JP2007332984A - 部材結合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第一部材と第二部材を、複数の嵌合可能角度位置のいずれで嵌合させても、それらを相対回動させて正しい状態に結合・固定させることができ、且つ、誤った状態での結合・固定を確実に防止できる、部材結合構造を提供する。
【解決手段】 第一部材10と第二部材11は、複数の嵌合可能角度位置のいずれからでも、第一部材側突片35と第二部材側突片39の正取付面36,40同士を対面させた状態で、貫通孔38,42にねじ34を挿通して前記両突片35,39を互いに連結する正規の固定角度位置まで、共通軸線Xを中心として相対回動せしめることができる。前記第一部材10と前記第二部材11の少なくともいずれか一方に、前記各突片35,39の裏面37,41同士を対面させた誤った状態で二つの前記貫通孔38,42にねじ34を挿通し得るほどの前記両突片35,39の回動接近を規制するストッパ43を設けた。
【選択図】 図12

Description

本発明は、部材結合構造に関し、詳しくは、共通軸線の回りで互いに嵌合し得る複数の嵌合可能角度位置を有する第一部材及び第二部材を備え、前記第一部材は、正取付面と、その裏面と、前記正取付面から前記裏面への貫通孔と、を有する第一部材側突片を備え、前記第二部材は、正取付面と、その裏面と、前記正取付面から前記裏面への貫通孔と、を有する第二部材側突片を備え、前記第一部材と前記第二部材とを互いに嵌合させた後に前記共通軸線を中心としてそれらを相対的に逆方向へと回動させることにより、前記第一部材側突片の前記正取付面と前記第二部材側突片の前記正取付面とを面接触させ、前記第一部材側突片の前記貫通孔と前記第二部材側突片の前記貫通孔とにねじを挿通して互いに結合せしめられる部材結合構造に関する。
前記の如き部材結合構造が適用可能な構造体の一例として、刈払機(図1参照)のヘッド部(図2参照)を挙げることができる(特許文献1参照)。
該ヘッド部H’は、前記第一部材としてのギアケース10’と、該ギアケース10’に結合・固定される、前記第二部材としてのカバー11’と、を備えている。該カバー11’は、前記ギアケース10’から突出した回転駆動軸13’に固着される刈刃4’と前記ギアケース10’との間に、刈草や、捨てられたビニールシート等が絡み付いてしまうことを防止するためのものである。
前記ギアケース10’に対する前記カバー11’の取付構造として、次の構成のものが公知となっている。但し、具体的な特許文献については出願人は不知である。
図15及び図16に示すように、前記ギアケース10’は、段部25’を介して、前記回転駆動軸13’を同心に収容する筒部26’を備えている。該筒部26’の回りには、相互間に角度間隔をおいて、複数(図16の例では三つ)の外向き爪27’が形成されている。該外向き爪27’と前記段部25’との間には、後述する内向き爪30’が前記筒部26’の周方向にスライドしながら実質的に隙間なく入り込めるだけの内向き爪受入間隙29’が設けられている。また、前記ギアケース10’には、正取付面36’と、その裏面37’と、前記正取付面36’から前記裏面37’への貫通孔38’と、を有するギアケース側突片35’が形成されている。前記貫通孔38’の内周面には、雌ねじが形成されている。
一方、前記カバー11’は、図14に示すように、その中央部に取付孔32’を備えている。該取付孔32’の内周面には、相互間に等角度間隔をおいて、前記外向き爪27’と同数の複数の内向き爪30’が形成されている。また、前記カバー11’には、正取付面40’と、その裏面41’と、前記正取付面40’から前記裏面41’への貫通孔42’と、を有するギアケース側突片39’が形成されている。
図16に示すように、前記ギアケース10’と前記カバー11’は、それらの軸線X’を一致させ、且つ、前記外向き爪27’と前記内向き爪30’とが周方向に交互に並ぶ状態にして、互い嵌合可能である。そして、前記内向き爪30’が前記筒部26’の根元の前記段部25’に当接するまで前記ギアケース10’と前記カバー11’とを嵌合させた後に、前記ギアケース10’上で前記カバー11’を、図16で見て反時計回り方向へと回動させることで、前記ギアケース側突片35’と前記カバー側突片39’の前記正取付面36’,40’同士を面接触させることができ、この状態で、前記貫通孔38’,42’同士が一直線に連通する。
そこで、図10に示すように、前記カバー側突片39’の前記貫通孔42’にねじ34’を挿通し、このねじ34’を前記ギアケース側突片35’の前記貫通孔38’にねじ結合させることで、前記カバー11’を前記ギアケース10’に対して結合・固定することができる。この結合・固定状態においては、前記内向き爪30’が前記内向き爪受入間隙29’に隙間なく入り込み、前記外向き爪27’と前記内向き爪30’とが前記筒部26’の軸線X’方向に互いに重なり合っているので、前記ねじが一箇所だけしかなくても、前記ギアケース10’に対する前記カバー11’の結合は、確実なものとなる。
ところで、前記各内向き爪30’は、前記ギアケース10’の前記筒部26’の前記外向き爪27’同士の間のいずれの間隔にも嵌め込み可能な大きさである。同様に、前記ギアケース10’の前記各外向き爪27’は、前記カバー11’の前記内向き爪30’同士の間のいずれの間隔にも嵌め込み可能な大きさである。このため、前記ギアケース10’と前記カバー11’との嵌合可能角度位置は、複数(図14,15,16の例では三つ)存在することになる。
仮に、前記ギアケース10’に前記カバー11’を嵌合させた後の、前記突片35’,39’同士を面接触させるための前記カバー11’の相対回動が、図16で見て、時計回り方向にも反時計回り方向にも自由であるとすると、メンテナンス後にユーザーが、図11に示すように、前記ギアケース側突片35’と前記カバー側突片39’とを、それらの前記裏面37’,41’同士を近接させる誤った取付状態でねじ止めしてしまう危険がある。前記ギアケース側突片35’と、前記カバー側突片39’は、前記正取付面36’,40’同士であれば密着させることができるが、前記裏面37’,41’同士は、角度が異なるので、密着状態とはならない。しかし、図11に示すように、前記裏面37’,41’同士を最も接近させて対面させた誤った状態でも、前記カバー側突片39’の前記貫通孔42’に前記ねじ34’を挿通し、このねじ34’を前記ギアケース側突片35’の前記貫通孔(ねじ孔)38’に無理やりねじ結合させることは、あり得ないことではない。
このような誤った取付作業が行われることは、防止しなければならない。そのため、従来、図14に示すように、誤った取付方法での取付作業は不能となるように、前記カバー11’には、三つの内向き爪27’の内のいずれかの内向き爪の周方向の一端部に、前記筒部26’の軸線X’方向へ突出する小さな突起状のストッパ43’が形成されていた。このストッパ43’は、図16に示すように、前記カバー11’の前記ギアケース10’への嵌合状態において、前記外向き爪27’の周方向の端部に当接し、図16で見て、前記カバー11’を前記ギアケース10’上で時計回り方向に大きく回動させることができないように、前記カバー11’の逆方向への回動を規制する。これにより、前記裏面37’,41’同士を最も接近させて対面させた誤った状態で前記突片35’,39’同士を固着することが有効に防止されていた。
実公平2−6735号公報
しかしながら、前記従来の構成によれば、図16で見て、前記ストッパ43’が、前記ギアケース10’上における前記カバー11’の反時計回り方向への回動角度をも所定の角度範囲(互いに隣接する外向き爪27’,27’同士の間の角度範囲)に規制してしまうことになるので、前記ギアケース10’と前記カバー11’との嵌合可能角度位置は複数あるのに、実際には、正しい嵌合角度位置は一つしかないことになる。すなわち、前記ストッパ43’が互いに隣接する前記外向き爪27’,27’同士の間にあり、且つ、該外向き爪27’,27’同士の間の角度範囲を前記ストッパ43’が移動する間に前記カバー側突片39’と前記ギアケース側突片35’の前記正取付面36’,40’同士が面接触し得る嵌合角度位置(図16の嵌合角度位置)のみが、正しい嵌合角度位置であることになる。
よって、この正しい嵌合角度位置以外の嵌合可能角度位置で前記ギアケース10’と前記カバー11’とを嵌合させてしまうと、前記ストッパ43’が邪魔をして、前記突片35’,39’の前記正取付面36’,40’同士が面接触するまで前記カバー11’を回動させることができないので、正しい嵌合角度位置を探して再び前記ギアケース10’と前記カバー11’との結合・固定作業を行わなければなわず、前記ギアケース10’と前記カバー11’との結合・固定作業が煩雑となるという問題があった。
また、従来、前記正しい嵌合角度位置を表示するために、前記ギアケース10’と前記カバー11’とに、それらが正しい嵌合角度位置であるときに互いに一致する一対のマークを目印として予め形成する等の手段も講じられていたが、草刈作業により前記ヘッド部H’は汚れてしまうので、刈払機の使用によって前記一対のマークは目立たなくなってしまい、前記ヘッド部H’のメンテナンス時には目印としての機能を果たすことができない等の問題もあった。
本発明は、前記の如き事情に鑑みてなされたもので、前記ギアケース等の特定構造を有する第一部材と、前記カバー等の特定構造を有する第二部材とを、複数の嵌合可能角度位置のいずれで嵌合させても、それらを相対回動させて正しい状態に結合・固定させることができ、且つ、誤った状態での結合・固定を確実に防止できる、部材結合構造を提供しようとするものである。
前記課題を解決するため、本発明に係る部材固定構造は、共通軸線の回りで互いに嵌合し得る複数の嵌合可能角度位置を有する第一部材及び第二部材を備えている。前記第一部材は、正取付面と、その裏面と、前記正取付面から前記裏面への貫通孔と、を有する第一部材側突片を備え、前記第二部材は、正取付面と、その裏面と、前記正取付面から前記裏面への貫通孔と、を有する第二部材側突片を備えている。そして、前記第一部材と前記第二部材は、前記複数の嵌合可能角度位置のいずれからでも、前記正取付面同士を対面させた状態で二つの前記貫通孔にねじを挿通して前記第一部材側突片と前記第二部材側突片とを互いに連結する正規の固定角度位置まで、前記共通軸線を中心として相対回動せしめることができる。さらに、前記第一部材と前記第二部材の少なくともいずれか一方に、前記裏面同士を対面させた誤った状態で二つの前記貫通孔にねじを挿通し得るほどの前記第一部材側突片と前記第二部材側突片との回動接近を規制するストッパが設けられている(請求項1)。
本発明によれば、前記第一部材と前記第二部材とを結合・固定させるに当たって、前記複数の嵌合可能角度位置からその作業時の都合の良いいずれかを選んで、前記第一部材と前記第二部材とを互いに嵌合させることができる。嵌合可能角度位置が複数あるので、嵌合作業の自由度が大きく、作業性が良い。嵌合させた後、前記第一部材と前記第二部材とを相対回動させて、前記正規の固定角度位置へと移行させる。そして、該正規の固定角度位置で、対面する前記正取付面同士の二つの前記貫通孔にねじを挿通して、前記第一部材側突片と前記第二部材側突片とを互いに連結する。
嵌合後の前記第一部材と前記第二部材との回動方向を、前記正規の固定角度位置に至る場合の回動方向とは逆にしてしまった場合には、前記ストッパが作用する。その結果、前記裏面同士を対面させた誤った状態で二つの前記貫通孔にねじを挿通し得るほどには、前記第一部材側突片と前記第二部材側突片とが回動接近することが規制される。よって、前記正規の固定角度位置以外の誤った角度位置で前記第一部材側突片と前記第二部材側突片とが連結されてしまうことが防止される。
前記第一部材と前記第二部材は、前記特徴を有するものであればその具体例に限定はないが、好適な実施の形態として、公知の部材としての例を挙げると、前記第一部材が刈払機のギアケースであり、前記第二部材が、前記ギアケースから突出した回転駆動軸に固着される刈刃と、前記ギアケースと、の間に刈草が絡み付いてしまうことを防止するカバーであるものとすることができる(請求項2)。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の一形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る部材結合構造が適用可能な構造体の一例としての刈払機の斜視図、図2は、図1の刈払機のヘッド部の拡大側面図、図3は、図2の分解斜視図、図4は、図3中のカバーを別の方向(上方)から示した斜視図、図5は、図4のカバーの裏面図(下面図)、図6は、図3中のギアケースの裏面図(下面図)、図7は、図6のギアケースに図5のカバーを嵌合させた状態の裏面図、図8は、図7のカバーを正規の固定角度位置まで回動させた状態の裏面図、図9は、図8のIX−IX矢視拡大断面図、図10は、正規の固定状態を示す、図8の一部切欠図、図11は、誤った固定状態を示す一部切欠裏面図、図12は、ストッパの作用を示す裏面図、図13は、他の実施の形態を示すギアケースの裏面図である。
本発明に係る部材結合構造は、互いに対応する特定構造を有する第一部材と第二部材との間で広く適用することができるが、本実施の形態では、その具体例として、刈払機1のヘッド部Hについて適用したものについて説明する。この場合、該ヘッド部Hを構成するギアケース10が前記第一部材、前記ギアケース10に結合・固定される絡み付き防止用のカバー11が前記第二部材ということになる。
まず、前記刈払機1の一例について簡単に説明すると、該刈払機1は、図1に示すように、操作ハンドル2を有する操作桿3の先端部3aに、円板状等の刈刃4を備えるとともに、前記操作桿3の後端部3bに、前記刈刃4の駆動源としての小型の内燃エンジン部5を備えている。作業者は、例えば、前記操作桿3の後部側に取り付けられたベルト掛け金具6に図示しない肩掛ベルトを引っ掛けて、該肩掛ベルトで前記エンジン部5を保持し、前記操作ハンドル2の左右のグリップ部2a,2bを握って、前記操作ハンドル2に取り付けられた出力制御レバー7を操作して、前記刈刃4を左右に揺動させながら草刈作業を行う。
図2に示すように、前記操作桿3の前記先端部3aと、前記刈刃4と、の間には、前記ヘッド部Hとして、前記ギアケース10と、前記カバー11と、の結合部品が介在している。前記ギアケース10は、二つのベベルギアの組み合わせを含む図示しない歯車伝動機構を収容しており、この歯車伝動機構は、前記操作桿3に内挿された伝動軸12から前記刈刃4へと、前記エンジン部5の回転駆動力を伝達する。前記カバー11は、前記ギアケース10への結合・固定状態において、前記ギアケース10の周囲から前記刈刃4の上面すれすれの位置までスカート状に延在する。そして、前記カバー4は、草刈作業中に、前記刈刃4と前記ギアケース10との間に、刈草や、捨てられたビニールシート等の異物が絡み付いてしまうことを防止する。
図2の分解斜視図である図3において、前記ギアケース10から下向きに延び出した回転駆動軸13には、その下端部に雄ねじ部14が形成され、該雄ねじ部14より上の部分に、スプライン部15が形成されている。前記回転駆動軸13には、前記スプライン部15とのスプライン嵌合により、円板状の刈刃受け部材16が嵌着されている。該刈刃受け部材16は、その下面の中央部に、下向きの刈刃取付用円形凸部17を備え、該刈刃取付用円形凸部17の回りに、前記回転駆動軸13に直角な下向きの刈刃受け面18を備えている。
前記回転駆動軸13には、前記刈刃受け部材16の次に、前記刈刃4、ナットカバーを兼ねる刈刃押え部材19、座金付きの止めナット20の順に、それらの部材が取付けられる。
前記刈刃4は、その中央部に形成された円形取付孔4aに、前記刈刃受け部材16の前記刈刃取付用円形凸部17を嵌め込むようにして、前記刈刃受け部材16に対して取り付けられる。前記刈刃4の上面は、その取付状態において、前記刈刃受け部材16の前記刈刃受け面18に面接触する。
前記刈刃押え部材19も、前記回転駆動軸13に対して、前記スプライン部15とのスプライン嵌合により嵌着される。前記刈刃押え部材19の次に前記回転駆動軸13の前記雄ねじ部14に前記止めナット20をねじ結合させることにより、前記刈刃押え部材19は、前記刈刃受け部材16側へと押圧される。これにより、該刈刃受け部材16と前記刈刃押え部材19との間で前記刈刃4がしっかりと挾持される。
なお、前記ギアケース10には、回り止め棒21の挿通孔22が形成され、前記刈刃受け部材16には、前記回り止め棒21の係合凹部23が形成されている。前記止めナット20を締めたり緩めたりする時には、前記挿通孔22に前記回り止め棒21を上から挿通し、前記係合凹部23に前記回り止め棒21の下端部を係合させることにより、前記刈刃受け部材16を介して、前記回転駆動軸13を回転不能に固定することができる。
次に、本発明の要部となる、前記ギアケース10と前記カバー11との結合構造について、詳細に説明する。
図3に示すように、一般に鋳造品として成型される前記ギアケース10のケース本体24の下部には、段部25を介して、下向きの筒部26が一体に形成されている。前記回転駆動軸13は、前記ギアケース10内に収容されている前記歯車伝動機構に駆動上連結され、前記筒部26から同心に下向きに突出している。前記筒部26の外周面には、複数の外向き爪、限定はされないが、具体的には三つの外向き爪27が、周方向に角度間隔をおいて形成されている。前記各外向き爪27は、前記筒部26の軸線X方向の厚みと、前記筒部26の周方向の長さと、を備え、いずれの外向き爪27も、ほぼ同一の形状及び大きさに形成されている。但し、前記外向き爪27の内の一つは、前記回り止め棒21との接触を避けるための凹状の切欠28を備えている点でのみ、他の二つとは異なっている。
図6に示すように、前記各外向き爪27の外周面は、前記筒部26より一回り大きい大径仮想円筒面C1上に位置している。また、図3及び図9に示すように、前記各外向き爪27と前記段部25との間には、前記カバー11に形成された内向き爪30が前記筒部26の周方向にスライドしながら実質的に隙間なく入り込めるだけの内向き爪受入間隙29が設けられている。
なお、図6の前記ギアケース10の構成は、図15の前記ギアケース10’と全く同一である。
一方、前記カバー11は、一般にプラスチックの成型品であり、図3、図4及び図5に示すように、円形のスカート状本体31の中央部に、円形の取付孔32を同心に有している。この取付孔32は、前記ギアケース10の前記筒部26に前記カバー11を同心に結合させるためのものであり、前記大径仮想筒面C1にちょうど嵌り込むだけの内径を有している。また、前記取付孔32の内周面には、前記外向き爪27と同数の複数の前記内向き爪30、具体的には三つの前記内向き爪30が、周方向に等角度間隔をおいて形成されている。
前記各内向き爪30は、前記取付孔32の軸線X方向の厚みと、前記取付孔32の周方向の長さと、を備え、いずれの内向き爪30も、ほぼ同一の形状及び大きさに形成されている。但し、前記内向き爪30の内の一つは、前記回り止め棒21との接触を避けるための凹状の切欠33を備えている点でのみ、他の二つとは異なっている。図5に示すように、前記各内向き爪30の内周面は、前記ギアケース10の前記筒部26にちょうど嵌り込むだけの小径仮想円筒面C2上に位置している。
図7に示すように、前記各内向き爪30は、前記ギアケース10の前記筒部26の前記外向き爪27同士の間のいずれの間隔にも嵌め込み可能な大きさである。同様に、前記ギアケース10の前記各外向き爪27は、前記カバー11の前記内向き爪30同士の間のいずれの間隔にも嵌め込み可能な大きさである。
したがって、前記ギアケース10と前記カバー11は、それらの軸線Xを一致させて、すなわち、それらの軸線を共通軸線Xとして、前記外向き爪27が前記内向き爪30同士の間の間隔に嵌り込む(このとき、必然的に、前記内向き爪30が前記外向き爪27同士の間の間隔に嵌り込む)複数の嵌合可能角度位置(図示例では、三つの嵌合可能角度位置)で、前記内向き爪30が前記段部25に当接するセット位置まで嵌合させることができる。
このセット位置まで双方を嵌合させたとき、前記内向き爪30と前記外向き爪27は、前記筒部26の周方向に交互に並び、且つ、前記共通軸線Xに沿って互いに位置ずれした位置関係、詳しくは、前記内向き爪30の下面と前記外向き爪27の上面とがごく僅かだけ上下にずれている位置関係にある。このため、前記セット位置から、前記ギアケース10と前記カバー11とを、前記外向き爪27と前記内向き爪30とが互いに重なり合う角度位置まで、前記共通軸線Xを中心として相対回動させると、図8及び図9に示すように、前記各内向き爪30が、それに隣接する前記内向き爪受入間隙29に摺接状態で入り込む。これにより、前記カバー11は、前記ギアケース10から軸線X方向へは抜け出すことができなくなる。
図3及び図6に示すように、前記ギアケース10の前記ケース本体24の下面には、前記筒部26の外周面の外側となる位置に、前記カバー11をねじ34で固定するためのギアケース側突片35が一体に形成されている。このギアケース側突片35は、正取付面36とその裏面37とを有するとともに、前記正取付面36から前記裏面37への貫通孔38を有している。この貫通孔38の内周面には雌ねじが形成されている。
同様に、図3、図4及び図5に示すように、前記カバー11の上面には、前記取付孔32の外側となる位置に、前記ギアケース側突片35に対応する形状のカバー側突片39が一体に形成されている。このカバー側突片39も、正取付面40とその裏面41とを有するとともに、前記正取付面40から前記裏面41への貫通孔42を有している。但し、この貫通孔42の内周面には、必ずしも雌ねじは必要ない。
前記セット位置から前記ギアケース10と前記カバー11とを相対回動させることにより、図8に示すように、前記ギアケース側突片35と前記カバー側突片39の前記正取付面36,40同士が対面して密着する正規の固定角度位置へと移行させることができる。この正規の固定角度位置で、前記貫通孔38,42同士が一直線に連通する。そこで、図10に示すように、前記カバー側突片39の前記貫通孔42に前記ねじ34を挿通し、このねじ34を前記ギアケース側突片35の前記貫通孔38にねじ結合させることで、前記カバー11を前記ギアケース10に対して結合・固定することができる。
この結合・固定状態においては、図8及び図9に示すように、前記外向き爪27と前記内向き爪30とが互いに重なり合っている。このため、ねじ止め箇所が一箇所だけしかなくても、前記ギアケース10に対する前記カバー11の結合は、前記共通軸線Xの方向にも前記筒部26の半径方向にも全く緩みのない、確実なものとなる。
前記ギアケース10と前記カバー11との前記嵌合可能角度位置は、本実施の形態では三つとされているが、前記外向き爪27と前記内向き爪30の数を変えることで、前記嵌合可能角度位置は、二つ、又は四つ以上にもすることができることは、勿論である。いずれの嵌合可能角度位置における前記セット位置(前記内向き爪30が前記段部25に当接するまで前記ギアケース10に対して前記カバー11を嵌め込んだ状態)からも、前記ギアケース10と前記カバー11とを、相対的に逆方向へ自由に回動させることができる。よって、いずれの嵌合可能角度位置で前記ギアケース10と前記カバー11とを前記セット位置まで嵌合させた場合でも、前記ギアケース側突片35と前記カバー側突片39の前記正取付面36,40同士が面接触する前記正規の固定角度位置まで、前記ギアケース10と前記カバー11の少なくともいずれかを回動させることにより、図8及び図10に示すように、前記ギアケース側突片35と前記カバー側突片39とを正しく固着させ、前記ギアケース10に対して前記カバー11を正しく固着させることができる。前記嵌合可能角度位置が複数存在するので、それが一つしかない場合と比べて、前記ギアケース10に対する前記カバー11の取付作業に自由度があり、取付作業を行い易い。
ところで、図7で見て、前記カバー11が前記ギアケース10上で、時計回り方向へも反時計回り方向へも回動自在であると、図11に示すように、前記ギアケース側突片35と前記カバー側突片39とを、それらの前記裏面37,41同士を対面させる誤った取付状態でねじ止めしてしまう危険がある。前記ギアケース側突片35と、前記カバー側突片39は、前記正取付面36,40同士であれば密着させることができるが、前記裏面37,41同士は、角度が一致しないので、密着状態とはならない。しかし、図11に示すように、前記裏面37,41同士を最も接近させて対面させた誤った状態でも、前記カバー側突片39の前記貫通孔42に前記ねじ34を挿通し、このねじ34を前記ギアケース側突片35の前記貫通孔38に無理やりねじ結合させることは、あり得ないことではない。
このような誤った取付作業が行われることは、防止しなければならない。そのため、本実施の形態では、誤った固定角度位置でのねじ止め作業は不可能となるように、次の手段を講じている。すなわち、前記ギアケース10と前記カバー11の少なくともいずれか一方に、前記裏面37,41同士を対面させた誤った状態で二つの前記貫通孔42,38にねじ34を挿通し得るほどの前記ギアケース側突片35と前記カバー側突片39との回動接近を規制するストッパ43を設けている。
具体的には、図4に示すように、前記カバー11の上面に、前記ストッパ43が上向きの凸状に一体に形成されている。該ストッパ43は、図12に示すように、前記カバー11を時計回り方向に回動させたときに、前記ギアケース側突片35の前記裏面37側に当接して、前記カバー側突片39が誤った方向から前記ギアケース側突片35に所定量以上接近することを防止する。ここで、前記ストッパ43を設けたことで保証されるべき前記両突片35,39の離間量の最小値は、前記裏面37,41同士を対面させた状態では、前記カバー側突片39の前記貫通孔42と前記ギアケース側突片35の前記貫通孔38とにねじを挿通することが不可能となる離間量である。したがって、前記複数の嵌合可能角度位置のいずれからでも前記正規の固定角度位置まで前記カバー11を回動させることができることを条件に、前記離間量は、前記最小値より大きくても良い。
図12に示すように、前記セット位置まで嵌合した後の前記ギアケース10と前記カバー11との回動方向を、前記正規の固定角度位置に至る場合の回動方向とは逆にしてしまった場合には、前記ストッパ43が作用する。このため、前記裏面37,41同士を対面させた誤った状態で二つの前記貫通孔42,38にねじを挿通し得るほどは、前記ギアケース側突片35と前記カバー側突片39とを回動接近させることはできない。よって、前記正規の固定角度位置以外の誤った角度位置で前記ギアケース側突片35と前記カバー側突片39とが互いに連結されてしまうことが防止される。
なお、図4の前記カバー11と、図14の前記カバー11’は、それぞれの前記ストッパ43,43’を除けば、互いに同一の構成である。
他の実施の形態として、図13に示すように、前記ストッパ43と同じ機能を有するストッパ44を、前記ギアケース10側に一体に形成することもできる。この場合も、前記カバー11側に前記ストッパ43を設けた場合と同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施の形態に係る部材結合構造が適用可能な構造体の一例としての刈払機の斜視図である。 図1の刈払機のヘッド部の拡大側面図である。 図2の分解斜視図である。 図3中のカバーを別の方向から示した斜視図である。 図4のカバーの裏面図(下面図)である。 図3中のギアケースの裏面図(下面図)である。 図6のギアケースに図5のカバーを嵌合させた状態の裏面図である。 図7のカバーを正規の固定角度位置まで回動させた状態の裏面図である。 図8のIX−IX矢視拡大断面図である。 正規の固定状態を示す、図8の一部切欠図である。 誤った固定状態を示す一部切欠裏面図である。 ストッパの作用を示す裏面図である。 本発明の他の実施の形態を示すギアケースの裏面図である。 従来のカバーの裏面図(下面図)である。 ギアケースの一部を裏側から示した斜視図である。 図15のギアケースに図14のカバーを嵌合させた状態の裏面図である。
符号の説明
10 第一部材(ギアケース)
11 第二部材(カバー)
35 第一部材側突片(ギアケース側突片)
34 ねじ
36 正取付面
37 裏面
38 貫通孔
39 第二部材側突片(カバー側突片)
40 正取付面
41 裏面
42 貫通孔
43 ストッパ
44 ストッパ
X 共通軸線

Claims (2)

  1. 共通軸線(X)の回りで互いに嵌合し得る複数の嵌合可能角度位置を有する第一部材(10)及び第二部材(11)を備え、前記第一部材(10)は、正取付面(36)と、その裏面(37)と、前記正取付面(36)から前記裏面(37)への貫通孔(38)と、を有する第一部材側突片(35)を備え、前記第二部材(11)は、正取付面(40)と、その裏面(41)と、前記正取付面(40)から前記裏面(41)への貫通孔(42)と、を有する第二部材側突片(39)を備え、前記第一部材(10)と前記第二部材(11)は、前記複数の嵌合可能角度位置のいずれからでも、前記正取付面(36,40)同士を対面させた状態で二つの前記貫通孔(38,42)にねじ(34)を挿通して前記第一部材側突片(35)と前記第二部材側突片(39)とを互いに連結する正規の固定角度位置まで、前記共通軸線(X)を中心として相対回動せしめることができ、前記第一部材(10)と前記第二部材(11)の少なくともいずれか一方に、前記裏面(37,41)同士を対面させた誤った状態で二つの前記貫通孔(38,42)にねじ(34)を挿通し得るほどの前記第一部材側突片(35)と前記第二部材側突片(39)との回動接近を規制するストッパ(43,44)が設けられている、部材結合構造。
  2. 前記第一部材が刈払機(1)のギアケース(10)であり、前記第二部材が、前記ギアケース(10)から突出した回転駆動軸(13)に固着される刈刃(4)と前記ギアケース(10)との間に刈草が絡み付いてしまうことを防止するカバー(11)である、請求項1に記載の部材結合構造。
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