JP2007500063A - 眼のインプラントのための挿入具 - Google Patents

眼のインプラントのための挿入具 Download PDF

Info

Publication number
JP2007500063A
JP2007500063A JP2006533338A JP2006533338A JP2007500063A JP 2007500063 A JP2007500063 A JP 2007500063A JP 2006533338 A JP2006533338 A JP 2006533338A JP 2006533338 A JP2006533338 A JP 2006533338A JP 2007500063 A JP2007500063 A JP 2007500063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shunt
eye
cartridge
implant
ejector pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006533338A
Other languages
English (en)
Inventor
ビー.テイラー ジョン
ジー.リー エドウィン
ビー.マルハーン マーガレット
ジェイ.モリル ティモシー
エム.コート ダナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Becton Dickinson and Co filed Critical Becton Dickinson and Co
Publication of JP2007500063A publication Critical patent/JP2007500063A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/00781Apparatus for modifying intraocular pressure, e.g. for glaucoma treatment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

挿入具(20)は、挿入処置の間、経角膜シャント(10)を保持するために、エラストマー系バンド(50)と、イジェクタピン(43)と、そしてカートリッジアセンブリ(40)とを含んでいる。そのシャントの基端のフランジ(12)は、イジェクタピンの先端部にあるエラストマー系バンドの調節可能な開口部の中で、目に見える位置に、やさしく保持される。スライド機構は、カートリッジアセンブリを動かすべく、挿入具の外側表面に沿って設けられていて、そのカートリッジアセンブリは、エラストマー系バンドにテンションを加え、そのシャントを動かないようにする開口部直径を増加し、求められたときにそのシャントをやさしく解放することを許す。挿入具のほかにとるべき実施形態は、挿入の間、そのシャントをやさしく保持し、そして解放するべく、切断可能なファイバー、透けて見えるスプリットのマイラー樹脂製のシートあるいは隔壁、カンチレバー・フォーク、コレット・アセンブリ、またはエラストマー系グリップ・コレットを利用する。

Description

本発明は、眼および眼以外のインプラントに対して使うためのデバイスに関し、さらに特に、眼圧を減じるべく眼の角膜を介しての経角膜シャント(transcornea shunt)の制御された挿入のための、挿入具および方法に関する。本発明の実施形態は、経角膜の用途(transcorneal application)、そして経強膜の用途(transscleral application)の両方に、適用できる。
視神経細胞の変性によって引き起こされる緑内障は、今日世界で、避けられる失明の二番目に主要な原因である。緑内障の主な徴候は、高い眼圧、すなわち「IOP」である。それは、眼の中から十分な量の房水を抜けないことが、小柱網(trabecular meshwork)によって引き起こされる。それ故、緑内障の治療は、薬物の使用および、線維柱帯切除術のような外科的方法やインプラントの使用を含む外科手術の使用を通してといった、様々な方法を使ってIOPをより低くすることによって、視神経を保護し、視覚機能を保つことに向けられている。
線維柱帯切除術は、デバイスやインプラントを使用しない、非常に侵襲な外科的なやり方である。典型的には、外科的な処置は、静脈洞を開く通路を外科的に作り出すことによって、小柱網を、穿刺したり、新しい形にしたりすることを行う。使用されている別の外科的な手法は、典型的には相当大きく、そして外科的な侵襲的な処置の間に埋め込まれる、ステムやシャントのような、眼の内側へのインプラントの使用を含む。これらのインプラントは、内室から、強膜を通して、そして強膜を覆っている結膜泡(a conjunctive bleb)の中へ、房水を流すことを可能にすることによって、内部の眼の圧力を減じるべく作用する。これらの処置は、外科医にとってとても激しい労働であり、おびえと、嚢胞形成とのためにしばしば失敗することがある。
直面した問題に対する一つの解決法は、図1の適所に示されているように、経角膜シャントの使用を伴うことである。その経角膜シャントは、眼の内室から、角膜を通して、テラフィラム(terafilum)へ、房水を流すことによって、眼の眼圧を低減するために開発されている。経角膜シャントは、角膜を通して房水を抜くための第一のデバイスであり、それはそのデバイスの外科的な埋め込みをより侵襲的でなくし、外科手術にとって他の外科的な選択を伴うよりもより早いことを可能にする。この新しいシャントの付加的な詳細は、2001年1月5日に出願され、国際公開番号WO01/50943の下に2001年7月19日に公開され、「眼圧を減らすためのシステムおよび方法」の名称をつけられた特許文献1に記述されていて、それの全内容はここで言及することによりこの中に組み込まれる。
しかしながら、経角膜シャントは、とても小さく、挿入の間に扱ったり、操作したりすることは難しい。図1における経角膜シャント10は、角膜の外側表面にシャントを固定するために基端部に第一フランジを、そして角膜の内側表面にシャントを固定するために先端部に第二フランジを有して構成されている。シャフトは、第一フランジと第二フランジとの間に伸び、バクテリアがシャントを介して眼に入り込むことを防ぐべく設けられたフィルターを含み得る。シャフトとフィルターとは、また、眼の内室から角膜の外側表面への、房水の流速を制御する働きをする。
経角膜シャントは、小さな切り口を介して角膜に挿入され、あるいは埋め込まれるが、それは、第二フランジに、一旦所定位置に位置付けられたシャントを固定する間、角膜を通して操作されることを可能にすべく、十分に大きい。しかしながら、外科医に、挿入処置の間、シャントの先端部を見ることを可能にすべく、シャントの一部を露出されたままにしているが、現在利用できる外科手術用のデバイスは、経角膜シャントをやさしくつかまえることには完璧には向いていない。そのシャントの小さなサイズや構造のため、現在利用できる外科手術用のデバイスやピンセットを使ってシャントを持ち上げ、操作することは難しく、それらは、また、多くの場合、挿入の間、シャントを完全に隠してしまう。
シャントの埋め込み用具を開発しようとする試みには、管状の先端部にシャントを内蔵し、そして角膜の表面に対してのプレス動作を通じてシャントを挿入する、挿入具が含まれる。そのような挿入具は、堅いチューブと、プランジャーアセンブリとを含み、そこでそのシャントはその用具の先端におけるアセンブリの管状部分内に保持される。その用具が眼に対して下に押されるとき、そのプランジャーは、管状の先端部から、角膜の切り口へと、隠れたシャントを押す。しかしながら、そのようなデバイスにおいて、シャントは挿入の間、隠されている。また、挿入具のチューブの中にシャントを保持するための方法がない。シャントが乾いているならば、それは容易に抜け落ち、シャントが濡れているときには、プランジャーがシャントの表面にチューブからシャントを押し進めるべく力を加えるとき、それにはとても容易に損傷が与えられる。
上で述べたように、そのような挿入具が直面する別の難題には、シャントの取り付けの間の視認性が含まれる。典型的には、シャントは、一般に1.0mmと1.5mmとの間の、とても小さな切り口へ差し込まれている。シャントが保持される挿入具の先端部は、切り口、シャント、あるいはその両方の視認をしばしば阻害する。チューブやチューブの先端部がとても小さい場合でさえ、外科医の視認性は、危うくされる。そのような挿入具が直面するさらに別の難題には、シャントの取り付けの間、目に印加される不要なある種の力が含まれる。そのようなデバイスにおいて、プランジャーが下に押されるとき、チューブから切り口へシャントを押すのに必要とされるその力は、また、眼の表面に伝えられ、眼圧を増す。典型的に、これは両手での操作に帰結し、外科医は、挿入先端部を保持することによってその挿入から生じる力を無効にしなければならない。加えて、視認性は、二つの手の使用を通してさらに損なわれるので、悪い位置付けの危険性が生じ得、挿入具が適切に位置付けられないことになり、シャントは切り口位置に入らなくなり得る。そのようなデバイスの付加的な詳細は、上で述べたように特許文献2で議論されている。
したがって、必要性は、眼の角膜を通して経角膜シャントを挿入するための、やさしくつかまえることができる用具に対してあるが、また、外科医が角膜を通してそのシャントを容易に見て、操作し、そして挿入することが出来るように、その用具によって切り口やシャントが隠されないように、傷つき易いシャント構造に損傷を与えることなしに、シャントの基端部を確実に支持することにある。加えて、シャントの先端部が角膜を通して完全に挿入された後、先端のフランジが眼の内室内に完全に伸びているかどうかを考慮して、ユーザにフィードバックを与えるべく、シャントの基端部をやさしくつかみ続けることを可能にする用具に対して、必要性はある。加えて、必要性は、眼の傷つき易い組織に如何なる付加的な損傷を与えることを避けるために、作られる得る用具に対してある。
国際出願第PCT/US01/00350号パンフレット 米国特許第60/175,658号明細書
それ故、眼の内室から房水を抜くことによってIOPを減らすべく、経角膜シャントが角膜を横切って取り付けられ得るように、眼の角膜を通して経角膜シャントを挿入するために用いられ得るデバイス、および同じ使用のための方法を提供することがこの発明の目的である。
本発明の別の目的は、外科医が切り口および露出されたシャントの一部分を容易に見て、角膜を通してそのシャントを操作し、且つ挿入することを可能にするように、そのシャントの基端部をやさしく、また確実に保持することを可能にする、経角膜シャントの取り付けのためのデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、角膜を通して経角膜シャントの先端部が完全に挿入された後、その先端のフランジが眼の内室内に完全に伸びているかどうかを考慮して、ユーザにフィードバックを与えるべく、シャントの基端部をやさしく保持することを可能にする、経角膜シャントの取り付けのためのデバイスを提供することである。
本発明の別の目的は、眼の傷つき易い組織に如何なる損傷を与えることを避けるために、作られ得る、経角膜シャントの取り付けのためのデバイスを提供することである。
これらのおよびその他の目的は、挿入処置の間、経角膜シャントをやさしく保持するために、エラストマー系バンドおよびポストアセンブリを含むハンドルを有する、シャントの挿入具を提供することによって実質的に達成される。そのシャントの基端のフランジは、挿入具のハンドルの先端部における、エラストマー系バンドにおける調節可能な開口部の中にしっかりと保持される。スライド機構は、内部機構を駆動するべく、挿入具のハンドルの外側表面の辺りに提供され、エラストマー系バンドにテンションを加え、その開口部を大きくし、要求されたときにそのシャントを解放することを可能にする。
上記および他の目的および利点は、次の図面および詳細な記述の考察で明白になるだろう。本発明の好ましい実施形態は、添付された図面に描かれていて、その中では同様の参照数字は同様の構成要素に属している。
図において、同様の番号は、同様の構成に属していることが理解されるだろう。
経角膜シャント(以下、「シャント」)は、眼の内室から、角膜を通して、そしてテラフィラムへ、房水の短絡を作ることによって、眼の眼圧(IOP)を低減するために、開発されている。そうするべく、そのシャントは、小さい切り口を介して、眼の角膜の中へ埋め込まれる必要があり、角膜の内側表面と外側表面との間に実際に延在する。しかしながら、シャントは、非常に小さく、そのような挿入処置の間に扱ったり、操作したりすることは難しい。そのような問題点の解決策において、本発明の実施形態では、下で記述されるように、そのシャントが手動で解放されるまで、所定の位置にシャントを保持するべく、薄いエラストマー系材料を使う取付具の先端部に、そのシャントをやさしくつかむことを外科医に可能にする。そのエラストマー系材料には、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、そしてポリイソプレン、すなわち天然ゴムのような、如何なる種類のポリマーが含まれ得る。好適な、そして各々の付加的な実施形態においては、シャントのごく一部分のみが、取り付けの間に保持され、シャントの大部分は、外科医への視認が保たれ得、取り付けの間のより優れた制御および正確さを可能にする。
後述される挿入具の実施形態は、先端部と基端部との間に、シャフトが各端部間に延在している状態で、伸びる、実質的に円筒状のハウジングを含んでいる。エラストマー系バンドは、そのハウジングの先端部にわたって伸びて取り付けられていて、そのハウジングの先端部にシャントをやさしく固定するため、少なくとも一つの開口部を含んでいる。イジェクタピンは、ハウジングのシャフトを通して伸び、挿入の間にエラストマー系バンドからシャントの基端部を解放するために使われる。
挿入具のハウジングの先端部には、小さい開口部がそのエラストマー系バンドに設けられていて、そのエラストマー系バンドは、そのバンドにかけられたテンションの度合い対して拡大したり、収縮したりし得る直径を有している。シャントの基端部におけるフランジ、すなわち「ヘッド」は、そのバンドがゆるくなっているとき、そのヘッドがやさしく、しかも挿入具によってしっかりと保持されるように、エラストマー系バンドにおける開口部によってやさしく保持される。シャントおよびエラストマー系バンドは、取り付けの間、バンドにテンションを加え、それを維持し、そしてそれを解放するための機構をまた含んでいる挿入具の上に組み立てられている。エラストマー系バンドは、外科医が、挿入位置の完全な制御および最大限の視認性を有し、角膜の中へシャントを操作することができるように、シャントに、保持されることを許容する。シャントのヘッドのみが保持されるので、シャントの先端部のフランジ、すなわち「フット」と、シャント本体とは、取り付けの間、外科医に見えるままにされる。外科医が、そのシャントを、要望どおりに配置し、位置付けると、挿入具の先端部に位置付けられた開口部の直径が、拡大され、それの固定位置からそのシャントを解放するように、外科医は、エラストマー系バンドを引き伸ばすことによって、バンドにテンションを加えるための機構を作動させることによってシャントを解放し得る。
この中に使われるように、「基端の」という用語は、デバイスを使う人間にもっとも近接し、デバイスが使われていることに関して患者からもっとも離れた、任意のデバイスの位置を指す。反対に、「先端の」という用語は、デバイスを使う人間からもっとも離れた、そしてデバイスが使われていることに関して患者にもっとも近接したデバイスの位置を指す。
図1に示されているように、経角膜シャントは、房水を、眼の内室から抜くことによってIOPを減じるべく、眼の角膜を通して挿入される。図1は、本発明の実施形態に従う挿入具を用いて挿入され得る、適切に取り付けられた経角膜シャント、すなわち眼のインプラントの拡大断面図である。図1の実例は、基端のフランジ、すなわちヘッド12と、先端のフランジ、すなわちフット18と、そしてそれらのフランジ間に伸び、角膜104を突き抜けている本体14とを有するシャント10を示している。
角膜は、内側表面122と、外側表面118とをそれぞれ含み、内室108を保護している。適切に取り付けられているとき、ヘッド12は、外側の角膜の表面118に接し、フット18は、内室108に位置付けられ、内側の角膜の表面122に接する。シャント10は、また、フット18とヘッド12との間の本体14を貫通する通路24を含み、それはフットで実質的に開き、ヘッドで覆われている。ヘッド12に置かれる通路24のカバーは、狭い開口部、すなわちスリット(不図示)を含み、内室内からの流動体の通過を許容する。そのスリットは、また、侵入を最小限にし、流れを制御し、そしてバクテリアの侵入を防ぐことを可能にする。さらに、別の実施形態において、通路24は、ヘッド12で実質的に開いたままにされ、後で詳述されるようにそれは挿入具のセンタリング機構との係合を可能にする。
シャント10は、バクテリアに、シャントを介して眼に侵入するのを防止するべく、交換式のフィルター16も含み得る。通路24およびフィルター16は、また、眼の内室から角膜の外側表面への房水の流速を制御する働きをし、利用可能な流速の範囲を提供する。本発明のさらに別の実施形態において、フィルター16は、一方向のバルブ、すなわち逆止弁のような、バルブアセンブリと置き換えられ、あるいは補完され得る。本発明のさらに別の実施形態では、狭い開口部、すなわちスリットは、ヘッド12に設けられ、バルブアセンブリとして働き得る。フィルター16は、シャントがアクセスポートとして使われる応用例において、除かれ得る。
シャント10は、形状記憶高分子や、水和しているとき切り口で膨らむ脱水ヒドロゲルなどの、たくさんの様々な材料を使って構成され得る。シャント10は、また、シャントの異なる部分で異なる表面特性を含み得る。例えば、ある部分では、細胞粘着を促進するべく設計されたコーティング面を含み得る。シャントは、たくさんのフットのサイズをまた含み得、それは応用例に基づく切り口サイズの範囲に対応し、埋め込み後のわずかな寸法変化さえ許容し得る。シャント10の付加的な詳細は、上で述べたように、特許文献2で議論されている。
本発明の実施形態は、後述され、図2に示されていて、図2は、シャントのフットおよびヘッドが正確に設置位置に位置付けられるように、図1に示されているシャント10を角膜表面104を通して挿入するために使用され得る、一例としての挿入具20を例示している。図2は、一例である挿入具20を例示した分解斜視図であり、その挿入具20は、先端部と基端部とを有し、それらの間に、カートリッジアセンブリ40が配置される実質的に中空のチャンバを区画形成する円筒状のハンドル23が設けられている。円筒状のハンドル23は、その基端部に機械的に取り付けられる第一キャップ24と、経角膜シャントを収容し、固定し、そして挿入するための開口した先端部とを含んでいる。第二キャップ(不図示)は、円筒状のハンドル23の先端部と結合するべく、そして、その先端部に保持されるシャント用に安全で無菌のバリアを提供するべく、設けられ得る。加えて、不正開封防止機能の付いた細片は、第二キャップと円筒状のハンドル23との間に形成される継ぎ目を越えて位置付けられ得る。細片は、継ぎ目に沿ってミシン目が入れられ得、破れたり、裂かれたりしたミシン目は、第二キャップおよび円筒状のハンドルが開かれ、シャントがもはや清潔ではない可能性があることのしるしとなり得る。
図2において、第一キャップ24は、そのキャップからハンドル23の中へ、そしてカートリッジアセンブリ40の中へ伸びるロッド25を含んでいる。カートリッジアセンブリ40の分解斜視図は、図3Aに示されている。図3Aのカートリッジアセンブリは、カートリッジ本体41と、イジェクタピン43と、エラストマー系バンド50と、そしてアウタースリーブ51とを含んでいる。図3A、3Bおよび4に示されているように、カートリッジ本体41は、実質的に中空のチャンバ56に関して円筒状であり、先端部と基端部との間に伸びていて、その先端部は、カートリッジ本体41へのアウタースリーブ51の機械的な取り付けのための取付機構49を有している。カートリッジ本体41は、アウタースリーブ51に機械的に取り付けられているとき、滑らかな連続した表面がハンドル23内でのスライド可能な動きを許容すべく作り出されるように、先端部に減少される外径も含んでいる。カートリッジ本体41の基端部において、取付機構48は、後で詳述されるように、カートリッジ本体41を、スライドブロック、すなわちカートリッジコネクタ27に機械的に取り付けるために設けられている。
再び図2をみると、カートリッジアセンブリ40のカートリッジ本体41は、実質的に中空のハンドル23と物理的に一体となってスライド可能なように収容され、カートリッジコネクタ27に機械的に接続される。カートリッジコネクタ27は、ピンアセンブリ28を介して、滑動部26に機械的に接続され、それによって、滑動部26の動きに、実質的に中空のハンドル23内でのカートリッジ本体41の動きを指図命令することを可能にする。カートリッジ本体41は、ハンドル23内にスライド可能なように据え付けられるべく配置され、その動きのおかげで、後で詳述されるように、エラストマー系バンド50にテンションを加えたり、それに対するテンションを解放したりするための制御がユーザに提供される。
取付機構48および49は、図3Aおよび4に示されているように、プレスばめ、あるいは機械的なねじ山などの、多くの適切な技術を介して成し遂げられ得る。カートリッジ本体41とアウタースリーブ51との間の取付機構49は、後で詳述するように、幾つかの付加的な特徴と協働して作動し、カートリッジ本体41の小径を有する先端部に設けられる。
図3Aおよび4に示されているように、カートリッジ本体41は、その先端部に設けられたスロット47と一直線になって、円筒状の小径の先端部の外側表面に沿って後方に伸びる二つの平らな側部を含んでいる。図3Aをみると、カートリッジ本体41は、カートリッジ本体41の先端部にその本体の軸に沿って伸びる向かい合ったフランジ間にスロット47を提供する。スロットとフランジは、カートリッジ本体41の先端部にくぼまされた円状の開口部を提供し、それはエラストマー系バンド50を受入れ、シャント10の基端のフランジ、すなわちヘッドをやさしく保持するようにサイズが合わされている。スロット47は、また、エラストマー系バンドが、使用中に、イジェクタピン43の先端部を離れてスライドするのを防止する。
実質的に中空のシャフト56は、その基端部からその先端部までカートリッジ本体41を貫いて伸びていて、その本体の基端部近くに位置する肩部57を含んでいる。シャフト56は、その先端部を介してイジェクタピン43を受入れ、イジェクタピン43の先端部は、先細りにされ、挿入および解放の間、シャント10のヘッドを支持するための窪んだ先端部45を有している。図3Bに詳細に示されている、イジェクタピン43の先端部45は、シャント10のヘッド12を受けるべくへこまされ得、ヘッド12は窪んだ先端部45を横断して伸ばされているエラストマー系バンド50における開口部によって所定の位置にやさしく保持される。図3Bは、図3Aに示されているカートリッジアセンブリの、部分的に組み立てられたカートリッジアセンブリの先端部の拡大斜視図である。図3Bにおいて、イジェクタピン43の窪んだ先端部45の中心は、センタリング機構46を含み得、センタリング機構46は、シャント10のヘッド12に設けられた通路開口部と結合する。そうしているとき、センタリング機構46は、シャントの位置を定めるのに役立ち、取り付け中に望まない軸方向のシャントの動きを防ぐ。シャント10が嵌め合い可能な通路開口部を提供しない場合には、センタリング機構46は省かれ得る。
カートリッジアセンブリ40が組み立てられたとき、エラストマー系バンド50は、カートリッジ本体41の先端部を超えて伸ばされ、そのフランジ間のノッチ47内に、そして平らな側部55の各々の下方へ嵌め合わされる。エラストマー系バンド50の開口部52は、図3Bに示すようにイジェクタピン43の窪んだ部分45内に、シャント10のヘッド12をやさしく保持する。イジェクタピン43は、シャフト56内に位置付けられ、肩部57に接触し、それによりエラストマー系バンド50によって所定の位置に保持されるべくシャント10のための固定支持体を提供する。エラストマー系バンド50は、シャントをやさしく保持するのに十分な微量のテンションで据え付けられるが、それは開口部52が十分に広がり始める程度ではない。シャントのヘッドのみがエラストマー系バンドによって保持されるので、残りのシャント本体には、取り付けの間、外科医への十分な視認性が残される。
エラストマー系バンド50は、イジェクタピン43の先端部を越えて伸び、フランジ間のノッチ47内に嵌め合わされ、実質的に低いテンションで、あるいはほとんど緩まされた状態で所定の位置にエラストマー系バンドを保持するために、接着剤、超音波溶接、あるいは如何なる他のボンディング技術を使って、平らな側部55に沿ってカートリッジ本体41に取り付けられる。この状態で、シャント10のヘッドは、イジェクタピン43の先端の先端部にエラストマー系バンドの開口部52によってやさしく保持される。エラストマー系バンド50は、アウタースリーブ51がカートリッジ本体41と機械的に係合しているとき、バンドの端部および/あるいは側部を固定するべく、そのスリーブを使って、カートリッジ本体41に、また保持され得る。
バンド50のエラストマー系材料は、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ポリイソプレン(天然ゴム)、ポリ(スチレン-ブタジエン-アクリロニトリル)すなわちABS、ポリ(スチレン-アクリロニトリル)すなわちSAN、エラストマー系ポリオレフィン、ポリアミドすなわちナイロン、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、およびポリウレタンなどの多くのポリマーを含み得る。さらに、他のエラストマー系材料は、でんぷん、あるいは糖類を含み得る。
そのようなエラストマー系材料の選択厚さは、約0.3ミルから50ミル(0.0003インチから0.05インチ)(0.00762mmから1.27mm)まで変動する。エラストマー系材料は、蒸気、ETO、あるいは放射線照射によって殺菌され得る。ラテックスが用いられるバンドの応用例においては、そのバンドは、蒸気によって殺菌された後、最適水準で機能する。好ましい実施形態において、蒸気によって殺菌された、Stevens株式会社(製品コードST-625FS)製の3ミル(0.0762mm)の厚さのポリウレタンフィルムは、最適の弾力性のレベルを示していた。シャントやフィルムがそのキットへ取り付けられる間のわずか30分間の華氏250度(121℃)の蒸気消毒は、本発明の一実施形態の好ましい殺菌技術である。
図5Aおよび図5Bにおいて、挿入具20は、使用の状態で示されていて、角膜を通してシャントを正確に位置付けた後、シャント10を解放する。図5Aは、挿入位置における本発明の実施形態の断面図であり、そこでは、シャントは操作および挿入のための目に見える位置にやさしく保持されている。図5Bは、解放位置における本発明の実施形態の断面図であり、そこでは、シャントは適当な位置におかれ、挿入デバイスからこれから解放される。図5Aおよび図5Bにおいて、挿入具20は、上記したようにエラストマー系バンド50を用いてイジェクタピン43の先端部における目に見える位置にシャント10のヘッドをやさしく保持して示されている。シャント10は、シャント10のフットや本体が目に見え、外科医による埋め込みが十分にやり易いように保持されている。この位置において、シャント10は、そのフットが、内側の角膜の表面に接触するが、シャント10のヘッドがエラストマー系バンド50を使って挿入具20によりなおやさしく保持されるように、角膜を通して適切に埋め込まれ得る。挿入後のシャント10の保持は、外科医に、挿入具20をそっと扱い、シャントのフットと内側の角膜の表面との間の係合によって引き起こされる抵抗を検知することによって、正確な患者への埋め込み位置に、ポジティブなフィードバックを得ることを許容する。加えて、外科医は、挿入具20を回転することも可能であり、エラストマー系バンド50とイジェクタピン43との回転のために、挿入具20は、またシャント10を回転させるだろう。
外科医が、埋め込み位置に納得しているとき、エラストマー系バンド50の固定端部は、次に、そのバンド50が図5Bに示されているように同じ状態を保つイジェクタピン43を超えて伸ばされたままにされながら、引っ込められ得る。図5Bにおいて、滑動部26は、カートリッジコネクタ27に接続され、一つ以上の指を使って外科医がそのハンドルを保持することによって、手動でハンドル23の軸に沿って後方にスライドされている。カートリッジ本体41は、カートリッジコネクタ27と機械的に係合し、外部の滑動部26による動きのためにハンドル23の中にスライド可能に取り付けられるように配置され、それ故、また、後方にスライドされる。ロッド25は、カートリッジ本体41が引っ込められても、イジェクタピン43が、ハンドル23の先端部近くに固定されたままであるように、イジェクタピン43の基端部に係合する。カートリッジ本体41が滑動部26によって後方に引っ込められると、イジェクタピン43やロッド25は動かないままであり、エラストマー系バンド50の固定端部がカートリッジ本体41と共に後方へ引っ込められ、その開口部52の直径が大きくされ、それによってシャント10をやさしく解放するように、エラストマー系バンド50のテンションは増加される。図5Bに示されているように、カートリッジ本体41は、ハンドル23の中に十分に引っ込められ、エラストマー系バンド50は、ハンドル23の先端部近くに動かないままであるイジェクタピン43の先端部を超えて引き伸ばされるように、最大のテンションを受ける。この状態で、かつては小さな直径を有していて、シャント10のヘッドをやさしく保持していたエラストマー系バンド50の中の開口部52は、加えられたテンションのために直径が大きくされ、それに応じて、シャント10を解放する。
図6に示されている本発明の第二実施形態では、カートリッジアセンブリは、上記したものと実質的に同じである。図6は、図1に示されているシャントを適切に挿入するための、本発明の第二実施形態の分解斜視図である。図6の挿入具60において、第二実施形態のハンドル61は、基端部に第一キャップ62を、そしてそのキャップからハンドル61の中へ伸びているロッド63を含んでいる。第一キャップ62は、また、ハンドル61の中へ伸びているスプリング64にくっつけられ、カートリッジコネクタ65に接続され、カートリッジコネクタ65はカートリッジアセンブリを係合するための係合機構を含み、そのカートリッジアセンブリは第一実施形態におけるカートリッジアセンブリ40と実質的に同じである。
図7Aおよび図7Bの断面図に示されているように、カートリッジコネクタ65は、ピン72で所定の位置に保持され、その基端の方向に動くことが防止されている。この位置で、スプリング64は、カートリッジコネクタ65にテンションを加え、ハンドル61の基端部に向けて後方にコネクタを引き寄せるように努める。ハンドル61は、回転軸71周りに回転する解放機構70をまた含み、所定の位置にカートリッジコネクタ65を保持するべく、ハンドル61の中へそれから伸びるピン72を含んでいる。伸び縮みする「O」−リング、あるいは同様の機構は、解放機構70の基端部に設けられた溝に配置され、カートリッジコネクタ65との係合からピン72を持ち上げて解除し、スプリング64にコネクタを後方へ引くことを可能にするように、解放機構70が手動で軸71周りに回転されるまで、ピン72をカートリッジコネクタ65と係合した状態に保つ。
ピン72がカートリッジコネクタ65から外れると、カートリッジコネクタ65とカートリッジ本体とはスプリング64によって後方へ引っ込められ、イジェクタピン43およびロッド63が動かないままにされているのでエラストマー系バンドにテンションが生み出され、エラストマー系バンド50の固定端部がスプリング64によってカートリッジ本体と共に後方へ引っ込められ、それによって上記したように実質的にシャント10を解放する。この実施形態において、スプリング64は、シャントの解放のために必要とされる後方への動きを提供する。
図6、7Aおよび7Bに示されている実施形態の変形において、ダンパー機構は、上記した後方への動きの間、反動を防ぐべく加えられ得る。ダンパー機構(不図示)は、例えば、図6のコネクタ65とスプリング64との間に取り付けられる小さなディスク、すなわちワッシャを含むことができる。そのディスクは、中心にある開口部を含み、その開口部を通してロッド63が伸び、そしてカートリッジコネクタ65の後方への動きの間にディスクとロッド63との間に摩擦を生み出すのに十分である、開口部直径と接触面とを有する。その摩擦は、カートリッジ40の移動比率をゆっくりさせ、カートリッジの反動をなくすのに役立つ。そのディスクは、シリコーンなどの、任意の適した材料から製造され得る。
上記した本発明の実施形態において、イジェクタピン43の先端部での窪んだ先端部や、引き伸ばされるエラストマー系バンドの開口部の使用は、シャント本体のとてもやさしい握りを提供する。提供されるやさしい握り、すなわちシャントと挿入具との間の「柔らかい介在物」は、取り付けより前の、および取り付け中の、壊れ易いシャントへの損傷を防止し、また取り付けの間のシャントの視認性を大いに増加させる。
図8Aおよび8Bに示されている本発明のさらに別の実施形態において、一組のファイバーが、挿入の間、シャント10を保持するために使われ得る。図8Aは、シャントが保持され、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第三実施形態の先端部の拡大図である。図8Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第三実施形態の先端部の拡大図である。シャント10は、挿入具の先端部に一組のファイバー130によってやさしく保持されていて、それは上記したのとは別のやり方で実質的に構成されている。ファイバーの直径および構成は、特有の応用例に適合すべく、変更され得る。
図8Aおよび図8Bにおいて、シャント10は、挿入デバイスの先端部に位置付けられ、シャント10に関して輪にされた一組のファイバー130によって保持され、そしてクイック切断機構(不図示)で終わらせられている。カートリッジ本体(不図示)が前方位置にあるとき、一組のファイバーは、図8Aに示されているように、シャント10の本体に力を及ぼし、挿入デバイスの先端部にシャントをやさしく保持する。カートリッジ本体が上記したように引っ込められているとき、クイック切断機構が作動され、一組のファイバー130を切断し、そして完全な挿入へシャント10を解放する。
図9Aおよび図9Bに示されている本発明のさらに別の実施形態において、周囲フレームとハンドルとを有して、透けて見えるスプリットのマイラー樹脂製のシートは、挿入の間、シャント10を保持するために使われ得る。図9Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第四実施形態の先端部の拡大図である。図9Bは、シャントが挿入具から解放される状態の、本発明の第四実施形態の先端部の拡大図である。シャント10は、挿入具の先端部に、透けて見えるスプリットのマイラー樹脂製の隔壁132によってやさしく保持され、それは上記したのとは別のやり方で実質的に構成されている。
図9Aおよび図9Bにおいて、シャント10は、挿入デバイスの先端部に位置付けられ、透けて見えるマイラー樹脂製の半円の平面を対合し、スプリットのマイラー樹脂製の隔壁132を作り出すことによって保持されている。周囲フレームおよびハンドル134が緩められて閉まった位置にあるとき、スプリットのマイラー樹脂製の隔壁132は、閉じられた位置にあり、図9Aに示されているようにシャント10の本体に圧縮力を及ぼす。シャント10のヘッドは、挿入デバイスの先端部にスプリットのマイラー樹脂製の隔壁132の中にやさしく保持される。周囲フレームおよびハンドル134が図9Bに示されているように収縮されているとき、スプリットのマイラー樹脂製の隔壁132は隔たれ、それによってシャント10を解放して挿入が完了する。
図10Aおよび10Bに示されている本発明のさらに別の実施形態においては、透けて見えるスプリットのマイラー樹脂製の隔壁は、挿入の間、シャント10を保持するために、周囲フレームの操作なしに、用いられ得る。図10Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第五実施形態の先端部の拡大図である。図10Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第五実施形態の先端部の拡大図である。シャント10は、挿入具の先端部に、透けて見えるスプリットのマイラー樹脂製の隔壁136によってやさしく保持され、それは上記したのとは別のやり方で実質的に構成されている。
図10Aおよび図10Bにおいて、シャント10は、挿入デバイスの先端部に位置付けられ、半円のフレーム部材を対合し、スプリットのフレームの支持体136を作り出すことによって保持されている。カートリッジ本体(不図示)が先方位置にあるとき、スプリットのフレームの支持体136は、閉められた位置にあり、図10Aに示されているようにシャント10の本体に圧縮力を及ぼす。シャント10のヘッドは、挿入デバイスの先端部で、スプリットのフレームの支持体136の中にやさしく保持される。カートリッジ本体(不図示)が上記したように引っ込められているとき、図10Bに示されているように、スプリットのフレームの支持体136は隔たれ、それによってシャント10を解放して挿入が完了する。
図11Aおよび11Bに示されている本発明のさらに別の実施形態においては、カンチレバー・アームが、挿入の間、シャント10を保持するために用いられ得る。図11Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第六実施形態の先端部の拡大図である。図11Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第六実施形態の先端部の拡大図である。シャント10は、挿入具の先端部に、カンチレバー・フォーク138によってやさしく保持され、それは上記したのとは別のやり方で実質的に構成されている。
図11Aおよび図11Bにおいて、シャント10は、挿入デバイスの先端部に位置付けられ、延長位置にカンチレバー・フォークによって保持される。カートリッジ本体(不図示)が先方位置にあるとき、カンチレバー・フォーク138は延長位置にあり、図11Aおよび図11Bに示されているようにシャント10の本体に圧縮力を及ぼす。シャント10のヘッドは、挿入デバイスの先端部に、カンチレバー・フォーク138の中でやさしく保持される。カートリッジ本体が上記したように引っ込められているとき、カンチレバー・フォーク138は待機され、それによってシャント10を解放して挿入が完了する。
図9の周囲フレームおよびハンドル、図10のスプリットのフレーム、そして図11のカンチレバーは、取り付けの間、シャントの視認性を最大限にすべく、透明、あるいは半透明の材料から構成され得る。マイラー樹脂を組み込む実施形態では、マイラー樹脂は、取り付けの間、シャントの視認性を最大限にするのを支援すべく、透明、あるいはわずかに色をつけられ得る。
図12Aおよび12Bに示されている本発明のさらに別の実施形態においては、コレット・アセンブリが、挿入の間、シャント10を保持するために用いられ得る。図12Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第七実施形態の先端部の拡大図である。図12Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第七実施形態の先端部の拡大図である。シャント10は、挿入具の先端部にあるポケット内でやさしく保持され、それは上記したのとは別のやり方で実質的に構成されている。
図12Aおよび図12Bにおいて、シャント10は、挿入デバイスの先端部のコレット・アセンブリ140内に設けられたパッド142によって作り出されたポケットの中に位置づけられる。カートリッジ本体(不図示)が先方位置にあるとき、コレット・アセンブリは、図12Aに示されているようにシャント10の本体に圧縮力を及ぼす。シャント10のヘッドは、コレット・アセンブリ140の中にやさしく保持され、パッド142により守られて、安定される。カートリッジ本体が上記したように引っ込められているとき、コレット・アセンブリ140はシャント10を解放して挿入が完了する。
図13A、13Bおよび13Cに示されている本発明のさらに別の実施形態においては、エラストマー系グリップ・コレットは、挿入の間、シャント10を保持するために用いられ得る。図13Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第八実施形態の先端部の拡大図である。図13Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第八実施形態の先端部の拡大図であり、図13Cは、挿入位置に図13Aに示しているような本発明の第八実施形態の先端部の断面図である。シャント10は、挿入具の先端部にあるエラストマー系ポケット146内にやさしく保持され、それは上記したのとは別のやり方で実質的に構成されている。
図13A、図13Bおよび図13Cにおいて、シャント10は、挿入デバイスの先端部のコレット・アセンブリ144内に位置付けられた、エラストマー系ポケット146の中に位置づけられる。カートリッジ本体(不図示)が先方位置にあるとき、コレット・アセンブリは、図13Aおよび図13Cに示されているようにエラストマー系ポケット146に圧縮力を及ぼす。柔軟なエラストマー系ポケットは、シャント10のヘッドの周りにわずかに配置されることによってこの印加される力の影響を受け、それによってシャントをやさしく保持する。カートリッジ本体が上記したように引っ込められているとき、コレット・アセンブリ144はエラストマー系ポケット146をもはや圧縮せず、シャント10は解放される。
上記した挿入具の実施形態は、各々、外科医に、シャントが挿入具から実際に解放される前に、角膜内の埋め込み場所においてシャントを巧みに扱うことを可能にする利点を有し、外科医にシャントが正確に位置付けられる強気の姿勢を保たせることを可能にする。また、最小限の力が、挿入プロセスの間、挿入具から眼へ実質的に伝えられるので、挿入の間、片手操作が可能になる。そうしているとき、上記した用具および方法は、シャントの埋め込み処置のために、それほど技能を必要としない。
上記実施形態において、デバイスの端部にシャントが十分にあらわにされるという事実のために、取り付けの間、シャントは高い視認性が保たれたままにされる。シャントは、取り付けの前にそのデバイスから落ちることが防止され、そのような取り付けは、外科医に、取り付けの間、高い制御レベルを許容する。例えば、外科医は、先にシャントの一方のサイドにつけ、次に、小さな切り口に完全に埋め込むためにシャントをねじったり、回したりする柔軟性を有する。実施形態ではシャントを用いての使用を記述したけれども、任意の類似したデバイスは上記したシステムや方法を用いて、また取り付けられ得る。これらの類似したデバイスは、経角膜の薬物送達デバイスを含み得、それらは上記したシャントと同様に構成されている。加えて、上記した本発明の実施形態は、上記したように経角膜の用途、あるいは経強膜の用途の両方に用いられ得る。
本発明の少しの典型的な実施形態のみが、上で詳述されたけれども、当業者は、本発明の新規な教示や優位性から大いに逸脱することなしに、多くの変更が典型的な実施形態で可能であることを容易に理解するだろう。したがって、全てのそのような変更は、後に続く請求項において定められるように、本発明の範囲内に含まれるべく、意図されている。
図1は、本発明の実施形態に従う挿入具を用いて挿入され得る、適切に取り付けられたシャント、すなわち眼のインプラントの拡大断面図である。 図2は、図1に示されているシャントを適切に挿入するための、本発明の実施形態の分解斜視図である。 図3Aは、図2に示されている本発明の実施形態に用いるためのカートリッジアセンブリの分解斜視図である。図3Bは、図3Aに示されていて、部分的に組み立てられたカートリッジアセンブリの先端部の拡大斜視図である。 図4は、図3Aに示されているカートリッジアセンブリの断面図である。 追完。 追完。 図5Aは、挿入位置における、図2で示されている、本発明の実施形態の断面図である。図5Bは、解放位置における、図2で示されている、本発明の実施形態の断面図である。 図6は、図1に示されているシャントを適切に挿入するための本発明の第二実施形態の分解斜視図である。 図7Aは、挿入位置における、図6に示されている本発明の第二実施形態の断面図である。図7Bは、解放位置における、図6に示されている本発明の第二実施形態の断面図である。 追完。 図8Aは、シャントが保持され、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第三実施形態の先端部の拡大図である。 図8Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第三実施形態の先端部の拡大図である。 図9Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第四実施形態の先端部の拡大図である。 図9Bは、シャントが挿入具から解放される状態の、本発明の第四実施形態の先端部の拡大図である。 図10Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第五実施形態の先端部の拡大図である。 図10Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第五実施形態の先端部の拡大図である。 図11Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第六実施形態の先端部の拡大図である。 図11Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第六実施形態の先端部の拡大図である。 図12Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第七実施形態の先端部の拡大図である。 図12Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第七実施形態の先端部の拡大図である。 図13Aは、シャントが取り付けられ、直ぐに取り付けることができる状態の、本発明の第八実施形態の先端部の拡大図である。 図13Bは、シャントが挿入具から解放された状態の、本発明の第八実施形態の先端部の拡大図である。図13Cは、挿入位置に図13Aに示されている、本発明の第八実施形態の先端部の断面図である。 追完。 追完。 追完。

Claims (38)

  1. 先端部と、基端部と、そして前記先端部と前記基端部との間に長手方向軸に沿って延在する実質的に円筒状のハウジングとを有するハンドル本体であって、前記円筒状のハウジングはその中にチャンバを区画形成し、前記チャンバにアクセスする少なくとも一つの開口部を有し、前記チャンバは前記ハンドル本体の前記先端部に開いているハンドル本体と、
    前記ハンドル本体に関してシャントの固定位置と、シャントの解放位置との間の長手方向の動きのために前記チャンバに配置される可動のカートリッジであって、該カートリッジは基端部と先端部とを有し、前記カートリッジが前記シャントの固定位置にあるとき前記カートリッジの前記先端部はシャントを固定し、前記カートリッジが前記シャントの解放位置にあるとき前記シャントを解放する可動のカートリッジと、そして、
    前記ハンドル本体の外側表面に沿ってスライド可能に取り付けられ、そして、前記シャントの固定位置と前記シャントの解放位置との間の中で前記カートリッジを動かすために、前記チャンバにアクセスする前記開口部を通して、前記カートリッジと係合する、カートリッジポジションニング機構と、
    を備えることを特徴とする、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  2. 前記ハンドル本体の前記基端部は、前記チャンバの中へ長手方向軸に沿って伸びるロッドを含むことを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  3. 前記可動のカートリッジは、
    前記カートリッジの前記先端部と前記基端部との間に長手方向軸に沿って延在する実質的に円筒形のハウジングを有するカートリッジ本体と、
    前記カートリッジポジションニング機構に係合するための第一係合機構を有し、そして前記ロッドに前記チャンバにアクセスすることを許容するアクセスポートを有する前記基端部と、
    アウタースリーブに係合するための第二係合機構を有する前記先端部と、
    先端部と基端部とを有するイジェクタピンであって、前記カートリッジが動かされているとき、前記アクセスポートが前記ロッドに、前記ピンを固定された位置に保つことを許容する前記イジェクタピンと、
    調節可能な直径を有する少なくとも一つの開口部を有し、前記イジェクタピンの前記先端部を超えて配置されているエラストマー系バンドであって、前記開口部は、前記カートリッジが前記シャントの固定位置にあるとき前記イジェクタピンの前記先端部に対して前記シャントを固定し、前記カートリッジが前記シャントの解放位置にあるとき前記シャントを解放するエラストマー系バンドと、
    を備えることを特徴とする、請求項2に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  4. 前記エラストマー系バンドは、第一端部および第二端部を含み、前記第一端部および第二端部は、前記カートリッジ本体に固定され、
    前記シャントの固定位置と前記シャントの解放位置との間の前記カートリッジ本体の前記長手方向の動きは、前記エラストマー系バンドのテンションレベルを変え、前記開口部の前記調節可能な直径を制御することを特徴とする、請求項3に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  5. 前記開口部の前記調節可能な直径は、前記バンドのテンションレベルに基づいて第一直径と第二直径との間の中から調節でき、前記第一直径は前記シャントを固定するのに十分であり、前記第二直径は前記シャントを解放するのに十分であることを特徴とする、請求項3に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  6. 前記イジェクタピンの前記先端部は、前記シャントを受けるべく窪んでいることを特徴とする、請求項3に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  7. 前記シャントを前記固定することは、
    前記イジェクタピンの前記先端部と、前記エラストマー系バンドとの間にシャントの基端のフランジを配置すること、
    調節可能な直径を有する前記開口部の中にシャントの先端のフランジとシャント本体とを配置し、前記シャントの先端のフランジとシャント本体とは前記開口部を通して、且つ前記エラストマー系バンドを超えて伸び、取り付けの間、前記配置することは、前記シャントの先端のフランジとシャント本体とをあらわにすること、そして、
    前記シャントの固定位置に前記カートリッジ本体を配置し、前記配置することは、前記エラストマー系バンドにほぼ緩まされたテンションを生み出し、前記イジェクタピンの前記先端部に対して前記シャントの基端のフランジを固定するのに十分な第一直径を提供すること、
    を備えることを特徴とする、請求項3に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  8. 前記シャントを前記解放することは、
    前記シャントの解放位置に前記カートリッジ本体を配置し、前記配置することは、前記エラストマー系バンドにほぼ最大限のテンションを生み出し、前記イジェクタピンの前記先端部からシャントの基部のフランジを解放するのに十分な第二直径を提供すること、
    を備えることを特徴とする、請求項3に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  9. 前記イジェクタピンの前記先端部は、前記シャントを受けるためのセンタリング機構を含み、前記センタリング機構は、前記イジェクタピンの前記先端部に配置される、持ち上がった面からなっていることを特徴とする、請求項3に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  10. 前記カートリッジ本体と、イジェクタピンと、そしてエラストマー系バンドとは、取り付けおよび解放の前に、およびそれらの間、前記シャントを優しく固定するための柔らかい介在物を含むことを特徴とする、請求項3に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  11. 前記柔らかい介在物は、取り付けおよび解放の前に、およびそれらの間、前記シャントへの損傷を防ぎ、取り付けおよび解放の間、最大限のシャントの視認性を与えることを特徴とする、請求項10に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  12. 前記第一係合機構および第二係合機構の少なくとも一方は、ねじ込みフィッティングを備えることを特徴とする、請求項3に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  13. 前記シャントの固定位置と前記シャントの解放位置との間の中で前記カートリッジを前記動かすことは、機械的に助力されていることを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  14. 前記機械的な助力体は、スプリングであることを特徴とする、請求項13に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  15. 前記機械的な助力体は、ダンパー機構を含んでいることを特徴とする、請求項13に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  16. 前記カートリッジポジションニング機構は、前記チャンバにアクセスする前記開口部を通して前記カートリッジと係合する、ユーザに動かされる解放体を備えることを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  17. 前記可動のカートリッジおよび前記カートリッジポジションニング機構は、複数のファイバーを解放するように適合され、前記ファイバーは前記シャントを固定することを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  18. 前記可動のカートリッジおよび前記カートリッジポジションニング機構は、スプリットのマイラー樹脂製のシートを解放するように適合され、前記スプリットのマイラー樹脂製のシートは前記シャントを固定することを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  19. 前記スプリットのマイラー樹脂製のシートは、透明、半透明、および色をつけられた材料の少なくとも一つからなることを特徴とする、請求項18に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  20. 前記可動のカートリッジおよび前記カートリッジポジションニング機構は、スプリットのフレームを解放するように適合され、前記スプリットのフレームは前記シャントを固定することを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  21. 前記スプリットのフレームは、透明、半透明、および色をつけられた材料の少なくとも一つからなることを特徴とする、請求項20に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  22. 前記可動のカートリッジおよび前記カートリッジポジションニング機構は、カンチレバーを解放するように適合され、前記カンチレバーは前記シャントを固定することを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  23. 前記カンチレバーは、透明、半透明、および色をつけられた材料の少なくとも一つからなることを特徴とする、請求項22に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  24. 前記可動のカートリッジおよび前記カートリッジポジションニング機構は、コレット・ジョーを解放するように適合され、前記コレット・ジョーは前記シャントを固定することを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  25. 前記挿入具は、経角膜の用途に用いられることを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  26. 前記挿入具は、経強膜の用途に用いられることを特徴とする、請求項1に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入具。
  27. 眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジであって、
    前記カートリッジは、
    前記カートリッジの前記先端部と基端部との間に長手方向軸に沿って延在する実質的に円筒状のハウジングを有するカートリッジ本体と、
    前記カートリッジ本体の中に配置され、先端部と基端部とを有するイジェクタピンであって、前記カートリッジ本体の長手方向の動きの間、固定された位置に保たれるイジェクタピンと、そして、
    調節可能な直径を有する少なくとも一つの開口部を有し、前記イジェクタピンの前記先端部を超えて配置されているエラストマー系バンドであって、前記開口部は、前記カートリッジ本体が前記シャントの固定位置にあるとき前記イジェクタピンの前記先端部に対してシャントを固定し、前記カートリッジ本体が前記シャントの解放位置にあるとき前記シャントを解放するエラストマー系バンドと、
    を備えることを特徴とする、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  28. 前記エラストマー系バンドは、第一端部および第二端部を含み、前記第一端部および第二端部は前記カートリッジ本体に固定され、
    前記シャントの固定位置と前記シャントの解放位置との間の前記カートリッジ本体の前記長手方向の動きは、前記エラストマー系バンドのテンションレベルを変え、前記開口部の前記調節可能な直径を制御することを特徴とする、請求項27に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  29. 前記開口部の前記調節可能な直径は、前記バンドのテンションレベルに基づいて第一直径と第二直径との間の中で調節でき、前記第一直径は前記シャントを固定するのに十分であり、前記第二直径は前記シャントを解放するのに十分であることを特徴とする、請求項27に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  30. 前記イジェクタピンの前記先端部は、前記シャントを受けるべく窪んでいることを特徴とする、請求項27に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  31. 前記イジェクタピンの前記先端部は、前記シャントを受けるためのセンタリング機構を含み、前記センタリング機構は、前記イジェクタピンの前記先端部に配置される持ち上がった面からなっていることを特徴とする、請求項27に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  32. 前記イジェクタピンの前記先端部に対して前記シャントを前記固定することは、
    前記イジェクタピンの前記先端部と、前記エラストマー系バンドとの間にシャントの基端のフランジを配置すること、
    調節可能な直径を有する前記開口部の中にシャントの先端のフランジとシャント本体とを配置し、前記シャントの先端のフランジとシャント本体とは前記開口部を通して、且つ前記エラストマー系バンドを超えて伸び、取り付けの間、前記配置することは、前記シャントの先端のフランジとシャント本体とをあらわにすること、そして、
    前記シャントの固定位置に前記カートリッジ本体を配置し、前記配置することは、前記エラストマー系バンドにほぼ緩まされたテンションを生み出し、前記イジェクタピンの前記先端部に対して前記シャントの基端のフランジを固定するのに十分な第一直径を提供すること、
    を備えることを特徴とする、請求項27に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  33. 前記シャントを前記解放することは、
    前記シャントの解放位置に前記カートリッジ本体を配置し、前記配置することは、前記エラストマー系バンドにほぼ最大限のテンションを生み出し、前記イジェクタピンの前記先端部からシャントの基端のフランジを解放するのに十分な第二直径を提供すること、
    を備えることを特徴とする、請求項27に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  34. 前記カートリッジ本体と、イジェクタピンと、そしてエラストマー系バンドとは、取り付けおよび解放の前に、およびそれらの間、前記シャントを優しく固定するための柔らかい介在物を含むことを特徴とする、請求項27に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  35. 前記柔らかい介在物は、取り付けおよび解放の前に、およびそれらの間、前記シャントへの損傷を防ぎ、取り付けおよび解放の間、最大限のシャントの視認性を与えることを特徴とする、請求項34に記載の、眼および眼以外の用途のインプラントに使用するための挿入カートリッジ。
  36. 眼および眼以外の用途において、インプラントを解放可能なように固定し、取り付けるための方法であって、
    該方法は、
    先端部と、基端部と、前記先端部と前記基端部との間に長手方向軸に沿って延在する実質的に円筒状の部分とを有するハンドル本体に、前記インプラントの前記先端の部分に、ユーザへの視認性を残したまま、前記インプラントの基端の部分を解放可能に固定すること、
    インプラントの設置場所の中に前記インプラントを位置づけることであって、インプラントの設置場所の中に前記インプラントの前記先端の部分を効果的に配置し、そして前記インプラントの前記基端の部分を前記解放可能なように固定することは、前記インプラントの設置場所の中への前記インプラントの前記位置付けることの間、およびその後での、前記インプラントの制御を許容していて、前記インプラントの設置場所の中に前記インプラントを位置づけること、そして、
    前記インプラントの前記基端の部分を解放すること、
    を備えることを特徴とする、眼および眼以外の用途において、インプラントを解放可能なように固定し、取り付けるための方法。
  37. 前記インプラントの基端の部分を前記解放可能なように固定することは、前記インプラントと前記ハンドル本体との間の柔らかい介在物を備えることを特徴とする、請求項36に記載の、眼および眼以外の用途において、インプラントを解放可能なように固定し、取り付けるための方法。
  38. 前記柔らかい介在物は、前記インプラントを受けて、固定するための可変の開口部を有する、少なくとも一つのエラストマー系バンドと、前記インプラントの位置を定めるための窪んだ端部を有するイジェクタピンとを含むことを特徴とする、請求項37に記載の、眼および眼以外の用途において、インプラントを解放可能なように固定し、取り付けるための方法。
JP2006533338A 2003-05-23 2004-05-21 眼のインプラントのための挿入具 Withdrawn JP2007500063A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/443,752 US20040236343A1 (en) 2003-05-23 2003-05-23 Insertion tool for ocular implant and method for using same
PCT/US2004/016223 WO2004105659A2 (en) 2003-05-23 2004-05-21 Insertion tool for ocular implant

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007500063A true JP2007500063A (ja) 2007-01-11

Family

ID=33450502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006533338A Withdrawn JP2007500063A (ja) 2003-05-23 2004-05-21 眼のインプラントのための挿入具

Country Status (16)

Country Link
US (1) US20040236343A1 (ja)
EP (1) EP1626687A2 (ja)
JP (1) JP2007500063A (ja)
KR (1) KR20060015291A (ja)
CN (1) CN1794957A (ja)
AU (1) AU2004243009A1 (ja)
BR (1) BRPI0410770A (ja)
CA (1) CA2525861A1 (ja)
IL (1) IL171922A0 (ja)
MX (1) MXPA05012589A (ja)
MY (1) MY139264A (ja)
NZ (1) NZ543570A (ja)
RU (1) RU2005140062A (ja)
TW (1) TW200509876A (ja)
WO (1) WO2004105659A2 (ja)
ZA (1) ZA200509130B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516211A (ja) * 2009-01-28 2012-07-19 トランセンド・メディカル・インコーポレイテッド 剛性を持った眼のインプラント、移植方法及び移植システム
JP2016521624A (ja) * 2013-06-13 2016-07-25 インフォーカス,インコーポレイテッド 管状の医療用インプラント機器のための挿入器
US11197780B2 (en) 2012-03-26 2021-12-14 Glaukos Corporation System and method for delivering multiple ocular implants
US11376040B2 (en) 2017-10-06 2022-07-05 Glaukos Corporation Systems and methods for delivering multiple ocular implants

Families Citing this family (62)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6638239B1 (en) 2000-04-14 2003-10-28 Glaukos Corporation Apparatus and method for treating glaucoma
US7867186B2 (en) 2002-04-08 2011-01-11 Glaukos Corporation Devices and methods for treatment of ocular disorders
AU2002258754B2 (en) 2001-04-07 2006-08-17 Glaukos Corporation Glaucoma stent and methods thereof for glaucoma treatment
US7331984B2 (en) 2001-08-28 2008-02-19 Glaukos Corporation Glaucoma stent for treating glaucoma and methods of use
US20040225250A1 (en) 2003-05-05 2004-11-11 Michael Yablonski Internal shunt and method for treating glaucoma
US7291125B2 (en) 2003-11-14 2007-11-06 Transcend Medical, Inc. Ocular pressure regulation
WO2005055873A2 (en) * 2003-12-05 2005-06-23 Innfocus, Llc Improved glaucoma implant device
CN101052435B (zh) 2004-07-02 2010-12-08 Qlt塞子传递公司 治疗介质递送装置
US20070141116A1 (en) * 2004-12-03 2007-06-21 Leonard Pinchuk Glaucoma Implant Device
US7594899B2 (en) * 2004-12-03 2009-09-29 Innfocus, Llc Glaucoma implant device
US20070118065A1 (en) * 2004-12-03 2007-05-24 Leonard Pinchuk Glaucoma Implant Device
US7837644B2 (en) * 2004-12-03 2010-11-23 Innfocus, Llc Glaucoma implant device
US7604654B2 (en) 2005-02-22 2009-10-20 Stryker Spine Apparatus and method for dynamic vertebral stabilization
US8137385B2 (en) 2005-10-31 2012-03-20 Stryker Spine System and method for dynamic vertebral stabilization
EP1978892B1 (en) 2006-01-17 2017-11-15 Novartis Ag Drug delivery treatment device
WO2007087061A2 (en) 2006-01-17 2007-08-02 Transcend Medical, Inc. Glaucoma treatment device
US7938645B2 (en) * 2006-03-16 2011-05-10 Sapian Schubert L Dental system for root and root tip extraction
CN103393483B (zh) 2006-03-31 2016-08-24 玛提治疗有限公司 用于鼻泪系统的药物释放方法、结构及组合物
US10085884B2 (en) 2006-06-30 2018-10-02 Aquesys, Inc. Intraocular devices
US20120123316A1 (en) 2010-11-15 2012-05-17 Aquesys, Inc. Intraocular shunts for placement in the intra-tenon's space
US8852256B2 (en) 2010-11-15 2014-10-07 Aquesys, Inc. Methods for intraocular shunt placement
EP2043572B1 (en) * 2006-06-30 2014-12-31 Aquesys Inc. Apparatus for relieving pressure in an organ
US8721702B2 (en) 2010-11-15 2014-05-13 Aquesys, Inc. Intraocular shunt deployment devices
US8663303B2 (en) 2010-11-15 2014-03-04 Aquesys, Inc. Methods for deploying an intraocular shunt from a deployment device and into an eye
CA2668954C (en) 2006-11-10 2020-09-08 Glaukos Corporation Uveoscleral shunt and methods for implanting same
WO2008085966A2 (en) * 2007-01-09 2008-07-17 Becton, Dickinson And Company Insertion tool and packaging for ocular implant and method for using same
US8672870B2 (en) 2007-07-17 2014-03-18 Transcend Medical, Inc. Ocular implant with hydrogel expansion capabilities
ES2525125T3 (es) 2007-09-07 2014-12-17 Mati Therapeutics Inc. Implante lagrimal
MX2010002619A (es) 2007-09-07 2010-06-01 Qlt Plug Delivery Inc Deteccion de implante lagrimal.
CN102670352A (zh) * 2007-09-07 2012-09-19 Qlt股份有限公司 用于泪腺植入物的插入和抽出工具
WO2009035562A2 (en) 2007-09-07 2009-03-19 Qlt Plug Delivery, Inc Drug cores for sustained release of therapeutic agents
EP2334268B1 (en) 2008-06-25 2017-08-02 Novartis Ag Ocular implant with shape change capabilities
US8529492B2 (en) 2009-12-23 2013-09-10 Trascend Medical, Inc. Drug delivery devices and methods
US20160256320A1 (en) 2010-11-15 2016-09-08 Aquesys, Inc. Intraocular shunt placement in the suprachoroidal space
WO2013030679A2 (en) 2011-08-29 2013-03-07 Qlt Inc. Sustained release delivery of active agents to treat glaucoma and ocular hypertension
US9974685B2 (en) 2011-08-29 2018-05-22 Mati Therapeutics Drug delivery system and methods of treating open angle glaucoma and ocular hypertension
US9808373B2 (en) 2013-06-28 2017-11-07 Aquesys, Inc. Intraocular shunt implantation
US10080682B2 (en) 2011-12-08 2018-09-25 Aquesys, Inc. Intrascleral shunt placement
US9610195B2 (en) 2013-02-27 2017-04-04 Aquesys, Inc. Intraocular shunt implantation methods and devices
US8852136B2 (en) 2011-12-08 2014-10-07 Aquesys, Inc. Methods for placing a shunt into the intra-scleral space
US10085633B2 (en) 2012-04-19 2018-10-02 Novartis Ag Direct visualization system for glaucoma treatment
US9241832B2 (en) 2012-04-24 2016-01-26 Transcend Medical, Inc. Delivery system for ocular implant
US20130296694A1 (en) * 2012-05-04 2013-11-07 The Cleveland Clinic Foundation Surgical instruments for oct assisted procedures
EA030047B1 (ru) 2012-09-17 2018-06-29 Новартис Аг Система для имплантации в глаз и способ работы системы для имплантации в глаз
US9763829B2 (en) 2012-11-14 2017-09-19 Novartis Ag Flow promoting ocular implant
US9592151B2 (en) 2013-03-15 2017-03-14 Glaukos Corporation Systems and methods for delivering an ocular implant to the suprachoroidal space within an eye
US9987163B2 (en) 2013-04-16 2018-06-05 Novartis Ag Device for dispensing intraocular substances
KR101957656B1 (ko) 2013-11-14 2019-06-19 아큐시스, 인코포레이티드 안구내 션트 삽입기
WO2015130945A1 (en) 2014-02-26 2015-09-03 Allergan, Inc. Intraocular implant delivery apparatus and methods of use thereof
CN107835678B (zh) 2015-06-03 2021-03-09 阿奎西斯公司 外路眼内分流器放置
KR102431824B1 (ko) * 2015-12-24 2022-08-12 이스타 메디칼 안구 임플란트 시스템
KR20190019966A (ko) 2016-06-02 2019-02-27 아큐시스, 인코포레이티드 안구내 약물 전달
CN110225763B (zh) 2016-12-07 2024-01-30 梅约医学教育与研究基金会 使用纤维蛋白支持物进行视网膜色素上皮移植的方法和材料
US11116625B2 (en) 2017-09-28 2021-09-14 Glaukos Corporation Apparatus and method for controlling placement of intraocular implants
USD846738S1 (en) 2017-10-27 2019-04-23 Glaukos Corporation Implant delivery apparatus
US11246753B2 (en) 2017-11-08 2022-02-15 Aquesys, Inc. Manually adjustable intraocular flow regulation
US10952898B2 (en) 2018-03-09 2021-03-23 Aquesys, Inc. Intraocular shunt inserter
RU2759894C1 (ru) * 2018-03-09 2021-11-18 Эквисис, Инк. Устройство для введения интраокулярного шунта
US11135089B2 (en) 2018-03-09 2021-10-05 Aquesys, Inc. Intraocular shunt inserter
CA3129427A1 (en) * 2019-02-08 2020-08-13 Mayo Foundation For Medical Education And Research Implantation device
CN110507476B (zh) * 2019-09-12 2021-10-26 格劳科斯公司 制造眼部植入物输送装置的方法
GB202002913D0 (en) * 2020-02-28 2020-04-15 Duckworth And Kent Ltd Ophthalmic instrument

Family Cites Families (96)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US187384A (en) * 1877-02-13 Improvement in furnace-doors for steam-boilers
US197300A (en) * 1877-11-20 Improvement in ties for street-railway tracks
US88260A (en) * 1869-03-23 Improved composition for dental pla
US193725A (en) * 1877-07-31 Improvement in barbers shears
US24345A (en) * 1859-06-07 Robert f
US3129A (en) * 1843-06-09 Improvement in s
US527A (en) * 1837-12-20 Machine for
US220602A (en) * 1879-10-14 Improvement in tap-valves for barrels
US27673A (en) * 1860-03-27 Improved horizontal water-wheel
US236483A (en) * 1881-01-11 Otto boysen
US177856A (en) * 1876-05-23 Improvement in telegraph-keys
US188308A (en) * 1877-03-13 Improvement in combined latqh and bolt
US60752A (en) * 1867-01-01 lbmmon
US15140A (en) * 1856-06-17 Odometer and counting-machine
US181848A (en) * 1876-09-05 Improvement in thill-couplings
US229303A (en) * 1880-06-29 John x
US6050A (en) * 1849-01-23 Improvement in seed-planters
US169468A (en) * 1875-11-02 Improvement in tailors patterns
US165478A (en) * 1875-07-13 Improvement in ticket-cases
US14092A (en) * 1856-01-15 ctjmings
US26200A (en) * 1859-11-22 Vapor-lamp
US55372A (en) * 1866-06-05 Improvement in cotton-seed planters
US50392A (en) * 1865-10-10 Improvement in spoolers for winding yarn for beaming
US143284A (en) * 1873-09-30 Improvement in harness trace-buckles
US169130A (en) * 1875-10-26 Improvement in cistern-filters and water-separators
US73156A (en) * 1868-01-07 Joseph baysore
US69637A (en) * 1867-10-08 Asahel davis
US9124A (en) * 1852-07-13 Improvement in cotton-presses
US82591A (en) * 1868-09-29 Improved machine
US87111A (en) * 1869-02-23 Improved recijning--chair
US13546A (en) * 1855-09-11 Life-preserving- bed eor ships
US73231A (en) * 1868-01-14 Improvement in shovel-ploughs
US212383A (en) * 1879-02-18 Improvement in head-blocks for saw-mills
US97151A (en) * 1869-11-23 Improvement in machines for sawing shingle-bolts
US191428A (en) * 1877-05-29 Improvement in vehicle-springs
US187385A (en) * 1877-02-13 Improvement in elbows for stove-pipes
US3949750A (en) * 1974-10-07 1976-04-13 Freeman Jerre M Punctum plug and method for treating keratoconjunctivitis sicca (dry eye) and other ophthalmic aliments using same
US4014335A (en) * 1975-04-21 1977-03-29 Alza Corporation Ocular drug delivery device
US4037604A (en) * 1976-01-05 1977-07-26 Newkirk John B Artifical biological drainage device
US4168697A (en) * 1977-01-17 1979-09-25 Cantekin Erdem I Middle ear ventilating tube and method
US4402681A (en) * 1980-08-23 1983-09-06 Haas Joseph S Artificial implant valve for the regulation of intraocular pressure
US4500220A (en) * 1982-09-20 1985-02-19 Pentel Kabushiki Kaisha Mechanical pencil with removable lead feed cover
US4787885A (en) * 1984-04-06 1988-11-29 Binder Perry S Hydrogel seton
US4634418A (en) * 1984-04-06 1987-01-06 Binder Perry S Hydrogel seton
NZ215409A (en) * 1986-03-07 1989-02-24 Anthony Christopher Be Molteno Implant for drainage of aqueous humour in glaucoma
JPH0614836Y2 (ja) * 1987-02-06 1994-04-20 ぺんてる株式会社 塗布具のキヤツプ構造
US4886488A (en) * 1987-08-06 1989-12-12 White Thomas C Glaucoma drainage the lacrimal system and method
US4936825A (en) * 1988-04-11 1990-06-26 Ungerleider Bruce A Method for reducing intraocular pressure caused by glaucoma
US4915684A (en) * 1988-06-21 1990-04-10 Mackeen Donald L Method and apparatus for modulating the flow of lacrimal fluid through a punctum and associated canaliculus
US4959048A (en) * 1989-01-17 1990-09-25 Helix Medical, Inc. Lacrimal duct occluder
US5092837A (en) * 1989-12-20 1992-03-03 Robert Ritch Method for the treatment of glaucoma
US4968296A (en) * 1989-12-20 1990-11-06 Robert Ritch Transscleral drainage implant device for the treatment of glaucoma
US5073163A (en) * 1990-01-29 1991-12-17 Lippman Myron E Apparatus for treating glaucoma
US5127901A (en) * 1990-05-18 1992-07-07 Odrich Ronald B Implant with subconjunctival arch
US5041081A (en) * 1990-05-18 1991-08-20 Odrich Ronald B Ocular implant for controlling glaucoma
US5454796A (en) * 1991-04-09 1995-10-03 Hood Laboratories Device and method for controlling intraocular fluid pressure
US6007511A (en) * 1991-05-08 1999-12-28 Prywes; Arnold S. Shunt valve and therapeutic delivery system for treatment of glaucoma and methods and apparatus for its installation
US5300020A (en) * 1991-05-31 1994-04-05 Medflex Corporation Surgically implantable device for glaucoma relief
US5334137A (en) * 1992-02-21 1994-08-02 Eagle Vision, Inc. Lacrimal fluid control device
US5222973A (en) * 1992-03-09 1993-06-29 Sharpe Endosurgical Corporation Endoscopic grasping tool surgical instrument
US5346464A (en) * 1992-03-10 1994-09-13 Camras Carl B Method and apparatus for reducing intraocular pressure
US5338291A (en) * 1993-02-03 1994-08-16 Pudenz-Schulte Medical Research Corporation Glaucoma shunt and method for draining aqueous humor
WO1995003755A1 (en) * 1993-08-02 1995-02-09 Keravision, Inc. Segmented preformed intrastromal corneal insert
US5743868A (en) * 1994-02-14 1998-04-28 Brown; Reay H. Corneal pressure-regulating implant device
US5433701A (en) * 1994-12-21 1995-07-18 Rubinstein; Mark H. Apparatus for reducing ocular pressure
US5626558A (en) * 1995-05-05 1997-05-06 Suson; John Adjustable flow rate glaucoma shunt and method of using same
EP0957949B1 (en) * 1995-05-14 2004-08-04 Optonol Ltd. Intraocular implant, delivery device, and method of implantation
IL113723A (en) * 1995-05-14 2002-11-10 Optonol Ltd Intraocular implant
US5968058A (en) * 1996-03-27 1999-10-19 Optonol Ltd. Device for and method of implanting an intraocular implant
US5773019A (en) * 1995-09-27 1998-06-30 The University Of Kentucky Research Foundation Implantable controlled release device to deliver drugs directly to an internal portion of the body
US6299895B1 (en) * 1997-03-24 2001-10-09 Neurotech S.A. Device and method for treating ophthalmic diseases
US5807302A (en) * 1996-04-01 1998-09-15 Wandel; Thaddeus Treatment of glaucoma
US5817099A (en) * 1996-06-06 1998-10-06 Skolik; Stephanie A. Universal port/seal device for ocular surgery
US6007510A (en) * 1996-10-25 1999-12-28 Anamed, Inc. Implantable devices and methods for controlling the flow of fluids within the body
AUPO394496A0 (en) * 1996-11-29 1997-01-02 Lions Eye Institute Biological microfistula tube and implantation method and apparatus
GB9700390D0 (en) * 1997-01-10 1997-02-26 Biocompatibles Ltd Device for use in the eye
US6027470A (en) * 1998-06-10 2000-02-22 Eagle Vision, Inc. Punctum plug and method for inserting the same into the punctual opening
US6203513B1 (en) * 1997-11-20 2001-03-20 Optonol Ltd. Flow regulating implant, method of manufacture, and delivery device
US6306114B1 (en) * 1998-06-16 2001-10-23 Eagle Vision, Inc. Valved canalicular plug for lacrimal duct occlusion
DE19840047B4 (de) * 1998-09-02 2004-07-08 Neuhann, Thomas, Prof.Dr.med. Vorrichtung zur gezielten Verbesserung und/oder dauerhaften Gewährleistung des Durchlässigkeitsvermögens für Augenkammerwasser durch das Trabekelwerk in den Schlemmschen Kanal
US6410045B1 (en) * 1999-02-22 2002-06-25 Clyde Lewis Schultz Drug delivery system for antiglaucomatous medication
US6234175B1 (en) * 1999-03-23 2001-05-22 Medennium, Inc. Smart ocular plug design and method of insertion for punctal and intracanalicular implants
AU772917B2 (en) * 1999-04-26 2004-05-13 Gmp Vision Solutions, Inc. Stent device and method for treating glaucoma
US6699210B2 (en) * 1999-04-27 2004-03-02 The Arizona Board Of Regents Glaucoma shunt and a method of making and surgically implanting the same
US6558342B1 (en) * 1999-06-02 2003-05-06 Optonol Ltd. Flow control device, introducer and method of implanting
US6706275B1 (en) * 1999-09-08 2004-03-16 Matthew W. Camp Scleral plug system
ATE414494T1 (de) * 1999-10-21 2008-12-15 Alcon Inc Medikamentenzuführeinrichtung
US6416777B1 (en) * 1999-10-21 2002-07-09 Alcon Universal Ltd. Ophthalmic drug delivery device
PL362931A1 (en) * 2000-01-12 2004-11-02 Becton, Dickinson And Company Systems and methods for reducing intraocular pressure
US6344047B1 (en) * 2000-02-02 2002-02-05 Eagle Vision Instrument for inserting a punctum plug and method for manufacturing the instrument
US6638239B1 (en) * 2000-04-14 2003-10-28 Glaukos Corporation Apparatus and method for treating glaucoma
US6533768B1 (en) * 2000-04-14 2003-03-18 The Regents Of The University Of California Device for glaucoma treatment and methods thereof
US6699211B2 (en) * 2000-08-22 2004-03-02 James A. Savage Method and apparatus for treatment of glaucoma
US6527780B1 (en) * 2000-10-31 2003-03-04 Odyssey Medical, Inc. Medical implant insertion system
US6595945B2 (en) * 2001-01-09 2003-07-22 J. David Brown Glaucoma treatment device and method
EP1367968A4 (en) * 2001-03-16 2006-12-13 Glaukos Corp APPLICATOR AND METHOD FOR SETTING A TRABECULAR SHUNT FOR GLUCKOM TREATMENT

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012516211A (ja) * 2009-01-28 2012-07-19 トランセンド・メディカル・インコーポレイテッド 剛性を持った眼のインプラント、移植方法及び移植システム
US11197780B2 (en) 2012-03-26 2021-12-14 Glaukos Corporation System and method for delivering multiple ocular implants
US11944573B2 (en) 2012-03-26 2024-04-02 Glaukos Corporation System and method for delivering multiple ocular implants
JP2016521624A (ja) * 2013-06-13 2016-07-25 インフォーカス,インコーポレイテッド 管状の医療用インプラント機器のための挿入器
US11376040B2 (en) 2017-10-06 2022-07-05 Glaukos Corporation Systems and methods for delivering multiple ocular implants

Also Published As

Publication number Publication date
CA2525861A1 (en) 2004-12-09
CN1794957A (zh) 2006-06-28
IL171922A0 (en) 2006-04-10
RU2005140062A (ru) 2007-08-20
ZA200509130B (en) 2006-10-25
TW200509876A (en) 2005-03-16
EP1626687A2 (en) 2006-02-22
AU2004243009A1 (en) 2004-12-09
WO2004105659A2 (en) 2004-12-09
WO2004105659A8 (en) 2005-01-20
BRPI0410770A (pt) 2006-06-27
WO2004105659A3 (en) 2005-03-10
MXPA05012589A (es) 2006-02-22
KR20060015291A (ko) 2006-02-16
NZ543570A (en) 2007-09-28
US20040236343A1 (en) 2004-11-25
MY139264A (en) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007500063A (ja) 眼のインプラントのための挿入具
US20230248569A1 (en) Ocular implant systems
ES2677879T3 (es) Sistema de administración para implante ocular
ES2871138T3 (es) Aparato para la administración supracoroidea de agente terapéutico
JP6510503B2 (ja) 管状の医療用インプラント機器のための挿入器
CA2400358C (en) Incising apparatus for use in cataract surgery
US20080200923A1 (en) Insertion tool for ocular implant and method for using same
JP2016521624A5 (ja)
KR20080018986A (ko) 비선형 의료 장치용 삽입 기구
BRPI0710441A2 (pt) instrumento microcirúgico
JP2021126534A (ja) 網膜裂孔をシーリングするためのパッチならびに関連するデバイス、システム、および方法
JP2012521255A (ja) 円形の切開を作成するための装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070516

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20081203