JP2007331463A - 車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 車両の走行に伴って回転する回転体から検出したパルス信号に基づいて車両の速度を検出する車速センサ7と、車両が停止状態から移動状態に移行したことを判定する判定手段21と、車両が停止状態から自動変速機のクリープ力によって移動状態に移行した状態での所定時間内におけるパルス信号のバラツキが小さい場合には加速度センサ8を基準値に再設定する制御手段22と、を備えて車両の制御装置を構成する。
【選択図】図5
Description
一方、加速度センサは、車両に対して相対的に動くプルーフマスの変位量を検出及び演算して車両の加速度を検出するものであるため、その特性上、車速センサに比べて温度変化に影響されやすく、劣化しやすいため、検出値に誤差が生じやすい。また、加速度センサの検出値の誤差は、検出や演算等による誤差よりもプルーフマスの温度変化による変形やプルーフマスの劣化に起因する部分が多く、その誤差は加速度検出前の基準値の段階で現れる場合が多い。
(構成)
本発明の第1特徴は車両停止時にクリープ力が付与される自動変速機を備えた車両の制御装置において次のように構成することにある。
車両の走行に伴って回転する回転体から検出したパルス信号に基づいて車両の速度を検出する車速センサと、車両の加速度を検出する加速度センサと、ブレーキペダルの操作を検出するブレーキペダルセンサと、アクセルペダルの操作を検出するアクセルペダルセンサとを備え、前記ブレーキペダルセンサの検出結果に基づきブレーキペダルが解除され、かつ、前記アクセルペダルセンサの検出結果に基づきアクセルペダルが解除されて、車両が停止状態から移動状態に移行したことを判定する判定手段を備え、車両が停止状態から移動状態に移行した状態での所定時間内における前記パルス信号のバラツキが小さい場合には、前記加速度センサを基準値に再設定する制御手段を備える。
本発明の第1特徴によると、ブレーキペダルが解除され、かつ、アクセルペダルが解除されて、車両が停止状態から移動状態に移行したことを判定する判定手段を備えることにより、車両が停止状態から移動状態に移行した状態を把握することができる。
本発明の第1特徴によると、車速センサの安定した検出特性を有効に活用して加速度センサを基準値に再設定することができるため、温度の差異や加速度センサの劣化の影響を受けないで、加速度センサを基準値に再設定することができる。そのため、加速度センサの検出値に誤差が生じにくくなり、その結果として、加速度センサの検出結果に基づいて行う車両の制御を精度よく行うことが可能となる。
図1は、本発明の基本構成を示す車両の平面図である。この車両はオートマチック車であり、D(ドライブ)モードに操作レバー(図示せず)を切り替えた状態で車両を停止させて、ブレーキペダル(図示せず)の踏み込み操作を解除すると、車両に備えたトルクコンバータを使用した自動変速機(図示せず)のクリープ力によって車両が前方に徐々に動く。
図5〜図7に基づいて、本発明に係る加速度センサリセット制御について説明する。図5に示すように、まず、車両に備えた車速センサ7により車速がゼロか否か判別する(#11)。車速がゼロの場合には(#11・YES)、車両に備えたアクセルペダルセンサ16によりアクセルペダルの踏み込み状態を検出し、アクセルペダルが踏み込まれているか否か判別する(#12)。アクセルペダルが踏み込まれていない場合には(#12・YES)、車両に備えたブレーキペダルセンサ15により、ブレーキペダルの踏み込み状態を検出し(#13)、ブレーキペダルが踏み込まれていない場合には(#13・YES)、後述する制御手段22に移行する。このように、車速センサ7、ブレーキペダルセンサ15及びアクセルペダルセンサ16の検出結果に基づいて、判定手段21を構成して、ブレーキペダルを踏み込んでいる停止状態から、ブレーキペダルの踏み込みを解除して自動変速機のクリープ力によって移動状態に移行した状態を把握できるようなっている。
図8〜図10に基づいて、自動パーキングブレーキ制御について説明する。図8に示すように、車両の運転者が運転席3に備えたPKBセレクタスイッチ13を自動モードに切り替えると(#21・自動)、車両に備えた車速センサ7により車速がゼロか否か判別する(#22)。車速がゼロの場合には(#22・YES)、車両に備えたアクセルペダルセンサ16によりアクセルペダルの踏み込み状態を検出し、アクセルペダルが踏み込まれているか否か判別する(#23)。アクセルペダルが踏み込まれていない場合には(#23・YES)、車両に備えたブレーキペダルセンサ15により、ブレーキペダルの踏み込み状態を検出し(#24)、ブレーキペダルが踏み込まれている場合には(#24・YES)、後輪ブレーキ5を自動作動する(#25)。一方、車速はゼロであるが(#22・YES)、アクセルペダルが踏み込まれアクセルペダルセンサ16がONした場合には(#23・NO)、ブレーキペダルが踏み込まれていないことを条件に(#26・YES)、後輪ブレーキ5を自動解除する(#27)。
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、左の前輪1のホイールに車速センサ7を備えた例を示したが、車両の走行に伴って回転する回転体であれば、ホイールに限らず他の回転体でもよく、例えば、エンジンからの駆動系を構成するギヤ部(図示せず)やアクスル(図示せず)等に車速センサ7を設けてもよい。
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、本発明に係る加速度センサリセット制御を自動パーキングブレーキ制御に適用した例を示したが、自動パーキングブレーキ制御に限らず、加速度センサ8からの検出結果に基づいて車両の制御を行う様々な場合において適用できる。
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、統計学における標準偏差によってパルス信号のバラツキを判断する手法で制御手段22を構成した例を示したが、他の手法でパルス信号のバラツキを判断するように制御手段22を構成してもよい。また、平坦路であるか否かの判断に、車両が停止状態から移動状態に移行したことを判定した時点から1<t<3のパルス信号を用いた例を示したが、車種などによってパルス信号の特性は異なるため、その判断に用いるパルス信号の範囲(所定時間)は異なるものでもよい(例えば、0.5<t<3.5)。
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、クリープ力が付与される自動変速機を備えた車両の一例として、トルクコンバータを使用した自動変速機(図示せず)を備えた車両を例に示したが、例えば、ベルトCVTを使用した自動変速機(図示せず)を備えた車両においても同様に適用できる。
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、車速センサ7の検出結果に基づいて車両が停止状態から移動状態に移行したことを判定するように判定手段21を構成した例を示したが、例えば、車載カメラ(図示せず)を搭載している車両においては、その車載カメラから検出した画像に基づいて、車両が停止状態から移動状態に移行したことを判定するように判定手段21を構成してもよい。
8 加速度センサ
15 ブレーキペダルセンサ
16 アクセルペダルセンサ
21 判定手段
22 制御手段
Claims (1)
- 車両停止時にクリープ力が付与される自動変速機を備えた車両の制御装置であって、
車両の走行に伴って回転する回転体から検出したパルス信号に基づいて車両の速度を検出する車速センサと、車両の加速度を検出する加速度センサと、ブレーキペダルの操作を検出するブレーキペダルセンサと、アクセルペダルの操作を検出するアクセルペダルセンサとを備え、
前記ブレーキペダルセンサの検出結果に基づきブレーキペダルが解除され、かつ、前記アクセルペダルセンサの検出結果に基づきアクセルペダルが解除されて、車両が停止状態から移動状態に移行したことを判定する判定手段を備え、
車両が停止状態から移動状態に移行した状態での所定時間内における前記パルス信号のバラツキが小さい場合には、前記加速度センサを基準値に再設定する制御手段を備えた車両の制御装置。
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