JP2007335333A - 燃料電池用燃料ガスの製造装置、および、燃料電池システム - Google Patents

燃料電池用燃料ガスの製造装置、および、燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】各種原料を用いて水素ガスリッチの燃料ガスを生成して発電できる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】液体燃料供給手段211から供給して液体燃料脱硫手段212で脱硫処理した液体燃料101を脱硫燃料バルブ213Aの開閉により供給する液体燃料供給経路210と、都市ガス配管221から供給し都市ガス脱硫手段222で脱硫処理した都市ガスを都市ガスバルブ223Aの開閉により供給する都市ガス供給経路220と、LPG配管231から供給しLPG脱硫手段232で脱硫処理したLPGをLPGバルブ233Aの開閉により供給するLPG供給経路230とを、水蒸気混合手段130に並列状に接続する。原料に応じて適宜水蒸気を混合した混合原料を改質手段140で水蒸気改質して燃料ガスを生成する。原料を問わず安定して良好に燃料ガスを製造できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体燃料または炭化水素原料ガスを用いて燃料電池用の燃料ガスを製造する燃料電池用燃料ガスの製造装置、および、この燃料電池用燃料ガスの製造装置にて製造された水素ガスを利用して発電する燃料電池システムに関する。
従来、水素ガスを生成して燃料電池で発電させる燃料電池システムとして、例えば都市ガスなどの燃料ガスを原料とした構成や、灯油などの液体燃料を原料とした構成など、各種構成が知られている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
特許文献1に記載のものは、燃焼部により加熱された燃料改質部で、脱硫器で脱硫したのちに昇圧器で昇圧され燃料供給手段から供給される炭化水素燃料ガスと水供給手段から供給される純水とにより水素ガスを発生させる。この水素ガスをアノード極へ供給させ、酸素含有気体供給手段からカソード極へ空気を供給し、発電させる構成が採られている。
特許文献2に記載のものは、脱硫器で脱硫した液体燃料を補助タンクへ空にならないように供給し、この補助タンクから改質器へ原料を供給させる。そして、改質器で加熱しつつ改質して水素ガスを発生させ、燃料電池へ空気とともに供給して発電させる構成が採られている。
特開2006−12479号公報 特開2003−151608号公報
ところで、例えば燃料電池システムを家庭用に設計して設置した場合において、例えば震災など、都市ガスの供給ラインが寸断されたり、プロパンガスなどのボンベや灯油の配送のための道路が寸断されたりするなどにより、原料が得られなくなる。このように、上述した特許文献1や特許文献2に記載のような従来の燃料電池システムでは、原料の供給が遮断されることで、水素ガスの生成ができず、電力を供給できなくなる。
また、例えば都市ガスが供給されていない地域では、特許文献1に記載のような都市ガスを利用するシステムを利用できないこととなる。このため、地域毎に対応した複数種の燃料電池システムを製造する必要があり、製造効率の向上が図りにくい。
本発明の目的は、このような点に鑑みて、各種原料を用いて水素ガスを生成できる燃料電池用燃料ガスの製造装置、および、燃料電池システムを提供する。
本発明に記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置は、脱硫処理された液体燃料または炭化水素原料ガスを切り替えて供給する原料供給手段と、この原料供給手段から供給される前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスに水蒸気を混合して混合原料を生成する水蒸気混合手段と、この水蒸気混合手段により生成した前記混合原料を改質して水素ガスを主成分とした燃料ガスを生成する改質手段と、を具備したことを特徴とする。
この発明では、原料供給手段から脱硫処理した液体燃料または炭化水素原料ガスを切り替えて水蒸気混合手段へ供給させ、水蒸気を混合して混合原料を生成させる。この生成した混合原料を改質手段で改質して水素ガスを主成分とした燃料ガスを生成させる。
このことにより、仮に液体燃料または炭化水素原料ガスのいずれか一方の供給が出来ない状態となっても、いずれか他方で燃料ガスを生成でき、安定して燃料ガスを生成できるとともに、1つの装置構成で、液体燃料および炭化水素原料ガスの双方を利用できることから、装置構成が共通となり、製造性の向上が得られる。また、供給している液体燃料または炭化水素原料ガスと異なる供給側での液体燃料を脱硫するための装置または炭化水素原料ガスを脱硫するための装置の保守点検や脱硫剤の交換なども可能となり、保守点検のために運転を中断する必要もなく、良好に燃料ガスの生成ができる。また、例えば、液体燃料と炭化水素原料ガスとの原料価格に基づいて、いずれか一方を燃料ガスの原料として利用する制御も容易に得られる。
そして、本発明では、前記原料供給手段は、前記液体燃料を供給する液体燃料供給手段、この液体燃料供給手段から供給される前記液体燃料を脱硫処理する液体燃料脱硫手段、および液体燃料開閉バルブを有し前記液体燃料脱硫手段で脱硫処理した前記液体燃料を供給する液体燃料供給経路と、前記炭化水素原料ガスを供給する原料ガス供給手段、この原料ガス供給手段から供給される前記炭化水素原料ガスを脱硫処理する原料ガス脱硫手段、および原料ガス開閉バルブを有し前記原料ガス脱硫手段で脱硫処理した前記炭化水素原料ガスを供給する原料ガス供給経路と、を備えた構成とすることが好ましい。
この発明では、原料供給手段として、液体燃料供給手段から供給され液体燃料脱硫手段で脱硫処理した液体燃料を、液体燃料供給経路から液体燃料開閉バルブの開閉により供給し、原料ガス供給手段から供給され原料ガス脱硫手段で脱硫処理した炭化水素原料ガスを、原料ガス供給経路から原料ガス開閉バルブの開閉により供給する。
このことにより、既存の水蒸気混合手段および改質手段に液体燃料供給経路と原料ガス供給経路とを並列に接続する構成とするのみで、原料に限られずに燃料電池用の燃料ガスを良好に生成できる構成が容易に得られる。
また、本発明では、前記炭化水素原料ガスは、都市ガスおよび液化石油ガスのうちの少なくともいずれか一方である構成とすることが好ましい。
この発明では、炭化水素原料ガスとして、都市ガスおよび液化石油ガスのうちの少なくともいずれか一方としている。
このことにより、各家庭にライフラインとして供給される都市ガスや液化石油ガスを利用するので、液体燃料として暖房機器などに家庭に広く利用されている例えば灯油などを利用することで、原料に限られずに燃料ガスを良好に生成できる構成が容易に得られる。さらには、各家庭に供給されている都市ガスや液化石油ガスのラインに接続するのみで、容易に家庭用に適用でき、利用の拡大が容易となる。
さらに、本発明では、前記水蒸気混合手段は、供給される前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスの種別に応じて前記水蒸気の混合割合を変更する構成とすることが好ましい。
この発明では、供給される液体燃料または炭化水素原料ガスの種別に応じて、水蒸気混合手段で混合する水蒸気の混合割合を変更している。
このことにより、液体燃料または炭化水素原料ガスの異なる組成に応じて適切に水蒸気を混合することで、水蒸気バランスが原料の組成に応じて好適にでき、改質手段における水蒸気改質にて生成する水素ガスを良好に生成でき、効率よく燃料ガスを生成できる。
そして、本発明では、前記水蒸気混合手段は、供給される前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスの流量に基づいて前記水蒸気を所定の混合割合で混合する構成とすることが好ましい。
この発明では、供給される液体燃料または炭化水素原料ガスの種別に応じて、水蒸気混合手段で混合する水蒸気の混合割合として、供給される液体燃料または炭化水素原料ガスの流量に基づいて設定する。
このことにより、流量を検出するセンサなどの簡単な構成で適切な水蒸気バランスに設定でき、効率よく燃料ガスを生成する構成が容易に得られる。
また、本発明として、前記改質手段は、前記水蒸気混合手段から供給される前記混合原料を改質するために加熱するバーナを備え、前記原料供給手段に接続され、前記原料供給手段から前記水蒸気混合手段へ供給する前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスに対応して、前記原料供給手段から前記バーナへ脱硫処理前の前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスを燃焼原料として供給する燃焼原料供給経路を具備した構成とすることが好ましい。
この発明では、原料供給手段から水蒸気混合手段へ供給する液体燃料または炭化水素原料ガスに対応して、原料供給手段から燃焼原料供給経路を介して改質手段における改質のために加熱するバーナへ脱硫処理前の液体燃料または炭化水素原料ガスを燃焼原料として供給する。
このことにより、燃料ガスを生成するための原料と、改質の際の加熱の燃焼原料とが同一であることから、液体燃料と炭化水素原料ガスとのいずれか一方のラインを利用するのみでよく、供給しない側での保守点検などを実施可能で、運転を停止することなく長期安定した燃料ガスの生成が容易に得られる。
本発明に記載の燃料電池システムは、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置と、酸素含有気体を供給する酸素含有気体供給手段と、前記燃料電池用燃料ガスの製造装置の改質手段で生成された水素ガスおよび前記酸素含有気体供給手段により供給される前記酸素含有気体を利用して発電する燃料電池と、を具備したことを特徴とする。
この発明では、各種原料を用いて水素ガスを生成できる請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置で生成した水素ガスと、酸素含有気体供給手段から供給される酸素含有気体とを利用して、燃料電池にて発電する。
このことにより、原料に限られることなく安定して燃料電池で発電でき、家庭用としても好適で、安定した電力供給ができる。
以下、本発明の燃料電池システムに係る一実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態では、液体燃料としての灯油、炭化水素原料ガスとしてプロパンガスである液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas;LPG)およびメタンガスを主成分とした都市ガスを利用する家庭用の燃料電池システムの構成を例示するが、例えば、家庭用に限らず、集合住宅用や小規模地域用、さらには燃料電池に供給する燃料ガスを製造する製造装置などにも適用できる。また、炭化水素原料ガスとしては、プロパンガスと都市ガスとのいずれか一方のみでもよい。さらには、炭化水素原料ガスとしては、これらに限らず、エタンガス、ブタンガスなどでもよく、都市ガス、LPGの他にさらにブタンガスを供給する構成を加えるなどしてもよい。
図1は、本実施の一形態における燃料電池システムの概略構成を示すブロック図である。
〔燃料電池システムの構成〕
(全体構成)
図1において、100は、燃料電池システムで、この燃料電池システム100は、液体燃料を原料として水素を主成分とする燃料ガスに改質し、燃料電池170により発電させる家庭用のシステムで、家屋に隣接して設置される。
この燃料電池システム100は、原料供給手段200と、水蒸気混合手段130と、改質手段140と、酸素含有気体供給手段150と、加湿器160と、燃料電池170と、などを備えている。
そして、原料供給手段200と、水蒸気混合手段130と、改質手段140と、により、液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGから、燃料電池170で発電させる原料となる水素ガスリッチの燃料ガスを製造する装置である本発明における燃料電池用燃料ガスの製造装置としての燃料ガス製造装置300が構成される。
原料供給手段200は、燃料ガスの原料である例えば灯油などの液体燃料101、炭化水素原料ガスである都市ガスおよびLPGのいずれかを切り替えて供給する。
具体的には、原料供給手段200は、液体燃料供給経路210と、原料ガス供給経路としての都市ガス供給経路220と、原料ガス供給経路としてのLPG供給経路230と、原料供給管201と、を備えている。そして、原料供給管201は、液体燃料供給経路210、都市ガス供給経路220、およびLPG供給経路230がそれぞれ接続され、いずれかから供給される脱硫処理された液体燃料101、あるいは脱硫処理された都市ガス、または脱硫処理されたLPGを水蒸気混合手段130へ供給する。
液体燃料供給経路210は、液体燃料供給手段211と、液体燃料脱硫手段212と、液体燃料供給管213と、を備えている。
液体燃料供給手段211は、液体燃料貯溜タンク211Aと、液体燃料流通経路211Bと、を備えている。液体燃料貯溜タンク211Aは、例えば灯油などの液体燃料101を流出可能に貯溜する。ここで、液体燃料101としては、灯油に限らず、例えば軽油やナフサなど、各種液体燃料が利用できる。
液体燃料流通経路211Bは、液体燃料貯溜タンク211Aに接続され、液体燃料貯溜タンク211Aに貯溜する液体燃料101を流通させる。この液体燃料流通経路211Bは、液体燃料ポンプ211B1および燃料供給バルブ211B2を有し、一端が液体燃料貯溜タンク211Aに接続され他端が液体燃料脱硫手段212に接続された液体燃料流通管211B3を備えている。そして、液体燃料流通経路211Bは、液体燃料ポンプ211B1の駆動により液体燃料貯溜タンク211Aに貯留する液体燃料101を液体燃料脱硫手段212へ流通させる。
なお、液体燃料供給手段211としては、液体燃料貯溜タンク211Aを備えた構成に限られるものではなく、例えば、別途設けられた液体燃料貯溜タンク211Aに接続されこの液体燃料貯溜タンク211Aに貯溜する液体燃料101を流通させる液体燃料流通経路211Bのみを備えた構成としてもよい。
液体燃料脱硫手段212は、図示しない、液体燃料脱硫器と、バッファタンクと、などを備えている。
液体燃料脱硫器は、液体燃料貯溜タンク211Aから液体燃料流通経路211Bを介して例えば約300[ml/時間]で供給される液体燃料101を、液相吸着法により液体燃料101中に含有される硫黄化合物を吸着除去する脱硫処理を実施する。この液体燃料脱硫器は、図示しない、脱硫剤容器と、脱硫加熱手段と、などを備えている。脱硫剤容器は、内部に液体燃料101用の脱硫剤が充填された略円筒状に形成され、軸方向の一端に液体燃料流通経路211Bの液体燃料流通管211B3の他端が接続され液体燃料101が流入される図示しない流入口を有し、軸方向の他端にバッファタンクに接続され脱硫剤と接触して流通する液体燃料101を流出させる図示しない流出口を有している。そして、液体燃料脱硫器は、脱硫剤容器の軸方向が略鉛直方向に沿う状態で、かつ流入口が鉛直方向の下方に向けて開口するとともに流出口が鉛直方向の上方に向けて開口する状態に設置される。すなわち、液体燃料脱硫器は、脱硫剤容器の下部から液体燃料101が流入され、鉛直方向の上方に向けて流通しつつ上部から流出させる状態に設置される。脱硫加熱手段は、脱硫剤容器の外面に螺旋状に配設された例えばシーズヒータなどの電気ヒータを備え、脱硫剤容器の外面側から流通する液体燃料101を例えば200℃程度に加熱して脱硫処理を促進させる。なお、液体燃料脱硫器の外面には、電気ヒータとともに脱硫剤容器の外面を被覆して断熱する断熱材が設けられる。
バッファタンクは、液体燃料脱硫器で脱硫処理された液体燃料101を一時的に貯留するタンクである。バッファタンクには、貯溜する液体燃料101の液量を検出する液量センサが設けられている。この液量センサは、バッファタンクに所定量が貯溜される状態に、液体燃料流通経路211Bの液体燃料ポンプ211B1の駆動制御のために液量に関する信号を出力する。そして、このバッファタンクの下部には、液体燃料開閉バルブとしての脱硫燃料バルブ213Aおよび図示しない脱硫燃料ポンプを有した液体燃料供給管213が接続されている。
液体燃料供給管213は、原料供給管201に接続され、バッファタンクに貯溜する脱硫処理後の液体燃料101を、原料供給管201を介して水蒸気混合手段130へ供給可能となっている。この液体燃料供給管213の脱硫燃料バルブ213Aは、制御装置にて開閉され開閉状態に関する信号を制御装置へ出力する。
また、バッファタンクの上部には、気化した液体燃料101を排出、例えば改質手段140で燃焼される燃焼ガスとして供給させる図示しない燃焼ガス供給経路が接続されている。
都市ガス供給経路220は、原料ガス供給手段としての都市ガス配管221と、都市ガス脱硫手段222と、都市ガス供給管223と、を備えている。
都市ガス配管221は、各家庭に分岐配設された図示しない都市ガスのガス管に接続される配管で、都市ガス元バルブ221Aを有している。この都市ガス配管221は、都市ガス脱硫手段222に接続され、都市ガス元バルブ221Aの開状態によりガス管から供給される都市ガスを都市ガス脱硫手段222へ流通させる。
都市ガス脱硫手段222は、図示しない都市ガス脱硫器を備えている。この都市ガス脱硫器は、気相吸着法により都市ガス中に含有される硫黄化合物を吸着除去する脱硫処理を実施する。この都市ガス脱硫器は、都市ガス用の脱硫剤が充填された略円筒形の図示しない脱硫剤容器と、脱硫加熱手段と、などを備えている。そして、この脱硫剤容器には、原料ガス開閉バルブとしての都市ガスバルブ223Aを有した都市ガス供給管223が接続されている。
都市ガス供給管223は、原料供給管201に接続され、都市ガス脱硫器にて脱硫処理された都市ガスを、原料供給管201を介して水蒸気混合手段130へ供給する。この都市ガス供給管223の都市ガスバルブ223Aは、制御装置にて開閉され開閉状態に関する信号を制御装置へ出力する。
LPG供給経路230は、原料ガス供給手段としてのLPG配管231と、LPG脱硫手段232と、LPG供給管233と、を備えている。
LPG配管231は、各家庭に設置された図示しないLPGを貯留するLPGボンベに接続される配管で、LPG元バルブ231Aを有している。このLPG配管231は、LPG脱硫手段232に接続され、LPG元バルブ231Aの開状態によりLPGボンベから供給されるLPGをLPG脱硫手段232へ流通させる。
LPG脱硫手段232は、図示しないLPG脱硫器を備えている。このLPG脱硫器は、気相吸着法によりLPG中に含有される硫黄化合物を吸着除去する脱硫処理を実施する。このLPG脱硫器は、LPG用の脱硫剤が充填された略円筒形の図示しない脱硫剤容器と、脱硫加熱手段と、などを備えている。そして、この脱硫剤容器には、原料ガス開閉バルブとしてのLPGバルブ233Aを有したLPG供給管233が接続されている。
LPG供給管233は、原料供給管201に接続され、LPG脱硫器にて脱硫処理されたLPGを、原料供給管201を介して水蒸気混合手段130へ供給する。このLPG供給管233のLPGバルブ233Aは、制御装置にて開閉され開閉状態に関する信号を制御装置へ出力する。
水蒸気混合手段130は、原料供給管201に接続され、液体燃料供給経路210から供給される脱硫処理後の液体燃料101、あるいは都市ガス供給経路220から供給される脱硫処理後の都市ガス、またはLPG供給経路230から供給される脱硫処理後のLPGに、水蒸気を適宜混合する。この水蒸気混合手段130は、気化器131と、熱交換装置132と、給水経路133と、などを備えている。
気化器131は、原料供給管201に接続され液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGが供給されるとともに、熱交換装置132に接続され熱交換装置132から水蒸気が供給される。そして、気化器131は、液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGと、水蒸気とを適宜混合し、液体燃料101は気化させ、混合原料を生成する。この気化器131では、液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGが、後段の改質手段140で改質処理により分解されて水素ガスと二酸化炭素とに分解される水蒸気バランスで水蒸気が混合される。この水蒸気の混合は、例えば制御装置により気化器131が駆動制御されることで設定、例えばセンサにて検出した液体燃料101、都市ガス、LPGの原料供給管201に流入する流量などに基づいて設定される。そして、気化器131は、改質手段140に接続され、水蒸気が混合されて生成された混合原料を改質手段140へ供給する。
熱交換装置132は、改質手段140に接続され、改質手段140から排気される排ガスを冷却させるとともに排ガスとの熱交換により水から水蒸気を生成させ、生成した水蒸気を気化器131へ供給させる。具体的には、熱交換装置132には、純水133Aを貯留する純水タンク133Bが搬送ポンプ133Cおよび搬送バルブ133Dを有した給水経路133を介して接続され、純水タンク133Bから純水133Aが供給される。この純水133Aが改質手段140からの排ガスと熱交換されて水蒸気として気化器131に供給される。なお、純水タンク133Bは、蒸留水などの不純物を含まない純水133Aを貯溜し、例えば水道水などが浄化されて適宜給水される構成が設けられていてもよい。
改質手段140は、水蒸気混合手段130により水蒸気が混合されて生成された混合原料を水素リッチな燃料ガスに改質する。この改質手段140は、改質器141と、CO変成器142と、CO選択酸化器143と、などを備えている。
改質器141は、内部に図示しないニッケル触媒などの改質触媒およびバーナ141Aを備えている。バーナ141Aには、液体燃料貯溜タンク211Aに接続され搬送ポンプ144Aを有し液体燃料貯溜タンク211Aに貯溜する液体燃料101を搬送する燃焼原料供給経路としての燃料搬送経路144が接続されている。また、バーナ141Aには、都市ガス配管221に接続されガス管から供給される都市ガスを流通する燃焼原料供給経路としての図示しない都市ガス搬送経路が接続されている。さらに、バーナ141Aには、LPG配管231に接続されLPGボンベに貯留するLPGが流通する燃焼原料供給経路としての図示しないLPG搬送経路が接続されている。また、バーナ141Aには、送気ブロワ145Aおよび送気バルブ145Bを有した送気経路145が接続され、送気ブロワ145Aの駆動により燃焼用空気が供給される。さらに、バーナ141Aには、詳細は後述する燃料電池170に接続され開閉バルブ146Aを有し燃料電池170から排出される燃料ガスを排出する燃料ガス供給経路146が接続されている。また、バーナ141Aには、燃焼ガス供給経路が接続され、液体燃料脱硫手段212のバッファタンクに貯留する気相の液体燃料101が供給される。
そして、バーナ141Aは、送気ブロワ145Aから供給される空気により、燃料搬送経路144を介して供給された液相の液体燃料101や都市ガス搬送経路を介して供給された都市ガスあるいはLPG搬送経路を介して供給されたLPG、あるいは燃焼ガス供給経路を介して供給された気相の液体燃料101、または燃料ガス供給経路146を介して供給された燃料ガスを燃焼させ、改質器141に供給された混合原料を水素リッチの燃料ガスに水蒸気改質する。このバーナ141Aの燃焼による高温の排ガスは、水蒸気混合手段130の熱交換装置132に供給され、純水133Aとの熱交換により冷やされて外気中に排気される。
CO変成器142は、改質器141から流出する水素リッチの燃料ガス中に含まれる一酸化炭素(CO)を変成する。
CO選択酸化器143は、酸化ブロワ143Aが接続されて空気が供給される。そして、CO選択酸化器143は、供給される空気中の酸素により、CO変成器142で変成されたCOを二酸化炭素(CO2)に酸化させ、燃料ガス中のCOを除去する。
なお、CO変成器142およびCO選択酸化器143は、一体構成、さらには改質器141と一体構成としてもよい。また、これらCO変成器142およびCO選択酸化器143の他、COを吸着除去するなどの装置を設けるなどしてもよい。
酸素含有気体供給手段150は、酸素含有気体として例えば空気を燃料電池170へ供給する。
具体的には、酸素含有気体供給手段150は、ブロワ151と、一端がブロワ151に接続され他端が加湿器160に接続された空気供給管152と、この空気供給管152に設けられた空気バルブ153と、を備えている。そして、ブロワ151の駆動により、空気供給管152を介して空気を加湿器160へ供給する。
加湿器160は、第1加湿部161と、第2加湿部162と、を有している。
第1加湿部161は、燃料ガスバルブ163Aを有した燃料ガス流通経路163を介して改質手段140のCO選択酸化器143に接続され、改質手段140で改質された水素リッチの燃料ガスを、例えば60〜70℃程度に加熱しつつ例えば純水タンク133Bから供給される純水133Aにて加湿する。そして、第1加湿部161は、加湿した燃料ガスを燃料電池170へ供給する。
第2加湿部162は、酸素含有気体供給手段150の空気供給管152が接続され、供給される空気を例えば60〜70℃に加熱しつつ純水タンク133Bから供給される純水133Aにて加湿する。そして、第2加湿部162は、加湿した空気を燃料電池170へ供給する。
また、燃料ガス流通経路163は、燃料ガスバルブ163Aより上流側の位置で、バイパス経路165が接続されている。このバイパス経路165は、切替バルブ165Aを有し、燃料ガス供給経路146における開閉バルブ146Aより下流側に接続されている。そして、バイパス経路165は、燃料ガス流通経路163を流通する燃料ガスを、燃料ガス供給経路146を介して改質器141のバーナ141Aへ供給する。
燃料電池170は、水素と酸素とを反応させて直流電力を発生させる。この燃料電池170は、例えば固体高分子型燃料電池で、正極171と、負極172と、正極171および負極172間に配設された図示しない高分子電解質膜と、を備えている。そして、正極171側には、加湿器160で加湿された空気が供給され、負極172側には加湿器160で加湿された水素リッチの燃料ガスが供給される。そして、燃料ガスの水素と空気中の酸素とが反応して水(純水133A)が生成されるとともに、正極171および負極172間に直流電力が発生する。
そして、負極172側は、上述したように改質器141のバーナ141Aに燃料ガス供給経路146を介して接続され、余った水素分をバーナ141Aの燃料として供給する。また、正極171側には、分離器175が接続されている。この分離器175には、正極171側から反応に利用された空気が供給され、気相分の空気と液相分の水(純水133A)とに分離する。なお、分離した空気は、外気に排気される。そして、分離器175には、純水タンク133Bが接続され、分離した水(純水133A)を純水タンク133Bへ供給する。
また、燃料電池170には、冷却装置177が設けられている。この冷却装置177は、燃料電池170に付設された熱回収装置177Aが設けられている。この熱回収装置177Aには、冷却水循環ポンプ178Aおよび熱交換器178Bを備えた冷却水循環経路178を介して純水タンク133Bが接続されている。そして、冷却装置177は、冷却水循環ポンプ178Aの駆動により、熱回収装置177Aと純水タンク133Bとの間で冷却水となる純水133Aを冷却水循環経路178で循環させ、発電に伴って発熱する燃料電池170を冷却させるとともに熱を回収する。熱交換器178Bは、循環され熱回収装置177Aで熱を回収した純水133Aと、例えば水道水などと熱交換させる。この熱交換により温められた水道水は、例えばお風呂などの他の設備に直接供給されて有効利用される。なお、水道水との熱交換の他、熱交換により得られる熱から発電させるなど、他の設備などに有効利用してもよい。
そして、燃料電池システム100は、システム全体の動作を制御する図示しない制御装置を備えている。
この制御装置は、液体燃料101の流量制御、液体燃料脱硫器や都市ガス脱硫器あるいはLPG脱硫器の各脱硫加熱手段の加熱条件である電気ヒータへ供給する電力制御、改質器141のバーナ141Aの燃焼制御、熱交換装置132で水蒸気を生成させるための純水133Aの供給量制御や温度管理、水蒸気の混合割合、発電量の管理、起動・停止時のパージ処理などを実施する。
また、制御装置は、液体燃料供給経路210の脱硫燃料バルブ213A、都市ガス供給経路220の都市ガスバルブ223A、およびLPG供給経路230のLPGバルブ233Aの開閉状態を検出し、水蒸気混合手段130へ供給されている原料が、液体燃料101か都市ガスかLPGかを判断し、混合する水蒸気の割合を気化器131の駆動制御により制御する。
さらに、制御装置には、例えば利用者による入力操作が可能な図示しない操作手段が設けられている。そして、利用者が使用する原料に関する入力操作が実施され、その入力操作に応じた操作信号が操作手段から出力されると、制御装置は、入力操作された原料を供給して発電させる動作制御をする。なお、いずれかの原料を利用する状態が初期設定としてあらかじめ設定されており、入力操作により原料の切替要求が設定入力された場合にその原料を利用する動作制御に切り替えたり、各原料の供給可能状況、例えば各種センサにて残量や供給圧などを認識して十分に供給可能であると認識した原料を利用する動作制御としたり、あらかじめ設定された熱量と原料価格に基づいて最も安価に発電できる原料を利用する動作制御としたりするなど、手動に基づく動作制御や自動制御など、いずれの構成とすることができる。
〔燃料電池システムの動作〕
次に、上述した燃料電池システム100における動作について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、通常設定とした液体燃料101を原料に利用する構成を説明する。なお、都市ガスやLPGを用いる場合では、液体燃料供給経路210から脱硫処理後の液体燃料101を供給する構成および燃料搬送経路144を介して液体燃料101をバーナ141Aへ供給する構成に替えて、都市ガス供給経路220から脱硫処理後の都市ガスを供給する構成および都市ガス搬送経路を介して都市ガスをバーナ141Aへ供給する構成や、LPG供給経路230から脱硫処理後のLPGを供給する構成およびLPG搬送経路を介してLPGをバーナ141Aへ供給する構成とすればよい。
まず、制御装置は、発電要求に関する信号を取得すると、暖気工程を実施する。なお、発電要求に関する信号としては、利用者によるスイッチの切替操作などの入力操作、現在時刻を計時する計時手段があらかじめ設定された時刻になったことを認識するタイマ制御、電力負荷における電力消費の開始あるいは電力消費の増大などに伴う信号、低下蓄電池の蓄電量の低下に伴う信号などが例示できる。
制御装置は、送気経路145の送気バルブ145Bを開状態にするとともに送気ブロワ145Aを駆動させ、改質器141のバーナ141Aに燃焼用空気を供給させる。さらに、制御装置は、冷却水循環経路178の冷却水循環ポンプ178Aを駆動させ、純水タンク133Bに貯留する純水133Aを、冷却装置177、熱交換器178Bおよび純水タンク133Bで循環させる。
この暖気工程の後、制御装置は、バーナ141Aの温度状態を確認する。そして、制御装置は、バーナ141Aがある程度の温度に暖まったことを認識すると、通常設定である液体燃料101を利用する動作制御をする。
すなわち、制御装置は、燃料搬送経路144の搬送ポンプ144Aを駆動させて液体燃料貯溜タンク211Aに貯溜する液体燃料101をバーナ141Aへ供給したり、燃焼ガス供給経路を介してバッファタンクに貯留する気化した液体燃料101をバーナ141Aへ供給したりするとともに、バーナ141Aの図示しない点火器を動作させ、液体燃料101を燃焼させて改質器141を加熱する。
さらに、制御装置は、バーナ141Aの火炎の温度を検知する。そして、制御装置は、バーナ141Aの火炎検知温度が所定の温度に達したことを認識すると、改質手段140の改質器141、CO変成器142およびCO選択酸化器143の各温度が所定の温度に達したか否かを検出する。この後、制御装置は、改質手段140がそれぞれ所定の温度に達したことを認識すると、改質工程を実施する。
この改質工程では、制御装置は、給水経路133の搬送バルブ133Dを開状態とするとともに、水蒸気混合手段130の給水経路133の搬送ポンプ133Cを駆動させ、純水タンク133Bに貯溜する純水133Aを熱交換装置132へ供給する。この純水133Aの供給により、熱交換装置132で改質器141からの排ガスとの熱交換により水蒸気が生成されて気化器131へ供給される。
また、制御装置は、液体燃料供給経路210の液体燃料供給管213の脱硫燃料バルブ213Aを開状態とするとともに図示しない脱硫燃料ポンプを駆動させ、液体燃料脱硫手段212のバッファタンクに貯溜する脱硫処理された液体燃料101を、原料供給管201を介して水蒸気混合手段130の気化器131へ供給させる。この気化器131への液体燃料101の供給により、熱交換装置132から気化器131へ供給される水蒸気と混合され気化されて混合原料が生成され、この混合原料が改質手段140へ供給される。
さらに、制御装置は、液体燃料流通経路211Bの燃料供給バルブ211B2を開状態とするとともに、液量センサからの検出信号に基づいてバッファタンクに貯溜する液体燃料101の液量に応じた供給量となる駆動状態に液体燃料ポンプ211B1を駆動させ、液体燃料貯溜タンク211Aに貯留する液体燃料101を液体燃料脱硫手段212へ液体燃料流通管211B3を介して供給させる。この液体燃料101の液体燃料脱硫手段212への供給により、液体燃料101は、液体燃料脱硫器にて脱硫剤との接触により含有される硫黄化合物が吸着除去され、バッファタンクへ流入される。
さらに、制御装置は、バイパス経路165の切替バルブ165Aを開状態とし、気化器131から混合原料として供給され改質手段140で改質処理されて流出するガスをバイパス経路165および燃料ガス供給経路146を介して改質器141のバーナ141Aへ供給する。すなわち、改質手段140における混合原料の不安定な改質処理状態で処理された燃料ガスは、改質器141の安定加熱のための燃焼に利用される。
この改質工程の後、制御装置は、改質手段140における改質処理のための改質器141、CO変成器142およびCO選択酸化器143の各温度などの条件を確認する。そして、改質処理の条件が満たされたことを認識すると、酸化ブロワ143Aを駆動させてCO選択酸化器143へ空気を供給する。この空気の供給により、CO変成器142で変成されたCOを二酸化炭素(CO2)に酸化させ、燃料ガス中のCOを除去させる。
そして、改質処理条件の確認後、改質手段140が安定したか否か、例えば安定する時間が経過したか否かを判断する。そして、改質手段140の安定時間が経過したことを認識すると、発電工程を実施する。
発電工程では、制御装置は、酸素含有気体供給手段150の空気バルブ153を開状態とするとともにブロワ151を駆動させ、空気を加湿器160の第2加湿部162へ供給させる。さらに、加湿器160の第2加湿部162で空気を例えば60〜70℃に加熱しつつ純水タンク133Bから供給される純水133Aにて加湿する。そして、第2加湿部162で加湿した空気を燃料電池170の正極171へ供給させる。
さらに、制御装置は、バイパス経路165の切替バルブ165Aを閉状態とするとともに、燃料ガス流通経路163の燃料ガスバルブ163Aを開状態とし、改質手段140で改質された水素リッチの燃料ガスを、加湿器160の第1加湿部161へ供給させる。さらに、加湿器160の第1加湿部161で燃料ガスを例えば60〜70℃に加熱しつつ純水タンク133Bから供給される純水133Aにて加湿する。そして、第1加湿部161で加湿した燃料ガスを燃料電池170の負極172へ供給させる。
これら加湿器160からの加湿された空気および燃料ガスの供給により、燃料電池170では供給された燃料ガスの水素と供給された空気中の酸素とが反応して水(純水133A)を生成させるとともに、正極171および負極172間に直流電力を発生させる。そして、制御装置は、燃料電池170で発生する直流電力の電圧を確認し、発生した直流電力を制御装置の図示しないインバータを介して交流電力に変換させ、電力負荷へ供給させる。具体的には、外部からの商用交流電源を供給する状態から燃料電池システム100から家庭用電力として供給させる状態に切り替える。
このようにして、定常運転処理に移行する。すなわち、バッファタンクに貯溜する液体燃料101の貯溜量に応じた液体燃料101の流量制御、液体燃料脱硫手段212の脱硫加熱手段の加熱条件である電気ヒータへ供給する電力制御、改質器141のバーナ141Aの燃焼制御、熱交換装置132で水蒸気を生成させるための純水133Aの供給量制御や温度管理、発電量の管理など、燃料電池システム100全体の運転状態を制御する。
一方、例えば利用者による原料の切替要求など、原料として都市ガスあるいはLPGの利用を要求する旨を制御装置が認識すると、制御装置は、液体燃料101の供給を中止し、都市ガスあいはLPGを供給する動作制御をする。
すなわち、都市ガスを利用する場合、制御装置は、液体燃料供給経路210の液体燃料供給管213の脱硫燃料バルブ213Aを閉状態として供給を遮断するとともに、都市ガス供給経路220の都市ガスバルブ223Aを開状態として都市ガスを都市ガス脱硫手段222で脱硫処理した後に水蒸気混合手段130へ混合させる。さらに、制御装置は、燃料搬送経路144の搬送ポンプ144Aの駆動を停止して液体燃料101のバーナ141Aへの供給を遮断するとともに、都市ガス搬送経路を介して都市ガスをバーナ141Aへ供給して、都市ガスをバーナ141Aで燃焼させて加熱すればよい。
また、LPGを利用する場合、制御装置は、同様に、液体燃料供給経路210の液体燃料供給管213の脱硫燃料バルブ213Aを閉状態として供給を遮断するとともに、LPG供給経路230のLPGバルブ233Aを開状態としてLPGをLPG脱硫手段232で脱硫処理した後に水蒸気混合手段130へ混合させる。さらに、制御装置は、燃料搬送経路144の搬送ポンプ144Aの駆動を停止して液体燃料101のバーナ141Aへの供給を遮断するとともに、LPG搬送経路を介してLPGをバーナ141Aへ供給して、LPGをバーナ141Aで燃焼させて加熱すればよい。
〔燃料電池システムの作用効果〕
上述したように、上記実施の形態の燃料電池システム100では、原料供給手段200から脱硫処理した液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGを切り替えて水蒸気混合手段130へ供給させ、水蒸気を混合して混合原料を生成させる。この生成した混合原料を改質手段140で改質して水素ガスを主成分とした燃料ガスを生成させている。
このため、仮に液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGのいずれか1つの供給が出来ない状態となっても、他の原料で燃料ガスを生成でき、安定して燃料ガスを生成できるとともに、1つの燃料ガス製造装置300で、液体燃料101、都市ガスおよびLPGを利用できることから、装置構成が共通となり、製造性の向上が得られる。また、供給している液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGと異なる側における液体燃料101を脱硫処理するための液体燃料脱硫手段212あるいは都市ガスを脱硫処理するための都市ガス脱硫手段222またはLPGを脱硫処理するためのLPG脱硫手段232の保守点検や脱硫剤の交換など、供給しない側における保守管理が可能で、保守点検のために運転を中断する必要もなく、良好に燃料ガスの生成ができる。さらには、例えば、液体燃料101、都市ガス、LPGの原料価格に基づいて、いずれか1つを燃料ガスの原料として利用する制御も例えば原料価格や各原料の熱量のデータを設定入力する簡単な構成で容易にでき、効率的な燃料ガスの生成が容易にできる。
そして、原料供給手段200として、液体燃料供給手段211から供給され液体燃料脱硫手段212で脱硫処理した液体燃料101を、液体燃料供給経路210から脱硫燃料バルブ213Aの開閉により供給し、都市ガス配管221から供給され都市ガス脱硫手段222で脱硫処理した都市ガスを、都市ガス供給経路220から都市ガスバルブ223Aの開閉により供給し、LPG配管231から供給されLPG脱硫手段232で脱硫処理したLPGを、LPG供給経路230からLPGバルブ233Aの開閉により供給する構成としている。
このため、既存の水蒸気混合手段130および改質手段140に、液体燃料供給経路210、都市ガス供給経路220およびLPG供給経路230を並列に接続する構成とするのみで、原料に限られずに燃料電池170用の燃料ガスを良好に生成できる構成が容易に得られる。
また、ガス原料である炭化水素原料ガスとして、各家庭にライフラインとして供給される都市ガスや液化石油ガスを利用している。
このため、液体燃料101として暖房機器などに家庭に広く利用され流通されている例えば灯油などを利用することで、原料に限られずに燃料ガスを良好に生成できる構成が容易に得られる。さらには、各家庭に供給されている都市ガスや液化石油ガスの供給ラインである配管に接続するのみで、容易に家庭用に適用でき、利用の拡大が容易に得られる。
さらに、供給される液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGの種別に応じて、水蒸気混合手段130で混合する水蒸気の混合割合を変更している。
このため、液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGの異なる組成に応じて適切に水蒸気が混合されて水蒸気バランスを原料の組成に応じて好適にでき、改質手段140における水蒸気改質にて生成する水素ガスを良好に生成でき、効率よく燃料ガスを生成できる。
そしてさらには、供給される液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGの種別に応じて、水蒸気混合手段130で混合する水蒸気の混合割合として、供給される液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGの流量に基づいて設定している。
このため、流量を検出するセンサなどの簡単な構成で適切な水蒸気バランスに設定でき、効率よく燃料ガスを生成する構成が容易に得られる。
また、原料供給手段200から水蒸気混合手段130へ供給する液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGに対応して、原料供給手段200から燃料搬送経路144あるいは都市ガス搬送経路またはLPG搬送経路を介して改質手段140における水蒸気改質のために加熱するバーナ141Aへ、脱硫処理前の液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGを燃焼原料として供給している。
このため、燃料ガスを生成するための原料と、改質の際のバーナ141Aによる加熱のための燃焼原料とを同一としているので、液体燃料101を供給するライン、あるいは都市ガスを供給するライン、またはLPGを供給するラインのいずれかを利用、すなわち動作させるのみでよい。したがって、供給しない側のラインの保守点検などが実施可能となり、運転を停止することなく長期安定した燃料ガスの生成が容易にできる。さらには、脱硫処理前の原料を燃焼原料としてバーナ141Aへ供給するので、液体燃料脱硫手段212、都市ガス脱硫手段222およびLPG脱硫手段232の負荷が低減して寿命の向上が得られ、より長期間安定して脱硫処理後の原料を原料供給手段200から供給でき、効率よく燃料ガスの生成ができる。
そして、制御装置にて統括制御、すなわち燃料電池システム100全体の動作制御をしている。
このため、温度、流量、バルブの開閉タイミング、ポンプの駆動停止タイミングなど、比較的に容易に制御でき、例えばソフトウェアによるプログラム制御などにて不活性ガスのパージおよび循環制御の構築も容易で、特に停止・起動が比較的に頻繁に実施される家庭用のシステムとしても、自動制御も容易にできる。さらには、原料価格に応じて効率的な原料供給のための制御も容易に実施でき、効率的な燃料ガスの生成および発電ができる。
なお、制御装置としては、複数の回路基板にて構成されるなど、1個体の形態に限らず、複数の制御回路がネットワークとして構築されたものなど、各種形態が適用できる。
〔実施の形態の変形例〕
なお、以上に説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的および効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造および形状などは、本発明の目的および効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状などとしても問題はない。
すなわち、本発明の燃料電池システムとしては、制御装置で統括して運転制御する構成に限らず、例えば液体燃料脱硫手段212、都市ガス脱硫手段222、LPG脱硫手段232毎や液体燃料供給経路210、都市ガス供給経路220およびLPG供給経路230毎、水蒸気混合手段130、改質手段140などの構成毎に制御する構成などとしてもよい。
また、統括制御としてソフトウェアによる信号制御にてバルブの開閉やポンプあるいはブロワの駆動制御を実施する構成としたり、各構成のハードウェアで制御する構成としたりするなど、制御構成としてはいずれの構成が適用できる。
そして、液体燃料101、あるいは都市ガスまたはLPGを脱硫処理する構成としたが、例えば加熱することなく常温で脱硫処理する構成を適用することもできる。このような構成では、加熱のためのエネルギ消費も削減でき、より効率よく脱硫処理後の原料、すなわち液体燃料101あるいは都市ガスまたはLPGを供給できる。
また、気化器131にて液体燃料101に水蒸気を混合して気化して説明したが、例えば、改質手段140から排気される排ガスとの熱交換により直接的に気化させたり、エゼクタを用いて気化させたりし、別途水蒸気を混合するなどしてもよい。
さらに、改質手段140として、改質器141、CO変成器142およびCO選択酸化器143の構成で説明したが、上述したように、液体燃料101や都市ガスおよびLPGなどの炭化水素原料ガスから水素リッチガスを生成させるいずれの構成が適用できる。
また、燃料電池170は、固体高分子型に限らず、他の各種構成が適用できる。
そして、燃料電池システム100の構成を例示したが、燃料電池170に供給する燃料ガスを製造する燃料ガス製造装置300単体で適用してもよい。
また、液体燃料脱硫手段212として、バッファタンクを備えた構成に限られない。さらには、バッファタンクに燃焼ガス供給経路を接続し、気化した液体燃料101をバーナ141Aに供給する構成を例示したが、この限りではない。例えば、他の燃焼系へ供給したり、液体燃料貯溜タンク211Aへ返送したり、液化装置で気相分を液化してバッファタンクへ戻したりするなど、各種利用・供給ができる。
そして、燃料ガスを生成させる原料と同一の原料をバーナ141Aで燃焼させて説明したが、例えば液体燃料101を原料とする場合に都市ガスやLPGを燃焼させるなど、異なる原料を用いてもよい。
また、制御装置の制御プログラムとして独立して流通させるなどしてもよい。
その他、本発明の実施における具体的な構造および形状などは、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などとしてもよい。
本発明は、灯油などの液体燃料や都市ガスや液化石油ガスなどの炭化水素原料ガスを原料として発電させる燃料電池システムに利用できる他、燃料電池の原料となる燃料ガスを製造する装置に利用できる。
本発明の一実施形態にかかる燃料電池システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
100……燃料電池システム
130……水蒸気混合手段
140……改質手段
141A…バーナ
144……燃焼原料供給経路としての燃料搬送経路
150……酸素含有気体供給手段
170……燃料電池
200……原料供給手段
210……液体燃料供給経路
211……液体燃料供給手段
212……液体燃料脱硫手段
213……液体燃料供給経路としての液体燃料供給管
213A…液体燃料開閉バルブとしての脱硫燃料バルブ
220……原料ガス供給経路としての都市ガス供給経路
221……原料ガス供給手段としての都市ガス配管
222……原料ガス脱硫手段としての都市ガス脱硫手段
223……原料ガス供給経路としての都市ガス供給管
223A…原料ガス開閉バルブとしての都市ガスバルブ
230……原料ガス供給経路としてのLPG供給経路
231……原料ガス供給手段としてのLPG配管
232……原料ガス脱硫手段としてのLPG脱硫手段
233……原料ガス供給経路としてのLPG供給管
233A…原料ガス開閉バルブとしてのLPGバルブ
300……燃料電池用燃料ガスの製造装置としての燃料ガス製造装置

Claims (7)

  1. 脱硫処理された液体燃料または炭化水素原料ガスを切り替えて供給する原料供給手段と、
    この原料供給手段から供給される前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスに水蒸気を混合して混合原料を生成する水蒸気混合手段と、
    この水蒸気混合手段により生成した前記混合原料を改質して水素ガスを主成分とした燃料ガスを生成する改質手段と、
    を具備したことを特徴とした燃料電池用燃料ガスの製造装置。
  2. 請求項1に記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置であって、
    前記原料供給手段は、
    前記液体燃料を供給する液体燃料供給手段、この液体燃料供給手段から供給される前記液体燃料を脱硫処理する液体燃料脱硫手段、および液体燃料開閉バルブを有し前記液体燃料脱硫手段で脱硫処理した前記液体燃料を供給する液体燃料供給経路と、
    前記炭化水素原料ガスを供給する原料ガス供給手段、この原料ガス供給手段から供給される前記炭化水素原料ガスを脱硫処理する原料ガス脱硫手段、および原料ガス開閉バルブを有し前記原料ガス脱硫手段で脱硫処理した前記炭化水素原料ガスを供給する原料ガス供給経路と、を備えた
    ことを特徴とした燃料電池用燃料ガスの製造装置。
  3. 請求項2に記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置であって、
    前記炭化水素原料ガスは、都市ガスおよび液化石油ガスのうちの少なくともいずれか一方である
    ことを特徴とした燃料電池用燃料ガスの製造装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置であって、
    前記水蒸気混合手段は、供給される前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスの種別に応じて前記水蒸気の混合割合を変更する
    ことを特徴とした燃料電池用燃料ガスの製造装置。
  5. 請求項4に記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置であって、
    前記水蒸気混合手段は、供給される前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスの流量に基づいて前記水蒸気を所定の混合割合で混合する
    ことを特徴とした燃料電池用燃料ガスの製造装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置であって、
    前記改質手段は、前記水蒸気混合手段から供給される前記混合原料を改質するために加熱するバーナを備え、
    前記原料供給手段に接続され、前記原料供給手段から前記水蒸気混合手段へ供給する前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスに対応して、前記原料供給手段から前記バーナへ脱硫処理前の前記液体燃料または前記炭化水素原料ガスを燃焼原料として供給する燃焼原料供給経路を具備した
    ことを特徴とした燃料電池用燃料ガスの製造装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の燃料電池用燃料ガスの製造装置と、
    酸素含有気体を供給する酸素含有気体供給手段と、
    前記燃料電池用燃料ガスの製造装置の改質手段で生成された水素ガスおよび前記酸素含有気体供給手段により供給される前記酸素含有気体を利用して発電する燃料電池と、
    を具備したことを特徴とした燃料電池システム。
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