JP2007330407A - 車椅子のリフトユニット - Google Patents

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雅春 東藤
Enji Kase
円治 加瀬
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Abstract

【課題】保持部材の地面の段差への引っ掛かりを防止し、また、作動を妨げずにアクチュエータを防塵する。
【解決手段】第1の特徴として、変形可能な座席(22)を上昇するように作動可能なアクチュエータ(43)と、前記座席を変形するように変形可能な第1のリンク機構に前記アクチュエータを固定する保持部材(42)を含み、前記保持部材は車椅子を移動するように回転可能な車輪の外周(4)の内側に位置決めされ、第2の特徴として、座席(122)を上昇するように作動可能アクチュエータ(143)と、前記アクチュエータに対して偏心して位置決めされたカバー(144)を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降可能な座席を備えた車椅子のリフトユニットに関する。
車椅子に乗り降りする際の利用者の負担を軽減するために、座席を昇降する装置を備えた座席昇降車椅子が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車椅子では、左右のサイドフレームを前後に相対して設けられたX形リンク装置を用いて連結する。座席は昇降リンク装置を用いて座席左右のサイドフレームの内側に配置している。前後のX形リンク装置における各交差部の枢ピン間に保持部材を掛け渡す。座席と保持部材との間に座席を昇降させるアクチュエータを装着する。サイドフレームを横方向内側に押すと、前後のX形リンク装置を交差部を支点として変形し、座席と共に車椅子を横方向に折り畳む。
特開2002−126008号公報
ところで、前記保持部材の前の角部は、車輪の外周から外側に突出する。この前角部は地面の段差に引っ掛かり、車椅子の前進を妨害する。
また、アクチュエータは防塵機構を有さない。アクチュエータのロッドの周りに一般的なベローズを取り付けた場合を仮定する。ロッドが上昇すると、ベローズの内面がロッドに当たり、また、ベローズの外面がX形リンク装置の交差部のボルトに当たる。この結果は、アクチュエータの作動を妨げる。
一方、アクチュエータは、座席を昇降可能に支持する一対のウイングを含む。各ウイングは座席の側縁バー自体の軸周りに回動自在に連結する。この連結構造は、座席の上昇又は下降に伴い、ウイングと側縁部バーとの連結部に周方向の滑り摩擦を生じさせ、座席の上昇又は下降を妨げる。また、この連結構造は製作を難しくし、コストを高くする。また、車椅子を折り畳む間にも同じ現象が起きて、折り畳みを困難にする。また、座席の下降とともに短リンク(前方リンク)と長リンク(後方リンク)が下降すると、連結バーに連結した長リンクの端部とウイングとが当接するおそれがある。よって、リンクの長さやウイングの板幅は制約を受ける。場合によっては長リンクを長くすることが不可能になるので、座席は所定の高さまで立ち上がらない。
そこで、本発明の目的は、保持部材の地面の段差への引っ掛かりを防止し、また、作動を妨げずにアクチュエータを防塵する車椅子のリフトユニットを提供することである。
発明の第1の特徴は、次の要素を含む車椅子のリフトユニット(40)を提供する。リフトユニットは、変形可能な座席(22)を上昇するように作動可能なアクチュエータ(43)を含む。車椅子は、前記座席を変形するように変形可能な第1のリンク機構(25A、25B)に前記アクチュエータを固定する保持部材(42)を含む。前記保持部材は車椅子を移動するように回転可能な車輪の外周(4)の内側に位置決めされた。以上のリフトユニットにあって、保持部材(42)は面取りされた角(C1)を有してもよい。
発明の第2の特徴は、次の要素を含む車椅子のリフトユニット(140)を提供する。リフトユニットは、座席(122)を上昇するように作動可能アクチュエータ(143)を含む。リフトユニットは、前記アクチュエータに対して偏心して位置決めされたカバー(144)を含む。以上のリフトユニットにあって、アクチュエータ(143)は、カバー(144)を取り付けたシリンダ(143d)を含んでもよい。アクチュエータは、カバー(144)によって囲まれると共に前記シリンダから前進可能なロッド(143a)を含んでもよい。アクチュエータは、カバー(144)を取り付けると共にロッド(143a)に揺動可能に取り付けられて座席(122)を支持する基体(145)を含んでもよい。カバー(144)はシリンダ(143d)及び基体(145)の少なくとも一方に対して偏心して位置決めされてもよい。
発明の第1の特徴によれば、保持部材を車輪の外周の内側に位置決めしたので、保持部材は地面の段差に引っ掛からず、車椅子のスムースな進行を実現する。
発明の第2の特徴によれば、カバーはアクチュエータに対して偏心して位置決めしたので、周辺部材に接触させない。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1を参照して、本実施形態の車椅子100は、機枠5に対し枢軸24を用いて回転可能に連結した座席部20を有する。車椅子100は、利用者が着座可能に座席部20を保持し、且つ座席部20を折り畳み可能な座席保持部30を有する。車椅子100は、座席保持部30を介し枢軸24を支点として座席部20の後部を縦方向に回動しつつ昇降させるリフトユニット40を有する。車椅子100は、機枠5の長手方向に相対して位置決めされ、機枠5を横方向に折り畳み可能なX形リンク装置25A、25Bを有する。
図1及び図3に示すように、車椅子100は、左右一対のサイドフレーム1、2からなる機枠5を有する。各サイドフレーム1、2は、その外側に、前後それぞれに取り付けられたキャスタ3及び車輪4を有する。
サイドフレーム1、2の前部及び後部は、略垂直方向に延びる前部支柱6及び後部支柱7を有する。サイドフレーム1、2は、前部支柱6及び後部支柱7を長手方向に連結する上部連結部材8及び下部連結部材9を有する。サイドフレーム1、2は、後部支柱7の上部から前方F1へ延びて下方へ曲折して、上部連結部材8の前上部と連結する肘掛けアーム10を有する。肘掛けアーム10は、その上に取り付けられた肘掛け10aを有する。前部支柱6は、その下端部に取り付けられたフットレスト12を有する。後部支柱7は、連結部13によって連結された上部材7aと下部材7bとを含む。この上部材7aは図1中矢印に示すように後方R1に折り曲げられる。上部材7aは、その上端部で曲折され、その端部に介助者が把持するためのグリップ14を有する。両サイドフレーム1、2の後部支柱7上部は、シート15aを掛け渡たした背もたれ15を有する。サイドフレーム1、2は、上部連結部材8の内側に配置された座席支持バー18を含む。座席支持バー18は、座席部20の両側端部を下から支持し、また、上部連結部材8に固定された支持部材19によって下から支持される。左右のサイドフレーム1、2は、座席部20下方において前後のX形リンク装置25A、25Bを用いて連結され、横方向(幅方向)に折り畳み可能である(図4参照)。
各X形リンク装置25A、25Bは互いに交差するリンク26、27を含む。各リンク26、27の下端部は、それぞれサイドフレーム1、2の下部連結部材9に取り付けられる。前後のリンク26、27の上端部は、座席支持バー18に回動自在に取り付けられる。
図3を参照して、リンク26、27を回転して横方向に開くと、左右の座席支持バー18がそれぞれ左右のサイドフレーム1、2の上部連結部材8に沿って停止し、着座可能な状態に保持される。図4に示すように、リンク26、27を回転して縦方向に閉じると、左右の座席支持バー18が上方に持ち上げられ、両サイドフレーム1、2が横方向内側に閉じ合わされる。
後のX形リンク装置25Bは、サブリンク47、48を有する。サブリンク47、48は同じ長さを有し、保持部材42の内側に配置される。サブリンク47、48の一端同士が連結ピン46で回動可能に連結され、他端がそれぞれ後のリンク26、27にピン結合される。リンク26、27の上部は、それぞれ回転可能な支持部材49を有する。支持部材49は、それぞれリンク26、27の上部から略水平方向に延びて、サイドフレーム1、2のそれぞれに回動可能に取り付けられる。
座席部20は、左右両側に配置される側縁バー21と、左右の側縁バー21間に掛け渡される柔軟な座席シート22とを含む。当該側縁バー21は座席支持バー18の上部に配置される。側縁バー21の前端は、枢軸24を用いて座席支持バー18に回転可能に支持される(図1参照)。
図1及び図3に示すように、座席保持部30は、長手方向に相対的に配置された二組のウイング32A、32Bを含む。各ウイング32A、32Bは、一端同士が連結ピン31で連結されたステー33、34を含む。二本のステー33、34は左右対称に略V字に枢着されており、その他端は側縁バー21に固定される。このステー33、34は、連結ピン31を支点として横方向に回動可能になっている。ステー33、34の回動動作にともなって展開した座席シート22はV形に折り畳まれる(図4参照)。
連結ピン31は、リンク26、27の交差部と、高さ(上下方向)及び横方向の位置について一致する。その結果、車椅子100の折り畳み動作において、座席支持バー18と側縁バー21の回動軌跡が所定の間隔を有して一致する。
座席保持部30は、ウイング32Bの2つのステー33、34をそのなす角度で固定するストッパ機構70を有する。ストッパ機構70は、一方のステー34に回転可能に支持された止め金具73を有する。止め金具73の一端は、他方のステー33に固定されたストッパピンに掛け止められる。ストッパ機構70は、止め金具73と座席シート22とを連結するワイヤ77を含む。ワイヤ77は、一端で止め金具73に掛け止めされ、他端で座席シート22にハトメされる。ワイヤ77は、座席シート22の折り畳みの間、座席シート22によって引っ張られて、ストッパピン71から止め金具73を外す(図4参照)。
リフトユニット40は、X形リンク装置25A、25Bの交差部の枢ピン41間に掛け渡された保持部材42を含む。保持部材42は、前のX形リンク装置25Aに枢ピン41で固定された前板42aを含む。保持部材42は、前板42aと向き合い、後のX形リンク装置25Bに枢ピン41で固定された後板42bを含む。保持部材42は、後板42bの下端から前方F1へ延びる底板42cを含む。前板42aと底板42cとの角C1は面取りされる。前板42aの下端を折り曲げて斜板42dを形成し、この斜板42dの先端を底板42cの前端に接続する。この面取りは、保持部材42全体を車輪4の外周の内側に位置決めする。保持部材42は車輪4の外周の外側にはみ出さない。したがって、斜板42dは地面の段差に引っ掛からずに、車椅子100の前進を確保する。図3を参照して、後板42bは縦方向に延びて連結ピン46を案内するガイド溝42b1を有する。
リフトユニット40は、保持部材42の底板42cにピン43cで結合され、長手方向に揺動可能に保持されるアクチュエータ43を含む。アクチュエータ43は、ロッド43aと(図2参照)、このロッド43aを保持するシリンダ43dと、ロッド43aを前進、後退させるモータ43bを有する駆動部とを含む。アクチュエータ43の駆動部の動作によって、ロッド43aがシリンダ43d内を往復運動することで、アクチュエータ43の全長が伸縮する。ロッド43aの上部は基体45によって覆われる。基体45はロッド43aに対してピン結合によって揺動可能に取り付けられる。基体45の前後には、連結ピン31によって二組のウイング32A、32Bが取り付けられている。図1に示すように、縮状態のアクチュエータ43は座席部20を上部連結部材8と略同じ高さの位置へと降下する。図2に示すように、伸状態のアクチュエータ43は座席部20の後部を肘掛け10aと同程度の高さの位置へと上昇し、前記座席部20を前方F1にやや傾斜させる。
図1を参照して、車椅子100は、車輪4の前にサイドフレーム1、2に固定された左右のブレーキ装置50を含む。車椅子100は、肘掛けアーム10に固定された座席昇降スイッチ(以下、昇降スイッチと称する)81を含む。図3を参照して、車椅子100は、後部支柱7に固定された電源スイッチ82を含む。車椅子100は、保持部材42に装着された作動停止スイッチ(以下、停止スイッチと称する)83を有する。
ブレーキ装置50は、回動自在に支持されたブレーキレバー51を含む。ブレーキ装置50は、リンク機構(図示しない)を用いてブレーキレバー51と接続されるアーム52を含む。アーム52は、車輪4を押圧する圧着部52aを含む。ブレーキレバー51は傾倒可能に立設して取り付けられており、圧着部52aは、このブレーキレバー51の傾倒動作にともなって、車輪4の外周面を押圧して車輪4の回転をロックする。ブレーキレバー51をほぼ垂直に立たせて(ブレーキレバー51を傾倒した状態から元の位置に戻す)、圧着部52aを車輪4から離し、ロックを解除する。
昇降スイッチ81は、肘掛け10aの前部の下に配置される。昇降スイッチ81はスイッチボックス81aと、スイッチボックス81aに支持された操作レバー81bを含む。操作レバー81bは、所定の角度位置に回転されてスイッチボックス81aを操作する。
停止スイッチ83は、図3に示すように、ガイド溝42b1内を縦方向に移動する連結ピン46によって操作される。すなわち、X形リンク装置25Bが横方向外側に開いて、座席シート22を伸展する間、連結ピン46は停止スイッチ83をオフにする。これにより、アクチュエータ43を作動可能にする。X形リンク装置25Bが横方向内側に閉じて、座席シート22を折り畳むとき、連結ピン46はガイド溝42b1に沿って下降し、停止スイッチ83をオンにする。これにより、アクチュエータ43を停止する。
次に、車椅子100の動作を説明する。
図1を参照して、グリップ14を使用して車椅子100を前方F1へ前進させる。ここで、地面が段差を有していても、保持部材42は段差に引っ掛からずに、車椅子100は滑らかに前進する。
図2を参照して、利用者が座席部20から立ち上がる場合、ブレーキレバー51によってブレーキ装置50を作動させて、車輪4をロックする。
図3を参照して、サイドフレーム1、2をそれぞれ外側へ移動させ、リンク26、27を横方向へ向かってそれぞれ回転させ、座席部20を展開する。ここで、停止スイッチ83はオフになり、アクチュエータ43を作動可能にする。
図2を参照して、昇降スイッチ81の操作レバー81bを所定の位置まで上方へ回転させると、アクチュエータ43を作動させ、ロッド43aをシリンダ43dから上方へ前進させる。
アクチュエータ43は座席保持部30を用いて座席部20の後部を上方へ持ち上げる。これにより、座席部20は枢軸24を支点に、回転し、前方へ傾斜する。前傾した座席部20は利用者を容易に立ち上がらせる。
図4を参照して、車椅子100を使用しない場合、ブレーキ装置50で車輪4をロックし、サイドフレーム1、2を内側へ閉じて、座席部20を折り畳む。サイドフレーム1、2は、枢ピン41を支点にリンク26、27を縦方向へ向けてそれぞれ回転させる。サブリンク機構47は変形して連結ピン46をガイド溝42b1に沿って下降させる。下降する連結ピン46は停止スイッチ83をオフにし、アクチュエータ43を停止する。
以上の実施形態によれば、保持部材42を車輪4の外周の内側に位置決めしたので、車椅子100の進行の間に、保持部材42は地面の段差に引っ掛からず、車椅子100のスムースな進行を実現する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、当業者によってされる上記実施の形態の修正・変形を含む。
<第2の実施形態>
図5を参照して、本実施形態の車椅子100Aは、機枠105に対して取り付けられた座席部120を有する。車椅子100Aは、座席部120を折り畳み可能に保持する座席保持部130を有する。車椅子100Aは、座席保持部130を用いて座席部120を上昇可能なリフトユニット140を有する。車椅子100Aは、機枠105の長手方向に相対して位置決めされ、機枠105を横方向に折り畳み可能なX形リンク装置125A、125Bを有する。
車椅子100Aは、左右のサイドフレーム101、102からなる機枠105を有する。各サイドフレーム101、102は、その外側に、前後それぞれに取り付けられたキャスタ103及び車輪104を有する。サイドフレーム101、102は、前部及び後部に配置されて略垂直方向に延びる前部支柱106及び後部支柱107を有する。サイドフレーム101、102は、前部支柱106及び後部支柱107を長手方向に連結する上部及び下部連結部材108、109を有する。各サイドフレーム101、102は、後部支柱107の上部から前方F1へ延びて下方へ曲折して、上部連結部材108の前部と連結する肘掛けアーム110を有する。肘掛けアーム110の後部は、上部連結部材108と連結した支持アーム111と連結する。肘掛けアーム110と支持アーム111とは、側板117と連結する。
前部支柱106は、その下端に取り付けられたフットレスト112を有する。後部支柱107は、連結部113によって連結された上部材107aと下部材107bとを含む。この上部材107aは後方R1に折り曲げられる。上部材107aは、その上端部で曲折され、その端部に介助者が把持するためのグリップ114を有する。サイドフレーム101、102の後部支柱107は、変形可能な背もたれよって連結され、サイドフレーム101、102を横方向(幅方向)に折り畳み可能にする。
X形リンク装置125A、125Bは、座席部120の下方であってサイドフレーム101、102の間に配置される。各X形リンク装置125A、125Bは、互いに交差するリンク126、127を備える。リンク126、127は、枢ピン141を用いて交差部で回転可能に連結する。リンク126、127の各下端は、それぞれサイドフレーム101、102の下部連結部材109に回動自在に取り付けられる。前後のリンク126の上端及び前後のリンク127の上端は、それぞれ連結バー128によって長手方向に連結する。連結バー128は、長手方向互いに隔てた受け部129A、129Bを有する。
リンク126、127を枢ピン141を支点に横方向に開くと、左右の連結バー128がそれぞれサイドフレーム101、102の上部連結部材108に沿って停止し、着座可能な状態に保持される。リンク126、127を横方向に閉じると、左右の連結バー128が上方に持ち上げられ、両サイドフレーム101、102を横方向に閉じる。
座席部120は、その左右両側に配置される側縁バー121を含む。座席部120は、左右の側縁バー121の間に掛け渡される変形可能な座席シート122とを含む。座席部120は、側縁バー121及び連結バー128の受け部129A、129Bに回転可能に取り付けられた短リンク123及び長リンク124を含む。側縁バー121、連結バー128、短リンク123及び長リンク124は、四節リンクを構成する。この四節リンクは変形して座席部120を上昇させると共に前方F1へ変位させる。
側縁バー121は、受け部129A、129Bの上に載る。側縁バー121は、長リンク124と面接触可能な断面矩形を有する。この面接触は、円形の点接触と比較して、長リンクの124の安定した昇降を許容する。
短リンク123及び長リンク124は、図10(A)に示すように、L形を有する。短リンク123及び長リンク124は、基部123a、124aと、基部123a、124aから真直ぐに延びるアーム部123b、124bを含む。アーム部123b、124bは、基部123a、124aよりも細い。基部123a、124aは、受け部129A、129Bとボルトで連結するための連結孔123c、124cを有する。アーム部123b、124bは側縁バー121とボルトで連結するための連結孔123d、124dを有する。連結孔123c、124cは、連結孔123d、124dから、例えば、15mmの長さL1で横方向に離す。短リンク123及び長リンク124は、アーム部124bがアーム部123bよりも長い点で異なる。
座席保持部130は、長手方向に所定の間隔で配置されたウイング132A、132Bを含む。ウイング132A、132Bの変形ともなって展開した座席シート122はV形に折り畳まれる。ウイング132Aは、図9を参照して、連結ピン131を用いて相対回転可能に連結したステー133A、134Aを含む。ウイング132Bは、連結ピン131を用いて相対回転可能に連結したクランク状のステー133B、134Bを含む。座席保持部130は、ウイング132A、132Bを連結する連結プレート135を含む。すなわち、ステー133A、134A、133B、134Bは、それぞれ連結プレート135に溶接によって固定される。ステー133A、134A、133B、134Bは連結プレート135に対して、例えば、54°の角度A2に設定する。この角度は、利用者が車椅子に座った場合に、その臀部及び座席シート122からウイング132A、132Bを離す。
図8を参照して、連結プレート135は、短リンク123及び長リンク124と共に側縁バー121にボルト136及びナット137を用いて固定される。このナット137は、ネジロック材、緩み止めナット等の緩み止め手段を有する。このボルト136及びナット137の締め付けを調整することにより、短リンク123及び長リンク124をガタつかせずに滑らかに回動する。調整したナット137は緩み止め手段によって保たれる。
側縁バー121と連結プレート135とは互いに対向して配置され、その間に長手方向に延びるスペースS1を有する。このスペースS1は座席シート122の原位置で長リンク124を収容する。座席シート122が上昇すると、長リンク124はスペースS1から外へ出て上昇する。座席シート122が下降すると、長リンク124はスペースS1に収容される。このスペースS1は短リンク123の先端を収容する(図7(A)参照)。
図5を参照して、リフトユニット140は、前後のX形リンク装置125A、125Bに掛け渡された保持部材142を含む。保持部材142は、前のX形リンク装置125Aに枢ピン141を用いて固定された前板142aを含む。保持部材142は、後のX形リンク装置125Bに枢ピン141を用いて固定された後板142bを含む。保持部材142は、前及び後板142a、142bの間に延びる底板142cを含む。前板142aと底板142cとの角は面取りされる。前板142aの下端を折り曲げて斜板142dを形成し、この斜板142dの先端を底板142cの前端に接続する。
リフトユニット140は、保持部材142の底板142cにピン143cを用いて結合され、長手方向に揺動可能に保持される電動のアクチュエータ143を含む。アクチュエータ143は、ロッド143aと(図6参照)、ロッド143aを摺動可能に保持するシリンダ143dと、ロッド143aをシリンダ143dから前進、後退させるモータを含む。アクチュエータ143は、ロッド143aの上部を覆う基体145を含む。基体145はピン結合によってロッド143aに揺動可能に取り付けられる。基体145の前側及び後側は、連結ピン131を用いて二組のウイング132A、132Bと取り付ける。図5に示すように、縮状態のアクチュエータ143は、座席シート122を上部連結部材108と略同じ高さの位置へと降下する。図6に示すように、伸状態のアクチュエータ143は、座席シート122の後部を肘掛けアーム110と同程度の高さの位置へと上昇し、座席シート122を前方F1にやや傾斜させる。
リフトユニット140は、ロッド143aの周りを覆う伸縮自在の保護カバー144を含む。保護カバー144は、シリンダ143dと基体145とに取り付けられる。図12を参照して、保護カバー144は、基体145にネジで固定される取付具144aを含む。保護カバー144は、シリンダ143dに結束材で固定される取付具144bを含む。保護カバー144は、取付具144a、144bの間に固定された中空のベローズ144cを含む。このベローズ144cは、円形の内周144c1及び外周144c2を有する。
図12(A)を参照して、取付具144aは、基体145を挿入するための断面矩形の側壁144a1を含む。取付具144aは、側壁144a1と一体の底壁144a2を含む。側壁144a1は、中心O2を有した断面矩形の開口144a3を画成する。側壁144a1は、ネジ用の4つの孔144a5を有する。底壁144a2は、ベローズ144cの外周144c2と直径において一致する円形部と、側壁144a1の角に対応して前記円形部から突出する4つの角部を有する。底壁144a2は、中心O3について長くしたロッド孔144a4を有する。
図12(C)を参照して、取付具144bは、シリンダ143dを挿入するための断面矩形の側壁144b1を含む。取付具144bは、側壁144b1と一体の底壁144b2を含む。側壁144b1は、中心O4を有した断面矩形の開口144b3を有する。底壁144b2は、ベローズ144cの外周144c2と直径において一致する円形部と、側壁144b1の角に対応して前記円形部から突出する2つの角部を有する。底壁144b2は、中心O5について円形のロッド孔144b4を有する。
保護カバー144は、基体145及びシリンダ143dに対して後方R1に偏心して位置決めされる。図12(A)を参照して、中心O1及び中心O3は中心O2から一方向に変位する。中心O1は中心O2と中心O3との間に位置決めされる。つまり、ベローズ144cの上端及びロッド143aは基体145に対して後方F1に偏心して位置決めされる。ベローズ144cの上端は、ロッド143aの前方F1に偏心して位置決めされる。
図12(C)を参照して、中心O4及び中心O5は一致する。中心O1は中心O4、O5から変位する。中心O3と中心O5は、ロッド143aの軸線上にある。つまり、ロッド143aはシリンダ143dにセンタリングされる。ベローズ144cの下端は、シリンダ143d及びロッド143aに対して後方R1へ偏心して位置決めされる。したがって、取付具144b、144cを基体45及びシリンダ143dに取り付けると、ベローズ144cは基体45及びシリンダ143dに対して後方R1に偏心して位置決めされる。
図6を参照して、アクチュエータ143は、モータの作動によって、ロッド143aがシリンダ143d内を往復運動することで、アクチュエータ143の全長を伸縮する。ロッド143aのストロークが110mmに達すると、アクチュエータ143は内蔵したリミットスイッチによって停止する。このとき、座席シート122は、11°の傾斜角、50mmの座面高さ、56mmのせり出し長さを有する。ロッド143aの前進にともなってベローズ143cが伸展し、アクチュエータ143が前方F1へ傾いたとき、ベローズ44cは前のX形リンク装置125A及びその枢ピン141に当たらない。
ここで、図10(B)、図11を参照して、側板117は座席シート122の側縁に対して位置決めされる。長くした側板117は、座席シート122へ向かってへ突出する第1の補強リブ117a、第2の補強リブ117bを有する。第1の補強リブ117aは、長手方向へ延びて、側板117の上縁に沿って長手方向に対して斜めに湾曲する。第2の補強リブ117bは第1の補強リブ117aから隔てて配置される。第2の補強リブ117bは、長手方向に対して斜めに延びて、長手方向へ曲がる。第2の補強リブ117bは長手方向に延びて第1の補強リブ117aに近づく。側板117は、裏側において、第1の補強リブ117aと第2の補強リブ117bと間の中央部に凹所117cを有する。この凹所117cと座席シート122の側縁とは、その間に隙間を有する。側板117は、裏側において凹所117cに接着された緩衝材118を有する。
緩衝材118は、その表面が上昇又は下降する座席シート122の側縁と接触するように凹所117cに位置決めされる。緩衝材118は、柔軟な材料、例えば、ポリエチレンフォーム、高密度マイクロセルウレタンフォーム又はゴムスポンジを使用する。緩衝材118の表面は、小さな摩擦係数を有し、座席シート122の側縁と強く摺動しても、摩擦抵抗の下、座席シート122の上昇又は下降速度を維持する。緩衝材118の上外周118aは、第1の補強リブ117aに合わせて形成される。上外周118aは、長手方向に延びて、長手方向に対して斜めに湾曲する。緩衝材118の下外周118bは第2の補強リブ117bに合わせて形成される。下外周118bは、長手方向に対して斜めに延びて、長手方向へ曲がる。下外周118bは長手方向に延びて上外周118aと交わる。緩衝材118の厚さは、第1及び第2の補強リブ117a、117bの高さと一致する。緩衝材118は、例えば、5〜10mmの厚さを有する。
緩衝材118は、第1及び第2の補強リブ117a、117bの間に充填されるので、凹所117cと座席シート122との間の隙間を除去する。緩衝材118は座席シート122の上昇又は下降の間に座席シート122の側縁と摺動する。この作用は緩衝材118と座席シート122の側縁との間に衣服等の異物の侵入を防止し、装置の作動の不具合や故障を防止する。
利用者の手が柔軟な緩衝材118に触れた場合、利用者はソフトタッチと感じる。この結果は、アルミニウム又はプラスチック製の側板と比較して、利用者に安心感を与え、また、冷たいイメージを無くする。
図13、図14(A)、(B)、図15を参照して、車椅子100Aは、側縁バー121に掛けられたリンクカバー161を有する。リンクカバー161は、連結バー128及び短リンク123の前端から中央部、並びに、短リンク123の全体を覆う。リンクカバー161は、正面側板161aと、正面側板161aから斜めに延びる斜板161bを含む。リンクカバー161は、正面側板161aと垂直に斜板161bから延びる上板161cを含む。リンクカバー161は、正面側板161aから垂直に延びる左側板161dを含む。リンクカバー161の下面、背面、右側面は開いている。側板161a、161dの角161a1、161d1は、利用者の保護の観点から面取りされている。上板161cは、3つの取付孔161c1を有する。
このリンクカバー161の組み付け方法を説明する。上板161cを車椅子100Aの前から側縁バー121と座席シート122との間に挿入する。側板161dが側縁バー121の先端に当たるまでリンクカバー161を後方へ押す。ネジを座席シート122に貫通させ、3つの取付孔161cに通して側縁バー121に留める。これにより、リンクカバー161を座席シート122に留める。
したがって、リンクカバー161はリンク機構への異物の侵入を防止する。この作用は座席シート122の下降の間に異物を原因とする車椅子100Aの不具合を防止する。なお、右側(R2側)のリンクカバー161に加えて、リンクカバーを左側(L2側)に取り付けてもよい。このリンクカバーの形状は、リンクカバー161の形状に対して左右対称である。
次に、上記構成の車椅子の動作について説明する。
図5に示すように、ロッド143aをシリンダ143dの中に後退させてアクチュエータ143を縮めると、座席シート122は原位置まで下降する。この間、短アーム123は回転して側縁バー121と平行になる。長アーム124は回転して側縁バー121と連結プレート135との間のスペースS1に収容され、側縁バー121と平行になる。利用者が座席シート122に座っている間、長アーム124は側縁バー121と連結プレート135との間で支持されてぐらつかない。この作用は、座席シート122を撓ませずに維持し、利用者の座り疲れを防止する。
次に、座席部120を上昇させる。図6に示すように、アクチュエータ143を作動させてロッド143aをシリンダ143dから前進させると、基体145はウイング132A、132Bを用いて座席シート122を持ち上げる。この間、短アーム123は受け部129Aを支点に回転して立ち上がる。長アーム124は、受け部129Bを支点に回転し、スペースS1から立ち上がる。短アーム123及び長アーム124は側縁バー121及び座席シート122を上昇させ、前方F1へ変位させる。長アーム124は短アーム123より長いので、座席シート122を前側より後側を高くするように傾斜させる。また、シリンダ143d及びロッド143aは、座席シート122の前方F1への変位に従って前方F1に前傾する。ここで、ロッド143aの前進により、ベローズ144cは伸展する。伸展したベローズ144cは、前のX形リンク装置125A、特に枢ピン141と接触しない。
このように座席シート122が上昇し前傾して前方F1に変位すると、利用者がその体重の一部を車椅子に預けることが可能になる。
図7(B)を参照して、この車椅子100Aを折り畳む際は、サイドフレーム101、102を内側へ閉じて、座席部120を折り畳む。この動作はX形リンク装置125A、125Bを変形させて縦方向に閉じ、側縁バー121と共に連結バー128を上方へ変位させる。ウイング132A、132Bは変形して縦方向に閉じて、座席シート122を折り畳む。
以上の実施形態によれば、ベローズ144cはシリンダ143d及び基体145に対して後方R1へ偏心して位置決めした。この位置決めは、伸展したベローズ144cを前のX形リンク装置125A及び枢ピン141に接触させない。
長リンク124は側縁バー121と連結プレート135との間のスペースS1に収容される。この構造によれば、座席シート122が原位置にある間、側縁バー121及び連結プレーと135は長リンク124をぐらつかせず、しっかり支持する。この作用は座席シート122を撓ませずに維持し、利用者の座り疲れを防止する。
緩衝材118は側板117と座席シート122との間の隙間を除去し、座席シート122の上昇又は下降時の間に座席シート122の側縁と摺動する。この作用は緩衝材118と座席シート122の側縁との間に衣服等の異物の侵入を防止し、装置の作動の不具合を防止する。また、利用者の手が柔軟な緩衝材118に触れた場合、利用者はソフトタッチと感じる。この結果は、アルミニウム又はプラスチック製の側板と比較して、利用者に安心感を与え、また、冷たいイメージを無くする。
リンクカバー161はリンク機構への異物の侵入を防止する。この作用は座席シート122の下降の間に異物を原因とする車椅子100Aの不具合を防止する。
以上の実施形態は、請求の範囲の発明の他に以下の特徴を有する。
第1の特徴に係わる車椅子(100A)は、上昇可能であり且つ折り畳み可能な座席(122)を含む。車椅子は、アクチュエータ(143)に支持されて座席(122)を上昇する共に前記座席を折り畳むように変形可能な第1のリンク機構(132A、132B、135)を含む。車椅子は、前記座席を上昇するように変形可能な第2のリンク機構(121、123、124、128)を含む。前記第2のリンク機構は、第1のリンク機構とスペースを介して連結すると共に前記座席を載せた第1のリンク(121)を含む。第2のリンク機構は、第1のリンク(121)に回転可能に連結し、前記第1のリンクと第2のリンク機構との間に位置決めされた第2のリンク(124)を含む。
第2の特徴に係わる車椅子(100A)は、上昇可能な座席(121)を含む。車椅子(100A)は、前記座席の外縁に位置決めされた肘掛けアーム(110)を含む。前記肘掛けアームは、前記座席外縁に沿って延びる仕切板(117)を含む。前記肘掛けアームは、上昇する前記座席と前記仕切板との間に充填された緩衝材(118)を含む。
第3の特徴に係わる車椅子(100A)は、上昇可能な座席(121)を含む。車椅子は、前記座席を上昇するように変形可能なリンク機構(122、123、124)を含む。車椅子は、前記リンク機構を覆うカバー(161)を含む。
本発明のリフトユニットは、医療及び福祉の分野で、下肢の不自由な人の移動のために利用される車椅子に適用される。
第1の実施形態に係わる車椅子の側面図であり、F1は前方、R1は後方を示す 。 図1に示す車椅子の側面図であり、座席部が上昇しており、F1は前方、R1は後方を示す。 図1に示す車椅子の背面図であり、L2は左方、R2は右方を示す。 図1に示す車椅子の背面図であり、座席部が折り畳まれており、L2は左方、R2は右方を示す。 第2の実施形態に係わる車椅子の側面図であり、F1は前方、R1は後方を示す。 図5に示す車椅子の側面図であり、座席部が上昇しており、F1は前方、R1は後方を示す。 (A)は図5に示す四節リンク機構の上面図であり、(B)は図5に示すA1−A1に沿った車椅子の部分背面断面図である。 図7(B)の中に示す部位B1の拡大断面図である。 (A)は図5に示すウイング及び連結プレートの平面図であり、(B)はウイング及び連結プレート側面図であり、(C)はウイング及び連結プレートの部分正面図である。 (A)は図7(A)に示す短リンク及び長リンクの平面図であり、(B)は図5に示す側板に取り付ける緩衝材の平面図である。 図10(B)に示す緩衝材が固定された側板を取り付けた肘掛けアームの外観図である。 (A)は図1に示す保護カバーの上面図であり、(B)は保護カバーの縦断面図であり、(C)は保護カバーの下面図である。 リンクカバーを取り付けた座席部の外観図である。 (A)は図13に示すリンクカバーの斜視図であり、(B)はリンクカバーの裏側の斜視図である。 (A)はリンクカバーの正面図であり、(B)はリンクカバーの上面図であり、(C)はリンクカバーの左側面図であり、(D)はリンクカバーの右側面図である。
符号の説明
1、2、101、102 サイドフレーム
20、120 座席部
21、121 側縁バー
22、122 座席シート
25A、25B、125A、125B X形リンク装置
30、130 座席保持部
32A、32B、132A、132B ウイング
33、34、133A、133B、134A、134B ステー
40、140 リフトユニット
41、141 枢ピン
42、142 保持部材
43、143 アクチュエータ
45、145 基体
117 側板
118 緩衝材
123 短リンク
124 長リンク
128 連結バー
135 連結プレート
144 保護カバー
161 リンクカバー

Claims (4)

  1. 変形可能な座席を上昇するように作動可能なアクチュエータと、
    前記座席を変形するように変形可能な第1のリンク機構に前記アクチュエータを固定する保持部材と、
    前記保持部材は車椅子を移動するように回転可能な車輪の外周の内側に位置決めされた、車椅子のリフトユニット。
  2. 前記保持部材は面取りされた角を有する、請求項1に記載の車椅子のリフトユニット。
  3. 座席を上昇するように作動可能なアクチュエータを含み、
    前記アクチュエータに対して偏心して位置決めされたカバーを含む、車椅子のリフトユニット。
  4. 前記アクチュエータは、
    前記カバーを取り付けたシリンダと、
    前記カバーによって囲まれると共に前記シリンダから前進可能なロッドと、
    前記カバーを取り付けると共に前記ロッドに揺動可能に取り付けられて前記座席を支持する基体を含み、
    前記カバーは前記シリンダ及び前記基体の少なくとも一方に対して偏心して位置決めされた、請求項3に記載の車椅子のリフトユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102366339A (zh) * 2011-11-02 2012-03-07 上海电机学院 一种旋转升降式轮椅

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