JP2007330883A - 廃水処理装置及び廃水処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】有機性廃水を生物処理する際に生じる悪臭の低減を、高水準に達成可能な廃水処理装置及び廃水処理方法すること。
【解決手段】本発明の廃水処理装置は、有機性廃水に含まれる異物及び浮遊物質を分離除去する前処理手段12と、前処理手段12からの有機性廃水を汚泥で生物処理する生物処理手段14と、生物処理手段14から排出される生物処理液に含まれる汚泥の少なくとも一部を、前処理手段12及び生物処理手段14の両方又はいずれか一方に返送する返送路(L7,L9,L10)と、この返送路で返送される汚泥の少なくとも一部と殺菌剤とを混和する殺菌剤混和槽20と、バチルス属細菌の増殖を促進させる活性剤を収容するとともに殺菌剤混和槽20からの混和液を曝気する曝気手段を有するバチルス属細菌活性化槽22と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の廃水処理装置は、有機性廃水に含まれる異物及び浮遊物質を分離除去する前処理手段12と、前処理手段12からの有機性廃水を汚泥で生物処理する生物処理手段14と、生物処理手段14から排出される生物処理液に含まれる汚泥の少なくとも一部を、前処理手段12及び生物処理手段14の両方又はいずれか一方に返送する返送路(L7,L9,L10)と、この返送路で返送される汚泥の少なくとも一部と殺菌剤とを混和する殺菌剤混和槽20と、バチルス属細菌の増殖を促進させる活性剤を収容するとともに殺菌剤混和槽20からの混和液を曝気する曝気手段を有するバチルス属細菌活性化槽22と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、有機性廃水を生物処理するための廃水処理装置及び廃水処理方法に関するものである。
有機性廃水の処理施設においては、処理タンクや管路から発生する悪臭に対して防除策を講じる必要がある。悪臭の原因となる臭気物質は、主に、硫化水素、メチルカプタン、硫化メチル、二硫化メチル及びアンモニアなどである。これらの臭気物質は、硫黄や窒素を含有する有機物が嫌気状態にて分解されることで生成する。
悪臭に対する防除策の一つとして、バチルス属細菌を利用する方法が知られている。バチルス属細菌は、有機性廃水の生物処理に使用される活性汚泥中に存在する土壌細菌の一種であり、臭気物質の発生を抑制する作用を有している。これは、バチルス属細菌が臭気物質を生成する硫酸還元菌などの働きを抑制する性質があるためと考えられている。
このような性質を有するバチルス属細菌を利用した廃水処理装置として、例えば、特許文献1にはバチルス属細菌を優勢種とする生物相を活性汚泥中に形成し、これを用いて廃水の生物処理を行う装置が記載されている。
特開2005−329301号公報
特許文献1には、被処理水に対して酸化剤を添加する酸化剤供給部と、酸化剤が添加された被処理水を鉱物と接触させる接触槽とを備える廃水処理装置によって、バチルス属細菌を優勢種とするための処理を行うことが記載されている。しかし、上記構成を有する廃水処理装置では、バチルス属細菌以外の微生物を十分に死滅させることができず、悪臭の発生を十分に低減することができなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、有機性廃水を生物処理する際に生じる悪臭の低減を、高水準に達成可能な廃水処理装置及び廃水処理方法を提供することを目的とする。
本発明の廃水処理装置は、有機性廃水に含まれる異物及び浮遊物質を分離除去する前処理手段と、前処理手段からの有機性廃水を汚泥で生物処理する生物処理手段と、生物処理手段から排出される生物処理液に含まれる汚泥の少なくとも一部を、前処理手段及び生物処理手段の両方又はいずれか一方に返送する返送路と、返送路で返送される汚泥の少なくとも一部と殺菌剤とを混和する殺菌剤混和槽と、バチルス属細菌の増殖を促進させる活性剤を収容するとともに殺菌剤混和槽からの混和液を曝気する曝気手段を有するバチルス属細菌活性化槽と、を備えることを特徴とする。
本発明の廃水処理装置によれば、生物処理手段から流出する汚泥を前処理手段及び/又は生物処理手段に返送する際に、汚泥中に生息するバチルス属細菌が優占種となるように、殺菌処理及び活性化処理(以下、これらの処理を併せて「優占化処理」という。)を行うことができる。
バチルス属細菌は臭気物質の発生を抑制する作用を有する。このため、返送される汚泥の少なくとも一部を優占種がバチルス属細菌である活性汚泥(以下、「バチルス優占汚泥」という。)とし、これを生物処理手段よりも上流側に返送することで、廃水処理装置から生じる悪臭の低減が高水準に達成される。
なお、本発明において、「優占種」とは、汚泥中に生息している生物相において数が最も多い種を意味する。また、「優占化」とは、ある種の細菌を対象の生物相における優占種にすることを意味する。優占化は、例えば、特定の細菌を選択的に増殖させることによって行うことができる。また、特定の細菌以外の細菌を淘汰することによって行うこともできる。本発明においては、殺菌剤混和槽及びバチルス属細菌活性化槽における処理によって、バチルス属細菌を優占化させる。
殺菌剤の存在下、バチルス属細菌は胞子を形成する性質を有する。この性質により、このような過酷な条件下であってもバチルス属細菌は死滅せずに生存可能である。これに対し、鞭毛虫類や偏性好気性菌などのバチルス属細菌以外の多くの微生物は、殺菌剤の存在下において生存することができず、死滅する。また、バチルス属細菌は、好気状態に曝されると活性化し、他の菌を溶解しBODとして捕食して増殖する。これに加え、バチルス属細菌は、他の菌の増殖を妨げる物質を放出する性質があるので、バチルス属細菌が増えるにつれて更にバチルス属細菌は増殖しやすくなる。
本発明の廃水処理装置によれば、バチルス属細菌の優占化処理をすべき被処理汚泥と殺菌剤との混和液を、バチルス属細菌活性化槽において曝気することができる。そして、バチルス属細菌活性化槽には活性剤が収容されている。バチルス属細菌が活性剤の溶出成分を微量取り込むことで、増殖が促進される。したがって、被処理汚泥中のバチルス属細菌を効率的に優占種とすることができる。
また、本発明に係る廃水処理装置は、生物処理手段からの生物処理液を固液分離して汚泥と分離液とを得る固液分離手段を更に備え、被処理汚泥として生物処理手段からの生物処理液及び固液分離手段からの汚泥の両方又はいずれか一方を、殺菌剤混和槽に供給可能な構成であることが好ましい。
固液分離手段からの汚泥(以下、「分離汚泥」という)は、生物処理手段からの生物処理液と比較して、高濃度に活性汚泥を含有している。このため、分離汚泥を返送し、分離汚泥の少なくとも一部を殺菌剤混和槽及びバチルス属細菌活性化槽に供給することで、より効率的なバチルス属細菌の優占化処理が実現する。
本発明に係る廃水処理方法は、異物及び浮遊物質を分離除去する前処理が施された有機性廃水を、生物処理槽において汚泥で生物処理し、生物処理槽から排出される生物処理液に含まれる汚泥を、前処理に供される有機性廃水及び生物処理に供される有機性廃水の両方又はいずれか一方に返送して添加する返送工程を有する廃水処理方法であって、返送工程にて返送される汚泥の少なくとも一部と殺菌剤とを混和する殺菌剤混和工程と、バチルス属細菌の増殖を促進させる活性剤の存在下、殺菌剤混和工程にて得られる混和液を曝気してバチルス属細菌を活性化させる活性化工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の廃水処理方法においては、生物処理手段から流出する汚泥を前処理に供される有機性廃水及び/又は生物処理に供される有機性廃水に返送して添加する際に、汚泥中に生息するバチルス属細菌が優占種となるように優占化処理が行われる。
バチルス属細菌は臭気物質の発生を抑制する作用を有するため、返送される汚泥の少なくとも一部をバチルス優占汚泥とすることで、廃水処理装置から生じる悪臭が抑制される。
本発明に係る廃水処理方法によれば、被処理汚泥と殺菌剤との混和液を曝気することによって、被処理汚泥中のバチルス属細菌を選択的に増殖させることができる。特に、活性剤の存在下、曝気による好気状態にバチルス属細菌を曝すことによって、増殖をより促進させることができる。その結果、被処理汚泥中のバチルス属細菌を効率的に優占種とすることができる。
また、本発明に係る廃水処理方法においては、優占化処理が施された活性汚泥を前処理に供される有機性廃水に添加することが好ましい。このような活性汚泥を排水処理装置のなるべく上流側に添加すると、排水処理装置の系内から生じる悪臭をより低減することができる。これは、排水処理装置の系内全体にわたってバチルス属細菌を存在せしめることで、系内の有機性廃水が嫌気状態になったとしても悪臭の発生が十分に抑制されるためである。
本発明によれば、有機性廃水を生物処理する際に生じる悪臭の低減を、高水準に達成可能な廃水処理装置及び廃水処理方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、同一の要素には同一の符号を用いることとし重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の廃水処理装置の概略構成図である。廃水処理装置10Aは、有機物を含有する有機性廃水を、バチルス属細菌を含む活性汚泥を用いて生物処理するための装置である。
図1は、第1の実施形態の廃水処理装置の概略構成図である。廃水処理装置10Aは、有機物を含有する有機性廃水を、バチルス属細菌を含む活性汚泥を用いて生物処理するための装置である。
廃水処理装置10Aは、沈砂槽(前処理手段)12、曝気槽(生物処理手段)14、沈殿槽(固液分離手段)16、殺菌剤混和槽20及びバチルス属細菌活性化槽22を有する。
沈砂槽12はラインL1を通って流入される有機性廃水に含まれる異物及び浮遊物質を分離除去するためのものである。沈砂槽12は有機性廃水の流入口部分に網(図示せず)が設けられており、この網の目よりも大きな異物が分離除去される。また、沈砂槽12に流入した有機性廃水に含まれる浮遊物質のうち、沈殿したものがラインL2から排出される。沈砂槽12で処理された有機性廃水はラインL3を通じて曝気槽14に導入されるようになっている。なお、本明細書において「ライン」とは、管路を意味するものとする。
曝気槽14は、好気性菌を含む活性汚泥によって有機性廃水を生物処理するためのものである。図示していないが、曝気槽14は空気又は酸素を曝気する曝気装置を備えている。本実施形態では、主に、好気性菌であるバチルス属細菌によって有機性廃水に含まれる有機物を分解する。曝気槽14には、ラインL4が接続されている。曝気槽14から排出される曝気液(生物処理液)は、ラインL4を通じて沈殿槽16に導入されるようになっている。
沈殿槽16は、曝気槽14からの曝気液を、分離汚泥と分離液とに分離するためのものである。分離液は、いわゆる上澄み液であり、活性汚泥の含有量が十分に低減されている。一方、分離汚泥は、固形分である活性汚泥を高濃度に含有するとともに、曝気槽14における生物処理で分解されなかったものも含有している。また、活性汚泥には、バチルス属細菌をはじめ複数の菌が含まれている。
沈殿槽16には、ラインL5及びラインL6が接続されている。ラインL5は、分離液を排水浄化設備へと移送するためのラインである。ラインL6は、分離汚泥を排出するためのラインである。
ラインL6には、ラインL7及びラインL8が接続されている。ラインL7を通じて分離汚泥の少なくとも一部が、廃水処理装置10Aの上流側に返送されるようになっている。ラインL7を通じて返送される汚泥が返送汚泥と称されるものである。一方、ラインL8を通じて廃水処理装置10Aの上流側に返送されない分離汚泥(余剰汚泥)が、汚泥処理設備へと移送されるようになっている。
殺菌剤混和槽20は、ラインL7を通じて返送される返送汚泥の少なくとも一部に対して殺菌剤を添加し、殺菌剤と被処理汚泥とを混和するためのものである。殺菌剤混和槽20には、ラインL7から分岐したラインL9を通じて返送汚泥の少なくとも一部(被処理汚泥)が導入されるようになっている。
殺菌剤混和槽20は、図示していないが、殺菌剤を添加するための殺菌剤供給器及び底部に攪拌機を備えている。これらにより、殺菌剤と被処理汚泥とを十分に混合攪拌できる構成となっている。
殺菌剤供給器は、供給される殺菌剤が粉体又は液体であるかに応じて好適な構成のものを用いればよい。殺菌剤が、粉体である場合は定量フィーダ及び重量計などを、液体である場合はレベル計、重量計及び流量計などを用いることができる。
被処理汚泥と殺菌剤との混和液はラインL20を通じて、バチルス属細菌活性化槽22に導入されるようになっている。
バチルス属細菌活性化槽22は、殺菌剤混和槽20からの混和液に含まれるバチルス属細菌を活性化させるためのものである。図示していないが、バチルス属細菌活性化槽22は空気又は酸素を曝気する曝気装置を備えている。これにより、バチルス属細菌活性化槽22内を好気状態にすることができる。
バチルス属細菌活性化槽22には、固形の活性剤が収容されている。活性剤の形状は、バチルス属細菌活性化槽22から流出してしまうことを防止する観点から、最大径20mm以上(より好ましくは50〜100mm)の塊状であることが好ましい。また、被処理汚泥との高い接触効率を確保する観点から、多孔体であることが好ましい。
活性剤としては、ケイ酸塩系活性剤及びマグネシウム塩系活性剤を使用することができる。ケイ酸塩系活性剤は、ケイ酸塩としてケイ酸ナトリウムを含む複合塩を含有するものである。マグネシウム塩系活性剤は、マグネシウム塩として水酸化マグネシウムを含む複合塩を含有するものである。これらの活性剤から微量のケイ素もしくはマグネシウムが溶出する。これを取り込むことによって、バチルス属細菌は活性化する。上記の活性剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせ用いてもよい。
これらの活性剤は、常法によって調製することができる。例えば、所望のケイ酸塩もしくはマグネシウム塩及び焼結助剤を含有する混合物を焼成することによって、多孔体からなる活性剤を得ることができる。
バチルス属細菌活性化槽22で活性化処理された汚泥は、ラインL10から排出されるようになっている。ラインL10にはラインL10a及びラインL10bが接続されている。ラインL10a及びラインL10bそれぞれは、殺菌剤混和槽20及びバチルス属細菌活性化槽22における優占化処理を経た返送汚泥を、ラインL7及び沈砂槽12に導入するためのラインである。上記ラインL7,L9,L10,L10a,L10bは、活性汚泥を返送する汚泥返送路(返送路)として機能している。
次に、廃水処理装置10Aを用いた有機性廃水の廃水処理方法について説明する。
まず、ラインL1を通じて沈砂槽12に有機性廃水を導入する。ここで有機性廃水の原水に含まれている異物及び浮遊物質を分離除去する。
ラインL3を通じて曝気槽14に有機性廃水導入する。ここで有機性廃水に含まれる有機物を活性汚泥によって生物処理する。そして、曝気槽14から排出される曝気液を、ラインL4を通じて沈殿槽16に導入し、曝気液に含まれる活性汚泥を沈殿させて、分離汚泥と分離液とに分離する。沈殿槽16における上澄み液である分離液を、ラインL5を通じて排水浄化施設に移送する。排水浄化設備において、脱水分離液の消毒や高度凝集処理といった処理が行われる。
一方、沈殿槽16からの分離汚泥を、ラインL6から排出する。ラインL6から排出した分離汚泥の少なくとも一部を、ラインL7を通じて廃水処理装置10Aの上流側に返送する(返送工程)。廃水処理装置10Aの上流側に返送しない分離汚泥を、ラインL8を通じて汚泥処理設備に移送する。汚泥処理設備において、分離汚泥の脱水処理及び堆肥化や炭化又は焼却といった処理が行われる。
ラインL7で返送する返送汚泥の一部をラインL9を通じて殺菌剤混和槽20に導入し、殺菌処理を行う(殺菌剤混和工程)。殺菌剤混和槽20では、添加した殺菌剤と返送汚泥とを混和することでバチルス属細菌以外の微生物の多くを死滅させる。
被処理汚泥に対して添加する殺菌剤は、塩素系の殺菌剤(例えば、次亜塩素酸ナトリウム)、フェノール系の殺菌剤(例えば、ペンタクロロフェノール(PCP))、第四級アンモニウム塩(逆性石鹸)及びチオ硫酸ナトリウムなどである。殺菌剤の添加量は、バチルス菌が生き残り、他の菌が死滅する程度であればよい。より具体的には、殺菌剤が次亜塩素酸ナトリウムの場合は、有効塩素として10〜50mg/lであり、PCPの場合は、50〜100mg/lである。また、第四級アンモニウム塩の場合は、10〜50mg/lであり、チオ硫酸ナトリウムの場合は、5〜20mg/lである。また、殺菌剤として、シアン、過酸化水素、ビグアナイド系殺菌剤等を用いてもよい。これらの殺菌剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
被処理汚泥の殺菌剤混和槽20内の滞留時間は、10分以上とすることが好ましく、30〜60分とすることがより好ましい。滞留時間が10分未満であると、バチルス属細菌以外の微生物の淘汰が不十分となる傾向がある。
殺菌剤混和槽20からの混和液を、ラインL20を通じてバチルス属細菌活性化槽22に導入し、曝気による活性化処理を行う(活性化工程)。バチルス属細菌活性化槽22内に収容されている活性剤と混和液とが接触すると、活性剤の成分(ケイ素もしくはマグネシウム)が微量に溶出する。バチルス属細菌の増殖に必要なこれらの成分の存在及び曝気による好気状態によって、バチルス属細菌を十分に増殖させることができる。
被処理汚泥のバチルス属細菌活性化槽22内の滞留時間は、10分以上とすることが好ましく、20〜60分とすることがより好ましい。滞留時間が10分未満であると、バチルス属細菌の増殖が不十分となる傾向がある。
なお、バチルス属細菌以外の微生物の淘汰が不十分であると認められる場合は、バチルス属細菌活性化槽22における活性化処理後の汚泥を、ラインL20を通じて殺菌剤混和槽20に返送してもよい。また、このような返送のために、バチルス属細菌活性化槽22と殺菌剤混和槽20とを連結する循環ラインを、ラインL20とは別に設けてもよい。
殺菌剤混和槽20及びバチルス属細菌活性化槽22における上記処理によって、バチルス属細菌の効率的な優占化を実現することができる。このようにして得られたバチルス優占汚泥を、ラインL10及びラインL10aを通じてラインL7内の返送汚泥に添加する。また、バチルス優占汚泥を、ラインL10及びラインL10bを通じて沈砂槽12に添加する。
なお、必ずしもラインL7及び沈砂槽12の両方に返送汚泥を供給する必要はなく、いずれか一方でもよい。ただし、廃水処理装置10Aの系内広域にわたりバチルス属細菌を存在せしめる観点から、ラインL7及び沈砂槽12の両方にバチルス優占汚泥を供給することが好ましい。
上記構成の廃水処理装置及びこれを用いた処理方法により得られる効果としては以下のものが挙げられる。すなわち、バチルス属細菌は、好気性菌であって有機物を分解する性質を有するので、バチルス属細菌を優占化させることにより、有機性廃水中の有機物が効率的に分解される。これにより、例えば、バチルス属細菌の量が103〜108個/ml程度になると、沈砂槽12や曝気槽14などのカビ臭及び汚泥の腐敗臭などが低減される。
有機性廃水に硫化物が含まれており、その有機性廃水が嫌気性になると、硫化水素が形成され悪臭が生じたり、廃水処理装置10Aを構成する各部に腐食が生じたりすることがある。しかしながら、バチルス属細菌は、硫化水素を発生させにくい性質も有している。そのため、廃水処理装置10Aの腐食が抑制され、腐食臭も低減される。
また、バチルス属細菌は沈降性がよいので、活性汚泥に含まれるバチルス属細菌の量が多くなると、活性汚泥の沈降性もよくなる。そのため、活性汚泥が曝気槽14から流出しにくいことから、バチルス属細菌の量が増加すると、余剰汚泥が減容・減量されやすい。更に、バチルス属細菌を含む活性汚泥の沈降性がよいことから、沈殿槽16で固液分離すると効率的に活性汚泥が有機性廃水から分離される。そして、その活性汚泥の一部を返送汚泥として、曝気槽14を含む上流側に返送するので、曝気槽14中の活性汚泥濃度が濃くなる。したがって、有機性廃水に含まれる有機物の分解効率が向上する。これにより、曝気槽14で生物処理された有機性廃水に含まれる処理水の水質が向上する。
また、例えば、バチルス属細菌の優占化処理を行わない場合、曝気槽14内の浮遊固形物濃度が約6000mg/lであると、通常、その固形物の30分間沈殿率は90〜100であるのに対して、上記方法によって優占化処理を行なうことによって固形物の30分間沈殿率が20〜40程度になる。これは、バチルス属細菌により有機性廃水に含まれる有機物がより多く分解されることを示している。また、バチルス属細菌は桿菌ではあるが、形状が糸状になったり、胞子になったり変化し、糸状化した菌は凝集化を促進する。
更に、バチルス属細菌を含む活性汚泥の沈降性がよいことから、活性汚泥の濃度が安定しやすくなっている。そのため、廃水処理装置10Aの運転管理が容易になっている。
以上述べたように、廃水処理装置10Aを用いた有機性廃水の廃水処理方法では、そのバチルス属細菌の働きにより、優れた処理水質が確保されつつ廃水処理装置10Aからの悪臭及び余剰汚泥が低減される。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態の廃水処理装置の概略構成図である。第1実施形態に係る廃水処理装置10Aでは、返送汚泥を殺菌剤混和槽20に導入している。これに対し、廃水処理装置10Bでは、ラインL8Bで移送される余剰汚泥を殺菌剤混和槽20に導入する。
図2は、第2の実施形態の廃水処理装置の概略構成図である。第1実施形態に係る廃水処理装置10Aでは、返送汚泥を殺菌剤混和槽20に導入している。これに対し、廃水処理装置10Bでは、ラインL8Bで移送される余剰汚泥を殺菌剤混和槽20に導入する。
沈殿槽16から分離汚泥を排出するラインL6には、ラインL7及びラインL8Bが接続されている。ラインL8Bを通じて余剰汚泥の全量が殺菌剤混和槽20に導入されるようになっている。
廃水処理装置10Bを用いた有機性廃水の廃水処理方法は、余剰汚泥の全量を殺菌剤混和槽20及びバチルス属細菌活性化槽22に導入して優占化処理を行う点で廃水処理装置10Aを用いた場合と相違する。
この場合、余剰汚泥の全量に対してバチルス属細菌の優占化処理が行われるため、余剰汚泥から生じる悪臭をより確実に抑制可能である。したがって、廃水処理装置10Bによれば、廃水処理装置10Aにより得られる効果に加え、余剰汚泥が移送される汚泥処理設備における悪臭の発生をより確実に低減できるという効果が得られる。
(第3の実施形態)
図3は、第3の実施形態の廃水処理装置の概略構成図である。廃水処理装置10Cは、曝気槽14から排出される曝気液を上流側に返送する構成である点で廃水処理装置10Aと相違する。
図3は、第3の実施形態の廃水処理装置の概略構成図である。廃水処理装置10Cは、曝気槽14から排出される曝気液を上流側に返送する構成である点で廃水処理装置10Aと相違する。
すなわち、廃水処理装置10Cは、(1)曝気槽14から排出される曝気液を殺菌剤混和槽20に導入する、ラインL4から分岐したラインL12を有している点、(2)バチルス属細菌活性化槽22からの曝気液を返送するラインL14,L14a,L14bを有している点、(3)バチルス属細菌活性化槽22からの曝気液を、沈殿槽16に導入するラインL13を有している点で廃水処理装置10Aと相違する。
曝気槽14からの曝気液を移送するラインL4にはラインL12が接続されている。ラインL12を通じて曝気液の少なくとも一部が殺菌剤混和槽20に導入されるようになっている。ラインL14は優占化処理が施された曝気液を廃水処理装置10Cの上流側に返送するためのラインである。ラインL14にはラインL14a及びラインL14bが接続されている。ラインL14a及びラインL14bそれぞれは、優占化処理後の曝気液を、ラインL3及び沈砂槽12に導入するためのラインである。上記ラインL12,L14,L14a,14bは、曝気液を返送する曝気液返送路(返送路)として機能している。また、優占化処理が施された曝気液を、ラインL13を通じて沈殿槽16に導入できるようになっている。
廃水処理装置10Cを用いた有機性廃水の廃水処理方法は、曝気液の少なくとも一部を殺菌剤混和槽20及びバチルス属細菌活性化槽22に導入して優占化処理を行う点で、廃水処理装置10Aを用いた場合と相違する。また、優占化処理が施された曝気液をラインL13を通じて沈殿槽16に供給できる点で相違する。
この場合、曝気液に対してバチルス属細菌の優占化処理が行われるため、曝気液から生じる悪臭をより確実に抑制可能である。曝気液の殺菌剤混和槽20内の滞留時間は、10分以上とすることが好ましく、30〜60分とすることがより好ましい。滞留時間が10分未満であると、バチルス属細菌以外の菌の殺菌が不十分となる傾向がある。
殺菌剤混和槽20における殺菌処理を経た曝気液のバチルス属細菌活性化槽22内の滞留時間は、10分以上とすることが好ましく、20〜60分とすることがより好ましい。滞留時間が10分未満であると、バチルス属細菌の増殖が不十分となる傾向がある。
廃水処理装置10Cによれば、廃水処理装置10Aにより得られる効果に加え、沈殿槽16で分離された分離液が移送される排水浄化設備における悪臭の発生をより確実に低減できるという効果が得られる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、上記第1〜3実施形態に係る各廃水処理装置においては、1組の殺菌剤混和槽及びバチルス属細菌活性化槽を用いているが、2組以上を設けてもよい。この場合、殺菌剤混和槽及びバチルス属細菌活性化槽の組の設置位置については、上記第1〜3実施形態における設置位置を適宜採用すればよい。
また、第1及び第2実施形態では、沈殿槽16での固液分離処理を経た分離汚泥の少なくとも一部が殺菌剤混和槽20に供給される構成であるが、曝気槽14から排出される曝気液についても殺菌剤混和槽20に供給可能な構成としてもよい。具体的には、曝気液を移送するラインL4と殺菌剤混和槽20とを接続するラインを更に設け、このラインを通じて曝気液を殺菌剤混和槽20に供給してもよい。この場合、殺菌剤混和槽20に供給する分離汚泥及び曝気液の比率を制御する制御手段を用いることで、被処理汚泥を優占化処理に適した濃度に調整することが可能となる。
また、同様の観点から、第3実施形態において、沈殿槽16からの分離汚泥を移送するライン(ラインL6,L7,L8)と殺菌剤混和槽20とを接続するラインを更に設け、このラインを通じて分離汚泥を殺菌剤混和槽20に供給可能な構成としてもよい。
なお、沈砂槽12に返送汚泥又は曝気液を返送して添加するとは、沈砂槽12に直接添加するだけでなく、沈砂槽12に有機性廃水を流入させるためのラインL1に添加する場合も含む意味である。また、曝気槽14に返送汚泥又は曝気液を返送して添加するとは、曝気槽14に直接添加するだけでなく、曝気槽14に有機性廃水を流入させるためのラインL3に添加する場合も含む意味である。
前処理手段として、沈砂槽12を例示したがこれに限られない。その他、例えば、沈砂池やスクリーンなどを採用してもよい。生物処理手段として、曝気槽14を例示したがこれに限られない。その他、例えば、好気性処理槽として、回転曝気法に用いられるもの、接触酸化法に用いられるもの、生物膜法に用いられるもの、オキシデーションディッチ法に用いられるものなどであってもよい。また、固液分離手段として、沈殿槽16を例示したが、例えば、遠心分離機や膜分離装置であってもよい。
10A〜10C…廃水処理装置、12…沈砂槽(前処理手段)、14…曝気槽(生物処理手段)、16…沈殿槽(固液分離手段)、20…殺菌剤混和槽、22…バチルス属細菌活性化槽、L7,L9,L10,L10a,L10b…汚泥返送路(返送路),L12,L14,L14a,L14b…曝気液返送路(返送路)。
Claims (4)
- 有機性廃水に含まれる異物及び浮遊物質を分離除去する前処理手段と、
前記前処理手段からの有機性廃水を汚泥で生物処理する生物処理手段と、
前記生物処理手段から排出される生物処理液に含まれる汚泥の少なくとも一部を、前記前処理手段及び前記生物処理手段の両方又はいずれか一方に返送する返送路と、
前記返送路で返送される汚泥の少なくとも一部と殺菌剤とを混和する殺菌剤混和槽と、
バチルス属細菌の増殖を促進させる活性剤を収容するとともに前記殺菌剤混和槽からの混和液を曝気する曝気手段を有するバチルス属細菌活性化槽と、
を備えることを特徴とする廃水処理装置。 - 前記生物処理手段からの生物処理液を固液分離して汚泥と分離液とを得る固液分離手段を更に備え、前記生物処理手段からの生物処理液及び前記固液分離手段からの汚泥の両方又はいずれか一方を、前記殺菌剤混和槽に供給可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載の廃水処理装置。
- 異物及び浮遊物質を分離除去する前処理が施された有機性廃水を、生物処理槽において汚泥で生物処理し、前記生物処理槽から排出される生物処理液に含まれる汚泥を、前記前処理に供される有機性廃水及び前記生物処理に供される有機性廃水の両方又はいずれか一方に返送して添加する返送工程を有する廃水処理方法であって、
前記返送工程にて返送される汚泥の少なくとも一部と殺菌剤とを混和する殺菌剤混和工程と、
バチルス属細菌の増殖を促進させる活性剤の存在下、前記殺菌剤混和工程にて得られる混和液を曝気してバチルス属細菌を活性化させる活性化工程と、
を備えることを特徴とする廃水処理方法。 - 前記活性化工程により得られる汚泥を、前記前処理に供される有機性廃水に添加することを特徴とする請求項3に記載の排水処理方法。
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-
2006
- 2006-06-14 JP JP2006165104A patent/JP2007330883A/ja active Pending
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