JP2007330740A - 頭取り情報分析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】入れ替えられた遊技機を頭取り時に入力でき、頭取り後すぐに分析を行うことのできる頭取り情報分析システムを提供すること。
【解決手段】頭取り対象店舗の機種名と設置数、及び客数を含む頭取り情報を入力するための携帯入力部と、頭取りの結果情報を記憶する携帯記憶部と、結果情報を無線で送信する処理を行う携帯制御部を備えた携帯電話機1と、店舗名に対応付けて店舗IDと機種名と設置数を記憶する設置機種情報データベースと、店舗IDに対応付けて結果情報を記憶する結果情報データベースとを、店舗名を含む結果情報を携帯電話機1から受信する処理と、受信した結果情報に含まれる機種名と設置数が、設置機種情報データベースに記憶している機種名と設置数と一致しないことを条件に、今回受信した機種名と設置数に更新する処理と、を実施するサーバ制御部を備えた頭取り情報分析サーバ2と、からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、他の遊技店の営業状況である頭取り情報を収集して分析する頭取り情報分析システムに関する。
従来、他の遊技店の営業状況である頭取り情報を収集して分析する頭取りのためのシステムとしては、例えば、収集を行う入力者が、他の遊技店を訪問しながら営業状況を記入用紙に書き込んでいき、自らの遊技店に戻ったときに記入用紙の内容をコンピュータに入力し、入力した頭取り情報に基づいて各種の統計的な分析を行うものがある。
しかしながら、入力者は設置されている遊技機の機種名や設置台数を他の遊技店に訪問する度に記入用紙に書き込む必要があった。また、入力者が自らの遊技店に戻って記入用紙の記入内容を手動でコンピュータに入力するまで分析を行うことができなかった。このため、入力者の頭取り時の手間がかかる上に、頭取りを行ってから分析を行うまでの時間が大きくなるという問題があった。
そこで、記入用紙に対して、遊技機の機種名を出力するとともに、この機種名の設置台数や客数等を記入するためのマークシートを出力しておくことで、入力者の頭取り時の手間を軽減するとともに、頭取りを行ってから分析を行うまでの時間を短縮したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−325291号公報
しかしながら、特許文献1にあっては、記入用紙に出力されていない機種に関する頭取り情報の入力は不可能であり、遊技店において頻繁に行われる遊技機の入れ替えに対応するのが困難である。また、1人で複数店舗の頭取りを行う場合には、全ての遊技店の頭取りが終わって自らの遊技店に戻るまでは分析が不可能であり、例えば、迅速な経営判断を下すのが困難であるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、入れ替えられた遊技機を頭取り時に入力でき、頭取り後すぐに分析を行うことのできる頭取り情報分析システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の頭取り情報分析システムは、
頭取り対象店舗に設置された機器の種別(機種名)及び種別ごとの設置数からなる機種設置状況と種別ごとの客数(総客数、女性客数)とを少なくとも含む頭取り情報を入力する入力者が携行可能であって、インターネットに無線通信を介して接続されている入力者端末(携帯電話機1)と、前記インターネット上に設けられ、前記頭取り対象店舗を特定可能な店舗特定情報(店舗名)を含む前記頭取り情報(結果情報)を前記入力者端末から受信する頭取り情報受信手段(結果情報を受信する処理)と受信した前記頭取り情報の分析手段(結果情報を分析する処理)とを少なくとも有するサーバコンピュータ(頭取り情報分析サーバ2)と、からなる頭取り情報分析システムであって、
前記入力者端末は、
前記機種設置状況を含む前記頭取り情報を入力する入力手段(携帯入力部)と、
前記入力手段により入力された前記頭取り情報を記憶する頭取り情報記憶手段(携帯記憶部)と、
前記頭取り情報記憶手段により記憶している頭取り情報(結果情報)を、前記サーバコンピュータに前記無線通信を介して送信する頭取り情報送信手段(結果情報を送信する処理)と、
を備え、
前記サーバコンピュータは、
前記店舗特定情報に対応付けて当該店舗を識別可能な店舗IDと前記機種設置状況を記憶する設置機種情報データベース(設置機種情報テーブル)と、
前記店舗IDに対応付けて前記頭取り情報を記憶する頭取り情報データベース(結果情報テーブル)と、
前記頭取り情報受信手段により受信した前記頭取り情報に含まれる前記機種設置状況が、今回より前に受信した前記頭取り情報に含まれており、前記設置機種情報データベースに記憶していた前記機種設置状況と一致しないことを条件に、今回受信した前記頭取り情報に含まれる前記機種設置状況に更新する更新手段(更新有無判定処理、更新情報抽出処理、更新処理)と、
を備える、ことを特徴としている。
この特徴によれば、入力者が、頭取り対象の遊技店に携行した入力者端末に対して、頭取りをしながら機種設置状況を変更でき、当該遊技店において遊技機の入れ替えがあったときにも、その場でもれなく情報を入力できる。また、入力後は無線通信を介してすぐにサーバコンピュータに頭取り情報を送信できるとともに、頭取り情報に含まれる機種設置状況が変更されていればサーバコンピュータの記憶内容が更新される。このため、頭取り後すぐに分析を行うことができるだけでなく、遊技機の入れ替えがあったときにも頭取り情報の受信を行うことでサーバコンピュータ側の設置機種情報を最新のものに更新できる。
また、入力された頭取り情報は頭取り情報記憶部に常時記憶されるので、入力者に都合の良いタイミングで頭取り情報を送信することができる。例えば、無線通信が不可能な店舗内部で頭取り情報を入力し、無線通信が可能な店舗外部で頭取り情報を送信することができる。
本発明の請求項2に記載の頭取り情報分析システムは、請求項1に記載の頭取り情報分析システムであって、
前記サーバコンピュータ(頭取り情報分析サーバ2)は、
前記設置機種情報データベース(設置機種情報テーブル)に記憶されている前記店舗特定情報(店舗名)と前記機種設置状況(機種名、設置数)を含み、少なくとも種別ごとの客数(総客数、女性客数)が0とされている未入力頭取り情報(入力用情報)を、前記入力者端末(携帯電話機1)に送信する未入力頭取り情報送信手段(入力用情報生成処理、入力用情報の送信処理)を備え、
前記入力者端末は、
前記頭取り情報記憶手段(携帯記憶部)に記憶されている前記頭取り情報(結果情報)を、前記入力用情報送信手段において送信された前記未入力頭取り情報に更新する頭取り情報更新手段(結果情報を入力用情報で更新する処理)を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、今回より前の頭取りにおいて、最後に更新された機種設置状況を含む未入力頭取り情報が送信されるため、今回の頭取りにおいて遊技機の入れ替えがない場合には、機種設置状況を変更する必要はなく、種別ごとの客数等を変更するだけの簡便な操作で頭取りを実施できる。また、遊技機の入れ替えがある場合には、以前の頭取りのときから、実際に入れ替わった遊技機の情報を更新するのみの最小限の操作で頭取りを実施できる。
本発明の請求項3に記載の頭取り情報分析システムは、請求項2に記載の頭取り情報分析システムであって、
前記入力者端末(携帯電話機1)は、
前記頭取り情報更新手段(結果情報を入力用情報で更新する処理)が、前記頭取り情報記憶手段に記憶されている前記頭取り情報(結果情報)を前記未入力頭取り情報(入力用情報)に更新する前に、該頭取り情報(結果情報)を、前記頭取り情報送信手段(結果情報を送信する処理)により送信した否かを判定する送信済み判定手段(送信済み判定処理)と、
前記送信済み判定手段により送信していないと判定したことを条件に、未送信である旨を出力する未送信出力手段(未送信である旨のメッセージを表示する処理)と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、サーバコンピュータから受信した未入力頭取り情報により頭取り情報が上書きされる前に、その時点までに入力した頭取り情報が未送信である旨を認識できる。
本発明の請求項4に記載の頭取り情報分析システムは、請求項2または3に記載の頭取り情報分析システムであって、
前記入力者端末(携帯電話機1)は、
前記頭取り情報記憶手段(携帯記憶部)に記憶している前記入力手段(携帯入力部)により入力された前記頭取り情報(結果情報)を、前記頭取り情報送信手段(結果情報を送信する処理)により送信した否かを判定する送信済み判定手段(送信済み判定処理)を備え、
前記頭取り情報更新手段(結果情報を入力用情報で更新する処理)は、前記送信済み判定手段により送信したと判定したことを条件に、前記頭取り情報記憶手段に記憶されている前記頭取り情報(結果情報)を、前記未入力頭取り情報(入力用情報)に更新することを特徴としている。
この特徴によれば、その時点までに入力した頭取り情報が未送信であるときに、これら頭取り情報が、サーバコンピュータから受信した未入力頭取り情報により上書きされることが無い。
本発明の請求項5に記載の頭取り情報分析システムは、請求項2〜4のいずれかに記載の頭取り情報分析システムであって、
前記入力者端末(携帯電話機1)は、
前記頭取り情報送信手段(結果情報を送信する処理)が、前記頭取り情報記憶手段(携帯記憶部)により記憶している頭取り情報(結果情報)を、前記サーバコンピュータ(頭取り情報分析サーバ2)に前記無線通信を介して送信する前に、該頭取り情報(結果情報)に対して、未入力の項目があるか否かを判定する未入力判定手段(未入力判定処理)と、
前記未入力判定手段により未入力の項目があると判定したことを条件に、未入力の項目がある旨を出力する未入力出力手段(未入力である旨のメッセージを表示する処理)と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、サーバコンピュータに頭取り情報が送信される前に、未入力の項目がある旨を認識できる。
本発明の請求項6に記載の頭取り情報分析システムは、請求項1〜5のいずれかに記載の頭取り情報分析システムであって、
前記入力者端末(携帯電話機1)は、
前記サーバコンピュータ(頭取り情報分析サーバ2)との間において前記頭取り情報(入力用情報、結果情報)の送受信を行うための処理と、前記サーバコンピュータとの間において通信を行うことなく前記頭取り情報の入力を行わせる処理を実施する頭取りアプリケーションプログラム(頭取りアプリ)を記憶しており、
前記頭取りアプリケーションプログラムを実行するためのプログラム実行部(携帯制御部)を備え、
前記頭取りアプリケーションプログラムは、前記プログラム実行部を、前記入力者端末が備える各手段として機能させることを特徴としている。
この特徴によれば、インターネット上のホームページのように、頭取り情報を入力するための画面を更新する毎にサーバコンピュータにアクセスする必要がなく、入力者は、無線通信が困難な店舗内部において、この店舗の営業状況を目視しながら、頭取り情報の入力を行うことができる。
本発明の請求項7に記載の頭取り情報分析システムは、請求項1〜6のいずれかに記載の頭取り情報分析システムであって、
前記入力者端末は、携帯電話機であることを特徴としている。
この特徴によれば、頭取り対象店舗を複数まわるときの入力者の携行にかかる負担を軽減できる。また、頭取り対象店舗において目立たずに頭取りを実施することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、まず図1は、本発明の実施例における頭取り情報分析サービスを提供する頭取り情報分析システムの全体像を示すブロック図である。
本実施例の頭取り情報分析システムは、図1に示すように、本発明の入力者が頭取り情報の入力や送信に利用する本発明の入力者端末となる携帯電話機1と、該携帯電話機1から携帯電話会社やインターネットを介して送信されてくる頭取り情報を記憶して分析を行う本発明のサーバコンピュータとなる頭取り情報分析サーバ2と、該頭取り情報分析サーバ2からインターネットを介して分析結果を受信して表示する分析端末3と、から主に構成される。
まず、本実施例における頭取り情報分析サービスについて説明する。頭取り情報分析サービスは、頭取り情報分析サーバ2を運営する事業者が、頭取りを行いたい店舗と契約して、契約店舗に対して提供するものである。そして、頭取りは、遊技店の従業員が当該遊技店のマーケティング戦略(機種選択・イベント戦略等)を決定するための参考情報として、実際に近隣の遊技店を訪問して、近隣の遊技店の営業状況を調査する行為である。通常、1日に数回実施される。
遊技店の営業状況は、設置されている遊技機の種別、種別ごとの設置台数、種別ごとの客数、種別ごとの出球(出メダル)状況を示す箱数、により主に特定され、これら営業状況を特定するための情報を頭取り情報と呼ぶ。この頭取り情報に対して統計的な分析を行い、分析結果に基づいて遊技店はマーケティング戦略を決定する。統計的な分析結果の精度を高める観点から、頭取りの実施時間は毎日同時であることが好ましい。
本実施例は、入力者が携帯電話機1において頭取り情報の入力と頭取り情報分析サーバ2への送信を行い、頭取り情報分析サーバ2が頭取り情報の分析結果を算出し、店舗の経営者が分析端末3において頭取り情報の分析結果の受信並びに確認を行うものである。このとき、遊技店には携帯電話機1が無線通信を行えないほど屋内の電波状況が悪い店舗もあり、頭取り情報の入力に際しては、店舗内部でのデータ送受信を必要としない構成であることが好ましい。
本実施例において、入力者が利用する携帯電話機1は、無線による通常の通話機能や、インターネットを介した頭取り情報分析サーバ2からの頭取りアプリケーションプログラム(以下、頭取りアプリと略称する)の取得/実行機能を備えているとともに、該携帯電話機1の各種の動作を制御する図示しない携帯制御部や、頭取りアプリの出力を表示するための携帯表示部、メニュー等の選択操作や文字等を入力するための携帯入力部、頭取りアプリや各種データを記憶するための携帯記憶部、を備えており、一般的な携帯電話機とされている。
本実施例における頭取りアプリは、頭取り情報分析サーバ2から入力用情報を受信して携帯記憶部に記憶する処理ステップ、入力者から頭取り情報の入力を受付けて結果情報として携帯記憶部に記憶する処理ステップ、頭取り情報分析サーバ2に対し携帯記憶部に記憶されている結果情報を送信する処理ステップ、携帯表示部に各種データを出力する処理ステップ等からなるプログラムである。この頭取りアプリにより、携帯電話機1を携行する入力者が頭取り情報を店舗の内部で入力し、外部に出たときに結果情報を送信するという、店舗内部でのデータ送受信を必要としない頭取りが実施できるようになっている。
本実施例における頭取り情報分析サーバ2は、携帯電話機1において実行中の頭取りアプリとインターネットを介してデータの送受信を行うサーバ通信部と、頭取りアプリに入力用情報を送信する処理ステップ、頭取りアプリから結果情報を受信する処理ステップ、結果情報から分析結果を算出する処理ステップ、分析結果を分析端末3に送信する処理ステップ等からなるプログラムや各種データを記憶するサーバ記憶部と、プログラムを実行するための比較的高性能なCPUやRAMやROMからなるサーバ制御部と、から主に構成される。頭取り情報分析サーバ2は、比較的高性能な通常のサーバコンピュータとされている。
サーバ記憶部には、図2(a)に示す店舗情報テーブルと、図2(b)に示す設置機種情報テーブルと、図2(3)に示す結果情報テーブルが記憶されている。
頭取り情報分析サーバ2の店舗情報テーブルには、図2(a)に示すように、頭取り情報分析サーバ2と利用契約を結んだ契約店舗の識別情報である契約者IDに対応付けて、当該契約者が頭取りの対象とする近隣の店舗の識別情報である店舗ID、頭取り対象店舗の店舗名、住所等が記憶されている。1つの契約者IDに対して、複数の頭取り対象店舗が対応付けて記憶されている。
この契約者IDは任意に決定すれば良いが、本実施例では、契約者は、当該サービスの運営企業から入力用の携帯電話機1を購入するようになっており、当該携帯電話機1に固有に割り当てられ記憶されている電話機IDを契約者IDとしている。この契約者IDとなる電話機IDは、頭取りアプリが、携帯電話機1から頭取り情報分析サーバ2に情報を送信するときには、常に頭取り情報分析サーバ2に送信されるようになっている。そして、頭取り情報分析サーバ2は、受信した電話機IDが契約者IDとして登録されている場合にのみサービスを提供するよう構成されており、契約者のみにサービスを提供できるようになっている。
尚、契約者IDを電話機IDとした場合には、1台の携帯電話機からしか頭取りを実施できないが、電話機ID以外にもメールアドレスや任意の文字列や生体情報等を契約者IDとして適用することで、複数台の携帯電話機から頭取りを実施できる。また、このような場合にも、これら契約者IDを携帯電話機1に記憶させておき、頭取りアプリがこれら契約者IDを自動送信すれば、入力者は簡便な操作で頭取り情報分析サーバ2のサービスを利用できる。
頭取り情報分析サーバ2の設置機種情報テーブルには、図2(b)に示すように、契約者ID並びに店舗IDに対応付けて、頭取り対象店舗に設置されている遊技機の機種の識別情報である機種ID、遊技機がパチンコかスロットマシンかを示す機種タイプ、遊技機の製造会社が定めた機種の名称である機種名、当該機種が頭取り対象店舗に設置されている総数を示す設置数等が記憶されている。一組の契約者ID並びに店舗IDに対して、複数の機種が対応付けて記憶されている。
頭取り情報分析サーバ2の結果情報テーブルには、図2(c)に示すように、契約者ID並びに店舗IDに対応付けて、1日に数回実施される頭取りの結果情報が、1回分ずつ記憶されている。更に詳しく説明すると、1回分の頭取りの結果情報を識別可能な結果IDに対応付けて、日時と、頭取りの対象となった機種の機種ID、当該機種の設置数、当該機種で遊技をしている客の総数である総客数、女性客の総数である女性客数、当該機種で遊技をしている客が獲得したパチンコ球やメダルを満載した箱の総数である箱数等が記憶されている。一組の契約者ID並びに店舗IDに対して、複数の頭取り結果が対応付けて記憶されている。
次いで、本実施例の頭取り情報分析システムにおいて、携帯電話機1を携行する入力者が、頭取りアプリの実行に基づいて、頭取り情報の入力を行って頭取り情報分析サーバ2に送信する手順について、図1のシステム図、図3並びに図4のデータの流れ図、図5の画面図に基づいて詳細に説明していく。
まず、所定の頭取り時刻になったことを条件に、頭取り情報分析サービスの利用契約を結んでいる遊技店から、図1に示すように、頭取り情報の入力者が出発する。
入力者が携帯電話機1において頭取りアプリを実行すると、携帯表示部に、図5(a)に示す画面が出力される。この画面において入力者が頭取りを開始する旨のボタンを操作すると、頭取りアプリは、契約者IDを含む入力用情報取得要求を頭取り情報分析サーバ2に送信する。この後、携帯電話機1は入力用情報の受信待ち状態となり、携帯表示部には図5(b)に示す画面が出力される。
尚、頭取りアプリは、実行直後に、携帯記憶部に記憶されている頭取り情報(結果情報)が送信済みか否かを判定する送信済み判定処理を実施しても良い。具体的には、頭取り結果を記憶するための項目である総客数、女性客数、箱数に初期値である0以外が設定され、かつ、送信済みフラグが設定されていないときにのみ、送信済みでないと判定し、それ以外の場合には送信済みであると判定する。そして送信済みでないと判定した場合には、携帯表示部に「未送信のデータがあります。送信しますか?」という未送信である旨のメッセージを出力し、その後、「はい」の旨を示す携帯入力部(ボタン)の操作を受付けたことを条件に、携帯記憶部に記憶されている頭取り情報(結果情報)を送信する処理を実施する。また、「いいえ」の旨を示す操作がされたときには、前述のように入力用情報取得要求を送信して処理を継続する。尚、「はい」の旨を示す操作がされるまで、すなわち、未送信の頭取り情報が存在する間は、処理を継続しない構成としても良い。
ここで送信済みフラグについて説明すると、後述する頭取り情報(結果情報)を送信する処理の後に、送信済みフラグを携帯記憶部に記憶し、後述する携帯記憶部に入力用情報を記憶する処理の後に、送信済みフラグをクリアするように頭取りアプリを構成すれば、送信済みであるか否かを適切に判別できる。
契約者IDを含む入力用情報取得要求を受信した頭取り情報分析サーバ2は、図3に示すように、サーバ記憶部に記憶されている店舗情報テーブル(図3(a))、設置機種情報テーブル(図3(b))に基づいて、入力用情報(図3(c))を生成する入力用情報生成処理を行う。
入力用情報生成処理においては、まず、受信した契約者IDに対応付けて店舗情報テーブル(図3(a))に記憶されている店舗情報を特定する。通常、1契約者は近隣にある複数の遊技店に対して頭取りを行うため、店舗情報は複数特定される(図1では3店舗)。
次に、特定した店舗情報に含まれる店舗IDに対応付けて設置機種情報テーブル(図3(b))に記憶されている設置機種情報を特定する。通常、1店舗には複数の機種が設置されており、設置機種情報は複数特定される。
そして、これら特定した店舗情報と設置機種情報を合成し、更に、頭取り結果を記憶するための項目を追加することで、図3(c)に示す入力用情報を生成する。具体的には、入力用情報は、店舗情報から抽出した店舗名と、設置機種情報から抽出した機種タイプ、機種名、設置数と、頭取り結果を入力するための総客数、女性客数、箱数と、から構成される。頭取り結果を記憶するための項目である総客数、女性客数、箱数には、初期値として0が設定されている。尚、特に図示していないが、頭取り結果を記憶するための項目には、店舗の撮影画像や、店舗で行われているイベントの名称や内容を記憶するための項目も含まれている。この他、頭取り結果として必要な項目を適宜追加すれば良い。
入力用情報生成処理を行って入力用情報を生成した頭取り情報分析サーバ2は、図1に示すように、入力用情報を携帯電話機1に送信する。
入力用情報を受信した携帯電話機1(頭取りアプリ)は、携帯記憶部に記憶している前回入力した頭取り情報を、受信した入力用情報により更新する。もちろんこの携帯電話機1において、はじめて頭取りを実施する場合には、携帯機億部に頭取り情報が記憶されておらず、受信した入力用情報を新たに記憶することになる。
尚、頭取りアプリは、入力用情報の受信直後に、携帯記憶部に記憶されている頭取り情報(結果情報)が送信済みか否かを判定する送信済み判定処理を実施しても良い。具体的には、頭取り結果を記憶するための項目である総客数、女性客数、箱数に初期値である0以外が設定され、かつ、送信済みフラグが設定されていないときにのみ、送信済みでないと判定し、それ以外の場合には送信済みであると判定する。そして送信済みでないと判定した場合には、携帯表示部に「未送信のデータがあります。送信しますか?」という未送信である旨のメッセージを出力し、その後、「はい」の旨を示す携帯入力部(ボタン)の操作を受付けたことを条件に、携帯記憶部に記憶されている頭取り情報(結果情報)を送信する処理を実施する。また、「いいえ」の旨を示す操作がされたときには、処理を継続する。尚、「はい」の旨を示す操作がされるまで、すなわち、未送信の頭取り情報が存在する間は、処理を継続しない構成としても良い。
そして、携帯電話機1は携帯表示部に図5(c)に示す画面を出力する。この画面では、店舗のイベントの名称や内容、撮影画像の入力が可能とされている。この画面において入力者が「機種一覧へ」を選択すると、携帯電話機1(頭取りアプリ)は図5(d)に示す画面を出力する。また、「店舗変更」を選択すると、入力用情報に記憶されている他の店舗の情報が出力されるようになっている。
前述したように、入力用情報には、通常、頭取り対象となる遊技店が複数含まれており、頭取りアプリは、入力用情報の先頭に記憶されている遊技店を、最初に頭取りを行う店舗として特定して、特定した店舗の情報に基づいて図5(d)に示す画面を出力する。そして、「店舗変更」が選択されると、次に記憶されている遊技店を特定して、特定した遊技店の情報に基づいて図5(d)に示す画面を出力する。尚、入力用情報に含まれている遊技店の一覧画面を出力して、その中から頭取りを行う店舗の選択を受付けて、その後、受付けた店舗の情報に基づいて図5(d)に示す画面を出力しても良い。
図5(d)に示す画面は、図3(c)に示す入力用情報に基づいて出力されている。入力用情報に記憶されている店舗名が「入力店舗」、入力用情報受信後に当該画面を始めて出力した時刻が「入力時刻」、入力用情報に記憶されている機種名が「機種名」、設置数が「台数」、総客数が「客数」、女性客数が「女性」、箱数が「箱数」として出力されている。
尚、本実施例では「入力時刻」を、入力用情報受信後に図5(d)に示す画面を始めて出力した時刻としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、予め定められた時刻から入力者が選べるようにしても良い。例えば、11時、13時、15時、17時など、頭取りを実施する時刻を決めておき、それらから選べるようにすれば良い。
そして、この「機種名」は携帯入力部(矢印キー)の操作により選択可能に表示されている。また、その下部には「頭取り入力」、「機種追加」、「店舗に戻る」が、携帯入力部(数字キー)の操作により選択可能に表示されている。具体的には、「1」キーを操作すると「頭取り入力」が選択され、「2」キーを操作すると「機種追加」が選択され、「0」キーを操作すると「店舗に戻る」が選択される。「0」キーの操作がされると図5(c)が出力される。
この状態において、入力者が、頭取り入力の対象とする「機種名」を選択して、「1」キーを操作すると、頭取りアプリは、入力者が当該機種の頭取りを入力する旨を特定し、図5(e)に示す画面を出力する。
図5(e)に示す画面は、特定の機種に関する頭取り情報を入力する画面である。入力用情報に含まれる当該機種の機種タイプが「タイプ」、機種名が「機種名」として出力される。また、設置数、総客数、女性客数、箱数は、この時点で入力用情報に記憶されている値が出力されており、これらは、携帯入力部(矢印キー)の操作により選択可能に表示されているとともに、携帯入力部(記号キー)の操作により変更可能とされている。具体的には、「↑」キーか「↓」キーを操作すると項目が選択(黒白反転表示)される。項目が選択された状態で「+」キーを操作すると値が1増加し、「−」キーを操作すると値が1減少する。0より小さい値にはならない。
これら値入力領域の下部には「前の機種」、「次の機種」、「機種一覧へ戻る」が、携帯入力部(数字キー)の操作により選択可能に表示されている。具体的には、「1」キーを操作すると「前の機種」が選択され、「2」キーを操作すると「次の機種」が選択され、「0」キーを操作すると「機種一覧に戻る」が選択される。「1」キーが操作されると、頭取りアプリは、入力用情報において当該入力対象機種の前に記憶されている機種を入力対象機種とした図5(e)に示す画面を出力する。「2」キーが操作されると、入力用情報において当該入力対象機種の次に記憶されている機種の情報を入力対象機種とした図5(e)に示す画面を出力する。「0」キーの操作がされると図5(d)に示す画面を出力する。
図5(e)に示す画面においては、いずれの数字キーが操作された場合にも画面表示が切り替わることとなるが、これら数字キーが操作されたことを条件に、頭取りアプリは、入力者が入力した値である当該機種の頭取り情報で、携帯記憶部に入力用情報として記憶されている頭取り情報を更新する。
一方、図5(d)に示す画面において、「2」キーが操作された場合について説明すると、頭取りアプリは、入力者が新しい機種の頭取りを入力する旨を特定し、図5(f)に示す画面を出力する。図5(e)との違いは、「タイプ」、「機種名」が入力可能に出力されている点と、全ての項目の値が初期化(空白か0)されている点である。これは当該機種が、携帯記憶部に入力用情報として記憶されていないためである。
また、これら値入力領域の下部には「保存」、「機種一覧へ戻る」が、携帯入力部(数字キー)の操作により選択可能に表示されている。具体的には、「1」キーを操作すると「保存」が選択され、「0」キーを操作すると「機種一覧に戻る」が選択される。「1」キーが操作されると、頭取りアプリは、入力者が入力した値である新しい機種の頭取り情報を、入力用情報に新たに記憶(追加)する。「0」キーの操作がされると図5(d)に示す画面を出力する。
このようにして入力者が頭取り情報を入力し終えると、図5(d)に示す画面においては0だった値が、実際の営業状況に応じて他の値に変更されたり、遊技機の入れ替えによって台数が変更されたり、特に遊技機が撤去された場合には台数が0に変更されたり、あるいは、新しい遊技機が追加されたりすることで、携帯記憶部に記憶されている入力用情報は、入力後の入力用情報すなわち図3(d)もしくは図4(a)に示すような頭取りの結果情報となる。
頭取りアプリは、携帯記憶部に記憶している入力用情報に基づいて画面を出力しており、入力用情報が結果情報となった時点においては、図5(g)に示すような画面が出力される。図5(d)に示す画面との違いは、機種や値が変更されていることである。
そして、頭取りを終えた入力者は、頭取りを行っていた店舗を出る。入力者は、この時点で一度頭取りを終了しても良いし、この後、更に店舗を回って全ての店舗の頭取りを終えてから終了しても良い。いずれの場合も、入力者は携帯操作部を操作して、頭取りアプリに図5(c)に示す画面を出力させて、「0」キーを操作して、頭取りアプリを終了させるようになっている。
終了操作を受付けた頭取りアプリは、図5(h)に示す画面を出力し、携帯記憶部に記憶している結果情報(入力後の入力用情報)を、契約者IDとともに頭取り情報分析サーバ2に送信する。このとき、電波状況が悪い場合には送信できないが、携帯記憶部に記憶している結果情報が消えることはないので、電波状況が良くなったときに再度終了操作を行って送信しなおすことができる。
尚、次の店舗が近い等の理由で、頭取りアプリを終了せずに、連続して頭取りを行う場合には、図5(c)に示す画面を出力させて、「店舗変更」が操作されることとなるが、この「店舗変更」操作を受付けたことを条件に、頭取りアプリが、図5(h)に示す画面を出力し、携帯記憶部に記憶している結果情報(入力後の入力用情報)を、契約者IDとともに頭取り情報分析サーバ2に送信しても良い。
また、頭取りアプリは、頭取り情報(結果情報)の送信直前に、携帯記憶部に記憶されている頭取り情報(結果情報)に未入力の項目があるか否かを判定する未入力判定処理を実施しても良い。具体的には、頭取り結果を記憶するための項目である総客数、女性客数、箱数のうち、変更されていない項目があれば、未入力の項目があると判定する。簡単には、初期値である0以外の値が設定されているかを判定すれば良いが、頭取りの結果として0が設定される場合もある。その場合には入力者に、0という値を設定する操作を実施させて、頭取りアプリに、0という値が操作に基づいて設定された旨を示す入力済みフラグを記憶させれば良い。この入力済みフラグは、値の設定操作の後に携帯記憶部に記憶させ、前述した携帯記憶部に入力用情報を記憶する処理の後にクリアすれば良い。
そして未入力の項目があると判定した場合には、携帯表示部に「未入力の項目があります。入力しますか?」という未入力である旨のメッセージを出力し、その後、「はい」の旨を示す携帯入力部(ボタン)の操作を受付けたことを条件に、例えば、図5(d)に示す画面を出力し、入力を促す。また、「いいえ」の旨を示す操作がされたときには、処理を継続する。尚、未入力の項目が存在する間は、すなわち「いいえ」の旨を示す操作がされたときには、処理を継続しない構成としても良い。
契約者IDを含む結果情報を受信した頭取り情報分析サーバ2は、更新有無判定処理を実施する。更新有無判定処理においては、携帯電話機1に対して入力前に送信した入力用情報と、携帯電話機1から入力後に受信した結果情報を比較して、設置数に変更があったか、もしくは、機種名に追加があったかを判定する。
設置数に変更があったか、機種名に追加があった旨を頭取り情報分析サーバ2が判定した場合には、更新情報抽出処理を実施する。更新情報抽出処理においては、設置数が変更された機種の店舗名、機種タイプ、機種名、設置数を結果情報から抽出する。もしくは、機種名が追加された機種の店舗名、機種タイプ、機種名、設置数を結果情報から抽出する。
そして、頭取り情報分析サーバ2は更新処理を実施する。更新処理においては、設置数が変更された機種の店舗名、機種タイプ、機種名に対応付けてサーバ記憶部の設置機種情報テーブル(図2(b))に記憶されている設置数を更新する。もしくは、機種名が追加された機種の店舗名、機種タイプ、機種名、設置数に基づいて、新たな設置機種情報を追加する。
また、頭取り情報分析サーバ2は、更新有無判定処理において設置機種情報の更新があったか否かに関わらず、結果記憶処理を実施する。結果記憶処理においては、まず、携帯電話機1から受信した結果情報の識別情報となる結果ID(例えば連番)を生成し、当該結果IDを受信した日時を特定する。そして、結果情報に含まれる店舗名に対応付けて店舗情報テーブル(図2(a))に記憶されている店舗IDを特定し、特定した店舗IDと、結果情報に含まれる機種タイプ、機種名に対応付けて設置機種情報テーブル(図2(b))に記憶されている機種IDを特定する。
次に、これら準備した店舗ID、結果ID、日時、機種IDと、結果情報に含まれる契約者ID、設置数、総客数、女性客数、箱数に基づいて、結果情報テーブル(図2(c))に結果情報を新たに追加する。
このように、頭取り対象の店舗を訪問したときに遊技機の入れ替え、すなわち設置数の変更や機種の追加が行われていた場合には、入力者は、店舗内部において遊技機を実際に確認しながら、設置数の変更や機種の追加を実施できる。その後、結果情報を頭取り情報分析サーバ2に送信することで、設置機種情報テーブル(図2(b))に、設置数の変更や機種の追加が反映されるようになっている。
つまり、入力者は、遊技機の入れ替えがあったときには、店舗内部でその旨を入力できる。一方、頭取り情報分析サーバ2は、遊技機の入れ替えがあったか否かを、結果情報に基づいて自動的に判定できるとともに、入れ替えの内訳を結果情報に基づいて自動的に特定し記憶できる。
この結果、次回の頭取りにおいては、携帯電話機1に送信される入力用情報が前回の頭取りの結果情報を反映することとなり、前回頭取りから遊技機の入れ替えが行われていない場合には、入力者は新たに設置数の変更や機種の追加を行う必要がない。
尚、前回の頭取りの結果情報は、携帯電話機1の携帯記憶部に記憶されており、消去されることはないため、入力用情報が受信できない場合には、これら記憶されている結果情報の総客数、女性客数、箱数を0に更新することで、入力用情報として利用しても良い。特に1台しか携帯電話機1を利用しない場合には、携帯電話機1に記憶されている結果情報に含まれる機種並びに設置数と、頭取り情報分析サーバ2に記憶されている設置機種情報テーブル(図2(b))に含まれる機種並びに設置数とは一致している。このため、携帯電話機1の頭取りアプリを、頭取り情報分析サーバ2から入力用情報を受信せずに、記憶されている結果情報に基づいて入力用情報を生成する構成としても良い。
以上、本実施例によれば、入力者が、頭取り対象の遊技店に携行した携帯電話機1に対して、頭取りをしながら機種設置状況(機種名、設置数)を変更でき、当該遊技店において遊技機の入れ替えがあったときにも、その場でもれなく情報を入力できる。また、入力後は無線通信を介してすぐに頭取り情報分析サーバ2に頭取りの結果情報を送信できるとともに、結果情報に含まれる機種設置状況が変更されていれば頭取り情報分析サーバ2の記憶内容が更新される。このため、頭取り後すぐに分析を行うことができるだけでなく、遊技機の入れ替えがあったときにも結果情報の受信を行うことで頭取り情報分析サーバ2側の設置機種情報を最新のものに更新できる。
また、入力された頭取り情報は携帯記憶部に常時記憶されるので、入力者に都合の良いタイミングで頭取り情報(結果情報)を送信することができる。例えば、無線通信が不可能な店舗内部で頭取り情報を入力し、無線通信が可能な店舗外部で頭取り情報を送信することができる。
また、本実施例によれば、今回より前の頭取りにおいて、最後に更新された機種設置状況(機種名、設置数)を含む入力用情報が送信されるため、今回の頭取りにおいて遊技機の入れ替えがない場合には、機種設置状況を変更する必要はなく、種別ごとの客数(総客数、女性客数)等を変更するだけの簡便な操作で頭取りを実施できる。また、遊技機の入れ替えがある場合には、以前の頭取りのときから、実際に入れ替わった遊技機の情報を更新(設置数を0にするか、機種のデータを加えるか)するのみの最小限の操作で頭取りを実施できる。
また、本実施例によれば、頭取り情報分析サーバ2から受信した入力用情報により頭取り情報(結果情報)が上書きされる前に、その時点までに入力した頭取り情報が未送信である旨を認識できる。
また、本実施例によれば、その時点までに入力した頭取り情報(結果情報)が未送信であるときに、これら頭取り情報が、頭取り情報分析サーバ2から受信した入力用情報により上書きされることが無い。
また、本実施例によれば、頭取り情報分析サーバ2に結果情報が送信される前に、未入力の項目がある旨を認識できる。
また、本実施例によれば、インターネット上のホームページのように、頭取り情報を入力するための画面を更新する毎にサーバコンピュータにアクセスする必要がなく、入力者は、無線通信が困難な店舗内部において、この店舗の営業状況を目視しながら、頭取り情報の入力を行うことができる。
また、本実施例によれば、頭取り対象店舗を複数まわるときの入力者の携行にかかる負担を軽減できる。また、頭取り対象店舗において目立たずに頭取りを実施することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、携帯電話機1の頭取りアプリは、頭取り情報分析サーバ2から頭取り前に入力用情報を受信することで、頭取り情報分析サーバ2の店舗情報、設置機種情報を同期させる構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、店舗情報、設置機種情報を全て携帯電話機1から手動で入力し、かつ、携帯電話機1を1台だけ利用する構成とすることで、入力用情報を受信しなくても常に最新の店舗情報、設置機種情報を携帯電話機1において記憶しておくことができ、遊技機の入れ替えへの対応を頭取り時に簡便に行うことができる。
また、前記実施例では、入力者端末として携帯電話機を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、携行可能であれば良く、PDAやノートパソコンでも良い。
また、前記実施例では、撤去された遊技機の入力に際して、設置数を0とすることで対応しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該機種に関係するデータを削除しても良いし、撤去された旨を示す削除フラグを当該機種に関連付けたデータを結果情報として頭取り情報分析サーバ2に送信しても良い。
上記構成の頭取り情報分析システムの変形例によれば、頭取り情報分析サーバ2は、前述の更新有無判定処理において、機種が撤去された旨を、機種の設置数が0となったか否かではなく、携帯電話機1から受信した結果情報において削除フラグが設定されているか否かにより判定できる。
したがって頭取り情報分析サーバ2は、前述の更新有無判定処理において、新たに設置された機種、及び撤去された機種を設置数の変化を判定することなく特定し、これら機種の追加、及び削除を行うことができる。一方、それ以外に機種においても、頭取り情報分析サーバ2は、携帯電話機1から受信した頭取りの結果情報に基づいて、設置機種情報テーブル(図2(b))の設置数を一元的に更新するように構成すれば、設置数の変化を判定することなく設置数の変化を反映することができる。
尚、この場合にも、受信した結果情報に含まれる新たに追加された機種や、削除フラグの情報は、頭取り情報分析サーバ2の設置機種情報テーブル(図2(b))に記憶されておらず、設置機種情報テーブル(図2(b))に記憶していた機種設置状況と一致しないことを条件に、今回受信した結果情報に含まれる機種設置状況に更新する更新処理を実施していることとなる。
また、前記実施例では、基本的には一人の入力者が頭取り情報分析サービスの利用契約を結んでいる複数の遊技店の頭取り情報を取得することから、例えば、それぞれの店舗における遊技機の設置数等(店舗の規模)に応じて、各店舗ごとに情報入力時間(目標値)を予め割り当てておき、この時間の範囲内で頭取りを行うようにさせることが好ましい。そこで、例えば携帯電話機1による頭取りを開始してから経過した時間を入力者に報知(表示)し、入力者が入力時間を把握しながら効率よく入力できるようにしてもよい。
具体的には、携帯電話機1に内蔵された、もしくは別途設けた時計装置を用いて入力時間の計時を可能とし、例えば、携帯電話機1による頭取りを開始したことに基づいて計時を開始し、該計時を開始してから所定時間(例えば割り当てられた入力時間の5分前等)に達したときにアラーム(音)を鳴らすことで入力時間の終了が近づいていること等を報知してもよい。また、割り当てられた入力時間に対する経過時間をインジケータ表示等にて報知するようにしてもよい。
また、前記実施例では、遊技機の入れ替えに伴う機種の追加や、設置数の変更を携帯電話機1からのみ入力して、これら情報を含む結果情報を送信することで、頭取り情報分析サーバ2の機種設置状況を更新する構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機の入れ替えが大規模である場合には、例えば、頭取り情報分析サービスを契約している店舗に設置された分析端末3においてまとめて入力し、これら情報を頭取り情報分析サーバ2に送信することで、頭取り情報分析サーバ2の機種設置状況を更新する構成としても良い。このようにした場合にも、携帯電話機1は、これら分析端末3において更新された機種設置状況を、頭取り情報分析サーバ2から入力用情報として取得しており、携帯電話機1を携行する入力者は、最新の機種設置状況に基づいて頭取りを実施することができる。
本実施例における頭取り情報分析サービスを提供する頭取り情報分析システムの全体像を示すブロック図である。 (a)は頭取り情報分析サーバが記憶する店舗情報テーブル、(b)は頭取り情報分析サーバが記憶する設置機器情報テーブル、(c)は頭取り情報分析サーバが記憶する結果情報テーブルを示す図である。 頭取りにおけるデータの流れ図であり、(a)は頭取り前の店舗情報テーブル、(b)は頭取り前の設置機種情報テーブル、(c)は頭取り前の頭取り情報である入力用情報、(d)は頭取り後の頭取り情報である結果情報を示す図である。 頭取りにおけるデータの流れ図であり、(a)は頭取り後の頭取り情報である結果情報、(b)は頭取り後の設置機種情報テーブルを示す図である。 (a)〜(h)は頭取りにおいて入力者の携帯電話機に出力される画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機(入力者端末)
2 頭取り情報分析サーバ(サーバコンピュータ)
3 分析端末

Claims (7)

  1. 頭取り対象店舗に設置された機器の種別及び種別ごとの設置数からなる機種設置状況と種別ごとの客数とを少なくとも含む頭取り情報を入力する入力者が携行可能であって、インターネットに無線通信を介して接続されている入力者端末と、前記インターネット上に設けられ、前記頭取り対象店舗を特定可能な店舗特定情報を含む前記頭取り情報を前記入力者端末から受信する頭取り情報受信手段と受信した前記頭取り情報の分析手段とを少なくとも有するサーバコンピュータと、からなる頭取り情報分析システムであって、
    前記入力者端末は、
    前記機種設置状況を含む前記頭取り情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記頭取り情報を記憶する頭取り情報記憶手段と、
    前記頭取り情報記憶手段により記憶している頭取り情報を、前記サーバコンピュータに前記無線通信を介して送信する頭取り情報送信手段と、
    を備え、
    前記サーバコンピュータは、
    前記店舗特定情報に対応付けて当該店舗を識別可能な店舗IDと前記機種設置状況を記憶する設置機種情報データベースと、
    前記店舗IDに対応付けて前記頭取り情報を記憶する頭取り情報データベースと、
    前記頭取り情報受信手段により受信した前記頭取り情報に含まれる前記機種設置状況が、今回より前に受信した前記頭取り情報に含まれており、前記設置機種情報データベースに記憶していた前記機種設置状況と一致しないことを条件に、今回受信した前記頭取り情報に含まれる前記機種設置状況に更新する更新手段と、
    を備える、ことを特徴とする頭取り情報分析システム。
  2. 前記サーバコンピュータは、
    前記設置機種情報データベースに記憶されている前記店舗特定情報と前記機種設置状況を含み、少なくとも種別ごとの客数が0とされている未入力頭取り情報を、前記入力者端末に送信する未入力頭取り情報送信手段を備え、
    前記入力者端末は、
    前記頭取り情報記憶手段に記憶されている前記頭取り情報を、前記入力用情報送信手段において送信された前記未入力頭取り情報に更新する頭取り情報更新手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の頭取り情報分析システム。
  3. 前記入力者端末は、
    前記頭取り情報更新手段が、前記頭取り情報記憶手段に記憶されている前記頭取り情報を前記未入力頭取り情報に更新する前に、該頭取り情報を前記頭取り情報送信手段により送信した否かを判定する送信済み判定手段と、
    前記送信済み判定手段により送信していないと判定したことを条件に、未送信である旨を出力する未送信出力手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の頭取り情報分析システム。
  4. 前記入力者端末は、
    前記頭取り情報記憶手段に記憶している前記入力手段により入力された前記頭取り情報を、前記頭取り情報送信手段により送信した否かを判定する送信済み判定手段を備え、
    前記頭取り情報更新手段は、前記送信済み判定手段により送信したと判定したことを条件に、前記頭取り情報記憶手段に記憶されている前記頭取り情報を、前記未入力頭取り情報に更新することを特徴とする請求項2または3に記載の頭取り情報分析システム。
  5. 前記入力者端末は、
    前記頭取り情報送信手段が、前記頭取り情報記憶手段により記憶している頭取り情報を、前記サーバコンピュータに前記無線通信を介して送信する前に、該頭取り情報に対して、未入力の項目があるか否かを判定する未入力判定手段と、
    前記未入力判定手段により未入力の項目があると判定したことを条件に、未入力の項目がある旨を出力する未入力出力手段と、
    と備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の頭取り情報分析システム。
  6. 前記入力者端末は、
    前記サーバコンピュータとの間において、前記頭取り情報の送受信を行うための処理を実施する頭取りアプリケーションプログラムを記憶しており、
    前記頭取りアプリケーションプログラムを実行するためのプログラム実行部を備え、
    前記頭取りアプリケーションプログラムは、前記プログラム実行部を、前記入力者端末が備える各手段として機能させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の頭取り情報分析システム。
  7. 前記入力者端末は、携帯電話機であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の頭取り情報分析システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045474A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Creation Card Co Ltd 遊技情報提供システムおよび転送制御端末
JP2012120833A (ja) * 2010-11-19 2012-06-28 Nouvelle:Kk 他店営業分析支援装置及び他店営業分析支援コンピュータプログラム
JP2015171465A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 大都販売株式会社 端末装置、端末装置のプログラム、管理端末、遊技管理装置、及び遊技管理方法

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