JP3865725B2 - 歩行補助車 - Google Patents

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本発明は老人等の下肢が弱っている者の歩行補助に用いられる歩行補助車に関し、より詳しくはショッピングカートとしての収納能力に富み、また、着座可能であり、しかも折り畳み可能な歩行補助車に関する。
本件出願人は実用新案登録第2603021号において着座可能であると共に収納能力に富み、しかも折り畳み可能な歩行補助車を提案している。この歩行補助車は主フレームと、主フレームの軸方向に摺動する筒状部材と、筒状部材にそれぞれ回動可能に連結されている前脚部材、後脚部材及び座面部材と、座面部材の回動に伴い上下に伸縮する収納袋とから成るものである。
実用新案文献1
実用新案登録第2603021号公報
上述の実用新案登録第2603021号は収納袋の収納能力も高く、また着座可能であり、しかも折り畳み可能なものであり、使い勝手に富む有用な考案である。ただ、折り畳んだ状態から展開した状態へ、あるいは展開した状態から折り畳んだ状態への移行がしづらいものであった。
そこで本発明は折り畳んだ状態から展開した状態へ、あるいは展開した状態から折り畳んだ状態への移行がしやすく、しかも展開した状態を維持するためのロック機構をも有する歩行補助車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、主フレームと、主フレームの軸方向に摺動する筒状部材と、筒状部材にそれぞれ回動可能に連結されている前脚部材、後脚部材及び座面部材と、座面部材の回動に伴い上下に伸縮する袋体とから成る折り畳み可能な歩行補助車において、筒状部材に回動可能に操作部材を連結すると共に操作部材と主フレーム下部とをリンクで連結し、もって操作部材を下方へ回動させるとリンクが主フレームを下方へ押し下げ歩行補助車を折畳んだ状態へ移行させ、逆に歩行補助車が折り畳まれた状態において操作部材を上方へ回動させるとリンクが主フレームを上方へ引き上げ展開した状態へ移行させるによう構成した。
以下、かように構成される本発明が如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら述べる。
図1は本発明に係る歩行補助車を展開した状態での斜視図であり、図2は本発明に係る歩行補助車を折り畳んだ状態での斜視図であり、図4は筒状部材付近の要部拡大図であり、図5は図4において筒状部材と操作部材及びリンクとの関係を示したA矢視図である。
本発明に係る歩行補助車において、操作部材6は筒状部材2と回動可能に設けられている。また、操作部材6と主フレーム1の下部はリンク7で連結されており、しかも筒状部材2は主フレーム2に対し軸方向に摺動可能なものである。
よって、図1に示す展開状態から図2に示す折り畳んだ状態への移行は、操作部材6を下方へ回動させることで可能となるのである。つまり、操作部材6を下方へ回動させると、操作部材6がリンク7を介して主フレーム1を軸方向へ押し下げる。しかも前脚部材3及び後脚部材4はそれぞれ筒状部材2に回動可能に設けられていることから、リンク9及びリンク10を介して歩行補助車を展開状態から折り畳んだ状態へと移行させることができるのである。
逆に図2に示すように歩行補助車を折り畳んだ状態において、下方に回動された位置にある操作部材6を上方に回動させると展開した状態に移行させることができる。なぜなら、操作部材6を上方に回動させると主フレーム1はリンク7により軸方向に上方へ引き上げられ、リンク9及びリンク10を介して前脚部材3及び後脚部材4は展開するからである。
かように本発明によれば折り畳んだ状態から展開した状態へ、あるいは展開した状態から折り畳んだ状態への移行が容易に行えるのである。
又本発明に係る歩行補助車においては、操作部材と筒状部材との間に引張りバネを介在させ、該引き張りバネの引き張り作用により操作部材の回動動作を制御し、もって歩行補助車の展開状態及び折畳み状態を保持するようにしてある。この保持作用等を示すものが図4及び図5である。
図5に示すように操作部材6を下方へ回動させた状態(歩行補助車を折り畳んだ状態)では引張バネ8は引き伸ばされている。係る状態から操作部材6を上方へ回動させると(歩行補助車を展開した状態に移行させると)、引張バネ8は伸張した後収縮する。引張バネ8の引張り力によりリンク7は引張バネ8の基点8aの前方(図5においては左側)に移動し、つまりは引張りバネ8の引き張り作用により操作部材6の下方への回動動作が制御され、歩行補助車の展開した状態をロックするのである。逆に言えば操作部材6を下方へ回動させた状態(歩行補助者を折畳んだ状態)においても引張りバネ8の引き張り力により、つまり操作部材6を上方へ回動させるためには引き張りばね8を伸ばす力が必要であることから、操作部材6の回動動作が制御され、もって歩行補助車の折畳み状体が保持されるのである。
かようにして本発明では歩行補助車の展開した状態をロックすることが可能となるのである。
本発明は以上のように構成されていることから、折り畳んだ状態から展開した状態へ、あるいは展開した状態から折り畳んだ状態への移行がしやすく、しかも展開した状態を維持するためのロック機構をも有する歩行補助車を提供することが可能となるのである。
以下、好ましい発明の実施形態につき図面を参照しながら述べる。
図3は本発明の骨組みを示す斜視図である。略コ字状の主フレーム1には一対の筒状部材2が、筒状部材2内に主フレーム1を緩挿する形態で、摺動するように設けられている。また、主フレーム1の下端はリンク9と回動可能に連結されている。リンク9は略コ字状のリンク10と回動可能に連結されている。更にリンク9は後脚部材4と、リンク10は前脚部材3とそれぞれ回動可能に連結されている。
略直線形状の後脚部材4は一対設けられており、その下端には後輪4aを上端には肘掛部4bを装備するものである。一対の後脚部材4・4にわたり補強部材11が設けられている。
屈曲した形状の前脚部材3は一対設けられており、その下端には前輪3aを装備するものである。一対の前脚部材3・3にわたり補強部材12が設けられている。
筒状部材2には前脚部材3、後脚部材4、座面部材5、操作部材6及び袋体支持部材13がそれぞれ回動可能に取り付けられている。ここに略コ字状を呈する座面部材5、略コ字状を呈する操作部材6及び略コ字状を呈する袋体支持部材13は、それぞれ一対の筒状部材2・2にわたり回動可能に設けられている。また筒状部材2・2にわたり背凭れ支持部材14が設けられている。
より詳しくは、図4に示すように支持凸部2aに前脚部材3、座面部材5及び後脚部材4が回動可能に設けられており、支持凸部2bに操作部材6が回動可能に設けられており、支持凸部2cに袋体支持部材13が回動可能に設けられている。また、図5に示すように操作部材6と支持凸部2aとにわたり引張バネ8が設けてある。
操作部材6の両側部には一対のリンク7が連結されており、各リンク7の下端は主フレーム1の両側部下端付近と連結されている。
座面部材5にはシートが被せられており、該シート内に板材等の補強板を装入することで図1に示すような着座可能な座席部15が形成される。
また、座席部15と隣接して背凭れ部16が設けてある。この背凭れ部16は背凭れ支持部材14で支持されるものである。
荷物を収納する袋体17は進行逆方向側で袋体支持部材13に掛止される形状で支持されている。また、進行方向側では図示されていないが前脚部材3に鋲着等の方法で支持されている。更には、袋体17内に荷物を収納した際にはリンク10が荷重を支える働きをなす。
座面部材5が筒状部材2に回動可能に設けられているが故に、座席部15は起倒自在となる。袋体17内への荷物の収納は座席部15を起こして収納するか、或は進行逆方向側に設けた蓋体18を持ち上げて収納するものである。
また、袋体17の上縁部17aは図6に示すように座席部15に取り付けることで座席部15の起倒に応じて伸縮する形状に設けてある。
本発明に係る歩行補助車を展開した状態での斜視図。 本発明に係る歩行補助車を折り畳んだ状態での斜視図。 本発明の骨組みを示す斜視図。 筒状部材付近の要部拡大図。 図4において筒状部材と操作部材及びリンクとの関係を示したA矢視図。 座席部を起こした状態の斜視図。
符号の説明
1・・主フレーム 2・・筒状部材
3・・前脚部材 4・・後脚部材
5・・座面部材 6・・操作部材
7・・リンク 8.・引張バネ
17・・袋体

Claims (1)

  1. 主フレームと、主フレームの軸方向に摺動する筒状部材と、筒状部材にそれぞれ回動可能に連結されている前脚部材、後脚部材及び座面部材と、座面部材の回動に伴い上下に伸縮する袋体とから成る折り畳み可能な歩行補助車において、筒状部材2に回動可能に操作部材6を連結すると共に操作部材6と主フレーム1下部とをリンク7で連結し、もって操作部材6を下方へ回動させるとリンク7が主フレーム1を下方へ押し下げ歩行補助車を折畳んだ状態へ移行させ、逆に歩行補助車が折り畳まれた状態において操作部材6を上方へ回動させるとリンク7が主フレーム1を上方へ引き上げ展開した状態へ移行させるようにしたこと、操作部材6と筒状部材2との間に引張りバネ8を介在させ、該引き張りバネ8の引き張り作用により操作部材6の回動動作を制御し、もって歩行補助車の展開状態及び折畳み状態を保持するようにしたことを特徴とする歩行補助車。
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