JP2007331080A - コレットチャック - Google Patents

コレットチャック Download PDF

Info

Publication number
JP2007331080A
JP2007331080A JP2006168088A JP2006168088A JP2007331080A JP 2007331080 A JP2007331080 A JP 2007331080A JP 2006168088 A JP2006168088 A JP 2006168088A JP 2006168088 A JP2006168088 A JP 2006168088A JP 2007331080 A JP2007331080 A JP 2007331080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collet
hole
rotating body
protrusion
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006168088A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Ishii
政人 石井
Yoshitaka Oota
凱敬 大田
Yoshitomo Ishii
祥友 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2006168088A priority Critical patent/JP2007331080A/ja
Publication of JP2007331080A publication Critical patent/JP2007331080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

【課題】コレットチャックのコレットの交換を迅速に行なうことができるようにする。
【解決手段】コレットチャックに設ける回転体1のテーパー孔2から連なるストレート孔3の孔壁の所要位置に突起17を設け、コレット4の外周面端末縁から前方に向け前記コレットの挿入状況下に上記突起の衝突を回避する回避部18と、この回避部の側縁から連なって上記コレットの外周面周方向に上記突起が嵌り込んで係合関係になる係合部19を設け、上記回転体に上記突起と係合部との係合関係を維持し、かつ上記コレットの出没スライドを許容するような解除可能な前記コレットの回動止め装置34を設けた構成を採用する。
【選択図】図1

Description

この発明は、各種工作機械の加工部品の把持に使用するコレットチャックに関する。
コレットチャックは、引き込みにともない縮径するコレットにより加工部品を把持するようになっている。
上記のコレットは、多品種(把持直径の異なる)の加工部品に応じて多数準備され、工作機械の回転スピンドルと共に回転する回転体にコレットを取替え自在に取り付けて使用する(特許文献1)。
実公平2−6966号公報
ところで、特許文献1の構造のものは、回転体の貫通孔にコレットを挿入しながら、回転体のバックプレートのネジ孔にコレットの端末のネジ部をねじ込み、ねじ込みにともないネジ孔に対しネジ部が貫通したのち、貫通したネジ部にねじ込んだナットの締め付けにより、回転体に対しコレットを取り付けている。
このような取付け方式によると、コレットの交換に際し、緩めたナットを取り外したのち、コレットを回転させながら、ネジ孔からネジ部を脱出させるので、コレットの取り外しに、またコレットの取り付けに手数がかかると共に、交換にともない工作機械の稼働率が大幅に低下する問題があった。
そこで、この発明は、瞬時にコレットの交換ができるようにして、上記の問題を解消することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、工作機械のスピンドルと共に回転する回転体の中心線上に設けてある内窄みのテーパー孔及びこのテーパー孔から連なるストレート孔に上記回転体の前面よりコレットを挿入すると共に、上記回転体に設けてある外力の作用により復帰力に抗して前進する作用体と上記コレットの端末とを着脱自在に結合するコレットチャックにおいて、上記ストレート孔の孔壁の所要位置に突起を設け、上記コレットの外周面端末縁から前方に向け前記コレットの挿入状況下に上記突起の衝突を回避する回避部と、この回避部の側縁から連なって上記コレットの外周面周方向に上記突起が嵌り込んで係合関係になる係合部を設け、上記回転体に上記突起と係合部との係合関係を維持し、かつ上記コレットの出没スライドを許容するような解除可能な前記コレットの回動止め装置を設けた構成を作用する。
すると、コレットの交換に際し、回動止め装置によるコレットの回動阻止を解除したのち、一方向にコレットを一定の角度回動させて、係合部から回避部に突起を脱出させることで、コレットを抜き取ることができ、交換コレットの挿入後コレットを回動させて、回避部の突起を係合部に係合させることで作用体とコレットの端末とが結合する。
以上にように、この発明のコレットチャックによれば、コレットの回動操作によって係合部から回避部に突起を脱出させることにより作用体とコレットとの結合を解除してコレットを抜き取ることができ、突起に回避部を合致させることでコレットのスムーズな挿入が可能になると共に、挿入後にコレットを回動させて突起と係合部とを係合させることで、作用体にコレットを結合することができる。
このため、瞬時にコレットを交換することができて、手間のかかるナットを緩め、締め付ける作業が不要になると共に、交換にともなう工作機械の大幅な運転停止時間による稼働率の低下をなくすることができる。
また、回転止め装置によってコレットの回動を止めるので、加工時の加工部品の安定した把持ができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施形態では、図1から図9に示すように、工作機械のスピンドルと共に回転する回転体1の中心線上には、回転体1の前面から内方に向け内窄みのテーパー孔2及びこのテーパー孔2から連なるストレート孔3が設けてあり、このテーパー孔2からストレート孔3にコレット4を挿入する。
上記のコレット4は、周知(図9に示す)のように、外周面からの加圧により縮径するように多数条のスリット5が設けてある。
上記の回転体1は、図示の場合、工作機械のスピンドル(図示省略)と共に回転するチャック6の把持爪7により回転体1の末端のフランジ8をクランプして取り付けてあるが、スピンドル側に回転体1をボルト(図示省略)を介し取付けることもある。
また、回転体1には、挿入したコレット4の末端側と着脱自在に結合して復帰力に抗して前進する作用体9が設けてある。
この作用体9を設ける要因は、復帰力(バネ14による)に抗してコレット4を前方に突出させるためのもので、突出にともないテーパー孔2によるコレット4の縮径を解除(図2に示すように)して、コレット4で把持された加工部品Aの把持を解除する。
勿論、作用体9によるコレット4の突出がなくなると、供給路13aからの流体圧とバネ14による復帰力によってコレット4を引き込む(没入スライドさせる)ので、テーパー孔2によってコレット4を縮径(図1に示すように)し、縮径にともない加工部品Aを把持(加工中の把持を続行する)する。
上記の作用体9は、図示の場合、回転体1内に中空室10を設けて、この中空室10に組み込んだピストン11の筒状のロッド12にコレット4の端末部を嵌入して、嵌入部分で結合する。
すると、流体の供給路13から中空室10のピストン11の後面(テーパー孔2の反対側)に流体圧を作用させることによりピストン11が前進(図1右方向に押し出す)してコレット4の縮径を解除する。
勿論、上記のピストン方式にかえて、例えば特許文献1の人力による作用体の前進方式を採用してもよい。
なお、作用体9に作用させる復帰力は、開示の場合、中空室10のピストン11の前面側で、両端を中空室10とピストン11の前面とに当接したバネ14によって行う。
図中15はピストン11の回転止めと進退用のガイドピンである。13aはピストン11の前面中空室10に流体を作用させる流体の供給路である。
上記のコレット4とロッド12との着脱自在な結合は、図1、2、3、5、6、7、8に示すように、ロッド12(ストレート孔3)の孔壁の所要位置に突起17を設け、コレット4の外周面端末縁から内方(コレット4の先端縁方向)にコレット4の挿入状況下に突起17の衝突を回避する切削欠除による回避部18を設けると共に、この回避部18の側縁から連なってコレット4の外周面周方向に突起17が嵌り込んで係合関係(結合のための)になる係合部19を設けて構成する。
上記突起17は、図示の場合ニードルピンを軸承して設け、係合部19は、図示の場合弧状溝を切削して設け、そして突起17及び係合部19は、図示の場合周面三等分位置に配置したが、限定されず目的を達成するその他の構成や自由に数を設定すればよい。
要するに、挿入コレット4を回動(突起17及び係合部19を三等分位置に設けると、60°回動する)して、係合部19に突起17が係合関係になるものであればよい。
上記のように構成すると、回転体1の前面の印とコレット4の外周面との印(図示省略)を合致させてコレット4を挿入すると、回避部18によって突起17とコレット4の端末との衝突が図6に示すように回避されてスムーズに定位置迄コレット4を挿入することができる。
次に、図10に示すようにコレット4の前面の凹入部31にレンチ32の突部33を嵌入して、掛合関係を維持しながらレンチ32を一方向(図示の場合60°)に回動すると、共にコレット4も回動して図7に示す突起17が60°移動し、この移動により回避部18から係合部19に突起17が嵌り込んで係合関係になり、この状況下で回転体1に設けてある解除可能な回動止め装置34によりコレット4が回動しないようにする。
すると、作用体9のスライドをコレットに伝達して、コレット4を拡径、縮径する。
上記の回動止め装置34は、図示の場合、回転体1の外周面から工具を用いてねじ込んだビス35を、コレット4の周壁の軸線方向に沿う長孔36(この長孔36によってコレット4の出没スライドを許容する)に嵌入するようにしたが、ねじ込み方式にかえて没入方向に復帰力を付与したピンであってもよい。
なお、コレット4の交換の際は、図4に示すように、コレット4の回動により突起17と係合部19との係合関係を解除したのち、コレット4を引き抜く。
図中(51)は加工部品(A)の有無を検出するエアの噴出ノズルである。
この発明のコレットチャックを示す縦断側面図 同上の要部を示す縦断拡大側面図 同正面図 コレットの抜き取りを示す縦断拡大側面図 突起の係合を示す縦断正面図 突起の係合解除を示す縦断正面図 突起と係合部との関係を示す拡大正面図 突起と係合部の関係を示す拡大正面図 コレットの斜視図 レンチの使用を示す縦断正面図
符号の説明
1 回転体
2 テーパー孔
3 ストレート孔
4 コレット
5 スリット
6 チャック
7 把持爪
8 フランジ
9 作用体
10 中空室
11 ピストン
12 ロッド
13 供給路
14 バネ
15 ガイドピン
17 突起
18 回避部
19 係合部
34 回動止め装置
35 ビス
36 長孔
13a 供給路

Claims (1)

  1. 工作機械のスピンドルと共に回転する回転体の中心線上に設けてある内窄みのテーパー孔及びこのテーパー孔から連なるストレート孔に上記回転体の前面よりコレットを挿入すると共に、上記回転体に設けてある外力の作用により復帰力に抗して前進する作用体と上記コレットの端末とを着脱自在に結合するコレットチャックにおいて、上記ストレート孔の孔壁の所要位置に突起を設け、上記コレットの外周面端末縁から前方に向け前記コレットの挿入状況下に上記突起の衝突を回避する回避部と、この回避部の側縁から連なって上記コレットの外周面周方向に上記突起が嵌り込んで係合関係になる係合部を設け、上記回転体に上記突起と係合部との係合関係を維持し、かつ上記コレットの出没スライドを許容するような解除可能な前記コレットの回動止め装置を設けたことを特徴とするコレットチャック。
JP2006168088A 2006-06-16 2006-06-16 コレットチャック Pending JP2007331080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006168088A JP2007331080A (ja) 2006-06-16 2006-06-16 コレットチャック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006168088A JP2007331080A (ja) 2006-06-16 2006-06-16 コレットチャック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007331080A true JP2007331080A (ja) 2007-12-27

Family

ID=38931046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006168088A Pending JP2007331080A (ja) 2006-06-16 2006-06-16 コレットチャック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007331080A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115755A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Okuma Corp 工具クランプ装置の先端側ドローバー交換装置
WO2014027466A1 (ja) * 2012-08-17 2014-02-20 長野オートメーション株式会社 コレットチャックを備えた加工装置
JP2018020420A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 株式会社ナノテック コレットチャック
JP2020160042A (ja) * 2019-03-19 2020-10-01 株式会社長浜製作所 動釣合い試験機用の被試験体支持装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139683A (en) * 1977-05-11 1978-12-06 Idearisaachi Yuugen Plastic film
JPH02107410A (ja) * 1988-10-18 1990-04-19 Sanwa Kako Kk テニスボールの反射板の製造方法
JPH0429302A (ja) * 1990-05-24 1992-01-31 Shin Etsu Polymer Co Ltd Nd―Fe―B系プラスチック磁石組成物
JP2002355727A (ja) * 2001-05-30 2002-12-10 Daishowa Seiki Co Ltd 焼き嵌め工具ホルダー

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139683A (en) * 1977-05-11 1978-12-06 Idearisaachi Yuugen Plastic film
JPH02107410A (ja) * 1988-10-18 1990-04-19 Sanwa Kako Kk テニスボールの反射板の製造方法
JPH0429302A (ja) * 1990-05-24 1992-01-31 Shin Etsu Polymer Co Ltd Nd―Fe―B系プラスチック磁石組成物
JP2002355727A (ja) * 2001-05-30 2002-12-10 Daishowa Seiki Co Ltd 焼き嵌め工具ホルダー

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115755A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Okuma Corp 工具クランプ装置の先端側ドローバー交換装置
WO2014027466A1 (ja) * 2012-08-17 2014-02-20 長野オートメーション株式会社 コレットチャックを備えた加工装置
JPWO2014027466A1 (ja) * 2012-08-17 2016-07-25 長野オートメーション株式会社 コレットチャックを備えた加工装置
TWI621486B (zh) * 2012-08-17 2018-04-21 Nagano Automation Co Ltd 加工裝置、用於該加工裝置之機頭
JP2018020420A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 株式会社ナノテック コレットチャック
JP2020160042A (ja) * 2019-03-19 2020-10-01 株式会社長浜製作所 動釣合い試験機用の被試験体支持装置
JP7257037B2 (ja) 2019-03-19 2023-04-13 株式会社長浜製作所 動釣合い試験機用の被試験体支持装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5362451B2 (ja) 加工ヘッド交換式回転工具、ホルダー、および加工ヘッド
WO2005000531A1 (ja) ビットホルダ装置
JP6208851B2 (ja) コレットチャック、チャック装置、及び、加工製品の製造方法
JP2001018148A (ja) 工作機械の主軸装置、及び工具ホルダ
JP6671353B2 (ja) 機械スピンドル
JP2007331080A (ja) コレットチャック
US6883407B2 (en) Expanding collet assembly for pick-off spindle
JP2018149644A (ja) 工作機械
EP1112135A1 (en) Workholding apparatus
KR20020012256A (ko) 공작기계의 주축장치
JP5009838B2 (ja) ワークの支持装置および回転割出機
JP2021178378A (ja) 冷却媒体噴射装置
JP4990693B2 (ja) チャック用コレットの割溝構造
JP2007307679A (ja) 主軸装置
JP2009248212A (ja) コレットチャック
JP2003334738A (ja) プルスタッド及び工具ホルダ
JP2007168003A (ja) 工具ホルダ
JP2005186254A (ja) 工具ホルダ、及び、工具へのミスト供給方法
KR101434353B1 (ko) 미세 전극 척킹장치
JP2011115892A (ja) 作業工具
JP2007268623A (ja) コレットチャックの姿勢保持構造体及び該構造体を備えた工作機械
JP2007105848A (ja) ノズル固定構造
JP2008055548A (ja) コレットチャック
RU123708U1 (ru) Инструментальный патрон
JP3013943U (ja) 工具ホルダ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111220