JP2007333165A - 閉鎖弁又は分岐継手の蓋部材 - Google Patents

閉鎖弁又は分岐継手の蓋部材 Download PDF

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Abstract

【課題】真鍮製であっても盗難に遭う危険性が低い蓋部材を提供する。
【解決手段】冷凍装置(1)に設けられる閉鎖弁(3)の操作部(45)を覆うための弁蓋(6)であって、操作部(45)を覆うように閉鎖弁(3)にネジ締結される蓋本体(7)と、蓋本体(7)を覆う樹脂製キャップ(8)とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍装置の閉鎖弁の操作部又は分岐継手の開口部の蓋部材に関するものである。
従来より、特許文献1に開示されたような冷凍装置はよく知られている。一般的に、冷凍装置には、その配管中に閉鎖弁やサービスポート等の分岐継手が設けられている。
前記閉鎖弁は、圧縮機の前後に取り付けられ、圧縮機を交換する際に配管中の冷媒の流通を封止するために用いられる。その他にも、閉鎖弁は、室外機側ユニットと室内機側ユニットとの配管の接続部に設けられ、室外機側配管と室内機側配管とを接続させたり、接続を外したりするときに、配管中の冷媒の流通を封止するために用いられる。この閉鎖弁は、弁体を収納すると共に、該弁体を操作するための操作部が設けられた弁ハウジングと、該操作部を覆うように弁ハウジングに取り付けられた蓋部材とを備えている。そして、閉鎖弁を閉鎖及び開放するときには、蓋部材を取り外して、操作部から弁体を操作する一方、該弁体の操作が完了した後には蓋部材を取り付けて弁ハウジングの操作部を覆っている。
また、前記分岐継手は、一端が開口しており、その開口部に圧力計を取り付けたり、その開口部から配管中に冷媒を補充したりするために用いられる。この分岐継手の開口部には、蓋部材が設けられており、開口部に圧力計を取り付けたりするとき等、分岐継手を使用するときには蓋部材を取り外す一方、分岐継手を使用しないときには蓋部材が取り付けられている。
このような閉鎖弁や分岐継手は、加工性の観点から真鍮製であることが多い。ところが、蓋部材まで真鍮で形成すると、特に海外においては、蓋部材が盗難に遭う虞がある。つまり、真鍮等のように売却して換金可能な金属によって取り外し可能な部品を形成すると、盗難に遭う危険性がある。
そのため、従来は、前記蓋部材は樹脂で形成されていた。
特開2004−325022号公報
ところで、冷凍装置の閉鎖弁や分岐継手の蓋部材には気密性や耐圧性が要求される。
しかしながら、該蓋部材を樹脂で形成する構成においては、樹脂製の蓋部材は耐圧部品とはならないため、閉鎖弁や分岐継手の内部に別途、耐圧性を向上させるためのシール機構を設ける必要がある。その結果、閉鎖弁や分岐継手の構造が複雑になると共に、コストが高くなるという問題があった。
例えば、図12に示すように、樹脂製の蓋部材を備える閉鎖弁(30)は、弁ハウジング(40)と、該弁ハウジング(40)に形成された挿通孔(430)を介して弁ハウジング(40)内に挿入された弁体(50)と、該挿通孔(430)の外側開口端部に形成される操作部(450)を覆う樹脂製の弁蓋(60)とを備えている。
前記弁ハウジング(40)は、その上流側接続部(410)に図示省略の圧縮機が接続される一方、その下流側接続部(420)に下流側配管(240)が接続されている。
また、前記弁体(50)は弁ハウジング(40)の挿通孔(430)内に挿通して配設される棒状部材で構成されている。そして、該弁体(50)の先端には、下流側への冷媒の流出を封止するフロントシール部(510)と、弁ハウジング(40)内を流通する冷媒が挿通孔(430)側へ流入しないように封止するバックシール部(520)とが形成されている。また、この弁体(50)の中間部には雄ネジ部が形成されている一方、弁ハウジング(40)の挿通孔(430)の一部には前記雄ネジ部と螺合する雌ネジ部が形成されており、弁体(50)の後端に設けられた把持部(530)をスパナ等で回転操作することで弁体(50)が弁ハウジング(40)内を進退するように構成されている。
さらに、弁ハウジング(40)の挿通孔(430)における外側端部には、パッキン下座金(540)とパッキン上座金(550)とで挟持されたグランドパッキン(560)と、該グランドパッキン(560)を挿通孔(430)内部に固定するためのパッキン押え(570)とが配設されている。このグランドパッキン(560)によって弁ハウジング(40)の挿通孔(430)と弁体(50)との隙間がシールされ、操作部(450)から冷媒が漏れることを防止している。
このように構成された閉鎖弁(30)を閉鎖するときには、弁体(50)を弁ハウジング(40)内に進入させて、弁ハウジング(40)内の下流側接続部(420)の内側開口端縁にフロントシール部(510)を当接させ、下流側への冷媒の流出を封止する。
一方、閉鎖弁(30)を開放するときには、弁体(50)を弁ハウジング(40)内から退出させて、圧縮機と下流側配管(240)とを連通させる。
また、弁体(50)の進退を繰り返すと、グランドパッキン(560)が摩耗して交換する必要があるが、グランドパッキン(560)を取り替えるときには、弁体(50)のバックシール部(520)を挿通孔(430)の内側開口端縁に当接させて、冷媒が挿通孔(430)側へ流入しないようにシールしている。
このように、弁ハウジング(40)の操作部(450)を覆う蓋部材(60)を樹脂で形成すると、弁ハウジング(40)内にグランドパッキン(560)を設けて耐圧性を確保する必要があり、閉鎖弁(30)の構造が複雑となると共に、そのコストが高くなる。
そのため、蓋部材で閉鎖弁の耐圧性を確保できるように、該蓋部材を金属製、その中でも加工性に優れた真鍮で形成したいという要望があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、真鍮製であっても盗難に遭う危険性が低い蓋部材を提供することにある。
本発明は、真鍮製の蓋本体(7)を樹脂製キャップ(8)で覆うことで、蓋本体(7)が真鍮製であることを隠匿するようにしたものである。
詳しくは、第1の発明は、冷凍装置(1)に設けられる閉鎖弁(3)の操作部(45)又は分岐継手の開口部を覆うための蓋部材が対象である。そして、前記操作部(45)又は開口部を覆うように前記閉鎖弁(3)又は前記分岐継手にネジ締結される蓋本体(7)と、前記蓋本体(7)を覆う樹脂製キャップ(8)とを備えるものとする。
前記の構成の場合、前記真鍮製の蓋本体(7)を前記樹脂製キャップ(8)で覆うことによって、樹脂製キャップ(8)で真鍮製の蓋本体(7)が隠匿され、該蓋部材は外観上、樹脂製であると視認される。特に海外では真鍮製の部品の盗難率が高いため、蓋本体(7)が真鍮製であることを隠匿することによって、蓋部材が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記樹脂製キャップ(8)は、その内部に前記蓋本体(7)が挿入された状態で該蓋本体(7)に対して着脱可能に取り付けられているものとする。
前記の構成の場合、前記樹脂製キャップ(8)を前記蓋本体(7)に対して着脱可能に取り付けることによって、該蓋本体(7)を前記閉鎖弁(3)又は分岐継手から着脱するときには、該樹脂製キャップ(8)を取り外した状態で着脱操作を行うことができる。つまり、樹脂製キャップ(8)の上から所定の工具(例えば、スパナ等)をセットして蓋部材の着脱を行うと、該樹脂製キャップ(8)を損傷してしまう虞があるが、前記の構成では、前記樹脂製キャップ(8)を取り外した状態で該蓋本体(7)を着脱操作することができるため、該蓋本体(7)を所定の工具を用いて着脱する構成であっても着脱操作の際に樹脂製キャップ(8)を損傷してしまうことを防止することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記樹脂製キャップ(8)は、その内部に前記蓋本体(7)が挿入された状態で前記閉鎖弁(3)又は前記分岐継手に対して着脱可能に取り付けられているものとする。
前記の構成の場合、第2の発明と同様に、前記樹脂製キャップ(8)を取り外した状態で前記蓋部材を着脱操作することができるため、着脱操作の際に樹脂製キャップ(8)を損傷してしまうことを防止することができる。さらに、この発明では、該樹脂製キャップ(8)が前記蓋部材を覆いつつ前記閉鎖弁(3)又は前記分岐継手に取り付けられているため、樹脂製キャップ(8)によって該蓋部材を覆うだけでなく該蓋部材と前記閉鎖弁(3)又は分岐継手との取付部も覆うことができ、該取付部を保護することができる。例えば海上輸送用のコンテナ用冷凍装置(1)のように厳しい環境下で使用される冷凍装置(1)では、蓋部材と閉鎖弁(3)又は分岐継手との取付部が腐蝕して該蓋部材が取り外し難くなる虞がある。それに対し、前記の構成では、樹脂製キャップ(8)が取付部を覆うように取り付けられているため、該取付部を外部環境から保護することができる。
第4の発明は、第2又は第3の発明において、前記樹脂製キャップ(8)は、ネジ締結によって着脱可能に取り付けられているものとする。
前記の構成の場合、前記樹脂製キャップ(8)をネジ締結によって取り付けることによって、前記蓋本体(7)又は閉鎖弁(3)若しくは分岐継手に対して容易に着脱することができる。例えば、樹脂製キャップ(8)に凸状係合部を設ける一方、蓋本体(7)(又は閉鎖弁(3)若しくは分岐継手)に凹状被係合部を設けて、該凸状係合部を凹状被係合部に係合させて樹脂製キャップ(8)を蓋本体(7)等に取り付ける構成が考えられるが、かかる構成では、該凸状係合部と凹状被係合部との係合又は係合解除のために、樹脂製キャップ(8)を多少変形させる必要があり、或る程度の力を要する。ところが、前記の構成では、樹脂製キャップ(8)をネジ締結によって取り付けるため、該樹脂製キャップ(8)を変形させる必要がなく、容易に着脱を行うことができる。例えば、この蓋部材を海上等の厳しい環境下で使用される冷凍装置(1)に採用する場合には、前記樹脂製キャップ(8)の外部環境に対する耐久性を向上させるべく、樹脂製キャップ(8)を比較的硬い樹脂で形成することがあるが、かかる場合には前記の構成が特に有効である。
第5の発明は、第4の発明において、前記樹脂製キャップ(8)と前記蓋本体(7)との間に挟持されて、該樹脂製キャップ(8)を該蓋本体(7)の挿入方向と反対方向に付勢する弾性部材(82)をさらに備えているものとする。
前記の構成の場合、前記弾性部材(82)は、前記樹脂製キャップ(8)を蓋本体(7)とを取り付けたときに、該樹脂製キャップ(8)を蓋本体(7)が挿入された方向と反対方向に付勢しているため、樹脂製キャップ(8)のネジ締結が緩むことを防止することできる。
第6の発明は、第1の発明において、前記樹脂製キャップ(8)は、前記蓋本体(7)を前記閉鎖弁(3)又は前記分岐継手の側から覆う第1分割体(9)と、該第1分割体(9)に着脱可能に取り付けられて、前記蓋本体(7)を該第1分割体(9)と反対側から覆う第2分割体(10)とを有しているものとする。
前記の構成の場合、前記樹脂製キャップ(8)を分割構造とすることによって、前記蓋本体(7)や閉鎖弁(3)若しくは分岐継手に該樹脂製キャップ(8)を取り付けるための加工を施すことなく、該樹脂製キャップ(8)を蓋本体(7)又は閉鎖弁(3)若しくは分岐継手に対して着脱可能に取り付けることができる。
第7の発明は、第6の発明において、前記第1及び第2分割体(9,10)は、互いにネジ締結されて着脱可能に取り付けられているものとする。
前記の構成の場合、第1分割体(9)と第2分割体(10)とを取り付けるときに、該第1及び第2分割体(9,10)を変形させる必要がなく、ネジ締結によって容易に合体させることができる。つまり、第4の発明と同様に、樹脂製キャップ(8)が比較的硬い樹脂で形成されるときに特に有効である。
第8の発明は、第7の発明において、前記第1又は第2分割体(9,10)と前記蓋本体(7)との間に挟持されて、該第1及び第2分割体(9,10)を互いに分割させる方向に付勢する弾性部材(82)をさらに備えているものとする。
前記の構成の場合、前記弾性部材(82)は、前記第1分割体(9)と第2分割体(10)とを取り付けたときに、該第1及び第2分割体(9,10)を互いに分割させる方向に付勢しているため、該第1及び第2分割体(9,10)のネジ締結が緩むことを防止することできる。
また、別の本発明は、真鍮製の蓋部材にメッキ処理を施すことによって、蓋部材が真鍮製であることを隠匿するようにしたものである。
詳しくは、第9の発明は、冷凍装置(1)に設けられる閉鎖弁(3)の操作部(45)又は分岐継手の開口部を塞ぐための真鍮製の蓋部材が対象である。そして、その表面にメッキ処理が施されているものとする。
前記の構成の場合、メッキ処理を施すことによって、前記蓋部材が真鍮製であることが隠匿される。特に海外においては真鍮製の部品の盗難率が高いため、蓋部材が真鍮製であることを隠匿することによって、蓋部材の盗難率を可及的に低減させることができる。
第10の発明は、第9の発明において、前記メッキ処理は、黒色クロムメッキ、亜鉛メッキ、黒色ニッケルメッキ及び黒色ロジウムメッキのうちの何れかであるものとする。
前記の構成の場合、黒色クロムメッキ、亜鉛メッキ、黒色ニッケルメッキ及び黒色ロジウムメッキのうちの何れかのメッキ処理を施された蓋部材は、真鍮製であるにもかかわらず、外観上、樹脂製に見せることができる。その結果、該蓋部材の盗難率をさらに低減させることができる。
本発明によれば、真鍮製の蓋本体(7)を樹脂製キャップ(8)で覆うことによって、該蓋本体(7)を隠匿することができ、蓋部材が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
また、前記第2の発明によれば、樹脂製キャップ(8)を蓋本体(7)に対して着脱可能に取り付けることによって、蓋本体(7)を着脱操作するときには樹脂製キャップ(8)を取り外すことができ、着脱操作の際に樹脂製キャップ(8)を損傷してしまうことを防止することができる。
また、前記第3の発明によれば、樹脂製キャップ(8)を閉鎖弁(3)又は分岐継手に対して着脱可能に取り付けることによって、蓋本体(7)を着脱操作するときには樹脂製キャップ(8)を取り外すことができ、着脱操作の際に樹脂製キャップ(8)を損傷してしまうことを防止することができる。それと共に、樹脂製キャップ(8)を閉鎖弁(3)又は分岐継手に取り付けることによって、蓋本体(7)だけではなく、該蓋本体(7)と閉鎖弁(3)又は分岐継手との取付部も樹脂製キャップ(8)で覆うことができ、該取付部を外部環境から保護することができる。
また、前記第4の発明によれば、樹脂製キャップ(8)をネジ締結により着脱可能に取り付けることによって、該樹脂製キャップ(8)を容易に着脱させることができる。
また、前記第5の発明によれば、前記樹脂製キャップ(8)をネジ締結で取り付けるときに、該樹脂製キャップ(8)と蓋本体(7)との間で弾性部材(82)を挟持することによって、樹脂製キャップ(8)のネジ締結が緩むことを防止することができる。
また、前記第6の発明によれば、樹脂製キャップ(8)を分割構造とすることによって、蓋本体(7)や閉鎖弁(3)若しくは分岐継手に該樹脂製キャップ(8)を取り付けるための加工を施すことなく、該樹脂製キャップ(8)を蓋本体(7)又は閉鎖弁(3)若しくは分岐継手に対して着脱可能に取り付けることができる。
また、前記第7の発明によれば、第1及び第2分割体(9,10)を互いにネジ締結することによって、両者を容易に取り付けることができる。
また、前記第8の発明によれば、第1及び第2分割体(9,10)を取り付けたときに、前記第1分割体(9)と前記蓋本体(7)との間で弾性部材(82)を挟持することによって、第1及び第2分割体(9,10)のネジ締結が緩むことを防止することができる。
また、別の本発明によれば、真鍮製の蓋部材にメッキ処理を施すことによって、該蓋部材が真鍮製であることを隠匿することができ、該蓋部材が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
また、前記第10の発明によれば、真鍮製の蓋部材に黒色クロムメッキ、亜鉛メッキ、黒色ニッケルメッキ及び黒色ロジウムメッキのうちの何れかのメッキ処理を施すことによって、外観上、真鍮製の蓋部材を樹脂製に見せかけることができ、該蓋部材が盗難に遭う危険性をさらに低減させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
本発明の実施形態1について説明する。
図1に示すように、コンテナ用冷凍装置(1)は、貨物が貯蔵されるコンテナ(C)の前側開口部に取り付けられるハウジング(20)を備えている。
このハウジング(20)の下部は、コンテナ(C)の庫内側に向かって凹んでいる。そして、ハウジング(20)の下部外側には、庫外側収納空間(S1)が形成されている一方、ハウジング(20)の上部内側には、庫内側収納空間(S2)が形成されている。
前記庫外側収納空間(S1)は、室外空気が流通する室外空気通路を構成している。この庫外側収納空間(S1)には、圧縮機(21)、凝縮器(22)、庫外ファン(23)等が設置されている。前記圧縮機(21)は、固定容量型のスクロール圧縮機で構成されている。前記凝縮器(22)は、庫外ファン(23)が送風する室外空気と冷媒とを熱交換させる、いわゆる空冷凝縮器で構成されている。
前記庫内側収納空間(S2)は、室内空気が流通する室内空気通路を構成している。この庫内側収納空間(S2)には、図示しない蒸発器及び庫内ファンが設置されている。蒸発器は、庫内ファンが送風する庫内空気と冷媒とを熱交換させる。
前記圧縮機(21)、凝縮器(22)、蒸発器及び膨張弁(図示省略)等は、冷媒配管(図示省略)によって互いに接続されている。その結果、コンテナ用冷凍装置(1)では、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う冷媒回路が構成されている。
前記冷媒配管には、前記圧縮機(21)の前後に閉鎖弁(3)(図2参照)が設けられている。この閉鎖弁(3)は、圧縮機(21)を冷媒配管から取り外すときに、その前後における冷媒配管の冷媒の流通を封止させるためのものである。
図2には、圧縮機(21)の下流側に設けられる閉鎖弁(3)の部分断面図を示す。
前記閉鎖弁(3)は、圧縮機および冷媒の配管を構成する下流側配管(24)が接続された弁ハウジング(4)と、弁ハウジング(4)内に設けられた弁体(5)と、弁ハウジング(4)に形成された操作部(45)を覆う弁蓋(6)とを有している。
前記弁ハウジング(4)は真鍮製であって、図示省略の圧縮機が接続される上流側接続部(41)と、下流側配管(24)が接続される下流側接続部(42)と、内部に前記弁体(5)を挿通させる挿通孔(431)が形成された筒形状の弁収容部(43)と、サービスポート(44)とが設けられている。
前記弁収容部(43)は、後述する蓋本体(7)を取り付けるための小径部(432)と、後述する樹脂製キャップ(8)を取り付けるための大径部(433)とを有している。これら小径部(432)及び大径部(433)の外周には、それぞれ雄ネジが形成されている。また、小径部(432)の開口端にはテーパ面(434)が形成されている。
前記弁体(5)は、真鍮製の棒状部材で構成されている。この弁体(5)の内側端面には、下流側接続部(42)の内側開口端縁と当接して、弁ハウジング(4)内から下流側配管(24)への冷媒の流出を封止するシール部(51)が設けられている。また、弁体(5)の外側端部には、外周全周に亘って溝が形成されると共に該溝にOリング(52)が設置されており、このOリング(52)によって弁体(5)と挿通孔(431)との隙間がシールされている。さらに、弁体(5)の中間部には、前記挿通孔(431)に形成された雌ネジと螺合する雄ネジが形成されていると共に、弁体(5)の外側端面には、六角レンチを挿通するための工具挿通孔(53)が形成されている。この弁体(5)の外側端面は、挿通孔(431)の外側開口から外部に露出しており、この挿通孔(431)の外側開口が操作部(45)を構成している。つまり、操作部(45)から工具挿通孔(53)に六角レンチを挿通し、その六角レンチで弁体(5)を回転させることによって、弁体(5)を弁ハウジング(4)内に進入させたり、弁ハウジング(4)から退出させたりすることができる。
前記サービスポート(44)は、圧力計の取付、気密試験のためのガス充填、冷媒充填、エアパージなどサービスのための諸作業を行うためのものである。サービスポート(44)は、弁ハウジング(4)から分岐して延びる分岐継手で構成され、その開口端には蓋部材(441)が取り付けられている。
前記弁蓋(6)は、前記弁ハウジング(4)の弁収容部(43)に取り付けられて、前記操作部(45)を覆う蓋本体(7)と、該蓋本体(7)を覆う樹脂製キャップ(8)とを有している。
前記蓋本体(7)は、真鍮製の有底筒状部材である。この蓋本体(7)の内周面には、弁収容部(43)の小径部(432)の外周に形成された前記雄ネジと螺合する雌ネジが形成されており、この蓋本体(7)は弁収容部(43)の小径部(432)に対してネジ締結される。また、蓋本体(7)の内部には、内周全周に亘って形成された突条(71)が設けられている。そして、蓋本体(7)が弁収容部(43)に取り付けられたときに、この突条(71)が弁収容部(43)のテーパ面(434)と当接して、弁収容部(43)の挿通孔(431)をシールするように構成されている。
前記樹脂製キャップ(8)は、樹脂製の有底筒状部材である。この樹脂製キャップ(8)はその開口端部の内周に雌ネジが形成されていて、この雌ネジを弁収容部(43)の大径部(433)の雄ネジに螺合させることによって、蓋本体(7)を内部に挿入して覆った状態で弁ハウジング(4)に取り付けられている。また、樹脂製キャップ(8)の内部には、その内周に亘ってOリング押さえ部(81)が形成されており、このOリング押さえ部(81)にゴム製のOリング(82)が設置されている。詳しくは、このOリング押さえ部(81)は、樹脂製キャップ(8)を弁ハウジング(4)に取り付けたときに該Oリング押さえ部(81)と蓋本体(7)の外側端面とでOリング(82)を圧縮方向に変形させる位置に形成されている。つまり、樹脂製キャップ(8)を弁ハウジング(4)に取り付けたときには、Oリング(82)によって樹脂製キャップ(8)が蓋本体(7)の挿入方向と反対方向、即ち、樹脂製キャップ(8)が蓋本体(7)から抜ける方向に付勢され、樹脂製キャップ(8)と弁ハウジング(4)との螺合が緩むことが防止されている。つまり、Oリング(82)は樹脂製キャップ(8)と弁ハウジング(4)との螺合の緩み止め部材としての機能を果たす。
このように構成された閉鎖弁(3)は、開放状態においては、弁体(5)が弁ハウジング(4)内において退出しており、シール部(51)が下流側接続部42を開放した状態となっている。つまり、閉鎖弁(3)は、圧縮機と下流側配管(24)とを連通させた状態となっている。
一方、閉鎖弁(3)を閉鎖状態とするときには、まず、樹脂製キャップ(8)を弁ハウジング(4)から取り外す。次に、蓋本体(7)を弁ハウジング(4)から取り外す。そうすると、弁ハウジング(4)の操作部(45)に弁体(5)が現れ、該弁体(5)の工具挿通孔(53)に六角レンチを挿通して、該弁体(5)を回転させる。その結果、該弁体(5)が弁ハウジング(4)内へ進入し、そのシール部(51)が下流側接続部(42)の開口端縁に当接して該下流側接続部(42)を封止する。こうして、弁体(5)で下流側接続部(42)を封止した後、蓋本体(7)を弁ハウジング(4)に取り付けて、操作部(45)を塞ぐ。そして、樹脂製キャップ(8)を弁ハウジング(4)に取り付ける。尚、この閉鎖弁(3)を閉鎖状態とするときは、圧縮機(21)を取り外したり、サービスポート(44)を使って作業を行うときであるため、樹脂製キャップ(8)は弁ハウジング(4)に取り付けなくてもよい。
閉鎖弁(3)を再度、開放状態とするときには、前記の閉鎖状態とするときの逆の手順を行う。
−実施形態1の効果−
実施形態1によれば、樹脂製キャップ(8)によって、真鍮製の蓋本体(7)が覆われているため、蓋本体(7)を外部から視認することができない。その結果、蓋本体(7)が真鍮製であることを隠匿して、弁蓋(6)が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
また、樹脂製キャップ(8)は、通常時は弁ハウジング(4)に着脱可能に取り付けられて蓋本体(7)を覆っているため、閉鎖弁(3)を操作すべく弁蓋(6)を着脱するときには、樹脂製キャップ(8)を取り外してから蓋本体(7)の着脱操作を行うことができる。つまり、樹脂製キャップ(8)の上からスパナ等をセットして弁蓋(6)を着脱すると樹脂製キャップ(8)を損傷してしまう虞がある。それに対し、樹脂製キャップ(8)を取り外してから、蓋本体(7)の着脱操作を行うことができるため、弁蓋(6)を着脱する際に樹脂製キャップ(8)を損傷してしまうことを防止することができる。
さらに、樹脂製キャップ(8)を、蓋本体(7)を覆った状態で弁ハウジング(4)に対して取り付けることによって、蓋本体(7)と弁収容部(43)の小径部(432)との取付部、即ち、雌ネジと雄ネジとが螺合している部分を樹脂製キャップ(8)で覆うことができる。その結果、蓋本体(7)と小径部(432)との取付部をそのような外部環境から保護することができ、蓋本体(7)が小径部(432)に固着して取り外し難くなることを防止することができる。本実施形態のように、冷凍装置(1)は海上輸送に用いられるコンテナ用である場合には、閉鎖弁(3)が海上等の厳しい外部環境に晒されるため、樹脂製キャップ(8)で蓋本体(7)と小径部(432)との取付部を覆う構成が特に有効である。
さらにまた、前記樹脂製キャップ(8)は海上等の厳しい外部環境下で使用されるため、耐久性に優れた比較的硬い樹脂で形成されるが、該樹脂製キャップ(8)の弁ハウジング(4)への取り付けはネジ締結であるため、樹脂製キャップ(8)を変形させる必要がなく、樹脂製キャップ(8)を回転させるだけで弁ハウジング(4)に対して容易に着脱させることができる。
また、樹脂製キャップ(8)を弁ハウジング(4)に取り付けたときに、該樹脂製キャップ(8)と蓋本体(7)との間でOリング(82)を圧縮変形させた状態で挟持することによって、樹脂製キャップ(8)と弁ハウジング(4)との螺合が緩むことを防止することができる。
さらに、このように蓋本体(7)を真鍮で形成することによって、該蓋本体(7)の突条(71)と弁ハウジング(4)のテーパ面(434)とで操作部(45)をシールすると共に、そのシール部分の耐圧性を確保することができる。こうして、蓋本体(7)で耐圧性を確保できる結果、図12に示す従来例に係る閉鎖弁(30)のようなグランドパッキン(560)等が不要となり、閉鎖弁(3)の構成を簡素化することができると共に、コストを低減させることができる。
《発明の実施形態2》
次に、本発明の実施形態2について説明する。
実施形態2に係る弁蓋(6)は、樹脂製キャップ(8B)の弁ハウジング(4)への取付構造が実施形態1と異なる。そこで、実施形態1と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
図3は、実施形態2に係る閉鎖弁(3)の弁蓋(6)を中心とした断面図を示す。
樹脂製キャップ(8B)の内周部には、径方向内側に突出する凸状係合部(83)が形成されている。一方、大径部(433)の外周部には、径方向内側に凹陥する凹状被係合部(435)が形成されている。そして、樹脂製キャップ(8B)の凸状係合部(83)を大径部(433)の凹状被係合部(435)に係合させることで、樹脂製キャップ(8B)が大径部(433)に取り付けられる。
また、実施形態1と同様に、樹脂製キャップ(8B)を大径部(433)に取り付けたときに樹脂製キャップ(8B)と蓋本体(7)とでOリング(82)を圧縮変形させた状態で挟持しているため、樹脂製キャップ(8B)は蓋本体(7)から抜ける方向に付勢されており、凸状係合部(83)と凹状被係合部(435)との係合が確実なものになっている。
−実施形態2の効果−
実施形態2によれば、樹脂製キャップ(8B)によって、真鍮製の蓋本体(7)が覆われているため、蓋本体(7)を外部から視認することができない。その結果、蓋本体(7)が真鍮製であることを隠匿して、弁蓋(6)が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
そして、実施形態2によれば、実施形態1のようにネジ締結させることなく、凸状係合部(83)と凹状被係合部(435)とを係合させるだけで樹脂製キャップ(8B)を弁ハウジング(4)に対して取り付けることができるため、樹脂製キャップ(8B)の着脱を容易に行うことができる。特に、樹脂製キャップ(8B)が比較的柔らかい樹脂で形成されている場合に有効である。
その他については、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
−実施形態2の変形例−
尚、実施形態2では、樹脂製キャップ(8B)に凸状係合部(83)が形成される一方、大径部(433)に凹状被係合部(435)が形成されているが、これに限られるものではない。
例えば、樹脂製キャップ(8B)に凹状被係合部を、大径部(433)に凸状係合部を形成する構成でもよい。また、被係合部は凹状である必要はなく、樹脂製キャップ(8B)に凸状係合部を、大径部(433)に凸状被係合部を形成して、樹脂製キャップ(8B)を大径部(433)に取り付けるときに凸状係合部が凸状被係合部を乗り越えて、両者が係合する構成であってもよい。
《発明の実施形態3》
次に、本発明の実施形態3について説明する。
実施形態3に係る弁蓋(6)は、樹脂製キャップ(8C)の取り付け構造が実施形態1と異なる。そこで、実施形態1と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
図4は、実施形態3に係る閉鎖弁(3)の弁蓋(6)を中心とした断面図を示す。実施形態3に係る樹脂製キャップ(8C)は、蓋本体(7)に対してネジ締結されている。
つまり、蓋本体(7)の外周部には雄ネジが形成され、該雄ネジに樹脂製キャップ(8C)の開口端部の内周に設けられた雌ネジを螺合させることによって、樹脂製キャップ(8C)が蓋本体(7)に取り付けられている。
−実施形態3の効果−
実施形態3によれば、樹脂製キャップ(8C)によって、真鍮製の蓋本体(7)が覆われているため、蓋本体(7)を外部から視認することができない。その結果、蓋本体(7)が真鍮製であることを隠匿して、弁蓋(6)が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
また、実施形態3は、樹脂製キャップ(8C)によって蓋本体(7)と弁ハウジング(4)との取付部を覆っていない点で実施形態1と異なるが、その他については実施形態1と同様であり、実施形態1と同様の作用効果を奏することができる。
−実施形態3の変形例−
実施形態3では、樹脂製キャップ(8C)をネジ締結によって蓋本体(7)に取り付けているが、樹脂製キャップ(8C)を蓋本体(7)にネジ締結する構成はこれに限られるものではない。
例えば、図5に示すように、蓋本体(7)の外側端面に雌ネジが形成されたネジ孔(72)を穿孔する一方、樹脂製キャップ(8C)の内部に該ネジ孔(72)に螺合する雄ネジが形成された雄ネジ部(84)を設けるように構成してもよい。
また、図6に示すように、蓋本体(7)の外側端面に外方に突出する雄ネジ部(73)を設ける一方、樹脂製キャップ(8C)の内部に該雄ネジ部(73)と螺合する雌ネジが形成されたネジ孔(85)を設けるように構成してもよい。
《発明の実施形態4》
次に、本発明の実施形態4について説明する。
実施形態4に係る弁蓋(6)は、樹脂製キャップ(8D)の取り付け構造が実施形態3と異なる。そこで、実施形態3と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
図7は、実施形態4に係る閉鎖弁(3)の弁蓋(6)を中心とした断面図を示す。
実施形態4では、樹脂製キャップ(8D)の内周部には、径方向内側に突出する凸状係合部(86)が形成されている。一方、蓋本体(7)の外周部に内側には、凹陥する凹状被係合部(74)が形成されている。そして、樹脂製キャップ(8D)の凸状係合部(86)を蓋本体(7)の凹状被係合部(74)に係合させることで、樹脂製キャップ(8D)を蓋本体(7)に取り付けるように構成している。
−実施形態4の効果−
実施形態4によれば、樹脂製キャップ(8D)によって、真鍮製の蓋本体(7)が覆われているため、蓋本体(7)を外部から視認することができない。その結果、蓋本体(7)が真鍮製であることを隠匿して、弁蓋(6)が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
そして、実施形態4によれば、実施形態3のようにネジ締結させることなく、凸状係合部(86)と凹状被係合部(74)とを係合させるだけで樹脂製キャップ(8D)を蓋本体(7)に対して取り付けることができるため、樹脂製キャップ(8D)の着脱を容易に行うことができる。特に、樹脂製キャップ(8D)が比較的柔らかい樹脂で形成されている場合に有効である。
その他については、実施形態3と同様の作用効果を奏することができる。
−実施形態4の変形例−
尚、実施形態4では、樹脂製キャップ(8D)に凸状係合部(86)が形成される一方、蓋本体(7)に凹状被係合部(74)が形成されているが、これに限られるものではない。
例えば、樹脂製キャップ(8D)に凹状被係合部を、蓋本体(7)に凸状係合部を形成する構成でもよい。また、被係合部は凹状である必要はなく、樹脂製キャップ(8D)に凸状係合部を、蓋本体(7)に凸状被係合部を形成して、樹脂製キャップ(8D)を蓋本体(7)に取り付けるときに凸状係合部が凸状被係合部を乗り越えて、両者が係合する構成であってもよい。
また、図8に示すように、樹脂製キャップ(8D)の開口端縁部に内側に屈曲する複数の係止爪部(87,87,…)を設け、該係止爪部(87,87,…)を蓋本体(7)の弁ハウジング(4)側の端面に係止することで、該樹脂製キャップ(8D)を蓋本体(7)に取り付けるように構成してもよい。このとき、前記実施形態1〜3と同様に樹脂製キャップ(8D)と蓋本体(7)の外側端面との間にはOリング(82)が挟持されているため、樹脂製キャップ(8D)は蓋本体(7)から抜ける方向に付勢される一方、前記係止爪部(87,87,…)によって樹脂製キャップ(8D)が蓋本体(7)から抜けることが防止されている。つまり、Oリング(82)と係止爪部(87,87,…)とが協働することで、樹脂製キャップ(8D)が蓋本体(7)にしっかり取り付けられている。
《発明の実施形態5》
次に、本発明の実施形態5について説明する。
実施形態5に係る弁蓋(6)は、樹脂製キャップ(8E)の構成が実施形態1と異なる。そこで、実施形態1と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
図9は、実施形態5に係る閉鎖弁(3)の弁蓋(6)を中心とした断面図を示す。実施形態5に係る樹脂製キャップ(8E)は、第1分割体(9)と第2分割体(10)とを有する分割構造となっている。
詳しくは、樹脂製キャップ(8E)は、蓋本体(7)を弁ハウジング(4)側から覆う第1分割体(9)と、該第1分割体(9)にネジ締結により着脱可能に取り付けられて、蓋本体(7)を第1分割体(9)と反対側から覆う第2分割体(10)とを有している。
第1分割体(9)は、樹脂製の有底筒状部材である。この第1分割体(9)は、その開口端部の外周に雄ネジが形成されている。また、第1分割体(9)の底部には、弁ハウジング(4)の小径部(432)が挿通する程度の開口(91)が形成されている。
また、第2分割体(10)は、樹脂製の有底筒状部材である。この第2分割体(10)は、その開口端部の内周に前記第1分割体(9)の雄ネジと螺合する雌ネジが形成されている。また、第2分割体(10)の内部には、その内周に亘ってOリング押え部(101)が形成されており、このOリング押え部(101)にゴム製のOリング(82)が設置されている。つまり、この第2分割体(10)は、前記実施形態1,3に係る樹脂製キャップ(8E)と同様の形状をしている。
このように構成された第1及び第2分割体(9,10)は、第1分割体(9)と第2分割体(10)とで蓋本体(7)を挟持して第2分割体(10)の雌ネジを第1分割体(9)の雄ネジに螺合させることによって、蓋本体(7)を覆った状態で該蓋本体(7)に取り付けられている。さらに詳しくは、第1及び第2分割体(9,10)が蓋本体(7)に取り付けられたときには、第1分割体(9)の底部が蓋本体(7)の内側端面と当接する一方、第2分割体(10)内部のOリング(82)が蓋本体(7)の外側端面と当接している。このとき、Oリング(82)は圧縮変形しており、第1分割体(9)と第2分割体(10)とを分割する方向に付勢している。その結果、第1分割体(9)と第2分割体(10)とのネジ締結が緩むことが防止されている。
−実施形態5の効果−
実施形態5によれば、第1分割体(9)と第2分割体(10)とで構成される樹脂製キャップ(8E)によって、真鍮製の蓋本体(7)が覆われているため、蓋本体(7)を外部から視認することができない。その結果、蓋本体(7)が真鍮製であることを隠匿して、弁蓋(6)が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
また、実施形態5によれば、第1分割体(9)と第2分割体(10)とで蓋本体(7)を挟持した状態で該第1及び第2分割体(9,10)を互いに取り付けることによって樹脂製キャップ(8E)を蓋本体(7)に取り付けているため、蓋本体(7)に樹脂製キャップ(8E)を取り付けるための加工を施すことなく、樹脂製キャップ(8E)を蓋本体(7)に取り付けることができる。
さらに、第1分割体(9)と第2分割体(10)との取付はネジ締結によって行われているため、両者を互いに取り付ける際に、第1又は第2分割体(9,10)を変形させる必要がなく、第1及び第2分割体(9,10)を回転させるだけで容易に取り付けることができる。
その他については、実施形態3と同様の作用効果を奏することができる。
−実施形態5の変形例−
前記実施形態5では、第1分割体(9)に雄ネジを形成する一方、第2分割体(10)に雌ネジを形成しているが、これに限られず、第1分割体(9)に雌ネジを形成する一方、第2分割体(10)に雄ネジを形成するように構成してもよい。
また、前記Oリング(82)は第2分割体(10)と蓋本体(7)の外側端面との間で挟持されているが、第1分割体(9)と蓋本体(7)の内側端面との間に挟持されるように構成してもよい。
《発明の実施形態6》
次に、本発明の実施形態4について説明する。
実施形態6に係る弁蓋(6)は、樹脂製キャップ(8F)の第1分割体(9)と第2分割体(10)との取り付け構造が実施形態5と異なる。そこで、実施形態5と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
図10は、実施形態6に係る閉鎖弁(3)の断面図を示す。
実施形態6に係る第1分割体(9)の開口端縁部には、その全周に亘って外側に屈曲して形成された係止環状部(92)が設けられている。
一方、第2分割体(10)の開口端縁部には、複数箇所において内側に屈曲して形成された複数の係止爪部(102,102,…)が設けられている。
このように構成された第1及び第2分割体(9,10)は、第1分割体(9)と第2分割体(10)とで蓋本体(7)を挟持して第1分割体(9)の係止環状部(92)に第2分割体(10)の係止爪部(102,102,…)を係止させることによって、蓋本体(7)を覆った状態で該蓋本体(7)に取り付けられている。さらに詳しくは、第1及び第2分割体(9,10)が蓋本体(7)に取り付けられたときには、第1分割体(9)の底部が蓋本体(7)の内側端面と当接する一方、第2分割体(10)内部のOリング(82)が蓋本体(7)の外側端面と当接している。このとき、Oリング(82)は圧縮変形しており、第1分割体(9)と第2分割体(10)とを分割する方向に付勢している。その結果、第1分割体(9)の係止環状部(92)と第2分割体(10)の係止爪部(102,102,…)との係止が確実なものになっている。
−実施形態6の効果−
実施形態6によれば、樹脂製キャップ(8F)によって、真鍮製の蓋本体(7)が覆われているため、蓋本体(7)を外部から視認することができない。その結果、蓋本体(7)が真鍮製であることを隠匿して、弁蓋(6)が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
そして、実施形態6によれば、実施形態5のようにネジ締結させることなく、係止環状部(92)と係止爪部(102,102,…)とを係止させるだけで第1分割体(9)と第2分割体(10)とを互いに取り付けることができるため、樹脂製キャップ(8F)の着脱を容易に行うことができる。特に、樹脂製キャップ(8F)が比較的柔らかい樹脂で形成されている場合に有効である。
その他については、実施形態5と同様の作用効果を奏することができる。
−実施形態6の変形例−
前記実施形態6では、第1分割体(9)に係止環状部(92)を設ける一方、第2分割体(10)に係止爪部(102,102,…)を設けているが、これに限られるものではない。すなわち、第1分割体(9)に外側に屈曲して形成される複数の係止爪部を設ける一方、第2分割体(10)に内側に屈曲して形成される係止環状部を設けるように構成してもよい。
また、第2分割体(10)が第1分割体(9)に対して外側から取り付けられているが、これに限られず、第1分割体(9)を第2分割体(10)に対して外側から取り付けるように構成してもよい。
さらに、前記Oリング(82)は第2分割体(10)と蓋本体(7)の外側端面との間で挟持されているが、第1分割体(9)と蓋本体(7)の内側端面との間に挟持されるように構成してもよい。
《発明の実施形態7》
次に、本発明の実施形態7について説明する。
実施形態7に係る弁蓋(6)は、樹脂製キャップを有さず、蓋本体(7G)にメッキ処理が施されている。そこで、実施形態1と同様の構成については、同様の符号を付し、説明を省略する。
図11は、実施形態7に係る閉鎖弁(3)の断面図を示す。
実施形態7に係る弁蓋(6)は、表面にメッキ処理が施された蓋本体(7G)で構成される。この蓋本体(7G)は亜鉛メッキが施されており、その表面にはメッキ層(75)が形成されている(図11では、メッキ層(75)を誇張して、実際よりも厚く図示している)。こうして、蓋本体(7G)の表面に亜鉛メッキを施すことによって、蓋本体(7G)の表面は黒色になり、樹脂製のように見える。
−実施形態7の効果−
実施形態7によれば、蓋本体(7G)に亜鉛メッキを施すことによって、真鍮製の蓋本体(7G)を外観上は樹脂製に見せることができる。その結果、蓋本体(7G)が真鍮製であることを隠匿して、弁蓋(6)が盗難に遭う危険性を可及的に低減させることができる。
また、樹脂製キャップを設けることなく、蓋本体(7G)が真鍮製であることを隠匿することができるため、蓋本体(7G)を着脱する際に樹脂製キャップを着脱させる必要がなく、蓋本体(7G)を着脱させる際の作業性を向上させることができる。さらには、樹脂製キャップの分だけコストを低減することができる。
−実施形態7の変形例−
前記実施形態7では、蓋本体(7G)に亜鉛メッキを施しているが、これに限られるものではない。すなわち、蓋本体(7G)が真鍮製であることを隠匿することができるメッキであれば、任意のメッキを施すことができる。例えば、黒色クロムメッキ、黒色ニッケルメッキ及び黒色ロジウムメッキは、蓋本体(7G)を樹脂製に見せることができるため、特に好ましい。
《その他の実施形態》
前記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
すなわち、前記樹脂製キャップ(8,8B〜8D)は、弁ハウジング(4)又は蓋本体(7)に対してネジ締結や係合によって取り付けられているが、これに限られるものではない。例えば、樹脂製キャップ(8,8B〜8D)を弁ハウジング(4)や蓋本体(7)に対して嵌め合いによって取り付ける構成であってもよい。
また、前記樹脂製キャップ(8,8B〜8F)を取り付けたときには、該樹脂製キャップ(8,8B〜8F)と蓋本体(7)との間で、Oリング(82)を挟持しているが、これに限られず、樹脂製キャップ(8,8B〜8F)を蓋本体(7)の挿入方向と反対方向に付勢する弾性部材であれば、任意の弾性部材を採用することができる。さらには、樹脂製キャップ(8,8B〜8F)に緩み止め部材を設ける必要がない場合には、Oリング(82)等の弾性部材を設けなくてもよい。
また、前記実施形態では、閉鎖弁(3)は圧縮機(21)の前後に設けられているが、これに限られるものではない。例えば、室外機側ユニットと室内機側ユニットとの配管の接続部に設けられる構成であってもよい。すなわち、閉鎖弁(3)は冷凍装置に用いられるものであれば、設置される位置に限定されるものではない。
さらに、前記実施形態では、閉鎖弁(3)の弁蓋(6)について説明してきたが、前記実施形態の各構成を分岐継手の開口部を覆う蓋部材に適用することもできる。つまり、冷凍装置の配管中には、閉鎖弁(3)のサービスポート(44)のような分岐継手が設けられており、該分岐継手の開口部を塞ぐ蓋部材に前記実施形態の各構成を採用することができる。
さらにまた、閉鎖弁(3)のサービスポート(44)に設けられた蓋部材(441)に、前記実施形態に係る弁蓋(6)の構成を採用することもできる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、冷凍装置の閉鎖弁の操作部又は分岐継手の開口部の蓋部材について有用である。
本実施形態に係るコンテナ用冷凍装置を前方から視た概略斜視図である。 実施形態1に係る閉鎖弁の断面図である。 実施形態2に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 実施形態3に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 実施形態3の変形例に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 実施形態3の別の変形例に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 実施形態4に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 実施形態4の変形例に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 実施形態5に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 実施形態6に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 実施形態7に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。 従来例に係る閉鎖弁の弁蓋の断面図である。
符号の説明
1 コンテナ用冷凍装置(冷凍装置)
3 閉鎖弁
45 操作部
6 弁蓋(蓋部材)
7,7G 蓋本体
8,8B〜8F 樹脂製キャップ
82 Oリング(弾性部材)
9 第1分割体
10 第2分割体

Claims (10)

  1. 冷凍装置(1)に設けられる閉鎖弁(3)の操作部(45)又は分岐継手の開口部を覆うための蓋部材であって、
    前記操作部(45)又は開口部を覆うように前記閉鎖弁(3)又は前記分岐継手にネジ締結される蓋本体(7)と、
    前記蓋本体(7)を覆う樹脂製キャップ(8)とを備えることを特徴とする蓋部材。
  2. 請求項1において、
    前記樹脂製キャップ(8)は、その内部に前記蓋本体(7)が挿入された状態で該蓋本体(7)に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする蓋部材。
  3. 請求項1において、
    前記樹脂製キャップ(8)は、その内部に前記蓋本体(7)が挿入された状態で前記閉鎖弁(3)又は前記分岐継手に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする蓋部材。
  4. 請求項2又は3において、
    前記樹脂製キャップ(8)は、ネジ締結によって着脱可能に取り付けられていることを特徴とする蓋部材。
  5. 請求項4において、
    前記樹脂製キャップ(8)と前記蓋本体(7)との間に挟持されて、該樹脂製キャップ(8)を該蓋本体(7)の挿入方向と反対方向に付勢する弾性部材(82)をさらに備えていることを特徴とする蓋部材。
  6. 請求項1において、
    前記樹脂製キャップ(8)は、前記蓋本体(7)を前記閉鎖弁(3)又は前記分岐継手の側から覆う第1分割体(9)と、該第1分割体(9)に着脱可能に取り付けられて、前記蓋本体(7)を該第1分割体(9)と反対側から覆う第2分割体(10)とを有していることを特徴とする蓋部材。
  7. 請求項6において、
    前記第1及び第2分割体(9,10)は、互いにネジ締結されて着脱可能に取り付けられていることを特徴とする蓋部材。
  8. 請求項7において、
    前記第1又は第2分割体(9,10)と前記蓋本体(7)との間に挟持されて、該第1及び第2分割体(9,10)を互いに分割させる方向に付勢する弾性部材(82)をさらに備えていることを特徴とする蓋部材。
  9. 冷凍装置(1)に設けられる閉鎖弁(3)の操作部(45)又は分岐継手の開口部を塞ぐための真鍮製の蓋部材(6)であって、
    その表面にメッキ処理が施されていることを特徴とする蓋部材。
  10. 請求項9において、
    前記メッキ処理は、黒色クロムメッキ、亜鉛メッキ、黒色ニッケルメッキ及び黒色ロジウムメッキのうちの何れかであることを特徴とする蓋部材。
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