JP2007331718A - 制振制御装置 - Google Patents

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監介 吉末
Kazuya Okumura
和也 奥村
Yoshinori Maeda
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Akihiro Hosokawa
明洋 細川
Takahiro Oshiumi
恭弘 鴛海
Mitsutaka Tsuchida
充孝 土田
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Abstract

【課題】動力発生源に起因する振動を抑制すること。
【解決手段】制振制御装置30は、振動エネルギ推定部32と、速度推定部33と、出力演算部34と、指令タイミング制御部35とを含む。振動エネルギ推定部32は、車両の動力発生源に起因する振動のエネルギを推定し、速度推定部33は、振動エネルギから、動力発生源の速度と車両の速度とを推定する。出力演算部34は、推定された動力発生源の速度と車両の速度との偏差に基づいて、動力発生源に起因する振動を推定するとともに、推定した前記振動を抑制する振動抑制トルクを算出する。タイミング制御部35は、指令したトルクを動力発生源が出力するまでの遅れを考慮して、動力発生源に対して振動抑制トルクを発生させる指令を発信する時期を決定する。そして、決定された時期に振動抑制トルクを発生させる指令を発信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両に搭載される動力発生源のトルク変動に起因する振動を抑制する制振制御装置に関する。
車両における動力発生源から駆動輪に至る動力伝達系は、その構成部材が完全に剛体でないことに加え、振動や騒音を抑制するために弾性部材が介在される。このため、前記動力伝達系は、全体が弾性系を構成する。その結果、動力発生源のトルクが変動した場合には弾性的に捩り変形が生じ、これが原因で振動が生じることがある。
特許文献1には、想定される外乱をフィードフォワード制御手段により抑制し、その他の外乱が補正手段によってフィードバック補正することにより、動力発生源である電動機のトルク変化に起因する振動を抑制する技術が開示されている。また、特許文献2には、氷上における制動時に車輪へ過度のスリップが発生する場合は、各駆動輪の車輪速度の値が車両の駆動系統の固有振動数に相当する所定の周期で変動する傾向があることが開示されている。そして、これを利用して、駆動輪の車輪速度に基づく値の変化の経緯が車両の駆動系統の振動を表しているとき、車両の走行している路面が所定の低摩擦係数を有する路面であると判定する技術が開示されている。
特開2000−217209号公報 特開2005−088771号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、フィードフォワード制御及びフィードバック制御を常に実行するため、動力発生手段である電動機のトルクの立ち上がりが鈍されてしまい、所望の加速が得られないおそれがある。さらに、フィードフォワード制御及びフィードバック制御は、ECU(Electronic Control Unit)内の信号値やセンサ値を元に行われる。したがって、一般に、ECUの処理時間やセンサの通信遅れ等に起因する遅れが生ずるため、振動の判定に誤差が生じたり、制御信号の発信と実際に制御対象が動作するまでの遅れが生じたりするおそれがある。
特許文献1、特許文献2に開示された技術では、このような遅れに関しては考慮されておらず、動力発生源に起因する振動を精度よく検出して、確実、かつ迅速に抑制するためには改善の余地がある。そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、動力発生源に起因する振動を確実、かつ迅速に抑制することのできる制振制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る制振制御装置は、車両の動力発生源に起因する振動のエネルギを推定する振動エネルギ推定部と、前記振動エネルギを、前記車両の駆動系のモデルから求めた伝達関数へ入力することにより、前記動力発生源の動力発生源速度と前記車両の車両速度とを推定する速度推定部と、推定された前記動力発生源速度と前記車両速度との偏差に基づいて、前記動力発生源に起因する振動を推定し、推定した前記振動を抑制する振動抑制トルクを算出する出力演算部と、前記動力発生源に対して前記振動抑制トルクを出力させるための指令を発信してから前記動力発生源が前記振動抑制トルクを出力するまでの遅れを考慮して、前記振動抑制トルクを前記動力発生源に発生させるための指令を発信する時期を決定し、決定された時期に前記指令を発信するタイミング制御部と、を含むことを特徴とする。
この制振制御装置では、動力発生源のトルク変動に起因する振動のエネルギを基に、車両の駆動系の伝達関数から求めた推定動力発生源速度と推定車両速度とを求め、両者の偏差から振動成分のみを推定する。そして、ECUの処理時間や駆動系の捩れ等の応答遅れを考慮して、前記振動を抑制する振動抑制トルクを動力発生源に出力する。これによって、動力発生源に起因する振動を確実、かつ迅速に抑制することができる。
次の本発明に係る制振制御装置は、前記制振制御装置において、さらに、前記車両の動力発生源に起因する振動の発生を判定する振動判定部を備え、前記振動判定部が、前記車両の動力発生源に起因する許容できない振動が発生していると判定してから、前記タイミング制御部は、前記振動抑制トルクを前記動力発生源に発生させるための指令を発信することを特徴とする。
次の本発明に係る制振制御装置は、前記制振制御装置において、前記振動判定部は、前記車両が搭載する前記動力発生源の速度の振動周期が、前記車両が備える駆動系の共振の周期に相当するときに、前記動力発生源に起因する振動が発生していると判定することを特徴とする。
次の本発明に係る制振制御装置は、前記制振制御装置において、前記振動エネルギ推定部は、前記動力発生源の加速度、及び前記車両の速度と前記動力発生源の速度との差の和に基づいて、前記振動エネルギを推定することを特徴とする。
次の本発明に係る制振制御装置は、前記制振制御装置において、前記振動エネルギ推定部は、前記動力発生源の加速度の極値に基づいて、前記振動エネルギを推定することを特徴とする。
この発明によれば動力発生源に起因する振動を確実、かつ迅速に抑制することができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
以下においては、電動機と内燃機関とを組み合わせて動力発生源とする、いわゆるハイブリッド車両に本発明を適用した場合について説明するが、本発明の適用対象はこれに限られるものではない。例えば、電動機のみを動力発生源として用いる、いわゆる電気自動車や、動力発生源に内燃機関を用いる車両でもよい。なお、本発明では、動力発生源のトルクを調整することによって駆動系の振動を抑制するため、車両が備える動力発生源は、例えば電動機のように、トルクの変更が迅速に可能であることが好ましい。
この実施形態は、車両の駆動系のモデルから作成された伝達関数により推定した動力発生源速度と車両速度との偏差から前記動力発生源のトルク変動に起因する振動を推定する。そして、動力発生源のトルク変動に起因する振動が許容できないと判定された場合には、動力発生源に発生させる出力の指令から、実際に動力発生源がトルクを発生するまでの遅れを考慮して、前記振動を抑制する振動抑制トルクを動力発生源に出力させる点に特徴がある。ここで、駆動系とは、車両を走行させるための動力を発生させ、路面まで伝えるまでの部分であり、動力発生源、動力伝達手段、駆動輪を含む。
図1は、この実施形態に係る制振制御が適用される車両の構成を示す概略図である。この車両1は、電動機と内燃機関とを動力発生源とする、いわゆるハイブリッド車両である。車両1が備えるハイブリッド駆動装置100は、その搭載対象である車両1に搭載されてこれを走行させる。車両1は前輪22及び後輪23を備えるとともに、ハイブリッド駆動装置100が前輪22を駆動し、後輪23は従動輪となって駆動力は付与されない。以下、必要に応じて前輪22を駆動輪22といい、後輪23を従動輪23という。
この実施形態に係るハイブリッド駆動装置100は、内燃機関10と、第1電動機/発電機(以下MG1)と、第2電動機/発電機(以下MG2)と、動力分割装置20と、減速機21とを含んで構成される。内燃機関10やMG2が動力発生手段となり、動力分割装置20や減速機21等が動力伝達手段となる。
動力分割装置20は、遊星歯車装置で構成されており、内燃機関10とMG2との間に配置される。そして、内燃機関10の出力を、MG1とMG2とに分割して供給する。動力分割装置20から取り出される内燃機関10又はMG2の出力は、内部にデファレンシャルギヤを備える減速機21に入力され、ここで減速されてから、ドライブシャフト19を介して前輪22を駆動する。
ハイブリッド駆動装置100は、ハイブリッドECU50によって制御される。ハイブリッドECU50には、この実施形態に係る制振制御装置30が備えられており、この実施形態に係る制振制御を実行する。また、ハイブリッド駆動装置100が備える内燃機関10は、エンジンECU60によって制御される。なお、エンジンECU60をハイブリッドECU50と一体に構成してもよい。
この実施形態において、アクセル41pによりハイブリッド駆動装置100の出力が制御される。アクセル41pの開度は、アクセル開度センサ41により検出されて、エンジンECU60へ取り込まれ、エンジンECU60及びハイブリッドECU50へ取り込まれる。そして、アクセル開度センサ41からの信号によって内燃機関10やMG2の出力が制御される。
MG2は、インバータ4に接続されている。また、インバータ4には、車載電源5が接続されており、必要に応じてインバータ4を介してMG2へ供給される。MG2は、ハイブリッドECU50からの指令によってインバータ4を制御することで制御される。MG2は、主としてハイブリッド駆動装置100の駆動に用いられ、このときには、車載電源5や、内燃機関10がMG1を駆動することによって生み出された電力等がインバータ4を介して供給される。また、MG2は、例えば前記車両1の減速時には発電機として機能して回生発電を行い、これによって回収したエネルギを車載電源5に蓄える。これは、ブレーキ信号やアクセルオフ等の信号に基づいて、ハイブリッドECU50がインバータ4を制御することにより実現される。
MG1は、主として発電機として機能するが、内燃機関10の始動時には、スタータモータとして機能する。MG1が発電機として機能するときには、MG1が内燃機関10によって駆動される。MG1で生み出される電力は、車載電源5に蓄えられたり、MG2の駆動に用いられたりする。また、内燃機関10の運転中において、MG1はサーボモータとして機能して、内燃機関10の機関回転数NEを制御する。
MG2の出力軸18と同軸には、MG2の回転角度を検出するためのMG2用レゾルバ42が取り付けられる。また、この実施形態に係る車両1には、駆動輪22の回転速度を検出するため、駆動輪速度センサ43が設けられ、さらに従動輪23の回転速度を検出するための従動輪速度センサ44が設けられる。
MG2用レゾルバ42、駆動輪速度センサ43、従動輪速度センサ44はハイブリッドECU50に接続されており、ハイブリッドECU50は、ハイブリッド駆動装置100の制御に必要な情報をこれらから取得する。また、ハイブリッドECU50内に備えられる制振制御装置30は、MG2用レゾルバ42、駆動輪速度センサ43等から、制振制御に必要な情報を取得する。次に、この実施形態に係る制振制御を実行する制振制御装置30の構成を説明する。
図2は、この実施形態に係る制振制御装置の構成例を示す説明図である。図2に示すように、制振制御装置30は、ハイブリッドECU50に組み込まれて構成されている。ハイブリッドECU50は、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)50pと、記憶部50mと、入力及び出力ポート55、56と、入力及び出力インターフェース57、58とから構成される。
なお、ハイブリッドECU50とは別個に、この実施形態に係る制振制御装置30を用意し、これをハイブリッドECU50に接続してもよい。そして、この実施形態に係る制振制御を実行するにあたっては、ハイブリッドECU50が備えるハイブリッド駆動装置100に対する制御機能を、前記制振制御装置30が利用できるように構成してもよい。
制振制御装置30は、振動判定部31と、振動エネルギ推定部32と、速度推定部33と、出力演算部34と、指令タイミング制御部35とを含んで構成される。これらが、この実施形態に係る制振制御を実行する部分となる。この実施形態において、制振制御装置30は、ハイブリッドECU50を構成するCPU50pの一部として構成される。CPU50pには、電動機出力制御部50peが備えられており、車両1の走行時におけるMG2の出力や電力の回生を制御する。また、CPU50pには処理部50pcが備えられており、MG1、MG2の制御や、電力回生の制御に必要な情報を演算する。
CPU50pと記憶部50mとは、バス543を介して接続される。また、制振制御装置30と、電動機出力制御部50peと、処理部50pcとは、入力ポート55、出力ポート56及びバス541、バス542を介して接続される。これにより、制振制御装置30を構成する振動判定部31と、振動エネルギ推定部32と、速度推定部33と、出力演算部34と、指令タイミング制御部35とは、相互に制御データをやり取りしたり、一方に命令を出したりできるように構成される。また、制振制御装置30は、ハイブリッドECU50が有するハイブリッド駆動装置100の運転制御データを取得し、これを利用することができる。また、制振制御装置30は、この実施形態に係る制振制御をハイブリッドECU50が予め備えている運転制御ルーチンに割り込ませたりすることができる。
入力ポート55には、入力インターフェース57が接続されている。入力インターフェース57には、アクセル開度センサ41、MG2用レゾルバ42、駆動輪速度センサ43、従動輪速度センサ44その他の、ハイブリッド駆動装置100の運転制御やこの実施形態に係る制振制御に必要な情報を取得する各種のセンサ45が接続されている。これらのセンサ類から出力される信号は、入力インターフェース57内のA/Dコンバータ57aやディジタル入力バッファ57dにより、CPU50pが利用できる信号に変換されて入力ポート55へ送られる。これにより、CPU50pは、ハイブリッド駆動装置100の運転制御や、この実施形態に係る制振制御に必要な情報を取得することができる。
出力ポート56には、出力インターフェース58が接続されている。出力インターフェース58には、MG2の出力(トルク)を制御するためのインバータ4等の、制振制御に必要な制御対象が接続されている。出力インターフェース58は、制御回路581、582等を備えており、CPU50pで演算された制御信号に基づき、前記制御対象を動作させる。このような構成により、前記センサ類からの出力信号に基づき、ハイブリッドECU50のCPU50pが備える電動機出力制御部50peは、MG2のトルク(出力)を制御することができる。
記憶部50mには、この実施形態に係る制振制御の処理手順を含むコンピュータプログラムや車両1が備える駆動系の伝達関数、制御マップ、この実施形態に係る制振制御に用いるデータ等が格納されている。ここで、記憶部50mは、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成することができる。
上記コンピュータプログラムは、CPU50pへ既に記録されているコンピュータプログラムとの組み合わせによって、この実施形態に係る制振制御の処理手順を実現できるものであってもよい。また、この制振制御装置30は、前記コンピュータプログラムの代わりに専用のハードウェアを用いて、振動判定部31、振動エネルギ推定部32、速度推定部33、出力演算部34及び指令タイミング制御部35の機能を実現するものであってもよい。次に、この実施形態に係る制振制御を説明する。次の説明では、適宜図1、図2を参照されたい。
図3は、この実施形態に係る制振制御の処理手順を示すフローチャートである。図4は、この実施形態に係る制振制御の処理における処理のタイミングを示す説明図である。図4に示すように、車両1は、加速度g_cで加速中であり、車両1の動力発生源であるMG2は、加速度g_mで振動しているとする。
この実施形態に係る制振制御を実行するにあたり、制振制御装置30が備える振動判定部31は、車両1の走行中(例えば加速中)に、車両1の動力発生源(MG2)のトルク変動に起因する、許容できない振動が発生しているか否かを判定する(ステップS101)。前記振動が発生していない場合、あるいは前記振動が発生していても許容できる場合には(ステップS101:No)、STARTに戻り、制振制御装置30は車両1の動力発生源のトルク変動に起因する振動(以下、必要に応じて動力発生源に起因する振動という)を監視する。
動力発生源に起因する振動の判定は、例えば、次のようにして判定する。まず、動力発生源であるMG2の速度(動力発生源速度)wが車両1の速度(車両速度)Vと交差するときの時間に基づいて、動力発生源速度wの振動周期tfwを求める(図4)。そして、動力発生源の速度の振動周期tfwが、車両1が備える駆動系の共振の周期tfcに相当する周波数となった場合に、車両1の動力発生源のトルク変動に起因する許容できない振動が発生していると判定する。このようにすれば、車両1の動力発生源に起因する、許容できない振動をより精度よく判定することができる。ここで、動力発生源速度は、MG2用レゾルバ42から、車両速度は、従動輪速度センサ44が検出する、車両1の従動輪23の回転速度から求めることができる。
許容できない動力発生源に起因する振動が発生している場合(ステップS101:Yes、例えば図4のt1)、制振制御装置30の振動エネルギ推定部32は、許容できない動力発生源に起因する振動が発生したと判定されたときにおける、車両1の動力発生源が有する振動エネルギEを推定する(ステップS102)。振動エネルギEは、式(1)によって推定することができる。この式(1)を用いれば、動力発生源の加速度の極値(ピーク値)以外からでも振動エネルギEを推定することができる。
E=I×(dw/dt)+I×(V−Vw)×k・・・(1)
ここで、Iは車両1の駆動系が有するイナーシャ(駆動系のイナーシャ)、wは動力発生源(MG2)の速度(動力発生源速度)、Vは車両1の速度(車両速度)、Vwは駆動輪22の速度(駆動輪速度)、kは係数であり、車両特有の値である。駆動系のイナーシャIは車両1の駆動系の構成によって定まり、またkは車両1の構成によって決定される。動力発生源速度wは、例えば、MG2の出力軸18と同軸に取り付けられるレゾルバから検出されるMG2の回転速度から求めることができ、これに基づいて(dw/dt)を算出する。ここで、(dw/dt)は、動力発生源速度wを時間で微分した値で、動力発生源の加速度(動力発生源加速度)に相当する。また、車両速度Vは、例えば、車両1の従動輪23の回転速度から求めることができ、駆動輪速度Vwは、車両1の駆動輪22の速度から求めることができる。
なお、振動エネルギEは、車両1が備える動力発生源の加速度の極値(ピーク値)を用いて求めてもよい。車両1の動力発生源が有する振動エネルギEは、車両1が備える動力発生源の加速度の極値a_peakを用いると、式(2)のように表現できる。
E=j×I×a_peak・・・(2)
ここで、Iは車両1の駆動系が有するイナーシャ(駆動系のイナーシャ)、jは換算係数であり、車両特有の値である。動力発生源の加速度の極値a_peakを用いて振動エネルギEを推定すると、式(1)における車両速度V及び駆動輪速度Vwを測定しなくてもよいので、簡易に振動エネルギEを推定できる。
振動エネルギEを求めたら(ステップS102)、制振制御装置30の速度推定部33は、車両1の速度(車両速度)及び動力発生源(MG2)の速度(動力発生源速度)を推定する(ステップS103)。次に、車両速度及び動力発生源速度の推定について説明する。
図5は、この実施形態に係る車両が備える駆動系のモデルである。図6−1は、この実施形態に係る制振制御における動力発生源速度の推定手法を説明する概念図である。図6−2は、この実施形態に係る制振制御における車両速度の推定手法を説明する概念図である。この実施形態に係る制振制御では、図5に示すように、車両1(図1)の駆動系が備える動力発生源のイナーシャ、動力伝達手段のばね定数や粘性抵抗等を考慮して、動力発生源、動力伝達手段、及び駆動輪22までをモデル化した駆動系モデル100Mを作成する。
ここで、動力発生源は、MG2や内燃機関10である。また、動力伝達手段は、リングギヤ20R、キャリア20C、サンギヤ20Sからなる遊星歯車装置を備える動力分割装置20、チェーン21Cやデファレンシャルギヤ21Dを備える減速機21、ドライブシャフト19、ダンパ11等である。また、Iはイナーシャ、Kはばね定数、Cは粘性抵抗、Tはトルクを表す。
そして、この駆動系モデル100Mに基づいて動力発生源速度に関する伝達関数G(s)_m、及び車両速度に関する伝達関数G(s)_cを作成する。動力発生源速度に関する伝達関数G(s)_mは、動力発生源であるMG2の入力とMG2の回転数との間におけるものであり、車両速度に関する伝達関数G(s)_cは、動力発生源であるMG2の入力と駆動輪22との間におけるものである。これらの伝達関数G(s)_m、G(s)_cは、ハイブリッドECU50の記憶部50mに格納される。
速度推定部33は、ステップS102で振動エネルギ推定部32が求めた振動エネルギEを取得して、t=t1でそれぞれの伝達関数G(s)_m、G(s)_cへ振動エネルギEをステップ入力する(図6−1、図6−2)。この入力は、許容できない動力発生源に起因する振動が発生していると判定された後(例えば、図4のt1)に行われることになる。
そして、速度推定部33は、前記ステップ入力により、伝達関数G(s)_m、G(s)_cから得られた応答を、時間領域に変換する。すると、図6−1、図6−2に示すように、振動エネルギEの入力に対する時間領域における応答として、動力発生源速度Vm_g及び車両速度Vc_gが出力される。この出力値を、それぞれ動力発生源速度の推定値(推定動力発生源速度)Vm_g、車両速度の推定値(推定車両速度)Vc_gとする(図4参照)。推定動力発生源速度Vm_g及び推定車両速度Vc_gは、ハイブリッドECU50の処理時間や通信時間や駆動系の捩れ等の影響による応答遅れを排除した、動力発生源(MG2)及び車両1の現実の速度である。このため、MG2用レゾルバ42や駆動輪速度センサ43によって求められるMG2の速度や車両1の速度よりも、実際のMG2の速度及び車両1の速度に近い値となる。
推定動力発生源速度Vm_g及び推定車両速度Vc_gを求めたら(ステップS103、図4)、制振制御装置30の出力演算部34は、推定動力発生源速度Vm_gと推定車両速度Vc_gとの偏差ΔV_g=(Vm_g−Vc_g)を求める。この偏差ΔV_gが、動力発生源に起因する振動の振動成分の推定値(推定振動成分)f_gとなる(図4)。前記偏差ΔV_gをt=t1から所定求めることによって、推定振動成分f_gの時間変化を求めることができる(ステップS104)。
推定振動成分f_gを求めたら、推定振動成分f_gの推定振動エネルギE_gを抑制するトルク(振動抑制トルク)を車両1の駆動系へ付与することによって、車両1の動力発生源に起因する振動を抑制する。このため、制振制御装置30の出力演算部34は、ステップS104で算出した推定振動成分f_gを、車両1の動力発生源に付与する振動抑制トルクTdに変換する(ステップS105)。
この振動抑制トルクTdは、推定動力発生源速度Vm_gと推定車両速度Vc_gとの偏差ΔV_gに基づいて設定され、推定振動成分f_gとは逆位相で車両1の駆動系へ付与される。例えば、振動抑制トルクTdは、前記偏差ΔV_gに所定の係数qを乗じた値(q×ΔV_g)とする。この実施形態では、ステップS105で求めた振動抑制トルクTdをMG2によって車両1の駆動系へ付与する。MG2は、トルクを短時間で変更できるので、この実施形態に係る制振制御には好ましい。
推定振動成分f_gを振動抑制トルクTdに変換したら、制振制御装置30の指令タイミング制御部35は、MG2に対する指令から、MG2が指令されたトルクを出力するまでの遅れtd(図4参照)を考慮して、駆動トルクT及び振動抑制トルクTdをMG2に出力させるための指令を発信するタイミングを決定する(ステップS106、図4参照)。すなわち、指令タイミング制御部35は、ステップS105で求めた振動抑制トルクTdよりも遅れtd分早い時間に振動抑制トルクTdと、駆動トルクTとを出力させるための指令を発信する。
ここで、図4に示すTd'が、前記遅れtd(図4参照)を考慮して決定された振動抑制トルクTdを示す。MG2が実際に出力するトルクToutは、MG2が車両1を加速させるための駆動トルクT(図4参照)に、前記遅れtdを考慮して決定された振動抑制トルクTd(すなわち図4のTd')を加算した値となる。指令タイミング制御部35は、図4に示すトルクToutをMG2に出力させるための指令を発信する。
このようにすることで、車両1の動力発生源に起因する振動が発生した場合には、これを確実かつ迅速に抑制することができる。ここで、前記遅れtdは、ハイブリッドECU50の通信速度や処理速度、あるいはMG2のイナーシャImg2やMG2の出力軸18の捩れ等を考慮して決定される。
トルクToutをMG2に出力させるための指令を発信するタイミングが決定されたら、指令タイミング制御部35は、決定されたタイミングで、かつ駆動トルクT及びステップS105で変換された振動抑制トルクTdを出力するように、MG2へ指令を発信する(ステップS107、図4)。これによって、MG2は、動力発生源に起因する振動を抑制するように、ステップS105で変換された振動抑制トルクTdを出力するので、前記振動を確実かつ迅速に抑制することができる。
その後、振動判定部31は、車両1の動力発生源に起因する、許容できない振動が発生しているか否かを判定する(ステップS108)。許容できない動力発生源に起因する振動が発生している場合(ステップS108:Yes)、制振制御装置30は、前記振動が許容できるようになるまで、ステップS102〜ステップS107を繰り返す。動力発生源に起因する振動が発生していない場合、あるいは動力発生源に起因する振動が発生していても許容できる場合には(ステップS108:No)、STARTに戻り、制振制御装置30は動力発生源に起因する振動を監視する。
この実施形態に係る制振制御によれば、動力発生源であるMG2に起因する振動のエネルギを基に求めた推定動力発生源速度と推定車両速度との偏差から、動力発生源に起因する振動の振動成分のみを推定する。そして、ハイブリッドECU50の処理時間や通信時間、あるいは駆動系の捩れ等に起因する応答遅れを考慮して、前記振動を抑制するトルクを動力発生源であるMG2に出力させる。これによって、確実かつ迅速に前記振動を抑制できる。
また、動力発生源に起因する許容できない振動が発生したときに、ハイブリッドECU50の処理時間や通信時間、あるいは駆動系の捩れ等に起因する応答遅れを考慮して、前記振動を抑制するトルクを、動力発生源であるMG2に出力させる。このように、前記振動が発生している場合にのみ制振制御を実行するので、制振制御に起因するMG2のトルク低下はなく、所望の加減速を得ることができる。
さらに、動力発生源に起因する許容できない振動が発生したときに、動力発生源であるMG2に起因する振動の振動成分を推定して、これを抑制するトルクを算出する。これによって、常に前記振動成分及びトルクを演算する必要はないので、ハイブリッドECU50が備えるCPU50pの計算負荷を軽減することができる。
(変形例)
この変形例に係る制振制御は、車両1の走行中、推定動力発生源速度Vm_g及び推定車両速度Vc_gを常時推定して推定振動成分f_gを求め、この推定振動成分f_gを抑制する振動抑制トルクTdを計算する。そして、動力発生源に起因する許容できない振動が発生したら、前記振動抑制トルクTdを出力する。なお、動力発生源に起因する許容できない振動が発生したら、動力発生源に起因する振動を抑制するように動力発生源のトルクを制御する点においては、上記制振制御と同様である。
図7は、この実施形態の変形例に係る制振制御の処理手順を示すフローチャートである。この変形例に係る制振制御は、上記実施形態に係る制振制御装置30によって実現できる。この変形例に係る制振制御を実行するにあたり、制振制御装置30の振動エネルギ推定部32は、車両1の動力発生源に起因する振動が有する振動エネルギEを推定する(ステップS201)。振動エネルギEは、実施形態1で説明したように、上記式(1)を用いて求めることができる。
次に、制振制御装置30の速度推定部33は、車両1の速度(車両速度)及び動力発生源の速度(動力発生源速度)を推定する(ステップS202)。ステップS202において、制振制御装置30の出力演算部34は、推定動力発生源速度Vm_gと推定車両速度Vc_gとの偏差ΔV_g=(Vm_g−Vc_g)を求める。そして、制振制御装置30の出力演算部34は、前記偏差ΔV_gから推定振動成分f_gを求める(ステップS203)。推定振動成分f_gを求めたら、制振制御装置30の出力演算部34は、ステップS203で算出した推定振動成分f_gを、車両1の動力発生源(MG2)に付与する振動抑制トルクTdに変換する(ステップS204)。
次に、制振制御装置30が備える振動判定部31は、車両1の走行中に、車両1の動力発生源に起因する、許容できない振動が発生しているか否かを判定する(ステップS205)。動力発生源に起因する振動が発生していない場合、あるいは動力発生源に起因する振動が発生していても許容できる振動である場合には(ステップS205:No)、STARTに戻り、制振制御装置30は車両1の振動を監視する。
動力発生源に起因する振動が許容できない場合(ステップS205:Yes)、制振制御装置30の指令タイミング制御部35は、MG2に対する指令から、MG2が指令されたトルクを出力するまでの遅れtd(図4参照)を考慮して、駆動トルクT及び振動抑制トルクTdをMG2に出力させるための指令を発信するタイミングを決定する(ステップS206)。
そして、指令タイミング制御部35は、決定されたタイミングで、かつ駆動トルクT及びステップS204で変換された振動抑制トルクTdをMG2が出力するように、MG2へ指令を発信する(ステップS207)。これによって、MG2は、動力発生源に起因する振動を抑制するように、ステップS204で変換された振動抑制トルクTdを出力するので、前記振動を確実かつ迅速に抑制することができる。
その後、振動判定部31は、車両1の動力発生源に起因する、許容できない振動が発生しているか否かを判定する(ステップS208)。許容できない動力発生源に起因する振動が発生している場合(ステップS208:Yes)、制振制御装置30は、前記振動が許容できるようになるまで、ステップS204で変換された振動抑制トルクTdを出力する。動力発生源に起因する振動が発生していない場合、あるいは動力発生源に起因する振動が発生していても許容できる振動である場合には(ステップS208:No)、STARTに戻り、制振制御装置30は動力発生源に起因する振動を監視する。
この変形例で説明した手順によっても、確実かつ迅速に動力発生源であるMG2に起因する振動を抑制できる。また、前記振動が発生している場合にのみ制振制御を実行するので、制振制御に起因するMG2のトルク低下はなく、所望の加減速を得ることができる。
以上、この実施形態及びその変形例では、動力発生源に起因する振動のエネルギを基に、車両の駆動系の伝達関数から求めた推定動力発生源速度と推定車両速度とを求め、両者の偏差から振動成分のみを推定する。そして、ECUの処理時間や通信時間、あるいは駆動系の捩れ等に起因する応答遅れを考慮して、前記振動を抑制するトルクを動力発生源に出力する。これによって、確実かつ迅速に前記振動を抑制できる。
また、動力発生源に起因する許容できない振動が発生したときに、ECUの処理時間や通信時間、あるいは駆動系の捩れ等に起因する応答遅れを考慮して、前記振動を抑制するトルクを動力発生源に出力する。このように、前記振動が発生している場合にのみ制振制御を実行するので、制振制御に起因する動力発生源のトルク低下はなく、所望の加減速を得ることができる。なお、この実施形態及びその変形例で開示した構成を備えるものは、この実施形態及びその変形例と同様の作用、効果を奏する。
以上のように、本発明に係る制振制御装置は、動力発生源のトルク変動に起因する振動を抑制することに有用であり、特に、前記振動を確実、かつ迅速に抑制することに適している。
この実施形態に係る制振制御が適用される車両の構成を示す概略図である。 この実施形態に係る制振制御装置の構成例を示す説明図である。 この実施形態に係る制振制御の処理手順を示すフローチャートである。 この実施形態に係る制振制御の処理における処理のタイミングを示す説明図である。 この実施形態に係る車両が備える駆動系のモデルである。 この実施形態に係る制振制御における動力発生源速度の推定手法を説明する概念図である。 この実施形態に係る制振制御における車両速度の推定手法を説明する概念図である。 この実施形態の変形例に係る制振制御の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両
10 内燃機関
11 ダンパ
18 出力軸
19 ドライブシャフト
20 動力分割装置
21 減速機
22 駆動輪(前輪)
23 従動輪(後輪)
30 制振制御装置
31 振動判定部
32 振動エネルギ推定部
33 速度推定部
34 出力演算部
35 指令タイミング制御部
41 アクセル開度センサ
42 MG2用レゾルバ
43 駆動輪速度センサ
44 従動輪速度センサ
50 ハイブリッドECU
100 ハイブリッド駆動装置
100M 駆動系モデル

Claims (5)

  1. 車両の動力発生源に起因する振動のエネルギを推定する振動エネルギ推定部と、
    前記振動エネルギを、前記車両の駆動系のモデルから求めた伝達関数へ入力することにより、前記動力発生源の動力発生源速度と前記車両の車両速度とを推定する速度推定部と、
    推定された前記動力発生源速度と前記車両速度との偏差に基づいて、前記動力発生源に起因する振動を推定し、推定した前記振動を抑制する振動抑制トルクを算出する出力演算部と、
    前記動力発生源に対して前記振動抑制トルクを出力させるための指令を発信してから前記動力発生源が前記振動抑制トルクを出力するまでの遅れを考慮して、前記振動抑制トルクを前記動力発生源に発生させるための指令を発信する時期を決定し、決定された時期に前記指令を発信するタイミング制御部と、
    を含むことを特徴とする制振制御装置。
  2. さらに、前記車両の動力発生源に起因する振動の発生を判定する振動判定部を備え、
    前記振動判定部が、前記車両の動力発生源に起因する許容できない振動が発生していると判定してから、前記タイミング制御部は、前記振動抑制トルクを前記動力発生源に発生させるための指令を発信することを特徴とする請求項1に記載の制振制御装置。
  3. 前記振動判定部は、
    前記車両が搭載する前記動力発生源の速度の振動周期が、前記車両が備える駆動系の共振の周期に相当するときに、前記動力発生源に起因する振動が発生していると判定することを特徴とする請求項2に記載の制振制御装置。
  4. 前記振動エネルギ推定部は、
    前記動力発生源の加速度、及び前記車両の速度と前記動力発生源の速度との差の和に基づいて、前記振動エネルギを推定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の制振制御装置。
  5. 前記振動エネルギ推定部は、
    前記動力発生源の加速度の極値に基づいて、前記振動エネルギを推定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の制振制御装置。
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