材の軸線方向長さよりも短くしたガイドワイヤ。
  17. 請求項1〜16のうちいずれか一項に記載されたガイドワイヤにおいて、第1部材および第2部材は、円形の外周縁を有する横断面領域を画定するものとしたガイドワイヤ。
  18. 請求項1〜17のうちいずれか一項に記載されたガイドワイヤにおいて、末端部と基端部の間に延びている細長い管状部材を有するものとして構成したガイドワイヤ。
  19. 請求項18に記載のガイドワイヤにおいて、第1部材を、ガイドワイヤの管状部材によって形成したガイドワイヤ。
  20. 請求項18または19に記載のガイドワイヤにおいて、操作手段をガイドワイヤの基端部に設け、第1部材および第2部材のうち一方を他方の部材に対して相対移動させることによって屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を生ずるようにしたガイドワイヤ。
  21. 請求項20に記載のガイドワイヤにおいて、第1部材および第2部材のうち一方に操作手段を連結する連結手段が設けたガイドワイヤ。
  22. 請求項17に記載のガイドワイヤにおいて、前記連結手段を第2部材に連結したガイドワイヤ。
  23. 請求項21または22に記載のガイドワイヤにおいて、前記連結手段がを、ガイドワイヤを形成する管状部材によって画定されるボア内に貫通させたガイドワイヤ。
  24. 請求項21〜23のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、前記連結手段を、ガイドワイヤを形成している管状部材と連係動作するようにし、接続手段の柱強度が第2部材を第1部材に対して軸線方向両方向に容易に押圧変位するに十分な強度としたガイドワイヤ。
  25. 請求項21〜24のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、前記連結手段は細長い連結ワイヤを有するものとして構成し、前記操作手段を、ガイドワイヤを形成している管状部材から延びている連結ワイヤの基端部における一部分によって形成し、第2部材を第1部材に対して対応する軸線方向に押圧変位するようガイドワイヤを軸線方向の少なくとも一方に押圧変位し易くしたガイドワイヤ。
  26. 請求項18〜25のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、ガイドワイヤを形成している管状部材を、ポリマー材料により形成したガイドワイヤ。
  27. 請求項1〜26のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、前記屈曲制御部分を、ガイドワイヤの末端部と隣接する位置に設けたガイドワイヤ。
  28. 請求項1〜27のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、第1部材および第2部材の末端部を、ガイドワイヤの末端部に一致させたガイドワイヤ。
  29. 請求項1〜28のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、第1部材および第2部材のうち少なくとも一方を、弾性材料により形成し、ガイドワイヤの末端部を弾性的に押圧変位してガイドワイヤの中心軸線に対して軸方向に整列させることができるようにしたガイドワイヤ。
  30. 請求項1〜29のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、第1部材を、ポリマー材料により形成したガイドワイヤ。
  31. 請求項1〜30のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、第2部材を、ポリマー材料により形成したガイドワイヤ。
  32. 請求項1〜31のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、ガイドワイヤの末端部を、球状チップに終端させたガイドワイヤ。
  33. 請求項32に記載のガイドワイヤにおいて、前記球状チップを、屈曲制御部分の第1部材と第2部材を互いに固定するために使用する材料によって形成したガイドワイヤ。
  34. 請求項32または33に記載のガイドワイヤにおいて、前記球状チップは、半球状の末端チップを画定するものとしたガイドワイヤ。
  35. 請求項1〜34のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、スリーブをガイドワイヤの末端部から基端部に向かって軸線方向に延在させ、前記屈曲制御部分を前記スリーブ内に位置させたガイドワイヤ。
  36. 請求項35に記載のガイドワイヤにおいて、前記スリーブがを、前記末端部から、前記末端部と基端部との中間の位置まで延在させたガイドワイヤ。
  37. 請求項35または36に記載のガイドワイヤにおいて、前記スリーブを、らせん状に巻いたコイルによって形成したガイドワイヤ。
  38. 請求項35〜37のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、前記スリーブを、密に巻回したヘリカルコイルによって形成することを特徴とするしたガイドワイヤ。
  39. 請求項35〜38のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、前記スリーブを金属材料で形成したガイドワイヤ。
  40. 請求項35〜39のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、前記スリーブをプラスチック材により形成したガイドワイヤ。
  41. 請求項35〜40のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、前記スリーブを、プラスチック材および金属材料で形成したガイドワイヤ。
  42. 請求項35〜41のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、少なくともガイドワイヤの末端に隣接するスリーブの一部を、X線不透過性材料で形成したガイドワイヤ。
  43. 請求項1〜42のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、少なくともガイドワイヤの末端部に隣接するガイドワイヤの一部を、X線不透過性材料により形成するしたガイドワイヤ。
  44. 請求項1〜43のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、前記屈曲制御部分において引き起こされる屈曲が第1部材と第2部材との間の相対移動量と比例するものとしたガイドワイヤ。
  45. 請求項1〜44のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、中心軸線に対してガイドワイヤの末端部をオフセットする角度が、第1部材と第2部材との間の相対移動量と比例するものとしたガイドワイヤ。
  46. 請求項1〜45のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤにおいて、対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするのに使用するガイドワイヤ。
  47. 対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするよう外科的もしくは他の処置に用いるカテーテルと、細長いガイドワイヤとの組み合わせよりなるカテーテル装置において、前記ガイドワイヤを、請求項1〜46のうちいずれか一項に記載のガイドワイヤとしたカテーテル装置。
  48. 対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするよう外科的もしくは他の処置に使用するカテーテルと、細長いガイドワイヤとの組み合わせよりなるカテーテル装置であって、ガイドワイヤが軸線方向に延びる中心軸線を画定し、遠隔部位にアクセスするための末端部とこの末端部から離れている基端部との間に延びており、ガイドワイヤの末端部寄りに位置して前記末端部を前記中心軸線に対して角度をなすようオフセットする屈曲制御部分を設け、この屈曲制御部分は、屈曲を引き起こす細長い第1部材と、屈曲を引き起こす細長い第2部材とを有し、これら第1部材および第2部材の各末端部に隣接する位置で互いに連結し、これら第1部材および第2部材はそれぞれ末端部から基端部に向かって軸線方向に延びており、屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を生ずるよう互いに軸線方向に相対移動できるように前記ガイドワイヤを構成した該カテーテル装置において、前記屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を形成するよう第1部材および第2部材を保持して互いに相対平行移動させる保持手段を設けたことを特徴とするカテーテル装置。
  49. 対象となる生体であるヒトや動物の身体の遠隔部位にアクセスするよう外科的もしくは他の処置に使用する細長いガイドワイヤを形成する方法であり、長手方向に延びる中心軸線を画定しかつ前記遠隔部位にアクセスするための末端部とこの末端部から離れた基端部との間で延在するガイドワイヤを設けるステップと、前記中心軸線に対して特定の角度で前記末端部をオフセットするための屈曲制御部分をガイドワイヤの末端部寄りに配置するステップと、屈曲を引き起こす細長い第1部材、および屈曲を引き起こす細長い第2部材を、それぞれの末端部に隣接する位置で連結して前記屈曲制御部分を設けるステップとよりなり、前記第1部材および第2部材を各々末端部から基端部に向けて軸線方向に延在させ、前記屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を生ずるよう軸線方向の相対移動を可能にしたガイドワイヤ形成方法において、前記屈曲制御部分において屈曲した湾曲部を形成するよう第1部材および第2部材を保持して互いに相対平行移動させる保持手段を設けたことを特徴とするガイドワイヤ形成方法。
  50. 請求項49に記載の方法において、第1部材および第2部材を互いに並置し、軸線方向に互いに摺動可能にした方法。
  51. 請求項49または50記載の方法において、第1部材および第2部材を互いに平行移動させる前記保持手段を、第2部材から側方に突出する案内タングであって、この案内タングに対応させて第1部材に形成した軸線方向に延在する案内溝に対して摺動可能に掛合する案内タングにより構成した方法。
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