JP2007335616A - 超電導マグネット - Google Patents

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Abstract

【課題】外乱磁場補償コイルの制約条件を減少させ、かつ、クエンチ時に外乱磁場補償コイルに過大な電流が誘起されることを防止することができる超電導マグネットを提供することを目的とする。
【解決手段】マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイル1と、マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイル2とが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイル10を備え、
複数の外乱磁場補償コイル10の内の一又は複数のコイルにヒーター11を接触させ、 複数の主コイル1及びシールドコイル2に含まれるコイルの内のコイル1f,1gに電気的に並列にヒーター11が接続されているものとする。
【選択図】図1

Description

この発明は、主として磁気共鳴画像診断(MRI)及び核磁気共鳴分析(NMR分析)に用いられる超電導マグネットに関するものである。
MRI及びNMR分析においては、空間的均一度及び時間的安定性の高い静磁場を必要とするが、このような静磁場を得るために、超電導マグネットがよく用いられている。
従来のMRI用の超電導マグネットは、撮像空間に静磁場を出力する円筒状に形成した超電導コイル(以下、主コイルという)、主コイルが発生する外部への漏洩磁場を打ち消すための超電導コイル(以下、シールドコイルという)を備える。主コイル及びシールドコイルは、例えば、銅等の安定化材中に例えばNbTi合金やNbSn化合物等からなるフィラメントを埋めこんだ超電導線材を巻きまわして形成され、直列に接続されて超電導回路を形成している(以下、主コイル系回路という)。主コイル系回路は、冷媒である液体ヘリウムと共にクライオスタット内に収納されている。
前記MRI及びNMR分析に必要な静磁場は、その高い均一性及び安定性から、磁気的外乱の影響を受けやすい。例えば、MRI装置の設置場所の近くを車両等、磁性体を多く含む物体が通過すると、撮像空間の磁場が変動し、画像の歪み等を引き起こす原因となる。そのため、MRI用及びNMR用の超電導マグネットには外乱磁場を遮蔽する機構が必要となる。
前記外乱磁場の遮蔽方法として、例えば、特許文献1及び特許文献2に示されているように、外乱磁場補償用超電導コイル(以下、外乱磁場補償コイルという)を設置するというものがある。この外乱磁場補償コイルは、主コイル及びシールドコイルと同軸に、例えば、銅等の安定化材中にNbTi合金やNbSn化合物等からなるフィラメントを埋めこんだ超電導線材を巻きまわして形成され、主コイル系回路とは独立して設けられた超電導回路内に配置される。外乱磁場が侵入すると、外乱磁場補償コイルには超電導回路の磁束保存効果により電流が誘起され、外乱磁場を打ち消す磁場を撮像空間に出力する。
外乱磁場を遮蔽してMRI画像を取得するために、外乱磁場補償コイルには、当該外乱磁場と逆極性で大きさが等しくかつ空間的に均一な磁場を出力することが求められる。
さらに、電磁力による破損や焼損をすることがないよう、主コイル系回路の励磁時やクエンチ時においても外乱磁場補償コイルに過大な電流が誘起されないことが求められる。従来の超電導マグネットでは、主コイル系回路と外乱磁場補償コイルの磁気結合を十分に少なくすることで、励磁時やクエンチ時にも外乱磁場補償コイルに過大な電流が誘起されないようにしていた。具体的には、外乱磁場補償コイルを、主コイルの近傍だけでなくシールドコイルの近傍にも設置することで、主コイル系回路との相互インダクタンスを低く抑える方法を採っていた。
また、これとは異なる従来技術として、例えば、特許文献3に示されたように、主コイル又はシールドコイルと電気的に並列にヒーターを接続し、当該ヒーターを、クエンチしたコイルと直列に接続されている他の主コイル又はシールドコイルに熱的に接触させる技術がある。
この場合、クエンチ時にはクエンチにより発生する電圧によって当該ヒーターに電流が流れ、ヒーターに熱的に接触したコイルを過熱することにより、クエンチを他のコイルに速やかに伝播させ、クエンチ前に流れていた電流のエネルギーが、クエンチしたコイルのみで減衰することによる高温、高電圧の発生を回避することができる。
特許第3043478号(第4−8頁、図1−4) 特許第3043494号(第3頁、図1−2) 特開2005−353777号公報(第6頁、図1)
しかし、従来のように、主コイル系回路と外乱磁場補償コイルの磁気結合を抑えるためには、ほとんどの場合、主コイルの近傍だけでなくシールドコイルの近傍にも外乱磁場遮蔽コイルを配置することが必要となり、外乱磁場補償コイルのコイル数が増加する。
また、外乱磁場補償コイル設計上の制約条件が増えることとなり、一般に外乱磁場補償コイル全体の必要巻き数が増加する。
したがって、従来のように主コイル系回路との磁気結合を抑えるように外乱磁場補償コイルの配置を決めると、巻き数・コイル数が増加することから、外乱磁場補償コイルの製作コストが増加するという課題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、外乱磁場補償コイルの制約条件を減少させ、かつ、クエンチ時に外乱磁場補償コイルに過大な電流が誘起されることを防止することができる超電導マグネットを提供することを目的とする。
本発明に係る超電導マグネットは、マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
前記複数の外乱磁場補償コイルの内の一又は複数のコイルにヒーターを接触させ、
前記複数の主コイル及びシールドコイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に前記ヒーターが接続されているものである。
また、マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
前記複数の外乱磁場補償コイルと永久電流スイッチが電気的に直列に接続され、
前記永久電流スイッチのスイッチ用ヒーターが前記複数の主コイル及びシールドコイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されているものである。
また、マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
前記複数の外乱磁場補償コイルの内の一又は複数のコイルの上に常電導金属線が巻きまわされ、
前記常電導金属線の両端が前記複数の主コイル及びシールドコイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されているものである。
また、マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルに第一のヒーターが熱的に接触され、
前記複数の外乱磁場補償コイルの内の一又は複数のコイルに第二のヒーターが熱的に接触され、
前記第一のヒーターと前記第二のヒーターとが電気的に直列に接続されて直列回路を形成し、
前記直列回路の両端が前記複数の主コイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されているものである。
また、マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルにヒーターが熱的に接触され、
前記複数の外乱磁場補償コイルと永久電流スイッチが電気的に直列に接続され、
前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルに熱的に接触されたヒーターと前記永久電流スイッチのスイッチ用ヒーターとが電気的に直列に接続されて直列回路を形成し、
前記直列回路の両端が前記複数の主コイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されているものである。
また、マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルにヒーターが熱的に接触され、
前記複数の外乱磁場補償コイルの内の一又は複数のコイルの上に常電導金属線が巻きまわされ、
前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルに熱的に接触されたヒーターと前記常電導金属線とが電気的に直列に接続されて直列回路を形成し、
前記直列回路の両端が前記複数の主コイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されているものである。
本発明にに係る超電導マグネットによれば、主コイル系のコイルがクエンチした場合に、外乱磁場補償コイルの回路中に電気抵抗を発生させることができるので、外乱磁場補償コイルに誘起された電流を減衰させることができ、過電流による焼損や電磁力による破損を防ぐことができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る超電導マグネットの実施の形態1を示す回路構成図、図2は、本発明に係る超電導マグネットの実施の形態1を示す断面図である。
図1及び図2に示したように、発明に係る超電導マグネットは、撮像空間100に静磁場を出力する超電導コイル1a〜1g(以下、主コイル1という)、主コイル1が発生する外部への漏洩磁場を打ち消すための超電導コイル2a及び2b(以下、シールドコイル2という)を備える。主コイル1及びシールドコイル2は、例えば、銅等の安定化材中に、例えば、NbTi合金やNbSn化合物等からなるフィラメントを埋めこんだ超電導線材を複数ターン巻きまわして形成され、直列に接続されて超電導回路(以下、主コイル系回路という)を形成している。主コイル系回路は、冷媒である液体ヘリウムと共にクライオスタット3内に収納されており、クライオスタット3外部の励磁電源4とパワーリード5を介して電気的に接続され、励磁電源4から電力の供給を受けることにより励磁される。
クライオスタット3は、液体ヘリウムを保持するためのヘリウム容器31、外部からの熱輻射を遮断する熱シールド32、内部を真空状態に保ちヘリウム槽及び熱シールドを収納する真空容器33からなる。冷凍機ユニット34は、熱シールド32と熱的に接続され、さらにヘリウム容器31に一部挿入されている。冷凍機ユニット34は、圧縮機ユニット35とガスホースで接続されており、高圧ヘリウムガスの供給を受けている。
主コイル系回路と並列に、逆並列ダイオード6と、永久電流スイッチ(以下、PCSという)7が接続されている。逆並列ダイオード6は、2つのダイオードが逆方向、並列に接続されたもので、主コイル1又はシールドコイル2のいずれかがクエンチした際に電流を転流させてコイルを保護することを目的として設けられている。PCS7は、安定化銅を剥離した超電導物質、例えばNbTi合金からなる超電導フィラメント7aを無誘導巻きしたものに、永久電流スイッチ用ヒーター(以下、PCSヒーター)7bを熱的に接触させたものであり、PCSヒーター7bは、クライオスタット3の外部に設置した永久電流スイッチ用ヒーター電源(以下、PCS電源)8に電気的に接続されている。必要時にはPCS電源8のオン・オフにより超電導フィラメント7aの常電導状態・超電導状態を切り替え、主コイル系回路の超電導ループを開閉する。
外乱磁場補償コイル10は、主コイル1及びシールドコイル2と同軸に、例えば、銅等の安定化材中に例えばNbTi合金やNbSn化合物等からなるフィラメントを埋めこんだ超電導線材を巻きまわして形成され、主コイル系回路とは独立して設けられた超電導回路内に配置される。外乱磁場補償コイル10f及び10gには、外乱磁場補償コイル用ヒーター11が熱的に接触されており、外乱磁場補償コイル用ヒーター11の両端は、主コイル1f、1gの両端に並列に接続されている。
次に、本発明の実施の形態1の動作について説明する。
本発明の超電導マグネットを励磁するには、クライオスタット3外部に設けたPCS電源8により、PCSヒーター7bに通電して超電導フィラメント7aを常電導にした状態で、励磁用電源4から主コイル1及びシールドコイル2に電流を流す。電流値を目標の値まで上げた後、PCSヒーター7bへの通電を止めると、PCS7の超電導フィラメント7aが超電導転移し、PCS7、主コイル1及びシールドコイル2が超電導ループを形成し、永久電流モードに入る。本発明の超電導マグネットは通常、この状態で使用されることとなる。
MRI用超電導マグネット及びNMR用超電導マグネットにおいては、極めて均一性の高い磁場を、図2に示した撮像空間100に出力するように配置されている。例えば、MRI用超電導マグネットにおいては、直径50センチメートルの球空間で3ppm程度の磁場均一性が求められる。そして、磁性体や、磁場を発生する装置が周囲に接近し、外乱磁場が撮像空間100に侵入した場合でもこの磁場を保つために外乱磁場補償コイル10が設けられている。即ち、外乱磁場補償コイル10は、侵入してきた外乱磁場による誘起電流によって、外乱磁場を打ち消す磁場を発生するように配置されている。
主コイル1又はシールドコイル2の内、いずれかの超電導コイルがクエンチした場合、主コイル1及びシールドコイル2の出力する磁場が急激に減衰し、外乱磁場補償コイル10を貫いていた磁束の内、主コイル1及びシールドコイル2が発生していた磁束が減少するため、外乱磁場補償コイル10には、減少する磁束を補うように自分自身で磁束を発生するだけの電流が誘起される。通常、外乱磁場補償コイル10の巻き数は主コイル1及びシールドコイル2のコイルに比べ少ないため、外乱磁場補償コイル10に誘起される電流は非常に大きなものになる。
しかし本発明に係る超電導マグネットにおいては、主コイル1又はシールドコイル2のクエンチと同時に、クエンチによって主コイル1の内部に発生した電圧により、外乱磁場補償コイル用ヒーター11に電流が流れ、ヒーター11の発熱によって外乱磁場補償コイル10f及び10gが常電導転移を起こす。これにより外乱磁場補償コイル10も電気抵抗を持つに至り、誘起された電流が減衰することとなる。
なお、図1に示した回路図においては、主コイル1f、1gの両端にヒーター11を接続しているが、1f、1g以外のコイルがクエンチしても、1f、1gの両端には電磁誘導による電位差が生じるので、外乱磁場補償コイル用ヒーター11には電流が流れ、外乱磁場補償コイル10をクエンチさせることができる。
このように本発明によれば、主コイル1又はシールドコイル2の内、いずれかの超電導コイルがクエンチしても、超電導コイル1f、1gの発生電圧によって外乱磁場補償コイル用ヒーター11を発熱させ、外乱磁場補償コイル10を人為的にクエンチさせることで、外乱磁場補償コイル10に誘起される電流を減衰させることができ、過電流による焼損や電磁力による破損を防ぐことができる。
なお、本実施の形態1においては、外乱磁場補償コイル用ヒーター11は超電導コイル1f、1gの両端に並列接続されているが、外乱磁場補償コイル用ヒーター11が外乱磁場補償コイル10をクエンチさせるのに十分な量の発熱をするだけの電圧をクエンチ時に生じるコイルが他にあれば、当該他のコイルの両端へ接続してもよい。
また、本実施の形態1においては、外乱磁場補償コイル用ヒーター11は外乱磁場補償コイル10f、10gに熱的に接触しているが、他の外乱磁場補償コイルがクエンチすることによっても十分な電気抵抗が発生できるものであれば、当該他の外乱磁場補償コイルに外乱磁場補償コイル用ヒーター11を接触させてもよい。
実施の形態2.
図3は、本発明に係る超電導マグネットの実施の形態1を示す回路構成図である。
前記実施の形態1においては、主コイル系回路のいずれかの超電導コイルがクエンチする際に発生する電圧により外乱磁場補償コイル用ヒーター11に通電し、外乱磁場補償コイル10を人為的にクエンチさせるものであるが、図3の回路図に示したように、外乱磁場補償コイル10の回路中に永久電流スイッチ40を設け、永久電流スイッチ用ヒーター40bの両端を主コイル系回路中のいずれかの超電導コイルの両端に並列に接続することによっても実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
すなわち、主コイル系回路中のいずれかの超電導コイルがクエンチする際に発生する電圧により、外乱磁場補償コイル10の回路に入っている永久電流スイッチ40の永久電流スイッチ用ヒーター40bに通電し、超電導回路を開状態にすることで、外乱磁場補償コイル10に誘起される電流を減衰させることができ、過電流による焼損や電磁力による破損を防ぐことができる。
実施の形態3.
図4は、本発明に係る超電導マグネットの実施の形態3における外乱磁場補償コイルを示す断面図、図5は、本発明に係る超電導マグネットの実施の形態3を示す回路構成図である。
前記実施の形態1及び2においては、主コイル系回路のいずれかのコイルの両端からヒーターを並列に接続し、当該ヒーターにより外乱磁場補償コイルを含む回路中に電気抵抗を発生させるものであるが、図4及び5に示したように、ヒーターに替えて、例えば、ホルマル被覆付き銅線44等の熱伝導率の高い常電導金属線を外乱磁場補償コイル10の外周に巻きつけることによっても実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
以下、本実施の形態3を図4及び図5に基づいて説明する。
図4において、磁場補償コイルの巻枠41は、例えば、ステンレス等の非磁性の金属又はガラス繊維強化プラスチック等の樹脂からなる。例えば、銅等の安定化材中に例えばNbTi合金やNbSn化合物等からなるフィラメントを埋めこんだ超電導線材42は、巻枠41との間を電気的に絶縁する絶縁物43を介して複数回巻きまわされて超電導コイル42を形成し、図5に示したように、外乱磁場補償コイル10f,10gを形成している。超電導コイル42の上には、例えば、ホルマル被覆付き銅線44が絶縁物43を介して巻きつけられ、銅線44の両端は、図5に示したように、主コイル1f、1gの両端に並列接続されている。
主コイル1又はシールドコイル2のいずれかのコイルがクエンチすると、主コイル1f、1gの両端に発生する電圧により、外乱磁場補償コイル10f,10gの外周に巻きつけた銅線44に通電される。銅線44に電流が流れると、銅線44の発するジュール熱によって外乱磁場補償コイル10f,10gがクエンチする。したがって、外乱磁場補償コイル10に誘起される電流を減衰させることができ、過電流による焼損や電磁力による破損を防ぐことができる。
また、外乱磁場補償コイル10f,10gがクエンチした後には電気抵抗を有するため、誘起された電流を減衰させる際にジュール熱を発生する。外乱磁場補償コイル10f,10gには大電流が誘起され前記ジュール熱も大きなものになるため、外乱磁場補償コイル10f,10gの温度が上昇し、焼損あるいは絶縁破壊するおそれがある。しかし本実施の形態3においては、銅線44は外乱磁場補償コイル10f,10gと熱的に接触しているため、外乱磁場補償コイル10f,10gのヒートシンクとしても働き、外乱磁場補償コイル10f,10gの発する熱を効率的に放散することができる。
以上のように、本実施の形態3によれば、主コイル1又はシールドコイル2のクエンチ時に外乱磁場補償コイル10をクエンチさせて誘起電流の減衰を図れるのみならず、外乱磁場補償コイル10に発生した熱を効率的に放散することができる。
なお、本実施の形態3では、銅線44を巻くのは外乱磁場補償コイル10f,10gに限らず、他の外乱磁場補償コイルがクエンチすることによっても十分な電気抵抗が発生できものであれば、当該他の外乱磁場補償コイルに銅線44を巻くようにしてもよい。
また、銅線44は超電導コイル1f、1gの両端に並列接続されているが、外乱磁場補償コイル10をクエンチさせるのに十分な量の発熱をするだけの電圧をクエンチ時に生じるコイルが他にあれば、当該他のコイルの両端へ接続してもよい。
実施の形態4.
図6、図7及び図8は、本発明に係る超電導マグネットの実施の形態4を示す回路構成図である。
前記実施の形態1〜3においては、主コイル1及びシールドコイル2のいずれかのコイルの両端から外乱磁場補償コイル用ヒーター11または銅線44を並列に接続し、外乱磁場補償コイル10と熱的に接触させたものであるが、図6に示したように、外乱磁場補償コイル用ヒーター11を主コイル用ヒーター45と直列に接続し、その両端を主コイル1及びシールドコイル2のいずれかのコイルの両端に並列に接続することによっても実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
図6においては、主コイル用ヒーター45を、主コイル1及びシールドコイル2と熱的に接触させ、また、外乱磁場補償コイル用ヒーター11を、外乱磁場補償コイル10f,10gと熱的に接触させている。
主コイル用ヒーター45と外乱磁場補償コイル用ヒーター11とは電気的に直列に接続され、その両端を主コイル1f、1gの両端に接続されているため、主コイル1又はシールドコイル2のいずれかのコイルがクエンチすると、主コイル用ヒーター45及び外乱磁場補償コイル用ヒーター10に同時に電流が流れ、各ヒーターは発熱する。これにより、主コイル1のうちクエンチしたコイル以外のコイルにも速やかにクエンチを伝播させることができ、エネルギーの集中による高温、高電圧を回避できるばかりでなく、外乱磁場補償コイル10に誘起される電流を減衰させ、外乱磁場補償コイル10の過電流による焼損や電磁力による破損を免れることができる。
したがって、外乱磁場補償コイル10の過電流による焼損や電磁力による破損を免れることができる上に、主コイル用ヒーター45と外乱磁場補償コイル用ヒーター11の回路を共有することができることとなり、外乱磁場補償コイル10及び外乱磁場補償コイル用ヒーター11の製作コストを大きく削減することができる。
また、図7に示したように、主コイル用ヒーター45と、外乱磁場補償コイル10の回路中に設けた永久電流スイッチ40の永久電流スイッチ用ヒーター40bとを直列に接続し、その直列回路の両端を主コイル1及びシールドコイル2のいずれかのコイルの両端に並列に接続することによっても同様の作用効果を奏する。
また、図8に示したように、主コイル用ヒーター45と、図4に示した構造と同様の、外乱磁場補償コイル10の外周に巻きつけた銅線等の熱伝導率の高い常電導金属線44を直列に接続し、その直列回路の両端を主コイル1及びシールドコイル2のいずれかのコイルの両端に並列に接続することによっても同様の作用効果を奏する。
実施の形態5.
図9は、本発明に係る超電導マグネットの実施の形態5を示す回路構成図である。
前記実施の形態1〜4においては、主コイル1及びシールドコイル2は、直列に接続された複数個の超電導コイルからなり、超電導コイル群全体と逆並列ダイオード及び永久電流スイッチが並列接続されているものであるが、本実施の形態5は、図9の回路図に示したように、主コイル1及びシールドコイル2が2回路に分割されて複数の逆並列ダイオードで保護されている場合であり、この場合においても、主コイル1及びシールドコイル2のいずれかのコイルの両端から外乱磁場補償コイル用ヒーター11を並列に接続し、外乱磁場補償コイル10と熱的に接触させることで実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
本発明に係る超電導マグネットは、主として磁気共鳴画像診断(MRI)及び核磁気共鳴分析(NMR分析)に有効に用いることができる。
本発明に係る超電導マグネットの実施の形態1を示す回路構成図である。 本発明に係る超電導マグネットの実施の形態1を示す断面図である。 本発明に係る超電導マグネットの実施の形態1を示す回路構成図である。 本発明に係る超電導マグネットの実施の形態3における外乱磁場補償コイルを示す断面図である。この発明の実施の形態3における外乱磁場補償コイルの構造である。 本発明に係る超電導マグネットの実施の形態3を示す回路構成図である。 本発明に係る超電導マグネットの実施の形態4を示す回路構成図である。 本発明に係る超電導マグネットの実施の形態4を示す回路構成図である。 本発明に係る超電導マグネットの実施の形態4を示す回路構成図である。 本発明に係る超電導マグネットの実施の形態5を示す回路構成図である。
符号の説明
1,1a〜1g 主コイル、2,2a,2b シールドコイル、
3 クライオスタット、4 励磁電源、5 パワーリード、6 逆並列ダイオード、
7 永久電流スイッチ(PCS)、7a 超電導フィラメント、
7b 永久電流スイッチ用ヒーター(PCSヒーター)、
8 永久電流スイッチ用ヒーター電源(PCS電源)、
10,10a〜10i 外乱磁場補償コイル、11 外乱磁場補償コイル用ヒーター、
31 ヘリウム容器、32 熱シールド、33 真空容器、34 冷凍機ユニット、
35 圧縮機、40 永久電流スイッチ(PCS)、41 外乱磁場補償コイル巻枠、
42 超電導線、43 絶縁物、44 銅線、45 主コイル用ヒーター、
100 撮像空間。

Claims (7)

  1. マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
    前記複数の外乱磁場補償コイルの内の一又は複数のコイルにヒーターを接触させ、
    前記複数の主コイル及びシールドコイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に前記ヒーターが接続されていることを特徴とする超電導マグネット。
  2. マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
    前記複数の外乱磁場補償コイルと永久電流スイッチが電気的に直列に接続され、
    前記永久電流スイッチのスイッチ用ヒーターが前記複数の主コイル及びシールドコイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されていることを特徴とする超電導マグネット。
  3. マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
    前記複数の外乱磁場補償コイルの内の一又は複数のコイルの上に常電導金属線が巻きまわされ、
    前記常電導金属線の両端が前記複数の主コイル及びシールドコイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されていることを特徴とする超電導マグネット。
  4. マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
    前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルに第一のヒーターが熱的に接触され、
    前記複数の外乱磁場補償コイルの内の一又は複数のコイルに第二のヒーターが熱的に接触され、
    前記第一のヒーターと前記第二のヒーターとが電気的に直列に接続されて直列回路を形成し、
    前記直列回路の両端が前記複数の主コイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されていることを特徴とする超電導マグネット。
  5. マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
    前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルにヒーターが熱的に接触され、
    前記複数の外乱磁場補償コイルと永久電流スイッチが電気的に直列に接続され、
    前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルに熱的に接触されたヒーターと前記永久電流スイッチのスイッチ用ヒーターとが電気的に直列に接続されて直列回路を形成し、、
    前記直列回路の両端が前記複数の主コイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されていることを特徴とする超電導マグネット。
  6. マグネット内の撮像空間に静磁場を発生する複数の主コイルと、前記マグネット外部への漏洩磁場を打ち消す複数のシールドコイルとが円筒状に配列され、電気的に直列に接続された主コイル系回路、前記主コイル系回路を形成するコイルと同軸に配置され、電気的に直列に接続された外乱磁場を打ち消す複数の外乱磁場補償コイルを備え、
    前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルにヒーターが熱的に接触され、
    前記複数の外乱磁場補償コイルの内の一又は複数のコイルの上に常電導金属線が巻きまわされ、
    前記複数の主コイル又はシールドコイルの内の一又は複数のコイルに熱的に接触されたヒーターと前記常電導金属線とが電気的に直列に接続されて直列回路を形成し、
    前記直列回路の両端が前記複数の主コイルに含まれるコイルの内の一又は複数のコイルに電気的に並列に接続されていることを特徴とする超電導マグネット。
  7. 前記複数の主コイルと前記シールドコイルが複数のセクションに分割され、セクション毎にコイル保護用ダイオードが並列接続されていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の超電導マグネット。
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