JP2007330068A - 遮断器制御回路 - Google Patents

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輝 内林
Takanori Azuma
孝紀 東
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Abstract

【課題】遮断器引き外しコイル断線検出回路に使用されるリレーは、常時励磁されるため、必要時に励磁される場合に比べて、寿命が短くなる課題があった。
【解決手段】遮断器制御回路として、遮断器1の引き外しコイル10、遮断器の補助接点11a、電流動作タイプの遮断器引き外しコイル断線検出リレーのコイル20、及び事故検出時に通電する遮断器開放指令の接点31が直列に接続された遮断器引き外し回路と、遮断器引き外しコイル断線検出リレーコイル20の通電時に開路する接点20a、遮断器開放指令の動作接点32、遮断器の補助接点12a、及び設定された時間の通電継続により上流遮断器2へ開放指令を出力するタイマリレー40が直列に接続された遮断器不動作検出回路とで構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、遮断器制御回路に関し、特に遮断器引き外し指令が与えられたにも関わらず、遮断器が不動作の場合に、系統の上流側遮断器を開放し、事故点を系統から切り離して事故継続を防止する制御回路に関するものである。
従来、遮断器引き外しコイルの断線検出は、電源端子と遮断器引き外しコイルとの間に常時励磁状態となる電圧動作タイプの補助リレー(断線検出リレー)を設け、遮断器閉路時に遮断器引き外しコイルの断線が生じると、上記補助リレーが非励磁状態となることにより、動作確認用タイマリレーが動作するようにし、この動作確認用タイマリレーの一定時限後に遮断器引き外しコイルに断線が生じたことを報知する制御回路で構成していた。またこの制御回路は遮断器引き外しコイルの断線検出を確認後、系統の上流側遮断器に引き外し指令を送る構成にもなっている。(特許文献1参照)
また他の遮断器引き外しコイルの断線検出回路は、電源端子と遮断器引き外しコイルとの間に、所定時間毎に閉じるタイマ接点とこのタイマ接点が閉じる毎に励磁状態となる電圧動作タイプの補助リレー(断線検出リレー)を設け、上記タイマ接点が閉じている間に遮断器閉路時に遮断器引き外しコイルの断線が生じると、上記補助リレーが非励磁状態となることにより、動作確認用タイマリレーが動作するようにし、この動作確認用タイマリレーの一定時限後に遮断器引き外しコイルに断線が生じたことを報知するように構成していた。このように構成することにより、補助リレーが常時通電励磁されないようにし、補助リレーの長寿命化を図っていた。(特許文献2参照)
特開平7−322468号公報 特開2000−115985号公報
特許文献1に記載された従来技術の場合、遮断器引き外しコイル断線検出回路に使用される補助リレー(断線検出リレー)は、常時、励磁されるため、必要時に励磁される場合に比べて、寿命が短くなる可能性が大きい。また、遮断器引き外しコイルの断線を検出する補助リレーのコイル部で短絡故障が発生した場合は遮断器引き外しコイルが励磁され、遮断器が誤って開放される問題がある。
また特許文献2に記載された従来技術の場合、タイマ接点が閉じている間にしか遮断器引き外しコイルの断線を検出することが出来ず、常時の断線検出ができないため、遮断器引き外しコイルの断線検出が遅れて事故が長時間継続する可能性が生じるという問題がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、遮断器引き外しコイルの断線を検出する補助リレー(断線検出用リレー)のコイルが常時励磁されることなく断線検出が常時可能で、また遮断器引き外しコイルの断線検出用リレーのコイル部での短絡故障による遮断器誤開放も防止することができる遮断器制御回路を提供することを目的とする。
この発明に係る遮断器制御回路は、遮断器の引き外しコイルと、前記遮断器の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点と、電流動作タイプの遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイルと、系統の事故検出時に閉じて前記遮断器の引き外しコイルに通電しようとする接点とが、正負電源端子間に直列に接続されてなる遮断器引き外し回路、及び前記遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの通電時に開路する遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点と、系統の事故検出時に閉じて通電する接点と、前記遮断器の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点と、設定された時間の通電継続により上流遮断器へ開放指令を出力するタイマリレーとが、前記正負電源端子間に直列に接続されてなる遮断器不動作検出回路を備えてなるものである。
この発明によれば、電流動作タイプの遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイルが、常時励磁されることはなく、常時励磁の時に比べて、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイルを延命することができる。また遮断器引き外しコイル断線検出リレーのコイルでの短絡故障により遮断器が誤開放されることはない。また回路構成を簡単に構築できるため、遮断器不動作時の故障除去を短時間で実施できる。
実施の形態1
この発明の実施の形態1における遮断器制御回路の構成を図1について説明する。
図1は遮断器1が上流系統に接続された遮断器2を介して接続されている受配電系統に
この発明を適用した場合の図である。
以下、図1における遮断器制御回路について説明する。遮断器1の引き外しコイル10は通電励磁されると、遮断器1の主回路を開くもので、通常トリップコイルと称されるものである。遮断器1はその主回路の開閉に連動して開閉する補助接点11a、12aを有し、この補助接点11a、12aは遮断器1の主回路が開の時に開き、主回路が閉の時に閉じる。遮断器引き外しコイル10の断線を検出するための引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20は電流動作タイプの補助リレーコイルで、その引き外しコイル断線検出用リレーコイル20の通電時に開路する常閉接点20aを有する。遮断器開放指令接点31、32は系統の事故検出時に閉じて遮断器1の引き外しコイル10を通電するものである。タイマリレー40は設定された時間の通電継続により、その接点40aが閉じて上流遮断器2へ開放指令を出力するものである。
そして、正負電源端子P1、N1間に、遮断器1の引き外しコイル10と、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点11aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20と、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点31とが直列に接続されて遮断器引き外し回路が構成される。また上記正負電源端子P1、N1間に、上流遮断器2へ開放指令を出力するタイマリレー40と、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点12aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20aと、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点32とが直列に接続されて遮断器不動作検出回路が構成される。
次に図1における遮断器制御回路の動作について説明する。
まず、遮断器1の下流側回路に事故が発生し、それを検出して過電流継電器(図示せず)などが作動した場合に、過電流継電器は遮断器1に対して開放指令を出す。この開放指令は、制御回路の開放指令接点31、32を閉じることで行われる。
遮断器引き外しコイル10に断線がない場合は、制御回路の遮断器引き外し回路では、正電源端子P1から遮断器開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10を通じて負電源端子N1に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10が通電される。こうして遮断器1の引き外しコイル10が通電され、コイルが励磁されることにより遮断器1の主回路を開き、系統の下流側の事故を受配電系統から除去する。
その際、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20が通電され、そのリレーの接点20aは開路する。またこの場合は遮断器1の補助接点12aも開路している為、遮断器開放指令接点32が閉じてもタイマリレー40は通電されず、上流遮断器2に引き外し指令を出力することはない。
一方、遮断器引き外しコイル10に断線がある場合は、制御回路の遮断器引き外し回路では、遮断器開放指令接点31が閉じたとしても、正電源端子P1から開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10、負電源端子N1に通じる回路に電流は流れず、遮断器1の引き外しコイル10は通電されない。したがって遮断器1の下流側回路に事故が発生していても、遮断器1の主回路を開路することは出来ず、事故が継続することになる。
しかしながら、遮断器引き外しコイル10に断線が生じている場合は、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20は励磁されず、断線検出用リレーの接点20aは閉路したままである。この場合、制御回路の遮断器不動作検出回路では、遮断器1の下流側回路に事故が発生し遮断器開放指令接点32が閉じると、正電源端子P1から開放指令接点32、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20a、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点12a、上流遮断器2へ開放指令を出力するタイマリレー40、負電源端子N1を通じてタイマリレー40が励磁される。タイマリレー40が設定された時間通電されると、そのリレー接点40aが閉じ、一定時限後に上流側遮断器2に対して引き外し指令を出力する。
タイマリレー40に設定される所定時限は、遮断器引き外しコイル断線検出用リレー20の動作時間+αを考慮すれば良く、遮断器1が不動作の場合にもほぼ瞬時に系統の上流側遮断器2を開放し、事故点を系統から切り離すことができる。
これにより、遮断器1に対し開放指令が与えられたにも関わらず、遮断器1の引き外しコイル10に断線などが生じていて遮断器1が不動作の場合に、系統の上流側遮断器2を開放し、事故点を系統から切り離し、事故継続を防止する回路を得ることができる。
なお、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20が短絡故障した場合でも、遮断器開放指令接点31が閉じられない限り、遮断器1の引き外しコイル10は通電励磁されないので、遮断器1が誤って開放されることはない。
またタイマリレー40に更に接点を付加して、タイマリレー動作時に、その信号を遠方監視制御の信号伝送等により監視所に送信して、遮断器引き外しコイル10の断線を監視員に報知するようにするにしてもよい。
この発明の実施の形態1によれば、電流動作タイプの遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20が、常時励磁されることはなく、常時励磁の時に比べて、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20を延命することができる。また遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20での短絡故障により遮断器1が誤開放されることはない。更に、回路も容易に構築できる。
実施の形態2
この発明の実施の形態2における遮断器制御回路の構成を図2について説明する。
図2は、発電機3の主回路に接続された遮断器1(発電機主回路遮断器)が変圧器4を介して上流系統の送電線に接続された遮断器2を有する発電機系統に、この発明を適用した場合の図である。
以下、図2における遮断器制御回路について説明する。遮断器制御回路が、遮断器引き外し回路と遮断器不動作検出回路で構成される点は、図1に記載した実施の形態1と同じである。
即ち、遮断器引き外し回路は、正負電源端子P1、N1間に、遮断器1の引き外しコイル10と、遮断器1の補助接点11aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20と、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点31とが直列に接続されて構成される。また遮断器不動作検出回路は、上記正負電源端子P1、N1間に、上流遮断器2へ開放信号を出力するタイマリレー40と、遮断器1の補助接点12aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20aと、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点32とが直列に接続されて構成される。
次に図2における遮断器制御回路の動作について説明する。
まず、発電機3に関連する事故が発生し、それを検出して過電流継電器(図示せず)などが作動した場合に、過電流継電器は遮断器1に対して開放指令を出す。この開放指令は、制御回路の開放指令接点31、32を閉じることで行われる。
遮断器引き外しコイル10に断線がない場合は、制御回路の遮断器引き外し回路では、正電源端子P1から遮断器開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10を通じて負電源端子N1に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10が通電される。こうして遮断器1の引き外しコイル10が通電され、コイルが励磁されることにより遮断器1の主回路を開き、発電機事故をそれに接続される発電機系統から除去する。
その際、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20が通電され、そのリレーの接点20aは開路する。またこの場合は遮断器1の補助接点12aも開路している為、遮断器開放指令接点32が閉じてもタイマリレー40は通電されず、上流遮断器2に引き外し指令を出力することはない。
一方、遮断器引き外しコイル10に断線がある場合は、制御回路の遮断器引き外し回路では、遮断器開放指令接点31が閉じたとしても、正電源端子P1から開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10、負電源端子N1に通じる回路に電流は流れず、遮断器1の引き外しコイル10は通電されない。したがって発電機3に事故が発生しても、遮断器1の主回路を開路することは出来ず、発電機3は系統に接続されたままとなり、系統から切り離すことができないことになる。
しかしながら、遮断器引き外しコイル10に断線が生じている場合は、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20は励磁されず、断線検出用リレーの接点20aは閉路したままである。この場合、制御回路の遮断器不動作検出回路では、発電機3に事故が発生し遮断器開放指令接点32が閉じると、正電源端子P1から開放指令接点32、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20a、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点12a、上流遮断器2へ開放指令を出力するタイマリレー40、負電源端子N1を通じてタイマリレー40が励磁される。タイマリレー40が設定された時間通電されると、そのリレー接点40aが閉じ、一定時限後に上流側遮断器2に対して引き外し指令を出力する。
これにより、遮断器1に対し開放指令が与えられたにも関わらず、遮断器1が不動作の場合に、系統の上流側遮断器2を開放し、事故点を系統から切り離し、事故継続を防止する回路を得ることができる。
実施の形態3
この発明の実施の形態3における遮断器制御回路の構成を図3について説明する。
図3は、図2の実施の形態2と同様に、発電機3の主回路に接続された遮断器1が変圧器4を介して上流系統に接続された遮断器2を有する発電機系統であるが、更に変圧器4の2次側に変圧器5および他の関連する遮断器6、例えば所内回路のインカミング遮断器を介して他の上流系統に接続された発電機系統を追加したものに、この発明を適用した場合の図である。
以下、図3における遮断器制御回路について説明する。遮断器制御回路が、遮断器引き外し回路と遮断器不動作検出回路で構成される点は、図2に記載の実施の形態2とほぼ同じである。
しかし、遮断器不動作検出回路は、正負電源端子P1、N1間に、上流遮断器2へ開放信号を出力するタイマリレー40と、遮断器1の補助接点12aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20aと、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点32とが直列に接続されて構成され、上記タイマリレー40は、上流系統に接続された遮断器2に開放指令を出力する接点40aと、上流系統に接続された遮断器6に開放指令を出力する接点40bの2つの接点を有している。
次に図3における遮断器制御回路の動作について説明する。
まず、発電機3に関連する事故が発生し、それを検出して過電流継電器(図示せず)などが作動した場合に、過電流継電器は遮断器1に対して開放指令を出す。この開放指令は、制御回路の開放指令接点31、32を閉じることで行われる。
遮断器引き外しコイル10に断線がない場合は、制御回路の遮断器引き外し回路では、正電源端子P1から遮断器開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10を通じて負電源端子N1に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10が通電される。こうして遮断器1の引き外しコイル10が通電され、コイルが励磁されることにより遮断器1の主回路を開き、発電機事故をそれに接続される発電機系統から除去する。
その際、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20が通電され、そのリレーの接点20aは開路する。またこの場合は遮断器1の補助接点12aも開路している為、遮断器開放指令接点32が閉じてもタイマリレー40は通電されず、上流遮断器2、6に対して引き外し指令を出力することはない。
一方、遮断器引き外しコイル10に断線がある場合は、制御回路の遮断器引き外し回路では、遮断器開放指令接点31が閉じたとしても、正電源端子P1から開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10、負電源端子N1に通じる回路に電流は流れず、遮断器1の引き外しコイル10は通電されない。したがって発電機3に事故が発生しても、遮断器1の主回路を開路することは出来ず、発電機3は系統に接続されたままとなり、系統から切り離すことができないことになる。
しかしながら、遮断器引き外しコイル10に断線が生じている場合は、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20は励磁されず、断線検出用リレーの接点20aは閉路したままである。この場合、制御回路の遮断器不動作検出回路では、発電機3に事故が発生し遮断器開放指令接点32が閉じると、正電源端子P1から開放指令接点32、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20a、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点12a、上流遮断器2、6へ開放指令を出力するタイマリレー40、負電源端子N1を通じてタイマリレー40が励磁される。タイマリレー40が設定された時間通電されると、そのリレー接点40aおよび40bが閉じ、一定時限後に上流側遮断器2に引き外し指令を、また他の関連する遮断器6に対して引き外し指令を出力する。
これにより、遮断器1に対し開放指令が与えられたにも関わらず、遮断器1が不動作の場合に、系統の上流側遮断器2および関連遮断器6を開放し、事故点を系統から切り離し、事故継続を防止する回路を得ることができる。
実施の形態4
この発明の実施の形態4における遮断器制御回路の構成を図4について説明する。
図4は遮断器1が上流系統に接続された遮断器2を介して接続されている受配電系統に
この発明を適用した場合の図である。
以下、図4における遮断器制御回路について説明する。遮断器制御回路が、遮断器引き外し回路と遮断器不動作検出回路で構成される点は、図1に記載の実施の形態1とほぼ同じであるが、遮断器1は引き外しコイル10a、10bを2個備えているため、遮断器引き外し回路が2重となっている点が異なる。そのため遮断器引き外しコイル断線検出用リレー20、21も2個必要となる。
即ち、第1の遮断器引き外し回路は、正負電源端子P1、N1間に、遮断器1の引き外しコイル10aと、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点11aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20と、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点31とが直列に接続されて構成される。また、第2の遮断器引き外し回路は、正負電源端子P1、N1間に、遮断器1の引き外しコイル10bと、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点13aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル21と、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点33とが直列に接続されて構成される。
更に、遮断器不動作検出回路は、正負電源端子P1、N1間に、上流遮断器2へ開放信号を出力するタイマリレー40と、遮断器1の補助接点12aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20a、21aと、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点32とが直列に接続されて構成される。
次に図4における遮断器制御回路の動作について説明する。
まず、遮断器1の下流側回路に事故が発生し、それを検出して過電流継電器(図示せず)などが作動した場合に、過電流継電器は遮断器1に対して開放指令を出す。この開放指令は、制御回路の開放指令接点31、32、33を閉じることで行われる。
遮断器引き外しコイル10a、10bの両方に断線がない場合は、制御回路の第1の遮断器引き外し回路では、正電源端子P1から遮断器開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10aを通じて負電源端子N1に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10aが通電される。同様に、第2の遮断器引き外し回路でも、正電源端子P1から遮断器開放指令接点33、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル21、遮断器1の補助接点13a、遮断器1の引き外しコイル10bを通じて負電源端子N1に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10bが通電される。
こうして遮断器1の引き外しコイル10a、10bの両方が通電され、コイルが励磁されることにより遮断器1の主回路を開き、系統の下流側の事故を受配電系統から除去する。
その際、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、21が通電され、そのリレーの接点20a、21aは開路する。またこの場合は遮断器1の補助接点12aも開路している為、遮断器開放指令接点32が閉じてもタイマリレー40は通電されず、上流遮断器2に引き外し指令を出力することはない。
一方、遮断器引き外しコイル10a、10bの両方に断線がある場合は、まず制御回路の第1の遮断器引き外し回路では、遮断器開放指令接点31が閉じたとしても、正電源端子P1から開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10a、負電源端子N1に通じる回路に電流は流れず、遮断器1の引き外しコイル10aは通電されない。また第2の遮断器引き外し回路では、遮断器開放指令接点33が閉じたとしても、正電源端子P1から開放指令接点33、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル21、遮断器1の遮断器の補助接点13a、遮断器1の引き外しコイル10b、負電源端子N1に通じる回路に電流は流れず、遮断器1の引き外しコイル10bは通電されない。
したがって遮断器1の下流側回路に事故が発生していても、遮断器1の主回路を開路することは出来ず、事故が継続することになる。
しかしながら、遮断器引き外しコイル10a、10bの両方に断線が生じている場合は、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20は励磁されず、断線検出用リレーの接点20aは閉路したままである。また、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル21も励磁されず、断線検出用リレーの接点21aは閉路したままである。この場合、制御回路の遮断器不動作検出回路では、遮断器1の下流側回路に事故が発生し遮断器開放指令接点32が閉じると、正電源端子P1から開放指令接点32、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20a、21a、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点12a、上流遮断器2へ開放指令を出力するタイマリレー40、負電源端子N1を通じてタイマリレー40が励磁される。タイマリレー40が設定された時間通電されると、そのリレー接点40aが閉じ、一定時限後に上流側遮断器2に対して引き外し指令を出力する。
これにより、遮断器1に対し開放指令が与えられたにも関わらず、遮断器1が不動作の場合に、系統の上流側遮断器2を開放し、事故点を系統から切り離し、事故継続を防止する回路を得ることができる。
なお、遮断器引き外しコイル10a、10bのどちらか一方の断線の場合は、制御回路の第1の遮断器引き外し回路または第2の遮断器引き外し回路のうち、遮断器引き外しコイル10に断線が起きていない遮断器引き外し回路に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10aまたは10bの一方が通電される。こうして遮断器1の引き外しコイル10a、10bのどちらかの引き外しコイルが励磁されることにより遮断器1の主回路を開き、系統の下流側の事故を受配電系統から除去する。
その際、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、21のどちらか一方が通電され、そのリレーの接点20aまたは21aのどちらかが開路する。またこの場合は遮断器1の補助接点12aも開路している為、遮断器開放指令接点32が閉じてもタイマリレー40は通電されず、上流遮断器2に引き外し指令を出力することはない。
実施の形態5
この発明の実施の形態5における遮断器制御回路の構成を図5について説明する。
図5は、発電機3の主回路に接続された遮断器1(発電機主回路遮断器)が変圧器4を介して上流系統の送電線に接続された遮断器2を有する発電機系統に、この発明を適用した場合の図である。
以下、図5における遮断器制御回路について説明する。遮断器制御回路が、2つの遮断器引き外し回路と遮断器不動作検出回路で構成される点は、図4に記載した実施の形態4と同じであるので、その説明は省略する。
次に図5における遮断器制御回路の動作について説明する。
まず、発電機3に関連する事故が発生し、それを検出して過電流継電器(図示せず)などが作動した場合に、過電流継電器は遮断器1に対して開放指令を出す。この開放指令は、制御回路の開放指令接点31、32、33を閉じることで行われる。
遮断器引き外しコイル10a、10bの両方に断線がない場合は、制御回路の第1の遮断器引き外し回路では、正電源端子P1から遮断器開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10aを通じて負電源端子N1に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10aが通電される。同様に、第2の遮断器引き外し回路でも、正電源端子P1から遮断器開放指令接点33、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル21、遮断器1の補助接点13a、遮断器1の引き外しコイル10bを通じて負電源端子N1に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10bが通電される。
こうして遮断器1の引き外しコイル10a、10bの両方が通電され、コイルが励磁されることにより遮断器1の主回路を開き、発電機事故を系統から除去する。
その際、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、21が通電され、そのリレーの接点20a、21aは開路する。またこの場合は遮断器1の補助接点12aも開路している為、遮断器開放指令接点32が閉じてもタイマリレー40は通電されず、上流遮断器2に引き外し指令を出力することはない。
一方、遮断器引き外しコイル10a、10bの両方に断線がある場合は、まず制御回路の第1の遮断器引き外し回路では、遮断器開放指令接点31が閉じたとしても、正電源端子P1から開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10a、負電源端子N1に通じる回路に電流は流れず、遮断器1の引き外しコイル10aは通電されない。また第2の遮断器引き外し回路では、遮断器開放指令接点33が閉じたとしても、正電源端子P1から開放指令接点33、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル21、遮断器1の遮断器の補助接点13a、遮断器1の引き外しコイル10b、負電源端子N1に通じる回路に電流は流れず、遮断器1の引き外しコイル10bは通電されない。
したがって遮断器1に接続された発電機に事故が発生していても、遮断器1の主回路を開路することは出来ず、事故が継続することになる。
しかしながら、遮断器引き外しコイル10a、10bの両方に断線が生じている場合は、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、21の両方とも励磁されず、断線検出用リレーの接点20a、21aは閉路したままである。この場合、制御回路の遮断器不動作検出回路では、遮断器1に接続された発電機3に事故が発生し遮断器開放指令接点32が閉じると、正電源端子P1から開放指令接点32、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20a、21a、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点12a、上流遮断器2へ開放指令を出力するタイマリレー40、負電源端子N1を通じてタイマリレー40が励磁される。タイマリレー40が設定された時間通電されると、そのリレー接点40aが閉じ、一定時限後に上流側遮断器2に対して引き外し指令を出力する。
これにより、遮断器1に対し開放指令が与えられたにも関わらず、遮断器1が不動作の場合に、系統の上流側遮断器2を開放し、事故点を系統から切り離し、事故継続を防止する回路を得ることができる。
なお、遮断器引き外しコイル10a、10bのどちらか一方の断線の場合は、制御回路の第1の遮断器引き外し回路または第2の遮断器引き外し回路のうち、遮断器引き外しコイル10に断線が起きていない遮断器引き外し回路に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10aまたは10bの一方が通電される。こうして遮断器1の引き外しコイル10a、10bのどちらかの引き外しコイルが励磁されることにより遮断器1の主回路を開き、発電機事故を系統から除去する。
その際、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、21のどちらか一方が通電され、そのリレーの接点20aまたは21aのどちらかが開路する。またこの場合は遮断器1の補助接点12aも開路している為、遮断器開放指令接点32が閉じてもタイマリレー40は通電されず、上流遮断器2に引き外し指令を出力することはない。
実施の形態6
この発明の実施の形態6における遮断器制御回路の構成を図6について説明する。
図6は、発電機3の主回路に接続された遮断器1(発電機主回路遮断器)が変圧器4を介して上流系統の送電線に接続された遮断器2を有する発電機系統であるが、更に変圧器4の2次側に変圧器5および他の関連する遮断器6、例えば界磁遮断器を介して他の上流系統に接続された発電機系統を追加したものに、この発明を適用した場合の図である。
以下、図6における遮断器制御回路について説明する。遮断器制御回路が、遮断器引き外し回路と遮断器不動作検出回路で構成される点は、図3に記載の実施の形態3とほぼ同じであるが、タイマリレーを2個使用している点が異なる。
即ち、遮断器不動作検出回路は、正負電源端子P1、N1間に、上流遮断器2、6へ開放指令を出力する並列接続された2つのタイマリレー40、41と、遮断器1の補助接点12aと、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20aと、系統の事故検出時に閉じる開放指令接点32とが直列に接続されて構成されている。上記タイマリレー40は上流系統に接続された遮断器2に開放指令を出力する接点40aを、タイマリレー41は上流系統に接続された遮断器6に開放指令を出力する接点41aを有し、2つのタイマリレー40、41は開放指令の動作時間に時限協調が取れるように、それぞれの設定時限が少し異なるようになっている。
次に図6における遮断器制御回路の動作について説明する。
まず、発電機3に関連する事故が発生し、それを検出して過電流継電器(図示せず)などが作動した場合に、過電流継電器は遮断器1に対して開放指令を出す。この開放指令は、制御回路の開放指令接点31、32を閉じることで行われる。
遮断器引き外しコイル10に断線がない場合は、制御回路の遮断器引き外し回路では、正電源端子P1から遮断器開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10を通じて負電源端子N1に電流が流れ、遮断器1の引き外しコイル10が通電される。
こうして遮断器1の引き外しコイル10が通電され、コイルが励磁されることにより遮断器1の主回路を開き、発電機事故を系統から除去する。
その際、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20が通電され、そのリレーの接点20aは開路する。またこの場合は遮断器1の補助接点12aも開路している為、遮断器開放指令接点32が閉じてもタイマリレー40、41は通電されず、上流遮断器2、6に引き外し指令を出力することはない。
一方、遮断器引き外しコイル10に断線がある場合は、まず制御回路の遮断器引き外し回路では、遮断器開放指令接点31が閉じたとしても、正電源端子P1から開放指令接点31、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20、遮断器1の遮断器の補助接点11a、遮断器1の引き外しコイル10、負電源端子N1に通じる回路に電流は流れず、遮断器1の引き外しコイル10は通電されない。
したがって遮断器1に接続された発電機に事故が発生していても、遮断器1の主回路を開路することは出来ず、事故が継続することになる。
しかしながら、遮断器引き外しコイル10に断線が生じている場合は、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル20は励磁されず、断線検出用リレーの接点20aは閉路したままである。この場合、制御回路の遮断器不動作検出回路では、遮断器1に接続された発電機3に事故が発生し遮断器開放指令接点32が閉じると、正電源端子P1から開放指令接点32、遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点20a、遮断器1の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点12a、上流遮断器2、6へ開放指令を出力するタイマリレー40および41、負電源端子N1を通じてタイマリレー40、41が励磁される。タイマリレー40が設定された第1の時間通電されると、そのリレー接点40aが閉じ、所定時限後に上流側遮断器2に対して引き外し指令を出力する。またタイマリレー41が設定された第2の時間通電されると、そのリレー接点41aが閉じ、上記タイマリレー40とは異なる動作時間の所定時限後に上流側の関連遮断器6に対して引き外し指令を出力する。
これにより、遮断器1に対して開放指令が与えられたにも関わらず、遮断器1が不動作の場合に、系統の上流側遮断器2および関連遮断器6を開放し、事故点を系統から切り離し、事故継続を防止する回路を得ることができる。
この発明の実施の形態1に関する遮断器制御回路の模式図を示す。 この発明の実施の形態2に関する遮断器制御回路の模式図を示す。 この発明の実施の形態3に関する遮断器制御回路の模式図を示す。 この発明の実施の形態4に関する遮断器制御回路の模式図を示す。 この発明の実施の形態5に関する遮断器制御回路の模式図を示す。 この発明の実施の形態6に関する遮断器制御回路の模式図を示す。
符号の説明
1:遮断器 2:上流遮断器
3:発電機 4:変圧器
5:変圧器 6:関連遮断器
10、10a、10b:遮断器の引き外しコイル
11a、12a、13a:遮断器の補助接点
20、21:遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイル
20a、21a:遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点
31、32、33:事故時の遮断器開放指令接点
40、41:タイマリレー
40a、40b、41a:タイマリレーの接点
P1、N1:正負電源端子

Claims (6)

  1. 遮断器の引き外しコイルと、前記遮断器の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点と、電流動作タイプの遮断器引き外しコイル断線検出用リレーのコイルと、系統の事故検出時に閉じて前記遮断器の引き外しコイルに通電しようとする接点とが、正負電源端子間に直列に接続されてなる遮断器引き外し回路、及び前記遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの通電時に開路する遮断器引き外しコイル断線検出用リレーの常閉接点と、系統の事故検出時に閉じて通電する接点と、前記遮断器の閉路時に通電状態となる遮断器の補助接点と、設定された時間の通電継続により上流遮断器へ開放指令を出力するタイマリレーとが、前記正負電源端子間に直列に接続されてなる遮断器不動作検出回路を備えてなる遮断器制御回路。
  2. 前記上流遮断器は、遮断器を通して受配電系統の上流系統に接続されている遮断器である請求項1に記載の遮断器制御回路。
  3. 前記遮断器は発電機主回路の遮断器で、上流遮断器は、前記遮断器を通して上流変電所に接続されている遮断器である請求項1に記載の遮断器制御回路。
  4. 前記タイマリレーは、少なくとも2つの開放信号を出力する接点を有し、一方の接点は上流変電所に接続されている遮断器に対して開放指令を出力し、他方の接点は他の関連する遮断器に対する開放指令を出力するようにした請求項3に記載の遮断器制御回路。
  5. 前記タイマリレーは少なくとも2つのリレーで構成され、一方のリレーの接点と他方のリレーの接点は動作時間に時限協調を持たせたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の遮断器制御回路。
  6. 前記遮断器は2組以上の引き外しコイルを有し、すべての引き外しコイルが断線した時に、前記タイマリレーは上流遮断器へ開放指令を出力するようにした請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の遮断器制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103293350A (zh) * 2013-06-06 2013-09-11 国家电网公司 微型模拟断路器
CN106526472A (zh) * 2016-11-18 2017-03-22 国家电网公司 一种断路器综合测试装置

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